シナリオと考察

大量のネタバレを含むので注意!一周クリアまで見ないことを推奨!
  • 本作の複雑なシナリオについての情報をまとめたページ。
  • 描写がなく詳細不明、あるいは人類側の推測のみが語られる内容も多いため、推測や考察も記載あり。
+ このページの編集について
  • 編集の際に推測や考察を書く場合は「未確定情報・考察」に記載するか、その旨を明記する。
  • 情報提供、議論は編集相談板にて対応。(コメント欄は設置なし)


年表

+ 長大なので折り畳み
  • 凡例等
    • 月数は開戦からの経過時間を月数換算で表した数字。
    • 周回番号の「'」はプライマーによる歴史改変が行われた後のもの。
    • 5のミッション番号はオフ準拠。
    • 「???」のミッションは作中のミッション一覧の並びに準拠。ただし、周回番号が分からないため時系列上正しい位置ではない可能性がある。
    • シナリオに関する内容を掲載。(時間軸、新戦力の投入時期、歴史に大きな影響を与える出来事など)
周回 月数 ミッション 5の相当ミッション 以前の周回と異なる点 特記事項
DLC1 0 Lost Days 周回数は不明。ただし、プロフェッサーが、主人公も記憶を持ち越していることを知るのは2週目のベース251以降であるため、少なくとも3or4周目である。
DLC1 0 DLC1-M1:228基地の危機 M3~4 伍長が生存している。まだあまり攻撃も激しくなく、ベース228は健在のままクリア扱いとなる。 コンバットフレームが最初から起動しているのは、主人公はまだ弱く地上に出るのが遅れた。もしくは、5周目以降ではコンバットフレームに乗り込むだけでも命がけで、乗るのが遅れたなどの理由が考えられる。
DLC1 0 DLC1-M2:怪物襲来 M8 大型円盤の代わりにβ型の卵がある。 伍長が生存しているため、伍長が護衛してくれる。主人公がここで入隊を勧められるのは変わらない。
DLC1 0 DLC1-M3:滅びの楔 M9 β型の卵が地上で繁殖している 『もし人目につかない場所で繁殖していたら詰んでいた』、とある意味フラグを立てている
DLC1 0 DLC1-M5:繁殖区域 M12? 入隊を請われる相手が軍曹からでなく伍長からとなっている。 歴史の修正作用が働いていればEDF5と同じくらいの時期と思われるが、不明
DLC1 5以降 DLC1-M6:無人爆撃編隊 『転機』をすっ飛ばして入隊しているため、正確な時期は不明
DLC1 以降不明 DLC-M7:災いの使役者 M17 コロニストが連れる怪物に、変異種の女王が混ざっている セリフも色々違う
DLC1 DLC1-M8:α群体 流入
DLC1 DLC1-M9:飛行種襲来 M36? ミッション説明欄が前作の『宙を舞う殺戮者』と同じ
DLC1 DLC1-M10:大怪球 全域の放棄が現実的と語られる。なお、全域というのがどれほどの規模かは不明
DLC1 DLC1-M11:β群体 殺到 繁殖地の封鎖に失敗。コードNの検討が開始される
DLC1 DLC1-M12:都市粉砕
DLC1 DLC1-M13:降下兵団 この周回のコスモノーツは鎧を着ておらず、地球への適応もイマイチなため、降下して数日で撤収するらしい
DLC1 DLC1-M14:山域調査作戦 コードNも検討が一般兵士にも漏れ始める
DLC1 DLC1-M15:闇の策謀 プライマーが怪物の地下での繁殖を試みる
DLC1 DLC1-M16:汚染地帯 前編 少佐の発言からコードNが決定事項となる※ネタバレ防止のため反転
DLC1 DLC1-M17:汚染地帯 後編 コードN、発令。ベース228に部隊の招集令がかかる※ネタバレ防止のため反転
DLC1 DLC1-M18:コードN コードN成功。成果などは語られなかったが、恐らく兵士も一般市民も多くが死亡している。※ネタバレ防止のため反転
DLC1 DLC1-M19:劫火 二回目となるコードN発令。プロフェッサーと思われる独白から、兵士は犠牲になったが作戦は成功した模様。また、犠牲になった兵士には主人公も含まれていた。※ネタバレ防止のため反転
DLC1 エピローグ 訪問者 主人公の殉職を嘆くプロフェッサーの思考が遮られる形でプライマーによる歴史改変が起こる。思考が遮られたという描写から、どうやら主人公がいない状態でもプロフェッサーは『訪問者』の日まで何とか生きていたと思われる。リングを茫然と見ながらのセリフだったのであろうか? なお、今回のエピソードは『周回数』の部分が青色の周回であったため、『プライマーによる歴史改変』が『訪問者』の日に行われ、主人公が死んだこともなかったことになる。しかし、もしも背景色が赤色の世界(ゲーム本編では『翌日』以降しか描写されなかった世界)で主人公が死んでいた場合は、『主人公とプロフェッサーによる歴史改変』を『くだんの日』に行われることが(実質的に)不可能となり、まさしく詰みであった。※ネタバレ防止のため反転
DLC' プライマーによる歴史改変により、Lost Daysの出来事はすべてなかったことになる。この周回で何がおこったかは不明である。しかし、プライマーはコードNを起こさせないよう、N6を備える基地を徹底的に破壊するなどの対策を取ったものと思われ、その結果が前作や今作M116のようなベース228への苛烈すぎるテレポーションアンカーの大量投下である。皮肉にも、その結果が主人公がN6によって死なないという結果につながり、くだんの日まで生き残った主人公とプロフェッサーが次の周回へと旅立ってしまう。※ネタバレ防止のため反転
5 60 M1:ベース251††††† ここからM9まではEDF5の直接の後日談。人口は開戦直前の1割。プライマーは一旦退却済み。
5 M2:不法侵入者
5 M3:標準任務
5 M4:最優先駆除指令
5 M5:変わらぬ日々
5 M6:駆除チーム支援任務
5 M7:ハイブ処理任務
5 M8:牙の怪物
5 M9:訪問者
5' プライマーによる歴史改変が発生
5' 0~60 - プライマーによる歴史改変~M10間(開戦から5年間)に相当するミッションは存在しない。
5' 60 M10:翌日 「マザーシップ10隻の一斉攻撃」「アンドロイド」により敗北したと言及される。
5' M11:機械人間
5' M12:機械の巨人 プロフェッサーが「事故」の起こし方を知っている旨の発言をする。
5' M13:くだんの日†††††
6 ストーム1とプロフェッサーが「事故」により過去に戻る。
6 0~5 - 開戦からM14間に相当するミッションは存在しない。
6 5 M14:転機 M13:転機 この時点での総死者数が異なる。5:2割、6:3割。
核兵器の運用能力に関する差分がある。5:言及なし、6:半分を喪失。
6 M15:駆除 M14:駆除 テレポーションシップ撃墜数が異なる。5:2+3機、6:1+2機
6 M16:β型拡散
6 M17:ドローン襲来
6 M18:巨船破壊作戦 M15:巨船破壊作戦 ドローンの機種が異なる。5:タイプ1、6:タイプ2。
6 M19:K6作戦 M19:殲滅計画 厳密には6のM19直後に5のM19が発生する。
6 M20:埠頭の乱戦 大型宇宙船が出現したらしきことが無線で語られる。
6 M21:銀白の船団 大型宇宙船、アンドロイド、大型アンドロイド登場。
6 M22:サードマシン タイプ3ドローンが登場。
6 M23:降下艇飛来 M24:降下艇飛来 重装コロニストの差分がある。5:いない、6:いる。
6 M24:光の塔 テイルアンカーが登場。
6 M25:狙撃部隊 M27:狙撃部隊 重装コロニストの差分がある。5:いない、6:いる。
6 M26:漂流者 老兵コロニストが転移、出現。
6 M27:赤色機 専属オペレーターが付く。 5のM28:赤色機と同じ名前だが、隊員がレッドカラーを知っているため、同一時期ではない(6の方が後である)可能性が高い。
6 M28:死の疾走 擲弾兵、キャノンボールが登場。
6 M29:擲弾兵
6 M30:第二次 巨船破壊作戦 M46:第二次 巨船破壊作戦 差分はない。
6 M31:マザーの領域 ミッション内容は5のM96:怪物の大地に似ているが、EDF総司令官の演説がないことから同一時期ではない可能性が高い。
6 M32:温泉郷の秘密
6 M33:翼の軍団 M61:翼の軍団 プロフェッサーによる参謀の説得が失敗する。失敗はこれが初めてではない。
6 M34:海辺の巨塔 プロフェッサーが脱走したことが通信で語られる。
6 M35:崩れゆく街 M101:崩れゆく街 ストーム隊の有無。5:いない、6:いる。
6 M36:最後の抗戦 ストーム3,4の不死属性。5:あり、6:なし。 ゴーン1の登場から5のM107:侵略者大結集に相当すると思われる。そのため時期もほぼ同じか。
6 24 M37:烈火の大地 M108:烈火の大地 ストーム2の不死属性。5:あり、6:なし。 最終波のアンカー投下直後に暗転する。そのため殲滅したのか不明。
6 - キュクロプスが登場。 M39の会話内容より、キュクロプスの初投入はM37以降M38以前である。(厳密にはM38前後の可能性もある)
6 60 M38:ベース251††††††
6 M39:標準任務’
6 M40:変わらぬ日々’
M138:変わらぬ日々’’ 周回番号不明。
6 M41:訪問者’
6' プライマーによる歴史改変が発生。
6' 0~60 - プライマーによる歴史改変~M42間(開戦から5年間)に相当するミッションは存在しない。
6' 60 M42:翌日’
6' M43:狂える世界
6' M44:神々の宴
6' M45:一番坑道
6' M46:くだんの日††††††
7 ストーム1とプロフェッサーが「事故」により過去に戻る。
7 0~5 - 開戦からM47間に相当するミッションは存在しない。
7 5 M47:転機’ M13:転機 この時点での総死者数が異なる。5:2割、6:3割、7:4割。
核兵器の運用能力に関する差分がある。5:言及なし、6:半分を喪失、7:大半を喪失。
専属オペレーターが付く。
劣勢を隠すこともできないのか、戦局の好転を伝える公共放送がなくなる。
7 M48:駆除’ M14:駆除 テレポーションシップ撃墜数が異なる。5:2+3機、6:1+2機、7:0+1機。
敵主力級が異なる。5:通常種、6:通常種、7:plus種。
マザーモンスターplusの有無。5:いない、6:いない、7:2体出現。
通信で語られる大型宇宙船らしき敵の数。6:数十隻、7:100隻以上。
黒蟻plus、マザーモンスターplusが登場。
大型宇宙船が出現したらしきことが通信で語られる。
7 M49:アラネアの山
7 M50:危機迫る山頂 ここが過去改変船団の出現位置・時間の候補である(推測)ことがプロフェッサーより語られる。
7 M51:擲弾破壊部隊 M27:狙撃部隊 敵主力の構成が異なる。5:蜘蛛、7:擲弾兵。
EDF側ビークルが異なる。5:ブラッカー、7:ケプラー。
クルールが出現したらしきことが通信で語られる。
7 M52:邪神降臨 クルールが登場。
7 M53:砲兵進撃 完全地下施設であるアラスカのベース6が破壊されたと通信で語られる。
7 M54:死の疾走’ 高機動アンドロイドが登場。
ヘビーコンバットフレーム・グラビス再び投入。
7 M55:矛と盾 ハイグレードタイプ3ドローンが登場。
7 M56:停船 M35:停船 敵準主力級の構成が異なる。5:カエル、7:クルール。
敵変異種の構成が異なる。5:金アリ、7:銀蜘蛛。
7 M57:一つ目の巨人
7 M58:大空洞 調査作戦 上層
7 M59:大空洞 調査作戦 中層
7 M60:大空洞 調査作戦 下層 サイレンが登場。
7 M61:蒼き怪鳥
7 M62:多重障壁
7 M63:激突する平原 M37:激突する平原 クルール、蜂、前哨基地の有無。5:いない、7:いる。
イプシロン自走レールガン投入。
7 M64:殿軍 M37:激突する平原 5のM37が二つに分割された形。
クルール、重装コロニスト、前哨基地の有無。5:いない、7:いる。
7 M65:退路の敵
7 M66:降下戦機 M49:降下戦機 前篇
M50:降下戦機 後篇
5の同名ミッションとは場所が異なるため同一時期ではない可能性がある。
7 M67:邪神街
7 M68:岩壁の巨影
7 M69:機械兵の砦 プロフェッサーによる参謀の説得が失敗する。
7 M70:異星の騎士 M67:異星の騎士 差分はない。
7 M71:レッドウォール作戦
7 M72:要塞追跡
7 M73:崩れゆく街’ M101:崩れゆく街 戦場が異なり、味方NPCも異なる。 ミッション内容が異なるため5の同名ミッションと同一時期ではない可能性がある。
7 24 M74:要塞接近 軍曹、スプリガン、グリムリーパーに不死属性がない。また、ストームチームが編成されていない。
7 60 M75:ベース251†††††††
7 M76:標準任務’’
M139:極大勢力 周回番号不明。
7 M77:訪問者’’
7' プライマーによる歴史改変が発生。
7' 0~60 - プライマーによる歴史改変~M78間(開戦から5年間)に相当するミッションは存在しない。
7' 60 M78:翌日’’ 地下街に収容している市民の数が異なる。6':500人、7':300人。 コマンドシップが月の裏側に停泊していることがプロフェッサーより語られる。
7' M79:狂える世界’ くだんの日がこのミッションから一週間後であることがプロフェッサーより語られる。
7' M80:水神の宴 スキュラとの決戦があり、敗北したこと、人類がサイレンをグラウコスに変異させたらしきことが中尉達より語られる。
7' M81:二番坑道
7' M82:くだんの日††††††† 触手砲台が出現する。 前周回と異なる部分について、誤差が蓄積しているとプロフェッサーが分析する。
8 ストーム1とプロフェッサーが「事故」により過去に戻る。
8 0 M83:破られた平穏 M5:破られた平穏 ディロイの有無:5:いない、8:いる。
戦車隊のイベント自壊。5:あり、8:回避可能。
8 M84:未確認飛行物体 M6:未確認飛行物体 出現するドローンが異なる。5:タイプ1、8:タイプ2。
マザーシップ巨大砲台の破壊可否。5:不可、8:可。
8 M85:怪物襲来 M8:怪物襲来 銀蜘蛛の有無。5:いない、8:いる。ただし、ゲームバランス上の理由でありシナリオ上の理由はない可能性がある。
輸送船の破壊可否。5:不可、8:可。
輸送船は撃沈したものとして描写される。
8 M86:広がる災禍 M12:広がる災禍 銀蜘蛛の有無。5:いない、8:いる。ただし、ゲームバランス上の理由でありシナリオ上の理由はない可能性がある。
輸送船の破壊可否。5:不可、8:可。
輸送船は撃沈したものとして描写される。
大型宇宙船が洋上に出現したらしきことが通信で語られる。
主人公がEDF入隊。
8 5? M87:死の疾走’’ スーパーアンドロイド登場。コンバットフレーム・エイレンが投入される。
8 M88:制圧者 ネイカー登場。 ランド7がネイカーにより壊滅したこと、大型宇宙船が洋上に何かをかなりの数投下したことが通信で語られる。
8 M89:沿岸掃討計画 スキュラ登場。
8 M90:急転直下
8 M91:魚群上陸 大型宇宙船が洋上に投下した物がスキュラだったこと、北太平洋に拠点を持っている可能性があることが通信で語られる。
8 M92:船団監視計画 通信内容より、この周回ではテイルアンカーの初登場または初登場から間もない。
8 M93:眠れる巨鳥
8 M94:機械兵団 進撃 プロフェッサーが戦略情報部少佐の説得を行う。
8 M95:待ち伏せ プロフェッサーの進言により大規模動員が実行される。
8 M96:怪鳥撃滅計画 プロフェッサーが作戦中止を進言するが、そのまま実施される。
サイレンがグラウコスに変異。
バスターはいつ開発されたのか言及なし。
8 M97:激突する平原’ M38:激突する平原 グラウコスの有無。5:いない、7:いない、8:いる。
イプシロン自走レールガンの投入。5:あり、7:あり、8:なし(ドローンによる妨害)
8 M98:誘われる魚影 増援で登場するイプシロン自走レールガンは前のミッションに登場予定だった部隊と同一と思われる。
8 M99:燃える岸壁 プライマーの歴史改変タイミングがEDF設立後であることにプロフェッサーが疑問を呈する。
8 M100:船団攻撃計画 ブレイザーの量産について。5:言及なし、8:量産計画中。
ブレイザーの出力について。5:10%、8:15%。
チラン爆雷によりグラウコスを撃破する計画があることが通信で語られる。
8 M101:灼熱地帯
8 M102:装甲山脈 スキュラが海中で数を増やしていることが通信で語られる。
8 M103:怪物駆除計画 M78:怪物駆除計画 最後に出現する怪生物。5:アーケルス、8:グラウコス。厳密にはアーケルスも登場するが交戦前にグラウコスによって殺害される。 チラン爆雷によりグラウコスを撃破する計画が実行されることが通信で語られる。
8 M104:潜水母艦 防衛作戦 M73:光の城塞 勝敗が異なる。5:パンドラが撃沈される(プライマー勝利)、8:マザーシップ・ナンバー8を撃沈する(EDF勝利)
8周回目ではM84の戦闘結果からマザーシップの巨大砲台が破壊可能であることを本部が把握している。(5ではM109まで知らない)
プロフェッサーの発言からするとこの戦闘の発生した時期は5と同じである可能性が高い。
8 M105:第二次怪鳥撃滅計画 歴史の修復作用とその限界についての仮説がプロフェッサーより語られる。
8 24 M106:陽動作戦 コマンドシップ破壊後の銀の人の出現。5:する、8:言及なし。 コマンドシップを撃破。核兵器の運用能力が残っている。
8 60 M107:ベース251†††††††† ガンシップ及び砲兵の装備が更新されている。
NPCのアサルトライフルもブレイザーに更新されている。
チーズバーガーの素晴らしさがプロフェッサーより語られる。
8 M108:戦術航空作戦 怪物が少なくとも十万年以上未来の地球生物であることがプロフェッサーより語られる。
8 M109:エイリアン・アタック プロテウスが投入される。 コロニストが未来の地球生物であること、プライマーが十万年以上未来の文明で、タイムマシンでこの時代に侵略に来ていることがプロフェッサーより語られる。
8 M110:訪問者’’’
8' プライマーによる歴史改変が発生。
8' 0~60 - クラーケン、ヘイズが投入される。 プライマーによる歴史改変~M111間(開戦から5年間)に相当するミッションは存在しない。
8' 60 M111:翌日’’’ 地下街に収容している市民の数が異なる。6':500人、7':300人、8':100人。 プライマーが火星の文明であることがプロフェッサーより語られる。
怪物が未来の地球生物である可能性がプロフェッサーより再確認される。
8' M112:狂える世界’’ リングの機能と歴史改変の制約についての仮説がプロフェッサーより語られる。
8' M113:風神の宴
8' M114:三番坑道
8' M115:くだんの日†††††††† 触手砲台のバリエーションが増える。
9 ストーム1とプロフェッサーが「事故」により過去に戻る。
9 0 M116:本日の予定 M1:本日の予定
M2:闇からの脱出
バルガの回収。5:なし、9:あり。
先輩の安否。5:死亡、9:健在。
9 M117:228基地の危機 M3:228基地の危機 前篇
M4:228基地の危機 後篇
マザーモンスターの有無。5:いない、9:いる。
バルガを実戦投入。5:なし、9:あり。
Base228の防衛。5:失敗、9:成功。
先輩の安否。5:死亡、9:健在。
伍長の状況。5:連絡取れず、安否不明、9:民間人を避難済み、状況明確。
9 5? M118:殲滅計画 M19:殲滅計画 バルガによるエルギヌスを撃破。5:不可、9:可。(5ではそもそもこのミッションにバルガは存在しない)(EDF5TGSでの伏線回収) バルガの戦闘向け改修計画が始まる。
M141:危機迫る山頂’ 周回番号不明。歴史改変船団の一部撃沈に成功。残存船も捕捉、追跡に成功。
9 M119:大空洞 調査任務 蜂の巣の設置場所。5:地上、9:地下。 新型船団(次のステージに出現するクラゲ型のアレ)が出現したらしきことが通信で語られる。EDF9ではこのステージが人類の初遭遇であるが、実際にこの世界に現れたのはこのミッションの少し前の日付。危機迫る山頂がその日にあたる。
9 M120:死の疾走’’’ ヘイズ登場。プロテウスが投入される。 クラーケンが出現したらしきことが通信で語られる。
9 M121:転送阻止作戦 クラーケン登場。
9 M122:敵機襲来 プロフェッサーが参謀の説得に成功する。
9 M123:大空洞 破壊任務 蜂の巣の設置場所。5:地上、9:地下。 M119の続編。
9 M124:孵化 クラーケンとヘイズは全く違う生物であることが通信で語られる。
9 M125:休眠船団 クラーケンの飛行能力についての通信がある。
9 M126:市街流入 リングの機能と歴史改変の制約についての仮説がプロフェッサーより語られる。タイムパラドックスが関係している可能性。
9 M127:集結地点
9 M128:岩山の砦
M142:灯火なき街 周回番号不明。
9 M129:交錯する砲火 ストーム1が未来の出来事や敵の対処法などの情報を共有していることが通信で語られる。
9 M130:特機戦隊 マザーシップ・ナンバー11(コマンドシップ)が出現する。
M143:追跡者 周回番号不明。
9 M131:無謀の賭け
9 24 M132:11番目の船 コマンドシップ破壊後の銀の人の出現。5:する、9:しない。 コマンドシップを撃沈。フーリガン砲の投入。
9 60 M133:ベース251††††††††† チーズバーガーに飽きたことがプロフェッサーより語られる。
9 M134:粘糸の城郭 タイムパラドックスを避けるためにプライマーはEDF設立後の歴史にしか干渉出来ないという仮説がプロフェッサーより語られる。
M140:機兵大侵攻 周回番号不明。
9 M135:エイリアン・アタック’ アーマメントバルガ投入。 100年分ほども戦わないとストーム1の域に到達することは出来ないのではないか、つまりストーム1の存在がタイムマシンが実在する証明になるのではないか、という話が通信で語られる。
9 M136:巨神激突 総司令官の演説により、戦争が5年に渡っていることが語られる。
プライマーが怪生物およびボス級の(ほぼ)全てをこの戦いに投入(喪失)したことが通信で語られる。
9 M137:訪問者’’’’
9' プライマーによる歴史改変が発生。
60 M144:翌日’’’’ 周回番号不明。M141:危機迫る山頂'から続く、プライマーによる歴史改変が失敗し、EDFが優勢を維持したままの時間軸。このミッションが「くだんの日」の当日であることがプロフェッサーより語られる。
M145:リング破壊作戦 前篇 説明文より、このミッションはくだんの日以降である。
M146:リング破壊作戦 後篇 潜水母艦の残存数。5:1隻、最終周:3隻全て リングを破壊。第二の時間移動母船出現。
M147:刻の天秤 開戦から銀の人殺害までの人類の累積死者数。5:9割、最終周:3割。 火星汚染計画とストーム1の戦闘によりプライマー消滅。人類の勝利にて終戦。

時間について

全体の時間の流れについて

確定情報
  • プライマーとストーム1&プロフェッサーが交互に歴史改変を繰り返すループ構造になっている。
    • 「訪問者」でプライマーが歴史改変を行う。
    • 開戦から5年間、プライマー有利の歴史で「翌日」を迎える。(開戦から「翌日」までに相当するミッションは存在しないが、単に省略されているだけである)
    • 「くだんの日」でストーム1とプロフェッサーが「事故」を起こし、上記の戦況をベースにEDF有利へと歴史を変える。
    • 再び「訪問者」を迎える。
  • 「危機迫る山頂’」で歴史改変船団を捕捉、一部撃破したことで戦況が大きくEDF有利に傾き、それを受けて「M144:翌日’’’’」で「事故」を起こさなかったことでこのループ構造が崩れる。
    • ミッション名のせいで分かりにくいが、通信で「M144:翌日’’’’」は「くだんの日」と同日と明言されている。
  • プロフェッサーの発言により、「翌日」から「くだんの日」の間は一週間である。
  • プロフェッサーの発言から、「くだんの日」はどの周回でも同一時刻である。(どの程度のズレまで許容されているかは不明)
未確定情報・考察
  • プライマーが歴史改変を行う「訪問者」~「翌日」間に再度「訪問者」の日が訪れる。その際さらに歴史改変が行われ、「くだんの日」の前に無限ループに入る可能性。
    • そうなっていない様子ではあるが、何故なのか、実際にはどうなっているのかは不明。
    • リングを使った通常の過去への転送と「事故」で何か挙動が異なるため?
    • リングで過去に船団を送った時点で改変が行われているはずだが、その後もミッション中は改変前の歴史が続いている。
    • このような無限ループは典型的なタイムパラドックスであり危険なので意図的に回避していた?
  • 「ベース251」の日付。
    • 毎回「3年後」と表示される点、プロフェッサーと落ち合う予定などから、全周回とも同一日?
  • 「訪問者」の日付。
    • 「くだんの日」とは異なり同一とは明言されていない。
    • 訪問者’’’および訪問者’’’’で予測されていたリング出現座標にちょうどストームチームが出撃していることから、出現時間にも法則性はあり予測は可能だったと考えられる。訪問者’’以前は言及がないため考察の材料なし。
    • なお「訪問者」には浄水場のある街(荒廃)と臨海都市(優勢)の2種類のマップが使用されているが、それぞれで同じ座標にリングが降下しているとは限らない。各「くだんの日」はマップは同一だがリングの座標にはずれがあると明言されており、マップと座標は必ずしも一対一には対応していない。
+ DLCのネタバレ防止のため折りたたみ
  • プライマーによる歴史改変とストーム1・プロフェッサーのタイムリープの回数
    • M19劫火ミッション後の演出はプライマーによる歴史改変を示唆する内容になっている。
    • その通り歴史改変であった場合、歴史改変(「訪問者」)とタイムリープ(「くだんの日」)は必ずしも交互には行われず、歴史改変のみが繰り返されるケースがあったことになる。このため本編中の描写とは異なり、歴史改変とタイムリープの回数は必ずしも一致しない。

リングについて

確定情報
  • プライマーが運用するタイムマシン。
    • 起動した状態でリングを通過した物体を過去に転送する「入口」の機能がある。
    • 未来から物体を出現させる「出口」に相当する機能もある。
    • 転送した物体を任意の時刻、場所に正確に出現させることが出来る。実用上誤差はない。
  • 開戦から約5年後、「訪問者」にて地上に降下する。
  • 主に大型宇宙船多数を歴史改変船団として過去に転送する。
    • ただし、旧型の輸送船や老兵カエルを転送している場面もある。
  • 戦況をプライマー有利に変える目的で情報と戦力を過去に転送するという使い方がされている。
未確定情報・考察
  • 本部の通信によれば、EDF側はリングを「数年単位の精密な時間移動を行うための中継基地」と推測している。詳細は不明だが別の時間移動手段が存在し、その手段は数年で済まない激しい誤差がある事になる。
    • これは「訪問者」でリングに突入する新型船の数より、各週の過去に出現する新型船の数が遥かに多いことからも推測が成り立つ。誤差でバラバラの時間に出てしまった船団が各々でリングを通り、一ヶ所の時間と場所に出てきたと考えれば、中継基地説とも合致する。
  • わざわざ地球上に降りて転送を開始する「訪問者」が人類初の目撃例である。
    • 宇宙空間で転送できるなら地上に降りる意味がなく、その点でこれが初回の転送だとすると、この後に誤差で出てくる船団が続くと考えられる。
    • 先に宇宙空間でテレポーションシップなどを送ってから大型船のために降下してきた可能性もあるが、具体的な描写は無い。
      • 宇宙空間に出現した船団や月面後方のコマンドシッブの位置を把握できるEDFが優勢世界でもリングの存在に気付かず、降下してくる「訪問者」の日に突然発見されているほか、転送による宇宙船団の減少なども察知されていないため、降下前に転送を行っていたとは考えにくい。
  • 「くだんの日」でストーム1に下面の制御装置を壊されているので後続はリングを使えないようにも思えるが、「リング破壊作戦・後編」の描写から、残る上面と左右の三つでも機能を維持できるのは確実。ストーム1の意識はリング撃墜を目撃すせず過去に飛ばされているため、リングは落ちていなかった可能性もある。
      • ただし、この場合「事故の時点のストーム1の意識と体はどうなったか」という謎が残る。過去に飛んだのとは分岐した存在になって戦い続けた、あるいは単純に事故と同時に死亡や消失していたとしても話は成立するが。
      • この点はプロフェッサーの「(事故を起こす限り)時間は先へは進まない」という言葉を直截に解釈するかどうかでも変わる。

  • 何年先の過去or未来まで物を転送出来るのか。
    • 開戦より前までは送っていないので、数年程度までの能力しかない可能性がある。
    • 一方、タイムパラドックスを避けるために実行していないだけで、機能としてはもっと長い可能性もある。
  • リング自体が単体で時間移動出来るのか。
    • 優勢世界のEDFにも一切察知されず、いきなり戦場上空に出現しているため、現地で組み立てた等ではなくタイムワープで「訪問者」の日に出てきた可能性が高い。これがリングの自力によるものか、未来のタイムマシンで送られたのかは不明。
  • 物体を未来に送ることは出来るのか。
    • 元いた時間のさらに未来にまで送れるかは不明。数千年前に現れて観光?などをしていたことを考えると、元いた時間に帰る技術はあると考えられる。
    • ただし、リングにその機能があるかは不明。前述の通り「誤差修正の中継基地」だった場合、本命の長時間移動は別の装置で行っている可能性がある。
      • 過去改変を行った場合、改変前の記憶や情報は未来へ持ち帰れない可能性が高い。もし改変前の情報を持ち帰れた場合、動機が消失することで発生するパラドックスを恐れる必要が無いため、プライマーを知る前の人類を滅ぼしに来られる。
  • なぜ危険な地上へ降下したのか。
    • EDFが対宇宙人の軍隊であるため、宇宙空間だと発見が容易、人類側がリスクなしに核攻撃が可能というリスクがあり、却って危険だから?
    • 転送の度に大気圏脱出及び再突入が必要となり、対応可能なビークルが限定されるから?
    • 宇宙空間から見た地球の公転や自転に置いていかれないようにするため?
      • 地上に降りるレベルの制御が可能なら、地球の公転軌道や自転に同期するのは難しくない(同期できないと地上に降下もできない)ので、結局のところ「敢えて地表ギリギリまで降りた」理由は別にあるはず。

プライマーによる歴史改変について

確定情報
  • リングを用いて「歴史改変船団」を過去に送り、情報と戦力を過去のプライマーに提供することで、戦況を有利にする行為。
    • 具体的には、前周回にいなかった新兵器や途方もない数のアンドロイドを投入したり、開戦劈頭に核兵器投射手段を奇襲破壊したりする。
  • 主に大型宇宙船が使用される。
  • 「M117:228基地の危機」にマザーモンスターが出現する差分があるため、転送先の時期は最大で開戦前にまで遡る。
  • いつどのように歴史改変が行われたのかは人類には認識出来ない。ただし、主人公のみ不明。
未確定情報・考察
  • 前回の改変より後の時間に転移してしまうと、前回の改変が行われ始めた後に改変船団が転移してくることになりタイムパラドックスが起こる。
    • そのため「転機'」までは改変の度に前回より少しずつ早い時間に送っていたと思われる。
    • ただし、最後の改変船団が出現する「危機迫る山頂’」は改変開始よりもかなり後の時期にあたり、上記のタイムパラドックスに抵触する。プロフェッサーの「歴史の修正作用」「タイムパラドックスが少しずつ進んでいた」という仮説が通るなら、根本的な矛盾さえ生じなければ事象が前後するパラドックスが積み重なっていた可能性はある。
  • リングによる新型船団とアンドロイドの投入が改変の主力と見られるが、後半の周回では船団出現より大幅に速い「転機」以前の核施設破壊や被害拡大、ミッション内容の変化が起きている。
    • 「初期の周回で核戦争になったので学習した」というプロフェッサーの見立てが正しければ、プレイヤー側が関知できない早いタイミングで、新型船団より先に情報や従来戦力を過去へ送っている可能性がある。
    • 歴史改変によって人類の遺跡にEDF戦力の増加や核戦争の痕跡が生じるようになり、それを知った侵攻スタート時点のタイムワープ(「本日の予定」以前)で、最初から戦力増強が行われている可能性。

「事故」について

確定情報
  • 特定の時刻にリング下部の制御装置を破壊することで発生する。
  • ストーム1とプロフェッサーの記憶のみが過去に戻る。
    • 周回回数から見て、肉体は戻っていない(周回ごとに5歳加齢するということはない)
未確定情報・考察
  • どのような原理、理由で事故が発生するのかは不明。
  • ストーム1とプロフェッサーがどの時点にまで戻っているのかは不明。
    • 開発チームインタビューの公開により、「前作の時点でタイムループものになる予定はあった」「前作で民間人がエアレイダー用要請コードを知っていたのは、記憶ループの伏線になるよう意図した演出」と言及されている。
    • インタビュー基準で考えると、主人公に関してはどんなに遅くとも民間人として要請系武器が持ち込める時点、つまりベース228の地上に出た時点で前周回の記憶がある。この点は本頁の「EDF5における歴史改変」の項目を参照。
      • 「くだんの日」に続くミッションが「転機」だったり「本日の予定」だったりするが、上記の基準なら脚本上カットされているだけということになる。ホワイトアウトによるミッション開始演出の時点で持ち越せない武器を所持している、後にプロフェッサーが武器を送った旨の通信をしてくる、最新武器を作れる設備の用意とストーム1へ送る時間などを考えると、少なくとも「転機」の前に記憶が戻っているのは確か。
      • ホワイトアウト演出通りのタイミングに転移しているかどうかについては、「本日の予定」で最初から武器を持っている点でも否定される。「ゲーム的な都合で、近くにあった武器を手に取る様子をカットした」と考えても、民間人が出入りするような場所に手に取れるような状態の武器弾薬が置いてあるとは考えにくく、保管場所や鍵などについての記憶が必要になるため、どのみち演出よりかなり早いタイミングで動いていることになる。
      • インタビュー基準だと、いつでも「転機」以前の改変が可能だったが、あえてやっていなかったという事になり、その理由は仮定するしかない。
      • EDF8までの主人公の行動は、傍目にはあくまで『大型輸送船の弱点を予測し、勇敢に単騎で突撃した』だけである。民間人の武装に関しても、すでに侵略が始まっているため軍曹の責任による緊急避難的なものとして弁護でき、行動についても「幸運や偶然」「凄い洞察力と度胸があった」で形式上は通る。しかし、EDF9での改変は開戦という緊急事態が起こる前の平時に軍関係者のプロフェッサーが民間人に武器を送った上、手に入れた民間人(主人公)がそれを持ち歩いている。確実に軍規違反であり、日本の法律にも違反しているため、「本日の予定」以前に発覚すれば逮捕起訴はほぼ確実。EDF8までは慎重を期して、開戦前の改変に手を出さなかったと考えれば矛盾はない。
  • プロフェッサーが具体的にどの時期まで戻っているかは不明。「駆除'」にて「時間が戻った。今度もだいたい同じ時間だが多少誤差がある」と言っているものの、各周回ごとに武器を作って送る程度の時間的余裕は必要なので、主人公と同じか、より早い段階と考える他ない。
      • M22などでは「通信に成功した」「このタイミングでは初めて」と発言しているため、従来EDF5に相当する時間帯のうちはストーム1と接触していなかった模様。これが意図的なものか、成功を妨げる何らかの制約によるものかは不明。
      • 意図的とする場合「ストーム1の転移時期が不明なため、記憶が戻っていないストーム1と接触してパラドックスを起こさないため」や、「ストーム1とプロフェッサーが顔を合わせたのは銀の人撃破後という初周回の歴史を維持するため」などの理由が考えられる。


  • 事故後の世界は未確定として存在していないことになるのか、存在するが作中の誰も認識出来ないのか。
    • プロフェッサーは時間は先に進まないと発言しているが、比喩的な話なのか物理的に拘束力のある話なのか判断出来ない。
  • プライマーが事故をどの程度認識していたのか。
    • 6,7とプライマー有利で展開していたのが8で大きく後退した事実、リングの防衛戦力が徐々に強化される事実から、ある程度認識はあったとも推測出来る。
    • リングから砲台が現れたのを見たプロフェッサーも、「薄々気付いているのでは」と推測している。
    • 「くだんの日」でも輸送船などがリングで転送されている描写があり、「事故」でリングが破壊されたとすれば、この日以降からの増援が完全に途絶えることからも認識は可能と思われる。
    • 確定情報である筈の、未来の自分自身からの戦力分析が役に立たない、逆に利用されるという状況から敵側にもタイムトラベルしている存在がいると推測する事は可能。ただそれがリングを使用したものか人類が独自に造り上げたものかを確定する情報がなかった事が、段々と防衛力を強化するという方針に現れているように見える。

  • プロフェッサー隊の事例とは異なるが、老兵コロニストの転送は何かしらのトラブルによる事故なのか
    • リングが起動する際に集まって来ているため、コロニストの側には何らかの目的があると考えられるが、単に藁にも縋る思いで近寄ってきたのか、事前に集合の計画や連絡があったのかは不明。
    • 現代における老兵出現ミッションでは少佐が「この付近である現象が頻発している」という発言しているため、長くて数日ほどに渡ってバラバラに転移してきている。軍事的には無意味な戦力分散であり、EDFの対応圏内に落としているのでコロニストに対する救出活動の線も薄い。制御装置が外れている上に衰弱し装備もボロボロなまま戦力として再投入する意味も薄いため、計画的な作戦として実行するメリットも無い。その点では事故説が有力。
      • 老兵コロニストはプライマーにとって産業廃棄物。生物を廃棄することは無生物を廃棄するより手間がかかるため、EDFに殺させるためにわざとEDFだらけの場所に廃棄したのでは。
    • 他の「訪問者」ミッションに出てくるアンドロイドやクルールなどが吸い込まれる描写はないため、老兵コロニストを選んで吸い込んでいると解釈した場合。
      • 過去に送れる物体を選別するといった実験と考えても、戦力として有用なテレポーテーションシップやドローン、アンドロイドはすでに送られている。制御を離れて何をするかわからないコロニストを過去に送るリスクも高いので、可能性としてはあまり考えられない。
      • リングとの最終決戦でも転送されて来るが、老兵コロニストは「プライマーに置き去りにされた」という経緯で発生するため、プライマーが戦い続けているEDF9ではそもそも存在自体があり得ない。このため、「何かしらのエラーで別の時間軸の存在が出てきてしまったのでは」という推測がある。
        • たまたま制御装置のはずれたコロニストが、プライマーによる合流や回収もされず、人類による追撃も受けずに生き残って荒廃コロニストのような状態になる可能性はゼロではない。もっとも、その状態のコロニストが最後の決戦の時だけ戦力としてリングに召喚されるのか…となると、かなり無茶振りな仮定になるが。


周回に関するプロフェッサーの記憶

確定情報
  • ラスト周回を除き「訪問者」から「翌日」に切り替わるタイミングで歴史改変により上書きされている。
  • 改変前の記憶は残っていない。これは「翌日」~「くだんの日」の発言内容で確認できる。
    • そのループでは初めて見るはずのplus型を見ても「歴史は変わっていない」と言う。
    • 世界中の科学者との連携で結論を出し終えていたプライマー火星人説が「ラボに残った資料から気付いた」に経緯が変わっている。
    • M77「訪問者’’」でおそらく最初の一回目は核戦争になったと推測で発言しているため、過去周回の記憶が無いことと、周回によって記憶が上書きされるのに気付いているのがわかる。
  • 「翌日」以前の記憶に関しては、おおむね次の周回の増援戦力に敗北しエイリアンツリーを設置された歴史に相当する。
    • 例えば周回EDF5の改変ならアンドロイド軍団、周回EDF6ならアンドロイド&クルールに一方的に負け…という、改変前以上に絶望的な光景を見てきたことになる。
未確定情報・考察
  • ラスト周回でのみ記憶を保持したままなのはなぜか。
    • 「????」系ミッションや新型船の出オチを済ませた状態で「翌日」を迎えているため、ラスト周回の改編は阻止(抑制)されている。
    • 改編を受けていないので、プライマーに関する仮説などの記憶はEDF9の状態が継続している。
    • ラスト周回が10周以降だと解釈してもラストで改編を阻止したのは変わらないため、EDF9と同様の経緯を辿った情報を保持している。

周回に関する主人公の記憶

確定情報
  • 228基地内部の情報、輸送船の撃墜方法等を保持している。
未確定情報・考察
  • 特に言及が無いためプロフェッサーと同様と解釈するのが順当だが、プレイヤーの視点を持つ存在、あるいは時間に選ばれた存在として全ミッションを記憶しているという解釈もある。
+ DLCのネタバレ防止のため折りたたみ
LostDays後の主人公の記憶はどうなった?
  • DLC第一弾「Lost Days」の最後では、主人公がN6ミサイルの着弾に巻き込まれて死亡するという衝撃的な展開となる。この際タイムリープの記憶はどうなっているのか。
  • EDF5やEDF6本編中ではストーム1やプロフェッサーが死亡したことよって記憶が失われている、ないし失われたことがあるという事を示す明確な描写はない。
  • タイムリープ物の作品でリープの参加者が複数いる場合、途中で死亡した人物がリープ能力や記憶を無くすといったパターンはある。
    • 本作のケースで考えた場合、ストーム1とプロフェッサーの2人がタイムリープで過去に戻るには絶対にくだんの日で事故を起こす必要があり、死亡した場合その周回でのタイムリープは不可能となってしまう。よって、どちらかが死亡した状況でプライマーによる改編を受けても過去に影響が出ることはないと言える。
  • Lost Daysの描写を見る限り、プライマー側の過去改変によってストーム1の戦死は無かったことにされたと思われる。この過去改変は謂わばプライマー側のタイムリープであり、この場合ストーム1とプロフェッサーは「過去の状態に戻る」だけのため、例えば3周目終わりで過去改変が行われれば「3周目の始まり」の状態に戻るものと考えられる。本編中でも、これを示唆する描写はある。
    • このパターンでもストーム1とプロフェッサーは死亡していようがいまいが意識が過去に戻ることはない。よって上述した死亡した意識がタイムリープしたため記憶を失うことは起こり得ないと言える。
  • 整理すると、Lost Daysでのストーム1の戦死が周回の記憶引継ぎに影響したと示す情報は何もないため、記憶がどうなったかを論じる前提がそもそも存在しないということになる。

タイムパラドックスと歴史改変の制限

確定情報
  • プライマーによる歴史改変はEDF設立後に限られている。
  • 具体的には、プライマーが未来で発見したであろう「人類が墜落宇宙船に気付いたことを示すなんらかの痕跡」が発生した後にしか干渉できない。具体的に何の痕跡かは不明だが、プロフェッサーはこれを「因果の発端」と表現している。
    • 例えば2010年に作られたEDF基地の遺跡を発見したことで「気付かれた」と自覚していた場合、2010年より前には一切干渉できない。

未確定情報・考察
  • どの程度のタイムパラドックスなら許容可能なのか。未来を知った上で歴史を変える行為は大なり小なり全てタイムパラドックスとなる可能性がある。
    • 「M147:刻の天秤」にて、プロフェッサーは「プライマーが人類に干渉した時から、少しずつパラドックスは進んでいた」と発言している。これが正であれば、累積して閾値を越えると何か起こる性質のものと言える。
    • 潜水母艦パンドラの撃沈阻止やグラウコス撃破に際して、プロフェッサーは「歴史はもとの流れに戻ろうとする修正作用があるのかもしれない」と推測している。閾値方式だとするなら、この作用で修正できない行為ほど大きくボーダーラインに迫ることになる。
      • EDF8のパンドラ関連やEDF9のバルガ早期投入で歴史を激しく改変したように見えるものの、ラストミッションのようなパラドックス現象は起きていない。プロフェッサーが危惧していたように「いずれはプライマーが押し返して人類が追い込まれる」形で元の流れに戻り得る範囲内であれば、かなり大胆に改変しても閾値に達しなかったと考えられる。
      • プライマーは周回ごとに投入戦力を大きく変更していることから、少なくともプライマーはEDF7以前の時点でタイムパラドックスの閾値にある程度余裕があると認識していた可能性が高い。
  • 「因果の発端」はどの程度まで厳密に守る必要があるのか。
    • 例えば基地の遺跡だったとして、所在地や細かな破損状態までアンタッチャブルなのか。あるいは別の基地の遺跡や武器の残骸といった別のものに置き換わっても「EDFの遺物を発見した」という結果さえ一致すれば修正作用でカバーされるのか。
    • 仮にカバーされないとすれば、「因果の発端」に関してはかなりデリケートな調整や作戦を立てて保全しないといけなくなり、プライマーの行動にとっての大きな制約になりうる。

「???」およびM144以降の周回番号

確定情報
  • 不明。ゲーム上ではEDF9だが、10周以上と解釈できると主張する人もいる。
  • 1~4周という、プレイヤーが見ていない周がある。
未確定情報・考察:9周回目説
  • M137以降「刻の天秤」まで全て、ゲーム上の表示どおりに9周回目で完結したとする説。
    • ゲーム上の表示という明確な情報があるほか、「9周目で終わっていない(10周以上している)」という明確な描写がDLC1以前の時点では発見されていない。
  • 「???」はミッション番号通りの周回位置での出来事であり、回想に当たると解釈すればリスト上の並びも自然になる。
  • 周回ごとに「翌日」~「くだんの日」の状況が悪化しており、10周目以降となるともう「事故」を起こすことが出来なくなるほど悪化するのではないか。
    • 9周回目開始時の「くだんの日」では「これが最後になるかもしれないな」「だが次がある保証はない」などと語られる。
    • 8周目の「くだんの日」の時点でプライマーはリングの防衛装置を稼働させるなどの警戒をはじめ、9周目では「薄々感づいている」などリングを利用したタイムリープを行っている人類の存在に気付き始めている描写があるため、少なくとも9周目の後に数十~数百といったリープを行える可能性は低いと思われる。
      • いずれにしても解釈論や憶測に過ぎないため、9周完結を具体的に示す根拠にはならない。
  • 10周回目以降も投入されるであろうプライマーの新兵器が登場しない。
    • ゲーム上の登場可能なミッションが少なすぎるのでサンドロットが開発の手間を省いただけではないか。
    • プライマー側が用意できる戦力が技術・物資・時間的な理由で9周目までの面子が限界だった可能性。
      • 「されるであろう」「ゲーム製作上の理由ではないか」「限界の可能性」いずれも結論ありきの解釈の域を出ないため、考察として成り立たない。
  • ???ミッションへの派生の仕方が事故を起こして過去に戻る「くだんの日」ではなく、プライマーの過去改変船団が過去へ向かう「訪問者」となっている点。本編終盤のクリア必須ミッションのみを並べた場合、「訪問者’’’’」→「危機迫る山頂’」→「翌日’’’’」となる。9周目説の場合「訪問者」で過去へ向かった船団が「危機迫る山頂」に出現し、過去改変を阻止した結果「翌日」に繋がった、というミッションの流れ通りの解釈が可能。
    • 10周目以降説の場合、「訪問者」の後に「翌日」「くだんの日」を経由し10周目以降にリープし、幾度かのループを経て「危機迫る山頂」に繋がる形となるが、描写上必要であるはずの9周目の「翌日」「くだんの日」が存在せず、???ミッションも9周目のそれらが存在したことの証左にはならないため、解釈としては9周目説よりも不自然であると言わざるを得ない。
    • 10周目以降が存在するという前提で脚本を組むのであれば、10周目以降へ向かう「くだんの日」が存在し、その後に???ミッションが挿入された方が自然である。
    • 自然か不自然かの話であるため「9周完結の具体的な証拠」ではないが、少なくとも「10周以上している」と仮定する蓋然性が低いことを示す要素ではある。これは下記のミッション配置についても同様。
    • 描写されていないだけで実際には「くだんの日」を行い、10周目以上繰り返しているのではないか。
      • 「描写外でくだんの日を行った」ことを示す描写や情報は無いため、10周以上しているはずだという結論ありきとなり、仮定の因果関係が逆になっている。
  • ???ミッションは既存のミッションの間に挿入されているが、本来周回を重ねるほどミッションの配置は下になっていくはずであり、10周目以降と考えると配置が不自然。また、過去改変は常に上書きで行われるため、直前の周回である9周目はともかく、8周目7周目に存在するミッションはそもそも上書きが不可能であり、こちらも回想と考えた方が自然ではないか。「危機迫る山頂’」については、くだんの日を経由して周回を重ねた結果ではなく、9周目終わりで過去へ向かった改変船団が到着した「9周目の過去」であるためと考えると現在の配置で整合性が取れている。
    • 似たような戦況の周回に挿入されているだけで同一周回を指している訳では無い、プレイヤー自身に過去改変を阻止するポイントを探させるという演出なのではないか。
      • 同一周回ではないことを明示する描写は無いため、「描写外のくだんの日」と同様に結論ありきの仮定になっている。「M141:危機迫る山頂’」クリア時の「今の歴史は何かが変わった結果なのか、そうでないのか、我々に知るすべはない」というメッセージから、どこが阻止ポイントだったのか後から自覚するという演出は回想説でも成り立つ。
  • 改変を阻止した状態である「翌日’’’’」は、同名ミッションの繰り返し数を示す「’」の数が9周目(EDF5+4)を意味する4つである。
    • 他の同名繰り返しミッションとは異なり、事故によるタイムリープのたびに「訪問者」「翌日」「くだんの日」は必ず発生するため、発生数と周回数は同調しているはず。10周以上していれば「翌日」の「’」の数も5個以上つくのではないか。
      • 「変わらぬ日々」や「危機迫る山頂」の「’」の付きかたは周回数と一致していないため、「†」と違い「’」はあくまでこのゲーム内に登場する分の同名ミッションのナンバリング代わりに使われているものであって、その数で周回数は計れない可能性もある。
未確定情報・考察:10周回目以降説
  • 10周回目以降の不特定の周回数であるとする説。
    • 基本的に「10周(以上)しているという結論ありきであれば、そのように解釈できるかもしれない」というレベルの要素しか発見されておらず、明示的な情報や論理的な根拠となる劇中描写はDLC第1弾実装の時点では存在しない。
  • 9周回目で「M141:危機迫る山頂’」が発生していた場合、「M137:訪問者’’’’」までに大型宇宙船は全て撃沈されているはず。何度か出現しているEDF9は改編を阻止できなかった回ではないか。
    • 「危機迫る山頂’」のプロフェッサーは「落とせば落とすほど改編を抑えられる」「撃破できたのは一部だが、それでも奴らの計画は狂う」と言っており、そもそも「全て撃墜しないと改編は防げない」とは言っていないため、この説は前提から成り立たない。
    • 例えば8割しか撃破できなくても、その後の活動や戦力増強は大幅に抑制されるため、改編は阻止され得る。この点で、「9周目に大型船が出てくる」ことは「10周以降の周回がある」ことの直接の証拠になっていない。
    • 情報を渡される危険性が残るが、改編目的の行動に対するEDF側のリアクション(スキュラをレールガンで始末するなど)はプライマーにとっても未知なので、先手で妨害するイカサマ型の改編も行えない。
    • そもそもプライマーによる改変失敗後の未来である「翌日’’’’」以降のミッションでも大型輸送船が登場している。
  • 9周回目だとした場合、「M137:訪問者’’’’」でのプロフェッサーの「偶然を引き当てるんだ。 確率の問題だ。 いつか……」という発言は不自然ではないか。
    • 「危機迫る山頂’」が9周目だった場合、このミッションに現れた改編船団は、プロフェッサーが上記の発言をする「M137:訪問者’’’’」においてリングに突入したもの以降の船団となる。その場合、「訪問者’’’’」時点では「危機迫る山頂’」の記憶は存在していないため、上記の発言内容はむしろ当然の反応と言える。
    • 転移直後の船団を撃破できたことは初めてであり期待は高まっていたが、目の前にリングが現れ船団の転移を開始した。これまでの経験から結局今回もダメだったと判断して「次こそは」と言う意味で発言したとすれば不自然ではない。まさか転移まで見ておいて何も起こらないなんて考えられるはずがないので。
    • 「M141:危機迫る山頂’」をクリアすると「今の歴史は何かが変わった結果なのか、そうでないのか、我々に知るすべはない」というメッセージが出る。プロフェッサーの主観では偶然を引き当てられたか、および引き当てた上で改編を阻止しきれたかは断定できないため、「9周目の危機迫る山頂」で既に引き当てていてもこの発言は成立する。
  • 「M137:訪問者’’’’」で空が赤く染まっていくのはそれ以前の「訪問者」と同じくプライマー勝利の歴史改変が成功した(エイリアンツリーによって大気成分が変質させられた)せいではないか、という見方もできる。
    • 大気が改編されているとして、その原因であるエイリアンツリーなどが出現した訳ではないため、原因をすっ飛ばして結果が出てきていることになる。どんな形で影響が出ているのかプレイヤー視点では判断できないため、「空が赤くなった」ことは、そもそも周回数の根拠になりうるのかさえわからない。
    • 「刻の天秤」の最終段階でも赤く染まるため、少なくとも「訪問者」の時点で空が赤く染まるのはエイリアンツリーの作用ではなく、時間移動や歴史改変それ自体に伴う何らかの要因によるものとも解釈できる。どちらにせよ解釈論なので、そもそも根拠が無い。
  • 「刻の天秤」にて、プロフェッサーが「何百億、何千億もの人間が殺された」と発言する。1周回につき「ストーム1・プロフェッサーによる過去改変」と「プライマーによる過去改変」が両方行われるため9周回分の推定死亡者数は80億人×2×9周回で1440億人。数千億は通常2000億以上であろうと解釈出来るので、数千億を真に受けるなら最低13周は必要。
    • ただし、具体的な根拠であれプロフェッサー個人の思い込みであれ、被害人数に確信があるなら「n千億人の被害」と最大値で断罪すればよく、わざわざ「数百億」とプライマーの罪をあいまいに矮小化する表現を挟む意味がない。把握できない数に関する推測として喋っているシーンであり、「数百」を無視して「数千」が具体的な数字に基づくと受けとるのは文脈に合わない。
    • 「M77:訪問者’’」における「おそらく答えはこうだ。 最初の1回目は核戦争になった」や「翌日」系ミッションでの発言から、プロフェッサーは歴史が改編された事については確信を持っているものの、記憶は上書きされているので、各周回の具体的な被害状況を把握している訳ではないことが判る。
    • 「数百億、数千億」という10倍以上の差が出る表現をしているのも、具体的な回数や被害状況が不明であるため、「少なくとも数百億、ひょっとしたら数千億もの」という意味だと考えられる。
    • ストーム1達がリングの事故を起こす前からプライマーは過去改変を行っていたと考えられ、そしてこの過去改変は周回のナンバリングには含まない(ナンバリングが増えるのは常にストーム1達がリープする「くだんの日」のみであるため)。最初の「くだんの日」の前にプライマーが何度過去改変を行っていたのか、プロフェッサー目線で把握することはできないため、数千億という発言の整合性が取れていないわけではない。
      • 「リング事故前からプライマーが改編を繰り返していた」という明確な根拠は存在しないため、整合性を作り出すための結論ありきになる。
        • 「M77:訪問者’’」には「望む結果になるまで、何度も歴史を変えていきいずれ完全な勝利を得る。」というプロフェッサーの発言があり、このことからプロフェッサーとしては(ストーム1やプロフェッサーのタイムリープの有無を問わず)プライマーは何度も過去改変を行い得るという認識があることになる。このセリフだけでは最初のくだんの日の前に複数回の過去改変が行われていたと断定することはできないが、重要なのはプロフェッサー目線では「最初のくだんの日よりも前に何回過去改変を行われていたのか把握することは不可能」ということであり、これが「数百億、数千億」というかなり幅のある表現をした一因になっていると考えることができる。上述の前提を否定する場合、「最初のくだんの日よりも前は確実に1度しか過去改変が行われておらず、かつプロフェッサーがそれを認識していること」が必要となるが、当然劇中にそのような描写は存在していない。
  • 『???』のミッションの中に『変わらぬ日々’’』が存在する。これは開戦から5年たった時期でのミッションに見え、基地が一時乗っ取られるなど劣勢の戦況(荒廃ステージに相当)であることが伺える。これを踏まえると、EDF10以降にチャンスを逃して人類が勝てなかった周回があるとも解釈できる。
    • 「変わらぬ日々’’」を含む???系ミッションが10周以降であるという前提で「変わらぬ日々’’」を10周以上説の解釈根拠にしているため、そもそも10周以上している根拠を示せておらず破綻している。基地要員の避難と大尉たちによる奪還は成功しており、ミッション並び通りに「変わらぬ日々」の出撃から帰ってきたあと「変わらぬ日々’’」が起きた形でも不自然ではない。
  • 「変わらぬ日々’’」には、低難易度でも「EDFの反撃に適応する形で出現した」とされる変異種の金アリが登場し、プロフェッサー、大尉、隊員たちは金アリの存在を既に知っている。追加配置の無いHARD以下の難易度を見る限り、ゲーム上で主人公の前に金アリが初めて現れたのはM81「二番坑道」であり、改変後のEDF7(EDF8突入直前)以降となる。EDF8以降において「変わらぬ日々」時点の時期は優勢世界であり、「変わらぬ日々’’」に金アリが登場することと「変わらぬ日々’’」がEDF9以内の時系列に存在することは(ゲーム上の難易度調整などの視点を除けば)矛盾するので、10周以降の状況ではないか。そうでないとすれば、「「変わらぬ日々’’」のみ「各「訪問者」以前の改変後EDF8,9の世界」が舞台となっている」という状態を受け入れる必要性が出てくる。
    • 「変わらぬ日々’’」のみ他の「変わらぬ日々」及び「変わらぬ日々’」と違い「ミッション名だけ同じだが全く異なる日にちに生じた」と仮定すれば一応矛盾は消えるが、その仮定を立てる場合他のミッションの時期も全て異なるという可能性が生じる。
    • M144「翌日’’’’」で、プロフェッサーは「今日がその日だ。我々はリングを攻撃せず、あの事故はおこらなかった」と発言している。つまりM144が発生したのは従来なら「くだんの日’’’’」が起きていた日であるため、「同じミッション名で違う日付」は現に発生している。また、ここで発生しているからといって「他のミッションも全て異なる可能性」は飛躍であり、日付ズレの否定材料にはならない。
    • エルギヌス退治に絡む「殲滅計画」と「K6作戦」は同日に別の場所で起きているため、主人公は周回に応じて同じ日付に別の行動を取ることも可能であり、これによって即パラドックスが起きたりはしない模様。
    • 金アリはEDF5(DLC)の時点で全難易度に出現するため、「金アリはEDF7以降の周回にならないと出現しない」ことを確定するには、5DLCの舞台が7周回以降であること、あるいは時系列と無関係なゲーム上の都合によるチャレンジミッションであると断定、証明する必要が出てくる。その点を外して金アリの登場タイミングを10周回以上の根拠とするのは困難ではないか。
    • 二番坑道は勿論、その過去に当たる8周目の世界線での金アリの初登場ミッションとなるM106陽動作戦でもEDF側が驚くような描写はなく、明らかに既知の戦力として扱われている。つまり金アリはストーム1以外と初遭遇しているがその描写は本編中には存在しておらず、具体的な出現時期や初登場周回数を計ることはできない。そのため「金アリは8周目の世界線で初めて投入された」といえる明確な根拠はそもそも存在しない。
  • 少佐が「まるで10年、いえ100年も戦い続けているかのような」という発言をする。
    • 少佐はタイムリープを体験しておらず、100年戦っていると判断できる評価基準は存在しない。プロフェッサーやストーム1本人が説明していれば「まるで~ような」とはならないため、推測の比喩表現以上の意味はない。
    • 少佐の発言は「M137:訪問者’’’’」よりも手前であるため、これを正とする場合、ナンバリングと実際の周回数が一致していないという別の仮定が必要となり、仮定を仮定で補強する形になってしまう。
未確定情報・考察:他の説
  • 周回数を明示する「EarthDefenceForce○ begins now」のテロップについて
    • プレイヤーでも登場人物でもない、いわゆる神の視点(ゲームシステム)として客観的に周回がカウントされ、ゲームの外にいるプレイヤーに向けて表示されているのではないか。だとすれば周回数の明確な指標のひとつになりうる。
    • 同じタイミングの日本語モノローグ部分は恐らくプロフェッサーのものだが、彼は「翌日」のたびに記憶が上書きされることを自覚しているため、周回数を明確に確信したこの英文はプロフェッサーではない可能性がある。
    • プロフェッサーや主人公が記憶を保持し周回を数えていたとして、このテロップの時だけ思考がいきなり英文になるのは不自然すぎる。
    • ゲームシステムがカウントしているとすれば、地球人かプライマーかといった劇中の主観の違いは影響しない。
    • わざわざ神の視点でプレイヤーに明示した回数すら実際の周回と不一致だとすると、何を理由にそんなズレが起きているのか仮定する必要があるが、何ら根拠がなく空想することしかできない。
    • このため、少なくともEDF9までのカウントと周回数は一致している可能性が高いのではないか。

  • プロフェッサーの「6回目にして通信成功」という発言に関して
    • 初回となる周回EDF1は主人公側タイムリープと無関係であり、プロフェッサーがストーム1へタイムリープに基づく個人通信を試みる事はあり得ない。通信を試みるようになるのは、最も早く考えても「事故」によるリープを経験した周回EDF2から。つまりEDF6の周に試みた通信は5回目以下になるはずで、「6回目」と発言するのはタイトルの数字カウントがズレていることになってしまう。
    • 「EDF6の周回内で通信を6連打して6回と数えた」という可能性もなくはないが、文脈としてはやや不自然なので、周回数と考えるのが適当か。
    • この点に着目すると、プロフェッサーはタイトルのカウントより1回以上多くループしていることにならないか。
      • 劇中の「EDF〇」、ミッション名につく「♰」といったマークは周回数を表しているというのが定説となっているが、現状は公式に明言されたことはない。これらが「周回数」ではなく「タイムリープした回数」を表していると考えた場合、周回数にずれは無いことにはなる。ただし、リープ回数を表しているかどうか考察できる描写はこの「6回目にして成功」というセリフ以外にないため、「タイムリープ回数であるか」については断定できない。

EDF5における歴史改変

  • 前作5について、本作発売で明らかになった情報を基に考える。
  • 公式インタビュー(https://www.4gamer.net/games/515/G051579/20221219092/)により構想の成り立ちの概要が明かされた。
    • タイムリープものとなる構想自体はEDF5の時点で存在し、伏線にできるような要素は入れてあったことが判明している。
    • ただし、5でどこをどう歴史改変したかについては触れられていない。
確定情報
  • 公式サイトにて「『5』の結末から数年後」という記述、およびあらすじにも前作から続いている物語であることが触れられているため、同じ世界を舞台にした続編である。
  • プロフェッサーの発言から、5は初めての周回ではないことは確定。
  • 実際に何が行われたかは一切語られていない。
  • 前作の範囲ではプロフェッサーは一切登場しないが、本作M1の時点で初対面ではない。
    • 上記のインタビュー記事より、エンディングのモノローグがプロフェッサーによるものだったことが判明している。
未確定情報・考察
  • インタビュー記事で大まかな構想や経緯は明かされたものの、細かな設定や演出については6の開発段階で意見を出しながら進めた事や、「まずはゲームとしての面白さが大切」という方針だったことも言及されているため、すべての要素が伏線として説明できるとは限らないことに注意。
    • バックパック装備の新設やセントリーガンの所持兵科変更といった前作からの根本的な変更がいくつかあるが、劇中要素としての説明は存在しない。仮定しようとすると結論ありきの決めつけになってしまうため、考察の材料としては無視せざるを得ない。
    • エアレイダーのドローン兵器は、インタビューで「荒廃した世界背景で支援が呼べない立場をフォローするために導入された」と言われているため、整合性よりゲームバランスを優先した要素のひとつと見られる。
  • EDF5の主人公はどの時点で記憶がタイムリープした存在になったのか。
    • EDF5のM1「本日の予定」の時点では先輩を助けられなかったが、軍曹から渡された武器を簡単に使いこなす、ダイバーやフェンサーの戦闘機動ができる、軍用ビークルを初見で乗りこなすなど、非凡な様子は見せていた。
    • EDF9では、まだ民間人である「本日の予定」で武器を所持している。基地イベントに派遣される時点で既にプロフェッサーと連携しているか、軍事基地の武器庫に侵入して武器をちょろまかすだけの情報や能力があり、ミッションよりもかなり早い段階で記憶がある。
    • 先述のインタビューで、エアレイダーは記憶タイムリープにより各種要請コードを知っていた事が判明。ゲーム上は開始直後から要請できる(装備して持ち込める)のを基準とすれば、最も遅く見積もっても228基地の地上に出る時点で前回ループの記憶がある。
      • 逆に言えば周回EDF1に相当する初回のループでは、正式入隊する「転機」まで要請無しで切り抜けたことになる。これは実際のEDF5プレイでも再現は可能。
      • 先輩の救助に関しては「最大限に遅いパターンでまだ記憶が無い」「記憶はあったが武器がないので助けられない」「タイムパラドックス防止優先で泣く泣く助けなかった」といった形になる。
    • 「今度もだいたい同じ時間」というプロフェッサーの発言も加味すると、EDF7までは同時期に安定して転移していたと考えられる。
  • 前哨基地破壊後の短期間にコスモノーツをはじめとする新戦力が急増するため、これらはEDF5時点での歴史改変船団が持ってきた増援ではないかという推測もある。
    • 5に大型宇宙船は登場しないが、6では旧型輸送船や老兵コロニストが転送されていた。新型船無しで従来型の戦力を過去に送り込めるのは確かだが、実際に送り込んだかは具体的な描写はない。
    • 対象は大型アンカー、コスモノーツ、タイプ2ドローン、ディロイ、シールドベアラー、アラネア、キングなど。
  • 主人公が激戦地にばかり回されるのも、前周回の記憶を基に重要な戦闘に志願していたのではないかと主張されることもある。
    • 頻繁にアーケルスと遭遇したり、戦地でストームチームの面々と遭遇する演出を関連づけての推測であるが、そのわりに決定的な戦局変化を起こさないことに関しては「タイムパラドックスを恐れて自重している」という正当化が入る。
    • 危険を冒してまでバルガ回収を実施したのも主人公かプロフェッサーによる提案ではという推測もあるが、これに関しては外部から干渉不能な戦略情報部が「質量打撃兵器が有効」という分析条件にバルガを当て嵌め作戦を主導しているため関与できそうになく、またわざわざ関与する必要も無い案件ではある。
  • プロフェッサーはミッション中に出てこなかっただけで、なんらかの活動はしていた事になっている。
    • 本作M1での「まさか覚えていないのか?」、本作M22での「このタイミングで連絡するのは初めて」という発言から、EDF5までは基本的にベース251で会うまで連絡が取れない、あるいは取らないまま別々に活動していたと思われる。
    • EDF5に限って考察すると、先述した本作M1での発言は「ストーム1は時間遡行できていなかったのでは」という不安から聞いたものとも取れるので、前周で事故を起こして時間遡行をしてからベース251で会うまで、具体的な根拠を探れず無事を信じるのみだった可能性が高い。
    • 本作での活動状況から、プロフェッサーからストーム1への武器提供は行われていた可能性が高い。軍規や法などの理由で関係性を隠して送りつけ連絡を避けていた、とすれば上記の発言とも矛盾はしない。
    • 主人公はタイムリープのおかげで異常なほどの大戦果や生存能力を発揮でき、そのおかげで情報部から特別視される存在となれる。ここに「そんな優秀な兵士がいるなら、研究主任として最新鋭兵器を優先的に渡したい」などの理由をつければ面識がないままでも新型武器を送る環境を作り出せるので、なおさら個人的な関係性は隠しやすいと言える。
+ DLCのネタバレ防止のため折りたたみ

DLC第一弾「Lost Days」の周回数

確定情報
  • 「EDF5につながる物語」と明言されているため、1~4周目のいずれかの周回である。
  • ゲーム上で何周目か明確にはされないが、大きく分けて1周目という解釈と、それ以降の周回であるという解釈がある。
  • 核兵器の話がキーになってくるが、コードNのNがNucler(核/原子力)の略だとはDLC1内では明言されていないので一応注意。

未確定情報・考察:1周回目以前説
  • 本編のEDF1~9よりも前にカウント外の周回が発生しており、それがストーム1の戦死で1度無くなったという説。具体的に明示する描写は見つかっていない。
  • DLC第一弾のタイトルが「Lost Days(失われた日々)」なのは、DLCのエピソードが失われた=リセットされて無くなった分のエピソードだからという解釈による。
    • タイトルが「失われた日々」だとして、「プライマーの侵攻によって失われた日々」「プライマーの過去改変によって無かったことになったため記憶から失われた日々」など複数の解釈ができる。こうした解釈はEDF1~4であっても成り立つため、敢えて「1~4の事ではない。カウント外の周回を表現している」という解釈を採るなら特別の理由が必要だが、明示されていない。
    • 「失われた日々というタイトルだから、リセットされたカウント外の周回である」は結論ありきの解釈であり、そこから更に「リセットされたなら、原因はストーム1の戦死である」とするのは、結論ありきの解釈を二重に行わないと成り立たない。
  • コスモノーツの装備や、核兵器基地への対策、エアレイダーが要請コードを知っている点、M19の最後の演出でプロフェッサーも時を越えて記憶が引き継がれなかったであろう描写、ストーム1を既に知っていると思われる独白がある。
    • 本編中、「周回中の戦死によってリープの記憶が消える」という事を示唆するような描写は皆無であり、そもそも前提が根拠に乏しい。プライマーの核対策、要請コード、既にストーム1を知るプロフェッサーについては「事前に何周かしていた」ことの論拠にはなるが、周回が一度リセットされたことを示す事象ではない。
  • リセット分を含めれば本編M144の犠牲者数が何百億、何千億という発言にも矛盾はなく、プロフェッサー自身も本当は何回周回したのか?という事を正確に把握していないとも取れる。くだんの日のEDF6~9はプロフェッサーが把握している周回数と考えれば矛盾はない
    • リセットされ記憶も無くなったはずの分を犠牲者数に加算できるのは矛盾している。プロフェッサー側にはリセットされていない記憶があったと仮定しても、「プロフェッサーはリセット説が成り立つ記憶状態のはずで、それはリセットがあったからである」は循環論法であり、根拠がどこにも無い。
    • DLC最後のモノローグではプロフェッサーの台詞の途中で過去改変が起こる。つまりプライマーの過去改変の時点でプロフェッサーが生きているため、プロフェッサーは周回の記憶がリセットされていないことになる。その場合、プロフェッサーとストーム1が認識している周回に差があることになるが、6周目のM22「サードマシン」で「6回目にしてようやく通信が成功した」という通信が入ることから、少なくとも6周目までは2人の周回が一致しており、やはりリセット説とは矛盾してしまう。

  • プライマーの過去改変である「訪問者」のタイミングは開戦から5年後。プライマル種の戦闘力、繁殖力は凄まじい事が語られており、初回のコードNを発動するDLC-M19が開戦から5年後の話とは考えにくい。更にプライマル種が投入されなかったEDF5及び6の戦況と比べて侵略生物plus種が開戦初期からいる点などから明らかに悪化していると考えられる。プロフェッサーの独白からも過去形ではなく現在進行形、もしくは直後に起こったかのような文章であるため、プロフェッサーは「訪問者」まで生存しておらず、戦死リセットに巻き込まれているのではないか。
    • 後の周回と比較して怪物の脅威度は高く描写されているものの、逆にエイリアンや機械兵器は脅威ではないと断じられており、怪物の脅威のみに着目して戦況が悪化していると断定はできない。仮に悪化していたとしても過去改変が不要なほど戦況が悪化していた翌日以降の周回でもプロフェッサーは生存しており、具体的な描写が無いにもかかわらず戦況の悪化=プロフェッサーの戦死と捉える方が無理がある。独白についてもプロフェッサーが既に死亡しているとすると、死亡している人間が突然独白を始め、その途中でいきなり過去改変が入るという明らかに不自然な演出となってしまう。
  • 「幸いにもベース228及び235は無事」という発言、DLC-M1ではベース228にさしたる攻勢がかけられていない事から、本当のEDF1(リセット前の初回)ではベース228、235から核ミサイルが発射されなかったと考えることも出来る。そう考えれば地球防衛軍5の228基地への過剰なまでの大攻勢、その後の駐屯戦力の充実ぶりも論拠になる。
    • プライマーが核対策を始めているがM1ではベース228のことを把握していなかった、という描写は、Lost Days以前から周回を始めていたと考えることはできるが、それが1度記憶がリセットされて周回をやり直していることの論拠にはなりえない。
    • 「リセット説を唱えるためにリセット説に都合のいい解釈を採用する」形になっているため、そもそも劇中描写に関する考察になっていない。

未確定情報・考察:1周回目説
  • 本編中のプロフェッサーの発言で、1周目は核戦争となり、以降の周回でプライマーが対抗策として核基地を狙うようになったとあり、この推論からすると1周目で起こった核戦争が「Lost Days」と考えられる。2周目以降と考えた場合、プライマーが核対策をしていないのが不自然となってしまう。
    • Lost Daysよりものちの周回であるEDF5でも戦術核によってテレポーションシップを破壊しており、また更にのちの周回であるEDF8でもコマンドシップに対して核攻撃が行われている。そのため2周目以降の周回で人類の核攻撃能力が封じられてはおらず、「1周目が核戦争になった」=「2周目以降は核戦争になっていない」とは断定出来ない。またDLC中の無線で「幸運にもベース228、235は無事」というセリフがあり、裏を返すと他の核基地は壊滅した=既に核対策が始まっている2周目以降と捉えることもできる。
    • 身も蓋もないが、あくまでも「1週目が核戦争」というのはプロフェッサーの推測でしかない。プライマーの核対策を鑑みるにどこかの周回で核戦争が起きた可能性自体は大いに有り得るが、核戦争が2週目以降で行われていても単にプロフェッサーの推測がズレていたというだけで矛盾自体はない。
  • 地球環境に適応できないコスモノーツを生身のまま降下させているが、捨て駒であるコロニストはともかく、プライマー側構成員であるコスモノーツをそのような環境に放り込んでいるのは2周目以降と考えると不自然ではないか。
    • この推論はコスモノーツが1周目から居たという前提と思われるが、EDF7以降次々と新しいエイリアンが投入されていることを考えれば、この周回がコスモノーツ初投入だったというだけで、1周目である根拠にはならない。
    • むしろ、ヘルメットだけは優先して装着しているため、呼吸や大気汚染への初歩的な学習や対策は済ませている(コスモが参戦してから一周はしている)とも考えられる。
  • 本編には登場しない様々な怪物は、侵攻に適している種を選別するための実験である旨が語られるが、このように手順を探っている状態なのは侵攻がかなり初期段階(=1周目)だからなのではないか。
    • 実験説はあくまで少佐の推測にすぎず、プライマーが実際にどのような意図で様々な怪物を送り込んだのかは不明。前の周回で怪物による侵攻が想定通りの結果を出せなかったからこそ、今回の周回でより確実性の高い種を送り込もうとしているとも考えられる。
  • M19劫火にてストーム1は戦死してしまうが、2周目以降の場合、周回の記憶が途中で途絶えてしまうのではないか。また、人類の代表者が戦死した場合人類の敗北に直結するため、ストーム1が代表者となる前の1周目の出来事なのではないか。
    • そもそもストーム1とプロフェッサーが記憶を維持して過去に戻れるのはリング破壊時の事故でのみで、プライマー側の過去改変ではその周回内での2人の行動や記憶は消されてしまう(これはプロフェッサーが怪物の出自や妻の生存周回を忘れていることからわかる)。そのためストーム1が戦死しようが、その後プライマーが過去改変さえすればその事実は無かったことになるため、記憶の継承に支障はない。ストーム1が人類の代表者に選ばれたタイミングは不明だが、2周目以降確実に選ばれた、と断定できるような描写は無いためストーム1の戦死は1周目であることの論拠にはならない。
    • 劇中描写を見る限り、「代表者による決戦」は、本編ラストミッションのような決定的パラドックスの無限ループを解消する時だけ発生するものである。DLCでは何らかの理由でプライマーが再度の改編に着手したからタイムリープが再開しただけで、それがなければ歴史はそのまま人類の滅亡として普通に進行して終わっていた。仮にストーム1が一周目から人類代表になっていたとしても、通常の戦闘で戦死した場合はパラドックスにならないため、ラスボスプライマーのようにいきなり人類全部が消滅するよう現象は起こりようがない。この点で、人類代表の設定から周回を判断することはできないのではないか。

未確定情報・考察:2周回目以降説
  • M19劫火の最後のムービーのモノローグの語り手は語り口調や明らかにストーム1を特別視していることから、プロフェッサーと推測できるが、そもそも1周目の時点で先進科学研所の主任であるプロフェッサーと入隊間もないストーム1に接点ができるとは考えにくく、またそういった描写やそれを示唆するような描写もない。そのためともにリープしている2周目、正確に言うと両者がお互いにタイムリープしていることが判明するのは2周目のベース251での再開時となるため、3、4周目のいずれかと考えられる。
  • 伍長から民間人とは思えないほど強い、と称賛されるがストーム1が並はずれた戦闘能力を持つのはリープによって周回を重ねたからで、1周目の民間人時代から強いとなると6本編での前提が崩れてしまう。そもそも1周目であるならストーム1が民間人とは思えないほど強い、などというリープを示唆するようなセリフを入れる必要がない。
  • エアレイダーが初めから空爆要請のための通信コードを知っているのは、EDFで戦った後にタイムリープで過去へ戻ったため、と開発者インタビューで明かされており、民間人時代から空爆要請可能なDLCのエアレイダーは既に周回済みと考えるのが妥当。ゲーム的な都合と解釈することもできるが、DLCのストーリー上、民間人パートは無くても大筋に支障はなく、わざわざインタビューで語った内容と矛盾するような描写を入れる方が不自然である(訳あって通信コードを入手したといったフォローも皆無である)。

未確定情報・考察:5周回目説
  • 主な解釈は2周目以降説と同様だが、Lost DaysはEDF5直前の周回であり、その周回数は5周目であるとする説。
  • Lost Days最後のモノローグでは、プロフェッサーの語りが突如として中断され、5のM1に当たる本日の予定の説明文に切り替わる。このことからプロフェッサーも意図しない過去改変、つまりプライマー側の改変によって時間が過去に巻き戻ったと思われる。本日の予定の文章がEDF5に直接つながっている根拠と断定はできないが、Lost Daysは「EDF5に繋がる前日譚」と紹介されており、演出的にもLost Daysは5の直前の周回と捉えても違和感はない。この場合、ストーム1とプロフェッサーはLost Days開始時の時点で既に5周回目を開始している(4周目→くだんの日で次周回(5周目)へ→Lost Days(5周目)→プライマーの過去改変でなかったことに→地球防衛軍5本編(5周目)→再びプライマーに過去改変でなかったことに→6本編の翌日(5周目)→くだんの日で次周回(6周目)へ…)と考えられる。

EDFについて

なぜ「M110:訪問者’’’」および「M137:訪問者’’’’」でリングを攻撃、破壊しなかったのか?

確定情報
  • 不明。
  • 8~9周回目の少佐の台詞から、リングの降下する座標に関しては把握できている。
未確定情報・考察
  • リングを破壊すれば「くだんの日」でのやり直しも出来なくなるため、何らかの条件を揃えるのを待っていた?
  • プロフェッサーとストーム1が、それぞれの改変後周回における「訪問者」に居合わせておらず、リングが降りてくる時間を把握できていなかった説。
    • 特に、6周回目以降の改変後世界は地上に出ることすら危険な戦況であり、リングが降りてくる瞬間に居合わせていない可能性が高い。
      • しかし少なくとも9周回目に関しては、直前の「M119:風神の宴」の時点でおおまかな時期は予測していたため、降下座標でタイムシップ共々出落ちする準備を進めていなかったのは謎ではある。
  • 少なくともM137では、先にタイムシップを出落ちさせて改変を阻止した状態で挑んでいるので、ここでリングを落としてしまうとタイムシップが過去に飛ばなくなる→出落ちが成立しない、というタイムパラドックスを生む可能性があるため攻撃できなかった説。

なぜ「M141:危機迫る山頂’」まで大型宇宙船を撃沈しなかったのか?

確定情報
  • 不明。
  • 転送装置(弱点)は丸出しなので知っていれば撃沈は容易である。
  • m141 危機迫る山頂’でプロフェッサーが弱点を知っているor推測している
未確定情報・考察
  • 主人公とプロフェッサーに関しては、過去に移動した直後に一網打尽にすることを重視し、弱点を対策されないよう敢えて手を出していなかった可能性がある。
  • 弱点はテレポーションシップと同様に転送装置であるため、軍曹のように「あそこを狙えば良いのではないか」と考える兵士が一切いなかったというのはやや不自然だが…。
    • これに関しては、高速移動で突然現れ、大量のアンドロイドを投下して、普通の兵士では対応する間を与えず、隙を見て逃走する戦法を取っているという描写がある。
  • チラン爆雷(爆風表現による推定)なら蓋を閉じた状態でもバリアごと強引に撃墜できるが、潜水母艦以外に搭載している描写がなく、大量にいる大型船のうち数隻のために希少なチラン爆雷を使える局面がなかったのであれば、理屈としては成り立つ。

フーリガン砲の使用回数について

確定情報
  • 「M132:11番目の船」で2発使用される。それ以外は作中一度も使用された様子がない。非常に少ないと言える。
  • 前作では「M61:大型円盤撃墜作戦」並びに「M80:ベース228奪還作戦 第二段階」において使用された。こちらもこの2つ以外に使用された様子はないが、こちらは開発・量産が間に合っていないという理由で使用回数を増やせないことが明言されている。
    • どちらもアーケルス殲滅までの時系列に使用されており、EDF5中盤では既に存在していたことが伺える。
未確定情報・考察
  • フーリガン砲がどんな形態の兵器なのかは不明。これによって運用上の制約も変わってくる。
    • 「砲」と言うからには、投下型の爆弾や自力で飛ぶミサイルの類いではなさそう。
    • 前作で空軍到着と同時にフーリガン砲の支援が入る演出があったため、航空機搭載の火砲と専用ガンシップのような兵器の可能性あり。
  • 運用に何らかの制約があり、描写通りごく限られた回数しか使えない場合。
    • 砲弾が特殊で量産できない、巨大すぎて搭載機に数発しか積めない、砲身の寿命が極端に短い、発射に多量のエネルギーチャージを必要とする、技術的には作れるが核兵器と同様にプライマーに妨害され量産に至らなかったなど、理屈はいくつか仮定できる。
  • ゲーム上のミッションに出てこないだけで、他では使われていた場合。
    • 主人公のいたエリアは激戦地だったので搭載機や運用部隊が近付けなかった、いきなり降ってくるアンカーのような相手には駆け付けられなかったなど。
    • 劇中でマザーシップを撃っていないのは、既にどこかで撃ったことがあり、効かないのがわかっていたから…と解釈することは可能。
  • プロフェッサー目線だと歩兵だけでもテレポーションシップ、前哨基地、果てはコマンドシップすら落としうることは分かっている為、空軍によるフーリガン砲支援自体をさほど重視しなかった可能性。
    • 人類優勢であってもプライマー相手にそのような消極的な手加減をする理由が無い。重要人物のストーム1を含めて歩兵戦力に無駄な危険を犯させていることになり、結局はフーリガン砲を支援に使わず(使えず)、歩兵だけに対応させる理由が別に存在しないと成り立たない。

オペレーション・オメガの変遷

確定情報
  • 5周回目(前作)
    • 発動時期は開戦から2年後、前作最終ミッション「かの者」
    • 民間人全員を強制的にEDF兵士として徴発し、さらにマザーシップを攻撃させるというもの。
    • ストームチーム他がプライマー側の最高司令官と思われる「銀の人」を倒すに当たり、残存するマザーシップを足止めして作戦エリアに到達させない目的。
    • 保護対象である民間人に甚大な被害をもたらすであろう苦肉の作戦であり、本部も激昂した。
    • その後、総人口が開戦前の一割にまで減少したことは語られるが、その内どれだけがこの作戦によるのかは分からない。
  • 8周回目
    • 発動時期は開戦から2年後、「M106:陽動作戦」
    • 全世界でEDF戦力の一斉攻撃を行い、ミッション名の通り陽動とする作戦。原案はプロフェッサーが発案。
    • 本命は月の裏側に停泊していたコマンドシップを核兵器で奇襲攻撃、撃沈すること。
    • 作戦は概ね成功し、撃沈には至らないもののコマンドシップに損傷を与える。その後の戦況も大きく好転した様子。
    • ただし、前作ではコマンドシップに座乗していた銀の人については言及されない。
    • 本部、少佐、少佐の部下ともに作戦内容を事前に把握しているようである。
  • 最終周回
    • 発動時期は開戦から5年後、「M147:刻の天秤」
    • 火星を大量の毒物で汚染し、プライマーの存在そのものを消し去るという作戦。プロフェッサー発案。
    • これによりプライマーは消滅して勝利…のはずが銀の巨人はその後も存続し、ストームチームとの戦闘を続行した。
      • プロフェッサーは、この作戦により致命的なタイムパラドックスが発生し、その結果銀の巨人がプライマーという存在そのものとなり、人類代表と交戦して敗者が消滅することになったと分析する。
    • ストーム1が銀の巨人を殺害し、実際にプライマーは消滅した。
    • 本部には知らされていなかった描写がある。
未確定情報・考察
  • いずれも全く違う内容であるが、最終周回のオメガが立案された段階でも、前の周回のオメガに相当する全人類動員といった状況ごとのプランはあったと思われる。
    • 作戦自体にはそれぞれ他に名前があり、実行段階で改めてオペレーション・オメガと宣言されるのだろうか。
    • プライマーが初手で核兵器を潰しに来ている点を根拠に、プロフェッサーは「最初は核戦争になった」と推測している。このため、1週目から初期の周回におけるオメガ=最終作戦は、汚染や巻き添え被害を覚悟しての核による全力反撃だった可能性がある。
    • 人類側の被害の大きさや成功したかはともかく、優先的に阻止している点から考えて、核攻撃はプライマーからしてもかなり脅威だったことが推測できる。
    • プライマー自身への脅威とは別に、「人類に存在を知られたことに気付く」要因となる遺跡や遺物が核爆発で消し飛べばパラドックスとなりうるため、その防止という意味でも核の使用は阻止したいと思われる。

  • 最終周回については、情報部がM147の最中に「ロケットが火星に到達しました」と現在進行形で宣言し、それを前提にした「オペレーション・オメガを発動する」旨の発言がある。
    • 「先に送っておいたものを今から爆破する」ではないため、ストレートに解釈すれば戦闘中に到着したので即爆破を決断となった言い方である。
    • 「先に到着させておき、いつでも爆破できるようにする」計画だったのが、到着とほぼ同時に時間移動船が現れ戦闘になったため即時爆破を決断したとすれば矛盾は無い。
    • プロフェッサーは「いつまたプライマーが優勢になり人類が滅ぼされるかわからない」として作戦実行=全プライマー抹殺は決定事項と取れる発言をしているが、リングが破壊されたままプライマーが諦めるなら火星軌道にロケットを待機させておくつもりで「時間移動船の出現でプライマーが諦めないこと確信した」なら先の少佐の言動とも矛盾しない。
    • 少佐の部下が「そんなまさか」とまだ実行が確定ではなかったかのような反応をしていることから、決断条件の設定にはEDFの最上層部とプロフェッサーといったごく一部の人間しか関わっておらず、火星に到達後の爆破決定はあの局面に至ってから本当に最後の手段として選んだとも考えられる。

プライマーについて

地球侵略の目的

確定情報
  • 厳密には不明。作中に登場する情報は全て人類側の推測であり、確たる証拠はない。
  • 状況証拠から、人類の振る舞いによりプライマー文明自体が消滅してしまう事態を避けるため、プライマーの存在を知った人類を消し去ろうとしていたとされる。
    • 対話に応じない、一人残らず殺そうとする、歴史改変を行ってまで完全勝利しようとする、などの振る舞いとも矛盾せず、確度は高い。
未確定情報・考察
  • 現状でプライマーが消滅していないのだから、気付いた人類を放っておいても消滅レベルの悪影響は起きないはずということになる。
    • プロフェッサーが言うところの歴史の修正作用によって、「プライマーが誕生する正しい歴史」に落ち着いているのが現状なら、わざわざ人類を滅ぼしに来なくても良い。
  • 気付かれたのが原因で消滅するのであれば、「プライマー消滅」「原因となる墜落の事実も消滅」「人類は気付かないのでプライマーは消滅しない」というパラドックスのループが起こるはず。
  • 「人類を滅ぼしたことで消滅を回避した歴史」で安定しているのが現状という可能性もあるが、ここまで来ると考察ではなくシナリオ製作の次元になる。
    • 作劇上のタイムパラドックス発生原理や影響の波及タイミングがどう設定されているか不明なため、具体的な考察は不可能。この辺りはパラドックスの項目を参照。

プライマーの誕生に人類はどう関与していたか

確定情報
  • プライマーの時代には人類は地球を汚染して滅亡した後で、怪物とコロニストが台頭していた。
    • 怪物とコロニストはプライマーが地球で捕獲して今回の戦争に利用した。
  • そのため直接的な関与はない。
  • クルールの死骸から発見されたバクテリアが火星に生息するものだと断定していることから、火星探査が行われていたことは確実。
    • 現実世界では2023/2/1時点で火星で生物は発見されていない。

未確定情報・考察
  • 火星探査によって人類が滅亡までにどのぐらい火星の生命・環境に干渉したかは不明。
  • バクテリアぐらいしか生命が発見されていない火星に文明を持つ知的生命体が出現するまで数十万年は流石に短すぎるため、プライマー誕生に外部(地球人以外も含む)からの干渉を仮定できなくもない。
    • ただし、プロフェッサーは「地球で怪物やコロニストが進化するまで」に「数十万年以上は必要」と地球側の最短ラインを示しているだけなので、プライマー側の誕生時期に関してはいくら遠い未来を仮定してもセリフ上の矛盾はない。
  • このタイミングで侵攻した状態で、プライマーが消えるレベルのパラドックスは起きていない。
    • これは、もともと劇中の時代を最後に人類の火星への干渉が途絶えていたことを示している。
    • 人類はプライマーが来なくても、このあと火星に着陸するタイプの探査を行わなかったか、行ってもプライマーへの影響がなかった、あるいは行うより早く滅亡につながる事態が起きていた、ということになる。
    • 考古学的な側面からプライマーがこれらの影響を調べた上で侵攻を決断していたなら、侵攻タイミングに矛盾はない。

プライマーはなぜ序盤から本気を出さないのか?

  • プライマー側の具体的な戦力事情や兵站、軍事思想などは一切不明であり、結論ありきの仮定で論じることしかできない。
  • 成り立たない説を消去法で絞り込むことはできるが、考察と言えるレベルの推測は困難。
確定情報
  • コロニストやコスモノーツなど、最初から戦線に投入することで戦線を好転させられるであろう兵隊を戦争初期から投入しない。
  • γ型や飛行型(蜂)のほか、ネイカーやスキュラのように早ければ早いほど有効な戦力も途中から投入する。

考察
  • 資源や生産能力、捕獲しておいた怪物の繁殖力などに限界があり、早期投入ができない。あるいは早期投入の有効性を理解していない説。
    • 後半の周回ではマザーやディロイが早期に出現しているため、知識さえあれば早期に投入はできるし、有効性も理解している。
  • 追い詰めすぎて核兵器を使われたら厄介なので、核攻撃能力を壊滅させるまで急激な攻勢に出ない説。
    • 地下核兵器施設やミサイル潜水艦の破壊に有効なネイカーとスキュラをすぐに投入していないため、結局は同じ疑問が残る。
  • 人類を侮っているので小出しにしている説。
    • 具体的な根拠は見当たらない。中盤以降の周回でも戦力の小出しが見られるほか、種族の消滅がかかっている事態で侮った行動を取るとなると、プライマー側の思想や思考の問題であり考察不可能。
  • なんらかのタイムパラドックスに引っかかっている説。
    • ネイカーなどを投入するには、それを開発しようと考える切っ掛けとなる事件が必要となる説。
    • 人類の痕跡が消えるタイプのタイムパラドックスなどを起こさないよう匙加減を調整しているうちに、成長したストーム1に対応できなくなった説。
      • ほぼ勝利が確定しているような状況で過去改変を繰り返していたことについても、「やり過ぎた、あるいは何かが欠けていたのを修正するため」といった解釈が可能だが、空想の域を出ない。
  • M108やM136の通信からプライマー側は「時間遡行によりスマートな勝利を目指している」ことが示唆されている為、これらの戦力もコスト面などの理由からなるだけ投入せずに済まないか検討していた説。
    • 極端な話、αやβ型、精々ドローン辺りまでで対処出来るなら当然コスモノーツなどを前線に立たせる必要もなくなり、彼らにとっての人(?)命リスクも減らせる。運用する種も限られるため繁殖コストなども抑えられるだろう。
    • ただしこの場合、EDF5でコマンドシップと銀の人を倒す程のポテンシャルを示した相手に対し、過去に自由に情報を送れるプライマーが出し惜しみをする理由が謎ではある。出し惜しみをして倒せる相手ではないことは証明済みであり、そうすることで却ってスマートな勝利からは遠ざかる筈である。
  • リングが破壊された後第二の時間移動船を送り込んで来たように、いざというときの最終手段を用意していたので、「最終的にはアレがあるから大丈夫」、とある種油断していた説。

プライマル種が後の周回で投入されなかった理由

  • 各侵略生物プライマル種は極めて戦闘能力が強力かつ繁殖力にも優れている。にも関わらず地球防衛軍6本編(5周回目以降)に全く登場しないのは何故か? 核を誘発するにしても重要な決戦時に投入もせず、m146でもリングからは降下しなかった理由は? メタ的な事は除外して考察。

確定情報
  • 少なくとも「Lost Days」の周回には存在。5以降は一切登場しない。
  • 5以降に登場する類似種と比べて戦闘能力は高い傾向。かつ大柄。
  • 地上で繁殖し、地下では繁殖しない。繁殖力は非常に強い様子。

未確定情報・考察
  • プライマルは「原始の」といった意味であるため、ストレートに解釈すれば原種、つまり人為的な改良が加わる前という事になる。これは青い飛行型の「野生種」という表記とも一致するため、プライマル種こそが怪物たち本来の姿と考えられる。
    • この観点だと「改良の結果、プライマル種が不要になった」つまりプライマル種は目的達成にあたって不都合な部分があり、黒蟻α型などが開発以降はお役御免になったということになる。
    • 少佐が「侵攻に適した種を探すため様々な種を試しているのでは」と発言しているため、すべての種が未来の地球に生息しており、プライマーが全て捕獲して実験を行っていたと取ることも可能ではある。
      • プライマルだけ原種でも環境テスト説は成り立つため、他の種がどうかという論拠にならない。また、原始的かや人工品種かは劇中視点で区別できないため(命名シーンもない)、他の種も全て野生だとすると、わざわざ「プライマル」や「野生種」としている点と矛盾する。
  • プライマーが捕獲所持していたプライマル種はコードNによる攻撃を受けたLost Daysで全個体が失われ、次以降の周回に使えなくなった説。
    • Lost Daysで人類の脅威となった物量は現地での繁殖によるもので、手持ちの個体を残さず投入する理由が無い。
      • 現代の地球が繁殖しやすい環境だっただけで、未来ではそうではなかったかもしれない。
      • 結論ありきの仮定なのでそもそも成り立たないが、仮にそうだとしても一匹残さず投入するかとは関係が無い。現代の地球で繁殖しやすいなら、そのまま増殖させておけば良いだけで、一匹残さず投入するのはなおさら意味不明な行動になってしまう。
      • 「大繁殖できるのは現代地球のみ」「一匹も残さず投入した」という仮定を是とすると、「プライマーは戦況や怪物の繁殖状況を何一つ確認せず漫然と手持ちのプライマル種を使いきった」「予備やサンプルを取っておくという初歩的な物資管理の思考すらない無能集団」という、かなり不自然な前提が必要になる。
      • プライマーにはコロニストをコピーできるレベルのクローン技術があるため、「個体を使いきる」状況はそもそも起きないのではないか。仮に使いきってしまってもクローンで再入手できる以上、そうしないということは、「使い潰して良いレベルで不要になった」「自然繁殖で増えるならいいが、わざわざクローンで再入手するほどの必要性は無い」といった性能面の理由が原因になる。
      • 「研究用・人工繁殖用はちゃんと保管してあり、その改良から得られたのが通常種やplus種だった」と考えても、どのみちプライマル種の使用をやめた理由は「不要になった」であり、「使いきってしまった」ではない。
  • 「Lost Days」の前の周回の影響でしか生まれなかった周回限定の変異種説。
    • ひとつ前の周回における人類やプライマーの行動が影響して、10万年後の怪物にプライマル種が発生したと考える説。具体的な根拠は無い。他周回に出てこないのは影響が修正されたためとすれば理屈の上では成り立つ。仮にそうだとしても、影響や修正が意図的か偶然かなどはまったく判別できない。
    • とはいえ「Lost Days」がどの周回に当たるかは不明。他周回に現れないのは、その前から投入していて、いよいよ見切りをつけたからとも考えられる。
    • リング破壊作戦後編では、9周目(あるいはそれ以降)であるにも関わらず5周目にしか存在しない荒廃世界仕様のコロニストが出現している。これが意図的な転送であれば、プライマーは特定の周回でしか出現しない戦力を別周回に連れて行くことが可能という事になり、この説とは齟齬が出てしまう。
      • ただし、荒廃コロニストの出現が意図的なものかエラーのようなものかは判別不能であり、「別周回に連れていける」という想定は明確ではない。
        • この荒廃コロニストは見た目こそ荒廃コロニストだが、単純に「生産から時間が経ち年老いたコロニスト」であり、リングを守るために手当たり次第に送り込んだ一つである、と考えればこの問題は解消される。
  • 兵器として問題がある説。
    • 戦闘能力はともかく、狂暴性や知的レベルの問題でエイリアンの指示に従わない、高い繁殖力を制御出来ず際限なく増える、異常に大量の食料を必要とするなど、兵器としての基本的な特性に問題がある可能性。
      • 「DLC1-7 災いの使役者」でカエルの指揮を受けているようにも見えるほか、他のプライマー戦力と同士討ちする様子はない。大繁殖に成功しているため飢餓状態とは考えにくく、制御や食料については問題なさそうな描写がある。
      • むしろ想定外に繁殖しすぎて、未来の地球環境を変えてしまうのを危険視されたという説も挙がっている。これだと「現代にプライマル種を持ってきたせいで未来のプライマル種が生まれない」などのタイムパラドックスを避けるため、わざと繁殖力を弱めた種に切り替えたのではないかという解釈が成り立つ。
    • こうした生態に起因する問題は野生下や捕獲後に観察すれば簡単に予想できるため、これらの説を採る場合「事前の評価さえせず慌てて投入した」「現代地球の環境に投入したらいきなり暴走した」「プライマーは基本的なレベルの生物観察すらできないほど迂闊」といった前提を必要とする。
      • 実際にプライマーは「数千年前の人類に接触する」「墜落したテレポーションシップを放置する」など、「異星生物との接触」および「時間跳躍の危険性」「異星生物では知り得ないオーバーテクノロジーの産物をそのまま放置」が孕む容易に想定可能なリスクの計算と管理に失敗した上、直前までそのことに気が付かなかった迂闊な種族である。
  • 「地下で繁殖できる点」をプライマーが重要視した説。
    • Lost Daysでは「市街地での繁殖は脅威だが駆除しやすい」「目立たないところで繁殖されていたら詰んでいた」「地下で繁殖できるとしたら恐るべき脅威」など、度々地下で繁殖されることの危険性について言及されている。逆に言えばEDF側は「地上ならある程度の発見と駆除は可能」と捉えている。最悪の場合でも地上ならコードNという最後の手段が通用する。 
    • 増殖スピードより駆除の阻止、またコードNによる爆撃から身を隠せることを優先して、地下繁殖の新型に切り替えたのではないか。
    • プライマーの目的は「EDFに勝利すること」ではなく「人類の殲滅」である。プライマー側優勢世界の人類は地下に逃れて何とか生きながらえていたが、狭い通路状の地下に逃げた人々を攻撃するなら、小型化された通常種のほうが侵入しやすくなる。これは終盤の周回で投入された地底掘削ロボ、ネイカーの設計思想とも一致している。
    • 7周目以降では地下で繁殖する(と思われる)Plus種が出てくるが、Lost DaysではPlus種は地下で繁殖できないかのように語られている。この辺りは周回が進む中で改良された、見た目が同じだけで別種、などの可能性が考えられる。
    • 仮に前者だった場合、地下で繁殖できないプライマル種共々Plus種も一時廃止され、EDF5では通常種のみを運用し、改良によって7周目以降に出現したものと考えることが出来るが、いずれも登場描写の状況上そのような可能性があるだけで推測の域を出ない。
  • Lostdaysの展開により、Plus種の出現順、特にβ型に関して不思議な点が生じている。
    • EDF5以前の戦況を描いているにも関わらず、プライマル以外の大半の怪物がαPlus、βplusとなっており、通常のα種はM1だけの登場で、通常のβ型に関しては一切出現しない。
    • EDF5で見かけなかったplus種が、EDF6以降の周回では通常種と混ざって出現する。
    • これは「EDF5ではplus種の使用を取り止めて通常αβのみを投入したが、なぜかEDF6以降にplus種の投入を再開しつつ、通常αβも使い続けている」という事になる。
      • 具体的な考察は不能だが、この点を見ると通常種とplus種は上下互換の関係ではないとも推測できる。

タイムマシン技術と過去への戦力輸送

  • プライマーが輸送に多用しているテレポーション技術は瞬間移動技術であり、時間を跨いで物を送れるわけではない。
  • そのため、生成した大量の戦力を何に載せて過去に送っているのか、という疑問が出て来る。
確定情報
  • メインで送られているのはテレポーションシップと大型宇宙船。
    • テレポーションシップに艦内に何かを搭載して輸送する能力があるのかは不明。搭乗出来そうなハッチの類が見当たらない他、作中では一度もそんな描写はない。
    • 大型宇宙船はクルール降下艇を連結して輸送出来るが、描写される中では最大で4隻(12体)、外観上でも8隻(24体)に留まる。他の輸送機能の有無は不明。
  • 老兵カエルが単体でリングを通って過去に送られているが、何かの事故か実験のような描写であり、他の兵器や生物が単体で過去に送られる描写はない。
  • マザーシップは艦内にドローン等を搭載し展開させる能力があるが、過去に移動している様子はない。そもそも寸法から見て物理的に通れない可能性がある。
  • 「M83 破られた平穏」「M117 228基地の危機」から、以前の周回には存在しなかった戦力を開戦劈頭に投入出来る。
  • 「M141 危機迫る山頂’」などから、過去に送られた大型宇宙船は直ちに新戦力を大量投下出来る。
  • 前作「M11 天空の炎」から、プライマーが出現してから開戦までの時間は最大でも10日程度。
未確定情報・考察
  • (老兵カエル以外に)描写がないだけで単体で送っている説。
    • 最初にどの地域を制圧するか(≒どの地域が安全か)は事前の攻撃計画により決まっているため、そこへ直接送り、戦場へはテレポーション技術で展開させている可能性。
      • マザーシップの中という可能性もある。開戦前は格納庫に空きがない可能性があるが、価値の低い戦力を艦外へ出せば(≒廃棄すれば)対応可能のはず。
    • 過去に移動直後の大型宇宙船が戦力を転送する点については、遠隔地に別途送った部隊をテレポーション技術で呼び寄せているから、という説明は可能。
  • 描写がないだけでテレポーションシップや大型宇宙船にある程度の輸送能力がある説。
    • クルール降下艇のように連結、艦外搭載という可能性。ハッチが見当たらないので艦内の可能性はまずない。
    • 「危機迫る山頂’」でのプロフェッサーの発言からは、撃沈した大型宇宙船の数だけプライマーの戦力が減るとも取れるため、この説を支持しているようにも見える。
    • そもそも輸送力がある程度でもあるなら初っ端から攻撃せずにひたすらに戦力を大量生産した周回があるはず。それがEDF6の人類を駆逐する勢いのアンドロイド大量投下であるかもしれないが
  • 未登場の輸送機が存在する説。
    • 歩兵が目にするような戦場では運用されないので描写はないが、実は大型の輸送機があるというもの。
    • リングを使用することは最初から戦略に組み込まれているため、可能性はそれなりに高そう?
    • しかし、非常に巨大で目立つ上に高価値目標であるはずなのに一切言及がない、リングを通過する描写がないなどの難点もある。
  • 何らかの描写されていない技術がある説。
    • たとえば、物体の体積を大幅に縮小する、あるいは情報に変換後に物体として再構成する、など。
    • 後者はゲーム全体の大前提を覆しかねないインパクトがあるため、可能性はほぼない。
    • 前者にしてもそんな描写は一切なく、存在すれば輸送以外でも相当な悪さが出来そうなので可能性は低そう。地底でデプスクロウラーを召喚する技術?野暮な突っ込みは止めよう。
    • 下記のヘイズの状況なども、体積圧縮や情報変換に否定的な要素となっている。
  • 撃沈寸前のコマンドシップから大量のヘイズが逃げ出してくるシーンがあるが、このヘイズは他ミッションに出てくるものより虚弱なため、幼体のような存在ではないかと言われることもある。
    • だとすれば、ヘイズに関してはマザーシップやコマンドシップの中に培養や育成を行う設備があると考えられる。
    • 上記の圧縮や変換に相当する技術があるなら、戦闘可能な状態のヘイズを保管しておけば良いため、虚弱な個体をシップに搭載しておく意味はない。この点でも、圧縮変換のような技術は無いと考えられる。
  • コロニスト出現後のミッション中に「やつらクローン兵士らしい」というイベント通信がある。
    • これが兵士の噂などではなく事実なら、コロニストは未来から連れてくるのではなく、マザーシップ内や占領地など現地で生産されている可能性もある。
  • プライマーの技術をもってしても、タイムマシン機能を有する機械を小型化するのは難しく、最も小型なタイムマシンはリングである説。
    • この説を取れば、マザーシップはリングより巨大であるため、機内にタイムマシンを搭載できるorタイムマシンを搭載するために大型に作った。
    • 新型船、テレポーションシップ、コロニストの洗脳装置などのリングより小さい機械は、小さすぎてタイムマシンを搭載できない。ゆえに、リング経由で行くことになる。

テレポーション技術と拠点

  • プライマーはテレポーション技術を用いて戦場に戦力を送り込んで来るが、その戦力はどこで生成、保管されているのかという疑問。
  • テレポーションの入口、つまりプライマーの拠点はどこにあるのか、とも言える。結論から言えばよく分からない。
確定情報
  • テレポーション技術は、物体を遠距離に瞬間移動させるもの。少なくとも出口となる装置が必要。入口がどうなっているのかは不明。
  • 時間移動は全く別の技術であり、リングまたはそれ相当の、テレポーション用とは異なる装置が必要。
  • 繁殖能力がない新戦力(機械)が周回ごとに投入されるため、どこかで製造されている事は確実。
  • 前作では前哨基地(歩行要塞)を使って地上一定範囲を制圧、拠点化しようとしていた。ここに製造/繁殖拠点を建設する気だったのかは不明。
  • 蟻と蜂については地上または地下で繁殖させており、さらにエイリアンを配置して護衛や手助けを行っている。
    • カエルは前作でタッドポウルをコロニストに成長させる活動を行っているとする描写があるが、成功したのかは不明。
    • それ以外の兵器や生物については、製造や繁殖についての描写や言及はない。
  • 建造物としてはエイリアンツリーがあるが、どこかから運ばれてきたのか、現地で建設されたのかは不明。過去に送られているという描写はない。
  • どの程度の距離であれば転送出来るのか、転送距離の長さや物体の質量などによって何らか(消費エネルギーなど)の負担が重くなるのかは不明。
  • アンカーについて、EDF5では少佐が「どこか別の星に繋がっているのかもしれません」と推測の発言をしている。
    • この発言は、EDF全体の情報が上がってくる戦略情報部が、アンカー入り口についてまったく知見を持っていないことを示している。このため、EDF側は入り口にあたる装置や戦力集積地のようなものを一切目撃や発見していないと考えられる。
未確定情報・考察
  • マザーシップや前哨基地(歩行要塞)内部に製造設備がある説。
    • これらは赤く光る転送装置ではない兵器投下口を持っており、内部にドローンなどを搭載している可能性が高い。
    • なので、輸送に加えて製造や整備の機能も持っている可能性。
    • プライマーの戦力はどれも巨大であるため、やや手狭では?という難点はある。
  • 蟻や蜂と同様、地上に拠点があり、そこで繁殖や製造が行われている説。
    • 虫やカエルは生息環境(地球由来のため)や、蟻や蜂が地上で繁殖していることからみて、この可能性が高そう。
    • 前哨基地(歩行要塞)で制圧したエリアに工場も建設しているのではないか?
    • ただし、そんな施設が存在すればEDFの重点攻撃目標となるはずだが、劇中では(蟻、蜂の巣破壊作戦以外で)一切言及されない、という難点がある。
  • 月の裏側など地球外に拠点が存在する説。
    • 8周回目にコマンドシップが月の裏側に停泊していたことから、プライマーが地球外を行動範囲に出来ることは確実。
    • そんな遠方から転送が可能なのかは不明。人類が手出しできないような遠方に拠点を建設可能となると、物語の前提条件が崩壊する可能性があるため、何かしらの制限はありそう。
    • 明確な否定材料はないが、支持する描写もない。
  • リングを経由してプライマーの時代から送られている説。
    • 未来で戦況情報に対応した対策兵器を製造後、リングで中継して過去に送っているのではないか。
    • タイムパラドックスの観点からかなり危険だと思われる。また、過去改変時の詳細な時間の挙動が不明なので、そもそもこのような行為が実現可能なのかも分からない。
    • また、リングを使用するという点で、上の時間移動の際に使用される輸送機は何なのかという疑問がそのまま残る。
    • 加えて、このようなことが可能なのであれば歴史改変船団の存在意義が不明、かつ危機迫る山頂'からの展開で大型宇宙船の撃沈と歴史改変阻止が紐付かなくなるため、可能性は低い。 
  • 転送ではなく、船の体積以上の貨物を搭載できる仕様かもしれない。その場合、転送モードと積載モードを使い分けている(過去に運ぶ場合は後者、月面など遠隔地から運ぶ場合は前者)可能性がある。
  • もちろん、これらの説のいずれか単独ではなく、複数が組み合わされている可能性もある。

エイリアンの序列

確定情報
  • コロニストは明確に序列の下位である。
    • 何らかの装置によって肉体を操作されていること、5周回目にプライマーが撤退した際に置き去りにされていることから。
  • 銀の人は少なくとも地球侵略部隊の中では最高位である。
    • 5周回目にて死亡時にコスモノーツが狼狽え、慟哭する、5および9周回目で他のエイリアン全種を転送して戦闘させることから。
  • コスモノーツ、クルール、クラーケンの序列は不明。
未確定情報・考察
  • コスモノーツは銀の人と形が近く、装備も充実しているので高位という見方もあるが、一方でサイコキネシスの類は一切扱えないので下位、という見方もある。
  • クルールの額についている装置の正体は不明だが、コロニストと同様の身体操作装置であれば、同様もしくは一つ上程度の序列である可能性はある。
  • クラーケンの飛行原理がサイコキネシスであれば、より銀の人に近いためコスモノーツよりも高位である可能性がある、という見方。
    • ただしこの場合はEDF8'以前、特に5周回目の決戦に投入されなかった理由が不明。銀の人の能力を研究し限定的に再現した生体兵器である可能性も。
  • 上記を踏まえ、最終決戦で呼び出された順番が序列順である可能性。(コロニスト<クルール<コスモノーツ<クラーケン)

プライマーとサイレンの関係

確定情報
  • サイレン(およびグラウコス)がプライマーを攻撃するシーンは無いが、怪生物が現れるとその場から逃げるように距離を空けている。
  • グラウコスがアーケルスを仕留めるミッションが存在する。
  • スキュラはサイレン(グラウコス)を明確に追って行動している、
未確定情報・考察
  • サイレンはプライマーではなく元々地球で眠っていた種族であり、プライマーが地球人殲滅に利用している説。
    • サイレンは地底で眠っていた。EDFの侵入で目覚めたと思われるが、直前にある怪物の群れや転送装置との関係は不明。
    • ゲーム中に描写がないだけでプライマーもサイレンに襲われている可能性。
  • サイレンが凶暴過ぎてプライマーも制御しきれていないだけ?
    • 「巨神激突」では(EDFの推測ではあるが)プライマーの戦力としてカウントされている。グラウコスがアーケルスを仕留めた際には少佐が「姿と合わせて正常ではないのかもしれない」と推測している。
  • グラウコスはEDFの新兵器「バスター」でしか誕生しない?
    • バスターが無かったEDF7以前、及びプロフェッサーがバスターの使用を反対したEDF9ではサイレンしか登場しない。グラウコスの戦力についてはEDF8の時に学んでいるはずなので、もしプライマーの手で変質させられるのならやらない手はない。
      • グラウコスの誕生は偶然でしかなく、かつ強敵なのはゲーム的な都合であり、下手をすればサイレンをそのまま仕留めかねない手順はプライマーにとってメリットが少ないだけかもしれない。
  • サイレンは現代地球環境上で育つことで、グラウコスに変貌するような強力な個体になる可能性。
    • サイレン発見までの過程でEDF側は「プライマーが明らかに何かを隠したがっている」「何らかの計画を進行させている」と予想していることから、プライマーは地底で変貌しうるサイレンを育成していた説。EDF9で登場したサイレンはグラウコスに変貌することなく倒れたのは、上記のようなプロセスを取らなかった、取っている余裕がない状況下でサイレンを投入したためかもしれない。
      • はるか昔にプライマーが地球へ現れた際にいくつもの痕跡を残していたことから、グラウコスと化した1体は長年地球で眠っていたのかもしれない。それを目覚めさせた?
        • サイレンはスキュラと共生する生態を持つが、EDF7ではサイレンのみの登場で、EDF8ではスキュラは新型船によって投下されたことから、両者ともにプライマーが持ち込んだ外来種である可能性が高いと思われる。3年後に行われた遺伝子調査で特に言及が無かったことから、恐らく火星でも10万年後の地球でもないどこかの海洋惑星で捕獲した生物なのではないか。
  • サイレン(グラウコス)を追っているスキュラは「刻の天秤」にて時間から切り離された存在の一種として登場している為、プライマーの戦力の一部であると思われる。
    • 牧羊犬の要領でサイレン(グラウコス)を誘導する役割であった可能性。グラウコス撃破以降のミッション(EDF9含む)ではリングの最終増援以外では、途端に姿を見かけなくなる。
  • また、サイレンに限らず、エルギヌスやアーケルス、スキュラ等の怪生物は未来の地球または、火星の生物なのか。
    • これに関しては、劇中でも触れられていないため、詳細は不明で現時点では憶測の域を出ない。
      • ただし、現代の地球でも何かしらの装置などを無しに活動できている、サイレンが地下深くで休眠していたため、その点では怪物同様『進化した未来の生物』という説も有力だが、その一方で『怪物と同様にプライマーを襲わない、一応プライマーの作戦通りに動く』等の点から『地球の生物だがプライマーが改良した、または火星の生物』の可能性もある。

エイリアンツリーの存在意義

確定情報
  • 不明。劇中で言及されるセリフが一切存在しない。
  • 各周回の「翌日」以降、改変後時空で建設されている。翌日の時点では特に言及されることはなく、既知の存在として扱われている。逆に改変前の歴史では3年後になっても出現することはない。
  • 改変後の7周目からは、それまでの樹木状のものからイカの足のような形のエイリアンツリーが混ざり始め、改変後の8周目では完全に置き換わっている。
  • 公式サイトには「地球の大気成分を変質させるための装置」と推測されており、この装置の所為で青い空が失われた(=空が赤く染まった)という記述がある。
  • 同時に「巨大なリング飛来以後、人類外の存在によって突如として設置された」とも記述されているが、これは3年後突然出現したという意味なのか、過去改変が行われたためプレイヤー目線では突然出現したように見えることを織り込んでの記述なのかは不明。
    • 尚、大気が赤い状態でも、人類は防護服などを纏うことなく生身で活動している。
未確定情報・考察
  • プライマーが移住のために火星の大気と同じ成分に変換しようとしている説
    • 地球侵略系のSF作品ではよく見られる設定だが、本作におけるプライマーの地球侵攻の目的は「自分たちの存在を知り、未来を変えかねない人類の抹殺」であり、移住はそもそも目的外である。またタイムパラドックスのことも考えるとおいそれと過去時空の惑星の大気を丸々変換する、などという大それたことをするとは考えにくい。
    • そもそも本当に移住が目的だったとしてもプロフェッサーの言う通り未来の地球を好きに使えばよい話である。
    • 火星の大気成分は二酸化炭素が96%を占めており、人類が地上を生身で活動できるとは考えにくい(変換が完全ではなかったと考えることは出来るが)
      • プライマーが存在している時代の火星は現在とは全く違う大気成分である可能性もなくはない。実際大半のエイリアンが地球上を平然と生身で活動している。
  • 怪物誕生後の地球と同じ成分に変換しようとしている説
    • プロフェッサーによると怪物は核戦争や環境汚染が起こり、人類が滅んだ後であるおよそ10万年後の地球で生存競争の果てに勝ち残った種であるとのことだが、人類が地球を汚染するよりも前に人類を滅ぼしてしまった場合、その後起こるはずだった核戦争や環境汚染は発生せず、怪物は誕生しない可能性が高い。プライマー目線では自分たちの先兵的な役割を担っている怪物の確保やそしてタイムパラドックスの回避といった理由で未来の地球と同じ大気成分に変換しようとしているのではないか。
      • しかし汚染された環境であるなら人類が生身で活動出来ていることとは矛盾が生じてしまう。
        • 人類が活動できる程度の汚染度合いの可能性はある。実際汚染に極端に弱い、とされるコロニストやコスモノーツは、空が赤い環境では1体も出現していない。

銀の人と今作最終ボスの関係性

確定情報
  • 不明。
未確定情報・考察
  • 外見が似ている、光輪を纏う、隕石やエイリアンを召喚する、劇中で神だと言及されている、などの類似点が同一個体説を支持。
  • 大きさが全く異なる、額に単眼がある、時間移動母船と共に未来から直接現れた、という差分から別個体と考えることも出来る。
生身ではストーム1に勝てなかったことが確定しているため銀の人自ら未来へと赴き改造手術を受けたか?
  • そもそも複数の個体が存在し得るのかは不明。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月11日 14:55