このページでは逃走者やゲーム内容以外のあれやこれや(ゲーム内で紹介されたネタなどの補足)をまとめます。尚、出演番組については頻出番組リストを参照。

+ 目次

ナレーション・実況

マーク・大喜多

声優・ナレーター。オーストラリア出身。1991年から活動を開始し、主にCMのナレーションを務め、「リポビタンD」「洋服の青山」「冬スポ!!(スキー・スノーボード用品販売イベント)」を担当。また、「仮面ライダーディケイド」の変身ベルト・ディケイドライバー及びディエンドライバーの音声も務める。

逃走中では初回「渋谷」からナレーションを担当し、「ザ・リアル 解除中・捜索中」「Battle Royal」「生逃走中」以外の逃走中・戦闘中・クロノス・ジャンプ!シリーズは全て担当しているまさに「逃走中の陰の功労者」。ハンターに発見された時の「見つかったぁ…」という言い方が一番モノマネされる(しやすい)。また、オーストラリア出身という事もあり特技は英語。そのため英単語が出てくるときの本気の発音もポイント。
基本MCがいない逃走中において視聴者に向けてのルール説明・状況説明から逃走者イジりまで全てを担当しており、特に無残に散った確保者へ少々毒を放つ「軽イジリ」も恒例。これでも深夜放送のクロノスまではかなり落ち着いた雰囲気でナレーションをしており、現在ぐらいのテンションになったのはジャンプ!時代あたりから。

福永一茂

元フジテレビアナウンサー。1998年にニッポン放送に入社するが、2005年に起きたニッポン放送への敵対的買収事件で翌2006年にフジテレビへ転籍。その後もスポーツアナウンサーをメインに活動。2016年のリオ五輪には中継・実況としてフジテレビから派遣された。バラエティでは「ほこ×たて」の実況を担当。「絶対に壊れない金属VS絶対に穴を開けるドリル」などの名勝負を盛り上げた。
2017年に営業部に移動。「一社員」であるアナウンサーが畑違いの部署に異動し実質的にアナウンサーを辞めることはよくある(例として総務局に異動した境鶴丸、ネットワーク局に異動した久代萌美がいる。両社とも退社済み。)のだが、その後もアナウンサーへの復帰願を提出し続け、2022年に岩手めんこいテレビへの出向しアナウンサーとしての活動を再開。「キー局アナ→別部署→地方局アナ」というルートは極めて異例でもある。現在は岩手のスポーツ中継や報道記者として活動している。

クロノスシリーズでは戦闘中「アスリート天下統一戦」の実況を担当。

矢野武

フリーアナウンサー。俳優として活動を開始し、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」、大河ドラマ「春日局」などに出演。が、俳優業に行き詰まりを感じた際、格闘技専門チャンネル「サムライTV」開局特番の司会を薦められる形でオーディションを受け合格。これを機にスポーツ実況へとシフトし、「PRIDE」「RIZIN」などの格闘技の試合実況を担当。その他TBS「炎の体育会TV」などのバラエティ番組における対決物の実況でもお馴染み。白熱した真剣勝負からくだらない戦いまで熱く伝えており、特に「世紀の番狂わせ」と呼ばれた2015年ラグビーワールドカップ 日本VS南アフリカの試合も実況している。

クロノスシリーズでは戦闘中「超人サバイバル大決戦」の実況を担当。

小林ゆう

声優・歌手。高校生の時にスカウトを受けて元々モデルとして活動していたが、モデルには全く興味も関心もなかった中でその時受けていた演技指導で演技と声優業を知った上で芝居に興味を持ち、声優としての活動を開始する。様々なアニメやゲームに出演しており、少年役から女性役まで演技の幅は広い一方、演じ分けも巧みで各回の主要キャラを演じるアニメ「ねこねこ日本史」の劇場版では主役を含め19役もの声を担当した。
一方、声優メインのラジオや番組ではぶっ飛びっぷりを見せることも多く、特に「何を描いても原型のかけらもない謎の黒いもじゃもじゃ」「それに上書きされたような出血のような赤」という画風は「画伯」と呼ばれ、度々出演のアニメのエンドカードやゲームにも登場する。
同じく「女性声優界の奇人」金田朋子とは声優番組での共演もあり、アニメ「ポプテピピック」では「けものフレンズ繋がり(小林はツチノコ役、金田はトキ役)」として第5話Aパートを担当した。ここまで読んでくれた方は察したと思うが御多分に漏れずであった…

逃走中ではNetflix「Battle Royal」のナレーションを担当。マークとは打って変わった冷酷なナレーションで地上波版逃走中とは違うスリルを体感させた。
また、アニメ「逃走中 グレートミッション」ではパンナ・ラヴ、根津忠太の声も担当している。

伊藤利尋

フジテレビアナウンサー。1995年に入社。同期は森昭一郎、菊間千乃(退社し現在は弁護士)、高木広子(旧姓:杉浦 退社済)がいる。主に「スーパー競馬」「F1グランプリ」のスポーツ中継や「めざましテレビ」「とくダネ」「バイキング」などの情報番組、「とんねるずのみなさんのおかげでした」などのバラエティを担当。特に「めざましテレビ」では「アミーゴ伊藤」として列島中継を行っていたことから「アミーゴ」が愛称となっている。
「ネプリーグ」「VS嵐」「VS魂」では「天の声」として進行を担当し、一時期は情報番組担当になって外れても終了後に復帰するなどその信頼度は視聴者にとっても絶大。一方、「みなさんのおかげでした」内で行われた「人間カーリング」では転倒し額を割る事態になったり、局次長と管理職でありながら「ドッキリGP」では「秒でジップライン落下」を仕掛けられるなど未だにイジラれキャラ。

逃走中では3年連続で大晦日SPの進行及び「生逃走中」パートの実況を担当。これまで「ネプリーグ」や「VS嵐」でも見せた流石の実況力を見せつつも、逃走者が確保された時の絶叫も恒例。やっぱこの人しか適任がいない気がする。

宮司愛海

フジテレビアナウンサー。入社時は「めざましテレビ」や「潜在能力テスト」のアシスタントを担当、2018年に放送開始「S-PARK」にてキャスターに起用されて以降はフジテレビのスポーツ担当となり、2021年の東京五輪、2022年の北京冬季五輪でのフジ系列の中継・ハイライトのキャスターを担当。2022年からは夕方のニュース「Live News イット!」を担当。

逃走中では大晦日SPにて2年連続で伊藤と共に大晦日SPの進行を担当。「生逃走中」パートでは主にルール説明や視聴者には中々なじみの無いフジテレビ局内の逃走エリアの補足を行った。
また、「美女とハンターと野獣」では野獣が出現したイオンレイクタウンから現地でリポートし、通りかかった「館内にいた男性」にもインタビュー。ちなみにこの時に行われたアラーム解除ミッションである「男女で2ショット写真を撮る」という解法において、「男性逃走者はベルと撮影してもOK」だったのだが、「宮司アナと撮影してもOK」というルートが瀧澤氏によって明かされていたが、このルートでの解除者はいなかった。

スタッフ

高瀬敦也

元フジテレビスタッフ。1998年フジテレビ入社。2003年に編成に異動。アニメ「金色のガッシュベル!!」のプロデューサーを務め、さらに現在も続く深夜アニメレーベル「ノイタミナ」を立ち上げた。その後はバラエティ編成企画として「逃走中」を始め「Numer0n」「有吉の夏休み」「潜在能力テスト」などを担当。2018年に退社後は株式会社ジェネレートワンを立ち上げ、自身のYouTubeチャンネルにて「ADEL33」を制作。その他にも「伯方の塩2代目CMオーディション」や漫画「二択歩行」の原作、書籍の執筆など様々な事業を行っており、2023年には落選承知で渋谷区議会選挙に立候補し、中々知ることのできない「選挙戦のリアルな裏側」を提供している。単発番組に関しては現在も生き残っている物も多く、特に2022年元日は18時~21時が「逃走中」、21時からが「有吉の冬休み」とフジテレビを離れてからも両番組がフジテレビの元日を占めるという安定した強さを誇る。
単発特番も多数制作した中、出演者には「過去の番組でいい働きを見せた人達をヘビーローテーションする」と言う事も多く、逃走中でも出演回数上位の田中卓志眞鍋かをり・オリエンタルラジオ(中田敦彦藤森慎吾)・狩野英孝春日俊彰を筆頭に、バナナマン(設楽統日村勇紀)や有吉弘行を起用することも多い。
自身のYouTubeチャンネルでは逃走中の立ち上げから裏話について語っており、特に「『ジャンプ!森の公園』はもともと川越で逃走中をしようとしたが雪で中止になり、急遽場所を変更した」という初出し情報も。一方でネットで度々投稿されバズることで知られる「ハンターの条件(100m何秒以内、身長180cm以上など)」については完全に否定しており「まずはアンドロイドでいられるかが大事」「現場判断も多い以上、走力だけではなく総合的に性能の良いハンターでないといけない」と語っている。

笹谷隆司

現逃走中スタッフ。逃走中第1回・渋谷編からプロデューサーを務め、現在はチーフプロデューサー。ノベルス版監修や逃走中Battle Royalの制作統括プロデューサー、中国版逃走中「全員加速中」の監修など逃走中サーガの全てを知る。
現在はフジクリエイティブコーポレーション(FCC)制作センター長を務める他、「テレビ版アカデミー賞」とも言われ、逃走中も2010年に「リアリティ・バラエティ部門」にノミネートされた「国際エミー賞」の審査員、フジテレビの新人研修講師を務めている。
その他の担当番組では「アイドリング!!!」「直撃LIVE グッディ!」「千鳥の鬼レンチャン」などを担当。また、FCCはフジテレビの番組のみを手掛ける訳ではないため、NHK「世界びっくり旅行社」、TBS「変装かくれんぼ ハイド&シーク(初期)」なども手掛けている。

現役スタッフかつあまり表舞台に出る方ではないため制作の裏側を語る事は少ないものの、2022年年末には「週刊フジテレビ批評」に出演。同年大晦日開催「お台場大決戦」参戦者であるクロちゃんと共に逃走中の裏側について語った他、逃走中20周年の際には公式で初めてパイロット版逃走中について言及した。また、全員加速中1stシーズンのドキュメンタリー(メイキング)においても登場し中国版スタッフの取り組み方への姿勢を讃えている(こちら)。

瀧澤卓

現逃走中総合演出。FCC所属。クロノス時代からADとして逃走中に携わり、「ハンターと鋼鉄の魔神」から演出を担当し、「ハンター迎撃作成」からは総合演出を担当。現在は主に3時間SPの通常回の総合演出、「大みそかSP」・「FNS逃走中」「BattleRoyal」と言ったビッグマッチでは演出を担当している。
その他にも「KEI-DRONE」「超水上サバイバル オチルナ!」などのゲーム番組や、「ライオンのグータッチ」「サスティな!」などを担当している。

現行の逃走中指揮官的立場でもあり、X(旧:Twitter)においても宣伝や裏話を担当。「私のバカせまい史」にて「逃走中でトーク番組やってみた」まで取り上げられた際にはそのリサーチ力に驚きを見せた一方、「ライバル」とも言えるTBS「THE鬼タイジ」の初期において、「泳いて追いかける鬼からサップボードで逃げる」「ドローンに体当たりされぬよう逃げる」といった「オチルナ!」や「KEI-DRONE」を模倣したとも言える内容に苦言を呈したことも。その事もあってか「THE鬼タイジ」は「地域一帯や施設全体を使った戦い」へと変化。互いにパロディを掛け合うなど良きライバル関係へと発展することとなった。

庄司裕暁


未来ドラマキャスト

ゲーム参戦経験のある高知東生浜野謙太鈴木福に関しては個人ページを参照。

細田善彦

初代ゲームマスター・月村サトシ役。デビュー当初及び逃走中出演当初は「細田よしひこ」名義で出演。
2004年にNTT東日本のCMでデビュー。2007年にドラマ「ライフ」にて表の顔は優等生ながら実際はサディストの末、発狂にも等しい形で福田沙紀演じる安西愛海を追いつめる佐古克己役を演じ大きな話題に。
その後も「ウルトラマンX」や大河ドラマ「花燃ゆ」「真田丸」「青天を衝け」などに出演。特に放送局は違うものの脚本が同じ武藤将吾氏が携わった「ジョーカー 許されざる捜査官(フジ)」→「3年A組 -今から皆さんは、人質です-(日テレ)」→「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-(日テレ)」に出演しており、実はこの事が物語における大きなキーポイントとなっている。
「ライフ」を始め悪役が多かった中で初代ゲームマスターとして逃走中開催の妨害に立ち向かうという主人公格ということに驚いた視聴者も多かった一方、総裁の攻撃で負傷し2012年度前半は療養、そして2013年度はほぼ初っ端からヘリオス社に拉致され…と、何気に名前が明らかになってからの逃走中ゲームマスター実働期間は1年半と短い。特に2013年には事務所退所と「リアルに出られない状態」になってしまっていたが、ギリギリ2014年4月に新事務所に所属し何とか最終決着できただけでも。
とはいえ現在でもノベルス版・アニメ版でも「ゲームマスター・月村サトシ」の名とイメージは残っており、逃走中のゲームマスターを印象付けてくれた功労者でもある。
その後、「逃走中in春の祭典2020」にてはドラマ「竜の道」チームとして出演し、チームメイトの今野浩喜が挑むエキシビションマッチを見届けた。

駿河太郎

二代目ゲームマスター・如月カケル役。父は駿河学こと笑福亭鶴瓶。
音楽留学を経てバンド活動を行いボーカルとギターを担当。30歳を機に俳優に転向するという異色かつ遅咲きの経歴。2011年には朝の連続テレビ小説「カーネーション」にてヒロイン・小原糸子の夫である川本勝役で出演。その後も「半沢直樹」「小さな巨人」など多くのドラマに出演。演芸界の大御所役を演じることも多く「BS笑点ドラマスペシャル」では故・立川談志役、「やしきたかじん誕生物語」では故・やしきたかじん役で主演を務めている。
父の鶴瓶からは幼少期から読売テレビ「鶴瓶上岡パペポTV」で度々話されており、俳優になってからはCM「ヤマキのめんつゆ・割烹白だし」で親子共演を果たしている。
月村なき後を支えた二代目ゲームマスター。陽気で楽天的だが出されるミッションは割と容赦がない。そして実際の出演期間はわずか10ヶ月(時空を超える決戦~めちゃ逃ゲ)なのだが、以後ミッション発動映像が使い回しになった結果2020年8月までと一応6年間ゲームマスターをやっていることになる。四角四面だった月村に対し、エキシビションマッチの目利き王でもしっかりミッション発動したりとやっぱりそこらへんの対応のゆるさが逃走中がいい意味で長続きした要因かも。

足立梨花

三代目ゲームマスター・青山シズカ役。
2007年にホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得。2010年には「Jリーグ特命PR部 女子マネージャー」に就任。1年で当時のJリーグホームスタジアム37か所を訪問する奮闘を見せ3年間勤め、退任時には「名誉マネージャー」の肩書となった。2013年には朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に出演。東京で活動する「アメ女女学園芸能コース」のセンター・有馬めぐ役として主人公・天野アキと敵対し、その言動に当時のネットでは役とはいえ批判や荒れるという事態が起こったものの、これを機にドラマ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」「悪女の全て」「復讐の未亡人」など悪女役も多数演じている。
大の漫画好きであり、テレ東「特捜警察ジャンポリス」では「管理官」として度々ジャンプ作品のコスプレを披露。現在も当時の出演者である生駒里奈と共にジャンプイベントに出演することも。

ゲームマスター候補生として月村の下に配属された青山シズカ。月村や高月ハンゾウ相手には常に真面目であまり感情を出さないように思えるが、朱月サクが裏切っているのではと捜索する際には「そうではないとあってほしい」と願ったり、月村の遺志を継いで逃走中を運営し、さらに10周年記念ゲームが待っている際には陰で弱音を吐くなどやはりまだまだメンタルは未熟。そして新ゲームマスターとなった如月の自由で楽天的な性格とゲームプランに苦手意識を持っているという弱点も。
が、一応「ゲームマスター候補生」という肩書ながら逃走中未来ドラマの新録は2014年からずっと止まっている状態となり、2019年の「逃走中15周年記念プロジェクト発表会」に登壇した際には「20歳から撮り始めて1年ぐらいはちょこちょこ撮っていたがいつのまにか呼ばれなくなって、でも番組見ると私いるんですよ。」「5年経ったので当時のショートパンツは紛失・サイハイブーツが入らなかったのでミニスカート・ロングブーツに新調(ジャケットは入ったがちょっと黄ばんでクリームがかっている状態)」「髪の毛の長さも変わった(当時はロング、登壇時はショート)のでそろそろ撮り直したい」と未来ドラマ再始動を訴えていたが、2020年10月の「ハンターと鋼鉄の魔神」からついに三代目ゲームマスターに就任。長年放送され「ミッションの傾向も分かってきた」と豪語する逃走者を嘲笑うかのように新型ハンターの大量投入に過酷なミッションの連発で全体的に逃走成功率も下がっており、やはりかなりのドSに。一方、如月と似たタイプのバガンザに苦手意識を持ったり、折角用意したAI「クロノス」が全然噛み合わなかったりとやっぱり自分の空気感と合わないタイプに苦手意識を持つのは変わらず。一方、実働期間は既に師匠・月村を超えている。

ちなみにCMPRのニュースなどにおける本人のプロフィールでも代表作は「あまちゃん」と「逃走中」。主演ドラマでいいじゃん…

佐藤二朗

NETFLIX版「Battle Royal」ゲームマスター。
大学時代から「土日に演劇活動をしたい」という理由で就職活動を行うも落ち続け、せっかく入社したリクルートも1日で退職。劇団にも中々入れず一旦諦め広告代理店で働きながら演劇ユニットで活動。その後、劇団「自転車キンクリート」に入団し俳優として本格活動。舞台を見た堤幸彦(ドラマ「TRICK」など)が起用した事が話題となり、「ケータイ刑事 銭形シリーズ」などの堤作品や「勇者ヨシヒコシリーズ」などの福田雄一作品の常連となる。顔を大きさを生かしたコワモテ役から、ほぼ素に近くアドリブだらけのコミカルな役まで幅広く演じている。また、バラエティ番組ではNHK「歴史探偵」の所長(司会)やフジ「99人の壁」の主宰を担当。99人の壁では「自由奔放な行動を取る子どもの参加者に手を焼く(通称「学級崩壊」)」「マニアックすぎる知識を披露する参加者に置いてけぼりになる」「本気で100万円を阻止しにかかる強豪ブロッカーにブチギレる」などの迷主宰っぷりを見せた。

海外を見渡してもまだまだシズカのような「女性ゲームマスターの番組」が少ない事や、バックグラウンドが分かりにくいことを加味して「Battle Royal」でゲームマスターを担当。ゲーム開始時はブルークロウの姿で逃走者の前に登場し、その後姿を明かしてゲーム運営を行う…のだが「ゲームのコントロールパネルが反応しない」「裏切り者が描かれたカードをカメラが見ようとしてスタッフに怒る(3回)」「中途半端に渡部篤郎さんのモノマネをする」「賞金を手離さず、最後はブラウンクロウに強引に持っていかれる」など、普段の逃走中とは逆にギスギスドロドロだらけの本編を緩和する役割を担った。要はいつもの二朗さん。

津田寛治

クロノス社幹部→ヘリオス社幹部・有明リョージ役。
映画俳優を目指し上京、小劇団の劇団員として活動しながら録音スタジオ内の喫茶店でアルバイトしていた店に北野武が来店した際に自らを売り込み映画「ソナチネ」でデビュー。以後、映画・ドラマからショートフィルムまで多くの作品に出演し、自らも映画監督・脚本として活動。またフジ「痛快TVスカッとジャパン」では他人に横柄やいじわるな態度を取った結果天罰が下るという「ツダカン劇場」が恒例となったほか、フジ「今夜はナゾトレ」のナレーションも務めている。
最初の登場時こそ月村を労う様子を見せていたが、実際は総裁と繋がっておりハンターX計画に向けて作戦を実行。「狙われたハンター」ではゲーム途中の妨害やニセ逃走者を送りこみハンターの起動方法を探っていたが、警戒していた月村に見透かされた上、逆探知で正体を突き止められ警備員を向かわされたが総裁の手引きもあってか脱出に成功。その後、ハンターX計画の罪は全て総裁が被ったことにより嫌疑不十分により不起訴。そのままライバル企業・ヘリオス社の幹部に収まり再び月村と敵対。今度は息のかかった朱月サクを送り込み月村を拉致。その間に朱月のゲームでハンターごと奪おうと企み、最後はサクの捨て身でハンター1号機を奪うことに成功。朱月を切り捨て月村を始末し計画を完遂させようとするが、月村がハンターの自爆装置を起動したことによりその場から逃げ出した。
「コロニー間の領土開発・資源戦争」に対し時間はかかるが融和的で平和的な月村・クロノスサイドに対し、武力による迅速な制圧をもくろむという意味で完全な敵役。特に2013年度はずっと苦しめられた存在でもある。
結構ツダカンさんはこの「逃走中」や「スカッとジャパン」など敵役・憎たらしい役の印象が強いか、TBS「リアル脱出ゲーム」、ドラマ「特捜9」「アイゾウ」など頼れる上司のどっちを経験するかで印象が変わる人だと思う。

森口瑤子

上級分析官・竹取カレン及びクロノス社総裁役。
1983年にミス松竹に選出され映画「男はつらいよ」でデビュー。大河ドラマ「葵 徳川三代」「利家とまつ」、ドラマ「やまとなでしこ」「温泉マル秘大作戦」、映画「八日目の蝉」など多くの作品に出演。ドラマ「相棒」では杉下右京が通う料理屋「こてまり」の女将としてレギュラー出演している。また、TBS「プレバト」では俳句名人として最短回数での名人昇格・女性初優勝を果たしている。
パスワードのロックがかかったファイルを開くためにハンゾウが呼び寄せた分析官。月村の母(故人)とは友人であり、月村本人とも面識があった。パスワードを解除しハンターX計画を知り、さらに逆探知で有明が関わっていると突き止める。その後は月村のサポートも兼ねて共にゲームを進めるが、その正体はハンターX計画を推し進める総裁本人。月村にも知られないにように極秘で総裁の正体を探ろうとするハンゾウを「ハンターX計画を陰で操る総裁」とスケープゴートにし、月村が引っかかった所で警備員に気絶させ拉致しハンターの起動権を手に入れゲームを乗っ取ることに成功。逃走中のゲームメイキングをめちゃくちゃにし終焉させハンターを自分の手中に収めようとするが、月村の思いに応えた逃走者たちの決死の戦いによって阻止。尚も諦めずハンターを起動させようとするが、最後は月村の機転で銃を突き付けられ投降・拘束された。が、連行する際にカラス型ロボを起動。すべてが終わったと思った月村に突撃させ瀕死の重傷を負わせるなどただでは転ばなかった。
大胆な計画の首謀者ながら性急な行動はとらず、失敗した有明を責めるどころか陰で逃がす手引きをしたり、逮捕後はハンターX計画の罪を全て被ることで逆に有明を無罪放免にし再起を計らせるなど、目的のためなら自分の身すら犠牲にする。そんじょそこらのラスボスより器がでかい分恐ろしい。そしてそれを普段は割と穏やかだったり元気な役が多い方がやるから余計に怖い。

笠原竜司

ハンター1号機(01KR)役。
俳優・声優。1986年にジャパンアクションクラブ(現:ジャパンアクションエンタープライズ)に所属し活動開始。1996年に退団するが、現在は別の事務所に所属して活動している。様々なドラマ・アニメ・舞台に出演する一方で、自身のYouTubeチャンネルではオリジナル曲をウクレレの弾き語りに乗せて披露している。

逃走中では初回「渋谷」から登場。

北川弘美


上原歩


梅宮万紗子


冨浦智嗣


大竹しのぶ

レジェンドゲームマスター・兎川バガンザ役。
16歳の時にドラマ「ボクは中学生」の相手役オーディションに合格し芸能界入り。その後、多くのテレビドラマ・映画・舞台と50年以上に渡り第一線に立ち続けている。
元夫に「お笑い怪獣」明石家さんま、娘にIMALUを持ち、離婚後の現在でもさんまと交流を持ち、番組に出演しエピソードを暴露する一方、さんまからも自身の奇行を暴露されることも多い。

逃走中では「お台場殿の31人」に登場。
クロノス社では知らない者はいないという「レジェンドゲームマスター」。初の大晦日決戦の運営に挑むシズカの元に激励に訪れた…のだが、指令室につくなりシズカをどかし、当初シズカが組み立てていたプランから盛り盛りに。一方、シズカのことを「小娘」と言ったり、復活カードを8枚も獲られて責められると癇癪を起すという問題っぷりも。
澤部佑「一般企業でもあるでしょこういう事。」
岩井勇気「自分の時代の感じでやっちゃうんだよなぁ。」
また、「メダリストハンターと言いながら用意したのが22年前のオリンピック選手であるエリック・ワイナイナハンター」「やまかつWINKの『さよならだけどさよらなじゃない』を口ずさむ」などどうしても知識が古め。
だが、復活カードを大量に獲られてもその後に「確保者が忍から逃げる復活ミッション」で復活者を抑えたり、ゲーム序盤から撒かれていた伏線を回収する最終ミッションなど、その構成力・アドリブ力は決して「レジェンドゲームマスター」と言われていないだけある。

同年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には歩き巫女として登場しており、放送10日前のリリースでも「大河ドラマ出演俳優が『レジェンドゲームマスター』として出演」と予告されていたが、放送前日に発表されたまさかのキャスティングに逃走中ファンも驚きを見せた。というか大竹さんのフットワークが軽すぎる。

秋山竜次

最新AI「クロノス」役。

上京後アルバイト中に吉本の養成所・NSCの看板を見かけ、幼稚園から高校までの同級生だった馬場裕之を東京に呼び入学。さらに養成所で一度コンビを組んだことがあった山本博を加えお笑いトリオ「ロバート」を結成。フジ「はねるのトびら」、テレ朝「Qさま!」などで知名度を上げ、2011年の「キングオブコント」で王者に。また、恰幅の良い体から故・梅宮辰夫の面をつけての「体ものまね」や、架空の人物になりきる憑依芸「クリエイターズ・ファイル」でも人気を獲得するなど、「キャラコント」の第一人者。

「FNS逃走中2023」に登場。
はねトびメンバーではキングコングドランクドラゴンインパルス北陽は逃走中参戦経験があるものの、ロバートだけは参戦したことがない中でまさかの「先にドラマパートで出演」。
この年の27時間テレビにおいても総合司会のかまいたちダイアンとは別に「『TVが一番元気だった時代を知る男』総合プロデューサー・唐沢佐吉」や「『Mr.アジア5冠』ペリー・キー」として登場する中、逃走中パートにも登場。
新開発されたという最新AIをシズカが持ち込み、ハンター放出阻止ミッション前にミッション案について尋ねるが、その容姿は銀タイツに黒パンツと「大分昔の未来型ロボット像」、そして話し方もぎこちなければ聞き取り力も壊滅的とその性能は現代の音声アシスタント「Siri」以下。当然シズカもイライラし、モニタリングする田中卓志からも「最新AIなのに古い」という始末。一方、シズカのハンター放出阻止ミッションに対し「面白味がない」と判断し、今までの常識を覆す「27時間テレビスペシャルハンター」の投入を提案。流石に逃走中の緊張感を削ぎかねない提案にシズカは渋るが、ノリの悪さをダメ出しされ、最後的にシズカも提案を受け入れて予定していたハンターを差し替えて投入することに。

ただ、結果的に「逃走者を翻弄しながらもスカす」という27時間テレビらしいお笑いのこもった、しかし逃走中の緊張感を維持する展開に加え、翌年以降も「27時間テレビ限定スペシャルハンターとの対決」が登場するなど、なんだかんだ最新AIは凄かった。

BGM・テーマ曲

Methods of Mayhem

C.O.N. SEQUENCERの曲。曲名を日本語訳すると「騒乱の手法」。
逃走中のメインテーマ曲。だが、実は最初に使用されたのはBSフジの「ザ・リアル 解除中&捜索中」。地上波版ザ・リアルでも使われていたが初期の単発逃走中では使われておらず「ハウステンボス(2007)」で本格的に使用され現在に至る。
CMやゲームスタート時のタイトルバック・オープニング、そして残り1人やラスト1分のクライマックスで流れることが多く、逃げ切れるかどうかの最終決戦を盛り上げてくれる。

Screaming Wall

ハンター捜索時のBGM。ドラマ「ハンドク!!!」のサウンドトラックより使用されている。
ハンターの神出鬼没な感じと捜索感を出す初期からの名BGMなのだが、追走時の「Running One」より陰が薄め。そしてその他が洋楽なのに対し「ドラマサウンドトラックからの出典」という事に中々気づかずファンの間でも捜索が難航したほど。

Running One

ハンター追走時のBGM。元々はドイツの映画「ラン・ローラ・ラン」のサウンドトラック。映画自体も「時間内に金を返すために主人公が様々な手法で調達し間に合うよう奮闘する」という「時間に追われる戦い」なだけに、疾走感がハンターの速さを引き立てる。
少なくとも最早日本国内では元の映画より「ハンター追走時のあの曲」のイメージが非常に強くついており、他のパロディネタにおいても「黒スーツ黒サングラスの男×Running One=逃走中」と十分認識されるほどの知名度。

The Egg and I

牢獄deトークにて使用されるBGM。アニメ「カウボーイビバップ」の劇中BGM。作曲は菅野よう子。

Dies iraeSanctus

賞金獲得時のBGM。どちらもイギリスの少年合唱団・Liberaによる歌唱。「Dies irae」はイントロ部分のみ使われており、メドレーの形で「Sanctus」がが流れる。
激闘を経て疲労困憊になりながらも逃走成功の喜びを逃走者と視聴者が共に分かち合う曲。

Tempest

DVD・FOD版にて上記の「Methods of Mayhem」に変わりオープニングとクライマックスで使用されるBGM。アーティストは「5 Alarm Music」。

Catch Me

「クロノス」時代のテーマ曲。アーティストはJYONGRI。エンディングの次回予告には通常版が使われており、オープニングの提供バック及びルール説明時にはTrance Versionが使われている(どちらもiTunesで購入可能)。
また、番組内では楽曲のリミックスコンテストも行われ、最優秀賞に輝いた作品は実際に「潜伏中→護衛中 城下町」の次回予告で使用された。
逃走中だけでない様々なクロノスゲームを抱合するクロノス時代を象徴する曲。

Nine Sisters

解除中でのコード切断時の曲。セーフか、爆破か。Running Oneとはまた違う緊張感が高まる曲。
同曲は映画「アヴァロン」のサウンドトラックから使用。「Nine Sisters」のみならず同映画に登場する「Log In」「Voyage to Avalon」などはテレビ番組のBGMとして使われることも多く、テレ朝「テストザネイション」、TBS「フードバトルクラブ」「SASUKE」、フジ「ほこ×たて」などで使用されている。1曲あるだけでもこだわり派テレビ好きは十分楽しめるはず。ちなみに管理人は自分の誕生日プレゼントにサウンドトラックCDを購入した。これがあるだけでめちゃくちゃ楽しめる。

Hotaka (Uber Tmar Remix)

戦闘中「零陣」~「超人サバイバル大決戦」までのテーマ曲及び戦闘時BGM。アーティストはイギリスの音楽ユニット「Juno Reactor(ジュノ・リアクター)」。

マツケンサンバⅡ

松平健の曲。「マツケンサンバ」シリーズの2曲目であり、元々は松平の歌謡ショー用の曲。金色の着物と故・真島茂樹による振り付けの「腰元ダンサーズ」によるダンスなどが特徴。2004年にリリースされ大ヒットを博し、同年の「紅白歌合戦」で初出場、「日本レコード大賞」でも特別賞を受賞するなど、若い人にとっては「暴れん坊将軍」よりも知名度が高いであろう楽曲。

逃走中では大晦日SPにて逃走中用に歌詞を変更して使用。
2022年では本編の「お台場大決戦(お台場殿の31人)」開始前にオープニングアクトで披露。2023年・2024年には年明け後としてエンディングとして披露され、2023年/2024年には当楽曲と同じく20周年を迎え「20周年スペシャルバーション」として逃走中20年の歴史に乗せて、2024年/2025年には「2025スペシャルVersion」として本編「ハンターと18人の金メダリスト」のハイライトに乗せて披露された。それぞれのバーションでピックアップされた場面は下記を参照。
+ 20周年スペシャルバーション
  • 正規放送第1回「渋谷」編 伝説の保阪尚希 木登り逃走成功
  • ミスター逃走中・田中卓志初参戦 エレベーター内で確保の迷場面(ジャンプ!お台場)
  • ベテラン芸人も奮闘してます(江戸・日村勇紀&設楽統、ハンター迎撃作戦・柴田英嗣、USJ・中岡創一、ハンターと鋼鉄の魔神・松尾駿
  • お台場リベンジャーズハイライト(武田鉄矢集め、デロリアン、ジュリアナ東京、アサファ・パウエル&ベン・ジョンソンハンター、浮気をしたクロちゃんをシカトする矢吹奈子、推しのKep1erの曲で踊り大油断してヒコロヒーに叩かれる斎藤司、2分の1の確率を外してハンターを放出させる狩野英孝
  • 通算1300人の参加者の中にはレジェンドアスリートも(海賊ルフィと恐怖のハンター・吉田沙保里、日本昔話・浅田真央&佐々木主浩、誘惑の扉・前田健太、呪われた遊園地・亀田興毅&亀田大毅兄弟)
  • 通算自首人数は29人。鈴木拓の自首用電話ボックス回避からの自首(白雪姫と七人の侍)、ハンター14体からの自首をした浅田舞(日本昔話)など自首にもドラマが。
  • 逃走成功者は65人。諸星和己のベロ出し余裕逃走成功(ザ・リアル 江戸)や宮川大輔の1落ちからのリベンジ達成(浅草)、関口メンディー エリア01唯一の逃走成功(ハンター消滅)、ハンター16体から逃走成功した朝日奈央(ハンターと偽ハンター)など逃走成功の数だけドラマがある。
  • 意外な俳優も参加してましたシリーズ(海賊ルフィと恐怖のハンター・橋本環奈、奥様はかぐや姫・坂上忍、新ゲームを攻略せよ・鈴木福
  • 何度でも見たい名(迷?)場面シリーズ(後方不注意すぎる富澤たけし(大統領暗殺計画)&ケンドーコバヤシ(最後のサムライ))
  • いつ出そうがバズる100体ハンターシリーズ(お台場2・くわばたりえ、めちゃ逃ゲ・本間朋晃、王国・片岡愛之助、ジャンプ!お台場・月亭方正

逃走中お台場リベンジャーズ(生逃走中2023は含まず)まで
  • 全74回開催(ザ・リアル、クロノス、ジャンプ!時代、Netflix含む。パイロット版、エキシビションは含まず。)
  • 賞金総額 9061万8200円(逃走成功+自首成立+ジャンプ!ハウステンボスへの牢獄賞金、エリック・ワイナイナへの復活ボーナス、小林直己ぺえのペアボーナスを含む)
  • 逃走成功賞金 6835万円(パイロット版含まず)
  • 自首獲得賞金 1916万8200円(パイロット版含まず)
+ 2025スペシャルVersion
  • 第1ミッションからアラーム解除のためにメダリストとみんなで協力。仲間を信じる人もいれば足掻いて散った人もいる。
  • 1枚30万円のゴールドメダルを手に入れるミッション。棚ぼたとはいえ4枚も獲ってしまった谷川航
  • ゴールドメダルの奪いあいとなり、逃走者全員が裏切り者かもしれない、まさに「疑心暗鬼のカルナバル」。そんな中で金に溺れ仲間を密告したのは…。そしてそうでない人も非難を浴びながらも自首に心揺れる人間だらけ
  • 復活を賭けたハンターゾーンでの戦い。メダリストハンター・石井慧ハンターによる威圧感たっぷりの猛進にビビる逃走者達。
  • 2025年への年越しと共に100体ハンター放出。今回もいい画が撮れました。そして2025年逃走中、一番最初の確保は封鎖ゲート前で力尽きた神尾楓珠
また、逃走中公式FORTNITEサーバー「逃走中 CREATED IN FORTNITE」においても、FORTNITEによる「マツケンサンバライブ」に合わせ、2024年10月18日から12月20日まで「マツケンハンターVer」として登場。通常のNPCハンター6体に加えマツケンハンターが加わり7体+プレイヤーハンターに。OPでは逃走中本編同様のマツケンサンバに加え、ミッションでも「マツケンサンバを停止する(アラームの代わりにマツケンサンバが逃走者のいる位置から流れ出してしまう。マツケンハンターの背後に表示される番号を装置に入力するとミッションクリア・全員のマツケンサンバが停止)」という特別ミッションも追加された。

各回ネタ(人物)

地デジカ

地上デジタル放送推進移行キャンペーンキャラクター。2011年7月に地上アナログ放送終了・地上デジタル放送完全移行を前にして2009年に発表された。ツノの部分がアンテナっぽいのが特徴。いわゆる「ゆるキャラ」の1つであるが、長きに愛される事が目標であることに対し「時限付きキャンペーンキャラクター」という立ち位置。2015年3月の完全移行によって無事役割を終えた。


逃走中では「上野」「江戸」「卑弥呼伝説」と3度に渡り登場。
「上野」では賞金リセット回避ミッションにて賞金リセット装置に向かう4頭の動物の1頭として登場。キャベツを与えることで動きを止めることができ、国生さゆりがキャベツを与えたことによって活動を停止した。それはただの本物のシカでは…。
「江戸」では復活ミッションにて復活者を決めるルーレットを運ぶアシスタントとして登場。また、ゲーム再開後は町中を徘徊していた。
「卑弥呼伝説」では既に確保され牢獄にいた山崎邦正小籔千豊伊達みきお徳井健太の前に湯呑み1杯分の水を持って登場。1杯分しか無いことをツッコまれつつ、くれる用にせがまれるも水を誰にあげるかを選択。最終的にその水は徳井に渡した。

福澤諭吉

明治時代の思想家・教育家。武士の子として生まれ武術を習いながらも蘭学(西洋学)を勉強し、蘭学者・緒方洪庵の適塾で勉強し塾頭に。開国し日米修好通商条約が結ばれた江戸に移り、そこでさらなる大国となったアメリカを知ることを目指し渡米。さらに幕臣としてヨーロッパにもわたり諸国の文化を勉強。帰国後は蘭学塾を開き、後に「慶應義塾」と改名。現在の慶應義塾大学の始祖となる。明治維新後は教育者として諸国で学んだ事を紹介し、1872年に著書「学問のすすめ」を出版。身分や父・子によって絶対的な上下が決められていたこれまでの日本の封建制に対し「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」という言葉で平等を訴え、わかりやすく西洋の考えを説明した本書は当時300万部の大ベストセラーに。当時の日本国民が3000万人ほどであり、10人に1人は買ったという計算である。また、新聞「時事新報(現:毎日新聞)」の立ち上げやそのほかの教育機関の設立にも寄与。晩年にも朝鮮情勢や日清戦争について語るなど論客として明治時代初期を支えた。
1984年から2024年6月発行の1万円札の肖像画にも使われ、「諭吉=1万円」というイメージが強い人も多い。

逃走中には「激動明治の大事変」に登場。既に自宅を使い多くの生徒を抱えながら講義を行っており、「これからは英語を学ぶべきだ」と論ずる一方、「牛鍋はうまいぞ」とユーモアを交えるなど、とにかく人に「すすめる」のが上手い人物だが、少々行き過ぎな所もあり、ゲームマスターによって自宅に勝手に置かれたとはいえハンターボックスを知人の夏目漱石・森鴎外に「すすめ」て1つずつプレゼント。さらに、昔気質の花火師・半蔵に対し学問の重要性を強引に「すすめ」すぎて半蔵が鉄道開通祝いの花火を上げられない事態にしてしまった。
演じたのは同じ「福澤」ということで元日本テレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサーの福澤朗。

夏目漱石

明治時代の文豪。旧制一高時代には俳人・正岡子規と交流を深め、帝国大学(→東京帝国大学→現:東京大学)を卒業後は英語教師を務めイギリスに留学。帰国後は大学教師を務めるも、教え子の自殺と風評被害による神経衰弱を患い、その治療の一貫としての創作活動として処女作「吾輩は猫である」を執筆。猫の視点から文明批評・社会批判をするという作品が一気に評価され、これを機に「坊つちやん」や前期三部作と言われる「三四郎」「門」「それから」を発表。教師も辞め本格的に作家としてデビューした。一方、執筆中には胃潰瘍を患い生死をさまよったことから後期三部作「彼岸過迄」「行人」「こゝろ」へと繋がって行く。特に晩年はやはり神経衰弱と胃潰瘍に苦しみながらも執筆を続けていた。
また、作家・教師だけでなく様々なジャンルの人たちを集めた「門下生」も多く、中には芥川龍之介も名を連ねていた。
「坊ちやん」は舞台である愛媛・松山の球場「坊っちゃんスタジアム」の名前に使われるなど、著書は中高の国語の教科書でも頻出であり、1984年から2004年発行の1000円札の肖像画にも使われた。

逃走中には「激動明治の大事変」に登場。ハンターボックスをギリギリで封印したゴリの横で悩んでおり、「動物を主人公とした作品の題名」のアイデアを求めていると、ゴリから「吾輩は猫である」を提案され快諾。お礼に6銭を渡した。つまりこの世界では「吾輩は猫である」の考案者はゴリということに。
演じたのは「夏」ではなくタレントの夏木ゆたか。

森鴎外

明治時代の軍医・作家。幼い頃から勉学に励み、狭き門である第一大学医学校に本来より2歳下で入学。厳しい授業に耐えながらも卒業し陸軍軍医として任官。ドイツ留学も行った一方、その経験を元に小説「舞姫」を発表。日清戦争での出征や小倉への転勤など執筆が中断する事態がありながらも執筆活動を続け、「陸軍軍医トップ」と「小説作家」という二刀流で活躍。「山椒大夫」「高瀬舟」などを発表した。退役後は帝室美術館(現:東京国立博物館)総長や帝国美術院(現:日本芸術院)院長などを歴任。「明治」「大正」に続く新たな元号の考案にも着手していた。
小説の執筆だけでなく海外本の翻訳や戯曲の翻訳も行っており、特に「交響楽・交響曲」という言葉を作っている。交際も広く、そして当時はまだ根強かった女性蔑視をすることも無く、樋口一葉や与謝野晶子を早くから評価していた。

逃走中には「激動明治の大事変」に登場。やはり物事に熱中するタイプなのかすぐそばで福澤諭吉から送られたハンターボックスからハンターが出ても気に止めず手紙を執筆。その後、やってきた藤本敏史に「福澤先生に手紙を届けてほしい」と頼むも即断られてしまった。
演じたのは「森(もり)」ではなくモノマネタレントのホリ。

伊藤博文

明治時代の政治家。百姓の子として生まれ、吉田松陰が主宰する松下村塾で学び、イギリス留学を経て開国の必要性を知り日本と諸国との戦争回避に奔走。明治維新後は初代兵庫県知事など様々な役職を歴任し、1885年に初代内閣総理大臣に就任。44歳2ヶ月での総理大臣就任は歴代総理大臣の中でも最年少である。その後、大日本帝国憲法の考案・制定など近代議会設立に向けて動き、日清戦争・日露戦争の講和にも動いた。1905年に韓国総監となり朝鮮半島の統治権を得たものの、それが引き金となり1909年に暗殺された。
百姓から内閣総理大臣を務めた事から豊臣秀吉になぞられ「今太閤」とも呼ばれ、日本の近代化の礎を築いた人物として、1963年から1984年まで発行された1000円札の肖像画にも使われた。
当時から女子教育の必要性を考えており、津田塾大学創始者の津田梅子とも深い交流を持っていた。衣食住に無頓着な一方、当時から毒性が知られ食用を禁止していたふぐ料理を強引に食べ気に入りふぐ食解禁を作ったという逸話もある。

逃走中には「激動明治の大事変」に登場。憲法制作にあたり記者から質問攻めに遭うなど一挙手一投足が注目される中、旅館での検討の末憲法草案が完成。そのお祝いも兼ねて近所の美味しい牛鍋屋に向かうべく憲法草案を鞄に入れて保管するが、その間に旅館に泥棒が入り鞄を盗み出してしまう。食事から戻りもう一度憲法草案を見直そうとしたところで鞄が盗まれたことに気づき大慌て。それに気づいたゲームマスターが逃走者を「憲法草案盗難の容疑者」として手配書を配り、住民達を警戒状態にした。
逃走者が新エリアに脱出後、必死の捜索の末盗まれた鞄を発見。中に入っていた現金は盗まれたものの憲法草案は無事であり、これにより逃走者の疑いも晴れることとなった。
演じたのは「伊藤」つながりでタレントのデビット伊東。

カナリア

安達健太郎ボン溝黒(現:ボンざわーるど)からなるお笑いコンビ。2003年に結成。
共にNSC大阪校の同期であり、元はそれぞれ別のコンビを結成して活動。どちらも同時期に解散し、安達がボンを誘う形で結成。千原ジュニアの「お笑いは大阪より東京の方がいい」という言葉をきっかけに東京を拠点に活動。結成年から「M-1グランプリ」に出場し、翌2004年には初めての準決勝に進出。準決勝での敗退が続く中、2010年で初の決勝戦進出を果たすも最下位。M-1再開後の2015年以降も出場するも決勝進出がかなわずコンビ結成時の目的だったM-1の優勝が叶わぬまま2018年に解散。以後はどちらもピン芸人として活動する一方で、安達は作家や演出、舞台プロデュースとしても活動。ボンは芸名を「ボンざわーるど」へと改名し、再び大阪に戻り現在は吉本新喜劇の座員になっている。

逃走中では「エピソード1」にエリア内エキストラとして登場。ゲーム中盤にゲーム妨害を目論む望月ミレイによって操られる。
観覧車ビルにいた逃走者たちに写真撮影を要求し、一緒にツーショットを撮影。しかし、その隙に逃走者の背中に怪しげな装置を取り付ける。それは「携帯電話無効化装置」で携帯電話の電源が入らなくなり、ゲームの進行状況が分からなくなるもの。装置起動直後に観覧車ビル脱出ミッションが発動された。
その後も望月に操られ封鎖された観覧車ビルの扉を開け、閉じ込められていハンター30体のうち5体をエリアに解き放った。ゲームの異変に気づいた月村サトシから消去されそうになるも、一度はエラー発生により消去できず。望月が操っていたことを突き止められた際に、望月の連行と同時にエリアから消去された。

曙太郎

元力士。第64代横綱。ハワイ生まれ。大学を中退していた所を同じくハワイ生まれの東関親方(元関脇・高見山)に見込まれ角界入り。同期には第65代横綱・二代目貴乃花、第66代横綱・若乃花(花田虎上)、元大関の魁皇がいる。当初は幼い頃から練習を重ねてきた同期達に技術で劣るも、体格を生かした押し相撲であっという間に番付を上げ、1992年に2場所連続優勝を果たし外国人初の横綱に昇進した。横綱に昇進後も3場所連続優勝を果たした一方、怪我や実力が追い付いてきた若貴兄弟、さらに2人目の外国人横綱となった武蔵丸の台頭もあり2001年に引退。通算654勝、11回の優勝を数えた。
引退後はK-1に転向しボブ・サップ角田信朗と対戦。特に初戦の大晦日でのボブ・サップ戦にてKOされた瞬間の視聴率は裏番組の紅白歌合戦を超えるほどだった。その後はプロレスラーとして多くの団体への参加や東関部屋への師範代として携わる一方、2017年からは心臓病で倒れ闘病生活を送ったものの、2024年に死去。54歳没。訃報は国内のみならず生まれ故郷のハワイでも速報で伝えられ、ライバルとして長きに渡り戦った花田もコメントを寄せた。

逃走中ではエリア内キャストとして「大江戸シンデレラ」「新浦島太郎物語」に出演。

「大江戸シンデレラ」では佐吉の兄として登場。若殿の前を横切った子どもを同じく兄(元バレーボール選手の齋藤信治)と共に助けたことが逆鱗に触れ牢獄に閉じ込められていたが、若殿の命で佐吉とさくらを捕らえるために牢屋番まで駆り出したことでがら空きに。その隙にミッツ・マングローブからまんじゅうをもらい力を回復。牢屋を破壊し佐吉とさくらを捕らえようとしていた捕り方達を投げ飛ばして撃退。最後は刀を抜いて襲い掛かった若殿も一睨みで圧し2人の危機を救った。

「新浦島太郎物語」では島一番の大男である譲二として登場。因縁の宿敵であるボブ・サップと睨み合う場面もあったが、根は優しくて力持ち。浦島食堂の常連だったのだが、浦島食堂が乙姫に売却されてしまったことで閉店してしまいご飯を食べることができず。乙姫が浦島食堂を壊そうと重機を載せたトラックが迫る中、岸本セシルが玉手箱から手に入れたまんじゅうを食べて元気回復。逃走者や住民と共にトラックを引っ張り浦島食堂への道を封鎖し取り壊しを防いだ。

ピスタチオ

伊地知大樹小澤慎一朗からなるお笑いコンビ。
2人はNSCの同期として出会い2010年に結成。正統派の漫才や、リスムネタなどライブを公演する度にネタを変えつつ試行錯誤をしていたが客からはウケず、解散の覚悟を決めていた時に「最後だから何やってもいい」と投げやりに思いついたネタが両手を体の前で組み、奇妙なイントネーションで喋べりながら白目を剥く「白目漫才」。その芸風はテレ朝「アメトーーク!」内の企画「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」で優勝したことがきっかけにブレイクを果たした。2022年をもって解散。両者とも吉本興業に籍を置きつつも伊地知はピン芸人、小澤はタレントに転向し芸能活動を継続している。

逃走中では「誘惑の扉」に登場。ゲーム中盤、青山シズカの操作によって送り出される。
近くにいたAmiをハンターの口におびき寄せ挑戦させようとする。当たりの口には「網鉄砲」が入っており、ハズレの口なら1分間手が抜けなくなり、その場で足止めされることを白目漫才で説明。Amiは挑戦し、右の口を選び入れるように促すもハズレ。そのまま1分間拘束されるAmiに対し冷酷に去っていった。
その後も、時間経過で割れる風船をアートハウスにいる伊地知の元に届ければ網鉄砲がもらえるというイベントで、またも危険がつきまとう誘惑にウド鈴木をけしかける。ウドも挑戦するが、運んでいる最中に時間経過により風船が破裂しその音でハンターに追走されウドは確保された。

江頭2:50

芸人。大学を中退して上京し大川興業に入り芸人デビュー。お笑いコンビ「男同士」を結成しフジ「ボキャブラ天国」に出演。コンビ解散後はピン芸人としてフジ「めちゃ×2イケてるッ!」テレ朝「『ぷっ』すま」「アメトーーク」などに出演している。
「1クールのレギュラーより1回の伝説」「笑いのためなら死ねる数少ないサムライ芸人」と称されており、「男同士」時代のボキャ天ではほぼ毎回下半身を露出するネタで毎回低評価を喰らい、「フジ『笑っていいとも!』で当時レギュラーだった故・橋田壽賀子氏にキスし出禁となる」「トルコのレスリング会場に飛び入りした際全裸となり観客が暴動を起こし警察に逮捕される」「新宿のタワーレコードで全裸ダイブを敢行し書類送検・罰金刑」など下手すれば芸能生活はおろか国際問題になりかねないようなネタも多数。当然女性からは「抱かれたくない芸人ランキング」の常連であったものの、その芸人スピリッツから心酔するタレントも多い。また、身体能力も高く「『ぷっ』すま」の「ギリギリチャレンジ」では脅威の記録を叩き出していた。他にも北京五輪やロンドン五輪に弾丸観戦し中継に映ったことが話題となったり、東日本大震災の際には名前を名乗らずに被災地に支援を行うなど、ただの「ヨゴレ芸人」ではない隠れた人徳の高さを評価する声も多い(ただ、それを言及されることを本人は嫌う)。
近年はコンプライアンスの強化により地上波出演が厳しくなる中、2020年からはYouTubeチャンネルを開設すると日本人第3位というスピードで登録者数100万人を突破。チャンネルではこれまでのような身体を張った企画から「実は小食」「あまりチェーン店の料理を食べたことが無い」という江頭が忖度なしでチェーン店の料理を食べて批評する企画が人気に。イベントでも大勢のファンが詰めかけるなど変わらぬ人気の高さを見せている。

逃走中では「めちゃ逃ゲ」に登場。ハンター3体放出阻止に成功した逃走者の前にハンターが格納されていた場所を破壊して登場。めちゃイケでは準レギュラー的扱いであるにも関わらず参戦できなかったことに文句を言うが、岡村隆史を筆頭とするメンバーからは「真剣にやらないから」「プロテクターとか付けない」と当然拒否。が、「帰らない」とダダをこね結局カガリPに強引に排除されることに。一方、エリアを変えてのダイバーシティ内では前回「誘惑の扉」で登場した「ハンターの口」を模した段ボール製の「江頭の口」として登場。「どちらかに網鉄砲が入っている」という言葉に誘われおのののかが手を入れるも網鉄砲はどちらにも入っておらず、おのの腕を掴み舐め回すセクハラ。矢部浩之に引き剥がされ再びカガリPに排除される中、本物の網鉄砲を賭けたハンターゾーン内にもサングラスをかけて「江頭ハンター」として紛れ込み、網鉄砲を獲得し脱出目前の濱口優を捕らえ羽交い絞めに。が、流石にこれにはこれまで「面白いからいいんじゃない」と静観を貫いてきた如月カケルも「ちょっとやりすぎたようだね」とミッションアンドロイドに命令して引き剥がしそのまま消滅した。

エスパー伊東

芸人。上記の江頭同様上半身裸に黒スパッツが特徴。自らを「高能力パフォーマー」と称し、「頭にゴム手袋を被り鼻息で破裂させる」「辛い物を一切リアクションせずニコニコしながら食べる」などのパフォーマンスを見せる。といっても成功よりも失敗やリアクションがメイン。また、身体の柔らかさを生かし、ボストンバックに入った状態で登場するのも恒例。日テレ「投稿!特ホウ王国」では本名の「伊藤万寿男」として登場し、「無謀な挑戦シリーズ」として「『手力』の栗間太澄(Mr.マリック)」と対決するシリーズが恒例だった。「めちゃイケ」では毎年「24時間対抗テレビ」として日テレ「24時間テレビ」の真裏となる回に毎年登場しパフォーマンスを見せていた。実は絵が上手く、パフォーマンスの説明の際には自筆の絵で説明していた。
一方、2018年に怪我の治療に専念するため「休業」、2020年にTBS「爆報!THEフライデー」に出演した際には生活保護や脳梗塞、認知症に苦しむ様子を見せており、2024年に死去。63歳没。その4日後には若手時代に共に出演していた電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾氏も死去し、平成を彩った「体張り芸」のビッグネームが相次いで亡くなる事態となった。

逃走中では「めちゃ逃ゲ」に登場。エリア移動後のダイバーシティ東京にてカガリPと共に「双眼鏡を逆に装着(焦点が合わない状態)したキャッチャーマスクをつけた状態で球をキャッチする」の練習をしていたが、取れてないばかりが身体が真っ赤になるほど失敗している上、股間にもヒットする有様。もちろん出くわした矢部浩之有野晋哉からは「構っている暇がない」とすぐに帰って行ったが、実は次の振動アラーム解除ミッションでは「エリアの端からでも見ることができないぐらい遠い観覧車の文字を見るために、エスパーから双眼鏡を借りる必要がある」という大事なポイント。それに気づいた岡村隆史がエスパーから双眼鏡を借りてミッションに貢献。ミッション後、岡村は双眼鏡を返却したものの、既に「仕事」を終えたエスパーは普通に私服に着替えて帰り支度。めちゃイケメンバーでも中々見た事無い「私服姿のエスパー(ただのおっさん)」に困惑。

明松功(カガリP)

元フジテレビプロデューサー。「めちゃイケ」初期からADとして携わり、中嶋優一(同じくめちゃイケAD→D→AP→CPを務めた)と共に番組に長きに渡り携わり、初期には中嶋とのプレゼン対決に勝利し先にディレクターに昇進。中嶋Pの異動後に新たにプロデューサーとしてめちゃイケを指揮。元アメフト部で体格も大きく大食いながら美味しい店を知っていることから、健康に支障をきたすほどのガリガリの矢部を太らせるための「ダイエット」ならぬ「デブエット」に挑戦させる「ガリタ食堂」が人気に。その他にもメンバーに威圧的など「ステレオタイプ的古いテレビマン像」なキャラだった中嶋Pに対し比較的優し目の対応をするなど時代に合わせた一方、「フジテレビ警察」では離婚した事を「ハキョクグマ」と言われたり、さらに前妻が番組の人気コーナー「シンクロナイズドテイスティング」の料理担当だったこともあり企画が実質休止に追い込まれたことをいじられたことも。めちゃイケ以外には初期の「ピカルの定理」、「バチバチエレキテる」などめちゃイケの流れを継ぐ「総合バラエティ」を担当。2022年に退社後は独立起業や大学の客員教授を務めている。

逃走中には「めちゃ逃ゲ」に登場。ハンター放出阻止ミッション後、突然現れた江頭2:50に慌てる矢部の要請で江頭を拘束し連行。新エリア移動後にはエスパー伊東のパフォーマンス練習をお手伝い。そして「江頭の口」と称しておのののかの腕を舐めまたしても暴走した江頭をローキックで崩れさせそのまま足を引きずって退場させた(流石の江頭も上裸なので床との摩擦で熱がっていた)。

梅沢富美男

舞台役者・歌手。大衆演劇の一座「梅沢劇団」に生まれ、1歳で初舞台を踏むと、女形の美しさから「下町の玉三郎」として人気に。また、1982年にリリースした「夢芝居」は大ヒットし紅白歌合戦にも出場するなど自身の代表曲に。2000年以降はバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても出演。TBS「プレバト!」では番組最高位の「俳句特別永世名人」として句集を出版する一方、俳句の採点・添削を行う俳人・夏井いつきや司会のダウンタウン・浜田雅功との丁々発止のやりとりも番組の名物となっている。
「プレバト!」などで自称する「300年に1人の役者」というフレーズや尊大な振る舞い、若い女性に甘いなど「昭和のラスト頑固おやじ」な面をテレビでは見せる一方、幼少期の貧しく厳しい修行生活や、何十億もの借金を抱えながらも完済を果たすなど隠れた苦労人でもある。

逃走中では「逃走中in目利き王」に登場。自身が司会を務めた「梅沢富美男のズバっと聞きます!」として新バラエティチームに参戦する中、ハンター放出阻止ミッションで表示された写真は幼少期の写真ながら既におなじみの眼鏡姿で面影バッチリということもありすぐにコンフィデンスマンJPチームの小日向文世が気づき、スタジオにやってきた小日向に手を引っ張られおじさん2人でハンターボックスへ。2人で手をつなぎながらハンターをやり過ごす一幕がありながらも無事に認証装置にたどり着きロック成功。ミッション貢献に喜び小日向を見送るも「なんでよそのチーム応援しなきゃいけないの」と当然のツッコミ。

坂口健太郎

俳優。2010年に「MEN'S NON-NOモデルオーディション」に合格しモデルとしてデビュー。2015年に俳優デビューし、ドラマ「コウノドリ」「シグナル 長期未解決事件捜査班」、朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などに出演。2023年には「国宝級イケメンランキング ADULT部門」で1位を獲得している。

逃走中では「逃走中in目利き王」に登場。上記のドラマ「シグナル」チーム(主演)として参加する中、ミッションにやってきた小峠英二から写真を見せられたことで名乗り出て小峠と共にハンターボックスへ。ハンターの怖さに小峠以上にビビりながらも互いに前後を警戒しながらミッションポイントの大階段下に到着し手形を認証しハンター3体封印に成功。チームの枠を超え貢献し、小峠と共にスタジオに戻ろうとするが、先にFCGビル内に入ったところでハンターを発見し小峠を戻らせるが、ハンターも捕捉しており小峠を追走。自身は関係ないとはいえ、生ハンターの追走に呆然。

清原翔

逃走中では「逃走中in春の祭典2020」に登場。本来であれば、木10ドラマ「アンサング・シンデレラ」チーム代表として20体ハンターと対戦する予定だったものの、肩周辺の炎症を起こしてしまい走ることができず。代打として同ドラマのスタッフである野田悠介(野田プロデューサー)が急遽収録1時間前に挑戦するという事態となった。

ぱーてぃーちゃん

すがちゃん最高No.1信子金子きょんちぃからなるお笑いトリオ。2021年に結成。
WCSの同期関係である金子と信子だが、金子は男女コンビ志望、信子はピン芸人志望だった中、2人はとにかく一緒にやる形で元々コンビを結成していた。
その後、当時組んでいたコンビが解散し、同じくWCSで2人の先輩にあたるすがちゃんと合流。試しにすがちゃんを加えトリオとして活動すると北海道放送「知らなくて委員会」のネタ選手権でMVPとなったことをきっかけに正式結成した。
「ギャルとチャラ男」という組み合わせだが、すがちゃんは家庭の事情から中学生から1人暮らしを始めた苦労人、信子はあの徳川家康の末裔、きょんちぃは元キャバ嬢でかつて好きだった男の借金500万円を自分が全額返済するというエピソードを持つなど、それぞれが凄まじいエピソードの持ち主。

逃走中では「上陸!猛獣の島」に当回のエリアである初島の観光客という形で登場。
ゲーム途中に写真撮影をしている中、近くにいた荒川を発見。絡もうとするも途中に騒ぎ始めたため荒川から厄介払いされるが、荒川はその直後に確保されてしまう。その後も写真撮影などをして島を楽しむが、今度は小林由依に「写真撮らなーい?(信子)」「遊ぼうぜ(すがちゃん)」と呼びかけるが小林由依からは「関わりたくない」と言われ逃げられる一方、みりちゃむがゲーム中に捕獲したカブトムシを見せられた際にも相変わらずのテンションである金子と信子に対し、すがちゃんは虫が苦手でみりちゃむから渡されたカブトムシにビビるなど完全にギャル達の夏休み気分に。
一見、何かしらゲーム中に関わってきそうに見えており、ゲーム中にはゴリラと写真撮影をする様子などもあったが、同じくエリアにいたEXITのそっくりさん(かねちっと・土門巨幸)と同様に一切関わってこず、ただいるだけの存在にすぎなかった。

また、すがちゃんは「FNS逃走中2024」にて後に逃走者として参戦。信子も「ゴールデンコンビ」にて参戦予定。

ハリウリサ

モノマネ芸人。もともと歌手志望でその時受けていたボイストレーニングの先生から「歌手は顔も大事」と言われコンプレックスを抱く中で、歌う時もその歌手の真似をしていたことからモノマネ芸人をすすめられ、自身もモノマネをやめたくない思いから芸人を志す。
主なモノマネレパートリーにはダウンタウン・浜田雅功や歌手のホイットニー・ヒューストン、元KAT-TUN・上田竜也、宇多田ヒカルなど。また、同じホリプロコムに所属しているモノマネ芸人のホリ・沙羅・ジャッキーちゃん等とモノマネユニットとしても活動している。
元々は歌手を目指していたということで趣味にカラオケがあり、テレ東「THEカラオケ★バトル」内の企画「芸能界最強歌うま王決定戦」で優勝。フジ「千鳥の鬼レンチャン」の「サビだけカラオケ」では初出演で一発鬼レンチャンを達成しており、その歌唱力とモノマネ力の高さとは裏腹にメインで押している浜田のモノマネのクオリティの引き出しの低さにかまいたちからツッコミも。が、自身の単独ライブで過去のエピソードを基にした初のオリジナル曲「ヴィルマ」を発表。ずっと思い続けていた歌手としての夢も叶えており、こちらも鬼レンチャンで披露した際には普段ヤジを飛ばす2組も涙が流れた。

逃走中では「お台場大決戦(お台場殿の31人)」にダウンタウン・浜田雅功のモノマネで登場。
フジテレビで電話をしている最中に通りかかったJPから「なんで浜田がいんねん」と松本人志風にツッコまれるが、JPも一度は無視。賞金単価アップミッションではミッションに動くJPからハンターの囮役を頼まれることに。ご機嫌斜めな様子なのかJPを睨みつけ、それに気を取られている最中にハンターが襲来しJPを確保させてしまうことに。
その後も、ヒコロヒーに対しいきなり「結果発表」をすると静かにするよう注意される一方、なにかゲームに関係あるのかと模索するヒコロヒーがつい笑ってしまうと「ヒコロヒー OUT」というアナウンスからお尻をシバかれる日テレ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」では恒例の仕掛けも。

ラモス瑠偉

元サッカー選手。サッカー大国・ブラジル出身であり、幼い頃からサッカーに熱中するもブラジル人としては細身の体格が仇となりプロから門前払いを受け地域クラブで活動する中、読売サッカークラブ(現:東京ヴェルディ)に所属していた与那城ジョージにスカウトされ来日し加入。当初は若さと異国での意思疎通の難しさからトラブルもあったものの、1979年には得点王・アシスト王の同時2冠を達成。これはJリーグの前身である日本サッカーリーグでは釜本邦茂と2人しか達成していない。その後も事故による長期離脱や乱闘による出場停止などがありながらも2年連続最優秀選手賞・2年連続アシスト王・3年連続ベストイレブンなどの成績を残した。1989年に日本に帰化し、1993年から始まったJリーグにおいても三浦知良・武田修宏北澤豪と共にJリーグ黎明期とヴェルディ黄金時代を支え日本代表としても活躍。1998年に引退後はサッカークラブ監督やビーチサッカー日本代表監督としても活動。2018年には日本サッカー殿堂へ掲額された。

逃走中では「お台場リベンジャーズ」に登場。平成の時代から令和の時代にやってきてしまったが、ホームシックを治すきっかけとなった繁華街での遊びにすっかり慣れた様子を見せ、女性相手にサインボールを快く書くなどダンディっぷりは健在であり、もちろんジュリアナ東京に入るためのチケットも所持。一方、当時結婚していないはずの三浦知良の息子だと名乗る男「先輩」と呼んでくる男に丁寧に挨拶され困惑する様子も。

ベン・ジョンソン

ジャマイカ出身・カナダ国籍の元陸上選手。1984年のロス五輪にて100m・4×100mで銅メダルを獲得。前半で一気に加速する「ロケットスタート」で当時最強とも言われるカール・ルイスとの対決は話題となり、1987年には当時の世界記録である9秒83を記録。そして1988年のソウル五輪では9秒79を叩き出して金メダルを獲得。人類初の「9秒7」の大台に到達した。しかし、その後に行われたドーピングの発覚により金メダル及び世界記録が剥奪され幻の記録となった。しかしながら、1980年代では唯一、人類で9.7秒台の世界に到達した人物でもある。
2000年以降はフジ「トリビアの泉」、TBS「クイズ☆タレント名鑑」などバラエティに駆り出されることも多く、特に2012年にはタレント名鑑の企画で西宮神社で毎年行われる「福男選び」に挑戦。残念ながら福男には選ばれず「ベン・ジョンソンが福男に選ばれなかったため」という名目を持って2012年3月での番組終了が発表されるきっかけとなった。

2022年大晦日「お台場大決戦」では自身が用意したエリック・ワイナイナハンターが振るわなかったことに兎川バガンザが代案として出し一蹴されていたが、翌年の2023年大晦日「お台場リベンジャーズ」に登場するまさかの伏線回収。
過去の時代がワームホールを通ってやってきてしまい、フジテレビの周りでトレーニングしているのを青山シズカが発見し、データをコピーして「ベン・ジョンソンハンター」として復活ミッションに登場した。
ミッションでは斎藤司と対決、放出と同時にカードを取り逃げる斎藤に対し距離を詰めてはいくものの、ギリギリとはいえ決して足が速いわけではない斎藤に逃げ切られ復活カードを取られる結果に。
そもそも件のソウル五輪の時は当時27歳とキャリアとして全盛期。そこから35年経ち62歳と還暦越え。いくら世界一経験者でも「60代の全力疾走」でもあり、生放送のスタジオからは「遅い!」とヤジが飛び、伊沢拓司からは「そりゃ勝つか」と言われるなど散々。
一方、本物はずっとトレーニングしておりこちらもハンター50体放出阻止ミッションでの暗証番号確認ポイントとなった。

とはいえ、「トリビアの泉」では「巨大扇風機を使って100m」「催眠術で当時を思い出して100m」と体を張ったり、「クイズ☆タレント名鑑」では「収録に不機嫌な様子を見せるが、スタッフが裏でお金を渡すと快諾する(もちろん演出の範囲内)」「レース前に謎の漆黒のドリンクを飲む」などの悪意あるイジラれ方をされながらも、この年になってもまだ日本のバラエティに快く参加し走りを見せていただけるという懐の深い方でもある。

アサファ・パウエル

ジャマイカ出身の元陸上選手。両親&5人の兄全員が短距離陸上選手という「スプリンター一家」に生まれるも、学生時代はサッカー選手として活動。大学から本格的に短距離を始め、爆発的なスタートダッシュから「エクスプローシブ・スタート」と呼ばれ、2005年には当時の世界新記録となる9.77秒を樹立。2007年にはさらに更新する9.74秒を樹立。同じジャマイカのウサイン・ボルトとの「世界新記録争い」も話題となった。一方、緊張しいでオリンピックや世界選手権などの大舞台に弱いことから「無冠の帝王」と呼ばれていたものの、個人種目では弱いがリレーになると強いということから「ミスター・リレー」の異名も持った。2022年に現役を引退。
主な記録にリオ五輪・4×100mリレー金メダル、世界選手権・4×100mリレー優勝2回及び世界新記録・37秒31、100m自己ベスト9秒72(世界歴代4位)などを持つ。

逃走中では「お台場リベンジャーズ」で登場。復活ミッションにて上記のベン・ジョンソンと共に「オリンピックハンター」として登場。現役引退から時が経っているベン・ジョンソンに対し放送昨年引退とまだまだ実力は十分であり、明らかに「引いたらヤバい方」枠。ゲーム内では無敗の神童・那須川天心相手にほぼ同タイミングの放出ながら脱出ゲートまでまだある程度距離がある段階で確保する走力にモニタリングするスタジオも「パウエル引いたら絶対ダメだ」と騒然。続く大久保嘉人との対決ではわずかにカウントを残し大久保が先に走り出した所で放出。どんどんと距離を縮めて行くが確保寸前で大久保が脱出し日本代表の勝利。これには思わず苦笑いを見せる。3戦目となる佐野勇斗との対決では残り1カウントを残して放出されたアドバンテージを残し佐野が難なく脱出成功。やはり逃走中は「単純走力」だけが必要でないということを実感させた。
とはいえミッションメールを見た伊沢がドン引きするなど、いくら大晦日とはいえビッグネームを呼びすぎ。

ビトたけし

モノマネ芸人。若手だった時にビートたけしの付き人のようなことをしていた中でたけし本人の弟子入りを志願したが、その時一緒にいたたけしの弟・ビートきよしから許諾されきよしの弟子となり、きよしと一緒に漫才をしたことも。主なモノマネレパートリーにビートたけし、たけしの兄・北野大、故・やしきたかじんなど。たけしとは本人と面識もありモノマネも本人公認である一方、テレビ番組に共演をしたこともある。
本物のたけしに負けず劣らずの面倒見の良さを持ち、前述のエスパー伊東の引退・療養時の身元引受人を務めた他、なかなか売れず芸人を引退しようとしていたオードリー・若林正恭に対し「死んでもやめんじゃねぇぞ」と声をかけたことで若林が芸人引退を留まったこともある。

逃走中では「ハンターと浅草の相棒」で浅草の住人として登場。
逃走している小栗有以を見つけては「インパクトが足りない」と言う中でビートたけし本人のネタである「コマネチ」を伝授。その後は観光客と写真撮影をして楽しんでいたところを青山シズカに操られ通報部隊として活動した。

秋山寛貴

芸人。お笑いトリオ「ハナコ」のメンバー。高校生の時にお笑いコンクール「M-1甲子園」に出場し、結果はボロボロだったものの人前で漫才をする楽しさを知る。WCS入学後に菊田竜大と出会いコンビを結成し、2014年に岡部大を加える形でお笑いトリオ「ハナコ」を結成。2018年には「キングオブコント」で優勝し知名度を上げた。近年ではエッセイやドラマ脚本などに挑戦するなど「コント職人」の枠を超えたチャレンジも見せている。せいや曰く「日本の芸人で一番尖っていない天才」。

逃走中では「FNS逃走中2024」に登場。同年の「FNS27時間テレビ」のMCを務めるが、逃走者ではなく賞金単価アップミッションのターゲットとして登場。
「新しいカギ」での「学校かくれんぼ」では小柄・童顔・菊田や岡部と違ってあっさりとした印象ということから「コント職人隠れ」として、舞台となる学校の生徒や先生、撮影を行うスタッフになり切って隠れるのが恒例。生徒にとっては「灯台下暗し」な事も多く、特に27時間テレビで行われた「超!学校かくれんぼ」ではデビューから14年間変えて来なかった髪型を舞台となる横浜高校に合わせ「横浜高校生カット」にしてもらう身体を張った戦いで全校生徒2600人の目を欺きタッチの差で隠れ切った大金星を挙げた。
勿論この賞金単価アップミッションでもカギメンバーを中心に「生徒の中に隠れているのでは?」と推理する者が多かったが、その通りに3年3組の教室で勉強する女生徒として潜伏。だが全校生徒750人の中から探し出すというのはやはり厳しく、見つける側の難しさを実感する形に。一度は粗品がスルーしたものの、残り30秒で長田庄平に発見され認証。あとちょっとで凌げた惜しさからか、長田と粗品に不満顔。

また、アニメ「逃走中 グレートミッション」では「アメリカ大陸横断ステージ編」にてコングファミリー3幹部の1人であるニョッキの声を担当している。

プロレスラー軍団

メンバーは、海野翔太矢野通オレッグ真壁刀義本間朋晃。いずれも「新日本プロレス」に所属している。ゲーム参戦経験のある真壁・本間については個人ページを参照。
  • 海野翔太
父にレフェリー選手のレッドシューズ海野を持つ。父のレフェリー生活20周年興行と東京ドームで行われた武藤敬司VS棚橋弘至の試合を見てレスラーを目指すきっかけとなる。2016年に「新日本プロレス」へ入門し、一年間の練習期間を経て翌2017年にデビュー戦。2019年にはイギリスへ武者修行に行き、RPWを主戦場として活動した。また、学生時代にはプロレス以外にも野球を経験している。
  • 矢野通
父の指導のもとでレスリングを始め、中学・高校・大学で様々なレスリングの大会で優勝に輝き、大学時代には文部大臣杯を獲得した。大学卒業後、新日本プロレスのアマレス部門「闘魂クラブ」に入団を経て2002年に日本プロレスに入門し、同年にプロデビュー。2004年にはヒールレスラーに転身するが、翌2005年にはドイツへ渡りケンドー・カシンと共に初代EPWタッグ王座に輝いた。
  • オレッグ
カザフスタン出身。11歳の時で身長185cmという体格に対し虚弱な体質であったため、両親の意向でレスリングを始める。2013年には日本へ留学し、同年から2016年までの全日本大学プロレス選手権のフリースタイルで4連覇を果たした。翌2017年に新日本プロレス「ブシロードクラブ(現・TEAM NEW JAPAN)」に所属し、2022年までレスリング選手として活動した。2023年にエキシビションマッチを経てプロレスラーとして本格デビュー。翌2024年に台湾で開催された「NEVER無差別級6人タッグ王座新王者決定トーナメント」に棚橋弘至・矢野通と共に制し、デビュー1年にして初となるベルト戴冠を果たしている。

逃走中では「FNS逃走中2024」に登場。ハンター放出阻止ミッションにて綱引きで逃走者と勝負するため体育館に待ち構える。5人の合計体重は550Kg。渋谷凪咲曰く「キン消し(キン肉マン消しゴム)」。
はじめしゃちょー、渋谷、せいや橘ケンチ永井大市川美余長田庄平ととにかく集まった7人との第1戦ではわずか7秒で圧勝。これには長田から「人数多すぎない?」とクレームをつけられるが、ここで本間は「誰でもいいからもっと強いヤツ連れてこい(訳:真壁)」と学校の生徒でもOKと快く引き受ける。橘、永井、長田、高岸宏行豊ノ島、そして枡田絵理奈に連れてこられた田畑くん、渋谷に連れてこられた小渕くんを加えた第2戦では残り2秒で4m(ハンター3体阻止)まで引かれ敗北し、ハンター放出阻止を許した。

各回ネタ(その他)

大日本帝国憲法盗難事件

大政奉還・版籍奉還などにより江戸幕府から明治政府への権力移行、明治維新が行われる中、議会創設に向けて憲法草案を書くことを決定。初代首相である伊藤博文を中心に草案を起こし、それをまとめる作業を行っていた。作業は現在の横浜市金沢区の旅館でまとめていたが、草案をまとめている中で面々が横浜に出かけに行った際に何者かが旅館に侵入し書類が入ったカバンを盗む事件が発生。当初は自由民権運動が盛んであり、作成中の憲法に反対する活動家による犯行かと思われたが、その後見つかったカバンからは現金100円(現在の価値で100万円相当)が盗られたのみで憲法草案は無事であった。この事をきっかけに警戒を強め草案をまとめる場所を横須賀の伊藤の別荘に移し、無事に1889年2月11日に大日本帝国憲法が公布、1890年11月29日に施行された。
現在でも横浜市金沢区金沢八景駅近くの「明治憲法草創の碑」にそのことが記されている他、フジ「トリビアの泉」でも取り上げられたことで当時の視聴者にとっても有名なエピソード。今では笑い話で済むが、もし憲法草案が盗まれたことにより出来上がった憲法が実際と違う物となった場合、また日本の行く末も変わっていたかもしれないと考えるとゾッとする話でもある。

逃走中では「激動明治の大事変」にて取り上げられ、史実通り旅館から憲法草案が盗まれたことに対し、ゲームマスターの手によって逃走者を容疑者とした手配書が交付。これにより住民達が警戒状態となったため新エリアに脱出するミッションが発令された。

アイスクリーム

牛乳などを原料に冷やしながら撹拌し凍らせたお菓子。古代エジプトから原型が存在しており、16世紀のヨーロッパで本格的な製法が確立。日本には明治時代にアメリカから伝来し横浜にアイスクリーム屋が開店。当時の値段は現在の価値にして8000円という超高級スイーツであり、初年度は大赤字だったものの、翌年には伊勢山皇大神宮建立のお祭り気分と初夏の暑さで飛ぶように売れ、その後明治天皇への献上、銀座・資生堂での販売、大正に入ってから日本での工業生産が開始。今では庶民のおやつやデザートはもちろん、自動販売機でも手軽に買えるグリコ「セブンティーンアイス」、フレーバーの多さが魅力の「サーティワンアイスクリーム(バスキン・ロビンス)」もあれば、ハーゲンダッツなどちょっとした大人の贅沢まで様々。鉄道旅が好きな管理人は帰りの新幹線の車内販売で食べる「シンカンセンスゴイカタイアイス」ことスジャータのアイスを食べながら1日の旅行の総括をするのが楽しみの一つ。

逃走中では「最後のサムライ」に登場。所持金を持つ逃走者に「10銭と引き換えにあいすくりん屋に投資をしてほしい」「繁盛すれば3倍にして返す」という話を持ち掛け、篠崎愛には断られたものの光浦靖子は確実に繁盛すると読んで人生初の投資に挑戦。その読みはピタリと当たり、あいすくりんは大繁盛し約束通り30銭を獲得。やはりいつの時代も「ギャルがスイーツに食いついたらブーム」なのは変わらない。

乾電池

電気を伝導させる電解液を染みこませて扱いやすくした電池。元々電池は「湿電池」と呼ばれ、液体を用いる物(現在でもカーバッテリーに使われる鉛蓄電池に見られる)だったが、当然持ち運びや寒冷地では使いにくいという不便さがあったのだが、1885年に日本の時計技師である屋内先蔵がその問題を解決するために時計用小型乾電池を開発。1892年のシカゴ万博の地震計に使われたことで世界に注目され1896年にアメリカから一般消費者向けの乾電池が発売。1909年には乾電池で動く懐中電灯が開発。戦後の1954年からは松下電器(現:パナソニック)から現在の主流である円筒型乾電池が発売され現在に至る。現在はリチウムイオン電池など充電式電池などで影が薄くなりがちだが、それでも時計やリモコンなどの日用品から子どものおもちゃなど日常生活での重要度は未だ健在。

逃走中では「最後のサムライ」に登場。篠崎愛にフラれ傷心の田中卓志に開発費として5銭を投資してもらい、開発に成功したら5倍の25銭にして返すと約束。未来(明治時代から見た「現代」)にはあることから「絶対うまく行く」と確信した田中は気前よく5銭を投資。その後、無事に乾電池開発に成功し田中は25銭を獲得。が、最後のハンター10体放出阻止ミッションではヘリ転送装置を起動させるためにこの乾電池が必要なことに。しかも売値は35銭、投資者の田中であっても1銭もまけてもらえず、何とか他の逃走者の残金を集めて購入しハンター放出阻止に成功した。

ちなみに漢字で書くと「電池」「乾電」と間違えてしまうことが多いが、「元々は液体を使っていた→さんずいの『池』」「それを乾燥させたもの→『乾』」と歴史から覚えると間違えない…ということを「呼び出し先生タナカ」で田中自ら解説していた。そりゃああなたが出資したもんね。

デロリアン号

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシン。時速約141kmで走行中に1.21ジゴワット(実際はそんな単位は無く、「ギガワット」の誤植がそのまま脚本になってしまった模様)の電流を流すことで次元転移装置を動かすことができ、タイムスリップすることができる。ただし、タイムスリップ時には時代が前後した同じ場所・同じ位置に現れる為、そこに建物や何かものがあると破損してしまうのが欠点。
ステンレスボディで角ばりながらもシュッとした車体、車内に設置された目的時刻・現在時刻・タイムスリップ前の時刻を表示するタイムサーキットなど、まさに「未来感」溢れる車は当時にとって、そして今でもロマンの塊。特に「PART2」で未来となる2015年にタイムスリップした際には飛行機能も追加されよりロマンがあふれている。
「お台場リベンジャーズ」での伊沢拓司の解説の通り、「デロリアン号=バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するタイムマシン」と思いがちだが、実際は「デロリアン・モーター・カンパニー」製造の「デロリアン・DMC-12」を元にしており、あくまで愛称に過ぎない。ドク博士曰くデロリアンを選んだのはステンレスボディがタイムマシンに好都合なのと本人の好みらしい。

逃走中では「ジャンプ!USJ」「お台場リベンジャーズ」「生逃走中2023」に登場。

「ジャンプ!USJ」ではハンター100体の侵入を阻止するために必要なゲートのナンバーの1つが、当時USJにあったアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」近くに展示されていたデロリアン号の中の宝箱にあり、エルモに導かれたケンドーコバヤシが獲得している。

「お台場リベンジャーズ」ではこのデロリアン号に乗って博士が過去から2023年へタイムスリップ。実験こそ成功したものの、開いたワームホールによって平成のスター達が続々とやってきてしまいお台場は大混乱に。さらにゲームマスター・青山シズカはデロリアン号をコピーして5台に増やし、賞金単価アップミッションを発令。賞金単価アップか、ハンター放出か、それとも「タイムリープ装置起動」かという究極の運試しが行われることに。
一方、博士の方は元の時代に戻ろうにもエネルギーが足りず、ゲーム終盤からハンター放出阻止や逃走を続ける逃走者達にエネルギーの補充を頼むも逃走者達は当然それどころではない状態。ゲーム終了後なんとかワームホールが開き平成のスター達は戻って行ったが、デロリアン号はエネルギー切れで動かずそうこうしている内にワームホールが再び閉じてしまう。

「生逃走中2023」では過去に返すため、視聴者からの協力も募り渋谷のトラックに書かれた暗証番号を入力しエネルギーを溜めるミッションが発令。田中卓志井上咲楽が認証に成功しミッションクリア。デロリアン号と博士は終わり行く2023年に別れを告げ元の時代へと帰って行った。

ジュリアナ東京

東京都港区芝浦にあったディスコ。1991年から1994年まで営業。当時「ウォーターフロント」と呼ばれた芝浦地区の中でも一番知名度の高いディスコであり、ジョン・ロビンソンDJの下、ワンレン・ボディコンに羽根のついた「ジュリ扇」を持った女性たちがお立ち台の上で踊るという光景が有名であり、平日でも1000人、休日ともなれば3000人という来場客となり、身動きが取れないという様であった。
現在でも「バブル時代の象徴」として取り上げられることが多いが、実は営業時はバブル崩壊直前~真っ只中(当時の日経平均株価最高値を更新したのは1989年大納会)である。
ここ最近では平野ノラのネタや大阪府立登美丘高校がダンス大会でダンシング・ヒーローに乗せて披露した「バブリーダンス」などでも有名になるなど、令和の時代でも「生まれてないけれどあの映像と音楽は知っている」という人もちらほら。

逃走中では「お台場リベンジャーズ」に登場。平成の時代からやってきたジュリアナギャル達によってはちたまがジュリアナ東京に改造。本物のジョン・ロビンソンに当時カリスマ的存在だった荒木師匠も登場するなど本格的再現。そしてハンター2体も登場し「ジュリアナハンターゾーン」に。確保時&ミッションクリア時にはジョン・ロビンソンによるDJで知らせてくれるなど視聴者もジュリアナギャル達も爆アゲ。まあ、逃走者はそんな気分ではなかろうが…
そして後半ではジュリアナギャル達が操られ「ジュリアナ通報部隊」としてエリア内を捜索。逃走者達を苦しめた。
伊沢拓司「完全に朝帰りじゃん」

101回目のプロポーズ

1991年にフジテレビで放送されたドラマ。主演は武田鉄矢と浅野温子。
99回も見合いを断られた冴えないサラリーマン・星野達郎(武田鉄矢)と3年前に交通事故で婚約者を亡くしたチェリスト・矢吹薫(浅野温子)。明らかに不釣り合いな2人だが強引にお見合いをセットされたことで出会い、最初は断っていた薫だが、ひたむきに食い下がる達郎に次第に惹かれていく。
当時全盛の「トレンディドラマ」の一つであり、特に達郎が恋に臆病になってしまった薫を勇気づける為トラックの前に飛び出し、トラックが急ブレーキをかけて止まった後「僕は死にましぇん!」とプロポーズするシーンは平成ドラマ史に残る名シーン。また、最終回での工事現場でのプロポーズでは落ちていたナットを指輪代わりにはめるというシーンも有名。
当初は視聴率20%と当時のドラマとしてはまあまあな数字だったが、次第に大きな人気を博し最終回視聴率36.7%の大記録(「ひとつ屋根の下」の37.8%、「HERO」の36.8%に次ぐ「月9枠」歴代第3位)を打ち立てている。また、主題歌であるCHAGE and ASKAの「SAY YES」も282万枚セールスのダブルミリオンを達成。こちらは月9枠主題歌売り上げ枚数2位(1位は「素顔のままで」の主題歌である米米CLUB「君がいるだけで」の289万枚)

逃走中では「お台場リベンジャーズ」に登場。ミッション前からエリア内にホリ演じる武田鉄矢(この時はTBS「3年B組金八先生」の坂本金八仕様)で現れていたが、青山シズカによって10人に分身しジュリアナ通報部隊停止ミッションが発令。エリア内に散らばった武田鉄矢を集めるという「逃走中マニアでも理解しがたい文章のミッション」だが、武田鉄矢は2、3人で固まっている場所もあり実質6か所程度に分散。しかも武田鉄矢同士で会話するためやりとりだけでも逃走者は四苦八苦。もちろんハンターとジュリアナ通報部隊の脅威もあり近年の通報停止ミッションでもかなりの難易度に。
なんとか10人集めることに成功すると全員金八先生から達郎となり、薫の前でトラックを止め「僕は死にましぇん!」を披露。が、そんな余韻に浸る間も無くトラックのレバーを下げジュリアナ通報部隊を停止した。
また、ラストのハンター50体放出阻止ミッションでは最終回の工事現場でのプロポーズが再現されていたようだが、残念ながら逃走者が来ることができずちらっと映ったのみ。
ちなみに、武田鉄矢役はあしべ、Gたかし、古賀シュウ、葉月バル、フッキー(ノブ&フッキー)、ホリ、松村邦洋、MAB、三又又三、りんごちゃんが担当。浅野温子役は黒豆田聖子が務めた。

LOVEマシーン

1999年に発売されたモーニング娘。の楽曲。テレ東「ASAYAN」のオーディションにて最終選考敗退組から生まれたモーニング娘。は「抱いてHOLD ONE ME!」でヒットを出したものの、その後はバラード路線に行ったことで売り上げが低下。メンバー内にも「次が売れなかったら解散」という危機感があった中、プロデューサーのつんく♂が元々シャ乱Qでの没曲をアレンジした明るい曲として提供。さらに当時行われていた3期生オーディションによって後藤真希が加入&センターに抜擢するという大勝負をかけた。
その大勝負は見事に成功し、グループ初のミリオンセラーを記録しただけでなく、オリコン17週連続1位を記録。モーニング娘。の「『明るい曲&ダンス』の黄金期」の到来となり、現在に至るまでもモーニング娘。最大のセールスを記録している。
現在でも後輩たちのモーニング娘。現メンバーのみならず、様々な媒体でカバーやアレンジがなされCMに使われる、まさに90年代ラストを飾る曲。
ちなみにシングルジャケットは4人×2列で並ぶというシンプルなものだが、この並び順の右上→右下の順にジグザグにグループを抜けていくという「ラブマの法則」があり、当初はまことしやかにささやかれていたレベルだったが最終的にその通りに8人全員がグループを抜けている。

逃走中では「お台場リベンジャーズ」に登場。東京ジョイポリスにて歌番組の収録として矢口真里辻希美が歌おうとするも、青山シズカに操られ、ハンター50体放出阻止ミッションでの暗証番号のありかをLOVEマシーンに乗せて歌った。
ちなみに辻はオリジナルの歌唱メンバーではない。そしてこの時の参戦メンバーではヒカル三浦孝太詩羽矢吹奈子山中柔太朗はLOVEマシーン発売後に生まれている。モー娘。全盛期で育った管理人の心が折れそう。
最終更新:2025年04月25日 08:44