クソデカ雑まとめとは、N121MTが勝手に提唱している単語である。 「ラブライブ!やろ?」や「でんちゃ!」の現象をまとめたものでもある。
TGUSではTGUS-NM-KDZMという規定で定義されている。
TGUS-NM-KDZM(概要)
クソすぎるほどデカすぎるくくりを雑すぎる理由でその単語でまとめた言葉、ということで名付けられた皮肉的な用語で、この「クソデカ雑まとめ」そのものもその一種でもある。
元々は太田光がバラエティ番組『探検バクモン』にて『ゆるゆり』のTシャツに対して「『ラブライブ!』やろ?」という発言から発展したもので、あらゆる分野で通じてしまう単語ということで提唱された。
N121MTは考案当時から「この現象を指す言葉は別に存在しているだろう」と示唆しており、Xで「オタクはこれだけの使い分けがあるけど、一般人は全部1つの単語になっている二人の人間の絵」を見てそれに対してつけた単語とのことである。
後に全く同じ意味合いのものとして
「十把一絡げ」(ひとからげ)が存在していることがわかったのだが、同単語があんまり使われていないのと浸透していないのもあって、現時点ではエイリアス名という扱いとして引き続きこの単語を使い続けているとのこと。
TGUS-NM-KDZM.0
ここでは数字ごとに雑にまとめられてしまった単語そのものを定義している。
TGUS-NM-KDZM.A
『ゆるゆり』に限らず、とりあえず萌え絵であればこのタイトルでまとめられてしまった「『ラブライブ!』やろ?」や、『プリパラ』や『アイカツ!』もみんなまとめて『プリキュア』と呼ぶなどの、アニメに関連したクソデカ雑まとめの規定。
TGUS-NM-KDZM.A-1
『ゆるゆり』に限らず、とりあえず萌え絵であればこのタイトルでまとめられてしまった「『ラブライブ!』やろ?」の規定。
様々な場所でも言われていることだが、そもそも太田光自身は非常にアニメなどの知識が深く、同番組内でこの発言をする前から『ラブライブ!』についての知識もある程度持っていないとできない会話もしていたため、あえてボケたという見解が強いとされている。
仮にこれがガチのミスだとした場合、人によっては『Snow halation』と『ユメノトビラ』を間違える以上のイージーミスだという意見で殺到するだろう。
なお、このボケも太田光が考えたというよりも、後述のような例もあるように「周りがそういうふうに呼んでいるから」という名分でボケたのではないかとも考えられる。
TGUS-NM-KDZM.A-2
『ラブライブ!』よりも身近でかつ最も同じようなケースが出てきそうな『プリキュア』の規定。
『アイカツ!シリーズ』であろうとも、『プリパラ』も『プリチャン』も『プリマジ』であろうとも、ましてや『きらレボ』でも『夢色パティシエール』であったとしても、全て『ぷいくあ』でまとまってしまうという話は、みんなも経験したことがあるはずだ。
TGUS-NM-KDZM.A-3
更に人によっては『セーラームーン』だけで切り抜けてしまう人間も居るかもしれない。
TGUS-NM-KDZM.A-4
ロボットモノに至っては『マクロス』も『ダンバイン』も『コードギアス』(……?)も『グレンラガン』も『トランスフォーマー』でさえ全て『ガンダム』と言い放つ人間だって居る。
TGUS-NM-KDZM.A-5
それこそ2007年頃は「『ハルヒ』やろ?」だってあったような記憶もある。
TGUS-NM-KDZM.T
何故か名称問題が出てくる鉄道に関連したクソデカ雑まとめの規定。
TGUS-NM-KDZM.T-1
電気では動かないディーゼル車両や蒸気機関車なども全て一緒くたにされてしまった「電車」の規定。 このことに腹が立って作り出した単語が
鉄車にあたる。
かつてはTGUS-NM-KDZM.1として管理されており、現在も一旦はその番号で予約はされている。
TGUS-NM-KDZM.T-2
交通系ICカード全国相互利用サービスも含めた交通系のICカードで呼称する際の規定。 関東在住民がどこに行っても「Suica」と呼ぶ、関西であれば「ICOCA」と呼ぶなどがそれにあたる。
一応、これらについては「交通系で」「交通系ICで」などで対応できそうに見えるが、PiTaPaのみプリペイドではなくポストペイ方式になっている関係で通用しないという新たな問題が起きている。
また福岡県で福岡市交通局の「はやかけん」が通じない場合もあったり、そもそも四国(特に徳島)のほとんどは使えないため、まだまだこの戦いは続いていくものと愚痴っていた。
TGUS-NM-KDZM.2
フォーミュラですらないWECのハイパーカー、スーパーGTのGT500/300も全て一緒くたにされる「F1」の規定。
下手すると車輪数も無関係になるためMotoGPもEWCも「えふわん」と呼ばれてしまうケースも少なくないとされており、モータースポーツの衰退もここにあるのではないかとも考えられる。
TGUS-NM-KDZM.-1
クソデカ雑まとめの単語そのものとして予約している番号。
TGUS-NM-KDZM.W(原因)
ここではこうしたクソデカ雑まとめについての原因について考察している。
知っているものがそれしかない
電車の場合、JR山手線やJR大阪環状線のように電気100%で動く車両があっちこっちに居るので必然的に鉄道車両がそのまま電車として呼ばれてしまったのが理由にある。
このため徳島県などのように電車が居ない、珍しい存在の場合はどうなるのかというのもあるが、それ以外であれば大抵あるのでどうしてもそうなってしまうのかもしれない。 同様のパターンは「交通系ICを全部Suicaと呼ぶ」がある。
また『プリキュア』についても『アイカツ!』や『プリパラ』が後発の作品なので、最初からあってかつ有名な『プリキュア』が選出されるというパターンもある。(このあたりは『ハルヒ』や『ラブライブ!』などもその一種ともいえる)
当時はそれしかなかった
ビデオゲーム全般をファミコンと呼んだり、前述した電車の話については自分が住んでいた場所の周りにはそれしかなかったという事例も少なくない。
一番有名だからそれしかなかった
TGUS-NM-UKW.1の「今川焼き」なんてのはその一種で、「F1」や「プリキュア」なども一番有名だからそれを選出したということもある。
なお
TGUS-NM-UKW系にあるものはクソデカ雑まとめというよりも、正式名称がどこにもないので困っているものが大半なので、このクソデカ雑まとめとして扱うのではなく、もっと別の問題として扱うべきとしている。
全部似ているから
電車に限らず『ラブライブ!』などもその一種で、特に判子絵というスラングがそれを加速させているとも言われている。 逆に沖縄県のゆいレールなどが電車と言われないのはモノレールと普通のヘビーレール鉄道と違うというのも含まれる。
交通系ICについても当時はエリア同士では使えなかったものの、相互利用が可能になった「交通系ICカード全国相互利用サービス」が逆に仇となってしまっているのも関係している。(その時に「支払いは"交通系"で!」とPRすればまだ変わったのかもしれないが……)
最終更新:2025年10月15日 12:03