初登場 |
19巻167話 |
年齢 |
18歳 |
所属 |
YOMIの無手組 |
誕生日 |
8月21日 |
異名 |
ボルックス |
身長 |
192cm |
使用武術 |
カラリパヤット |
体重 |
90kg |
武術タイプ |
動 |
趣味 |
ジグソーパズル、映画鑑賞 |
武道理念 |
殺人拳 |
好きな物 |
ジェリービーンズ |
エンブレム |
無 |
嫌いな物 |
納豆 |
師匠 |
セロ・ラフマン |
将来の夢 |
家族で暮らす事 |
武術位階 |
弟子級 |
声優 |
武田幸史 |
気の運用段階 |
発動 |
|
|
【概要】
レイチェル・スタンレイの弟で、師は一影九拳が一人
セロ・ラフマン。
YOMIの中でも一際筋肉質かつ大柄な体格だが、普段は物静かで目立つ事が苦手。
他のYOMI達とは異なり日本語をやや苦手としている様で、尊敬語とヤンキー言葉をごちゃ混ぜにしたような言葉遣いも特徴。
しかし強面な外見や珍妙な言葉遣いとは裏腹に、その人柄は到って温厚かつ誠実であり、YOMIにとって共通の標的であるばずの兼一に対しても可能な限り戦わずに済むよう働きかけていた。
また目立つためなら手段を選ばない姉の破天荒ぶりに気苦労が絶えないものの、内心ではただ一人の家族として大切に思っている。
一歩間違えれば国際問題にもなりかねないような危険なミッションを絶えずこなし、本来なら望まぬ兼一との決闘に敢えて臨んだのも全ては姉のためであった。
その誠実な人柄は兼一のみならず一般人のクラスメート達にも伝わっており、先の戦いで負った怪我を見た女子からは「イーサンは人が良いから苛められた」と心配された程。
彼自身は学校生活について「所詮は日常に溶け込む為の偽りの日々」と割り切っていたが、その周囲には最後まで友人達の姿が絶えなかった。
【本編】
~「DofD」~
姉のレイチェルと共にチームジェミニとしてDofDに出場。
南拳チームの
金 道興を一瞬にして倒す。
しかし、チームの勝利にもかかわらずレイチェルの機嫌は最悪だった。
イーサンはレイチェルから大会ではルチャ風に戦うよう指示されていたのだ。
リング上の敵は瞬殺せよ、というセロの教えに従ったイーサンは姉の怒りにさらされ、
頭を抱えながら謝罪するのだった。
~「レイチェルを巡る戦い」~(37巻)
イーサンはあらゆる任務を迅速にこなし、史上最強の弟子ケンイチ打倒に執念を燃やしていた。
笑う鋼拳の失脚により、YOMIにおいて所属が浮いた状態になっていた姉・レイチェルが
拳聖を介して
拳魔邪神ジュナザードに紹介された為である。
ジュナザードは"闇"でも最凶として知られる達人であり、彼の気分一つでレイチェルは
ジェイハン同様に容赦なく殺害されてしまう。
しかし、自分が最強の弟子・兼一を倒すことができれば、カラリパヤットは"闇"において弟子育成の実績を示す事となり、レイチェルは温厚な師・
セロの保護下に入れる事ができると考えたのである。
イーサンは当初、兼一を武の世界から出ていくことを薦める。
無益な戦いを避けるべく、「武術を止めるならば兼一を"闇"においては死亡扱いにしてみせる」と提案したのだ。
しかし、曲げられない信念を持つ兼一はその申し出を拒否。
かくして2人の戦いが始まった。
姉への想いとジュナザードへの恐怖はイーサンの実力を極限まで研ぎ澄ませ、普段の様子からは想像も出来ない猛攻を仕掛ける。
さらには兼一の腕の経穴を突く事でその機能をほぼ封じ込め、あと一歩という所まで追い詰めた。
しかし、事前の
風林寺 隼人との修行によって苦手としていた序盤の攻防をしのいだ事、そして鍛え上げられた重心と脚力が生み出した新たな技
孤塁抜きが決め手となり、勝負はからくも兼一の勝利に終わった。
姉を救えなかったことを悔やみながら倒れるイーサンだったが、偶然にも同時期、警察組織からの要請を受けた
梁山泊がレイチェルの保護されているという闇の施設に足を運んでいた。
兼一から事のあらましを聞いた
逆鬼はレイチェルを乗せた闇の輸送機に単身乗り込み、セロとの戦いの隙を突く形でその身柄を救い出すことに成功。
この時の戦いが元でジュナザードの興味はレイチェルから逆鬼との死合いや弟子育成能力へと移り、その結果イーサンの望み通り彼女の身柄はセロの保護下に入ることとなった。
その後は更なる修行のために師と共にインドへ発つ事となり、旅立つ直前には死闘を通じて心を通わせた兼一と固い握手を交わした。
彼を乗せた飛行機を見送った後、兼一は目に涙を浮かべながら「きっと
新島なんかより良い友達になれただろうな」と別れを惜しんだ。
【戦闘力】
「武術の源流」とされるインド発祥の武術・カラリパヤットの使い手。
「リングの敵は瞬殺せよ」という師の教えにより、初手から全力で相手を仕留めにかかる。
オイルを用いたヨガ的修行によって大柄な体躯に見合わぬ柔軟性を誇り、兼一の猛攻を幾度も回避した。
また相手の経穴(マルマン)を突く事でその箇所の自由を奪う「楔(キーラ)」を得意としており、わざと相手に攻撃をガードさせて受け手の経穴を突く等の応用も可能。
これにより兼一は両腕の自由を奪われ、力を大きく削がれる事になった。
しかしイーサンの最大の武器はやはり鍛え上げられた肉体が生み出すパワーにあり、中でも渾身の力で繰り出される蹴り技「マハー・シヴァー・キック」は桁外れの打たれ強さを誇る兼一ですら回避を余儀なくされる程。
その破壊力は死合いの審判を務めていた
千影からも「受ければ腕が砕けていたな」と評された。
【技】
楔・挟状打(キーラ・サムダムシカ) |
マハー・シヴァー・キック |
【戦闘録】
昨日 - 今日 - 合計 -
最終更新:2023年08月11日 09:06