シキコーザ

初出:第126話

声(ドラマCD第10弾):石谷春貴

声(TVアニメ版):石谷春貴

家族構成


 異母兄:イェレミアス

容姿

髪の色:黄緑
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瞳の色:深緑
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自己主張の激しい黄緑のような髪に、深緑の目。
整ってはいるが傲慢さが全面に出た顔付き。

地位

階級:中級貴族
職種:青色神官見習い→騎士

年齢関連

  • マインとの年齢差:+9以上(ダームエルと同期)*1
  • マイン(7歳秋)視点で「成人して間もないくらいの十代半ば」*2

作中での活躍

マインが騎士団とトロンベ討伐に出た際の護衛役として登場。
初登場の「名前がアナグラムで作られた(雑魚騎士→シキコーザ)」キャラクター。
ランプレヒトブリギッテダームエルとは同期*3

生誕時の魔力量が中級貴族の基準に満たず、青色神官見習いとして神殿で育った。
母の狙い通りに神殿長に近付いて融通を利かせ、母とヴェローニカの関係強化に寄与した。
その結果、魔力を優先して融通してもらえるようになり、ダールドルフ領は潤った。*4
青色時代にはザームフリッツが側仕えとして仕えていたが、とても我儘な主であった。*5

政変後、貴族が少なくなったことを機に11歳で*6還俗した。
母グローリエの助力で回復薬を使って講義に必要な魔力を捻出しつつ、冬以外の季節も貴族院に残って詰め込み教育をすることで、成人年齢(15歳)での卒業に間に合わせた*7
青色神官だった過去を嫌悪しており、貴族社会に戻った自身の身分を鼻にかけていた。
しかし実際の魔力量は下級貴族程度であり、同程度の魔力を持つ者同士としてダームエルと同じ訓練内容を受ける事となり劣等感を募らせる。
その一方で、身分的に下位である下級貴族たちに対しては横柄な態度を取り、本来は自分で行うべき戦闘前の準備をダームエルに命じていた。*8

魔力量が低く討伐経験の無い2人として、ダームエルと共にマインの護衛役に選ばれた。*9
神殿長から平民が青色巫女見習いになったと聞き、昔の自分が平民と同列扱いされていることへの怒りから、暴走する。
庇ったフランを突き飛ばし、マインの髪を掴んで振り回し、目を抉ろうとまでした。
マインが手に怪我を負い、魔力を含む血が流れ、それを吸った別のトロンべが急成長し、大発生の元凶となる。
命令を無視して任務を放棄し、本来なら現れなかったはずの魔木を出現させ、騎士団を混乱させ、護衛対象を害したため、表向きは殉職として処刑される。
母親はヴェローニカや神殿長に助命嘆願を行ったが叶わず、神殿長にはその末路はどうでも良いとされた。*10
彼の軽挙妄動による死が、それに恨みを抱いた母親がマインに敵対し続ける大きな原因となった。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前02年 神殿に入る*11
03年  洗礼式で使用する中級貴族用の魔術具を光らせる(11歳時点)*12
     中級貴族として登録され、神殿から還俗する*13
03年冬以降のどこか 特別措置貴族院に編入する*14
06年冬 年間を通した詰め込み教育を受け、貴族院を卒業する*15
     エーレンフェスト騎士団へ入団
07年秋 処刑

作者コメント

2014年 07月06日 活動報告返答
フレーゲル男爵! そう、そういう名前でしたね。
高慢で身分意識が強い割に使えない……そっくりじゃないですか。(笑)

コメント

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  • コミック第2部7巻のダームエル視点のssでシキコーザが11歳で貴族に戻ったってあるけど、微妙に計算が合わない。①ダームエル(01年~06年に貴族院)と同い年なので貴族復帰は02年(政変後)②フェルディナンドが第2部で20歳(公称春生まれ)なので貴族院は02年卒業、03年以降に神殿入りと政変終了。ただの計算間違いか、何らかの情報が足りないのか…… (2022-04-16 11:02:25)
    • 特別措置が申請されていたので、十五歳を過ぎても入学から六年間は退学になりません。留年は可能でした。ただ、貴族は卒業=成人年齢なので卒業が遅くなると、その人は成人扱いされずに婚姻や仕事に大きく響きます。元青色神官や巫女見習い達は一年を通して貴族院に滞在して、必死に詰め込みました。(←ふぁんぶっく3Q&AのA回答全文そのまま) ⇒ 六年間フルに使うのであれば、普通に冬の期間だけ通えば良いし、一年通して滞在して必死に詰め込む必要はない。成人年齢後も貴族院に通って、成人年齢後に卒業することは『制度的には可能』だったん『だけど』、実際にそれをすると後々大きく響くので、成人式と同時に卒業をする為に、冬以外も貴族院に滞在して詰め込むことで、成人式と同時に卒業したというのが、回答から読み取れる内容かと。  (2022-04-19 06:12:35)
      • 分かりやすく具体例を挙げて言うと、16歳や17歳になった以降も貴族院に通うことはできたけど、それをすると、15歳(成人年齢)より大きい年齢なのに未成年扱いをされて、婚活や就職活動に多大な支障が生じるので、なんとしても15歳の年に卒業すべく、冬以外も通い詰めて頑張りました。という話。 (2022-04-19 07:04:14)
      • フレべ&ザウスガース&ベルケの勧誘と、クラッセンとアーレンの牽制がある中、代替わりした(=03年春以降の)ジルが、アーレンスバッハ側につくことを強硬に主張する母も、次姉の嫁ぎ先であり妻の実家であるフレべも蔑ろにできず、どちらにも舵を切れなかった結果、中立を維持できた(ふぁんぶっく3Q&A)という情報。フェルの伯母かつベルケに嫁いだ人物が、02年の冬の卒業式で、フェルをエスコートした後にで処刑された(2018年11月10日活動報告 11/12感想返し、ふぁんぶっく3 Q&A)という情報。 また、粛清による貴族不足で、神殿から青色が多数移動したのは、フェルが神殿入りした以降(03年春より後)との本編内描写(第78話)がある。  ――つまり、03年春時点では、粛清は強行されておらず、貴族の人手不足による、青色見習い引き取りは起こっていないというのがこれまでの描写。 一方、もし、ダームエルとシキコーザが同じ年の場合、シキコーザが11歳である期間は、02年~03年(誕生季次第)なので、11歳に貴族に戻ったの解釈によっては、02年に貴族院入りともとれるので、粛清前なのでは??と疑問に思うことになる。  実際には、11歳に貴族に戻ったの定義次第なので、03年秋に11歳で貴族として洗礼を受け(=貴族社会に戻って)、04年春~貴族院に編入したという、これまでの記載と矛盾しない可能性も考えられるので、矛盾とまでは言えないけどね。 (2022-04-18 21:11:11)
        • ↑ちなみに03年秋に貴族として洗礼を受けの場合の洗礼は、誕生季以外での洗礼を想定している。 (2022-04-18 21:15:46)
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最終更新:2022年04月18日 23:16

*1 318,338話によれば未成年は基本的に街の外での仕事はしない。トロンベ討伐時にダームエルは騎士1年目(マイン7歳秋に16歳)。06冬に15歳で卒業/元青色は必死に詰め込んで成人年齢で卒業した、ふぁんぶっく3 Q&A

*2 第128話

*3 コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐

*4 書籍版第三部Ⅳ エピローグ

*5 書籍版第三部Ⅲ エピローグ

*6 コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐

*7 ふぁんぶっく3 Q&A

*8 コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐

*9 書籍版第二部Ⅲ プロローグ

*10 書籍版第二部Ⅳ プロローグ

*11 洗礼の年齢に合わせて神殿入りした場合

*12 コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐/11歳時に光らせたとの記載のみで、11歳になったばかりの時とも、11歳になる年とも記載されていない。政変後の粛清の推定時期(03年夏~04年秋の間のどこか)との整合性から、03年の春以降、03年の誕生季を迎える前の季節に、光らせたと考えられる

*13 コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐/11歳時に貴族社会に戻ったとだけあり、11歳時に貴族院に編入したとの記載はない。政変後の粛清の推定時期(03年夏~04年秋の間のどこか)との整合性と、神殿から還俗するだけでも貴族社会に戻ることになる(第245話)ことから、03年の誕生季を迎える前の季節に、還俗したと考えられる

*14 第289話/コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐/11歳時に貴族社会に戻ったとだけあり、11歳時に貴族院に編入したとの記載はない。回復薬での魔石への魔力溜めが完了した時期次第と考えられる

*15 ダームエル・ブリギッテ・ランプレヒトと同期入団、コミック版第二部Ⅶ SS 初めてのトロンベ討伐/途中入学の元青色達は、特別措置を受けていたことから成人以降の留年も可能だったが、一年を通じて貴族院に滞在して必死に詰め込むことで、留年することなく卒業した(ふぁんぶっく3 Q&A)