+
|
周回としてのEDF |
- 今作の特別な呼称として、ループした周回数がこの形で表される。今作開幕はEDF5の続きだが、くだんの日でリング破壊以降はEDF6へ。以降少なくともEDF9、あるいはそれ以上をループしていく。
- 最序盤の荒廃世界を終えて「The Earth Defense force 6 begins now」と画面に表示された際、初見プレイヤーの多くが「ようやくプロローグが終わって地球防衛軍6本編が始まるんだな」と読み取るであろうがそれは叙述トリックであり、前作~今作最序盤の時点で既に5周目に入っており「5回目の時間遡行を経て6度目のEDFの戦いが始まる」という意味であったと気付かされる。
- 実際既に複数回ループしている旨の会話がされる。ここから色々な謎を呼んだり解いたりしつつ同じ時間軸を幾度も繰り返すのが今作の特徴。
- ストーリーの理解の助けとなる情報として、「プライマーはEDF〇の記憶しか持っていない」「ストーム1とプロフェッサーはEDF〇(改変後)の記憶しか持っていない」というものがある。なぜそうなるのかは実際にプレイして確認してほしいが、プレイヤーと登場人物が認識しているものは違うということを念頭に置いておこう。
- プレイヤーと主人公の認識の差を書くと、プレイヤーはタイムトラベルをしてから再度改変されるまで(EDF○)の戦いを覚えているが、ストーム1とプロフェッサーは改変時(ミッション「訪問者」終了時)に忘れてしまうので覚えていない。逆にプレイヤーは改変された世界(EDF○(改変後))がどんな戦いを行ってきたかを知らないが、ストーム1とプロフェッサーは改変時に記憶が改ざんされ過去数年の事を覚えている。
- これだけ書くとストーム1達は他の登場人物同様に記憶が都度書き換えられているのでプロフェッサーがよく言う「何度も言った」「いつも通り」の発言と矛盾しそうだが、あくまでも書き換わるのは「歴史改変船団が現れてから起こした出来事とその結果」であるため、それより前の時間に2人がタイムトラベルを繰り返しているという事実と、どの周でも変わらず起きている出来事(リング攻撃や些細な会話など)の記憶は引き継がれているので、それらを覚えているのである。
- より具体例を書くと、いつも過去に改変船団が現れてからプロフェッサーは参謀に提案をしているが、改変開始後の出来事なので当然次の改変時にその提案の記憶も一旦消えてしまう。しかし改変された歴史の中でもプロフェッサーは変わらず参謀に提案をしているはずなので、細部は異なっているかもしれないが結果的に「毎回参謀に提案をし続けている」という記憶が次へ次へと引き継がれている。
- 特に開戦初期の頃はまだ改変による大きな変化が出にくいためほとんどの周で似たような展開が起きていると思われ、記憶していた敵の動きを予想として的中させ先手を打って敵を撃退しやすい。ストーム1とプロフェッサーはこれを利用して徹底的に開戦初期の敵の動きを記憶していったおかげで終盤の信用へと繋がっていくのである。
- ただしプライマー側は過去に情報を送ることで歴史を改変しているため、「現在がEDF〇である」「周回毎に人類がどのような抵抗をしてくるか」等の知識は常に有していると思われる。
- 例を挙げると「一度目の核戦争」の知識を過去に送ることで基地を先んじて破壊した二度目の戦争を行う。その結末に納得がいかずもう一度歴史改変を行う場合、「一度目の核戦争」は経験していないが知識は持っているため二度目の戦争の情報と合わせて歴史上存在していない一度目の記録も送っているはずだからである。つまりプライマーは「EDF〇の記憶しか持っていない」が「EDF1以降の存在していない(事になった)歴史上の記録もすべて持っている」ことになる。
- 少しややこしいが、世界が改変されるのはタイムトラベルをした時でも3年後に移る時でもなく、未来の世界で初めてリングが登場した直後(ミッション名で言うと「訪問者」と「翌日」の間)である。
- ベース251から始まった未来のはずなのにリングが登場した直後に地下街に潜んでいる状況に切り替わるのはそのため。序盤は荒廃した世界同士でわかり辛いが、M110~M111の時は発展した未来にリングが現れた直後荒廃世界に切り替わるのでわかりやすいだろう。背景にエイリアンツリーが建っているのが改変後である。
- つまり以下で触れる「EDF○」と「EDF○(改変後)」について、○に入る数字が同じであれば同じ周回ではあるものの、プライマーによる世界の改変前後という区切りをするならば「EDF○(改変後)」と「EDF○+1」が同じ世界である。「EDF7(改変後)」で突然登場したグラウコスが、そこから時間を遡った「EDF8」の中で誕生するのもそれが理由である。これ以外にも、未来世界で既に耳にしていた敵の名前がその後のミッションで命名される場面が存在する。
EDF1-4 【詳細不明】
- 過去のナンバリングシリーズではなく、便宜上前作以前の周回のことを指す。
- 本当に悲惨だったとはプロフェッサーの談。誰も君の成した事を知らない、との事だが作中ではあまり語られず実際プレイヤーにも不明な周回。
- 数少ない言及としては、1周目では核戦争が起きたと推測されている。
- これはプライマーが極秘情報の核基地を的確に攻撃していることから、1周目での核戦争の記録を元に攻撃しているのではないか、という推測。
- 5の前日譚にあたるDLC1「LOST DAYS」もEDF1~EDF4のいずれかの周回に該当すると思われる。意味深に前作M1に繋がっている演出がされるので以降の表記を用いるならば「EDF4(改変後)」と思われるが、途中でストーム1が脱落しておりタイムトラベルができなかったはずなので「EDF5(1回目)、前作はEDF5(2回目)だった」と考えることもできるので詳細不明。考察の詳細はシナリオ考察のページにて。
- 「LOST DAYS」には後の改変世界には登場しなかった巨大生物、および敵兵器が登場する。それぞれ「プライマル(原種)」、「Type0」等と名付けられているのでゲーム的な強さはともかく進化前あるいは旧型のようである。
- DLC1-M18にてベース228からおそらく核攻撃兵器と思われる「N6ミサイル」が発射されるがそれに合わせて巨大生物が来襲。本部は「もともと目を付けられていた」と語っているため、「LOST DAYS」より前の周でもここからミサイルが発射されプライマーに大打撃を与えていたらしい。後の周回で徐々に開戦直後の核攻撃施設の被害が大きくなっていくのは、迅速確実に無力化するため、このように発射地点の特定を進めていった結果である。
EDF5 【前作、および本作M1~M9】
- 11番目のマザーシップことコマンドシップ・銀の人の(おそらく初)撃破により人類が辛くもとはいえ勝利した周。詳しくは前作EDF5をプレイしよう。
- 前作でエアレイダーは民間人の頃に軍用の要請コードを何故知っているのかと指摘される事があったが、これは5周目だったからであり、前作時点で張られていた伏線であった事が開発者インタビューで語られている。
- 後の周ほど徹底されてはいないようだが、すでにこの周から「最初の攻撃は航空基地などの戦略、軍事行動上の重要部への強襲」という形をとっている。
- 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の2割を喪失、核攻撃能力は一応健在だが、本部も情報部も使用には消極的。
- 前作最終決戦においてのみ不死属性が外れていた「ストーム隊」は、英雄・ストーム1を除いて全滅したことが正史となっている。
- ギリギリの勝利であったため人口は1割まで減少しており、残されたコロニストや繁殖する蟻などと必死の生存闘争中。
- プライマーが撤退しているため、地球に取り残されたコロニスト達は身体も装備もボロボロになっている。頭部の機械が外れているのでプライマーの支配からは解放されていると思われるが…。
- 生きるために必死で戦う人類の前にある日、空から巨大なリングが来訪する。そして、リングに新型船が突入。青かった空は赤く染まり……
EDF5(改変後) 【M10~M13】
- 持ち帰られた情報を元にプライマーが歴史を改変してしまった世界。
- 作中での発言によるとマザーシップ10隻の一斉砲撃とアンドロイド参戦によって人類が敗北してしまった模様。
- これ以降の周回での発言と照らし合わせると、コマンドシップや銀の人を倒したこともなかったことにされている。
- 赤い空の下に丸いエイリアンツリーが立ち並び、EDF隊員も未来のためというより人類の意地として半ばヤケクソに戦っている。しかしここまでは改変後の世界でも251基地が健在など、まだマシな方である。
EDF6 【M14~M41】
- 書き換えられた『EDF5(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。見慣れたはずのミッションにアンドロイド等のプライマーが未来から送り込んできた敵が混じっている。
- タイムパラドックスに配慮して自重モード。テレポーションシップの落とし方は軍曹が発案。
- 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の3割を喪失、戦略基地の大半を破壊されており、核攻撃能力を失いつつある。
- プロフェッサーはプライマーが歴史改変していることをを総司令部参謀に伝えるが、信じてもらえず「君の行き先は病院だ、ゆっくり休め。」→脱走となる。
- オペレーターはEDF5同様に宇宙の卵、もといコマンドシップを探しているが見つからない。
- 全110ミッションだった前作のM108時点でストームチームは壊滅する。
- EDF5の時点では軍曹がブレイザーを持っていたが、この周回では持っておらず戦況の悪化を感じさせる。
前作のM108でも持ってなかった?た、多分バグ……
- ストーム1とプロフェッサーの活躍によって、3年後でも各地にエイリアンツリーが建てられる状況は避けられた。
が、プライマー側が前周の反省を活かしたのか一発逆転の機会はなく順当に敗勢のようで、結局マザーシップ10隻と激しく戦い、『EDF5(改変後)』よりは被害が減ったようだが現状は一応戦っているだけ、といった状況。- プライマーが健在のためか、コロニスト達も大戦中と同様の姿と装備で登場する。
- 当然リングによるプライマーの歴史改変を阻止できず……
EDF6(改変後) 【M42~M46】
- クルールの参戦により再び人類が敗北した歴史に改変された世界。
- 人類は地下道や残存する基地に隠れ住むレジスタンス状態に追い込まれている。
- ストーム1とプロフェッサーが隠れ住んでいる場所がベース251から中尉たちが隠れ住む地下商店街に改変されており、保護されている市民は500人。
EDF7 【M47~M77】
- 書き換えられた『EDF6(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
- 自重モードその二。テレポーションシップは戦略情報部にプロフェッサーが伝えた情報を元に軍曹が実践する形で破壊する。
……が、肝心のプレイヤーがその通信が流れる前にテレポーションシップを撃墜しがちだったりする。- 誰も弱点を知らない移動要塞の下部に走りこんでゆくなど、この時点からストーム1は微妙に自重していない節がある。
- 軍曹の部下Bから「入隊したばかりなのに貫禄がある」と称される。他の二人も主人公に一目置いている感あり。
- 「転機´」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の4割を喪失、プライマーは戦略基地の位置を知っているのではないかという疑惑が持ち上がる。
- 主人公が大戦果を挙げたことからこの時点で少佐に見出だされ、早期に少佐の部下を配属される。
- 再びプロフェッサーはプライマーの歴史改変を訴えるも、邪神だ何だと疲れた参謀に信じてもらえずまたも悲哀。オペレーターも宇宙の卵を探し求めるが、やはり見つからない。
- EDF6より更に戦況は不利になり、前作ではM41で撃破に成功した移動基地が、前作M101時点でも健在のまま。
- あるいは戦況が悪化したせいで、前作よりも早くプライマーの作戦が最終段階(緑蟻を投入して建築物を破壊)に進んだのかもしれない。
- 最終的に死力を尽くして移動基地を破壊するが、ストームチームは壊滅…ここからの3年は今回は悲惨だったとPに言わせるくらいだった模様。
- とはいえ戦線維持はできており、改変EDF6世界よりはマシと言えるだろう。
EDF7(改変後) 【M78~M82】
- スキュラ&ネイカーの参戦により以下省略。改変前の歴史では存在しなかったグラウコスが爆誕している。
- この改変後の歴史以降、背景のエイリアンツリーにイカゲソ型の物が混じり始める。
- 中尉たちが保護している市民も300人に減っている。
- プライマー側も違和感を覚え始めたのかリングから砲台が生えてくるがまだまだ本腰が入っているとは言い難い。
EDF8 【M83~M110】
- 書き換えられた『EDF7(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
- テレポーションシップに手こずり人類が不利になる5か月前から開始。タイムパラドックスを自重しない。まだ民間人だけどシップを落としまくり、マザーシップの砲台を破壊したり
通せんぼでブラッカーを救ったりして名誉の強制入隊。
- プロフェッサーもタイムスリップで得た情報を元に作戦を提案するなど、本気で未来を変える意志が見られる。
- とはいえ、この時点ではまだ参謀たちも歴史改変に関しては半信半疑であるため、所々に無駄はある(特にサイレン関連)
- グラウコス誕生シーンが描かれる。ストーム1たちが自重しなかったことでEDFが若干優勢になった結果、新たに実践投入された新兵器がサイレンを変異させてしまった事が判明する。
- 半分くらいサイレン&グラウコスと戯れてる気がする周。事あるごとに出てくる。
- これ以降の周でサイレンは登場してもグラウコスが登場しないのは、おそらくプロフェッサーの発言が確実に信用されるようになったことでバスターによる攻撃が行われなかったためと思われる。この周でもプロフェッサーが作戦中止を要請していたが、彼を信用しきれていなかった少佐がこれを却下するやりとりがある。
- しかし、EDF5の時点では撃沈されていた潜水母艦防衛に成功するだけでなく、マザーシップやグラウコスを撃破、月面のコマンドシップへ核攻撃成功などかなり有利に進む。
- プロフェッサーの推測によると、潜水母艦の健在がこの周の大きな分岐点であったらしい。潜水母艦が浮上中に受けたマザーシップの攻撃、あるいは参加したグラウコス撃滅作戦中に轟沈してグラウコス(とそれを追うスキュラ)が世界中を暴れ回った結果が『EDF7(改変後)』であり、ストーム1がその二度の危機から潜水母艦を防衛することに成功する。
- 3年後は描写範囲で初の人類優勢。ストーム2は生存。プロフェッサーの奥さんも健在。チーズバーガーは最高。プロテウスも実戦配備が開始。さあ希望の未来へレッツg
EDF8(改変後) 【M111~M115】
- ……と思ったのもつかの間。またしてもプライマーの歴史改変を許してしまい、クラーケン&ヘイズの投入によって再び人類が敗北した世界へ。
- プロフェッサーの奥さんを含め何もかも救えなかった事にされた、今作で一番プレイヤーの心情的にキツイ改変と思われる。
- 改変の仕様上、妻を助けられたという改変前の記憶はプロフェッサーに存在しないのがむしろ救いかもしれない。
- とうとう保護している市民も100人まで減っている。
- 9割の人が死んだ改変前EDF5世界…より圧倒的に状況の悪いボロ負けの改変後EDF6世界……から更に8割減である。地球人口は当初の1%を割り込んでいても全く不思議ではない。
- 流石に察する所があったのか砲台やクラーケン&ヘイズの護衛は勿論、ネイカーをトラップ代わりに埋めていたりと、プライマーもかなりリング防衛に力を入れており、恐らくストーム1かプロフェッサーが「次がある保証はない」と独白するほど。
EDF9 【M116~M137】
- 『EDF8(改変後)の過去』以下省略。
- 自重を捨てて全力で未来を変えるために戦う。228基地に着くなりやりたい放題してプライマーのあらゆる目論見を挫きに行く。
- その結果、最初期から基地の一つの防衛に成功、更には同時にバルガも回収した上、バルガの有用性を最初期に示せたのはその後の戦局にかなり有効に作用したと思われる。早期に発動したバルガ改良計画はその後EDFの切り札として結実する。
- 今回は特に本気なようで、多少強引でも戦果拡大を狙っている節が見受けられる。駆けつけた増援が「この人数で!?」「もう始まってる!」と驚くケースが多く、軍曹に至っては「もう少し慎重にやれないのか?」と呆れてしまうほど。
- なお、前の週で行った「最初期からテレポーションシップ撃墜」「アンカーが突き刺さって死ぬはずだったタンクを助ける」「マザーシップ砲台破壊」も劇中での様子から行っていると思われる。
- プロフェッサーもデータが十分に集まったのか、彼の発言を証明し続ける異常存在(主人公)に助けられたか、先に少佐に話を通せたためか、あるいはそれらが重なってか、遂に参謀や少佐、本部を始めとしたEDF上層部に全面的に信じてもらうことに成功。
- 各地で主人公が圧倒的な戦果を挙げ、コマンドシップも正面から撃墜。3年後も当然のように人類が優勢である。
- 逆にプライマーからしてみれば、未来の情報やクラーケンやヘイズといった戦力は勿論、
スキュラを除いたこれまでの戦力は完備とこれ以上ないほど対策を固めたのにも関わらず、EDFの壊滅はおろか最終目標である人類駆除もあまり進んでない地獄の周回である。
- ついにストームチームが全員生存した上、プロテウスも量産される、潜水母艦は全て健在と前周よりも優勢な戦況のまま、3年後の未来を迎える。やったぜ!
- この時空ではプライマーもかなり追い詰められているのか、またもや周回を頼りにしているのかエイリアンや怪物、大量の怪生物やマザーモンスター、キングを投入しているがEDFの猛攻によって悉く返り討ちにされている。
- ……が。リングはまたしても人類の前に現れ、プライマーは歴史改変を試みる。果たして人類は……
EDF9?(改変後) 【M???(138)~M147】
- プライマーがリングを用いて過去へ送り込んだ歴史改変船団を、ストーム1がタイムスリップ直後で待ち構えた世界。
- これによって多くの船が破壊されただけでなく、新型船の弱点が人類に露見した上に空軍が追撃することに成功している。
詳しい戦況は不明だが、恐らく「改変船団を送ったが、過去に送った戦力の殆どが撃墜されたことで何も変えられなかった」と推測される。- その結果、プライマーは歴史を改変して戦況を圧倒的有利にするどころか、EDFが有利な戦況のまま、もはや後戻りすらできない不利な戦いを強いられることになった。
- なお、前の週ではプロフェッサーが『何度繰り返しても何も変えられない』と嘆いていたが、今度はプライマーが「何も変えられない」絶望を味わう羽目になったのも皮肉である。
- くだんの日でのリング攻撃は行わず、遂にプライマーと人類の本当に最後の決戦が行われることになる。
最終決戦はEDF9(改変後)なのか?それともEDF〇なのか?
- 少し余談になるが、プライマーと人類が最終決戦を行う周回は何周目なのか、という議論が多々あるので記載する。
- ゲーム内ではM137、EDF9でリングの訪問と歴史改変船団の転移を目撃する。
クリア後にミッションリストを確認すると、過去のミッションの間に???とナンバリングされたミッションが出現している。
- ???のミッションはプライマーの歴史改変が行われた過去の周回と、それに巻き込まれた当時のストーム1を描くミッションであると考えた場合、EDF9の序盤に出現したミッションで時間改変船団の待ち伏せに成功していることから、最終決戦はそのままEDF9(改変後)とする説。
- 該当ミッションはEDF7版ではプロフェッサーが「時間改変船団の待ち伏せに失敗した」ともとれる発言をしていることから、EDF9でも同様に待ち伏せしていたのではないか、と言われている。
- しかし、M137で過去改変船団が転移した直後から空が赤くなりはじめていることから、人類が敗北した歴史に改変されてエイリアンツリーによる大気改変が進行しているとも解釈できる。
- なおラスボスとの戦闘中にも空は赤くなるので過去改変と必ずしもイコールではないとも考えられる。
- この場合、EDF9において出待ちが成功しているのであればM137(での空の色変化)は起こらないため最終決戦は9週目とは言えない。
つまり、???は10週目以降で起きた戦いであるため、最終決戦はEDF〇(9以降)とする説。- プロフェッサーの台詞に「何百億、何千億もの人間が殺された」というものがあり、地球の総人口を踏まえて計算すると周回数が9回では足りない。一応改変前後が別カウントなら千億は超えると思われるが二千億には満たないため、この説の傍証と主張する人もいる。
- ただし、この説は上記台詞の「何百億」の部分を意図的に無視して「何千億」だけに注目している事が多く、10倍以上も開きのある曖昧表現をしている点や、プロフェッサーには周回数の具体的な記憶がないため直接の被害人数は認知できない点を無視している面がある。
- 多くの周回を重ねたにしては新生物・新兵器の類が出なかったり、上述のEDF5~8改変の人類の追い込まれ方からするとEDF10以降の改変では人類が持ちそうにないという問題がある。
- 100年以上戦い続けている様との少佐による評価を傍証とする人もいるが、これも「まるで10年、100年」と開きのある曖昧表現になっていて具体性はない。発言したタイミングもEDF9に含まれるミッションなので矛盾するという点では、「そう思えそうなほど凄い」という比喩でしかない。
- 勘違いしやすいがストーム1達のリープ回数=プライマーによる歴史改変の回数ではない。リープは事故であり、プライマーはそれを認識できていないため歴史改変戦術にリープが直接干渉することはない。「リープ一回につき歴史改変は一回まで」という制約は無いということである。具体的には同一周回上のEDF〇において「訪問者」のタイミングで何度でも歴史を改変可能。つまりミッションの並び的には「訪問者」での歴史改変直後「翌日」を迎えているが実際にはその間にプライマーが満足する結果を得られるまで何度も歴史改変を行い、五年に及ぶ戦争を行っている可能性がある(それによって発生した犠牲や記憶はすべて上書きされ続ける為最新の歴史改変時以外は無かった事になる)。それらを加味すると決着はEDF9だが認識できていない犠牲者を含めれば何千億人規模になり得る為矛盾はない。
- 明示されていない部分であり、直接ゲーム内容に関わらない点でも、プレイヤーの解釈次第なところなのが現状である。
|