登録日:2022/11/08 Tue 21:11:16
更新日:2025/02/10 Mon 14:46:40
所要時間:約 43 分で読めます
概要
BAYONETTAシリーズの3作目。
発表自体はSwitch1年目の2017年12月7日だったが、そこから発売までは4年近くの歳月を経ており、2022年10月28日に発売された。
本作の予習として1・2も
Nintendo Switchに移植された。
プロデューサーは中尾裕治、ディレクターは宮田祐輔が担当。
そしてシリーズの生みの親である神谷英樹はエグゼクティブディレクター及びシナリオ監修を担当している。
基本的な部分は1・2と同じく攻撃を回避しながら苛烈に攻めていくスタイリッシュアクションだが、デーモン・スレイブを始めとしたシステム面は大きく整理・改訂されている上にまたそれに伴って移動範囲も拡大したことによって宝探し要素も強くなり、ボリュームは大幅に拡大した。
ストーリーは人類が死滅してしまったり、いくつかの平行世界を渡り歩くことになるなどスケールが非常に大きいうえに敵の脅威度も高いことから全体的に今まで以上にシリアスで、敵も天使や悪魔ではなくホムンクルスという人造生体兵器となっている。(天使や悪魔は本筋とは関係ない隠し戦闘で登場)
しかしその分今まで以上にパロディがとにかく豊富であり、更に大怪獣バトルやシューティング、スパイアクションまでも存在するなど、バカゲー要素も1・2以上にパワーアップしている。
ストーリー
アンブラの魔女の生き残りのベヨネッタはニューヨークにて休日のショッピングを気ままに楽しんでいた。
しかし突如頭に聞こえてきた救いの声に導かれて豪華客船に乗り込むと、突如発生した町を飲み込むほどの巨大な津波と共に謎の侵略者ホムンクルスの大群の出現によって事態は一変する。
更に時を同じくして空から謎の少女のヴィオラが表れる。彼女は自身の住む世界が消滅する寸前に脱出を果たし、ベヨネッタたちのいる世界に逃げ込んできたという。
そしてベヨネッタは世界の崩壊を阻止するために必要な「混沌の歯車」を求めてヴィオラと共にカギを握る絶海の孤島「トゥーレ」へと旅立つのだった。
登場キャラクター
シリーズおなじみの主人公。ベヨ姐。
今作は1に登場したセレッサを思わせる長い三つ編みのヘアスタイルをしており、全体的に1が赤・2が青とするなら3は紫を主体としたカラーリングとなっている。
従来のバレットアーツに加えて、デーモン・スレイブ等これまで以上に魔獣の召喚を駆使した戦闘を行う。
謎の少女ヴィオラの導きからホムンクルス侵略の真相を求めて数多の平行世界を旅立つことになるのだが、行く先々に自身の同位体と遭遇する。
今作は敵の脅威度の高さと規模の大きさやその所業から曇る場面が結構多い。
東京で出会うベヨネッタが最初に遭遇した同位体。
ピンク色の長いポニーテイルと異名の通りストリートファッションをしていることが特徴。
決め台詞はジャックポッド
ファンタズマラネアと契約しており、その力を宿した魔道武器「イグニスアラネアヨーヨー」を装備して単身でホムンクルスに立ち向かっている。
実は彼女のみストーリー上で専用の操作パートが存在する。
古代中国・秦蘭にて遭遇した二人目の同位体。
数万の兵を束ねる将軍であり、文明的にも遥かに劣る世界にもかかわらずホムクルス相手にも果敢に立ち向かう軍隊を作り上げている優秀な将軍。元々は一人気ままに生きていたが、縁のある将軍の死後に地位を受け継いだことで軍隊を率いることになったという。
戦闘機関車轟怨と契約し、魔道武器の「デッド・エンド・エクスプレス」を所持しており、それを自在に操る彼女の前ではいかなる兵団も生き残れないといわれているが、流石に無限に現れるホムンクルス軍団が相手では徐々に追い詰められているようだ。
古代エジプトで遭遇したベヨネッタの同位体。
とある砂漠全域を治める国家の女王。ベヨネッタの同位体だが、気弱で争いを好まない心優しい性格。しかしそれ故に無限の素質を開花させていないことから、彼女だけは唯一世界の楔である「アーク・イヴ」の資格を有していない。
マルファスの力を宿した魔道武器「シムーン」を所有しているが、当初はマルファスと契約していなかった。
フランスで出会うベヨネッタの同位体。
世間を騒がす怪盗アンブラン2世であり、不正を働いて私腹を肥やす権力者から盗んだ金品を貧しい人々に分け与える義賊として活躍している。またアンブラの貴重な魔道具・武器を取り戻すために生涯をかけている。普段は手品や大道芸を披露する旅芸人として生活しているらしい。
ミクトランテクートリと契約し、その力を宿した魔道武器「アブラ・カタブラ」を装備している。
また、彼女はジャンヌではなく怪盗アンブラン1世である母ローサ(CV:田中敦子)と行動を共にしている。
実は同位体の中で一番不憫で不遇。
突如別の平行世界からベヨネッタに助けを求めにやってきた謎の少女。そして今作のもう一人の主人公でもある。
まだ魔女としては半人前であり、実力自体はあるもののドジを踏むこともしばしば。そのためか、ベヨネッタからは「キティ」と呼ばれている。
明朗快活の元気さが一番のとりえであり、それを表したかのようなパンクファッションが特徴。Tシャツは彼女が大好きなアニメの「トーチャ・キャッツ」のキャラクターがプリントされており、彼女のトレードマークでもある。
霊体を一刀両断する
日本刀「
魔舞太刀」を武器にした接近戦を得意としており、刀身には彼女の相棒である魔獣チェシャが住み着いている。また、飛び道具として「ブルキッス」というダーツも使用する。
未熟さゆえに自身の力を認めてほしいという気持ちが人一番強い負けず嫌いな性格だが、暗い場所に怯えてしまう一面もあったりする。
ちなみに担当声優は1でセレッサを演じている。
ベヨネッタが唯一背中を預けることが出来る彼女の親友。
今作ではベヨネッタたちが「混沌の歯車」を捜索している間にその情報を握るシグルズ博士を保護するために極秘の研究施設へと単身で乗り込むことになる。また研究施設内では自身の力が制限されてしまうことから戦闘を極力避けて進む
スパイアクションで攻略していく。
またエジプトでは彼女の同位体であるジャンヌβ3が登場し、彼女がアーク・イヴの資格を有している。厳しくもベヨネッタβ3とは姉妹を超えた厚い信頼関係で結ばれている。
クリア後には彼女も使用することが可能になる。ベヨネッタとは異なり、回避を連発しても硬直がないという特徴があるが、使用できるのはクリア後に解放される「ウィッチトライアル」をはじめとするストーリーの本筋とは関係ないステージのみ。
おまけに前二作と違って「スーパーミラー」に対応しておらず、コスチュームを変えることはできない。
今作でも登場する世界中を駆け回る神出鬼没のジャーナリスト。前作『BAYONETTA2』と本作の間に大きな心境の変化があったのか、ベヨネッタを「セレシータ」と呼んでいる。
人類が死滅していく状況下でも彼は単身で謎を追い求めるなどの相変わらずの執念と実力を持っているが、どういうわけかベヨネッタすら知らなかった前人未到の孤島「トゥーレ」に先に着いていたり、彼も平行世界を渡ることになるなど今までとは明らかに異なった境遇となる。
実は彼自身も知らないルーツがあるようで…
シリーズおなじみの「The Gates of Hell」のマスター。今作もベヨネッタにアイテムを融通してくれる。
序盤にはピザ屋を営んでいるようであり、厳つい見た目に反してかわいいペンギングッズを身に着けている。
ベヨネッタとは持ちつ持たれつの仲である裏社会を要領よく生きる情報屋。
相変わらずベヨネッタに振り回されており、ロダンへのツケも残っているが、今作は序盤で人類壊滅の危機に直面したことで自身は辛くも生き残るが、最愛の家族を失い絶望に打ちひしがれている。
ちなみにフランスでは
怪盗アンブラン2世の逮捕に燃える警部として登場。長い付き合いの中で奇妙な友情のようなものが芽生えているらしい。
- マルチバース研究の第一人者 ミッドマイアーズ・シグルズ CV:関俊彦
人類の住む世界が無数の宇宙の多重構造を成す「マルチバース」であることを証明し、その研究に心血を注ぐ科学者でありホムンクルス侵略の真相を握るキーパーソン。
カプセル付きの車椅子のような乗り物に乗っている。
本作の黒幕である謎の組織。
ホムンクルスを自在に操って数多の平行世界を侵略・消滅させており、自身の世界を除いた平行世界を消滅させることで本来の強固な単一の世界に統一することを企んでいる。
戦闘システム
従来通りパンチ・キック・銃撃を駆使して戦うバレットアーツを主軸に新要素のデーモン・スレイヴとデーモン・マスカレイドを駆使して戦う。
また相手を挑発することでスコアにボーナスが加算される。
ウィッチタイムについて
今作ではジャストタイミングであればあるほど効果時間が延びるという仕様であり、タイミングが早くても発動するがその分効果時間が短くなる。
また攻撃をしながら回避するとコンボ派生をキープできるダッジオフセットというシステムがあり、これを利用すると高威力の最終段を素早く発動させることが出来るため強力。
ベヨネッタ・ジャンヌの操作時では従来通りの回避あるいはバットウィズインを発動させることでウィッチタイムが発動するが、ヴィオラの場合はジャスト防御を成功させることで発動できる。
攻撃を正面から受ける必要があるのだが、ウィッチタイムの効果時間がベヨネッタよりも短く、ジャストタイミングで受けないと発動しても攻撃する間もなく終わってしまう。
回避では発動せず、バットウィズインのようなシステムもないためベヨネッタと比べると扱いが難しい。
デーモン・スレイブ
今作の目玉ともいえる新システム。
ロダン曰く「あんな術が使えるやつがまだいたとはな」とのことであり、使える者が少ない古代魔術である。
発端はホムンクルスの一種のキュムロニンバスとの戦いでいつものように大魔獣召喚で
ゴモラを召喚してとどめを刺そうとしたが、天使でも悪魔でもないホムンクルスは彼らの口には合わないらしく、積極的に戦おうとはしなかった。そこで強制的に自身が乗っ取って戦わせるためにこの魔術を使用するに至った。
巨体を活かした広範囲攻撃で集団を蹂躙し、凄まじい破壊力を秘めた攻撃によってベヨネッタの攻撃ではなかなか怯まない大型の敵を容易に怯ませることが出来る。更に魔獣で一定以上攻撃していくと敵の装甲を破壊することが可能であり、破壊に成功するとしばらくの間動かなくなるうえにトーチャーアタックを発動させることが出来る。
しかし使用には魔力が必要であり、これがないと召喚することが出来なくなる。また発動中は自身が無防備になるため注意が必要。しかし魔獣は先行指示に従って攻撃をするため、指示が終わるとすぐにベヨネッタ自身も行動できるので隙を減らすことが出来る。
敵は召喚した魔獣にも攻撃するため囮にも使えるが、攻撃を受けすぎると体が赤くなって暴走してしまう。暴走時には一定時間が経過するまで消えることはなく、ベヨネッタを積極的に狙ってくるため頼り過ぎには注意。
魔獣は三種類セットできるため、交代などを利用しながら休ませて使うのもいいだろう。
更にコンボの最終段を発動させるとベヨネッタが一瞬光るため、そのタイミングで魔獣を召喚するとセットした魔獣が追撃してくれる「ウィンクスレイブ」というシステムがある。
火力も高く難易度も低いため積極的に発動させていきたい。
今作ではコンボを一定数繋げたり、装甲を破壊することでオーブを入手することが出来、それを消費して新たな技を習得させたり、パワーアップが出来るようになる。
デーモン・マスカレイド
デーモン・スレイブを担う魔獣の一部を加工して作った魔道武器によって魔獣との魂の共鳴現象によって魔獣と融合することが出来る魔術。
対応した魔獣の魂が宿った武器を装備するとその魔獣の体と融合した姿となって身体能力が向上する。非戦闘時に発動させると移動速度の上昇の他にそれぞれ独自の能力が付加される。これを利用して進むギミックや入手可能となるアイテムもあるため、探索においても非常に役に立つ便利な魔術。
戦闘ではコンボの〆に発動させて強力な一撃をたたき込むことが出来る上に装甲にもダメージを与えられる。
更にHPバーの下にマスカレイド・レイジゲージがあり、それを発動させると強力な必殺技の「マスカレイド・レイジ」を発動させることが出来るようになる。発動中は無敵なため、ここぞという場面で発動させて大軍を一網打尽にしたり、強敵のHPを一気に削る際に非常に有用。
このシステムがある都合なのか、本作では前二作のように手足で別々の武器を装備することができない。
登場する魔獣・武器
シリーズおなじみのマダム。ベヨネッタとは契約以上に深い縁で結ばれているが、その経緯は不明。
自慢の美脚と細身ながらも凄まじいパワーのパンチで攻める残虐な淑女。更に「チャームキッス」を命中させると相手を一定時間魅了させて行動不能にすることが出来る。
とはいえ「チャームキッス」は発動に時間がかかり隙だらけなため、無計画に使うと敵に殴られて暴走させやすくなるため使いどころが難しい。
魔導武器:カラーマイワールド
初期武器。銃は発射ごとに銃身が回転することが特徴。
リーチは短めだが、癖がなく扱いやすい。
デーモン・マスカレイド時には蝶の羽が生えてホバリングが出来る。他と比べるとスピードは遅いが、その分制御がしやすいという長所もある。
マスカレイド・レイジは顕現したマダムの両腕で踊るような動きで殴りつける「マスカレイド・クイーン」。
マダムに次いでベヨネッタが好んで召喚する
ドラゴンのような姿をした魔獣。
かーまぼーこー!
一番最初に召喚した魔獣だが、ホムンクルスは好みではないようで最初は食べようとしなかった。
今作では得意の噛みつき攻撃に加えて巨大な爪によるひっかきや口から紫色の炎を吐いて攻撃する等動きは鈍重だが、その分攻撃力が高い豪快な攻撃で敵を蹂躙していく。果てには体内のエネルギーを極限にまで溜めることで凄まじい破壊力の熱線を発射して敵を焼き尽くすという芸当も可能。
また背中のヒレには放熱機能もあるらしく発動時には光るため、後述の姿を含めると某怪獣王をモチーフにしたであろうことがうかがえる。 もうゴモラはおるんやがな
魔導武器:ジー・ピラー
ゴモラの頭部を模した重量級の武器。銃撃時はその大きさからして対戦車砲並みのスケールを誇る。固定砲台として斉射が可能でチャージすると強力な砲撃も出来る。
勿論鈍器としても使うことが出来、その重量故に動きは鈍重だが小型から中型の敵なら一撃で怯ませられる破壊力が魅力。
デーモン・マスカレイド時は巨大な腕を使って四足で荒々しく移動できる。重量感があるものの移動はなかなか早い。更に二段ジャンプ後にジャンプボタンを長押しすると腕にエネルギーがチャージされ、開放するとロケットのように一気に移動することが出来る。
マスカレイド・レイジは一気の飛び上がった後、ロックオンした敵を目掛けて巨大な腕を叩きつけ、広範囲を吹き飛ばす「葬天・紫焔撃」。
- 灼熱を編むもの ファンタズマラネア CV:楠見尚己
1で登場した魔獣。サソリのような鋏と尻尾を持ち、灼熱のマグマを操る巨大な蜘蛛のような姿をしている。1においても比較的温厚な性格と説明されていたが、
今作ではなんと人語を話すことが出来ることが判明し、召喚主に対して「主」と呼び、見た目に似合わず義に厚い忠蜘蛛。ヴィオラも話してみると結構優しいところがあるとコメントしている。
そして登場演出が思いっきり元ネタを思わせるものとなっている。
戦闘では蜘蛛らしく糸を吐いて敵を拘束したり、灼熱のマグマを纏った鋏や尻尾を使った攻撃を繰り出す。コンボも多めでスピードも速めなため、糸での拘束もあって大型の敵相手が得意。さらにすぐに復活するが、しばらくの間死亡状態になる代わりに強力な自爆攻撃も使える。
魔導武器:イグニスアラネアヨーヨー
炎を纏った刃の出る
ヨーヨー。手足がローラースケートとなって機動力が上がる特徴がある。素早いうえにリーチも長めで扱いやすい。また攻撃しながら敵の間合いを詰める性質のある技も扱う。
デーモン・マスカレイド時は移動速度が通常よりも格段に速くなるうえに壁に張り付いて登ることが出来る。またマグマに生息する魔獣の魂が宿っているからか、マグマの上でもダメージを受けずに自由に移動できるという性質もある。空中では糸にぶら下がって遠くへ飛ばして移動でき、魔女の血涙を持っているカラスを捕まえるのにも結構便利。
総じて戦闘を除いた探索や移動においても非常に便利で幅広い活躍が見込める。
マスカレイド・レイジは尻尾を地面に突き立て、地面を溶かすことでマグマを噴出させて前方の敵を焼き尽くす「アトミック・イグナイトフレイム」。
マルチバーズのはるか遠い世界で製造された武装
機関車T696が怨霊を宿して悪霊化した魔獣。魔獣か?と思うかもしれないが、中には白くて鼻先がとがった怪物が潜んでいる。戦いに明け暮れるうちに狂気に走った指導者の轟禄朗という人物がこの機関車で街を焼き尽くし、最終的には火薬庫に突っ込んで魔界に墜ちてきたらしい。また一応意思も持っている模様。
特殊合金製の装甲とスピードを活かした体当たりも脅威だが、車体には数多の連装砲を持っており、更に内部には長身砲と巨大なチェンソーが仕込まれており、遠近自在に攻撃することが可能。ちなみに番号はおそらく
某銀河鉄道のナンバーをひっくり返した数字からと思われる。
性能としてはまずはレールを引いて轟怨が走行するレールを築くことから始まる。更にルートを引いている最中にパンチ・キック・銃撃ボタンを押すことで標識が出現し、そこを通過するとそれに対応した攻撃をしてくれる。また発動中にRを押すことで汽笛を鳴らすことで怒り状態にすることで攻撃力を上げることが出来る。回数を増やせば増やす程効果が上がるが、やりすぎると暴走状態に移行してしまう。
また発動した後も敵は動けるため、レールから外れてしまうこともあり、更に空中にもレールを引くことが出来て攻撃が可能とはいえ、距離感が掴みにくいことから狙った通りの攻撃を決めることは難しい。そのため素早い敵や空中にいる敵とは相性が悪く、総じて玄人向けの性能をしているといえる。
魔導武器:デッドエンド・エクスプレス
轟怨を小型にしたクローンの一種であり、丸鋸のような歯が付いた車輪の束を押し付けて切り裂く攻撃を主とした重量級の武器である。癖はあるが広範囲にわたる強力な攻撃をすることが出来、またデーモン・マスカレイド化して高速で突進して敵を蹴散らすというスピーディーな攻撃もある。
デーモン・マスカレイド時はベヨネッタは車掌を思わせる姿になるが、車掌の帽子のような部分は煙突であり、発動時にはしっかり煙が出てガッシュガッシュと機関車らしい音を出しながら移動する。更に空中ではレールを建設して高速で空中ダッシュをすることが出来る。
マスカレイド・レイジは前方を凄まじいスピードで移動しながら、敵を蹂躙して回る「デッドロック・オーバードライブ」。
この時ベヨネッタが「後ろよし!!前よし!!出発進行!!」と号令をかけ、発動中には「列車は急には止まれません。ご注意ください」と車掌風な口調で話すため、なかなかシュール。
2で登場した巨大なカエルの魔獣。今までは全身が真っ黒だったが、今作では紫色の体色に全身が王族を思わせる派手な装飾に身を包んでおり、
更に実はメスであるだけではなく人語を話せて会話することが出来ることが判明した。
長い舌を操り敵を絡めとったり、叩きつける武器として戦うこともできるが、実は彼女の真骨頂は魔界随一と評されるほどの歌唱力にある。その歌はたちまち聞く者を魅了するばかりか、その気になれば大気を振るわせて血のように赤い毒性の雨を降らせて一網打尽にすることも出来る。この雨は全部で四小節ある「バアルの唄」を歌合わせることで発動できる。発動には時間がかかるが、歌は召喚してから一度ですべて出し切る必要はなく歌わせることが出来れば召喚をし直しても加算されていき、四小節歌いきればたちまち雨を降らせてエリア全体にいる敵に大ダメージを与えられる。この性質を利用することで複数同時に倒さないとすぐに復活する敵を倒すことが出来る。その際にベヨネッタは「その調子!!」、「ラスト!!」という掛け声を上げるため、その姿はまるで指揮者のようである。
ちなみに「バアルの唄」は「かえるのうた」をバイオレンスにもじったものとなっている。
またカエルらしくジャンプ力も相当なものであり、このジャンプ力と重量を活かして巨大なスイッチを作動させることもできる。
ちなみに担当している七瀬氏は元
宝塚歌劇団に所属の歌手であり、英語版の方もオペラ経験者の歌手が起用されている。
魔導武器:リビットリビドーBZ55
バアル愛用のマイクであり、そこから破壊的音波で攻撃することが出来る。更に長さを活かして巨大な槍のように扱う物理的な武器としても強力。
槍武器なだけあってリーチの長さがウリだが、パンチボタンを長押しで防御力をキックボタンで攻撃力をアップさせるバフ効果がある技が使えることが最大の特徴。また重複させることで効果時間を延ばすことが出来る。このバフは他の武器に変えても効果が残るため、バフをかけた後に得意な別の武器に変えるという使い方が出来る。
ちなみにその際には
「ロックンロール!!」「私の唄を聴けえぇー!!」といった掛け声を上げてくれる。
デーモン・マスカレイド時には魚人のような姿となり、華麗なステップをしながら高速で動き回れる。更に唯一三段ジャンプをすることが出来、三段目は溜めが必要だが通常よりも高くジャンプすることが出来る。
マスカレイド・レイジは
地面から手が現れて敵をビックウェーブで攻撃しながらベヨネッタ本人は歌い始め、とどめにエリア全体に音波で攻撃する「クイーン・オブ・ジ・デビルダム」。ちなみにこの時に流れる歌は2の戦闘テーマ『Tomorrow is Mine』のサビの部分である。
1で登場したインコのような姿をした巨鳥。
今作では魔獣の中で唯一野性の個体が複数体登場する上に人間界にも進出している。宮殿のような棲家の建築を得意としているらしい。多くは1でも登場したような真っ黒な体色をしているが、ベヨネッタが従えているのは鮮やかな銀色の体色をした個体である。
戦闘では飛行しながら翼を飛ばしたり、鋭い爪や嘴を使った攻撃の他にも敵を掴んで捕食することで大ダメージを与えられる。大きな相手でもゴモラ同様ウィッチタイムなどで隙をつけばそのままダメージを与えられる。飛行していることもあり、全体的に空中にいる敵や小型の敵に強い性能となっている。また大きな翼で強風を吹かせることで風車を作動させたり、物を掴んで運ぶこともできる。
更にマルファスに乗って敵の追走を対処しながら進んだり空中戦を繰り広げる場面もある。
また平行世界における大ボスとの戦いにおいてデッドリー・シンもなしに通常時の姿のまま操作して戦う大役を務めていたりする。
魔導武器:シムーン
マルファスの幼鳥の羽で作られた扇。紙一枚ほどの重さもない軽量さと鋼鉄のような強度を兼ね備えた素早い攻撃を得意とする武器。
素早いながらも攻撃範囲やコンボによる火力も出せるなどと高い水準を持つバランスのいい扱いやすい武器だが、遠距離攻撃の手段は乏しい。
デーモン・マスカレイド時には最大で二回上昇してホバリングをすることが出来る。カラーマイワールドのホバリングとは異なりスピードも速いため、多くの場所を快適に移動することが出来る。
マスカレイド・レイジは巨大な竜巻を発生させて敵を切り刻む「タージ・シームルグ」。
500年前に起こったアンブラの魔女とルーメンの賢者による「天魔大戦」において崩落した時計塔で、1のプロローグ・2の過去編にも登場している。
しかし最後まで時計塔を守ろうとした魔女たちも一緒に魔界に墜ちたことから魂が融合してしまい、呪いの要塞へと姿を変えてしまっていたのである。
その影響から
ガトリング砲や巨大なアームなど大量の兵器が内部に備わっており、近づくものは容赦なく攻撃するようになった。姿を現しても塔であることから微動だにしないものの、頑強な装甲に覆われており、守りに関しては魔界随一を誇るという。
以上のように最早魔獣と呼べるのかどうかすら怪しいレベルの存在である。
轟怨でも中に怪物が潜んでいるのに…
巨大な時計塔がいきなり出現し、爆弾を大量に投下したり、アームによるパンチ等で攻撃する。特にパンチ攻撃はラッシュを全段ヒットさせることが出来れば、相手のHPを大きく削ることが出来る火力は目を見張る。更にジャンプボタンでは発動させれば自発的にウィッチタイムを発動させることが出来る巨大な鐘も搭載されている。
そしてRボタンを押すことで2で登場したアンブランアーマーに搭乗して自由に動きながら攻撃することも可能であり、数ある魔獣の中でも一際独特の個性を持っている。
魔導武器:タルタロスの門
アンブラの時計塔の瓦礫から作られた二対の打撃武器。
魔女狩りによって討たれた魔女の亡霊を宿しており、それを叩きつけて攻撃したり、盾として利用することで敵の攻撃を受け流す使い方もできる。また二つを合わせると扉になり、中から機械仕掛けの腕が出現して殴りつけたり、自身が扉をくぐることで敵の近くにワープすることもできる。またガトリングが搭載されており、遠距離攻撃も完備。
リーチは短いものの攻撃力は高く、自分から距離を詰めたり、盾として使用して防御手段としても使える器用な武器である。
デーモン・マスカレイド時には糸で吊るされて動く機械仕掛けの人形となって移動する。この体になると高い怯み耐性が付くという特徴がある。
マスカレイド・レイジは「アン・ドゥ・トロワ」と唱え、開いた扉から機械仕掛けの人形となり登場、狂気染みた笑い声をあげながら鋭い爪や鉄球等で暴れ回る「デウス・エクス・マキナ」。
2に登場した巨大な
蝙蝠のような姿をした魔獣。
四枚の羽根がある蝙蝠のように見えるが、実は赤い方が兄で青い方が弟の兄弟で一組となっている魔獣である。
また状況によってフォーメーションを変えることが出来、普段は縦に並んでいるが、横に並ぶと特殊な霊波を放ち、暗くて視界が効かない場所の地形や姿を隠している敵が見えるようになる。
こちらも飛行できることからベヨネッタを乗せて移動する場面がある。しかし鋭い爪や嘴と強靭な翼を活かした肉弾戦を得意とするマルファスとは異なり、こちらはエネルギー弾や電撃など遠距離攻撃を得意としており、空中戦でもこちらはシューティングゲームの要素がある。また二体であることを活かしてそれぞれが分かれて攻撃する技もある。
魔導武器:アブラ・カタブラ
シルクハットに杖と奇術師のような服装になる魔導武器。ちなみに帽子がアブラ、杖がカタブラという名称である。この武器を装備するとお揃いの
マントも自動的に着用するため、コスチュームによってはなんとも言えないことになる。
小さい追尾する電気を帯びた蝙蝠の群れを発射したり、球状のものを飛ばしたり乗っかって転がる技を操り、更に銃撃では帽子から爆弾をばらまいたり、溜めると鳩や
自動車まで飛び出してくる。更に宿した魔獣の能力を反映してか、上半身と下半身が分かれるようになっており、分裂させることで広範囲を攻撃したり、一気に距離を詰めることが出来るなど全体的に奇術師らしいトリッキーな技を多く持つ。また射程が長い技も多く、遠距離からチクチクと攻めていくのも得意だが技は大ぶりなため、相手の状況を見極めて技を使いこなすといいだろう。
デーモン・マスカレイドは空中では上半身を前方に飛ばして下半身を引き寄せて高速移動した後にゆっくりとホバリングができるというもの。
マスカレイド・レイジは照準を操作して強力なレーザーで敵を焼き尽くす「ザ・ジョーカー」。
ヴィオラ専用の猫のような姿をした魔獣。
愛刀の魔舞太刀に住み着いているのだが、
何と正式な契約をしているわけではないのにも関わらず彼女に協力してくれているのである。
巨大な
自転車に乗って空を移動したり、煙管を出して吸ったり、地面に穴を掘るために
シャベルを出したりなどどこからともなく色んな道具を出すことが出来る様子。
ヴィオラがピンチになると勝手に刀から飛び出して助力してくれるので彼女とは主従というよりも親友のような絆で結ばれている。
戦闘時には鋭い爪を持った引っ搔きなどで敵を攻撃してくれる。またデーモン・スレイヴ時には刀による攻撃は出来ず、素手になる代わりに移動も回避も自由に行える。こうすることでチェシャと一緒に攻撃を加えることが出来るという独自の特徴がある。
またチェシャは魔獣の中で唯一特別なアイテムなしで暴走しないという特徴があり、最悪彼だけに攻撃を任すという戦法も可能。
チェシャとはセレッサの人形の名前及びルカの嘗ての愛称だが・・・?
ジャンヌが主契約を結んでいる冥界にある大河ステュクスを治めている女王。物静かで冷静にふるまうが、一度怒らせれば
命乞いをしようが容赦なく魂を刈り取るという。
眠りについた人間に止まる蛾は彼女のため息から生まれた使いであり、魂を地獄へといざなう案内人と恐れられている。
魔導武器はオール4ワン。性能はカラーマイワールドと同じであり、ジャンヌ操作だとそれに代わるようになっている。
1・2で登場したベヨネッタの初期武器。
セーブデータ連携特典であり、スカボロウフェアは1・ラブイズブルーは2のセーブデータがあるとショップに販売され、それを購入することで使用できる。
デーモン・スレイブがない1と2の武器であることから、デーモン・マスカレイドとマスカレイド・レイジがないという特徴がある。そのためカラーマイワールドと比べると攻撃範囲がやや狭いが、代わりにタイマンでの攻撃力は高め。
またデーモン・マスカレイドの代わりに黒豹になって疾走するパンサーウィズイン、烏になってホバリングが出来るクロウウィズインといった従来のビーストウィズインの使用が可能となっている。
ベヨネッタ2で魔物としての格が上がるであろう魂を食べようとしていたが、実はそれはジャンヌのものでありベヨネッタと天敵のマダムにお仕置きされた魔獣。巨大な宮殿を築いており、美しいものは何でも毒を注入して標本にしているらしい。
今作では本気を出した姿で登場する。
長い尻尾や茨を発生させたりとリーチと攻撃範囲に優れているが、最大の特徴は種をまくとそこから巨大な花を発生させる「棘茨姫の花園」にある。この花は自動で攻撃してくれる上に攻撃を当てるとコンボとして加算させることが出来る。そのうえ一度に複数出すこともできるため、予め撒いておくとコンボを繋げる補助としても有用な技といえる。
魔導武器:アルーナ
深紅の蔦の鞭。リーチと範囲に優れており攻撃速度もスピーディーで扱いやすい。更に敵を絡みとって引き寄せたり、近づいたりと鞭ならではの技があることが特徴。
その代わり火力は控えめで怯ませにくいため、敵の攻撃に割り込まれやすい点に注意。
デーモン・マスカレイドでは空中に花を咲かせることで足場を作ることが出来る。足場に乗るとジャンプの回数もリセットされるため、実質四段ジャンプが可能になる。
マスカレイド・レイジは自ら毒を飲み瘴気を満たすことで、茨を爆発的に成長させて周囲の敵を一掃する「エロジオン・ドゥ・ラムール」。
2で暴走したゴモラに代わってベヨネッタの新たな主力になった魔獣。魔界に迷い込んだ愛玩動物が生き抜くうちに変貌を遂げた魔獣だが、ベヨネッタが操るラボラスは五匹の兄弟猫が融合して生まれた珍しい個体。更に状況に応じて五匹に分裂してそれぞれ意志を持って行動することも出来る。また実は強力な冷気を操る能力を持っていることが判明し、口からは敵を凍結させる氷のブレスを吐くことが出来る。この能力は魔界で身も凍るような恐怖の中から生まれた力らしい。
巨体に反して動きが素早い点が持ち味であり、発生の速いパンチと鈍いが範囲の広いキックとバランスのいいラインナップとなっている。また五匹に分裂しての攻撃もあり、兄弟だけあって陣形を瞬時に組み、そこからの息の合った連携攻撃も強力。
更に氷のブレスは敵を凍結させることでしばらくの間行動不能にすることも出来る。
魔導武器:冷徹のアルテア
両手足の装着した敵を殴りつける武器。しかしこの武器は相手の距離に応じて自動で飛び回る性質を持っており、かなり遠くからでも普通のパンチ連打などのコンボを当てることが出来るため距離を問わない戦い方が出来る点が特徴。
更に武器からレーザーを発射して周囲を攻撃したりとファンネルのようなオールレンジ攻撃も出来る上に冷気を発射して凍結させることも出来る。全体的に使い勝手のいい武器だが、どちらかと言えばボスなどのタイマンを得意とする武器である。
デーモン・マスカレイドでは空中を冷気を纏って疾走するというもの。またそこから攻撃しながら一気に間合いを詰めることも出来る。
マスカレイド・レイジはプロテクターをセットし、冷気を纏って八の字に移動した後に巨大な氷塊を発生させて凍結させる「レッツゴー・ラボラス!」
2本の巨大な錨のような突起を持った触手を含めた合計10本の触手を操る巨大な軟体動物のような魔獣。
悪魔たちの血が流れ込んだ沼スティージュに生息しており、普段は沼の深淵に身を潜めているが、千年に一度血の雨が降る「嘆きの日」だけ姿を現すという。未だかつて契約を果たした例はなかったようで全貌は謎に包まれていたらしい。
PROLOGUEで突如海から現れてベヨネッタとジャンヌに襲い掛かってくる。魔界の魔獣であるのだが、これを召喚した存在は謎に包まれていた。出番はこれで終わりだと思われていたが…
デーモン・スレイブとしては長い触手を活かした広範囲に攻撃できるところが長所であり、更に墨を触手から勢いよく発射して攻撃する技もある。また地面に潜って敵を突き上げて捕食する技もあるが、これは敵を自動でホーミングする性質があり、遠くから一方的にダメージを与えることが出来る上に捕食できなくても突き上げだけでもダメージが出るので強力。
魔導武器:カシオペイア
遥か昔クラーケンと戦って敗れた戦士が使っていたという錨のような形をした武器。
鎖鎌のように振り回し、重量によるパワーと広い範囲を兼ね備えた重量武器。またデーモン・マスカレイドで触手を出現させて振り回す技もある。
射撃時には錨を横に構えてクロスボウのようにして放つ。威力は高いが真正面しかとばせず、方向転換はできない。
デーモン・マスカレイドでは地面を泳ぐように移動し、更に
触手から墨を下に発射することでホバリングをすることが出来る。
マスカレイド・レイジは周囲を黒い海へと変えて潜った後、下から触手で連続で掬い上げて大ダメージを与える「ペディキ・ハラ・カリプソ」。
クリア後に
999999エンブリオでプラチナチケットを購入することでロダンと戦うことが出来、見事勝利すると使用できるシリーズ恒例の隠し武器。
予備動作のほぼない超火力・超速度の攻撃を容赦なく仕掛けてくる超強敵であり、HPを半分にするとデビルロダンとなり、相手を吸い込むブラックホールや
掴まれたら強制的にHPが1まで削られてしまう連撃が追加されてさらに厳しい戦いとなる。
非常に手強い相手だが、それに見合うだけの強力な性能をしており広範囲・高火力でスピードも速い攻撃を繰り出し、適当に扱うだけでも敵のHPをゴリゴリ削って殲滅してくれる。
更にベヨネッタと共に銃弾をまき散らしながらワルツを踊る「Shall We Dance?」という技もある。この技にはなんと魔力と引き換えに発動している間はHPを回復し続けるという効果がある。攻撃として使うことは難しいが、敵が出ないときなら任意のタイミングで回復が出来、魔力がある限りは無制限に使える。特に回復手段が限られるウィッチトライアルには大変心強い存在であるといえる。
ただしこの技を発動させると断ることも出来るのだが、
そうすると即暴走して襲い掛かってくるため、発動してしまったらちゃんとお相手をしてあげよう。
魔導武器:ロダン
ロダン撃破でもらえる隠し武器。
高火力と広範囲とスピードを兼ね備えたシリーズ恒例のチート級の武器。
今作ではロダンに勝てなくても負け続けるとショップに並んで購入できる。ただしそのお値段はプラチナチケットの値段に更に一桁加えた9999999エンブリオもするため、正直がんばって倒して手に入れた方が現実的だといえる。
デーモン・マスカレイドは深紅の翼を生やしてのホバリング。
マスカレイド・レイジは天使が扱う武器を自在に操って攻撃し、とどめに地面から無数の武器で攻撃する「万魔殿の門」。その火力は折り紙付きである。「あばよ‼」
武器:ハンドガン
ストーリークリア後に解放されるシリーズ恒例の武器。
どこにでもある普通の拳銃で、ベヨネッタ曰く「安物」「チープなおもちゃ」。
どんなに攻撃してもデーモン・マスカレイドが発動しない。つまり縛りプレイ専用武器である。
ムービー中でベヨネッタはしょっちゅう壊しているが、装備中はどんな激しい攻撃にも耐えてくれる。
禁忌の魔導術デッドリー・シン
それぞれの平行世界で最後に戦う大ボスとの戦いで使用する禁忌の大魔術。
発動には詠唱と共に自らの心臓を物理的に取り出す必要があり、使用者の負担も大きい模様。しかしそれに見合うだけの他とは一線を画した強大な力を持った魔獣を召喚することが出来る。
全長300mにも達する規格外の巨体を持ったゴモラの暴走形態。ジョンスンフォレストの奥深くに住むとされ、全てのゴモラたちの頂点に君臨する。
そして「罪」とは「シン」と読むことから何がモチーフなのかは最早語るまでもないだろう。
戦闘では打撃・ガード・投げ・射撃の4つとステップを使い分けて戦う大怪獣バトル。
打撃は投げに強く、投げはガードに強く、ガードは打撃に強いという三竦みの相性があり、相手の行動に合わせて的確に攻撃を選択することが重要。
射撃は遠距離から火球を放つが、発生が非常に遅く、不用意に撃つとすぐ相手の攻撃で潰されてしまうので使いどころを見極めないといけない。
クライマックスでは頭の下にある胴体を覆うほどの巨大な口を開け、凄まじいエネルギーを一気に放出する極太のビームで相手を葬り去る。
マダムの覚醒体であり、その美しくも禍々しい姿は見る者に死への憧れさえ抱かせるという。
体の大きさは自由に変えられるようで最大で8900mにもなるらしい。
雲の上を泡風呂のように優雅に横たわり、泡を飛ばして相手を拘束する。そして拘束された相手を豪快にキックやパンチを叩き込むという戦闘スタイルで戦う。
戦う相手のアーク・パイロキュムラスは自身の体を使って飛翔プラットホームに乗り、伸縮自在の棒を操り、髪の毛のようなものを引き抜いて分身を作り出してくるという、まさに筋斗雲に乗って如意棒を振るう孫悟空そのものといえるような能力を持っている。
そして明らかにモンキー・マジックを意識したであろうBGMが流れ、最期は緊箍児のようなものが現れて締め付けた後に岩山の下敷きになるなど何から何まで西遊記をモチーフにした戦いが繰り広げられる。
体内の炉が暴走状態になったファンタズマラネアの最終形態。
そのマグマは赤から紫色に変化し、
その温度は脅威の一兆度とどこぞの宇宙恐竜に匹敵する程の熱を扱えるようになった。ただし完全に制御することは出来ないようで、わずかな間でしかこの姿で戦うことは出来ない。これによりこの魔獣を扱うバトルでは五分の時間制限が設けられており、空を飛んでいるマルファスと切り替えながら戦うことになる。
戦闘では灼熱のレーザーや子蜘蛛の
ミサイルを飛ばす遠距離攻撃と鋏と尻尾を使った近接攻撃を使い分ける。
時間が来ると
宇宙から観測できるほどの規模の爆発を起こす自爆で全てを破壊し、その後にブラックホールが発生してしまうほどの凄まじい破壊力を持つ。
デッドリー・シンによって引き出されたバアルの真の姿。本来は永遠の契りを結んだ者にのみに見せる姿であり、即ち敵対する者がこの姿を見ることは絶対の死を意味するという。
赤い長髪に煌びやかなパーティードレスを着ている見目麗しい淑女だが、よく見ると
口が裂けていたりもする。
この戦いでは左右と正面の三方向に魔方陣を動かし、敵の攻撃をリズムに乗って防ぐという音ゲー風のバトルになる。演出も地面から亡者が現れてサイリウムを振るいだし、どこからともなくスポットライトに花火が出現するなどの煌びやかな演出で敵も味方も魅了する。
サイドチャプター
平行世界の大ボスを撃破した後にはシグルズ博士の保護へと向かったジャンヌ視点のサイドチャプターをすることになる。
主な特徴
- 制限時間が設けられており、その時間内に目的地に到達することでクリアとなる。
- 奥行きのない2D画面。
- 施設内ではジャンヌの力が制限されており、デーモン・スレイブ等の魔獣を行使したアクションは使えない。
- 二段ジャンプが出来ない。
- 体力は最大6個の回数性。
- フィギュアボックスなどの収集物もある。
- ステージには射撃武器などの様々な武器が隠されているが、武器は弾数制限があって使い切ると初期武器のハンドガンに戻る。
- クリア時のスコアはダメージの他にも収集物の入手など独自のスコアで換算される。
このチャプターではジャンヌの戦闘能力は大幅に落ちているので、極力戦闘を避けていくスパイアクションとなる。
また敵の背後を取ってステルスキルを成功させるとウィッチタイムが発動してしばらくの間敵の正面にいても気づかれずに自由に進むことが出来る。
エレベーター
入ると自由に上下移動を操作して移動できる。入っていないと上下を自動で移動し続けるが、誤って挟まれてしまうとダメージを受けてしまう。
ドア
入ると隠れて敵の索敵をやり過ごしたり、ドアの近くに来た敵にステルススキルを決めることも出来る。
またアイテムが入っている部屋もあり、武器や制限時間が延びる砂時計なども入手できる。
ダクト
ダクトが繋がっている範囲を自由に移動でき、敵の視線から逃れることも出来る。ちなみに移動時は黒豹に変身する。
シャワールーム
中に入ると体力を回復することが出来る。
そして敵が入ってきてジャンヌにお仕置きされる演出があり、リザルトのスコアにも加算される。
端末
ロックされている端末を解除することで閉鎖されていた扉などを開くことが出来る。
武器
射程が長い
弓のザムザ、近距離で大ダメージを与える
ショットガンのガーネットローゼス、敵をロックオンして発射するロケットランチャーのスレイド大佐と、三種類がある。
ちなみに、いずれも過去作に登場した武器である。
ティーポット
取ると一定時間無敵となり、敵を一撃で葬り去れるキューティーJに変身する。
ハンバーガー・ジュース・
フライドポテト・トイレットペーパー
ボーナスアイテムであり入手するとリザルトのスコアが加算される。またさらにすべてを入手すればさらにボーナススコアが加算される。
サイドチャプターをすべてクリアすると、ショップに新たにミニゲームの項目が追加。
そして
ファミリーコンピュータによく似たゲーム機から、これまたドット絵のレトロゲーム風のグラフィックとBGMが流れる「ジャンヌのスパイアクション」というミニゲームで遊ぶことが出来る。
有料であり、一回300エンブリオを投入すると遊ぶことが出来る。
三つのステージをクリアするとヘイロウを大量に手に入れられるボーナスゲームにチャレンジすることが出来、高難易度で遊ぶほどより多くのヘイロウを獲得できる。
収集要素
各チャプターには魔女の血涙が三つずつあり、それぞれダークキャット・ブラックトード・ナイトクロウの三匹がそれぞれ一つずつ所有している。
個の三匹を捕まえて揃えるとそのエリアの同位体とされている「事象の残骸」という特別なステージが解放される。
それぞれ敵の全滅や収集要素などのノルマがあるため、それをクリアすれば報酬が貰える。
特定のルートを駆け回る黒猫。
非常に素早いうえにベヨネッタでは通れない狭い場所も通るため簡単には捕まらない。捕まえるには通るルートを確認して先回りしたり、ギミックを作動させて猫の進行ルートを阻害させたりするなどの工夫が必要。
真っ黒な蛙。
常にどこかに隠れているが、近寄ると鳴き声が聞こえる上に逃げることもしないため捕まえることは簡単。ただとあるステージには普通の蛙が生息している場所があって鳴き声では判別が出来ない場面もある。
シリーズおなじみのカラス。
そっと近づいても敏感ですぐに飛び去ってしまうため、飛行しているところを捕まえる必要がある。通るルートは決まっているため、先回りして待ち伏せして捕まえることが基本となる。飛び立つとどこかに行ってしまうが、しばらくすると元居た場所に戻ってくるので何度でも挑戦できる。
各ステージに複数隠されているエリアで紫色の光が目印。
そこに入ると敵を全滅させたり、コンボ数を稼ぐなどのお題があり、中には武器や魔獣・アクセサリーが固定されるものもある。
また、ダメージを受けてしまう地面や常に強風が吹いているといった特殊条件下で戦うステージもある。
クリアするとウィッチハートとムーンパール、あるいはその欠片を初回は報酬としてもらえる。
ステージの宝箱やニヴルヘイムの報酬などで手に入る強化アイテム。ウィッチハートはHP、ムーンパールは魔力の残量が増える。欠片の場合はウィッチハートは四つ、ムーンパールは二つ集めると一つになって使用できる。
能力アップはベヨネッタとヴィオラで個別になるので状況によって使い分けよう。
ちなみに個数に限りがあるが、使用するとHP・魔力が満タンになるのでアイテムに頼らずに全快させるという小技がある。
誰かが書いた手記。各チャプターのどこかに落ちており、読むことでベヨネッタの世界の設定やキャラクターの思想などをより深く理解できる。
ステージに落ちているものを拾ったり、ショップで購入することで入手できる。
集めたものはギャラリーでいつでも鑑賞できるようになる。
レコードは「SOUND JUKE BOX」、フィギュアボックスは「3D MODELS」、カードパックは「CONCEPT ART」に反映される。
全部で四つあり、それぞれ孤島トゥーレのどこかにある宝箱の残骸の中にあるが、全てを入手するするにはメダリオンの欠片がある場所が登場するそれぞれ四つのステージを探索しないといけない。
全てが揃って青いメダルが完成すると…
ショップで古びた絵本を購入することが出来るが、その中には赤・青・緑の三つの本の封印を解くためにはそれぞれに対応した鍵が必要となる。
鍵は平行世界に行くときに通ることになる「狭間の世界・ギンヌンガガプ」に落ちている。
全ての鍵を入手して封印を解くと、とある世界に行くことが出来る。
この絵本の世界である条件を満たすと、特別なコスチュームに着替えられるアイテム「スーパーミラー0」がショップに入荷する。
チャプターをクリアする等の条件を満たすことでショップで購入することでコスチュームを変えられる。
「Costume」・「Costume colar」・「Hair color」の三つに「Costume colar」は髪とメガネのフレームの二項目あり、計四項目を好みに合わせて変えることが出来る。
また、ヴィオラの着ているTシャツを変更することも出来る。
アイテム
ショップで購入したり、宝箱などから消費アイテムを入手できる。
通常と上位版のメガロリポップが二つずつある。
グリーンハーブはHP回復、パープルマジックは魔力回復、ブラディローズは一定時間の攻撃力上昇、イエロームーンは一定時間無敵になる効果がある。
使用すると一定時間的に攻撃がヒットするとエンブリオが落ちる。
力尽きても蘇生できる。
前述のレッドホットショット以外の消費アイテムは探索で入手できる「マンドラゴラの根」・「一角獣の角」・「イモリの黒焼き」をレシピに書いてある必要数を調合することで無料で入手することが出来る。
アクセサリー
アクセサリーは最大二つまで装備できる。
ショップで購入したり、事象の残骸の初回クリア時の報酬で入手することが出来る。
前二作では腕飾りとして装備していたが、本作では永遠なるマリオネット以外は全て耳飾りとして装備している。
攻撃を受けると魔力と引き換えにウィッチタイムが発動する。
召喚すると周囲にリトルデビルズが出現し、攻撃に合わせて体当たりで追加ダメージを与えてくれる。
召喚すると周囲に蝶が出現し、攻撃を受けると身代わりになってダメージを防いでくれる。
挑発をすることで微量だがHPが回復する。
回復量は本当に微量なのだが、ある強敵の技の仕様に対しては相性が良かったりする。
敵の攻撃を引き付けて回避するとウィッチタイムの代わりに魔力による爆発で攻撃する。
装備しているだけで相手が怒り状態になる。スコアアップや金策に使える。
タイミングよく相手の攻撃方向にLスティックをはじくと攻撃を無効化して隙を作れる。
ジャストタイミングならウィッチタイムも発動する。
ウィッチタイムの発動が難しいヴィオラと相性がいい。
ウィッチタイムの効果時間が延長される。
非常に便利なアクセサリーなので入手したらどのキャラクターにも装備させておきたい。
魔力とマスカレイド・レイジのエネルギーが消費しなくなる。
非常に強力だが、その代わりリザルト結果にペナルティがついてしまう。
マスカレイド・レイジの攻撃力が上昇する。
魔力が尽きた後の回復速度が上昇する。
トーチャーアタックを発動させると入手できるオーブの量が1.25倍になる。
魔獣が周囲の敵を自動で攻撃してくれる上にベヨネッタ自身のデーモン・スレイブ中でも行動できるようになる。
一見便利な効果だが、魔獣の攻撃はランダムであるため、自分の望み通りの操作が出来なくなってしまうという欠点がある。
ヴィオラに装備させた場合は、チェシャの移動範囲の制限が無くなる。
魔獣の攻撃力が上昇するが、魔獣が暴走しやすくなる。
ヴィオラに装備させた場合も同様だが、魔力の消費量が多くなる。
装備させると魔獣が敵の攻撃を受けても暴走しなくなる。
ヴィオラに装備させた場合は、魔力の消費量が少なくなる。
上記のドゥルガーの戦歌と併用させると、デメリットなしで魔獣の攻撃力を上げられる。
パンチとキックを連打するだけで自動で上級者のようなコンボや回避をしてくれる初心者救済用の装備。これだけはこれまでのアクセサリーとは別に独自のセット項目があり、装備すると実質三つのアクセサリーを装備することが出来る。
ただしSTANDARD以上の難易度で装備するとリザルト結果にペナルティが付く。
余談
今作では「ナイーヴ・エンジェルモード」というモードが実装されており、内容は成人的な表現をマイルドにしてお茶の間でも気まずい雰囲気にならずに?遊ぶことが出来る。
具体的には…
- 露出が控えめになる
- ロダンのタバコがチョコレートになる。
- デッドリー・シンの場面では心臓がトマトになる。
といった風になる。
…ある意味バカゲー要素は上がるかもしれない。
追記・修正は正しい事象に書き換えられる人にお願いします。
- ガチャ押しでも手軽にかっこいい派手な技がより出やすいようになって嬉しい -- 名無しさん (2022-11-09 06:56:09)
- 手足で別々の武器を装備できないのが個人的問題点。デーモン・マスカレイドもカッコイイけどさ。 -- 名無しさん (2022-11-09 07:14:39)
- ローサの声優さんは前田さんじゃなくて田中さんじゃない? -- 名無しさん (2022-11-09 08:17:37)
- 2より先に項目ができるとは。てかベヨネッタ本人の項目はまだないのね。 -- 名無しさん (2022-11-09 12:01:31)
- リビットリビドーMA -- 名無しさん (2022-11-09 14:00:43)
- リビットリビドーはもはやただのヒプノシスマイクなんよ -- 名無しさん (2022-11-09 14:00:58)
- ゴモラなのに怪獣王ネタなのか……w -- 名無しさん (2022-11-10 20:33:04)
- ↑あちらも公式に主役ヒーロー格として扱われる作品が作られ、更に姿と能力を模したロボット怪獣が登場する展開となったことを「人気が出たら偽物が出るなんてまるでどこぞの怪獣王だ」と公式にネタにされてたみたいだけど……w -- 名無しさん (2022-11-10 20:35:20)
- ゲーム中で見れるカシオペイアの解説文の「平家の武将」は平知盛が元ネタかな? -- 名無しさん (2022-11-12 23:48:56)
- メインストーリーのchapterでジャンヌ使えなくなったのは寂しい。、 -- 名無しさん (2022-11-13 09:35:35)
- スカボロウフェアとラブイズブルーの記載がないな あれって現状世話セーブデータ以外に入社経路あったっけ 多分隠しコマンドで購入は可能だとは思うけど -- 名無しさん (2022-11-16 01:33:44)
- ↑シリーズお約束だからまぁどっかのドアでも叩いてコマンド押せば出てきそう感はある。そのうち開発ブログで教えてくれそう -- 名無しさん (2022-11-21 14:02:41)
- 『ベヨネッタ:オリジンズ』が2023年3月17日に発売決定!古びた絵本はこれの布石だったのか。 -- 名無しさん (2022-12-11 09:32:42)
- アプデが入ってヴィオラが別キャラレベルでテコ入れ入ったな -- 名無しさん (2023-01-16 22:09:48)
- (続き)まぁ最初からそうしとけってレベルで破綻していたからなヴィオラ… ようやく実用プレイできるレベルになった -- 名無しさん (2023-01-16 22:11:30)
- ヴィオラの好きなアニメ『トーチャ・キャッツ』ってどんな内容なんだろう。キャラの見た目から想像するに、朝やってるアニメじゃなさそうだけど。 -- 名無しさん (2023-03-19 13:39:30)
- primaniacsさんから、ベヨ姐のフレグランスが出るってよ! -- 名無しさん (2023-07-26 06:58:13)
- フランス時空のベヨって平行同位体の中で一二を争う不遇キャラな気がする。東京ベヨみたいに単独パートがあるわけじゃないし、中国ベヨとエジプトベヨみたいに共闘もしない(むしろ勘違いで敵対した)し、終いにはホムンクルスに乗っ取られてバアルゼブルの歌で爆散したからね。 -- 名無しさん (2023-08-23 20:30:11)
- 正直シナリオに爽快感がないんだけど。予定調和で異世界のベヨが死にまくるし最後もね... dmcみたいにスカッと終わらせてほしかったよ。 -- 名無しさん (2023-11-25 19:59:28)
- 終わりはまぁベヨの最期と継承としてみるならまぁまぁ妥当だとは思うんだけど話がくっそ雑なんだよな アプデで色々と変わったところある(ヴィオラ回りとか大型武器のPKPウィンクスレイブとか古びた絵本とか)から更新できる人はしてほしい -- 名無しさん (2024-05-07 22:18:42)
- ラスボス戦は長い、演出がくどい、見てて悲しくなるが揃ってて見返すのが辛い。あと本作の物語は、物語を次の世代に進めるための撤収作業にも感じた。 -- 名無しさん (2024-05-11 05:02:24)
- 2のストーリーが良かっただけに3のストーリーは荒さが目立つ -- 名無しさん (2024-07-13 18:41:15)
- ↑2,3 皮肉な事に田中敦子さんも逝去なされてしまったから尚更キツいよね・・・ -- 名無しさん (2024-08-30 16:43:36)
- 神谷さん曰く「BAYONETTA9まで構想がある」らしいけど、やっぱ今後はヴィオラの話になるのかね。 -- 名無しさん (2024-11-20 06:18:27)
- ベヨがあんなショボイ最期なのが嫌だ。 -- 名無しさん (2024-12-06 22:09:44)
最終更新:2025年02月10日 14:46