オーバーロード






「よし!メガ、合体だ!」


「了解!」


「「トランスフォーム!クロスオン!」」


「合体、オーバーロード!」

アニメ『トランスフォーマー 超神マスターフォース』に登場するロボット。
知らないと勘違いされがちだが、(デビルZという上司が居る事もあり)肩書は「破壊大使」であって「破壊大帝」ではない。
闇の力とかフェムシンムとか、DCコミックのヴィランとかではない。ラノベでもない
単語自体はあっちこっちで使われる程度には平易なものではあるので多少仕方ない所もあるが)。
実写映画版2作目『リベンジ』では同名のトランスフォーマーが登場するが、こちらとはアルファベット表記の綴りが違う
(こちらが「Overlord」(大君主の意で、上に挙げられている連中もこちら)で、『リベンジ』の方は「Overload」(過積載の意))。
まぁ過積載は劇中で名前を呼ばれなかった上に、個別のロボットモードすら披露せずにデバステーターに合体してしまったが

第24話「スーパージンライ砂漠に散る!?」にて初登場。
デストロンの幹部であるギガ(CV: 野田圭一 。本作のナレーションも兼任)の戦車「ギガタンク」と、
メガ(CV: 吉田理保子 )の戦闘機「メガジェット」がスイートクロス合体した姿。
なのでゴッドマスターの象徴であるアイアコーン(人間が変身したマスターフォースが変形したエンジン型パーツ)を二つ持つ唯一のゴッドマスターである
(右胸の金色パーツがギガで、左胸の銀色パーツがメガ)。
合体後はギガが主導権を握っているが、部下の巻き添えを危惧したメガに介入されて攻撃を中断するなど、合体前の人格もしっかり残っている。
武装は左側に複数装備された砲身から発砲する「超魂ボルトスマッシャー」や、メガジェットの機首部分を飛ばす「メガチャイルド」、
回転して竜巻を起こす「超魂竜巻」、右脇腹の二連装ビーム「超魂デーモンブラスト」等。
基地モードへ変形する事も可能で、地上での臨時基地に使用した他、ミサイルや砲塔による弾幕を張る事もできる。
一方で宇宙空間から月面へ叩き落されそうになった時は分離して不時着していたり、基地モードでは岩山を背後に陣取っていた事から、
ジンライ背面が弱点である事を気付かれたりと、耐久性には難がある。
頭部は小型ロケットとして射出可能で、偵察等に用いる。なおコックピットはヘッドマスターJr.3人でギチギチになる程度の狭さ

+ ギガとメガについて
第8話「超戦士・ゴッドマスター兄弟」にて初登場。
以降はデビルZがあまり表に出ない事もあり、デストロンの実質的な指揮官として活動する。

  • ギガ
人間態は長髪を大きく編み込み、中華服の上から鎧を纏った壮年男性。
デストロンの父親的存在であり、厳しさの中に部下への強い仲間意識を覗かせる。
武人然とした性格であり、ジンライとの一騎打ちを望むなど正々堂々とした戦いを主義とする一方、
メガ謹製の破壊兵器「デスボール」の性能テストがてら、デストロンの地上基地に近付いた偵察機をゴルフのスイングで撃墜したり、
地下のマグマエネルギーを利用してサイバトロン基地を攻撃する「灯台下暗し作戦」(正式名称)をノリノリで宣言したりするお茶目さも併せ持つ。
サイバトロンや人類に対しては非情な作戦に出る事も多かったが、その一方で人間が持つ無限の可能性を信じており、
この事や後述の地球人絶滅作戦がきっかけとなり、終盤でデビルZからの離反を決意する。

  • メガ
人間態は魔女のような格好をした妙齢の女性。
デストロンの母親的存在として部下に愛情深く接するなど、仲間意識の強さはギガに勝るとも劣らない。
特にヘッドマスターJr.のキャンサーは我が子のように可愛がっており、彼の護衛として拳銃に変形するマスコットロボ「ブローニング」をプレゼントした事も。
第23話では占い師に変装し、「スーパージンライは人類の敵」と唆す事で民衆にジンライへの不信感を植え付けた。
次第に野望達成のためなら無力な赤ん坊でも抹殺対象にするデビルZの方針に不信感を抱き始め、
加えて部下の犠牲を顧みない態度や地球人絶滅作戦が決定打となった結果、ギガ同様に離反した。

初登場回ではジンライの強化形態スーパージンライをも圧倒し、敗北に追い込んだ。
その後、へ導かれたデストロンの新たな戦力ブラックザラックを迎えに行き、
完成したジンライがゴッドボンバーと合体した強化形態ゴッドジンライに単体では押されつつも、ブラックザラックとの挟撃で追い込む。
しかし、グランドマキシマスがゴッドジンライの加勢に来た事で押され始め、ブラックザラックに促されて地球へ敗走した。
デストロンの幹部ではあるが、基地に攻め込んできたサイバトロンを一網打尽にするためにデビルZが基地ごと爆破しようとした時、
デストロンのヘッドマスターJr.が巻き添えを食らう事を懸念して爆破の先延ばしを希望する等、部下思いな面も見られる。
終盤、デビルZの地球人絶滅作戦に反発し、自分達のやり方でサイバトロンを倒す決意を固め、
ジンライを己の肉体のみで打ち破ろうと肉弾戦のみで押す。
デビルZがハイドラー&バスター兄弟がジンライ打倒に失敗した事を理由に拷問を浴びせた事から、彼らを庇って反旗を翻すもねじ伏せられ、
窮地に追い込まれた所をジンライに助けられる。
これがきっかけでデビルZから完全に離反し、最終決戦ではジンライに加勢する。
しかしデビルZにギガとメガを切り離されて二人は絶命。完全なる機械生命へと作り変えられてしまう。
デビルZがゴッドジンライに撃破された後は、残ったデストロンメンバーを率いて宇宙へ撤退した。


「最後の決着を…着けられなくて残念だ…」


MUGENにおけるオーバーロード

トランスフォーマーキャラを多数手掛けているOmega Supreme氏によるものが存在。
操作方法は4ボタン方式。
合体するトランスフォーマーなだけあって、サイズが通常のキャラ2倍以上のサイズ故に打点が高いため、
相手によっては通常技が当たらない事もある。
必殺技はメガジェットの発射、ストライカーとしてハイドラーとバスターの呼び出し、
超魂ボルトスマッシャー、超魂デーモンブラストの発砲の5種。
超必殺技はボルトスマッシャーと超魂デーモンブラストの強化版となっている。
AIは未搭載。
参考動画


「ゴッドジンライ!戦いが終わったと思うなよ!」

出場大会



最終更新:2025年06月21日 01:36