初出:第175話
声(ドラマCD第1弾):鳴海和希
家族構成
異母弟:
ニコラウス(カルステッドの第二夫人の息子)
曾祖父:
前ライゼガング伯爵(祖母方の曾祖父)
曾祖母:前ライゼガング伯爵の第二夫人(祖母方の曾祖母)
祖母:ボニファティウスの第一夫人(曽祖父の第二夫人の娘)
母方の親戚
曾祖父:
初代ギーベ・グレッシェル(祖母方の曾祖父)
曾祖母:前ライゼガング伯爵の娘(祖母方の曾祖母)
祖父:前ギーベ・ハルデンツェル
祖母:前ライゼガング伯爵の孫娘
伯父:
ギーベ・ハルデンツェル
従兄弟:
従兄弟:
大伯父または大叔父:ヴェローニカの異母兄(祖母方)
大叔父:二代目ギーベ・グレッシェル(祖母方)
容姿
髪の色:赤茶
000000000
瞳の色:明るい茶色
000000000
お父様譲りの赤茶の髪に明るい茶色の瞳。
エックハルトに比べると頭一つ分くらい背が低い。
大人の平均くらいの身長。まだ成長期。
肉付きも父や兄に比べると薄く見えるが、かっちりとしている。
地位
年齢関連
- ローゼマインとの学年差:+10
- ローゼマインとの年齢差:+9(夏)
- 誕生季:冬
ランプレヒト視点の回
コミックス版第三部Ⅳ 書き下ろしSS おいしい料理と面倒事
書籍版第三部Ⅲ 特典SS 私の進む先(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
書籍版第三部Ⅲ 書き下ろしSS 冬のお披露目と子供部屋
書籍版第五部Ⅳ プロローグ
作中での活躍
ヴィルフリートの側近、筆頭護衛騎士。
カルステッドと
エルヴィーラの次男。
婚姻前のフルネームは「ランプレヒト・ゾーン・リンクベルク」(リンクベルク家の息子、ランプレヒト)。婚姻後は既出法則に従えば「ランプレヒト・リンクベルク」(リンクベルク家(分家)当主のランプレヒト)と推測される。
ダームエル・
ブリギッテ・
シキコーザとは同期。
護衛騎士のためあまり出番は来ないが、一度くらいはトロンベ討伐に参加したいと周囲に話していた。
兄の
エックハルトがヴィルフリートの護衛騎士就任を断ったため、母親や弟をヴェローニカの圧力から守らなければと思いヴィルフリートに仕えることを決めた経緯がある。ヴィルフリートが度々抜け出したり隠れるため、振り回されている。
06年冬、ヴェローニカから「次期領主の護衛騎士として
アーレンスバッハの娘を娶るように」と命じられて
貴族院でアーレンスバッハの騎士見習いと交流を持つようになり、
アウレーリアと出会った。ランプレヒトが既に最終学年だった事、大領地アーレンスバッハから下位領地エーレンフェストに嫁ぎたい者はまず居ない事からランプレヒトの婚約者探しは難航する。
ランプレヒトより三学年下で魔力感知範囲外だったアウレーリアは当初結婚対象ではなかったが、アウレーリアの「わたくしのように、どこでもいいからアーレンスバッハを出たい者でなければ難しい」という発言を受けてアウレーリアに交際を申し込んだ。アウレーリア自身は了承してくれたが、
アーレンスバッハの領主の弟であるアウレーリアの父からは「下位領地の魔力の大した事のない上級貴族」である事から却下され、別れる事を条件にランプレヒトの卒業式でアウレーリアがエスコート相手を務める事だけは許された。
08年夏の洗礼式、ヴィルフリートに振り回された
ローゼマインが倒れて血に染まった様子を目の当たりにし、トラウマを負う。
ローゼマインにとっては日常茶飯事で気にしなかったが、死にかけの目に遭わされても許された事で、寛大で慈悲深いと感動した。
イタリアンレストランの視察に同行したカルステッドと
コルネリウスにローゼマインの料理の自慢をされたため、理由をつけて
神殿に訪れ、料理を食べに来た。
お菓子を前にしたらコルネリウスと全く同じ表情をし、料理はものすごい勢いで食べた。母エルヴィーラからは、側仕えに下げ渡す食事が足りなくなったかも知れない事や、食べ過ぎて品位を損なっていた事を叱られている。
ヴィルフリートの勉強待ちの際は、勉強から抜け出すヴィルフリートと一日中本を読みたいローゼマインを、絶対に分かり合えない二人だと頭を抱えた。
ヴィルフリートの更生計画に巻き込まれ、
フェルディナンドからその間にローゼマインが担当していた仕事を積み上げられた。
叱咤されるヴィルフリートを庇うが、フェルディナンドの威圧を受けながら愚か者に育てたのが周囲の者だと自覚させられ、崩れ落ちる。
トラウマになるほど脅されて、主と共に勉強していくことになった。廃嫡回避と教育の見直し・側近が続々と解任されていく中で
オズヴァルトからは辞任を勧められたが、母からはローゼマインの護衛騎士になる道を、父からはローゼマインの護衛騎士には向かないので反対という意見を、エックハルトからは中級貴族や下級貴族のような時流を見極めた中途半端な仕え方をするなと苦言を、と三者三様のアドバイスを受けた。
兄に「頭が悪くて考えなし」の家系なのだから理屈をこねて考えるな、感覚で選べと言われ、ようやくヴィルフリートとローゼマインのどちらが自分の主に相応しいかの答えを出した。
以後、「主に必要とされる限り、支えていきたい」という新たな決意の元に護衛騎士を勤める日々を送っている。
08年冬のお披露目の後、
アレクシス、
ハルトムート、
イグナーツ、
トラウゴットをヴィルフリートの側近になるように勧誘した。
09年冬、貴族院在学中に恋仲になったアウレーリアの卒業式に赴く。
アウレーリアとの交際はランプレヒトの魔力が低かった事からアウレーリアの父親に難色を示されていたが、
ローゼマイン式魔力圧縮法で魔力が伸びたことで認められるに至り、ランプレヒトは結婚許可を申請。
しかしアーレンスバッハとエーレンフェストの情勢が悪く、父カルステッドと
領主から即座に却下され、アウレーリアに別れの手紙を送った。
11年春の領主会議で「姪との婚姻を何故却下した」とアウブ・アーレンスバッハから問われる事態となった。
11年冬以降、流行を発信して貴族院の成績と順位を上げたエーレンフェストがアーレンスバッハから距離を取り、他の上位領地との交流することに危機感を持ったアーレンスバッハ側から12年春の領主会議に、昨年の領主会議でジルヴェスターが述べた理由を逆手に取られて、アウレーリアとの婚姻を強引に纏められた。
政略が絡んだとは言え、最終的には恋人であるアウレーリアと結婚することができた。
12年夏、境界門にて星結びを行う。
アウレーリアとの結婚後は、実家であるカルステッドの屋敷の離れを新居として暮らしている。
妻のアウレーリアに対して「私は父上のように自分の第一夫人を蔑ろにはしたくない」と語り、アウレーリアの為であれば派閥を変えることも厭わない姿勢を示した。
13年春、エックハルトが王命の下ったフェルディナンドに付き従いアーレンスバッハに移動する事が決まった時にリンクベルク家の跡継ぎと決まった。
最終的にはエックハルトもコルネリウスも
アレキサンドリアに移籍した為、エーレンフェストに唯一留まったランプレヒトが跡継ぎとなったのは必然と思われる。
14年春以降アレクシスと共に、側近仲間の
バルトルトが怪しい動きをしており信用出来ないことをヴィルフリートに何度も忠告していたが、名捧げ側近の方を信じるヴィルフリートの耳にその言葉が届くことはなかった。
ヴィルフリートが領主候補生のまま貴族院を卒業し、卒業後ギーベに就任する場合は平和的な側近集団の解散となってランプレヒトの経歴には瑕疵が付かないとされている。
(ただし15年冬の時点では若干流動的な要素が残っているので今後の展開次第となる)
「基本的にヴィルフリートの側近を信用していないシャルロッテがランプレヒトを自分の護衛騎士にすることはないので、(アウブの護衛騎士ではない)ランプレヒトが騎士団長になることもない」
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
前09年冬 誕生
前02年冬 洗礼式
01年冬 貴族院入学
06年冬 アウレーリアに出会い交際を始める
貴族院卒業
06年冬~07年秋頃 ヴィルフリートの護衛騎士になる
08年夏
フェシュピール演奏会の、当日の警備責任者に就任
09年秋 ローゼマインの家族枠としてローゼマイン式魔力圧縮を習う
09年冬 アウレーリアのエスコート役を務める許可を貰う
魔力が増えたため卒業式で対面したアウレーリアの父親に結婚を認められたが、ジルヴェスターに却下され、別れの手紙を送る
12年夏 アウレーリアと結婚する
13年冬 ジークレヒト生まれる。同時期の粛清の関係で家族以外には誕生したことは隠されている。
作者コメント
【
2017年 09月07日 活動報告 2017/09/18 感想返し】
>カルステッドの息子三人の中で将来誰が祖父や父に一番似るのか
見た目はランプレヒトが一番似るでしょうね。でも、性格はエックハルトの方が似ているかもしれません。
【
2017年 10月11日 Twitter】
【
2017年 11月02日 設定等まとめ Twitterまとめ その2】
>ウィンク考察でカルステッド一家の中でランプレヒトだけいないのは彼の影の薄さのせい?
ランプレヒトはローゼマインの側近にも保護者組にも入らないので、こういう時は大体数に入りませんね。
ランプレヒト:「やりましたね、ヴィルフリート様」って結構普通にしている。
【
2021年 11月22日 Twitter】
>いい夫婦の日 ランプレヒト&アウレーリア
最初はヴェローニカに言われて始まり、領地間の思惑に振り回され、結婚することになった二人。
今は息子も生まれ、いい夫婦になっています。
この二人の馴れ初めは第四部Ⅴの書き下ろし短編で。
【
2023年 01月09日 Twitter】
>結婚相手
ランプレヒトの場合、アウレーリアとは貴族院で知り合った先輩後輩。
お互い職場の上司や家族からの結婚圧力をやり過ごすための契約エスコート(?)から始まり、どちらも特に恋愛感情はないまま卒業する。
ところが周囲の思惑で結婚が進められることに…。
改めての求婚から始まる恋愛関係。
>ローゼマインがいなかったら
ランプレヒトとアウレーリアはローゼマインがいなければ結婚できませんね。ローゼマイン式の魔力圧縮で魔力量を増やせたからアウレーリアの父親が結婚を許可した+ローゼマインが広げた流行の有用性をゲオルギーネが察してアーレンスバッハがゴリ押ししたから彼等の結婚が成立したので。
その場合、ランプレヒトはヴィルフリートがお披露目で失敗した責任を押しつけられて解任されるか、ヴェローニカが推薦するアウレーリア以外の貴族女性と結婚して騎士団長の家が完全にヴェローニカ派になるか…。
ヴェローニカの権力が強い世界でエルヴィーラの息子が順調に出世するのは難しいです。
コメント
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
(目的外のコメントは予告なく削除される場合がありますのでご了承ください)
作品内容に関する疑問や質問は「
Q&A」へ
作品への感想やキャラへの所感などは当wikiのコメント欄ではなく公式に直接か
現行スレへ、
二次創作は個人の場でお願いします
最終更新:2025年08月17日 14:57