翔(バトルマスター)



 性別:男
 年齢:24才
 国籍:日本
 好きな物:勝負事
 嫌いな物:敗北

「『うちゅういちつよいショウさまにまけました』と

 ぜんうちゅうのみなさまにおつたえしやがれいっ!!」

東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)より発売されたSFC用対戦格闘ゲーム、
バトルマスター 究極の戦士たち』の主人公。

闇の防犯組織に所属するエージェント。
宇宙最強を名乗り地球に宣戦布告を仕掛けてきたゼノラスボス)を倒し、
自分が最強であることを証明するために大会へ参加する
…詰まる所闇の防犯組織もゼノも全く関係なく、「俺より強いやつに会いに行く」ことが目的なだけ。
更にこの「闇の防犯組織」、同じ組織に所属するヒロインの蘭丸も同じ様なコスチュームを着用していることから、
どうやら全く忍ぶ気の無い忍者ルックを義務付けているようだ。
この作品の舞台、2xxx年となっているのだが…。
企画者も気にしていたらしく、後付け設定ではあるが「道着であって組織の制服じゃない」ということにしていた。
それはそれでどんな流派だ。


性能

典型的なリュウケンタイプのキャラクターながら、高威力のコマンド投げ無敵の龍を彷彿とさせる連続パンチ攻撃、
更には彼のみ搭載された乱舞系超必殺技(体力1/5で発動)等々、
主人公補正が掛かりすぎなくらいに掛かった仕様のため、暴れプレイでもそれなりの強さを誇る。

元々このゲーム、1993年当時としては斬新なシステムの数々
(2段ジャンプ・高低差の付いたステージ・ガードキャンセル・ガーキャン投げ・空中ガード等)を採用しているのだが、
更に仕様か、はたまたバグか、必殺技>必殺技のキャンセル・相手のガードモーション中のコマンド投げ・喰らいキャンセルなどが存在する
(まぁ、十中八九バグなんだけど)。
感覚としては『ストリートファイター・ザ・ムービー』に近い。

それら諸々のお陰で、「風神脚>超神拳」のコンボや、ガード中の相手に「風神脚>スクリューいずな落とし」等の、
必殺技コンボ(連係ではない。あくまでコンボ)が猛威を振るう。
コンボゲーなる言葉が存在しない当時のゲームであるから、当然単発の威力はバカ高い。
事実、前者のコンボは「5割強ダメージ>ピヨリ」というリアルファイトにも発展しかねない凶悪なダメージを誇る。
ちなみに、超神拳を超必殺技V-MAXに変えると総ダメージが落ちる。
更に凶悪なことに、「スクリューいずな落とし」でダウンした相手の起き上がりに、同じ技で追撃することも可能。
まぁ、バトルマスターだからしょうがない……のか?

これだけ聞くとゲームバランスが完全に崩壊しているかのように思うが(事実崩壊はしてるんだけど)、
先述のガーキャン、更には喰らいキャンセル(繰り返すが恐らくバグ)のお陰で、熟練者同士の対戦ではそれなりに均衡した戦いが可能。
……これなんて世紀末ゲー


MUGENにおける翔(バトルマスター)

ブラウン氏の製作した翔が存在していたが、現在は入手不可。
原作再現の「ノーマル」モードに加え、火力を抑え操作感を上げた「RUSHINGモード」と、
喰らいキャンセルによる接近戦を主軸とした「喰らキャンモード」の合計3つのモードが存在し、対戦前に選択できるようになっている。
流石に先述した「いずな>いずな」などの凶悪コンボは封印されているが、細かい差異はあるものの、
概ね原作の操作感は再現されている。

また超必殺技「影の軍団」では、闇の防犯組織繋がりで(?)が駆け付けてくれる。

出場大会



最終更新:2024年06月22日 01:18