初出:ハンネローレの貴族院五年生 第1話
初出(書籍版):第五部Ⅰエピローグ
声(ドラマCD第5弾):小林裕介
声(ハンネローレの貴族院五年生ドラマCD第1弾):坂 泰斗
声(幼いケントリプス/ハンネローレの貴族院五年生ドラマCD第1弾):野村香菜子
家族構成
父:ヴェルデクラフの兄(領主一族)
母:他領の上級貴族出身の第二夫人
容姿
髪の色:淡い緑
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瞳の色:灰色
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他領であれば騎士と見間違えられるような体格
地位
年齢と属性関連
ケントリプス視点の回
ハンネローレの貴族院五年生 第19話 閑話 時の女神のもたらした厄介事 前編
ハンネローレの貴族院五年生 第20話 閑話 時の女神のもたらした厄介事 後編
書籍版ハンネローレの貴族院五年生Ⅰ エピローグ (第19話の加筆・改稿・改題)
書籍版ハンネローレの貴族院五年生Ⅱ プロローグ (第20話の改稿・改題)
作中での活躍
両親がダンケルフェルガー出身のレスティラウトは他領との縁が薄く、しかしながら旧ベルケシュトックの管理には他領との協力や連携が不可欠だったため、「他領出身の父か母を持つ領主一族の傍系」という理由でレスティラウトの側近に選ばれた。
幼い頃から礼儀作法の覚えがよく、4歳になる直前に領主血族の交流会に呼ばれてレスティラウトとハンネローレに出会い、レスティラウトから泣き虫な妹の面倒を見るようにと押し付けられた。
兄・レスティラウトと同じことをして遊びたがり、淑女としての学びが少ない幼いハンネローレに対し、淑女としてこのように動かないといけませんと教育係のような立場でもあり、細々とした約束をたくさんして、成長しケントリプスと立場が離れたハンネローレはその大半を忘れてしまったが、「お兄様よりケントリプスのほうが大好きです」と言われたことを含めケントリプスはしつこく覚えている。
洗礼式前の頃、ハンネローレに「お兄様からわたくしを守る騎士」と言われたから、本当はハンネローレの護衛騎士になりたかったが、親同士の話し合いの結果、レスティラウトの側近と決められ、騎士、文官、側仕え全てに適性があったため父親の命令で文官になった。
また、騎士になれなかったからハンネローレを守れないと零した際にハンネローレから「文官でも守れますよ。とっても強くてすごい魔術具を作るのは文官ではありませんか。何かあった時は私を守る魔術具を作ってくださいね」と言われていた。
その約束を守って
13年冬のエーレンフェストとの嫁盗りディッターには強力な攻撃用魔術具を用意してハンネローレに渡したが、強力すぎて対人戦で用いるのは恐ろしいと判断したハンネローレは危機に陥っても使うことなくヴィルフリートの手を取って自ら陣を出、それを見ていたケントリプスは使用しなかった理由が自身への拒絶だと誤解した。
洗礼式が近付いたハンネローレが男女の距離感について厳しく言われ始めたこと、交流会も女性の社交を学ぶ時間となったこと、ハンネローレは他領に嫁ぐ前提で育てる方針となったこと、自身が次期アウブ候補として有力なレスティラウトの側近に選ばれたことなどの理由から、ケントリプスからハンネローレへの好意をあからさまに見せることは無くなった。
そのためハンネローレの洗礼式以降に選ばれた大半のハンネローレ側近達は、洗礼式前のハンネローレがケントリプスと特に親しくしていたことを知らなかった。
13年冬、
ローゼマインの奉納舞の絵を取り憑かれたように描くレスティラウトの様子を見て、レスティラウトがローゼマインに懸想しているのではないかと発言。懸想云々はレスティラウト自身に否定されたが、ダンケルフェルガーの第一夫人にローゼマインを迎える事は領地に利が多いというケントリプスの発言でレスティラウトがその気になった事が嫁盗り騒動のきっかけとなる。
レスティラウトを諫める時には遠慮がなく、「現実的すぎて生意気」と睨まれることもある。しかしながらレスティラウト率いるダンケルフェルガーが仕掛けたシュバルツとヴァイスの争奪戦、本来成立しようのなかった嫁盗りディッターのどちらにも関与している。
ケントリプスが悪巧みをしラザンタルクと二人でレスティラウトを巻き込んで何か企むと被害の規模が大きくなることが多い。レスティラウトとその側近達だけで重要なことを次々と決めるのが当たり前だった。
15年秋の終わり、領主一族への婿入りを前提としたハンネローレの婚約者候補の一人に選ばれる。
これ以降、それまで秘めていたハンネローレへの好意を隠す必要がなくなった。
武寄りの文官の為、ある意味において騎士よりもディッターを求めているとハンネローレに認識されていた事からディッターから逃れたいハンネローレにとっては求める結婚相手ではなかったが、現在は上級文官としてディッターを通した情報収集をする方が楽しくなり、自身がディッターを行うことには拘っていない。
ハンネローレの周囲の状況や性格を本人以上に分析把握している。ハンネローレが他領に嫁入りしたいのならばそれを支援するつもりでいるし、求められていないから引いているだけで本音では自分を望んでほしいと願っている。
ヴィルフリートへのハンネローレの恋心に気づき、求婚の後押しをしたが、それは中途半端に想いを抱き続けられるより自分で決着を付けてほしいという気持ちからだった。
ケントリプスの貴族院卒業までにハンネローレがどちらを婚約者にするのか選べず、自動的にラザンタルクと結婚することになるだろうと予想している。
時の女神ドレッファングーアを降臨させ第二の女神の化身となったハンネローレをめぐる大規模な嫁盗りディッターで死者すら出かねないことを危惧した
エグランティーヌにより出された「嫁盗りディッターに参加できるのは領主一族とその護衛騎士のみ」という条件によって嫁盗りディッターに出場できなくなり、実質的にハンネローレの婚約者候補から外れるも、ラザンタルクと結婚した場合ディッターの金庫番(ディッターをやりたがる騎士達をできるだけ抑え、却下できるものは却下して予算が嵩張りすぎないように苦心し、騎士達と経費の承認について喧々諤々の口論を行う役職)になることを回避したいハンネローレとその側近達によってダンケルフェルガー式求婚を仕掛けられる。
求婚を仕掛けられた当初は困惑していたものの、
コルドゥラから側近達に決断を迫られたとはいえ、最終的にケントリプスを選んだのはハンネローレだと告げられ、文官である自分も嫁盗りディッターに参加できる道を用意することを条件に求婚を受け入れた。
ハンネローレが求婚の課題を達成できた際の嫁盗りディッターに備えすごい勢いで講義を終わらせている最中、ハンネローレがツェントから緊急呼び出しを受け、コルドゥラからハンネローレの側近の頭数を増やすために婚約者候補として王宮への同行を求められた。
同行したハンネローレの側近が待合室で待機となる中、一人ツェントより会合の場に呼び出され、
フェルディナンドからハンネローレの「ケントリプスを嫁盗りディッターに出場させたい」という願いに対する助力として文官コースの卒業資格取得後、騎士コースの卒業資格を取得するよう助言された。
アレキサンドリアの都合でハンネローレに負担のかかる二度目の女神降臨となったことへの対価をより多く得ようとフェルディナンドとの交渉を試み、欲張りすぎるなと脅しを込めた厳しい忠告を受け、反省するとともに女神の化身を守ることの難しさを実感した。
騎士コースの座学をこれまでラザンタルクに教えてきていたこと、訓練も続けていたことから、騎士コースの試験も次々に合格している。
経歴
00年春 誕生
03年冬の終わり頃 領主血族の交流会に初参加、レスティラウトとハンネローレに会う
07年春 洗礼式
10年冬 貴族院入学
13年冬
嫁盗りディッターで文官としてハンネローレのために
護身用の魔術具(人を相手に使うには威力が強すぎる攻撃用)を作るが、使用して貰えなかった
14年冬 (過去に移動した)ハンネローレが別人のようだと最初に口にし、巻き戻った世界をなかったことにする理由になった
15年秋の終わり ハンネローレの婚約者候補となる
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最終更新:2025年06月17日 18:14