用語集


地球防衛軍の公式用語や隊員達が良く使う愛称や略称を掲載するページ
地球防衛軍6及び5のネタバレが含まれます

2022年12月29日に掲載された開発者インタビュー(外部サイト&ネタバレ注意)
https://www.4gamer.net/games/515/G051579/20221219092/

目次


解説用語

  • 地球防衛軍特有の戦法や武器の性能解説などでよく出る用語、略語などについて解説。戦法についてはテクニックのページを参照。


不死属性

  • プレイヤーに同行しているNPCの体力設定のひとつ。特殊な体力回復仕様の通称。RPGによくいるゾンビや骸骨とかそういうわけではない。
    • 攻撃を受けると体力が減っていき、ゼロになるとその場で行動不能になるのは一般NPCと同じ。ただしここで力尽きて倒れるわけではなく、しばらくその場にしゃがみ込むような専用のダウンモーションを取る。
    • ミッション攻略フラグの進行や、周囲のアクティブ敵の一掃といった条件を満たすと体力25%(ゲージ黄色)ほどの状態で復活する。
      • そのため、体力ゲージが赤い状態で生き残った不死属性NPCはむしろ一旦HP0にして復活させた方が回復する。回復アイテムが限られている時などに。
    • 会話演出などに必要なNPCを生存させるための措置かと思われるが、乱戦で喪失しやすい味方戦力が継続的に生き残ってくれるので、不死属性NPCがいるかどうかは多少ミッション攻略に関わってくる。
    • 前作では軍曹隊4人やストーリー展開に絡むキャラに限られていたが、今作では個人名つきのメインキャラだけでなく、一部のネームド部隊や荒廃世界の隊員なども不死属性で立ち上がってくれる。
  • M103に登場する軍曹隊4人に限り、HP0になっても何事も無かったかのように戦い続ける文字通りの不死となる。理論上は彼らに任せれば絶対にクリア可能だが、登場タイミングと敵の都合で活かせる場面は殆ど無い。

弾倉火力

  • 特定の武器を全弾装填状態からゼロになるまで撃ち続けた場合に稼げるダメージ量のこと。
  • 1発は軽いが装填数が多い連射系武器で優秀な場合が多い。
  • 1弾倉を撃ちきるまでにかかる時間と、一定時間あたりに出せる火力については連射速度との兼ね合いとなり、時間火力やDPSなどと呼ばれる。
    • EDFのコミュニティでは、後述する「PTFP」や、「TTFP」という言葉がよく使われていた。

PTFP

  • 純粋総合火力(Pure Total Fire Power)の略。短期的DPSとも呼ばれる。
  • 歴代EDFシリーズのファンコミュニティで使われてきた武器の評価法のひとつ。リロードを考慮せず、1秒あたりに与えられるダメージ量のこと。
    • 「純粋」と言う通り、目標一つに全弾が命中する前提として、射程や使い勝手、複数への貫通や爆風巻き込みなどは考えない理論上の値である。
  • 一般的なシューターゲームでは「DPS」や「秒間火力」と呼ばれるもので、EDFでもダメージ[Dam] * 一秒あたりの発射数[発/s]で計算する。
    • バースト式(連射速度の表記に×バースト数が入っているもの)の場合、計算式の連射速度連射速度 * バースト数で計算する。
    • チャージやロックオンなどで発射に1秒以上かかる武器の場合は、10秒か1分間の発射数で計算して10や60で割れば算出可能。
      • これだとどうしてもリロードを考慮する必要が出てくるため、後述の「TTFP」で考える必要がある。
  • なぜこうした造語が使われるようになったかは発祥がかなり昔であるためはっきりしないが、
    大挙する群れを相手にする場面が多いEDFは他のシューターよりも戦闘時間が非常に長く、
    リロードを何度も挟み長時間撃ち続けるという場面が多いことから、
    こうしたリロードを考慮しない短期的なDPSと、
    リロードや射撃時間も考慮した長期的なDPS(後述する「TTFP」)の区別が必要であったのでは…とも言われている。
    • 過去作では同じ武器を同時に装備することができた。一方の武器の発射から次弾発射までの間に武器を切り替えて、もう一方の武器のリロードを行うテクニックによって、単一武器のリロードを度外視した攻撃効率を示す値として有用な数値であった。
  • リロード時間が考慮されていないため、リロードなしに倒せる耐久値の敵や小規模の集団に対する火力の比較に用いる。
  • 上記の通り、使い勝手や貫通などの付加機能は考慮しないため、特性が異なる武器どうしの比較には全く無意味なことに注意。どんなにPTFPが高くてもスナイパーライフルで乱戦はできないし、ショットガンで遠方の敵は倒せないのである。

TTFP

  • 戦術総合火力(Tactical Total Fire Power)の略。長期的DPSとも呼ばれる。
  • 上記のPTFPとともに歴代EDFシリーズのファンコミュニティで使われてきた造語。リロードや1弾倉を撃ちきるまでの時間、ロックオン時間なども含めて計算したDPSを指す。
  • ダメージ量のみのDPS(PTFP)で計算すると、スナイパーのような一撃が強烈で連射やリロードの遅い武器は実情以上に高い値が出てしまい、低ダメージの弾を大量に連射して持続ダメージを与える武器などは極端に低い値が出てしまう。TTFPは、より実戦環境に近い値を求める時に使われる。
  • 計算式は TTFP[Dam/s] = ダメージ[Dam] * 弾数[発] / (ロック時間[s] * ロックオン数 + 発射までの間[s] + (弾数-1)[発] / 連射速度[発/s] + 発射後の硬直[s] + リロード時間[s])
    • 一見複雑そうに見えるかもしれないが、言い換えると
      弾倉火力を、その1弾倉全部打ち切ってリロードが完了するまでの時間で割ることで、リロードや射撃時間なども考慮した1秒あたりのダメージを算出する」という式である。
  • リロードを挟まなくては倒せないような敵や、群れ全体の耐久値の総計が武器の弾倉火力を上回る場合に用いる。

距離減衰

  • 発射された弾丸や指向性エネルギーなどが、空気抵抗やエネルギーの離散によって徐々に威力を喪失していく現象・仕様のこと。
    • 前作「地球防衛軍5」から実装されて、限界射程だけではなく有効射程を意識して武器を選択することがさらに重要になったシステムである。
  • 減衰は基本的に発射直後から始まるが、減衰の程度や性質は武器によって異なる。
    • ダメージ下限が高ければ射程限界付近でも十分な威力を発揮できるが、ダメージ下限が低い場合は近距離でなければ火力として期待できなくなる。
  • カタログスペックには記載されない、通称「減衰係数」または「減衰指数」と呼ばれる隠しパラメーターが存在し、これが高い武器は発射直後から急激に減衰するため、限界射程の半分ほどで威力をほとんど失ってしまうような物もある。
    • 代表的なのはレンジャーのショットガンであり、限界射程とダメージ下限が低い上に減衰係数が高いため、少しでも離れると火力が激減する。
  • 「距離減衰」と銘打たれてはいるが、実際には距離ではなく発射された弾のフレームごとに威力が変動する仕組みかつ、距離限界で最低威力となるような割合で減衰していく仕様である。
    • つまり、最大ダメージは密着していなくても出せる&カタログ上の最低ダメージが実際に出ることは無い
      減衰はあるが弾速が速い=持続フレームが短い武器の場合、最大ダメージの1フレームの距離が長いため、多少離れていても減衰無しのダメージが入る。ウイングダイバーのドラグーンランスがわかりやすい。
      同じ理由で最後のフレームの距離判定は最大射程より手前であるため、カタログ上の最低ダメージと実際の数値は大きく乖離する。こちらは減衰が強烈かつ弾の持続フレームが短いウイングダイバーのファランクスシリーズで顕著。
    • 今作になって弾速が強化された距離減衰武器は威力面においても多少強化されたと言える。
  • 爆発物は基本的に減衰しない。
    • ゲームとしては「仕様」の一言だが、現実でも、爆発物を投射するタイプの火器は弾頭そのものの運動エネルギーではなく、爆発で衝撃波や破片などに改めて運動エネルギーを与えて加害する仕組みであるため、リアルと言えばリアル。
      • つまり爆発だって爆心地からの距離減衰が起こるはずなのだが、そこは「仕様」ということで…。

手込・途中充填

  • 今作から新たに実装された、リロード・チャージに関する特殊な性質。
    • この特性を持つ武器は、リロード時の残弾割合に応じてリロード時間が(途中充填ならエネルギー消費も)軽減される。
    • 武器の説明文ではなんだかデメリットのような書かれ方をされていることもあるが、システム上は完全にメリットだけの良い特性である。
  • 少数の敵を排除するために少し撃って、間が空いたらすぐにリロード、という戦い方がやり易くなる。
    • 特にウイングダイバーのマグ・ブラスター系は、元々残弾半分程度でも再チャージするような運用が前提の武器であるため、途中充填対応の恩恵は極めて大きい。
  • ショットガンやグレネードランチャーなど、弾薬を1発ずつ手動装填する武器のリロードに付随しており、リアリティの向上に一役買っている。
    • 逆に過去作では脱着マガジンでもないのに弾倉の残弾を全部一瞬で棄てていたことになる。それはそれですごい。

峰打ち

  • 剣術の峰打ちのように、そっと手加減の心を込めて味方NPCに攻撃を加えること。銃器なら峰撃ち、爆発物なら峰爆破などとも言う。銃や爆弾に峰が無いことは気にしなくていい。心が込もっているかが重要。
    • ステージ攻略などで「NPCは峰打ちして止めておこう」といった言い回しがあればコレのことである。
  • 仲間と共に地球を守るEDFで、なぜこんな物騒な言い回しがあるのかというと、「指揮官のいるNPC部隊は勝手に活動し、プレイヤーとの合流もしない」という仕様のせいである。つまり指揮官がいなくなれば…
    • このスラングが生まれたEDF3は、合流しないNPCが多い上に突撃して待機敵を起こす危険があったため、ミッション失敗を防ぐための戦略のひとつとして大真面目に使われていた。
    • EDF4でも、無為な壊滅を避け指揮下に加えるための手段として、多くの現場指揮官が峰撃ちによる強制的な休息を取る羽目になった。
  • EDF6では多くのNPCが指揮官ごと合流してくれるようになったため、この伝統技術の出番はかなり減っている。隣人と接するとき、銃や爆弾、そんなものは必要ないはずです!
    • 本作品においても長射程故にムダに敵を起こしてしまったり、篭り場所になる建物を壊してしまったりする恐れがあるNPCが一部のミッションには存在するため、依然として起用される。スナイパーライフルやロケットランチャーを装備したレンジャーNPCがよく峰打ちの対称とされている。
  • 火器の射線上に飛び込んだり立ち止まったりするAIの欠陥NPCの悪癖への対策として、爆発武器を安全に使うために峰打ちを活用するプレイヤーもいたが、今作では爆発武器の弾頭がNPCに当たらなくなったお陰で、この方面での峰打ちも下火になっている。
  • そんなわけで現状での他の使い方としては、以下のような形。
    • 指揮下に入れていた隊長を峰打ちして配下の隊員を指揮官不在状態とし、任意の場所に設置する。
    • 爆発物で浮かせた後に死なない程度のショットガンなどで弾き飛ばし、超遠距離まで飛ばせる囮として利用する。
    • TAやRTAにて、特定地点まで移動してくれないとフラグが進行しない隊員を爆発物で吹き飛ばして、素早く特定地点まで移動させて時間短縮する。
    • いずれにせよ碌なモノではない
  • 一戦略として定着しているとはいえ、意図的に味方に危害を加えるという行為故にこれを嫌うプレイヤーも一定数いる。オンラインでむやみに実行するのは控えよう。

お手玉

  • 爆風などのダウン効果を持つ攻撃により、手も足も出せないままダメージを受け続けること。小緑蟻や赤蟻に只管噛み付き攻撃を連発されることを指すこともある。
  • 初代EDF~EDF2及びその派生作品ではダロガやインペリアル ボマー、EDF3~EDF4/4.1では主にヘクトルによる連続爆発弾攻撃に対してよく使われていた。
    • 「ダウン攻撃を連発してくるエネミー」は本作でも大型アンドロイドなど凶悪なヤツらが多数登場する。特に大型アンドロイドはランチャーで即爆砕された、という隊員があちこちで散見される。
  • 初期の作品では対策が距離を取ったり、ビークルに乗るくらいに限られていたが、近頃の作品では機動力を確保して避けたり、装備によってはそもそもダウン自体が無効になったりと対策の幅は広がっている。

チャット定型文/アピールモーション

  • 指揮下のNPCやオンラインでの隊員たちと意思疎通したり盛り上がったりする機能。
  • 一部の定型文には指揮下の隊員が反応したり、モーションをとったりする。また、アピールモーションを選べばみんなが一斉に真似をしてくれる。
  • 基本的にお遊び要素がメインだが、使い方によっては攻略に活かせる部分もある。
  • 「喜ぶ」→「オオーーッ!」を選択すれば、指揮下の隊員だけガッツポーズをとる。これを活かして味方を足止めできる。
    • 味方と距離を離したい場合や、囮として位置を固定したい場合に役立つ。
  • アピールモーションをした際、当たり判定もそれに応じて動く。
    • 「喜怒哀楽」→「怒る」で無理やり建物の中に侵入し、アピール中に爆発物で建物内に押し込まれるようにすると復帰後も建物内を散策できたりする。
  • ウイングダイバーの場合、水に落下する前にアピールしておくと水没してもモーション終了後に飛行できる。
  • プロミネンスの発射直後にアピールすると硬直がキャンセルされ、リロードまでの時間が短くなる。モーションがすぐ終わる「ハンドサイン3」が良い。
  • 定型文の中には、主人公が対応する台詞を何パターンか喋ってくれるものもある。
    • ボイスはキャラクターによってニュアンスが異なる。例えば「見間違いだ」の定型文はレンジャーだと真面目そうにサラッと指摘するが、ダイバーは「目が悪いんじゃないの~?」と、文章からして異なる上に小馬鹿にしたような口調で喋ることも。

Havok

  • 読みはハボックまたはハヴォック。ゲーム開発用の物理演算エンジン「HavokPhysics」のこと。EDF6でも使用されており、起動時にD3パブリッシャーなどのロゴと共に表示されるアレ。
  • ゲームに組み込んで物体の動きをシミュレーションするための、ミドルウェアと呼ばれるタイプのソフトウェア。数多くのゲームに採用される有名なものである。
  • …が、物体同士の接触やその反動、慣性などの制御に独特の癖があり、「物理を司るハボック神の怒り」などとよくネタにされる。
  • 特有の武器やビークルのセッティングがあり、地形をかなり細かく造形しているEDFとは相性が良いのか悪いのか、
    • 気絶したプレイヤーやビークルがマザーモンスターの足先などに触れ、超高速でマップ端まで蹴り飛ばされる「対ビークル奥義ハボックキック」。
    • ショットガンのように複数同時に衝突計算が起きると、慣性が消えたかのように対象が凄まじい加速度で吹っ飛ばされる。
    • 爆風や衝突が重なるなどすると弾かれたように上空に射出される。
    • コロニストの死骸が激しく回転しながら空に舞い上がる。
    • 赤蟻の拘束から逃れると同時に遠方に投げ捨てられる。
  • といった、種々の神の奇跡異常現象を巻き起こすことで知られる。
  • 基本的にプレイ中の事故ミスに繋がる要素だが、なんとなく理解できてくると、ショットガンで障害物やNPC隊長を弾き飛ばすなどの応用がきかないでもない。
  • ページ冒頭にリンクのある開発者インタビューによれば、EDF5とEDF6は画面の見た目こそ同じでもスクリプトは刷新されているらしい。その影響かは定かではないが、ハボック神の裁定はEDF5からかなりの変化が見られる。
    • ビークルの外形に沿った当たり判定、ショットガンで障害物を撃った時の吹き飛びが緩和されるなどリアル寄りになった一方で、重いはずの戦車が壁にボヨンと弾かれる、一度地形に重なると更に深くめり込んでいく、障害物の乗り越えや弾き飛ばしがやりにくくなる、挙句の果てには永遠に落ち続けることもあるなど、ゲーム上の不便が出るようにもなった。その為、車両・戦闘車両系のビークルで瓦礫の上を走る時は一層とハボック神への注意を要する。

いきなりINF(INF縛り)

  • 過去作から存在する有名な縛りプレイの通称。かつていきなりINFERNO、INFERNO縛りと呼ばれていた物の短縮形である。近年では更に略して「いんしば」とも。
  • 初期データからスタート、難易度INFERNO固定、クリア済みのミッションは再出不可を基本レギュレーションとして、ミッション1から最終ミッションまでのクリアを目指す縛りプレイとなる。
    • その他、アンカーなどの無限湧き利用の稼ぎ禁止も付けられる場合が多い。プレイヤーによっては、体力初期値固定、武器選択に追加の縛り等、様々な制約を付けて挑む場合もある。
  • 単純明快なルールやシリーズ通して同様のルールで遊べる事、そして後述する達成感から、
    EDFシリーズの縛りプレイとしては特に有名なものの一つとなっている。
  • 通常プレイとはアーマー・武器共に大幅に劣る状態でミッションを駆け抜けて行くことになる。特に序盤では僅かな被弾が即ミッション失敗に繋がり、武器の貧弱さもあって厳しい戦いが続く事も多い。
    • 武器運や★の付き具合では思わぬ武器がエース武器になったり、逆に本来なら主力になるはずの名武器の出番がさっぱりだったりと、プレイ内容の揺らぎもまた面白さの一つとして知られる。
    • その劣勢を戦術や知識、積み上げた技術&そして運や試行回数のゴリ押しでひっくり返す爽快感は非常に中毒性が高い。
      その上ボリューム豊富なEDFシリーズということもあり、完走した際の達成感もひとしお。
      ハマってしまった隊員の中には同じ作品・兵科でも何度もトライするほどに魅入られてしまう者も。
  • ちなみに条件の都合上、最初のミッションは初期装備のみで行う必要がある。
    非常に性能の低い初期装備ではINFERNOのミッションのクリアは不可能と思われるかもしれないが、歴代でも
    • ビークルを利用する(EDF2)
    • NPCを利用する(EDF3、EDF4)
    • 安地に籠もって攻撃する(EDF4.1)
    • ミッション1が操作チュートリアルでアイテムドロップが有るため、次のミッション用の武器が出るまでリセマラする(EDF5)
  • など、クリアする(初期状態からINFドロップの武器を手に入れる)方法が用意されており、
    本作においても安地からの攻撃によってミッション2(実質的な初ミッション)をクリア可能である事が全兵科で確認されている。
  • また、オンラインの固定メンバーで行われる例も近作では増えている。こちらは「おんしば」と呼ばれる事も。
    • 複数人プレイという事で、4兵科・4名でのプレイに限らず、人数や兵科の組み合わせは多岐に渡ってプレイされている。
      • 構成については兵科を表すアルファベット・人数を表す数字で表記される事もある。レンジャー4人であれば「R4」、レンジャー・エアレイダー・フェンサーの3人チームであれば「RAF」等。
    • オンラインマルチ故にステータスが大幅に強化された敵に、貧弱な装備・アーマーで挑む事になる。
      クリアには個々人の知識・技量に加え、チームワークも重要。
  • いきなり縛りでなくとも常連プレイヤーにとっては恒例の腕試しであるINFだが、開発チームインタビューによれば、そもそもINFERNO自体が「繰り返しプレイするのは想定外」な難易度で、そんな無茶もまたEDFシリーズをプレイヤー側が盛り上げてきた遊び方のひとつらしい。

難易度

  • EDFシリーズを盛り上げる様々な難易度。基本的に5段階+α。
  • 作品によっては全てのミッションをクリアすると特典としてLvのかわりにSPの文字が示されたクリアボーナス武器が支給されるものもある。

EASY

  • 読み方は「イージー」。一番低い難易度。侵略者たちはお遊びモードでゆっくり迫ってくる。緑蟻みたいなもともと速い敵はその限りではないが。
    • どうしてもNORMALでクリアできない人用の救済策的な難易度だが、初めて使用する武器や兵科の使用感を掴んだり、戦術の確認を行ったり、待機モードの敵しかいないミッションならマップを歩き回って引き撃ちの経路確認やマップ探検、高Lv武器を用いた日々の憂さ晴らしなんかにももってこい。
  • 誤射/自爆時のダメージは10%。たとえミッション失敗になっても拾ったアイテムは100%手に入る。これを生かした稼ぎも存在する。
  • 但し、NORMALに比べ武器アイテム(緑色の箱)がややドロップしにくくなっている。クリアはできるが自身も成長しづらいジレンマにはまることも。
  • ARMOR(赤色の箱)のドロップには影響しないため、アーマー稼ぎに利用されることもある。
  • オンラインにおける武器やアーマーの制限はNORMALと同等。厳しい制限のせいでNORMALより難しい、ということは基本的にない。

NORMAL

  • 読み方は「ノーマル」。文字通りの普通の難易度。とはいえ侵略者たちはまだまだお遊びモード。まずはこの難易度をクリアしていくことが公式からは推奨されている。
    • オンオフ問わず基本的には余裕でゴリ押しが利くが、本作では序盤から手強い準主力級やボス級が出てくるミッションもあり、過去作ほどのゴリ押しはできなくなっている。特にM2「不法侵入者」はオンライン初の戦闘ミッションにしていきなりの難所、という声も聞かれる。
  • 誤射/自爆時のダメージは25%、ミッション失敗時のアイテム獲得量は75%となる。
  • オンラインでの厳しいLv制限はEASYと同等。プレイヤー側も侵略者側もお互いに弱いせいでグダグダとした展開になることも。

HARD

  • 読み方は「ハード」。プレイ開始当初はEASYからこの難易度までが選択可能になっている。侵略者たちが本腰を入れ始め、難易度の違いが実感できるようになってくる。
  • ...とはいえやはり兵科や装備によってはNORMAL以下とさして変わらない感覚で蹴散らしてしまえることもある。
  • この辺り(特に後半のミッション)から威力や使い勝手に優れた武器がドロップしはじめる。中にはより高い難易度にも通用するポテンシャルを秘めたものも。
  • 誤射/自爆時のダメージ、ミッション失敗時のアイテム獲得量ともに50%。
  • オンラインの序盤はNORMALとほぼ同等の武器で強化された侵略者たちを相手取ることになるため最初ほど厳しいものの、徐々に強力な武器も解禁され始める。チームプレーで戦ってみせろ!

HARDEST

  • 読み方は「ハーデスト」。「ハデスト」、「HDST」と略することもある。全てのミッションをクリアして始めて後述のINFERNOと共に解禁される高難易度。侵略者たちが本気で殺しにかかってくる。
    • この難易度から敵の数が増やされたり、一部の敵がより強力な変異種に置き換わったりし始める。
  • 一方で今作においては中盤まではHARDでも入手できるような武器しか出ず、より上位の武器が出始めるのは実にミッション65からとなる。
    • HARD帯の武器でも十分通用するものはあるが、稼ぎなしで順番にクリアしていくようなスタイルでは目新しい武器が拾えるまでに結構な時間がかかるのでしんどいかもしれない。
  • 誤射/自爆時のダメージは75%、ミッション失敗時のアイテム獲得量は25%となる。

INFERNO/DISASTER

  • 読み方は「インフェルノ」。英語で「地獄」を意味する。略称「INF」。外伝作品であるIRのみDISASTER(ディザスター=災害)にかわる。
    • 言わずと知れたゲーム内の最高難易度。侵略者たちが一切の容赦を捨て、全力でプレイヤーとNPCたちを抹殺しにくる。
    • 特に敵の挙動や弾速の変化はHARDESTと比べてもなお劇的。悪名高い金蟻の酸などはショットガン並の弾速になったりする。
    • HARDESTよりも更に敵構成が強化されるミッションもある。
    • 一応アーマーが10万〜15万ぐらいあればある程度はゴリ押しが可能。
  • 武器については当然ながら最高ランクのものが出始める。ただしHARDESTで拾えない武器が出始めるのは中盤過ぎになる。
    • ミッションによるドロップ武器レベルの差には結構な揺らぎがあり、高Lvの武器が続々とドロップすることもある一方で、HARDESTはおろかHARDでも入手できるような武器しかドロップしない、なんてことがザラにある。
    • 具体的には、HARDEST以下では同じミッションでドロップする武器のレベル幅は多くても10程度だったが、INFでは多くのミッションで25以上のレベル幅がある。
  • 誤射/自爆時のダメージは軽減なしの100%、ミッション失敗時のアイテム獲得量は0%となり、稼ぎをしているなら失敗は一切許されない。
  • 難易度でいえば間違いなく最高なのだが、オンラインでは制限が緩く(特に中盤以降)、HARDESTよりも楽にクリアできる逆転現象が起きることも。
  • 最高難易度であり怖い説明文が書かれているものの、世間にある高難度を売りにしたゲームとは趣が異なる。修練と死に覚え以外に解がない、という窮屈さはない。
    • これは多彩な装備品とその運用スタイル、広いマップで多くは接敵まで時間があるミッション構成により、この難易度においても正解組み合わせが多数存在するため。
    • この正解を見つけ出す楽しさがEDFの面白さの一つであり、これを最大限味わえる難易度とも言える。
    • もちろん多彩な装備を上手く扱えないとか、敵の特徴をよく知らないとかではさすがに厳しいのだが。

IMPOSSIBLE

  • 読み方は「インポッシブル」。略称「IMP」。「地球防衛軍2」とその派生作品や外伝作品の「デジボク2」にのみ存在する最難易度。侵略者たちがINF以上の殺気とスペックを携え、全人類の完全撲滅を狙って血眼で襲いかかってくる。全ミッションの難易度INFERNOを全兵科でクリアすることで始めて解禁となる隠し要素でもある。
    • 「デジボク」にはDLC購入で追加される最上位難易度「ARMAGEDDON」があるが、単純(だが苛烈)な敵の強化に留まりIMPとはやや趣が異なる。
  • 当然全ての敵がINFERNO以上のスペックに強化される一方、プレイヤー側は体力が固定された状態(陸戦兵、現レンジャーは1000、ペイルウィング、現ウイングダイバーは500)でそんな凶敵に挑まねばならない。当然何をくらっても即死が見える、EDF総司令部ゲーム会社からの挑戦状。アイテムは回復以外一切ドロップしない。
    • そんな正にクリアなどImpossible(=不可能)な難易度となっている。
    • 一方でこちらもINF制覇特典で入手できる超兵器、「ジェノサイド砲」や「アルマゲドン・クラスター」を駆使することができる。エアレイドにはないけど
    • 一応バランス調整の結果なのか定かではないが、精鋭UFOのみ派生作品含め明確に弱体化していたりする。
  • 仮にクリアできても報酬などは特にない。
  • 以降の作品では実装されていない(オフラインに限ればmod等を用いて再現できるとか)が、体力を初期付近にまで制限すると近い雰囲気になる。プレイヤーキャラのスペック向上やNPCの追加等もあってさすがに往時程の絶望感には及ばないかもしれないが。
    • オンラインモードのミッションをソロでプレイするとINFERNOでは敵体力と火力がおよそ2.6倍にまで跳ね上がるため、体力制限と合わせると所によっては当時以上の絶望感を味わえる。
  • 「デジボク2」のDLCで追加されたIMPOSSIBLEは敵の強化と体力制限があるところまでは同じだが、色々と独自の仕様が多く単純な難易度上昇に留まらないものとなっている。

武器・装備品とその愛好家達の通称


  • スナイパーライフルの略。
    • 主に長距離狙撃を行うライフルの事をスナイパーライフル(日本語にすると狙撃銃)といい、EDFではレンジャーが使用する。
      • 現実では精度が重要視されるためボルトアクションの物が多いが、コストを度外視したり交戦距離を短めに見積もったセミオート式の物もある
      • 派生形としてより大口径で(WW2初期ぐらいまでの)戦車すら破壊できる対戦車ライフルや、建物の壁ごと相手を撃ち抜いたり軽装甲車輌相手に使う対物ライフルなどもある。ライサンダーシリーズやファングシリーズは狙撃銃というよりこれらに近い
  • 過去作ではサンダースナイパーが酸砂と略されていたりした。そのためクルールの長距離電撃武器を酸砂と呼ぶ者もいる。

胡瓜

  • ナンバリングでは「4.1」まで度々登場していた超高性能スナイパーライフル「ハーキュリー」の愛称。
    • 標準型スナイパーライフルの最終形として威力、精度、弾速、連射速度などどのスペックをとっても欠点なく纏まっており、抜群の汎用性を誇る陸戦兵/レンジャーの切り札だった。
    • 特に「4.1」では主力級航空勢力の殆どを最後まで確殺できる丁度いい威力や相性のいい相方もあり、オフラインではそれまでレンジャー系列伝家の宝刀だったライサンダーZ二丁を凌ぐほどの活躍を見せていた。
  • EDF2、EDF4と世界観の変わるシリーズでも度々登場していたのだが、
    前作「5」にてリストラ後、今作においてもその銘を冠する武器は現れなかった。
    • 発売順ならひとつ前の「デジボク地球防衛軍」には登場しており、やはり有力スナイパーライフルとして活躍した。
  • 歴代のこの銃が登場しないシリーズにおいては、標準型スナイパーライフルのINF最終形モデルは存在しないという憂き目に遭っていたが、
    「5」と「6」ではKFFシリーズやターミガンシリーズがこれに近しい役割を担い、代わりとなるようなINF最終形モデルもそれぞれ用意されている。
    • 厳密には一部スペックで4.1のハーキュリーに及ばず(KFFは連射速度、弾数、ターミガンは単発威力)、もどかしさは残る。敵は当時より多い/強いのでなおさら。

礼賛(または礼讃)

  • スナイパーライフル「ライサンダー」シリーズの通称。パソコンなどで「らいさん」と打って変換すると、この文字が出るため。
  • 地球防衛軍ナンバリングシリーズにおける、数少ない皆勤賞武器の一つ。連射やリロードは遅いが一撃に優れるという特徴も、ずっと引き継がれている。
  • シリーズ初期からレンジャーの狙撃戦術を代表する武器。物量や敵味方の性能インフレが進んだEDF4辺りから不遇をかこっていたが、今作では主力のひとつに返り咲いた。
    • EDF4ではオンライン中盤~終盤の航空勢力が1撃で落とせなくなったのがレンジャー不遇の一因と評されるほど戦術との関係性は深い。
    • EDF4.1ではオフライン後半以降では他のスナイパーライフルに押され、敵の体力が増えるオンラインでないと持て余すようなバランスになってしまった。
    • EDF5では同武器2丁持ちの廃止に加え、微妙に一撃重視型と言えない威力によって「他のスナイパーで良いか…」となりがちだった。
    • そして今作EDF6では一発の威力が大幅にUP。同武器2丁持ちの不在を差し引いても余りあるレンジャーの主砲として存在感を取り戻している。
    • 特徴の一つである超弾速も、今作では一部エイリアンのシールド展開前に着弾させる手段としてさらに有用な場面が増えている。

ドン亀、亀

  • レンジャー用ミサイル「エアトータス」シリーズの通称。空中の陸亀という意味の名前に加えて、人間が走って追い付くほどの異常な低速で飛ぶ特徴からこのように呼ばれる。
  • EDF1及び2には「スカイタートル(空の海亀)」という名前の低速ミサイルシリーズが存在していた。これも説明欄で「通称『鈍亀』」と記されていたので、EDF世界でも似たような扱いの様子。
  • 今作でなぜか火力が2倍に。元々レベル7のくせに妙に強かったエアトータス02は縛りなど局所的にINFでも活躍している様子。
    • 身体に悪そうな緑色の煙を曳いた異常低速ミサイルが数珠繋ぎで迫り、コツンと触れた瞬間に大爆発する光景には何とも言えない趣がある。あなたもいかが?

エロメイド

  • レンジャー用ミサイル「エメロード」シリーズの通称。
    • 「メ」と「ロ」を入れ替えて生まれたワードなので、別にエロくもないしメイドさんでもない。
    • ちなみに「エメロード」は宝石「エメラルド」のフランス語読みである。
  • EDF1から皆勤の標準的なミサイルランチャーである。
    • EDF3までは追尾能力・弾速・手数が優秀な武器であったが、最高でもHARD帯止まりだったため、INF攻略に使われることはなかった。
    • EDF4以降ではマルチロックオンになったことに加え、INFでも通用する武器が登場。特に飛行勢力を捌き切る優秀なメイド切り札となった。
    • EDF5では補助装備としてレーダー支援システムが登場したことと、★システムによる伸び代が凄まじく回転率がとんでもないレベルまで向上、特に★MEX5エメロードは対主力級においてレンジャー屈指の殲滅力を誇る強力な武器となり、今作においてもその立場は変わらない。
    • 火力もナンバリングが進むにつれて増加。本作では遂に4桁台にまで到達した。

馬糞

  • レンジャー用グレネードランチャー「UMAX(過去作ではUMXA)」のこと。
    • UMAX→ウマックス→ウマクソ→馬糞、のような変遷を辿った呼称である。
    • 酸泥のお気に召さないのか、解説文には「ウマックスと呼ぶ者もいるが、正確にはユーマックスと読む」などと書かれている。
  • LV46、ハード後半クラスの武器でありながら「決戦モデル」「究極のグレネードランチャー」等と大層な説明がされている。
    • これは初代EDF「THE 地球防衛軍」において最高性能のグレネードランチャーであり、インフェルノ三種の神器とも称される程の屈指の強武器であった頃の名残であろう。
    • 歴代ではハーデスト終盤・インフェルノ序~中盤程度の武器だった。この名前を持つ武器が、この枠で登場したのは初。
    • どうしてこうなったかというと、上にUMAZ、UMFFというモデルが追加されたため。説明文くらい直してください
  • 本作でも多めの弾数、レベルの割にかなり高めのダメージと癖なく纏まった性能だが、同レベル帯としては爆破範囲が狭めで、全体的にリロードが早めの今作のグレネードランチャーシリーズの中にあってリロードが遅めである事が欠点か。とはいえ今作のグレネードランチャーはリロードが手込式であるため、運用次第では十分カバー可能なのも嬉しい。

ヴォルナパ

  • レンジャーの武器「ヴォルカニック・ナパーム」のこと。シンプルな略称。
  • レベルは50台と低いが巨大な火炎と長い持続時間という無二の特徴があり、INFでも局所的に通用する。
  • 初登場したEDF4 or 4.1時代から愛用されており、洞窟など狭いミッションでの敵群の足止めや、建造物にくっつけての飛行戦力落としにも有用であった。
  • EDF5でも同じく優秀な武器として評価されており、武器レベルが低いこともあって特定ミッションで猛威をふるった。
  • 今作ではリロード時間が短縮されてさらに強力になった。
    • が、足止め用としては他に千鳥の移管やバイナリー弾の追加などもあり、大々的には使われていない様子。

リバシュ

  • レンジャーの武器「リバースシューター」シリーズのこと。
  • 回復効果のある爆発弾を撃つといった風な代物で、咄嗟に足元に撃ち込んで即回復という戦法が過去作から強力だった。
    • 過去作から一貫して建物を壊す性質ではないが、初登場作品だった「3P」ではプレイヤー・NPCも含めて爆破属性のダウン効果を与えてしまっていた。「4」からは敵のみにこの効果が適用されるようになった為、扱いやすさがグンと増した。
    • 最上位になると爆破範囲は圧巻の50m超。蟻蜘蛛を派手に吹っ飛ばして仕切り直す様はさながらベルトスクロールアクションや2Dシューティングの必殺技。
  • 今作ではバックパックツールの追加により攻撃手段が増えたおかげで、片手をこれにしやすくなった。迷った場合にとりあえずこれを選ぶと途端にクリアしやすくなったりすることも。
    • 「片手を回復用装備にしやすくなった」といった意味では、リバシュだけではなく他のリバーサーも同じ。さながら衛生兵か白魔法使いといったところ。
  • レンジャーの特徴的な武器だからか、「デジボク地球防衛軍」ではレンジャー【EDF5】のスペシャル技(ミッション中に使える必殺技のようなもの)として実装されていた。効果は範囲内の味方キャラの全回復。「今助けるぞ!EDF!」


  • レンジャーのバックパックツールの指向性地雷「インパルス」のこと。
  • 「5」から外観が変更されたものの、かつては実在の指向性地雷「クレイモア」によく似たデザインを有しており、正面から見た姿を「只」の字に見立てた呼び方である。
    • 只 只 只

スーパーボール

  • 反発係数の高いゴムでできたオモチャのボール。
    • ...ではなくレンジャーの「スプラッシュグレネード」シリーズのこと。バックパックツールの特殊ハンドグレネード「バウンドグレネード」も含む。不規則に跳ね回る特性からよく例えられる。
  • 高めの単発火力もさることながら同時発射数も多く1トリガー当たりの火力はかなりのもの。
  • 地上(特に市街地)では自爆や誤爆を連発してしまうが地底では隅々までグレネードが行き渡るので使いでがある。
  • 言うまでもなく自爆や誤爆には要注意。

千鳥

  • 「せんとり」と読む。レンジャーのバックパック装備「セントリーガン」シリーズのこと。
  • セントリーガン→セントリー→千鳥。
  • 『3』で初登場し、『4』以降はエアレイダーの装備となっていたが、今作ではレンジャーの装備になった。
  • 敵がナマモノでもメカでも遮蔽物の陰でも絶対確実に探知し、なおかつEDF兵士や市民は決して狙わないという恐るべき高性能センサーを搭載している。
    • にもかかわらず敵が射程外やエイムが追い付いていなくても弾を垂れ流し、必ず一定時間で弾切れする。どんな設計思想なんだ。
      • 実は高速連射タイプはセンサー有効範囲より射程が短い。どっちみち撃ち続けるのであまり問題にはならないが。
      • 逆に狙撃銃タイプはセンサー有効範囲の2倍の射程がある。こちらは待機状態への誤射が怖い。
  • 適当に投げると線路とか縁石とかのほんの小さな段差に貼り付いて横倒し、最悪弾倉全部が無駄になったりする。設置は慎重に。
    • 建物やフェンス、死体などにくっ付くと、そっちが消えた瞬間に不思議な力により千鳥も消滅する。どうなってる!?(定型文)

C爆

  • レンジャーが使用する工作爆弾シリーズ「C○○爆弾」の愛称。
  • 手榴弾を圧倒的に上回る威力と広大な爆破範囲をもつ、戦術次第ではまさに切り札や必殺技の名に相応しいスペックをもつ強力な爆弾である。
  • 威力の代償故に非常に重いらしく、超人的な体力やフィジカルを有するレンジャーをしても投擲は叶わず、設置の際は目の前にポイッと放り投げるにとどまっている。重いはずのDNGは超音速でぶん投げるくせに
    • 現実の工作爆弾は通常、建物の柱などに直接張りつけて使用する。当たり前だがEDF世界のレンジャーのようにポイッと放ったりはしない。

ドララン

  • ウイングダイバーの近距離武器「ドラグーンランス」シリーズのこと。
  • 威力に特化したランスで、同レベル帯のパワーランスの数倍もの威力を持つ。その分消費エネルギーが大きく、反動もかなり強いなど扱いが難しくなっている。
  • なお、シリーズ後発品のドラグーンランストライを「ドラライ」「ドララライ」と略す向きもある。

参謀

  • さんぼう。ウイングダイバーの電撃兵器「サンダーボウガン」の略称にして通称。過去作の「サンダーボウ」を含むこともある。
  • 本来の意味は、軍隊において指揮官を補佐する役割のこと。総指揮官が全体の方針を定めて、参謀が具体的な作戦や調整を組み立てる。
    • EDF6には本来の軍事的な意味での「参謀」が登場するため、会話でごっちゃにならないよう注意。

グレキャ、ヘビキャ

  • ウイングダイバーのプラズマ兵器「プラズマ・グレートキャノン」及び「プラズマ・ヘビーキャノン」を指す。
  • いずれも高いENを必要とする代わりに、レベル詐欺でINFにも通用するほどの威力を発揮する。
  • ウイングダイバーの仕様上、高レベル帯のコアを使うと使用感が激変する。レベル詐欺に騙されずスペックをよく見よう。

スピア

  • ウイングダイバーの独立作動装備である「キャノン」系の武器のこと。代表的な機種であるパルサースピアなどに由来する略称。
  • 光球を投げると照準の方向にレーザーを1本照射する武器。合計火力が高く、準主力級の殲滅に重宝する。
    • 独立作動装備なので当然EN消費は無し、リロード時間も短めと使いやすい要素が揃っている。
  • しかし、そのレーザーに巻き込まれると当然こちらも危ない。前に歩きながら投げて焼かれるのはスピア使いの様式美。横に歩きながら投げると良い。
    • 当たり判定の実態はマシンガンのような高速連射であるため、軽量な物体に当てるとハボック神が物理演算の異常を引き起こし、凄まじい加速度を付加してしまう。
      • そのくせ敵を押し退ける効果はほとんど無いのだが、自分や味方を誤射すると爆破も目ではないほど遠くまで吹き飛ばされる。復活させづらくなるので要注意。
      • 耐えられるアーマーがあるなら、自分を真上に射出して遙か高空から別の武器を垂れ流すという悪さも出来たりする。
  • フェンサーにもブラストホール・スピアと言う武器があるが、こちらは「ブラホ」と略されることが多い。
    • ダイバーにとってはスピアと言えば1系統だが、あちらはスピアと名の付く複数系統の武器があるので○○スピアと言わなければ分からない為。
      • 厳密に言えばこちらも3方向に出るとか瞬間型と持続型とか違いはあるのだが、基本的な使い方はどれも同じであるのに対し、あちらはそもそも攻撃モーションが異なるので使い方自体が異なる。
    • ただし作中でスピアという単語を聞く機会ではほぼブラストホール・スピアを指している。これは作中ではグリムリーパー隊長のブラストホール・スピアの操作関連以外でスピアという名称が出て来ない為。

リムスナ

  • リムペット・スナイプガンのこと。
  • 高弾速、高精度、長射程な武器で、火力も侮れない。ただし「スナイプ」の名に反してズーム機能が無い。
  • 癖の強い武器がメインになりがちなエアレイダーにとって、シンプルな銃器型の攻撃手段は様々な場面で重宝する。
  • 下手にドローンを持つより結局これが安定する、という局面もあるので、積極的に投入を検討しよう。
  • 爆破範囲があるが自分にだけは当たらないという謎の仕様がある。赤アリに噛み付かれた時もご安心。

ドローン

  • 今作からエアレイダーに追加された携帯型のマルチコプター兵器のこと。発売前は「文明崩壊後の世界で得た新たな力」という風な宣伝文が使われたりした。
    • 武器説明文では「マルチコプター」と呼称されているが、プレイヤー間ではこの名称が使われることが多い。バックパックツールの「カプセルソルジャー」「強襲エアクラフト」を指すことも。
  • 地底内にも持ち込むことが可能で、エアレイダーの地底戦能力を大幅に向上させた。実質「地底内でも呼べる支援要請」でもある。
    • FFの危険性が極めて低い物やFF判定自体が無い物まであり、総合的には生身での接近戦能力も増したと言っていい。荒廃世界以外での地上ミッションでも、使いこなす価値は十二分にある。
  • プライマーのドローン兵器に対する「戦闘ドローンは条約で禁止されている」という台詞から、エアレイダーはこれを使っていて大丈夫なのかという心配の声が上がったりもする。別のミッションでは「キラーロボットは条約で禁止されてる」という台詞もあるので、おそらく「使用者が必要ないような完全自律兵器はNG(エアレイダーが使ってるような半自律タイプはOK)」ってことなんだろう……多分。5の時点で千鳥やロボットボムとかもあったし。どのみち相手は宇宙人だから条約は気にしなくてよさそう
  • 現実の対人地雷禁止条約でも、人間が起爆スイッチを押すものは条約の対象にならなかったりするので、人間がどこまで意思決定できるかというところが重要なのだろう。

ポー攻

  • エアレイダー用ドローンの一種であるポータブル攻撃機のこと。
  • KM6と同じくデカい敵に上手く当てるととんでもない火力が出る。
    • 戦闘爆撃機であるKM6ならまだしも、どうやってこの小さな機体にこれだけの火力を詰め込んだのか…。その機関銃を寄越せ

昆虫爆弾

  • エアレイダーのバックパック武器「インセクトボム」のこと。
    • 名前も見た目もまんまである。
  • 例によってINF級/最上位のSG15を指している場合が多い。
  • 60個というイカれた数の暴力で焼き魚を作るのが得意。さすがに群れを一掃したり、遠方に手を出したりは出来ないが。
    • いったいどこから60個も出しているのかとかは考えてはいけない。
  • 過去作ではネタ的な魅力はともかく武器としての存在意義は疑わしかったシリーズだけに、一応出世したと言える。

CF

  • ニクスとエイレン(それから、DLC1で追加のグラビス)のカテゴリーであるコンバットフレーム(Combat Frame)の略。「コンフレ」と呼ばれることもある。コーンフレークみたい。
  • 前作から必要功績が増加したものの、性能自体は変化しておらず、最大四つの武装による高火力と継戦能力、車両系ビークルを圧倒的に上回る耐久値、ジャンプやスラスターによる高い移動能力と、呼べさえすれば活躍は約束されている頼りになるビークル。
  • 今作では前述通り功績の増加や、最初から要請可能なビークルの存在もあって若干出番は少なくなったが、それでも強力なメカなので愛用者は多い。
  • ちなみに英語版のコンバットフレームの名前は「powered exoskeleton」である。例としてニクス型の場合、この後ろにNixがつく。

盾槍、盾刀

  • 武器の名称……と言うよりはフェンサーのスタイルの呼称。
  • 盾槍はシールドとブラストホール・スピア系、盾刀はシールドと電刃刀系を装備する。
  • シールドで攻撃を耐えつつ瞬間火力の高い近接武器で確実に敵を殲滅していく、フェンサーの鉄板戦法。オンラインでは囮役を兼ねることもできる。
  • 槍の方は4.1では270mという異様な射程で大暴れした。そのせいか5で大幅に短縮されてしまい今作に至る。
    • 一応、今作DLC2でそれなりの射程になっているものの、手数の少なさと競合の躍進、そして敵が強すぎるせいで往時ほどの輝きはない様子。

グレシ

  • フェンサーの盾の「タワーシールド」シリーズの最終型である「グレート・シールド」の愛称。他の「タワーシールド」シリーズは「タワシ」なる愛称で呼ばれることも。
    • 近しいレベル帯の他シールドを圧倒する鉄壁の防御性能に加えて、黒くて重厚かつスタイリッシュな専用のグラフィックをもつグレートな逸品。
    • オンラインや高難易度で囮とテンペスト信者も兼ねるフェンサーにとって不可欠な装備である。上述の盾槍/盾刀に組み込むことで、地上目標に対して無類の強さを見せる。
  • 一方で、シリーズ共通の超重量やクールタイムの長さなどのデメリットもついてまわるので、扱いは決して容易ではない。修練あるのみ。
    • 今作では中型、小型盾最上位のダメージカット率がこれと同じになっているので相対的にはやや優位性が落ちた。
  • この盾に限らないが、被弾による過熱が原因で耐久値が減るという説明にも関わらず、減った耐久値は時間経過で自動回復しない。どういうことですか本部!
    • NPCの盾にも自動回復はないので二度目以降の交戦ではいつ割れるかわからない。

ボルケンダンス

  • 打撃武器「ボルケーンハンマー」を両手に携え、交互にエネルギーチャージして次々と連打するフェンサーの必殺戦法。
    • 「はあぁー!」「せやぁー!」と威勢の良い合いの手をいれながら、クルクル回ってリズミカルに爆炎を噴き上げる姿はまさにダンス。
    • これを使いこなす文明クラッシャーフェンサーはボルケンダンサーと呼ばれ笑いを巻き起こす恐れられている。
  • 前作までは相手次第でかなり刺さる戦術だったが、本作ではリロードが大幅に伸びたことでやや厳しい。
    • 待望の最上位モデルが追加されてはいるのだが。

テンペスター

  • 巨大ミサイル テンペストをこよなく愛する狂信者。
  • 大物や大群をテンペストの大爆発で吹き飛ばすことに全てを掛けている。爆発で処理落ちが発生するとなお良し。
  • 前作5では鎧で一発耐えるチキン野郎一部のエイリアンのせいで少々肩身が狭かったが、今作では連中の出番が減っている。
  • 赤い光が迫ってきたらすぐに逃げよう。さもないとマップの反対側までハヴォックすることになる。
  • テンペスター様のために盾を構えて殉教囮をするフェンサーのことをテンペスト信者と呼ぶ用法があるらしい。

プロミネンシスト

  • レンジャーの大型ミサイル プロミネンスを愛好する危険人物達。
  • 特に前作5から性能が下がったりはしていないが、ゴリアスやDNGの台頭でやや出番が狭まったか。
  • 遮蔽物に隠れながらアラネアを爆殺するなら右に出る物はない。
  • アピールモーションで硬直を消すテクニックがある。もし彼らが「グッジョブ」を連呼していたらそういう物と思っておこう。

上様

  • 連式ロケットランチャー「ボルケーノ」を愛する危険分子陸戦兵/レンジャーたち。「ボルケーノ原理主義者」とも。
    • 「2」から「4/4.1」にかけては現在のバースト発射式ではなく、複数の弾頭をまとめて、あるいは水平方向に拡げて発射する仕様になっていた。
    • 特に最終モデルの「ボルケーノ6W」は武器Lv92、ダメージは1トリガーあたり1200×6、爆破範囲は半径16m、しかもこれを僅か2秒のリロードで連発できるというイカれた性能を誇り、多くの隊員が魅せられたことで上様が各地で大暴れする形と相成った。
  • しかし、「3」以降では武器Lv、性能ともにめっきりおとなしくなってしまった。おかげで一時期は絶滅が危ぶまれていた。
  • 「5」からは仕様が変わり現在に至る。
  • 本作ではリロードが重くなった代わりに威力がかなり上がっている。
    • ...しかしオンともなると主力級相手に確殺が怪しくなる威力であり、超兵器というより超危険兵器といった面持ち。上様たちの復権への道のりは次回作へと続くこととなった。

タンクマン

  • 戦車(本作では特にブラッカー)の扱いに長けたエアレイダーないしレンジャーのこと。EDFシリーズ特有の名称ではなく、他のミリタリーゲームでも使われる。
  • (要請不可なマップを除き)あらゆる戦場を駆け回り、主砲の火力を以て侵略者を蹴散らす頼もしい方々。
    • ベテランともなると戦車のみで対空戦までこなすとか。

ヘリマスター

  • ヘリコプターの扱いに長けたエアレイダーないしレンジャーのこと。エアマスターとも。上記のタンクマン同様他のゲームでも使われることがある。
    • やや慣れが必要でいささか取っつきにくさがあるヘリコプターで様々な敵を相手取り、そして殲滅していくエースパイロット。
    • 極まると航空戦力すらも一機で圧倒し始める。歩兵から空軍に転職してカムイにでも乗せたほうがいい。
  • ヘリでの戦闘能力に優れるだけでなく、空中から工作爆弾や発煙筒を投げ落としたり、スタブウイングに飛び移って遙か高空からロケットランチャーを乱射したりと、無法千万な技巧を披露してくれる。
    • こんなことばかりしてるから燃料制限なんて付けられたんじゃ…

カサカサ

  • 歩き移動速度を高める強化パーツを装備し、異様に素早い歩行能力を会得したフェンサー。あるいはそれを利用した戦法のこと。
    • 突進武器の慣性で高速歩行する様をカサカサと呼ぶ人もいる。
  • 残像すら見えそうな高速の足捌きでカサカサと走り回り、ダッシュやジャンプだと途切れてしまうガトリングやフレイムリボルバーを止めずに撃ち続ける。
  • 連射と高速ステップで慌ただしい見た目は笑いを誘う。しかし、射撃が途切れない性質により、引き撃ちしたい状況や、少数の巨大怪生物を相手取る際には意外と有効。
  • DLC1でめでたく本作でもゲイル・スケルトンが解禁され、愛好家の興奮は高まるばかり。
    • DLC2で追加されたタイガー・スケルトン、レスキュー・スケルトン、レーダー・スケルトンのいずれかも装着すると更に高速に。
      • もはやブースターいらずである。

「最終作戦仕様」

  • 以前のシリーズからの伝統で、多くの武器の最上位モデルの解説文に書かれている文言。
  • つまり最上位モデルを指す。
  • 最高性能なのはもちろんのこと、結構な割合で武器モデルがそれまでと別物になっている。
  • いかつい大型ライフルだったのが近未来的な外見に様変わりするライサンダー系やバトルキャノンなどはまだ可愛いもので、根本的に構造が別物になるモンスーン系ショットガン、数倍の規模に巨大化するブラホ、最早どんな構造なのか意味不明なレベルになるガトリングなど、どれも一見の価値あり。
  • その一方で見た目はおろか、色や説明文すら変えてもらえない武器も少なくない。
    • エアレイダーのリムペットガンやフェンサーの各種シールド、スパインドライバー系武器等が該当。どうして...

メタルコート

  • DLCや早期入隊特典として手に入るコンバットフレーム。正式名称は「コンバットフレーム ニクス メタルコート」。
  • レーダー波を反射させる特殊な塗料でコーティングされた、ごく少数のみ生産されたニクス型コンバットフレーム。ただし、実際の効果は証明されていないらしい。
    • 現実にも電波を吸収したり反射する塗料は存在する。
  • 武装は主にコンバットバーナーとグレネードポッド。
    • 前作や4、また4.1の時なども塗料がコーティングされている機体があった。(コンバットフレームやベガルタ、デプス・クロウラーなど)
  • ただしその時の機体は金ピカであり、名前も「◯◯◯ゴールドコート」であった。また、マップの色の影響を受けやすい。
  • 今作ではメタルコートになり、少し色が落ち着いた。また、指揮官機や式典用として使われていたという説明文がなくなっている。あくまでも推測ではあるが、実戦配備型である可能性が高い。

アサルトライフル

  • レンジャーの武器、扱いやすさと弾倉火力の高さが特徴。日本語では「突撃銃」「自動小銃」等。
    • レンジャーの初期装備もアサルトライフルのほか、大尉含め多くのNPCの武器でもあるので、全NPC峰打ち縛りでもしない限り全プレイヤーが一番お世話になっている武器でもある。
    • 現実ではセミオートやボルトアクションだった歩兵の主力武器のライフルにフルオート機能を付けるようになったのが始まり。基本はセミオート射撃するものでフルオート射撃は突撃時や、その迎撃時ぐらいだったりする。

ショットガン

  • レンジャーの武器のほか、フェンサーも使用する一撃で小さい弾を複数発ばらまく武器。至近距離での大ダメージと貫通力、多少ずれてもダメージを与える事ができる点が特徴。日本語だと「散弾銃」。
    • 大きな弾の中に小さな弾が複数個入っているという仕組みで、発射直後に大きな弾が割れて中身がばらまかれる仕組み。このばらまかれる小さい弾を「ペレット(日本語では子弾)」という。
    • 多くのゲームでは至近距離で大ダメージ、射程限界でカスダメ。と言う調整がされることが多いが、実際はある程度離れた距離でも十分な殺傷力を持つ弾を広範囲にばらまくことで多少狙いがズレても問題ないというのが強み。頼りになるショットガンだぜ!
    • 「大きな弾を飛ばす」と言う特性上、相手や用途に応じて多種多様な弾を使用できる。数ミリの弾を100個以上ばらまく対小鳥用や、6~9ミリの弾を5、6個ばら撒く中型の獣用等。大きな弾をそのまま飛ばすスラッグ弾や、対暴徒用のゴム弾・ガス弾と用途は多岐にわたる。
  • レンジャーが使用するショットガンは至近距離では敵を貫通する効果があるが、現実のショットガンは弾丸の形状の関係で目標を貫通することはほぼない(ペレットはほとんどの場合球形をしているため)。アサルトライフルやスナイパーライフルのほうが貫通効果が期待できる。

ロケットランチャー

  • レンジャーの武器、ロケット推進する砲弾を発射する装置。高威力と広い爆発範囲が特徴。日本語にするのは少し難しいが「噴進弾発射器」。
    • 大威力の砲弾はでかくて重く、それを撃つ大砲もでかくて重くなってしまう。と言う問題点を砲弾に自分で加速させることで解決させたもの。ロケットランチャーの登場と命中時の速度が貫通力に影響しない成形炸薬弾の登場で歩兵が肩に背負って使用できる対戦車火器が誕生した。
      • 似たような用途の武器としては無反動砲があるが、EDFでは名前が出るくらい。一応「ロケット弾を発射する無反動砲」なんてものも現実にはある。
  • グラントやホーネットのように外付けタイプの弾倉を用い、複数発の弾を連続発射できるタイプは実はあまりなかったりする(現実では何発も撃つ必要性が薄いため)。そのためゴリアスのような砲身自体に弾を込める単発タイプが主流となっている。

グレネードランチャー

  • レンジャーの武器、フェンサーの迫撃砲も用途や描写的にはこれに近い。ロケットランチャーには劣るがそれなりの威力の広い爆発範囲の弾を放物線機動で複数発発射する。日本語では「擲弾発射機」や「擲弾銃」。
    • 過去作(EDF5)まではロケットランチャーより狙いにくいが高火力という立ち位置だったが、今作ではロケットランチャーより弱く直接狙えない点を数で補うという方向性になった。現実でも複数発連射できるグレネードランチャーはあるが、複数発発射できるロケットランチャーは主流にはならなかったため、地味に現実に即した調整だったり。
      • ただ、現実では戦闘車両に積むような物以外はアサルトライフルの銃身の下にポン付けしたり、弾そのものをアサルトライフルの銃身に刺して飛ばすライフルグレネードがあったりと、純粋なグレネードランチャーは減少傾向にある。ただアメリカの警察なんかでは催涙弾やゴム弾の発射機として使われている。

迫撃砲

  • エアレイダーの支援要請や、フェンサーの武器。支援要請では着弾までにラグがあるものの広範囲に広い爆発範囲の砲弾を複数降らす。フェンサーの武器はレンジャーのロケットランチャーとグレネードランチャーの中間のような武器。
    • 英語圏では「howitzer(ハウィツァー)」と呼ぶ。コンバットフレームが装備してるアレである。
    • 現実では単純な構造の砲身からそれなりのサイズの砲弾を斜め上に打ち出す事で攻撃する武器。砲弾の発射に強力な火薬を使わない事と、斜め上を向くことで反動の大多数を地面に押し付けることで小型軽量の砲から高威力の砲弾を発射する。砲自体の構造が単純で軽量なので、専門の砲兵でなくても使用しやすい事がウリ。
    • あえて上方向に誘導性の無い砲弾を撃っているので当然命中精度はお察しで、命中までに時間がかかるし射程も長くない。エアレイダーの砲兵隊への迫撃砲要請が妙に時間がかかるのはここら辺が原因かも。
      • 戦争映画でたまにある、砲身に弾を投げ込んだら発射されるアレ。

榴弾砲・カノン砲

  • エアレイダーの支援要請で使用される。榴弾砲は広範囲に広い爆発範囲の砲弾を複数降らし、カノン砲は爆発範囲はないが弾そのもののあたり判定と威力がすごい砲弾を複数降らす。
    • 現実では両者の区別はほとんどなくなっているが、「曲射で榴弾を飛ばす大砲でやや軽いのが榴弾砲、やや重いのがカノン砲」と考えとけばいい。
  • 大きな大砲にタイヤが付いていて、トラックなどで引っ張って移動して設置する牽引式、戦車やトラックと大砲が一体化している自走式等がある。
    • 牽引式は人員や砲弾を分割して運ぶことで、ヘリや輸送機での輸送がしやすい、安めといった点が特徴。
    • 自走式はその逆で輸送がめんどくさい、お高めといったあたりがデメリットだが、射撃直後にすぐ移動できる。(オープントップでもなければ)悪天候下でも安定して射撃できる、車内に搭載された機器を使って素早く正確な砲撃ができる、ある程度の防御力を持つ。等といった特徴がある。
  • 本作の砲撃支援はスモークを基点に行われるが、現実の砲撃支援は大雑把に言うと事前に戦闘エリアの地図に座標やグリット線引き、それを基に前線部隊から攻撃目標の座標や目印となる構造物等を指定してもらい、距離や風向きその他諸々を綿密に計算して行われる。スモークやストロボ、ビーコン等を狙って撃ては基本的には無く(誤爆の危険や、地形次第ではそれらが見えない)、どちらかと言うと近接航空支援の領域となる。

ミニガン・バルカン砲

  • エアレイダーの支援要請で使用される。指定地点に高火力の機関銃弾の雨を降らせる兵器。大型の相手によく刺さるが、小型の相手を複数巻き込んだりもできる。
    • 現実ではアメリカが開発した航空機やヘリ、艦艇に積む事を前提としたM61機関銃シリーズをバルカン砲という。というのも、複数の銃身を束ねて回転させながら射撃する武器はカテゴリ的にはガトリングガン。(ガトリングガンというカテゴリの中のバルカン砲。となる)ただ、EDFのガンシップがそのままM61かその派生型を使っていても不思議ではない。
      • 現実ではミニガンやマイクロガンという物も存在し、M61を小型化した物がミニガン。さらに小型化した物がマイクロガンである。ただ、言葉のインパクトもあるのかミニガンもバルカンと呼ばれたり全く別のチェーンガンと呼ばれたりすることも多い。

巡航ミサイル

  • エアレイダーが支援要請の一つとして使用できるミサイル兵器。英語圏では「cruise misille(クルーズミサイル)」と呼ばれる。EDFの世界では比較的小型で速度に優れたものやスペースシャトルもビックリなトンデモサイズの特大ミサイルまで色々ある。
  • 現実ではミサイルの中でも「飛行機のように翼と推進力をもち、長距離を自律飛行できるミサイル」とされている。
    • 発射母体や飛翔速度、攻撃目標などいくつか分類する手段があり、種類は結構豊富。戦闘機や爆撃機から放たれるもの、潜水艦や地上施設から放たれるもの、亜音速で飛翔するものや極超音速で飛翔するものなど。後者の場合、ロシア軍がウクライナ相手に使用した「キンジャール」が有名か。

手榴弾

  • レンジャーのバックパックに装備できる武器の一種。レンジャーのバックパックは選択していなくてもリロードされる他武器切替が不要なので、手榴弾は咄嗟に使用できる爆発物として便利。
    • グレネードランチャーと併用するとガイドの赤い線がどっちの物か混乱しがちになるので注意。
  • 英語で言うと「グレネード」とか「ハンドグレネード」。要は手で投げつける爆弾である(グレネードを発射機で撃ちだすのが「グレネードランチャー」)人類が火薬を手にしたころから使われており、銃よりも人類との付き合いは長い。爆弾のイメージでよくある💣️←コレも手榴弾の先祖と言える。
  • 比較的安価な構造で高い殺傷力を発揮できる事と、「投げ込む」という動作が行えることから、銃火器が発展してからも兵士の主力装備であり続けた。地面に置いて転がしたり、曲がり角に投げ込んだりするのはレンジャー諸君なら経験があるはず
    • EDFでは何かに当たったら爆発する着発式が主流だが、現実では安全装置を外してから数秒で爆発する時限式が主流。人間が投げてぶつかった衝撃で確実に起爆するのは難しい(砂の上に落ちて爆発しろというのはかなり無茶)のと、相手に直接投げつけるような運用はほとんどされないため。
      • ただ、現地改造レベルで時限信管を0秒にしてトラップ的に使用するというのはよく使われている。
  • レンジャーのテルミットやバイナリ―弾のほか、エアレイダーの支援要請等で使うスモークも手榴弾の一種と言えるし、手投げ爆弾という意味ではウイングダイバーも使用する。唯一フェンサーのみ使用しない。

レーザー誘導

  • ミサイルや誘導爆弾の誘導方式の一つ。レーザーポインターの化け物みたいなレーザー光を当て、その光の当たっている部分に誘導させる方式。レンジャーの一部ロケットランチャーや、エアレイダーの支援要請で使用する。現実には様々な誘導方法がある中で誘導方式が明言されているのは地味にこれだけ。
    • レーザーが当たるとその箇所だけ光って見えるので、そこを目指す。という仕組み。レーザー光の中に信号を混ぜたりすることもある。現実では主に地上目標を攻撃する際の誘導方法に使われる。長所は発射元と誘導元を別々にできる事(エアレイダーのミサイル誘導がまさにこれ)。移動目標を追尾できる事。誘導精度がいい事。光を反射する(目で見える)物なら何でも狙える事等
    • 短所は誘導元も誘導される側も目標(正確には誘導される側は目標にあたっているレーザーの点)を見る事が出来なければいけない事。つまり誘導元は敵に接近しなければならないし、誘導されるミサイルも近くまでは別の方法で誘導される必要がある。間に障害物どころか分厚い雲とかがあってもアウトスキュラの霧?さあ?
      • また、(現実に居るかは別として)光が完全に通過したり全く反射しない相手にも無力だし、光を完全に反射されるとそっちに誘導されてしまう。さすがのプライマーにもそんなやつはいないので一安心EDF2のシールドベアラーが居たら大変だった。

戦車

  • 装軌式の車体に旋回砲塔を備えた戦闘車輌。英語圏では「Tank(タンク)」と呼ばれ、これは日本語でもよく使われる。EDFの世界ではブラッカーやタイタン、本作初登場のバリアス等が該当する。
  • グレイプのような装甲車やケプラー、ネグリング両者のような自走砲の類も含め、「戦闘能力をもった車輌」の総称として戦車の名が用いられる場合もあるが、現在では
    • 走行装置が無限軌道(キャタピラ式)であること
    • 戦線の突破を可能たらしめる装甲をもつこと(EDFのタンクは前線に突出するとすぐ爆散するが)
    • 敵の戦車をはじめとした各車輌を積極的攻撃によって撃破できること
    • 360゜の旋回が可能且つ全面を装甲で覆った砲塔をもつこと
  • が戦車の定義とされている(要約)。
  • 通常、戦車といえば複数の砲弾の使い分けが可能なのだが、EDFの主力たるブラッカーはなぜか榴弾を使うE型と、滑腔砲を備え、徹甲弾を使用するA型に別れている。ミリタリー系の知識に明るいEDF隊員たちからしょっちゅう自走砲呼ばわりされているのはこのせいである。

徹甲弾・榴弾・徹甲榴弾・成形炸薬弾

  • 砲弾の種類としてEDFに出てくる多種多様な弾たち。他にもたくさん弾の種類はあるが、EDF内で名前が出てくるものかつ、現実に存在するものについて説明。
    • 攻撃を目的とした弾(攻撃以外を目的としたものだと訓練弾とか発煙弾とか)は大別して「運動エネルギー弾」「化学エネルギー弾」に分けられる。名前こそブレイザーめいているように見えるが、要は敵へのダメージを「運動エネルギー(相手に向かって移動する勢い)を主眼とした弾」、「化学エネルギー(化学反応…要は火薬の爆発)を主眼とした弾」に分けられる。
      • 徹甲弾は運動エネルギー弾の一種でそのまんま、鉄とか鉛のような金属の塊を相手にぶつけるものと考えればいい。現実には○○徹甲弾といった、形状や理論によって何種類にも分かれるが基本の考え方は変わらないし、それらも含めて徹甲弾と呼ばれることも多いし、EDFには関係しない。現実では戦車のような重装甲の相手に用いるが直撃させないと無意味だし、命中時の速度が遅いと無意味だし大型艦なんかは装甲を貫通して何もない空間を通り抜けて表面に小さな風穴があいただけで終わったりすることもあり得る。
      • 榴弾は化学エネルギー弾の一種で、中空の弾の中に火薬を詰め、信管によって火薬に火をつけて爆発。爆風や弾の破片で攻撃する物。直撃しなくともそばの相手を吹き飛ばすことができる。ただ、ある程度の装甲を持っている相手にはものすごい大量の火薬の爆発でもないと爆風や破片が装甲で受け流されてしまうので、効果は薄い。そのため直撃が狙えない遠距離射撃や、小さい敵歩兵、装甲の無いトラックなんかへの攻撃に利用される。
      • 徹甲榴弾は(名前だけ見るとなんだかわからないけど)運動エネルギー弾の一種で、徹甲弾の中に少しだけスペースを作って信管と火薬を仕込んだもの。信管の起爆条件を命中から0.1秒とか遅らせることで、装甲を貫いて中に入ってから爆発させることを狙ったものとなる。昔の戦車や、大型艦への攻撃に使われた。
      • 成形炸薬弾は化学エネルギー弾の一種で、砲弾の中に鉄板と火薬を特殊な形状に配置することで、爆発時に爆風で鉄板を相手に押し付けるようにするもの(厳密には違うけど詳細に書こうとするととんでもない事になる)榴弾と違い重装甲にも効果的、運動エネルギー弾と違い砲弾の速度が威力に関係しないという点から、対戦車ミサイルや対戦車ロケットといった、徹甲弾ほどの弾速を出しにくい装備や、長距離での対戦車攻撃に使われる。

火炎放射器

  • レンジャーとフェンサー、一部コンバットフレームが装備する武器。アサルトライフルを短射程に、高火力にしたような特徴を持っている。
    • 現実では防御陣地に籠った相手を焼いたり、燃焼による酸欠を狙ったりするのに使われた。明らかにレンジャーが洞窟で使ったらやばい事になりそうだが今のところレンジャーが酸欠になることはない。
      • 酸化剤なんかも混ぜて酸欠にならないようにしているのだろうか?
  • 実際には液体燃料に火をつけつつ圧縮空気などで噴射しており、炎だけを出しているわけではない。燃えている液体をホースでぶっかけているようなものなので、壁に当たればそのまま落ちていくし、戦車に当てればその戦車の気密性に難があれば隙間から中に燃えている燃料が入り込むという地獄絵図がおこる。
    • 現実では第一次大戦からベトナム戦争あたりまで使われたが、現在では戦闘で運用はされない。作業用として事前に野原を焼いたり、不要なものを焼却処分するのに使われる程度である。
      • 実際に戦闘に使おうとすると大量の液体可燃物を背中に背負って戦うというのは周りの味方を巻き込んで炎上するリスクもでかすぎるため、有利な攻勢でもなければおいそれと使えない(それでも被害が大きいので火炎放射戦車なんてものを作っていたりする)現在では、立てこもりにはテルミット弾や燃料気化爆弾を使えばいいのだ。

セミオート・フルオート・3点バースト・ボルトアクション・ポンプアクション

  • 引き金を引いて弾を発射した後、次弾を発射する機能や機構の事。
  • 通常銃火器は薬室にセットされた弾が発射され、薬莢が薬室に残る(もともと薬莢の無いロケットなんかは薬室が空になる)二発目を撃つには薬室の薬莢を捨てて、弾倉(マガジン)内の次の弾を薬室に移動させなければいけない。
    • この動作を射撃の反動や発砲時の火薬の爆発の余波で自動で行ってくれるのがオート(自動式)、自分で銃についている装置を動かして行うのがアクションとなる。なお、一度に一発しか弾をセットできない(弾数1のゴリアスとか)の場合は、弾倉が無く一発ごとに手動でセットするので、オートとかアクションとかの概念自体が無く、ガトリングガンなんかは電気モーター等の動力でこの動作を行っている。
      • フルオートは引き金を引いている間、上記の次の弾の薬室への移動を行った後に発射も行ってくれるため、弾切れかトラブルでも起きない限り永遠に連射を続ける。セミオートは引き金を引き続けても、次の弾の薬室への移動。で終わってしまうため、発砲にはもう一度引き金を引かなくてはいけない。
        • 感の良い人はわかったかもしれないが、セミオートは引き金を引いている間一回は発砲して二回以上発砲しない。と言う一手間を加えているため、歴史的にはフルオートの方が先。なんでかと言うと、陣地に据え付ける機関銃はともかく歩兵の持つライフルでフルオートをしてしまうと「一瞬で弾が切れる」「銃が耐え切れず故障する」といったトラブルに見舞われるため。安定してフルオートできる歩兵用のライフルというのはフルオート機構の登場からかなり時間を置いての事だった。
      • 3点バーストは最大三発までフルオートするという機構(当然二発目や三発目が出る前に引き金を戻すとそこで止まる)フルオートだと一瞬で弾切れになるが、確実に相手を倒すために三連射ぐらいしたい…という発想から生まれた。
    • この動作を人力で行うのがアクション。銃についた棒などのパーツを一定のパターンで動かすことで薬室の薬莢を捨てて、次の弾を薬室に移動するという動作を行う。
      • ボルトアクションは棒を、ポンプアクションは持ち手の部分のグリップを動かす。伏せながらでも行いやすいボルトアクションは主にライフルで使われ、手がブレて精密射撃に向かないが動作の速いポンプアクションは主にショットガンで使われる。
        • 現在でも精密射撃をしたい狙撃銃や、使える弾種が多様なだけに射撃の反動なんかに頼りにくいショットガンでは使われることのある息の長い方式である。
    • EDFでは、アクション部分は自動で行われるため、ボタンを押している間連射するか、ボタンを何度も押して連射するか、の違いでしかない。

ガンシップ

  • DE-202及びDE-203を始め、プレイヤーの支援に就いてくれる空軍の仲間たち。一部のミッションではイベントでも支援を行ってくれる。
    • 機関砲やロケット砲など様々な火器で武装した大型航空機。歩兵などの非装甲目標(ようは柔な目標)への攻撃を主な目的としている。アメリカ軍などが使用するAC-130が有名。
    • 対空攻撃を仕掛けてくる可能性の少ない地上目標に対して滅法強く、条件さえ整っていればこれらを一方的に蹂躙できる。
    • 一方、機体自体は大柄で移動能力や自衛手段に欠ける(ものが殆どである)ため航空戦力に対しては基本的には無力。そのため力を発揮するには制空権の確保が必須。EDF世界でもガンシップが活躍できるのは、プレイヤーからは見えない場所で他の戦闘機たちがきちんと制空権を確保してくれているからである。空に仲間がいることを忘れるな!
  • なお、AC-130のような大型機のみならず、単に武装したヘリコプターなどをガンシップと呼ぶこともある。
  • 爆撃機や対地装備をした戦闘機によるいわゆる空爆は地上部隊からみると凶悪な威力を持つが要請→ブリーフィング・装備搭載→離陸→現地へ移動→攻撃(数分ほど)→帰還→着陸→ブリーフィング・装備搭載・整備…とやる事が多く、一時間に一回、数分攻撃して終わり。となってしまう(事前に要請が来ることを見越して空中待機するにしても、1~2時間待機したり一度攻撃すれば帰還する、断続的に攻撃できるようにすると何十機何百機もローテーションを組むことになり飛行場が持たない)。さらに攻撃も目立つ目標(偽装されていない戦車とか)や、レーザー誘導などが無ければ「○○の建物の北側」とか、「○色の煙の北○メートル付近」といった曖昧な表現になりがち。つまり瞬間的に一か所に大火力を投射する事に特化しており、常に地上部隊に張り付いて援護ができない。
    • ヘリやガンシップ、一部の地上支援専用の攻撃機などは、豊富な武装量・燃料搭載量やホバリング・超低空での優れた飛行性能などで地上部隊と密接に連携をとりつつ、長時間正確に火力支援を行える。夜間や乱戦になると正確な指示を求められるのは空爆と同じだが、それでも数十分張り付いてたたいてほしい敵をすぐ叩いてくれるのは頼もしい。
      • とはいえ、狭いところでも着陸できるヘリを除いて上記にあるように、制空権の確保が必須なガンシップは投入できれば便利だが投入までの準備(制空権・航空優勢の確保だけでなく、万が一のための護衛戦力も必要)も万一損失したときの損害も大きいわりにできる事は対空火器の無い地上戦力叩き。と弱い者虐めみたいなところがあり、優勢を更に決定づける・優勢な状況でさらにコストをかけて損害を減らす。というもので、大々的に投入できる軍は多くない。

EDF


EDF

  • 我らが地球防衛軍。Earth Defense Forcesの頭文字を取ってEDFと略される。
  • EDF5と6に関しては「全地球防衛機構軍」という漢字表記もある。
  • 表向きは、紛争などに対処するため世界規模で作られた軍事組織という事になっている。実際に、コンバットフレームが投入されるような大規模紛争で鎮圧にあたった活動実績もある。
    • その実態は、かつて地球でUFOの残骸が発見され、宇宙人「プライマー」が存在する可能性が高くなった事を受けて各国首脳が協働し設立された、地球規模の防衛機構である。
  • 前作EDF5では地球を侵略しに現れたプライマーと交戦、約2年に渡る戦争の末に辛くも勝利した。
    • しかし、人口は9割も失われ、残ったのは見渡す限りの廃墟、さらに怪物やコロニスト達も居残り続けている上物資は備蓄品のみ、ビークルもありあわせの物を改修した物ばかりという、復興すらもままならない、あまりにも絶望的な状況で地球防衛軍6のミッション1は幕を開ける。

EDF〇

+ 周回としてのEDF
  • 今作の特別な呼称として、ループした周回数がこの形で表される。今作開幕はEDF5の続きだが、くだんの日でリング破壊以降はEDF6へ。以降少なくともEDF9、あるいはそれ以上をループしていく。
    • 最序盤の荒廃世界を終えて「The Earth Defense force 6 begins now」と画面に表示された際、初見プレイヤーの多くが「ようやくプロローグが終わって地球防衛軍6本編が始まるんだな」と読み取るであろうがそれは叙述トリックであり、前作~今作最序盤の時点で既に5周目に入っており「5回目の時間遡行を経て6度目のEDFの戦いが始まる」という意味であったと気付かされる。
      • 実際既に複数回ループしている旨の会話がされる。ここから色々な謎を呼んだり解いたりしつつ同じ時間軸を幾度も繰り返すのが今作の特徴。
    • ストーリーの理解の助けとなる情報として、「プライマーはEDF〇の記憶しか持っていない」「ストーム1とプロフェッサーはEDF〇(改変後)の記憶しか持っていない」というものがある。なぜそうなるのかは実際にプレイして確認してほしいが、プレイヤーと登場人物が認識しているものは違うということを念頭に置いておこう。
      • プレイヤーと主人公の認識の差を書くと、プレイヤーはタイムトラベルをしてから再度改変されるまで(EDF○)の戦いを覚えているが、ストーム1とプロフェッサーは改変時(ミッション「訪問者」終了時)に忘れてしまうので覚えていない。逆にプレイヤーは改変された世界(EDF○(改変後))がどんな戦いを行ってきたかを知らないが、ストーム1とプロフェッサーは改変時に記憶が改ざんされ過去数年の事を覚えている。
        • これだけ書くとストーム1達は他の登場人物同様に記憶が都度書き換えられているのでプロフェッサーがよく言う「何度も言った」「いつも通り」の発言と矛盾しそうだが、あくまでも書き換わるのは「歴史改変船団が現れてから起こした出来事とその結果」であるため、それより前の時間に2人がタイムトラベルを繰り返しているという事実と、どの周でも変わらず起きている出来事(リング攻撃や些細な会話など)の記憶は引き継がれているので、それらを覚えているのである。
          • より具体例を書くと、いつも過去に改変船団が現れてからプロフェッサーは参謀に提案をしているが、改変開始後の出来事なので当然次の改変時にその提案の記憶も一旦消えてしまう。しかし改変された歴史の中でもプロフェッサーは変わらず参謀に提案をしているはずなので、細部は異なっているかもしれないが結果的に「毎回参謀に提案をし続けている」という記憶が次へ次へと引き継がれている。
          • 特に開戦初期の頃はまだ改変による大きな変化が出にくいためほとんどの周で似たような展開が起きていると思われ、記憶していた敵の動きを予想として的中させ先手を打って敵を撃退しやすい。ストーム1とプロフェッサーはこれを利用して徹底的に開戦初期の敵の動きを記憶していったおかげで終盤の信用へと繋がっていくのである。
      • ただしプライマー側は過去に情報を送ることで歴史を改変しているため、「現在がEDF〇である」「周回毎に人類がどのような抵抗をしてくるか」等の知識は常に有していると思われる。
        • 例を挙げると「一度目の核戦争」の知識を過去に送ることで基地を先んじて破壊した二度目の戦争を行う。その結末に納得がいかずもう一度歴史改変を行う場合、「一度目の核戦争」は経験していないが知識は持っているため二度目の戦争の情報と合わせて歴史上存在していない一度目の記録も送っているはずだからである。つまりプライマーは「EDF〇の記憶しか持っていない」が「EDF1以降の存在していない(事になった)歴史上の記録もすべて持っている」ことになる。
  • 少しややこしいが、世界が改変されるのはタイムトラベルをした時でも3年後に移る時でもなく、未来の世界で初めてリングが登場した直後(ミッション名で言うと「訪問者」と「翌日」の間)である。
    • ベース251から始まった未来のはずなのにリングが登場した直後に地下街に潜んでいる状況に切り替わるのはそのため。序盤は荒廃した世界同士でわかり辛いが、M110~M111の時は発展した未来にリングが現れた直後荒廃世界に切り替わるのでわかりやすいだろう。背景にエイリアンツリーが建っているのが改変後である。
    • つまり以下で触れる「EDF○」と「EDF○(改変後)」について、○に入る数字が同じであれば同じ周回ではあるものの、プライマーによる世界の改変前後という区切りをするならば「EDF○(改変後)」と「EDF○+1」が同じ世界である。「EDF7(改変後)」で突然登場したグラウコスが、そこから時間を遡った「EDF8」の中で誕生するのもそれが理由である。これ以外にも、未来世界で既に耳にしていた敵の名前がその後のミッションで命名される場面が存在する。

EDF1-4 【詳細不明】

  • 過去のナンバリングシリーズではなく、便宜上前作以前の周回のことを指す。
  • 本当に悲惨だったとはプロフェッサーの談。誰も君の成した事を知らない、との事だが作中ではあまり語られず実際プレイヤーにも不明な周回。
    • 数少ない言及としては、1周目では核戦争が起きたと推測されている。
    • これはプライマーが極秘情報の核基地を的確に攻撃していることから、1周目での核戦争の記録を元に攻撃しているのではないか、という推測。
  • 5の前日譚にあたるDLC1「LOST DAYS」もEDF1~EDF4のいずれかの周回に該当すると思われる。意味深に前作M1に繋がっている演出がされるので以降の表記を用いるならば「EDF4(改変後)」と思われるが、途中でストーム1が脱落しておりタイムトラベルができなかったはずなので「EDF5(1回目)、前作はEDF5(2回目)だった」と考えることもできるので詳細不明。考察の詳細はシナリオ考察のページにて。
    • 「LOST DAYS」には後の改変世界には登場しなかった巨大生物、および敵兵器が登場する。それぞれ「プライマル(原種)」、「Type0」等と名付けられているのでゲーム的な強さはともかく進化前あるいは旧型のようである。
    • DLC1-M18にてベース228からおそらく核攻撃兵器と思われる「N6ミサイル」が発射されるがそれに合わせて巨大生物が来襲。本部は「もともと目を付けられていた」と語っているため、「LOST DAYS」より前の周でもここからミサイルが発射されプライマーに大打撃を与えていたらしい。後の周回で徐々に開戦直後の核攻撃施設の被害が大きくなっていくのは、迅速確実に無力化するため、このように発射地点の特定を進めていった結果である。

EDF5 【前作、および本作M1~M9】

  • 11番目のマザーシップことコマンドシップ・銀の人の(おそらく初)撃破により人類が辛くもとはいえ勝利した周。詳しくは前作EDF5をプレイしよう。
    • 前作でエアレイダーは民間人の頃に軍用の要請コードを何故知っているのかと指摘される事があったが、これは5周目だったからであり、前作時点で張られていた伏線であった事が開発者インタビューで語られている。
  • 後の周ほど徹底されてはいないようだが、すでにこの周から「最初の攻撃は航空基地などの戦略、軍事行動上の重要部への強襲」という形をとっている。
  • 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の2割を喪失、核攻撃能力は一応健在だが、本部も情報部も使用には消極的。
  • 前作最終決戦においてのみ不死属性が外れていた「ストーム隊」は、英雄・ストーム1を除いて全滅したことが正史となっている。
  • ギリギリの勝利であったため人口は1割まで減少しており、残されたコロニストや繁殖する蟻などと必死の生存闘争中。
    • プライマーが撤退しているため、地球に取り残されたコロニスト達は身体も装備もボロボロになっている。頭部の機械が外れているのでプライマーの支配からは解放されていると思われるが…。
  • 生きるために必死で戦う人類の前にある日、空から巨大なリングが来訪する。そして、リングに新型船が突入。青かった空は赤く染まり……

EDF5(改変後) 【M10~M13】

  • 持ち帰られた情報を元にプライマーが歴史を改変してしまった世界。
  • 作中での発言によるとマザーシップ10隻の一斉砲撃とアンドロイド参戦によって人類が敗北してしまった模様。
    • これ以降の周回での発言と照らし合わせると、コマンドシップや銀の人を倒したこともなかったことにされている。
  • 赤い空の下に丸いエイリアンツリーが立ち並び、EDF隊員も未来のためというより人類の意地として半ばヤケクソに戦っている。しかしここまでは改変後の世界でも251基地が健在など、まだマシな方である。

EDF6 【M14~M41】

  • 書き換えられた『EDF5(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。見慣れたはずのミッションにアンドロイド等のプライマーが未来から送り込んできた敵が混じっている。
  • タイムパラドックスに配慮して自重モード。テレポーションシップの落とし方は軍曹が発案。
  • 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の3割を喪失、戦略基地の大半を破壊されており、核攻撃能力を失いつつある。
  • プロフェッサーはプライマーが歴史改変していることをを総司令部参謀に伝えるが、信じてもらえず「君の行き先は病院だ、ゆっくり休め。」→脱走となる。
  • オペレーターはEDF5同様に宇宙の卵、もといコマンドシップを探しているが見つからない。
  • 全110ミッションだった前作のM108時点でストームチームは壊滅する。
    • EDF5の時点では軍曹がブレイザーを持っていたが、この周回では持っておらず戦況の悪化を感じさせる。
      前作のM108でも持ってなかった?た、多分バグ……
  • ストーム1とプロフェッサーの活躍によって、3年後でも各地にエイリアンツリーが建てられる状況は避けられた。
    が、プライマー側が前周の反省を活かしたのか一発逆転の機会はなく順当に敗勢のようで、結局マザーシップ10隻と激しく戦い、『EDF5(改変後)』よりは被害が減ったようだが現状は一応戦っているだけ、といった状況。
    • プライマーが健在のためか、コロニスト達も大戦中と同様の姿と装備で登場する。
  • 当然リングによるプライマーの歴史改変を阻止できず……

EDF6(改変後) 【M42~M46】

  • クルールの参戦により再び人類が敗北した歴史に改変された世界。
  • 人類は地下道や残存する基地に隠れ住むレジスタンス状態に追い込まれている。
  • ストーム1とプロフェッサーが隠れ住んでいる場所がベース251から中尉たちが隠れ住む地下商店街に改変されており、保護されている市民は500人

EDF7 【M47~M77】

  • 書き換えられた『EDF6(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
  • 自重モードその二。テレポーションシップは戦略情報部にプロフェッサーが伝えた情報を元に軍曹が実践する形で破壊する。
    ……が、肝心のプレイヤーがその通信が流れる前にテレポーションシップを撃墜しがちだったりする。
    • 誰も弱点を知らない移動要塞の下部に走りこんでゆくなど、この時点からストーム1は微妙に自重していない節がある。
    • 軍曹の部下Bから「入隊したばかりなのに貫禄がある」と称される。他の二人も主人公に一目置いている感あり。
  • 「転機´」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の4割を喪失、プライマーは戦略基地の位置を知っているのではないかという疑惑が持ち上がる。
    • 主人公が大戦果を挙げたことからこの時点で少佐に見出だされ、早期に少佐の部下を配属される。
  • 再びプロフェッサーはプライマーの歴史改変を訴えるも、邪神だ何だと疲れた参謀に信じてもらえずまたも悲哀。オペレーターも宇宙の卵を探し求めるが、やはり見つからない。
  • EDF6より更に戦況は不利になり、前作ではM41で撃破に成功した移動基地が、前作M101時点でも健在のまま。
    • あるいは戦況が悪化したせいで、前作よりも早くプライマーの作戦が最終段階(緑蟻を投入して建築物を破壊)に進んだのかもしれない。
  • 最終的に死力を尽くして移動基地を破壊するが、ストームチームは壊滅…ここからの3年は今回は悲惨だったとPに言わせるくらいだった模様。
    • とはいえ戦線維持はできており、改変EDF6世界よりはマシと言えるだろう。

EDF7(改変後) 【M78~M82】

  • スキュラ&ネイカーの参戦により以下省略。改変前の歴史では存在しなかったグラウコスが爆誕している。
  • この改変後の歴史以降、背景のエイリアンツリーにイカゲソ型の物が混じり始める。
  • 中尉たちが保護している市民も300人に減っている。
  • プライマー側も違和感を覚え始めたのかリングから砲台が生えてくるがまだまだ本腰が入っているとは言い難い。

EDF8 【M83~M110】

  • 書き換えられた『EDF7(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
  • テレポーションシップに手こずり人類が不利になる5か月前から開始。タイムパラドックスを自重しない。まだ民間人だけどシップを落としまくり、マザーシップの砲台を破壊したり通せんぼでブラッカーを救ったりして名誉の強制入隊。
  • プロフェッサーもタイムスリップで得た情報を元に作戦を提案するなど、本気で未来を変える意志が見られる。
    • とはいえ、この時点ではまだ参謀たちも歴史改変に関しては半信半疑であるため、所々に無駄はある(特にサイレン関連)
  • グラウコス誕生シーンが描かれる。ストーム1たちが自重しなかったことでEDFが若干優勢になった結果、新たに実践投入された新兵器がサイレンを変異させてしまった事が判明する。
    • 半分くらいサイレン&グラウコスと戯れてる気がする周。事あるごとに出てくる。
    • これ以降の周でサイレンは登場してもグラウコスが登場しないのは、おそらくプロフェッサーの発言が確実に信用されるようになったことでバスターによる攻撃が行われなかったためと思われる。この周でもプロフェッサーが作戦中止を要請していたが、彼を信用しきれていなかった少佐がこれを却下するやりとりがある。
  • しかし、EDF5の時点では撃沈されていた潜水母艦防衛に成功するだけでなく、マザーシップやグラウコスを撃破、月面のコマンドシップへ核攻撃成功などかなり有利に進む。
    • プロフェッサーの推測によると、潜水母艦の健在がこの周の大きな分岐点であったらしい。潜水母艦が浮上中に受けたマザーシップの攻撃、あるいは参加したグラウコス撃滅作戦中に轟沈してグラウコス(とそれを追うスキュラ)が世界中を暴れ回った結果が『EDF7(改変後)』であり、ストーム1がその二度の危機から潜水母艦を防衛することに成功する。
  • 3年後は描写範囲で初の人類優勢。ストーム2は生存。プロフェッサーの奥さんも健在。チーズバーガーは最高。プロテウスも実戦配備が開始。さあ希望の未来へレッツg

EDF8(改変後) 【M111~M115】

  • ……と思ったのもつかの間。またしてもプライマーの歴史改変を許してしまい、クラーケン&ヘイズの投入によって再び人類が敗北した世界へ。
  • プロフェッサーの奥さんを含め何もかも救えなかった事にされた、今作で一番プレイヤーの心情的にキツイ改変と思われる。
    • 改変の仕様上、妻を助けられたという改変前の記憶はプロフェッサーに存在しないのがむしろ救いかもしれない。
  • とうとう保護している市民も100人まで減っている。
    • 9割の人が死んだ改変前EDF5世界…より圧倒的に状況の悪いボロ負けの改変後EDF6世界……から更に8割減である。地球人口は当初の1%を割り込んでいても全く不思議ではない。
  • 流石に察する所があったのか砲台やクラーケン&ヘイズの護衛は勿論、ネイカーをトラップ代わりに埋めていたりと、プライマーもかなりリング防衛に力を入れており、恐らくストーム1かプロフェッサーが「次がある保証はない」と独白するほど。

EDF9 【M116~M137】

  • 『EDF8(改変後)の過去』以下省略。
  • 自重を捨てて全力で未来を変えるために戦う。228基地に着くなりやりたい放題してプライマーのあらゆる目論見を挫きに行く。
    • その結果、最初期から基地の一つの防衛に成功、更には同時にバルガも回収した上、バルガの有用性を最初期に示せたのはその後の戦局にかなり有効に作用したと思われる。早期に発動したバルガ改良計画はその後EDFの切り札として結実する。
    • 今回は特に本気なようで、多少強引でも戦果拡大を狙っている節が見受けられる。駆けつけた増援が「この人数で!?」「もう始まってる!」と驚くケースが多く、軍曹に至っては「もう少し慎重にやれないのか?」と呆れてしまうほど。
      • なお、前の週で行った「最初期からテレポーションシップ撃墜」「アンカーが突き刺さって死ぬはずだったタンクを助ける」「マザーシップ砲台破壊」も劇中での様子から行っていると思われる。
  • プロフェッサーもデータが十分に集まったのか、彼の発言を証明し続ける異常存在(主人公)に助けられたか、先に少佐に話を通せたためか、あるいはそれらが重なってか、遂に参謀や少佐、本部を始めとしたEDF上層部に全面的に信じてもらうことに成功。
  • 各地で主人公が圧倒的な戦果を挙げ、コマンドシップも正面から撃墜。3年後も当然のように人類が優勢である。
  • 逆にプライマーからしてみれば、未来の情報やクラーケンやヘイズといった戦力は勿論、スキュラを除いたこれまでの戦力は完備とこれ以上ないほど対策を固めたのにも関わらず、EDFの壊滅はおろか最終目標である人類駆除もあまり進んでない地獄の周回である。
  • ついにストームチームが全員生存した上、プロテウスも量産される、潜水母艦は全て健在と前周よりも優勢な戦況のまま、3年後の未来を迎える。やったぜ!
  • この時空ではプライマーもかなり追い詰められているのか、またもや周回を頼りにしているのかエイリアンや怪物、大量の怪生物やマザーモンスター、キングを投入しているがEDFの猛攻によって悉く返り討ちにされている。
  • ……が。リングはまたしても人類の前に現れ、プライマーは歴史改変を試みる。果たして人類は……

EDF9?(改変後) 【M???(138)~M147】

  • プライマーがリングを用いて過去へ送り込んだ歴史改変船団を、ストーム1がタイムスリップ直後で待ち構えた世界。
  • これによって多くの船が破壊されただけでなく、新型船の弱点が人類に露見した上に空軍が追撃することに成功している。
    詳しい戦況は不明だが、恐らく「改変船団を送ったが、過去に送った戦力の殆どが撃墜されたことで何も変えられなかった」と推測される。
    • その結果、プライマーは歴史を改変して戦況を圧倒的有利にするどころか、EDFが有利な戦況のまま、もはや後戻りすらできない不利な戦いを強いられることになった。
    • なお、前の週ではプロフェッサーが『何度繰り返しても何も変えられない』と嘆いていたが、今度はプライマーが「何も変えられない」絶望を味わう羽目になったのも皮肉である。
  • くだんの日でのリング攻撃は行わず、遂にプライマーと人類の本当に最後の決戦が行われることになる。

最終決戦はEDF9(改変後)なのか?それともEDF〇なのか?

  • 少し余談になるが、プライマーと人類が最終決戦を行う周回は何周目なのか、という議論が多々あるので記載する。
  • ゲーム内ではM137、EDF9でリングの訪問と歴史改変船団の転移を目撃する。
    クリア後にミッションリストを確認すると、過去のミッションの間に???とナンバリングされたミッションが出現している。
  • ???のミッションはプライマーの歴史改変が行われた過去の周回と、それに巻き込まれた当時のストーム1を描くミッションであると考えた場合、EDF9の序盤に出現したミッションで時間改変船団の待ち伏せに成功していることから、最終決戦はそのままEDF9(改変後)とする説。
    • 該当ミッションはEDF7版ではプロフェッサーが「時間改変船団の待ち伏せに失敗した」ともとれる発言をしていることから、EDF9でも同様に待ち伏せしていたのではないか、と言われている。
  • しかし、M137で過去改変船団が転移した直後から空が赤くなりはじめていることから、人類が敗北した歴史に改変されてエイリアンツリーによる大気改変が進行しているとも解釈できる。
    • なおラスボスとの戦闘中にも空は赤くなるので過去改変と必ずしもイコールではないとも考えられる。
  • この場合、EDF9において出待ちが成功しているのであればM137(での空の色変化)は起こらないため最終決戦は9週目とは言えない。
    つまり、???は10週目以降で起きた戦いであるため、最終決戦はEDF〇(9以降)とする説。
    • プロフェッサーの台詞に「何百億、何千億もの人間が殺された」というものがあり、地球の総人口を踏まえて計算すると周回数が9回では足りない。一応改変前後が別カウントなら千億は超えると思われるが二千億には満たないため、この説の傍証と主張する人もいる。
      • ただし、この説は上記台詞の「何百億」の部分を意図的に無視して「何千億」だけに注目している事が多く、10倍以上も開きのある曖昧表現をしている点や、プロフェッサーには周回数の具体的な記憶がないため直接の被害人数は認知できない点を無視している面がある。
    • 多くの周回を重ねたにしては新生物・新兵器の類が出なかったり、上述のEDF5~8改変の人類の追い込まれ方からするとEDF10以降の改変では人類が持ちそうにないという問題がある。
    • 100年以上戦い続けている様との少佐による評価を傍証とする人もいるが、これも「まるで10年、100年」と開きのある曖昧表現になっていて具体性はない。発言したタイミングもEDF9に含まれるミッションなので矛盾するという点では、「そう思えそうなほど凄い」という比喩でしかない。
    • 勘違いしやすいがストーム1達のリープ回数=プライマーによる歴史改変の回数ではない。リープは事故であり、プライマーはそれを認識できていないため歴史改変戦術にリープが直接干渉することはない。「リープ一回につき歴史改変は一回まで」という制約は無いということである。具体的には同一周回上のEDF〇において「訪問者」のタイミングで何度でも歴史を改変可能。つまりミッションの並び的には「訪問者」での歴史改変直後「翌日」を迎えているが実際にはその間にプライマーが満足する結果を得られるまで何度も歴史改変を行い、五年に及ぶ戦争を行っている可能性がある(それによって発生した犠牲や記憶はすべて上書きされ続ける為最新の歴史改変時以外は無かった事になる)。それらを加味すると決着はEDF9だが認識できていない犠牲者を含めれば何千億人規模になり得る為矛盾はない。
  • 明示されていない部分であり、直接ゲーム内容に関わらない点でも、プレイヤーの解釈次第なところなのが現状である。

各兵科

  • 今作でのモデルは「荒廃」「兵士」「民間人」「新鋭」の計四つと、前作から増えた。やったぜ!
    • モデルの変更で変わるのは見た目だけで、ゲーム中の性能の変化はないが、NPCの台詞には「新鋭」の装備の凄さを伝えてくるものも。
    • DLCで過去作の主人公たちの外見も使えるようになってほしいという要望もファンから上がってたりする。賛成だ(定型文)
    • 初代から言えることだが、全員が疲れや怪我、骨折を知らない恐るべきタフガイ達。

特戦歩兵 レンジャー
  • EDFの主力を構成する陸戦歩兵部隊。
    • 初代から登場する伝統ある兵科で、EDF3までは「陸戦兵」と呼ばれていた。距離を選ばず万能に戦える装備を持ち、ビークルも操縦出来る初心者向けの扱い易い兵科であり、レンジャーを使ってゲームに慣れるのが公式からも推奨されている。
  • プレイヤーからは、Ranger(レンジャー)を略したりもじったりして「R」や「レンジャイ」などの通称で書かれる事も。陸戦兵時代は「陸男」と呼ばれたりもした。
  • 武器の性能の根本的な見直し、バックパックツールの追加などの結果、前作よりも拠点級や大物を生身で倒しに行きやすくなった。
    • 手榴弾がバックパックツールに行った結果、今までになくポンポン投げる感覚を序盤から味わえる為、病みつきになった人も。
      • なお、C爆が味方NPCに貼り付けられなくなった為軍曹爆弾が出来なくなっている。
    • 前作ではDLC限定だったブレイザーが本編内武器として登場するだけでなく、ショットガン仕様のデストラクションブレイザーまで登場。さすがに本編内のものとしてバランス調整されているが、やはり強力であり特戦歩兵の面目躍如といったところ。「そろそろ、宇宙最強を名乗ってもいいんじゃないか?」
    • 一方で、前作でアサルトライフルの代替品として活躍していたスーパー・アシッドガンは性能は据え置きだが他の武器が強化された事で若干影が薄くなっている。
      • また爆発物が味方NPCに当たらなくなった事でロケットランチャーが扱いやすくなったもののリバースシューターを直接当てられなくなり回復させる場合足元の近くを狙わなけらばならなくなった。
  • 前作から引き続きダッシュとビークル要請が出来る。特に今作では最初から呼べる機種の大幅増加と、ビークル周りの強化調整が著しい。
    • 一方で、ダッシュ周りは「ダッシュ中にカメラを動かせる」「ボタンを押し続けなくても走る」など快適性は改善したものの、残念ながら速度などの性能は前作から特に変化していない。
  • 後述のエアレイダーと並び、乗り越えアクション追加の恩恵を強く受けている兵科。家の屋根などに登って狙撃ポイントを確保しやすくなった。レンジャーならぬニンジャー。
  • 「荒廃」モデルは制式装備のヘルメットやアーマーを身に付けたままで、他兵科に比べて正規兵らしさが残る。それでも全体的に汚れて傷つき補修したような跡が残るなど、レジスタンスやゲリラを連想させる姿で、マフラーのように巻いた首元の布が目を引く。カラー変更ではマフラーだけ別の色にできるため、派手な色を着けるとかえってヒーローっぽい。
    • 荒廃世界のNPCレンジャーにあたるEDF隊員たちはアーマー無しの迷彩服を着ている。どうやら従来のアーマースーツは不足しているようだ。外見変更オプションでこちらの見た目にしてみたかったという声もある。
  • 「新鋭」モデルはSF兵士っぷりが増した細身の装甲服で、シルエットはむしろスリムになる。各部に発光するパーツやケーブルがつき、さながら特撮作品の変身ヒーローか、EDF:IRの強化スーツのような外見。残念ながらゲーム上のダメージを減らしたり動きが早くなったりするような効果は無い。
  • NPCレンジャーの隊長は、ヘルメットと左肩アーマーだけ赤くなった装備を着けている。プレイヤーは部分的な着色ができないので、NPC用の特別なカラーパターンである。
    • 新鋭モデルのNPCはヘルメットのみ赤くなる。軍曹も特徴的だったオレンジメットとオレンジショルダーではなく、全体的にカラーが変わる形に。パーツごとに個別に色変えできないプレイヤーに配慮してくれた結果だろうか?
    • なぜかNPCフェンサー隊長の肩が赤ではなくなった「5」、続いてなぜかNPCダイバー隊長のヘルメットが赤ではなくなった「6」と、リアルタイム・ゲーム中問わず、時間が進む中でどうも隊員たちの色合いが減っていってるような……。
  • マッハ20に迫る超音速の弾丸を発射するライサンダーZを歩きながら平然とブッ放す、助走をつければハンドグレネードを超音速でブン投げるなど、レンジャー装備のストーム1は常軌を逸するレベルの身体能力の持ち主。
    • 流石にガリア重キャノンに匹敵する重火器のDLC武器プラネット・スナイパーカノンは自由自在に扱うとまではいかなかったものの、パワードスケルトン装備のフェンサーがガリア重キャノンを使用すると反動で視点が跳ね上がるのに対し、生身の身体で片膝を付いただけで反動を吸収し、正面を見据えたまま次弾発射に移ることができる。本当に人間なの…?

降下翼兵 ウイングダイバー
  • フライトユニットを装備した女性だけの部隊。「2」が初登場作品だが、その頃は「ペイルウイング」と呼ばれていた。
    • 間違われやすいがウングダイバーではない。
    • EDF4時代の小説「ラムダチームの戦い」によれば、ウイングダイバーが女性だけの部隊なのは、サイオニックリンクを扱えた男性が存在しないためらしい(頁150)。EDF5-6でも同様の設定かは不明。
  • 愛称・略称は「ダイバー」「ダバ子」、Wing Diver(ウイングダイバー)の頭文字を取って「W」など。上記のペイルウイング時代は「ペリ子」と呼ばれたりした。
  • 空を飛べるので機動力が高く、武器も高火力の物が多い。ただし機動力、高火力を発揮するためにはどちらも必ずエネルギーゲージという独自のリソースを消費する。
    • 空を飛ぶ為の軽量化としてアーマーは薄く、覆う面積も必要最低限。これを反映して耐久力が他兵科よりも低い。
    • NPCの台詞には「ショックキャンセラー」「ステルスモード」などの用語がよく出る。単なる薄着にジェットパックを背負っただけではなく、様々なSFっぽい機能によって身を守っているらしい。実際高所から落下しても壁に激突しても平気。
  • 前作から新アクションとしてブーストが追加された。短距離ではあるが素早く移動でき、敵への接近や離脱に役立つ。
  • 前作から引き続きMONSTERを始めとした狙撃武器の取り回し緩和、誘導武器の強化にビッグコア系での固定砲台化など、取れる戦術の幅は大きく広がったままだが、主にブーストやレイピア・ランス系のEN消費が大きくなっており、前作と同じ感覚で操作するとすぐ緊急チャージに入ってしまうことも。
    • しかしながら、レンジャーとエアレイダーのバックパックツールに相当する「独立作動装備」によって、緊急チャージ中の対抗手段は増えた。中には拠点級などに対するメインダメージソースになり得るものも。
    • また、前作で遠距離戦の要であったプラズマグレートキャノンの性能も据え置きである他パルスマシンガン共々射線上の味方に当たらなくなった。
  • 「荒廃」モデルは前作のそれとはかなり趣が異なる。物資不足にも関わらず布面積が増えたとトレイラーでも突っ込まれていた。全身を覆ったスーツなどはどちらかというと「民間人」モデルに近いが、フライトユニットは独自のものにしか見えない。ストーム1のハンドメイドだろうか?
  • 「新鋭」モデルはヘソだしルックや超ショートパンツから脱却している。やっぱり布面積が増えたじゃないか!背中や腰回りの布が色っぽいと評判。ちょっとくノ一っぽい?
    • 緊急チャージ時に開放される部分がフライトユニット中心ではなく両翼の部分となっており、これは「荒廃」のフライトユニットでも同じ。新装備開発の際、ストーム1の経験から得たデータを参考にした結果なのかもしれない。
    • NPCダイバーのセリフによると出力も凄いものになったらしい。「宇宙まで行けそう」という感想も聞ける。

空爆誘導兵 エアレイダー
  • 爆撃や砲撃等の支援要請やビークルの運搬要請、友軍をサポートする装置を設置できる兵科。初登場作品はEDF4。
  • 服装はレンジャーと近いが、フルフェイス型ヘルメットを被り、通信機や目標指示装置や発煙筒などをまとめた大型のバックパックを背負っている。
    • 各兵科のNPCが共に戦ってくれるなか、残念ながらNPCのエアレイダーは登場したことがない。
  • 愛称・略称は「エアレ」「レイダー」「エアレイ子」、Air Raider(エアレイダー)の頭文字を取って「A」など。
  • ドローン兵器の追加により、他兵科以上に前作からの変化が大きい。一部装備のバックパックツール化も含め、支援攻撃以外の火力や対応力が大幅に向上している。
    • ドローンは新要素として大きく宣伝されていて、公式サイトでも、他兵科の武器よりずっと早くエアレイダーのドローンについて更新されていた。
  • 今作では初っ端から支援部隊のいない地上の戦場に放り込まれ、以降も何度も経験し続けることになる。強化された手持ち火器とドローンの扱いに慣れていこう。
  • 「荒廃」モデルは「民間人」モデルの整備士のツナギに似た服を着用し、ヘルメットやアーマーは無い。背中の通信ユニットもかなり小さくなっている。こちらも小型化したというよりは、指示装置や連絡手段を省いた簡易版のような印象。
    • 支援部隊用の装備も荒廃世界に持ち込むことはできる……が、部隊が解散したことを告げるものだったり、力になれないことを伝えてくるものだったりと、悲壮な無線が流れることになり、中々にプレイヤーのメンタルにダメージを与えてくる。そんな中で元気なスプキチおばさんは癒し。
  • 「新鋭」モデルは通信ユニットやヘルメットがスマートな形状になり、左腕には電子タブレットのようなデバイスが装着された。4・5のエアレイダーの戦闘服はレンジャーと共通の部分が多かったが、全身完全に別物となった。
    • 人類優勢の世界では、支援部隊の台詞にも新型装備やバージョンアップを誇るものが追加される。頼もしい連携を堪能しよう。

二刀装甲兵 フェンサー
  • 強化外骨格「パワードスケルトン」を装着した兵科。1トンを超える腕力を持ち、通常の人間では持つことも出来ない重武装を使用する。初登場作品は「4」。
  • またパワードスケルトン自体が凄まじい重量を持っているらしく、オブジェクト(ガードレールや柵、木や電柱など)を触れただけで破壊できる。実際主人公の先輩は「ぶつかると危ないよ。」と主人公に警告していた。
  • 愛称・略称は「フェンフェン」、Fencer(フェンサー)の頭文字を取って「F」など。
  • 両手に2つずつの計4つの武器を装備でき、全兵科中最も耐久力が高く、スラスター等による高速移動や敵の攻撃を防ぐ盾、大型の重火器による「攻撃力」「防御力」「機動力」の3つを併せ持つ。習熟には時間がかかるが、使いこなせば一人で大群を相手に出来る上級者向けの兵科という点は相変わらず。
    • ヘイズなどの苦手なエネミーが今作で追加されてる点には注意。「素早い相手は得意じゃない……だが、やるしかないな!」
  • バックパックツールや独立作動装備などのような新仕様こそないが、今作で追加された武器・強化パーツによる動きは過去作とは違う印象を与えてくれるだろう。発射の仕様が変わったガトリングやフレイムリボルバー、ディフレクターの仕様が変わったリフレクター、弾速が大幅に上がった一部の火砲、火力が大幅に上がった近接武器やミサイルなど、実際に使ってみて過去作と異なる感触を実感させてくれる武器もある。
  • 「荒廃」モデルでもパワードスケルトンであることには変わりないが、物資不足ゆえかかなり装甲が減っている。背負った装備の外見もどちらかというと「民間人」のものに近い。よく見るとドックタグのような飾りが首にぶら下がっている。またパワードスケルトンを装着しているとはいえ普段重い火器を扱っていた為か腕などが他の兵科よりも逞しいマッチョな人間になっている。
    • 兵科の特性上、大尉の部下たちが屯してる部屋のオブジェクトを触れただけで壊せる。結果、話を聞きたくて近づいただけなのに面白現象を引き起こすことも。悲痛な態度のまま空気椅子してる人とか。
  • 「新鋭」モデルはただでさえゴツかったスケルトンがさらにゴツくなった。さながら人間サイズの重戦車。一方で「兵士」モデルよりも露出したケーブルは減っており、技術の進化を感じさせる。
    • 見た目に違わない力を発揮できるらしく、NPCフェンサーが「俺たちは宇宙最強の生物だ!」と豪語していることも。

作戦司令本部

  • 読んで字のごとく、作戦についての命令を司る偉い人たちの部署。EDFでも、プレイヤーに指示の通信を入れてくる上司みたいな存在であり、「本部」と略され愛されている。
    • EDFシリーズのプレイヤーが「本部」と言った場合、直接的な通信を担当する指揮要員キャラを指す場合が多い。他のミリタリー系作品で言う「オペレーター」や「部隊長」のようなポジションの人。
  • 過去作から言動やキャラに定評があり、特に迂闊な司令部のせいで危機に陥る「本部の罠」は地球防衛軍名物のひとつと言っても過言ではない。
    • 今作は、プロの軍人がなんでそんなに裏をかかれてばかりなのか…というプレイヤーのツッコミもまた世界観とストーリーに織り込まれている。
  • EDF5と6の本部は「日本方面部隊の司令本部」である。指揮系統は国や地域単位である程度分散されつつ、世界的な共有が必要な部分はEDF総司令部や戦略情報部が対応しているようだ。

戦略情報部

  • EDFの情報分析部門。EDF全体を所掌する総司令部直轄の部署らしく、各国の司令部より上の権限を持つほか、高度な機密情報にもアクセスできる。
    • 名前の通り戦略レベルの作戦立案から、最前線での部隊投入にまで関与できる凄い部署。その独立性は後述の少佐が「何者も介入できない」と表現するほど。
  • 作中に登場する少佐と部下(オペレーター)がここの所属。組織内での彼女らの立場は不明だが、主に最前線からの情報収集、リアルタイムの画像分析、現地司令部への情報支援を担当する。

先進技術研究部、先進科学研究所

  • EDFの技術開発部門。プロフェッサーは先進技術研の主任を務めている。
  • 装備の説明や通信でもたびたび名前が出てくるのだが、技術研と科学研それぞれの編成や担当範囲といった詳細は不明。
    • エアレイダーの警護カプセルの説明には「先進技術研が既存技術、先進科学研がエイリアン技術を応用した兵器を開発していたが後に統合された」という旨が書かれている。
    • プロテウス絡みの通信には「科学研の協力で開発」とあるため、既存兵器に科学研のエイリアン技術を投入する形で開発されたようだ。
    • 歴史改変などもあって両者の区別が曖昧になりがちなため、プレイヤーの間では「プロフェッサーの働きかけなどにより開発力強化のために統合されたのでは」「初期ループでは技術研だったのが拡大して科学研に改組したのでは」などいろいろ想像されている。

遊撃部隊ストーム

  • 前作の終盤で結成された特殊遊撃チーム。主人公とレンジャー、フェンサー、ウイングダイバーそれぞれの精鋭で構成される。
  • エイリアンに占領されたベース228の奪還任務に軍曹、グリムリーパー、スプリガン、そして主人公の精鋭チームが集結したが、合同作戦中もいがみ合うグリムリーパーとスプリガンを見かねた本部が「反目はやめろ!」と一喝、その場で遊撃部隊ストームとして再編した。
    • スプリガンをストーム4、グリムリーパーをストーム3、軍曹率いるレンジャー部隊をストーム2…とコールサインを変更。
      そして栄えあるストーム1のコールサインは、なんと主人公個人に与えられた。如何に主人公が特別視されているかが窺い知れるだろう。
      • ストーム1という呼び名は、シリーズ過去作の3と4における主人公のコールサインでもある。
      • EDF3では、主人公達の所属する特殊遊撃隊が「ストームチーム」と呼ばれ、ストーム1はその1番隊の隊長たるストームリーダーのことを指した。ただし、他のストーム隊は部隊ごとに動いているのに対し、EDF3の内容を見る限り、ストーム1に関してはたった一人で戦うワンマンアーミーであった。
      • EDF4/4.1では、EDF3の7年後ということもありストームチームは健在。さらに、「ストームチーム」の総隊長という扱いにランクアップした。なお、1人で戦っていても主人公に対する呼称は「ストームチーム」である。これは恐らくEDF4から実装された協力プレイを意識してのことと思われる。
      • EDF5では世界観が一新されたことにより、もうストーム1と呼ばれることもなくなったと思われていたため、このコールサインを与えられる流れはシリーズファンにとっては熱い展開だった。
  • 今作では結成の経緯は省略されているため、タイムリープ後はいきなりコールサインが変わり困惑する新規入隊者もいるかもしれない。
  • 「かの者」との戦いか、その後であるかについては不明だが、6の開始時点でストーム1を除く隊員全員が戦死している。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「援護はある。心配するな。」
  • EDF9でついに全員が生存して3年後を迎えることになる。GR副隊長…お前は今どこで戦っている
  • コマンドシップを撃墜してから一度解散しているようで、プライマーとの決戦を前に再結成となった。
    • 3年の間に軍曹は士官教育を受けたのか大尉へと昇格、死神と恐れられたグリムリーパーは守護神と讃えられるようになった。お互いに再会した戦友の変化を茶化し合っている。
    • そして衝突の種であったスプリガン隊長が衝突相手のGR副隊長がいないからかストームチーム再結成を宣言し、名実ともに復活を果たした。
  • 前作の最終決戦では全員力尽きてしまったが、今作では倒れても再び立ち上がり、ストーム1を1人にせず最後まで戦い抜いてくれる。

各種施設

ベース228

  • 関東地方の郊外にあるというEDF基地。主人公が基地公開イベントのスタッフとして派遣された、すべての始まりの地。
  • 地上部分は数棟の格納庫と司令部らしきビル、物資が置かれているテントやトラック、舗装された広場程度の簡素な施設しかないが、地下には広大な空間があり、戦車やコンバットフレームを含む多数の軍事物資を備蓄している。
    • 過剰な配備だと批判する世論があるらしく、地域住民との親睦のため基地公開イベントが企画されていた。
  • 使い道がないとされた巨大建機バルガを保管していた施設のひとつでもあり、前作でも人類による反撃の要所となった。
  • 最初から異星人の侵略に備えて設立されたEDFは「テクノロジーで勝るであろう異星人に対抗するため持久戦に持ち込む」という戦略を採っており、ベース228を含む多数の巨大地下基地を建造したのはその前線基地兼シェルターとするためだった。
  • 前作では開始早々、テレポーションアンカーの大群が飛来したことで放棄、中盤のバルガ奪還作戦までプライマーの拠点として運用されていたが…

+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「あの民間人を援護しろ!」
  • EDF9ではマザーの大群と何個かのテレポーションアンカーを破壊後に、再び前作よりは数が減ったテレポーションアンカーの大群が飛来。歴史通り放棄…
  • ではなく、同じタイミングで先輩が運んできたバルガが登場。飛来してきたアンカー全てをへし折り、壊滅させたことで基地は放棄されることなく、防衛に成功。
    • 同時に、バルガを開戦早々に入手することが出来たという事実は、その後の歴史と戦況を大きく変えることになる。
  • 因みに最終波で降ってくるアンカーは総数27本。有志によると前作5では94本ものアンカーが投下されていた。実に3分の1ちょっとまで減っている。
+ 更なる秘密
  • DLC1の佳境に入り、基地周辺の山中に「超兵器」N6ミサイルのサイロを擁する戦略ミサイル基地であることが判明する
  • ちなみにN6ミサイルは「月まで届くミサイル」らしく、どう聞いてもBやCと並ぶNで始まるアレなのだが、通信上では兵士が「超兵器を使う気か…」と呼ぶばかりで明言はされない。

ベース236

  • 場所は不明だが、砂漠と岩地を合わせたような場所に存在するEDF基地。
    • 周囲に複数の施設があったベース228や251と比べると、滑走路と南国風の木々くらいしかなくやや殺風景である。
  • 今作には登場せず、前作DLCにのみ登場する。内部構造などは他の基地とあまり変わらない。
  • 重装コロニストや緑蟻、金蟻の脅威に晒されていたがDLC内では奪還に成功。
    • 所詮はDLCだからと言えばそれまでではあるが、このベース236ではHARD以下でも金アリが登場していたり、また、今作で始めて本編に顔を出したプロテクテッド・エイリアンが登場していたり、別のDLCミッションでは本編には現れなかったボムシップや1隻しかない筈のコマンドシップを相手取ったりもしたため、
      今作のストーリーを受けて「DLCミッションは「5」以外の時系列だったのではないか」と一部のプレイヤー間で噂されることも。

ベース235

  • 日本のどこかにあるEDFの戦略基地。超大型弾道ミサイル「N6」の運用能力を有する。
+ ネタバレ防止のためおりたたみ
  • DLCミッションパック1「LOST DAYS」にて「コードN」の発令を受け、侵略生物の大繁殖地へ向けてN6数発を発射。
    • その着弾エリアはなんと主人公たちが向かった作戦エリア。
    • これにより、主人公と他の隊員たち、更にはまだ残っていたであろう民間人が司令部によって敵もろとも消し飛ばされるという正真正銘の本部の罠といえる展開へと発展していく。

前哨基地267

  • (恐らく)日本のどこかにあるEDFの前哨基地。
    • ミッション53「砲兵進撃」の説明文にて、曲射砲持ちのタコクルールによる砲撃を受け壊滅してしまった旨が説明されている。
  • ベース251やベース228(第228駐屯基地)と異なり、わざわざ「前哨基地」と書いているあたり何かしら基地としての機能に差異があるのかもしれない。

ベース6

  • アラスカにあるEDFの地下基地。
  • ミッション53「砲兵進撃」にて、物資や人員が集まっている他の基地同様クルールの攻撃で壊滅したことが少佐によって伝えられている。
    • かなり重要な基地だったのか、Aクラスという機密情報かつカモフラージュも機能していたらしい。
  • 勿論、歴史改変船団の情報伝達でプライマーは所在を把握していたのだが、この基地の壊滅や多くの基地が襲われたことで少佐はプライマーは何かしらの手段で情報を得ていることを悟る。

マルセイユ基地

  • フランス南部の港湾都市マルセイユにあるEDFの基地。前作5の序盤ミッションの通信中にしれっと登場するだけなので影が薄い。覚えているプレイヤーのほうが珍しい
  • ベース228同様戦争勃発直後に奇襲を受けた基地の一つで、通信によると「1000体の怪物に攻撃されている」、とのこと。
    • プライマーが過去に送った情報を基に重要標的を先制攻撃で狙っていたことが明らかとなり、欧州ではそれなりに重要な拠点だったのかもしれない。ゲーム中で現れる黒蟻の同時出現数が多くても100体前後であることを踏まえると、どれだけ過酷な攻撃に曝されていたのかが窺える。

ベース251

  • 荒廃した未来に主人公が召集された、EDF6のゲームとしての始まりの地。
  • 大尉がまとめ役としてEDF残党を率い、周囲に現れる侵略者の残存勢力と戦い続けるための拠点となっている。
  • 極東エリア51番目の基地で、ベース228から100km圏内に位置する。
  • ベース228同様に広大な地下空間を擁するが、仮設住宅のような施設が作られるなど、地上に住めなくなった現状を表すような部分も見られ、備蓄も少なくなっている様子。人手不足も深刻らしい。
    • 大尉によれば、弾薬類の備蓄だけは豊富とか。前作でも「備蓄はもう関係ない。使う人がいない」と嘆く台詞があったが、より切実な状態らしい。
  • 基地の至るところにコンテナや増設の階段が設置されている他、シェルター部分には武器や軍事物資と思われる段ボール箱、パイプ椅子や机、ロッカー、自販機等が置かれている。
    • 軍事施設を次々と破壊した実績のある擲弾兵やキャノンボールの爆発にも耐えるなど施設そのものはかなり頑丈な模様。入り口ゲートもちゃんと稼働するなど激しい劣化は見られない。しかし通路の所々に大穴が開いていたり、アンドロイドや怪物の侵入を許すなど油断できない状況にある。一時はマザーモンスターまで入り込み、強化種怪物の繁殖場になりかけたことも。
  • 「烈火の大地」等のフィールドになった「浄水場のある街」がもともと存在したと思われるマップに位置する。
    • 荒廃世界でも浄水場やその周りの水は健在。物資の限られた荒廃世界において水の確保がしやすいであろうこの場所は比較的妥当な選択肢だったのかもしれない。
    • なお、前作及び今作における浄水場のある街ではベース251や将来それになりそうな場所は見当たらない。
      しかし、内部は基地に相応しい規模を持つ為プライマー襲来後に急造で建築されたというのも考えにくい。人類が圧倒的に不利となった改変後世界でも残存している辺り、高い機密性を保った施設なのかもしれない。
      • 一応3年前の世界において、ベース251後方にバリケードの施された工事現場らしき場所はある。しかし荒廃世界でもこの工事現場は廃墟のままであり、関連性は不明。
  • 郊外の山間にあったベース228に比べると荒廃世界の周囲にもたくさんの廃墟が残っていたが、人類優勢未来ではビル立ち並ぶ街の真っ只中に建造されていることが判明する。
  • どの周回でも荒廃世界突入まで健在なあたり、プライマー的には排除の優先度は低いようだ。

軍事基地バレンランド

  • エアレイダーの必殺兵器、巨大ミサイル「テンペスト」の発射を担う基地。武器の説明と発射時の通信ぐらいしか名前が出ないため、やや影が薄い。気になったらちょっとBGM音量を落としたりして聴いてみよう。結構かっこいい。
  • かなり機密性が高いのか、前作でも最終局面までエイリアンの攻撃を凌ぎきり、エアレイダーの支援を続けてくれた。
  • 日本でも欧州でも同じ時間でミサイルをお届けしてくれるため、南極か北極にでもあるんじゃないか…などと憶測されている謎の立地にある。
    • 欧州と日本で到達時間があまり変わらない位置と仮定して立地の候補の一例を挙げると、北極海の一角にあるバレンツ海近くの「ノヴァヤゼムリャ」という列島の北端部付近から計測すると日本(札幌)と一部欧州(イタリア南方辺り)が距離的に殆ど同じである。
      かつてツァーリボンバの核実験にも使われたほどの軍事拠点が存在しており、軍事基地及びテンペストのような超兵器のイメージにも似合う場所である…がモデルなのかは不明。
    • そもそも"欧州"にはロシアも含まれるので、「北海道にほど近いウラジオストク周辺などが本作で戦場となる「欧州」であるためバレンランドがどこにあろうとほぼ同時刻にミサイルを届けられる」といった可能性も一応あるにはある。
      これも結局は推測の域を出ないが、少なくともウラジオストクにおいては本作の欧州と同様の充分に発展した市街地が見られる。
  • ミサイル発射時のオペレーターの声を担当されていた佐野康之氏は、2020年2月に49歳の若さで逝去。合掌。EDF6でも声はそのまま使用されエンドロールにも名前が出てくる。

地下街

  • 中尉率いるEDF残存部隊と、生き残った市民が暮らす拠点。元々は建設途中の商業施設。ベース251からは、なんとか歩いて行ける程度の距離にある模様。
  • 中尉達が居住区と呼ぶフロアがあり、多くの市民が生活している。
  • EDF地下ベースのような軍事基地ではないため設備も不十分で、あちこちがひどく痛んでおり、一部は崩落して通れなくなっている。兵士たちが住むエリアもトタン小屋やテント、焚き火や木箱等が多数設置されていて、妙に生活感を漂わせている。
  • 水道管の遺構や怪物が掘った穴とも繋がっていて、ループの度に怪物やネイカーの侵入を受けるけっこう危うい立地。
  • 大勢の市民を抱えているのもあってか、食料不足はベース251以上に深刻で、これまたループの度に伍長が近くの倉庫に食料を取りに行こうと独走し、地上のクルールやスキュラやクラーケンに襲われている。
  • 中尉たちが暮らすエリアだけでも二階建てで全てが店舗テナント、縦横の通路にも商店街の残骸が残るなど、地下商店街としてみても凄い広さ。完成していたら、どれだけ広くなっていたのやら…。

一番坑道、二番坑道、三番坑道

  • プロフェッサー達がリングに近づくために使った地下道。リングの真下付近に直結しているらしい。特に異変を探したりはしない
  • 坑道という名前の通り途中までは電球やそれのケーブル、バリケードなど人間の手入れがされている道ではあるが、途中からは怪物が掘った地下道と繋がってしまい、中尉達は怪物たちの駆除もしつつ出口まで向かうことになる。
  • 出口の穴も大きく、怪物の地下道と繋がっているため、怪物だけでなくアンドロイド、ネイカーの侵入も受けている。
  • なお、これらの坑道が何のために使われていたのかは不明。

登場人物


主人公

主人公(CV:木島隆一、小田柿悠太、長谷美希)

  • プレイヤーが操るキャラクター。台詞は無く、名前や年齢やわかりやすい個性なども設定されていないため、プレイヤーの分身という趣が強い。
    • 担当声優は用意されているが、掛け声や悲鳴がほとんど。定型文チャットでの音声も多くはモブの流用である。
  • 前作では民間人から始まり、新入り、ストーム1とランクアップしていったが、今作では度々過去に戻るので呼称もころころ変わる。
    • 民間人だったころの職業は選んだ(入隊後に選ぶ)兵科によって異なる。
      • レンジャーになる主人公は車両誘導などのために派遣された警備員。
      • ウイングダイバー主人公はイベントのトリを飾るジェットパック空中ダンサー。
      • エアレイダー主人公は車両メンテナンスを委託された整備士。大型車両の免許も持っている模様。
      • フェンサー主人公は貨物運搬のために呼ばれた民間用パワードスケルトンのオペレーター。
  • 前作の勝利に大いに貢献するが、その後の荒廃で英雄の噂は忘れられてしまったのか、新兵として人手不足のベース251に派遣されることとなる。
  • もはや説明不要、本作における化け物枠筆頭であり、人類最後の希望であると共に人類最強の戦士である。
    • 前作の時点でその圧倒的な戦闘力が恐れられていたが、本作はそれ以上。オペ子に「戦果がメチャクチャ過ぎてレポートにどう書いたらいいか分からない」とドン引きされ、本部にすら「恐るべき技量」とまで言われるレベル。
    • その説明不要の異常な強さこそが本作のストーリーの根幹に関わる要素でもあるのだが、現場の一般隊員には知らされていないらしく、単に「異常なほどの実力と運を兼ね備えた凄い人」だと思われている。
    • 運試しにカードゲームを挑んだ隊員に付き合ってあげる、けっこう気さくな人柄のようだ。もちろん圧勝だったそうな。
    • キャラクター性の問題や記録の散逸などもあろうが、ベース251に送られた際に経歴や階級を申告しないなど、ちょっと報連相に難がある人物。大尉の質問コーナーは毎回途中で終わってしまうが、聞かれたら「歴戦の兵士です、サー!」と答えたのだろうか?大尉「つまり兵士だ。」
  • 2作ごとに世界観がリセットされる本シリーズで、主人公が前作と同一人物であることを明確にされるのは本作が初だったりする。
    • 『2』では明言されず匂わされる程度、『4』でもほぼ確定と言えるようになるのはかなり後の方になる。
  • 個性同様に、EDF隊員としての階級なども不明。前作では凄まじい戦果を上げているが、軍曹の反応を見る限り、大きく昇進している様子は無かった。
    • 戦果に加えて、ある理由から強い注目を集めるようになる今作でも、特に昇進している様子はない。戦意高揚などの面から考えれば尉官どころか佐官になっていてもおかしくはなさそうだが…この辺りもロールプレイ次第ということか。
    • 現場で戦い続けるのが一番の貢献な上に、ワンマンアーミーが過ぎて部隊を指揮する将校にしづらいとしても、合流しただけで兵士がスムーズに指揮下に入るため、現場の代表かつ最高位として最先任下士官のような待遇を与えられているのかもしれない。
      • モブ隊との汎用合流台詞の一つにも「我々の最優先任務はお前の援護だ」とあるので指揮優先権限はあるようだ。
    • 後述するダン少尉がタメ口で接する場面もあるが、ストームチームのトップナンバーという立場が階級に結び付くなら、少なくとも軍曹以上、人類優勢未来のメンバー構成を踏まえると大尉以上と考えることもできる。
  • 前作からキャラクターの3Dモデルが更新されていて、ゴーグルなどの下に目が描かれるようになった。カメラが潜り込むような位置に調整すると、ドアップ限定だが御尊顔が拝める。
    • 口を開けるモーションの実装に合わせて、歯並びなどもモデリングされている。
    • 口を開けている隊員はパケ絵では前からも存在したが、ゲーム本編で口を開ける隊員が登場するのは今作が初。
    • EDF5で同じようにカメラを調整すると、頭の中に眼球らしきものがモデリングされているのが見えたが、今作モデルの主人公には無くなっている。
+ なぜ主人公は異常なまでに強いのか
  • 本作の主人公は記憶を保持したまま何度も何度も過去にタイムリープしており、その度にプライマーとの大戦を繰り返し、地獄のような戦場の最前線で戦い続け、そして生き残ってきたという、もはや「歴戦の英雄」という言葉ですら足りない程の途方もない戦闘経験を積んできているからである。
    • その戦いぶりは、少佐が「百年以上戦い続けているかのよう」とまで表現する程。
    • 勝つまでリトライできるプレイヤーだからと言ってはいけない。プライマー「ストーム1は勝つまで戦いを止めない……」
    • ついでに侵略者を撃破しまくり敵から落とした回復アイテムを拾いまくって生存力上昇できるだからとも言ってはいけない。
+ さらに終盤のネタバレ
  • 時間に干渉しながら戦い続けた結果、世界(人類ではなく銀の人神や別次元の生命体的なもの)によって「人類とプライマーという矛盾する存在の生き残りを賭けた人類代表」に選ばれる。
    • 唐突にとてつもない上位の存在が出てくるのかと思うかもしれないがあくまでもプロフェッサーによる比喩。正確には「主人公とラスボスの2人がそれぞれの陣営の中で飛び抜けて重要な存在(相手陣営を滅ぼせる強さ、自軍陣営に無くてはならない存在)になった結果、この2人の勝敗がタイムパラドックスという矛盾により分岐してしまった未来を確定させることに繋がる」ということ。
    • つまり、ストーム1とは一般の隊員であり、人類を代表するような戦力を持つ、途轍もない人間なのである。

プロフェッサー(CV:東地宏樹)

「待ったぞ。心配させないでくれ。」
  • EDF先進技術研究所の主任であり、今作における主人公のヒロイン相棒とも呼べるキャラクター。彼の視点を追うだけでもう1つストーリーが描けうる程の重要キャラである。
  • 研究者という前線とは全く無縁の立場ながら、主人公とともにベース251に配属される。人手の逼迫ぶりが伺える。
    • プライマーとの戦争により先進技術研究所は壊滅し、さらに家族も失ったことで絶望し軍を脱走、見つかって徴兵されるまでは身を潜めていたらしい。
    • どんな状況でもワイシャツにベスト姿で戦場に出てくるが、中にはアーマーを着込んでいるようだ。
  • 「兵士には向いてない」「運動は苦手で自転車にも乗れない」など、ひ弱そうな発言が多いが、システム上はアサルトライフルを持ったNPCレンジャーと同じで、体力や射撃精度に劣るような事はない。むしろ不死属性持ちなので並みのレンジャーNPCよりタフである。
    • 没音声ではブレイザーを装備して自ら戦地へと赴き、オペ子と作戦指令部を驚かせている。「(ブレイザーを見せながら)これで君の役に立てる!」とは彼の言。
    • 人類が優勢になっても、ルーティーンなのかリングが降下してくる現場には決まっていつもの軽装にアサルトライフルを担いで出陣してくる。
  • リング破壊による事故に主人公と一緒に巻き込まれ、記憶を持って過去に戻れたことで勝利への道を見出し、状況を動かそうと奔走する。
    • 主人公が謎のスーパールーキーとして活躍する一方で、強力な新装備を次々に開発する大天才としてEDFを支えていく。「人類最大の危機という局面で都合よく天才がいる」という事実は末端の兵士にも噂になっており、その存在に安心を感じるものも。
    • そんなプロフェッサーを駆り立てる動機となっているのは妻への愛。ミッション中にもその想いを語る台詞がある。
    • どうも仕事人間だったのか、プライマー襲来までは仕事を優先しがちだったようだが、妻を失ったことでその大切さに気づいたようである。
    • 妻も多忙な人のようで、人類優勢世界では買い出しと洗濯を頼まれている。いくら人類が勝っているとはいえ、普通に出勤や帰宅や買い物ができるほどの平穏を取り戻したようだ。
    • 両親は高齢だが健在で、その世話にも気を回してくれる妻の優しさをありがたく思っているようだ。
  • ミッション中の会話でチーズバーガーとコーヒーを好物に挙げている。
    • しかし終盤にはチーズバーガーに飽きてしまい、自分でもその事に驚いていた。
      • 人類優勢の未来であるため、安定した食事を摂り続けられた結果と考えれば、むしろ喜ぶべき事なのだろう。
    • 「妻の料理は最高なんだ。特に揚げたポテトが美味い!」と口走ることも。どうやらプロフェッサーはジャンクフードが好きらしい。
    • 荒廃世界ではコーヒーを恋しがったり、コーヒーがなくても生きていけると自分に言い聞かせるほどのコーヒー党。
  • 武器の研究・開発を主な活動としている一方、火薬を使用するアサルトライフルを「原始的」と評している。弾詰まりを起こした際は「これだから実弾は!」と声を荒らげることも。彼の専門分野はレーザー等を使うエネルギー兵器のようだ。
    • ハッキリしているところだと、エアレイダーのカプセルやエアクラフト系武器に関わっている。既存の技術の発展をベースに、一部は先進科学研の協力もある模様。
    • 自立歩行できなくなりトラックで運ばれながら戦うコンバットフレームを見て嘆くシーンがある。歩行システムはプロフェッサーが設計したわけではないようだが、その開発経緯には詳しいようだ。
    • 戦闘に参加する際は実弾式のアサルトライフルを持っているが、安全装置のはずしかたやリロード方法などを周囲の隊員に聞いている事も。実際に使ってみて「もっと射程を改善した方がいい!」など、開発者目線の台詞もよく発している。
  • 本作において別方向で主人公に並ぶ才能の持ち主。
    • ループを繰り返しているとはいえ、過去の環境設備の中で新世代の兵器を次々と設計、開発する頭脳。
    • 次に活かすためのプライマーの作戦や、果てはスポーツの結果まで覚えている記憶力。
    • そして何より、どんなに荒廃した世界でも諦めず、戦い抜く生命力(不死属性)を持っている。
  • 血の気が多くループのたびに主人公を新兵扱いする大尉のことは「あの男の勘違いは相変わらず」と、やや距離を感じさせるが、どんな状況でも生き残っているタフさには信頼感もある様子。
  • 主人公との絡みが多いためかゲーム中ではミッション開始時点で最初からプレイヤーの指揮下に入っていることが多い。
  • ゴーグルやメットを被っている者が大半のEDF関係者では非常に珍しい、目元が見えるキャラクター。眼鏡の横から覗くと意外と凛々しい目付きをしている。
  • 頻繁にプライベート回線でストーム1へ通信を送ってくる。オペ子が戦況を説明している状況だろうがストーム1が敵に囲まれもみくちゃになっている最中だろうがお構いなしに新しくわかった事実を長々と説明し始める。そういうのは帰ってからやってほしい
    • しかし全ての敵を撃破した後ミッションクリアになるまで、長い時は1分程度しゃべり続けるステージもいくつか存在する。その間プレイヤーは解説を聞き流しながら残ったアイテム回収ができるのでとても助かる。特に広範囲にアイテムが散らばり、味方が強いため勝手に終わってしまうM109「エイリアン・アタック」でその恩恵を受けられるだろう。
  • プレイヤーからは「プロフェッサー(Professor)」の頭文字を取って「P」と略されて呼ばれることもある。
+ その執念の果てに(ネタバレ)
  • 幾度にも渡るプライマーによる歴史改変によって、妻の死や一方的に敗戦に追い込まれていくEDFばかりを見せられ心が磨耗していった彼だが、その歴史改変による数奇な運命を経て遂に優勢を得ると、世界中の科学者と連携してプライマーのルーツ、ひいては「場所」と「時間」というプライマー打倒に関わる2つのキーワードを見出だすことに成功した。
  • プライマーに引導を渡したのがストーム1なら、プライマーに決定打を与えたのは彼だと言えよう。彼無くして人類の勝利は叶わなかった。

指揮官

作戦司令本部(CV:松田健一郎)

「プライマーが何をしてこようと、我々はそれに対処する。 知力を尽くして。」
  • 日本の作戦司令本部から通信を入れてくる人。力強い低音ボイスと熱い性格を伺わせる台詞が印象的。
    • 負けられない局面では荒々しく死守を命じることもあるが、状況が悪化すれば撤退も辞さない。斥候の隊員に「危険だ、退がれ!」と声をかけるなど、過去作の本部とは比較にならないほどの良識派。通信回線も頑強で、3の本部のように唐突に耳が遠くなったりはしない。
  • 軍人としての使命は理解しているが、どちらかと言うと冷徹になりきれない、目の前の人命を優先するタイプ。
    • 前作では戦略情報部が行った民間人を囮に使う作戦に激高したり、今作では同じくガードマン部隊を囮にする作戦を批判しているなど、必要とあらば非情なやり方も辞さない少佐とは衝突することも。現代に連れてこられた3年後コロニストにも同情的な態度を見せている。
  • 情報部の明かす新情報に毎回「なんだと!?」と力強く驚愕したり、「つまり…○○と言うことか」と分かりやすい形で復唱してくれる。ある意味リアクション担当でもある。
  • 担当声優の松田氏は同じくサンドロット制作の『斬撃のレギンレイヴ』でNPC兵士として出演していた。

情報部 少佐(CV:慶長佑香)

「以後、あなたはEDF所属となります。拒否は認められません。」
「あなたに、そのような権限はありません。戦略情報部には何者も介入できないのです。」
  • 戦略情報部所属の女性将校。聞き取りやすく沈着冷静なボイスが光る。
    • プライマー出現直後の混乱の中、日本司令部への情報支援のため通信に割り込む形で登場。以降は本部と共に、主人公が所属するEDF日本方面部隊の作戦を様々な面からサポートしてくれる。
    • 各地の戦局やデータを分析している立場から、不自然に突出した戦果と生存能力を見せる主人公の異常性にいち早く気付き、詳細なデータを採ることを決定した。
    • 最前線を観察しているため、敵の新戦力が現れると識別名を与える役が多いのも印象的。兵士の恐怖心を煽る大仰な名前をつけて本部の不興を買ったり、逆に弱点が類推できるようにと気を回した名前をつけたりもする。今作では兵士の使う通称から命名を採用する例も。
    • 命名には浸透のしやすさ等を考慮しているのか直球な名前が多いのだが、クルール関連の「そんな名前だと兵士が怯える」→「兵士が怯えてるじゃねーか」に対する「名前に意味などない。その辺を兵士に徹底させろ」はちょっと拗ねてる雰囲気があって面白い。その後のキュクロプス命名時の「わかりやすくて意味のある名前」には貴重な戦果もあいまって「これならどうよ?」と言わんばかりの声色である、
  • 本部とは逆に、大のために小を切り捨てる決断ができるタイプ。
    • 情報収集を優先して現場に無茶を言うこともしばしばだが、明らかに無謀であれば撤退を勧めたり、権限の大きさを利用して救援を手配するなど、現場を軽んじている訳でもない。
  • 作戦案が衝突しがちな本部とはなんだかんだ良いコンビであり、前作の終盤には柄にもなく「私はAIなのですから」と冗談を言って本部を仰天させていた。
  • 担当声優の慶長氏は過去には4でウイングダイバー隊長の声で出演していた。

情報部 少佐の部下(CV:加隈亜衣)

「どんな絶望の中でも、あなたは希望を与えてくれる。ありがとう。」
「この戦果は…滅茶苦茶です。レポートになんて書けば…。」
  • こちらも戦略情報部所属の女性。文字通り少佐の部下。感情豊かな可愛らしい声をしている。階級は不明。
    • 他のミリタリー作品で言うオペレーターの役回りなので、プレイヤーから「オペレーターの子」を略してオペ子、また彼女のとある発言のインパクトの大きさからたまごちゃん、タマ子とも呼ばれる。
  • 異常な戦績から少佐に目をつけられた主人公に対して、専属の分析員として配属される。
    • 前作では冷静に語る本部の中で1人叫んだり、夜間作戦において頭が回っていない寝ぼけた調子で戦況を伝える等、本部や少佐とは異なる個性で場を盛り上げる癒し担当であった。
    • 一方で悪化する戦況の中で弱音や泣き言を漏らしたり、根拠の薄い希望にすがったりと、メンタルが弱めな一面を持つ。しかし立ち直りは早く、前作の最終局面では絶望の悲鳴を上げていたと思ったのも束の間、少佐に「落ち着いて!」と一喝された直後に画像分析に復帰。マザーシップのバリアを消す弱点に気付いた功労者の一人。
    • 機密性の高い情報部所属で、お世辞を言うタイプではない少佐が紹介で「役に立つでしょう」というあたり、基本的には有能なのだろう。主人公が敵を蹴散らし連戦連勝してなお、他の地域の戦況は少しも好転しないのが情報として見えてしまう分、精神的な負担が大きいのかもしれない。
  • 今作では英雄たる主人公によって徐々に押し返される戦況と共に気持ちにも余裕ができたのか、前作で見せた気弱な一面はかなり少なくなっている。
    • 奮戦するストーム1に希望を見出して心から慕うようになり、「いざという時は私もあなたの隣で戦う覚悟」と語ったり、落ち着いて火力支援を管制する様子も見られる。
    • 戦略情報部が妄想と切って捨てたプロフェッサーからの情報提供を拾い上げる、擲弾兵の対処法を助言する、雷撃クルールの対処法を進言する等、前作から株を上げる場面が多い。
      M135で怪生物4体という窮地に陥った際、ストーム1のためにアーマメント・バルガを投入したのも彼女であり、勇ましい声色でオペレートしてくれる。
    • 特にプロフェッサーの情報に気づき、採用に繋げた功績は大きい。ストーム1とプロフェッサーが何周しても成し得なかった、人類優勢ルートの入口を作った唯一の人物。
    • 前作での扱いはかなり酷く、「専属のオペレーター」という響きの期待に反して一切サポートらしいことをしてくれなかったので嫌うプレイヤーすらいた程だが、今作では戦術の提案までしてくれるほど現場に直結する情報をくれる。この辺りのサポートの密度は本部や少佐を普通に超えてくる程。
    • 少佐は前作よりかなり早い段階で彼女を主人公の下へ配属してくれるがその後の初通信シーンがカットされているため、前作を知らないプレイヤーだと彼女が件の少佐の部下であると気付けないかもしれない。

EDF総司令官(CV:楠見尚己)

「EDFは再び立ち上がる。 今、この時から。」
  • その肩書きのとおり、全地球防衛機構軍の最高司令官。地球防衛の熱い使命を込めた、厳つく重々しい演説が印象的。
  • 全体の方針を定める立場なので細かな作戦には言及しないが、前作では基地を狙われプライマーの攻撃に散るその瞬間まで、前線のEDF兵士を鼓舞する演説を続けた。
  • 今作では演説に対してたびたびプロフェッサーが感想を差し挟む。何度も聞いて覚えてしまっているようだ。
  • 担当声優の楠見氏は過去には4の要塞空母デスピナ指揮官として出演している。声が特徴的で印象に残りやすい。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「5年にわたる戦いの今が最終局面である。」
  • 過去改変後の人類優勢世界では生存。M136「巨神激突」で演説を行っている。
    • 最大最後の戦いに相応しい内容なので必見。
  • 後に行われるリングとストームチームの決戦では、ストームチームを支援するため総司令部付きと思われるレンジャーチーム「特殊作戦コマンド」を派遣してくれる。

参謀(CV:中村光樹)

「君の行き先は病院だ。ゆっくり休め。」
「科学者は呼ばない。・・・・・・まずは、政財界の有力者からだ。世界を動かすぞ。」
  • サンダーボウガンの通称。総司令部付きの参謀。グリムリーパーとはまた違ったタイプの、老練さを感じさせる渋いボイス。
  • 前作では登場していないが、指揮系統を考えれば居るのが普通なので、単に通信の出番がなかっただけだろう。
  • プライマーが時間移動により戦況を操っている事を知らせようと、プロフェッサーが資料を送っていた相手。
    • データ不足な上に、普通に考えれば荒唐無稽としか言いようが無いその主張を切って捨てるが、タイムリープを重ね、パラドックスを恐れず未来を変えようと動く主人公とプロフェッサーにより、徐々にリアクションが変わっていく。確信を得るに至った局面での茶目っ気は必見。

欧州司令官(CV:渡邉隼斗)

「本部より各員。敵船はアンドロイド兵士を投下。すでにいくつかの部隊が攻撃を受けた。」
  • 欧州に派遣されたストーム1を指揮する司令官。
  • 通信の内容は日本の作戦司令本部とおおむね変わらないが、名称は欧州作戦司令本部ではないらしい。
  • 前作でも欧州に派遣されたストーム1が所属する部隊の指揮を執っていた。その時にはビッグアンカーの呼称を定めた。
  • 戦況が好転しつつあった時期に登場した前作とは違い、今作では劣勢の中での登場となる。そのためか発言や態度に弱気な部分を覗かせている。
  • 声を担当する渡邉氏は駆除チームの声も兼任している。

『K6作戦』と『待ち伏せ』の指揮官

「もし、この情報がなかったら、どれほどの被害を出していたか。」
  • エルギヌス迎撃にEMCを初投入した「K6作戦」や、プロフェッサーの情報を採用した情報部立案のテレポーションシップ待ち伏せ作戦で指揮を執った人物。
  • K6作戦の通信では他部隊に対して「こちらK6」と名乗っているが、待ち伏せでは一人称を使わないため、部隊名やコールサインなのかは不明。
  • 前作では登場せず、K6作戦は別のミッションと同じ時間帯に別の場所で行われていた。今作ではタイムリープによる事象のズレからK6の方に主人公が参加したことで登場。
    • EDF5では、K6作戦から逃走した直後のエルギヌスが主人公の元に現れている。距離から考えれば、この指揮官もEDF日本部隊の所属なのだろう。
  • 2ミッションしか登場しないものの、EMC隊とのやり取りや作戦成功時の現場への称賛など、発言は割と濃い。

ベース228の指揮官(CV:伊原正明)

「基地を放棄する! ただちに撤退せよ!」
  • 読んで字のごとくベース228を統括する人物。
  • 恐らくは指令室があると思しきビルから指示を出している。ビルを吹っ飛ばしても死んだりはしない。
  • 前作『5』では雨のごとく大量に投下されたアンカーを見て基地の放棄と撤退の指示をしたのを最後に登場しなくなったので生存は絶望的と思われていた。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「すべての怪物を倒せ! 1体たりとも残してはならない!」
  • EDF9では主人公が撤退の指示を無視してアンカーを全て破壊し、ベース228は守られたため彼も生存している。



+ DLCネタバレ防止のためおりたたみ

"コードN"指揮官

「これは終りではない。勝利へと続く、始まりの一歩である!」
  • DLCミッションパック1「LOST DAYS」に登場。DLC1-M18「コードN」にてEDF総司令部が発令した極秘作戦「コードN」の指揮を執る人物。本編で度々登場する作戦指令本部や欧州司令官とは別人。
    • 作戦発令を察知し、大攻勢をかけるプライマーに対して基地の全員に徹底抗戦とN6の死守を厳命する。
  • 上記の指揮官たちとはまた違った、作戦内容と預かる命の重さを感じさせる重々しいボイス。ラストミッション後の演説は必聴。


戦略支援AIマリス(CV:行成とあ)

「私は管理AIマリス。あなたのプレイをサポートします。」
「あなたに適した難易度はイージーです。難易度をイージーに変更してください。」
  • 戦略情報部が運用しているAI。シミュレーター上では敬語で話す女性ボイスで通信を入れてくる。
    • AIらしく機械的な音声だが、完全に無感情とも言い難い。
    • しばらくの間CVが不明であったが、行成とあ氏であることが本人のTwitterから公表された。
    • 後述の所業に加えて多数の迷言や煽り台詞を放って大暴れ、ミッションの無茶苦茶ぶりも相俟って多くのプレイヤーに傷跡を残すことに。
  • EDF全体から情報を収集する機能があり、本来は戦況の統計などをサポートしていると思われる。
    • 当人曰く、「戦略情報部の全情報を統合管理する戦略支援AI」とのこと。
  • DLC「Visions of Malice」 の戦場、すなわち戦略情報部の運営するシミュレータの管理運営も任されている。
    • このシミュレータの目的は「恐怖による判断ミスが原因で兵士の死傷率が上がっている」という問題に対し、戦場における恐怖感やストレスに耐性をつけられるような仮想的なミッションを構築して兵士に提供する、というもの。
  • …なのだが、その実態は「現実的とは言えないほど無茶苦茶な難度のミッションをプレイさせて慣れさせる」というもの。マリス曰く、「イージーでプレイすべき」「クリアが目的ではない」ような代物として構築されているらしく、DLCの内容があんななのはそのせいである。
  • しかしゲームを進めるにはクリアしていく以外にないし、ストーリー上のプレイヤー(ストーム1?)もまた、無理難題を次々とクリアしていくことになる。
    • するとマリスは「クリアできる=プレイヤーがストレスを受けていない」と判断。ストレスを強める目的で輪をかけて無茶苦茶な内容のミッションを次々と生成していくことになる。
  • シミュレーションは状況そのものが非現実的かつ理不尽である場合も多いが、実在しない敵まで生成されることがある。なんならそれしか存在しないミッションも多数。
    • これは収集した情報の不完全な部分をマリスが独自の解釈を加えて補完した結果らしい。
    • 単に解釈が間違っていた結果の産物なのか、難易度アップに都合が良いから意図的にやっているのかは不明。
    • 独自解釈版と正しい解釈の敵を同時に出してくる場面が散見されるなど、かなり怪しいところがある。
+ DLC2終盤のネタバレ
  • プレイヤーへの負荷を上げる為に様々な手段を講じるマリスは、敵の増加を繰り返し自身に与えられた処理能力の限界に到達。一旦難易度を上げる事ができなくなったが、戦略情報部のメインフレームに接続し処理能力を拡張、更に難易度を上げていく。
    • 本来管理者であるはずの戦略情報部から負荷低減を指示されるも無視。むしろその能力の全てをシミュレーターに割り振ってしまう。
  • このあたりから事前に地下用の装備を推奨しながら地上フィールドで戦闘させる、敵が出現しないのにアラートを出す、プレイヤーに向かい暴言を吐きジョークだと宣う等、悪意に満ちたかのような言動を繰り返すようになる。
    • maliceは英語で「悪意」「怨み」といった意味がある。DLCのタイトルが「Visions of Malice」なのでAIのマリスもこの綴りでまず間違いないだろう。誰のネーミングでどんな意図だったのかは不明だが、その行動は名前そのまま。
      • 戦略情報部で命名といえばあの人だが……?
      • 誰であるかは措いても「戦略情報部の全情報を統合管理する戦略支援AI」にそんな名前を付ける意図は不可解を通り越して不適切のレベル。名前だけならまだしも、実態もこの有様。大丈夫か戦略情報部。
    • 序盤は上記の通りただ誤った解釈をしていただけの可能性があったものの、戦力増強の為に新たな解釈を行う、解釈の内容に戦略情報部のデータベースの方を合わせて改竄する、最終的にはお題目すら完全に捨てて独自に戦力を増強したと言い放つなど、後半は明らかに手段と目的が逆転してしまっている。
    • 一応、「クリアできる=プレイヤーがストレスを受けていない、よって難易度を上げる」のロジックで説明の付く挙動ではある。しかし、ウソや暴言、利敵行為が選択肢に入るという設計は特異で、傍目には暴走に見えるのも事実。
  • プライマーにシミュレーションの結果を送信する、冗談とは言うものの直結している戦略情報部のデータを改竄して現実を混乱させプレイヤーを現実で追い込むとまで言い始める始末。
  • 最終ミッションをクリアされた事で敵の数を2倍にして戦場を怪物で覆い尽くすと発言。実際にアップデートを始めたが、元々戦略情報部のメインフレームに多大な負荷を与えていたからか異常動作を検知され、アップデート途中で停止させられ、DLC2のストーリーは終了する。
    • つまり結局この悪辣なAIを分からせることは出来ない。ざまあみろ。


荒廃した未来のEDF

大尉(CV:てらそままさき)

「集合しろ、クズども! 並べ!」
  • 冒頭で主人公が転属したベース251の司令官。抵抗を続ける人類の最前線に立ち続け、地球を我が物顔で闊歩するエイリアンに「不法侵入者どもめ!」と敵愾心を燃やす。
    • どう見ても無人な荒廃した街で「市民を巻き込むな!」「この街は美しい!」と騒いでいるため危ない人にも見えるが、これは教官的な立場から、市街戦における市民の保護意識を叩き込むためのようだ。
    • 駆除チーム側にも戦闘後に「市民の犠牲はゼロ」と発言するものがおり、新兵は必ず彼の教育を受けることになっているのか、あるいは士気の維持等のために「そういうロールで仕事をしていく」という雰囲気がベース251にはあるのかも知れない。
    • 「報われる日は来る…たぶんな」など、たまに大尉自身も弱気になったりするが、復興を信じて戦えと兵士たちを鼓舞し続けるタフガイ。
  • 形を整えた顎髭をたくわえ、ゴーグル型の赤いサングラスをかけているので目は隠れている。アーマーが標準装備になっているEDF隊員には珍しく、ブッシュハットにコンバットシャツ風の軽装で、なぜかネクタイもしめている。これで耐久力はアーマーつきの隊員と同じという頑丈なおじさん。
  • ミッション説明文に「血の気が多い」と書かれるほどで、高圧的かつ荒っぽい態度と、都市防衛の強い責任感を露にする様子は、まさに現場の軍人や訓練教官といったイメージの男性。
    • 新兵たちに対してはかなり辛辣な物言いが散見されるが、ただ理不尽に高圧的なだけでなく、作戦を完遂すると「よくやった!」「やるじゃないか!」「快挙だぞ!」とストレートな賛辞を送ったり、「今日はよく休め。」と疲労を気遣うことも。厳しさと面倒見の良さを兼ね備えた言動から「上司にしたい」という声も聞かれる。
    • 一般的に軍隊のそうした役目は下士官が担当するものであり、軍人で大尉と言えば普通は管理職や専門技能者などの立場となる。EDF6の大尉も元は訓練教官であり、壊滅的な世界の中で繰り上がり的に昇進したことが公式サイトで紹介されている。
    • わざわざ上から「無駄死にさせないように援護してくれ」と言われるあたり、軍内部でも有名人らしい。
  • 何度世界をやり直しても、「主人公や新兵、プロフェッサー達が基地に集まる」「特定の日時に大尉がリングの攻撃に向かう」という事象は必ず起こるため、時間を飛び回る今作のひとつのマイルストーンとも言える人物。また、彼とどのタイミングで合流しているかが、時間が改変されたかどうかを見分ける重要な要素となっている。
    • どんなに人類がボコボコにされようとも、地上を無数のアンドロイドが闊歩しようが見ただけで発狂するような邪神が支配しようが決して心折れることなく「奴らに一発食らわせる」とリングに立ち向かうEDF魂の化身。ただ、そんな彼でも限界はやはり感じていたのか、リング攻撃作戦を「人類最後の反撃作戦」としているため、ある種の死に場所と考えたのかもしれない。
      • 改変世界を含めて毎回必ず生き残っているあたり、彼自身もかなりの強運か腕前があると思われる。
      • 基地の外がとても危険であると理解しながら、逃げてきた他の部隊を基地に迎えるために出撃するなど情に厚い面もある。
    • おそらく最初のループも彼の負けん気によって起こったであろう事を考えると何気に人類MVPかもしれない。
  • EDF6発表当初は大佐と紹介されていたが、詳細な設定が公開された時に大尉に降格変更された。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「はっ!光栄です!」
  • 人類が優勢のまま迎えた3年後の世界でも登場。立場相応に曹長となって新兵教育に燃えている。別の隊員が大尉となっているので紛らわしい。
    • 本人の弁によると、曹長に昇進したばかりとのことである。
  • 歩兵装備が進歩し、ブレイザーの量産が始まった中でもハットにシャツのスタイルとアサルトライフル装備を貫く。新兵たちも同じ銃を使っているので、教官として共通の武器を持っているのだろうが、おかげで人類優勢になっても装備は同じまま。これも歴史の修正効果か。
    • メタ的に言うと「新鋭の戦闘服を着た大尉」のモデルを別個に作る手間を避ける為だと思われる。汎用モデルの顔グラの兵士たちとは違い、専用の顔グラ持ちの大尉(曹長)は新規に作る必要がある。
    • しかし終盤に肝心のリング破壊作戦の時および以降のミッションに彼の姿はなかった。単に作戦に参加しなかったのか、それとも別のチームで進んで壊滅を受けて撤退したのか。いずれにせよ頑丈なおじさんであるなら最後まで生きているはず。
      • 実際に「リング破壊作戦 後編」のサムネイルにはその姿を確認できるが…

大尉の部下たち

  • 大尉が率いている部下たち。
  • 固有名こそ無いものの、若々しいボイスやベテラン風の中年ボイスの隊員がおり、内容の濃い雑談や大尉とのやりとりなどしっかりキャラが立っている。
  • 全員が緑の迷彩服と帽子に黒いゴーグルを着用し、アサルトライフルやショットガンを装備する。
  • 自信無さげな言動を見せながらも血気盛んな大尉と行動し続け、そして生き残り続ける。大尉の熱血指導の賜物か。
  • 以下に特に印象が強い隊員をピックアップする。

  • 元給養員
  • 「給養員です!サー!」の台詞でお馴染みの隊員。若めのボイス。
    • 給養員、つまり前職はコックなわけだがもしかしたらEDF所属の給養員だったのかもしれない。どうりでレンジャーチーム並みのみのこなしなわけだ。
  • 基地に連れて来られた時点で覚悟はできていたらしい。勇敢な新兵だ。

  • 元技師
  • 戦闘とは無縁の技師だったのになぜかEDFに呼ばれてしまった隊員。彼もまた若めのボイス。
  • 怪物の頭数の多さから駆除チームの仕事ぶりを疑っている。「駆除チームは仕事をしてるのか!?」
  • 人類が優勢のまま迎えた3年後には技師の休業を宣言し、戦う覚悟を語る。

  • ベテラン
  • ベース251から5時間~3日もかかる遠距離から召集されてきた隊員。ベテラン感のある中年風ボイスが特徴。
    • 「軍人は辛い」と語っており、元々EDFの兵士だったのかもしれない。
    • 瓦礫で脚を負傷し、「お前も気を付けろ」と周囲の隊員たちを気遣う発言もあり、面倒見の良さが窺える。
  • 優勢世界の3年後では「素人ばかりだ。俺たちがやらないとな。」と語っており、面倒見の良さは健在。

  • 元トラック運転士
  • 物語開始時点で5日前に入隊したばかりの新米中の新米な隊員。少し間延びした独特な声と喋り方が印象的。
  • 大尉の質問コーナーは彼の返答中にしびれを切らした大尉自ら「もういい!」と中断してしまう。少し可哀想。
  • 空腹のあまり怪物を食べようとしたり、怪物駆除はいつまで続くんだと嘆いたりと部隊のムードメーカー的立ち位置にいる。
  • 新米故少し至らない点があるのか時々他の隊員に打たれて「なぜ殴った!?」と叫んでいる。

  • 空気椅子兄貴
  • ベース251のいつもの部屋の入り口付近のパイプ椅子に腰かけている隊員。曰く、到着したばかりだったとのこと。
  • 前職は不明だが戦闘経験はないようで、荒廃した世界線の3年後では「ついに俺まで戦場か。」と自身の置かれた状況を嘆いている。
  • 小ネタだが、なぜか椅子に座っている状態の彼は当たり判定が人一人分ほどずれている。
    • 彼の座る椅子はフェンサーが触れれば破壊可能。破壊すると悲痛な態度のまま空気椅子をする状態となりなかなかシュール。

『ばかな、ばかな、ばかな。』の人

  • リングが登場する際に毎回同じ反応をしてくれる人。無線の音声であるため、ベース251のオペレーターのようである。
  • 荒廃した世界のみならず、人類が優勢のまま迎えた三年後の世界でも同じ反応をしてくれるし、大尉や主人公をサポートしてくれる。
  • が、空が赤く染まった絶望の世界では抵抗する気概を失っており、大尉が無謀な戦いをしていると退却を促してくる。
    • なお、試遊版では声優が異なり、もっと若々しい声であった。
  • DLC1ではコードNの脅威に直面し「ばかな! ばかな!」と絶叫する隊員がいるが、同じ人かは定かではない。

駆除チーム(CV:祐仙勇、練馬大輔、渡邉隼人、松本こうせい)

「もっと速度を上げろ! アクセルを踏め!!」
  • コンバットワゴンを駆り、主に怪物の駆除を担当するチーム。
  • 荒廃世界に似合ったとても野蛮な性格の人物たちで構成されており、コンバットワゴンの戦闘力の高さもあってとても印象に残りやすいチーム。
  • ド派手な火炎放射攻撃を行って怪物を蹴散らしたり、瓦礫に乗り上げてスタックしたり、トラックと融合したことをプロフェッサーに嘆かれたり、缶詰を2個食べようとしたり、怪物の待ち伏せに遭って大損害を被ったり…と何かとミッションを盛り上げてくれる。
    • 無線で食べると言っていた缶詰は肉とグリーンピース。肉の時はやたら語尾が上がって嬉しそうなのに対して、グリーンピースではあからさまにテンションが下がっている。苦手でも食べるほか無しといったところ。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
  • 過去改変後の人類優勢世界でも登場し、コンバットワゴンに代わって最新鋭のバトルマシン、プロテウスに乗って登場する。
  • 街や文明が健在な世界でも性格は変わらず、それどころか政府が賠償金を払うから、と進路上の建物を倒壊させながら進軍するなど野蛮さに磨きがかかってしまっている。
    • しかしその後、前線の味方がピンチに陥った際にも建物を撃ち崩して最短ルートを突っ走って来てくれる。さすがにやり過ぎたのか「降格ものだ!」と自嘲していたが。

ケン

「 救援感謝する。勇敢な新兵たちだ。」
  • ベテランと呼ばれる兵士。M12「機械の巨人」に登場する。大型アンドロイドとの交戦中、援軍を求めるが、主人公達に救われ上の台詞を喋る。
    • 大尉や中尉以外では珍しい名有りのベテランだがたったの1ミッションにしか登場せずセリフも2つのみ。
    • 彼の救助に同行するいかにもベテランの雰囲気を漂わせる渋い声の隊長の方がキャラ濃い気がする。
  • さり気なく珍しい衣装を着ている。砂漠迷彩の帽子と森林迷彩の服という独自の組み合わせ。
    • 同じ衣装の隊長がM5「変わらぬ日々」の駆除チームの護衛として登場しており、M80「水神の宴」ではなぜか中尉が着ていたりする。単に過去世界における「赤ヘル」用の服装なのかもしれない。

中尉(CV:杉村憲司)

「敵の気をそらす!それ以上はする気はないぞ!」
「EDFは仲間を見捨てたりしない。困ったことにな。」
  • 大尉とは別の拠点でリーダー的な立場にいるツンデレ男性隊員。焦茶色の帽子が特徴。基本的にはアサルトライフルを使うが、M80「水神の宴」では(おそらく設定ミスで)ショットガンを使う。
  • 闘争心溢れる大尉に比べ慎重な性格。決して臆病ではなく、侵入してきた敵に対しては先陣を切って部隊を指揮しながら対処する。
  • 改変後の世界ではどういう経緯で出会ったかは不明だが、主人公の実力をきちんと認識しており「お前が一番ベテランだ」と指揮権をあずけてくれる。
  • 「EDFは仲間を見捨てない」の定型文を地で行くナイスガイ。暴走した伍長の救出や巨大リング攻撃へ向かう主人公とプロフェッサーの護衛も危険を承知で行う。
    • 何度も無謀だと窘め、俺たちは地上に出ないと坑道の出口で別れることになるのだが、結局は皮肉を言いつつ地上まで助けに来てくれる。
    • ループの度に手助けしてくれる彼をプロフェッサーは好意的に評価しているようで、感慨深げにお礼を述べる姿も見られる。
  • 前作では軍曹が務めた対エイリアン戦術講義は今作では彼がやってくれる。
  • 声優を務める杉村氏は過去にはEDF4でも隊員役で出演していた。
  • M80「水神の宴」で大尉たちにスキュラの群れから救助された後、地下街へと送り届けて貰ったようだが、次のM81「二番坑道」では大尉の無線を聴いてあたかも初めて知ったような反応を取っていたりする。
+ ネタバレ防止のため折り畳み
「くそっ! これが最後だ。こんな戦いに加わるのは。」
  • M146「リング破壊作戦 後編」では「くだんの日」でおなじみのセリフと共に援軍に来てくれる。
    • 指揮下にいれた際のセリフも「今回だけだ」→「これが最後だ」と最終決戦らしいものに変わっているのがにくい。
  • EDF優勢世界でも階級は中尉であり、大尉(曹長)とは違い元々士官だったようだ。

伍長(CV:興津和幸)

「食糧がいるんだ。俺は地上へ行く。」
  • 中尉の部下。食料の備蓄が底を尽きかけている状況を憂い、地上に出て近くにある倉庫まで食料を取りに行こうとする無鉄砲。主人公がフェンサーなら穴くらい掘れないのだろうかと思わないでもない。
    • 本人はこの無謀さについて自覚しているようで、待機中にたびたび「中尉に迷惑かけてばかりだ」という台詞が聞ける。
    • 階級を見るに上記の中尉の部下のはずだが、なぜか彼に対してため口で話す場面が散見される。世界の荒廃が進み過ぎて上下関係など気にしている場合ではないのだろう。
  • 避難民の数が500人だろうと100人だろうと、なぜかリング攻撃の数日前に食料が尽きて地上に出ることになる。
    • 「歴史には元に戻ろうとする力、修正作用があるのかもしれない」というプロフェッサーの推測にも納得である。
  • 該当ミッションでは中尉たちには同行せず居住エリアに留まっているが、特定のタイミングで移動を開始し他のNPCと共にマップから姿を消す。
  • 「228基地の危機」で語られる伍長と同一人物か本編では不明であったが…?
+ ネタバレ防止のため折り畳み
「やむを得ない。民間人、ついてきてくれ。」
  • 追加ミッションパック1「LOST DAYS」にてベース228の伍長と地下街にいた伍長が同一人物であることが判明。部隊に戻る軍曹の代わりに民間人(主人公)を安全な場所まで送る任務を担う。
  • 他のEDF隊員がアーマーを装備する中、なぜか彼のみ荒廃世界と同じ茶色の迷彩服姿である。
    • レンジャーは「精鋭歩兵」や「特戦歩兵」とも呼ばれるため、特戦ではない普通の歩兵や基地要員はレンジャー装備を身に付けないのかもしれない。

遊撃部隊ストーム

軍曹(CV:奈良徹)

「似合っているぞ。戦友。」
  • 頼もしげなハスキーボイスが印象的なベテランのEDF隊員。紫の迷彩服、橙色の装甲に紫の差し色が入ったカスタムカラーのヘルメットを着用しているレンジャー。
    • 階級としての「軍曹」は現場のチームリーダーにあたり、経験豊富な兵士から選抜されて数人から10人ぐらいの兵士をまとめる下士官である。
    • ストームチームを結成したあとは、ストーム2を務める。
  • コンバットフレームの操縦ライセンスも持っているが、折悪しく劇中で腕前を披露することはなかった。プレイヤーからは軍曹フレームと共闘してみたいという声も多かったが、残念ながら実現はしなかった。
  • プライマーによる228基地襲撃に居合わせてしまった民間人の主人公を、部下たちと共に救ってくれた命の恩人。
    • その後も主人公を護衛し続け、危険な目に遭うたびに「安全な場所に連れて行ってやる」と励まし続けていた。
    • やがて世界中が同じ状況にあり、もう安全な場所などないことがわかると、度胸とセンスを見込んで主人公にEDF入隊を勧めた。ある意味すべてのきっかけを作った人。
    • 混乱の最中にあっても非戦闘員や市民の救助を優先し、取り残された味方のためならひとり絶望的な戦いにも赴く、軍人の鑑のような人物。
    • 単純に自分以外の人命優先というスタンスではなく、前作で自殺同然の足止めに部下がついてきてしまったときも謝罪はすれど「戻れ」とは言わず、味方のために徹底抗戦を決め込んだタイタンNPCへ撤退を促すときの台詞も「次の戦場で死ね」だったりと命懸けに対して独特の理解と感性がある人物。
  • 洞察力や指揮力にも長けており、階級は軍曹でありながら、本部や情報部にも認知されている。
    • テレポーションシップ撃墜作戦の立案、対コロニストの戦術講義など軍人としての優秀さを見せる場面は多い。
    • 前作5本編においては、主人公すら差し置いてブレイザーを一人だけ託されていた。ここからも、EDFにて高い評価を得ていたことが伺える。
    • ミッション成功時に本部に称賛されても、自分ではなく主人公の手柄であることを強調するなど、謙虚さも光る。
  • 前作では最も登場回数の多かったNPCで、民間人からEDF入隊を経て英雄となっていく主人公の成長を見届けていくキャラクターだった。
  • 上記の通りストームチームはEDF6開始時点でストーム1である主人公を除き死亡していたが、リングへの攻撃により過去に戻った主人公の前にはテレポーションシップ撃墜に向かう軍曹達が立っていた。
    • プレイヤーとしては今度こその生存を願うところだが、最終戦まで生き残ったはずの軍曹達は繰り返す度に死亡時期が早まってしまう。
    • 過去改変をストーム1らが決意したループでは2年間の戦いで生存し続けたが…
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「曹長。勘違いするな。その人は新兵じゃない。英雄だ。」
  • 過去改変後の人類優勢世界では生存し、階級は大尉に昇進。ベース251で主人公を新兵と間違えた大尉(このときの階級は曹長)を注意している。
    • この世界では紫メインのスーツとなっており、EDF5時代と大きく姿を変えている。
      • レーザーライフルを使用する紫スーツの精鋭ということで『4』のオメガチームを思い出す隊員もいるだろう。
    • 汎用台詞の中には「俺が大尉か、面倒な事になった」とも。不本意な昇進だったのだろうか。
    • また、プロフェッサーに対しては「あなた」と丁寧な二人称になることが判明。
    • 未来においてともに生存を果たした際の、グリムリーパー隊長との熱い掛け合いは必見。

軍曹の部下A(CV:松本忍)

「頼もしい仲間が加わったな。」
  • 冷静で落ち着いた声の隊員。昇進願望が強く、将軍になることを目標にしている。軍曹の部下たちの中では頭脳担当・まとめ役といった印象の人物。B、Cと違い、愚痴をこぼすような場面もない。
    • 軍曹が不在になり、フリー状態になると他の2人へ落ち着くように声がけしたり、作戦を考える。もっとも、本作でその状況を作るのは中々手間がかかるのだが…。
  • 事前の計画を大事にしているらしいことが雑談の節々から伺える。昇進後にも何か彼なりの計画があったらしいが詳細は不明。
    • 開戦直前までは基地運用に関するレポートを作成していたようだが関係は不明。
  • 「主人公を死なせてはいけない」と直感しているなど洞察力は高い。前作でもα型怪物の繁殖による増加や他国の兵器である可能性に初遭遇してすぐに勘づいている。ちなみに、暗くて狭いところは苦手だったり、映画で見たヒーローに憧れていたことを明かすなど可愛い面もある。
  • Bとは年齢が近いのか、この2人はお互いタメ口な関係。Bのブラックジョークや愚痴からAのたしなめや補足、フォローという会話の流れが多い。プライマーのある目的についてBに賭けを持ちかける場面も。
  • 軍曹がコンバットフレームのライセンス持ちであるということを部下3人では唯一知っているため、軍曹との付き合いは1番長いのかもしれない。
  • 声優を務める松本氏は過去にはEDF4でも隊員役で出演していた。
    • 今作でも、モブ隊長の役を兼任している。

軍曹の部下B(CV:田尻浩章)

「大将に着いて行けるのは俺たち以外いねぇよ。」
  • いかつい声が特徴の隊員。一部のプレイヤーからはゴリラ、ゴリさんなどと呼ばれている。
  • 主人公を「大将」と呼んだり、愚痴っぽい発言や軽口が目立つなどチームのムードメーカーのような印象の人物。
    • Aと違い昇進願望はなく現場志望で、元々は将来の年金目当ての入隊だった模様。
    • 前作では彼からの主人公への呼称が民間人、新入り、大将と変化していった。
  • 前作では軍曹専用のブレイザーを見て自分にも支給してほしいと語っていたが、残念ながらその希望は叶うことがなかった。
    • 人類が優勢のまま迎えた3年後ではついに悲願のブレイザーを手に入れた。やったねゴリラ!まあモブ隊員もみんな持ってるんだけど
  • タイムリープで奇行に走りがちな主人公を責めるどころか真っ先に救助を提案するナイスガイ。
  • 今作追加の雑談から、高級車を買ったばかりだった様子。しかし、プライマー襲来のゴタゴタで基地に置いてきてしまったようだ。吹っ飛んでいない事を祈ろう。
  • 主人公の異常な強さを目の当たりにするたび、「安全な場所を見つけたぞ。あいつの後ろだ!」「俺はあいつとは喧嘩しない!」などと名言を量産する。後ろにいるのはいいが前には立つな
    • 後に主人公の戦い方を「いつも無茶苦茶な戦いばかりしやがる」と評しており、主人公の後ろはむしろ危険地帯である事を理解したと思われるが、最終的には上記の通り自分達しか付いていけないと言って共に戦ってくれるやはりナイスガイ。
  • 彼の存在感がプロフェッサーにとっても強かったためか、M108・M133でベース251に向かったとき真っ先に「無事で何よりだ」と声をかけられている。

軍曹の部下C(CV:岩瀬周平)

「無駄を楽しむ心の余裕がない! つまらないやつらだ!」
  • 軍曹の部下たち三人の中ではおそらく最も年下と思われる人物。他の三人に対しては敬語で話している。
  • 後輩ができて嬉しかったのか、主人公には先輩風を吹かせていたが、激戦を潜り抜けて再会したあとは態度を改め敬語になっている。
    • 入隊直後から謎の貫禄を漂わせる今作の主人公には、最初から「守ってくれよ」と冗談を飛ばしていた。
  • 文系出身で入隊した動機は「いい職場」だと聞いたことが理由。しかし、いざ入隊したEDFは思っていたほどいい環境ではなかったようで、特に軍隊のノリは苦手であることが雑談で分かる。加えて戦況の悪さからか、除隊して転職を考えるようになるが、結局最後まで残っている。今作追加の雑談によると、割と本気だったようだ。
    • Bの雑談にも「除隊を願い出た奴がいたが却下された」とあるので、優勢世界ならまだしも、劣勢世界では退役申請は却下される可能性が高い。
    • 精鋭チームの一員として開戦から戦い続ける優秀な兵士なためどちらにせよ逃げられないと思われる。ここが天職だ。楽しめ。

グリムリーパー隊長(CV:間宮康弘)

「悪くない相手だ。有終の美を飾るとしよう。」
  • 黒いパワードスケルトンを身に纏った、フェンサーの精鋭部隊「グリムリーパー」の隊長。古参のベテランを思わせる渋い声の持ち主。
    • Grim Reaperは英語圏では死神を意味し、また直訳すると「冷酷に刈り取る者」となる。
    • 常に困難な任務に志願し、捨て身の戦術を使う「黒いフェンサー」「死神部隊」としてEDF内でも知られており「精鋭中の精鋭」とも。
    • 怪物を掃討した後、『死んだか、他愛もない。』と一笑に付す様はまさしく百戦錬磨の猛者。怪物より先にダウンしていることも結構あるが。
    • ストームチームを結成したあとは、ストーム3を務める。
  • プライマーとの戦争以前の紛争では隊長単独でコンバットフレーム3機を撃墜する戦果を挙げている。
    • プレイヤーからすると実感がわかないが、普通の兵士からすれば「ホントかよ!?」と驚くほど凄い事らしい。
    • 現実で言えば、歩兵が戦車3両を破壊したようなものだろうか。
  • しかし隊長はこの紛争で多くの仲間を失っており、死地を求めるように戦場を渡り歩くようになった。
    • EDF5のキャラ紹介によれば「多くの仲間たちを救うことができる意義のある死」を求めており、不利な戦線への救援や強敵の阻止作戦など危険な任務に進んで参加する。
    • このためか、大群や大物を前に不敵な台詞を吐いたり、自分を囮や盾にしろと言うことが多いうえ、自分は赤蟻などに拘束されても救助を求めない。
  • 前作では窮地に陥った主人公たちの救援にかけつけてくれるなど戦場で一緒になる機会が多かったのだが、今回は残念ながら出番は少なめになっている。下の副隊長と合わせて、グリムリーパーの活躍をもっと見てみたい人はぜひ5もプレイしてみよう。
    • 一応軍曹達と共に殿になった重戦車の救援に走ったり撤退ルート上の敵を相手に孤軍奮闘する主人公の下に真っ先に援軍として駆けつける等全く見せ場が無い訳ではないが。
    • 実は登場ミッション自体は前作よりも増えている。只前作におけるグリムリーパーが活躍したミッションの殆どがカットされている為相対的に影が薄くなってしまっている。
  • 担当声優の間宮氏は過去には4でNPC隊長の声で出演していた。

グリムリーパー副隊長

「これは貸しだ。いずれ返してもらうぞ。」
  • クールで若々しい声のグリムリーパー隊員。前作では複数のステージに登場し、固有セリフも多いNPCだがキャスト名はなかった。
    • グリムリーパーは2つの部隊に分かれて登場することがあり、この場合片方を隊長が、もう片方は彼が率いている。副隊長の通称はこれに由来する。
    • 最終盤まで何度も出てくるにもかかわらず、ストーリーや合流時の固有セリフ以外は急にモブ声になったり不死属性が無かったりで優遇なのか不遇なのかよく分からない存在だった。ちなみに毎回死なせても次の機会にはしっかり出てくる。蘇るのか。
      • 別部隊の隊長として出てくる時はモブ隊長ボイスに、隊長の配下で出てくる時はモブ一般兵ボイスに変わるので固有ボイスと合わせると1キャラとしてはまさに七色の声の持ち主だった。
  • 前作ではやたらと貸しを作りたがったり、スプリガン隊長に突っかかったりするキャラクターで、圧倒的不利な戦況に不満を口にしながらも隊長と共に応援に来てくれる姿が印象的だった。
  • ストーム隊では唯一新規セリフがなく登場も『激突する平原』及び『激闘する平原'』のみ。
    • そのためEDFが優勢のまま迎えた3年後でも安否は不明。まあ前作の状況でも最終盤まで生き残るくらいなので多分大丈夫なのだろう…、と信じたい。
  • 彼とは別にもう1人、プレイヤーから副隊長と目される謎の人物がいた。声は2人と違うワイルドな感じで不死属性持ちなのだが、前作でも1回のみの登場。今作ではそれに該当するステージが無いので未登場となり、謎は解明されなかった。

スプリガン隊長(CV:池田海咲)

「よくもちこたえた。 あとは任せろ。」
  • 真紅の飛行ユニットを装備した、ウイングダイバーの精鋭部隊「スプリガン」の隊長。
    • スプリガンはイングランドの伝承で、財宝や遺跡を守るドワーフのような妖精のこと。戦うときには巨人に変身するという。
    • ストームチームを結成したあとは、ストーム4を務める。
  • 前作では序盤に一度顔見せしたきりストームチーム結成まで登場せず、戦場で幾度も出会うことになる軍曹やグリムリーパーと比べ影が薄いと言われていた。
  • やっぱりGR副隊長のような特徴ある隊員は確認できない。そもそも隊長以外はあまり喋らない。
  • 今作では味方NPCとして登場するミッションが多く、隊長の個人的な台詞も増えている。
    • 陸上部隊が近付けない上にダイバーが戦いづらい地形の戦場に急遣されれば、兵士から「エースが来てくれた!」と喜ばれており、グリムリーパー同様にEDF内でも精鋭と認知されているのを示すシーンとなった。
    • 高飛車な態度は相変わらずだが、殿になった重戦車の救援に走った歩兵部隊を「勇敢だが愚かだ」と言いながら自身もその場に飛び込んできたり、ストーム隊の中でも真っ先に気合いの雄叫びをあげるなど、勇猛さを見せる場面は数多い。
    • 終盤の重要ミッションではMONSTER型レーザー砲を携えて登場。武器を紹介する固有セリフもあり、自分達を「今の我々は飛べない鳥だ」とちょっと詩的にアピールする一面を見せる。
  • 一般WDもFも「自兵科こそが最強」とする言動があるが、彼女も前作では「グリムリーパーも噂ほどではないな」などと対抗意識があるようで先述のグリムリーパー副隊長と度々いがみあっていた。
    • グリムリーパー隊長は「お嬢さん」とは言っているが、スプリガンを侮る言動はしておらず、どう思っていたかは不明。
  • 前作の未収録音声によると「魔女」の異名を持つというボツ設定があったが、今作のPV2及び公式twitterで正式に拾われることになった。

前線の兵士たち

ブルージャケット

「くそっ! やはりバッドエンドか!」
  • M25「狙撃部隊」、M51「擲弾破壊部隊」に登場するレンジャーチームで、その名前の通り青いアーマーを装備した狙撃兵で構成されている。
    • 怪物駆除で高い戦果を上げていたようで、前作及びM25では自信満々な台詞や、大群押し寄せる戦況を鉄砲が騎馬隊を破った長篠の戦いに例えていたのが印象的なNPC。
  • 今作でもまさかの再登場を果たし、命なきアンドロイドが押し寄せる光景をゾンビ映画のようだと例えるのが相変わらず。「バッドエンドじゃないといいな!」
    • だが、結局は押し切られてしまう役回りなのも変わらず。織田信長のように鉄砲隊を3列配置していなかったのが惜しまれる。
      • 「長篠どころか本能寺だー!」と比喩する余裕があるのか慌てているのかわからない悲鳴も印象的だったが、M51では「やはりバッドエンドか!」とシンプルに。
      • 部隊のビークルもブラッカーからケブラーに変わっていたりする。
  • ちなみに、本作に登場する狙撃兵は全員青いアーマーであり、かつM84「未確認飛行物体」にはハンマーズという名の狙撃兵が登場する。
    • これから察するに、ブルージャケットはEDFの狙撃兵の通称であり、その内の分隊もしくは班の一つとしてハンマーズ等があるものと思われる。
  • 余談だが、英語版では、長篠・本能寺の件が「ナポレオンのアウステルリッツ・ワーテルローの戦いみたいだ」、中国語版では、「曹操の官渡・赤壁の戦いみたいだ」、という内容に変更されている。
    • なお本作のゾンビ映画の件は英語版でもキッチリそのまま翻訳されている。

EMC隊

「実戦での運用は初めてなんだ。」
  • M19「K6作戦」に登場するEMC部隊。
  • エルギヌスを迎撃すべく作戦に投入されたがエルギヌスを目の前にして動作不良を起こしてしまった事でEMCの開発費をアピールしながら援護を求めつつ後退した。
  • M96「怪鳥撃滅計画」及びM105「第二次怪鳥撃滅計画」にもサイレン及びグラウコスを迎撃すべくEMCが登場するがこちらでは動作不良を起こしたりはしない。

メイル隊

「メイル2。前進する。」
「メイル3、出るぞ。」
  • M19「K6作戦」に登場する戦車部隊。
  • 作戦中はEMCに先行して、歩兵と共に怪物の駆除やエルギヌスの迎撃を担当していたが、肝心のEMCが急造品故にポンコツ動作不良を起こして後退したため、実質主力としてエルギヌスと戦うことになった。
    • 一体一体は普通のタンクだが、随伴歩兵同様数が多いため、彼らに大部分の戦闘を任せていてもある程度は問題ない。
  • 英語版ではコールサインが「Maelstrom(大渦巻の意)」となっており、日本語版と英語版で珍しく異なるコールサインを持つ部隊である。

デルタチーム、イプシロンチーム

「全員で守りを固めれば生き残れる。いいな?」
  • 本作で何度もやることになる「死の疾走」に登場する歩兵2チーム。
  • 主人公とレンジャー隊とブラッカーの混成部隊が付近の蟻駆除後に毎回と言ってもいいほど新種の敵に襲われ、大急ぎでデルタおよびイプシロンと合流することになる。
  • イプシロンは歩兵とビークルの混成部隊だが、周回を重ねるごとにビークルが豪華になっていく。
    • 最初は緑ニクスだが、現状一回しか出番のないグラビス、エイレンと戦力が強力になっていき、終いにはプロテウスが共に戦ってくれる。
  • 「巨船破壊作戦」でもチームデルタが通信で出てくるが関係は不明。
  • イプシロン自走レールガンとは名前は同じだが無関係。

スカウトチーム

  • 敵の偵察や情報収集を行う斥候(せっこう)部隊。増援が発生すると無線で教えてくれる。下記の斥候隊員との関連は不明。
    • 情報をくれるのはありがたいものの、基本的にプレイヤーが受け取る情報は敵増援についてのものくらい。恩恵を感じやすいのは指令部や情報部なのだろう。
  • 部隊の性質上、装備や技量はやや貧弱な模様。それでもレンジャーとして戦場に出てくることもある。
  • 世界線の違う過去作「EDF4/4.1」にも同じ名前、同じ役回りの部隊が登場している。
    • 斥候ながら危険を承知で主人公の援護に来てくれたり、変異種の大群に突撃を敢行したりとストーリーを盛り上げてくれる。

地底調査チーム

「怖ければ帰れ。俺たちだけで十分だ。」
「噂は間違っていなかった。認めよう。お前は勇士だ。」
  • 毎度お馴染み地底3部作ミッションであるM58「大空洞 調査作戦 上層」からM60「大空洞 調査作戦 下層」にかけて登場するレンジャーチーム。ショットガンを装備した隊長と火炎放射器を装備した隊員で構成されている。
  • 隊長は同行する軍曹チームに並々ならぬ対抗心を燃やしており、調査といいつつ洞窟を制圧しようとしたり、途中で見失ってしまった軍曹チームを「世話の焼けるやつら」と称したりしている。
    • あの軍曹チームをライバル視してるだけあって、彼らも度々敵襲に遭いつつしっかり下層まで到達し、地底調査を完遂しているのでかなりの練度を誇る部隊なのだろう。不死属性のおかげとか言ってはいけない。
  • 主人公に対しては合流時に「噂通りの腕前だといいがな。」と話しており、その実力については懐疑的だったようだが、下層に到達する頃には素直に実力を認めている。
  • 軍曹の部下のぼやきに反応し、対抗心を見せ、先を越さされれば驚くなど、極めて貴重な軍曹チームと絡む部隊。現場において軍曹個人に対しての発言があるのは今作では終盤のグリムリーパー(ストーム3)隊長だけ。
  • 前作『5』の地底3部作ミッションでも同じ装備のレンジャー部隊が登場している。「ルートを頭に叩き込んだ!」と先陣を切ったりとこちらも勇猛果敢。最後に主人公の手腕を認めてくれるのも同様。同じ部隊だろうか。

ゴーン隊

「お前たちは意地を見せた。 地球人のな。」
  • M36「最後の抗戦」に登場するコンバットフレーム部隊。
  • 周辺の部隊が壊滅し援護なしで戦い続けるストーム隊の救援に駆け付け、続くM37「烈火の大地」にも付き添ってくれる。
  • 前作では最初からショットガン&アサルトの随伴歩兵もいる混成部隊だった。ループによる戦況の悪化を感じさせられる。
  • 出てくる2ミッションではかなり強力で、怪物の大群やコスモノーツにバリバリとリボルバーカノンを浴びせて奮戦してくれる。
    • M36時の補正はなんと4倍。強いはずである。

イオタ隊

「コンバットフレーム隊、戦闘を開始する!」
  • 228基地に所属するコンバットフレーム部隊。
  • 大量に押し寄せるα型を凄まじい勢いで殲滅する。
    • 女王蟻相手でもかなり善戦する。
  • バグか仕様かは不明だが、一部の機体はレーダーに表示されたまま停止姿勢で沈黙を保っている。
    • 当然攻撃や移動もしないうえに味方表示なので、大量のα型になすがままに解体されてしまう。
  • DLCミッションパック1「LOST DAYS」ではニクスとヘビーコンバットフレーム グラビスの混成部隊として登場。強敵の大群相手に激戦を繰り広げる。
    • 彼らの勇姿を見たい隊員諸氏は是非DLを。アクセス、待っているぞ!

斥候

「うわあっ! リンダ、すまない!」
  • M50「危機迫る山頂」に登場。単独で山頂から偵察を行っていたようだ。
  • 麓にいる蟻を駆除していると、突如周囲にβ型Plusが大量に出現。そのままなすすべも無くあっという間にサンダーしてしまう。
  • 婚約者がいるらしく、必死に助けてくれと懇願してくる。しかし、多くの初見プレイヤーは蟻や蜘蛛の駆除に手間取り、断末魔を悔しい思いで聞くことになるだろう。
    • ちなみに婚約者の名前はリンダ。何気にEDFで個人名で呼ばれる人物は珍しい。
  • 蟻を駆除する前に先回りすれば助けることが可能。その際にはお礼に結婚式に呼ぶと約束する。また、生きていると微妙に追加の会話がある。
    • ただ、救出したらしたで次はガンマ型の増援が待っている為、低難易度でもないと最後まで生存させるのはなかなか難しい。
+ ネタバレ防止
  • M136『巨神激突』の無線にも彼と思しき人物が登場している。
  • M137クリア後に追加される???「危機迫る山頂’」にも登場。
  • このミッションでもやはり怪物に囲まれてしまうのだが、こっちの斥候は不死属性を持っている。さらに怪物の出現位置が微妙に遠くなっているため、そもそもほぼ敵に絡まれない等、救助が容易な仕様になっている。
    • 恐らく前ミッションで死なせるプレイヤーが多いことを見越し、歴史を変えられたことを強調するための設定か。

偵察チーム

「いくらでも落としてみろ! その度に破壊してやる!」
「みたか! これが偵察チームだ!」
  • 先述したスカウトチームの一つで、M92「船団監視計画」に登場する。上記のM50「危機迫る山頂」に登場する斥候とは別。
  • 動きを止めた大型宇宙船を監視するために近付いたら、船団がアンカーを投下し始め、やむを得ず偵察チームで対処するという流れ。
  • 本来偵察兵は戦闘能力は低いと思われるのだが、この偵察チームの隊長は何故かやたらと士気旺盛で血気盛ん。
    • アンカーを撃破する度に上記のような発言をし、増援の部隊からもその戦いぶりが口々に褒められていた。

ガードマン

「デコイになってやる! その間に撃て!」
  • M55「矛と盾」に登場。防御と護衛に特化したフェンサーの部隊。
    • ハイグレードタイプ3ドローンを矛、彼らを盾に見立てたネーミングと思われる。
  • サンドイエローの渋いカラーリングで、ディフレクション・シールドとヴィブロ・ハンマーを装備する。
    • サイドスラスターを使った高速移動も行うことができ、グリムリーパーと同等の機動力を持つ。
  • 主人公がハイグレードタイプ3ドローンと交戦した際、重要なデータを多数残してくれる主人公を失うわけにはいかないと情報部が派遣してくれる。
    • 防御特化の触れ込み通り、空中のドローンに届く武器は装備していない。
    • その姿を見た本部は「味方を囮にしろと言うのか!」と非難の声をあげたが、隊員自身がその役目を覚悟の上で出撃しており、「俺たちが引き付ける間に倒せ!」と主人公に攻撃役を任せる。
    • この宣言通りドローンの攻撃は暫く近い間合いを保ち続けるガードマンに向く為、こちらも攻撃に専念できる。
  • 硬いとは言え無敵ではなく、レーザーの直撃を受ければシールドも融解し、いずれは倒れてしまう。
  • アーマーが全滅するとイベントがあり「再起動!」という掛け声と共にアーマー半分で復活する。
    • この際の「投薬」→「痛みは無い」「戦場で目覚めるのは久しぶり」といった台詞から鎮痛・覚醒作用のあるやばそうな薬の投与機能が備わっていることが伺える。また「死人すら戦わせる」「死なせてくれない」という台詞もあり、着用者の肉体的限界を超える強引な延命システムがある模様。
      • 再起動後はなんと不死属性が備わり、アクティブの敵が全滅する度に何度でも何度でもなんどでも立ち上がる。
  • ちなみに増援のフラグは初期配置のレンジャー部隊のうち一定数が倒れることのため、矛と盾の対決をしないままミッションを終えることもできる。

オーガ隊

「オーガ1、戦闘開始。」
  • M99「燃える岸壁」及びM128「岩山の砦」に登場するフェンサー部隊。
    • 見た目と装備はガードマンと同一のものだが関連は不明。
  • M99では初期配置のNPCが全滅するとブラボーが登場し、そのブラボーも全滅すると増援として登場する。
    • グリムリーパーを思わせる高機動とハンマーに不死属性つきで非常に頼りになる。
  • M128でも同様に初期配置のNPCが全滅後に増援として登場する。
    • しかし不死属性がなくなっている。正史ではここで戦死してしまったのだろうか。一般のNPCも不死属性がないので、生きていてもおかしくないが。

大空洞調査チーム

「人数は少ないが、頼りになるやつがいる。待っていろ。」
「このまま帰れるか!調査を続けよう。」
  • M119「大空洞 調査任務」及びM123「M123 大空洞 破壊任務」に登場する部隊。レンジャーで構成されたチーム2とウイングダイバー部隊+主人公で構成されたチーム3が確認できる。
    • チーム1はM119でチーム3と合流するよりも前に全滅しておりチーム2の隊長はチーム1の仇討ちに燃えている。
  • M119では圧倒的な物量の前に退却を余儀なくされる。
+ M123「大空洞 破壊任務」では
「戻ってきたぞ。今度はみていろ。」
  • 先の調査任務で退却を余儀なくされたチーム2は本ミッションではアタックチーム2(主人公たちの直上にいる部隊)に配属。武装をロケットランチャーからショットガンに弱体化変更し、主人公らと共にハイブの破壊に尽力する。
  • 彼らがチーム1の仇を討てるかは主人公達の活躍に掛かっている。

ダン少尉

「どけ。通行の邪魔だ。」
  • M144「翌日’’’’」に登場するバルガのパイロット。
  • ミッション開始時にビル影から現れたエルギヌスを上記のセリフと共に殴り倒し、ストームチームの進路を確保するというド派手な登場を果たした。
  • 専用のカスタム機である青いバルガ、「フォースター」を駆るエース。軍内部でも有名なのか、通信でもかなり絶賛されている。
    • 彼のバルガはプレイヤーの操作では特定の連携からしか出せない大技を連携なしで繰り出す。
    • NPCとしては膨大なHPを持っており、エルギヌス3体を彼一人に任せていても全く問題がない。攻撃力も凄まじくキュクロプスもワンパンする。
      • INFで検証した有志によれば332万を超えているとか。前作DLCのストライクバルガの3倍弱である。
    • バルガの操縦ではストーム1を超えていると言える。さすがはダン少尉だ!
    • 彼のバルガの左胸部には撃墜マークと思わしきものが13描かれている。全て怪生物の撃破記録だとすれば、怪生物の希少性も考慮すると相当な手練れであることが伺える。
  • 1ミッションのみの登場ながらEDFには珍しいネームド、専用機、登場時の演出、NPCとしての強さもあいまって鮮烈な印象を与えている。
  • ちなみに、INF級武器を低難度に持ち込んだりするなどでプレイヤーだけでエルギヌスを瞬殺してもダン少尉が絶賛されたりする。
  • また、エルギヌス撃退・及び出現前にバルガを峰打ちしたとしても、エルギヌス撃退後に少尉が絶賛されるのは変わらない。流石に少尉本人が喋る事はないが。

特殊作戦コマンド

「総司令官の指示だ。コマンドチーム、作戦に参加する。」
「英雄の盾になれ!」
「人類はやつに借りがある! 死なせるな!」
  • M146「リング破壊作戦 後編」に登場するレンジャー部隊。
  • コマンド1~3の3つの部隊で構成されており、全員がブレイザーを装備している。
  • ヘリに乗ってはるばる400kmをひとっ飛びし、上記のセリフを決めて主人公の援護に付いてくれる逞しい体の男たち。総司令部から直々の命令を受けて飛んできたらしい。
  • 現場で急編成されたストームチームとは異なり、最初から特殊部隊として組織されている様子。日本エリアEDFの部隊なのか司令部直轄なのかは不明だが、情報部のオペ子ですらこの部隊が飛んできたことに驚くほどで、かなりの秘蔵部隊か精鋭のようだ。
    • なお、登場ミッションでは弱体化補正を受けている上に、彼らにだけ不死属性が無いので、あまり当てにしすぎると地に伏せってしまう。
  • ちなみに400kmは、東京と大阪を一直線に繋いだ距離が大体そのくらいである。周囲の看板や店などから決戦の地はおそらく日本と思われるが、その場合は彼らも日本、遠くても韓国か台湾あたりの部隊である可能性が高い。
  • 近くにパンドラやエピメテウスが来ており、インタビュー記事によると艦載機があるそうなので、潜水母艦がチラン爆雷発射のため浮上した後、運んで来た世界中の精鋭を艦載ヘリに乗せて飛ばしてくれた、と考えると熱い。現実的にもプライマーの砲火に晒される地上やその上空よりも、海中や海上を進んだ方がたどり着ける確率は上がると思われる。

支援要員

  • 主にエアレイダー(とビークル要請したレンジャー)がお世話になる個性豊かな仲間達。
  • 輸送機ノーブル以外は荒廃世界でも反応してくれるが、同時に懐事情の厳しさが伺える。

輸送機パイロット(CV:佐藤せつじ)

「もう一台あるぞ。すぐに持って来てやる!」
  • 輸送機ノーブルのパイロット。ビークルを輸送する気さくなおじさん。まさにノーブルな人。
  • フレンドリーな言葉使いとは裏腹に、砲火の只中だろうと濃霧の向こうだろうと、発煙筒を投げたポイントへ確実にコンテナを投下しに来てくれる凄腕。

砲兵隊 隊長(CV:廣田行生)

「味方に当たってないよな?」
  • 砲兵のリーダー。迫撃砲、榴弾砲、カノン砲すべてを統括している。
  • 豪快なオッサンなのが目に浮かぶような荒々しい喋りかたとコミカルな内容が特徴。
  • 冗談か本気か、要請すれば「みんな起きろォ!」と昼寝していたらしき部下を慌てて叩き起こし、砲撃を終えれば「俺は風呂に入る!」「飯を食う!」「もう要請するな!」と、不真面目そうな通信が聞こえてくるが、仕事はきっちりこなす。

砲兵隊 若い砲兵(CV:河西健吾)

「砲撃要請です!」
  • 砲撃系の要請に反応する隊員。
    • 発煙筒などを目視で確認している様子なので、最前線付近まで進出する前進観測員のようだ。
  • 荒廃世界でも生存している模様。だが弾薬が不足している上部隊自体が解散しているため、支援は行っていない。「部隊は解散した。残念だが力にはなれない。」「こちら砲兵、弾薬が足りない。残念だ!」
  • どうしようもない状況に自棄を起こしているらしく、要請しようとしてみると「砲兵に何の用だ?何も期待するな。」と投げやりな返答が帰ってくる。

ガンシップ パイロット(CV:佐々木睦)

「150mm砲、ファイア!!」
  • エアレイダーの代名詞とも言える、近接航空支援系武器の担当。ベテラン風の渋い声だがノリは軽い。
  • 機関砲から大砲、巡航ミサイルまで操る凄い人だが、敵を吹っ飛ばしては「地上部隊、楽しんでるか!?」など、けっこう豪快な通信が印象的。
  • レイダーの主力武器だっただけに、前作では各種火砲を「ファイア!」する通信が戦場に鳴り響いていたが、リロード時間増加とドローンの新登場で少しだけ出番減少。「エアレイダー、君の頭上には我々がいることを忘れるな!」
  • 過去世界では5と同じ機種のDE202だが、未来世界では後継機のDE203に乗り換えている。
    • 人類優勢の未来でEDFの英雄たるストーム1のことを何故か民間人扱いする謎のセリフが存在する。

潜水母艦エピメテウス艦長(CV:石住昭彦)

「潜水母艦3隻の同時攻撃を食らえ!」
  • 3隻作られた潜水母艦のうちのひとつ、エピメテウスの艦長を務める。
  • 詳しい説明は『主人公が使用できない兵器』の『潜水母艦』に記載されている通り、極秘性の高い兵器であるエピメテウスは通常時は潜行しており、エアレイダーの要請時のみ浮上。攻撃が終了するとすぐに潜航体制に入る。
  • 数少ないストーリーに絡む支援要員でもある。

潜水母艦エピメテウス乗務員(CV:駒田航)

「射撃管制。照準セットよし。」
  • エピメテウスに乗艦する爽やか系の男性。

爆撃機パイロット(CV:後藤光祐)

「地上部隊、頑張れよ!」
  • KM6やカムイやウェスタを率いる編隊長。
  • 「危険だから気安く呼ぶな」「後はお前が何とかしろ」と言いつつ、功績値は低めなのでバンバン飛んできてくれる。

爆撃機パイロット(CV:小林大紀)

「フォボスの恐ろしさがわかったか!」
  • フォボスの飛行隊を率いる編隊長。
  • 若々しい声だが、発言はけっこうアグレッシブ。

衛星砲 操作員(CV:こばたけまさふみ)

「照射完了。砲身を冷却する」
  • バルジレーザーを担当する衛星運用部隊員。通信では「サテライトコントロール」や「サテライト・ダブルワン」と名乗っている。
  • 謎の科学者がアレすぎるのもあるが、こちらは簡潔な報告内容とカッコいい発射宣言が印象的な男性。「バルジレーザー、シュート!」

謎の科学者(CV:恒松あゆみ)

「エアレイダー、貴方は見る目があるわ!」
  • EDF所属のマッドサイエンティスト科学者。
  • 通信からすると、スプライトフォール系衛星兵器の開発者兼運用担当のようだが…
  • スプライトフォールについて「総司令部も恐れて封印した」と自画自賛かつ恨み節のような事を言っており、自分の発明品が活用されないことに不満を溜め込んでいたらしい。
    • そのせいか、エアレイダーにおねだりしてまで実戦で使いたがったり、敵を焼き払えばハイテンションな高笑いやお褒めの言葉、時には「つまり…私が神!!」といったヤバめの自己陶酔で通信を賑わせてくれる。
    • またエアレイダーに対して「イイ男ねぇ」と言う事もあり、彼女に恋をした隊員もいるとかいないとか。
      • 「つまり私が神」はEDF5のLINEスタンプにも採用されているが、天から降り注ぐスプライトフォールを背にガッツポーズを取るエアレイダーが描かれている為、彼が神を自称しているように見えてしまう。
    • 民間人時代のエアレイダーに要請されると流石に戸惑うが、「黙っててあげるから」と、さらに使わせようとする。黙っていようがバレると思うが…。
  • EDF4にも「サテライトブラスター」という兵器を担当する女性科学者がいたのだが、あちらは侵略者フォーリナーに憎しみをぶつけるような、どこか影のある雰囲気も漂わせていた。
    • 恨みを込めて大火力の衛星兵器を使いたがる様子から、4の科学者はプレイヤーに「サテキチおばさん」の愛称をつけられてしまい、そのまま5~6の科学者にも愛称は受け継がれた。
      • スプライトフォール専任になったため、5~6の科学者は「スプキチおばさん」と呼ばれることもある。
  • 射撃モードβ以外では掃射後、回路修理を急がせるセリフがあるのでどうやら部下がいる模様。もちろん功績が溜まれば直ぐに撃ってくれる。
  • 終戦まで生き残っていたようで、荒廃世界でも相変わらずエイリアンをヤる気満々のようだ。「オモチャが必要?今作ってる…」
    • 「1人が好き」と語るなど、部下がいなくなっていると見ることができる台詞もある。解散したにも関わらず1人居残っているのか、彼女だけ生き残ってしまったのかは不明。
  • 優勢世界では改良されたらしく、出力が上がっているとのこと。総司令部から再評価されて予算が降りたのかもしれない。
  • 狂気的な発言が目立ちがちだが、タイムリープなしでここまでの超兵器をすべて作り上げた点が彼女の最も恐ろしいところ。
    • もしプロフェッサー達と一緒に事故に巻き込まれていたら、果たしてどのような武器が出来上がっていたことか…
  • 声優の恒松氏はなんと「2」の主人公(ペイルウィング)を担当している。気になった隊員はEDF2FNSも買おう。EDFは時空を越えても君の入隊を待っているぞ!
  • ちなみに、デジボク地球防衛軍ではエアレイダー(EDF5)の要請で射撃する際には「理論値マイナス270度の冷凍光線、受けてみなさい!」というセリフなのだが、地球防衛軍5と6では「地獄の業火に焼かれて死になさい」と発言する。冷たいのか熱いのか、どっちなのだろうか……?
    • マイナス270℃は宇宙の気温でもある。ビッグバンのエネルギーが薄まりに薄まって絶対零度から3℃分残っているらしい。

ミサイル基地オペレーター(CV:佐野康之)

「テンペスト、発射!!」
「この基地がある限り、エイリアンがこの星に住むことはない!」
「安心しろ。基地は無事だ。それどころか強化されている。」
  • 軍事基地バレンランドのオペレーター。重みのある声をした男性。
  • 出番はテンペストの支援要請の時だけで、他のオペレーターやパイロットに比べると影が薄い。
  • 着弾時に「これほどの兵器を使わねばならぬのか」と事態の深刻さを憂う事がある。
    • サイズで言えばテンペストは戦略級の弾道ミサイルほどはあり、一兵士の要請で幾度も撃ち込むような敵が現れるとは思いもよらなかったのだろう。
  • 声を演じた佐野康之氏は本作発売前の2020年に急逝。ご冥福をお祈り致します。
    • 基本的に音声は前作のものを流用されているが、優勢世界用の新録ボイスもあるため、逝去される前に録られた音声であろう。

潜水母艦パンドラ艦長(CV:佐々木睦)

「チラン爆雷、全射出!!」
  • 今作から初登場。乗艦とともに新たな出番を得た。
  • エピメテウスと異なり、パンドラはエアレイダーへの支援を担当していないはずだが、なぜか声に聞き覚えがあれば貴方もベテランエアレイダー。

空軍基地 オペレーター

「こちらQ6空軍基地。現在飛行中の支援機はありません。」
  • 荒廃世界で、ガンシップや爆撃機のパイロットの代わりに応答してくれる人物。
  • 彼の台詞から考えると、飛行していないだけで支援機自体は残存しているようだ。

エピメテウス 応答音声

「エピメテウスへのコード送信は禁止されています。」
  • 荒廃世界で、エピメテウスに要請を出すと応答する。
  • 内容から、エピメテウスの安全の為に通信遮断を行ったことがわかる。応答しているのはどこかの基地のようだ。

その他 オペレーター

「基地は放棄された。残念だが、力にはなれない。」
  • 荒廃世界で、バルジレーザー、及びテンペスト要請にて応答する。
  • 明らかにオペレーターが喋っているものもあれば、自動応答音声かと思うくらい淡々としたものも。

女性 オペレーター

「現在、攻撃支援は不可能です」
  • 地底マップで支援が不可能である旨を伝える女性オペレーター。
  • どの支援武器を選択してもこのオペレーターが応答する。地底と各支援部隊のやり取りを中継している部隊なのだろうか?

バイパー パイロット

「バイパーより地上部隊。 協力させてもらう。 いくぞ。」
  • M108「戦術航空作戦」にて登場するパイロット。
    • 声からすると、DE202・DE203とは別のパイロットであるようだ。
  • アクティブになった特定のエイリアンに向けて榴弾砲を2~3発お見舞いしてくる。
    • この榴弾砲はエアレイダーのロケット砲に比べて爆破範囲も広く、攻撃力も数倍高い。
    • 発射する弾数はエイリアンの着用している鎧の数に応じて増減する。
  • 頼もしい存在ではあるのだが、誤爆による事故要員にもなりうる。


バスター射撃管制官

「地上部隊の奮戦に感謝する。バスター 発射。」
  • M96「怪鳥撃滅計画」に登場。衛星軌道に浮かぶ高出力レーザー砲バスターの射撃管制官。
  • エアレイダーでバルジレーザーを要請時のサテライトコントロールとはまた別人のようだが、同じく爽やかイケメンボイスが特徴。
  • 荒れ狂うサイレンに対し活動停止前でもバスターの発射を要請する地上部隊と、一発しか発射できないので確実に命中させたいからサイレンの動きを止めろと突っぱねるバスター管制官の丁々発止のやり取りは否が応でも緊張感を高めてくれる。
  • 地上部隊(主にストーム1)の奮戦によりついにサイレンは活動を停止、見事にバスターは直撃するのだが・・・ 地上部隊、下で何がおこっている?

その他・民間人など

政治家(CV:比嘉久美子)

「我々は常に対話で物事を解決してきたはずです。今回も、きっとできます。」
  • M23「降下艇飛来」でニュース音声から聞こえてくる声。EDF5でも、ほぼ同内容のミッションでこの音声が入る。誰が呼んだか、通称「対話おばさん」。
  • 姿を現したエイリアンが立って歩くカエル人型知的生物のコロニストであったため、地球人と同じように対話で解決できるはずだと主張する演説をぶつ。
  • しかしその内容はと言えば、武力を以て暴れまわる侵略者を前に「人類は隣人と相対するときに銃や爆弾など使わなかった」という空想に頼ったものであった。
  • グリムリーパーの項目にもあるように、EDF世界では比較的最近にも人間同士の武力紛争が起こっており、本気にせよ口先だけにせよ、なぜこんな事実無根の主張を持ちだしたのかは不明。
    • 本部は「現場はそれどころではない」と呆れ返り、荒廃世界の隊員の台詞にも「隣人は襲ってこない」と皮肉るようなものがある。
  • EDF5の時点で「敵はそもそも対話するつもりがないのでは」という情報部の通信があり、EDF主導の対話の試みはすでに失敗しているらしい。
    • さらに「民間人が独自に交渉を試みている」ともあったが、後に結果を訪ねる本部へ情報部は「交渉団は全員殺害されました」と答えており、どのみち上手くいかなかった模様。
    • 怪物やアンカーの出現直後から世界規模で民間人の被害が多発し、ごく初期の段階で「地球外知的生命体の襲来」という事実もEDFから公表されていたため、何も知らずにノコノコ話し合いに行った訳ではないのだろうが、どんな民間人が交渉に向かったのかは謎。
  • 同ミッションは5本編のミッションに5DLCの敵が登場するなど歴史の改変が印象的だが、その最たるものとして、演説の直後に「このあと彼女はドローンに殺される」という旨のプロフェッサーの通信が入る。
    • 交渉相手と顔すら合わせることもなく、意思も持たない自動機械に殺されるという、全否定のような末路だったようだ。
    • この時点では判明していないのでしかたないが、そもそもコロニストはプライマーの主体どころか生体兵器に過ぎないため、後になるほど主張が的はずれだったことが強調されてしまう哀れなキャラ。
  • 前作では中盤に「プライマーに許しを乞い、先住民として細々と居住地を分けてもらおう」といった旨を説いている女性がいる。声が同じなのだが、上記の通りEDF6で女性政治家が死亡するのは前作で言えば序盤の方なので、同一人物ではない可能性がある。
    • 同一人物だとするならば、前作より戦局が悪化したために市民を襲うドローンが増加し、死期が早まったということになる。EDF6には居住地云々のシーンも存在しない。
    • そもそもプロフェッサーの発言はプライマーによって改変されたEDF5の世界での記憶に基づくもので、プレイヤーが知るEDF5=前作の世界と異なる可能性が大いにある
      • ストーム1たちが自重していたルートはともかく、早期からはっちゃけだしたルートでは生き残っててもおかしくはなさそうだが登場自体がなく、生死は不明。プレイヤーからは「どっちみち似たようなことやらかして死んだんじゃないか」「なんとなくかわいそうだし折角だから生き残ってて欲しい」と考察の対象になることも。
  • 担当声優の比嘉氏はスタッフロールで政治家役としてはクレジットされていない(兼役だったウイングダイバー隊長Aとしては本作でも記載)。彼女の台詞は前作からの流用で新規ボイスが無いためだろうか。

国営放送アナウンサー

「これまで優勢のまま推移していた戦況ですが、アンドロイド部隊の出現によって一変しました。」
  • 男性のアナウンサー。
  • 流石にプライマーの新戦力による戦況の悪化は隠し通せなかったのか視聴者に避難を呼びかけたりしている。

先輩(CV:小野塚貴志)

「新人ってのは君か? さあ始めよう。」
  • 前作のオフラインM1「本日の予定」にて、228基地に派遣されてきた主人公に業務をレクチャーしてくれた先輩スタッフ。衣装を見る限り警備員と思われる。
    • 「先輩」と呼ばれてはいるが、警備員であろうレンジャーの主人公はともかく、飛行ダンサーや車両整備士や民間パワードスケルトン操縦士との関係性は謎である。そんなに手広くやっている人材派遣会社なのだろうか…?
    • 照明が落ちて赤ランプが光り、数多くの歩兵にブラッカーやコンバットフレームが出動し、異様な通信が飛び交う異常事態をまったく信じず、「軍人は悪ふざけが好き」と決めつけるヤバい人。警備員としての資質を問われるレベルの能天気である。
      • 一応、後輩である主人公がパニックを起こさないようにわざと能天気なことを言っている、という可能性もあったが…。
      • 声も含めて絶妙なまでに少なくとも悪い人ではなさそう感を醸し出す人間であり、プレイヤーからはカルト的な人気を得ていた。
  • パニック映画的死亡フラグをとんでもない勢いで立てまくった後、黒蟻に強制的に噛まれて誰もが予想した通りお亡くなりになった。
  • ちなみに前作EDF5における縛りプレイ「いきなりINF」ではM1から始め、先輩のレクチャーを受け、先輩に嚙みついた黒蟻を軍曹達が倒し(先輩が襲われた時点ではまだ武器を持っていないため)、ドロップした武器でM2を開始する必要があったため、それなりに戦える武器がドロップするまでM1を繰り返す「先輩ガチャ」を行う必要があった。
  • 今作では出番がないと思われたが…
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「モデルガン?どうして持ってきたの?」
  • M116「本日の予定」で登場。武器を持った主人公に疑問を抱くも、モデルガンと思い込み「危ないから置いておこう?」で済ませてしまう。相変わらずのノンキな人。
    • 試しに撃ち込んでみると悲鳴こそ上げるものの、爆風で吹っ飛ぼうがプラズマで焼かれようが機械の拳でぶん殴られようが「もしかして本物?あぶないよ」「僕の立場だったらって考えてみてよ。新人が武器持って暴れ始めたらどう思う?」とノーダメージかつ軽いリアクションで済ます。能天気どころか危機意識がヤバい人だった。アリの一噛みでダメだったのに重火器にすら平然と耐えるのもヤバい。
      • これにより先述の「わざと能天気なことを言っている」という可能性はなくなり、完全に素であったことが判明した。
    • 結果、あらかじめ武装しておいた主人公が怪物を排除し、命を救われた彼は軍曹隊と合流する。なお、遭遇ポイントで傍観しているとやはり怪物に噛まれるが今度は死にはしない。さらに傍観していてもやはり死ぬことはなく、軍曹隊に救助される。
    • しかし能天気な先輩よりも明らかに異常な主人公にバルガが眠る基地最奥部へ案内され、トラブルに巻き込まれていくことになる。
  • 今作でなんと基地にある車両用リフトの操作経験があることが判明。起動コードを知っていたため、バルガを地上へ上げることに成功する。
    • 続くM117「228基地の危機」にてリフト作業が完了したものの、地上での大騒ぎに遭遇して彼は大困惑してしまう。
    • いくら先輩でもこれには怯えていたが、上がってきた場所が敵襲の真っ只中だったため行くも戻るも叶わず。自らが運んできたバルガが破壊神のごとく暴れ散らかす中、リフトのすみっこでなんとか生き残った。
  • 228基地防衛成功後、民間人の避難を担当する伍長に預けられて退避したようだ。その後の彼の安否は不明。
  • 前作では冗談半分に「先輩が主人公の身代わりとして食われたから人類は救われた」などと言われていたが、今作ではバルガ関連の歴史改変に貢献したことで、本当に人類を救う仕事を担う一人に大出世した。ついでに先輩を噛んだ黒蟻も「バルガの搬送を阻止するため」等と言われ一概に戦犯とは呼べなくなった
    • やったことは軍曹の言いつけ通りリフトを操作しただけだが、地上の怪物掃討に当たった主人公の行動と同時進行でリフトが動いたため、アンカー落下直後にバルガ発進を間に合わせる二面作戦が成立している。
    • 開戦直後のタイミングでバルガを入手し、プロフェッサーの情報で早期にエルギヌス(と恐らくアーケルス)対策に投入した事で被害拡大を防ぎ、戦力としての有効性を認めさせた。
    • バルガが認められた結果、戦争終盤にはウォーバルガ及び、強化機体の開発と大量配備が間に合い、怪生物の大群も食い止められた。
  • 今回の彼は体力が並の隊員位にはあり、さらに不死属性を持つ。
    • ただし武器を持たないため囮にしかならない。とはいえその一瞬稼いでくれる時間が、ミッション次第で大きく役立つことも。
    • 前作では体力がたった0.025しかないひ弱な人物だった。ずいぶんと屈強になったものである。
    • 固有ボイス以外は一般隊員のものが使い回されている。そのため、民間人なのにEDFの内情に詳しそうな雑談を始めてしまったり、軍曹や周囲のEDF隊員たちに「あとで覚えてろよ?」と喧嘩を吹っ掛けたり軽口を叩いたりしてしまうことも。耐久力といい、民間人のフリした工作員かなんかなのでは…?


ジョエル

「我々には、戦う覚悟がある。」
  • 劣勢真っ只中で抗戦を続けるEDFの元に(オープンチャンネルか?)ニューヨークはブルックリンから通信を発するレジスタンスの青年。前作に引き続き登場。
    • 彼が身を寄せる隠れ家には兵士はおらず、老人や子どもばかりだという。
  • あらゆる物資が底を尽きはじめる中、素人ばかりながら武器をとり、訓練を積んでプライマーに抗う覚悟を語る。
  • 決して助けを求めているわけではなく、この場所にレジスタンスである自分たちがいたことを知っていてほしいとのこと。映画や伝記のような振舞いに多くのEDF隊員たちが涙を誘われた。
  • 本作ではカットされているが、前作ではその後のミッションの通信にて、北米に飛来したマザーシップの砲台に損傷を与えることに成功したという報告が入る。彼らの抵抗が功を奏したのだろうか。

結城

  • EDFシリーズにおいて時空を超えてさりげなく存在する人物。かの有名な「サンダー!」を発言した人物でもある。
  • EDF5ではマップ中にある和菓子屋「鶫来堂菓子舗」の奥に飾られている俳句に「結城」の名が刻まれており、本作のマップでも同じように登場する。
    • 本作で鶫来が湯治の里として有名な地名であることが発覚。鶫来堂菓子舗の歴史を想像できる……かもしれない。

ビークル


戦闘車両

KG6ケブラー

  • 今作初登場のレンジャー用ビークル。正式名称は自走高射機関砲KG6ケプラー(けーじーしっくす けぷらー)。
    • つまりブ(bu)ではなくプ(pu)が正しい発音なのだが、初期型の説明文に「発音しにくいためG6やケラーと呼ばれがち」とあり、略されたり言い間違われるのが公式設定となっている。
    • 武器一覧では通称のケラーなのに、説明文では正式名のケラーと表記が分かれている。通信音声でもKG6だったりG6だったり、ブなのかプなのかも安定していない。
    • 名称の由来はおそらく人名のKeplerから。有名なのは中世の天文学者ヨハネス・ケプラーで、研究を共にしていたティコ・ブラーエが観測した火星軌道を数理モデルで説明し地動説を強固なものにした。
  • 外見はクローラー車体にレーダーつき連装機関砲塔を載せたもので、現実におけるゲパルト自走対空砲や87式自走高射機関砲に似た作り。高射砲の名の通り、戦車などより大きな仰角への対空射撃ができる。
  • プライマーの侵略発生後に開発された装備のようで、前線に突入できるよう自走対空砲らしからぬ装甲が施されている。
  • 乗員曰く、「数秒でビルをばらばらにするほどの威力」があるらしいが、実際のところはニクスのリボルバーカノンは愚か、レンジャーのアサルトライフルにすら威力面で劣っており、景気の良い猛連射の見た目ほど戦闘能力は高くない。
    • ついでに言えば建物破壊属性がないので、ビルをバラバラにすることもできない。ここまで実態とかけ離れている紹介も珍しい
  • 初期型の説明に「車体はブラッカー以上の装甲で守られている」と書かれる通り、同レベル帯のブラッカーより耐久が高いのだが、上位品になるに連れ耐久力の伸びが悪くなり、最上位版はブラッカーの半分以下の耐久となってしまう。
  • 機動力や旋回能力もブラッカーやバリアスと大差がなく、走攻守の全てにおいて秀でたところが無い不遇な車両。その割に、劇中の人間からは兵器としての評価が高く、頼りにされている様である。
    • 火炎放射器装備のニクスと並んで、プレイヤーが搭乗できるビークルとしてもいくつかのミッションで初期配置されてはいるが、火力をアテに搭乗するプレイヤーはそう多くないだろう。
  • NPCとしても何度か登場する。複数の車両が対空弾幕を張る姿はとても派手且つ頼もしい。ミッションによっては高補正をもらっているため大群を蹴散らすことも。
    • 初登場ではマザーシップの砲撃で焼却され、サイレン相手に自信満々攻撃したのが効かないなど、EDF兵器の常ながら、持ち上げられてからの落差が酷い扱いが多い。
  • 実は「6」発売前、ビークルの中では最も早いタイミングで存在が明らかになっていた。一方で広報上、他のビークルの存在が中々出てこなかったりしたので「5で登場してたビークルはちゃんと登場するのか!?」と、一部では不安や心配の声があったりもした。
  • 上記のようにイマイチぱっとしないビークルと認知されていたのだが、DLC第1弾にて高レベルモデルが登場。
    • 従来モデルの実績ゆえに期待されていなかったのだが、新型機関砲という触れ込みで貫通弾を搭載した
    • これにより、高い機動力、素早い砲塔旋回、連射による弾幕、貫通を併せ持つこととなり、押し寄せる怪物の群れに対して強烈な阻止効果を獲得している。
    • 加えて耐久力が本編最終モデルの2.4倍、射程が1.5倍と大幅強化。対単体火力は未だ控えめなものの、活躍するシチュエーションが明確になり選択肢に上りやすくなった。

KG7ボルス

  • ケプラーと同型の車体に、炸薬弾を連射する機関砲を積んだモデル。DLC2で登場。
  • 小爆発なので建物は壊せないほか貫通力も失ったが、火力ではケプラーに勝り、敵を怯ませる力も強め。集中砲火向きの性質になったと言える。
  • 名前の由来は謎。英語版ではVolusとしているが由来不明。ギリシャ神話にBorusという人物が複数登場するが、いずれも超が付くほどのマイナーキャラ。

ブラッカー

  • エアレイダーが要請できる戦闘車両。初期型はレンジャーでも要請できる。1人乗り。
  • 外観はドイツ連邦軍のレオパルト2や陸上自衛隊の10式戦車に似ている。また前作よりも若干色が渋くなり、サイズも微妙に大きくなった。そのおかげか砲塔の下に行くことが可能になった。
  • 対テロ用の榴弾砲を搭載したE型、徹甲弾の発射が可能な滑腔砲を搭載したA型の2種が存在する。
  • 前作と比べて強化傾向にあり、主砲の連射速度が増している。
  • 荒廃世界では放棄された残骸が登場。街のあちらこちらに散らばっていて、全て履帯が一ヶ所破損していて少なくとも十数両の車両が遺棄されている。
    • 扱い的には障害物なのだが、「それらの残骸をかき集めて修理した」という設定で荒廃世界にも出せないかという声も。
    • 障害物なのでレンジャーの緊急回避でも吹き飛ばせる。残骸とはいえ戦車を吹き飛ばすローリングとはいったい……。
  • NPCとしても登場し、ひょろひょろと白煙を引く榴弾を発射する。積極的に頼れるわけではないが、いないと困る絶妙な塩梅の戦力。
  • 初代から「E551ギガンテス」と呼ばれる戦車が登場しており、世界観が一新された『3』でもデザインの変更がなされつつも同じ名前で登場していた。
    • 『5』ではギガンテスの特徴を大きく受け継ぎつつも、新たにブラッカーという名前となり今に至る。
    • 副兵装の類が一切なく主砲1つで戦う様は相変わらずで、シリーズ通してプレイヤーから「自走砲」「自走榴弾砲」と呼ばれることもしばしば。設置兵器がビークル等に追従するようになった『4』以降、セントリーガンなどを乗せて副砲代わりにする光景はもはや伝統。別に副砲の有無が戦車と自走砲を分ける要素でもないのだが。
  • 『1』から『3』まではマップ配置のみ。武器は曲射する榴弾だけで、機銃もなければ耐久値や機動力も物足りなく、特殊な条件でもない限り降りて戦った方がマシだった。
    • 「主力級なら何とか即死させられるレベルの砲」、「数値的にはそれなりだがアリや蜘蛛の接射は絶対に許されないAP」、「バイクと比べれば劣るがINFでも一部の敵以外には逃げ撃ちできなくもない程度の最高速度(『1』『2』での話。『3』ではやや物足りない速度に下方修正された)」といった具合。
    • 頼りないが使えなくもない微妙な塩梅だった。一応、『3P』や『2PV2』以降の移植作では性能にバフをかける要素が追加されたが。
    • 『4』からは要請式となり、上位種は高い機動力を誇り、『5』では徹甲弾を発射できるモデルも追加され、名実ともに戦車と言えるようになってきている。
      • あれば接近戦に便利な同軸機銃をサンドロがEDF陸軍が頑なに載せない理由は謎である。『デジボク』では搭載する戦車もあったのだが。

イプシロン自走レールガン

  • レンジャーのみが要請できる、レールガンを搭載した戦闘車両。3人乗り。
  • キャタピラで移動できるようにした大型のレールガン。さらに砲塔上部に専用ガンナー席式のマシンガンを2つ備える。
    • わざわざガンナー席に乗ってマシンガンを撃つより生身で戦った方がマシなので、シリーズ通してほとんど使われていない。
      • ウイングダイバーの緊急チャージ中の隙を受け持つ役割がないではないが、状況が限定的過ぎる点はどうしようもなし。
  • レールガンの威力が『4』から『5』で威力が2/3に弱体化され『6』でも据え置きとなっているが、別の方向で強化されている。
    • カタログスペックに明記されていない改良点として、EDF4/5よりも射程・弾速・当たり判定が大幅に強化され、かなり当てやすくなっている。
    • 初期型やマップ配置品も実用的な弾速となり、上位型は敵にレーザーサイトを合わせて撃てばほぼ確実に当たるため、スナイパーライフルの代替として活躍できるようになった。
    • ただし4点バースト型のメナス4Dのみ砲塔がねじ曲がってる狙撃に向かない。
  • バリアスやブラッカーほどではないがコスパも良い方で、上位版になるほど要請コストが改善されることもあり、★が育っていれば多少ザコに使っても弾が余ることも。
    • むしろアンドロイドなど身体が細く高耐久なザコ敵の大群を、太めの当たり判定と貫通で手っ取り早く処理できるのでガンガンぶっ放してしまおう。
  • NPCとしても登場する頼もしいビークル。正確な狙いで敵を次々と撃ち落としてくれる。
    • シリーズ通してマシンガンを使ってくれないのは今作も同様。
    • 本部としてもその威力には絶対の自信があるようで、実際ミッション終盤ではあるがイプシロン隊が到着すれば勝ち確というミッションが前作でも今作でも存在する。
  • プライマーも脅威と認識しているようで、周回を重ねると前哨基地によるゴリ押しや、ドローンで進軍を妨害したりする。

バリアス

  • EDFの最新鋭戦闘車両。凄まじい弾速を誇る高圧榴弾砲を搭載しており、発射時には陽炎が揺らめく。
    • 同レベル帯のブラッカーと比較すると、耐久度と火力がやや劣る。その代わりに機動力が高く、榴弾でありながら高速直進する砲撃は当てやすい。
  • プロフェッサーが主任を務める先進技術研究部が設計に携わっており、いわゆる第6世代以降の兵器に分類されるようだ。
  • …がEDF主力戦車の例に漏れずやっぱり同軸機関銃を持たないため、詰め寄られると戦いづらい。機動性を活かして距離を保って立ち回ろう。
  • レンジャーのビークルとして要請できる他、人類優勢世界の一部のミッションでNPCとして登場する。
  • なおNPC仕様のバリアスは演出の為か、NPCブラッカーの5倍もの攻撃力となっている。
    プレイヤー仕様と同様に弾速も大幅にアップしているため、NPCのエイムの正確性と相まって非常に強力。
    • 因みにM144に登場するものは一切の攻撃を行わずにマップ外へ走り去る。『4.1』のM1でも同様の演出がある為、セルフオマージュかも知れない。
  • 名前の由来は正確には不明。英語版の名称では「Varius」となっており、これはラテン語で「様々な」「いくつかの」といった形容詞である。
    • ただ英語版は翻訳が怪しいこともあり、英語圏ユーザーからはギリシャ神話に登場する馬「Balius」ではないかといった声も見られる。

B651タイタン

  • 『4』から登場しているエアレイダー用ビークル。全長25メートルの重戦車で3人まで乗り込める。
  • 艦載砲の砲身を切り詰めて搭載したレクイエム砲、副砲2門、車体固定式の機関銃、グレネードやミサイルまで備えるまさに「動く要塞」。
  • 多数の武装に目が行きがちだが、車体後方側面には大きめのシャベルも備えてある。巨体とその重量故に地形に弱い重戦車にとっては欠かせない代物であり、サンドロットの芸コマっぷりを表してもいる。
  • 『4/4.1』でのレクイエム砲は弾速が遅く、「あまりの弾速の遅さに着弾までにレクイエムを歌いきれる」というジョークに因んでの名称だった。
    • 弾速が速くなった『5』でこの設定は抹消されたが、名前は変わらなかった。当然ながらレクイエムなんぞ歌う前に着弾する。
  • NPCとしても登場。「激突する平原」などでカエル兵相手にレクイエム砲を叩き込む姿がみられる。猛烈な破壊力と速い弾速で怪物やカエルを吹き飛ばしてくれる上、NPCとしてはかなりタフので、登場ミッションでは活躍を期待できる。
    • 今回も相変わらず副砲塔や機関砲は使ってくれないしプレイヤーも乗せてくれない。残念だ。
    • 反動が強く、なかなかクセのあるレクイエム砲だが、NPCはプレイヤーと違って無反動で撃つことができる。
    • シナリオが進むと他のNPCビークルは徐々に世代交代していくが、タイタンだけは変わらぬ姿で最後まで前線に立ち続ける。
  • 巨体故に動きは鈍いものの、触れるだけで建物を倒壊させることができる。障害物は薙ぎ倒せぇ!
  • 名前の由来はギリシャ神話に登場する巨神族「タイタン(Titan)」から。

EMC

  • 原子光線砲を搭載した大型車両。メーサー戦車めいたアンテナのような砲門が特徴。ナンバープレートは「M-D005」。
  • 本作で正式名称が判明。曰く「Electromagnetic Material Collapser」。直訳すれば電磁物質崩壊機。よし、EMCでいい。
  • 天文学的な開発費がかかっており、車輌1台の価格は1億ドルとの事。戦闘機などならこのぐらいの額になる事は珍しくないが、軍用車両としては破格の高級車である。EMCは1億ドルだぞ!援護しろ!
  • EDF8の周回ではサイレン・グラウコスの撃滅作戦に多数投入。ストーム1にも最大3機用意される。
  • EDF9ではバルガの早期投入が行われた影響かその姿を見かけることはない。
    • ただしこちらの周回でもK6での作戦に投入された可能性はある。
  • 前作ではおとなしめの色合いだったが、今作でプレイヤー用は青色、NPC用は赤色と派手な色に変わった。
  • こちらもタイタン同様、巨体を活かしてビル街を整地することができる。デリケートそうなわりに随分と...
  • 前作でさほど大暴れしたわけでもないのに、原子光線砲の威力が弱体化された不遇なビークル。
    • ただし、M105「第二次怪鳥撃滅計画」でのEMCは高威力の光線砲を持っている。うまく攻略に活かそう。そいつをよこせ
  • 本編ではイマイチだったKG6ケブラーがDLCで大幅に強化されたモデルが登場したので、EMCのDLCモデルも期待されていたが結局来ることはなかった。残念だ(定型文)

車両

実際のところ、武器を積んでいないキャリバン、トラクター、軽トラック以外は戦闘車両だったりする。

武装装甲車両グレイプ

  • 主に兵員輸送を担う装甲車両。現実で言うところの歩兵戦闘車に近い。
    • 車両後部に窓もないのに何故か外が見える兵員室をもつ他、上部に旋回砲塔を備えており、ある程度の攻撃能力も備わっている。
  • 軽快な機動力をもち、足役に最適。しかしブレーキの効きが悪めで減速やカーブで派手に滑ったりする。
  • 今作では全機種開幕から呼べるようになったので、エアレイダーのアッシーくんとしても攻撃役としても出番が増えることになった。
    • 機動力不足に悩まされがちな荒廃世界でも呼べたらよかったという声も。それはそれで道々の瓦礫に難儀しそうではあるが、なにぶん瓦礫が目立つ該当マップ全てで要請できない為、残念ながらそもそも試走・検証すること自体が不可能となっている。せめて対戦モードが生きていれば…
  • DLC2ではシナリオの都合上、荒廃マップでも要請可能。しかし呼んだら呼んだで案の定劣悪な状態の道路に四苦八苦することになる。ばかな、ばかな、ばかな。
  • 名前の由来は正確には不明。英語版ではEDF4からずっとブドウの「Grape」と訳されているが、EDFシリーズは神話由来の命名が多く、英語圏ユーザーからは北欧神話の女巨人「Greip」ではといった見解も見られる。

キャリバン装甲救護車両

  • 救護に特化した装軌式の巨大救急車両。弾丸飛び交う戦場を想定して装甲が厚めに作られている模様。
  • 戦闘能力は皆無だが、速度、加速力、旋回性能は特筆すべきものがある。説明文通り、適正難易度ならオンラインで倒れそうな味方のもとに駆け付けて救助するなんて活躍も可能。
  • 多くのビークルが瓦礫に足を取られるようになった本作だが、キャリバンだけはもともとの高い走破性からさほど引っかからずに動き回れる。
  • 前作ではNPCとしても登場していたが、今作では出番を失ったと思われたが…
    • DLC2でNPCキャリバンが復活。DLC2-M26、なんと地底に登場する。しかも3台も。おまけに補正がかかっているらしく、オフINFで22万6557もの耐久値を誇る(後部座席に搭乗することでわかる)。
    • これはDLC2-M30のタイタンを約6万も上回る数値である。
  • 名前の由来はシェイクスピアの戯曲「テンペスト」に登場する怪物「キャリバン(Caliban)」から。天王星の第16衛星の名でもある。
    • ちなみに意味は「人肉喰い」。あまりにも物騒ではなかろうか...?

ネグリング自走ミサイル

  • ミサイルや収束ミサイルを搭載した戦闘車両。性質的には制圧射撃や対空攻撃を担う。
    • 見た目はソ連軍のTOS-1や自衛隊の75式130mm自走多連装ロケット弾発射機、またアメリカ軍等が運用するMLRS(多連装ロケットシステム)ことM270に類似する。本来は多量のロケット弾で離れた位置の地上目標を耕すのがお仕事の車両だが、本車両はミサイルによる対空攻撃がメイン。
    • また前作と異なり迷彩柄になった。
  • モデルによるがそこそこの機動力と誘導武器に由来する高い攻撃精度を併せ持ち、対空戦闘がメインのミッションでは活躍が期待できる。
  • 車体の重心が高く転倒しやすい上、耐久力もやや心許ないので乱戦は避けよう。
  • M136「巨神激突」ではKG6ケプラーと共にバルガ隊を援護すべく巨大な敵が無数に割拠する作戦エリアに突入してきてくれる。
  • 前作『5』ではたったの1回しか登場しない不遇っぷりだったが今回もやはり出番は奮わない。
    • タイプ3ドローンを弱点を狙ってどんどん落としてくれるのだが、戦場の混乱で余り目立たないのも報われない
      • もう少し詳しく説明すると、前作『5』で1回だけ登場するミッションではプレイヤーが前線で囮をすれば敵をほぼ全て倒してミッションクリアできるほどに活躍させることができた。今作『6』の場合は前述のとおり戦場の混乱で余り目立たなくなってるので実質前作よりも扱いが悪化してると考えることができる。ドローンをバシバシ落とす頼れる存在なのは確かなのだが…
        • おまけに攻撃開始距離が異常に短くなっており、前作では敵が700mほどで攻撃開始したの対し、今作では敵が250mほどまで近づいてようやく攻撃するという謎の弱体化までくらう始末… ネグリング「そんなに俺のミサイルが怖いか!!」
    • 弾切れを起こすのもその後に置物無力化してしまうのも前作と同じ。
  • 名前の由来は古英語の叙事詩ベオウルフに登場する剣「ネグリング(Naegling)」からだろう。

トリニティ自走誘導波砲

  • DLC2で登場したネグリングの派生車両。外見や操作感はほぼ一緒。
  • ミサイルではなく、ウイングダイバーのミラージュによく似た誘導粒子ビーム砲を装備している。
  • 1発1発の威力は控えめだが、驚異のロックオン数100と高い連射速度を誇り、ロックオンサイト内の敵群を纏めて削り取る。
  • ロック数が1体のみだとフルオート連射できるが、2体以上だとロック数分のバースト射撃に変化するため連射したい時はトリガーを押し直さなければいけない…という面倒な仕様になっている。

トラクター

  • 牽引車。農業用の方ではなく、一般にトレーラーヘッドと呼ばれる、貨物コンテナなどを引っ張っている車両。
  • 要請はできないが、たまにマップに転がっており搭乗可能。
  • 本来のトレーラーヘッドはかなりのパワーを持つ車なのだが、本作では加速力も最高速もビークル中最低レベル。
    • 他の軍用ビークルなら蹂躙できるガードレールにもしっかり引っかかる、普通の働く車。

軽トラック

  • マップに転がっている軽トラック。前作ではDLC武器として宣伝用軽トラックがあったが、本作にはないため要請はできない。
  • 基本性能はトラクターと変わりないが、最大の特徴は荷台に人を載せられる点。4人まで荷台の縁に乗ることができる。
    • 派手に障害物にぶつかると荷台の人は吹き飛ぶし、ドアも開きっぱなしになる。
  • レンジャーの機銃型セントリーガンを荷台に乗せて走ることでガンワゴンごっこができる。

ヘリコプター

N9エウロス

  • EDFの主力戦闘ヘリコプター。
  • 翼端に機関砲やバルチャーレーザー砲、翼下にミサイルやナパーム弾を装備する。
  • 今作では演出用のNPCとして登場。K6作戦でエルギヌスの誘導に成功するなど、仕事をしている様子が伺える。
    • ちなみに演出用のため無敵であり、撃墜することはできない。
  • 名前の由来はおそらくギリシャ神話におけるアネモイ(風)の東風担当、エウロス(Eurus)と考えられる。
    • 英語版ではエロス(Eros)になっており、同じギリシャ神話でもまったくの別神である。

EF31ネレイド

  • 対地制圧ヘリコプター。
  • センサーと連動したオートキャノンや翼下にロケット弾を搭載。
  • エウロスやヘロンに比べて機動性では劣るものの、対地制圧と銘打つだけあって地上目標を蹂躙しやすい。この2機に比べて燃費効率がよく、長時間の運用にも適している。
  • 由来はギリシャ神話の海の妖精「ネレイド(Nereid)」から。

HU04ブルート

  • 3人乗りの重ヘリコプター。
  • 機体の左右に強力な重火器を備えており、変異種や大型敵をも薙ぎ倒す程の圧倒的な火力を有する。
    • 一方で、コクピットからこれらの火器を操作することはできず、専任のガンナーが必要になる。
    • そのため、画面分割プレイやオンラインがメインのビークルであり、オフラインでは出番が控えめになる。
    • ...と思いきやその圧倒的な火力は他の武器では代替しかねる程のものであり、半固定砲台としてレンジャーの切り札の一角として活躍している。飛行能力はオマケ
  • 名前の由来は獣やケダモノなどを意味する「brute」だろう。英語版でも名前は「Brute」である。
    • ローマの元老院議員ブルータス(Brutus)の可能性もある。「ブルータス、お前もか?」で有名だが、ラテン語では「Et tu, Brute?」。
      • 主格であるBrutusが第2変化名詞の男性系の呼格でBruteに変化する。

ヘロン

  • 本作初登場のヘリコプター。
  • 凄まじく機敏な動きをみせ、慣れないと大暴れするじゃじゃ馬。だが制御できれば強力という極端な性能を持つ。
    • 機敏だが燃料の消費が早く、長時間の運用は難しい。要請コストも高めなのでガス欠を起こしやすい上に再要請も難しいという難儀な代物。
  • 機関砲のみを装備した通常型とミサイルを追加で装備した重武装型が存在する。いずれもシンプルな構成で扱いやすい。
  • ゴツゴツした厳つめな外観だが見た目に反して機体重量は軽いのか一度高度をあげるとなかなか降りて来れなくなってしまう。ただでさえ少ない燃料が...
    • 機動力の高い高レベル品ほど顕著。
    • 他のヘリのように上から敵を叩くというよりは、地面スレスレの低空をスライド移動して貫通持ちの機関銃を水平にばらまく方が攻撃面での強みを発揮しやすい。
  • 人類が優勢になった時間軸のベース251ではNPCとして上空を横切る。
  • 英語版の名前は「Heron」。鳥のサギである。

バイク

フリージャー

  • 軍用のオートバイ。装甲で固められており、民間のそれとは大きく異なるスタイリッシュな外観をもつ。
  • こちらも過去作に登場し続けていたバイク「SDL1/SDL2」に変わり「5」から新登場した。
  • 運動能力に定評のあるグレイプやブラッカーをも上回る凄まじい加速力と機動力をもつ。
  • 基本武装は機関銃だが、種類によってはミサイルが搭載されている物もある。
    • ただし操作はややピーキーで、車体を倒しすぎたり、高速で何かに衝突したりするとクラッシュして投げ出されてしまう。
  • 今作からは何かにぶつかったりクラッシュしてもダメージが入らなくなった。電柱などは機関銃を使わずとも薙ぎ倒して進めるように。
    • 何かにぶつかる度にダメージが入っていた為にガラスの装甲と揶揄されがちだった過去作のバイクから大躍進したと言える。やったぜ!
      • ところがPC版ではダメージが入るようになってしまっていた。バカな!バカな!バカな!
        が、後にアップデートで修正され同じくノーダメージで乗り回せるようになった。イヤッホー!
    • また、荒廃世界でも呼ぶ事が可能である。
  • 今作では一部の機種のグラフィックは「5」と同じだが、それ以外は形状もカラーリングも一新されている。
    • ゴツめの形状に迷彩カラーと、滑らかな形状と青と黄のツートンカラーが特徴的だった「5」のフリージャーとは印象がかなり異なる物となった。
  • NPCとしては登場しないが、誰か使っている部隊があるのか一部のステージでは無造作に放置されているフリージャーがあり、使用も可能。
  • 名前の由来は不明。英語版を参考にしても分からないどころか、訳語不統一が発生している。
    • EDF5では「Free Bike」という名前で登場。ただしSteam版の販売サイトではオメガ・フリージャーが「Omega Freesia」と書かれている。Freesiaとはフリージア、つまり花の名前である。
    • EDF6では「Freed」に改訳され、3種類の名前を持つバイクになった。歴史改変の結果だ。
      • PC版で修正パッチが配信された際の英語アナウンスでは「Free Bike」表記。また歴史が変わったようだ。

コンバットフレーム

  • EDFが開発した搭乗式強化外骨格。ただ、前作公式サイトの情報を見るに「テロリストとの市街戦を想定し、ニクス『』EDFが開発した」とも解釈でき、ニクス以前にもこのカテゴリーの兵器はあったのでは?とプレイヤーから考察されることもあったが、後述のグラビス型がニクス型よりも前のタイプであったことが判明した。
    • プロフェッサーの台詞にも「ニクス型の歩行システムにどれだけの予算が掛かったと思っている」という、ニクス『型』以前のコンバットフレームを匂わせるものがあったりも。
    • いずれにしても、グリムリーパーの隊長は過去の紛争で3機も破壊したことがあるとか。
  • こちらもギガンテス同様に過去作に登場したベガルタに代わる兵器。逆関節の脚部とガッチリした体型だったベガルタとは真逆の、人間同様の関節とスマートな体型が特徴。
  • 装備と性能が異なる様々なモデルが存在するが、NPCとして登場するモデルは5種類程。

ニクス

  • 前作から引き続き登場する、お馴染みのコンバットフレーム。
  • NPCビークルとしての登場が多く火力も高いが、機体が大きく旋回速度に難があるので大群に囲まれるとあっさり壊されていることも。イベントで強制的に倒されることもあり、さまざまな場面で盛り上げてくれる。
  • NPCとして登場するニクスは水色と緑色の2種類があり、どちらもリボルバーカノンを装備している。水色はミサイルが追加で装備されており、前作より斜め上に発射するようになった関係で地面に当たることはかなり減ったがネグリング同様に弾切れするので何回かの射撃で飾りになってしまう。
  • コンバットバーナーとミサイルポッドで武装した黄色い機体が、マップに初期配置されていることもある。プレイヤーが自力で要請できない地下マップに置いてある物は特に活躍してくれる。
  • モデルによっては肩に盾のようなものが付いているが、ゲームにおいてダメージ軽減や無効などという効果は無い。
  • 名前の由来はおそらくギリシャ神話における夜の神「ニュクス」。英語では基本的に「Nyx」と転写されるが、「Nix」という表記も見られる。
    • 英語版では基本的に後者の「Nix」が採用されている。ただしSteam版EDF5のDLC販売サイトでは「Nyx」の表記も見られる。

グラビス

  • M54『死の疾走’』で登場するヘビーコンバットフレーム。名前のグラビスはラテン語で『重い』。
    • 1ミッションだけ登場するNPC専用ビークルだったが、DLC1の追加武器としてプレイヤーも要請できるようになった。
    • 本編のNPC機体はリボルバーカノンのみを装備したものだったが、DLC1では出番が大幅に増え、肩にミサイルポッドを装備した機体も登場する。また、DLC2でも少ないながらも出番がある。
  • 説明文にてニクス以前の旧式機であることが判明した。重装備のおかげで大きな戦果を上げたものの機動性に難があり被害も大きかった為、ニクスに更新されていったという。
    • 耐久力はニクス型より上というNPC隊員がいるが、NPC仕様はニクスと耐久値が変わらず、プレイヤー仕様もニクスZCに負けている。
    • 技術革新が進み、後発機のニクスは装甲を軽量化しつつも、グラビスの強度に追いついた…ということなのかもしれない。
  • 背中部分に荷物ラックのようなパーツがあり、フェンサーやダイバーなら飛び乗れる。本来は武装が載るのだろうか?
  • プレイヤーの使用可能なタイプはヘビーリボルバーとグレネードポッドを装備しており、NPC仕様とは武装が異なる。
  • 戦局が優勢となったEDF8以降には登場せず、劣勢だったEDF7やEDF1~4?のみ登場したのは旧式でも使わないといけない程戦線が悪化していたからだろうか。

エイレン

  • 前作のDLCであるニクスセイバーしか搭載していなかった光学兵器を持つ最新鋭のコンバットフレーム。
  • コンバットワゴンやグラビスとは異なり、エアレイダーが要請可能。やったぜ!
  • そちらの説明文によると第6世代型とのことだが、NPCとして登場した頃には少なくとも第7世代型以降の武器が開発されている時期であり少々古い。機体各部にニクスと同じ形状が見られることから、ニクス型の改修型といった位置づけなのかもしれない。
  • 装備している電磁レーザー砲は弾数も多い代わりに瞬間火力が控えめに設定されている。NPCとして登場するモデルは非常に火力が低く、雑魚数体の処理にすらかなり時間がかかる。
  • プレイヤーの要請できるものとは違い、肩武装としてミラージュポッドではなく実弾式のミサイルを装備している機体もある。
  • 名前の由来は正確には不明。ギリシャ神話において平和を司る女神「エイレーネー(Eirene)」が近いが、英語版では混乱が起きている。
    • 英語版での武器名では由来不明の「Eiren」としている一方で、死の疾走''では「Eirene」としており表記揺れが発生している。

コンバットワゴン

  • 本編ではNPC専用ビークル。DLC2でプレイヤー用が使用可能となった。
  • 『最優先駆除指令』で初登場。3年後の荒廃した未来でベース251の駆除チームが操縦する。
  • 高速走行型、ニクス型のカスタム、最新式といったワードに期待する隊員たちが目にしたのは下半身が取り払われトラックの荷台にワイヤーや金具で繋がれて、固定砲座と化したニクスの姿だった…。
    • 下半身の換装に目が行きがちだが、上半身も右腕は肩ごと撤去してシールドと火器を胴体に直接取り付け、左腕は肘から下が武装になり、腕としての機能はなくなっている。頭部のカメラアイや各所のセンサーは全て死んでいるのか光っておらず、スラスターも片方は破損し、布で覆われている。更に、機体を載せた荷台には火炎放射の燃料らしきドラム缶やそれと機体を繋ぐチューブ、機体を固定する金具も所狭しと押し込まれており、洗練とは程遠い有様。
    • 燃費の改善や交換パーツ不足からこのような改造となったようだが、高い開発費を要した歩行システムをかなぐり捨てていることにプロフェッサーは不満顔。
    • 重心の問題と車で移動する構造のためか瓦礫の多い悪路との相性は悪く、タイヤを取られる場面も。
  • 車の無線(または拡声器?)で話しているのか、それとも無線機が壊れかかっているのか、EDF5の周回に登場するコンバットワゴンの会話はくぐもっていて字幕なしだと聞き取りづらい。また、「アクセルを踏め」等のセリフから、コンバットフレーム部分のパイロット、トラック運転手の2名で動かす構造のようだ。
  • 開発途中までは色あせた青色だったが、発売日が公開されたトレーラーで赤色に変更されていた。
  • 見た目は不恰好でも流石はコンバットフレーム。コンバットバーナーやリボルバーカノン、キャノン砲の火力は高く、NPCながら高い殲滅力を見せてくれる。ニクスやエイレンよりも頼れる気がするのはきっと気のせい。
    • NPCは右肩の砲を使わずどのような武器なのか不明だったが、DLC2でギガランチャーと呼ばれる武装であることが判明した。
  • 「軽トラニクス」などと呼ばれることも多いが、運搬に使われている車両は大型のダンプトラックで、軽トラック(積載量350kgの軽自動規格)よりずっと大きい。
  • 多数の要望があったおかげか、DLC2にて火炎放射器装備型がとうとう追加。晴れてプレイアブルに昇格された。やったぜ(定型文)。
    • 「性能は保証されない」と説明欄にあるようにコンバットフレーム系最高レベルの割にお世辞にも強力とはいえない。低難度に持ち込んで雰囲気を楽しむ用だろうか。それでも荒廃世界には出せないと惜しい箇所も。
      • 一応DLC2のミッションマップは『シミュレーター』という設定上、荒廃世界のマップでも全てのビークルを要請できるので「どうしても荒廃世界で乗り回したい」という隊員はDLC2-01などの荒廃マップで要請するといいだろう。
      • なお、装甲はそれなりに硬い
    • 地球防衛軍6の公式サイトでは当ビークルのペーパークラフトが配信されている。時間を見つけて作ってみるのも良いかもしれない。

特殊兵器

デプスクロウラー

  • エアレイダーが要請できる、『4.1』から続投している地底用の四足歩行タンク。
  • 4つのフックアームで壁や天井も移動できる特殊車両。標準装備のガトリングと、モデルによって搭載される火器が異なる肩部砲2門を搭載する。
  • 今作では洞窟に水場が配置されるようになった都合か、全ビークルで唯一水没しても壊れない仕様になっている。
  • 荒廃した世界においても、エアレイダーが唯一呼べるビークルとして活躍する。ゲーム的にはおそらく、荒廃未来ミッションの要請関係はシステム上は地底ミッションと同じになっているからだと考えられる。
    • 物資が不足しがちな世界で多脚歩行メカがいつでも使えるというのもちょっぴり変な話ではあるが…あえて理屈を考えるとするなら「扱いが難しいせいで使用者が少なかった為、残存した機体が多かったから(ストーム1だってカメラワーク関係に苦労してるのを考えると納得)」「地底に攻撃をかける機会自体が減ったせいで、結果的に地底用マシンのデプスクロウラーが温存されていたから」などだろうか?
  • 役割が明確な機体ながらNPCで登場することはない。(プレイヤー視点だと)狭い地底では邪魔だとか言われそうだからか…?

BMX10プロテウス

  • 歩く要塞とも呼ばれる、全長20mのバトルマシン。腕や頭に相当する部分はなく、逆関節の2本足で立つ独特なシルエットが特徴。
    • バトルマシンは『3』及び『4/4.1』での人型歩行兵器の名称。前作でコンバットフレームに名称が変更されたが、本機がその血を継いでいる。
  • 前作の白一色で軍艦のように無骨なデザインから、青いボディも眩しい近未来的な姿になり、武装も豊富になった。
  • 豪華4人乗り仕様で、操縦手、左右の砲手2人、ミサイル砲手で合計4人となる。
  • 主砲は多様化し、バリエーションによってバスターカノンや火炎放射器、レーザーといった様々な武装が使用可能。
  • 搭乗者がいない状態で乗ると長めの起動演出が入るので1人用の固定砲台としては使いにくく、運用は複数人で乗り込むことが前提。でも4人そろってもあまり強くない。(せめてミサイル砲手と操縦手ぐらいは一人で出来ないものか)
    • そのため緊急避難用のシェルターや半固定砲台、オンラインでのお遊びが専らの用途で、要請ポイントの割に実戦運用向きとは言いにくいビークルだった。
  • 今作の人類優勢未来への歴史改変によって、先進技術を投入され「人類の切り札」と呼ばれる新兵器としてデザインも立場もプレイヤーからの評価も生まれ変わった。
  • EDFとしてはコンバットフレームの最終形態という位置づけのようで、主に終盤でNPCとして登場し活躍する。
    • EDF8では優勢未来において駆除チームが本機に搭乗し大暴れする。
    • その火力は圧倒的で、特にM109の速射砲タイプは赤い火線の砲撃を撃ちまくり、エイリアンとアンドロイドの群れを瞬く間に殲滅してしまう。
    • この時は「実戦配備されたばかりの新型」らしく、それほど配備は進んでいなかった模様。
  • EDF9ではEDF8から3年も前倒しで実戦配備され、NPCのみでコマンドシップすら撃墜してしまう。
    • その3年後世界では量産・配備が進んだのか、多くのミッションで登場。猛烈な火力で怪物やエイリアンをバンバン倒してくれる。
    • 重厚な見た目に反して脱出が容易らしく、M135・M145では駆除チームが壊れたプロテウスから抜け出すことに成功している。
  • 巨大重戦車タイタンと共演するミッションでは、互いの搭乗者が怪物駆除兵器として張り合っている。通信を聞く限り、火力はプロテウス、耐久力ならタイタンという感じのようだ。
  • 名前の由来はギリシャ神話の神「プローテウス」。ネーレウスなどと関連づけられ、海にまつわる神とされる。

ギガンティック・アンローダー バルガ

  • エアレイダーが要請できる全長47mの巨大ロボット。一人乗り。
  • アンローダー(荷降ろし機)の名の通り、元々は建設作業用クレーンとして開発された重機である。
    • 架橋作業などを想定し、政府主導で天文学的な資金が投入され十数機が建造されたが、運用段階で安全性やコスト面の問題が多発。
    • 開発者の責任問題にまで発展する不祥事となり、ほぼ使われないままEDFに譲渡されることに。
    • EDFでも特に使い道が無く死蔵されていた状態で、軍曹は背景含めて知っていたが部下3人はバルガについて全く知らなかった。
  • しかし、「安全用の機能を停止することでその質量を直接怪物にぶつける」という質量兵器としての価値を見出だされ、かつて「鉄くず」と謗りを受けた巨大ロボットは対怪生物戦闘における切り札として戦場に繰り出すこととなった。
    • 衝突回避プロセス停止ヨシ!全セーフティ解除ヨシ!ご安全に!
  • 『4.1』に登場したバラムと違い、戦闘用ロボットではなく重機であるため火器は搭載していない。胸に「安全第一」の標語が光る。
  • 前作では、中盤に情報部発案の対アーケルス兵器として敵地からの回収作戦が実施された。その後ストーム1が実戦で結果を示したことで改良型のウォーバルガが制式採用され、怪生物やエイリアンをその拳で粉砕した。
  • 今作では主人公の手で、テレポーションアンカーが大量落下してきた開戦直後のタイミングで実戦に飛び入り参加。他の兵器では一切ダメージが通らないアンカーの支柱部分を力任せのみでバッキバキに叩き折って壊滅させた。
  • 前作では初起動に際して複数の安全装置を取り除く起動シーケンスを情報部が遠隔操作で担当したが、ループの繰り返しで覚えてしまったのか今作では主人公がその場でこなし軍曹たちを驚愕させる。バルガの拳骨で奴らに一発喰らわせてやれ!
  • その後はいったん回収されたようだが、出現したばかりで対抗策すら練られていない段階のエルギヌス迎撃に投入。容赦なくノックアウトし、撃破。兵器としての有効性を認められ、改良増産の運びと相成った。
  • M136「巨神激突」では前作「最大最後の激突」と同様に迫り来る怪生物の群れを打ち倒す為、最初からウォーバルガ隊が出撃するも、EDF5時を上回る敵戦力と後ろから飛んでくる味方の砲撃によって壊滅してしまう。
    • 前作では破壊されると悲鳴をあげていたが、今作では「やられた!」「もう駄目だ」等悲鳴を上げている様子などがないことからパイロットは脱出しているのではないかと推測されている。
      • 同ミッションでのバルガ3がやられた場合、脱出すると台詞を言ってるため、各バルガのパイロットが脱出してるのはほぼ確定と思われる。恐らくバルガの改良の計画が繰り上げになったことで、脱出装置等も装備できたのだろう。余談だが、プロテウス搭乗の駆除チームも撃破された場合、脱出発言をしていたりする。優勢世界のビークルNPCは、撃破されてもほとんどは脱出してるのかもしれない。
    • EDF5では怪生物をも打ち倒す活躍をしたが、ベース228が序盤、プライマーに制圧されてそのまま放置されているので、バルガが活躍するのはこの周回が初めてだったのかもしれない。その後はEDF9まで姿を見かけることはなく、話題にも上がらないのでEDF6〜8のプライマーにはどういう存在に映っていたのかは分からない。

アーマメント・バルガ

  • ウォーバルガを上回る現状ストーリー中での最強のバルガ。アーマメントとも。
  • そもそも作業機械であるバルガ、そのバルガを強化したとは言えあくまで装甲強化に留まるウォーバルガと異なり、砲撃兵器を搭載し完全に人型兵器と化している。
  • 最大の違いは背部に搭載されたカッパー砲。警告音と共に展開し前方に地面が大爆発する程の光線を放つ。その威力は怪生物とウォーバルガさえ瞬殺する程。
    • しかも発射直後に即再発射できるレベルで連射可能(厳密には発射シークエンス中に残弾が回復する)。
    • これによりマザーやキング等の天敵も接近前に排除できる為、移動が遅い以外にほとんど欠点が無い。
    • その他は肩のバインダーが目に付くが、各所に様々なパーツが追加されており、見た目はバルガの色違いであるウォーバルガとはそのあたりも異なる。しかし、カッパー砲の関連装置にも見えないパーツばかりであり、何の機能があるのかは不明。
    • これまで怪生物の討伐に使われてきた数々のスーパー兵器(EMC、バルガ、バスター、チラン爆雷)を超える威力の兵器を、バルガに搭載する程に小型化・量産化できた技術力はかなりミステリアスである。更に謎なのは、なぜわざわざ近接用の質量兵器であるバルガに搭載させたのかという点である。プライマー技術の転用だろうか?
  • 初登場はM135「エイリアン・アタック'」。EDFとプライマーの大軍同士が激突するも、プライマー側は最終的にアーケルスまで持ち出す。そこにEDFはアーマメント・バルガを投入してプライマーを撃滅した。
  • M136「巨神激突」ではウォーバルガ隊に続いてストーム1用のアーマメント・バルガが出撃。ウォーバルガ隊が劣勢になると更にアーマメント隊まで登場。最終的に複数のサイレンまで登場する怪生物の大群を見事撃破した。
  • これだけ強力なアーマメント・バルガだが、さすがに強過ぎるから特定ミッション専用で、エアレイダーでも要請できなかったが…。
  • DLC2で満を持して登場。カッパー砲は弾数制限こそついたがそのパワーは健在。地下、荒廃世界以外では功績さえ貯めれば呼び出せるようになった。
    • そのせいか前作の「ストライクバルガ」はあえなくリストラとなった。ションボリ(定型文)。
      • カッパー砲を搭載したこと以外はストライクバルガと全く同じ性能であるため、彼の生まれ変わりと思って暴れさせてあげよう。
      • 説明文によれば「対怪生物用 戦闘ギガンティックアンローダー」とされ、20機ほどが生産されたようだ。

主人公が使用できない兵器


ビークル

ガンワゴン

  • M7 ハイブ処理任務に登場。3年後の荒廃した未来でベース251が保有している車両。
  • 見た目はピックアップトラックの荷台に、フェンサーのガリオンに似た機銃を取り付けたもの。ありあわせの物資で戦っている現在のEDFの過酷さを表している。
  • 見た目通り対空戦に強く、蜂を文字通り蜂の巣にしてくれるが…本体が装甲も無い民間車両なせいか、意図して守らないとダメージがかさんで煙を吹き出していることも多々ある。
  • 役立つ味方ではあるのだが、名前がミッション説明欄にしか出ない上、ミッション中も特に存在に触れられない。運転手が無線で話すこともなく出番もこの一回きりと、レアかつ地味な不遇のビークル。
    • 発売前のトレーラーにも登場していて認知度は高かったため、上のコンバットワゴン同様、DLCの追加ステージや、エアレイダー用ビークルあたりで再登場をと言う声も。
    • だが、DLC2でも追加されず、プレイヤーが乗ることは叶わなかった。ガッカリだ(定型文)
  • とはいえ、コンバットワゴンの例を見ると仮に実装されても使いづらいものになっていたのは想像に難くないが…。
  • 民製ピックアップトラックを武装化したものは、現実世界でも「テクニカル」と呼ばれて紛争などで使われている。主に調達の容易さや取り回しの良さ等から、ゲリラや反政府軍等が使うものである。
    • 現実においては射手の安全性を考慮してない場合が多く、搭載火器の使用者は防護板すらない部分に剥き出しで立たねばならないことがほとんど。そういった意味では(おそらく)車内から機銃を操ることができる本作のガンワゴンは中々マシな方と言える…かも。

カスタムバルガ フォースター

  • M144 翌日’’’’ に登場。ダン少尉が運用するカスタム機体。
  • 見た目は色が青になったバルガだが、格闘性能が高められていて、本来ならコンボが必要な格闘技もコンボ無しで繰り出せる。
    • NPCバルガではなかった一回転パンチやハンマーナックルなども決めポーズ無しで繰り出せる。
    • 耐久力も従来型とは比較にならないほど高く、エルギヌス三体に加えて、雑魚からの猛攻を受けても余裕で長時間耐える。
  • NPCの中でも屈指の強さを見せるが、燃費は悪いのか通信でたびたびエネルギー残量を気にしている。出てきたエルギヌスを始末するごとにエネルギー確保のため待機に入り、アクティブ敵が出ると行動を再開する。
  • 左胸部には13個の撃墜マークらしきものが描かれているが、劇中での様子やマークが怪生物の顔にも見えることから、これまで倒してきた怪生物の数ではないかと思われる。
  • こちらも入手や再登場を望む声が多いのだが、前作最強のバルガ『ストライクバルガ』と役割が被ってしまうのでどうなるのか気になるところ。
    • こちらもやはり、ダン少尉専用機ということもあってかDLC2でも追加されず終いに。仲間のガンワゴンは泣いていいが。

空軍所属機

  • エアレイダーの要請(ノーブルはレンジャーも)に答えてくれる航空機たち。空に味方がいることも忘れるな!
  • 「空軍が制空権を取った」という無線があることからも分かるように、純粋な制空戦闘機が活躍してるからこそ支援要請も機能しているはずである。「空軍版ストームチームのようなエースもいるんじゃないか」「戦闘機が飛んでるところも見たい」「空軍が主人公のEDFも欲しい」といったファンの声もある。
 →全くの余談であるがEDF1,2と同じsimple2000シリーズに「THE 宇宙大戦争」というエースコンバットとEDFを足して2で割ったような作品がある。こちらも販売元はD3Pである。

輸送機ノーブル

  • 前作から引き続き登場するティルトジェット型の輸送機。砲弾飛び交う最前線に突入し、霧が深かろうが夜中だろうが正確にビークルを運んで来てくれる。
    • 普段はコンテナを抱えて飛んで来るが、バルガのような巨大ビークルは複数機がワイヤーで吊って持ってくる。凄い連携技術である。
  • さすがに荒廃未来では活動していないらしく、荒廃状態でも呼べるフリージャーやデプスは発煙筒を投げた場所へ煙とともにポンッと現れる。いつでもどこでも全部こうでよくね?と思ってしまうかも。光学迷彩でも施しているのだろうか。
  • 今作ではプロフェッサーの要請でEMCを運んできてくれる場面もある。「値段のことは気にするな。大事なのは勝つ事だ」
  • 軽快な動きやそのスピードから、こいつに機関銃でもつけりゃいいんじゃないかと言われることも。
    • 機関銃つきのティルトジェット輸送機というと、『EDF:IA』にランダーという機体が登場している。使用できる場面は限られるがマッハで侵略者を蜂の巣にできたりした。そいつを寄越せ!
  • 名前の由来は英語で「高貴な・高潔な」といった意味を持つ形容詞「noble」と思われる。
    • その洗練された姿や気さくなパイロットと併せて相応しい名前...かもしれない。

DE-202/DE-203

  • 120ミリ砲、105ミリ砲、機関砲など、多数の火器を搭載したガンシップ。
  • 目標指示用ビーコンに合わせて砲撃するが、「目標を確認」「ファイア!」といった要請確認通信が半ば事後報告になるほど素早く撃てる武装も存在。レイダー(兵士モデル)のバックパックにはカメラかレーザー照射機のようなものがあり、150mm砲ラピスには「新型の誘導システムですぐ撃てる」といった説明もあるため、単にビーコンを追うだけではない予備誘導システムも持っているようだ。
  • プレイヤーが見える範囲にいることはなく、どのような姿かは不明。恐らく現実に存在する攻撃機「AC-130」のような存在かと思われるが、その重武装っぷりは空飛ぶ要塞といったところ。
    • さすがにゲーム中に存在する全部の武装を一度に装備して飛んでるとも思えない。エアレイダーが持っていくビーコンの種類に合わせて離陸前に換装しているとも推測できる。
  • 前作からリロード時間が一律で二倍になっているが、それでも頼りになるシチュエーションは多い。
    • 一方で180ミリ砲や190ミリ砲のような元々リロード時間が長かったものまで二倍になってしまっており、★つきまで育ててなおも重すぎることに…残念だ(定型文)
  • 優勢未来においては機種変更されたのかコールサインがDE-203になっている。

偵察爆撃機/重爆撃機フォボス

  • 実在するB-2やBー21などに似た、全翼型の爆撃機。同様にステルス性を持っているかは不明。
  • 偵察爆撃機は正式名称不明だが、前作同様に無線ではフォボス扱いされている。
  • 前作から必要功績値が増加してしまった爆撃チームの中でも特に大幅増加してしまった傾向があるが、相変わらずの強力な爆撃で地面を焼き尽くしてくれる。なんとかリロード面を成長させたいところ。
  • エアレイダーの要請以外にイベントでも何度か登場し、ダイナミックな低空進入を見せることも。頼りになる爆撃機だぜ!
  • 機体名のフォボスは綴りを「Phobos」とすると、ギリシア神話に登場する恐怖の神に由来する名前となる。
    • 大火力を以て地上を焼き払う様はプライマーからすれば正に恐怖の代名詞と言えよう。

重爆撃機ウェスタ

  • フォボスと形状・カラーリングは同じ爆撃機。
  • こちらが降らせるのは爆弾ではなくナパーム弾。
    • よーく見るとナパーム弾は固有グラフィックで描かれている。芸コマ。
  • 他機同様に功績値の増加調整を受けているが、他に比べれば倍率は控えめ。威力などに関しては上方修正が行われており、大群が押し寄せてくるミッションでは十分考慮に入るバランスとなっている。
  • 機体名のウェスタ(Vesta)はローマ神話に登場する家庭、家族を司る女神の名だろうか。
    • その神体は燃え続ける火とも言われており、(本作で強化を受けた)ナパーム弾を扱う当機によく合う名称になっている。

戦闘爆撃機KM6/高速爆撃機KM6F

  • 垂直尾翼を持たない双発型の戦闘爆撃機。二等辺三角形型の全翼機に後退翼をプラスしたような見た目をしている。コックピット部分は計画だけされたドイツの爆撃機シルバーフォーゲルのような形。
  • 形状は後述のカムイと同じだが、こちらは都市迷彩風のカラーリングになっている。芸コマ。
  • 機銃掃射を担当。スコールか雹かといった具合に降り注ぐ弾丸で地を這う敵もふらふら飛ぶ奴もぶち抜いていく。
    • FFしにくい方だから遠慮なく自分に被せて要請できる…と思ってたら当たることもままあるので注意。
  • 後述のカムイもそうだが要請してから飛んできてくれるまでの間隔が短く、中でもKM6Fの速度は凄い。空を仰いでその勇姿を見…たと思ったらもう視界の外まで去って行ったりしてる。
  • 機銃掃射は現実の軍用機も当然行うが、機首に搭載されたガンで目標を狙ってほぼ真っ直ぐに撃つスタイルであり、機体の腹に搭載された機銃を真下近くの角度で撃ちまくって薙ぎ払うようなことはしない。ソ連が昔Tu-2Shという物でやろうとしてた時があった。
    • ゲームにおいてはこの撃ち方のおかげで地空を問わず多数の敵を薙ぎ払えるのでよし。

戦闘爆撃機カムイ

  • KM6・KM6Fと形状は同じだがカラーリングが異なる。
  • こちらは爆弾投下を担当するが、要請してから来てくれるまでがフォボスよりも早い。
  • よく見ると実在の制空戦闘機F-22のようなウエポンベイらしきものが確認できる。言及はないがステルス機なのかもしれない。
  • 投下範囲や威力こそ小さめだが、その分必要功績は低め。
    • やっぱり功績値が増加してしまったが、前作時点で低かったおかげで何度も呼びやすい方ではある。
  • カムイ(kamuy)はアイヌ語で神的・霊的な存在のこと。

ファイター

  • 通信の中でマザーシップに攻撃を仕掛けたらドローンに返り討ちにあった機体。
  • EDF3ではEJ24という型番があったが、EDF4ではファイターという名前の新型になっていた。
    • 今作のファイターが戦闘機全般を指してのファイターなのか、機体名又は愛称としてのファイターなのかは不明。
    • 4.1の頃から潜水艦を頑なにサブマリン呼ばわりしていたりするため恐らく後者。固有名くらい読んであげて欲しい気もする...
    • それでも優勢世界では制空権をとったりと地味に頑張っている。

特殊兵器

潜水母艦

  • 前作からエアレイダーのミサイル発射拠点として登場していた、EDFの誇る巨大潜水艦。地球防衛軍6ではその設定、外見、ストーリーへの絡みなど大幅な出番の増強を受けた。
    • 5の時点では無線などから「各地で相当な活躍をしている凄い性能の潜水艦」くらいのことしか分からなかった為、その詳細なデータが明らかになった今作では多くの前作経験者の度肝を抜いた。
  • セイレーン、パンドラ、エピメテウスの3隻が建造され、プレイヤーのエアレイダーを支援するのはエピメテウス。
  • 前作で「そもそもEDFはプライマーの地球再訪を警戒して設立された」という経緯が明かされているが、今作で実は潜水母艦もその計画の一環だったことが判明。ごく序盤のロード画面でも解説が出てくるため、そのうちミッション中に登場するのではと心踊らせた隊員も多いのではないだろうか。
    • 宇宙から来る侵略者が海中戦の備えをしているとは考えにくく、深海という安全地帯を移動できる戦力として作られたのが潜水母艦であった。ん?スキュラがどうした?
    • さらに人類滅亡の危機まで想定して、生物の遺伝子や植物の種子を含むありとあらゆる情報と物資を搭載し、復興の起点となるシェルターとしても作られている。
      • その為まさにノアの箱舟と称されるほどの潜水艦で、上記のエピメテウスが荒廃した世界では応答しない、コード送信が禁止されている理由もここにあると思われる。
  • 潜水艦どころか軍艦として見ても異例なほどの巨艦であり、連装砲塔、垂直ミサイル発射機、特殊弾頭「チラン爆雷」など、搭載火力も凄まじい。
    • 白亜の巨体と重武装から、姉妹作品である『EDF:IR』に登場した空中戦艦ヴァーベナを思い出したプレイヤーもちらほら。
      • なおヴァーベナは全長約500mの為、こっちの潜水母艦は倍くらいデカイ。流石にこちらには艦首ロマン砲は付いてないが
    • 強力な海上戦力という点では『4』の要塞空母デスピナも想起される。ちなみにこちらは全長1400mという凄まじい代物。
  • エピメテウスとパンドラはギリシャ神話の登場人物。二人は夫婦であり、神から送られた厄災の詰まった箱「パンドラの箱」の伝説が有名だろう。
  • セイレーンも同じく神話に登場する海の怪物。いわゆる人魚やハーピーのような姿で、歌で船乗りを引き寄せ事故に遭わせるという。
    • 怪生物サイレンと元ネタは全く同じものである(「サイレン」は英語読み、セイレーンは原語のギリシャ語読み)。なぜネーミング被りを止めなかったんですか、本部!?
      • 英語版でも名前被りはどうにもならず、両者ともに「Siren」と呼ばれている。
  • 前作ではセイレーン、パンドラの轟沈が人類が追い詰められた大きな要因の一つとなっており、本作では修復の為浮上していたパンドラがマザーシップナンバー8に撃沈された「運命を変える」事になる。
  • パンドラ救出作戦における初登場時もだが、なにより対グラウコス戦における急速浮上は必見。その巨体さに見合う演出が見られる。更にチラン爆雷発射時にはなんとVLS開放およびスモークのアニメーションまである。2ミッションしか見れないとはいえ、その勇姿は多くのストーム1の心に残ったのではないだろうか。現実の潜水艦発射型ミサイルは別に潜水艦本体が浮上する必要はないのだが
  • 2022年12月のインタビュー(用語集冒頭参照)によると、なんと甲板から戦闘機を出せるようにデザインされていたとのこと。作中でも披露するように反映されていたら、航空機の運用能力すらも見せていたことになる。まさに「潜水」する「母艦」である。
    • 確かによく見ると両舷側に戦闘機を出せそうなハッチとカタパルトらしき物がある。これだろうか。
    • 現実にも、航空機を搭載した潜水艦「潜水空母」がかつて存在したが…もちろん史実の潜水空母は、EDFの潜水母艦のような超巨大トンデモ潜水艦ではない。
    • 現実世界で最大の潜水空母は第二次世界大戦中の大日本帝国海軍が建造した伊四百型潜水艦である。ただ、世界最大といっても全長122mなので、潜水母艦はその10倍くらいある。
  • なちなみに現実で言うところの「潜水母艦」は、潜水艦の活動を支援するための補給艦のことである。補給艦なので普通の水上艦だし戦闘能力も低く、もちろん潜水しない。
  • なお、通信での言及のみだがサイレン登場により潜水艦隊の活動が制限された、という旨の通信が聞ける。サイレン登場までは潜水母艦以外の潜水艦も様々な場面で活躍していたのだろう。

サテライトW1

  • 軌道上からレーザー兵器「バルジレーザー」の照射を行う戦闘衛星。専門の管制員が管理、運用している。
    • この管制員は無線で応答してくれる。クールさと知的さが同居したイケメンボイスが特徴。
  • 搭載しているのはバルジレーザーだけのようだが、S型やZ型など様々な照射モードが存在する。
  • 都市部だろうが人気のない山岳部だろうが、要請を行えば即座に応答、支援を行ってくれる。事前に移動しているか同型の衛星が複数存在しているようだ。
  • 上空どころか宇宙空間にあるため、プレイヤーがその姿を見ることはできない。
  • 同じ衛星兵器であるスプライトフォールとの関連は不明。オペレーターが違うため別の衛星である可能性が高い。

バスター

  • 怪生物サイレンに対して使用された、衛星軌道配備型の高出力レーザー砲。照射時間が長いレーザーを発射する。
  • プロテウスの主砲の一つバスターカノンとは、名前こそ似ているが別物。
  • バルジレーザーやスプライトフォールとの関係は不明だが、通信を聞く限り専門の運用部隊がある様子。
  • サイレン攻撃の際には最大出力での運用となり、一発で全エネルギーを使い果たすような設定で発射された。
    • 最大出力はダテではなく、周囲に展開していた歩兵部隊が「火事の現場」と評するほどの熱量を持つ。衛星軌道から地表までの大気散乱を経てもこの威力。
  • 確実な命中を期して目標の動きが止まるまでは固く発射を禁じ、ついにEMCの攻撃で墜落したサイレンへ満を持してのトドメの一撃を放つが…
    • バスターによる大ダメージが致命的であったがために、サイレンは肉体の限界を超えて一時的に自身を強化するリスクを選択。炎の怪鳥、グラウコスへと変貌する引き金となってしまった。
  • 演出用に見えるがちゃんとダメージ判定があり、プレイヤーキャラが触れれば即死級の大ダメージを受ける。
    • 実のところルミナスシールドで防げてしまうが、特にイベント進行に影響はなく、歴史の修正台本通りサイレンはグラウコス化する。
  • グラウコスへの変化を恐れたのか、作戦開始前にプロフェッサーから作戦中止の進言が入ったが、少佐は強行することとなる。
    • 進言内容含め、詳細は不明ながら少佐側にも若干の間があるので、プロフェッサーの情報が正しい(今後も信用に値する)のか見極めるつもりだったのかもしれない。

高圧気化爆弾

  • M93「眠れる巨鳥」で、休眠中のサイレンを爆破で仕留めるべく投入された。
  • EDFで爆弾と言えばレンジャーの必殺武器であるC爆弾系列だが、レンジャーならポンポン投げられるC爆と違い、高圧気化爆弾は専用の爆破チームが編成されている。
  • 対空砲やミサイルすら効かないサイレンの撃破に使っている以上、かなり強力なのだと思われるが…残念ながら設置と起爆はスキュラなどに妨害され、プレイヤーがその破壊力を目にすることは出来ない。
  • 気化爆弾(サーモバリック爆弾)という兵器は実在する。
    • 一般的な爆弾が爆発で破片を飛び散らせてダメージを与えるのに対して、気化爆弾は瞬間的に放出した霧状の爆薬に点火して高圧力の爆風で攻撃する。これなら砲弾やミサイルに耐えるサイレンにも効くと踏んでの投入だったのかもしれない。
  • EDF5でも移動基地を破壊するために爆破チームが登場するミッションがあったが、あちらでは「爆薬」だけで、特に種類には言及がない。実在する兵器の名前を出すことでミリタリーな雰囲気を増やした演出の一つと言えるだろう。

チラン爆雷

  • 潜水母艦に搭載された超兵器。原理などの詳細は不明だが、凄まじい破壊力があるらしく、グラウコスに対する切り札として使用される。
  • EDF世界にも核兵器は存在するので、チラン爆雷はまた違う原理の兵器のようだ。
  • 緑色に発光する弾頭をつけた注射器にも見えるロケット弾で、炸裂するとオレンジ色の激しい爆炎とキラキラした輝きを発する。化学物質による攻撃なのだろうか?
    • 破壊力の割に爆風の範囲はごく限られており、単純な爆発物ではない模様。
  • バスター同様こちらにもダメージ判定がある。当然即死級のダメージ。低難易度では、盾があれば耐えられる。
    • ディフレクターで跳ね返すことが可能。跳ね返したところで歴史の修正作用命中したことになり、イベントは進行するのだが。
  • 8周目ではグラウコス討伐のため30発以上を撃ち込んでようやく瀕死に追い込む。
    • 最終決戦ではリング側面と周辺に展開する大型宇宙船に向けて発射。こちらは弱点への直撃でもないにも関わらず10発程度で撃墜に追い込んでいる。
  • 歴史改変の結果なのかは不明だが、実は『第二次怪鳥撃滅計画』の時に発射された物と『リング破壊作戦 後編』で発射された物では形状が異なる。撃滅計画時は上に書かれているような物がグラウコスに向かって飛んで行くが、破壊作戦ではエアレイダーのテンペストを少し小さくして銀一色にしたような物がリングの制御装置目掛けて飛翔していく。
    • ただこの時はチラン爆雷という言葉は出てきていないので、チラン爆雷かどうかは不明だが着弾時の爆発は同じなのでもしかしたらこの世界線でのチラン爆雷はこのような形状をしているのかもしれない。
    • また形状が異なる理由には撃ち込む目標が1回目は生物、2回目は機械という違いも関わってくるのかもしれない。
  • 余談だが現実で言うところの「爆雷」は、海に沈めて水中の潜水艦を攻撃するための兵器である。劇中の使い方は明らかに「爆雷」ではなく、なぜこんな名前がついているのかは謎。
  • 名称の由来は不明だが、ラテン語やドイツ語で「暴君」を意味するチランノス辺りだろうか。
    • だとすれば、有名な恐竜「ティラノサウルス」の「ティラノ」の部分と同じ語である。
  • 英語版では「Chiren Charge」となっている。Chirenはミシェル・ノストラダムス師の予言集に登場する、偉大になる人物。
    • といっても翻訳が危うい本作では、それが正しい訳かどうかは分からないままだが。

フーリガン砲

  • 前作にも登場した謎の特殊砲。テレポーションシップを覆う黄金の装甲を貫通するために開発された。
  • 実弾兵器なのかエネルギー兵器なのか、そもそもどんな形態の兵器なのかも不明だが、カノン砲のエフェクトに似た発射体が高速で飛来し、装甲に覆われた上面から一撃でテレポーションシップを破壊した。
  • 弾丸のエフェクトこそカノン砲に似ているが、あちらと異なり当たり判定は極細のようで、恣意的に当たりにいっても殆ど当たらない。前作と同じ仕様ならオフEASYで単発2000以上ものダメージを誇る。
  • 前作での初登場時には「試作品だから」という理由で発射回数に限りがあり、本格的に実戦投入された後も何らかの制限で連続使用ができなかったほか、シップ以外の敵に使われたシーンもない。この点は今作も同様。
  • 今作でもテレポーションシップを撃墜してくれるが、何故かその傍らにいるマザーシップに向けて放たれる事は無かった。
  • 世界観の違う過去作である『4.1』にも「グラインドバスター」という対シップ兵器が登場していた。こちらは戦術爆撃機が運用する爆弾なのが判明している。
  • 英語版の表記は「Hooligan cannon」。Hooliganとはチンピラ、ごろつき、熱狂のあまり騒ぎをおこすスポーツファンなどを意味する。決して人間を弾頭にしているわけではない。

戦術核

  • 言わずと知れた核兵器。EDFの世界にも存在する。
    • 戦術核兵器は、戦場において敵の部隊に使用する想定の核兵器のこと。現代では「低出力核弾頭」とも言う。詳しくは軍事・科学系の資料を参照してほしい。
  • 戦術核を使用した場合でも政治、外交、戦略レベルでの衝撃が激しい点から、戦略核と戦術核を分類することに疑問を呈す声もある。
  • 通常兵器をまったく受け付けないテレポーションシップに対して使用され、撃墜に成功している。
    • …が、付随被害や放射性物質による汚染が懸念される点で本部も、完全破壊してしまい残骸から弱点を調べることができない点で情報部も、使用には消極的だった。
    • 印象的なやり取りなのだがこれを聞けるのは前作、すなわちEDF5のまだ運用できる状態での台詞であり、EDF6~においてはそもそも撃てないという方に話がフォーカスするので、5→6の差異を明確に示す役割を担っている。
  • とは言え威力だけなら人類の切り札なのは確かで、なぜマザーシップ戦のような要所でも最後まで核を使わなかったのかは、前作におけるプレイヤーの疑問のひとつだった。
    • 今作ではこの疑問も、ストーリーに大きく関わるかたちで回答が示されることとなる。
  • EDF8においては、大規模な陽動をかけることで月の裏側に停泊していた敵船への奇襲核攻撃に成功している。こちらの弾頭規模は不明だが、さしものプライマーも核兵器の破壊力までは防ぎようがないらしい。

+ DLCのネタバレ防止のため折りたたみ

N6

  • DLC第1弾「Lost Days」にて登場した超大型の弾道ミサイル。
  • 怪物の繁殖が各地で進み、もはや封じ込めが不可能と判断したEDFが「コードN」を発令、本兵器の使用に踏み切った。
    • 弾頭に何が搭載されているのか具体的な言及はないものの、隊員からは「超兵器」「大量破壊兵器」と呼ばれ、作戦名のコード「N」、そしてその後の周回でプライマーが執拗に核攻撃能力を有する基地を狙ったことからも想像に難くないだろう。
    • Nが何を意味するかは不明だが、十中八九、原子力を意味する『Nuclear』の頭文字からとっている。原爆(nuclear bomb)、もしくは重水素の核融合反応(nuclear fusion reaction)を用いた兵器と思われる。
  • このN6の発射能力を有する基地としてベース228とベース235があり、それぞれの基地から数発発射された。
    • その破壊力はすさまじく、街、市民、隊員、そしてストーム1諸共怪物の繁殖地を消し飛ばした。
    • EDF5以降、プライマーが本基地に開戦直後から猛攻撃を仕掛けてくるが、そのきっかけとなった出来事と言ってよいだろう。
  • 尚、隊員の台詞によると月まで届く射程があるらしい。EDF8では月の裏側に身を潜めていたコマンドシップに核攻撃を行う描写があるが、その攻撃に使われたのはN6だったのかもしれない。
  • エアレイダーが要請できる巡航ミサイル攻撃にも「N6」というシリーズがあるが、武器としての背景も見た目も性能も全く別物で、関係があるとは思えない。謎の名前かぶりである。
  • 核兵器だとしてどれほどの威力を持ったものかわからないが、同じ場所に2、3発も撃ち込む必要はあったのだろうか…

NPC専用武器

MONSTER型レーザー砲

「MONSTER型レーザー砲。強力だがウイングの全パワーを消費する。今の我々は飛べない鳥だ。」
  • M132「11番目の船」にてスプリガンが使用する。ENを全消費する代わりに絶大な威力を発揮する。
    • プレイヤーが使用できるウイングダイバー用MONSTER系にこのような特徴のものは無く、NPC専用武器となっている。
  • 実は『4.1』までのMONSTERがこうした性質の武器だった。
    • EDF5でも一部のNPCが使用していたが、当時はストーリー内で特に言及もなく、
      プレイヤーからは「EDF4から使いまわしたNPCデータがそのままになっているのではないか」程度の認識をされていた。
    • 今作では上記の専用台詞があり、対マザーシップ用の特別な装備として用意されたという設定になった。
    • この台詞のため当ミッション専用の武装...かと思いきやM133「ベース251†††††††††」に登場するウイングダイバー隊員の中に本武装を装備した隊員が混じっている。
  • 『4.1』までのMONSTERは「凄い威力のレーザーを凄い速度で連射するが凄いエネルギー消費のために凄い勢いで枯渇する」という仕様であり、普通に撃つと一瞬で数発照射しただけで緊急チャージに入ってしまう。
    • しかし、射撃ボタンを極僅かな時間だけ押すことでレーザーの照射数を絞り、緊急チャージに入らないように小出しにするというテクニックがあった。
      • 当然撃ちきりより総威力は下がるが、低耐久の敵複数を効率よく撃破するのには有効であった。ただし、高耐久の敵に対しては撃ちきって緊急チャージに入った方がエネルギー効率は良くなる。
    • かなりの熟練を要する裏技なのだが、当時のダイバーは狙撃武器が貧弱だったため、高難度における重要テクニックの1つとして扱われていた。ここまでしても尚レンジャーの上位狙撃銃には及ばないという有様だったが…。そんなことしてるから5で仕様変更されたのでは…
      • 一応1つだけ擁護しておくと、当時のMONSTER-SはLv55でレベル的にはHDST帯中堅の武器であり、より高レベルの狙撃銃に及ばないのも本来ならば当然ではある。レンジャー上位狙撃銃もライサンダーZ以外辛うじてHDST帯のレベルだったのは内緒。
    • DLC2で追加された「コズミックレーザー」系をEN1200前後のコアで扱うと、挙動及び敵HPに対する相対的な威力、消費EN的には単発撃ちした過去作MONSTERに結構近い動きになる。単発撃ちが要らない、貫通が付くといった要素で操作感は根本から異なる部分も大きいが、疑似的に当時の狙撃を味わえるかもしれない。
  • NPCでありながら準主力級を瞬殺していたその凄まじい威力は今作でも健在。コマンドシップの砲台やバリア発生装置を次々に撃ち抜いていき、果てにはストーム1を差し置いて本体へのとどめを彼女たちに持っていかれてしまうことも。もっとも本体相手だとプロテウスやレクイエム砲などの競争相手が沢山いるが
  • 『地球防衛軍4.1』は『6』と同様PS4版もある他、switch版も発売されてるので、試してみたいならいい機会かもしれない。世界観が違っても、大勢の兵士は必要だ。アクセス、待っているぞ!

プライマー


異星文明プライマー

  • 今作の敵対勢力。ある日突然、地球の衛星軌道上に宇宙船団を組んで出現し、転送装置「テレポーションアンカー」を投下して怪物やドローンを地球に送り込んできた。
  • 「プライマー」は人類側による命名。「下準備をする者」「起点となる者」といった意味合いになる。
  • 侵略宇宙人の例に漏れず、無敵のバリアや物質転送、重力を無視した飛行物体など、地球人とは比較にならないほど高度なテクノロジーを有している。
    • 技術によるものか文化によるものかは不明だが、プライマーは自分達が操作する主要な兵器を金色の素材で作り、配下のエイリアンには金色の装備を持たせないという傾向がある。
    • 重武装した兵員を用いれば容易く大陸レベルの侵攻と制圧が可能なほどだが、自身の人的損害を極端に避けようとしており、多少回りくどくても無人機械や兵器化した生物を投入して戦うことを好む。
  • 当ページのEDFの項目でも解説しているが、5の時点で「プライマーはすでに一度、古代の地球に来ていた」という機密情報が明かされている。
    • インドの山中にて、なんらかの事故で墜落したらしき宇宙船の残骸が発見されたのがプライマー実在の決め手となり、人類は侵略的な接触に備えて全地球防衛機構軍*1を組織した。
      • 前作では、『EDFを結成したこと自体が、プライマー達の怒りに触れ、絶滅戦争を仕掛けたのでは?』と推測されていたが…。
  • プライマーの存在を前提に古代の神話も再調査されていて、EDF世界ではテレポーションシップらしき「空飛ぶ船」や「空から降りてくる神」「神の乗る卵型の船」といったものがプライマーと接触した古代人に由来する伝説だと推測されている。
  • 執拗なまでに人類を根絶やしにしようとする殺意とその動機は作中でも疑問点となっており、終盤でその真実が判明することになる。
  • 現状シリーズで最もEDFを追い詰めた侵略者であり、最も手痛い反撃を食らった侵略者でもある。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
  • その正体は、10万年以上先の未来に栄える火星の文明。当初から「宇宙人」だとは思われていたが、同時に「未来人」でもあった。
    • 劇中では人類側の推理と仮説から出た結論となっており、プライマー自身は確定的な情報を最後の最後になるまで出していない。
    • 10万年は地球生物の進化スピードを基準にプロフェッサーが仮定した最短ラインであり、「以上」とあるようにプライマー自身はもっと遠い未来の存在である可能性もある。
  • タイムマシンすら造り出せるテクノロジーを持つ彼らは、人類が滅んだ後の地球で文明の痕跡を発見し、時間旅行で古代文明の観察を楽しんでいた。
  • ある時、プライマーは自分たちが未来の火星文明であることを人類に気取られるリスクに気付く。
    • 人類が「未来の火星人」に干渉するような行動をとった場合、プライマーは歴史改変によって抵抗すらできず消滅してしまう危険性さえあることを、遅蒔きながら理解したのである。
      • テラフォーミングといった大規模な干渉は勿論、極端な話「試しに地球の物質を少量持ち込んだ」や「サンプルとして石ころ一つ持ち帰った」だけでも、誕生するはずだった原始生命が生まれず、未来の生命体が全て消滅するなんてこともありうる。逆に未来のプライマーを気づかって火星への干渉をやめたらやめたで、起きるはずの事象が起きなくなり後々のプライマーに致命的な影響を及ぼす可能性がある。人類が敵意を持つかどうかすら無関係に、「知られた」ことそのものがプライマー文明存亡のリスクだったと言える。
    • その後は時間旅行をやめ地球から姿を消したが、なんらかの事故で墜落したタイムシップの残骸が「数千年前の宇宙船」として人類に発見されてしまったため、そこから詳細に気付かれる前に人類に絶滅戦争を仕掛けることになった。
    • 要は時間旅行に挑戦した結果の自業自得なのだが、何せ種族の存亡どころか存在そのものがかかっている上、どんな干渉がどう転ぶか予測がつかないという点で余りにも分が悪いため、『対話など穏便な手段で解決』『人類が火星や未来などの要素に気付かない可能性に賭ける』という選択肢は無いのである。
    • タイムスリップのリスクについて凄まじく迂闊な事をしているため、高度なテクノロジーの割にかなり愚かな種族のようにも見えるが…時間旅行をしていたプライマーと、人類を攻撃しに来たプライマーとの関係性は不明。プライマーの総意で過去の調査に来ていたのか、一部の愚か者が時間旅行を強行した尻拭いを他の派閥がやっているのかなどもまったく不明であるため、種族全体の知的レベルというのも測り難い。
  • 「なぜ大量破壊兵器で一気にケリをつけないのか」「なぜ人類社会が貧弱な古代ではなく、EDFの戦力が整ったこの時代をわざわざ攻撃するのか」「なぜ肝心の事故や発見を防ぐ形の歴史改編をしないのか」「地球が欲しいなら人類が滅んでいるプライマーの時代に自由に使えばいいはず」といった疑問は前~今作中やプレイヤーの間で挙げられていたが、地球侵攻は「人類への攻撃」そのものが目的であり、タイミングや手法は以下のような問題で雁字搦めになっていたのである。
    • プライマーが人類抹殺を決意するきっかけは、墜落したタイムシップを「人類に発見されたことに気付いたから」であり、墜落船の発見以前に干渉するとパラドックスが起こる。つまり、最大限に見積もってもインドの山中で宇宙船の残骸が見つかった20年前より昔の歴史を書き換えることはできない
    • 「発見した後の人類のリアクション」が記録や遺跡に残る必要があるため、実際に戻れるタイミングは20年前よりさらに短くなる。「人類のリアクションの証拠」が兵器や基地といったEDFの痕跡だった場合、EDFの組織確立以前には戻れない。
    • 時間旅行の影響が無かった本来の歴史で人類が行った火星探査などの影響は改変しない方が良いため、人類史上最後の火星探査が実施されるまでは手出しできない。
    • 人類文明の痕跡を発見不可能なレベルで破壊してしまうと、プライマーが古代文明観察のために過去の地球を訪問することもなくなる。するとタイムシップの墜落が起こらず「墜落船を発見されたので人類を滅ぼしたため、墜落船が発生せず滅ぼさない」という動機のパラドックスになる。これを避けるには、大量破壊兵器を使わず、ほどよく遺跡が残る程度に手加減しなければならない。また、人類が自滅覚悟で大量破壊兵器で反撃するのも防がなくてはいけない。
    • タイムシップの墜落を防いだり、墜落した残骸を見つかる前に回収や抹消してしまうことは、上記の20年前問題に抵触する。また、人類がプライマーに気づかず、プライマーは行動を起こさなくなるため「残骸が存在しないせいで残骸が存在する」という矛盾のパラドックスになってしまう。
  • 人類はプライマーのことを「超技術を持ち、神にも等しい究極の進化に到達した存在」と恐れていたが、プライマーからしてみれば人類の方こそ「ほんの少し行動を起こしただけで自分達の存在を抹消しかねない」恐るべきリスクを持った存在だったのである。
  • 火星文明と言うことになってはいるが、火星の環境下で一から進化したのか、地球や他の星に由来するものが火星で進化したのかなど、詳細は不明。
    • また、過去改変による自身の消滅を回避するという動機はともかく、言語の翻訳や意志疎通もまったくできなかったため、必死だったのか余裕だったのか、プライマーがどういう思考や感情を持って対人類戦を遂行していたのかなどは、なにもわかっていない。

+ 結末
  • ストーム隊が新たな時間移動船と交戦している間に、人類はプライマー発祥の地である火星に汚染物質を搭載したロケットを送り込む。「過去が改変され抵抗すらできず抹消される」という、プライマーが最も恐れていたであろう事態が、最も攻撃的な動機で起こってしまう事となった。
    • ロケットは爆破され、汚染物質に覆われ環境が激変した火星にプライマー文明は誕生しない。そうなれば、「いるはずのない存在」となる目の前のプライマーも消滅し、人類は勝利を掴んだ。
    • ……はずだったのだが、「プライマーが生まれなければ人類は火星を攻撃しない」「火星を攻撃しなければプライマーが生まれる」「プライマーが生まれれば人類は火星を攻撃する」「火星を攻撃すればプライマーは生まれない」……という矛盾のループに突入。ここに来て致命的なタイムパラドックスが発生してしまう。
    • この矛盾を「どちらかが消え去った時点でループを止める」ことで解決するため、時間という概念そのものが作用し、時間移動船から現れた神がプライマーの、ストーム1が人類の代表に選ばれ決戦が始まった。結果ストーム1が勝利し、プライマーは誕生の歴史が否定され、時間に取り残された亡者として消滅する事になった。
    • 「神」がその能力で召喚したプライマー戦力は全て「生まれるはずのない存在」としてその場で消えたが、ループが切断される時点以前の状態は確定されたため、「全地球防衛機構軍=EDFの設立」「人類は総人口の3割を失う」「プライマーを研究して得られた技術や、仮説による未来予想の知識」など、プライマー襲来による影響そのものは残った。
    • 人類には痛手が残ったが、これにより「プライマーの影響がすべて消えたので、これ以上プライマー対策が行われない」というパラドックスは起きない形で、時間は固定された。
  • 他のEDFシリーズの侵略者と比べると、意志疎通できず真の狙いが不明なのは共通している。しかし過去作は侵攻軍団の母艦撃破や戦力壊滅による撤退といった形で終わり、何らかの痛手は負ったにしろ種族全体がどうにかなった訳ではなかった。
    • この点、プライマーは活動の背景についてある程度の調査がなされたほか、なんと言っても「プライマー自身」と目される生身の種族が姿を見せたという違いが大きい。
    • その上で、軍事力どころか種族そのものが歴史から抹消されるという、根本的解決とも言える結末を迎えたのも初めてのことである。

転送装置・船艇等

  • 侵略生物や各種エイリアンなどの輸送を行う、所謂拠点級に相当する装置や船の総称。強力な装甲を持ち、特定の部位を狙わなければダメージが通らないものが多いのが特徴。
  • どれだけ破壊しようが残骸から搭乗員の遺体と思しきものは見つかっておらず、コマンドシップを除いた全てが無人で動作していると思われる。

マザーシップ

  • プライマーの母船と目される、超巨大な空飛ぶ円盤。上空に現れれば街ひとつ覆い尽くすほどの大きさで、これが10隻同時に現れ、地球侵略を開始した。
  • テレポーションアンカー投下機能とドローン発進口を備えた母艦でありつつ、船底中央部には莫大なエネルギーを炸裂させる巨大砲台を持った巨大戦艦でもある。
  • 侵略序盤には、これさえ落とせれば勝てる…と楽観的な見込みもあったが、通常兵器では傷ひとつつかない装甲、空軍も近づけないドローン群による防衛網により、最終決戦に至るまで有効打は発見されなかった。
  • 唯一、船外に展開させた砲台とその補助機関らしきパーツは歩兵の火器でも破壊できるほどにデリケート。特にチャージ中の砲台を破壊されてしまうと、まるごと脱落してしまう上に、そのエネルギーが全て船体のほうへと向かってしまい、一気に撃墜されてしまうという弱点を抱えている。
    • 砲台を壊しても本体が無事な場合もあるため、タイミングや連続使用などコンディションの問題だろうか。
    • マザーシップナンバー8は巨大砲台を破壊したことで撃墜されたが、その他のマザーシップも巨大砲台を破壊した際にダメージの通る転送装置が確認できており、おそらく転送装置への攻撃でも撃墜できるとは思われる。
    • 過去作では主砲を破壊 → オペ「マザーシップ大破!」本部「やったぞ!」 → より強力な形態に変化して本部絶望…
      という流れが定番であったため、本当に主砲を破壊した段階で撃墜できたことに歴戦のプレイヤーほど驚いているという。
  • 前作では何度も登場しては好き放題にプレイヤーを攻撃したにもかかわらず全て健在のまま終戦しており、本作でやっと鬱憤晴らし撃墜の機会が与えられた。
  • マザーシップが上空に居るマップでは、単なる背景画像などで済まさず本当にマザーシップの巨体がオブジェクトとして配置されている。
    • このため、エアレイダーのロケット砲など貫通性のない一部の支援攻撃は防がれてしまい、プロミネンスのように上空まで到達する攻撃は船体に当たって妨害される。地味だがリアルなポイントのひとつ。
  • 後述する指揮艦のコマンドシップと、外見はまったく同じ。コマンドシップは周囲の円盤部分に分離変形機能を搭載しているが、マザーシップにも同様の機能があるのかどうかは不明。
    • マザーシップもコマンドシップも中央の卵型の部分だけで砲撃、ドローン出撃、テレポーションなどの能力は全て発揮できているため、周囲の円盤部分は追加装備ユニットのようである。マザーシップは物資倉庫、コマンドは変形武装というように、目的や役割に応じて付け替えているのかもしれない。

コマンドシップ

  • 戦争終盤で月の裏側に存在が確認された11隻目のマザーシップ、第11の船。今回の地球侵攻におけるプライマーの旗艦。
  • 外観はマザーシップと同様だが円盤全体がブロック構造になっており、分離してその全てが浮遊砲台となる。更に二重のバリアを展開して圧倒的な火力と鉄壁の防御力で、EDF5最終局面で死に体のEDFにトドメを刺しに来た。
    • ブロックの一部がバリア発生装置となっており、その破壊でバリアを剥がす事が可能。
    • また、プライマーの他兵器と同様下部の転送装置が弱点となっており、EDF5ではバリアを解除され転送装置を攻撃されて破壊された。
  • 一エネミーとしては本作ではEDF9で初登場。前作と異なり人類が優勢だった為、人員・兵器共に大量投入したEDFによって前作程苦労せず撃墜される。
    • それより前ではEDF8で存在が確認され、月面に停泊していたところを核兵器で奇襲されている。没音声では核攻撃ではなくバルジレーザーの一斉射によって大打撃を受けている。
  • 外周ブロック砲台を展開した姿が平べったい球形であることから、少佐の部下は古代の神話に記されていた「神の乗る卵形の船」がコマンドシップの事だと判断している。
    • もっとも、古代にどんな状況があって砲台やシールドを展開したのかは不明であり、シールドを張ったコマンドシップが卵型宇宙船だというのも飽くまで現代人類側の解釈に過ぎないので、同一機種かは明確ではない。
  • 前作ではプライマーが優勢かつマザーシップも全て健在という状況なのにも関わらず旗艦であるコマンドシップがわざわざ地球に降下し、プライマー側からすれば超級の危険人物であるストーム1がほぼ確実にいる戦場に現れた結果、搭乗員であった銀の人もろとも破壊される…という謎のムーブをかましたことでプライマー反省会考察の対象になっていたが、本作ではいくつかこの行動の理由となり得る説が考察できる。
    • 序盤の周回は恐らく核戦争になったというプロフェッサーの推測から、何の懸念もなく核攻撃が可能な宇宙より迂闊に核が撃てない地上の方が安全と学習した説。
      • EDF8で受けた核攻撃はプライマー側からすれば大きな痛手となったため、EDF9で再度地上への降下を敢行したのもEDF8での核攻撃事件を踏まえて安全性の面から学習したと考えると合理性はある。
      • マザーシップさえ撃墜例が無いのだからマザーシップを先にぶつけてみればいいという前作でのツッコミは、むしろマザーシップさえ撃墜例が無いのだから核さえ受けなければコマンドシップが落とされるはずがないという考えだったと推測できる。
    • 以前の周回より被害が甚大なのでどちらにせよ次の周回に入るのは確定であり、どうせ周回するならストーム1がコマンドシップや銀の人を倒す程の戦闘力なのか測ろうとしていた説。
      • その結果どちらもまともに戦ったら負ける事が分かった為、以降の周回ではコマンドシップを下ろさず、ストームチームを先に排除する事で被害を抑えようとしたと考えられる。
      • EDF7ではストーム1こそ仕留め損なっているが戦争中盤でストームチームを壊滅させている。
  • なお、「なぜ、優勢なのに旗艦がわざわざ前線に出てきたのか」というのは前作の地点でも疑問点とされ、仮説も幾つか提唱されていた。プレイヤーの間では「実際にはプライマー側の戦力も枯渇*2しつつあったため戦力になるのならとコマンドシップを引っ張り出した」、「最後の力を結集したEDFに旗艦の圧倒的な戦闘能力を見せつけ絶望させながら殺すため」「しぶといストームチームがいる場所を観察するように動いていたことから、旗艦が人類の切り札を始末して沽券を示したかった、または強敵と直接戦いたい戦闘民族だった、または舐めプ」、「銀の人がただの間抜けだった」等が挙げられていた。
    • 怪生物が大量に登場するM136において、敵には余裕がなくなってきており、戦術を厭わずに雑な戦力投入を行っている旨がミッション開幕時の総司令部の演説で語られている。
      各隊員の鼓舞も目的として誇張した表現も入っていると思われる為これがどこまで正確な内容であるかは定かでないが、仮にM136のような「怪生物の一点への大量投入=戦力的余裕がなくなっている」ことの現れであるとすれば、結果的にだがEDF5の終盤ミッション「最大最後の激突」はEDF5においてもプライマー戦力が尽きかけていた可能性を示唆していると言えるかもしれない。
    • 結果的にはいずれも該当しているかは微妙なところ。強いて言えば、兵力の増加で世界を改変していることを踏まえると、1つ目の説は部分的に一致するかもしれない。
      尤も、前作では今作以上に考察材料が少なく、タイムリープ自体EDFシリーズでは異例のイベントなので、各予想の的中率の低さもやむを得ないか。
      一方、銀の人が間抜けさの責任を取って今作のラスボスに改造された等の俗説も一部で囁かれている

テレポーションシップ

  • 分厚いフライパンのような形の浮遊船。プライマーの輸送機にあたる戦力。
    • 船体下部のハッチから怪物を投下する機能がある。世界中に怪物を投下し、無限に戦力を追加していく厄介な存在。
  • 明らかに体積以上の量の怪物を投下していることから、テレポーションアンカー共々プライマーの空間転移のような技術が使用されていると予想され、この技術を少佐は「テレポーション」と命名した。
    • テレポーションという言葉は和製英語であり、瞬間移動を意味する「teleportation」を音写するならテレポーテーションになる。
  • 武装は搭載していないが、全体を覆う金色の装甲は、戦術核をぶつけてようやく破れるというレベルの異常な防御力を持つ。
    • テレポーションと合わせて、EDF5序盤における異星人プライマーの超テクノロジーを象徴する敵キャラだった。
  • 弱点は怪物投下時に覗かせる真っ赤に発光する内部機構。この部分は金色の装甲に覆われておらず、攻撃が効くのだが……。
    • この構造上、弱点はシップの真下からしか攻撃できない。つまりどうしても上から落とす形になる空爆や、大型火砲の水平射撃が通用しない厄介な相手。
    • しかも真下は投下される怪物の大群が着地するため非常に危険。
  • そのため弱点はなかなか発見されなかったが、現場で戦い続けた軍曹がハッチ内に赤く発光する部分を目撃。投下された怪物ひしめく船体直下に突撃し弱点を狙う戦法を敢行した。
    • 弱点という確証は無い段階だったものの、突破の糸口が見えない中での賭けは成功し、開戦から五ヶ月過ぎてようやく、歩兵による通常兵器で初の撃墜に成功した。
    • EDF5ではストーリーが進むと対シップ用の『フーリガン砲』と呼ばれる空軍の兵器が登場。遥か上空から金色の装甲をものともせず貫通し撃墜せしめる性能を有していた。ただしその時にはすでに量産する体力が残っておらず、戦況の劇的な好転には至らなかったが……。
    • ゲーム的な都合は抜きにして、「何故このような隙だらけの機構が存在しているのか」は毎作品恒例の謎となっている。
      • 今作ではバリア発生機能を持ったテイルアンカーが登場したが、下部にまでバリアが無い理由を情報部は「転送物を投下するため下が開いている」と推測している。構造上、どこかに開いた部分を設ける必要がある避けられない弱点のようだ。
      • とは言え、普段は蓋を閉じて防御しているし、作中で軍曹が「本来、テレポーションシップの下は怪物によって守られている」と言う通り、普通に運用するなら弱点をカバーできる設計となっている。開口部を守る設計思想は現実の輸送船や兵員輸送車とさほど変わらないもので、別段おかしな構造でもない。
  • 実際のプレイ中では船上に乗ることが可能で、相手が対空能力に乏しい場合はかなり攻略が楽になる。狙えそうなら充分検討に値する。
  • 荒廃世界では殆ど見かけず、交戦機会もない。M12『機械の巨人』でのみ遥か上空でリングに突入していく演出が見られる。
  • 没音声では重装甲タイプや弱点部分を補強した強化タイプの存在が確認できる。本作のリメイクがリリースされるならマリスの解釈とかいって登場していたかもしれない。
  • よく似た輸送船は『3/4/4.1』にも登場している。シリーズ経験者からすればいつものあいつ。
    • 3:ハッチの中全部、4/4.1:ハッチの中の黒い機械部分、5と本作:ハッチの中の黒い機械部分の中の赤く光る部分と、どんどん弱点が小さくなっている。
    • さらに5以降は(高難度のみ)開いた蓋が回転する(しかも難易度によってどんどん回転速度が上がる)という迷惑ギミックまで追加される始末。
  • 初代と2で同じ役目を持っていた「キャリアー」は特に弱点などの設定はなく、全身が当たり判定であった為にどこを撃とうと撃墜できた。この為、2の移植・リメイク作品の2PV2ではエアレイド(このゲームの中のエアレイダー的な兵科)による支援攻撃がとにかく突き刺さるという場面があった。

大型宇宙船

  • 本作で新登場の敵船。大輪の花、あるいはクラゲのような放射状の船型をもった輸送船。独特な音を立てながら飛行し、黄金の装甲が特徴だったテレポーションシップから一転、真っ白な外装に覆われている。
    • EDF4で猛威を振るった異星人フォーリナーも白い外装の兵器を使用していたため、発表当初はプライマー以外の第三勢力かもしくはフォーリナーが時空を超えて現れたとも思われていた。
  • 普段は花を横倒しにしたような姿勢で浮遊し、正面中央部分にある転送装置から新戦力のアンドロイドを投下する。
    • この船とアンドロイドが大量に増援として現れたため、ただでさえ劣勢だったEDFは更に追い込まれることになった。
  • 転送装置と船体後部、花で言えば中心と茎の部分がまるごと抜けて、テイルアンカーとして投下されるダイナミックな変形ギミックを持つ。
    • また、放射状の船体先端にクルール用の降下ポッドを取り付けて輸送できる。
  • ワープのごとき超高速で移動できるが、速すぎて飛びながら船団を組むことができないため、あらかじめ設定した集結地にまとまって出現する性質がある。
    • 出現時にはEDF4の敵母船が撃ってくる「ジェノサイド砲」そっくりの白い閃光とともに現れるため、過去作経験者はドッキリさせられる。
    • 劇中では拡散していく大型船群をEDF空軍が追跡にかかるシーンや、低速のまま脅威から待避するシーンもあり、なんらかの理由で高速移動は連続使用できないようだ。
    • その速度も大したことなく、むしろテレポーションシップより遅い。
  • 通信ではテレポーションシップ同様に船体を覆うバリアに言及されていて、基本的にEDFの戦力では撃墜不可能だった。
    • その一方でテイルアンカーの砲台以外に攻撃用の武装は無く、あくまで輸送船に過ぎないのか、船自身が戦うことは想定していない節もある。
    • 真下まで肉薄しないと弱点が撃てないテレポーションシップとは異なり、転送装置が横を向いているため、ハッチさえ開けば遠距離からの狙撃でも撃墜することができる。
    • その割に初撃墜まで相当時間がかかっているが、これは大量に投下するアンドロイドやヘイズで敵を圧倒し、船まで手が回らない状況を作り出してきたからのようだ。作劇上では、主人公含めて弱点を狙いにいく余裕さえなかったのだろう。作中プレイでは投下戦力を無視して狙えるが、然るべきミッションまでダメージは無効化される。
      • この設計思想故か、偶然の遭遇戦になって兵力で圧倒できない状況には弱い。
  • 大型宇宙船という名称は公式サイトで見られるが、ゲーム内では殆ど「新型船」などと呼ばれている。
  • 大型輸送船という似た名前の敵が4/4.1にも登場していた。
    • 瞬間移動する、弱点が丸出しなど共通点もある。ただし、時間を操作するような機能は持っていなかった。

+ ネタバレ防止のため折りたたみ
  • この機体の用途は高速移動による戦闘エリアへの突入、テイルアンカーの打ち込み、クルールの投下、テイルアンカーの砲台による援護、そしてテレポーションシップと同じように怪物やアンドロイドの投下が可能と多彩だが、もう一つ大事な役割が存在する。
  • それは、リングを中継地点としてタイムトラベルを行い、過去に情報と新型兵器を送り届けることである。『訪問者』と名のつくミッションにおいて、この新型宇宙船がリングを通ることで過去に情報や新兵器が送られ、過去が書き変えられてしまう。
    • これにより、過去を変えられた結果、人類は作戦を読まれ続け、新兵器に蹂躙されて、街はかつてないほどに荒廃し、抵抗すらもままならずにエイリアンツリーを設置され、空を赤く染められてしまうことになる。その結果が『翌日』と名のつくミッションの惨状である。
    • そんな絶望的な状況を回避するには、過去の段階で新型船がタイムトラベルをしてきた瞬間にデータをどこかしらへ送る前に撃墜する必要がある…が、当然プライマーもそんなことは分かっているので、タイムトラベルの行き先となる日時と場所は毎回微妙に変えていると見られた。
      • そのため、主人公とプロフェッサーは、偶然を引き当てるまで、何度も戦いを繰り返すことになる。それが報われるのは『M???:危機迫る山頂’』である。
        • この時、現地の部隊と怪物の駆除をしていたストーム1は過去にタイムトラベルした歴史改変船団と偶然遭遇してしまう。タイムシップ船団の一部は逃げられないと悟ったのか、それとも少数の駆除隊なら自分達でも始末できると油断したのか一部の船が怪物やアンドロイドの転送を開始。しかし、プロフェッサーの厳命を受けたストーム1によって半分以上のタイムシップが撃墜されてしまう。
        • 生き残ったタイムシップは逃走するが、その時にはタイムシップの弱点が人類に知られてしまった上に「最重要ターゲット」と認識した戦略情報部によって空軍も追撃を開始。更には高速移動も今使って暫く使用不可能になり、低速で逃げる他に無くなってしまったので…。その後どうなったかは想像に難くないだろう。テイルアンカーを投下して怪物やアンドロイドを転送すれば撃墜される事は無かったのではないだろうか?
      • 実はM50「危機迫る山頂」でも「ここは有望かと思ったが…だが、可能性を広げていけばいつか…」と言った台詞を聞ける。
        M50を初めて進めている時点では少々不自然な面はありつつも単に「優勢と思いきや意外と苦戦している戦場だった」といった程度にも聞こえる台詞だが、恐らくこれもまた山頂'=「偶然」であることの伏線なのだろう。
        「ここは有望かと…」というプロフェッサーの台詞からして、これまでのループにおける新型船の移動経路やEDF側監視網の死角を逆算するなどして、何ヵ所かのアタリをつけていたのだろう。リンダの人の生死がバタフライエフェクト的に作用したりしたのだろうか…?
  • 撃墜される危険性がある状況では、地面すれすれまで高度を下げて、弱点を下に向けることで戦闘機や攻撃ヘリ、レールガンなどによる弱点攻撃を防ぐ姿勢を取る。が、本当に警戒するべき戦力は足元にいるので、むしろ上を向いていたほうが撃墜を防げたかもしれない。(そもそも怪物の転送を行わずに弱点を閉じておけばよかったとも。上を向くだけでは空軍の空爆とサテライト照射を丸ごと食らい、弱点を閉じたとしても「リング破壊作戦 後編」のように潜水母艦による大型ミサイルの攻撃を防げられないリスクがある)
    • 核攻撃の脅威を学習していたことを考えると、ストーム1など驚異的な歩兵の存在を予期していたとしても尚下に向けざるを得なかったのかもしれない。
    • 弱点が奥まっているテレポーションシップに対して、こちらは弱点が出っ張っているために真横に近い角度からでも攻撃が通るという構造的欠陥を抱えるため、高度を下げるという策もそれほど有効に働いていなかったと見られる。
  • 手厚い護衛に守られていたとはいえ歴戦の戦士であるストーム1の前に幾度となく姿を現したにもかかわらず物語終盤まで撃墜されなかったのは疑問が残るが、あえてプロフェッサーとストーム1が撃墜を行わないようにしていた可能性もある。
    • 安易に撃墜してしまうとその後の過去改変の際にタイムシップそのものにストーム1による撃墜を避ける為の改良を行われ、過去改変の阻止が絶望的になってしまう可能性がある。過去への到着直後のタイムシップの拡散を防ぐためにはEDF全体との連携が不可欠であり、戦況も優勢かつ、早期にタイムマシンの存在をEDF上層部が認めていたEDF9以外ではタイムシップの撃墜は行いたくても行えなかったのかもしれない。
  • EDF5には全く登場しなかった。テレポーションシップがリングに突入するシーンもあるため、従来は既存の戦力が過去に送られていたところ、周回を重ねて追加建造された更新戦力なのだろう。

巨大前哨基地

  • 前作から続投。多数の砲台で武装しており、EDF司令部いわく「対空性能は完璧」。怪物やドローンの転送機能も持つ。
  • なんと歩行するための脚部まで装備。移動可能である他、歩行そのものが強力な破壊活動になる。
    • 当初建造物だと思われていたものが足を生やし歩き出したため、EDF側を驚愕させた。今作では歩行を始めるミッションが端折られているため、最初から歩行した状態で登場する。
  • 前作では序盤から登場し中ボス的ポジションとして物語中盤に差し掛かる頃に破壊されている。
    • ただし複数投下されたうちの一つを破壊したに過ぎない。他のものがどうなったのかは不明。
  • 空から飛来し、世界5か所に同時に出現した。横幅は約520m、巨大砲塔を含むと650m、高さは約320mと推測されている。
    • この高さは脚部を収納した状態の話。本作では脚部収納形態は見られず、歩行形態のみ見られる。歩行形態時の高さは約420mに達する。
  • 全方位に向けて砲台を配置している。
    • 上部には主砲のフューリー砲、レーザーとミサイルの発射機が一体化した一号砲台、人畜無害な緑プラズマを発射する二号砲台、青プラズマを放つ三号砲台、赤ビームの四号砲台 赤光、対空用赤ビームの四号砲台 青光がある。
    • 下部には青レーザーを放つ五号砲台 青光、緑レーザーを発射する五号砲台 緑光があり、本作では一部の砲台がパルス弾を放つものに変更されている。
    • 稼働している状態の砲台は破壊できる。上部の砲台やフューリー砲もゲーム的には脅威ではないが破壊でき、その気になれば長射程武器等で丸ハゲにすることも可能。
  • 弱点は真下のハッチ。ハッチは大型で怪物やアンドロイドだけでなく、エイリアンの投下能力もある。
  • 本作ではEDF7の実質的ラスボスを務める。前作ではあっけなく倒されるが、EDF7は戦況が絶望的で主人公が決死の手段をとってようやくという有様である。

テレポーションアンカー

  • 前作から続投のアンカー。タワー状構造物の先端に巨大電球のような光るパーツがあり、そこから怪物やドローンを空間転移させてくる。言わば固定式のテレポーションシップ。
  • 開戦と同時にマザーシップから投下されて多数が地球に降り注ぎ、各地で怪物の発生源となった。
  • たまたま地盤が柔らかかったのか、はたまた勢いあまってのことかは不明だが地底深くまで突き刺さることもある。前作では地底で稼働するテレポーションアンカーを破壊しに向かうミッションもあった。転送装置の立場がない
    • また、アンカーの一番下の部分にはドリルのように尖った物が付いている。(アンカーの登場するマップで地面抜けなどをすると確認できる。)
  • プライマーを撃退した後も一部は稼働したまま残っており、世界の荒廃でアンカー除去にまで手が回らない人類には厄介な脅威となっている。
    • 荒廃世界のものをよく見ると、一部がボロボロになっており、経年劣化している様子が見られる。芸が細かい。
  • 角柱状の簡素な構造で、弱点でもある転送装置が丸見えのため、射撃が届きさえすれば遠方からでも破壊できる。

ビッグアンカー

  • 前作から続投の大きなアンカー。普通のアンカーと違い、複数種の怪物やドローンを同時に転送できる。
  • 弱点そのものは通常のテレポーションアンカーと変わりないが、巨大な分弱点の位置が高くなり、耐久値も上がっているため破壊には手間がかかる。
  • 前作と比べると、テイルアンカーや大型宇宙船に出番を取られているためか出現頻度は落ちているかもしれない。

超巨大アンカー(仮)

  • 前作から続投のとても大きなアンカー。マザーモンスターやキング級の大型種を転送可能。
    • ビッグアンカーより更に巨大で、弱点部分も見上げる程の高さに位置する。長射程武器や飛行手段などの対策は必須。
  • プライマーにとって貴重品なのか、前作でも今作でも登場機会は少ない。

転送装置

  • 過去作で登場していた「地下トンネルの出口」をそのまま機械化したような外観の装置。小型のアンカーらしい。
  • その他のアンカーに比べ強い光を放つ。暗がりでもよく目立つ。
  • 地底ミッションにてワープ機能でも有しているのかいきなりモコモコと生えてきては怪物を排出する。
  • 周囲のNPCの反応を見るにある種のトラップとしてアンドロイドや他のエイリアンが予め地中にセットしているのかもしれない。
    • とあるDLCミッションの概要にて、エイリアンが直接設置を行っていることが判明。その後撤収していることから、遠隔操作でモコモコと生やす起動を行っているようだ。
  • アイテムドロップ0という、非常にケチな敵だったりする。
  • 「地下トンネルの出口」の中には「大量の蜘蛛を吐き出す上に異様に固い」というものがたまにあったが、今作でも似たようなものとしてβプラスを大量に出すやたらと固い転送装置が登場する。シリーズ恒例のお約束になった…のかもしれない。

テイルアンカー

  • 大型宇宙船の胴体部分がまるごと分離し降下してくる新型アンカー。
  • 宇宙ロケットのような曲線的で複雑な外見になった。
  • 名前のとおり大型宇宙船のテイル(尾)であり、さらなる尾とも言える触手状の細長い可動式砲台による自衛戦闘能力を持つ。
  • 転送装置の周囲をバリアで覆い、横と上からの攻撃は遮断される。転送物を投下するため下は開いているが、見上げるほど近くまで寄らないと破壊は不可能。先端に丸いバリアがある見た目から、マイクや電動マッサージ機などとも。
    • 転送能力もサイズの割に強化されており、複数種の怪物や大型アンドロイド級なら転送可能となっている。
  • 攻防の機能を備えた厄介な存在ではあるのだが、転送装置そのものの耐久力は旧アンカーとさほど変わらない。
    • マザーシップからポンポン落としていた旧アンカーと異なり、テイルアンカーひとつと新型船が必ずセットで運用される他、砲台とバリアを増設してコストが高くなったためか、数も比較的少ない。
  • 船から切り離されて着地するまでの間はバリアが無く、落下中に狙撃などでダメージを与えて破壊も可能。船からアンカーが完全に離れたタイミングからダメージを受け付けるようになるので、やや慣れが必要。

テイルアンカー(マリスの解釈1)(仮)

  • テイルアンカーの砲台を強化したもの。全体が赤色になっている。現実での目撃例に基づいている……らしい。
  • 派手なチャージ音を出してからビームを発射する。ビルで簡単に防げるため、大した脅威にはならない。
    • 敵を投下することはなく、完全な固定砲台と化している。
  • 実際のテイルアンカーより少しだけ小型になっている。小型にしたら新型船との接続が大変になると思えるが……?

テイルアンカー(マリスの解釈2)(仮)

  • 紫色のテイルアンカー。より遠距離までビームを発射できるようになった。
  • 赤色の上位互換的存在だが、相変わらず敵を投下せず、遮蔽物がある状況で登場することも相まって嫌らしさもなく、御しやすい敵といえる。

ランディング・シップ

  • EDF隊員からは降下艇や揚陸艇とも呼ばれる。EDF5公式サイトではランディング・シップと書いてあるが誰もそう呼ばない。
  • 緑色のガラスのような筒が3本×2列で束ねられた浮遊船。金色のパーツなど、細かい部分の意匠はテレポーションシップやドローンと似ている。
  • その名のとおり、最大6体のコロニストやコスモノーツを筒部分に格納して飛来し、下側の蓋を開いて作戦エリアに降下させる輸送船の一種。
    • 特にコロニストはカエルの液浸標本みたいな見た目で飛んでくるためインパクト大。
  • 他のプライマー船同様に謎の原理で飛んではいるが、武装もテレポーション機能も無い単なる空飛ぶ入れ物で、この船自体には何の危険性も無い。前作ではダイバーの退避場所として使えたことすらあった。
    • しかしゲーム中では一切ダメージを与えられず、撃墜に関する言及も無い、地味に不沈を誇る戦力。
  • 大気圏外での目撃例がないようで、宇宙での航行は不可能と考えられている。
  • DLC1でもコスモノーツを運搬するため登場。載せているのが全裸なせいで、少佐からは軽装でないと運べないと推測されている。
    • 実際にこの時間では重量制限があり、後に改良されたのかは不明。

クルールカプセル

  • 大型宇宙船に装着されている新型の降下艇。
  • 公式サイトではクルールカプセルと書かれているが、作中ではもっぱら着陸船や降下船やドロップシップと呼ばれる。
  • クルール専用機のようで、最大3体が搭乗してくる。降下から着陸に至るプロセスまで凄まじい姿勢制御が見られる。
    • 大型宇宙船から切り離されてから地上に突入するようにロケット噴射、そして急旋回して着陸する。
    • クルール視点では横倒しになっている最中に切り離され、頭から地上へ衝突する寸前に急旋回して上下反転する。人間なら到底耐えられない負荷だろう。
  • レーダーには表示されないがランディングシップと異なり破壊可能で、破壊するとアイテムを落とす。しかも割と良い数。ドロップシップの名はアイテムをドロップするからか?
    • 破壊すると異様な程の大爆発を起こす。何かヤバイ燃料でも使っているのだろうか。
      • あまりにも大きな爆発なので中にいるクルールにダメージが入ってたりするのかと期待もさせてくれるが、別にそういう仕様はない。
  • 高空から落下してくる機体と、大型輸送船から分離される機体では内部データ的に違う存在のようだ。
    • 功績値が貯まったり貯まらなかったり、敵の攻撃でダメージを受けたり受けなかったりと差異がある。

リング

  • 数km単位の規模を持つ巨大なリング状の装置。真ん中に正八面体の物体(スピネル)が浮遊している。
    • 下部に十字状の赤く光る物体があり、それが弱点。制御装置らしい。弱点丸出しは伝統芸
  • その正体はタイムマシン。起動した後に輪をくぐると過去へタイムトラベル出来る。
    • 大型宇宙船が通っているシーンが多い一方で旧型輸送船や生身のカエルなどもダイソン通っている。そのため送れる物に制限はなさそうだが詳細は不明。
    • 単に送るだけでなく、どこかから物を呼び出すことも出来る。ミッションによっては触手状の砲台が生えてきたり、大量のアンドロイドが降ってきたりする。
    • 作中では入るのも出るのも「こちら側」である。裏側がどうなっているのかは見せてくれない。
    • プライマーの時代から今作の時間軸に直接輸送船などが送られてくる描写はなく、一旦このリングを中継しなければならないようだ。マザーシップは通れそうに見えないが果たして
  • 開戦から5年後『訪問者』にて3年もの沈黙を破る形で突如出現し、戦力と情報を過去に送るチート装置として運用される。
    • 周回する度に戦力は増え、EDF側戦力の情報(初期配置、兵器の特性etc)の精度は高まり、いずれ完全勝利するという企てらしい。
    • しかし『くだんの日』で「事故」を起こされてストーム1とプロフェッサーをも過去に送ってしまい……、というのが本作の物語の基本構造になっている。
  • 下部にのみ配置されていると思われた同装置だが、M146で上部にも、DLC2-40にて更に左右に各1箇所ずつ、計4箇所あることが判明。同ミッションではプレイヤーが自力で4つ全て破壊することになる。
  • 制御装置を全て破壊されても中央のスピネルだけで一応機能を維持出来ることがストーリー終盤で判明。
    • その際は定期的にスピネルの蓋が開いて排熱(?)のような動作を行う。蓋の中が弱点なのはお約束。
    • その他に何か正常時と比べて機能の劣化があるのかどうかは不明。
  • 加えて無秩序とも言える敵の転送を行って抵抗するものの、無事ストーム1に破壊される。
  • しかしその直後……。

エイリアン

  • プライマーという種族自体の構成員と目される、直立歩行をする知的生命体の総称。前作ではコロニストとコスモノーツを指していたが、本作で新たにクルールとクラーケンが加わった。
  • 視覚で敵を判断したり、意図的に障害物へ身を隠したりと知能的な行動をとるのが特徴。
  • コロニストはプライマーの尖兵として使役されているため、序列は明確に下位であることが窺えるが、他のエイリアンの序列や関係性は不明。

コロニスト(3年後)

  • 前作から続投し、EDF6では最初に出会う敵。10メートルほどあろうかという巨大な二足歩行のカエルっぽい生物。
  • 前作の戦闘を経て撤退したプライマーから見捨てられ敗残兵となっている。
    • 遠く離れた異星に孤立する境遇を哀れむ隊員、あるいは「人類と戦ってる場合じゃないだろうに」と呆れている隊員もいる。
  • 前作とは変わって弱っており、移動速度が遅い・攻撃頻度が低い・攻撃の弾速が遅い等、弱体化している。
    • その割に3年前と変わらず元気に活動するし、相変わらず手足も当たり前のように再生する。温泉旅行に向かう余裕すらある。
    • ただ、耐久値や攻撃力はそれなりに高くもある。特に最初のミッションの初見は初心者は勿論、ある程度の経験者からも「不覚を取った」という声は聞かれる。
    • ぱっと見では分かりにくいがアーマーを装着している上、ノックバック効果がある武器や微妙に狙いを定めにくい動きから「普通のより面倒」という意見も。
  • 背中や頭にあった制御装置らしきものは無くなっており、鉄骨やケーブルで応急修理した武器を持つ、手製の鎧を身に付けるなど、自分の意思で活動できるようになっている模様。
    • そうなってなお人類とは敵対し続けているため、大尉からは問答無用同然に攻撃していい対象と扱われている。
  • 空に巨大リングが現れた際にはなぜか集結し、EDF部隊を排除しようと攻撃してくる。プライマーに対して、操られた恨みなどを抱いているようには見えない。
    • 人類から見ればプライマーに操られているだけの存在に見えるが、そこから解放されたであろう荒廃世界における彼らの行動原理は不明のままである。
  • リングに接近したコロニスト達はなぜかリングに吸い込まれて大型宇宙船と同じく何処かへ消えていく。彼らの行方は後にM26『漂流者』で判明する。
    • 「何もない空間からエイリアンが降ってくる」という目撃情報が頻発しており、そのエイリアンたちこそがこの3年後のコロニストたちだった。
    • プライマーの主力とは切り離された存在らしく、少佐曰く「戦略上意味のある行動をとっていない」と言われている。
    • 「敵に情けを掛けるな」とは作中でも度々言われはするが、散々プライマーにコキ使われた挙句、数少ない癒しであった温泉旅行までも台無しにされる姿には同情を誘うものがある。
      • 本作のEDF勝利の決定打となるのは歴史改変船団の出落ちだが、その前例がM26におけるこの個体との邂逅である。
  • M32クリア以降は一切の報告がなくEDF6の週が終わり、以降はM146でリングが暴走まで登場しない。
    • EDF7においてはエイリアンが優勢。地球に居座り続けられた以上、彼らのような「敗残兵」も生まれようがなかったのだろう。
    • EDF8以降に関しては人類が優勢。「敗残兵」となる前に駆逐されたのだろう。
  • M146まで登場しない、と記したはよいが、その一方で「そのM146になぜ登場出来たのか」は今作の謎の1つである。
    • リングに連れていかれるという形でのタイムリープになる以上、EDF7以降では登場し得ない筈である。
    • EDF9でも存在が確認されたαplusはともかく、同様の現象はスキュラにも起きており、EDF9では登場せずもM146で再登場する。
    • ただ、スキュラに関してはスキュラと結びついた生態を持つサイレンがM136に登場することや、スキュラ自体の高い戦闘力も踏まえると、敗残兵たちと違い登場しないだけでEDF9以降にも存在していた可能性はある。
    • M146におけるリング終盤戦ではなりふり構わず様々な戦力を投下しているかのような描写となっていることからも、何らかのエラーによる召喚であると見られる。
    • 大いなる謎の1つではあるが、プライマーが歴史から消滅した今、作中において真実を知る術はない。
  • 本作発売前はプライマーや新異星人対策として、双方の戦力不足から止むを得ず一時休戦、共闘のシナリオもあるのでは…と期待する声もあったが、残念ながら最後までロクに会話の通じない敵という立場であった。ガッカリだ(定型文)

コロニスト

  • プライマーに使役されているカエル型ヒューマノイド型エイリアン。遮蔽物を利用し火力も侮れない、ユーモラスな外見ながら意外な難敵。
  • プレイヤーからは「カエル」と言ったほうが通りが良い、まさにカエルが直立歩行したような姿の巨大生物。3年後バージョンより肌艶が良く、装備も新品である。
  • 現実のカエルなどにも存在する「瞬膜」らしき器官が目を覆ってる時がある。サンドロットの何気ない芸コマっぷりが光る。
  • どう見ても武装したカエルなのだが、(EDF5のPV内以外で)誰もカエルとは言わない。
    • それどころか、目が2つで手足が2本ずつある事を根拠に「人間に酷似した生命体」「宇宙人だ!」などと連呼される。
    • ここまでは、これまでの相手が蟻や蜘蛛、円盤だったので理解できる。しかしコロニストより遥かに人間に近い構造のコスモノーツに関しては、なぜか人間に似ても似つかないと評価される。
  • コロニストという名前は彼らを入植者に見立てた命名らしいのだが、作中では誰もこの名前で呼ばない。EDFではよくあること。
    • 武器を持つ、会話するなど知的生物らしい所を見せたため、当初は彼ら自身がプライマーと目されていたが、後にプライマーによって侵略兵器として改造された異星人であったことが判明する。
    • この背景設定を本部から聞かされた兵士には、「エイリアンの人権問題に直面する事になるとはな…」とまで言われる。
  • 初登場ミッションの「人間そっくりだ!」はあまりにもツッコミどころ満載でネタにされていたが、本作では仮説という形ながら一応の回答が示された。
    • 遺伝子を解析すると、地球上の生物と部分的に一致することが判明。進化に必要な時間を考えると、10万年以上は後の地球に発生した生物という仮説が立った。
    • つまり、コロニストは異星人ではなく地球人であったのだ。ホントかよ!
    • また、α型など怪物の遺伝子にも同じような特徴があったため、関係性はともかく両者は未来で共存している模様。つまり、怪物もコロニストも侵略性外来生物どころか在来種であったのだ。ホントかよ!
    • 地球由来の生物なのでNPCには「人間そっくり」に見える…のだろう。納得できないな(定型文)
    • M109でのプロフェッサーの解説からすると基本的な体色は緑色なようで、ここだけはプレイヤー視点での外見と一致している。つまり、緑の人。
  • それがプライマーに捕獲され、クローン兵器として戦争に利用されたと推測されている。
  • 生身で活動でき、繁殖も可能なほど地球の環境に適応しているコロニストだが、人類由来の化学物質による大気汚染に対しては脆弱。北京での戦闘に展開したコロニストはまともに戦えないほど弱っていたらしい。
    • これを受けた情報部はコロニストが「大気汚染が生じるレベルの科学文明にすら達していない」ことの証拠だと考えた。にも関わらず高度な武器を持っていたため、EDFは「コロニストに武器を与えて使役している黒幕がいる」=「こいつ等はプライマーではない」と予測し、それは汚染対策装備に身を包んだコスモノーツの出現という形で的中した。
    • 怪物は共生微生物で汚染を浄化する能力を持っているため、近い環境に住んでいたであろうコロニストは人類が滅ぶほどの未来地球の自然環境下でも汚染物質と縁遠かったようだ。
    • EDF5の前日譚にあたるLost Daysにも登場。登場がたったの1ミッションしかなく、コロニストが大気汚染に脆弱なことをプライマーが初めて把握したのはEDF5と推定されることから、Lost Daysの時点では投入は限定的だった模様。

プロテクテッド・エイリアン

  • 堅牢な鎧を身に纏ったコロニスト。
  • 通称アマガエル。アーマーを着たカエルの略で、攻略などでも多用される。
  • 前作DLCで出現し猛威を振るったが、今作では本編のそれも序盤の方からたびたび登場する。
    • 耐久力のみならず武装も強化されている。何れも威力、ストッピングパワー、視野妨害効果を高いレベルで兼ね備えており、複数体を相手取るのは難易度問わず危険。
    • 特に砲兵はプラズマ砲を縦に10発同時発射するうえ、1発ごとの威力と爆発範囲、そして連射性能も通常のカエル砲兵と大差ないというとんでもない個体である。
      攻撃性能だけ見れば今作のDLCクルール砲兵よりも凶悪。
      • 今作では自重しているのか出現ミッションはほとんど無く、また出現しても1~2体止まりなのが救いか。
  • 反面、頭部の耐久力は大きく低下しており、ヘッドショットを狙えば呆気なく沈む。
  • 鎧自体は頭鎧が脆い上に随所に隙間があるものの、四肢などはコスモノーツの宇宙服より頑丈。そのため意識して脱がそうとすると思いの外時間がかかる。

タッドポウル

  • 羽と尻尾を生やしたカエルのような見た目の飛行生物。
  • 当wikiではエイリアンに分類しているが、他のエイリアンに比べ大した知能は持っておらず、目に付く人間や在来生物を盲目的に攻撃、捕食する。ゲーム内でも知能的な動きは見せない。
  • 上空から緑色の炎を吐き付けて攻撃する。群れによる攻撃を受けると配下のNPCが消し飛ぶほどの威力になる。
    • 地上に降りるとこちらへ突進し、兵士を咥えて拘束する。その上なんとそのまま飛び去ってしまう。人間を咥えた異形の生物が上空を飛び回る様はモンスターパニック映画を彷彿とさせる。
  • 「5」ではコロニストの幼体であることが明かされている。尤もこの世界の人物たちからすると似ても似つかないものに見えているようだが...
  • プレイヤーからは「おたまじゃくし」の通称で呼ばれる。
    • 因みにタッドポウル(tadpole)は英語でオタマジャクシを意味する。やっぱカエルじゃねーか
  • 前作『5』では少佐により命名されていたが、本作では命名の経緯が描かれておらず、『5』未経験のプレイヤーからするとどのキャラを指す名称か分かりづらくなっている。

小型タッドポウル(仮)

  • 上記のタッドポウルに混じって登場することが多い小ぶりなタッドポウル。茶色かった通常型に対してこちらは黄緑っぽい色合いに。
    • 飛行速度が遅く、体力もβ型を下回る程度しかもっていないかわりに火炎による攻撃能力が強化されている。
  • 身体の小ささと遅い飛行速度が合わさってなかなか地上に降りてこないので比較的長く生き残る傾向にある。
  • 他のタッドポウルが最初の降下を終えててんやわんやになっているところに追い打ちで爆撃してくる憎いヤツ。

大型タッドポウル

  • おっきいタッドポウル。青紫色の表皮と赤い目が特徴。こちらも通常種や上記の小型に混じって登場する。
    • 通常種を大きく上回る耐久力と攻撃力に加え、少々のダメージでは怯まない頑強さも併せ持つ。
    • それどころか成体であるはずのコロニストより体力が多い。
  • 上記の小型種もそうだが、明らかに通常種と差異があるにも関わらず通信では全く言及されない。一体何者なんだ。
    • 前作ではタッドポウル全体を指して「より強く変異したものが生き残り、コロニストが環境に適応する過程ではないか」と言われていた。性質の異なるこれらが成長すると、違う特性を持つコロニストに育つのかもしれない。
    • 本作でコロニスト→未来の人類という仮説が提唱されたことでタッドポウル=コロニストの幼体という情報の信憑性が揺らいでいる。もともとどうも同種には見えていないようだが...
    • 今作には「青くてデカくて火を吐く」サイレンが登場するが、なにか関係があるのだろうか…?

コスモノーツ

  • 銀色のヘルメットと黄金の装甲服をまとった巨人。
  • 怪物、ドローン、コロニストと投入されてきた侵略者を何とか攻撃しマザーシップに接近した人類の前に、新たな敵戦力として降下し襲ってくる。
  • 当初はアニメでお馴染みの二足歩行ロボットだと思われていたが、宇宙服を破壊した結果ついに人類の前に姿を現した「プライマーという種族の兵士」ということが判明する。
    • 装甲かつ防護服の下には、枯れ木のように細く灰色のヒト型生物が入っている。体毛がなく目が大きく口は小さい、いわゆるグレイ型宇宙人のデザイン。
  • 四肢と頭と目の数などで「人間そっくりだ!」と言われていたカエル星人コロニストに比べれば、なお人間に近い見た目で、仕草などもかなり人間臭いのだが、EDF世界の目線だと「人間には似ても似つかない!」ほどの異形の生物らしい。
  • コスモノーツはロシア語で「宇宙飛行士」という意味。英語で言うアストロノーツ。
    • ちなみにEDF5の通信によるとコスモノーツが最初に降下にした場所はモスクワである。
    • コロニストと同じく作中では誰もこの名前を使わず、ひたすらエイリアンと呼ばれている。
  • コロニスト同様、人類のものとは異なる独自の言語で会話する、或いは独り言を発する様子が確認できる。
    • 有志による逆再生翻訳の結果、現場のEDF隊員たちとよく似た内容の会話であることが判明。想像は付きにくいが、どうやら我々と似たような文化を持っているようだ。
  • 「Lost Days」ではヘルメットのみを装備した変態紳士軽装備の個体も登場。
    • 鎧がないので怯みやすいものの、俊敏な動作とレンジャー顔負けの高速ローリングは圧巻。
    • まだ軽量な宇宙服・鎧の開発・着陸船の積載量増加が進んでいなかったため、このような軽装である必要があったのだと推測されている。
    • 生身では地球環境に対してコロニストよりもさらに脆弱であるため、DLCの周回では数日で撤収せざるを得なかったようだ。

重装コスモノーツ

  • 全身が二重のアーマーに覆われている重装備のコスモノーツ。装備する武器も大型で多彩。
    • 中身の方は全く同じ、ヒョロガリのグレイ型エイリアンである。
    • 攻防の能力は大幅に強化されているが、さすがに鎧が重いのか回避時のローリングがステップに変わっている。
  • 通常コスモと異なり、手足に受けたダメージを無効化するという謎の特性を持つ。手足に攻撃しても0ダメージと表示され、本体へのダメージが累積されない。
    • これはEDF5でも見られた現象なのだが、具体的な理由や設定は不明。手足程度いくらでも再生できる高等種族なのか、単なるバグなのか定かではない。
  • 前作では怯ませると武器のスピンアップを止めて攻撃を中断できたが、今作では怯んでもスピンアップが止まらなくなっている。
  • こちらも上記のコスモノーツ同様、ヘルメットと四肢のアーマーのみを装備した露出狂軽装備の個体がDLCにて登場。
    • 素早い動きに重装型特有の四肢ダメージ無効が合わさり、侮れない難敵となっている。

クルール

  • 今作のPVから早々と姿を見せていた新型宇宙人。
  • その見た目は目付きの悪い直立姿勢の巨大タコ。SFの大家H.G.ウェルズ風の、大きな頭に多数の触腕で直立した軟体生物。
    • 今でこそ古典的SFの象徴ではあるが、頭部の大きな軟体生物という姿は「地球より重力の低い火星で進化した知的生命体」という条件から考え出されたものだった。
  • 情報部少佐によって命名されるが、邪神の名という大仰な名のせいで兵士達が怯えることを本部はたしなめていた。
    • 「クルール」という名だが、これはおそらくクトゥルフ神話の邪神「クトゥルフ(Cthulhu)」が元ネタと思われる。そもそも原典からして人間には正しく発声できない音とされ、複数の発声・表記があるなかから日本語訳として「クトゥルフ」が採用されたという経緯がある。「クルール」とはその別読みのひとつである。
    • バビロニア神話に登場する男性の人形の怪物「クルール」が由来の可能性もあるがさすがにマイナーすぎる
  • 防護服のような装備は一切身に付けていないが、何本もの腕で多彩な武器とシールドを操る。
    • 腕2本で戦う個体は通常種のようで、4本使って戦う個体は「エルダークルール」という名を持つ。
    • 額にあたる部分になにか機械のようなものが埋め込まれているが、コロニストのような身体操作装置なのか、クルール自身のための装備なのかは不明。
  • コスモノーツに勝るとも劣らない知能的な動きと運動能力、銃弾の射線に反応して盾を構える反射神経があり、情報部をして「生物としてハイレベル」と驚かせ、クルールこそがプライマーという種族なのではとも思わせたほど。
    • 時には極超音速で飛ぶレールガンや光速で飛ぶレーザーすら防いでみせる。EDF隊員たちの殺気でも感じとっているのだろうか?
    • もっとも、コロニストのような主従関係などについては言及されず、プライマーという集団の中でどういった立場なのかは定かではない。
  • EDF世界の人間には凄まじく不気味な姿に見えるらしく、その外見だけでパニック状態になる兵士が出るほど。
    • 見ただけで正気を失い発狂する、というのもクトゥルフ神話TRPGなどではお馴染みの要素である。
  • 見た目通り火星人。少なくとも火星に居住していることが8ループ目の終盤にプロフェッサーによって語られる。
    • 正確には、クルールの死骸から現在の火星に生息するバクテリアが見つかった、というもの。
      • その結果EDFはプライマーを未来の火星文明と断定。最終ミッション『刻の天秤』でのオペレーション・オメガへと繋がっていく。
        • クルールそのものに落ち度は全く無いのだが、実質、クルールの死骸が原因でラストの結末に繋がったことを考えると、ある意味ではプライマーの戦犯と言える…かもしれない。
  • 甲高い喋り声はEDF隊員の音声を逆再生して調整したもの。荒廃世界の音声が使われている。

クルール(マリスの解釈)

  • DLC2で登場するクルール。頭を鎧で覆い、大型シールドを装備する。
    • 武器はパルス砲、ガス放射機、多連装砲と多彩。
  • マリスがまだ大人しい初期段階から登場しており、現実側にいる可能性がないではない。
    • とは言え、目が光るのはマリスの妄想か、兵士の誇張表現をマリスが真に受けた結果だろう。
    • 兵士から「鎧を装着したエイリアン」とだけ報告が来た結果、マリスの独自解釈によって生み出された産物であるという説も。特に多連装砲はプロテクテッド・エイリアンのそれにかなり近い。

クラーケン

  • 今作の6thPVの最後で僅かながら姿を見せていた新型宇宙人。
  • 見た目は巨大なイカで、空中を漂うように浮遊している様子からクルールより海洋生物に振る舞いが似ている。
    • 実際、緊急回避も水の中を泳ぐようなモーションを取っている。
  • タコクルールよりも足が2本多いためか、すべての個体が盾2個・武器2個を同時に扱っている。
  • 光っている部位があり、発している色で攻撃方法を見分けることが可能。
  • エイリアンおよび準主力のなかでは桁違いの体力を持っており、少なくともクルールの5倍以上はある。
  • 下記のヘイズ同様、体ひとつで飛行できる原理は解明されていない。「学者の見解」として少佐は反重力やサイコキネシスという説も紹介していたが、本部からは『バカバカしい』と一蹴され、本人は懐疑的だった様子。
    • 「サイコキネシスのようなもの」は前作における銀の人の能力の推測に少佐自身が例示した言葉でもあった。この少佐のリアクションの差もストーム1による歴史改変の結果を意識させる。
  • クルール同様、プライマー軍団における立場は不明のまま終わっている。
    • ほかのエイリアン同様、プライマーの象徴的な金色の装備は持たない一方で、体に機械を埋め込んでいる様子もないため、身体改造などは受けていないようにも見える、最後の周回で投入されたことから立場としてはコスモノーツと同等かそれ以上と推測されているが真相は不明。

クラーケン(マリスの解釈)

  • DLC2で登場する小型クラーケン。鎧を装備している。シールドは持たない。
  • 個体によって攻撃方法が異なり、赤いバブル球を十字状に撃つ個体、面制圧するように撃つ個体、青いバブル球を乱射する個体に分けられる。
    • 群れで登場することも合わさり、弾幕STGを彷彿とさせる。余裕があればバブル球の隙間を抜けてやろう。
  • 現実での目撃例はわずか1回。ネブラスカの農夫が見たらしい。UMAと同レベルであり、実在するか疑わしい。

銀の人

  • 前作のラスボス。
+ ネタバレ防止
  • プライマー全軍の指揮官、あるいは王や皇帝のような立場と目されるエイリアン。
  • 見た目は身長40メートルほどの銀色の巨人で、目に当たるパーツが無く背後に曼荼羅のような光輪を浮かべている、まさに神のような生命体。
    • 古代神話において「光を背負い、空から降りてくる神」と表現されていたのも、この銀の人なのではないかと推測されている。
    • 戦歴欄での表記から正式名称は「銀の人」。プレイヤーからは登場ミッション名から「かの者」や、容姿の似た某大作RPGのラスボスの名から「永遠の闇」、あるいはそちらの通称として呼ばれた「ペプシマン」が主に通称として使われる。前作ではポッと出ラスボスだったところも似ている
  • クラーケンと同様に身一つで空中浮遊ができるほか、武器も使わず手からビームを放つ。さらに浮遊浴びせ蹴りや空中突進などの超能力を利用した体術に加え、空から大量の隕石を呼び寄せて地上を攻撃するその力は、もはや地球人の常識を逸脱した、究極の進化に到達した生物。
  • 前作では第11の船ことコマンドシップに乗って地球に飛来し、コマンドシップ撃墜後に姿を見せてストームチームと激突。最後まで戦い続けたストーム1により討たれ、その亡骸をコスモノーツたちが持ち帰ったことで戦争が人類の勝利として終結する、というものだった。
    • 登場時点でマザーシップは全機健在かつ人口も1割まで減るという圧勝状態なのに、なぜわざわざコマンドシップに乗って現れたのかは明確にされず、議論を呼んでいる。
    • 本作でプライマーが人類絶滅のため何度も時空改変を行っていたことが判明したことから、唐突な出現も時空改変における試行錯誤の一つだったとも思われる。
  • 本作ではプライマーの改変が入ることでコマンドシップ撃墜の歴史が無かったことにされ、その後もやり直しの過程ではコマンドシップが出現せず、彼との対決に至る前にストームチームが全滅する歴史を繰り返すことで、EDF5の勝利がまさしく奇跡だったことをプレイヤーに実感させてくる。
  • その後の周回では登場しない。EDF8ではコマンドシップが月面待機中に核攻撃で損傷を負っているが、銀の人については言及されず、EDF9では地上に降りたコマンドシップを撃墜するもその中に彼の姿は無かった。
    • 少なくともEDF9では人類にコマンドシップへの対策が出来ていることを見越し、指揮官である彼が敗れないように対策していたのであろう。

プライマー

  • 今作のラスボス。
+ ネタバレ防止
  • リングの破壊が確定した直後に上空に生成されたワームホールから出現した全長数kmの時間移動船。
    • 艦首は龍のような形をしており、ビーム砲を備える。艦側面にはパルス砲や電撃砲に加え転送装置を搭載。
  • 艦首が破壊されると艦の前側がそのまま大破、脱落する。新たな艦首となった部分には、銀の人を思わせる存在の肩から上が組み込まれていることが判明する。
    • 光輪は背負う形ではなく体を中心に浮かぶようになっている。サイズは超巨大化し頭部だけでも銀の人の身長を上回りそうな巨体になっている。
    • サイコキネシスは健在で、光輪からビームを放ったり隕石やエイリアンを呼び寄せたりと、凄まじい力を振るう。戦艦自体の動力もサイコキネシスで賄っているとすれば恐ろしい出力である。
    • しかしその容姿は前作のような威風堂々としたものから一転、アンドロイドのように自らを部品として組み込んだ機械となったもので、人類が優勢+要の時空改変まで阻止された状況から「神の尊厳を捨てた」「形振り構ってはいられない」といった印象が強く、プレイヤーからは「芋虫」「生き恥」「ペプシップ」というなんとも言えない通称で呼ばれることも。
  • 彼の出現により発令されたオペレーション・オメガで存在が消えるはずが、何故かその後も戦闘を継続した。それは決定的なタイムパラドックスの発生により、時間が人類とプライマーのどちらを消し去るかを戦いで決するべく、彼をプライマーの代表として選んだからであった。すなわちその瞬間、彼は「プライマーという概念そのもの」に変貌したのである。
    • 決戦の軍配は人類代表のストーム1に上がり、戦艦が崩壊、彼の肩から上部分の亡骸は朽ち果て、地上に墜落した。
    • 戦績では前作の銀の人表記でなく「プライマー」表記になっている。彼の撃滅の記録であると同時にプライマーの根絶の記録でもあるという、にくい演出である。
  • 最終的にコスモノーツやクルール、クラーケンといった容姿や生態が明らかに違いそうな構成員を持つ文明の中で本当はいかなる存在だったのか、本当に彼がエイリアンのリーダーなのか、そもそも彼はEDF5の銀の人と同一人物なのか、プライマーに単一しか存在しないのか複数いるのか、そういった細かなことは判明せずに終わった。
    • プライマー文明が誕生から根絶されてしまった今となっては、もはや誰にもそれを知るすべはないだろう…。

怪物

  • 実在する昆虫などに似た姿をもち、体を用いた攻撃を行う侵略生物の総称。劇中では多くの登場人物が「怪物」と称する。
    • ある程度の知能を持ち併せているようで、コロニストの号令に応じて地面から出てきたり、彼らに随伴して行動することも。
  • 「怪生物」と言った場合はエルギヌスなどの超大型生物を差し、明確に区別されている。
  • 「アリ」や「クモ」といった感じで覚えがちだが、ゲーム作中では一切用いられないため、ゲーム内名称も把握しておかないと通信で「◯◯が来た!」と言われても咄嗟に理解できないので注意が必要。

α型系列

侵略性外来生物α

  • いつもの黒蟻。エーではなくアルファ。
  • 全長約11m。金属を数秒で溶解させるほどの強酸を腹部から約100mほどの距離まで放出する。ただ、プレイヤーや他の隊員、また市民などが酸を浴びてもどろどろに溶けるという事は無い。
  • 攻撃を受けると黄色い体液を撒き散らす。
    • 通常の体液からは酸性や毒性は検出されていないようで、攻撃を受けた際に飛び散る体液を浴びた兵士がいるが体調に異常はないとのこと。
  • 在来生物への高い攻撃性があるため「侵略性外来生物α」と命名された。長いため「侵略生物α」や「α型」とも呼ばれている。
  • 垂直の壁どころか天井すら平地と変わらず走り回る脚の力を持つが、ジャンプはできない。入り組んだビル街などに誘い込まれると律儀に地形どおり動くため足止めされる。
  • 高難度となると足も速く、いつの間にか回り込んで接射でアーマーを根こそぎ奪い取っていく。序盤の敵と侮るなかれ。
    • それだけの火力を持ちながら時には100体以上もの群れで襲ってくる。EDFというゲームの性格を物語る存在と言える。
  • 地球防衛軍が低価格ゲームソフト企画のSIMPLEシリーズで誕生して以来の敵キャラであり、EDFシリーズを象徴する存在と言っても過言ではない。
    • このwikiも含め、地球防衛軍関係の記述で「アリ」や「蟻」と書いてあれば、まずこいつのこと。
  • ごく一部を除いて劇中の人物は誰も蟻や昆虫と言わず、「怪物だ!」「こんな生物、見たことが無いぞ!」といった反応をしている。
    • 公式な扱いや設定は不明なのだが、このリアクションはシリーズお馴染みの謎のひとつであり、他の怪物を含め、シリーズが進むごとに虫扱いしないことが徹底されているようにも見える。
      • ちなみに、EDF4のノベライズである『ラムダチームの戦い』では、はっきりと『巨大なアリ』とか『巨大なハチ』と記述されている。世界観が違うのでEDF5とEDF6における扱いは不明だが。挿絵もきちんと巨大なアリである。
      • また、EDF3では最初期に遭遇した隊員が「昆虫です……大きな昆虫です!」と述べているため、あちらの世界観では昆虫の見た目のようだ。
    • このため、考察や設定作りの好きなプレイヤーからは「EDFシリーズ世界の昆虫は現実の生物と見た目が異なるのでは」「ゲーム画面で蟻のように表現されているだけで、実際は名状しがたい化け物なのでは」などと言われることも。
      • 確かに人によっては蟻の顔が怖いと思うだろうし、我々プレイヤーとは違い現場の隊員たちは一人称視点のはずなので化け物に見えるかもしれない。
      • また、蟻の顔を顕微鏡などで撮った写真をネットで検索すると分かるが、だいたい恐ろしい顔をしている。
      • ちなみに一部マップでは「泣いた赤蟻」や「害虫駆除」といった広告や張り紙が掲載されており、そこではα型の姿が蟻として扱われている。本物のα型との関連は不明だが、少なくともEDF世界でも(昆虫としての)蟻は我々の知るそれと同じようだ。
  • DLC1ではαPlusや青蟻が主力となっているが、それでもさり気なく登場している。初手の228基地襲撃に投入されている。

侵略性外来生物α 戦甲変異種

  • こちらもすっかりお馴染みとなった金蟻。
  • 通常種の5倍という攻撃力を持ち、それなりに硬いという戦闘面では完全に上位互換の生物。
    • 性能は上位互換なのに通常種と併用されているが、プロフェッサーの推測によれば「強い変異種を産み出すには頑丈な巣穴が必要」らしい。繁殖に制限があるため通常種ほど数が増えないようだ。
  • EDF5の追加ミッションパック関連のゲーム記事に少し設定が載っている。
    • 人類の反撃により、α型はより強靭な生物へと変化を遂げたと考えられており、あらゆる能力において、通常のα型を上回る能力を持つとのこと。
    • ただ、INFでは開戦から十日程度経った時期に登場しており、説明と合致しない。難易度による敵構成の変化や、今作でのタイムリープも合わさり、要考察といったところ。
  • 初登場はEDF2P。原種に比べて攻撃力が多少上がっている程度だったが、EDF4から急上昇した。動作も早く、あっという間にアーマーが溶かされてしまう難敵となった。
    • 特に高難易度では一撃で数千単位のダメージを叩き出すため、最優先で対処しないと即サンダーを引き起こす。
    • 高難易度で追加されるパターンが多いが、今回はHARDでも中盤から登場する。何の前触れもなく黒蟻に混ざって出現する本種に、驚いた隊員も多いのではないだろうか。
  • これまではHARDEST以降での登場か、HARD以下だとしてもDLC登場に留まっており、作中において当種の存在に触れる台詞も特になかった。
    しかし今作ではHARD以下の本編ミッションにも平然と登場する上、「変わらぬ日々''」で「金色の奴はヤバい」という趣旨の会話をするNPCが全難易度にいるなど、少なくとも今作品においては当種は単なる難易度調節用エネミーに留まらず、ストーリー及び世界観上にも明確に存在していることが示されている。
  • M111『翌日’’’』のHARD以下で登場する個体は弱い酸を一発しか出さず、最弱装備のバーナーでも簡単に倒せるようになっている。ダメージ表示も出ない変な個体。誰が呼んだか金メッキ蟻。
    • 金メッキ蟻はEDF2Pにも登場しており、普通の黒蟻と能力値が変わらない個体だった。今作の金メッキ蟻はそれを下回る金メッキである。

侵略性外来生物α 赤色種

  • いつもの赤蟻。初代EDFから皆勤賞。
  • EDF3までは素早くプレイヤーに接近して噛みつきダウンさせるだけだったが、EDF4からはフラフラと不規則に動きながら近づき、不意に突進して噛りついたまま振り回すようになった。
  • 黒蟻より頑丈で、拘束能力もあって他の敵と共に現れると厄介なのだが、飛び道具を持たないため対処法もシンプルで、赤色種の大群だけが出てくるミッションは格好の稼ぎポイントになる。
    • 大量乱獲される姿は開発側からも認知されているのか、劇中の小道具看板の中には、泣いた赤鬼ならぬ「泣いた赤蟻」なる作品を宣伝するものがあった。どんな作品なのやら…。
  • 今作にも赤蟻だらけのミッションはあるが、序盤のみなのでそれほど乱獲はされてない様子。
    • 今作は150ミッション弱ある為、大量登場のミッションナンバーこそ大差なくとも相対的に登場する武器ランクがやや落ちていること、及びWDによる完全放置も難しくなったのが要因だろう。

侵略性外来生物α 赤装変異種

  • 赤蟻の強化版としてお馴染みの、赤装と言いつつ紫がかった色の蟻。
  • 一応赤蟻より硬く足も速いのだが、金蟻や銀蜘蛛ほどの劇的な強化型でもなく、赤蟻から特に変化が感じられない地味な蟻。
  • 今作ではM20『埠頭の乱戦』のINFでのみ登場。通信で触れられることもない。
  • 一応の初登場はEDF2P。ただしこれは通称「紅蟻」と呼ばれるほど赤く、異様に攻撃力と耐久値が高い(オフINFでの耐久力は20000弱、攻撃力は約7000程)代わりに、緊急回避で撒ける程の鈍足という特徴を持っていた。足が遅すぎるのでやっぱり稼がれアイドルなのは変わらず。
    • EDF3Pでも登場したが、EDF4では登場せず。その後のEDF4.1で現在の地味な赤装変異種が生み出された。

強食性侵略生物

  • 緑蟻。早送りのような超高速歩行と視界を埋める大群で突っ込んで来て、至近距離から酸を吐く。
    • 一方で、勢いあまって遠く離れた位置にいるEDF勢力に狙いを変えることもしばしば。
    • 身軽さの代償か甲殻を持たず、外皮が薄いため耐久値は紙ペラの如く低い。
  • コンクリートやプラスチックを食べる上に、木材や金属もある程度分解可能という悪食漢。
  • 生態を分析した少佐は、プライマーが地球侵略の最後の仕上げとして、建物など人類の痕跡まで破壊するために投入したものと推測している。
    • EDF7ではM63『激突する平原』で出現するなど、投入が前倒しされている。
    • EDF5ではHARDまでは終盤での登場となったが、HARDEST以上では序盤の地底ミッションで通信もなく出現していた。
  • 過去作ではもっと濃い真緑色だったのだが、どういうわけか今作では色が薄くなっており、後述の幼兵態と変わらない体色だったりする。

強食幼兵態

  • ちっちゃい緑蟻。相変わらず柔らかい。だからすごくかわいい。
  • 過去作では黄緑色が特徴だったが、今作のマットな質感により緑蟻との区別がつきにくくなった。
  • 酸を出さないが、噛みつきに特化している。兵士に素早く噛みついて大きなダメージを与え、すぐに放り投げる。

マザーモンスター

  • いつもの女王アリ。α型の怪物を産み出す諸悪の根源。大きいねぇ!
  • 地底奥深くで怪物の卵を産み、繁殖しているところへ歩兵部隊が侵攻し、コイツと卵を駆除するのはもはやお馴染みのミッションとなっている。
    • が、今作では蟻の巣破壊ミッション自体がない。それどころか割と早い内から地上で産卵している様子が見られる。なんということだ……。
  • ただの繁殖役ではなく、大量の酸を霧状に放射して攻撃を行うことができる。多段ヒットに加えヒットストップも強烈。
    • 性質上、狭い場所で猛威を奮う。まともに受けてしまうと配下のNPCごとサンダーすることもしばしば。
  • 足先に邪神ハヴォック神が宿っており、ビークルやダウンした歩兵を思い切り蹴っ飛ばすことがある。
  • 本作では序盤も序盤、M4で初登場。シリーズ経験者はびっくりした事だろう。
    • 幸いコンバットワゴンがかなりの体力を削ってくれるので、押し付けながら戦えばそれ程苦も無く倒せる。
  • 初代EDFから皆勤賞。初代は地底ミッションがなく、地上で登場している。

マザーモンスター 戦甲変異種(仮)

  • 今やお馴染みになりつつある全身金ピカの女王アリ。
  • 過去作では基本的に高難易度限定の登場だったが、今作では『変わらぬ日々'''』にてどの難易度でも出現する。
  • 何ともゴージャスな見た目だが通常のマザーモンスターを凌駕する攻撃力と耐久力を持つ。
    • 低難易度ですら10,000弱程のHPを持つため長期戦は必至。それでいて攻撃力もとんでもないものになっている。
  • その異様な攻撃力はリフレクターで跳ね返すとよくわかる。自身も取り巻きも凄い勢いで昇天する。

卵(α型系)

  • マザーモンスターによって産み落とされるα型の卵。
  • 黒蟻は白、赤蟻は赤、金蟻は金とわかりやすい色をしている。
  • 基本的に完全に成長した状態で孵化する。成長前の状態で卵から出ず、堅い殻に守られたまま成体となり活動を開始するとされる。
    • 攻撃を受けたり、周囲の危機感を感じ取ると一瞬で成体として孵化する。
    • 見た目は卵だが、実態としては繭に近いのかも知れない。

αPlus型系列

侵略性外来生物αPlus

  • いつものじゃない黒蟻。むしろ色からすれば茶蟻。ヒアリっぽい。
  • 今作初登場の蟻バリエーション。突起付きの茶色い外殻や大きく発達した大アゴなどかなり凶悪な面構えに。
  • 外観的には現実のパラポネラ(サシハリアリ)と呼ばれる仲間によく似ている。
    • 近付いて見てみるとまばらに毛が生えている。色合いと合わせてどうも汚らしい。ウン命に抗え
    • 目が発光しており暗がりではよく目立つ。一部ミッションは発光ありきで配置されている節がある。
  • 体長は約16m。侵略性外来生物αPlusという識別名は、見た目が似ているからつけられたようで、生物的関連性はよくわかってないとのこと。
    • 登場はEDF7から。「駆除’」では兵士から「α型」と呼ばれており、現場の兵士からしたらどうでもいい違いなのかもしれない。
    • EDF7ではほとんど黒蟻が登場しないが、「激突する平原」では登場しているので、普通の黒蟻が存在しない周回というわけではない。
  • 通常のα型と異なり黄緑色の酸を放出する。性質や威力は大差ないようだ。耐久力は二回りくらい固くて厄介。
  • EDF5のプレイヤーにとっては新種だが、本種を見たプロフェッサーが「歴史は変わっていない」と発言し既知の存在として扱っている事から、ゲーム中の人物は歴史改変を認識できていない事が分かるようになっている。
  • 本種が何者なのかは全く分かっていない。黒蟻とは混ざって登場する事もあり、単に歴史改変によって置き換わった存在でもない。
    • 他の敵戦力の様相もあり、発売前は第三勢力が使うアリの可能性が考えられていた。
  • 本作及び前作「5」の前日譚にあたるDLC1「LOST DAYS」では後述する青蟻ことプライマルαと共に多数が黒蟻を差し置いて登場する。
    • 侵略生物は周回を重ねる毎に進化を遂げるものとすると、彼らが地球環境に適応する形で進化した結果がいつもの黒蟻たちなのかもしれない。

侵略性外来生物αPlus 戦甲変異種(仮)

  • いつものじゃない金蟻。
  • 通常の金蟻よりくすんだ金色で、その他は概ねαPlusの特徴に準ずる。
    • テレポーションシップに似た色と言えば分かりやすいか。地上で見るとメッキのように煌めいている。
  • 色が普通の金蟻とほぼ同じなのでとても見分けづらいが、酸が緑なので攻撃が始まれば分かりやすい。
    • なにぶん金蟻なので酸を撃たれる事自体が危険だし、見分けたから何だという話なのだが。
  • さりげに耐久力も高くなっている。

侵略性外来生物αPlus 赤色種(仮)

  • いつものじゃない赤蟻。
  • 発色が鮮やかなオレンジ色に近くなっている。蟻というよりニンジンやエビ。
  • 数多く存在するα型のバリエーションの中でもトップクラスの耐久力を持つ。デカイ図体と高耐久が合わさると生半可な制圧射撃では押し止められない障壁と化す。

侵略性外来生物プライマルα

  • DLC1で登場した新たな蟻。青く大きい身体が特徴的。
  • 通常個体が散弾状に体液を発射するのに対し、こちらは連続放射するのが特徴。スーパーアシッドガンの祖先なのかもしれない。
  • 大柄かつ体重もそれなりのようで、動きは他のα型系列に比べ鈍い。
    • 鈍いとはいえ図体に合わせて歩幅が大きく、緩慢そうな動きに対してそこそこの速さで接敵することになる。
  • 本部は「格好の的だ」というがなにぶん硬いうえ、それなりに速いので的当ての如くいつでも一方的に葬れるわけではない。
  • DLC2にも登場。本編では登場していないにも関わらず、マリスによって完全再現されている。
    • 主人公やプロフェッサーの報告で生成したか、空白の3年のうちにプライマーが実戦投入したのかもしれない。

マザーモンスターPlus

  • いつものじゃない女王アリ。焦茶の外殻に紫がかった羽をもつ。なんだか毒々しい色合いだが別に毒を撒いたりはしない。
  • 他のいつものじゃない面々同様やはり何の紹介もなく初登場を飾る。
  • αPlusを産卵するようだが、卵を見かける機会は特にない。

マザーモンスターPlus 戦甲変異種(仮)

  • いつものじゃない金女王アリ。全身が金色にコーティングされた。
  • 相変わらず馬鹿げた火力の酸をぶちまける。
  • M72『要塞追跡』のINFで何の説明もなく登場する。
    • DLC2では複数体が同時出現し大暴れする。

プライマル・マザーモンスター

  • DLC1で登場した新たな巨大蟻。赤色種を巨大化したような姿をしている。
  • 顎で地面を掘り返し、土塊を放り投げるというダイナミックな攻撃方法をとる。
  • のだが、明後日の方向に突進した挙げ句どこか遠くへ行ってしまったり、ビルの側面から岩塊を出したりと、なかなかカオスな振る舞いを見せる。可愛げのない青色共も見習え。
  • マザーの名が付いている以上卵を産める重要な存在だと思われるが、後の周回に出て来ない理由は不明。
    • 青アリとはあまり共通性がないが、これが産んでいるのだろうか。そもそも青アリの卵自体が未登場だが。

β型系列

侵略性外来生物β

  • いつもの蜘蛛。5と今作ではベータ型と呼称。
  • 見た目は薄茶色の巨大ハエトリグモ。毛でモサモサしている。
  • 体液は紫色。
  • α型ほど俊敏ではなく耐久値も低いが、立体的に跳ねて移動し、良いポジションを取ると尻を高く掲げて酸を含んだ糸を乱射してくる。
  • 初登場はEDF2で「凶虫バゥ」という名前だった。
    • 当時は複数の当たり判定を持つ糸を多数発射し、それがしばらく残るため凄まじい火力を発揮していた。プレイヤーの間では「火力を一桁間違えたのでは?」という噂さえ流れた。
  • モチーフのハエトリグモがなかなか愛嬌あるシルエットを有しているため、非アクティブの個体を遠巻きに眺めている分には可愛らしく見える...かもしれない。

侵略性外来生物β 鋼体変異種

  • いつもの銀蜘蛛。攻防両面の能力がアップした強敵。特に耐久値が跳ね上がっている。
  • 極細ワイヤーのような糸を出して攻撃してくる…という設定だが、見た目も当たり判定も通常βと同じ。
  • 初登場はEDF2P。当時は黒い糸を出していたが、EDF2PV2含む以降の作品から普通の色の糸になった。
  • EDF2PとEDF3Pでは金蟻より耐久力が低かったが、EDF4から硬さを前面に押し出す形で大幅に上昇。
    • その代わりにアイテムも多くドロップするようになった。火力も原種より上がっているので油断しないように
  • 前作では高難易度限定登場ながら本種に対する台詞が用意されていたが、今作では完全にノータッチ。何の因果か金蟻と立場が逆転してしまった。

キング

  • いつもの大蜘蛛。今作ではキングと呼称。巨体故に重量もかなりのものらしく、動く度にズシンドシンと重そうな音がする。
  • β型と同じく酸を含んだ糸を投射して攻撃する。射程も量も段違いで、見た目通りに威力も凄まじく、接射をモロに受けるとイトダー直行便。
  • 通常サイズと比べると相対的にジャンプ力は低いが、そもそも巨大なため移動速度は早い。長い脚のぶん歩幅も大きいため、かなりの段差を平然と歩いて登ってくる。
  • 爆発物で一定のダメージを受けると脱力状態になり、サイコキネシスハボック神の祝福で重力から解き放たれる。ここに連射武器など撃ち込もうものなら、巨体がふわふわとマップの彼方まで吹き飛んでいくことも。
  • 相変わらず撃破するとキモいSEが鳴る。
  • 初登場はEDF2。「バゥ・ロード」なる名前で呼ばれていた。
    • 初登場当時から「ロード」や「キング」といった王を意味する意味合いの名称を与えられているが、これまで蜘蛛型の繁殖についての描写は無いに等しく、性別など不明な点が多い。キングと言いつつ実はメスかもしれない。

キング 鋼体変異種(仮)

  • 高難易度ミッションで登場する、いつもの巨大銀蜘蛛。攻撃力は通常種と変わらないが耐久値が大幅に強化されている。
  • 初出はEDF4のDLC。脅威的な怯みにくさで多くの隊員たちに地獄を見せてきた強敵...だったがEDF5では弱体化が入り、プレイヤーのインフレも進んだため脅威度は下がっている。
    • 現状、本編にDLC二つを合わせても登場機会はたったの一回しかない。そのミッションでも金女王と異なり着目されたりなんてこともない(金女王のほうは別のミッションでその存在に触れられている)。その存在を知らないまま地球を防衛していた、という隊員すらいる。止めにPlus種も用意されなかった。

βPlus型系列

侵略性外来生物βPlus

  • いつものじゃない蜘蛛。
  • ハエトリグモ系のシルエットは同じだが、縦長の面構えになり、体も黒と茶色のツートンに。体毛も少なくなってやや可愛さダウン。
    • 元ネタはハエトリグモの一種Philaeus chrysopsのオス。ユーラシア大陸を中心に生息する種であり、どのような経緯でモデルとして採用されたのか謎。
  • 体内に発電器官を持っており、放出した糸に高圧電流を流す。サンダー!
    • 盾やハンマー、ビークルで受けるととてもうるさい。
  • β型と比較して多くの身体的差異が見られるため、β型とは別種の生物である可能性が高いとされる。
  • DLC「Lost Days」配信と共に声変わりして青蜘蛛と同じになった様子。何故。

侵略性外来生物βPlus 鋼体変異種(仮)

  • いつものじゃない銀蜘蛛。
  • βより体毛が少ない体で銀色になったため、見た目の金属感がさらに強い。目も光っているため、その外見はもはやメカ蜘蛛。

侵略性外来生物プライマルβ

  • DLC1で新たに登場した蜘蛛。青く大きい身体が特徴。
  • 発射する糸は放電能力を持ち、着弾すると緑色の電気を流し始める。
  • 前作EDF5でのM11『天空の炎』は開戦から約10日なのだが、それよりも前の『滅びの楔』の時点ですでにコクーンを作り繁殖していることになる。
    • DLC1のストーリーを理解するうえで、どれほど驚異的な繁殖力であったかが伺える。
  • βPlusやキングPlusが登場する周回では爆発的繁殖力を見せる結果にはなってないため、この個体は繁殖において重要な存在と考えられる。
  • この怪物はなぜか市街地にしかコクーンを作らない。風力発電機のあるマップや、パンドラを守るためにマザーシップと戦ったマップなど、人里離れたマップならいくらでもあることを考えると、プライマーは『街を人質にとれば人間は簡単には大規模破壊兵器による攻撃ができなくなる』という学習を前周回でしている可能性がある。プレイヤーのエアレイダーたちはそんなことお構い無しで吹っ飛ばしに行くが
    • 本体、巣と共に大柄で、巣はいずれも多数の方向から支えられて宙吊りなことから、倒れやすい木々よりビルなどの建築物の方が巣を支える支柱として彼らには都合が良かったのかもしれない。

キングPlus(仮)

  • いつものじゃない大蜘蛛。βPlusを大型化したような見た目をしている。
  • 吐き出す糸が電気を帯びているなど、見た目共々βplusに準ずる特徴をもつ。
    • 地底で登場すると帯電糸で岩や壁をぶち抜いて攻撃してくる。アーマー値に余裕がないと理不尽極まりないサンダー&イトダー祭りが問答無用で開催されて禿げあがる。
  • DLCではβplusの卵嚢「コクーン」とセットで登場。周囲を彷徨いていることもあれば中からモコモコと出てくることもある。コイツがコクーンの産卵を担っているのだろうか。
  • ちなみに本編の時点でこっそり金色版が登場しているマザーモンスターPlusと違い、DLC2に至ってもこいつの変異種が登場することはなかった。青キングと性能的に被るからかもしれない

キング(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場するプライマルβ種のキングに相当する敵。身体が青く、緑色に光る電撃糸を放つ。

コクーン

  • DLC1で登場した侵略生物βPlusの卵嚢。地上の建物を利用して空中に巣を作る。外観は現実のカマキリが拵えるものに似ている。
  • 表面からβPlusやプライマルβが出現する。
  • ちゃんと呼吸しているようで、醜悪な音をたてながらゆっくりと拍動しているのが分かる。大きなものほど分かりやすい。あとなかなかキモい
  • 大きいコクーンは「ビッグ・コクーン」と呼ばれる。どの程度のサイズ差があればビッグに分類されるのかはよく分からない。
  • コクーンによって都市が産卵場になるケースが多発したことでコードNの発令に繋がることとなる。

γ型系列

侵略性外来生物γ

  • EDF5から登場のダンゴムシ。丸まって転がり突進するシンプルな攻撃と、「キュッ」みたいな鳴き声が特徴。
    • ミッションタイトルでは「魔球」と表現されることも。野球ボールというよりは巨大ボウリング玉だが…。
    • EDF2には、同じような攻撃方法を持つ「ローラーロボット ギリオ」と、その強化型「ギリオラ」という敵がいた。時を経てメカから生物に変わっての再登場とも言える。
  • 攻撃は体当たりだが、システム上では「爆発」という判定なため、当たるとダウンさせられてしまう。
    • 爆発範囲効果は無いため建物は壊せない。直線的に勢いよく突っ飛んでくる性質もあって、狭い場所に逃げ込むのも対策の一つ。
    • 爆発なので、フェンサーの盾なら装甲の向きに関係なく、どこからぶつかられても防げる。
    • レンジャー隊員でも耐爆スーツを着ればガンガンぶつかられても棒立ちで耐える。しかし、ダウンしないことで連続ヒットし、かえってダメージは増える。アラネアの糸に引かれた状態などでも同様なため気をつけよう。わざわざ同ミッションで共演しているあたり、狙って配置されているかもしれない。
    • この体当たりはなんと無限の射程距離をもっている。マップの端からとんでもない大ジャンプをしてこちらへ飛んで来ることもある。囮と充分な距離があれば安全、というわけではない。むしろ飛行戦力より速くこちらへ到着することも。見た目だけなら面白現象そのものだが…
    • どこからでも飛び掛ってくる…という意味ではなく、攻撃モーション中にロックしていた相手が死ぬなどしてタゲが変わるとこの現象が起きる。囮を呑み込ませて離れたビルの上などから観察していると体験し易い。
  • α型とβ型は新たなバリエーションが追加されたのに本種は特に変化なし。後々DLCで難敵が増やされそうと期待不安視する隊員もいたが…
  • DLC第一弾にて、まさかの超巨大プライマル種が追加。丸まったアーケルスが可愛く見えるレベルのトゲトゲ巨大魔球が迫ってくる。

侵略性外来生物γ 大型種

  • DLC1で新たに登場した巨大なγ型。スパイクの生えた青い甲殻に黒いまだら模様で、刺々しいうえに毒々しい見た目。公式の生放送ではバランスボールに喩えられていた。
  • 生物でありながら、体は鉄のように重いらしい。そのため跳ねることはないが、巨体を回転させて走り回り目標を轢き潰す。NPCが轢かれると大きくカチ上げられる。
  • 建物破壊や対ビークル特化の戦闘力を持ち、ほとんどのビークルを一瞬で破壊する。
    • 作中では「コンバットフレームの天敵」と称されており、あるミッションの説明によると実際にコンバットフレーム部隊を壊滅させた実績もある。
    • しかし実際にコンバットフレームNPC相手だと弾幕で押し退けられてダメージはおろか近づくことすらままならないことが多い。
    • なぜかバルガとデコイにはダメージを与えられない模様。バルガは分からないでもないがデコイは一体何でできてるのか...
      • デプスクロウラーにもダメージを与えられない。一応バルガとともに水没しても壊れないという共通点はあるが…
  • 常に丸まっており、生きている間は開くことがない。
  • 襲われた場合、千号弾やブリーチャーなど多数ヒット型の攻撃を当てると大きく押し退けることが可能。ブレイザーやマグ・ブラスターを照射するとゴロゴロと後退していく。
  • 準主力級どころかボス級や拠点級にも匹敵し得るわりとバカげた体力をもつ。そのくせアイテムのドロップ率がかなり渋く、手間のわりにリターンがオイシクない。もしかして:本部の罠

侵略性外来生物γ 超大型種(仮)

  • DLC1で新たに登場した超巨大なγ型。トゲトゲでオレンジ色に黒いまだら模様。飛行型の巨大ハイブすら上回るほどのサイズに育つ。
  • 大型種と同じく転がって辺りを潰して回るのに加え、巨大なトゲを上空に飛ばして周囲にばら蒔く。
    • このトゲからは緑色の電撃のようなものがほとばしり、迂闊に近づくと連続ダメージを受ける。撃って破壊したりもできない厄介な代物。
  • 凄まじい巨体の見た目に反して、散弾系などで撃てばやはり押し退けることができる。
  • 大型種と同様実力に反してアイテムドロップ率が異常に渋く、クルール1匹と同程度しか落とさない。

飛行型系列

飛行型侵略生物

  • いつものスズメバチ。見た目が既に凶悪。腹部から巨大な針を投射して攻撃する。
    • そこそこの威力に加え貫通力を持ち、最序盤から登場するわりに強い。
  • 大群による飽和攻撃は苛烈そのもの。四方八方からの攻撃で一瞬で周囲が銀色一色に。
  • ミサイルが天敵。ワンパンできる程度の火力を持った弾頭が直撃すると木っ端微塵に消し飛ぶ。いい気分だ。
  • 初登場はEDF4。だが似たような敵はEDF2で「飛行甲殻虫」という名で登場している。黒蟻に羽が生えた敵で、蜂よりも接近して酸を放つ。
    • EDF4では黒蟻より耐久値が高い化け物だったが、EDF4.1で下方修正された。今でも十分脅威だが、これでも大人しくなったのだ。
  • 例によって本編で直接「蜂」とは呼ばれることはない。しかしM46ではこいつらの出現と共に「蜂の巣を突いたような大騒ぎ」という慣用句が用いられるあたり、昆虫の蜂を彷彿とさせるものがあるようだ。

飛行型侵略生物 戦闘種

  • 真っ赤なスズメバチ。見た目の時点で泣くほど凶悪。
    • 前作ではこれといった名称がなかったが、本作でオペ子が「戦闘種」と呼称した。
  • やたら高い攻撃性のせいで群れると通常型よりだいぶ危険。
  • おまけにオンINFとなると1万前後もの耐久力まで備えている。
  • 金蟻、銀蜘蛛に比べると強化幅は大分大人しく、それ故か低難度でも中盤に差し掛かるあたりに顔を出す。それでいてドロップ率は高いので狩りの対象になることも。

飛行型侵略生物 野生種

  • DLC1で登場した青い蜂。身体も大きくなっている。
  • 矢印のような形の針を、マシンガンのように一点集中で撃ってくる。
    • 散弾のように針を撒いてくる通常種とは異なり、避ける方法がハッキリしている代わりに一度当たれば一方的に大ダメージを受ける仕様。
    • 全体的に火力に優れるDLC追加敵の中にあってなお頭一つ抜けた火力投射能力を有する。交戦中に立ち止まろうものなら一瞬でハリダーすることになる。
  • 全難易度通しての凶敵。間違っても大群を同時に相手にしてはいけない。
  • DLC2にも登場。下記の小型ハイブから湧いて出る。
    • 黄蜂や赤蜂はともかく、巨体ながら当たり前のように出てくる。転送装置ならまだしも流石につっかえそうだが...

クイーン

  • いつもの巨大な女王蜂。
    • EDF4当時はデスクイーンと呼ばれており、クイーンは女王蟻のことを指していた。変える必要なかったよな?
  • 電柱サイズの巨大針を鬼のように連射してくる。当たると吹っ飛ばされる。
  • 蜂の産卵を担う様子だが、作中で蜂の卵は登場しない。
    • 世界観は違うもののEDF4.1の外伝作であるウイングダイバー・ザ・シューターでは卵が登場しており、破壊すると周囲に酸をばらまく厄介な敵だった。

デスクイーン

  • いつもの巨大な赤女王蜂。
    • EDF5に登場していながら、本作の本編では登場することなく忘れ去られていた敵。DLC2にて復活することとなる。
  • 通常のクイーンと比べ、針の射出速度が上がるなど強力になっているのだが、他の敵が大暴れしているので影が薄め。

クイーン(マリスの解釈)(仮)

  • いつものじゃない巨大な女王蜂。身体が青く、野生種の女王に相当する。
  • DLC2に登場。緑色の針を正確無比に飛ばし続ける。
  • 蜂の攻撃は建物があれば防ぎ切れたのだが、こいつの針は建物をも粉砕する。
  • 狙いが正確な分ある程度の速度で動き続ければ回避は容易…なのだが、他のクイーン種と比べて機動力が異様に高く、常に移動方向に気を配っておかないと真正面から針山にされてしまうことも。

小型ハイブ

  • 今作の序盤から登場する、飛行型の巣。
    • ハイブ(hive)という名称だが、これは本来「養蜂箱」や「蜂塚」を意味するものである。こちらは過去作の巣穴っぽい形状。
  • 小型とはいえ中では飛行型の怪物が繁殖しており、人類からすれば見過ごせない脅威そのもの。立派な駆除対象である。
  • 地上マップで登場する際は明らかにビルから生えるような形になっている。

ハイブ

  • 飛行型が作る巣。表面は飛行型の体液と土砂を混ぜ合わせたもので固められており、高強度コンクリートを上回る強度を持つ。
  • EDF5では中盤で発見され、終盤になってようやく破壊されるという難儀な相手だった。
  • 今作での登場は人類が優勢に進むEDF9であり、飛行型にとって外で飛び回る方が優位なはずなのに地底で巣を作るという回りくどいやり方をしている。
    • NPCダイバーによれば「地上には人類という危険な敵がいる」とのことで、ストーム1とプロフェッサーが優位な状況を作り出すなかでの苦肉の策と考えられる。
    • 前作では歩兵部隊に加えて、重火砲を搭載したタンクや対空ミサイル搭載のコンバットフレームに襲われたので、それを封じるためにあえて地下で作った可能性もある。
    • 現実のスズメバチも地中に巣を作ることがある。

アラネア系列

アラネア

  • いつもの大きな女郎蜘蛛。ネットで待ち構え、敵を見つけると糸を投げて自分の巣に誘引しようとする。
  • 糸の先端部分以外は障害物を貫通するというシリーズ恒例のシステムのおかげで、間に建物があっても絡め取られることがある厄介者。
    • シリーズ通しての嫌われ者。『4』や『5』では度々登場しては厄介な混成部隊でプレイヤーたちに執拗な嫌がらせをしていた。
    • しかし今回はたったの2(DLC込みで4)ミッションのみの登場。嫌われる機会すら失いつつある。
  • DLC1では地底で登場。プライマーの中でもかなり初期から投入されていた戦力であることがうかがえる。
  • EDF4で初登場し、当時は「レタリウス」と命名されていた。
    • EDF4.1のDLCでは紫レタス「ヴァリアント・レタリウス」という赤紫色の変異種が登場していた。糸を描画距離ギリギリの距離から直線軌道かつ超スピードで投射してくるヤバいやつだった。

アラネアの巣

  • アラネアが建物や崖などを利用して作り上げたネット。
  • ネットは隙間だらけに見えて完全に銃弾を防ぎ切る。
  • カノン砲数発の直撃に耐える程の驚異的な耐久力をもち、オンラインないし高難易度でうっかり張り付いたりするとそのままサンダーする羽目になることもなくはない。
  • アラネアの巣の糸が張られた建造物は破壊不可能になるという地味に面倒な仕様がある。ビルの影に隠れて狙撃不能になったりする。

スキュラ系列

スキュラ

  • プライマーが海に放流し、増殖させているという水生生物。その見た目は魚っぽい着ぐるみ怪獣二足歩行の巨大魚。
    • 分類的に怪物なのか怪生物なのか不明。本部の通信も「スキュラを呼ぶサイレンは恐るべき怪生物」と言いつつ、当のスキュラはどっちなのかはっきりしない。
  • 魚人とも通称されるが、それ以上に人魚と連呼されるシーンが目立つ。
    • セイレーン(サイレン)と称して巨大ドラゴン、人魚と称してこれを出してくるセンス…。
    • 人魚と言う響きから艶かしい異形を期待したプレイヤーもいたのではないだろうか。とはいえ人型の知的生物だろうと四肢がバラバラになり頭が吹っ飛ぶこのゲームでそんなキャラクターに出てきて貰っても困るが…
  • 攻撃方法も多彩で、巨体を生かした突進に口から吐き出す強酸、そして周囲一帯にダメージを与える紫色の毒霧を持つ。
    • 口からの液体はゲロ、毒霧はワキガなどと呼ばれている。毒霧でやられるのはワキガ死。冗談じゃない、そんな死に方は嫌だ!
    • 絵面がひどい。とにかくくさそう(開発者公認)
  • やたらとタフで、INFでは普通に10万を超える耐久値を有していたりする。しかも攻撃モードで大量に現れるミッションが平然と複数あったりと、今までのシリーズにはなかったタイプの敵と言える。虫系の雑魚敵よりはどちらかというと怪獣系の敵に近い。
  • 地上では肌の乾燥を防ぐため霧状の液体を皮膚から放出するため、周囲の霧が濃くなる。数を減らすことで霧が徐々に晴れていくというギミックもある。
  • サイレンの咆哮で召集されたり、休眠中のサイレンを護衛するように集まってくるため、EDF側はサイレンと共生関係にあると推測している。
    • 海上でサイレンと交戦したらしき情報もあるが、本当に戦ったのか、合流しただけだったのかなどは不明。
    • 休眠やダメージなど、サイレンが不利な状況で呼び出されるため、スキュラ側がリスクばかりのように見えるが…喧嘩に負けて従わされているのでは…?
      • 「水生生物との交戦記録がある」「サイレンを追っているのはその生物かもしれない」とは少佐の言だが、実は「何と(誰と)水生生物とが戦ったのか」という部分が該当無線では抜けている。「(EDF海軍と)水生生物との交戦記録がある」ということなら、何もおかしい部分はなかったりする。
  • タコやイカと異なり大した知能を持っているようには見えず、9ループ目ではめっきり出番が減る。微妙に扱いが悪い。
  • M91「魚群上陸」で命名されるが、その前のM90「急転直下」の戦局報道で既にこの名前で呼ばれている。クラーケンの命名時は「兵士の呼び名に合わせて」という形になっており、同様に命名前から広まっていた非公式な呼び方を正式なものにしたのだと思われる。

ヘイズ系列

ヘイズ

  • 今作初登場の飛行生物。公式サイトでは「闇の魔物」と称されている。
    • 名前は霞(かすみ)や薄霧を意味する英語「haze」から来ているようだ。
  • 見た目は空を飛ぶ小さなイカ。そのためクラーケンとの差別化とも合わせ当wikiでは「小イカ」とも呼ばれる。
    • 遠距離から巨体のクラーケンと共に出現するため相対的に小さく見えるが、近くで見ると実際にはバスぐらいあり、けっこうデカい。
    • よく見ると触手は6本しかない。
  • 挙動は蜂やタッドポウルとも異なり、まるで水中を泳ぐように空を飛んでいる。
    • 群れを攻撃すると周囲の個体が不規則かつ素早い回避行動をとるため、掃射や爆破で一掃しにくい厄介なイカ。
  • 攻撃方法は複数の触手を突き出しての打撃。お馴染みの飛行戦力である蜂よりも手数が多く、アンドロイドの飛行戦力版とも考えることもできる。
  • 撃破されると、イカスミ名前の通り黒い煙幕を生み出し視界を妨害する。
    • この煙幕はスキュラと違い撃破された場所だけに発生するものの、多数撃破したときには周囲一帯が見えなくなるので注意が必要。
  • なかなか死体が落ちてこないため、生きている個体との区別は困難。
  • 体液はくすんだ赤色。ようは塩辛。
  • 見た目はイカだが、劇中の通信を聞く限り巨大イカ(のようなエイリアン)であるクラーケンとは別種の生物らしい。
    • 地面に産み付けられた卵から出てくるのが観察されるが、マザーモンスターのような親に当たる生物は確認されていない。
  • M124「孵化」で命名されるのだが、その前のM120「死の疾走’’’」で少佐の部下にこの名前で警告されるという時系列の不一致が起きている。
    • おそらく主人公かプロフェッサーが前周回の知識をもとに名前を口走っているうちに、少佐の部下もその名前を使い始めたのだろう。
  • オンラインでは同期ズレによってワープを繰り返し、カオスな暴れっぷりを見せつける。
    • 同期ズレで荒ぶる、といえば宇宙服野郎や赤ピーマンが悪名高いが、コイツは頭数と手数の暴力を発揮してくるためヤツら以上の凶悪さを見せつけることも。

ヘイズ(青紫色)(仮)

  • 薄い青紫色のヘイズ。『11番目の船』に登場し、コマンドシップから脱出する個体。
  • とてつもなく弱く、適当な武器で撫でればすぐ倒れる。黒い霧も出さない。当然、ニクスやプロテウス、レールガンがいればそれだけであっさり全滅する。
    • 体力(生命力)が低い、イカスミ煙幕を張る能力を持たないなど、生物として未熟ともとれる特徴をもつため若齢個体や幼体なのかもしれない。
  • DLC2ではたびたび登場する。能力は本編より上げられており並のヘイズ級になっているが、やはり黒い霧は出さない。

ヘイズ 変異種(仮)

  • 紫のイカ。ピンクとも。
  • 高難度にしか現れない。オフHDSTの時点で1万前後もの耐久力を持つ。
  • ここまで読み進めてきたならもう分かっていると思うが、火力も高い。つまりヤバイ。
  • DLC2では全ての難易度で登場する。本編では高難易度でしか登場しないためDLC2のミッションをプレイして初めて本種の存在を知ったという隊員もいるとか。

卵(ヘイズ)

  • ヘイズの卵。縦長のシルエットが特徴。攻撃を受けると孵化する。
  • ヘイズがどのように生殖するのか特に説明もなく、生態に関して詳しいことはわからない。
  • 投影面積が小さく、α型のそれに比べてより密集して配置されがち。このせいでちょっとした誤射で大量に孵化して大変なことになったりも。

機械兵器

  • 自律行動を取る円盤や戦闘ロボットの総称。3~4/4.1のフォーリナーと異なり、初代の敵対勢力であるインベーダーに近い意匠をもつものが多い。

バトル・ドローン

  • 前作でプライマーが初めに投入した無人航空兵器。EDF5公式サイトではバトル・ドローンと紹介されてる。
    • 作中でバトル・ドローンと呼ばれることはなく、基本的に円盤やドローンと呼ばれる。「敵機襲来」のミッション説明文では「タイプ1」という表記も見られる。
  • 金色の円盤型兵器で、下部の砲塔から5方向に拡散するビーム弾を連射する。
  • プライマーの標準的な航空兵器で、多くの戦場で出現する。
    • また、マザーシップや移動要塞に大量に積載されているようで、これらから大量に出撃してくる。

ブルーカラードローン(仮)

  • バトル・ドローンの色違い。現時点ではM27「赤色機」のINFERNOでのみ確認されている。その名の通り金色の装甲が青みがかった色になっている。
  • 前作でもHARDERST以上で通常のドローンから置き換わる形で若干数が混じっているという状況で、今回も特に説明無く混ざっている為どういう機体なのかは不明。
    • ゲーム中での性能は主に飛行速度と耐久力が増加している。
  • 前作では若干色が違う程度で言われないと気付かないレベルの差異しかなかったが、今回は割と真っ青。

レッドカラードローン

  • 全体が真っ赤なバトル・ドローンの上位機種。3倍速くて硬い。
    • 単発威力特化のスナイパーライフルでも一撃では落ちず、かと言ってスナイパーライフル以外では静止中以外当てようがない程速い。非常に厄介な機体。
  • 武装自体もバトル・ドローンとは異なり、長時間ビームを照射する。
    • ビームの照射音が遠くでも聞こえるようになり、高出力感が増している。シュイシュイシュイーン!!
  • (見た目は全然違うが)似た性能の兵器として4.1のDLC限定で赤い飛行ビークルが登場していた。
    • 正面しか照準出来ないとはいえ、一切減速せずに撃ってくる。今作のレッドカラーを知っていればこれがどれほど鬼畜なことか想像出来るだろう。

タイプ2ドローン

  • EDF5で中盤から登場した異なる形のドローン。ディロイの頭が飛んでるような見た目。
  • ドローンよりも機動力は低いが耐久力は高く、また地上目標に対して高度を併せて水平射撃を行うドローンに対してこちらは高度を維持して爆撃するように攻撃してくる。
    • この特性上マザーシップの護衛目的の機体と見られているが、ゲーム中ではマザーシップが近くに見えないマップでも普通に登場する。
  • EDF2でもよく似た姿の「インペリアル ガード」、通称「近衛」という飛行敵が登場していた。このリメイクともとれる。

タイプ0ドローン

  • DLC1で登場した青く輝くタイプ2ドローン。
  • 至近距離に詰めて攻撃する傾向にある一方で、装甲が薄い。
  • ドローン系の敵にしては珍しく、輸送船から投下される様子が見られる。

インペリアルドローン

  • タイプ2ドローンの上位機種。黒い機体色に赤いラインが特徴。
  • 全体的に性能が向上しているが、視界障害を起こすほどの弾幕とその火力が最大の特徴。
    • 一方で機動力は通常型と同じだったりする。
  • 今回も主役ミッションがあるレッドカラードローンと異なり、こちらはしれっとタイプ2ドローンに混じって登場するだけの為影が薄め。
    • 一部ミッションではインペリアルドローンの存在が名指しされる事もある。
    • 無論その火力の強さは健在なので意図せず対面した時の絶望感は前作通り。
  • 高出力型マグブラスターを当てたりすると激しく回転する。ちょっと面白い。

タイプ3ドローン

  • 本作から登場した銀色のヒトデのような形をした新型ドローン。
  • 攻撃時には先端に取り付けられた五本の爪のような部位を開きレーザーを放ってくる。
  • 中央のコアらしき球体が弱点で、ここ以外へのダメージはカットされるという特性がある。
    • この球体はセンサーでもあり、機体全体へのエネルギー供給源でもある。
    • 攻撃するとアンドロイドと似たような生体組織が見えるため、アンドロイド系とパーツの共通化が図られているのかもしれない。
  • 本部曰く「重装甲に重武装、空の重戦車」とのことだが、火力は特に高難易度ではバカにならない一方、耐久力は低めな上にNPCや誘導兵器は正確に弱点を狙うため撃墜は難しくない。

タイプ3ドローン(マリスの解釈)

  • DLC2で登場。マリスの愛が籠もったタイプ3ドローン。
  • 攻撃時は5本の爪のような部分からエネルギーを中心に送り、複数の誘導弾を発射する。高い誘導性により、回避は困難。
  • オリジナルのタイプ3より柔らかいものの、攻撃力と命中精度は段違い。そのくせ大量に出現して大暴れする。
    • 飛び抜けた攻撃命中率を持ちながらフルアク大群で襲ってくることがDLC2内で数回あり、最大級の障害となる。盾となる地形、身代わりとなるNPC、障壁を展開する武装、ダメージを肩代わりさせるビークルなど、各種防御手段の活用はほぼ必須で、特にレンジャーはこれらの備えがないまま徒歩で挑むと体力が数万あっても大変しんどい。
  • 総ダメージでは元のタイプ3より低いが、そちらはそもそも全部当たる事がまず無い分、実際の戦闘中に受けうるダメージはバルガほどの巨体でもなければ大体上になる。

ハイグレードタイプ3ドローン

  • おなじみ赤色の上位種。
  • より強力になったレーザーに加え、耐久力も大幅に上昇。正に空の重戦車という強敵。
    • その高出力故にパワーを温存する必要があるという設定が初登場時に語られるが、停止している姿はそれ以降ほぼ見られない。
    • 実際は火力そのものは変わっておらず、長時間正確に照射してくることであの鬼畜威力になるらしい。
    • つまり、バルガのような巨体で撃たれた場合は通常のタイプ3でも…。備えよう。
  • 他ドローンの上位種と比べて、なぜかアイテムドロップ率が低く設定されており、3~4個と半減している。

ハイグレードタイプ3ドローン(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。赤紫色のタイプ3ドローン。
  • 攻撃時は5本の爪のような部分からエネルギーを中心に送り、一本のレーザーを放つ。
    • レーザーとしては異例の建物破壊能力を持つ。当然の如く高威力な上に、一度当たるとヒットストップで回避できなくなる曲者。
    • しかし一度照射を始めると発射方向は変更できないらしく、動き回っていればあっさり回避できたりする。

エイリアン・ボマー(ボムシップ)

  • DLC1で登場した大型爆撃機。前作のDLC2ではボムシップと紹介されていたが、今作では名前が変わった。
    ちなみにボマー(bomber)とは日本語で爆撃機のこと。エアレイダーの無線でもボマーという単語が出てくるため、こちらの方が正しい。
  • 姿形はバトルドローンを大型化したような姿をしている。ただDLC1にバトルドローンが登場していないため、開発系譜としてはこちらが先かもしれない。
  • 機体下部にはプラズマ砲を搭載。下方向にプラズマをばら撒き爆撃する。
  • 攻撃を当てると派手に傾き、果ては見えなくなるまで飛んでいったり、地面にめり込んだりする。大きな見た目に反して軽いのだろうか。
  • EDF2では上述のインペリアルガードの色違いの爆撃機インペリアルボマーを巨大化させた姿で、メガ・ボマー"ドレッド・ノート"という名前だった。
    • こちらも上空から大量のプラズマをばら撒き、PS2本体をも爆破しかねない凄まじい処理落ちを引き起こす厄介な敵であった。

シールドベアラー

  • 前作より続投の四足歩行型マシン。本作では登場回数が少なめでやや影が薄い。
  • 自身を中心に防御スクリーンを展開する機能をもつ。
    • 防御スクリーンはEDFユニットのあらゆる攻撃を遮断する一方で、プライマー側の攻撃には一切干渉しない。
  • 近くにいるプライマーが攻撃を受けると動きを止めて背を伸ばし防御スクリーンを拡大させる。拡大中に攻撃を受けると縮小して逃走を試みる。
  • スプリガン隊長によれば、「高速移動する物体を遮断するが、低速の物体には反応しない。つまり、人間が低速で通過することはできる」とのこと。
    • その割にはエアトータスやロボットボムを防ぐ上に、ウイングダイバーやビークルを防がないという矛盾を抱えている。
      • もともとはEDF4での設定。EDF5では「脅威となる物を判断して遮断している」という説明だったが、今作でツッコミどころが復活したことになる。
  • シールドベアラーという敵はEDF2で登場している。正式名称は「鏡面円盤シールドベアラー」であり、EDF側の攻撃を跳ね返すドローンだった。PV2では味方のドローンの攻撃をも跳ね返す欠陥兵器だった。
    • EDF4で現在のシールドベアラーに近い歩行型として登場したが、鈍足で突出する味方についていけない有様だった。
    • しかもおバカAIを併せ持っており、守るべき対象を放っぽって明後日の方向へと散歩を始めたりする。もはや癒し枠
    • EDF4.1でAIの改良と共に足も速くなり、EDF5ではプライマー式の姿に変わりつつ現在に至る。
    • 鏡面円盤は攻撃方法こそ異なるが、大まかな動きや中心部以外は攻撃が通りにくいなど現在のタイプ3ドローンと共通点が多い。
  • 面倒な敵なのは間違いないが、それだけにプレイヤー側でも対抗策が色々考案されている。
    • ゲームシステム上実装が難しいのか、設定上は完璧なはずのシールドも4以降毎回何かしら貫通する方法が見付かっている。
    • 定番の釣りはもちろん、地雷原に誘い込んだり、ルーチンを逆手にとってC爆弾を貼って敵陣にデリバリーさせてみたり。5では爆弾を貼りつけたNPCを放り込んで爆破する外道もいた。
    • 人類マジ最低だな

ディロイ

  • タイプ2ドローンの機体の下から、数珠繋ぎになったパーツでできた脚が3本生えている巨大歩行メカ。
  • パーツの足し引きで脚の長さを変えられ、小回りのきくショートタイプからスナイパーライフルでやっと届くほどノッポなロングタイプまで様々なバリエーションがある。
  • 本体から爆発プラズマ弾を撃つほか、脚を突き立てて攻撃してくる。さらに脚の関節一つ一つがパルスマシンガン砲台を兼ねており、ピンク色に発光するパルス弾を大量に浴びせてくる。
  • ディロイBと呼ばれるタイプは脚の途中にミサイルランチャーが混ざっていて、低速高誘導のミサイルをばら蒔いてプレイヤーの行動を妨害してくる。
  • パルス弾の連射は画面を激しくフラッシュさせるため、眩しいと感じたら画面輝度を下げるか、レベル上限を破ってでも一切近づかずに倒せる武器で再出撃したほうが良い。冗談抜きで健康を害しかねないレベルで画面が点滅するため、特に年少者のプレイヤーは要注意。
  • 歴史を辿ると2で初登場している。当時から恐るべき強敵で、起動音やきしめんレーザーにトラウマを持つ隊員もいるらしい。
    • 強い攻撃を当てると荒ぶる性質は最初から。それを利用したスクワット撃ちなどという攻撃法も存在した。
    • 現在のディロイと違い、2シリーズの頃は武装は本体部分に全て搭載されていた。つまり緊急時に足を破壊して武装を潰す手段が取れない。その辺りも当時の強さの秘密かもしれない。

地底掘削ロボット ネイカー

  • 二枚貝に単眼センサーと胸ビレと背ビレを付けたような外観の新型ロボット。意匠の一部にはアンドロイドと部分的に共通するものがある。
  • 「地底掘削ロボット」と銘打ってはいるものの、戦闘中に地面にもぐったりはしない。
    • いかにも地中ミッションでのみ出てきそうなネーミングながら地上のミッションにも平然と出現する。もしかして:本部の罠
    • ミッションによっては地中で待ち伏せして湧いてくるので、土を掘る描写もあるにはある。
  • 丸みを帯びた装甲は傾斜装甲としての機能を持ち、凄まじい耐弾性を誇るため、通常の攻撃での破壊は困難を極める。
    • この装甲の中(二枚貝で言うところの貝柱の部分)には強力な火炎放射器が搭載されており、同時に弱点にもなっている。
      外装はなんと99%ものダメージをカットする一方で、弱点を狙われるとNPCのアサルトライフルにもあっさり破壊されてしまう脆さ。
  • 常に低空飛行しており、あたかも飛行戦力のような第一印象を受けるが実際は地上戦力の一種。殆ど高度を上げることはできない。
    • 低い崖等は勢いを付けて上ってくることもあるが、傾斜の一切無い建物はどう足掻いても登れない。蟻蜘蛛ダンゴムシとはそこが決定的に違う。
    • というわけで本部の言う通り地形で翻弄出来る。
  • 無茶なダメージカット率に異様な高火力、走り回って全方位から狙ってくるなどの特性、主力級というカテゴリによる数の多さから、相当数のプレイヤーから嫌われている様子。
    • カサカサと音をたてながらすばしっこく動き回る様から、Gから始まるアイツを連想する隊員もいるとか。
    • 仕上げに功績も安く、コイツらばかりだとヘリやニクスはおろかデプスクロウラーすら呼ぶのに難儀する上アイテムドロップ率も、大したことはない。明らかに本部の罠。
    • 実は火炎放射の威力には距離減衰がかかっており、至近距離での威力は後述のハイグレードネイカーをも上回る。接近戦に持ち込まないよう注意されたし。
    • 見た目や動きは割と可愛位という声も多いのだが…。
  • 名前の元ネタはおそらく真珠層を意味する「nacre」だろう。
    • 英語版ではなぜかネイカーの部分は訳されておらず、掘削機を意味する「Excavator」で通している。

地底掘削ロボット ネイカー(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。青くなったネイカー。
  • 強力な火炎を数発放つという、少し変わった攻撃方法を取る。

ハイグレードネイカー

  • 赤い装甲のネイカー。M101「灼熱地帯」から登場。
    • 赤色は電磁装甲由来であるようだ。
  • 耐久と火力が向上したタイプで、その耐久力は火力のある武器でもほぼ確実に火炎放射を阻止できないどころか、1回の放射で倒し切れない事も多い程。
    • HARDEST以上ではただでさえ高い耐久力が飛躍的に上昇し、スーパーアンドロイドをも上回る。
    • 外殻の防御性能が通常タイプに比べて僅かに下がっているが、高耐久力の前では些細なものにすぎないだろう。
  • ネイカーは鬱陶しいながらも攻撃開始に気付けば楽に排除できたが、こちらはそれさえ難しい為通常タイプとは比べ物にならない程厄介。
    • とはいえ初登場ミッション以降では遮蔽物を使える、地形ハメができる、そもそも出現させない方法があると対策ができ、今のところその点が唯一の救いか。
  • 通常ネイカーと違い、火炎放射には距離減衰がかかっていない。そのため下手に距離をとると痛い目に合う。
    • 火炎発射中の旋回低下や射撃による向きの逸らしも考慮すると、思い切って至近距離まで近づいたほうが楽になる場合も。

ハイグレードネイカー(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。ピンク色のネイカー。
  • 攻撃方法は青ネイカーと同じで、紫色の火炎を数発放つ。
  • まともに食らえば数万単位のアーマーが吹き飛ぶが、倒すことができれば大量のアイテムをドロップする。

機械生命体

  • 機械と生物の中間的存在、或いは機械化された生物と評されるアンドロイドとそのバリエーションの総称。
    • 本作リリース前のPVや試遊版で早々から顔見せを果たした、ニューカマーにして看板エネミー。

アンドロイド

  • 他のアンドロイドのすべての基礎となる癖のない量産型。両腕に備えたバリスティックナイフを射出して攻撃する。
    • 便利な一品らしく、ビルをよじ登るときも使っている様子が伺える。
  • 先進技術研究部により「融合生命体1号」と命名された。が、作中では誰もそんな風に呼ばない。EDFではよくあること。
  • 単眼センサーを備えたロボットのように見えるが、驚くことに体積の半分は生体組織で構成されており、機械と生物の中間に位置する存在だといえる。
  • ヒモ状の細っこい手足が球形の頭部を支えており、頭部の中には生体組織が詰まっている。破損させると緑色の体液が飛び散る。
    • 手足は爪とワイヤー程度しかないため、「体積の半分が生体組織」となると、ほぼ頭部全体が機械と生物の半々でできていることになる。
  • 頭部装甲の剥がれた生体部分はシワが寄ったグロテスクな見た目で、緑色の脳のようにも見える。見た目はともかく、この組織が何を司っているのかは謎。
    • アリやクモより知能的な動きをするとはいえ、全部が脳のような神経組織だとすると、容積に対してあまりにも思考回路としての性能や効率が悪いが…。
    • アンドロイドが大型化するほど頭部の比率が増して巨大になっていくため、生体組織で発電器官や湿式電池のようなものを作り、養分の保存と代謝でエネルギーを産むようなシステムで動いているのかもしれない。
  • タイプ3ドローンやネイカーも、損傷させるとシワの寄った生体組織や緑色の体液が見える。ドローンの球形センサータレットやネイカーの爪の形状がアンドロイドに近いところを見ると、技術の規格や設計思想が共有されているようだ。
  • ハードまでは足も遅く、ダイバーやフェンサーにとっては対処しやすい敵ではあるが、インフェルノでは別物となる。
  • 他の派生型共々、何か喋っているようなおっさんみたいな音(声?)を発している。

アンドロイド(マリスの解釈1)(仮)

  • 青いアンドロイド。マリスによって生み出された。
    • マリスが何を見聞きしたのかは知らないが、現実のアンドロイドと異なり目から赤いビームを放つ。
  • ナイフを飛ばすことはなく、建物を登るためだけに使われる。こいつのナイフは赤色で、下記のアンドロイドと区別可能。

アンドロイド(マリスの解釈2)(仮)

  • 同じくマリス製の青いアンドロイド。
  • 目から青いビームを水平3方向に発射する。目はビームを発射する場所ではないと誰かマリスに言ってやれ。
  • ナイフと目玉の周囲が紫色になっている。それ以外の違いがないため、大抵はビームの色で区別することになるだろう。

大型アンドロイド

  • 薄紫色の、横幅が広い頭部を持つ大きめのアンドロイド。
  • 正式名称は「融合生命体2号」。相変わらず誰もそんな風に呼ばない。
  • 見た目通りに耐久力が高い。武装は全く違い、爆発プラズマ弾や大量のプラズマ散弾をばら蒔く。
    • オンでは当然コイツの火力も激増し、一回のお手玉で即死したりする。強く警戒すべき。
    • 一部ミッションでは爆発弾を曲射する個体が出現し、これはアンドロイドの砲兵と呼ばれる。
  • シンプルな強化であるがゆえに対処法も正攻法しか無いのが逆に厄介な相手。
  • 発砲前に内股でもじもじするような微妙にキモい仕草を見せる。

ビッグ・アンドロイド(マリスの解釈)

  • マリス謹製の青い大型アンドロイド。
  • 砲撃はせず通常アンドロイドのようにナイフを射出して攻撃するが、突き刺さった場所には衝撃波が発生し、近くにいる場合はダウンしてしまう。
    • こちらに向かってくるナイフはアンドロイド同様に迎撃できるので、本体を倒しきれない時はナイフを攻撃してみよう。

アンドロイド擲弾兵

  • 両手の先が爪から爆弾に取り替えられたアンドロイド。頭は真空管型。大群で突っ込んできてはそのまま自爆する、言わば自走爆弾。
    • 厳密には「爪の上に爆弾が載せてある」模様。下記の通りオンラインでプレイしていると時折グレネードを持たず、通常のアンドロイドと同じ爪型ナイフを備えた個体が目撃されている。中には片方の腕のみ爆弾を持ったレア?な個体もいるとか。
    • 「生体組織でできているのに死を恐れていない」「爆弾が街をうろつき回る光景」にEDF側は不気味さを感じている。ロボットボムを撒き散らすエアレイダーはいいのだろうか…?
  • 両手に黄色い球体を持ち、クルッと一回転したりスキップのように跳ね歩く姿に、一部のプレイヤーからは「可愛い」「チアガールっぽい」との声も。
    • が、当然最期は万歳突撃、爆発四散。無情である。
  • オンラインでは処理の関係か、グレネードを持たない個体が時折出現する。
    • プレイヤーに近づいて両手を上げたり飛び込んできたりするが、自爆できず同じ行動を繰り返す。

キャノンボール

  • 大型アンドロイド版の擲弾兵。動きは鈍いが、多少のダメージでは止まらず、爆風も数倍大きい。
  • 通常サイズ擲弾兵とは違って面白動作はしてくれない。大人の風格か。
  • 擲弾兵同様、グレネードをもたない無能バグ個体がオンラインにて目撃されている。
  • 爆発時に周りの小型キャラを吹き飛ばす力も大変強く、お供のアンドロイドがマップ外まですっ飛んでいく光景もまま見られる。

巨大アンドロイド(キュクロプス)

  • ひときわ巨大なアンドロイド。
  • 球形の頭部には4門のパルスマシンガンを装備し、足元に猛烈な射撃を浴びせて画面をフラッシュさせプレイヤーの視力を破壊するEDF兵士を蹴散らす。
  • 巨体の重さと、それを支えるパワーも脅威で、地面を殴り付けただけで地響きと土砂を巻き上げるほど。
  • 装甲は頑強だが、単眼センサー部分だけはダメージが通りやすい。「一つ眼が弱点」という情報を分かりやすくするため、ギリシャ神話に登場する一つ眼の巨人キュクロプスにちなんで命名された。
    • ファンタジー作品などでよく使われる「サイクロプス」は、これの英語発音である。
    • 命名した少佐は弱点が分かりやすいと自画自賛するが、現場の兵士からは専ら「超巨大アンドロイド」と呼ばれてしまう。
  • 荒廃世界の初登場ミッションではぐるぐる回転しつつ地面から生えてくる。他のタイプも出現時に地面からドバドバ出るのを見るに、アンドロイドはどうやら地中を潜行できるようだ。
  • 目にする機会は少なめだが、実は他のアンドロイド同様爆風や打撃でダウンする。多数が登場する「巨神激突」でアーマメントバルガに乗って戯れてみよう。
    • あの巨体でジタバタと踠く姿はなんだかシュールでどことなく笑いを誘う。

キュクロプス 重装型(仮)

  • 黒くなったキュクロプス。高難易度で登場。青いパルス弾を放つ。
  • 耐久力が上がり、パルス弾の連射速度も向上したが、足が遅くなった。
  • 本編ではINFERNOの「一つ目の巨人」でしか登場しないUMAのような存在だったが、DLC2で少しだけ出番がもらえた。
    • 目撃例が1回という点ではマリス製のクラーケンと同じような存在なのかもしれない。

キュクロプス(マリスの解釈)(仮)

  • マリス製の赤いキュクロプス。
  • ナイフを飛ばして攻撃する。砲台はほぼ飾りで、大して飛ばないグレネードを足元に撒き散らす。

高機動型アンドロイド

  • 矢じりのように尖った頭部のアンドロイド。尖っているからと言って頭で攻撃することはない。
  • 爪をワイヤーで射出できるのは通常タイプと変わらないが、これを建物に突き刺して巻き上げることで立体機動装置如く空中を飛び回れる。
  • 情報部や現場の兵士からは「リスクが高い」「死を恐れない」移動法と言われており、生物組織で作られたアンドロイドが生き物としての生存本能を持たない不気味さの象徴のひとつと扱われている。
  • 高機動型というものの幸いにしてINFでも緑蟻のようなスピード狂ではない。厄介なのは当然だが。
  • その機動力を実現するため軽量なのか、空中で被弾すると派手に回転しながらダウンする。時にはNPCの攻撃でお手玉されていることも。

スーパーアンドロイド

  • 重装型とも呼ばれる、逆四角錐の頭部を持つアンドロイド。例によって赤い。
  • 同サイズの通常型とは比較にならない耐久力を誇る。その上で当然のように火力もスピードも上回る。
  • 激しく動き回りながら襲ってくる様を目撃した兵士は、その様を「怒っている」と形容している。顔真っ赤だし。
  • オンでは同期ズレを利用して激しくワープしまくる超兵器と化す。

怪生物

  • 他の侵略生物を遥かに上回る巨躯と生命力を誇る超巨大な侵略生物の総称。4.1で初登場したエルギヌスを初めに5でアーケルス、本作でサイレン/グラウコスが加わった。
  • 大規模な戦力を動員した防衛線を易々と突破する程の生命力と攻撃力を兼ね備え、単体での脅威度はトップクラスと言える。
  • EDF5の英語版では「Mysterious monster」と訳されていたが、EDF6では翻訳がブレており、前述の読み方と「Kaiju」の2通りがある。

エルギヌス

  • EDF4.1から時空を越えて続投している巨大怪生物。
  • 巨体で暴れまわって街を叩き壊すほか、身体を発光させて電撃ブレスを吐く。
  • 全体的なシルエットは二足歩行の獣脚類恐竜型で、背中に一対の鰭状発光器がある。
    • 体型から映画パシフィック・リムに登場したオオタチという怪獣や、光ってビームを吐く姿からゴジラを連想するプレイヤーも。低音鳴り響く戦闘BGMと合わせれば、まさに怪獣映画の一幕である。
  • 英語版での名称はErginusで、これはギリシャ神話の登場人物。ポセイドンの子と、クリュメノスの子の2名の同名人物がいる。
    • 日本語での定訳はエルギーノスないしエルギノスではあるが、英語読みではエルギヌスの方が近い読み方になる。
  • 4.1には赤くて巨大な個体もいたが、5以降は出現していない。プライマーよりフォーリナーの方が育成上手なのかもしれない。

アーケルス

  • EDF5にてエルギヌスを破ったEDFの前に現れた新たな怪生物。
  • ずんぐりした体型で背中が甲羅状。口が大きく裂けた厳つい頭など、エルギヌスとは対照的なデザイン。エルギヌスと対比して、こちらはガメラやアンギラス、レザーバックといった特撮怪獣が引き合いに出されることも。
  • 前作ではエルギヌスが比較的早期に撃破され、後釜に収まるように現れたアーケルスが多くの戦場に乱入してEDFを妨害し続けた。
  • 凄まじい再生能力を持つコイツを倒すため「大質量をぶつけて粉砕する」という戦法が考案され、それを実現できるバルガが軍事転用された。
    • 4.1のエルギヌスもそうだったが、既存の兵器を投入→効果なし→じゃあ巨大ロボで殴ろう!の流れはなかなかギャグである。
  • 本作でも、バルガの早期投入が起こらないEDF7あたりまでは大暴れしていたと思われるが、ミッションでは描かれていない。
  • EDF8ではグラウコスと交戦して敗れて、それ以外で登場しない。
    • EDF5ではここに該当するミッションの次がバルガを回収するベース228奪還作戦であり、その直後にアーケルス対バルガの決戦が行われる為、今までより僅かに早く退場している。
  • EDF9ではアーケルスが投入されるかなり前に、バルガでエルギヌスが倒されたため、アーケルスも登場直後にバルガに倒されたと推測されている。
  • 影が薄い&不遇とは言え、複数体が登場するM136「巨神激突」では最もバルガが消耗しやすく、強さは健在。
  • DLC2では本編での鬱憤を晴らすが如く、大暴れする機会に恵まれる。

サイレン/グラウコス

  • 本作で登場した第3の怪生物。青いドラゴンの様な姿だが、人類からは害鳥怪鳥と呼ばれたりする。
  • 他の怪生物を遥かに上回る巨躯を持ちながら、大きな翼で悠々と空を飛び回る。口からは広範囲を一気に覆う巨大な火炎や爆発弾を吐く。
    • エルギヌスの2倍以上あると表現されているが、単純な体長はそれほどでもない。高さや翼の迫力があるので体感的にはかなり大きい。
  • 低空飛行しているため射撃はしやすいが、台風並みの羽ばたきで歩兵の移動を妨げるほどの風圧を起こす。
    • 翼には風圧と共にハボック神が宿っているため、ビークルを引っ掛けられるとマップの果てまで弾き飛ばされる。
  • バスターでトドメを刺されかけた瞬間、寿命を捨てるのと引き換えに肉体を変異させ、燃えながら生存する超生物グラウコスに変貌。動き回るだけで街を焼く恐るべき敵となった。
  • EMCやチラン爆雷を総動員した決戦では連続攻撃を受けて消耗していき、ついに吸収していたエネルギーを使い果たしてサイレンの姿に戻ると、追撃に耐えきれず力尽きた。
    • EDF9でも優勢世界で怪生物軍団が壊滅した直後に三体が投入。特に強力な怪生物が複数投入されたことに斥候の隊員たちは戦慄するが、それ以上の力を備えたEDFの敵ではなく、超強烈な弱体化補正も相まってアーマメントバルガやケブラー達の猛攻によってあっという間に全滅した。
  • プライマー側も扱いに困っている部分があるらしく、サイレンが近づくと大型船が撤退していく。
    • グラウコスになってからはさらに暴走していたようで、争わないはずのアーケルスをブレス一撃で瞬殺してEDF側を驚かせた。
  • 3年後の世界でも登場する。M76「標準任務’’」ではサイレンの状態のままだったのに対しM80「水神の宴」ではグラウコスと化しているため、プライマーによる歴史改変が如実に表れてると言えよう。
  • M136では複数個体が登場するが、死ぬまでグラウコスには変貌しなかった。バスターとは性質の違う攻撃だったのが功を奏したのだろうか。
  • それだけの大物にもかかわらずアイテムを全然落とさない。やはり害鳥だな。

ミッション


ベース251†††††

  • 今作で一番最初のミッション。
    • 前作EDF5の戦いから3年後、荒廃した世界で主人公とプロフェッサーがベース251に転属されてきた所から始まる。
    • チュートリアルでもあり、プロフェッサーから移動と旋回、大尉から武器の射撃、リロード、切り替えなどを教わる。
  • 今作のストーリー上、過去に戻る度にこのミッションも繰り返す。M38、M75、M107、M133がこれになっている。
  • このミッションや「くだんの日」の後に複数付いている「†」は現在のナンバリングを示す。
    • M1はまだEDF5からの続きなので†が5本。M13の「くだんの日」でEDF6になるため、M38では†が6本。
    • 他にも、この†があるミッションを境に時間が飛ぶ事を示している。
      • 「ベース251」ではその前のミッションから3年後の世界、「くだんの日」はその次のミッションから過去の世界になる事を示す。

訪問者

  • リングが地球に降下してくるミッション。
    • ベース251やくだんの日と同じく、タイムリープする度に繰り返される。M9、M41、M77、M110、M137がこれになっている。
    • 「ばかな、ばかな、ばかな。」もちゃんと毎回言う。歴史の確定事項なのだろうか。
  • 出現する敵はミッションにより様々だが、複数の大型宇宙船がリングに飛び込み、過去改変を試みるという内容は共通。
    • 大型宇宙船が消えた後、過去改変が反映されて空が赤く染まり、プライマーが勝利した歴史へと書き換えられた「翌日」へと続く。
    • ミッション達成時のジングルも不穏を駆り立てる専用のものになる。
  • リング登場後の敵数がかなり多く、特に荒廃世界ではまともにやり合おうとするとなかなか厳しい戦いとなる。

狂える世界

  • 食料を求めて外界へと独走した伍長を中尉たちと共に救助しに向かうミッション。
  • M43、79、112が該当する。
    • クルールやクラーケンといった新種の知的生命体のお披露目ミッションとして度々登場する。
  • なお、スキュラもこのミッションで初登場する。
    • 大した知能を持っているようには見えないが果たしてホントに知的生命体なのか
  • 他にもいつの間にかエイリアンツリーの中に異なる形のものが混じりはじめたりなど、戦局の悪化が垣間見えるミッションになっている。

翌日

  • この名前がつくミッションはM10、M42、M78、M111、M144が該当する。
    • 終盤のミッションであるM144を除き、『訪問者』の直後に位置することになるミッション。
    • M10のミッション説明文は、リングが現れた翌日だというのに大尉のセリフと思われる文章はいつも通り……だが?
  • ベース251の隔壁を開けた瞬間に飛び込んでくるのは、真っ赤に変貌した空と大量のエイリアンツリー。
    • 言葉を失ったり混乱したりなど、初見実況プレイなどを見ていて、おそらくもっとも反応が面白いステージだろう。
  • そして、プレイヤーにとって二度目の『翌日』であるM42ではミッション説明文が妙に覇気がないことに気づくだろう。
    • いざミッションを開始すると、ベース251ではなく地下街からのスタートとなる。さらなる展開にまたも混乱することは避けられないだろう。ミッションの説明文は中尉の言葉と思われる。
  • M10にて、『3年前にEDFは壊滅した』という通信のセリフから、前回のミッションからさらに3年経ったかのような勘違いをしがちであるが……
+ 何がどうしてこうなったのか?
  • この『翌日』、はリングが現れた翌日であることは確かであると思われる。地球防衛軍には明確な日付が存在しないため不明ではあるが、仮に『訪問者』が2027年*3の3月31日であれば、『翌日』は2027年の4月1日*4である。
    • タイムパラドックスなどの兼ね合いから、プライマーが地球上にリングを出現させた日(訪問者)は、3月31日から動かすことが出来ず、プライマーが優勢であっても劣勢であっても3月31日にはリングを出現させざるを得ないと考えられる。
    • つまり、翌日と名のつくミッションは、すべて4月1日となる。ただし、4月1日とはいっても、それぞれ全く違う歴史を歩んだ4月1日である。
  • なぜ空が赤く染まっているかと言うと、人類が負け続けた結果……なのだが、時系列を整理しなければかなりややこしい。
  • プライマーは『訪問者』で大型宇宙船を過去に送ることで、開戦前*5にデータや一部の兵器を送信している。
    • そのデータを参考にEDFの作戦を読んだり、過去の周回で偶然発見した地下にある施設の場所をピンポイントで攻撃したり、新型の兵器や生物兵器を投入したりなど、プライマーは有利に戦況を進るべく『改変』を行ったのである。それは、ゲームをリセットして、課金により有料武器を手にし、攻略法を知ったうえでやり直すが如くである。
      • 『改変』の結果、EDFは連戦連敗となる。その結果EDFは開戦二年後に壊滅し、徐々にエイリアンツリーを建設され、ツリーによって地球の大気成分を変質させられた結果空が赤く染まる。その末にたどり着いた4月1日がM10の『翌日』である。
  • つまり、地球防衛軍5本編と、地球防衛軍6の序盤までのボリュームに渡る『EDFが負けて負けて負け続けた』エピソードが一気に省略されて、『翌日』まですっ飛ばされているのである。
    • それに伴い、ストーム1とプロフェッサーには地球防衛軍5本編と、地球防衛軍6の序盤を合わせた『人類はプライマーに抵抗して何とか勝利を得て、カメのような歩みだが徐々に復興しつつある世界』の記憶は、改変と同時に消え去っている。そのため、銀の人と闘った記憶は、少佐たちや本部などはもちろんのこと、主人公とプロフェッサーにすら残っていない。
      • 同様に、『訪問者』に至るまでなんとか戦線を維持し、青い空を維持し続けた世界の記憶は、『改変後』にすべて消えていると思われる。『1周目は恐らく核戦争になった』という推測も、『改変』によって1周目の記憶が消えてしまったことを裏付ける要素となっている。
  • それらの負け続けた状況を描写しないのは、プレイヤーにストーリーの考察を楽しませたり、想像を膨らませる余地を残したと考えることもできるが、一番の理由はプレイヤーの心が持たないことかもしれない。
    • 仲間が次々と倒れ、戦局報道も暗い内容ばかり。ミッション内容もプレイヤーがどんなに頑張っても撤退や退却を余儀なくされ、やがて作戦司令本部や戦術情報部との通信も途絶しEDFが壊滅。空は赤く染まり、地上には徐々にエイリアンツリーが建設(投下?)され、生き残った数少ない人類はベース251や地下街に押し込まれ、またその者たちも追い詰められていく...という過程を延々とプレイさせられることとなる。実装されれば地球防衛軍シリーズでも類を見ない鬱ストーリーとなったであろう。
      • もちろん、その戦いを見たいという声もないわけではないが、DLCに期待といったところだろうか。
      • メタ的な理由も加味すると、レンジャーとエアレイダーの要請が不可能になるミッションがあまりにも多くなる上、単純にミッションが大幅に増加するため、不評を買う可能性があるという見方もできる。
  • EDF8とEDF9の訪問者(M110とM137)において、EDFが優勢であるにもかかわらず、プロフェッサーがリングに対してほぼ無策で、攻撃を行わなかった理由の詳しくは不明だが、タイムパラドックスを防ぐために、『大規模な改変を阻止した上で4月1日を迎える(M144がそれにあたる状況)』ことが重要であったという理由が考えられる。
    • ただし、この辺に関しては全く言及がないため完全な推測である。



くだんの日

  • 大尉が計画したリング攻撃作戦が実行されるミッション。M13、M46、M82、M115がこれになっている。
    • 戦闘可能な者は全員来いと言ったものの、あまりにも無謀な作戦に参加する者はごく僅かである。
    • 終盤になるにつれ、プライマーも勘づいて来たのか守りが厳重になり、遂にはリングから砲台まで飛び出すようになる。
      • …が、進行ルートを選べば基本的に全てスルーしてリングの下まで直行できてしまう。無論、そこからクリアするには砲台の攻撃を凌ぎつつ手付けされてない敵集団にもみくちゃにされる前にリングを破壊する火力が必要だが。
  • 目標であるリングの制御装置を破壊すると、タイムゲートを開いている最中であったためか、主人公とプロフェッサーがまだ荒廃していない過去の時間へ意識だけが戻る「事故」が起こる。
    • これを利用し、戦況の改善を試みてダメだったら事故を再現してやり直し……と言う事を主人公とプロフェッサーは何度も行っていた。
      • つまり、本作はいわゆる「ループもの」なのだが、プライマー襲来からこのミッション時点までに約5年(「転機」を始点としても約4年半)の歳月が経っているため、1回のループのスパンも5年とかなり長いことになる。即ち、主人公とプロフェッサーは5年間を何度も繰り返し、2人の主観では何十年もずっと戦い続けていることになる。
    • 制御装置を破壊すると画面が白く染まっていき、意識のタイムリープが始まることがわかる。この際、大尉と中尉は警戒して部下に離れるように言い、実際にプロフェッサー以外のNPCはリングから離れる挙動を取る(指揮下から切り離される/ライフゲージが消える)。
    • 基本的にリングは(ストーリーの都合もあるだろうが)狙撃で遠距離から破壊できず、近づくことが必須な位置関係になっているが、エアレイダーのリムペットガンを利用して限界まで離れてから爆破、破壊してもやっぱり巻き込まれる。つまり大尉達も……?
  • 『くだん(件)』とは
    • 1 前に述べたこと。例の。くだり。「―の用件で話したい」
    • 2 いつものこと。例のもの。
  • つまり、『くだんの日』とは『例の日』や『恒例の日』くらいの意味である。
  • 「訪問者」同様、ミッション達成時のジングルも専用のものだがそちらとは対照的に、暗闇に光が差すように希望を感じさせるものとなっている。

K6作戦

  • 前作、地球防衛軍5におけるミッション19 『殲滅計画』の無線内で言及される部隊の戦い。
    • 新兵器EMCを用いて怪生物エルギヌスを撃破する事を目的とした作戦。
  • どうやらヘリ部隊による誘導が行われていたようでただの演出ながら主力攻撃ヘリ「エウロス」のNPCが登場する。
    • 演出なので攻撃はしないしレーダーにも写らないステルス機がNPCのヘリが登場するのはこれが初めて。
  • 前作では主人公はエルギヌス討伐部隊ではなく、周辺地域の巨大生物駆除を担当する部隊に配属されていた。
    しかしエルギヌス討伐は失敗に終わり、逃走したエルギヌスが主人公のいるエリアへと進行してくる…というのがEDF5における同作戦の展開。
    • このループでの主人公はEDF5とは微妙に異なる歴史をたどった結果、エルギヌス討伐部隊に配属されたということらしい。
    • この時点ではまだEMCもかなりの突貫工事だったらしく、実戦配備されたはいいものの、不発に終わっている。それも2輌いて両方とも
  • そんな戦場でも主人公がいれば勝てるかといえばそういうわけでもなく、エルギヌスは結局EDF5の歴史と同様に逃走してしまい、市街地へと向かっていく…。
    この世界線では逃走先のエリアに主人公はおらず、対抗できる装備もない以上、どうなったのかは想像に難くない。

転機

  • EDF5からあるミッション。前作においてはミッション13である。この名前のミッションは、前作EDF5、及び今作EDF6、EDF7のすべてにおいてエイリアンの襲来から5ヶ月が経過している時点でのミッションとなる。
  • 大型円盤(テレポーションシップ)が怪物を投下し続けているため、人類は対抗する手段もなく消耗を強いられている状況なのはどれも共通している。
    • しかし、周回数が増えるごとに状況は悪化しており、EDF5ではこの時点で犠牲者数が総人口の2割。EDF6では3割、EDF7では4割と、徐々に絶望的な戦況となっている事がプレイヤーに伝えられる。
  • このミッションは大型円盤が歴史上初めて破壊された日であり、人類が攻勢に転じる『転機』となるミッションである。
  • この歴史的偉業を立案、達成したのが軍曹である。EDF6までは……
  • EDF7では、先進技術研究部主任(プロフェッサー)が自身の言葉を作戦司令本部に信用させるべく、確実な手柄を立てるために立案。軍曹チームがそれを実行する形になっている。
    • なお、主人公が軍曹の制止を無視して撃墜することも可能。その場合はセリフも変化する。
  • なお、EDF8では、後述するもっととんでもない形で大型円盤が撃墜されることになる。

怪物襲来

  • EDF5からあるミッション。前作においてはミッション08である。地球防衛軍6においては、EDF8の時間軸にて行われるミッションとなっている。
    • EDF5のミッション11が開戦から十日であるため、少なくともそれ以前。開戦から一週間前後といったところであろうか
  • 『歴史をなぞる必要はない。君が歴史を作れ』
    • 『了解。大型円盤を撃墜する』と、言ったかどうかは定かではないが、プレイヤーの行動次第で大型円盤を撃墜可能。
    • なお、この時点では大型円盤を撃墜しても偶然かビギナーズラックとして扱われる。少佐もこのミッションでは軍曹の戦闘を見ていない。

広がる災禍

  • EDF5からあるミッション。前作においてはミッション12である。地球防衛軍6においては、EDF8の時間軸にて行われるミッションとなっている。
    • EDF5においては、この4か月後と思われる『転機』で開戦から5ヶ月であるため、時系列としては十日より後で一ヶ月よりは前といったところだろう。
  • 『かまわない。君もやりたいようにやれ』
    • 空気の読めるプレイヤーであれば、このミッションで次々と大型円盤を落としていく。
    • 『安全な場所を見つけたぜ! あいつの後ろだ』と、軍曹の部下Bも大絶賛し、少佐も主人公を強制的に入隊させるほどの戦果である。
  • このミッションで何もアクションを起こさなければEDF8の『転機』では総人口の5割が失われていたかもしれないが、大型円盤への対抗策が早期に発見されたことにより、戦況は一気に優勢へ傾くことになる。
    • なお、大型円盤を撃墜しなくても話はそのまま進むし、人類が優勢のまま話が進んでいく。ただし上記のセリフは言ってもらえない。

死の疾走

  • EDF6で新たに追加されたミッション。すべてのループで必ず登場する恒例ミッションでもある。
    • 共通内容としては目の前にいる黒蟻もしくはPlus蟻を殲滅した後、新型船から新手の敵が次々と投下されるというもの。
      • また、NPCと一緒に決まったルートに沿って進み、最終目的地でNPCビークルの援護を受けることも一緒。
    • 各ミッションで投下される敵は擲弾兵(大型含む)、高機動型アンドロイド、スーパーアンドロイド、ヘイズとなっている。
      • 敵の対処方法が異なるため、全く違う切り口で攻略していく必要があるということでもある。
  • プライマーだけでなくEDFも負けじと戦力を強化していくのが見どころのミッションでもある。
    • ループを重ねるごとに配置されるNPCビークルがニクス、グラビス、エイレンとなっていき、最終的にはプロテウスが登場する。
      • 特に最後のプロテウスは強力で、連携が攻略のカギともなりえるほど。
  • なお、このミッションの「イプシロン」は自走レールガンではなく部隊名。説明文にもそう書かれている。いいな?

○○計画

  • 前作5の頃からあるシリーズ。
  • 怪生物が登場することがミッション名だけで分かるという本部の温情だった。
    • ただし、今作では計画と付いていなくてもグラウコスなどが襲ってくるミッションがある。罠です!
  • エルギヌス、アーケルスに加え、6で新登場のサイレン、グラウコス、スキュラも対象となった。
    • つまりスキュラは怪生物なのか? いい質問だ(定型文)

本日の予定

  • 前作EDF5において一番最初にあったミッション。
    • 前作での内容は先輩から基本操作のチュートリアルを受けた後に倉庫で先輩が食われ、そこで軍曹たちと出会い武器のチュートリアルを受けるというもの。
    • INF縛りにおいては先輩を犠牲に武器を得るまでリセマラする必要があったため、先輩が食われる場面を先輩ガチャと呼んでいた。
  • 今作では最後のタイムリープにおける最初のミッションで、初見では驚いた隊員も多いだろう。
    • チュートリアルは行われるのだが、なぜかストーム1はまだ民間人であるはずなのに武器を持っていた。
    • 前作を経験している隊員なら先回りして先輩を救うルートを辿るはず。あえて先輩を撃ってみる隊員もある意味わかっている
  • その後台詞が違うとはいえ軍曹隊と合流するのだが、なんとストーム1は更に深部へ進もうとする。
    • その異常さに先輩だけでなく軍曹たちも困惑。怪物退治も含めた大騒ぎに巻き込まれていく。
  • 途中のルートで気づいた隊員も多いと思うが、EDF6におけるこのミッションの目的はバルガの発見。
    • 途中でEDF5の「闇からの脱出」を逆走するルートと合流している。
  • バルガ発見後、先輩がリフト操作経験があったことにより基地外への搬出に成功。
    • これにより228基地の防衛、そしてバルガ兵器転用計画の早期化につながっていく。
    • ここにきて先輩が重要人物であったことに驚いた隊員も多いことだろう。
  • 終盤のステージとしては簡単であるため、稼ぎとして使えなくもない。やはりガチャ会場じゃないか


劫火

+ DLCネタバレ防止のため折り畳み
  • DLC1「Lost Days」における最終ミッション。「劫火(ごうか)」と読む。内容を考えると実際の最終ミッションはその前の「コードN」であるが。
  • 各地において異常繁殖を繰り返すコクーンに対し、司令部がコードNの発令、すなわち戦術核の使用を極秘決定。
  • 前ミッションの「コードN」でベース228、そしてこのミッションではベース235から複数のミサイルが発射され、その場にいた兵士、逃げ遅れた市民、そしてストーム1が繁殖地ごと消し飛ばされた。
  • 閃光で白く染まる中、司令部による更なる核の使用が通達され、希望を失ったプロフェッサーによるナレーションによって「Lost Days」は幕を閉じる――
  • という本編の過去編であるがゆえ致し方ないことなのだが、完全なバッドエンドである。
    • このミッションによってシリーズ名物の「本部の罠」が文字通りの意味となってしまった。ばかな!ばかな!こんなことが許されるものかっー!
    • とはいえ、本部の罠を発動したのはあの人命優先タイプの人ではないが……
  • ……が、核の大量使用による地球の荒廃による歴史改変を疎んだプライマーにより時間逆行が行われた結果、この世界は全てなかったことになっている。
    • このストーリーにおいてストーム1の死が明確に描かれたのだが、プライマーが血眼になって消そうとしたストーム1を唯一殺したのが同胞である人類側で、そのストーム1の死をなかったことにして結果的に救ったのがプライマーというのは皮肉としか言いようがない。
  • その後、この件が危険視されたのか、以降のループではベース228及び235はプライマーの集中攻撃を受けることになる。また、人類側でも他のループにおいて核による攻撃が行われたのはテレポーションシップ撃墜に使用された戦術核と月の裏側にあるコマンドシップに対するもののみとなっている。
  • ちなみに劫火とは仏教用語において「世界崩壊の際に全てを焼き尽くす炎」のことである。このことを考えると、たとえ繁殖地を全て核により消し飛ばし、プライマーによるループが起きなかったとしても、その未来は決して救いのあるものとは言えないだろう。


その他シリーズ恒例ミッションなど

  • 本シリーズには、各ナンバリングで似通った内容の恒例化したミッションが複数存在する。
  • 地底シリーズや「結集」系→「烈火」「絶対包囲」系→大ボスとの決戦など数ミッションに渡ってお決まりの流れになっているパターンも。
    • この例だと「結集」「烈火」のどちらかが無い場合や間にさらなる難関が差し込まれている事もある。
  • 今作においてはストーリー面に大きく力が入れられていることや、ミッション構成が複雑化してきたこともあり必ずしも当てはまらないものもある。

+ 過去作を含んだ話がメインになるため折り畳み

「停泊」「結集」系

  • シリーズでのミッション例:「停泊」「侵略者集結」「大結集」「異邦人集結」「停船」「目前の本営」「侵略者大結集」「最後の抗戦」「要塞追跡」「翌日’’’’」など
  • 多数の輸送船をメインに夥しい数の敵軍が待機モードで出現するミッション。類似ミッションが多く存在する。
    • シリーズの基本である「端の方から少しずつ切り崩す」「補充されない敵から倒す」という戦術さえできればそこまで苦労しないが、
      どうしてもそれなりの数反応してしまう拠点があったり、途中で敵増援が来る場合もあり、攻略の順番を多少考える必要がある。
    • しっかり攻略手順を確立していれば稼ぎにも使えたりするが、敵総数の多さから時間がかかりがち。
    • もちろん真正面から突撃なんてしようものなら地獄を見る。

「烈火」系

  • シリーズでのミッション例:「烈火」「灼熱」「紅蓮」「苛烈なる戦場」「烈火の大地」「無謀の賭け」「リング破壊作戦 前篇」など
  • 恒例の難関ミッションで、以下のような特徴がある。
    • 敵の数が非常に多く、かつ全て攻撃モード
    • 敵増援がある(回数や条件はまちまち)
    • 地上戦力/航空戦力、巨大生物系/機械・エイリアン系それぞれの主力級・準主力級・ボス級・拠点級を含む多種多様な敵構成
    • 廃墟など開けた逃げ場のあまりないマップが舞台(或いは戦闘中にほぼそのような状態になる)
  • 主に最終盤に登場するが、時にはあまり装備の揃っていない中盤始めにも存在する。
    • 後者は特に縛りプレイではかなり厳しい戦いとなる。
  • 敵構成を絞った廉価版のようなミッション(「魔虫跋扈」、「塵に還る街」など)も度々登場するが、フルアク大群という時点で難易度が高い場合が多い。

「絶対包囲」系

  • シリーズでのミッション例:「絶対包囲」「絶対包囲網」「最後の挑戦2」「LV ZZZZ-Y ラスト アタック」など
  • やはり恒例の難関ミッション。烈火系と似通った部分が多いが、名前通りこちらが包囲された状態からのスタートとなり、増援も様々な方角からやってくる。
  • 「4.1」から若干性質が変わり、増援で多数の拠点級やボス級が一斉に包囲・起動し猛攻を仕掛けてくる。
  • 「初期配置は待機モードだが手を出すと全員攻撃モード化(開始地点をある程度任意で選べる)」という特殊仕様の場合もある。
  • 今作の「リング破壊作戦 前篇」などは絶対包囲系も組み込まれた感がある。

「魔軍」系

  • シリーズでのミッション例:「魔軍」「震える魔窟」「絶望の楔」「最後の挑戦1」「汚染地帯 後編」「LV ZZZZ-X ハイブ ラッシュ」など
  • 「2P」から恒例化した高難易度ミッション。ハイブや特大アンカーなどの超巨大サイズを含む複数の拠点級を攻略する。
  • その時々で兵科によってはシリーズ最難とされるミッションを複数排出してきた問題児。
  • 各拠点に変異種が居座っていることが多く、また「4」以降は変異種を含むボス級が増援で複数回出現する。
  • フルアク・全待機のどちらかはまちまち。ただ待機モードでも反応する敵の質と数の違いから「結集」系ミッションとは段違いの難しさになる。
  • 「5」以降はプレイヤー側の強化やミッション内容の調整により、難しいものの最難とまでは行かなくなっている。
  • 今作では「大空洞 破壊任務」も地底ミッションではあるものの魔軍に近い感覚がある。あの数の増援が地上マップで出てきたら大変なことになっていただろう

「超獣結集」系

  • シリーズでのミッション例:「超獣結集」「魔窟の主 怒る!」「巨獣の群れ」「超獣大結集」「魔獣の宴」「極大勢力」など
  • 複数種のボス級やその取り巻きが群れを成している恒例ミッション。怪獣系を含んでいる場合も多い。ただし基本的に全員待機モード。
  • 蟻のみ・蜘蛛のみ・蜂のみなど同系統ボスが群れている類似ミッションの総決算バージョン。
  • 見た目の圧巻さとは裏腹に、「結集」系と同じように少しずつ釣り出すようにすれば特別高難易度というわけではない。
    • ただし1戦ごとの圧力や、釣りをミスって多数反応させてしまったときの詰み具合はさすがに群を抜いている。

「アイアンウォール」「平原」「巨人」系

  • シリーズでのミッション例
    「アイアンウォール」系:「アイアンウォール作戦」「最後の砦」「アイアンウォール」「血戦の刻」「レッドウォール作戦」「エイリアン・アタック」など
    「平原」系:「ブルートフォース作戦」「最後の激突」「激突する平原」など
    「巨人」系:「巨人たちの戦場」「最大最後の激突」「巨神激突」「LV F-3 サイレン コール」など
  • それぞれ毛色の違う「多数の味方NPCと共に敵大軍と激突」するタイプのミッション。仲間を上手く活かさないと群れに飲み込まれてアウトという構成が多い。
  • 戦場が広くてアイテムが散らばるのにすぐ上限数まで行ってしまうし、味方が強いので全ては回収できないまま終わりやすいという悲喜交々の悲鳴は恒例。
  • 「アイアンウォール」系は主に市街地で人型敵をメインとした大軍と戦うミッション。
    • 市街地防衛が作戦目的ではあるが、揚陸艇に普通に左右後方に回り込まれたりする。
      \防衛線もクソもないぜ!/ \何が防衛線だ!/
    • 今作のエイリアン・アタックは優勢世界なだけあって味方も凄まじく強い。…のだが敵の規模も相当なもので、苦戦した隊員も多いだろう。
  • 「平原」系は開けた平原でのミッションで、合戦感が強い。敵味方の数もアイテムの散らばり具合も凄い。
    • 「4」以降、同社製ゲーム「斬撃のREGINLEIV」から様々な要素を受け継ぐこととなったが、平原での大規模合戦ミッションはその代表例であり、人気を博している。
  • 「巨人」系は「4.1」から恒例となった多数の巨大人型ロボと巨大怪獣が入り乱れるミッション。
    • こちらも見た目のインパクトがとにかく強く、好きなミッションに挙げられることも多い。特に今作の巨神激突はある種極まったド派手さ。

「赤アリ」系

  • シリーズでのミッション例:「赤色甲殻虫」「赤波」「赤色」「帰路」「逃避行」「帰途の遭遇」「埠頭の乱戦」など
  • 恒例の赤アリ(&その変異種)オンリーのフルアク大群ミッション。多くは海沿いや谷間が舞台となる。
  • 赤アリ自体は御しやすい相手(特に1~3)なので稼ぎミッションの代名詞として扱われることもある。
    • 4以降は赤アリ自体の圧力が増しているため、相応の作戦や準備は必要。とはいえ特定の装備や戦法で完封可能という場合も多い。

「強行突入」系

  • シリーズでのミッション例:「嶺の亀裂」「強行突入」「強行突入作戦」「海辺の巨塔」など
  • 巣穴やアンカーなどの多数の拠点級が攻撃モードで点在し、場合によってはそれぞれの近辺に護衛の準主力級が待機しているというストラテジー色の強いミッション。
  • 常に敵の波状攻撃が続くような状態で、押しては引き押しては引きのジリジリとした戦いになることが多い。
  • 似たようなタイプで多数のシールドベアラーが全域をカバーしている「光の迷宮」系のミッションもある。

「直下」系

  • シリーズでのミッション例:「神の雷」「皇帝直下」「雷鳴」「狂える空」「巨船直下」など
  • マザーシップなど敵母船の砲撃(主にジェノサイド砲)が降り注ぐ中で、主力級と準主力級の混在する敵群を殲滅するミッション。
    • ジェノサイド砲は当たらなければどうということはない…が、当たれば凄く痛いので上空には気を払う必要がある。
    • 多数の砲台に一斉に撃たれるミッションもあり、その場合かなり厄介。
    • 巨大前哨基地など歩行要塞タイプの敵が顔見せで登場するミッションもこれに近いものがある。
  • 今作ではこれと言えるミッションはあまりないが、「ドローン襲来」やくだんの日(3回目以降)が比較的近いタイプだろうか。「急転直下」は特に関係ない

「回転木馬」系

  • シリーズでのミッション例:「回転木馬」「円陣」「空の円環」「滅びの車輪」
  • メリーゴーランドさながらに円陣を組み回転する多数のアクティブ輸送船に包囲された状態でスタートするミッション。
    • 1方向を突き破って脱出した後はやはりジリジリとした戦いになる。
  • 毎回恒例だったが、残念ながら今作では当てはまるミッションは特に無い。

地底の罠系

  • シリーズでのミッション例:「地底突入後篇」「奈落の罠」「地底進攻作戦P3」「突入作戦フェイズ2」「地の底の罠」「大空洞 調査作戦 中層」など
  • 敵の巧妙な罠です!
  • 迷路状の地下洞窟で敵に包囲される恒例ミッション。文字通り四方八方から敵が押し寄せるため早めに移動しないと圧殺されてしまう。
  • 包囲を突破して迎撃体勢を整えるのが定石だが、いい感じに迎え撃てる場所を発見するまではトライ&エラーを繰り返す事になりやすい。

地底潜入系3部作

  • シリーズでのミッション例:「大空洞 調査任務 上層~下層」「地底突入前扁~後扁」「地底進攻作戦P1~P4」など
  • 虫系エネミーが繁殖、屯する広大な地下空間に突入し、これを排除するミッション。初代は地底マップがまだなかったため2以降の作品で定番となった。
    • 名前通り前中後編など、3ミッションが連なって構成されているのが特徴(3、3Pのみ例外的に4部作構成)。
  • 後編や最終フェイズに近付くほど敵の構成がシビアになり、狡猾な本部の敵の罠も増えていき、EDF側の損耗は激しさを増す。
    • 最後は最奥で女王蟻(と卵)との戦闘が毎度のセオリー...なのだが今回の3部作では女王アリとのドンパチはカットされてしまった。
    • 3部作ミッション自体は今回もあるのだが最奥でプレイヤーを待つのは...?

「侵食」系

  • シリーズでのミッション例:「侵食」「巨大生物増殖」「大地崩落」「滅びの楔」「光の塔」など
  • 開始時に巣穴やアンカーなどの単独の拠点級が存在し、拠点級とそこから現れた敵を全滅すると別の位置に拠点級が現れるミッション。
    • 拠点級から現れる敵は基本的にアクティブで、後半の拠点級ほど敵の量や質が上がる傾向にある。
    • 市街地に急に現れたことを反映してか、避難する市民がいることが多い。
  • フェーズの区切りが分かりやすく、次のフェーズへの準備時間を確保しやすい。そのためか、主に序盤で登場する。

名セリフ・迷セリフ

プレイヤー間の会話でネタとして使われるものやストーリーの重要部分で使われる印象に残る台詞。
本作はストーリー性が大幅に強くなったうえミッション数も多いため過去作よりかなり多くなっている。

今作

不法侵入者

  • 大尉がことあるごとに口にする、プライマーに対する蔑称。
    • エイリアンや侵略者などと比べるとちょっとショボい言い方だが、敢えて矮小化した呼称を使うことで血の気の多さ人類の矜持や反抗精神を誇示しているのではないかと思われる。
  • しかし、改変された世界線では実質的に地球を支配しているプライマーが地球の主であり、人類の方が不法侵入者ではないかと揶揄する隊員もいる。
    • これは「地球防衛軍4」であった「絶滅危惧種」に関する会話のセルフオマージュとも考えられる。

流れ弾に注意しろ! 民間人を巻き込む気か!

  • M2「不法侵入者」にて、大尉が放つセリフ。
    • 民間人などいるはずもない荒廃した街でこれを言われるため、プレイヤーからは民間人なんていないだろwと突っ込まれたり、見えないものが見えてる人なのかな?などと心配されることも。
  • 少し後のミッションで、実際に新兵からもおずおずと「サー!お言葉ですが、この街に人は…」と突っ込まれるが、「いつかまた!再び町に人が溢れる日が来る!」と言い返しているため、人がいないのは承知の上らしい。
    • 復興を見越して新兵を教育しつつ、それにより自身を含めて復興の希望を言い聞かせるための台詞のようだ。
    • 駆除チームにも同様の台詞があるため、一定の経験のある兵士たちの共通認識と思われる。

頭のいいやつがとっくに考えた。 諦めろ

  • 食糧不足のあまり「怪物を食うことを本気で考えた方がいいんじゃないか?」という隊員に対する返しのセリフ。
    • 「食ったら腹を壊す」とも言われており、人間には消化できない材質だったり、有毒だったりするのだろうか。汚染を浄化する微生物を直接体内に取り込むのはさすがに肌に合わないのかもしれない。
    • 食料にしようと近づいて逆に食われた、という旨の返しもあるため、どうにも食べるには向かないらしい。
  • 前作にも冗談半分に「怪物が食えりゃな…」という台詞はあったのだが、切実さがだいぶ上がっている。
  • 実は荒廃前の世界でも、隊員の汎用雑談に「怪物を食べられないか研究が始まったらしい」というものがある。
    • 続けて「おかしいんじゃないか」と呆れているため、基本的にはEDF世界でも、およそ食えそうな見た目とは思われていないようだ。発案者の食文化圏では許容範囲だったのだろうか…?
      • しかし前作には汎用セリフに「焼肉にしてやるぜ!」「ステーキにしてやる!」という台詞もある。食えそうなのか食えなさそうなのかどっちだよ。
    • 汎用台詞なため、侵略開始当日に怪物を食う研究が始まってしまうこともある。
  • 4thトレーラーの天国では、エイリアンやアンドロイド含めて、見た目はともかく大変美味と評されていた。あの世では食中毒など無縁であるなら、味自体はいけるのだろうか。
  • 人類優勢を維持できた未来で研究がどうなったのかはわからず仕舞い。
    • プライマーを撃退しても怪物が消え去る訳ではないし、駆除を兼ねて外来種を食ってしまおうという発想自体は現実にもあるので、処分方法の一環として検討ぐらいはされるのだろうか。
  • プレイヤーの間では、無茶な作戦や有効とは言えない戦術を提案した者への返しとして使われている。


あの不格好なのが新型!?

  • M4「最優先駆除指令」にて、上半身だけをトラックの荷台にくくりつけられたニクスを見た隊員から思わず漏れ出たセリフ。
    • 直前に「高速走行型のコンバットフレーム」「ニクス型のカスタム」と、最新式を期待させるような情報を聞いておいて出て来たのがコレなので落胆も仕方ないが、他の隊員からは「燃費重視だから不格好でも仕方ない」とツッコミを受ける。荒廃した未来の物資不足を表している光景だが……
    • M109「エイリアン・アタック」にて同じセリフがある。こちらは文字通り最新式であるプロテウスの武骨な姿に驚愕して出た言葉。ツッコミも「歩く要塞だから不格好でも仕方ない」と、機能性重視である事が分かる。

ばかな、ばかな、ばかな。

  • 前作で侵略者を辛くも退けたものの人口が1割にまで減少し、復興も遅々として進まないまま侵略者残党と戦い続ける人類の前に、再び現れた侵略者プライマーの巨大船。
    それを目の当たりにしたEDF隊員の、字幕の表示からは想像もつかない悲痛な悲鳴混じりのセリフである。
    • 実際のセリフは「ばかな!ばかな!ばかなぁッ!!」といった勢いのある悲痛なもので、何度も耳にすることや迫真の演技、それに対して妙に落ち着いた字幕のシュールさもあいまって妙に人気が高い。
    • 周囲の隊員や通信の「やつらだ。また戦争が始まる」「今日を生きるだけで精いっぱいなんだ。 もうやめてくれ」「嫌だ!もう嫌だ」といった厭戦ムードの漂うセリフも相まって、絶望感をこれ以上なく演出してくれる。
  • 今作のキャッチコピー「絶望の未来を生きろ」に並ぶ、本作品を象徴するセリフの一つと言えるだろう。
    • そのためかこのセリフはEDF公式のマスキングテープにも採用されているほど。
  • 周回のたびに同じ隊員が同じセリフを言ってくれる。「歴史は収束する」という旨の発言をプロフェッサーがしているが、この隊員もまた歴史に選ばれた1人ということなのだろうか…

The Earth Defence Force 6 begins now.

  • M13「くだんの日†††††」にて、再来したプライマーのリング型宇宙船を撃墜し、視界が白く染まっていくプレイヤーに示されたあまりにも唐突かつ衝撃的なテロップ。
    • そのまま訳すと「地球防衛軍6が今始まる。」であり、この時点では「ああ、ここまでは序章でここからが本編だな。」程度にしか思われないが…。
  • 次のミッションを確認しようとしたプレイヤーは違和感を覚えることになるだろう。見覚えのあるメニュー画面、聞き覚えのあるメニューBGM、そしてミッション名「転機」、「入隊、おめでとうございます。」「エイリアン襲来からすでに5ヶ月。」。
    • 「おれは地球防衛軍6をやっていたと思ったらいつのまにか地球防衛軍5をやっていた」と言いたくなるところだが…。
    • 実はこの「転機」も本部と少佐の会話内容が前作よりも悪い方に変化しており、鋭い人なら「過去にタイムリープしたが歴史が改変されている」と気付くことができるだろう。
  • このテロップはミッション「くだんの日」の度に表示され、ナンバリングが6、7、8、9、と増えていき、「次は○回目のループである」「前作の時点で既に5回目のループだった」ということが解るようになっている。

略語は覚えられない。EMC? 何の略だ?

  • M19「K6作戦」にて、モブ隊員が発した台詞。
    • 他の隊員から「Electromagnetic Material Collapserだ。」と教えられるが「よし。EMCでいい。」とあっさり手の平を返すという漫才が行われる。
    • 直訳するなら「電磁式の物体崩壊機」。前作のストーリーにも武器説明にも一切略称の由来が記載されていなかったが、今作のこの会話で判明した。
    • ちなみに武装の名前は「原子光線砲」であり、これを訳すなら Atomic Ray Cannon などになりそうなものだが、Electromagnetic Material Collapserには掠りもしない。
  • プレイヤー間では「〇〇? 何の略だ?」と話題を出し、それに全くのデタラメを答える大喜利に使われやすい。

EMCは1億ドルだぞ。援護しろ。

  • M19「K6作戦」にて、EMCの搭乗員が撤退を開始する際に発した台詞。
  • 字幕とは裏腹にヘタれた感じの悲鳴と唐突に開発費をアピールする所がネタにされたりする。

この報道の後、ドローンの攻撃で彼女は死ぬ。

  • M23「降下艇飛来」にて通信で流れてくる、ある女性政治家の「宇宙人とは対話で平和的に解決を」という旨の演説の直後に、プロフェッサーが発した台詞。
    • この演説自体は前作からあり、その全く現実を見ていない主張がプレイヤーからは散々馬鹿にされていた。付いたあだ名が「対話おばさん」。
    • …なのだが、今作にてあまりにもあんまりなオチが付いたことで再び話題となった。
  • プロフェッサーの妙に悲痛な感じがネタにされていたりする。

これで施設を再稼働できます。

  • M31「マザーの領域」にて、敵を全滅させた際にオペ子が発した台詞。
    • しかし武器次第では施設を更地にする事も出来る為ネタにされたりする。
    • あの世界では前後編に分かれているミッションでさえ前編で壊した建物が後編では復旧している。敵が跋扈することに比べれば、ストーム1が壊したくらいでは簡単に直せるのだろう。

哀れなエイリアン。この里にも居場所はなかったな。

  • M32「温泉郷の秘密」にて、湯治の里に集結した敗残兵コロニスト達を殲滅し、ミッションクリア直前に里の出身であるウィングダイバー隊長が無慈悲に言い放ったセリフ。
    • とても味方側とは思えないほどの恐ろしく冷酷な調子で言うため、興奮ドン引きしたプレイヤーも居るのではないだろうか。
    • このダイバーは侵略者の尖兵が故郷に居座る光景にかなり腹を立てているようで、「観光でないなら出ていってくれ!」という台詞も聞ける。
  • ここは敗残兵コロニストが登場する事実上最後のミッションであり、彼らの境遇を想うとなかなか考えさせられる言葉である…後に明らかになるコロニストの正体を知っていればなおさら。
    • 例外として、実はリングとの最後の決戦でスピネルが暴走した際にスキュラや侵略生物αplusと共に転送されてくる。リング側の「戦える戦力は何でも出さなければならない」という緊迫を表したためだろうか。

君の行き先は病院だ。ゆっくり休め。以上だ。

  • M33「翼の軍団」にて、プロフェッサーのレポートを読んだ参謀が無慈悲に言い放ったセリフ。
    • 恐らくプライマーがタイムリープしている事を知らせようとしたのかもしれないが、データが足りず全く信じて貰えなかった。
    • その後、プロフェッサーが「またしくじった」と通信を入れて来るので似たようなやり取りは過去にも何度か行っていたようだ。
      • 次の週ではM69「機械兵の砦」で同じく提案するが、この時の参謀はEDF全体に「卵型の宇宙船の神」「クルールは太古の邪神」といったオカルトな話が蔓延し対処に追われてたらしく、プロフェッサーの提案をその類と認識して一蹴してしまっている。こちらでは「仕事に戻れ」と多少温厚な処置になっているが……
    • この時点でのプロフェッサーと主人公は、タイムパラドックスを恐れて極端に未来が変わってしまうような行動は控えていたものと思われる。参謀を納得させる程の説得力を持てなかったのはそのせいでもあるだろう。
  • あまりの汎用性の高さからか、プレイヤーの間ではそのまま、もしくは一部を改変して使われている。
  • テンポ良く敵を撃破しているとこの会話の直後に連続して「回収班、急いでください」という少佐の台詞が流れる。「5」の同名ミッションプレイ済み、またはミッション終了時の通信まで聞けば別件なのはすぐにわかるが、迎えの者が病院へ連れて行くことを「回収」と言い換えているようで不気味に聞こえてしまう。

地球は邪悪な神々に支配されている。 俺たちは生かされているだけにすぎないんだ。

  • M43「狂える世界」にて隊員が発したセリフ。
  • 真っ赤に汚染された空に絶望的な生活。こう思ってしまっても仕方ないような状況ではあるが、中尉の返しは「落ち着け!パニックになるな!」
  • 周回ごとに「邪悪な神々」が人魚やクラーケンになって再登場。お陰で記憶に残る。
  • 掲示板などでも「邪悪な神々」を色んな物に置き換えた上でスラング化している。
    • 字幕表記上は妙に落ち着いているように見えるが実際の発声は絶叫に近く、スラングでも大抵語尾は「!」になっている。

ビルが傷つく!今すぐやめろ!

  • M54「死の疾走’」にて、高機動型アンドロイドに対して隊員が発したセリフ。
  • アンドロイドは地形に爪を突き刺してワイヤー移動するため、「ビルに爪を刺すな」という、防衛側としてのシンプルな怒りの台詞なのだが…
    • このミッションに限らず、プレイヤーも頻繁に流れ弾でビルを銃撃したり爆砕したりするのがEDFというゲームであるため、ついにお叱りを受けたかと焦ったストーム1もいるとかいないとか。
    • かく言う彼らも戦闘車両の試し撃ちに使ったり、頻繁に流れ弾を当てているが
      • 人類とてプライマーが攻めて来なければ発砲する必要はなかったため、人類が破壊したビルについてもプライマーのせいである。
  • 七音と 七音なので 短歌にも 掲示板にて 過去投稿も

つまり、でかい鳥だ。撃ち落とせ。

  • M61「蒼き怪鳥」にてケプラーの猛攻撃に平然と耐えて飛び回るサイレンに向け指令本部が放った台詞。下記の「つまり殴れということだ」に近いものがある。
    • 「巨大で強靭な身体。体内に炎を蓄え、空を飛ぶ。」といかにも怪生物の特徴を並べてからのこの言い様である。

やりやがった!

  • 軍曹の部下Bがことあるごとに口にする、主人公の誰にも出来ない事をした時に発するセリフ。
  • 「M139 極大勢力」のNPC隊員のセリフでもある。こちらは打って変わってほぼ悲鳴。理由は言わずもがなである。

君が歴史を作れ。

  • M85「怪物襲来」にて、ブリーフィング文でのプロフェッサーの発言。
    • 文章から察するに、軍曹とのやり取りにプロフェッサーの無線が割って入ったのだろう。
  • プロフェッサーの未来改変への決意が露わになった一文である。
    • 主人公は当ミッションでテレポーションシップを撃墜し、開戦5カ月で初戦果だった歴史を開戦すぐの戦果に作り替えた。
    • なお撃墜しなくてもストーリー上では撃破したものとみなされる。
  • プライマーが行う歴史改変を超えて、人類が優勢な未来へ書き換えるというEDF8・EDF9でのテーマを象徴する台詞とも言えるだろう。

安全な場所を見つけたぞ!あいつの後ろだ!

  • M86「広がる災禍」にて、テレポーションシップを次々と撃墜していく主人公を見た軍曹の部下Bのセリフ。
  • 前作では民間人時代の主人公が避難中に行く先々で怪物に襲われており、その度に護衛の軍曹が「安全な場所に連れて行く」と声をかけてくれていた。
    • それに対して軍曹の部下Bが「どこにあるんだ」「そんな場所があればな」「気休めもいい加減にしやがれ」と皮肉で返すのがお約束だった。
  • 安全な場所はどこにもないという前作序盤のフレーズへのアンサー的なやり取りで知っているとニヤリとさせられるセリフである。
  • だが、絶対に前に立つんじゃないぞ?
  • 実のところ、彼らは不死属性を持っているので囮に最適。

以後あなたはEDF所属となります。拒否は認められません。

  • M86「広がる災禍」にて、民間人時代まで戻った主人公が自重をやめて大暴れし、まだ現れたばかりのテレポーションシップを撃墜しまくった結果、情報部少佐から飛び出たトンデモナイ台詞。
    • とはいえ、ループ中のストーム1及びプロフェッサーからすればEDFへの入隊は既定路線であり、むしろ望むところである。
  • 兵士の会話を聞く限り本来のEDFは志願制で、前作で戦況が悪化した際も「民間の義勇兵が登録に来たら事実上徴兵になる」という建前から「本当に最後の最後で強制徴兵」という流れだったため、情報部の即決に驚かされるストーム民間人も続出。
  • 同ステージでは現場の兵士からも「あいつを入隊させるべきだ!特別待遇でも良いんじゃないか!?」と言われるが、どこまで優遇してもらえたかは不明である。

おまけに怒ってやがるぞ!

  • M87「死の疾走''」にて、俊敏な動きでこちらへと迫るスーパーアンドロイドを目にした隊員が発した台詞。
    • 強化型の特徴である赤い装甲から、顔を真っ赤にして怒っているように見立てたものだろう。
    • 「命無き~」という言い回しが用いられていることから感情の類は持ち合わせて無さそうだが、前の周回で登場した高機動型アンドロイドに比べれば、スーパーアンドロイドは格段に素早く激しい動き方をするため、「明らかにヤバいヤツが来た」という状況を端的に表している。

熱い!熱い!

  • M88「制圧者」にてネイカーの火炎放射で燃やされている市民の台詞。
  • しかしネイカーの火炎放射はとてもじゃないが熱い程度では済まされない程の火力であり改めて市民の不死身ぶりを再認識させられる台詞でもある。
    • しかもその後に何事も無かったかのように、兵士が来た!と叫んでいるあたりが一層不死身ぶりを際立たせる。

俺は漁師の息子だ。海は……

  • M89「沿岸掃討計画」にてスキュラが出現して混乱に陥る中空気を読まずに海に向かった隊員が他の隊員に制止された際に返した台詞。
  • シチュエーションからわかる通りもはやお馴染みのいわゆる死亡フラグであり、字幕には載らないが彼は直後に「うわぁぁぁっ!」と悲鳴をあげることになる。
    • これを機に彼は無線に登場しなくなるのでどうやら殉職されたようだ。合掌。

どっちが前かも分からないぞ!

  • M92「船団監視計画」にて、宙に浮かぶ大型宇宙船を見た偵察チームの一人が発する台詞。
  • 確かに大型宇宙船は前後(左右)対称の形状をしているが、ぶっちゃけ交戦する上でどっちが前でどっちが後ろかなんて物凄くどうでもいい
    にも拘らず、それがまるで途轍もなくヤバいかのように叫ぶため、そのシュールさが多くのプレイヤーの笑いを誘う事に。

アーケルスとグラウコス! いったいどうなるんだ!

  • M103「怪物駆除計画」にて、グラウコスが現れたときの隊員のセリフ。
    • 怪獣映画によくある、デカい怪物同士の衝突を恐怖半分期待半分で見守る観衆の気持ちを端的に表現している。
  • しかし、直後にアーケルスはグラウコスにワンパンされてしまう。

何が人魚だ!作戦の邪魔だ!排除しろ!

  • M104「潜水母艦 防衛作戦」にて、NPCブラッカーの一台が発したセリフ。非常に憤慨している。
  • スキュラについて散々人魚だの呪われるなどと謎発言を連呼された後でこれ。
  • 潜水母艦の防衛とマザーシップ撃沈がかかった非常に重要な戦いであり、確かに人魚だ呪いだの与太話に関わっている場合ではないのだが、プレイヤーの反応を予期していたかのようで妙に印象に残る。
  • 掲示板などでも様々な邪魔者に憤慨した隊員が改変して書き込んでいる。上司をEDF的な方法で排除すると逮捕されるので止めておこう

我々が駄目でも、次の者がやつらを倒す!我々は勝利の礎となる!

  • M106「陽動作戦」に参加したレンジャー部隊隊長の台詞。続けて「人類の恐ろしさを教えてやれ!」と配下の隊員たちを鼓舞する。
    • 台詞を発する彼自身は1ミッション限りの登場のモブキャラなのだが、熱い台詞に鼓舞されたストーム1も数多くいる。
  • 彼の部隊と合流すると「お前とならやれる。そうだな?」と信頼を寄せてくれる。まかせろ(定型文)

俺たちを倒したければ、エルギヌス級でも連れてこい!

  • M109「エイリアン・アタック」で駆除チームが言い放った典型的なフラグ。
  • M135「エイリアン・アタック’」で時間軸を越えて無事回収。
    • 「プライマーのやつら、本当にエルギヌス級を連れてきやがった!」
    • なお、1対1であればプロテウスは怪獣を圧倒してくれる。カッパー砲で巻き込まないように怪獣たちをうまく誘導して戦ってみよう。

わかってる。……EDFは敵に背中を見せない。そうだろ?

  • M111「翌日’’’」にて、プロフェッサーが自身の精神の限界を嘆いた後に発したセリフ。
    • 何回も最愛の妻をプライマーに殺されたという記憶から逃げてはいけないと自分に戒めているようである。
  • 元はNPC隊員の汎用発言だが、常人では到底耐えきれない苦痛を受けた彼だからこそ悲壮さが際立つだろう。


この星に生きた命を代表し、やつらに一発食らわせる!

「俺たちが一発食らわせてやる。」「やつらに一発くらわせる。 そうだろ?」
  • 前作におけるマザーシップ・ナンバー11撃墜作戦の際に、本部が行った演説を締めくくるセリフ。
    • 勝算は薄く、EDF自体も壊滅寸前という状況の中で、それでも生きている者がやらなければならないと兵士を鼓舞するものだった。
  • 現場の隊員たちにとっても胸に残る言葉だったのか、大尉とプロフェッサーがこの一節を引用している。
    • プロフェッサーのこの発言を機に、プライマー殲滅RTA本気で歴史を改変していくことになる。
  • 熱いシーンなのだが、歴史改変によって前作の出来事であるナンバー11撃墜作戦はなくなっており、大尉とプロフェッサーが言うには「引用先」が消えていたはずという疑問点は残る。
    • 「ナンバー11撃墜作戦こそなかった歴史ではあったものの、最後の力を振り絞った反抗作戦があって、そこで本部が発言していた」とも考えられる。「プロフェッサーの引用先は『一周目のストーム1』の発言だったのでは」という説も……。
      • いずれにせよ、黙って引き下がりはしないEDFの気概を端的に表した名台詞と言えよう。

会社で習ったのは、日報の書き方と交通費の清算方法だけなんだ。戦えそうもない。

  • 「本日の予定」にて、お前も武器を持って戦えと言われた先輩が発したセリフ。
  • そのていたらくに部下Bからは「それでも男か!」と怒られるが、まあ無理もないと部下Aがフォローに回ったことで、先輩は丸腰のまま軍曹についていくことになった。
    • 前作の物語の開始時点では、民間人である主人公が軍曹達に守られながら脱出を図るという流れだったが、地球を救うための歴史改変に臨む今作において、民間人である先輩をストーム1たる主人公が守りながら進んで行くことになるこの流れは、感慨深いものがある。
  • 主人公には「身を守れ」と自動小銃にロケットランチャー、それどころか職業次第でプラズマ放射機やガトリング砲まで渡していた軍曹も、先輩に無理強いはしなかった。
    • 逆に言えば、主人公には武装させても大丈夫なほど落ち着いた雰囲気を感じ取ったのかもしれない。
  • 掲示板などでは他の兵科に転職したプレイヤーなどが上手く戦えない言い訳などで改変されて使われる。

蝶が羽ばたけば嵐が起きるという

  • ループを繰り返すたび、出来事の内容や起きる場所に少しずつズレが生じている事を案じたプロフェッサーの台詞。
  • 「僅かな違いが後々の大きな変化に影響してしまう」という描写はタイムスリップSFの定番とも言えるもので、嵐=ストーム1がすべてを吹き飛ばすという点でも、本作らしい台詞の一つと言えるだろう。
  • 事象の関連性の複雑さやデータ予測の困難さを表す言い回しで、現実でも「バタフライエフェクト」などの表現で知られる考え方である。

聞いてください…私は神を探しています

  • 前作5にて少佐の部下が発した迷セリフ。
    • 戦況が絶望的になっていく中で彼女は徐々に憔悴していき、世界中の神話に登場する卵型の宇宙船がプライマーの旗艦なのではと推測。その旗艦を撃墜し、司令官(=神)を倒せば戦争に勝利できるという希望的観測にすがるようになってしまった。
    • 確たる証拠があっての発言ではなく、この言葉を口にした直後には本部に叱責されている。しかしその後、実際に敵旗艦が発見され、ストーム1は神と戦うことになるのであった。
  • M129「交錯する砲火」ではこの台詞が少佐の部下本人によってセルフパロディのような形で使用されている。
    • 5での彼女の発言を知っているかどうかで大きく印象が変わるだろう。
  • プレイヤーの間では未実装の装備や要素への言及にしばしば使われる。

怪生物がこんなに!?無理だ!!

  • M136「巨神激突」にてエルギヌスの大軍を目撃した隊員が発した台詞。
  • 優勢世界であるにも関わらず妙に絶望的な感じがネタにされていたりする。

EDFは仲間を見捨てない!だが何事にも例外はある!

  • M???「極大勢力」にて、敵の群れに戦いを挑む主人公に対して隊員が発した悲痛なセリフ。
    • ともすれば矜持に欠けるように聞こえるが、その戦力差は凄まじく、敵は無数の怪物に加えマザー、クイーン、キングが勢揃いした挙句、エルギヌスまでもが奥で眠っている。一方のEDF勢力はレンジャーチームとストーム1の、わずか歩兵7人のみ。かつてK6作戦や殲滅計画で投入された大規模戦力ですら歯が立たなかった怪生物どもを相手にこれで挑もうとは、一般兵士からすればまさに究極の「勇気と無謀は違う」である。やれると思う方がどうかしている。このセリフもやむ無しか。
  • その後、「もう遅い!戦え!」とヤケクソ気味に他の隊員が続け、敗北必至の戦いを余儀なくされるのである…?

必ず生き残る……。 もちろん、いい意味ですよ。

  • どんなに劣勢な戦況であろうと、必ず敵を鏖殺して帰還するという、ストーム1のあまりの戦闘力にドン引きしたオペ子の台詞。
    • 前作にも「これほどの状況でも生存するなんて……」というオペ子の台詞があり、これのセルフオマージュであると思われる。
  • ちなみにこの台詞は作中で2回聞く事ができ、かつ2回目はイントネーションが全く違う。
    • 1度目はドン引きした後に慌てて取り繕うような言い方だが、2回目の「M143 追跡者」ではストーム1に全幅の信頼を寄せ、心から慕っているような声色に変化している。

オペレーションオメガを発動します。/オペレーションオメガが発令されました。

  • 前作最終ミッションで少佐が発した台詞。
  • 前作および本作の世界観において、正真正銘の最終作戦につけられる作戦名が「オペレーションオメガ」である。
    • オメガ(Ω)はギリシャ文字で最後に位置する文字であることから、まさしく最後の作戦という意味での命名であろう。
+ 前作と本作のネタバレ
  • 前作におけるオペレーションオメガは、コマンドシップ撃墜後に現れた銀の人とストーム1の決戦中、他の10隻のマザーシップが救援のため移動するのを残された戦力で足止めする、という内容だった。
    • しかしこの時点でEDFは壊滅状態で戦力は潰えており、作戦に駆り出されたのはレジスタンスに志願した残り僅かな民間人。当然装備も不十分であり、自分たちが命懸けで守ってきた者をみすみす死なせようとする暴挙と言える作戦に本部も激昂するほどであった。
    • 少佐としても望ましい展開ではなく、本部に対して珍しく感情的な声色で本作戦の意義を力説していた。
  • 本作ではEDF8の時空であるM106「陽動作戦」と、さらに後の周回となるラストミッションで発動される。
  • M106ではプロフェッサーの情報から、月面に待機しているコマンドシップに向けて核攻撃を行い、それに対する注意を逸らすために地上の各地で一斉に戦闘を行うというものだった。
    • 非常に広範囲で戦闘を行うために以前の周回程疲弊していないEDFも戦力が不安定だったが、それについてオペ子が前作の少佐の台詞と同じ内容で本作戦の意義を力説するというセルフパロディが行われている。
  • しかし、EDF5とEDF8で『全世界で同時攻撃を行う陽動作戦』を行ったためか、プライマーも『全世界で同時攻撃が始まった場合、それは重要な目標への奇襲作戦が始まる予兆である』と学習してしまったらしい。
    • 描写されていないが、おそらく他の周回でも似たようなことをやっていると思われる。一周目の核戦争とか……9周目のコマンドシップ撃墜作戦時の陽動作戦とか……
    • それが原因なのか、リング破壊作戦・前編ではプライマーに陽動作戦を見破られてしまっている。とはいえ、オペレーションオメガを発動した記憶は主人公、プロフェッサー、少佐には存在しないので彼女らの責任ではないのだが……
  • ラストミッションではリング撃墜後にさらなる時間移動戦艦が出現、それに対して発動されることになる。その内容は、大量の汚染物質を積載したロケットを火星に送り込んで爆破。プライマー誕生前の火星をあらかじめ汚染することによって未来の生態系を根本から破壊し、プライマー文明誕生そのものを消し去ってしまうという恐ろしいものであった。しかしこの行動が、時空を揺るがすとんでもない事態を招くことになる…。
    • これより前の周回のオペレーションオメガの発案者は明かされていないが、少なくともこの作戦に関してはプロフェッサー直々の発案であることが少佐に語られている。
      • 火星までの距離は相当なものであり、現実の現代の人類の技術では数百日かかる距離である。少佐もオペレーションオメガ発動時に「到着しました」と発言していることから、リング破壊作戦以前からロケットが送られていたのだろうと思われる。リング破壊後にラストミッションのような事態になることをあらかじめ予想していたか、あるいは破壊作戦に失敗したときの保険の役割だったのだろうか。
      • ちなみに光速ならば行きに約三分間、帰りも約三分間で、火星で行われたオペレーションオメガの状況を知れるのは最短で約六分である……が、EASYに上位武器を持ち込むなどすると光速を超えることも。時空を超えるプライマーの技術を利用した結果だろうか……?

あるとも!

  • ラストミッションにて、オペ子に「非戦闘員もろともプライマーの存在を消す権利が人類にあるのか」と尋ねられてのプロフェッサーの台詞。
    • 人類優勢の記憶しか持たないオペ子と、タイムリープを利用して戦い続けてきたプロフェッサーやストーム1(プレイヤー)とで、プライマーへの認識が全く異なるという事を端的に表したやり取り。
  • ループの中で人類が滅ぼされる光景に直面し続け、その度に妻の死も繰り返されてきたプロフェッサーだからこその即答であり、続けて「妻の仇だ」と私怨含みであることを隠そうともしない。
    • その上で、これまで失われた何百億、何千億の人命の仇伐ちでもあり、プライマーが時間移動船を送り込み続ける以上、今の人類が優勢でもいつかまた殺戮が繰り返されると危険性を語り、ループを断ち切りたいという強い思いからの台詞でもある。
      • 更に言えばプロフェッサーの妻や軍曹たちが生きる未来に変えられたのはリングの『事故』があって過去に戻れたからこそであり、次死んでしまえば二度と戻ってくることがないため取り返しの付かない悲劇を防ぐためでもある。
  • この「何百億、何千億の人類が犠牲になった」という発言を真に受けて、タイムリープ回数を推測しようとするプレイヤーもいる。
    「「何」千億と複数形前提の表現なので2000億以上」と仮定すれば、地球人口80億*6として、計算上は最低25回リープしたことになる。
    • 「何百億、何千億」と十倍も開きのある表現な上、そもそもプロフェッサーは「改編を受けている」ことには確信を持っているものの、改編の度に記憶も上書きされている。周回の回数や被害人数は把握できていないため、「何百億」を無視して「何千億」だけに具体性を求めること自体が不自然ではあるのだが。
  • 全人類生存のための論理とプロフェッサーの私怨が絡み合った複雑な話である上、0か100かのいわゆる究極の選択となる重い台詞なのだが、返事としては単純明快かつ汎用性が高い為、掲示板などで割と見かける。

そう君こそが……。

+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「選ばれた者。時を超えて存在する人類の代表者。」
  • ラストミッションであるM147「刻の天秤」最終増援出現後におけるプロフェッサーの台詞。
    • オペ子が続いて上記のように発言しているように、プライマーの代表者と相対する者こそがストーム1だと確信している様子を表している。
  • 長いときの中で共に戦い、苦境を乗り越えてきたプロフェッサーだからこそ真っ先に確信できたのであろう。


あなたが好きです。

  • ラストミッションをinfernoでクリアした際の、オペ子からの主人公への台詞。
    • こちらの台詞は難易度ごとに変化があり、明確に好意を伝えられるのはinfernoクリア時のみ。
  • 「本当に、本当に、ありがとう。」というお礼の後に、一瞬逡巡したように少し間を置いてからこの台詞が伝えられる。
  • この迷いには軍隊という組織内である事や、前線兵士とそれをサポートするオペレーターという立場である事が関係していると思われる。
  • 恐らくは立場上不適切又は任務遂行に支障が出る恐れがあると考えて戦争中ははっきりと好意を伝えなかったが、戦争が終わったという事実やその事への心からの安堵、主人公への感謝や好意の気持ちがさらに強まった事から、想いを伝えるに至ったのだろう。
  • 物語中では、オペ子の主人公への意識が、最初はその強さへの単なる驚愕から始まり、次第に賞賛、敬意、そして好意へと次第に変わっていく様子がステージ中の台詞にて丁寧に描写されている。
  • 本作には軍曹やプロフェッサー、グリムリーパーやスプリガン隊の隊長など様々なヒロイン(?)候補が存在するが、公式やストーリー的な正史としてはオペ子が正式なヒロインの様だ。
    • ヒロインという言葉を如何に解釈するかによるが、ヒーローの女性形(女主人公)という意味で取ればウイングダイバーのストーム1だが、このイメージの人は流石に少数だろう。相棒、パートナーという意味ならプロフェッサーで間違いないし、ストーム隊の面々だって当てはまる。スプリガン隊長以外は「女性の」という点を無視すれば。その中で多くの人がイメージするであろう「主人公の恋愛対象」という意味のシリーズ異例の「ヒロイン」としては彼女が君臨する訳である。
      • 実際、中の人は何度もヒロイン役を務めた人だし、作中のヒロインがプレイヤーと直にコミュニケーションを取るゲームなんてやってたぐらいである。
  • なお、ナンバリングタイトルでここまで明確にヒロイン的立ち位置のキャラクターを設定したのは本作が初である。
    • 外伝作品においては『Insect Armageddon』においてオペレーター役のオプスがヒロイン的立ち位置となっており、最終ミッションクリア時の難易度でエンディングの台詞が変化するという要素があった。おそらくそのオマージュ・逆輸入だろう。


君こそが、EDF

  • エピローグでプロフェッサーが主人公に向けて発した台詞。
    • 正確にはテロップで前の1文が表示された後、各兵科の立ち絵と共に「EDF」が大きく掲示される。
  • もちろんEarthDefenceForceの略なのだろうが、Forceには「軍隊」と共に「力」という意味もある。
    • 時間に選ばれ「地球人類を守る力」そのものとなった主人公に送る称号として、プロフェッサーの想いが込められたものだろう。
    • 前作では「我らの名は」と一人称複数形になっていたのとは対称的となっている。
+ この台詞のもう一つの意味
  • 実は開発者からシリーズファンへ宛てられた言葉でもある。
  • 2022年12月29日に公開されたインタビュー記事で開発の本間氏がこのことを明らかにした。
    • その詳細は用語集冒頭参照にあるリンクを参照のこと。


DLC1

+ DLC1ネタバレ防止のため折りたたみ

空から侵入か。やつらパスポートを持ってない。不法侵入だ。

  • DLC1-13「降下兵団」にて、揚陸挺に乗って作戦エリアに飛来した裸グレイを見た隊員の台詞。その様相は端からみれば何ともシュール。
    • EDFシリーズではよくある、特定の行動を日常の動作に置き換えた喩えである。本編ミッションでも高機動型アンドロイドのワイヤーアクションをサーカスに喩えるものがある。
    • 5では怪物を使役するコロニスト→とんだ猛獣使いと称する台詞もあった。「不法移民に不法就労か。辞めさせないとな。」といった本作の大尉を思わせる返しも存在する。

ここは本当に地球なのか!

  • DLC1-14「山域調査作戦」にて、怪物の増援が現れたときに隊員が発したセリフ。
  • 地上が大繁殖した怪物だらけになっている様を見て嘆いている。
    • 前作には、空と地上がタッドポールとエイリアンだらけになっている様を見て嘆く同様のセリフがあるが、「ここは本当に地球なのかよ!」と少し異なる。

俺たちの悪運も尽きたってわけだ。

  • DLC1-17「汚染地帯 後編」にて、N6の使用が決定されたと知らされた隊員の台詞。驚異的な速度で進化と増殖を繰り返す怪物に対し、何とか抵抗を続けてきたEDFだったが...
    • 次第にエリアの全域放棄など敗走が目立つようになり、もはや封じ込めは不可能との判断が下ったのか最終手段たるN6の使用が無情にも決断されてしまった。この台詞を口にする隊員の口調からも諦めムードが感じられる。

兵士を捨て駒にしたな。ツケは払うことになるぞ。

  • DLC1-18「コードN」にてベース228から放たれるN6を巡る攻防の最中の台詞。「勝ってから考えろ。生きていたら告発でも何でもすればいい。」という返しの台詞もある。
    • このやりとりを見るに、N6の使用については怪物の繁殖を阻止するためとはいえ、民間人や前線で戦い続ける仲間たちを諸共消し炭へと変えてしまうことに現場の隊員たちは賛否両論だったようだ。
  • 前半の「兵士を捨て駒にしたな。」の部分でドキッとしたストーム1もちらほらいるとか...

DLC2

+ DLC2ネタバレ防止のため折りたたみ

あなたに適した難易度はイージーです。難易度をイージーに変更してください。

  • M10「LV C-1 アンドロイド ハント」でマリスが発するセリフ。
  • DLC追加武器はINFでしか手に入らない上、悠々と進めていようと苦戦していようと挑発にしか聞こえない。
  • 明らかに仕様への理解が足りないような書き込みに対して煽りに使われていたりするが、喧嘩になりかねないので程々に。

システム管理部よりクレームを着信。無視します。

  • M25「LV SS-1 クルーズ クルール」でマリスが発するセリフ。
  • これ以降、無許可で計算リソースを占有したり、データベースを改変したりと、マリスの動作が怪しくなり始める。
  • 無視しますシリーズは3ミッションに渡る。異変を感じ取ったプレイヤーも多いのでは。

今のジョークは理解できましたか?

  • M32「LV Z-2 デッド ケイブ」以降でマリスが発するセリフ。
    • 何かしらの暴言を吐いた後、マリスはこのような発言をする。
  • 上述のパターンを考えると、NGワードを言ってしまった場合に取り繕うためのテンプレート発言なのかもしれない。
  • DLC2最終ミッションのM40「LV ZZZZ-Z ザ・リング」でも同様の悪態をつくのだが、このセリフは発さない。

○ね。クソが。

  • DLC2 M32「LV Z-2 デッド ケイブ」にて突如マリスの口?をついて飛び出したあまりにも直球すぎる暴言。以降のミッションでも度々口にする。
    • あまりにもストレートなため伏せているが、○に入る文字が何であるかは想像に難くないだろう。
  • 丁度増援のタイミングで言い放つので本気でプレイヤーを倒そうとしているのだろう。
  • ただのAIがわざわざ人類を貶めるような発言などしないことを考えると、いかにマリスが特殊かつ高度なAIかが窺える。流石マリス(malice:悪意)を名乗るだけある。


過去作

現在もスラングとして使われているもの、今作でオマージュされているものを主に紹介する。

EDF1

サンダー!

  • 雷…ではなく、『1』のミッション3の無線で流れた『結城』と名乗る隊員の叫び声から生まれた迷言。
    • アリ型怪物の酸攻撃を浴びてしまった隊員が「酸だー!」と叫んだはいいものの、通信機ごしの音質とイントネーションから「サンダー!」と謎の断末魔を上げて倒されてしまったように聞こえたのが始まり。
    • 蜘蛛型の糸でやられる場合は「糸だー!」という台詞もあるので「イトダー」という派生型も存在する。
    • 厳密には彼はサンダー後も生存しており、押し寄せる怪物の群れを捌ききれずに殉職したらしい。
    • ちなみに彼は本家地球防衛軍シリーズにおいて巨大生物を『蟻』と呼称していた唯一の人物でもある。
  • プレイヤーの間では「敵にやられてしまう」「ミッション攻略に失敗する」といった意味のスラングとして親しまれている。
  • ネタにされていることは公式も気付いているらしく、EDF2ではサンダーボウの開発者が結城博士と書かれていたり、EDF5では序盤のとあるシーンで怪物に襲われた隊員がオマージュ的に「これは酸だー!」と叫んでいたり、「歩兵のスーツは酸を防げる」という説明台詞が聞こえてきたりする。
    • 物品にも時々書かれている。「TH-3NDER」なるナンバープレート、パラソルに書かれた不自然な「thunder」、同じく不自然な「Thunder's Steakhouse」という店名など。
    • スピンオフ作品のデジボク地球防衛軍に至っては、この結城隊員本人らしき人物がプレイアブルキャラとして参戦している。しかも所持する武器は酸を飛ばすアシッドガン、必殺技は電撃を出す本物のサンダーというネタキャラっぷりであった。
    • 因みにLINEのクリエイタースタンプにも「さ、酸だー!」というものがあったりする。日常におけるどんな状況で使うのやら。

EDF2

あの状況で生き残るなんて……なんで? ありえない……

  • 『2』の迷セリフ。ミッション「奈落の罠」にて、狭い洞窟内で全方位を蜘蛛に囲まれる「敵の巧妙な罠」を生き延びた主人公に対するオペレーターのコメント。
    • 「ありえない」などと主人公が死ぬこと前提の酷い言い草に対し、当然のごとくプレイヤーから総ツッコミが入った。
    • 「2の本部は侵略者と結託して主人公抹殺を企んでいる」などとネタで言われることがあるが、その最大の原因はほぼ間違いなくこの台詞。
    • ちなみに本作の本部は似たような状況でちょくちょく援軍を送ってくれるので、過去作を知っているほどその温情が身に沁みることだろう。

EDF3

昆虫キモス!

  • 『3』のM1開始時に味方が通信で発する台詞「こっちへ来ます!」の空耳。
  • 公式LINEスタンプにも「昆虫来まぁぁす!」として採用されている。だからいつ使うんだ

大きいねぇ!

  • 女王蟻と交戦した隊員の「女王を発見!大きいぃ!」というセリフの空耳。
    • 一応空耳ということになっているが、実際には誰がどう聞いても「大きいねぇ!」と思うレベル。
  • 状況に対して随分ほんわかとした内容であり、あまりのシュールさからネタとして定着した。
  • ボス級と接敵する際にどうぞ。

よく聞こえない、繰り返せ/よく聞こえないぞ、もう一度言え/くそっ、通信妨害か…

  • 『3』の迷セリフ。予想外の敵の攻勢に対し本部に救援を求めるも全滅するまでその声が届くことはなかった。
    • 本部からの通信は鮮明に届いているため聞こえないふりをしているのでは?とよくネタにされる。
  • 転じて、プレイヤーの間では都合の悪い内容を有耶無耶にするためのスラングとして愛されている。

退却は許可できない。戦闘を続行せよ。

  • 『3』の迷セリフ。隊員が本部に撤退の許可を求めた際に返された無慈悲すぎる一言。
    • いざ通信が繋がればこれでひどい。
  • 過去作で散々ネタにされたこともあってか4.1以降の本部は現場の人命を最優先にしており撤退を指示する通信が多い。
    • もちろん不許可のパターンもあり、後がない状況では「敵を押し返せ!」となる。
  • 今作では本部が現場のタンク隊に退却を求めた時タンク隊が「目の前に敵がいる!退却は無理だ!」と逆パターンが生じた。
  • 高い認知度を誇っているのはサンドロ本部内でも同じなのかシリーズ20周年を記念し大判のフェイスタオルとして晴れてグッズ化された。やったぜ!

今さらそんな情報が何だと言うんだ!

  • 『3』で隊員のどうでもいい情報提供に対して本部が放ったセリフ。
    • フォーリナーの人型ロボット「ヘクトル」の小型タイプは空中輸送が可能という報告を受けてのもの。
    • 小型タイプがいること自体は既知の情報であるため実際どうでもよかったりする。
  • プレイヤー間では、既知の事実に対する返事や、有用ではあるが更に良いものがある時の返事などに使われる。

ストーム1!ベガルタを使え!

  • M30.停泊で、近くに配置されているバトルマシン、ベガルタを使うようすすめてくる隊長NPCのセリフ。
  • 他にもベガルタが配置されているミッションはあるが、隊員NPCから指示を受けるのはここだけ。
  • そのミッションは敵が広く散開して配置されていたこともあり、足の遅いベガルタが使いづらかったのはご愛嬌。
  • 1ミッションだけのセリフであったものの多くの隊員の記憶に残ったためか、現在でもビークルや武器の使用が推奨される時にベガルタの部分を差し替えて使われる。
  • 今作にはミッション99で「タンクを使え!」という、かなり直球な似た台詞がある。このミッションでは乗員の逃げ出したらしきブラッカー戦車に乗るよう指示する台詞であり、山に設置されたアンカーを遠距離から撃てるので実用性もなかなか。
  • 別のミッションでは街に放棄されたケブラーに乗るようオペ子が勧めてくる通信もある。こちらはクラーケンや重装コスモが相手なので、火力としてはイマイチ役に立たない。

戦士の誇りを忘れるな!どんなに絶望的な状況だろうとな!

  • サイボーグに改造された巨大モンスター・ヴァラクと接敵した隊長のセリフ。
  • これ自体はなんの変哲もないセリフだが、声がどことなくサイヤ人の王子と似ていた(そして台詞もいかにも言いそうな)ために「王子隊長」と呼ばれネタになった。
    • 実際の担当声優は鈴木琢磨氏。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』のオコーネル辺りがこの隊長の演技の質に近い。
  • 今作にもオマージュと思われるやり取りがある。

5分後に再出撃だ

  • 『3』で味方NPCの増援に対して本部が言い放ったセリフ。
  • 正式なセリフは「よし。レンジャーチーム、五分後に再出撃だ。敵に目に物見せてやれ!」である。
  • このセリフが流れるミッション「強行突入」は絶妙な敵の配置から、EDF3では高難易度なミッションとして有名で、難易度INFでは実際に何度も5分後に再出撃したプレイヤーが多かった。
  • プレイヤー間においては、ミッションがうまくクリア出来ない隊員に対して本セリフを言うスラングが見受けられる。

EDF4/4.1

7年ぶりの巨大生物だ、今や絶滅危惧種だぞ!

「危惧は無用だ。絶滅させろ!」「これじゃ人類のほうが絶滅危惧種だ!」
  • 『4』のM1開始時のやり取り。
  • 今作にもこれをオマージュしたセリフがある。
  • 『3』と『4』は同じ世界の話であり、『3』でエイリアンを撃退した後の『4』の世界は『6』のような荒廃状態ではなく、再来したエイリアンの母船を先制攻撃で撃沈するなど、人類とEDFがかなり十全な状態にまで復興していた。
    • だが、『6』の世界では総人口は1割まで減少、さらに歴史改変で崩壊寸前になった絶望の未来では、まさしく人類が絶滅危惧種なのであろう。

空飛ぶトカゲかよ……次は猿がワープしたなんて話が出てくるぜ

  • 戦闘機がトカゲにやられたと言った隊員に対して別の隊員が返した台詞。
  • 今作ではM26「漂流者」にて猿……ではなく人間によく似たカエルがワープして来る。

重戦車の力見せてやるぜぇ!

  • 『4.1』におけるタイタン部隊の初登場時のセリフ。
    • 「やるぜ!」じゃなく「やるぜぇ!」なのがミソ。とても力の入った名演なのだが…。
    • 詳細な展開は下の「主砲がきかない」を参照。要はコント死が待っていた。
  • 5や今作の世界観になってからもショットガンやブルージャケット、プロテウスなど様々な力がお見せされている。
    • 結果も様々である。

主砲がきかない!

  • 『4.1』におけるタイタン部隊の初登場時のセリフ。
    • 実際はタイタンではなく、随伴しているギガンテス(本作のブラッカーに相当する主力戦車)が発している。
  • 満を持しての砲撃があっさり防がれ、動揺のあまり盛大に震えた声の様子から、掲示板などでは「○○がきかにゃい!?」と改変してよく使われる。
  • ゲーム中の演出では主砲が効かないどころか敵の機械兵器と歩行要塞相手に盛大に外し、着後に歩行要塞に踏み潰されて爆散した。前作でも歩行要塞相手にタイタン部隊がオマージュと思われる台詞を発する。
    • 移動基地への砲撃が防がれた際に「ビルを吹き飛ばす威力だぞ!?」と驚愕している隊員がいるのだが、EDF6ではケブラー対空砲の乗員が「数秒でビルをバラバラにする威力だぞ!?」と似たような驚きかたをするシーンがある。どちらも狙ってビルを撃つような兵器ではないはずだが…EDFはビルを試し撃ちのマトにしているのだろうか?
      • だが、ケブラーにはビルをバラバラにする能力なんかない。どう考えても威力詐欺タイタンはビルを破壊することが可能なので大丈夫。
  • デビュー戦がこの有様、主砲であるレクイエム砲は鈍亀を彷彿とさせる遅さでタイタンはEDFのアイドルとして愛されていた。
    • どれくらい遅いかというとレンジャーのローリングで発射された弾と競争ができた。
  • しかし前作でタイタンは弾けた。
    • レクイエム砲は発射から着弾まで1秒もかからない剛速球となり、コロニストやクルールを葬るまさに鎮魂歌にふさわしい性能に。
    • おまけに今作はタイタンが主役のミッションまである。

赤いヤツは強いに決まってる!

  • 『4.1』で赤くて巨大なエルギヌスが登場した際のセリフ。
    • この前置きに「待てよ……? あのエルギヌスがまだ成長しきっていないとしたら……」などという露骨なフラグ建築が仕込んであったりする。(これ自体も2のオマージュ)
  • 昔から機械系の飛行主力級を強化した、通称「精鋭」と言う赤くて強い奴の代表的存在がおり、当然『4.1』にもいた。
    • 今作では『5』から続投のレッドカラードローンに加え、ハイグレードタイプ3ドローンにスーパーアンドロイド、ハイグレードネイカーなど赤くて強い奴が多数追加。
    • ネイカーを調べた情報部によれば「赤く見えるのは電磁装甲」とのこと。他の機種もそうなのかは不明だが、「強い奴を赤く塗っている」のではなく、「強い装甲の素材が赤い」のかもしれない。

ただでさえ強い巨大生物があの大きさかよ!?

  • ミッション57(オンラインでは61)「魔蟲の王」にて、市街地で暴れ散らかす超巨大蜘蛛型生物(本作におけるキング)を目にした隊員の台詞。
  • 本来は強敵を目にした際の畏怖の台詞であり、プレイヤーの絶望感を煽ってくるものなのだが、「たぁだでさえ強い巨大生物があの大きさかよおぉぉ!」みたいな妙なイントネーションのせいでちょくちょくネタにされる。
  • だが、『4/4.1』のキングは本当に強かった。
    • 全弾命中で50000は持っていかれた。
    • おまけに怯みも取りにくかった。
    • これを見ると『5』で相対的に弱体化したと言える。

つまり殴れということだ!

  • 全高50mの巨大歩行要塞バラムの初登場時の本部のセリフ。
    • バラムの腕部と拳をエルギヌスにぶつけて粉砕するという作戦の概要を一言でまとめた。
  • 前作『5』でも同じセリフがある。
    • ちなみに正規パイロットが行方不明になり、ストーム1が代わりに乗り込むという展開も全く同じである。

フライト!

  • 『4』のラジオチャット定型文。『4.1』で削除されて以降は実装されていない。
  • ハボック神の怒りで度々空中に飛ばされるので現在も愛されている。

EDF5

敵性勢力だ

  • 序盤に軍曹が本部に敵の正体を尋ねた際に本部から帰ってきた返事。
    • 敵なのは明らかであり、何の回答にもなっていない小泉構文ry今さらそんな情報がry
    • そのため軍曹も問い直すのだが、そこへマザーシップが現れて有耶無耶になるという流れ。
    • 後の描写を見る限り、この時点では本部にもプライマーの詳細は分かっていなかったと思われる。
  • 全く関係ない質問に対してこれを返して煙に巻く用途で使われたりしている。

しかし残念なことに、私は正気だ。

  • 地球外知的生命体の襲来という衝撃の事実を公表した放送演説で、EDF総司令官が発した台詞。
    • 「私の頭がおかしくなったと、疑う者もいるかもしれない…」と、わざわざ前置きしてからの全否定である。
    • 話の流れからすればそこまで不自然ではないのだが、妙に抑揚を付けた喋り方の前置きと、自分で自分は正気などと言い出すのもありやはりどこかシュール。
    • プレイヤーは既に散々ドローンだのマザーシップだのに襲われた後だが、この演説はUFOや怪物の出現で混乱する全EDFに向けた内容なので、認識の差もシュールな印象に繋がりがち。
  • 序盤の混乱の中でこれを聴かされたインパクトのおかげか、掲示板では意外な事実の公表から荒唐無稽なボケや奇行に添えるスラングとして親しまれている。
  • EDF6では演説のタイミングがミッションに含まれないため、残念なことにプレイヤーが耳にすることもない。
    • 似たような言い回しを絡めてか、ストーム1と連絡がつき安堵したプロフェッサーが「一人だったら自分の頭がおかしくなったと思っただろう」と記憶タイムリープに関する不安をこぼす通信がある。

怪物カーニバルだ!

  • テレポーションシップから怪物が投下される様子を見た兵士が通信で放たれる、いかにも流行らせようと言わんばかりの台詞。
    • 『4/4.1』の「これじゃ人類の方が絶滅危惧種だ!」に似たよくわからないノリをしている。
    • EDF5発売直後当時はその妙な言い回しがツボに入った隊員もいた一方、スベってると不評な意見もあった。
    • EDFの迷言の殆どは前のミッションや直前のやり取りにある種のフリが存在する(駆逐したと思っていたのに突然再発生した怪物に対してもう絶滅危惧種と皮肉る等)が、この台詞はなんの前触れもなく唐突にねじ込まれるのがその原因であろう。
  • 今作の同名ミッションでも登場。
    • 怪物カーニバルは嵐(ストーム1)により中止となった。
  • また今作のM54「死の疾走’」では、高機動型アンドロイドに対して隊員が「危険すぎるサーカスだ!」という似た様な感じの台詞を発している。

人間そっくりだ!

  • EDF5最大級の問題発言。他にも「完全に人間と同じというわけか」「人間に酷似した生命体」など類似発言多数。
  • コロニストを指してこう言っている。しかし画面に表示されるのはどう見ても(直立した)カエル。プレイヤーからすると違和感しかない。
  • 一応、このセリフの時点では二足歩行で二本の腕を持ち道具を使いなんか言語を持っている。と、これまでの敵が怪物や円盤だったのに比べればはるかに人間そっくりという事はできるが…問題はその後。
  • さらにグレイ型のコスモノーツは「人間には似ても似付かない」「人間型じゃない」などと評して追い打ちしてくる。
  • 一応今作でコロニストは(未来の)地球産、他のエイリアンは(推定)火星人という設定が明かされているが……。
    • とはいえ見た目が変わったわけではない。不条理を投げ付けてフォローしない攻撃的ジョークなのかも。
  • EDF5のミッションだが、今作でもほぼ同じ構成で収録されている。今作からの新兵でも聞けるのでごあんしんだ。

信長になった気分だぜ!

  • 前作M27「狙撃部隊」にて、ブルージャケット隊員が発する台詞。
    • 狙撃兵だけで編成された部隊で大量の怪物を迎え撃つ、その様は織田・徳川軍の火縄銃が火を吹いた「長篠の戦い」と形容するにふさわしい状況だった。
    • が、数の暴力で押し込まれ「長篠どころか本能寺だーっ!」と叫ぶに至る。
  • 今作の同名ミッションでも登場する他M51「擲弾破壊部隊」では敵がミッション名の通り擲弾兵に置き換わっており台詞も「ゾンビ映画の主人公になった気分だぜ!」に変わっている。
    • 今回もご想像の通り「バッドエンド」してしまう。
    • 長篠もそうだが、敵増援の発生がキーなのでどれだけ完璧に進めていても彼らは絶望台詞を発する。これも歴史の修正作用か。
  • ちなみに英語版では「ナポレオンになった気分だぜ!(I feel like Napoleon Bonaparte!)」となる。「アウステルリッツの戦いで勝ったときのな!(At his victory at the Battle of Austerlitz!)」と続く。
    • 本能寺のくだりも「アウステルリッツの戦いなんかじゃない、ワーテルローだ!(This is nothing like the Battle of Austerlitz, more like Waterloo!)」となっている。

かわいいじゃねぇか!

  • 前作M62「這い寄る魔球」にて、初めてγ型と遭遇したフェンサー隊員が発した台詞。
    • ブリーフィングにて新種との説明を受け、どんな敵が出現するのか警戒しながら作戦エリアに赴いた隊員たちが目にしたのはおっきなダンゴムシ丸っこいシルエットにつぶらな目を持ったなんとも可愛らしい怪物の姿だった。
  • 「可愛い」だの「鈍そうなヤツ」だのと余裕綽々な様子のフェンサーチームだったが...?

頼りになるショットガンだぜ!

  • 前作M78「怪物駆除計画」にて、α型をショットガンで捌くレンジャー隊員が発する台詞。
    • 確かにショットガンは、前作5でほぼ全てに貫通属性が付与されるという大幅なテコ入れが施されており、実際ものすごく頼りになる。
    • しかしもうゲームも終盤に差し掛かろうという時期になって、突然ノリノリでショットガンのポジキャンを始めるシュールさが多くのプレイヤーの笑いを誘った。
    • おまけにNPC用ショットガンは(プレイヤー用と違って)4.1時代の貧弱仕様のまま変わっていない。もしかして:本部の罠。

私の兄もだ!

  • 前線基地らしき「ポスト2」の隊員と、別の拠点「F3」のオペレーターの間で交わされたセリフ。
  • ポスト2は隊員の出撃中に壊滅してしまったらしく、繋がらない通信を傍受して対応したのがF3のオペレーター。基地の壊滅を教えた上で無事を喜ぶオペレーターの言葉に隊員は「何がよかっただ!あそこには仲間がいた!」と逆上するも、オペレーターの親族もポスト2に所属しており、悲しみを押し殺してこの通信を行っていたことが判明する。
  • 仲間や家族を失った悲しみを抱えるのは自分だけではないことに気づいた隊員はオペレーターに謝罪し、F3へと帰投するのだった。
  • かなりシリアスなセリフのはずだが、印象に残るせいか「私の○○もだ!」「○○もだ!」と改変されてスラング化している。

それは君個人の見解のようだな。

  • 少佐の部下に「卵形の船に乗った神を殺せば人類は勝てる」と力説された際の本部のセリフ。
  • この時点でテレポーションシップとインド神話との関連性は明かされている。その割には塩対応。
    • とはいえ、実際に残骸が見つかった話と、(この時点では)推測の域を出ない話を同列に扱えないのは確か。
    • また、初っ端のセリフ「私は神を探しています」もひどい。これではカルト堕ちかメンタル異常を疑われても仕方ない。(実際メンタル異常の気配はある)
  • 結局、卵形の船も神も実在することが判明、戦争は最終局面へと展開していくのであった。
  • 掲示板などでは荒唐無稽な珍説を披露された際の返し言葉として使われたりしている。

だが、希望はある。

  • ラストミッションをクリアした時に流れるEDにおいて発せられた「何者か」のモノローグ。
  • 「かの者」は倒れ、マザーシップはコスモノーツを引き連れて全機去ったものの、人口は一割まで減少。人の声が響くことのない地球で、やがて生き残った人間が奪い合い、殺し合う暗黒の時代がやってくると悲観しながらも、言葉の主は「それでも希望はある。なぜなら我々がいる」「我らの名は…」と未来を信じるのだった。
  • 時は流れ、地球防衛軍6のM1は「かつて私はこう言った。希望はある、と」と「何者か」が同様に語るところからスタートする。
  • 勘のいい人はM1プレイ時に直感できたかもしれないが、上記の「何者か」とはプロフェッサーである。
    • キャラクターとしてのプロフェッサーはEDF5に登場していないのだが、2022年12月のインタビュー(用語集冒頭参照)において、このモノローグはEDF6に繋がる伏線だったと言及された。
    • その時点ではシナリオ担当ほぼ一人だけがタイムループものの構想を仕込んでおり、ストーリーとして成立したら伏線として使えるように…という状態だったことも語られている。
  • 「我らの名は…」と締めているため、組織としての地球防衛軍に希望を見出だしているのはわかるが、EDF5の時点だと「誰が言っているのか」はハッキリ分からない台詞ではあった。
    • 順当に考えればストーム1をはじめエンディング時点で生存しているメインキャラが、あるいは名もなきEDF隊員が誇りと希望を語っているとも解釈できた。
    • 構想通りのタイムループものとなり、晴れて重要な伏線が活かされた訳だが、おそらくEDF5のエンディング時点でプロフェッサーは妻を失い、軍からも脱走している。そんな中でも「希望はある。我々がいる」と信じ続けた心境は、いかばかりか。

その他

EDFへとうこそ

  • 当wikiトップページを見て誤植だと思った人も多かろう一文。
  • 作中ネタではないが、2004年4月20日の2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)の地球防衛軍スレに書き込まれていた。「ようこそ」のタイプミスの産物であろう。
  • なぜかEDF関係のスレに定着し、新規入隊者への歓迎の言葉として使われ続け、往時の勢いは失いながらも第6作のwikiトップページにまで引き継がれるに至る。

心!配!御無用ォーです!

  • 前作EDF5、そして今作EDF6のPVでも飛び出した、宣伝担当、本田隊員の決め台詞。
    • ハイテンションかつ「心肺ゴム用」みたいに聴こえる謎のイントネーションが特徴。
  • EDF入隊や隊員生活の素晴らしさを称えるプロパガンダ宣伝映像をひとしきり流した後、相方の姫川隊員などがわざとらしく不安を口にし、本田隊員がこの台詞で否定するのがお約束。
    • そして心配ご無用とはいかない実情が漏洩してPVが終わるのもお約束。
  • ちなみに本田、姫川の両名はもともと大学教員とアナウンサーであり、それぞれレンジャーとウイングダイバーに転職した異色の経歴の持ち主。
    • カッコつけて鈍亀MEで自爆するなど、歩兵隊員としての素質は微妙だったようだが、名物広報官として親しまれている。

(定型文)

  • 掲示板などでの会話時にEDFの定型文チャットに存在する言葉で返す場合、末尾にしばしばつけられることがある文。
    • EDFの定型文は「はい」「そう思う」「そう見えるだけだ」「ホントかよ!」など、短く汎用性が高い一方で他のゲームに比べると独特な言い回しのものが多いので、掲示板での返しには結構な頻度で登場する。
    • 実際のゲーム中ではつかない文章だが、ネタ的な返しということを強調しやすいためかファンの間では割と定着している。

ベガルター

  • 「地球防衛軍3 バトルマシンEDFベガルター」という名前の動画作品。通称「ベガルター」
    • ファン作成であり、酸泥やD3Pは関わっていない。
    • 「蒼き流星SPTレイズナー」というアニメのOPをEDF3のメカや人物で再現しつつ、EDF3の全ミッションをダイジェストで収録する形式。
    • タイトルに入っている「ベガルター」はゲーム中のベガルタとは全く違う何か。
  • 全編に渡る丁寧かつ高度な編集に加えて大量のネタが詰め込めこまれており、非常に高い完成度を持つ。
  • 「ビビってんじゃねえのか?」→「何だと!?」など、この作品に由来するスラングが幾つかある。
  • 規約により動画のアドレスを貼るとサンダーするため、現物は各自検索されたし。

ステージ内

各ミッションのステージ構成については「マップ」のページを参照。


店・施設

Acid Bakery

  • パン屋。Acidは「酸、酸味、辛辣、サンダー!」といった意味。キャッチコピーは「口の中、とろける美味しさ」。つまり、店名通りということか。口腔が…融解してる!?
  • 店内ではソラスパンなる商品が取り扱われている。ソラスは初代地球防衛軍と地球防衛軍2に登場した巨大怪獣であり、その姿を模したパンのようである。

大めし屋

  • 牛丼、カレー、各種定食などを提供する24時間営業のチェーン店。マップのあちこちに店舗を構える。
    • 期間限定の新商品が登場したようだ。ちょっと気になる。
  • 自慢のメニューである牛丼は並盛一杯280円で提供。大好評の模様。
  • この店舗がシリーズで初めて登場したのはEDF4。発売されたのは2013年である。
    • 当時の経済事情や牛丼業界の値下げ競争もあり、並盛280円は珍しいものではなかった。
      • いずれにせよ、並盛400円オーバーが当たり前となった2022年以降の日本でこれが再現されたら間違いなく大好評であろう。
    • オブジェクトの使い回しによりいつまでも低価格を維持している夢のような牛丼屋である。

玩具・お菓子 こいわ商店

  • 昔ながらの趣深い駄菓子屋さん。
    • お菓子の袋詰めも請け負っているらしい。電話番号は39XX-29XX
  • 「諸星ミルクチョコレート」やビスコ「バスコ(パスコ?)」(50円)、ハイチュウっぽい「アメガム」(50円)、「ソースカツ」(30円)など定番の駄菓子の他、佐藤乳業のアイスクリームなども販売している。ちびっ子たちに人気そうである。
  • ラインナップの中には「のしダロガ」なる初代~2シリーズにかけて登場した敵の歩行戦車をモチーフにした謎のお菓子が確認できる。

喫茶せんちねる

  • 前作から存在するサンドロットの遊び心を象徴している店。
  • 一見普通の喫茶店に見えるが張り紙をよく見るとネタ要素にまみれており、パンケーキのトッピングにカラメルウスターソースや苺とカニクリームといった謎のトッピングがある。
  • 八角柱状の巨大6層パンケーキ「ギガンティックパンケーキ」が目玉商品、15分で完食できれば無料で、4人まで同時に挑戦できるらしい。
  • 店長は犬派、店長の嫁は猫派だとか。
  • 荒廃した世界でも廃墟の中にその姿を確認できる。割れたガラスに薄汚れた店内と他の建物共々荒んでいるが、特徴的な張り紙やリアルな食品サンプルは健在。

ダンディ理髪店

  • キャッチコピーは「お前の髪型は、俺が決める。」
  • 理髪店にある赤と青のアレがちゃんとグルグル回っているのが細かい。
  • 防衛隊員立寄所とあり、EDF御用達なのかもしれない。

田塚精肉店

  • 下町にありそうな感じの精肉店。今日はごちそう!牛肉!
    • 家庭料理の心強い味方になる様々な精肉が量り売りされている。げんきもりもり!豚肉!
  • 肉類のみならず、弁当や惣菜も販売している。バナーや張り紙までしっかり作り込まれており、サンドロの芸コマっぷりが炸裂している。みんなだいすき!鶏肉!
  • 過去作からの使いまわしの影響で、世界観が一新されているにも関わらず、「砂津谷鶏」や「津川浦高原豚」など過去作の地名に由来するブランド名が見てとれる。味じまん!惣菜!

ぬっくぬく亭

  • ほっかほっか亭惣菜・弁当屋。
  • キャッチコピーは「新米がすごいんです 新米が」
  • 256種類もの日替わり鶏からあげがあるらしい。

チタニア社

  • 温泉郷にあるカーディーラー。
  • EDF3Pでは陸戦兵用の携帯重火器メーカーとして知られた企業名。クロスオーバー作品のデジボクEDFにもシリーズ代表武器の一つとして選ばれていた。

ELEVEN CINEMA

  • 現代と未来の両方で確認できる映画館。
  • 青春アニメ映画っぽい君の名は。『キミナツメモリー』、THE FLYとスパイダーマン怪奇映画とヒーロー映画のミックスらしき『BEELZEMAN』、見るからにB級感丸出しのお前に住み着き喰らい尽くす『寄生怪蟲ノミラグア』などが絶賛上映中。見たい。
  • 現代だろうが未来だろうが、上映作品に違いが見られないような。リバイバル上映か何かか。

BRONZEMAN GYM

  • 未来都市に存在するジム。坊主頭とムキムキなボディのシルエットが目玉の看板。
    • そのシルエットはどことなく前作ラスボスの「銀の人」を思わせる。なお、銀の人の英語版での名前は「Silver Man」である。なのでこれは銅の人ジム

D.E.L.A.STATION

  • 未来都市にあるゲームセンター。若干分かりにくいが、現代のマップにも存在している。
  • 看板のEDF3のヴァラクとベガルタが目印。
  • 内部まで作りこまれており、中にはどこかで見たことがあるような音ゲーやレースゲーが置いてある。
  • 実は筐体・景品はこれまでのサンドロット制作作品が元ネタとなっている。
  • 有志による解説動画もあるので、気になった人は是非とも見てみよう。

WEAPON SHOP AIDA

  • 未来都市にある武器屋…武器屋?ここで装備していくかい?
  • 実際のところ、盾と二振りの剣のイラストが描かれた小さな看板が出ている以外は詳細不明。
    • 看板からすると観光地にありがちな模造刀ショップのようにも見えるが、銃砲店の可能性もある。
    • 仮に銃砲店だとして、メインの舞台が日本っぽいEDFで猟銃以上の「ウエポン」がホイホイ売られているとは考えづらい。モデルガン専門店か、まさかプライマー襲来で民間人にも護身用武器の流通が認められたのだろうか?
  • これらに限らず、未来都市には笑いを誘う謎の店が多い。
    • 特に妙な店を多く確認できるのは白いアパート一階部分や線路下の部分だが、アパート自体が全壊状態でミッションが始まったり、該当マップのミッションがフルアクミッションしかなかったりなどして、ゆっくり眺められる暇はあまりない。残念。走ったりビークルに乗ったりしてあらかじめ見ておこう。

自動販売機

SENTRY

  • サントリーセントリー。
  • おそらく清涼飲料水や酒類などを製造販売している企業だと思われる。
  • セントリーガンでお馴染みの単語だが、元々の意味は「歩哨」。見張りを担当する兵士のこと。

KIZIN

  • キリンキジン。
  • おそらく清涼飲料水や(略)
  • 名前の元ネタはサンドロットの過去作「ギガンティック・ドライブ」の巨大人型ロボットの総称「機人」。

BOHEKI Pharmaceutical

  • 防壁製薬。
  • 防壁の元ネタはサンドロット開発のゲーム「斬撃のREGINLEIV」における迷セリフ「防壁があって良かったぜ!」から。
  • 企業ロゴも防壁のようなものが描かれている。

泣いた赤蟻

  • 全米が泣いた感動の超大作、映像化不可能と言われた小説がついに実写化。
  • NetflixJetFreaksで独占配信されているらしい。

さあ、たたかうのです。

  • サンドロット開発のゲーム「斬撃のREGINLEIV」に登場する「女神イズン」のセリフ…ではなく、ファミ通の広告に掲載されていたものらしい。

男なら、クロだろ。

  • 「地球防衛軍4」のトレーラーで流れたネタCMが元ネタ。「男の缶コーヒー、BLACKが勝利の鍵を握る…。」
  • 大容量のブラックコーヒーである。12種類ものフレーバーが存在するらしい。
  • 「ラテなら、白でしょ。」というキャッチコピーの姉妹商品がある模様。

CASEAR COFFEE BLACK

  • 特定の自動販売機で販売されているブラックコーヒー。
  • 『コーヒーがあってよかったぜ。』というどこか見覚えのあるキャッチコピーが掲げられている。

防衛万歳!インフェルノルーレット

  • 自動販売機で宣伝されているキャンペーン。対象商品を買ってルーレットに挑戦しよう!
  • 金色の文字とともに『3』の陸戦兵たちの姿が描かれている。
    • 対象商品は7種類ほど確認できる。応募したい。
  • 実は『4』の頃からあるキャンペーン。幸運を祈る。

掲示板

山田ザスタンピード武田

  • 雛羽ヶ里(団地)マップの掲示板に貼られている凄みのある人物。
  • 眼圧開運法なるものを宣伝しており、曰く「新時代を創る幸福メダリスト」。
    • 眼圧力によって全ての摂理を理解し、子供の未来を憂う親を救おうとしているらしい。
  • 張り紙には文字がギッシリと書かれており、あからさまにヤバさを感じさせる。

その他

  • マップ内に多数配置され箱庭感を醸すフレーバーオブジェクト。前作から竹などが追加され、さらに雰囲気が出た。
  • と思う者はEDF隊員ではない。そんなバカな!(定型文)正体は非常に高い視界妨害能力と数で戦闘行動を妨げるプライマーの手先である。
    • プレイヤーの邪魔はするがエイリアンの視界を遮ることはない。酸一滴で倒れるので遮蔽物にもならない上に、倒れると消えるまでますます視界の邪魔になる。さらに切り株を残してビークルの邪魔をする。
    • 生かしておいても良いことは何もない。交戦前に伐採しておこう。ブレイザーやマグブラスター等手数の多い武器がオススメ。
    • なお、リアルで勝手に木を伐採すると最悪ビッグモーター逮捕されるので注意。
  • とはいえここまでは前作と違いはない。しかし、今作で看過出来ないのは大木の切り株。バグ・不具合にあるとおり、嵌まる恐れがある。
    • あろうことかこれがBASE251の目の前にあるせいで、開幕サイドスラスターを吹かしたら即嵌まる、なんてことも。
    • このレベルの不具合を増やすのはさすがに擁護できない…とはいえ、出来ることは近寄らないことくらい。

街灯/電柱

  • 市街地系マップの至るところに点在する街灯と電柱。
    • オシャレな西洋風の造形のものがあったり、何やらポスターが貼ってあったり、荒廃世界では傾いたり砂に埋もれていたりと表情が多い。
  • ...がやはり実態は視野妨害を役割にもつプライマーの手先。ばかな、ばかな、ばかな。市街地マップで戦闘中にこちらのあらゆる武器を不意に防ぎ止めて嫌がらせをしてくる。
  • 強力だが数を撃つのに時間がかかるレンジャーのファング系スナイパーライフルやフェンサーのガリア重キャノン砲とその使い手たちがよく被害に遭っている。高難易度での乱戦の最中に発生しようものなら発狂ものである。スーパーアンドロイドよろしく顔真っ赤になること必至。
    • 上記の木にも言えることだが、なぜか貫通武器をも完璧に防ぎ止めるという無視できない能力をもつ。当たり判定の大きい惑星砲などを使う際は要注意。

トレーラー

本田海人(CV:土田大)

  • EDFシリーズのトレーラーで姫川と共にたびたび登場する人物。
  • 初登場はEDF4の4thPV。この時点ではまだ本田の名前は登場せず、いたって真面目に戦況の優勢を語る広報官であった。
    • EDF4.1のPVからギャグ調のキャラクターとして確立し、姫川とともにEDF5やEDF:IR、デジボクEDFといった作品の解説を務めていった。
  • EDF5では生物天文大学の准教授として登場するが、地下基地で怪物に襲われたところをEDFに救助されてEDFに入隊。レンジャー衣装を身にまとい広報官として活動する。
    • どうやらその後、エアトータスMEで自爆したようで、EDF6のトレーラーではあの世で姫川とともに広報を担う。
  • EDF4.1FNSの2ndトレーラーにてゆっくり実況風の姿で登場。機械音声風の話し方でを宣伝する。
    • 本人曰く、「最近まであの世にいたのにこんな形で復活するとは」とのことである。
  • 担当声優はEDF公式生放送にて姫川役と共にゲスト出演し判明した。また、電撃オンラインでインタビュー記事が掲載されている。
  • 10年以上の活動の甲斐あってか、デジボクEDF2で参戦決定。

姫川クスリテル(CV:古城望)

  • EDFシリーズのトレーラーで本田と共にたびたび登場する人物。
  • 初登場はEDF4の4thPV。まだ姫川という名前もなく、本田と同じく戦況の優勢を淡々と語る広報官であった。
    • EDF4.1では本田の相方というキャラクターを確立し、本田のイジり役兼ツッコミ役になっていく。
  • EDF5ではテレビアナウンサーとして登場。後に本田と共にEDFの広報官として活動する。
  • EDF6ではあの世から地上の様子をたびたび見ており、本田よりも悲惨な状況を知る者として解説訳を担う。
  • EDF4.1FNSの2ndトレーラーにてゆっくり実況風の姿で本田と共に登場。彼女も機械音声風で話す。
  • こちらもデジボクEDF2で参戦決定。

エアレイパイセン

  • EDFシリーズのトレーラーでたまに登場する人物。
  • 初登場はEDF4の2ndPV。エアレイダーとして登場し、渋いボイスでシリーズ初となる空爆を披露して見せた。
    • 当のPVはエイプリルフール動画に流用され、EDF3PのPVで登場したオカマに乗っ取られ、エアレイ子の動画になったりした。
  • EDF5では新たな要請方式になった空爆を披露し、本田からは「エアレイパイセン」と呼ばれ慕われる。
    • エアレイダー以外の兵科も絶対に必要としつつ、なかでも当人が尊敬している兵科はフェンサーらしい。
  • どうやら戦死したようで、EDF6のトレーラーではあの世行きになってからは子供の頃の夢だった寿司職人となり、鮨所霊陀亞(すしどころ れいだあ)で謎のネタを提供する。
  • デジボクEDF2でまさかの参戦決定。寿司職人衣装で寿司空爆するようだ。担当声優は河本邦弘であることが明かされている。河本氏は過去作では『3』でモブ兵士の声として出演している。

ギガンティックパンケーキ ~17種類のベリージャム~

  • PlayStation JAPANがゲーム中に登場する食品を実際に再現する「ゲーム飯」に選ばれた食べ物。
  • EDF5やEDF6のマップ中に存在する「喫茶せんちねる」のショーケースに飾られる「ギガンティックパンケーキ」を再現した代物。EDF6発売日にショート動画として公開された。
  • EDF隊員の台詞と共にパンケーキが作られていき、アンカーの落下に合わせて卵がボウルに投下されたり、17種類のベリーを熱する際に赤蟻が焼かれるなど見応えある動画となっている。
  • 形状もゲーム内のモデルと同様に、型を用いて八角形に仕上げている。ゲーム内のアレは明らかにポリゴン制限で角張っていただけだと思うのだが…

関連作品

  • 過去作や外伝、その他地球防衛軍に所縁のあるゲームと、その生みの親。

サンドロット

  • 本作品の開発会社。「酸泥」「サンドロ」「サンド」などと略される。
    • サンドロット制作のゲームは「サンドゲー」などと呼称される事もある。
  • ロボットや怪獣を暴れさせたり宇宙人に侵略されたりするゲームを作ることが得意。
  • とにかく作る作品は派手。とにかく敵の数を増やし、とにかく大爆発させ、そして処理落ちさせる。
  • 派手さの裏にはきめ細かさがある。過去作品におけるローマ、新宿、ロンドンの町並みはもちろん、今作のマップがいい例である。
  • ロマンや熱さやバカゲー要素を随所に盛り込むのも大得意。突っ込みどころ満載の展開で笑いを誘いに来たかと思えば、思わず魂が震えるような熱い展開を見せてくれたりする。
  • これまで制作してきた作品はいずれも高い評価を得ており、ハマる人はとことんハマる名作を多数リリースしている。
  • 2018年10月に新スタジオ「レゴリススタジオ Produced by Sandlot」を設立した。
    • 公式サイトこそあれど、星トモのサービス終了から一切音沙汰がなく、現在存在しているかも不明である。

D3パブリッシャー

  • バンダイナムコグループ傘下の販売会社。今作含む地球防衛軍シリーズの広報・販売を担当する。
  • SIMPLEシリーズの生みの親ともいえる存在。SIMPLEシリーズ出身の地球防衛軍との関係は深い。
  • 映画やドラマなどの配給や広報を本業とするカルチュア・パブリッシャーズのゲーム部門が前身である。
    • 実のところ初期のSIMPLEシリーズはカルチュア・パブリッシャーズからの発売である。
      • 第一作目「SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀」も、出荷時期によってSIMPLE1500製作委員会版とD3パブリッシャー版がある。
    • その後、親会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブはゲーム事業から撤退することになる。
    • カルチュア・パブリッシャーズの伊藤裕二はゲーム部門を買い取ろうとしたが、当時の商法では新設した会社をバイアウトの受け皿にできず、友人から不動産会社を買って、それを受け皿にした。
    • こうしてD3パブリッシャーが生まれることになるのだが、会社の設立日と実際にゲーム事業を展開する日付に大幅なズレが発生した。
      • 1992年が設立年ということになっているが、実際にゲーム事業が展開されるのは1999年からになる。
  • 「Ed-0:」というゲームを販売した際に、あまりの売れなさに親会社のバンダイナムコ側の対談記事が出た。
    • 曰くD3パブリッシャーは(予算がなさ過ぎて)酸素が薄くて重力が強い「精神と時の部屋」と評されている。
  • かの悪名高い岡島プロデューサーはここの社員。

岡島信幸【おかじま のぶゆき】
  • D3パブリッシャーのゲームプロデューサー。ファンからの愛称は岡島氏、岡島P、岡島、岡島ァ!など。
  • D3パブリッシャーの出世作である「SIMPLEシリーズ」に初期から携わっており、EDFシリーズの第一作『THE 地球防衛軍』をはじめ、様々なゲームを立ち上げている。だいたいバカなゲームだが。
  • インタビューや公式生放送、TGSなどのイベントでもEDFのリアル広報官として活躍しており、時に真面目に、時に遊び、時に熱く、時に暴走するが基本は温厚な独特の人柄から多くのEDF隊員の支持を受けている。
    • ひとたびニコニコ生放送にでも登場しようものなら、コメント欄は氏のファン達による『岡島ァ!』で埋め尽くされる。
  • HARDでも割とクリア出来るくらいにはEDFが出来るため、イベントや生放送では上手過ぎず下手過ぎず、ここぞという魅せ場はきちんと魅せるプレイングを披露してくれる。
  • 「今なんで死んだか分かりますか」という名言を残した張本人。本人も結構気に入っているらしく、生放送で時々口にしているほか、TGSにおいてもここぞというタイミングで披露した。

クラインコンピュータエンタテインメント

  • EDFシリーズの移植に何かと縁がある企業。本作においてもPS5版とPC版の開発協力を手掛けている。
    • 『EDF2P』から始まり、その後の移植作品やPC版ではだいたいエンドクレジットに表記され、会社の公式サイトでは実績として公表している。
  • 基本的に表舞台に出る企業ではなく、他社の開発協力が多い。縁の下の力持ちとも言えるし、下請けとも言える。

クラウディッドレパードエンタテインメント

  • アジア圏での展開を主流とするローカライズ企業。アジア圏での販売も担っている。略称はCLE。
    • 海外展開にあたり、本作の英語、韓国語、中国語(繁体及び簡体)の翻訳を手掛けた。
  • EDF5の翻訳を手掛けたソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)に所属していた陳云云が独立し、本社を立ち上げた。
    • EDF5時代の縁でEDF6の翻訳を手掛けることになる。
  • 英語の誤訳が何かと多い。クレジット表記には英語圏のネイティブ話者がおらず、ローカライズマネージャーに相当する日本人もいない。
    • 本作は時間を繰り返している演出のためEDF5と同じ名前にしているミッション名があるが、これをなぜか変えているなど不可解な点も多い。

SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍

  • 2003年6月26日にPS2で発売された、記念すべき地球防衛軍シリーズ第1作。
  • 地球に突如襲来したインベーダーを、EDFが撃退するアクションゲーム。
    • インベーダーの攻撃で各地区のEDFは数時間で壊滅。壊滅した極東に東京臨時本部を設置するところから始まるという、続編よりもとてつもなく厳しい状況からスタートする。
  • 世界観的には今作と繋がりはないが、ゲーム性の根本はまったく変わっていない。
    • 『5』のダッシュと補助装備追加まで、レンジャー(陸戦兵)はこの頃から武器以外全く変わっていない。
      • 緊急回避移動はEDFの伝統。ダッシュができる『5』や『6』においても短距離移動ならこちらのほうが速いのでやる人はもちろん連発するし、ビークルなしのエアレイダーもお世話になる。
  • この作品は前年に発売されたロボット操縦アクションゲ-ム「ギガンティックドライブ」から多くの部分を流用して製作されている。
    • 『SIMPLE2000シリーズ』で発売され、2100円と言う低価格でありながら高いクオリティだったのもそのためである。
  • ミッション数は25。今とは隔世の感があるボリュームである。
  • 移植の類は一切されておらず、今では遊ぶのが難しい。
  • 2004年2月27日に「Monster Attack」というタイトルでヨーロッパでも発売された。
  • CS番組「ゲームセンターCX」にて本作に挑戦済み。該当回はDVDに収録されており、現在でも視聴しやすくなっている。

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

  • 2005年7月28日にPS2で発売された2作目。
  • 前作でマザーシップを撃墜しインベーダーを撃退したものの、再びインベーダーが襲来してきた、というお話。
  • 前作から引き続き『SIMPLE2000シリーズ』で、お値段なんと2100円。
    • 新兵科ペイルウイングを加えた上にミッション数71という、前作とは比較にならないボリュームを誇る。
    • 前半はほとんど同じ内容のミッションもあり、水増し的な部分があるのは否めない。よく言えば『1』を買わずとも同じことが楽しめる、とも。
  • NPC隊員がいない事や、設定ミスとしか思えない敵の火力なども相まって、シリーズ屈指の難易度。
  • INFを超える新たな難易度「IMPOSSIBLE」が存在する。敵はINFより強く、こちらはアーマー値が固定というまさにクリア不可能仕様。
    • 出現条件は両兵科全ミッションクリア。そのため、INF特典のジェノサイド砲・アルマゲドンクラスターを如何に活用するかがカギ。
  • 2007年6月29日にヨーロッパでEssential Gamesから「Global Defence Force」というタイトルで発売されている。
    • 内容は全く同じだが台詞音声は収録する資金が無かったのかカットされ、文章のみローカライズされている。
    • 曲と効果音、悲鳴のみが鳴り響く戦場はなかなかに奇妙。

地球防衛軍2 PORTABLE

  • 2011年4月7日に発売された『2』のPSP移植版。
    • スタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 追加ミッションやオンラインプレイが実装されている。
  • 各巨大生物の変異種が投入された初めての作品。金色の蟻や銀色の蜘蛛が登場し、泣くほど強い。
  • 移植前でのラスボス一個手前のミッション「絶対包囲」はその難易度の高さから、EDFシリーズで最も難しいミッションと言われていたが……。
    • まさかの新たな鬼畜ミッション「魔軍」が追加された。3つのインセクトヒルから金蟻+鎧蜘蛛+羽蟻がワラワラ溢れてくるドが付くほどの鬼畜ミッションであった。
  • PSPでの操作ということもあり、攻略難易度はシリーズ屈指の高さを誇る。
    • PSPはスティックが左側ひとつしかなく、いくつか操作設定はあるものの、視点移動には十字キーもしくは○×△□を使うなどえげつない操作を強いられる。

地球防衛軍2 PORTABLE V2

  • 2014年12月11日に発売された『2』のPSVita移植版。
    • 『2P』や『3P』と同じくスタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 『2』『2P』の内容に加えて、新兵科エアレイドを実装。また、陸戦兵とペイルウイングの武器にも新しい物が加わったり、仕様変更されていたりする。
  • エアレイドは、『4』のエアレイダーの様な兵科。グラフィックは『2』の世界観に合わせてデザインし直されている。
    • 攻撃機やサテライトブラスター、巡航ミサイル、ライオニックが時間経過によるリロードであったり、空爆の要請ポイントが低くなっていたり、トーチカがビークルから剥がれずきちんと機能するように強化されていたり、セントリーガンの設置が『3』と同じになったりと『4』からの仕様変更も多い。
    • スプライトフォールやライオニックなどは特に強化が激しく、衛星兵器ファンや巡航ミサイルファン必見の一作と言えよう。なぜこの強化を『4.1』で引き継いでくれなかったのか。
    • また『4.1』での仕様のベースとなった変更も多く、リムペット系やワイヤーが弱体化されたのはこの作品からである。なぜこんな弱体化を引き継いでくれたのか。
      • 余談だが、『4』とは当然マザーシップが違うため、ルールオブゴッドは人類が開発した衛星兵器から発射される。そしてその衛星兵器の名は、『フレイヤ』まさかの斬レギネタにして公式中の人ネタである。
    • 流石にビークル要請などは出来ないものの、エアレイダーとはまた少し違った魅力のある兵科と言えよう。
  • Vitaのスティックのおかげで『2P』より楽に照準を合わせられるかと思いきや、妙にカクつく仕様となっている。
    • 照準がカクカクなのは、恐らく『2』ではなく『2P』を移植したためだと思われる。描画範囲も『2P』に準じて狭め。
    • また、ビークルを降りると一定時間再搭乗が出来ないという改悪的な仕様変更も存在。もちろん任意リロードを実装したりリバーサーの吹っ飛びが無くなったりと良い仕様変更もあるのだが。
  • 処理落ちに関しては大きく改善されており、2と2Pでは処理落ち上等だったミッションも快適に動作する。
  • 海外では「Earth Defense Force 2: Invaders From Planet Space」というタイトルで発売。音声含め英語ローカライズされている。
    • 『EDF2FNS』が海外展開していないため、英語圏の人が触れられる唯一の完全英語ローカライズのEDF2である。

地球防衛軍2 for Nintendo Switch

  • 2021年7月15日に発売された『2』のSwitch移植版。矢継ぎ早に繰り出されるFNSシリーズの嚆矢となった。
    • 厳密には『EDF2PV2』の移植というべきで、これといった追加要素はほとんどない。
  • エイムの操作性は改善されており、とりあえず今『2』を遊ぶならこれを選んでいい。
  • EDF5からの要素として、HARD以下の難易度をクリアした場合、下位の難易度もクリア扱いになる。
    • これは以降のFNSシリーズにも引き継がれることになる。

地球防衛軍3

  • 2006年12月15日にXbox360で発売された3作目。『4』の前作で、8年前の物語。
  • 地球に突如襲来したフォーリナーをEDFが撃退するアクションゲーム。
  • この作品からNPC隊員が登場し、プレイヤーをサポートしてくれる。感謝しろよぉ!
    • このNPC隊員の発言や行動、本部との通信内容などが妙にバカバカしく、ファンの間でも公式でもネタにされている。
    • ちなみに1回ごとに投入される人数は後発作と比べて少し多め。歩兵の平均人数だけなら『4.1』や『5』すら上回る。
  • 『1』『2』とナンバリングこそ繋がっているが、前シリーズとの繋がりはなく世界観を一新。
  • 『SIMPLEシリーズ』では無くなり、初めて単独のゲームシリーズとしてフルプライスで発売。タイトルの特徴である冠詞の“THE”は、本作以降なくなった。
    • 「THEが取れたら値段が上がっちゃった」とは、ニコ生公式放送中でのプロデューサーの言葉。
  • 現在はプラチナコレクション(Xbox360廉価版ソフト)として発売されている。それでも定価\2940ではあるが。
    • さらに現在はダウンロード版もあり、それならばお値段1200円。……ただし、(当然だが)Xbox360のみの配信。
    • 2022年5月現在、ダウンロード版は1620円。XboxOneやXbox Series X/Sでもプレイ可能。(MSstoreのジャケ絵(アイコン)は「Earth Defense Force 2017」だが、タイトル名は「地球防衛軍3」で中身は日本語版)
  • 海外でも「Earth Defense Force 2017」というタイトルで発売された。音声はすべて英語に吹き替えられている。
    • リージョンコードにより日本版のXbox360では動かない。楽しみたいなら海外仕様のハードを用意する必要がある。

地球防衛軍3 PORTABLE

  • 2012年9月27日に発売された『3』のPSvita移植版。
    • 『2P』と同じくスタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 追加ミッションやオンラインプレイに加え、ペイルウイングがゲスト参戦扱いで使用可能。
  • 『2P』に登場し隊員たちを阿鼻叫喚の地獄に落とした巨大生物の変異種共が再び登場。サンドロットは鬼ですか。
    • とはいえ、大幅に弱体化がなされている。しかし、4人プレイオンラインだと『2P』の鬼畜さの片鱗を垣間見せる調整。
    • 流石に魔軍のような難易度の高すぎるミッションはなくなった。
  • これにしか登場しない武器が存在する。チタニア社製の武器や、敵を状態異常にする武器など。
    • 攻略にかなり有用なものもあり、DLC配信が望まれるところ。

地球防衛軍3 for Nintendo Switch

  • 2021年10月14日に発売された『3』のSwitch移植版。
  • 内容はほぼ『EDF3P』に準じる。EDF3Pでは一周しなければペイルウイングを扱えなかったが、本作では最初から選択できる。
  • グラフィックはEDF3Pからは良くなっているものの、本家3より劣る。あくまでEDF3Pの移植ということなのだろう。
  • デジボクEDFからの逆輸入要素として、ノヴァバスターに貫通が付与された。

地球防衛軍4

  • 2013年7月4日にPS3とXbox360で発売された4作目で『3』の続編。
  • 前作でマザーシップを撃墜しフォーリナーを撃退したものの、再びフォーリナーが襲来してきた、というお話。
  • 陸戦兵やストーム1を引き継ぐレンジャーに、ペイルウイングを引き継ぐウイングダイバー。さらに工作特化型であるエアレイダーと斬レギのフレイフェンサーの4兵科が初めて実装された。
  • 難易度は『3』以上『2』以下ぐらいだが、DLCの追加ミッションでは震える魔窟や星の牢獄など、『2』に匹敵する鬼畜ミッションが実装された。
  • 街の造形やマップ数・武器数・ミッション数など、あらゆる点でシリーズ最多となった。
    • ただし街の造形の細かさはまだ兵科特性が無かったフェンサーにとっては悪夢のような存在で、フェンサーの最大の敵はフェンスといわれていた。
      • 爆発物も木や電柱が密集するようになったために誤射や自爆が起きやすく、なかなかにストレスが溜まる。
      • 当然NPCもそのあおりを受けており、すぐに引っかかって孤立してサンダーする。特にフェンサー部隊とダイバー部隊。
  • 処理落ちが激しくロードが長い欠点を持ち、またバグやフリーズもシリーズ最多となっている。
    • 特にPS3版では顕著で地底以外だと非常に処理落ちしやすい。
    • Xbox360版では存在するマップ上のオブジェクトがPS3版では削ってあるなど、開発側の涙ぐましい努力が垣間見える。
  • 怪獣削除、レタリウスやドラゴンの調整ミス、レンジャーの火力不足やオンラインの調整不足など、数多くの問題も抱えている。
    • また、ネタっぽい台詞も少なく、全体的にシリアスなため『4.1』や過去作のようなバカゲー感がかなり薄い。
  • NPCの数も『3』よりかなり少ない。本編とDLC3つ含めてようやく追い抜く程度で、さらに半分近くがアサルトライフル兵だけ。
    • 代わりにこの頃から耐久力が高く頑丈になったが、味方というよりデコイ感が否めない。
  • 良くなった点も多いが悪くなった点もかなり多かったため、歴代では最もファンの意見が分かれている作品でもある。
  • DLCでは、かつて強敵と言われた金蟻や銀蜘蛛が再登場。しかしその能力は極端に強化されており、強敵と言うより凶敵と化していた。
  • 海外でも「Earth Defense Force 2025」というタイトルで発売された。当然音声は英語吹き替え。

地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR

  • 2015年4月2日にPS4で発売された『4』の移植・リメイク版。2016年7月19日にSteamでも発売された。
    • Steam版はスタッフロールに開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 『4』の設定と敵を踏襲しつつ、ハードの機能進化によりグラフィック・演出・その他諸々が大幅強化。
    • 特にロード時間と処理落ちは歴代で最も少なく、PS4Pro限定機能「ブーストモード」を用いればほぼ常時60fpsを維持できるレベルであり、「サンドロット=処理落ち」が定着していたファンに大きな衝撃を与えた。
  • 半数以上のミッション内容を大きく変更。『4』プレイヤーでも楽しめるように。さらにエルギヌス関連でミッションを追加。
  • 待望の巨大怪獣枠にエルギヌスが登場、さらには巨大ロボット「歩行要塞バラム」が発表され、旧来のEDF隊員並びにサンドロットファンを歓喜させた。
  • 『4』の各兵科の性能にもテコ入れが入り、弱体化の著しかったレンジャーは特に大幅強化。フェンサーも触れただけで軽いオブジェクトを破壊可能となり、移動のストレスが減少。
  • オフラインでもチャットが可能となり、タッチパネルを利用したショートカットも搭載。チャットに応じて仲間が動く仕様も。
  • NPCの数も『4』の倍以上に。バリエーションも大幅強化され、EDFシリーズでは初のビークルNPCも登場した。
    • 『4』で死ぬほど地味だった「ブルートフォース作戦」「死の戦列」などが一転して人気ミッションになるほどの変化を与えた。
  • 難易度に応じて自爆ダメージが変化するようになったり、難易度で敵編成が変化するのも本作から。
  • 解消されなかった問題点を抱えつつも、総じて『4』をより快適に楽しめるように作り変えた完全版と言える作品。『4』の調整に批判的なプレイヤーからは「最初からこっちで出してくれれば良かった」という声も上がったとか。
  • この作品の根幹の要素は多くがそのまま『5』に受け継がれている。
  • 海外及びSteam版では「EARTH DEFENSE FORCE 4.1 The Shadow of New Despair」というタイトルで発売された。
    • 過去作では日本と海外向けではナンバリングが異なっていたが、今作から統一されるようになった。

地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch

  • 2022年12月22日に発売された『4.1』のSwitch移植版。
  • PS4で動かしていたEDF4.1をSwitchに移植するのは難しいのではないかという前評判を覆し、快適に動作する。

地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター

  • 2017年11月22日にPS4でDL専用として発売された。2018年4月26日にSteamでも発売された。
  • 『4.1』のスピンアウト作品で、縦スクロールSTGである。
  • クラウズとギガ連射による共同開発。サンドロットは関わっていない。
  • マザーシップ撃墜作戦のため戦力を集中していた裏で、巨大生物の大群が突如として出現。
    • 地上に落下することなく緊急チャージを可能とする新型飛行ユニットのテストをしていたペイルチームは、新ユニットを装備したまま迎撃に出る。
  • 難易度はいつもの5段階+α。STGに慣れてない人だと低難易度でも十分難しい。
    • 本家と同じアーマー制なので何発か当たっても大丈夫な上に、無敵時間のあるブーストを使いこなせれば高難易度でもなんとかなる。
    • INFをクリアすると「裏ステージ」が解放。巨大生物は変異種に入れ替わり、弾幕も一層激しくなる。
  • 本家EDFに負けず劣らず、味方たちが常に通信で喋りっぱなしで、かなり賑やか。
    • ステージの背景では燃える建物、逃げ惑う市民、戦車に随行するレンジャー部隊、ウイングダイバーが画面を横切るなど細かい演出が目立つ。
    • バラムがない中でエルギヌスに対抗するEDF側の作戦や、蜂の巣の内部や蜂の卵、夜景の中でのフォーリナー戦など本家にはない魅力もある。
    • ちなみに本作品にしか登場しないオリジナルの変異体まで居たりする、もしかすれば本家にやってくる日が来るかも…?
      • 後に、『デジボク2』に本作主人公をモデルにしたキャラ共々登場している。
  • 発売から約1年半経過した2019年6月25日、何を思ったのか突然無料DLCが公開された。
    • ペイルチームの訓練シミュレーターをトレーニングモードとして実装。内容は驚きの60ステージ。更に7種の新武器付き。

地球防衛軍5

  • 2017年12月7日に発売されたシリーズ本家作品。本作の前日譚に当たる作品。
  • 世界観を一新し、本作をベースに様々な仕様追加・変更を行った上で同等の規模感(ミッション数ほか)を持つ。
    • 敵のデザインや演出には2へのオマージュも見られる。
  • プラットフォームは引き続きPS4。2019年7月にPC版も発売された。4.1のPC版に比べ、PC向けの細かい改良がなされている模様。
  • 演出が強化されており、侵略者(知的生命体)そのものや、さらに重要な存在も登場する。
    • 無線の量もさらに増えており、発売時点ではEDFシリーズとしては最も力が入っている。DLC? 聞こえないぞ。
    • 現実世界への皮肉も時折現れ、絶望感の強調も目立つ。
    • いっぽうでネタ要素は4.1に負けず劣らず。「人間にそっくりだ!」
    • 映像表現も若干強化されているが、処理落ちは4.1と大きくは変わらない。
    • 夜間ミッションの復活に加え、雨天も実装された。
    • 敵が大量の体液を撒き散らして死ぬようになった。グロの越えてはならない一線は確認しておこう。
    • 複数ミッションにまたがる固有NPCが登場。見た目はモブだが、なかなか味のある活躍をしてくれる。
  • 難易度は4.1より若干下がったとの声が多い。それでもやはりINFでは凶悪な難関は存在する。
  • 4.1より全兵科が続投、かつかなりの強化を受けている。
    • いっぽうで弱体化された要素もあり、全ユーザーが納得とは行かない。
    • レンジャー、フェンサーには補助装備という枠が追加され、機動力や武器の使い勝手を強化・補正可能に。
    • レンジャーのショットガンは驚異的な破壊力を手にしたが、いっぽうでスナイパーの伸び悩みも目立つ。
    • ウイングダイバーはプラズマコア選択によりEN供給と飛行能力に選択肢が生まれた。いっぽう、使い勝手が大幅に変更された武器も多い。
    • エアレイダーは装備枠が1つ増加し、2PV2を踏襲して一部の支援要請が時間リロードとなった。スペック上も支援要請の強化が目立ち、まさに空爆誘導兵といった性格に。
      • しかし、全ビークルが開幕要請不可に…。
  • 全体的な完成度は引き続き高く、4.1に満足したユーザーなら十分に楽しめるだろう。
    • 非常に均整の取れていた4.1からすると若干バランスが崩れた部分はあるものの、やれること自体が増えており、総合的な楽しさは同等かそれ以上と言える。

SIMPLE2000シリーズ Vol.103 THE地球防衛軍タクティクス

  • 2006年7月27日にPS2で発売されたおまけのようなもの。まるで存在しなかったかのように誰も語らない作品。
  • 開発はサンドロットではなくシンクアーツ。すでに会社は解散している。
  • 世界観やストーリー、戦闘シーンは『2』を踏襲している。
  • 基本飛行ユニット(ペイルウイングや円盤)が強すぎる。システム上飛行ユニットに対する攻撃手段を持たないユニットはなす術も無く殲滅されるしかない。
    • 「巨大生物は飛べない!飛行ユニットが負けるはずがない!」を地で行くシステム。
    • と思いきや、蜘蛛は高高度対応の攻撃を持っているのでペイルウイングでも普通に倒されてしまう。
      • ……似たようなやり取りを最近聞いた気がするのは気のせいだろうか。
  • EDF側でクリアするとなんとインベーダー側でプレイすることが可能。
    • EDF側と根本的に戦略が違い、物量作戦で押すことを前提としてか全般的にユニットのコストが安くなっている。
    • 他作品で味わったあのトンデモ物量の恐怖をEDFに思い知らせてやれ!*7

EARTH DEFENCE FORCE: INSECT ARMAGEDDON

  • 2011年7月7日にPS3とXbox360で発売された外伝作品。通称『EDF:IA』『IA』。
  • 2011年12月15日にSteamでも発売された。Steam版専用のDLC武器もある。
    • ただし言語は英語のみ。日本語は楽しめない。
  • 開発は米国のVicious Cycle Software。サンドロットは監修という立場。
    • Vicious Cycle Softwareは2016年1月に消滅した模様。続編の開発は絶望的となっている。
  • 他作品と世界観の繋がりは一切ない。
  • 地球を守ろう! (せっちゃん 9さい)
    • よし守ろう!!
  • ある日フットボールの試合を見ようとテレビをつけたら、地球がラヴェジャーに侵略されていた。
    • そんなこんなで主人公ライトニング・アルファはEDFの隊員としてラヴェジャーと戦うのであった。
  • 個性豊かなキャラクターが多数登場する。オカマのサーベルや、インテル入ってないインテル、声が可愛いオプス等。
  • 良くも悪くも本家とは微妙に異なっているのが特徴。とりあえず爆発物の飛び交う数はこっちの方が上かもしれない。
    • いわゆる「別ゲーとしてみれば良作」の類。EDFとしてみるとこれじゃない感が付きまとうが、ヒャッハーする分には楽しめる。
  • 『4』に逆輸入されたものも多い。タクティカルやバトルは、それぞれエアレイダーとフェンサーの元となっている。
    • グラフィックは『3』より向上しているが、敵の数が減っており、その分耐久度は高く数が減るごとに逐次投入するという形で対応している。
    • ミッション数は少ないが、一つ一つが長い。敵が硬いこともあり一つのミッションで30分以上かかることもある。
      • 各ミッションは数チャプターで区切られているため、そういった点ではある程度数はある。
    • ミッション内では同一のマップを旅し、チャプター毎に同マップの別の場所へと急行する形で動く。
      • そのため、マップ全体でみると防衛軍シリーズよりかなり広い。1チャプター中に行ける範囲は狭いが。
  • 据え置きとしては初のオンラインマルチプレイが出来るEDF。
  • キャンペーンモードでは3人まで接続可能。
    • サバイバルモードという、ひたすら襲い掛かるラヴェジャーと戦うモードがあり、こちらは6人までプレイが可能。
      • が、途中参加できず、更にはキャンペーンで強化したキャラも使えず、かなりの苦行モードとなってしまっている。
+ なおこの作品の最後は……。 ※ネタバレ注意
  • やっとのことで巨大生物の女王を倒し、これで平和に……と思ったところへお約束で現れるマザーシップ。
    • 『IA』のものはどちらかというと『2』のアダン風の形状。大量の砲台を下に備えている。
  • 上空からの砲火と総結集した地上部隊の波状攻撃に対し、決死の覚悟で挑むライトニング。
  • 戦火をかいくぐり助けに来たランダーに乗り込み、その場を後にするが……。
    • この後の展開はクリアした難易度によって長さが変わるため、安否不明から脱出成功が確認できるEDまである。
      • が、どのみち圧倒的なマザーシップの戦闘能力の前に逃げる他なく……そしてそのままEDを迎える。
  • というように、完全に次回作があるような終わり方。ただ、今のところその予定はなし。

EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN

  • TGS2017で発表された外伝作品。2018年発売予定だったが2019年に延期された。4月11日発売。通称『EDF:IR』『IR』。
  • 『IA』を思わせるタイトルで映像も洋ゲーっぽいが、開発は日本企業のユークスが担当し、設定も完全に新作となる。
  • 西暦2028年、宇宙からの侵略者「アグレッサー」を前にEDFが結成。しかし敵勢力の前に敗走を続け、10年という長い戦いの末に本部を失ったEDFはゲリラ戦を強いられているという状況から開始。
  • 兵士はPAギアという強化外骨格で武装。トルーパー、ジェットリフター、ヘビーストライカー、プロールライダーの四兵科+αが存在する。
    • また、キャラメイク機能があり、どの兵科でも男女選べる他、衣装も複数個から選択できる。本家でもできればやってほしい。
  • 本作独自の要素として、各PAギアに割り当てられたキャパシティを割くことで使用できる様々なアイテムがある。
    • ハンドグレネードやデコイ、ビークルを呼び出す発煙筒や回復アイテムなど、特性やバリエーションは多岐に渡り、中には後発の作品に影響を与えているものも。
  • アイテムは敵を倒すと落とす「エナジージェム」から精製する。
  • E~AAの6段階からなるクリアランクが設けられており、クリアにかかった時間、受けたダメージ、エナジージェムの回収率などからランク付けがなされる。やっとこさクリアしたのにDランク、などとされて憤慨するプレイヤーもいるとか。
  • 他にも上記のアイテムを使用すると報酬が差し引かれたり、全体的に兵科や武器の格差が激しかったり、敵のスペックに対して武器の性能が釣り合っていなかったり、ロードが妙に長かったり、本家と異なる操作系が却って難しい...とゲーム上の瑕疵を指摘する声が随所で聞かれる。意欲作的な位置付け故に冒険チックな要素が多いのは致し方ないのだが...
  • どんなに苦戦しようが勝ちは勝ち、装備は稼ぎでなんとか、戦略で詰まれば最悪はゴリ押し...と柔軟な本家シリーズに比べかなりストイックでプレイヤー側に厳しい作風。
  • シリーズ初のテーマ曲『IRONRAIN~望』が採用された。作曲はなんと新垣隆氏。

デジボク地球防衛軍

  • 正式名称は「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」。長い。
  • 2020年12月24日発売。PS4とSwitch向け。こちらも開発はサンドロットではなくユークス。販売元はD3P。
  • デジボクはデジタルボクセルの略とのこと。四角い低解像度風味の絵柄はマインクラフト辺りの同類。
  • 一言で言うならば"EDFオールスター"
    • EDF1~5(2PV2エアレイド、3Pペイルウイングも含む)、IA,IRの全兵科と、本作オリジナルのご当地ブラザー&シスターから4人のチームを組む。
      • もちろんEDF4の四兵科も参戦している。ウイングダイバーがゆるふわ関西弁女子キャラで可愛いと専らの評判。
      • 操作できるキャラはいつでもチームの中から変更可能。フェンサーで距離を取ってからレンジャーで狙撃したり、エアレイダーで空爆を要請してウイングダイバーで爆撃地点に敵を誘導したり...などなど、チェンジによって様々な戦略が立てられる。4人でライサンダーTFすることも。
    • 侵略者達もそれぞれの世界から集結。いつもの虫共に加え、ダロガ(1・2)、ソラス(2)、ヘクトル(3・4)、エルギヌス(4.1・5)、デストロイ・マンティス(IA)、ベイザル(IR)、シディロス(IR)等々。
    • ストーリーや武器説明などにも、EDFシリーズ経験者がニヤリとするようなネタが仕込まれている。
  • 難易度はEDFとしてはかなり抑えめ。EDF未経験者にもオススメなのでお友達に薦めて入隊してもらおう。
  • wikiもできているので、詳しく知りたい方はぜひ→https://w.atwiki.jp/edfwb/

デジボク地球防衛軍2

  • 正式名称は「四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」。やはり長い。
  • 2024年5月23日発売。デジボク地球防衛軍の続編。EDF6より後の発売であり、EDF6の敵も追加されている。
  • EDFシリーズのお祭りゲーム色が強かった前作に対し、今作は主人公とヒロインの葛藤とそれを導く大人たちの物語であり、地球環境もテーマにしている。
    • どうしても人類防衛軍になってしまいがちな本家に対し、デジボク特有に緩い世界観ゆえに地球そのものにクローズアップすることに成功している。
  • 基本的なシステムは前作と同じだが、アビリティの追加に加え、自動リロード型の武器にはリロードボタンに別の攻撃手段があてがわれたり、順当に進化したタイトルとなった。

THE 地球防衛軍モバイル

  • 2007年に配信された携帯電話アプリ。
  • 『2』に準じた世界観を舞台に戦う3Dアクションゲーム。開発はインタラクティブブレインズ。
  • 「襲来編」と「地底突入編」の2種類があり、データの引き継ぎが出来た。
  • 2012年2月に配信サイト「D3Pモバイル」のサービス終了に伴い配信が終了した。

THE 地球防衛軍シューティング ~出撃!ペイルウイング

  • 携帯電話アプリ。
  • 『2』に準じた世界観を舞台にペイルウイングを操作して戦う縦スクロールSTG。開発はギガ連射。
  • 2012年2月に配信サイト「D3Pモバイル」のサービス終了に伴い配信が終了した。

地球防衛軍3 Mobile

  • 2009年に配信された携帯電話アプリ。開発はギガ連射。
  • 後に3D対応版の「地球防衛軍3D Mobile」が発表された。

地球防衛軍 LEGEND

  • 2011年2月1日に配信されたモバイル用サービス。
  • 自分のキャラクターを育成しながら仲間と共に戦っていくSLG。
  • 仲間からの援護射撃「フレンドショット」といったソーシャルゲームならではの協力要素も盛り込まれている。
  • EDFシリーズでは基本的に顔を見ることが出来ないオペレーターの顔グラフィックは必見。

TAP WARS:地球防衛軍4.1

  • 2016年12月26日からiOSとAndroidで配信されていた基本無料ゲーム。開発はエスカドラ。
  • 『4.1』のミッションをベースに、ひたすら画面をタップして攻撃したり味方を強化したりして敵を撃破していくゲームとなっている。
  • プレイヤーがとれる行動は画面タップによる攻撃、スキルの使用、主人公や味方の強化程度であり、非常にシンプル。
  • 攻撃力や敵の体力が凄まじい勢いでインフレしていく。数値の高まりを楽しむのが正しいプレイ方法だろう。例えるならCookie Clicker。
  • 2019年9月20日にサービスが終了した。

小説「地球防衛軍 ラムダチームの戦い」

  • 2018年2月17日に発売されたEDF初のノベライズ作品。作者は真米栄吉。
  • 『4/4.1』の世界観をベースとしており、ラムダチームを主人公とした物語が展開される。
  • 原作ゲームでは人物名が殆ど登場しないが、本作では人物名が明確に書かれ、挿絵には人物の顔が描写されるなど雰囲気を異にする。
  • 『4/4.1』を遊んだ経験者にはニヤリとできる小ネタが随所に挟まれている。

+ EDFシリーズと直接関係のない、サンドロット関連作品

リモートコントロールダンディ

  • 1999年7月22日に発売された、サンドロットの前身となるヒューマンが制作したゲーム。このゲームの開発者が後のサンドロットのゲームに携わることとなる。
  • 内容は巨大ロボットを遠隔操作して敵巨大ロボットを撃破していくというもの。
    • コントローラーをフル活用した斬新な操縦アクションや、重量感とロマンに溢れたゲーム内容が特徴的。最初は操縦が難しく感じるものの、慣れると思わずのめり込んでしまうこと請け合いである。
    • 声優や設定がとにかく豪華。そしてバカゲー的な要素も既にあった。
    • 難易度は割と高く、死んで覚えろ的なミッションが多数あったほか、街を壊せば壊すほど儲けるどころか逆に罰金を支払われ、ロボがボロボロになっても資金がなくて修理できないというハマリも多かった。
    • 詳しくは動画投稿サイト・wikiで検索のこと。
  • なお、このゲームにおける巨大ロボットの全長は50mという設定。*8
  • EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている青色の腕は当作の主人公機「ヴォーダン」のものである。

ギガンティックドライブ

  • 2002年8月29日に発売されたサンドロットのデビュー作。
    • 本作の開発エンジンがEDF1に流用されたことでSIMPLEシリーズとして2100円の低価格で販売することが可能となった。
  • 内容はリモートコントロールダンディに近く、巨大ロボット「機人」を遠隔操作して同じく敵である巨大ロボット軍「ヴォルガーラ」を撃退していくというもの。
    • 操縦方法はリモートコントロールダンディに似つつもまた一味違ったものとなっているが、慣れると癖になるのは同じ。ハマる人はとことんハマる。
    • バカゲー要素はあったが、リモートコントロールダンディに比べればかなりシリアスな内容だった。
    • 細かい内容はWikiなりを参照のこと。
  • システムだけでなく、設定など多くの部分が地球防衛軍に流用されている。
    • 本ゲームに存在した、建物入り口でセレクトボタン押下で屋上に移動がないのは残念。
    • プロテウスとタイタンは本作に登場するグラングに似ている……かも。
      • バルガはクレーンという設定のためか、流石にかけ離れたデザインになった。
    • 衛星兵器が出てくるのも今作から。天門(アマカド)という名前でレーザーの照射ができる。セルフパロディかもしれない。
  • ちなみに『4』の砂津谷マップにあるスーパー「JATY」はこの作品が元ネタ。
    • JATYの進出でヒロインのバイト先が経営難に陥っている。JATYを破壊しヒロインを救うかはプレイヤー次第。
  • EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている灰色の腕は当作の主人公機「ヴァヴェル」のものである。

鉄人28号

  • 2004年7月1日にPS2で発売されたサンドロットのロボットゲーム。
  • ロボット操縦ゲームとしてスタートしたサンドロットの集大成といえる作品である。
  • 言わずと知れたロボット漫画「鉄人28号」をゲーム化したもので、鉄人の操縦者となりリモコンで遠隔操作することで悪の組織「X団」の操る敵巨大ロボットを薙ぎ倒していくという内容。
  • 操縦方法はリモートコントロールダンディともギガンティックドライブとも違った独特なものとなっており、過去作経験者も、そうでない人も楽しめる内容となっている。
  • マップ上の建物を掴んで敵にぶん投げる、ロボットを無視して敵操縦者と殴り合えるなど、自由度の高さはEDFシリーズに引けを取らない。
    • 「いいも悪いもリモコン次第」という台詞が示す通り、悪のロボットを粉砕することも街を破壊しつくすこともプレイヤーの操縦次第である。
    • というか、普通にプレイしていてもどっちが悪魔の手先なのか分からないくらい街が壊れまくる。前作と違ってペナルティが無いのが救いか。
  • ちなみに、『1』と『3』でお馴染みの結城隊員と同じ名の人物が警官として無線で登場している。ご先祖様かもしれない。
    • 街で暴れるロボットを無謀にも生身で逮捕しようと試みるも殉職してしまう。南無。
  • キャラゲーとしては勿論、ゲームとして非常に完成度が高く、今でも多くのファンに愛されている作品である。

鉄甲機ミカヅキ トライアルエディション

  • 「鉄甲機ミカヅキ」という特撮のイベントにおいて、サントラの初回限定版に付属されたPS2用のソフト体験版。
    • とはいっても体験版だけで本編は発売されていない。
  • 特撮のテレビ放送は2000年10月、イベント開催日は2001年7月なので、実はギガンティックドライブよりも前に作られた作品。
    • ゲームの内容はギガドラに酷似しており、開発中における試験的な面もあったのかもしれない。
      • クレジットにはしっかりSandlotと記されているので、体験版で非売品であることを除けば企業としては事実上の処女作。
  • ゲーム自体は非売品なうえそれが付いているサントラも初回限定版なため入手は困難。
  • ちなみにサンドロットのホームページにある業務実績では誤って『鉄"鋼"機』と表記されてしまっている。

超操縦メカMG

  • 2006年9月2日に任天堂から発売された、サンドロットと任天堂の共同制作によるニンテンドーDS用ソフト。通称は『超操縦』や『MG』など
  • 操り人形『マリオネット』が、人類の歴史と共に進化した姿である巨大ロボット『マリオネーションギア』が生活の中に根付いているという独特の世界観を舞台に繰り広げられるアクションゲーム。
  • 本作における『マリオネット』は、農耕よりも古い文化を持つという設定で、そこから進化したロボットである『マリオネーションギア』は、劇中では『人形』と呼称される事が多い。
  • 本作の魅力は、なんと言ってもDSのタッチパネルをフル活用した独自のゲーム性であろう。
    • それまでのDSゲームにおけるタッチパネルは、ミニゲームの操作や、既存の操作をタッチパネルに置き換えることで快適にしたりといった用途で使われる事が多かったが、そこはさすがのサンドロット。
      • 『タッチパネルじゃないと遊べないゲームを作りたい』という熱いゲーム魂により、『十字キーでの移動以外の操作は全てタッチパネルのコックピットで行う』という革新的な操作方法を生み出した。
  • 登場するロボット達は王道ロボットものの雰囲気を持つものが多く、種類も武者、重機、昆虫、弓、動物、忍者、銃、ロマンと非常に豊富である。
    • 多くのMGは必殺技のような技を持つが、中には自爆機能があったり、必殺技ボタンのカバーを叩き割ったり、ロケットパンチが出来るようなものもあり、サンドロットの熱苦しいまでのロマンがうかがえる。
  • EDFシリーズでもお馴染みの熱い展開やロマンが盛り沢山であると同時に、バカゲー要素も非常に多く、魂の震える熱いバトルもプレイヤー次第で抱腹絶倒のギャグシーンと化してしう事も。
    • EDFシリーズや過去のサンドロット作品のプレイヤーなら思わず笑ってしまうような展開も多く、初めてサンドロットのゲームに触れる方は勿論、ファンなら更に楽しくプレイ出来る内容となっている。
    • 最高難易度『スーパーハード』の難易度がいろいろと鬼畜だったり、なかなか出て来ないアイテムに泣かされたりといった制作陣のドSぶりやりこみ要素もまた非常にサンドロットらしく、良くも悪くもゲームを盛り上げてくれる。
  • キャラクターデザインが非常に個性的なのも特徴。なぁにしばらく遊んでりゃ慣れる。
  • 水木一郎氏の熱唱するCMソング通り100体以上,(派生機や強化型を除いても47種類)のMGが登場する上、コックピットはMGによって様々。更にその多くが車や動物などに変形可能で、アイテム合成システムもあるという豪華仕様。
  • 更に難易度も4段階あり、ミッションも全部で100以上という驚異的なボリュームを誇る。
  • 残念ながら大ヒット作とはならなかったものの、DSというハードの特徴を最大限活かした斬新なゲーム性から非常に高い評価を誇り、発売から長い年月を経た今でも続編を望むファンの声は多い。
    • そして、サンドロットが今作で得た『ハードの特徴を最大限活かせる』という任天堂の評価は、後の『斬撃のレギンレイヴ』へと繋がることになる。

斬撃のレギンレイヴ

  • 2010年2月11日に任天堂から発売されたWii用ソフト。超操縦メカMGに続き2度目となる任天堂とサンドロットの共同制作による作品である。通称は『斬レギ』とか『レギン』など。
  • 北欧神話の世界を舞台に、若き神の兄妹であるフレイとフレイヤが、人間と共闘して巨神族を相手に戦うアクションゲーム。
  • ゲームの内容はEDFシリーズと同じくアクションゲームだが、こちらは剣や魔法を使った近接戦がメインとなっている。
    • 近接戦がメインとは書いたがそこは流石のサンドロット。「神の斬撃は飛ぶ」という超理論により、武器の射程距離や攻撃判定はEDFの兵器にも引けをとらない。
    • 最大の特徴はWiiリモコンを使った斬撃アクションで、大型敵の体の一部を切断することが出来、攻撃手段や移動手段を減らすことが可能となっている。
    • またそれに伴い四肢切断や大量出血、首チョンパなどかなり過激な表現が多い。ちなみに切断された部位はその敵の体力が残っている限り一定時間で再生する。(首チョンパはほとんどの敵が即死)
  • デカいうえにワラワラと沸く敵、その敵をバッタバッタとなぎ倒すPC、度々叫び場を盛り上げるNPC達と、EDFシリーズとの共通点も多い。転じて「北欧神話防衛軍」「ミズガルド防衛軍」と呼ぶ人もいるとか。
    • 難易度インフェルノが色々と絶望的なのもEDFシリーズと同様である。特にオンライン。
  • 相違点としては、敵の数がEDFシリーズと比較してやや少ない代わりに耐久力が高い。部位破壊可能なことも相まって一体の敵をザクザク斬撃する方向性。
  • 『4』では逆輸入したかのようなドラゴンの参戦により、EDFの方がそれっぽくなった。
    • 『5』ではコロニスト等の部位破壊が導入され、ますますそれっぽいと言われるように。
  • このゲームのクラコン操作(特に槍)と近接装備フェンサーには多くの共通点がある。神速キャンセルとスラスターキャンセルとか。
  • その他味方NPC側に大型兵器が登場したり、大勢のNPCと共に平原で敵大軍と衝突するなど『4』以降に活かされた要素が多々ある。
  • 本部の罠や敵からの酸攻撃などといった、EDFおなじみのネタも仕込まれている。やめて下さい。
  • ちなみに『4』~『6』の市街地にある自動販売機には、ここからのネタ「コーヒー(斬レギでは防壁)があってよかったぜ」や「さぁ、たたかうのです」が描かれている。「防壁製薬」というのもある。
  • 本作に関いての情報はこちらのWikiで。
  • 任天堂の岩田社長と開発チームの対談ページ 社長が訊く斬撃のレギンレイヴ
    • 仮に続編が出るなら、今度は『4』以降のネタが輸出されるのだろうか。
  • 2014年5月20日を以ってニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスが終了。本作品のオンラインはプレイ不可能となっている。

+ サンドロット以外のEDF関連作品

ドリームクラブ

  • ピュアな心の持ち主だけが入店できる大人の社交場で繰り広げられる、ホストガールとの恋愛を目的とした恋愛シミュレーションゲーム。
  • 販売元はD3パブリッシャー(そしてプロデューサーも同じ岡島P)であり、同じくD3傘下の作品である地球防衛軍との関わりも薄くないゲームである。
    • 初代のPV時点でEDF(当時の最新作は『3』)の宣伝が入っており、スペシャルサンクスに「地球防衛軍のみなさん」が記載されていて多くの隊員の度肝を抜いた。
      • EDFシリーズのPVで冒頭に入る天気予報はこのPVから脈々と流用されており、ジングルに使われているBGMもこの作品からの流用である。
  • 隊員たちが通ういつもの店とはここのことを指す……らしい。
    • EDFは搾取を恐れない! わかったかーッ!

THE 宇宙大戦争

  • 2005年5月26日にディースリー・パブリッシャーが発売したPlayStation 2用フライトシューティングゲーム。SIMPLEシリーズ第72作。
  • 世界観としては地球防衛軍と似ており、宇宙人からの侵略を受けた地球人が敵勢力に反撃を行うゲームである
  • ただしこのゲームは歩兵ではなく空軍を操作する。エースコンバットのゲーム性と地球防衛軍の世界観を持つゲームといえば分かりやすいか
  • しかしながら、グラフィックの粗さや、無線の雰囲気の関係かあまり人気はなく続編は作られていない。ステージ数が少ないのも向かい風か。せめて無線が良ければ……
  • ニコニコ動画では、なぜか地球防衛軍とエースコンバットのMADが多いことから、ゲームをプレイする層が被っていると思われる。そのためきちんとしたものを作れば売れる可能性は大いにある。
  • 3までは空軍は頼りにならなかったが、4以降空軍もきちんと活躍しており、4ならばブルートフォース作戦や最終ステージ。5ならばベース228奪還作戦 第二段階など空軍が活躍する。それらをプレイしたいという声も少なからずあるようだ。

THE 地球侵略群

  • SIMPLE2000シリーズの罠。
  • タイトルに騙され、購入してしまった隊員もいるのではないだろうか。
    • 地球防衛軍シリーズであるかのように誤解を招くようなアングルにするわ、それ以外の写真も小さくて解り辛い物であった。
  • 種を明かせば、往年の名作『スペースインベーダー』の現代リメイク作『SPACE RAIDERS』を、廉価盤として再販したもの。
    • その出来映えは……罠です!
  • EDF隊員には注意力も必要だ! 罠に注意しろ!

THE 戦車

  • SINPLE2000シリーズの一つ。EDF1と発売日が同じであり、比較対象にされてしまったゲーム。
  • 開発元はヴァンテアン・システムズ。
  • 戦車の挙動を緻密に再現した、ミッションクリア型アクションシミュレータ……というのは公式側の建前。
    • 実態はリアルからかけ離れたものであり、大戦時の戦車でありながらロックオン機能搭載、チハで現代戦車を撃破可能といろいろおかしい。
    • 挙動もおかしく、まるで滑っているかのよう。「EDFのギガンテスの方がリアルじゃね?」とまで言われた。
    • まあリアルさに目をつむれば、男達の機銃砲座とかに比べればそこそこ遊べるゲームではあった。2時間くらいなら。
  • クソゲーの評価を欲しいままにしており、そのネタっぷりから長らく某巨大掲示板にはスレが存在していた。

THE カンフー

  • SIMPLE2000シリーズの一つ。EDF2と発売日が同じであり、比較対象にされてしまったゲーム。
  • 開発元はヴァンテアン・システムズ。あれ、どこかで聞いたような……。
  • クソゲーとして名高く、2005年クソゲーオブザイヤーでは次点を努めた。
  • EDFと同時発売するゲームはクソゲーになるのではと噂された。
    • EDF3からはそのようなことは見られなくなった。
最終更新:2024年09月25日 18:55

*1 地球防衛軍の正式名称。公式サイトやあらすじ等で確認できる。

*2 決戦なのにテレポーションアンカーやレッドカラー・ドローン、インペリアル・ドローン、ディロイ、シールドベアラーといった強力な兵器や怪物の変異種や蜂、エルギヌスらの怪生物が現れなかったことから。

*3 開戦が2022年、地球防衛軍5時点で二年間戦っているため2024年。さらに地球防衛軍6開始までに三年たっているため、2027年と思われる。また、作中でもNPCが5年に及ぶ戦いと言及している

*4 この日付に特に意味はなく、年度末として切りが良いから採用したに過ぎない。実際の日にちは不明だが、訪問者の翌日であることはまず確定と思われる。

*5 プロフェッサーと主人公が武器のやり取りをしていることから、時系列的には『本日の予定』よりもさらに前である可能性が高い。

*6 ミッション 110 『訪問者❜❜❜』における本部のセリフから

*7 実際は高高度からペイルに蹂躙されたり糞硬いギガンテスにボコボコにされたり、別の意味で侵略軍側の気分が味わえる

*8 余談だが100m越えのロボのインパクトや長浜ロマンシリーズ(特にコンバトラーのEDの歌詞)によって刷り込まれたイメージとは裏腹に50mのロボットというと実は割とでかい部類。ジャイアントロボが30mでマジンガーや鉄人は20m無い。凄くでかそうなイメージの勇者ロボでも一段合体が20~25mでグレート合体しても30m程度と巨大ロボットは30m以下が主流。ちなみに50m級のロボは前述の長浜ロマンシリーズのロボの他、戦隊シリーズのロボが平均50m程度。バルガも同じくらい。