「聖闘士☆セイントパラダイス ~最強の戦士たち~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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*聖闘士☆セイントパラダイス~最強の戦士たち~
【せいんと せいんとぱらだいす さいきょうのせんしたち】
|ジャンル|RPG|&amazon(B000092P6U)|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
|メディア|1MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|ベック&br()テクノサイト|~|
|発売日|1992年11月13日|~|
|価格|5,040円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|キャラゲーなのに原作をかなり無視した内容&br;「キャラゲーに名作なし」の原則どおり中途半端&br;ただし普通のRPGとしての出来は並程度はある|~|
|>|>|CENTER:''[[聖闘士星矢シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
車田正美氏の代表作『聖闘士星矢』をSD化したカードダス『セイントパラダイス』((SDガンダムの流行に乗って「聖闘士星矢」もSD化したのだが、残念ながらACT.3(第3弾)で終了した))をベースにしたRPG。~
FC版はアクション要素もあったが、こちらは純粋なRPG。しかし当時人気だった「カードダス」をシステムに組み込むなど、独自性を打ち出そうとしていた。~
もっともSDガンダムシリーズでもカードダス要素はあったが…。
**特徴
-各章仕立ての構成
--「ギャラクシアンウォーズ」「十二宮」「ポセイドン」と原作をなぞる形で各章が進んでいく流れになっている。
-ダブルコマンドシステム
--後述するカードダスの使用と通常の行動は独立しており、全員が攻撃カードと必殺技を使うことで強力な八連撃も可能。
-回復はレベルアップか幼馴染
--星矢の幼馴染である美穂に話しかけると「私も星矢ちゃんの役に立ちたい」と言って全員を回復してくれる。
--また、レベルアップでの回復を見込んでひたすら闘い続けるのもひとつの手。
-カードダス
--本作には「アイテム」はなく、すべてカードダスになっている。鋼鉄聖闘士やムウなど、キャラクターもカードに。
--建物内にあるカードダスマシンでGP(グラードポイント)を使用して入手するほか、イベントやドロップでも入手可能。
**問題点
-原作をかなり無視した展開
--ギャラクシアンウォーズ編なのに、その内容はテキストのみで省略され、一輝が黄金聖衣を奪っていく「暗黒聖闘士編」の導入シーンからの開始となる。
--富士の風穴へ向かう際、「地震で岩が崩れて入れない」ということで地震カードを探すことになる。聖闘士は「原子を砕く」という究極の破壊法を身につけているのではないのだろうか?
--アニメオリジナルのアスガルド編((十二宮編とポセイドン編の間のストーリー))は入っていないのに、何故かそっちで出てきた「オーディーンローブ」は手に入る。入れる必要はあったのだろうか…。
--一輝の扱いがカードダス召喚キャラ。メンバーには加入してくれない。
---確かに原作でも同行してはいないが、だからといって召喚魔法は…。
--その他、デモンローズをカードイベントで吹き飛ばしたり、星矢が初期状態で使える技が「ローリングクラッシュ((原作でも使用した技だが、ここ一番の大技的扱いなこともあって知名度は低い。流星拳はカードかレベルアップで使用可能。))」だったり、どこかかみ合わない部分が多い。
**評価点
-かなり歯ごたえのある難度
--ヒントなしの隠し通路やイベントなど、気づかなければ先へ進めないような部分が多くやり応えがある。
--ただ、ラスボスが何故か弱い。道中のほうが苦戦するほど。
**総評
キャラゲーに名作なし、の原則どおりの中途半端な出来のRPG。~
原作ファンからは改変が不評だが、とくに思い入れがなければ普通のRPG。~
思い入れのない人間がキャラゲーを遊ぶか、という問題はあるが…。
*聖闘士☆セイントパラダイス~最強の戦士たち~
【せいんと せいんとぱらだいす さいきょうのせんしたち】
|ジャンル|RPG|&amazon(B000092P6U)|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
|メディア|1MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|ベック&br()テクノサイト|~|
|発売日|1992年11月13日|~|
|価格|5,040円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|キャラゲーなのに原作をかなり無視した内容&br;「キャラゲーに名作なし」の原則どおり中途半端&br;ただし普通のRPGとしての出来は並程度はある|~|
|>|>|CENTER:''[[聖闘士星矢シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
車田正美氏の代表作『聖闘士星矢』をSD化したカードダス『セイントパラダイス』((SDガンダムの流行に乗って「聖闘士星矢」もSD化したのだが、残念ながらACT.3(第3弾)で終了した))をベースにしたRPG。~
FC版はアクション要素もあったが、こちらは純粋なRPG。しかし当時人気だった「カードダス」をシステムに組み込むなど、独自性を打ち出そうとしていた。~
もっともSDガンダムシリーズでもカードダス要素はあったが…。
**特徴
-各章仕立ての構成
--「ギャラクシアンウォーズ」「十二宮」「ポセイドン」と原作をなぞる形で各章が進んでいく流れになっている。
-ダブルコマンドシステム
--後述するカードダスの使用と通常の行動は独立しており、全員が攻撃カードと必殺技を使うことで強力な八連撃も可能。
-回復はレベルアップか幼馴染
--星矢の幼馴染である美穂に話しかけると「私も星矢ちゃんの役に立ちたい」と言って全員を回復してくれる。
--また、レベルアップでの回復を見込んでひたすら闘い続けるのもひとつの手。
-カードダス
--本作には「アイテム」はなく、すべてカードダスになっている。鋼鉄聖闘士やムウなど、キャラクターもカードに。
--建物内にあるカードダスマシンでGP(グラードポイント)を使用して入手するほか、イベントやドロップでも入手可能。
**問題点
-原作をかなり無視した展開
--ギャラクシアンウォーズ編なのに、その内容はテキストのみで省略され、一輝が黄金聖衣を奪っていく「暗黒聖闘士編」の導入シーンからの開始となる。
--富士の風穴へ向かう際、「地震で岩が崩れて入れない」ということで地震カードを探すことになる。聖闘士は「原子を砕く」という究極の破壊法を身につけているのではないのだろうか?
--アニメオリジナルのアスガルド編((十二宮編とポセイドン編の間のストーリー))は入っていないのに、何故かそっちで出てきた「オーディーンローブ」は手に入る。入れる必要はあったのだろうか…。
--一輝の扱いがカードダス召喚キャラ。メンバーには加入してくれない。
---確かに原作でも同行してはいないが、だからといって召喚魔法は…。
--その他、デモンローズをカードイベントで吹き飛ばしたり、星矢が初期状態で使える技が「ローリングクラッシュ((原作でも使用した技だが、ここ一番の大技的扱いなこともあって知名度は低い。流星拳はカードかレベルアップで使用可能。))」だったり、どこかかみ合わない部分が多い。
**評価点
-かなり歯ごたえのある難度
--ヒントなしの隠し通路やイベントなど、気づかなければ先へ進めないような部分が多くやり応えがある。
--ただ、ラスボスが何故か弱い。道中のほうが苦戦するほど。
**総評
キャラゲーに名作なし、の原則どおりの中途半端な出来のRPG。~
原作ファンからは改変が不評だが、とくに思い入れがなければ普通のRPG。~
思い入れのない人間がキャラゲーを遊ぶか、という問題はあるが…。