機体が自由に操れるようになったら、今度は火器を自由に操れるようにする。飛ぶだけだったらただのチキンにしかならない。
●ヘリで戦う前提
航空戦力が多数居る場合については、原則として攻撃をひきつけてくれる味方が居ないと話にならない。
地上の敵についても、大蜘蛛や大型アンドロイドのように圧倒的な対空砲火で一気に撃墜しようとしてくる敵が存在するため、囮になってくれる味方がいた方が戦いやすい。
ただし大型アンドロイドの場合は下手に味方を囮にしようとすると瞬殺されてしまうので、状況次第ではヘリを降りて手持ち武器で対処した方がよいことも。
また、コロニストやコスモノーツといったエイリアンは味方がいても構わずこちらを狙ってくる。さらに1体が攻撃を受けると周囲の個体のタゲが一斉にこちらに向くため、地形や味方を利用して出来るだけ一対一の状況に持ち込むこと。
特に鎧や盾で攻撃を防いでくるコスモノーツやクラーケンは脅威。
制空権が敵の手に落ちている状況下では非常に厳しい戦いを強いられるので、味方の援護をしっかり受けるように。
●制空権の確保のために
特に対空攻撃が苛烈で、ヘリにとって大きな脅威となる敵個体は以下の通りなので、くれぐれも対策を怠らないようにしたい。
対象 |
危険度 |
対処の適正 |
特性 |
対策 |
N9・ヘロン |
EF31 |
HU04 |
N9・ヘロン |
EF31 |
HU04 |
タイプ1ドローン |
低 |
○ |
× |
△ |
航空戦力の中では移動速度が遅め。狙いも甘いが弾速が早いので回避しづらい |
円形に飛んで引き撃ち |
対応不可 |
数が少なければ迎撃可能。セントリーをつければ対応力向上 |
タイプ2ドローン |
低 |
△ |
× |
△ |
移動速度が遅く図体も大きいが、かなりの高高度を飛ぶため仰角が足りない。 |
ミサイルで対処 |
対応不可 |
それなりに迎撃可能だが、着陸して固定砲台化した方が楽 |
タイプ3ドローン |
高 |
△ |
× |
△ |
移動速度は遅く、時折止まるため狙いやすい。ただし飛行しているヘリにとってのレーザーはかなりの高火力・高精度で、一度でも撃たれると大ダメージになりやすい。 |
少数ならミサイルで倒せる。多数の場合は空爆など他の手段に頼った方がよい。 |
対応不可 |
同上 |
蜂 |
中 |
○ |
× |
△ |
移動速度が速く攻撃頻度も高い。攻撃範囲も広いので完全回避は困難。分散されて包囲されるとなすすべも無く落とされる |
真後ろに飛んで速度と仰角をとって迎撃 |
対応不可 |
動き回らずに迎撃に徹する |
タッドポウル |
高 |
△ |
× |
△ |
最速で飛行し弾速も速い。火力も非常に高いので、戦闘機にヘリで挑むようなもの。 |
単機では少数しか相手に出来ない。味方が多数居るなら、味方目掛けて着地したところを掃討する。 |
対応不可 |
同上 |
ヘイズ |
高 |
△ |
× |
△ |
飛行が速く攻撃力や精度も高い。被弾すると散開するAIがあるため、狙いもつけにくい。 |
蜂に対する戦術が通用するが、多数になると対処困難 |
対応不可 |
大接近するうえ低耐久のためため少数なら倒せるが、1体でも倒すと霧で狙いが定まらない |
大蜘蛛 |
高 |
○ |
△ |
△ |
正面から被弾すると一撃で撃墜される、対空砲火の決定版。非常に高い火力を持つので接近したら最後。的は大きいので攻撃はしやすいほか、怯ませる事ができればこちらのもの。 |
ミサイルで怯ませた隙に機銃を一気に叩き込む。ミサイルが無ければ定点旋回で根気よく。 |
ロケットで怯ませ高火力を叩き込み、機銃で追撃。複数体の相手は厳しい |
投影面積が大きいので距離を取る必要がある。火力があるので攻撃面は心配不要 |
レッドカラー |
極 |
△ |
× |
△ |
非常に速い上に装甲も厚く火力も高い。まさに航空部隊の精鋭、エースと呼ぶに相応しい実力。ただし今作では出番がとても少なく、ヘリで相手取ることになるミッションはM131『無謀の賭け』くらいか。 |
ミサイルでは火力不足で、機銃では追いつかない。囮がひきつけている間にダメージを稼ぐ |
対応不可 |
火力と射程を生かして先制するor着陸して固定砲台になる |
ハイグレード・タイプ3ドローン |
高 |
△ |
× |
△ |
レッドカラーには速度で劣るものの、装甲はレッドカラー以上で火力も高い。レッドカラー同様の精鋭である。 |
ミサイルでは火力不足。機銃はそれなりに当たるが、耐久も高く致命傷にならない。囮がひきつけている間にダメージを稼ぐ |
対応不可 |
同上 |
クラーケン |
高 |
△ |
× |
〇 |
盾による耐久力と、高精度かつ長時間の射撃による継続火力が脅威。気づいたら万単位の耐久が削られている。エイリアンAIにより、囮が機能しにくいのも強み。 |
懐に潜りこみ一気に倒す |
対応不可 |
同上 |
コスモノーツ |
極 |
△ |
△ |
△ |
最強の敵。エイリアンAIによりヘリのヘイト減少効果が通用せず、下手に手を出すと周囲の個体全てから集中砲火され一瞬で撃墜される。特にレーザーやショットガンを装備した個体や、重装コスモノーツについてはそもそも触らない方が良い。 |
1体なら火力で押し勝てる。多数なら他の手段で倒す |
1体ならロケットで足を破壊し、そのままオートキャノンで倒せる |
空中では対処困難だが、着陸して固定砲台化すれば蹂躙できる |
大型アンドロイド(バルカン) |
極 |
△ |
× |
△ |
最強の敵その2。囮がいるうちはよいが、下手に接近すると異常な高火力と弾密度により一瞬で撃墜される。的が小さくこちらから攻撃しにくい点も脅威。 |
一応倒せなくはないが逃げた方が良い |
対処不可 |
距離を取った上で、囮がいるうちに速攻 |
DLCの敵 |
不可 |
× |
× |
× |
青大型アンドロイド・キュクロプス以外のDLC敵は火力が高すぎて基本的に対処不能なので、そもそもヘリを持ち込むべきではない。 |
対処不可 |
対処不可 |
DLC1なら囮がいればダメージレースを仕掛けられるが、基本的には対処不可 |
エウロス・ヘロンはほとんどの相手に対して自ら制空権をもぎ取りに行く事が可能。ただしエイリアンの相手は苦手。
ブルートは射程の長さと銃座の可動範囲の広さで、ある程度は対応可能。図体の大きさによる被弾にだけ気を配ること。
ネレイドはほぼすべてにとって致命的に弱いので、制空権の確保がブルート以上に大事になる。空対空攻撃が怖ければ、ヘリを降りて手持ち武器で対処した方がよい。
●搭載兵装について
搭載されている火器が機種によって異なるので、武装ごとの使い方を以下に記載。
機関砲/エウロス・ヘロン
非常に高い火力、優れた連射能力に伴う自在なエイミング、豊富な弾数ととにかく取り回しが良い。苦手な相手がほとんど居ないが、欠点としては機体に固定されているために集弾性に若干難があるのと、射程が短い事。
敵に接近しないと効果的に攻撃する事が難しいため、回避と両立する事が必要になる。
【対地戦の心得】
地上戦力に対して攻撃するには、大きく三つの方法がある。
- ①大きく敵を引き離して迎撃する。速度を生かして大きく敵と距離を開けた後、クイックターンで反転し、向かってくる敵を迎撃する。攻撃に関しては安全性が高いが、離脱するタイミングを間違えないように。
- ②大きく敵を引き離した後、低空で敵の頭上を飛びぬけながら機銃掃射で攻撃する。相手が大きい場合や、数があまりに多すぎる敵集団に有効。無駄弾も多くなるが、相対速度の差が非常に大きいので攻撃を被弾する事がまず無い、安全性の高い攻撃方法。
- ③敵の攻撃を常に回避しながら引き撃ちで攻撃する。最も手っ取り早い方法。それなりに広い面積を必要とするが、機動性を生かした非常に効率的な戦い方が出来る。やり方は、地上を向いての定点旋回が近い。
- 実際には、四角形を描くように飛ぶといい。横向きにゆるく旋回しながら移動し、若干の距離を飛んだら90度旋回すると、付いてきた敵が大量に射線に入るはずなので、細かく機首を前後左右に振って照準を合わせながら攻撃する。
- 敵の攻撃を回避しながらカウンターとして攻撃を叩き込んでいけるので、継続して戦闘し続けられる。①や②だと敵をいちいちひきつけないといけないが、この方法だと常に敵を攻撃できる。
- 周囲に敵が居る状態で巣穴や輸送船を攻撃する場合は定点旋回で。
- ④地上スレスレの低高度を旋回しながら機銃で薙ぎ払う。ほぼヘロン専用の戦術。圧倒的な火力と貫通で蹂躙できる。蜘蛛などには注意。
- ⑤定点で機銃の火力を叩き込み、すぐに逃げるヒットアンドアウェイ戦法。④と同様にほぼヘロン専用の戦術。操作難易度が低い上、火力も機動力も優れているため大物と戦う際は基本的にこれで問題ない。
シールドベアラー、スキュラなど動きの遅い敵には正面からの攻撃で十分に対応可能。下手なテクニックを使うよりは、普通に正面からぶつかったほうが戦いやすい。
ただしスキュラはかなり硬いので、なるべく貫通で複数体に当てていきたい。
エイリアンはかなりの脅威。1体なら火力で押し切れるが、複数体になるとエイリアンAIのせいで周囲の個体から集中砲火される。
エイリアンの中でも、クルールは的が小さい上に盾があるので倒すのが難しい。他の手段での対処も考えておこう。
ディロイは通常型や短足型なら特に問題なく戦えるが、大ディロイは射程と敵のノックバックの都合上、攻撃に適さない。ミサイルやバルチャー砲など、他の兵装を使おう。
- とはいえ今作ではディロイ自体の出番が少ないため、あまり考える必要は無いか。
タッドポウルに空対空戦闘を挑むのは無謀というものなので、味方にひきつけてもらい、地上に降りたところを迎撃しよう。
ただし、タッドポウルは火力が高く味方が次々と倒されてしまうので、なるべく迅速に数を減らしたい。
幸いEDF5以降は以前と異なりレンジャー以外の兵科でも回復アイテムでNPCを回復できるので、NPC回復のために貴重な装備枠を使わなくとも良くなった。
【対空戦の心得】
主兵装となるのはミサイルになるので、出来るだけ敵の群れているタイミングで撃ち込むようにしたい。
対空戦で対応できるのは3種のドローンと蜂、そしてクラーケン。タッドポウルは速過ぎる上に火力が非常に高いため、ダメージを無視することが出来ない。レッドカラーに至っては、対処はほぼ不可能である。
空中の敵についてはそれぞれで対応方法が全く異なるので、不足なく対応できるように練習すると良い。
- タイプ1、タイプ2ドローン対策:左右への回避を心がける
斜め後方に移動しながら適度な速度で旋回し続け、後方の射線に入った敵を迎撃する。速度を乗せながら円を描くように飛びたいので、減速しない程度に旋回し続けられる角度を探そう。攻撃を回避できるだけの速度で旋回しようとすると、照準の先は見えないことが多い。
画面外から射線に入ってくる敵を見ることは出来ないので、画面内から射線へ飛び込んだと思われる敵に向かって攻撃する。
速度がある程度乗っていると、思ったより敵と距離が開いてしまい、敵の数は多くても攻撃が当たりにくくなる。出来るだけトリガーを引く時間は絞って、無駄弾を抑えるように。
タイプ2の場合は超高高度を飛ぶため、なかなか狙いがつけにくい。時折降下してくるので、その隙をついて撃墜しよう。
全長80m(推定)と非常に大きいので、射線に入ってくれさえすれば機関砲がよく当たる。
ヘリは生身に比べて大きいので、レーザーの照射が致命傷になりやすい。
加えてタイプ3はなぜか空中の目標に対して狙いが正確になるので、非常に被弾しやすい。『サードマシン』をウイングダイバーで遊ぶとこの特性を実感できるはず。
とても厄介な相手なので、できるだけこちらに敵のタゲが向かないようにすることが必要不可欠。
距離を取って味方を狙わせ、その隙をついて攻撃しよう。ミサイルは弱点を狙ってくれる上、爆破範囲で巻き込めるのでとても有用。
どの方向から飛んでくるか分からない上に拡散して上空から降り注ぐ攻撃となるので、生半可な速度では回避できない。
よって真後ろに移動し続け、とにかく速度で敵弾を回避する。最高速で飛んでいれば、後方から攻撃される分にはほぼ当たらない上に、こちらが被弾するコースを飛ぶ敵は自動的にこちらの射線に入る形となり先制できる。スピードに物を言わせてひたすら上空の敵を攻撃し続けると、後方からの攻撃はほぼ食らわない。前や横から来る敵の攻撃を回避することが出来ないのは飛行ドローンと同様なので、そこは割り切ってしまおう。
なお上記の特性上、敵に背を向けて最高速で飛ぶと逆に一瞬で撃墜される事に注意。機体が危険な状況であっても、むしろ攻撃に転じたほうが結果的には安全。
また、周囲に分散されると包囲されて叩き落とされる都合上、複数の場所から投下される状況下ではそのままでは対応が困難。
そういった場合には、出落ちを狙うか、もしくはデコイを一つ持っていって設置しておき、ホバリングしながら設置分全てが破壊されるまで様子を見るといい。敵が一箇所に纏まった状態からであれば、上記対応方法で問題なく迎撃可能。
クラーケンは盾で攻撃を防げる上(+高難易度では攻撃を反射)、強力な武装でヘリを落としてくる強敵。おまけにエイリアンAIのため囮も機能しにくい。
クラーケンと戦う場合は、思い切って懐に飛び込んでしまった方がよい。これはウイングダイバーやフェンサーにも通じる戦い方。
エイリアンAIのため、近づけば当然こちらを狙ってくるが、部位の耐久値が低いので接近戦なら容易に手足を破壊し無力化できる。
タッドポウルは、単体が相手ならば高い火力で迎撃する事も出来なくは無いが、どうしても群れを相手にすると速度に翻弄されがちな上、攻撃してくる方向が決まっていないので、完全な対処が難しい。対処できるのは多くても5~6匹がせいぜいだろう。
レッドカラーはどう頑張っても速度と火力に翻弄される上、射程の問題もあるので、機銃で相手をするのは現実的に不可能と考えてよい。
ハイグレード・タイプ3ドローンも非常に厄介。機銃が弱点に当てにくい上、当てたところでなかなか撃墜できない。火力も非常に高く、対処が難しい。
ミサイル/エウロス・ヘロン
主力を一撃で破壊できる火力と超優秀なホーミング性能、四体まで同時ロック可能というチートじみた性能で敵を蹴散らしてくれる心強い兵装。
弾数が少ないのだけが欠点で、一掃射すると五回分しか撃てない。撃つ相手はよく考えよう。
敵の耐久が全体的に上がった今作では一撃で倒せない敵が増えた。とはいえ基本的には十分な火力。
強敵である大蜘蛛に対する切り札。爆発で気絶させられるので、その隙に機関砲を叩き込もう。
【ロックオン対象とタイミングの練習】
一つだけ気をつけるのは「狙った敵をロックオンする」のではなく、「狙いたくない敵をロックオンしない」ように操作する事が重要な点。
起こしたくない待機中の敵を巻き込んだりしないように、狙いのつけ方を工夫してみよう。
特にうっかりエイリアンを巻き込んでしまうと、エイリアンAIの仕様的に周囲の個体全てのヘイトがこちらに向くため大変なことになる。
対空戦では極めて破壊力の高い空対空ミサイルとして存分に働いてくれるので、空戦が発生する事がわかっている場合には極力残しておくこと。
また、銀蜘蛛、金蟻が混ざる場合には、銀蜘蛛や金蟻を出来るだけ多く巻き込んで攻撃できるように、ロックオン対象と発射タイミングを見極める事。
残弾が潤沢にあるか、補給用のエウロスが用意できているなら問題ないが、残弾が限られる状況下では、便利なミサイルは出来るだけ多くの敵に影響を与えるほうが良い。
ヘロンの場合は功績値が高すぎてミサイルの補給が困難なので、ここぞという時にのみ使用するように。
M131『無謀の賭け』を例にとると、
- 3波の女王蜂、最終波の大蜘蛛を怯ませる
- 最終波で残ったヘイズを倒す
などの目的で使えるようにしたい。他の敵はなるべくNPCや機関砲で対処しよう。
バルチャー砲/エウロス
テレポーションアンカー等の拠点や、コロニスト、大型アンドロイド、ディロイに対して高い適性を持つ。特に大ディロイに対しては機銃よりこちらの方が適しているため、エウロスΣ一択にならない面白さを持っている。
単発火力が非常に高く、狙ったところを精密に射撃。連射性も非常に良好で、空中から狙撃する兵器としては心強い。一回トリガーを引くと五連射するので、全弾命中させるとそれだけで22000ものダメージを叩き出す。
【狙撃の練習】
射程が非常に長いので、特に大型アンドロイドやコロニストについて、反応される前に撃破できるよう、長距離狙撃の訓練をしておこう。
反面、小さい敵にはオーバーキルになることが多く、弾が持たない可能性が高い。取り回しが悪いので、どうしても地上戦力を相手取らないといけない場面では、地表付近の広い場所で行動し、半固定砲台として敵を貫通するように攻撃することで無駄弾を減らす事が出来る。
連装ナパーム砲/エウロス
敵を怯ませるには優れた武器であり、また敵に直接貼り付けると継続したダメージを与えられるが、着弾位置が非常に安定しないので、攻略に安定して組み込むには聊か扱いの難しい兵装。
【運用方法】
適当にばら撒いておくと通った敵がダメージを受けるので、どちらかというと「狙った敵に攻撃する」というよりは、面で制圧するための兵器と考えたほうがいいだろう。小型のスプライトフォール程度に捉えるといい。
その為、地面を離れない蟻やアンドロイドには効果的にダメージを与えられる。大物相手には直接貼り付けて攻撃できる上に火力もそこそこなので、狙って当てられるように練習しよう。
また大物に直接貼り付けて怯ませることで、バルチャー砲を当てやすくすることが出来る。
自動捕捉オートキャノン/ネレイド
自分より下側の敵一帯に対して攻撃が可能なので、対地制圧力に優れるが、上方向には一切攻撃できない欠点を持つ。その為、弱点が下向きにある輸送船や空中戦力にはほぼ絶対に攻撃できない。
(機首を垂直近くまで下げるか上げれば出来るが、そこまでしてするものじゃない)
ただし、味方が居る場合には、頻繁に地上に降りるタッドポウルに関しては撃てない事も無い。とはいえ味方が一人も居ない場合はネレイドが直接狙われるので危険。
ディロイは狙えないことも無いがノックバックが激しいので非推奨。
【運用方法】
攻撃を受けないように動き回って撃つ事。狙いたい敵よりも近い敵がいるとそちらに照準が向いてしまうので、「特定の敵を狙う」よりは「全体に等しくダメージを与える」ことを目的としよう。特定の敵を狙う場合は、後述のロケット砲を使用する。
また高難易度では弾速の遅さがネックになる。
とはいえ、ロケット砲だけでは落とせない目標があるのにネレイドで攻撃せざるを得ない場合があるかもしれない。
そうした場合には、照準が向きやすいように可能な限り目標に接近して撃とう。
ヘロンで良いとか言わない
ロケット砲/ネレイド
非常に高い火力を持つが、狙いをつけるのが上からの視点になるカメラのせいで非常に難しい。
「狙った敵を攻撃する」ことが難しい自動捕捉オートキャノンの欠点を補うための兵装なのだが、その補うのがまず難しい。
【狙ったところに当てる練習】
ノーロックで撃てるので、待機ミッションでビルなどの動かない目標を目印にして、「機体に対してどれぐらいの位置に着弾するか」を把握しよう。
爆破範囲も非常に広いので、上手く活用すれば大型の敵も破壊しやすくなる。ネレイドを使いこなすのであれば習熟は必須なので、確実に狙った場所に当てられるように練習を重ねる事。
飛んでいくのは機首の方向ということも意識すれば当てやすくなるだろう。
無誘導爆弾/ネレイド
全ネレイドの兵装で最も高い火力を持ち、非常に広い範囲を爆撃できる。上手く当てることが出来れば紫蟻も怖くない。
【狙ったところに落とす練習】
超強力な分弾数も極めて少なく、その数発射回数にしてなんとたったの4回分である。無駄弾を使うわけにはいかないので、当てたい相手が居るなら確実に当てること。
但し現実的な運用の話を考えると、唯一搭載されているのがファイアーネレイドなので、事実上活躍の場面は無いに等しい。通常型ネレイドに搭載されていたらどれだけ役に立った事か。
対地自動捕捉ブレイズガン/ネレイド
射程の短さから接近しないといけないのに、接近すると攻撃されるという問題のある武器。
【特定状況下では有用】
ソロでは赤蟻や紫蟻の相手をする以外ほとんど使い道はないが、オンラインでは敵を無視して巣穴の上に陣取り攻撃し、巣穴ひとつを最初の出現だけに抑えることが出来る。
- ……というのは残念ながら4.1までの話。5以降では敵が密集して出現することはほとんどないので、事実上赤蟻と緑蟻専用兵器となってしまった。
搭載しているファイアーネレイドは全モデル中最高の機動性を持っているので、駆け抜け様に焼くこともできなくはない。
弾倉火力自体は高く、無誘導爆弾と合わせれば『マザーの領域』の金女王蟻を1機で倒すことが可能。
ドーントレス重機関砲/ブルート
機体に装備された両方あわせれば弾倉火力は凄まじいものだが、あわせて160発もしくは200発しかなく、巨大生物相手だと心許ない。確実に直撃させ、敵の数を減らしていく必要がある。
航空戦力に関しては、射界が広いので攻撃自体は余裕で出来るのだが、機体の特性上得意な相手とはいえないので、あまり過信しないように。
高耐久敵に対するダメージソースとしては非常に頼りになる。2-3機揃えれば、70万もの耐久を誇るオンラインの金女王蟻すら容易に吹き飛ばせるほど。
また、エイリアンのように図体が大きく耐久が比較的低い敵は格好のカモ。
『集結地点』『刻の天秤』などで採用すると面白いように敵が消えていく。
【見越し射撃の練習】
弾速を身体に叩き込んでおき、「どれぐらいの距離が開いていたらどれぐらい見越し射撃の距離が必要か」をきちんと見極める訓練をしておこう。
特に怪物やアンドロイドのように比較的小さい敵に対する遠距離狙撃は難しい。
もし一緒にプレイする仲間が居るならパイロットを任せ、テレポーションアンカーや輸送船のあるステージで練習するといいだろう。
ヘビーフレイムガン/ブルート
【産廃】
火力は非常に高い(ハード後半の武器でありながら、INF帯最上位の赤ニクスに匹敵する)が事実上赤蟻専用。
作った奴は責任とってこいつに燃やされなさい。
EDF6では敵の攻撃射程が全体的に伸びたため、ますます産廃度合いが上がってしまった。
余談だが、ヘリに限らずこのレベル帯のビークルには火炎放射器を装備しているモデルが多い。
あのプロテウスに至っては、今作における新規追加モデルのひとつが火炎放射器搭載である。
ビットプル速射砲/ブルート
端的に言えば空中から撃てるレールガン。単発火力だけで言えば全航空兵装の中で最強。
弾速も非常に速い上に射程も長いので、ヘリとして使わずとも狙撃兵器として普通に優秀。
- 今作では手持ち武器の火力が全体的に上がったうえ、ファング系列にこれとほぼ同等の単発火力を持つHDST帯モデルが追加されたため、EDF5時代に比べると出番は減ったか。
【見越し射撃の練習】
主に大物を落とすために使う砲なので、あまり怪物相手に撃つことは考えなくて良い。ドーントレス重機関砲よりも一発辺りが『重い』ので、特に正確に当てられるように見越し射撃の練習をしよう。
細々したものは他の味方に任せて、テレポーションアンカーや大型輸送船、エイリアンや赤ドローンを落とす事に注力するだけで味方はかなり楽ができる。
弾数が少ないので、替えの機体を用意するためにも功績値の大きい敵を優先して倒したほうがいい。
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