カード能力解説 > チャーミードラコ・戦乙女アコール先生

チャーミードラコ 戦乙女アコール先生
レアリティ ★6~★7
タイプ チャーミードラコ かいふくタイプ・単体
戦乙女アコール先生 バランスタイプ・単体
コスト 48,60
スキル 相手単体に味方全体がフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×1.3の
属性攻撃を与え、フィールドをリセットする
さらにその直後に落ちてくる色ぷよを連鎖のタネに変える
リーダースキル 各自
バトルスキル なし

概要

チャーミードラコは、2020年1月の「ぷよの日ガチャ」で初登場し、★7も実装された。

戦乙女アコール先生は、2022年5月の収集イベント「究極の食材収集祭り」のスペシャル特攻キャラとして、「究極の食材収集祭り イベント応援ガチャ」で初登場し、★7も実装された。
戦乙女アルル戦乙女ダークアルルと同様、「戦乙女」は「ヴァルキリー」と読む。

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
チャーミードラコ 4190 2130 1779
戦乙女アコール先生 4230 2250 740

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
チャーミードラコ 6704 2982 2847
戦乙女アコール先生 6345 3263 999

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★6 相手単体に味方全体がフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×1
属性攻撃を与え、フィールドをリセットする
さらにその直後に落ちてくる色ぷよを連鎖のタネに変える
40
★7 相手単体に味方全体がフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×1.3
属性攻撃を与え、フィールドをリセットする
さらにその直後に落ちてくる色ぷよを連鎖のタネに変える
フィールド上の色ぷよは最大6×8の48個で、フィールド上にハートBOXやプリズムボール、おじゃまぷよがあると若干威力が落ちるが、「プラス状態」の色ぷよがあると、威力が上がる。

レアリティ 攻撃力倍率
★6 色ぷよの数×「こうげき」×1(最大48倍)
★7 色ぷよの数×「こうげき」×1.3(最大62.4倍)
(最大値は、「プラス状態」の色ぷよを考慮しなかった場合のスキル単体での最大値)

単色デッキ、多色デッキ関係なく使用できるスキルで、普通に使用する場合は大抵ハートBOX等があるため、若干数値は下がるものの、ラフィソルのスキルによる倍率の38.2倍、57.3倍を上回る。
ただし、ぷよ消しを伴わないスキルであるうえ、赤属性は、2022年10月の時点で属性攻撃を条件とした条件攻撃力強化スキルを持つぷよフェスキャラはまだ登場しておらず、常時入手可能なキャラがアニマル楽団しかいない。青属性は、再登場はしていないが、水平線のクルークが登場した。これらがいなければ、アニマル楽団の入手および、★7実装に期待をかけたい。
さらに、キル発動後のフィールドを連鎖のタネにする効果がある。
連鎖のタネとは、あと1手消すと連鎖が起こるようにあらかじめ組まれたぷよで、最大で11連鎖(+残ったハートBOXによる回復+全消しによる回復+落ちコンボ+チャンスぷよ変換になる。
いずれのパターンであっても、ハートBOXの一部を消すのが連鎖の起点になっている。
連鎖のタネは、そのまま連鎖して消す場合は、だいれんさチャンス一回分とダメージがあまり変わらないため、天騎士シリーズなどのワイルド化スキルや、雅楽師などのネクストぷよ変換スキルでダメージを増やすとよい。
ただし、童話シリーズなどのなぞり消し数増加スキルも使用している場合、同時消し係数増加の効果もあるため、単に連鎖するよりも、形を崩しても大量同時消しをした方がより大きなダメージを出せることも多い。
5色のぷよ全てを参照するスキルなので、意図的に狙わない限りまず起こらないが、フィールドに色ぷよが1個もない状態ではスキルを使用できなくなる。

+ 各種スキル併用でのダメージの例
ワイルド化スキルの場合は11連鎖で計25.7倍になり、
ネクストぷよ変換スキルを使う場合はそのまま使うのと同等のダメージに、その色のみ12連鎖目に8個消しで3.6×1.6=5.76倍が加わり、
両方を併用すると、計31.46倍になる。

なぞり消し数増加スキルは同時消し係数を4倍(0.6)として、
20個同時消しの場合、巻き込んだ色に1+(20-4)×0.6=10.6倍(各属性分離消しなしの場合)。
さらにワイルド化スキルを併用すれば4個×5箇所の分離同時消しで、10.6×5=53倍になる。

上記の特徴から、これまで扱いにくいとされていたフィールドを参照した攻撃スキルの欠点が以下の通りに解消されている。

・ダメージを出すための準備がほぼ不要
これまでの盤面参照攻撃スキルは、例えば、特定の色ぷよが対象ならスキルのダメージ増加のために、星の魔導師シリーズ漁師ボーイズ等を必要にしていたものの、それらのキャラはスキル加速の面でメリットが極めて大きく、こちらのスキルを優先する場合スキルの発動効率等が著しく低下してしまうと言う非常に手痛い欠点を抱えていた。
しかし、全ての色ぷよが参照対象なら、これらのキャラに頼らずとも余程のことが無い限り、ほぼ常時発動でき、さらに、ダメージもある程度安定している。

・フィールドリセット後のアフターケアが有用
上記の通り、連鎖のタネを活用してのスキル加速、なぞり消しによる大量同時消しでの大ダメージ狙いなど、リセット後に降ってくる連鎖のタネは、リセット後のアフターケアとして強力かつ用途も広く考えられる。

リーダースキル

チャーミードラコ
レアリティ リーダースキル
★6 味方全体の攻撃力を3.8倍、体力を2.5倍、回復力を1.5倍にし、
さらに一度に消せるぷよ数を2個増やす
★7 味方全体の攻撃力を4.8倍、体力を3倍、回復力を2倍にし、
さらに一度に消せるぷよ数を3個増やす
ぷよフェスキャラとしては体力強化倍率が低いが、その分、攻撃力・回復力強化倍率が高い。なぞり消し増加と攻撃4.8倍が並立しているのが何よりも最大の特徴といえる。
ほかになぞり消し数増加+攻撃力4.8倍強化効果を持っているのは、クローラス(★7)あんどうりんご(★7)なつやすみのエリサなどがおり、ほぼフルパワーキャラ並の基準といえる。

戦乙女アコール先生
レアリティ リーダースキル
★6 味方全体の攻撃力を3.8倍、体力を3倍にし、
さらに相手ターン終了時にフィールド上の色ぷよを
あおぷよ優先で4個「プラス状態」にする
★7 味方全体の攻撃力を4.8倍、体力を3.5倍にし、
さらに相手ターン終了時にフィールド上の色ぷよを
あおぷよ優先で5個「プラス状態」にする
ひやくのウィッチめくるめくアリィしろいマールに似た、「プラス状態」変換効果、または、異邦の童話グレイスからなぞり消し増加と連鎖係数と同時消し係数の変化をなくした代わりに、対象を全属性にしたリーダースキル。
回復力強化と回復能力はないものの、体力強化倍率は同等である。
フルパワーキャラと異なり、6個同時消しを行う必要はないが、その代わりにフィールド変換スキルで同時消しした際の変換は行われない(もっとも、1ターンで複数回スキル砲を撃ちたい状況は協力ボスチャレンジ以外ではあまりない)。
逆に整地していると、あっという間にプラスぷよで埋まってしまう。

コンビネーション

「各カード詳細」を参照。

デッキ考察

チャーミードラコ
リーダースキル、スキル共に色を選ばないため、単色多色共に使用できる。特に、リーダースキルが屈指の性能であるため、運用する場合は基本的にリーダーに据えることになる。
スキル砲に乗せられる条件攻撃力強化を持った同属性カードが長らく全体的に入手困難もしくは不可だったが、ドッペルゲンガーアルルのとっくんスキルが条件攻撃力強化スキルになったことで解消された。
他の候補としては、ココルコ蒸気都市のルルー天下無双のエドガーキュアドリームパワプロくんプリシラ・バーリエルがいる(多色ならリャタフーローザッテまばゆいヤナなど、使えるキャラはそれなりにいる)。
一方で、ぷよを消さないスキル砲なので、それらのスキル砲よりも演出が短く済むというのは、リアルタイムが重要になるギルドイベントではメリットになる。

戦乙女アコール先生
リーダースキルの「プラス状態」変換があおぷよ優先の点を除けば、色を選ばないため、単色多色共に使用できる。
チャーミードラコと同様、単色デッキだとスキル砲に乗せられる条件攻撃力強化が少なく、2022年10月現在、ワンク蒸気都市のアルルうさぎのテラちゃんフェーリ ver.アラレちゃん水平線のクルークと少ない。
この中ではアニマル楽団がガチャで常設されたため、手に入りやすいが、条件付き攻撃力強化効果を発生させるためには、属性数が3つ必要になることと同様のコンビネーションに対応する必要がある。

評価

フィールド参照攻撃スキルを持つキャラを編成する場合は、その性質上、対象のぷよの準備をするキャラの準備が必要な上、攻撃後にフィールドがリセットされるため、用意した色ぷよやプリズムボールなどを効率の悪い攻撃に用いるケースが非常に多く、編成の主体と据えざるを得なかったため、そういったスキルを持つキャラは、余程リーダースキルに魅力が無い限り、「弱い」とされることが多かった。
スキルやダメージのインフレが加速している現状ではなおさらだが、チャーミードラコ・戦乙女アコール先生の場合は、参照対象が大きく広がったことでダメージの安定化、他のキャラで参照対象を増やす手間の省略、そして、フィールドをリセットした後のアフターケアの有用性と、それまでのフィールド参照攻撃スキルを持つキャラが抱えていた多くの欠陥を大きく改善して登場し、結果として、汎用性もこれまでの類似スキルを持つキャラキャラとは比較にならないほど、上がっている。
欠点を挙げるとするなら、チャーミードラコはリーダースキルが攻撃力と回復力に特化しすぎているが故に、体力強化倍率は低く(★6では、2.5倍と戦乙女アルルかわったエコロ並みに低く、★7でも、3倍止まりで、近年のぷよフェスキャラ〈★6〉とほぼ同倍率)、攻撃力の高いボス相手では倒される可能性がある。
戦乙女アコール先生は、回復力が強化されないこと、共通して適用できる高倍率の条件攻撃力強化が上述の通り、新規には入手しづらい。

余談

連鎖のタネは、44個(場合によっては45個)以上のぷよが消えるので、このスキルを発動した後、きいろいサタン(★7 とっくんスキル)・かどめくデーモンサーバント(★7 きほんスキル)を発動すれば、スキルを発動した、きいろいサタン・かどめくデーモンサーバント以外、スキル発動ぷよ数を最低44個減らすことができるが、2ターンの間、味方全員が「封印」状態 になる。
このとき、めくるめくアリィのスキルを併用すれば、きいろいサタン・かどめくデーモンサーバントのスキルによる、「封印」のデメリットが1ターンで緩和され、スキルの発動がほぼ簡単にループできる可能性もある。

各カード詳細

チャーミードラコ
コンビネーションは、「初代メンバー」「ガールズ」「つの」「はばたき」。
「ぷよクエ9周年キャラクター人気投票」で、1位に入賞し、リニューアル1周年記念で、派生キャラのミラクルチャーミードラコが登場した。

戦乙女アコール先生
コンビネーションは、「ボス!?」「ガールズ」「ナゾ多き」「めがね」「魔導学校」「はばたき」。
戦乙女アルル・戦乙女ダークアルル同様、「はばたき」が追加されている。
最終更新:2023年02月23日 18:08