登録日:2025/02/20 Fri 11:57:19
更新日:2025/05/29 Thu 12:11:24
所要時間:約 30 分で読めます
なお、作中では「忍」と呼称されることが多いため、記事内では「忍」と記載する。
【概要】
作中世界の忍は、
初代火影に曰く、「
目的のために耐え忍ぶ者」。
現実の歴史上に散見される
スパイ行為を行う者ではなく、チャクラを介して
ファンタジーじみた術を多用する傭兵や侍に近い存在である。
つまり、
超能力を操る「
ジャパニーズニンジャ」とイメージすればよい。
【忍の種類と階級】
階級
里の中核的な存在。
上忍の中でも特に優れた者は里の方針を定める上忍会議に出席することが出来る。
上忍になる方法はその国の長、上忍達等による推薦または要請など。
より専門的な任務に従事する。
忍のランクでは上忍と中忍の間だが、専門的な任務に従事する以外は一般の上忍と同じ扱いとなる。
部隊長クラス。
任務時における任務成功率及び仲間の命を左右する立場となるため、実力以上に状況判断能力などが求められ、
中忍選抜試験を受けて最終試験まで進み、資質を示せば結果とは無関係に昇格となる(その性質上、勝っても昇格を認められない場合もある)。基本的に中忍から忍装束の着用が認められる。
忍の最低ランク。
基本的にアカデミー卒業により下忍になるが、木ノ葉隠れの里では担当上忍の課すオリエンテーションで不合格となった場合、アカデミーに戻されてしまう。
基本的に下忍3人と上忍1人の4人一組(フォーマンセル)で班を組んで任務にあたるが、任務によっては下忍だけで任務に赴くこともある。その場合はチームの中で最も実力が高い者・リーダーの適性が高い者が責任者となる。
『BORUTO』の時代でもこのシステムは同様だが、平和になったことで若い忍の意識が低下したためか、相性の良し悪しを理由に仲の良い相手と同じチームになろうと班の変更を求める行為が毎年のように発生するようになっている。
一応の救済措置として火影に直訴状を直接手渡すことができれば班を変更してもらえるらしいが、火影の周囲は常に護衛部隊が警護しているため、ボルトたちが直訴状を渡すまでは誰一人渡すことができなかった(なお、ボルト達は配置替えの代わりに班の番号を「第七班」に変えてもらった)。
なお、原則的にメンバーの入れ替えはない模様で、戦死や負傷、様々な事情で欠員が生じた場合のみに新たな人員が補充される形となっているが、『BORUTO』の頃は班の中から中忍昇格者が出た場合、それまでの担当上忍が外れ、中忍昇格者を新たな隊長にしたスリーマンセルとなる規則が出来ている。
種類
忍術を医療行為に用いる忍者。戦場では非常に重宝されるが、膨大な専門知識と微細の極致とも言われる繊細なチャクラコントロールが必要となる。
育成にも時間がかかる為非常に数が少なく、かつての大戦中は医療忍者不足が大きな問題となっていた。
基本的に回復役として活動することが多いが、優れた医療忍者はその技術を戦闘に応用したりしている。
正式名称「暗殺戦術特殊部隊」。暗殺や諜報など現実の忍者が行うような任務をこなす影の部隊。各里長直轄の組織で上・中・下忍の中の選りすぐりの忍で構成されており、メンバーは仮面で顔を隠している。
木ノ葉隠れの里では養成部門の「根」が存在した。
他者のチャクラを感知する能力に秀でた忍。戦場では敵の位置や数の把握、里においては侵入者の感知などその役割は多岐にわたる。
感知能力は医療忍術と同様個人の素質と修行によって身に着けるが、日向一族や山中一族のように一族の血継限界や秘伝忍術が感知に特化している場合もある。
また多くの里では里の周囲を結界で覆い、感知能力と併用して侵入者の感知を行っている。
里を抜け自らの目的のために活動する忍者。
里に所属していないため任務が自動的に来るわけではなく、自ら暗殺・ボディガードなどの仕事を受け生活するが、作中に登場する抜け忍はそのほとんどが盗賊やテロリストに身を落として諸国から指名手配されている。
また忍は里の機密情報を知っていたり、その里独自の秘伝忍術や
血継限界を持っている者も少なくないため、本人に害はなく、犯罪行為を行っていなくても抜け忍になった時点で里に不利益をもたらす可能性があるとして抹殺するのがセオリーとされている。
抜け忍を追跡し、抹殺することを専門とする忍者。体質に依存する血継限界や秘伝忍術、薬物などによる特殊な鍛錬法を行っていた忍の場合、死体だけでも他里への情報漏洩に繋がるため、抹殺した上で死体を完全に処分する事も少なくない。
主に暗部が行うことが多いが、霧隠れでは抜け忍狩り専門の「追い忍部隊」があり、人体の構造を熟知しつくしているため、針などでツボを突くことで一瞬で対象を仮死状態にする技術を持っている。
【忍の活動拠点と依頼任務】
殆どの忍者は各国にある隠れ里に属しており、隠れ里は依頼を受けると忍を派遣する。
ちなみに忍以外の一般人も多数住んでいる。
隠れ里は里は国からの資金で成り立っているため、小国の中には隠れ里を持たない国もあり、隠れ里を持つ国の中でも特に強大な力を持つ火の国・水の国・雷の国・風の国・土の国の隠れ里は「
五大隠れ里」と呼ばれ、各里(+滝隠れ)は、柱間から
尾獣を分配され、それぞれ保有している。
里の長「
五影」は全世界何万もの忍の頂点に君臨する忍である。
忍を養成する学校。
五大隠れ里では各里に存在するが、カリキュラムや卒業試験の内容は里ごとに異なる。
例として木ノ葉隠れでは入学試験に合格すれば家柄や忍術・体術スキルに関係なく入学できるが、砂隠れでは四代目風影・羅砂の時代まで忍術・幻術の才能がない者は例え他の能力が優れていても入学は認められなかった(アニオリで判明)。
特にかつての霧隠れのアカデミーは卒業試験が2人一組の殺し合いと過酷なものだった。
また、アカデミーには通わず所属する一族や名のある忍に個人指導してもらうなどして優れた技能を身に着けたことで、アカデミーを飛び級していきなり忍となることもある。
任務
隠れ里が受ける依頼はその難易度によりランク・報酬があり、内容によって派遣される忍のレベルが異なる。
任務では通常数名でチームを組むが、場合によっては単独で任務に派遣されることもある。
ちなみに潜入任務の場合、変化の術で特定の人物に成り代わるもしくは旅人や行商人などに変装して潜入するのが一般的となっている。
『NARUTO』第一部のアニメオリジナルエピソードでは、とある里の忍2人が
変化の術ではなく変装でマイト・ガイと
ロック・リーに扮して木ノ葉隠れに潜入していたが、
余りのクオリティの低さもあってナルトを除いた周囲にはバレバレであり、
シズネからも
「変化の術も使わずに変装で忍び込むなんて本当に忍者?」と呆れられていた。
また小国や規模の小さい隠れ里では人員も依頼数も限られるため、国や里の維持のためにランク分けをせずに来た任務依頼を全て引き受けることが多い。
従事する忍達もその任務の危険性を周知しながらも命を落とすことも覚悟の上で臨んでおり、比較的平和で資金も人員も豊富な五大隠れ里の忍とは意識の差異が見られる。
任務ランク
担当階級:下忍
報酬:五千~五万両
任務内容:危険度の低い護衛、雑用、依頼物探しなど危険を伴わないものが中心
アカデミーを卒業したばかりの下忍は基本的にこのランクの任務がメインとなるが、華々しい活躍に憧れて忍となった者も多いため、比較的簡単な雑用任務ばかりなことに不満を抱く者達も多い。
担当階級:中忍及びある程度経験を積んだ下忍
報酬:三~十万両
任務内容:護衛・素行調査・猛獣捕獲など忍同士の戦闘を除いた任務遂行者の負傷が予想される任務
この辺りから負傷など危険が伴うものが多くなり始め、どれだけ日頃の訓練と経験を積んでいるかを試される。
中忍であっても素養次第ではこのランクの依頼しか貰えない下忍ギリギリの者も。
担当階級:中忍〜上忍、極稀に下忍
報酬:八~二十万両
任務内容:護衛・諜報・忍の殺害など忍同士の戦闘が予想される任務
ここからいよいよ命を落とすリスクのあるものが回されるようになり、同時に一端の忍として認められた証。
多くの中忍が日々このランクの任務に勤しみ、里へ様々な利益を齎している。
担当階級:上忍
報酬は:十五~百万両
任務内容:要人護衛・忍部隊討伐など里や国家レベルの動向に関する任務
ここまで来ると最早忍VS忍というよりは国または里同士の対決も同然であり、受けられるのも基本は上忍といった上澄みのみ。
拗れたらそのまま戦争一直線になりかねないので、実行から後始末の面まで忍としての完璧さが問われる。
担当階級:上忍以上の忍
報酬:百万両以上
任務内容:要人暗殺・機密文書の運搬など国家レベルの機密事項に関する任務
忍が受けられる最高ランクの任務であり、同時に里の今後がその両肩に掛かっているという重責の中で望まねばならない。
その為受ける忍の殆どは己の生還を考慮せず、例え命と引き換えになろうとも完遂、ただそれだけを成す為に持てる全てを尽くす。
ランクに関わらず他国からの要請による戦争参加が任務として課される場合がある。
また、依頼主から個人指名があればランクに関係なく派遣されることもある。多くの場合は依頼を確実にこなすためだが、中には名のある忍を同行させることで敵の目を欺き、その隙に別動隊が本来の任務をこなすなど、囮に使われる場合もある。
依頼内容と実際の内容の差異
作中では当初は低ランクの任務として忍を派遣するも、いざ任務が始まれば実際はAランク以上の任務だったということがよくあるが、これらの原因は、
- 当初は簡単な任務として依頼を出すも、忍が派遣されるまでの間に状況が悪くなってしまった。
- 高難易度の任務ほど依頼料が高いため、経費を安く済ませるもしくは貧困などで依頼料が払えないために、敢えて難易度を偽って依頼を出す。
などがある。
【忍の歴史】
戦国時代以前の歴史は原作では断片的にしか描かれておらず、アニメオリジナルストーリーにて詳細が描かれている。
その昔、
日本で言う大和時代に相当するはるか昔、
大筒木一族に連なる
大筒木カグヤが神樹の後を追って地球へと漂着したことがすべての始まりとなる。
カグヤは竹林に光輝きながら舞い降りたところを現地の国の国主に拾われた。
その後隣国が侵攻を開始し、劣勢に陥る中で滞在していた屋敷にも攻め込まれるが、瞳術でカの国の兵士を文字通り木っ端微塵にして一蹴した。
しかし、この力が周囲の恐怖を呼び、国主率いる軍勢から追われる身となり、カグヤは二子を身ごもった身ながらも一族の使命を果たすべく神樹のもとへ向かうが、たどり着いた時点で追っ手に追いつかれてしまう。
付き人を犠牲に払いながらもなんとか神樹の根元にたどり着いたカグヤは我が子を守るために神樹の実を口にし、額に輪廻写輪眼を開眼すると共にチャクラを宿して現在の姿へと変貌し、黄泉比良坂で異空間を開いて月を召喚し、無限月読を発動した。
ただし、一部は人間を絶やさないために記憶を改竄した上で解放した。
術の発動からしばらく後に双子――
大筒木ハゴロモとハムラを生み、その地を治め始めるようになる。
力による支配と各地の反乱
双子の出産から時が経ったある時、村の田に引かれる水が減少するという事件が発生、川を塞き止める原因を突き止めるべくハゴロモとハムラは上流の調査に向かったところ、言葉を話す謎のカエル・ガマ丸と遭遇した。
この地を潤していると言われる神樹が、実際には大地や大気の力を吸い取ることでこの地が緩やかに死につつあることと、真実を知りたければ神樹を覆う峠の向こうを見に行くように聞かされる。
その後ハゴロモ達はカグヤに販売の許可を求める薬売りから、カグヤが神樹に対して行っている「しきたり」に反対しての反乱が各地で勃発しており、カグヤがそれを沈めるためにカの国の者を皆殺しにしたために「
暴君」と呼ばれ恐れられているという噂を聞かされる。
さらに、その直後に
「しきたり」……すなわち神樹への生贄の列の中に、仲の良かった少女を見つけて動揺。
これを機にハゴロモとハムラはカグヤへの不審を募らせ、ガマ丸の言葉に従い峠へと向かう。
そこで見たのは、草一本ない地表へ根を露出させて沈黙する神樹であったが、白眼で透視したハムラが神樹に縛られた無数の人々の繭を地中に発見。
根の隙間から地下へと潜った二人が見たのは、ハムラが透視した通りの
「人の繭」であった。
衝撃のあまり慟哭するハゴロモだったが、その悲しみから
写輪眼を開眼した。
その後、2人はガマ丸に導かれて妙木山を訪問。
仙力(現在で言う自然エネルギー)を感じ取とってみせ、素養の高さを評価された。
ガマ丸から「記録石」という水晶玉を通じてカグヤの来訪から現在までの詳細、神樹がある限り、大地も人も動物も自然エネルギーを根こそぎ吸われて枯れていき、いずれは全てが滅ぶことを伝えられる。
そしてガマ丸が自分たち兄弟に関わり始めたのは、夢を通じて二人がカグヤと戦う予言を見たからであり、万が一戦うことになった時に母へ対抗するためにハゴロモは
仙術を会得し始める。
その恐るべき素質と才能を以って、後の
自来也はもとより
うずまきナルトでさえも比較にならないスピードで仙術をマスターすることに成功。
カグヤと息子達の戦い
その後、神樹の「しきたり」の秘密を知られたことで今まで育ててきた息子たちにすら裏切られたと絶望したカグヤは、丁度村に帰ってきたハムラを白眼の瞳力で威圧して洗脳し、人質にとってしまう。
同じく仙術の修行を終えて帰郷したハゴロモに何故このような恐ろしいことをするのかと詰め寄られた際には、
いずれ空からやって来る愛など知らず力しか通用しない脅威に対抗するための兵を量産するためだと答え、ハゴロモの愛を逆手にとり殺せないであろうハムラを操ってけしかけ、勝負を挑ませた。
しかしこれがハゴロモの万華鏡写輪眼と
輪廻眼の開眼、ハムラの仙力会得という結果を招いてしまい、分散したチャクラを回収するためついにカグヤ自身が、そしてそのカグヤを守るために神樹が
十尾に変化して兄弟に襲いかかった。
数ヶ月にも及ぶ激闘、地上に甚大な被害をもたらしながらも最終的には息子たちに陰と陽の刻印を身体に刻まれてしまう。
直後にカグヤは
黒ゼツを産み落とすもそれ以上の抵抗はできず、地爆天星の核として大量の岩石に封じ込められ遥か上空に飛ばされたのであった。
十尾はこの戦いの後に魂を
尾獣として九つに分けられているが、チャクラを抜かれた十尾本体の描写はなく(枯れ朽ちていく場面はある)、ハゴロモの死後はおそらく外道魔像として地上に解放されたのであろう。
しかし後世では月に封じられており、地爆天星で封印された後のカグヤ共々顛末がうやむやになっている。
その後、カグヤの監視のために月に向かうハムラを見送った後、ハゴロモは自分達と母との戦いで荒廃した地上の修復と尾獣達の故郷の探索を兼ねた旅に出た。
忍宗の始まり
ハゴロモはかつて自身の人外の力で世界を滅茶苦茶にしてしまった反省から、忍術を使って世界を大規模に再生といったことはせずに、橋が壊れていれば材木を揃えて建て直すなど人の役に立とうとした。
その姿に感動を覚えて協力を願い出るものもあれば、ハゴロモを師と崇めて弟子入りを懇願するものもいたほど。
そうして弟子となったものには自身の力・チャクラを分け与え、人々の絆を深めることを目的とした忍宗を広めながら各地を渡り歩いた。
尾獣達の居住地が決まった後は人助けと忍宗の布教を弟子達に任せて自分の村に帰郷し、そこで妻を娶って二人の息子を授かった。
産後の容態が悪く妻はまもなく亡くなってしまうが、
二人の息子達は元気に成長していくのだった。
忍宗から忍術へ
ある時、インドラが忍宗のチャクラによる、本来はハゴロモのみの力である
「術」を「印」によって使用可能とすることを発明してから方向性が変わり始める。
黒ゼツの介入で写輪眼を開眼したインドラは、警戒感からどんどん力に傾倒し始め、周囲への当たりも厳しくなっていった。
対照的にアシュラは落ちこぼれながら人望に恵まれていたもののお人よしが過ぎるきらいがあり、悪事の片棒をまんまと担がされることもあった。
一長一短の兄弟だったが、二人を見守っていたハゴロモは、力に傾倒するインドラの姿勢に危うさを覚える一方、甘さの過ぎるアシュラの在り方が「みんながいるからオレは生きている」という認識から来ていることを理解していく。
そして、ハゴロモは二人の息子に試練を課した。
十尾を倒しカグヤを封印した際、枯れ朽ちた十尾の抜け殻があちこちに飛び散っていた。大半はハゴロモが旅をする中で見つけて処理したが、残っているものが二つあった。
それによって生じている問題をどう解決し、何をもたらすのかを見極めて後継者を決定することにしたのである。
インドラが継ぐものだとばかり思っていたアシュラは反発したが、ハゴロモは取り合わず二人を送り出した。
ハゴロモの本心は、インドラとアシュラがそれぞれに足りないものを見つけて戻り、二人で忍宗を支えてくれるよう成長させることだった。
しかしその一方、自らの瞳力を完全に制御できていないインドラが心を閉ざしつつあることにも気づいており、試練を課したのはハゴロモ自身に最後の選択をさせるためでもあった。
アシュラはその後、荒野の真ん中にある一つの村を訪れる。
そこでは謎の病気が蔓延しており、ハゴロモの課した試練はこの問題を解決することだった(実はインドラに出したのも全く同じで、別の場所で蔓延する同じ病気の問題を解決させること)。
調査の結果、山になっていた神樹の根と、その地下に溜まる樹液が大地に染み出し、そこに宿る自然エネルギーが荒野に緑をもたらしたことと、それを吸って育った作物を食べたことが病気の原因だと突き止める(病気の正体は自然エネルギーの過剰吸収による仙人石化)。
しかし、村長はかつての飢餓の時代に戻るよりはと受け入れず、村人もアシュラ達を排斥する。
同じ頃、インドラも排斥を受けていたが、己が力にものを言わせ、強引に意見を一つにまとめようとしていた。
考えあぐねたアシュラだったが、ハゴロモが「問題を解決しろ」と言っていたのを思い出し、神樹はそのままに井戸を掘ることで解決することを考案。
この土地は岩盤に阻まれて井戸が掘れずにいたが、アシュラは風遁で地面を削りながら地道に掘り進める。
インドラが里に帰還し、1年が過ぎた頃にようやくアシュラは里に戻ってきた。
帰ってきたアシュラは、村の代表を6人連れてきていた。
長く続く確執の始まり
ハゴロモは帰還した兄弟双方から話を聞いたが、インドラは「村には平穏が戻った、何も問題はない」と言ったきりだった。
アシュラの方はというと、あきらめの悪さに感化された村人たちが忍宗を教えて欲しいとやってきたのを受け、彼らにチャクラの使い方を教えて共同で作業を続行。
1年がかりで大規模な水脈に行き当たり、巨大な湖を生み出して新たな水源とすることで問題を解決。
さらにチャクラを使える人が増えたことで共同作業で病も回復させ、それから戻ってきていた。
インドラの強硬なやり方をガマ丸から聞かされていたハゴロモは、
「絆という繋がりこそが真の力であり、それがある限り忍宗が悪用されることはない」と二人に説き、アシュラを後継者に指名。
だが、絶対の自信を持っていたインドラはこの事実が受け入れられず、黒ゼツの扇動もあってついに万華鏡写輪眼を開眼。
完成体須佐能乎を発動させ、里を襲ってきた。
インドラとアシュラの戦いが激化するなか、最終的にはアシュラが六道の力を解放させて勝利。
しかし、それによってインドラとアシュラの兄弟仲は決裂する事となる。
上述の通り、ハゴロモは晩年にうちは一族の石碑を書き記したが、黒ゼツに悪い意味で上書きされた。
死期が迫り、アシュラとその一族に後事を託して世を去った。
その前日の夜中、インドラと邂逅しており、「アシュラとその一族を滅ぼすまでに永遠に戦いをやめない。それを成し遂げるまで、何度でも俺の魂は蘇る」と宣告される。インドラと久しぶりに面会した時は「ワシを殺しに来たのか?」と、申し訳ない表情で会話していた。
戦国時代
ハゴロモの死から永い時が過ぎ、忍宗の継承者達は「
忍(忍者)」と呼ばれ、それぞれの一族が
忍術を用いて各地で覇権を争う戦国時代となっていた。
千手柱間も幼い頃から戦争に参加しており、自分の敵となる全てを殲滅するまで戦うという父・仏間を初めた大人達の考えに不満を持っていた。
悲惨な環境で育ったからか、この時から争いをなくし、平和な世にするための方法を模索していた。
そんなある日、川で水切りをしていたうちはマダラと出会う。
この頃の忍世界の常で姓は互いに名乗らなかったが、忍であることはどちらもすぐ気付いた。
だが、互いに争うばかりか仲良くなり、マダラもまた争いばかりの世界を変えたいと考えていたために意気投合。
以後、川原で会う度に技を高め合ったり(いつも先んじていたのは柱間)、世界を変える方法を考えたりしていた。
語り合う内に、柱間は自分達の集落を作るという大それた提案を出すが、マダラはこれに賛成する。
こうして、柱間は他の多くの一族が対等でいられる場所作りを志すようになる。
しかし、マダラと接触していたことが仏間に知れ、柱間はマダラの尾行を命じられてしまう。一方のマダラも父・タジマに気付かれて、同じようなことを言われたようだ。
水切り石にそれぞれ「にげろ」「罠アリ去レ」と書いて相手に送ったが、控えていた互いの親族に察知される。
そして相対する仏間・
千手扉間の千手親子とタジマ・イズナのうちは親子。
子供は戦闘に夢中、親は相手の子供を狙って
飛び道具で攻撃する。
が、攻撃が当たる寸前で柱間とマダラが水切り石でそれを叩き落とし、弟を守るように飛び出す。素性が割れたことで友達でいられなくなってしまい、決別。
それでも柱間はマダラに川原で語り合った夢のことを叫ぶも、マダラは既に諦め始めていた。
こうして、互いの素性が割れてしまった柱間とマダラは対立せざるを得なくなり、千手とうちはは一族の存亡をかけて戦い続けた。そして月日が流れ、二人は一族の長になった。
長い対立の中でも柱間はかつて共に語り合った夢のため、マダラに停戦を求め続けたが、千手との戦いの中で弟を失ったマダラは(弟の遺言もあって)それを受けようとしなかった。
しかしうちは一族はそんなマダラに愛想を尽かしていき、千手に投降する者も現れていった。
そして遂に決着の時が訪れる。
互いに全力を出し切り、丸一日続いた全面戦争の末に追い詰められたマダラ。そんな彼にとどめを刺そうとせず、まだ協定を求める柱間。
だが、千手一族を信用出来なくなっていたマダラは、柱間にこの場でかつて弟に致命傷を与えた扉間を殺すか自害するかの二択を要求。実行すれば信用してやるという。
マダラとしては無理難題で諦めさせるつもりだったようだが、要求を聞いた柱間は即座に自害を選択。残る扉間に今後うちはと千手は争うことを許さぬとし、クナイで自害しようとする。
クナイで腹刺しただけで死ねるのか?とか言ってはいけない
が、堪らなくなったのかマダラはそれを寸前で止めさせ、協定を受け入れた。
協定を結んだ千手とうちはは、かつて川原で柱間とマダラが語り合ったように、自分達の集落を作り始めた。
火の国と手を組み里を作り始め、これに他の多くの一族も参加を望み、そして忍世界初の
隠れ里システム「木の葉隠れの里」が誕生。
柱間はマダラを火影に推したが、周囲からは柱間を支持する声が多く、最後は柱間が初代火影に就任した。
だがその後、次代の火影はうちはを危険視する扉間になるだろう状況が、マダラにうちはが千手に支配されてしまうのではないかという不信を抱かせることになる。
他の国の忍達も木ノ葉隠れの里に感銘を受け、木ノ葉に倣うように次々と隠れ里が生まれていった。
だが、里の創設からしばらく経ったある日、柱間はマダラに呼ばれて南賀ノ神社地下の六道の石碑の前に招かれる。
そこでマダラから、石碑に「相反するふたつは作用し合い森羅万象を得る」と書かれていること、それは千手とうちはの関係性を暗示していることを説明され、里を出て行くことを告げられる。
柱間は引きとめたが、マダラは既に無限月読へ向けて腹を決めており、そのまま抜け忍となった。
その後、
九尾を従えたマダラが里に襲いかかり、柱間は真意を測れぬまま彼と戦うことに。
互いに大技を連発し、地形を滅茶苦茶にするほどの壮絶な戦いの末、互いにチャクラも尽きて体力も限界という極限状況で現在の「終末の谷」へと転落、一騎打ちの末に木遁分身でマダラを欺き、胸を刀で貫き勝利する(この時マダラは瞳力の酷使で
写輪眼状態を維持することすらできなかった)。
友を殺すことになってしまった柱間は、この時「忍とは目標の為に耐え忍ぶ者」であると悟る。
この戦いで眠らせた九尾を捕らえた柱間だったが、巨大すぎるあらぶる力を放置しておくことも出来ず、妻・ミトが人柱力となって封印した。
その後、柱間が同様の要領で各地の尾獣を捕らえ、木ノ葉は初めての五影会談を開き、集めた尾獣を
他の4里(と滝隠れの里)に分配して里間の均衡を計った。
尤も、理由はどうあれ尾獣をその意志を無視し取っ捕まえて道具のように取り引き材料としたことには変わりなく、結果として尾獣たちが人間を嫌う一因となってしまった面もある。
なお、五影会談後の詳細は不明な部分が多く、後に
暁となる
角都を撃退したことと、里を守るために戦死したこと(扉間が穢土転生を開発した頃にはまだ現役だった)がわかっている。
後に
穢土転生で呼び出された際に若い姿だったことから、あまり長生きはしなかったのかもしれない。
弟の扉間も結構な年を取っていた(同世代のイズナの年齢から推測するに60代は確実)割には姿が若いため、千手一族は年を取っても見た目があまり変わらないとも取れる。
晩年には千手とうちはの諍いを繰り返さない戒めか、自身の死後二代目火影となる扉間に「うちはを蔑ろにするな」と釘を刺していたらしいが、それは叶わず、うちはを危険視する扉間によってうちは一族は里の隅に追いやられ、各地でも隠れ里間による大規模な戦争が三度起こっていく。
九尾事件とうちは一族殲滅事件
柱間の死から数十年後……『NARUTO』本編開始より13年ほど前、第三次忍界大戦終結後の木ノ葉隠れの里では三代目火影・
猿飛ヒルゼンが戦争責任を
タカ派に追及されたことで退任し、後任の四代目火影には自来也の弟子にあたる
波風ミナトが就いたことで一応の平和を取り戻していた。
しかし、
うちはマダラを名乗る仮面の男の暗躍により九尾が再び木ノ葉を襲い、封印と引き換えにミナトとその妻で当時の人柱力だった
うずまきクシナが死亡、九尾は陰と陽の半分に分割され、ミナトの息子・
うずまきナルトに封印される。
その後、木ノ葉上層部は事件がうちは一族によって引き起こされたものだと疑い、うちは一族は暗部により24時間体制で監視されることとなる。
やがて里からの扱いに不満を溜めたうちは一族は里へのクーデターを画策するまでになるも、当時暗部に所属していた
うちはイタチが自ら汚れ役となる形で
うちはサスケを除いた一族を皆殺しにすることでこれを阻止し、以降一族殺しの抜け忍となる。
仮面の男の暗躍と第四次忍界大戦
仮面の男は九尾事件後も四代目水影・橘やぐらを操って
霧隠れに恐怖政治を敷くなど暗躍を続け、遂に本編にて
会談中の五影達を前に第四次忍界大戦の宣戦を布告する。
危機感を抱いた五影達は史上初となる「
忍連合軍」を結成して迎え撃つ。
仮面の男と手を組んだ
薬師カブトが穢土転生で歴代の五影や人柱力達を始め名のある忍を多数復活させたことや10万の白ゼツ軍団、本物のうちはマダラや大筒木カグヤの復活などで混迷を極めるも、最後は大筒木アシュラとインドラの転生者でもあるナルトと
うちはサスケにより、全ての黒幕であったカグヤ(と黒ゼツ)が倒されたことで長きに渡る因縁に終止符が打たれた。
平和の訪れと新たなる脅威
第四次忍界大戦終結後はこれまで争っていた五大隠れ里が同盟を結んだことで漸く平和が訪れ、これまで戦乱が長く続いたせいで文明の発達が停滞していた(映像機器は白黒、アニメ映画で登場した鉄道は
蒸気機関車etc...)が、平和が訪れた後は10年あまりで飛躍的に社会成長が成された。
第四次忍界大戦から約16年経過した『
BORUTO‐ボルト‐』の時代は電車や携帯ゲーム機が当たり前のように存在し、木ノ葉と霧隠れは高層ビルが乱立するなど凄まじい発展を遂げており、忍者はすっかり時代遅れと揶揄されている。
しかし発展しているのはあくまで里とその近隣の町のみで、里からある程度離れた地域は戦前からほとんど変わらない生活水準のままであるなど急激な経済成長による貧富の差も顕著になって里の政策へ不満を持つ者や失業者も増え、国境地帯の治安悪化と忍五大国以外の小国の情勢不安も深刻な問題となっている。
中でも戦後世代にあたる若い忍の意識・実力の低下は各里で大きな問題となっており、戦後世代の忍には忍界大戦以外の過去の事件や歴史に影響を与えた出来事が教えられていないためか、当事者の関係者を除いて事件の内容を知らない者が多く、大戦経験者やそれに近い世代の忍との任務での意識の差異も見られる。
おまけに里内のゴタゴタを秘密裏に処理もしくは隠蔽してきた事が仇となり、本来なら里内で解決すべき問題が他国にまで影響を及ぼしかねない事態に発展するケースもあるなど、未だ世界にとって必要不可欠の存在となっている。
遂にはカグヤの同族たる大筒木一族が襲来し、その流れを汲む組織「
殻」との戦いも本格化する。
ナルトの息子である
うずまきボルトは
大筒木モモシキの「
器」となりながらも、義兄弟の
カワキと共に大筒木や殻との戦いに身を投じる。
しかし、紆余曲折を経て発動した
世界を改変する究極の力によって
二人の立場は「逆転」し、カワキが
火影の息子 "うずまき"カワキとなった一方で、ボルトは
孤独なよそ者 うずまきボルトとして追われる身になってしまう。
そして
3年後、逃亡していたボルトが遂に行動を開始する。
【関連用語】
チャクラとは忍者が術を使用する際に必要とするエネルギー。
身体エネルギーと精神エネルギーを練り合わせ、印を結ぶことで術が発動する。
術は主に忍術・体術・幻術の3つに分類される。
忍者が使うアイテム
忍が所属するそれぞれの里のマークが刻まれているもの。
大半が鉢巻のように額に巻いているが、バンダナやヘアバンドのような身につけ方も可能だが、必ずしも全ての忍が頭部に巻いているわけではなく、スカーフやベルトのように頭以外の場所に巻いている忍もいる。
抜け忍の集まりである暁では里のマークに横一文字の傷を付けているが、全ての抜け忍がこうするわけではなく、アニメ版『BORUTO』では額当てを闇市場に売る抜け忍もいる。
ちなみに当初は身体に結び付ける形だったが、第四次忍界大戦以降はヘアバンドのような形状になっている。
各里の忍が着ている特殊部隊の制服のような服。下忍は基本的に私服のため、正式な忍装束は中忍以上が身に着けているが、中忍以上でも私服を着ている者もいる。
忍装束はその里独自の風習・環境に合わせているため、デザインは各里で大幅に異なる。
一方で、どの里でも足下は靴下を履かず、砂漠地帯だろうが雪原だろうが素足の指を露出させた履物でほぼ統一性が見られる。
これは足指のチャクラ穴からのチャクラ放出を阻害しないための仕様であると思われる。
特殊能力主体の本作において、現実の忍者も使用するアイテム。
クナイは現実では武器というより「いざとなればナイフにもなるスコップ」に近い存在だったが本作では専ら「ダート兼用ナイフ」として扱われている。
クナイと手裏剣は忍術と併用することでトリッキーな戦法も行える他、煙ではなく強烈な光を発する「光玉」と呼ばれるアイテムもある。
一定時間が経過すると爆発する術式が書かれた札。クナイに結びつける・貼りつけるなどして目標物に投げたり、時限爆弾や地雷の要領で敵に対する罠として使用される。
第一部のアニオリでは、30年前の起爆札と現在の起爆札では書かれている術式が異なる事が判明している。
作中では通常の書類や書物として用いられる以外にも、中に忍術(作中では主に
口寄せの術)の術式を仕込み、武器の口寄せや封印術の媒体、口寄せの術の契約など様々な場面で用いられる。
大きさは普通サイズから人間の背丈ほどあるサイズなど大小様々。
細い針状の忍具。殺傷能力は低いが、経絡系を正確に射止めればチャクラの供給を断つ、仮死状態に追い込むなどといった効果をもたらすことができる。現実の鍼に相当する道具として医療にも用いられる。
白など霧隠れの追い忍部隊はこれを用いて一時的に人体を仮死状態にすることも可能。
一部の忍が用いる直刀(反りのない刀)。忍里が出来る以前の戦乱時代にはごく一般的な武器として用いられていた。
現在では全ての忍が携帯するわけではないが、霧隠れや雲隠れでは剣術の修得にも力を入れている。
基本的には直刀だが様々な大きさ・形状があり、霧の忍刀七人衆が使う刀のように通常の刀からかけ離れた形状のものもある。
その名の通り使用が禁止されている忍術。
基本的に術者など人の命(魂)と引き換えに効果が発動するなど非人道的かつ倫理的にアウトな術が禁術に指定されているが、一般的な術でも余りに強力すぎたり使う度に術者の身体を傷つけるような術も禁術扱いになることもある。
千手扉間が考案・開発した
穢土転生が特に有名かつ最悪の禁術であるが、中には
イザナミのような特殊な術もある。
使用に対するペナルティのようなものは特に語られておらず、術者へのリスクを理由に禁術指定されている場合はそのリスクをクリアすることで実戦投入が可能になる。
『BORUTO』に登場。戦後に発達した科学技術を用いた新型の忍具。
例として作中に出てきた「
忍籠手」はガントレットのように手首に装着し、あらかじめ忍術を封入した巻物型カートリッジを装填してそこに保存された忍術を発動する。
カートリッジに術を封入した者のチャクラを用いるため、忍具使用者はチャクラを消費せずに本来の実力以上の術を使えるようになる利点があるが、まともに修行をしていない未熟な忍でも強力な術を使えてしまうという危険性を孕んでいる。
木ノ葉隠れが率先して開発しているが、「
殻」に一部技術が流出している。
忍界大戦と忍連合軍
かつて忍里間で起きた大規模な戦争。
五大国が設立するきっかけになり、柱間が隠れ里間のパワーバランスをとるため尾獣を各国に振り分けた戦争を「第一次忍界大戦」、第一次大戦終戦から約20年後に始まった戦争を「第二次忍界大戦」、忍五大国による統治が揺らいだことにより各国の国境付近で小国や忍里を巻き込んでの小競り合いが続いたことが原因で勃発した戦争を「第三次忍界大戦」と呼称している。
また第二次大戦初期に雲隠れでクーデターが発生し、この件で二代目雷影と和平条約の締結に訪れていた扉間が戦死している。
第三次忍界大戦は戦争の規模が大きく、特に木ノ葉隠れと岩隠れ間での戦争状態が激しかったとされ、カカシ外伝で起こった「神無毘橋の戦い」は第三次大戦末期に発生している。この戦争で綱手の恋人・ダンが死亡し、自来也は弥彦達に出会って修行をつけることになる。
また「木ノ葉の三忍(伝説の三忍)」が生まれたのは当初は第二次忍界大戦とされていたが、後に原作や疾風伝で第三次忍界大戦であると明言された。
『NARUTO』第二部において、忍連合軍(忍五大国+鉄の国)と暁を率いるうちはマダラ(うちはオビト)および薬師カブトとの間で起こった戦争。
暁への対応を話し合うべく鉄の国で開かれた五影会談に仮面の男が乱入、八尾と九尾の人柱力の身柄を要求し、これを拒否されたことで宣戦布告を行った。
原作、アニメ(少年編、疾風伝の通算)では宣戦布告後の準備期間も含めこの戦争関連が全体の約3分の1近くを占めている。
第四次忍界大戦において、五大隠れ里と鉄の国の侍が組織した連合軍。
総兵力は約8万で、本部は雲隠れの里に置かれていた。部隊参加者の装束は各里のものだが、額当ては全員が新たに作成された「忍」の文字が刻まれたものを着用している。
以下各部隊編成
- 総大将:四代目雷影・エー
- 戦闘大連隊隊長:五代目風影・我愛羅
- 第1部隊長(戦闘中距離部隊):ダルイ
- 第2部隊長(戦闘近距離部隊):黄ツチ
- 第3部隊長(戦闘近・中距離部隊):はたけカカシ
- 第4部隊長(戦闘遠距離部隊):我愛羅(部隊長代理:奈良シカマル)
- 第5部隊長(戦闘特別部隊):ミフネ
- 先発偵察隊隊長:みたらしアンコ
- 奇襲部隊隊長:カンクロウ
- 後方支援医療部隊隊長:シズネ
- 情報部隊隊長:山中いのいち
- 感知部隊隊長:青
- 大名の護衛:照美メイ、長十郎
【余談】
- 作中では主に忍者同士の戦いが描かれ、それ以外の者(侍、盗賊など)との戦いはあまり描かれていないため、隠れ里を除いて国が持つ軍隊などの戦力は鉄の国の侍など一部を除き不明である。
追記・修正は、『忍者』の資格を得た人がお願いします。
- 忍の歴史は後に回して作中現在の忍の概要を前に持ってきた方が良くないか -- 名無しさん (2025-02-21 21:23:59)
- ↑最近出来た「超人(キン肉マン)」やハリポタの「非魔法族/魔法族(ハリー・ポッターシリーズ)」の記事でも歴史は最初に来てるから別にこのままでもいいんじゃないかな。 -- 名無しさん (2025-02-21 21:59:42)
- 上忍のさらに上の階級に忍頭ってなかったっけ? -- 名無しさん (2025-02-22 17:10:22)
- 主語と述語と目的語がちゃんと用意されてないのでよくわからない文章が多々あるな…原作知識があんまないから手ぇ出せないけど… -- 名無しさん (2025-02-23 12:47:11)
- ↑2多分木ノ葉で相談役って言われてるポジションを他の里では忍頭って言ってるんじゃないかな -- 名無しさん (2025-02-23 19:21:05)
- ↑木ノ葉だと上忍班長のシカクが忍頭のポジションじゃないかな。 -- 名無しさん (2025-02-24 00:06:38)
最終更新:2025年05月29日 12:11