ジェイソン・ボーヒーズ

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ジェイソン・ボーヒーズ - (2020/10/09 (金) 00:17:10) の編集履歴(バックアップ)





  "Ki ki ki … Ma ma ma…"

  主要武器:、ナイフ、怪力
  出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州
  誕生日:6月13日
  身長:193cm
  体重:114kg

ホラー映画『13日の金曜日』シリーズの主人公兼殺人鬼。
様々な人によって演じられたが、最も長く演じたのは7作目から10作目のケイン・ホッダー氏。
4作目までは生身、6作目からゾンビのような外見の不死身の肉体になり、銃撃程度でも平然と立っていられる
とはいえ、生身の状態でも頭に斧の一撃を受けても数時間後に蘇生するなど尋常ではないタフさを持っていたが。
ホッケーマスクがトレードマーク。
このホッケーマスク、3作目の被害者から奪ったのが始まりで、それ以前はズタ袋を被っていた。
だがホッケーマスクはしばしば壊されるので、その度に奪い取っている。よほど気に入っているようである。

生まれつきの奇形のため素顔は醜く崩れ、それを隠すためにホッケーマスクを付けているのだが、
何故か作品によって素顔が大きく異なっている。
基本的に言葉は話さず、上記の台詞や攻撃を受けた際に唸り声を発する事がある程度。
なお、人とは思えないその台詞は“Kill, mama”(殺して、母さん)を加工した音声である。

様々な凶器を使うが、一番使う凶器はマチェット(中南米で使われる鉈)。次いで斧やナイフ。
素手の状態でもその力は凄まじく、片手で相手を投げ飛ばし、右フック一発で首をもいだ事もあるほど。
何故かチェーンソーを使うと勘違いされている事があるが、実際の所一度もチェーンソーを使った事はない。
むしろチェーンソーで攻撃された側である。似たような凶器の芝刈り機を使った事はあるが。*1

主な殺人方法は、音を立てずに獲物に忍び寄り、不意を突いて凶器や怪力を持って一撃で仕留める方法。
基本的に、獲物が最後の一人になるまではこの方法で追い詰めていく。
他にも被害者の死体を利用する事も多く、通路に配置して獲物の退路を塞いだり、窓から投げ込んでパニックに陥らせたりする。
無差別に人を殺すジェイソンではあるが標的以外には食指が動かない事があるらしく、
8作目では標的を追いかけている最中道端に置かれたラジカセを蹴り飛ばした事でいちゃもんをつけにきた他の若者達に 素顔を晒して退散させた事がある

母親に愛情を注がれすぎたためか重度のマザコンでもあり、自宅にミイラ化した母親の生首とセーターを祭壇に祀っている。
また、追い詰められた被害者が咄嗟にそのセーターを着て母親になりすました所、あっさり攻撃をやめ、
被害者の言う事に従ってしまった程である。

幼少時にクリスタルレイクキャンプ場にて指導員の監視が行き届いておらず(それどころか大人のスポーツに勤しんでいた)、
顔の奇形を理由に虐められて湖で溺れ、行方不明になる。
死体が見つからなかったために死んだと思われていたが、ひっそりと森の中で暮らしていた。
彼を死んだと思い込んだ母親が発狂し、指導員に復讐するためキャンプ場で殺戮を繰り広げるのが1作目のストーリー。
ジェイソンは回想とラストシーンに登場する。

幼少時の自分の姿を真似て丸坊主になった被害者の姿に殺意を喪失した結果倒されたり、
母親の姿に変身した悪夢を操る殺人鬼、フレディ・クルーガーに利用されたりと、
基本的に過去の事はトラウマになっているらしい。
湖で溺れた経験から外伝作『フレディVSジェイソン』では水が弱点とされているが、
その作品では水を浴びて体の炎を消す場面があったりとどうにも徹底されていない。
原典においては8作目にてニューヨークへ泳いで渡った事などから、基本的に水は平気なようだ。
オンラインゲームでも川や湖を渡ったり水中に引きずり込む即死攻撃を仕掛けるため、水場=安全地帯だと錯覚していたプレイヤー達を驚かせた。

2作目からは主役となり、母親を殺された復讐の為にキャンプ場で殺人を始める
(その最初の標的が1作目の主人公。ちなみに、前作で母親を返り討ちにして殺したのもこの人)が、
4作目で遂に死亡する。この時点でなんと40歳である。
その後は模倣犯が出たり、落雷で復活したり、ニューヨークに行ったり、超能力少女にフルボッコにされたり、
先述の殺人鬼に復活させられて殺し合ったり、成り行きで冷凍されて保存、未来世界で宇宙に行って復活し、
サイボーグ
したりと中々波瀾万丈な人生を送っている。
アメコミ版も存在するが、その内容は米軍相手に無双したり、 いじめられている少年を助けたり
テキサスの殺人一家と仲良くなったり、フレディとアッシュと三つ巴の戦いを繰り広げたりするなど、映画版よりぶっ飛んでいる。

日本においても『スプラッターハウス』の主人公や『ファイトフィーバー』のテコンドー使い
FINAL FANTASY VII』のヴィンセント・ヴァレンタインの変身形態がジェイソンをモデルにしていたりと、その影響は大きい。
とある小説では異世界の魔王さえも恐れさせる殺人鬼という物凄い扱いだった事も。
MUGENにおいては海外のオリジナルキャラクターのモデルにもなっている。

海外の格ゲー『MORTAL KOMBAT X』にもパック購入特典のDLCとして参戦。
戦闘スタイルによっては落雷を受けてセクション全消費で体力0からの復活もあるようだ。

かつて対決した事があるフレディ・クルーガーも前作のDLC枠で参戦していたが、本作では不参戦のため夢の対決は再び実現する事は無かった。
別の方の対決は実現したけど。


MUGENにおけるジェイソン・ボーヒーズ

以下のジェイソン達が確認されている。
原作でのタフネスっぷりを反映してか、ライフは高めに設定される傾向にある様だ。

+ 溝蠍氏製作
  • 溝蠍氏製作
ホラー映画の二次創作ゲーム『TerrorDrome』のグラフィックを使用している模様。
移動は遅いが、高火力のリーチの長い技でそれをカバーするパワーキャラで、歩行動作や必殺技などにアーマーが付いている。
タフさの再現かライフが1600もあり、基本的にアーマーでゴリ押しするタイプ。
特徴的な技として、矢を放つ飛び道具「シューティング・アロー」があり、この飛び道具に当たった相手は3秒間ピヨる。
便利な技だが、出が遅く、また1ラウンドに2回までしか使えないためチャンスを窺おう。
デフォルトで11段階調整可能の強クラスのAIが搭載されている。
プレイヤー操作

+ tem(A)氏製作
  • tem(A)氏製作
海外製作者のtem(A)氏によるもので、MUGEN1.0専用。
こちらは『MORTAL KOMBAT X』のスプライトを使用している。
徒手格闘を主な攻撃手段とし、マチェット、銛を必殺技に使うタイプと、最初から斧とマチェットを手に持って戦うタイプの2種類がある。
溝蠍氏のものに比べるとキャラサイズがやや小さい分、どちらもなかなかに俊敏に動く。
モータルコンバットからのキャラクターという事で、当然フェイタリティ(残虐演出)もある。苦手な方は注意。
紹介動画(8:24から)
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+ chuchoryu氏製作
  • chuchoryu氏製作
     
2018年11月3日に公開された、CVS風手描きドットのジェイソン。
defファイルには「mugenversion=1.0」とあるものの、WinMUGENでも使用可能。
海外サイト「Mugen Multiverse」で開催されたハロウィンイベントにおける公開キャラの1体である。
ちなみに6Pカラーが 妙に毒々しい色合い になっているが、これはNES(海外版ファミコン)の『Friday the 13th』というゲームが元ネタ。
+ 参考
顔色悪いってレベルじゃねーぞ!

デフォルトライフが1500とかなりタフで、ブロッキング以外に特殊なシステムは無いシンプルな4ボタン方式。
搭載されている技は通常技の他に、必殺技がタックルとマチェットで2回切りつけるものの2つ、切り刻んでタックルで〆る乱舞超必殺技が1つ、
通常投げを含め投げ技の類は一切無し、とかなり少ない。
だが、いずれもリーチ・発生判定・威力共に優秀なので、やれる事は少ないながらも十分戦える性能ではある。
立ち・しゃがみ弱P及び立ち弱Kが近距離でやたらと繋がるため、そこから必殺(or超必殺技)へ繋げればかなりのダメージを叩き出す事も可能。

AIはデフォルトで搭載済み。
簡易的なものなのか、自分の間合い内に入っても攻撃せずにフロントステップで接近して反撃されたり、ガードが緩かったりと動きは甘い。
だが、上手く噛み合えば持ち前の高火力で大ダメージを与えてくるので意外と侮れない。
DLは下記の動画及び「Mugen Multiverse」から

出場大会

プレイヤー操作

アルで昇華(part98、溝蠍氏製)


*1
映画『悪魔のいけにえ』シリーズ及びそれのリメイク『テキサス・チェーンソー』シリーズの殺人鬼レザーフェイスが、
仮面(主に人間の皮から作ったモノ)を被り、チェーンソーを好んで使っているのでそちらとの混同だと思われる。
『バカ殿様』のコント等、ジェイソンをイメージしたパロディ作品ではチェーンソーを使っている事も多く、それらもまた勘違いされる原因だと思われる
(例としては、映画『スパイダーパニック!』ではホッケーマスクを被ってチェーンソーを持った人物が蜘蛛にやられる場面がある、
 ひねってあるものだと『バイオハザード4』の敵にチェーンソー男という奴がいるが、
 「ズタ袋をかぶって首元をひもで縛り、サスペンダーでズボンを吊っている」という初期のジェイソンを彷彿させる格好ながら、
 やっぱり名前通りチェーンソーで襲ってくるのだった。 同作に斧を使う敵はいるのにもかかわらず…)。
チェーンソーのイメージが付いてからも作品は作られ続けているが、チェーンソーを使えばシナリオや演出上無理なくスムーズに進むのに、
ジェイソンが目の前のチェーンソーを無視するシーンがある など、制作側も間違ったイメージに対して意地になっている節すらあるのが面白い。

ちなみにジェイソンのホッケーマスクは、これまた別のホラー映画『ハロウィン』シリーズのハロウィン用のお化けのマスク
(本当はスタートレックのカーク船長のマスクの白塗り)を被った殺人鬼、「ブギーマン」ことマイケル・マイヤーズからヒントを得たらしい。