登録日:2026/05/04 Mon 13:01:00
更新日:2026/08/13 Thu 15:00:28
所要時間:約 20 分で読めます
夢は、一度では終わらない。グランプリの舞台で幾度と重ねた栄光。
偉大な記録とともに、名牝は、新たな歴史を創り出した。
また、名前にクロとついているが、黒鹿毛ではなく葦毛である。現役時は真っ黒だったが
データ ~はじめに、神は葦毛の名牝を創造した~
生年:2016年3月6日
生国:日本
生産者:ノーザンファーム(北海道安平町)
馬主:サンデーレーシング
調教師:斉藤 崇史(栗東)
主戦騎手:北村友一→C.ルメール
戦績:17戦8勝[8-3-4-2]
主な勝鞍:
19’秋華賞(GⅠ)、
20’、21’宝塚記念(GⅠ)、
20’有馬記念(GⅠ)
主な受賞歴:
20’JRA特別賞
獲得賞金:
12億473万5,400円
五世代血統 ~クロノジェネシスの系図は次のとおりである~
| Bago |
Nashwan |
Blushing Groom |
Red God |
Nasrullah |
| Spring Run |
| Runaway Bride |
Wild Risk |
| Aimee |
| Height of Fashion |
Bustino |
Busted |
| Ship Yard |
| Highclere |
Queen's Hussar |
| Highlight |
| Moonlight's Box |
Nureyev |
Northern Dancer |
Nearctic |
| Natalma |
| Special |
Forli |
| Thong |
| Coup de Genie |
Mr. Prospector |
Raise a Native |
| Gold Digger |
| Coup de Folie |
Halo |
| Raise the Standard |
| クロノロジスト |
クロフネ |
French Deputy |
Deputy Minister |
Vice Regent |
| Mint Copy |
| Mitterand |
Hold Your Peace |
| Laredo Lass |
| Blue Avenue |
Classic Go Go |
Pago Pago |
| Classic Perfection |
| Eliza Blue |
Icecapade |
| Corella |
| インディスユニゾン |
Sunday Silence |
Halo |
Hail to Reason |
| Cosmah |
| Wishing Well |
Understanding |
| Mountain Flower |
| Rustic Belle |
Mr. Prospector |
Raise a Native |
| Gold Digger |
| Ragtime Girl |
Francis S. |
| Swinging Doll |
戦績 ~どうぞわたしが見た夢を聞いてください~
誕生
2016年、北海道安平町のノーザンファームで生まれる。
父バゴは2004年
凱旋門賞などGⅠ競走5勝を達成した仏国の名馬。’05ジャパンカップ出走を最後に日本で種牡馬入りし、産駒としては’10菊花賞馬ビッグウィークのほか中央・地方に複数の重賞馬を輩出していた。
母クロノロジストは1勝クラスの葦毛馬であるが、父に最強ダート馬の1頭に数えられる
クロフネ、母父に
サンデーサイレンスを持つ良血馬。
また半姉にヴィクトリアマイルのレコードホルダーであるノームコア(父ハービンジャー)がいる。
馬主は
三冠馬オルフェーヴル、
三冠牝馬ジェンティルドンナなど多くの名馬を抱える一口馬主クラブ、サンデーレーシング。
しかし、クロノロジストの2016だった頃の彼女は血統面、馬体面のいずれもあまり魅力を感じられなかったか一口35万円の40口…合計1,400万円で募集された。セレクトセールで1億円越えも平気で飛び交う競走馬の世界において、1,400万というのはかなりの安馬だった。
厩舎は2016年3月に開業したばかりの栗東の斉藤崇史厩舎。当時はGⅠ勝利もまだなかった。
名前は母の名前である「クロノ」と創世記を意味する英単語の「Genesis」からクロノジェネシスと名付けられた。
…その名の通り競馬界の創世記を告げる名牝となる事を多くの人々はまだ知る由も無かった。
2歳
2018年9月2日、小倉1800mでデビュー。そして彼女の生涯を語るうえで欠かせない、一人の騎手との出会いを果たす。その騎手の名は北村友一騎手。当時、まだGⅠ級未勝利の栗東の騎手だった。
当日は稍重のコンディションだったが、4番手から上がり最速の34秒5の末脚を発揮、最後は手綱を緩める余裕ぶりを見せデビュー勝ちを収める。レース後、友一騎手は「調教の時から走る馬と思っていました」「しっかり折り合えたし、内容としてもよかったですね」と評価していた。なお、気の強い面があることから、斉藤師はマイル路線を考えていた模様。
続けて10月20日に東京1800mのアイビーSに出走。前走と一転して高速馬場となったが、上がり32秒5の豪脚で勝利。稍重の馬場でも高速馬場でも対応できる事を証明した。
連勝の勢いに乗り、初重賞挑戦で2歳GⅠ、阪神ジュベナイルフィリーズに出走。…が、スタートが上手くいかず最後方からレースを進める羽目となり、直線で上がり最速の33秒9の末脚勝負をするも、同じく後方競馬を選択したダノンファンタジーを捉えきれず2着に終わった。友一騎手は後年、クロノジェネシスの現役生活を振り返った時、最も悔やんでいたのがこの阪神JFの敗戦だったという。
3歳春
3歳初戦は東京芝1600mのクイーンステークス(GⅢ)。レースは9頭立てで、前走が負けて強しとの評価もあり1番人気に支持されたクロノジェネシスは後方からレースを進め、上がり2位の末脚を発揮し重賞初制覇。
次に牝馬三冠戦線の初戦、桜花賞に出走。…が、ここで立ち塞がったのが同じサンデーレーシングの勝負服
グランアレグリア。3番手から上がり33秒1の末脚を発揮し当時の桜花賞レコードを叩き出し圧勝。クロノジェネシスは3着に終わる。
続けてオークスに出走。グランアレグリアがNHKマイルカップに向かい、混戦ムードの中2番人気に支持された。最後の直線に入り、12番人気の伏兵
カレンブーケドールが抜け出すと、クロノジェネシスは内から切り込み、2頭追い比べとなる。だが、その外から緑と黒の勝負服が1頭強襲してきた。1番人気の
そして伝説の名馬リアルスティールの全妹であるラヴズオンリーユーである。食らいつくカレンブーケドールを振り切りラヴズオンリーユーが勝利。クロノジェネシスは3着に終わった。
3歳秋
3歳秋は秋華賞からのエリザベス女王杯のローテを発表。前哨戦を挟むと過酷になると斉藤師は考え、秋華賞へ直行することとなった。ラヴズオンリーユーが右前の爪を痛め秋華賞を回避、グランアレグリアは短距離路線へ進んだため、当日はローズSを完勝したダノンファンタジーに次ぐ2番人気となった。枠順は3枠5番。奇しくも斉藤師がかつて調教助手として担当したレッドディザイアと同じ馬番に入った。前日の雨で稍重の馬場となった。
レースがスタートするとやや窮屈になりがらもダノンファンタジーを見る絶好のポジションに入る。逃げるビーチサンバが前半1000m58秒3と稍重としては速い流れで進み、最後の直線でクロノジェネシスが外に持ち出すと一気に先頭に立ち、追ってくるカレンブーケドールを突き放す。
クロノジェネシスが抜ける!カレンブーケドール2番手!さらには、シゲルピンクダイヤ!
桜花賞、オークス共に3着の実力馬が、遂に栄冠をつかんだ。斉藤厩舎は開業4年目にして初のGⅠ制覇となった。
続けてエリザベス女王杯に出走。しかし、ここでは
ラッキーライラックが劇的な復活を遂げるのを見る形で5着に終わった。
4歳春
4歳始動戦は京都記念(GⅡ)。ここではクラシックで鎬を削ったカレンブーケドール、後にサウジアラビアのレッドシーターフハンディキャップを制するステイフーリッシュが出走するが、雨の淀のターフで三番手から上がり最速の末脚を見せ快勝。
しかし、この頃から日本国内では新型コロナウイルスの感染が拡大し、JRAは当面無観客でのレース開催を決定した。クロノジェネシスは4月の大阪杯(GⅠ)に出走するが、誰もいないスタンドにただ仁川の冷たい風が吹きつけていた。
1番人気は後の安田記念覇者ダノンキングリーで、ダービー馬のワグネリアンやマカヒキ、2年前の有馬記念覇者ブラストワンピースが出走。しかし、ここでもラッキーライラックが立ちはだかった。逃げるダノンキングリーを直線で捉えにかかるも、ラッキーライラックに内からスルスルと抜け出され、またしも2着に終わる。
そして6月の宝塚記念(GⅠ)に出走。大阪杯から引き続き出走するラッキーライラック、ワグネリアン、ブラストワンピースに加え、菊花賞馬あっ♡キセキやマイルCS覇者のペルシアンナイト、前年度香港ヴァーズ覇者グローリーヴェイズが出走。その中で1番人気に推されたのが前走金鯱賞で快勝し、超豪華メンバーの有馬記念でも2着だったGⅠ2勝馬サートゥルナーリア。一方で直前に雨が降り稍重のコンディションであったこともあり、重馬場の京都記念を制しているクロノジェネシスは2番人気に推された。
レースが始まるとトーセンスーリヤが逃げていき、ラッキーライラックが好位につけ、クロノジェネシスとサートゥルナーリア、キセキが後方で進める展開となる。残り1,000m前後を切るとクロノジェネシスは持ったまんまでポジションを上げていき、キセキが反応して一緒に上げていく。2頭が先団に取りつくのに呼応してラッキーライラックも抜け出してくるが、直線に入ったその時…!
ここで先頭はクロノジェネシスに変わった!クロノジェネシスに変わった!
2馬身、3馬身、突き放していく!そして2番手にはキセキ!
直線に入ったその瞬間、荒れた仁川の芝の中でただ一頭、クロノジェネシスの末脚が爆発した。
他馬が泥濘に苦しむ中、彼女の進む道だけ天に照らされたかのように…
一完歩ごとに後続集団を置き去りにしていくクロノジェネシス。ゴール板前ではターフビジョンで後ろを確認するという余裕っぷりだった。
日本国内の精鋭たち相手に、レース史上最大の6馬身差、タイムにして1秒差という圧勝劇となった。
ラッキーライラックを乗り越えて、クロノジェネシス、心はひとつ!
現役最強への道はこの馬が作ります!クロノジェネシス!
勝利ジョッキーインタビューで友一騎手は「(3~4コーナーで)GOサインを出したというよりは、
本当に馬が強くて自然に上がっていった」と笑いながら語った。
また、2着キセキに騎乗していた
武豊騎手は角居調教師に対し「(前に)バケモノがいました」と一言。文字通り笑いが出るような強さだった。
4歳秋
4歳秋は天皇賞・秋からの始動。宝塚記念に続いての対決となるキセキ、この年に天皇賞・春連覇を達成したフィエールマンなどが出走するが、主役は別にいた。GⅠ7勝を達成し、
皇帝の壁を越えんとしていた三冠牝馬
アーモンドアイである。直線に入ると4番手にいたアーモンドアイは上がり3F33秒1という豪脚を発揮して独走し、GⅠ8勝目を挙げた。後方から進めていたクロノジェネシスに成す術は無く3着に終わった。
そして春秋グランプリ連覇を懸けて有馬記念に出走。既にアーモンドアイはターフを去っており、この年の
三冠馬と
三冠牝馬が
ジャパンカップ出走後に年内休養となったものの、このレースがラストランのラッキーライラックやフィエールマンを始め、ブラストワンピースやキセキ、ワールドプレミアなどGⅠ馬8頭が集結。同期のラヴズオンリーユーやカレンブーケドールの姿もあった。
また、友一騎手は同コースである8Rのグットラックハンデでディアスティマに騎乗し7馬身差で勝利したことで、本番の騎乗イメージも掴むことができた。
スタートすると後方5番手あたりでレースを進めることになったが、残り1000mを切るところでフィエールマンとルメール騎手が先団まで上げるのを見るや北村友一騎手は超ロングスパート戦法を敢行。一気に順位を上げ、残り600m地点で3・4番手まで上げて来た。直線に入り必死に粘るフィエールマンを抜き去り、後方から迫りくるサラキアをクビ差で凌いでゴール。
グレード制移行後では歴代11頭目となる同一年での春秋グランプリ連覇、牝馬に限れば昨年度のリスグラシューに続く史上2頭目となる快挙を達成した。
なお、3着にフィエールマン、4着にラッキーライラックが入線し、掲示板5頭中3頭をサンデーレーシングが独占する形に。
春秋グランプリ制覇を受け「来年も主役として引っ張っていってほしい」と喜びと期待に胸を躍らせる友一騎手。
翌年1月にJRA賞が発表され、最優秀4歳以上牝馬こそGⅠ9勝を達成したアーモンドアイが受賞したものの、春秋グランプリ制覇が評価されJRA特別賞を受賞した。牝馬では史上初の受賞である。
これからも人馬一体となって時代を作っていく…はずだった。
5歳
翌2021年3月、クロノジェネシスはラヴズオンリーユーと共にドバイシーマクラシックに出走する。クロノジェネシスは勿論、友一騎手にとってもこれが初の海外重賞挑戦であった。主な出走馬としてサウジカップと仏ダービーの勝馬であるミシュリフ、パリ大賞と香港ヴァーズ勝馬のモーグルなどがいた。最後の直線でラヴズオンリーユー、クロノジェネシス、ミシュリフの3頭で追い比べとなるも、クビ差でミシュリフが抜け出し2分26秒65のレコードを叩き出して勝利。クロノジェネシスは2着に敗れた。
そしてクロノジェネシスは日本に帰国後、宝塚記念に向けて調整を進めていた。そして秋には
凱旋門賞出走のプランも検討されていた。
しかし、2021年5月2日の阪神2R(3歳未勝利)で
悲劇が起きた。このレースで北村友一騎手は
エピファネイア産駒の牝馬ジャグリングに1枠1番で騎乗し、内ラチ沿いを走行していたが、
隣を走っていた馬が突然内に斜行したため転倒してしまう。幸いジャグリングは無事で済んだが、友一騎手はそのまま病院へ搬送され、
椎体骨折、右肩甲骨骨折が判明、復帰まで1年を要するという大怪我であった。
診断結果を受け、友一騎手は最初にこう思ったという。
クロノジェネシスはクラブ規定の馬であり、遅くとも翌年3月までには引退する必要があるが、それまでに治る怪我では到底なかった。
斉藤師にとっても、クロノジェネシスを最も知り尽くしている主戦騎手の負傷は正に青天の霹靂であった。
そして迎えた6月27日の宝塚記念。鞍上はアーモンドアイやグランアレグリア、フィエールマンの主戦も務めたクリストフ・ルメール騎手に交代となった。
出走馬にはカレンブーケドールやキセキの他、この年の大阪杯勝馬レイパパレ、
ちっちゃいアイドルメロディーレーンがいた。当日は前年と打って変わり快晴の良馬場となった。
単勝オッズ1.8倍の圧倒的人気に推されたクロノジェネシスは先行するユニコーンライオンとレイパパレを見る形でレースを進め、4コーナーに入り先にキセキが仕掛けるも直線で上がり最速の末脚を発揮、ユニコーンライオンとレイパパレを突き放して快勝。
ここにスピードシンボリ、グラスワンダーに続く史上3頭目となるグランプリ三連覇の偉業を達成した。
勿論、牝馬では史上初である。また、ルメール騎手はこれが初の宝塚記念勝利であった。
レース後のインタビューでルメール騎手は「北村友一ジョッキーにコンニチハいいたいね。騎手生活に怪我はつきものだから、気にせずお大事に。」と負傷した主戦騎手へのエールを送った。
秋には凱旋門賞に出走。鞍上には英国リーディングジョッキーであり、後に
日本調教馬初の偉業を達成するオイシン・マーフィー騎手を迎える。重たいロンシャンの馬場の中、直線で必死に追い縋ろうとしたものの、後続に抜き去られ7着に終わる。
そして前人未踏のグランプリ4連覇を懸けラストランの有馬記念に出走。当日の中山競馬場には休養中の友一騎手の姿もあった。再びルメール騎手が手綱を握り、この年の無敗皐月賞馬
エフフォーリアをマークするも、先に抜け出したエフフォーリアと
ディープボンドを捉えきれず、3着で現役生活を終えた。有終の美とはならなかったが、応援に駆け付けた友一騎手は「最後まであきらめない走りからは、大きな元気をもらいました。」と戦友の奮闘を称えた。
引退後
引退後はノーザンファームで繁殖入りした。
初子ベレシート(父エピファネイア)は母と同じく斉藤厩舎に入り、北村友一騎手が手綱を握り小倉の新馬戦をデビュー勝ちするも、その後は勝利にあと一歩届いていない状況。
とはいえ共同通信杯では2着ながらも後の皐月賞馬となるロブチェンより先着している事から実力は確かで、京都新聞杯で日本ダービーの優先出走権を得ようと奮闘していた。しかしダービー一週間前の追切で右前膝裏の腫れが発覚し、無念の辞退となってしまった。
ちなみに引退後の特集では馬体がかなり白くなっていた。誰がいったかシロノジェネシス。
余談
サンデーレーシングは一口馬主クラブであり、出資馬が獲得した賞金に応じて、出資口数に応じて受け取ることができる。
クロノジェネシスの場合、募集金額が1,400万円に対し獲得賞金額12億473万5,400円であり、回収率はなんと8,660%。この回収率は
エスポワールシチー(8,527%)を抜いて全クラブ馬で1位の記録である。
そんなクロノジェネシスだが、普段はとてもおとなしいという。それを象徴するのがドバイシーマクラシックでのエピソードで、北村友一騎手は最終追切のためドバイに飛んだものの日程の関係で何もする事がなく、和田助手の追切後にクロノジェネシスと遊んでいた。この時のクロノジェネシスについて後年、友一騎手はNumbersの取材に対し、「楽しい時間でした」「まるでペットでした。追い切った後でもおとなしいのには本当に驚きました。」と語っていた。
斉藤師は厩舎開業直後の2016年6月に競馬ラボの取材で競馬界へ入るキッカケを答えた。中学時代の同級生に競馬ファンがおり、その影響で競馬ファンになった斉藤師は親に競馬界へ行きたいと懇願し、その1歩として北海道の牧場で住み込みで働いていたという。つまり競馬ファンになり、さらにそこから調教師を目指したという経歴の持ち主である。
その過程で調教師をやるなら大学に行ったほうが良いと勧められ、日本獣医畜産大(現在の日本獣医生命科学大)へ進学するも、馬乗りが苦手だったこともあり競馬界へ進むべきか悩んでいた。そんな折、大学OBの紹介を経てアイルランドの厩舎を紹介され5か月研修したことにより、そこで得た経験から競馬界へ進むことを決意した。
ノーザンファームに就職後、松永幹夫厩舎に調教助手として入厩した。入厩から1年後に
マンハッタンカフェ産駒の牝馬を担当することになった。後の秋華賞馬レッドディザイアである。気は強かったけど優しく、自分を信頼してくれていた馬だったと語っており、またGⅠを勝つ馬はこういう馬なのだと教えてくれたという。斉藤師にとっては師匠は松永師であり、先生はレッドディザイアであったと話をしていた。
創作作品への登場
ウマ娘 プリティーダービー
2025年2月、同期の
グランアレグリア・
ラヴズオンリーユー・カレンブーケドール、上の世代の
アーモンドアイ・
ラッキーライラックらと共に4周年を記念してウマ娘化した。名前に創世記が入っていることから、歴史学が好きなウマ娘という設定で、史実を反映してか同期達よりも小柄な体格である。
…なのだが毎週レース場に大きなカメラを担いで行くという設定があったり、周年イベントでいきなりレース場で新聞開いてレースの予想をするという
ただの競馬ファン姿を見せ、多くのトレーナー達にネタにされた。
競走馬の擬人化というより競馬ファンから調教師になった斉藤師のウマ娘化というべきだろうか。
主戦騎手のウマ娘化と揶揄された例もあるし。
ちなみに斉藤師の調教助手時代の担当馬である
レッドディザイアも後にウマ娘化している。
追記・修正はグランプリを3回制覇してからお願いします
北村友一騎手は怪我の療養中「怪我の前よりも進化した、成長した自分になって戻ってきたい。今はそういう気持ちで頑張っています。」と語っていた。ドバイシーマクラシックで敗北した悔しさを晴らしたいと思っても、彼女がターフを去る前に復帰することは叶わなかった。
また、斉藤師もクロノジェネシスは世界でやれると手ごたえをつかんでいたものの、凱旋門賞ではうまく調整が出来なかったと後悔していた。もう一度あの舞台に立てると思わせる馬で、再戦を伺っていた。
怪我から1年後、北村友一騎手は懸命なリハビリの末騎手に復帰。とはいえブランクは厳しく、条件戦等での勝利こそあれど大舞台での勝利からは遠ざかる日々…
それでも、再起を誓って医師やインストラクター、奥さんの協力を得て予後のケアや騎乗フォームの修正に尽力していた。
そして2024年、彼らの前に“祭り”の意志を宿す1つの北十字星が舞い降りた。
怪我から4年、ついにこの舞台にたどり着いた!もう手綱は離さない!!
- すみません、建て主ですが、項目名に誤植があったので、修正させてください。クロノジェネシス(競争馬)→クロノジェネシス(競走馬) -- 名無しさん (2026-05-04 13:06:26)
最終更新:2026年08月13日 15:00