初出:第461話
名前の初出:SS第23話
声(ドラマCD第6弾/第9弾):田村睦心
家族構成
容姿
髪の色:ヒルデブラントと同じ色合い(青みがかった銀)
000000000
瞳の色:ハンネローレより更に赤く見える瞳
000000000
すらっとした勝ち気美人
ヒルデブラントとよく似た色合いの髪を結い上げ、ハンネローレより更に赤く見える瞳は、勝ち気で意志の強い性格をよく表していた。
年は二十代の半ばくらいだと思う。
身動きで揺れる前髪の描写がある。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの学年差:+13
- 属性(適性):全属性ではない
- 誕生季:夏
マグダレーナ視点の回
書籍版第五部Ⅹ 中央の戦い マグダレーナ 裏切り者の討伐
作中での活躍
ダンケルフェルガー出身で、ツェント・
トラオクヴァールの第三夫人。
ヒルデブラントの母親。
フルネームは「マグダレーナ・トータ・ダンケルフェルガー・リトゥン・ツェント・トラオクヴァール」と推測される。ブルーメフェルト移籍後のフルネームは第三夫人から第一夫人に昇格した為「マグダレーナ・トータ・ダンケルフェルガー・フラオ・ブルーメフェルト」に変化したものと思われる。
在学中、
ディッターの作戦を考える上で、
フェルディナンドと好敵手の間柄であったが、お互いに恋愛感情は皆無だった。
フェルディナンドを救いたいと考えた
ハイスヒッツェが、先代領主にマグダレーナの婿としてフェルディナンドを押しまくった結果、先代領主が了承し、マグダレーナと
エーレンフェストに婚約を打診した。
自分の預かり知らぬところで話を進められたマグダレーナは激怒し、秘めておくつもりだった自分の恋愛成就のために状況を利用して出奔しようと、第五王子トラオクヴァールと恋仲になる。
自分の想いを利用して争いを終わらせるよう半ば脅迫気味に求婚し、
政変の最中に結婚した。
ダンケルフェルガー式の求婚であったらしいが、今以上に固く周囲を守られていたはずの政変中の王族に一体どのようにしたのかと
姪から思われる程の難事であり、成人前にして既に相当の女傑であったことが察せられる。
マグダレーナがトラオクヴァールに嫁いだことで、政変ではどちらにも与してなかったダンケルフェルガーが参戦して、大勢が決する。
長い政変の間トラオクヴァールを支えてきた第一夫人や第二夫人と違いダンケルフェルガーは最後まで政変に参加しなかったため、苦しい時期に寄り添ってきた領地が納得しないだろうと、自ら第三夫人の座に収まっている。
息子のヒルデブラントの教育方針も「臣下になるから、のびのびと元気に育て」であり、ヒルデブラントは王族らしい振る舞いを取れず、側近が振り回される原因にもなった。
フェルディナンドについては、能力や外面は良いが、女心がわからず対人関係はからっきしで期待できそうにないと評している。
嫌ってはいないが、自身のダンケルフェルガー的思考と徹底的に合わないため色々と気に食わず、結婚相手としては断固お断りであり、婚約を打診された際も、自分が救いたい相手は彼ではなく、彼はその能力で自領の第一夫人をさっさと排除すれば良いだけで、本人が境遇に甘んじているのだと評している。
古い言葉に通じており
ローゼマインが作成したダンケルフェルガーの歴史書の現代語訳版に衝撃を受ける。
歴史書の一件もあって、フェルディナンドひいてはエーレンフェストとの関係を修復したいとダンケルフェルガーには伝えていた模様。
だが実際にはフェルディナンドとの個人的な関係修復はあまり考慮していない様子が13年春に出された王命関連で見られる。
王命は夫がフェルディナンドに対して脅迫混じりに強いたものであり、息子が将来治める予定の荒廃した領地のお膳立てをさせると共に
レティーツィアを養子にとって教育し、後に息子の部下になるという内容で、ローゼマインにも断る理由が多いと評されたものであった。
第三夫人で社交の場にはあまり出ないため背景をどこまで知っていたかは不明だが、
ディートリンデとの背景や横暴さを知った後も、フェルディナンドに対して連座などで配慮する気はなく、婚約者の振る舞いはそれを許しているフェルディナンドにも責任があると考えており、ヒルデブラントが婿入りするまでにはディートリンデを排除しようとしていた。
エーレンフェストとアーレンスバッハとの関係も相まって、結果的にこの王命はダンケルフェルガーにとってもエーフレンフェストとフェルディナンドに関する大きな負い目となってしまった。
地下書庫に入れなかったヒルデブラントの願いを聞き入れて、ダンケルフェルガーの魔力圧縮を教えた。
14年春には地下書庫での翻訳作業に参加。その際、地下書庫を訪れようとしたディートリンデを足止めする。翻訳作業の中でローゼマインが全属性である事を確信しており、次代の王族の為にも確保しなければならない人材だと考えている。
ヒルデブラントの幸せを願い尽力しようとする一方で、一人だけ王族ではなくなる将来に不満を抱かせていた。
ダンケルフェルガーの気風やトラオクヴァールと結婚したその来歴から、ラオブルートの甘言に乗ったヒルデブラントのツェントへの意欲を焚きつけてしまう。
マグダレーナ自身は、次代のツェントの治世を今の王族が揺るがすようなことは許さないという立場は崩していない。
15年春の
貴族院防衛戦では、騎士団長
ラオブルートが不在となったため、居住区域内だけならという条件付きで、トラオクヴァールの身辺護衛を指揮する許可を得ている。
ツェントの寝室に侵入者が現れたため、トラオクヴァールの許可のもとダンケルフェルガーに救援要請を送る。
夫とフェルディナンドのオルドナンツでのやり取りや、トラオクヴァールから嗅ぎなれない甘い香りがしたことで、ラオブルートに
毒を盛られていた事が判明した。。
アウブ・ダンケルフェルガーと共に戦い、ラオブルートに勝利する。
だがヒルデブラントが唆されてシュタープを手に入れた上、ランツェナーヴェの者達へシュタープを与える事に加担させられていた事を知り、青ざめる。
戦後の話し合いには、ヒルデブラントに
シュタープを封じる手枷をはめた状態で訪れ、罪に対する厳しい言葉をかけた。
皮肉にも自身が言っていた躾がなってないという言葉を逆に受ける立場となり、ヒルデブラントの教育不足を認め、ローゼマインからダンケルフェルガーの教育を参考にするように進言を受けた。
義務や罪に厳しい面を見せる一方、フェルディナンドがトラオクヴァールを罵った際は内容に関わらず間髪いれずに反論するなど、それ一辺倒ではなく時には個人の好悪で判断し動く面は終始一貫している様子。
ラオブルートを推薦した責任をとって第三夫人に降格したラルフリーダと入れ替わりで、第一夫人へと昇格する。
15年春の領主会議で、王族から新領地の
ブルーメフェルトの領主一族に移籍となった。
……ツェントの妻になっても、やることは変わらないんだ……。ダンケルフェルガーってマジでダンケルフェルガー。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
前12年夏 生誕
前05年夏 洗礼式
前02年冬 貴族院入学
~02年冬 家族の持って来た縁談を打ち捨て、自分の望むトラオクヴァールとの縁談を勝ち取った
03年冬 貴族院卒業
04年春 トラオクヴァールと星結び
05年秋 ヒルデブラント出産
14年春 地下書庫で翻訳作業をする。領主会議にて行われた奉納式に参加する
15年春 救援に来たアウブ・ダンケルフェルガーと共に反逆者ラオブルートの捕縛に乗り出す
第一夫人に昇格する
領主会議で新領地のブルーメフェルトの領主一族に移籍する
作者コメント
【
2017年 01月25日 Twitter】
>顔色の悪い王族
読者の皆様が覗けたら、私は書かなくてもいいんですけれどね。(笑)
アドルフィーネがジギスヴァルト王子と離れられないか画策していたり、マグダレーナがローゼマインとフェルディナンドの関係にツッコミ入れていたり、ツェントの第一夫人が嘆いていたり、うるさかったです。
【
2022年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察第2弾
マグダレーナ:できる。けれど、した後で自分のキャラじゃないと恥ずかしくなるタイプ。
【
2022年 11月22日 Twitter】
>第五部Ⅹに関連しそうないい夫婦 トラオクヴァールとマグダレーナ
二人の出会いは貴族院。
マグダレーナは第三夫人ですが、政変やその後を協力して乗り切っているため、妻三人が仲良しで「トラオクヴァール様を支え隊」。
マグダレーナ視点「裏切り者の討伐」では第一夫人と第二夫人の名前がとうとう決定しました。笑
コメント
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
(目的外のコメントは予告なく削除される場合がありますのでご了承ください)
作品内容に関する疑問や質問は「
Q&A」へ
作品への感想やキャラへの所感などは当wikiのコメント欄ではなく公式に直接か
現行スレへ、
二次創作は個人の場でお願いします
最終更新:2025年03月26日 22:59