ペロリーム

登録日:2014/01/12 Sun 17:19:04
更新日:2025/03/14 Fri 15:51:47
所要時間:約 3 分で読めます





ペロリームとはポケットモンスターシリーズにX・Yより登場するポケモン


■目次

■データ


全国図鑑No.685/セントラルカロス図鑑No.132
英語名:Swirpuff
分類:ホイップポケモン
高さ:0.8m
重さ:5.0kg
タイプ:フェアリー
タマゴグループ:妖精
性別比率:♂50♀50

特性:スイートベール(自分や味方のポケモンが眠り状態にならない)
隠れ特性:かるわざ(持っている道具を消費すると素早さが2倍。道具をまた持つと元に戻る。最初から持っていない場合は上がらない)

HP:82
攻撃:80
防御:86
特攻:85
特防:75
素早さ:72
合計:480

努力値:防御+2

ペロッパフ→ペロリーム(「ホイップポップ」を持たせて通信交換)

■ペロッパフ


全国図鑑No.684/セントラルカロス図鑑No.131
英語名:Swirlix
分類:わたあめポケモン
高さ:0.4m
重さ:3.5kg
タイプ:フェアリー

■概要


進化前は綿あめだったペロッパフが、進化してまさかのケーキになった。
対になるフレフワンは鳥に近かったが、こっちはなんとなく犬っぽい。
見た目からして美味しそうなので、カビゴンなんかに狙われそうなポケモンである。
???「ペロッ!これはホイップ!」

嗅覚が人の一億倍を誇る。やっぱり犬じゃないか。
特に甘い匂いに敏感で、その嗅覚を活かしパティシエの手伝いもしているらしい。
フレフワンやベトベトンと一緒にいたらとんでもないことになりそう。

ちなみにペロリーム(とフレフワン)は、XY発売前の最速発表が「コロコロコミック」ではなく「ちゃお」で行われている。
そのため一部の使い手の間では「ちゃおっ娘」というあだ名で呼ばれている。


■ゲームでのペロリーム


野生のペロッパフはXにしか出現しない。
能力は平坦だが、序盤から使える貴重なフェアリーで一致技の等倍範囲も広いので使いやすい。
ペロリームの使い手はクノエシティジムのふりそでなど。

なお、ゲーム中では主人公に女の子を選んだ場合、キナンシティにいる女性の画家のリクエストに応えると、ペロリームを模した「スイートドレス」が貰える。
ちなみに男の子の場合は、ゴロンダを模した「バンブーつきハット」が貰える。


■対戦でのペロリーム


いまいち抜きん出た能力がなく、全体として平均的な種族値。
攻撃に比べて特攻が高いが、フレフワンと違って「ムーンフォース」は覚えない。
その代わり「じゃれつく」を自力で習得できるが、「ムーンフォース」よりも威力、命中率ともに低い。
しかし覚えられる技の範囲が広いため、使いようによっては凶悪なポケモンに変貌する。

特性の「スイートベール」は、味方全体を「ふみん」の状態にする新特性。つまりダークライ絶対殺すマンである
相手の眠り攻撃を無効にできる点は強いが、味方も「ねむる」が使えなくなるため、耐久型としての運用はやや微妙。
どちらかというと、隠れ特性の「かるわざ」を利用した速攻アタッカーとしての運用が人気である。

攻撃、特攻いずれも同じくらいの高さなので、両刀アタッカーとしての運用ができる。
タマゴ技で「はらだいこ」が習得できるため、「はらだいこ」使用→きのみでで回復→「かるわざ」で倍速といった強力物理アタッカーに変貌できる。
物理技が「じゃれつく」と「おんがえし」くらいしかないのが難点だったが、ORASで教え技「ドレインパンチ」を習得し、技範囲の狭さが改善された。
しかし第8世代で何故か「はらだいこ」がタマゴ技から削除され、根本的にこの戦術は取れなくなってしまった。

一方で特殊方面の技は優秀なものが揃っている。
「ムーンフォース」を覚えられない点が痛いが、次点となる一致技「マジカルシャイン」を習得可能。
サブウェポンも「サイコキネシス」や「なみのり」、「エナジーボール」、「かえんほうしゃ」など範囲が広い。
めざめるパワー」のタイプは一致技を半減する対策にがオススメ。
「めいそう」も覚えられるので、序盤は「めいそう」で積み上げし、「かるわざ」発動後に攻撃に転じるというスタンスもある。
そもそも種族値自体がそんなに高くないので、「はらだいこ」だと使った瞬間に高火力アタッカーに沈められた、なんてことも珍しくない。

補助技はやや貧相だが、確定眠りの「あくび」や防御ぐーんの「コットンガード」など性能的には優秀なものが揃っている。


■対戦でのペロッパフ


進化前なのでリトルバトルに参加可能。強力な積み技を複数覚えるため積みアタッカーとして活躍できる。
物理技メインの場合は「はらだいこ」、特殊技メインの場合は「めいそう」+「コットンガード」が候補。
特に「はらだいこ」は特性「かるわざ」と相性が良く、「きのみジュース」を持たせると攻撃力6段階上昇後にHPが満タンになり素早さが2倍になる。
2015年5月に開催された大会「リトルカップ」でも採用率が高かったが、「マジックコート」+「マジカルシャイン」+「なみのり」+「かえんほうしゃ」+「ジャポのみ」のように積み技を使わないアタッカーが上位プレイヤーには流行っていた。
イワークで「ステルスロック」を撒いて「きあいのタスキ」を封じ、ニューラなどを暴れさせる構築に対し刺さることが理由であった模様。




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