登録日:2012/05/28 Mon 23:41:27
更新日:2025/10/01 Wed 08:38:12
所要時間:約 6 分で読めます
ポケモンの
進化はLvアップで進化するポケモン、
進化の石で進化するポケモン、通信交換で進化するポケモンの3種類に大きく分けられる。
他にもなつきやら何やら細かいのは色々あるが……
そして、その中には特殊なアイテムを持たせるという条件が絡むポケモンも存在する。
特にこれらは大抵は以前の世代に登場したポケモンを進化させる為に使われる手法にもなっており、そのアイテムが登場しなかったからその進化形が見つからなかった、という事で以前の作品との統合性が取られている。
それに当てはまらない者もかなりいるが。
戦闘時にも効果がある物もあれば、進化のみの為に存在する物もある。
なお、どのアイテムにも共通するのは、進化に使うと消えてしまう消耗品であるという事。
複数入手が簡単な
BW以降ならともかく、それ以前の世代では気軽に使える代物では無かった。
◆通信交換に関係
通信交換時にそのアイテムを持たせていると、送った先で進化する。
いずれも
初代で既に
別の進化が確認されていたポケモンである。
ジョウト地方のヤドンの井戸には「おうじゃのしるし」をくれる人物が存在する。
戦闘では攻撃技に10%の
ひるみ効果を付与させる。
コイルなど一部のはがねタイプが野生出現した際に稀に持っている事がある道具。
初代では無進化の2匹に
はがねタイプが加わる。どちらも硬くなるが素早さが下がる。
戦闘でははがねタイプの技の
威力が上がる。「
こうてつプレート」と同効果。
タッツーや一部のドラゴンポケモンが稀に持っている事がある道具。
戦闘面では持たせても何も効果がない……はずだったが、
金銀ではプログラムミスで「りゅうのキバ」の
ドラゴンタイプの技が威力アップする効果がこちらに付いていた。
RSEではフィールドに落ちておらず、野生のタッツーかタツベイが稀に持っているのを狙わなければならず、入手が面倒だった。
なお、ファイアレッド・リーフグリーンだと、これを持って出現する野生ポケモンはいないが、1個だけフィールドに落ちている。
ホウエン地方にも置いとけよ…
シルフカンパニー製のプログラム。過去作品だと基本的に1プレイ1個しか入手できない激レア進化道具の一つ。
第二世代ではシルフカンパニーの警備員が「まだ販売されてないシルフの新製品」として主人公にくれる。
しかし第二世代時点ではアイテムテキストに「ふしぎな はこ シルフ カンパニー せい」としか書かれておらず、これだけを見るとよくわからない道具である。
分かり辛いからかファイアレッド・リーフグリーンと第四世代以降は「なかに いろんな じょうほうが つまった とうめいの きかい」と説明文が改められた。
持たせても戦闘では何の効果がないのも「りゅうのウロコ」と同じ。
シルフカンパニー製という事で同じくシルフカンパニーで制作された人工ポケモンのポリゴンに持たせて通信交換すればポリゴン2に進化できる。
タマムシデパートには「アップグレード」を持たせたままのポリゴンを相手に送ってしまい、相手側にて進化してしまうという形でこの道具の使い道を教えてくれるNPCコンビがいる。
そして更に……。
第四世代で登場した制作者不明のプログラム。こちらも過去作品では基本的に1プレイで1~2個しか入手できない。
これをポリゴン2に追加する事でもう一段階グレードアップ?する。
通信進化を2回行えるポケモンは現在でもポリゴン系列のみ。
パールルに持たせると
特攻が2倍になる。
パールルの特攻の種族値は74とそれなりに高く、実数値を2倍とするため火力が大幅に上昇、種族値で表わすとなんと
200相当。
一般ポケモンで特攻
種族値最高
シャンデラの
種族値が145であることを踏まえても驚愕の値といえるだろう。
てか
伝説のポケモンの中でも最高クラスの特攻を誇る
ミュウツーや攻撃に特化しすぎている
デオキシスAFすらも軽く凌駕している。まぁ実際には「ものしりメガネ」を持った
デオキシスAFの方が特攻は高くなるのだが。
勿論他の能力値は低い上道具が固定される為、最大火力自体は劣ったり戦法もお決まりになりがちなので
ロマンではある。
だがそれがいい。
進化後よりも使えると言われた時期もあったが、最近はそうでもなくなっている。
第三世代内では下記の「しんかいのウロコ」と二者択一の選択式であり、1プレイ1個しか入手できないため激レア。
こちらはパールルの特防が2倍。
種族値が162相当までなるが、
ライバルが多い上に現在では「
しんかのきせき」もあるため、あまり使われないだろう。
第三世代内では上記の「しんかいのキバ」と二者択一の選択式であり、1プレイ1個しか入手できないため激レア。
DP時代は拾える場所が無く、入手には
ファイアレッドのダブルスロットが必須であった。
戦闘では効果無し。
こちらもダイヤモンド・パール時代は拾える場所がなく、入手にはリーフグリーン必須。
戦闘では効果無し。
DPtで2個目以降を入手するにはもどりのどうくつを3回の移動で突破する運ゲーを要求される。
戦闘では効果無し。
初代では最終進化形扱いだったサイドンがDPで進化。
ドサイドンの見た目からプロテクターをつけているのが分かる。
戦闘では効果無し。
コンディションの概念が無くなった第五世代(ブラック・ホワイト)にて、ヒンバスを進化させる為に追加された。
なお、BW以降の作品ではコンディションを上げたり確認する事が出来なくなっただけで内部的には残っているため、
過去作やら
ORASで美しさを必要な量まで上げていた場合はLvアップ進化が可能。但し
剣盾のみコンディションでの進化はできないため注意。
ちなみにORASではウロコが手に入らないが、通信進化自体は可能。
戦闘では効果無し。
わたあめからケーキへの進化にはクリームが必要。どう考えてもいろいろ足りない
戦闘では効果無し。
進化前のシュシュプも匂いは強いらしいが
フレフワンは更に強くなるのだろうか……
戦闘では効果無し。
◆持たせてLvアップすると進化
そのアイテムを所持しており、かつ特定の時間帯にLvアップすると進化するタイプ。
XDにのみ登場した進化アイテム。「たいせつなもの」扱いで、プレイヤーが持っている状態でなつき度が一定以上になり、Lvアップするとそれぞれの進化形に進化する。
時間の概念のないXDでエーフィ・ブラッキーに進化させるためのアイテムである。
進化を完了させると消滅するので、この道具による進化は一度きり。
持たせた状態で朝か昼の時間帯にLvアップすると進化。
だが、大抵はまんまるいしを野生のラッキーが所持しているという……。
戦闘では急所ランクが+1される。「ピントレンズ」も同じ効果。
こちらも夜にLvアップさせる事で進化。
戦闘では「おうじゃのしるし」と同じく、10%の確率でひるませる。
◆直接使うと進化
「
◯◯のいし」シリーズ同様、どうぐ欄から選んで直接「つかう」事で進化させるためのアイテム。
石の方は
個別項目を参照。ここでは「石」以外の使う進化アイテムを記す。
ソードでのみ入手可能。
SVではあまーいりんごと共に両バージョンで店売りされている。
シールドでのみ入手可能。
SVではすっぱいりんごと共に両バージョンで店売りされている。
「われた」方はがんさくフォルムのヤバチャに、「かけた」方はしんさくフォルムのヤバチャにしか使えない。
ガラルヤドン→
ガラルヤドラン
「鎧の孤島」から登場、「ガラナツのえだ」8個と交換して入手できる。
ガラルヤドン→
ガラルヤドキング
「冠の雪原」から登場、「ガラナツのえだ」15個と交換して入手できる。
『
アルセウス』で登場。見た目は初代と第二世代が全盛期に大活躍した
ゲームボーイの通信ケーブル。
顔ぶれでわかるように、従来の交換進化の代替にあたるアイテム。
○○を持たせて通信交換が進化条件のポケモンも、単純に○○を使用することで進化する。
『
アルセウス』で登場。ゴローンがドロップするほか、特定のサブ任務で1個確定で入手できる。
『
アルセウス』で登場。特定のサブ任務で1個入手できるが、基本はガチグマライドのレアドロップと入手に運が絡む。
スカーレットでのみ入手可能。特定のポケモンとの落とし物との交換で手に入る。
バイオレットでのみ入手可能。特定のポケモンとの落とし物との交換で手に入る。
ヤバチャ同様フォルムによって使うアイテムが異なる。
ボンサクの方はマガイモノのすがたのチャデス、ケッサクの方はタカイモノのすがたのチャデス専用。
◆その他
上記のパターンに当てはめられないが、進化に関わるアイテム。
全部で7種類あり、
いちごアメざいく、ベリーアメざいく、ハートアメざいく、よつばアメざいく、おはなアメざいくの他に、期間限定の
マックスレイドバトルやカンムリ雪原の日替わりワットショップで手に入るのが
スターアメざいく、リボンアメざいく。
マホミルに持たせた状態で、フィールドでぐるぐる回る動作を行うと進化する。
また、回った回数、方向、時間帯で進化先のフォルムが変化する。
進化に必要なアイテムでもかなり特殊な立ち位置。
まず、「キリキザンにかしらのしるしを使うor持たせて何かする」ではない。
ではどういう道具かと言うと、「かしらのしるしを持ったキリキザンをプレイヤーのキリキザンで3体倒した状態でレベルアップ」初見じゃまずわからない。
かしらのしるしはコマタナの群れを引き連れたキリキザンが持っているため、そのキリキザンを探し出して倒す必要がある。ぼっち1匹だけでいるキリキザンではダメ。
…というのが正当なルートだろうが、裏道があり『かしらのしるしを「トリック」か「すりかえ」で適当なキリキザンに持たせてから倒す』ことでも達成可能。お頭に一時就任させてから即座に討つのはまさに外道
SVでは野生のポケモンにプレイヤーの道具を持たせて倒しても道具が戻ってくるのでなくなる心配もない。
仕様上SVまでで唯一消費しない進化アイテムでもある。
◆番外:タマゴから生まれるポケモンに関係
「おこう(お香)」シリーズは、進化アイテムとは逆に、持たせた状態で育て屋に特定のポケモンを預けると、
本来産まれてくるポケモンでは無く、後の世代で追加された進化前(通称:ベイビィポケモン)が産まれるタマゴになるアイテムである。
いずれもフィールド上では拾えず、専門店で購入する必要がある。
戦闘での効果は他のアイテムと重複している。
第9世代ではおこうが廃止されたため、素でこれらの
ベイビィポケモンが生まれるように変更された。
戦闘では
エスパータイプの技の威力アップ。
「まがったスプーン」「ふしぎのプレート」と同効果。
みずタイプの技の威力アップ。
「しんぴのしずく」「しずくプレート」「さざなみのおこう」と同効果。
ロゼリア・
ロズレイドからスボミーが生まれるようになる。
くさタイプの技の威力アップ。
「きせきのタネ」「みどりのプレート」と同効果。
いわタイプの技の威力アップ。
「かたいいし」「がんせきプレート」と同効果。
手持ちの先頭のポケモンに持たせると野生ポケモンの遭遇率が3分の2に下がる。
「きよめのおふだ」と同効果。
ラッキー・
ハピナスからピンプクが生まれるようになる。
持たせたポケモンがトレーナー戦に参加すると賞金2倍。
「おまもりこばん」と同効果。
買値は他のおこうよりも高いが、作品によっては「おまもりこばん」のスペアとして活用できたり、そちらよりも先に手に入ったりする。
みずタイプの技の威力アップ。
「しんぴのしずく」等と同効果。
相手の技の命中率が0.9倍に。
「ひかりのこな」と同効果。
有用な持ち物がまだ少なかった第三世代だと対戦施設内の敵NPC共が第二の「ひかりのこな」として愛用。回避ゲーやめろ
持たせると必ず後攻になる。
「こうこうのしっぽ」と同効果。
追記・修正は、アイスブースターで
ルージュラが進化すると信じていた人にお願いします。
- 通信進化のためだけの専用道具を増やすのはゲームの容量をただ圧迫するだけだと思う。 -- 名無しさん (2014-11-15 20:03:35)
- たしかXDでイーブイをエフィブラに進化させるための道具ってあったよな。なんだっけ? -- 名無しさん (2015-09-26 19:00:07)
- サンムーンではレア釣りのハギギシリとジャラコ系統の泥棒限定になったするどい爪牙 -- 名無しさん (2016-12-18 22:11:19)
- こううんのおこうは「買える」という事が重要。持たせておまもりこばん入手前のソフトに送って資金稼ぎをアシスト…なんてことができる -- 名無しさん (2017-11-22 22:25:59)
- 進化アイテムはもっと手軽にたくさん入手できるようにしてほしいな -- 名無しさん (2018-10-25 08:41:34)
- キリキザン→ドドゲザンはその他枠に入るのだろうか -- 名無しさん (2024-06-14 08:22:24)
- つながりのヒモはレジェアル以外にも実装してくれ -- 名無しさん (2025-05-09 08:26:31)
最終更新:2025年10月01日 08:38