ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ

登録日:2020/03/27 Fri 00:43:00
更新日:2020/05/11 Mon 02:13:07
所要時間:約 10 分で読めます









『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』は2020年2月20日に発売されたゲームソフト。
対応ハードはPS4とSwitch。略称は『P5S』。

アトラスとコーエーテクモゲームスの共同開発によるアクションRPG。
ペルソナシリーズ初のアクションRPGと銘打たれている。

ペルソナ5の後日談を描く完全新作ストーリーで、ジョーカーが夏休みに東京に帰ってくるところから物語が始まる。
ちなみに、あくまでも「ペルソナ5の続編」であって「P5Rの続編」ではないので、芳澤かすみは出ない。
もし本作から興味を持ってしまった…という方は、5Rからでもいいので怪盗団の事、プレイしながら予習復習したほうが強く感情移入できるだろう。
今作では事件が日本各地で起きているため、怪盗団は夏休みを利用して各地を巡りながら事件解決に臨むことになる。
舞台となるのは、渋谷、仙台、札幌、沖縄、京都、大阪など。

大量に出てくるシャドウを蹴散らす、いわゆる無双シリーズ系の戦闘システムだが、
怪盗ならではのスニーキング要素もあり、信号機やシャンデリアに上ったり、角に身を隠したりといったカバーアクションからの奇襲を仕掛けることが出来る。
どちらかと言うとペルソナ5のシステムをアクションに落とし込んだ感じで、無双感は薄いと言える。
L1で射撃体勢、R1でスキル選択状態になる。時間の流れが多くなるので、ある程度余裕をもって選択できる。また、スキルは単体攻撃魔法でもある程度の範囲をカバーできるようになっている。
裏を返せば、ペルソナ5のセオリーがとても通用するタイトルになっている。
強敵相手にはSPを巧みに使い、モーションを妨害したり、1Moreで追撃したり、ダウンゲージをすべて割って総攻撃だ。

ダンジョンを出入りしても特にペナルティがないため、SPが尽きかけたらサクッと出入りするといい。

「3」以降のシリーズおなじみの絆に関わるシステムとして「BAND」(結束)システムもが存在し、物語の進行や各地での思い出作りや強敵の撃破などに応じてポイントが蓄積。
蓄積されたポイントはメンバー全員を強化したり、ゲームシステムをより有利なものに働かせたり、本編ごろのカンを取り戻させてくれるようなものまで色々な特典を解放。
ロイヤルで追加されたシステムである「テクニカル」「SHOW TIME」「バトンタッチ」も形を変えて登場。使いこなすことでよりゲームをノリよく攻略できるようになる。

プレイアブルキャラは心の怪盗団のメンバーと、今作で新たに登場する2人の計9名。
戦闘前に4人パーティーを組み、戦闘中に操作キャラを自由に切り替えることが出来る。どうしても行いたい行動があったり、有利に戦える敵と向かい合った時がチャンスだ!
ジョーカーはシャドウを倒してゲットしたペルソナを自由に切り替えることが可能で、ベルベットルームでのペルソナ合体もある。
また各キャラには特殊攻撃コマンドを中心に固有のアクションが設定されており、長く使いこなせば追加コマンドの解禁や更なる個性の強化がある『マスターアーツ』が4種類ずつ設定されている。

ペルソナ合体の仕様も特殊であり、組み合わせが変化している他、コープがないためレベル上げは別のシステムを使うことになる。
合体や破棄などでペルソナが消滅する際、ペルソナポイントというものが手に入り、これを経験値代わりに消費することでレベルを上げることができる。
このシステムの都合か、合体の際は現在のレベルが参照されるようになっている。
中盤では、合わせて30レベルも上げないと作り出せないペルソナなども存在する。まともにやるとその時点で稼いだポイント全て消耗しないといけない。

今回も終盤のネタバレは禁止となっているが、ラストダンジョン前まではOKなので他作品と比べると緩め。


【ストーリー】

世間を賑わした不可解な事件の解決から約半年後。
それぞれの道を歩んでいた「心の怪盗団」​のメンバーたちは、懐かしのアジトである四軒茶屋の純喫茶ルブランで再会することに。
キャンプや旅行の計画を立て、楽しい夏休みの始まりに心躍らせる面々だったが、とあるきっかけで見知らぬ異世界に迷い込んでしまう。
そこは王(キング)と呼ばれる主の命令により、迷い込んだ人間のネガイを抜き取る異様な世界だった。

精神暴走事件は解決したはずでは?
謎を追いながらも、歪んだ欲望を叶えようとする大人たちを改心させるため、新メンバーを含む怪盗団が再結成!

キャンピングカーで日本各地を巡る世直しの旅が今始まる!


【用語】

  • EMMA
CV.渡辺美佐
本編開始前、春頃(作中のセリフを追う限り5月初頭辺りか)にリリースされた、マディス社製のAIコンシェルジュアプリ。動力源は愛ではない。
情報検索からナビゲーション、スケジュール管理、果てはお悩み相談まで何でもこなせる利便性の高さから急速に普及した。
しかし、ジェイルの王のトモダチキーワードを入力して申請を行うと、人をジェイルに引き込むという謎の機能も存在する。
本作の主人公の名前入力はEMMA登録という形で行う。

  • ジェイル
物語の最序盤でジョーカー、スカル、モナが迷い込んでしまった、パレスとよく似た謎の異世界。
何かゆがめられたような認知世界であること、支配者の要素が色濃く出ていることは共通しているが、規模は都市レベルにまで及ぶ。いつもの街並みが侵食されたかのような構造をしている。
ひとつだけでなく複数存在し、各地のジェイルは王(キング)が支配しており、EMMAに王のキーワードを入力するとナビゲーションの結果ジェイルに引きずり込まれ、ネガイを奪われてしまう。
ペルソナ使いである怪盗団は普通に引きずり込まれるが、一般の人間はシャドウだけが引きずり込まれるので、第三者視点では何が起こっているかわからないおっかない面を持つ。*1
ネガイを奪われた人間は王に服従する奴隷と化し、ジェイル(牢屋・刑務所)の名が示す通りここにシャドウが囚われてしまい、
現実世界でも王の意のままに動くようになってしまい、様々な世の乱れや歪みを生み出してしまう。

奪われたネガイはジェイルの王の『王城』に保管されているが、当然ながら侵入できないように阻まれている。
そのため、まずはネガイを奪われた人間のシャドウが閉じ込められている「牢獄塔」から王の力の象徴であり、ジェイルの仕掛けを動かすエネルギー源である「コア」を回収、仕掛けを止めて王城への道を開き、王城に侵入。
王城の最奥には鳥籠に閉じ込められたネガイがあるが、その鳥籠は王のトラウマによって封じられているため、現実世界に存在する王のトラウマと関係のある場所からジェイルに入り、「トラウマルーム」で鍵を守る「ロックキーパー」を倒して封印を解く。
更に奪われたネガイはパレスのオタカラ同様に形のないモヤの状態であるため、現実世界の王に予告状を送り、奪われると強く意識させて実体化させる、
という手順を踏んで攻略していく必要がある。
パレスとは「王」がらみで色々一線を画している。

また、ジェイルを生み出しているのは王ではなく、奪われたネガイもパレスの核であるオタカラとは違いジェイルの核ではないため、奪い返してもジェイルは消滅せず、そのまま残る。
メタ的にはちょっと前に戻って再挑戦…という措置がとれる配慮でもあると同時に、黒幕の気配を感じさせるものがある。

  • ネガイ
ジェイルに迷い込んだ人々、ないしシャドウの自我の在り方に関わる何か。怪盗団は人々の心の開放のためにこれを目指してジェイルを駆け抜ける。
劇中では一貫して宝石の形態で描かれており、実体化したり実体しなかったりする点も含めて、性質としてはオタカラに近い。
あちらと違って肥大化した欲望というものではないが、奪われると不味いのは上記の通り。

  • ロックキーパー
忌まわしき記憶の認知を被った無貌のシャドウ。
双葉にトラウマルームと命名された赤い赤い空間に潜んでおり、戦闘になると一面赤い牢獄で縁取られた部屋で侵入者を抹殺しようとする。
その手には斧、ナイフ、盾などさまざまな武具が握られているが、どれもジェイルが形成されたきっかけとの関連性が伺える*2、かもしれない。
ゲーム的な意味でも精神的な意味でも怪盗団が乗り越えるべき大きな障害。人によってはジェイルの王並みに強敵だ、とも…。

【登場人物】

※本作の『敵』には童話がモチーフに含まれているのだとか…?

◇メインキャラクター
今宵、我々が頂戴する!
CV.福山潤
心の怪盗団のリーダー。
夏休みということで久しぶりにルブランに帰ってきたが、到着早々に異世界に迷い込んでしまい、
更に各地で起きている改心事件の筆頭容疑者として公安にマークされる事になってしまう。
そして疑いを晴らすために善吉との取引に乗り、改心事件の調査のために各地を巡ることになる。

ちなみに今作ではご当地料理を食べる事でそれを再現した料理を作ることが出来るのだが、作った料理は軒並み大好評という料理男子っぷりを見ることが出来る。

上述の通り戦闘ではペルソナチェンジが可能で、自由にペルソナを切り替えることが出来る。
特殊攻撃は拳銃の速射であり、マスターアーツは拳銃での銃撃後に攻撃対象に急接近できる「マーキングショット」や、
Rボタン長押しで銃弾数発を消費することでクリティカル率と威力が高い弾丸を発射する「バーストショット」など、主に銃攻撃に重点を置いたものになっている。


オマエは本当に「持ってる」が…今回に関しちゃ難儀だな。
  • モルガナ/モナ
CV.大谷育江
怪盗団のマスコット先導役。
前作の事件が解決した後もジョーカーに付いて行き、共に暮らしている。
記憶を失っているソフィアにかつての自分を重ねており、親身になって接している。

戦闘ではモルガナカーへの変身が可能で、大量の敵が出現した時には変身して牽きまくれるがダメージは非常に小さい。
強化するとモルガナカー状態から風属性のスキルをコストなしで連発出来るため、風弱点の敵にはめっぽう強くなる。


っしゃ! 夏休み、スタートだ!
  • 坂本竜司/スカル
CV.宮野真守
怪盗団の切り込み隊長。
夏休み前の期末で赤点を3つ取ってしまったらしく、危うく補修で来られなくなるところだったとか。
ラーメン好きなため、旅行先では本場の札幌ラーメンとか沖縄そばとかを食べ歩いている。

戦闘スタイルはパワーファイターで、攻撃を溜める事で広範囲への攻撃が可能になる。
加えて特殊攻撃コマンドでスーパーアーマー追加で怯みにくくもなれるため、強引に敵を攻撃できる。


腹が減ってはナントカって言うでしょ? クレープでも食べて、気合入れる!
  • 高巻杏/パンサー
CV.水樹奈々
怪盗団の演技派(?)女優。
こっちもこっちで英語以外は竜司と似たような成績なので赤点を一つ取ってしまったらしい。
全国各地にてスイーツの誘惑に負け様々な食べ歩きを満喫することに。

戦闘ではムチに炎を纏わせる事で敵を炎上状態に出来る。炎上状態の敵に大ダメージを与えられる疾風スキルと組み合わせると吉。
マスターアーツ「超炎上」でさらに炎上確率と威力を上げることができ、敵を状態異常にするとSPを回復する「ソウルスティール」も習得するので場持ちが非常にいい。
渋谷~札幌ジェイルに出現するシャドウは火炎属性が弱点であることが多いので、人によってはジョーカーに並ぶ使用頻度になることも。
銃であるマシンガンは連射数・弾数が多いため、怯んでいるところに叩き込むことでSHOW TIMEのゲージを比較的上げやすい。


おお…久しくこの姿を忘れていた。美と機能性の融合…やはり良い。
  • 喜多川祐介/フォックス
CV.杉田智和
怪盗団の芸術家。
前作では金欠に苦しめられていたが、最近絵画コンクールに入賞して賞金をもらったらしく、余裕を見せている。
各地のパッションを掻き立てられる風景に創作意欲を掻き立てられ、上手い飯を食べては感動して泣くと言った感じで一番旅をエンジョイしている。

戦闘では素早い刀さばきでの連撃を得意とし、納刀からのカウンターで連撃回数を増やすことが出来る。
攻撃回数が多いぶん、スクカジャやアクセサリでクリティカル率を上げれば凄まじい頻度で総攻撃を狙えるので爽快感は全キャラ中トップクラス。


確かにそれが世の中かもしれない。だけど簡単に割り切りたくないの。
  • 新島真/クイーン
CV.佐藤利奈
怪盗団の作戦参謀。
前作で警察官僚を目指す夢を持ち、大学で勉強中。善吉からは警察の先輩としてアドバイスをもらっている。
春に任せると色んな意味で危険なため、キャンピングカーの運転をほぼ一人で担当している。
そんな彼女を皆でいたわるシーンは怪盗団たちの絆を感じさせる一幕だ。

戦闘では攻撃に核熱属性を付与し、爆発で攻撃範囲を広げる「バースト」が可能。
マスターアーツ解禁によりヨハンナに乗って突撃することができるようになる。


だだ、大丈夫か? こんなリア充っぽいことして爆発しないか?
CV.悠木碧
怪盗団の天才ハッカー。
前作で引きこもりを脱却し、現在は高校に通っている。満員電車と体育以外は慣れたとの事。
対人恐怖症でもあったが、今回は改善されたのと旅行でテンション上がってるのもあって人混みでも割と平気。
情報収集において当初はソフィアにアイデンティティを取られたかと気落ちしたこともあったが、杞憂だった。

戦闘には直接参加しないが、ジェイルの要所で彼女のハッキングスキルを頼る事になる。
その時ハッキング中の双葉を守り抜く護衛ミッションが何度か発生する事になる。
なお本家でもおなじみだった各種サポートは健在。


あの時は理解するのが難しかったけれど、今ならわかるんだ。
  • 奥村春/ノワール
CV.戸松遥
怪盗団のご令嬢。
現在は大学一年生で、大学で経営を学びながら会社を手伝っている。
一応免許は持っているが、真からは運転を断られている。その理由は後々明らかに……
今回は物語の最序盤から参加していることもあってストーリー的な見せ場にも恵まれてきている。

戦闘では△ボタンの長押しによって攻撃を持続させることが出来、隙が大きい代わりにダメージを大きく与えることが出来る。
ジャンルは違ってもパワーファイター感覚だ。
銃のグレネードはある程度広い範囲に高いダメージを発生させる。


私は『ソフィア』。人の良き友人だ。
  • ソフィア/ソフィー
CV.久野美咲
「人の良き友人」を名乗る謎のAI少女。
渋谷ジェイルの地下にあった謎の箱にジョーカーが触れた途端、その箱から現れた。
AIなので当然実体はなく、現実世界ではジョーカーのスマホに入っているが、ジェイル内では肉体を持つことが出来る。
「人の良き友人になれ」という命令以外は何も覚えていないらしく、メモリーの復旧もできなかったらしい。
人の良き友人になるためには何をすればいいか悩んでいたところ、モルガナから「心を学べばいいんじゃないか」とアドバイスされ、心を理解するために怪盗団に協力する事になる。
本作でのショップ担当*3であり、スーパーな情報検索能力でたびたび怪盗団の力になる。

戦闘ではヨーヨー状の武器の他に「ピトス」という謎の浮遊物体を使用する。
ペルソナ能力の様なスキルを使える*4が、ソフィアによればただの武器でペルソナではないらしい。
使用スキルは祝福属性、ディア系、リカーム系とモルガナに似たラインナップ。
モチーフは「パンドラの箱」。パンドラの箱は元々壺や甕を意味する「ピトス」と記述されていたが、後年の翻訳で「箱」と訳されたことからパンドラの箱と呼ばれるようになったという。
ヨーヨーでの近接攻撃はアップグレードやジャストキャッチでの強化が存在し、コンボも繋げやすいので一度ハマれば一方的に攻撃できる。

怪盗団と往く本作の旅路は当然のことながら彼女の心情に大きな影響を与えるものであり、これを見届けるのは一つのキモ。
伊達に専用のテーマはひっさげてない


はあ…これで俺もとうとう怪盗団の片棒を担いじまったってわけか。
  • 長谷川善吉/ウルフ
CV.三木眞一郎
京都府警から派遣され、現在は警視庁公安部に所属する腕利きの公安警察官。
改心事件の捜査を任され、怪盗団に対して「リーダーを逮捕しない代わりに事件の捜査に協力しろ」という取引を持ちかけてくる。
しかし、その裏ではいざとなれば怪盗団を犯人として逮捕する事も念頭に置いており、利用するだけ利用するつもりでいる……のだが、取引の一環として怪盗団から無茶ぶりされまくる事になる。
加えて悪人というわけでもないため、怪盗団と接する内に情が湧いてしまい、彼らを利用している事を心苦しく思うようになっていく。
また、怪盗団の方も当初は胡散臭いオッサンとして接していたが、なんだかんだで協力してくれる事や、娘の茜との関係、彼の過去などを知る内に態度を軟化させていく事になる。

ペルソナは「バルジャン」。当初はペルソナ能力者ではないが、物語中盤で覚醒する事になる。
モチーフは『レ・ミゼラブル』の主人公、「ジャン・バルジャン」。アルカナはシリーズ初の「神官」。*5
無双シリーズに関わるωフォース関係ではおなじみな大剣枠であり、HPが減っていく代わりに強烈な攻撃を繰り出す「狂化」と敵から体力を奪い取る「吸収」を使い分けながら戦う。
スキルは万能属性と銃撃属性に加え、ヒートライザやランダマイザなどの補助スキルも覚える。参戦が遅めな分、色々なPT構成に合わせやすい役割が持てる。
マスターアーツにより、狂化中の近接攻撃に万能属性が付属するようになるので、耐性持ちにもゴリ押しが効く。

…彼が如何様にして「反逆の意思」に目覚めていくのか?
ここは是非前後の展開でヒートアップしながら確かめてほしい。


◇サブキャラクター
それでこそ、私のトリックスターです。
  • ラヴェンツァ
CV.豊崎愛生
各地に出張しちゃうベルベットルームの住人。『力を司る者』。存在自体がネタバレなはずなのにダンスに興じたりと遠慮がなくなって来た人
今回はイゴールが不在な為、彼女が合体を担当する。リクエストでも度々お世話になる。
前作のギロチンではなく、自分専用のアイアンメイデンを使っているため、前作のペルソナを引き継ぐことは出来ないという。


だったら堂々としてろ。濡れ衣は自分たちで晴らしな。
  • 佐倉惣治郎
CV.中田譲治
心の怪盗団のアジトになっている喫茶店「ルブラン」のマスター。
前作では主人公の身元の預かり人としての関係から始まり、以降は双葉の事とかも含めてそれはもう色々お世話になったこともあって、今では怪盗団たちの理解者。
彼が知り合いから受け取ってきてくれたキャンピングカーの存在が今回の旅の幕を本格的に開く。


  • 新島冴
CV.甲斐田裕子
真の姉。どうなのおばさん
検察を辞めて弁護士に転身しており、中盤で危機に陥った怪盗団と善吉の手助けをすることに。


何故かわからんが上はこの件にご執心だ。我々は結果を出さねばならん。
  • 鏑木京
CV.伊倉一恵
公安の管理官。善吉の直属の上司で、彼に怪盗団との取引を命じた張本人。
基本的に正義の人で、犯罪に対しては容赦しないが、いずれ警察組織のトップに立ち、組織内の腐敗を一掃するという野望を持っているため、その為なら手段を選ばない一面も持つ。


そうかそうか、若いときは何でもやんなさい。では再開を祈って飴ちゃんをやろう、少年。
  • 一ノ瀬久音
CV.日笠陽子
古典的オタのニオイを感じる(by双葉)東鳳大学の雇われ研究者。
仙台の牛タン屋で怪盗団と出会い、ひょんな事から彼らの正体を知ったため、以降はEMMA絡みで協力してくれる。
実はEMMAの開発者。しかし、マディス社に権利を譲渡した後の事は知らないらしい。


…あんたなんか、父親でもなんでもない。
  • 長谷川茜
CV.大空直美
善吉の娘。
母を交通事故で亡くしており、それ以来自分によそよそしくなった善吉とは不仲。
その反動からなのか実は怪盗団の大ファンであり、部屋はグッズで埋め尽くされている。
怪盗団が京都に立ち寄った際に知り合い、怪盗団とは知らないままに仲良くなる事になる。
特に真は警察の父を持つ事から茜に共感して親身になって接しており、茜を心配している。

その身の上から、彼女と善吉の関係はシリーズ経験者なら4のこの娘を思い出すかもしれない。しかし年齢や背景もあってか、こちらのほうがより溝は深く冷たいものとなっている。


  • 柊アリス
CV.佐倉綾音
人気上昇中のファッションアーティスト。
自らのファッションブランドも立ち上げており、渋谷でショップがオープンしている。
昔は引っ込み思案だったが、ある時見つけたワンピースを着てみたところ、変わることが出来たという。
自分が変われたように、自分が作った服で誰かの光になりたいという夢を持っており、杏からは同じ夢を持つことで共感されている。
アンチがファンに襲撃されたとか、飲まず食わずでおっかけをして入院した者がいるとかの噂があり、渋谷周辺で異常なほどの人気を誇る。
+...
渋谷ジェイルの王。
秀尽学園高校のOGであり、かつてはいじめを受けていた。
そしてアーティストとして活動していたある時、そのいじめの当事者がいじめられていた過去を暴露し始めた。
これによってカースト上位の女に恨みを募らすようになり、カースト上位の女の恋人や婚約者からネガイを奪い、
自分に貢がせて破滅させたり、生放送中に自分に告白させたりといった方法でカースト上位の女に惨めな思いをさせるという歪んだ復讐を行うようになってしまった。
ボスとしては凶悪な顔つきになったウサギの獣人のような姿『マッドラビット・アリス』となり、すばしっこい動きで翻弄してくる。


  • 夏芽安吾
CV.岸尾だいすけ
新進気鋭のラノベ作家。
文豪・夏芽漱吾の孫で、デビュー作の「プリンスオブナイトメア」は創海社大賞を獲得し、1巻にして100万部突破のベストセラーでアニメ化も決定している。
信者がそこら中に宣伝ポスターを張って回ったり、一人で100冊買ったりと、特に仙台周辺で異常なほどの人気を誇る。
名前の由来はかつて活躍した小説家である「坂口安吾」「夏目漱石」と思われる。本家は「名前に元になった有名人物が存在する」キャラが多数登場したが、彼もその一人か。
+...
仙台ジェイルの王。
小説家になるために必死に努力してきたが、創海社大賞の受賞は、夏芽漱吾の孫というネームバリューを欲した出版社の忖度であり、自分の実力が認められていなかった事を偶然聞いてしまい、衝撃を受けた。
しかし今更それを手放すこともできず、人気を維持するためにネガイを奪って信者にした者達に自分の作品を大量に買わせている。
しかしそんなやり方で張りぼての栄光に縋っている自分に虚しさを感じてもいる。
祐介は分野は違えど創作に携わる者として彼の苦悩に理解を示している。
ボスとしては黄金の鎧を纏った竜人のような姿『ナイトメアドラゴン・アンゴ』となり、ユニークなパワーアップをしながら大袈裟なネーミングの攻撃を繰り出す。
攻撃していくと鎧がはがれていくが……


  • 氷堂鞠子
CV.寺瀬今日子
札幌を理想の都市にすべく活動する市長。
春とは子供の頃に会った事があり、慕われていた。現在も父親を失った春を気にかけている。
しかし、その優しい態度とは裏腹に市の職員には異様に厳しく、無理をし過ぎて体調を崩している職員にも容赦なく仕事を命じる。
近く市長選挙を控えているが、圧倒的な人気で当選は確実と目されている。
+...
札幌ジェイルの王。
札幌雪祭りで市の職員が賄賂と引き換えに悪質な業者に仕事を発注した結果、雪像の崩落事故が起き、幼い少女の命が失われた。
しかし、職員は市長に命じられてやった事だと嘘の証言をすると脅しをかけてきた上、それに加担して自分が市長になろうとする市議まで現れた。
職員への異常に厳しい態度はそこから来ており、失われた子供の命に責任を取るため、札幌を汚職の無い美しい街にしなければならないと考え、ネガイを奪った市民からの支持を集めて無茶な倫理条例を押し通そうとしている。
食うか食われるかの世界なら自分が全てを食ってやるという決意の表れか、現実では細身の女性だが、シャドウの姿は別人かと思うほど肥え太っている。
ボスとしてはそこからさらにまるまる肥え太ったアバドンのような怪物『スノウホワイト・マリコ』となる。味方を丸呑みしたり、部屋を凍えさせたりと豪快なギミックで追い詰めてくる。


マディスは、そんな皆さんを、AIという切り口から手助けしたいのです。
  • 近衛明
CV.大川透
IT企業マディス社の社長。EMMAによる革新的なサービスでマディス社を日本有数の大企業に成長させたやり手。
精力的な人物像だが「あの」EMMAの展開元のトップということで、何かありそうだが…?
+...
仙台・東鳳大学での講演に招かれ、それをマディス社のトップであるのだから手掛かりになるかも…という形で怪盗団がひっそり拝聴する形で初登場。この時点では怪盗団との面識は特になし。
後に、冒頭で語られた一連の改心事件の数々がある人物に対して有利になるように引き起こされたと推測される、現実で見つけた確かな証拠を怪盗団たちは入手するのだが、
それを調べるうちに最大の協力者として近衛が関わっていることを確信する。しかし彼も簡単に尻尾を掴ませる気はなく、ピンチの連続が彼らを襲うことに。

もう一つの面として感情が高ぶった時などに自身を「正義のヒーロー」たらんとする面が見られる。
これには少年時代のトラウマが関わっていると本人も公言するのだが、それは非常に重いものらしく……?!


アニヲタwikiが集めた項目のネガイ、
今宵我々が追記・修正します。

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