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餓狼伝説スペシャル - (2019/03/17 (日) 14:11:09) の編集履歴(バックアップ)
餓狼伝説SPECIAL
【がろうでんせつすぺしゃる】
ジャンル
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格闘ゲーム
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高解像度で見る 裏を見る
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対応機種
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アーケード(MVS) ネオジオ・ネオジオCD
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販売・開発元
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SNK
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稼働開始日
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1993年9月16日
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発売日
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【NG】1993年12月22日 【NGCD】1994年9月9日
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プレイ人数
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1~2人(同時プレイ)
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】2009年11月4日/926ポイント アーケードアーカイブス 【PS4/One/Switch】2017年7月13日/823円(税8%込)
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判定
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良作
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餓狼伝説シリーズリンク
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概要
「餓狼伝説」シリーズ第三作目。内容的には前作『餓狼伝説2 新たなる闘い』のアッパーバージョンである。
『2』の使用可能キャラ8人に加えて、使用不可能のボスキャラだった三闘士+クラウザーが使用可能になり、さらに『餓狼伝説 宿命の闘い』から「ダック・キング」「タン・フー・ルー」「ギース・ハワード」の3人が新たに書き直しや再調整を施されて追加。更に隠し要素として『龍虎の拳』より「リョウ・サカザキ」が参戦。キャラ総数は15人+隠し1人に倍増した。
ゲームバランス・ゲームシステムも『2』から改良と調整を施され、まさに完全版というべき作品に仕上がった。
ストーリー性はなく、時系列や一部キャラの生死などの整合性も考えられていない。一連の『餓狼伝説』の物語にも組み込まれていない。
このような、俗に言う「お祭りゲー」という方向性は、後のKOFシリーズに受け継がれる事になる。
新要素・変更点
基本システム・操作方法等はほぼ前作から継承しているが、大小さまざまな変更点が多い。
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前作には存在しなかった連続技が可能になった(餓狼2ではのけぞり中無敵)。
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一部の弱版必殺技や避け攻撃をヒットさせた場合、前作では完全転倒していたのに対し、今作では「自動的に空中受身を取って着地する」ようになった。テンポの向上に繋がっている。
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アクセル・ホークの飛び道具が真空カッターからトルネードアッパーに変更。
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公式には「真空~はアクセルの負担が大きいので、負担の少ないトルネード~をマイケル・マックス(『餓狼1』の敵キャラ)に教わった」となっている。
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前作では不知火舞の必殺技「ムササビの舞」は舞ステージ限定だったが、本作以降どのステージでも使用できるように変更されている。
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ただし本作のみ、舞ステージとそれ以外では性能がかなり異なる。
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前作に存在したローレンス・ブラッドの攻撃避けが削除された。ただしモーションは(当時からあった)避け攻撃に残っている。
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対人戦において、「挑戦者側のステージに移動」する仕様になった。
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クラウザーが餓狼1の登場キャラ達を倒していくデモシーン、それに関連したエンディングのカットシーンがカットされた。
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デモで倒されているダックとタンの参戦、およびストーリーがほぼ廃されていることに合わせた変更と思われる。
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各エンディングにおいて『2』のプレイアブルキャラについては絵が全て差し替えられた。
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内容自体はほぼ『2』のままであり、新規プレイアブルキャラについては新規にエンディングが追加されている。
評価点
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システム、ゲームバランスが調整された。前作で問題となった斬影拳ハメ等は消去されている。
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連続技の導入により、コンボの爽快感が味わえるようになった。
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キャラクター数は15人+1人と当時としては豊富。
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前々作で死亡したはずのギース・ハワードが参戦しているのも嬉しい点。時空列や設定を無視したプレイができる。
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後に「実は死んでいなかった」と言う事になったが、この時点では一応死亡している。
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隠しキャラクターとして、同社製の格闘ゲーム『龍虎の拳』の主人公「リョウ・サカザキ」が登場する点。SNKの対戦格闘ゲームにおいて、別作品キャラクターが参戦するのは本作が初めて。
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基本的にCPU専用キャラであり、使用はメモリーカードを用いた対戦に限られるものの、必殺技、超必殺技も再現されている(龍虎乱舞は投げ技扱いで、ガード不能。気力ゲージは無い)。もちろん、あの「龍虎音」も再現されている。
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尚、当初は『ワールドヒーローズ』の主人公「ハンゾウ」が隠しキャラの候補に挙がっていたらしいが、当時は傘下企業とはいえ他社のキャラだったため、最終的にリョウに落ち着いたとのこと。
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背景のドットは緻密で、条件次第で様々な演出が挿入されるなど芸も細かい。
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BGMの人気が高い。特に、ロックでありながらも何処か和風テイスト漂う「ギースにしょうゆ」は、現在もなお支持されている。
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「ギースにしょうゆ」は『餓狼1』の「ギースにキッス」のアレンジ。以後、ギースのテーマとして定着している(『龍虎の拳2』でもアレンジ曲(「ギースにキッス~サイバー・エディット」)が使用されている)。
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前作同様、ビッグベアのテーマ「ターくんと北ピー」は、『餓狼1』の「勇者雷電(ライデンのテーマ)」のアレンジである。ただし、同じ続投キャラであるビリー・カーンのテーマは、『餓狼1』の「橋を歩けば棒にあたる」アレンジではない(本作と『~2』は共通して「ロンドンマーチ」)。なお、主人公3人(テリー、アンディ、ジョー)は『~1』でステージを持っていなかったため、専用BGMは『~2』が初出となる。
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尚、BGMのタイトルが妙にはっちゃけてるのはSNK作品の常である。テリーのテーマこと「クリキントン」はマウントラッシュモアステージということでクリントン大統領をもじってクリキントン…という具合か。
問題点
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このあたりからキャラクター性能が複雑化、超必殺技の威力が高いもののコマンドが複雑なのも相まって、「初心者お断り」の空気が漂い始めた。「対戦」面における難点と言える。
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2のバランス調整バージョンではあるものの、対戦ツールとして見た場合はまだ理不尽さを感じる点が多々ある。
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A+Bのライン移動攻撃、および相手と別ラインにいる時に出せる転がり移動を繰り返せば、どのキャラでも延々とガン逃げできる(1ラインステージでない限り)。これを徹底すると実質、1度体力をリードしたら終了になってしまう。
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現在でも本作をやり込み続けている所謂「ガチ勢」はいるが、彼らの間では「自分からライン移動するのは禁止」という暗黙の了解前提の対戦になっている。
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そのため「現在のキャラ評価」もそのルールありきの下で作られており、ゲーメストで言われていたダイヤグラムとは大分評価が違っているキャラが多い。
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前作から大幅強化されたキム・カッファンが強キャラとなったが、強化幅が極端に大きい。ジャンプ後すぐに出せて奇襲や飛び道具へのカウンターとして強力な「飛翔脚」・完全無敵対空の「飛燕斬」・隙がなくごりごり削る弱「半月斬」・同じく隙がなく連打でケズリ殺しも狙える超必殺技の「鳳凰脚」と、飛び道具がないことがハンデにならないほど強い。
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弱攻撃→少し歩いて弱攻撃→少し歩いて弱攻撃……が多段コンボになるキャラが少なからずいる。
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弱攻撃が届かなくなるあたりで強攻撃(+キャンセル必殺技)に繋いで〆るキャラが多いが、ダックなど弱だけで気絶に追い込めるキャラもいる。
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これができるキャラは、劣勢であっても小技の差し込みから大逆転を果たすチャンスが残されている。最強とされるキムが「歩き弱P×4~5→強Por強K→キャンセル半月斬」のコンボを持っているので、対戦バランスが覆るようなことはなかったが。
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一方、弱いキャラはかなり厳しく、強キャラと弱キャラの差が大きかった。前作で最弱とされたベアは、新技追加こそあったものの、基本的な弱点が何も改善されておらず、コンボゲー化にも対応できていない。
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本作のヒットによりSNK格闘ゲームはよりキャラクター性を前面に押し出すようになり、システム面でもコンボ重視の傾向を強めていく事になる。
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CPU戦の難易度は相当なもの。余程やりこまない限りはパターンを知らないとお話にならない。しかも後半になればなるほど理不尽に攻撃力が高くなる。
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中でも山田十平衛(柔道家の老人キャラ)は後の方に出てくるとアルゴリズムが非常に凶悪になるため、勝つのはしんどい。1人目に選ぶのが基本である。
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必殺技の大半がタメ技だが、CPUはタメ無しで繰り出してくる。ズンズン接近しながら隙の少ない飛び道具「せんべい手裏剣」を連射し、プレイヤーが固まった瞬間に投げ技「大いずな落とし」で吸い込むなど滅茶苦茶。体力点滅状態になると、「大いずな落とし」の上位版である超必殺技「ダイナマイトいずな落とし」をやはりタメ無しで繰り出してくる。
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次点で、タメ無しライジングタックルを異常な精度で出すようになってしまうテリー。何をやってもカウンターされる危険性が高まる。
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ただしラスボスのクラウザーはライン移動攻撃が弱く、殆どのキャラのしゃがみパンチorキックで簡単に返せるため、パーフェクトで勝つのは簡単。
総評
ライン移動によるガン逃げという問題点はあったものの、攻めの爽快感を追及した本作は、『ストリートファイターシリーズ』と並ぶゲームセンターの主役として一躍人気作となる。
SNKも本作の成功により、カプコンと並ぶ対戦格闘ゲームメーカーとして広く認知されることとなった。
移殖
ネオジオを除くX68k・FM TOWNS・SFC・ネオジオCD・GG・PCE・メガCD・PS2・360DLC・Wiiバーチャルコンソールなどに移殖されている。
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ネオジオ版は基本的にはMVS版と変わりはないのだが、対戦でのみリョウ・サカザキが使用できる。また、サウンドテストモードの裏技がある。
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PCE版はSNKから資料提供を受けたこともあり、若干色がおかしいことを除けば動きも含めてNEOGEO版ほぼそのままである。
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また大容量RAMであるアーケードカード専用ソフトながら高速ロードを実現したことも高く評価されている。
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アーケードカードが高価だったのと、『2』と同様、過剰出荷した為あまり売れなかった。
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メガCD版はBGM自体はネオジオ版を流用している為好評だが、発売時期が遅かったり、CPU戦の順番が「1人目と三闘士以降の相手を除いてランダム」に変更となり、勝利デモ・EDがBGMカットの上スタッフロールがカットされ、外注制作先が海外企業という事もあってか一部ステージ背景・演出のカットや一部背景がカオス化等、「(出来の悪い)SFC版の方がまだマシ」と言われるようなアレ過ぎる移植度がファンの間で有名。リョウ・サカザキがCPU戦でも使用可能となっていてSFC版と違いコマンド入力の必要もない。
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GG版は性能や容量の都合でキャラが大幅に減少していたり、エンディングの1枚絵のカット、2ライン制の廃止などの削除要素はあるが、キャラやデモ絵自体はAC版を忠実に再現していたりと携帯機ながら意外とあなどれない移植である。
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当時の携帯機への格ゲー移植としては数少ない、等身大のキャラクターを採用している。操作性も悪くなく、ゲームそのものもアーケードとはうって変わって非常にスピーディーであったりと、一作品として良質な部類。
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最終ボスであるクラウザーが削除された替わりに、こちらもメガCD版同様、隠しキャラのリョウ・サカザキがゲームクリアによる解放や隠しコマンドの類を使わなくとも、最初から使用できる。オープニングもクラウザーが登場する部分が龍虎乱舞発動時のポーズを決めるリョウの一枚絵に差し替えられるなど芸が細かい。
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最後にタイガーキックを決めて倒すと多段ヒットを起こしたり、暫烈拳と同様ロック式の連打技になった爆裂拳などジョー・東だけやや違和感があるが、特に支障はない。
余談
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ジョー・東、ギース・ハワードの声優を務めていた生瀬勝久氏は、のちにNHK大河ドラマや『仮面ライダージオウ』に出演するなど大出世を果たした。