アニメ版では最初は不良トレーナーのダイスケが捨てたヒトカゲとして登場。サトシがゲットし、リザードを経て進化した
(切っ掛けは居眠りを
プテラに邪魔された怒りによる進化だった)。
リザードになってからはサトシのトレーナーとしてのレベルの低さ故に指示に従わなくなっており、リザードンになってもそのままだった。
初代ではそれが致命的な欠点となってしまい、サトシの初めてのポケモンリーグでは、
リザードンが最後の一匹のピカチュウ相手にやる気を出さずその場で居眠りして試合放棄、そのままリーグ敗退という最悪の結果を残している
(アニメを元にした漫画『電撃!ピカチュウ』では展開が大きく変更され、サトシの言うことを聞かなくなった結果、
相手のリザードンを殺しかけ、間が悪いことに機械の故障で相手がリザードンをボールに戻せなくなったため、
サトシがリザードンをボールに戻し棄権する流れになった)。
だがあるトレーナーとの対戦中に「れいとうビーム」を受けて氷漬けになってしまい、
サトシがそれを懸命に介抱したことで改心し、以後は命令を無視することはなくなった。
このエピソードは後にヒカリのマンムーが改心したエピソードにてオマージュされている。
金銀編にてリザードン達の修行場に残ることになったため、一旦別れるが、
ジョウトリーグなどといった大事な局面では呼び戻されたりもしており、サトシの切り札的存在として扱われることが多く、
サトシの歴代手持ちポケモン最強談義でも度々話題に上る。
また、『ベストウィッシュ』のシーズン2でレギュラーとして復帰。アイリスのカイリューとは激しいバトルを繰り広げた末に友情で結ばれている。
ちなみに、アイリスのカイリューも「当初は指示に従わなかったが、トレーナーの行動が切っ掛けで改心する」という経緯を辿っており、
ある意味ではサトシのリザードンと似た者同士だったりする。
本編以外ではXY編の外伝『最強メガシンカ』シリーズの主人公アランのパートナーでもあり、メガリザードンXへとメガシンカする。
無印アニメをパラレルワールドでリブートした2017年公開の映画『キミにきめた!』では、クロスというトレーナーに捨てられた所をサトシに助けられる。
そして本編同様にリザード、リザードンへと進化。
映画の中盤とクライマックスにてクロスの手持ちである
ガオガエンと、炎御三家同士の最古参VS最新参という戦いを繰り広げた。