タクマ・サカザキ

「タクマ・サカザキ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

タクマ・サカザキ - (2010/11/25 (木) 12:20:15) の編集履歴(バックアップ)





「極限流と大木は俄かにできぬ。
                                                            努力せい」


格闘スタイル: 極限流空手
出身地: 日本
誕生日: 2月4日
身長: 180cm
体重: 88kg
血液型: O型
趣味: ソバ打ち
家族構成: リョウ・サカザキ(息子)、ユリ・サカザキ(娘)
大切なもの: 二人の子供、門下生、極限流空手
好きな食べ物: 白米、味噌汁、青粒、酢大豆
嫌いなもの: ヘビ
得意スポーツ: 格闘技全般
ライバル: 自分自身

漢字で書くと「坂崎拓馬」。なお漢字で書いた、「坂崎拓馬」という名前は旧名(日本国籍だった当時の本名)で、
現在の本名がタクマ・サカザキとなっているのは、現在はアメリカ国籍であるため。
初代『龍虎の拳』においてラスボスMr.カラテ」として登場し、
『龍虎の拳2』のOPにて即バレされて現在の本名である「タクマ・サカザキ」での参戦と相成った。
リョウ・サカザキユリ・サカザキの父であり、極限流の開祖である。
実は参戦しているのは『龍虎の拳2』とKOFシリーズ、カラテを含めれば初代『龍虎の拳』と『SVC』だけだったりする。

龍虎の拳』の舞台となるサウスタウンに入る前から相当の腕の格闘家として名を知られており、
独学で様々な格闘技を習得した結果、八極正拳とは違う独自に『気』を使った格闘技を身につけ、
自らそれを「極限流」と名づけ様々な格闘家と渡り合う。
例えば藤堂竜白を倒し、彼とが極限流を恨む原因を作ったり、
リー・ガクスウと戦い引き分け、それぞれ「無敵の龍(タクマ)」、「最強の虎(リー・ガクスウ)」と呼ばれるようになったりした。
こうした因縁はリョウロバートに引き継がれる事となる。


リョウが生まれてからはサウスタウンに道場を開き定住するようになるが、
『龍虎の拳』が始まる10年前に妻のロネット・サカザキが車に轢かれ死亡する。*1
それが自らを恨んだ相手の仕業だと感じたタクマは真犯人を探す為にリョウユリを置いて失踪してしまう。
この時リョウ10歳。かなり無謀というか、子供のことを考えないヒドイ親父である。

そして10年後。
極限流、ひいてはタクマの『気』の力を利用しようとしたMr.BIGユリを拉致。
人質を取られたタクマは彼に従う事を余儀なくされる。
事態はリョウロバート・ガルシアの手により全て解決するが、何故かタクマが主犯と誤解されボコられる。
天獅子悦也の漫画版などでは「子供に合わせる顔が無かった」という理由で自分を倒してもらいたかったと説明しているが、
ゲーム上では本当に理由無く戦闘となり『龍虎の拳2』と全く繋ぎ目が見えなかったりする。*2

『龍虎の拳2』では極限流道場を改めて立て、そこから極限流を世界中に広めようと考えている。
そしてギースが開催した第一回「KOF」に自ら参加したが、
EDにおいてこれまでの無理がたたり闘えない体となり、リョウやユリに極限流を託し引退した。
『餓狼伝説』の時点ではリョウにMr.カラテの称号を渡しており、完全に現役を引退している事が分かる。

しかしKOFシリーズではそんなこと関係ねえとばかりに龍虎チームで参戦、
『SVC』にいたってはまた仮面を被って、『龍虎1』の一件で胸の古傷が開き使えなくなったはずの虎咆(ビルトアッパー)を普通に使ったりする。
他にもKOF'99ではネスツの基地に生き埋めにされるも、拳一つで地面(とリョウ達が作った天狗の面付き墓石)を打ち抜いて脱出、
KOF2000においてはキングを襲ったゼロキャノン(衛星砲)の一撃を覇王至高拳でかき消すといったハッチャケぶりを披露している。
2002UMではこのときの技が「覇王獅咬拳」として裏タクマのMAX2に入れられた。
またKOFではやや天然(というかKY)な感じなのも特徴。そしてやっぱり変装のときには天狗の面を欠かさない。
色々とお茶目なおじ様である。

ただし、KOFでは良く道場破りにあってケガをしたり(KOF97、03)、
SVC』では本気を出したせいで本格的に体にガタがきたり(本気になったMr.カラテED)と、無茶をした報いは受けている模様。

また、初代カプエスでは息子が出演しているが、タクマは坂崎道場日本支部ステージで背景キャラとして
上棟式が済んだばかりの道場でファイトをおっぱじめるプレイヤーキャラ相手に「よそでやれ!」とばかりにステージ右側で怒鳴っている。
なお、後ろのほうで弁当を食っているのは、ジャスティス学園のキャラクター、エッジ(山田栄二)。
なお、このステージでは、キャラがダウンするたびに振動で少しずつ棟や柱が傾いていき、
最大まで道場がダメージを受けた状態で、超必殺技で最終ラウンドの決着が付くと、道場が崩壊する。
お父さん、ごめ~ん!
ちなみに、体重が重いキャラクターほど、早く道場が崩れだす。
プロレスコンビの投げ合戦とかやった日には「ご愁傷様…」
ちなみに背景のエッジ達大工さんは、道場が傾こうと崩壊しようと変わらずに弁当を食べている…。

ストーリー的には天狗状態も含め、よく鬼みたいな強さがクローズアップされる。
悪系ボス系でもないのに凄まじい強さを匂わせるキャラは何気に貴重な存在だったりする。
SNKでは後はハイデルンくらいだろうか。


ソバ打ちを趣味としており、いつもリョウユリに食べさせている。
少しでも蕎麦の事を褒めると一日中蕎麦づくしになってしまうため、家内ではソバの話題はタブーになっているとか。
また草薙柴舟と旧知の仲であり、同年代のハイデルンと一緒にKOF98で「おやじチーム」として出場したこともある。
しかし2002UMでは柴舟がハブられ、かわりに鎮元斎を入れて「マスターチーム」となっている。

中の人は 津田英治 氏。アニメ・ゲーム業界を見渡してもほとんど露出のない人だが、
実は主に関西方面のJRや私鉄のアナウンスの声などを務めていて、その筋では結構有名な人だったりする。

そしてKOF最新作『XIII』にもリョウ・ロバートと共に龍虎チームで参戦決定。
新たなドット絵となったタクマはどんな感じに…と思ったら、なんと今までとは違うつま先立ちの独特なニュートラルポーズとなっている。
(かつてチームメイトになったあの親父に少し似ている)
さらに体型も低重心化している。入院生活でメタボったの(ヒエンシップーヒエンシップー!
この体勢からどの様に極限流の技を使うのか気になる所である。



ゲーム中では他の極限流キャラとは違い、昇龍系の技が無いが(一部を除く)、
『気』の扱いに長けているからか、飛び道具の性能が高い。
特にKOF96以降、極限流キャラがみんな虎煌拳や龍撃拳を飛ばせなくなった中で普通に虎煌拳を飛ばせたり、
覇王至高拳を通常必殺技で放てたりと凄さを見せ付けた。
なお移動投げの「翔乱脚」や、唯一小技から連続技に出来る「龍虎乱舞」を所持していたりなど、攻めに回れば強いが、
信頼できる対空技がゲージ消費の「龍虎乱舞(強攻撃版およびMAX版)」しか無い、地上技の使い勝手が悪いなど、守りに回ったらつらい。
KOFシリーズでは大抵の場合ゲージ依存が強い立ち回りのため、中堅以降が安定位置となっている。

MUGENでのタクマ


  • Fred氏製作
龍虎2ベース。

  • Mouser氏製作
99ベース。
コケココ氏によるAIパッチも存在。
ロマン技・「三戦の型」の使用スイッチも実装されている。

  • Zelgadis氏製作
上記Mouser氏タクマの改変。
99ベース+98アレンジ。

  • Jerzy氏製作
上記Mouser氏タクマの改変。
99ベース+XI風アレンジ。ドリキャンやAIが搭載されている。

  • Cirio氏製作
2002ベース。
なぜか立ちモーションが本気カラテ。
cmdファイルにはちゃんとAIが搭載されているが、対人戦用である。

  • dark-shade氏製作
2002UMベース。

  • Don Drago氏製作
4-in-1。
2002UMタクマ、2002UM裏タクマ、カラテ、本気カラテの4種類の他に、Setting.cns次第でクラシックタクマの計5種類を楽しむことができる。
4段階まで調整可能なAIが搭載されている。

  • ぱんだごん氏製作
上記のdark-shade氏製作のタクマの改変と思われる。
非常に動きの良いAIを搭載させており、今後の活躍に期待できる。

  • RYO2005氏制作
スプライトや操作感覚はKOFのものだが、システム的には氏恒例のレイドラとなっている。
大艦氏によってAIパッチが作成されている。


AI付きのキャラが多く知名度がある割には参加大会は少なめ。
見た目のインパクトやネタ的な意味で、タクマよりもMr.カラテを選ぶ人が多い結果だろう。

*1:シリーズが打ち切りになってしまったため、この事件の真相は未だ不明。
   念のため言っておくが、ギースは犯人ではない。……事故当時まだ14歳だし。

*2:当時まだ続編の話すら無かった時に移植されたスーパーファミコン版では、独自のシナリオでこの話を完結させている。
   とはいえ、相当無茶…というかかなり強引な設定と解釈で話を作っているため、かなり変な事になってしまっている。
   かいつまんで抜粋すると、妻を殺した犯人が見つからずギャンブルと酒に溺れる日々、
   それに目を付けたギース(しかも若くない)により利用され、テリーアンディの養父であるジェフを殺すよう仕組まれる、
   それを拒んだらユリを誘拐されて仕方なく言う事を聞くはめになった、等々。
   何とか話を繋げようとした努力は認めたいところではあるが…。


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他

削除済み

出演ストーリー