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EDF

  • 我らが地球防衛軍。Earth Defense Forcesの頭文字を取ってEDFと略される。
  • EDF5と6に関しては「全地球防衛機構軍」という漢字表記もある。
  • 表向きは、紛争などに対処するため世界規模で作られた軍事組織という事になっている。実際に、コンバットフレームが投入されるような大規模紛争で鎮圧にあたった活動実績もある。
    • その実態は、かつて地球でUFOの残骸が発見され、宇宙人「プライマー」が存在する可能性が高くなった事を受けて各国首脳が協働し設立された、地球規模の防衛機構である。
  • 前作EDF5では地球を侵略しに現れたプライマーと交戦、約2年に渡る戦争の末に辛くも勝利した。
    • しかし、人口は9割も失われ、残ったのは見渡す限りの廃墟、さらに怪物やコロニスト達も居残り続けている上物資は備蓄品のみ、ビークルもありあわせの物を改修した物ばかりという、復興すらもままならない、あまりにも絶望的な状況で地球防衛軍6のミッション1は幕を開ける。

EDF〇

+ 周回としてのEDF
  • 今作の特別な呼称として、ループした周回数がこの形で表される。今作開幕はEDF5の続きだが、くだんの日でリング破壊以降はEDF6へ。以降少なくともEDF9、あるいはそれ以上をループしていく。
    • 最序盤の荒廃世界を終えて「The Earth Defense force 6 begins now」と画面に表示された際、初見プレイヤーの多くが「ようやくプロローグが終わって地球防衛軍6本編が始まるんだな」と読み取るであろうがそれは叙述トリックであり、前作~今作最序盤の時点で既に5周目に入っており「5回目の時間遡行を経て6度目のEDFの戦いが始まる」という意味であったと気付かされる。
      • 実際既に複数回ループしている旨の会話がされる。ここから色々な謎を呼んだり解いたりしつつ同じ時間軸を幾度も繰り返すのが今作の特徴。
    • ストーリーの理解の助けとなる情報として、「プライマーはEDF〇の記憶しか持っていない」「ストーム1とプロフェッサーはEDF〇(改変後)の記憶しか持っていない」というものがある。なぜそうなるのかは実際にプレイして確認してほしいが、プレイヤーと登場人物が認識しているものは違うということを念頭に置いておこう。
      • プレイヤーと主人公の認識の差を書くと、プレイヤーはタイムトラベルをしてから再度改変されるまで(EDF○)の戦いを覚えているが、ストーム1とプロフェッサーは改変時(ミッション「訪問者」終了時)に忘れてしまうので覚えていない。逆にプレイヤーは改変された世界(EDF○(改変後))がどんな戦いを行ってきたかを知らないが、ストーム1とプロフェッサーは改変時に記憶が改ざんされ過去数年の事を覚えている。
        • これだけ書くとストーム1達は他の登場人物同様に記憶が都度書き換えられているのでプロフェッサーがよく言う「何度も言った」「いつも通り」の発言と矛盾しそうだが、あくまでも書き換わるのは「歴史改変船団が現れてから起こした出来事とその結果」であるため、それより前の時間に2人がタイムトラベルを繰り返しているという事実と、どの周でも変わらず起きている出来事(リング攻撃や些細な会話など)の記憶は引き継がれているので、それらを覚えているのである。
          • より具体例を書くと、いつも過去に改変船団が現れてからプロフェッサーは参謀に提案をしているが、改変開始後の出来事なので当然次の改変時にその提案の記憶も一旦消えてしまう。しかし改変された歴史の中でもプロフェッサーは変わらず参謀に提案をしているはずなので、細部は異なっているかもしれないが結果的に「毎回参謀に提案をし続けている」という記憶が次へ次へと引き継がれている。
          • 特に開戦初期の頃はまだ改変による大きな変化が出にくいためほとんどの周で似たような展開が起きていると思われ、記憶していた敵の動きを予想として的中させ先手を打って敵を撃退しやすい。ストーム1とプロフェッサーはこれを利用して徹底的に開戦初期の敵の動きを記憶していったおかげで終盤の信用へと繋がっていくのである。
      • ただしプライマー側は過去に情報を送ることで歴史を改変しているため、「現在がEDF〇である」「周回毎に人類がどのような抵抗をしてくるか」等の知識は常に有していると思われる。
        • 例を挙げると「一度目の核戦争」の知識を過去に送ることで基地を先んじて破壊した二度目の戦争を行う。その結末に納得がいかずもう一度歴史改変を行う場合、「一度目の核戦争」は経験していないが知識は持っているため二度目の戦争の情報と合わせて歴史上存在していない一度目の記録も送っているはずだからである。つまりプライマーは「EDF〇の記憶しか持っていない」が「EDF1以降の存在していない(事になった)歴史上の記録もすべて持っている」ことになる。
  • 少しややこしいが、世界が改変されるのはタイムトラベルをした時でも3年後に移る時でもなく、未来の世界で初めてリングが登場した直後(ミッション名で言うと「訪問者」と「翌日」の間)である。
    • ベース251から始まった未来のはずなのにリングが登場した直後に地下街に潜んでいる状況に切り替わるのはそのため。序盤は荒廃した世界同士でわかり辛いが、M110~M111の時は発展した未来にリングが現れた直後荒廃世界に切り替わるのでわかりやすいだろう。背景にエイリアンツリーが建っているのが改変後である。
    • つまり以下で触れる「EDF○」と「EDF○(改変後)」について、○に入る数字が同じであれば同じ周回ではあるものの、プライマーによる世界の改変前後という区切りをするならば「EDF○(改変後)」と「EDF○+1」が同じ世界である。「EDF7(改変後)」で突然登場したグラウコスが、そこから時間を遡った「EDF8」の中で誕生するのもそれが理由である。これ以外にも、未来世界で既に耳にしていた敵の名前がその後のミッションで命名される場面が存在する。

EDF1-4 【詳細不明】

  • 過去のナンバリングシリーズではなく、便宜上前作以前の周回のことを指す。
  • 本当に悲惨だったとはプロフェッサーの談。誰も君の成した事を知らない、との事だが作中ではあまり語られず実際プレイヤーにも不明な周回。
    • 数少ない言及としては、1周目では核戦争が起きたと推測されている。
    • これはプライマーが極秘情報の核基地を的確に攻撃していることから、1周目での核戦争の記録を元に攻撃しているのではないか、という推測。
  • 5の前日譚にあたるDLC1「LOST DAYS」もEDF1~EDF4のいずれかの周回に該当すると思われる。意味深に前作M1に繋がっている演出がされるので以降の表記を用いるならば「EDF4(改変後)」と思われるが、途中でストーム1が脱落しておりタイムトラベルができなかったはずなので「EDF5(1回目)、前作はEDF5(2回目)だった」と考えることもできるので詳細不明。考察の詳細はシナリオ考察のページにて。
    • 「LOST DAYS」には後の改変世界には登場しなかった巨大生物、および敵兵器が登場する。それぞれ「プライマル(原種)」、「Type0」等と名付けられているのでゲーム的な強さはともかく進化前あるいは旧型のようである。
    • DLC1-M18にてベース228からおそらく核攻撃兵器と思われる「N6ミサイル」が発射されるがそれに合わせて巨大生物が来襲。本部は「もともと目を付けられていた」と語っているため、「LOST DAYS」より前の周でもここからミサイルが発射されプライマーに大打撃を与えていたらしい。後の周回で徐々に開戦直後の核攻撃施設の被害が大きくなっていくのは、迅速確実に無力化するため、このように発射地点の特定を進めていった結果である。

EDF5 【前作、および本作M1~M9】

  • 11番目のマザーシップことコマンドシップ・銀の人の(おそらく初)撃破により人類が辛くもとはいえ勝利した周。詳しくは前作EDF5をプレイしよう。
    • 前作でエアレイダーは民間人の頃に軍用の要請コードを何故知っているのかと指摘される事があったが、これは5周目だったからであり、前作時点で張られていた伏線であった事が開発者インタビューで語られている。
  • 後の周ほど徹底されてはいないようだが、すでにこの周から「最初の攻撃は航空基地などの戦略、軍事行動上の重要部への強襲」という形をとっている。
  • 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の2割を喪失、核攻撃能力は一応健在だが、本部も情報部も使用には消極的。
  • 前作最終決戦においてのみ不死属性が外れていた「ストーム隊」は、英雄・ストーム1を除いて全滅したことが正史となっている。
  • ギリギリの勝利であったため人口は1割まで減少しており、残されたコロニストや繁殖する蟻などと必死の生存闘争中。
    • プライマーが撤退しているため、地球に取り残されたコロニスト達は身体も装備もボロボロになっている。頭部の機械が外れているのでプライマーの支配からは解放されていると思われるが…。
  • 生きるために必死で戦う人類の前にある日、空から巨大なリングが来訪する。そして、リングに新型船が突入。青かった空は赤く染まり……

EDF5(改変後) 【M10~M13】

  • 持ち帰られた情報を元にプライマーが歴史を改変してしまった世界。
  • 作中での発言によるとマザーシップ10隻の一斉砲撃とアンドロイド参戦によって人類が敗北してしまった模様。
    • これ以降の周回での発言と照らし合わせると、コマンドシップや銀の人を倒したこともなかったことにされている。
  • 赤い空の下に丸いエイリアンツリーが立ち並び、EDF隊員も未来のためというより人類の意地として半ばヤケクソに戦っている。しかしここまでは改変後の世界でも251基地が健在など、まだマシな方である。

EDF6 【M14~M41】

  • 書き換えられた『EDF5(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。見慣れたはずのミッションにアンドロイド等のプライマーが未来から送り込んできた敵が混じっている。
  • タイムパラドックスに配慮して自重モード。テレポーションシップの落とし方は軍曹が発案。
  • 「転機」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の3割を喪失、戦略基地の大半を破壊されており、核攻撃能力を失いつつある。
  • プロフェッサーはプライマーが歴史改変していることをを総司令部参謀に伝えるが、信じてもらえず「君の行き先は病院だ、ゆっくり休め。」→脱走となる。
  • オペレーターはEDF5同様に宇宙の卵、もといコマンドシップを探しているが見つからない。
  • 全110ミッションだった前作のM108時点でストームチームは壊滅する。
    • EDF5の時点では軍曹がブレイザーを持っていたが、この周回では持っておらず戦況の悪化を感じさせる。
      前作のM108でも持ってなかった?た、多分バグ……
  • ストーム1とプロフェッサーの活躍によって、3年後でも各地にエイリアンツリーが建てられる状況は避けられた。
    が、プライマー側が前周の反省を活かしたのか一発逆転の機会はなく順当に敗勢のようで、結局マザーシップ10隻と激しく戦い、『EDF5(改変後)』よりは被害が減ったようだが現状は一応戦っているだけ、といった状況。
    • プライマーが健在のためか、コロニスト達も大戦中と同様の姿と装備で登場する。
  • 当然リングによるプライマーの歴史改変を阻止できず……

EDF6(改変後) 【M42~M46】

  • クルールの参戦により再び人類が敗北した歴史に改変された世界。
  • 人類は地下道や残存する基地に隠れ住むレジスタンス状態に追い込まれている。
  • ストーム1とプロフェッサーが隠れ住んでいる場所がベース251から中尉たちが隠れ住む地下商店街に改変されており、保護されている市民は500人

EDF7 【M47~M77】

  • 書き換えられた『EDF6(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
  • 自重モードその二。テレポーションシップは戦略情報部にプロフェッサーが伝えた情報を元に軍曹が実践する形で破壊する。
    ……が、肝心のプレイヤーがその通信が流れる前にテレポーションシップを撃墜しがちだったりする。
    • 誰も弱点を知らない移動要塞の下部に走りこんでゆくなど、この時点からストーム1は微妙に自重していない節がある。
    • 軍曹の部下Bから「入隊したばかりなのに貫禄がある」と称される。他の二人も主人公に一目置いている感あり。
  • 「転機´」(プライマー襲来から5ヶ月後)の時点で総人口の4割を喪失、プライマーは戦略基地の位置を知っているのではないかという疑惑が持ち上がる。
    • 主人公が大戦果を挙げたことからこの時点で少佐に見出だされ、早期に少佐の部下を配属される。
  • 再びプロフェッサーはプライマーの歴史改変を訴えるも、邪神だ何だと疲れた参謀に信じてもらえずまたも悲哀。オペレーターも宇宙の卵を探し求めるが、やはり見つからない。
  • EDF6より更に戦況は不利になり、前作ではM41で撃破に成功した移動基地が、前作M101時点でも健在のまま。
    • あるいは戦況が悪化したせいで、前作よりも早くプライマーの作戦が最終段階(緑蟻を投入して建築物を破壊)に進んだのかもしれない。
  • 最終的に死力を尽くして移動基地を破壊するが、ストームチームは壊滅…ここからの3年は今回は悲惨だったとPに言わせるくらいだった模様。
    • とはいえ戦線維持はできており、改変EDF6世界よりはマシと言えるだろう。

EDF7(改変後) 【M78~M82】

  • スキュラ&ネイカーの参戦により以下省略。改変前の歴史では存在しなかったグラウコスが爆誕している。
  • この改変後の歴史以降、背景のエイリアンツリーにイカゲソ型の物が混じり始める。
  • 中尉たちが保護している市民も300人に減っている。
  • プライマー側も違和感を覚え始めたのかリングから砲台が生えてくるがまだまだ本腰が入っているとは言い難い。

EDF8 【M83~M110】

  • 書き換えられた『EDF7(改変後)の過去』へ介入して修正を図る。
  • テレポーションシップに手こずり人類が不利になる5か月前から開始。タイムパラドックスを自重しない。まだ民間人だけどシップを落としまくり、マザーシップの砲台を破壊したり通せんぼでブラッカーを救ったりして名誉の強制入隊。
  • プロフェッサーもタイムスリップで得た情報を元に作戦を提案するなど、本気で未来を変える意志が見られる。
    • とはいえ、この時点ではまだ参謀たちも歴史改変に関しては半信半疑であるため、所々に無駄はある(特にサイレン関連)
  • グラウコス誕生シーンが描かれる。ストーム1たちが自重しなかったことでEDFが若干優勢になった結果、新たに実践投入された新兵器がサイレンを変異させてしまった事が判明する。
    • 半分くらいサイレン&グラウコスと戯れてる気がする周。事あるごとに出てくる。
    • これ以降の周でサイレンは登場してもグラウコスが登場しないのは、おそらくプロフェッサーの発言が確実に信用されるようになったことでバスターによる攻撃が行われなかったためと思われる。この周でもプロフェッサーが作戦中止を要請していたが、彼を信用しきれていなかった少佐がこれを却下するやりとりがある。
  • しかし、EDF5の時点では撃沈されていた潜水母艦防衛に成功するだけでなく、マザーシップやグラウコスを撃破、月面のコマンドシップへ核攻撃成功などかなり有利に進む。
    • プロフェッサーの推測によると、潜水母艦の健在がこの周の大きな分岐点であったらしい。潜水母艦が浮上中に受けたマザーシップの攻撃、あるいは参加したグラウコス撃滅作戦中に轟沈してグラウコス(とそれを追うスキュラ)が世界中を暴れ回った結果が『EDF7(改変後)』であり、ストーム1がその二度の危機から潜水母艦を防衛することに成功する。
  • 3年後は描写範囲で初の人類優勢。ストーム2は生存。プロフェッサーの奥さんも健在。チーズバーガーは最高。プロテウスも実戦配備が開始。さあ希望の未来へレッツg

EDF8(改変後) 【M111~M115】

  • ……と思ったのもつかの間。またしてもプライマーの歴史改変を許してしまい、クラーケン&ヘイズの投入によって再び人類が敗北した世界へ。
  • プロフェッサーの奥さんを含め何もかも救えなかった事にされた、今作で一番プレイヤーの心情的にキツイ改変と思われる。
    • 改変の仕様上、妻を助けられたという改変前の記憶はプロフェッサーに存在しないのがむしろ救いかもしれない。
  • とうとう保護している市民も100人まで減っている。
    • 9割の人が死んだ改変前EDF5世界…より圧倒的に状況の悪いボロ負けの改変後EDF6世界……から更に8割減である。地球人口は当初の1%を割り込んでいても全く不思議ではない。
  • 流石に察する所があったのか砲台やクラーケン&ヘイズの護衛は勿論、ネイカーをトラップ代わりに埋めていたりと、プライマーもかなりリング防衛に力を入れており、恐らくストーム1かプロフェッサーが「次がある保証はない」と独白するほど。

EDF9 【M116~M137】

  • 『EDF8(改変後)の過去』以下省略。
  • 自重を捨てて全力で未来を変えるために戦う。228基地に着くなりやりたい放題してプライマーのあらゆる目論見を挫きに行く。
    • その結果、最初期から基地の一つの防衛に成功、更には同時にバルガも回収した上、バルガの有用性を最初期に示せたのはその後の戦局にかなり有効に作用したと思われる。早期に発動したバルガ改良計画はその後EDFの切り札として結実する。
    • 今回は特に本気なようで、多少強引でも戦果拡大を狙っている節が見受けられる。駆けつけた増援が「この人数で!?」「もう始まってる!」と驚くケースが多く、軍曹に至っては「もう少し慎重にやれないのか?」と呆れてしまうほど。
      • なお、前の週で行った「最初期からテレポーションシップ撃墜」「アンカーが突き刺さって死ぬはずだったタンクを助ける」「マザーシップ砲台破壊」も劇中での様子から行っていると思われる。
  • プロフェッサーもデータが十分に集まったのか、彼の発言を証明し続ける異常存在(主人公)に助けられたか、先に少佐に話を通せたためか、あるいはそれらが重なってか、遂に参謀や少佐、本部を始めとしたEDF上層部に全面的に信じてもらうことに成功。
  • 各地で主人公が圧倒的な戦果を挙げ、コマンドシップも正面から撃墜。3年後も当然のように人類が優勢である。
  • 逆にプライマーからしてみれば、未来の情報やクラーケンやヘイズといった戦力は勿論、スキュラを除いたこれまでの戦力は完備とこれ以上ないほど対策を固めたのにも関わらず、EDFの壊滅はおろか最終目標である人類駆除もあまり進んでない地獄の周回である。
  • ついにストームチームが全員生存した上、プロテウスも量産される、潜水母艦は全て健在と前周よりも優勢な戦況のまま、3年後の未来を迎える。やったぜ!
  • この時空ではプライマーもかなり追い詰められているのか、またもや周回を頼りにしているのかエイリアンや怪物、大量の怪生物やマザーモンスター、キングを投入しているがEDFの猛攻によって悉く返り討ちにされている。
  • ……が。リングはまたしても人類の前に現れ、プライマーは歴史改変を試みる。果たして人類は……

EDF9?(改変後) 【M???(138)~M147】

  • プライマーがリングを用いて過去へ送り込んだ歴史改変船団を、ストーム1がタイムスリップ直後で待ち構えた世界。
  • これによって多くの船が破壊されただけでなく、新型船の弱点が人類に露見した上に空軍が追撃することに成功している。
    詳しい戦況は不明だが、恐らく「改変船団を送ったが、過去に送った戦力の殆どが撃墜されたことで何も変えられなかった」と推測される。
    • その結果、プライマーは歴史を改変して戦況を圧倒的有利にするどころか、EDFが有利な戦況のまま、もはや後戻りすらできない不利な戦いを強いられることになった。
    • なお、前の週ではプロフェッサーが『何度繰り返しても何も変えられない』と嘆いていたが、今度はプライマーが「何も変えられない」絶望を味わう羽目になったのも皮肉である。
  • くだんの日でのリング攻撃は行わず、遂にプライマーと人類の本当に最後の決戦が行われることになる。

最終決戦はEDF9(改変後)なのか?それともEDF〇なのか?

  • 少し余談になるが、プライマーと人類が最終決戦を行う周回は何周目なのか、という議論が多々あるので記載する。
  • ゲーム内ではM137、EDF9でリングの訪問と歴史改変船団の転移を目撃する。
    クリア後にミッションリストを確認すると、過去のミッションの間に???とナンバリングされたミッションが出現している。
  • ???のミッションはプライマーの歴史改変が行われた過去の周回と、それに巻き込まれた当時のストーム1を描くミッションであると考えた場合、EDF9の序盤に出現したミッションで時間改変船団の待ち伏せに成功していることから、最終決戦はそのままEDF9(改変後)とする説。
    • 該当ミッションはEDF7版ではプロフェッサーが「時間改変船団の待ち伏せに失敗した」ともとれる発言をしていることから、EDF9でも同様に待ち伏せしていたのではないか、と言われている。
  • しかし、M137で過去改変船団が転移した直後から空が赤くなりはじめていることから、人類が敗北した歴史に改変されてエイリアンツリーによる大気改変が進行しているとも解釈できる。
    • なおラスボスとの戦闘中にも空は赤くなるので過去改変と必ずしもイコールではないとも考えられる。
  • この場合、EDF9において出待ちが成功しているのであればM137(での空の色変化)は起こらないため最終決戦は9週目とは言えない。
    つまり、???は10週目以降で起きた戦いであるため、最終決戦はEDF〇(9以降)とする説。
    • プロフェッサーの台詞に「何百億、何千億もの人間が殺された」というものがあり、地球の総人口を踏まえて計算すると周回数が9回では足りない。一応改変前後が別カウントなら千億は超えると思われるが二千億には満たないため、この説の傍証と主張する人もいる。
      • ただし、この説は上記台詞の「何百億」の部分を意図的に無視して「何千億」だけに注目している事が多く、10倍以上も開きのある曖昧表現をしている点や、プロフェッサーには周回数の具体的な記憶がないため直接の被害人数は認知できない点を無視している面がある。
    • 多くの周回を重ねたにしては新生物・新兵器の類が出なかったり、上述のEDF5~8改変の人類の追い込まれ方からするとEDF10以降の改変では人類が持ちそうにないという問題がある。
    • 100年以上戦い続けている様との少佐による評価を傍証とする人もいるが、これも「まるで10年、100年」と開きのある曖昧表現になっていて具体性はない。発言したタイミングもEDF9に含まれるミッションなので矛盾するという点では、「そう思えそうなほど凄い」という比喩でしかない。
    • 勘違いしやすいがストーム1達のリープ回数=プライマーによる歴史改変の回数ではない。リープは事故であり、プライマーはそれを認識できていないため歴史改変戦術にリープが直接干渉することはない。「リープ一回につき歴史改変は一回まで」という制約は無いということである。具体的には同一周回上のEDF〇において「訪問者」のタイミングで何度でも歴史を改変可能。つまりミッションの並び的には「訪問者」での歴史改変直後「翌日」を迎えているが実際にはその間にプライマーが満足する結果を得られるまで何度も歴史改変を行い、五年に及ぶ戦争を行っている可能性がある(それによって発生した犠牲や記憶はすべて上書きされ続ける為最新の歴史改変時以外は無かった事になる)。それらを加味すると決着はEDF9だが認識できていない犠牲者を含めれば何千億人規模になり得る為矛盾はない。
  • 明示されていない部分であり、直接ゲーム内容に関わらない点でも、プレイヤーの解釈次第なところなのが現状である。

各兵科

  • 今作でのモデルは「荒廃」「兵士」「民間人」「新鋭」の計四つと、前作から増えた。やったぜ!
    • モデルの変更で変わるのは見た目だけで、ゲーム中の性能の変化はないが、NPCの台詞には「新鋭」の装備の凄さを伝えてくるものも。
    • DLCで過去作の主人公たちの外見も使えるようになってほしいという要望もファンから上がってたりする。賛成だ(定型文)
    • 初代から言えることだが、全員が疲れや怪我、骨折を知らない恐るべきタフガイ達。

特戦歩兵 レンジャー
  • EDFの主力を構成する陸戦歩兵部隊。
    • 初代から登場する伝統ある兵科で、EDF3までは「陸戦兵」と呼ばれていた。距離を選ばず万能に戦える装備を持ち、ビークルも操縦出来る初心者向けの扱い易い兵科であり、レンジャーを使ってゲームに慣れるのが公式からも推奨されている。
  • プレイヤーからは、Ranger(レンジャー)を略したりもじったりして「R」や「レンジャイ」などの通称で書かれる事も。陸戦兵時代は「陸男」と呼ばれたりもした。
  • 武器の性能の根本的な見直し、バックパックツールの追加などの結果、前作よりも拠点級や大物を生身で倒しに行きやすくなった。
    • 手榴弾がバックパックツールに行った結果、今までになくポンポン投げる感覚を序盤から味わえる為、病みつきになった人も。
      • なお、C爆が味方NPCに貼り付けられなくなった為軍曹爆弾が出来なくなっている。
    • 前作ではDLC限定だったブレイザーが本編内武器として登場するだけでなく、ショットガン仕様のデストラクションブレイザーまで登場。さすがに本編内のものとしてバランス調整されているが、やはり強力であり特戦歩兵の面目躍如といったところ。「そろそろ、宇宙最強を名乗ってもいいんじゃないか?」
    • 一方で、前作でアサルトライフルの代替品として活躍していたスーパー・アシッドガンは性能は据え置きだが他の武器が強化された事で若干影が薄くなっている。
      • また爆発物が味方NPCに当たらなくなった事でロケットランチャーが扱いやすくなったもののリバースシューターを直接当てられなくなり回復させる場合足元の近くを狙わなけらばならなくなった。
  • 前作から引き続きダッシュとビークル要請が出来る。特に今作では最初から呼べる機種の大幅増加と、ビークル周りの強化調整が著しい。
    • 一方で、ダッシュ周りは「ダッシュ中にカメラを動かせる」「ボタンを押し続けなくても走る」など快適性は改善したものの、残念ながら速度などの性能は前作から特に変化していない。
  • 後述のエアレイダーと並び、乗り越えアクション追加の恩恵を強く受けている兵科。家の屋根などに登って狙撃ポイントを確保しやすくなった。レンジャーならぬニンジャー。
  • 「荒廃」モデルは制式装備のヘルメットやアーマーを身に付けたままで、他兵科に比べて正規兵らしさが残る。それでも全体的に汚れて傷つき補修したような跡が残るなど、レジスタンスやゲリラを連想させる姿で、マフラーのように巻いた首元の布が目を引く。カラー変更ではマフラーだけ別の色にできるため、派手な色を着けるとかえってヒーローっぽい。
    • 荒廃世界のNPCレンジャーにあたるEDF隊員たちはアーマー無しの迷彩服を着ている。どうやら従来のアーマースーツは不足しているようだ。外見変更オプションでこちらの見た目にしてみたかったという声もある。
  • 「新鋭」モデルはSF兵士っぷりが増した細身の装甲服で、シルエットはむしろスリムになる。各部に発光するパーツやケーブルがつき、さながら特撮作品の変身ヒーローか、EDF:IRの強化スーツのような外見。残念ながらゲーム上のダメージを減らしたり動きが早くなったりするような効果は無い。
  • NPCレンジャーの隊長は、ヘルメットと左肩アーマーだけ赤くなった装備を着けている。プレイヤーは部分的な着色ができないので、NPC用の特別なカラーパターンである。
    • 新鋭モデルのNPCはヘルメットのみ赤くなる。軍曹も特徴的だったオレンジメットとオレンジショルダーではなく、全体的にカラーが変わる形に。パーツごとに個別に色変えできないプレイヤーに配慮してくれた結果だろうか?
    • なぜかNPCフェンサー隊長の肩が赤ではなくなった「5」、続いてなぜかNPCダイバー隊長のヘルメットが赤ではなくなった「6」と、リアルタイム・ゲーム中問わず、時間が進む中でどうも隊員たちの色合いが減っていってるような……。
  • マッハ20に迫る超音速の弾丸を発射するライサンダーZを歩きながら平然とブッ放す、助走をつければハンドグレネードを超音速でブン投げるなど、レンジャー装備のストーム1は常軌を逸するレベルの身体能力の持ち主。
    • 流石にガリア重キャノンに匹敵する重火器のDLC武器プラネット・スナイパーカノンは自由自在に扱うとまではいかなかったものの、パワードスケルトン装備のフェンサーがガリア重キャノンを使用すると反動で視点が跳ね上がるのに対し、生身の身体で片膝を付いただけで反動を吸収し、正面を見据えたまま次弾発射に移ることができる。本当に人間なの…?

降下翼兵 ウイングダイバー
  • フライトユニットを装備した女性だけの部隊。「2」が初登場作品だが、その頃は「ペイルウイング」と呼ばれていた。
    • 間違われやすいがウングダイバーではない。
    • EDF4時代の小説「ラムダチームの戦い」によれば、ウイングダイバーが女性だけの部隊なのは、サイオニックリンクを扱えた男性が存在しないためらしい(頁150)。EDF5-6でも同様の設定かは不明。
  • 愛称・略称は「ダイバー」「ダバ子」、Wing Diver(ウイングダイバー)の頭文字を取って「W」など。上記のペイルウイング時代は「ペリ子」と呼ばれたりした。
  • 空を飛べるので機動力が高く、武器も高火力の物が多い。ただし機動力、高火力を発揮するためにはどちらも必ずエネルギーゲージという独自のリソースを消費する。
    • 空を飛ぶ為の軽量化としてアーマーは薄く、覆う面積も必要最低限。これを反映して耐久力が他兵科よりも低い。
    • NPCの台詞には「ショックキャンセラー」「ステルスモード」などの用語がよく出る。単なる薄着にジェットパックを背負っただけではなく、様々なSFっぽい機能によって身を守っているらしい。実際高所から落下しても壁に激突しても平気。
  • 前作から新アクションとしてブーストが追加された。短距離ではあるが素早く移動でき、敵への接近や離脱に役立つ。
  • 前作から引き続きMONSTERを始めとした狙撃武器の取り回し緩和、誘導武器の強化にビッグコア系での固定砲台化など、取れる戦術の幅は大きく広がったままだが、主にブーストやレイピア・ランス系のEN消費が大きくなっており、前作と同じ感覚で操作するとすぐ緊急チャージに入ってしまうことも。
    • しかしながら、レンジャーとエアレイダーのバックパックツールに相当する「独立作動装備」によって、緊急チャージ中の対抗手段は増えた。中には拠点級などに対するメインダメージソースになり得るものも。
    • また、前作で遠距離戦の要であったプラズマグレートキャノンの性能も据え置きである他パルスマシンガン共々射線上の味方に当たらなくなった。
  • 「荒廃」モデルは前作のそれとはかなり趣が異なる。物資不足にも関わらず布面積が増えたとトレイラーでも突っ込まれていた。全身を覆ったスーツなどはどちらかというと「民間人」モデルに近いが、フライトユニットは独自のものにしか見えない。ストーム1のハンドメイドだろうか?
  • 「新鋭」モデルはヘソだしルックや超ショートパンツから脱却している。やっぱり布面積が増えたじゃないか!背中や腰回りの布が色っぽいと評判。ちょっとくノ一っぽい?
    • 緊急チャージ時に開放される部分がフライトユニット中心ではなく両翼の部分となっており、これは「荒廃」のフライトユニットでも同じ。新装備開発の際、ストーム1の経験から得たデータを参考にした結果なのかもしれない。
    • NPCダイバーのセリフによると出力も凄いものになったらしい。「宇宙まで行けそう」という感想も聞ける。

空爆誘導兵 エアレイダー
  • 爆撃や砲撃等の支援要請やビークルの運搬要請、友軍をサポートする装置を設置できる兵科。初登場作品はEDF4。
  • 服装はレンジャーと近いが、フルフェイス型ヘルメットを被り、通信機や目標指示装置や発煙筒などをまとめた大型のバックパックを背負っている。
    • 各兵科のNPCが共に戦ってくれるなか、残念ながらNPCのエアレイダーは登場したことがない。
  • 愛称・略称は「エアレ」「レイダー」「エアレイ子」、Air Raider(エアレイダー)の頭文字を取って「A」など。
  • ドローン兵器の追加により、他兵科以上に前作からの変化が大きい。一部装備のバックパックツール化も含め、支援攻撃以外の火力や対応力が大幅に向上している。
    • ドローンは新要素として大きく宣伝されていて、公式サイトでも、他兵科の武器よりずっと早くエアレイダーのドローンについて更新されていた。
  • 今作では初っ端から支援部隊のいない地上の戦場に放り込まれ、以降も何度も経験し続けることになる。強化された手持ち火器とドローンの扱いに慣れていこう。
  • 「荒廃」モデルは「民間人」モデルの整備士のツナギに似た服を着用し、ヘルメットやアーマーは無い。背中の通信ユニットもかなり小さくなっている。こちらも小型化したというよりは、指示装置や連絡手段を省いた簡易版のような印象。
    • 支援部隊用の装備も荒廃世界に持ち込むことはできる……が、部隊が解散したことを告げるものだったり、力になれないことを伝えてくるものだったりと、悲壮な無線が流れることになり、中々にプレイヤーのメンタルにダメージを与えてくる。そんな中で元気なスプキチおばさんは癒し。
  • 「新鋭」モデルは通信ユニットやヘルメットがスマートな形状になり、左腕には電子タブレットのようなデバイスが装着された。4・5のエアレイダーの戦闘服はレンジャーと共通の部分が多かったが、全身完全に別物となった。
    • 人類優勢の世界では、支援部隊の台詞にも新型装備やバージョンアップを誇るものが追加される。頼もしい連携を堪能しよう。

二刀装甲兵 フェンサー
  • 強化外骨格「パワードスケルトン」を装着した兵科。1トンを超える腕力を持ち、通常の人間では持つことも出来ない重武装を使用する。初登場作品は「4」。
  • またパワードスケルトン自体が凄まじい重量を持っているらしく、オブジェクト(ガードレールや柵、木や電柱など)を触れただけで破壊できる。実際主人公の先輩は「ぶつかると危ないよ。」と主人公に警告していた。
  • 愛称・略称は「フェンフェン」、Fencer(フェンサー)の頭文字を取って「F」など。
  • 両手に2つずつの計4つの武器を装備でき、全兵科中最も耐久力が高く、スラスター等による高速移動や敵の攻撃を防ぐ盾、大型の重火器による「攻撃力」「防御力」「機動力」の3つを併せ持つ。習熟には時間がかかるが、使いこなせば一人で大群を相手に出来る上級者向けの兵科という点は相変わらず。
    • ヘイズなどの苦手なエネミーが今作で追加されてる点には注意。「素早い相手は得意じゃない……だが、やるしかないな!」
  • バックパックツールや独立作動装備などのような新仕様こそないが、今作で追加された武器・強化パーツによる動きは過去作とは違う印象を与えてくれるだろう。発射の仕様が変わったガトリングやフレイムリボルバー、ディフレクターの仕様が変わったリフレクター、弾速が大幅に上がった一部の火砲、火力が大幅に上がった近接武器やミサイルなど、実際に使ってみて過去作と異なる感触を実感させてくれる武器もある。
  • 「荒廃」モデルでもパワードスケルトンであることには変わりないが、物資不足ゆえかかなり装甲が減っている。背負った装備の外見もどちらかというと「民間人」のものに近い。よく見るとドックタグのような飾りが首にぶら下がっている。またパワードスケルトンを装着しているとはいえ普段重い火器を扱っていた為か腕などが他の兵科よりも逞しいマッチョな人間になっている。
    • 兵科の特性上、大尉の部下たちが屯してる部屋のオブジェクトを触れただけで壊せる。結果、話を聞きたくて近づいただけなのに面白現象を引き起こすことも。悲痛な態度のまま空気椅子してる人とか。
  • 「新鋭」モデルはただでさえゴツかったスケルトンがさらにゴツくなった。さながら人間サイズの重戦車。一方で「兵士」モデルよりも露出したケーブルは減っており、技術の進化を感じさせる。
    • 見た目に違わない力を発揮できるらしく、NPCフェンサーが「俺たちは宇宙最強の生物だ!」と豪語していることも。

作戦司令本部

  • 読んで字のごとく、作戦についての命令を司る偉い人たちの部署。EDFでも、プレイヤーに指示の通信を入れてくる上司みたいな存在であり、「本部」と略され愛されている。
    • EDFシリーズのプレイヤーが「本部」と言った場合、直接的な通信を担当する指揮要員キャラを指す場合が多い。他のミリタリー系作品で言う「オペレーター」や「部隊長」のようなポジションの人。
  • 過去作から言動やキャラに定評があり、特に迂闊な司令部のせいで危機に陥る「本部の罠」は地球防衛軍名物のひとつと言っても過言ではない。
    • 今作は、プロの軍人がなんでそんなに裏をかかれてばかりなのか…というプレイヤーのツッコミもまた世界観とストーリーに織り込まれている。
  • EDF5と6の本部は「日本方面部隊の司令本部」である。指揮系統は国や地域単位である程度分散されつつ、世界的な共有が必要な部分はEDF総司令部や戦略情報部が対応しているようだ。

戦略情報部

  • EDFの情報分析部門。EDF全体を所掌する総司令部直轄の部署らしく、各国の司令部より上の権限を持つほか、高度な機密情報にもアクセスできる。
    • 名前の通り戦略レベルの作戦立案から、最前線での部隊投入にまで関与できる凄い部署。その独立性は後述の少佐が「何者も介入できない」と表現するほど。
  • 作中に登場する少佐と部下(オペレーター)がここの所属。組織内での彼女らの立場は不明だが、主に最前線からの情報収集、リアルタイムの画像分析、現地司令部への情報支援を担当する。

先進技術研究部、先進科学研究所

  • EDFの技術開発部門。プロフェッサーは先進技術研の主任を務めている。
  • 装備の説明や通信でもたびたび名前が出てくるのだが、技術研と科学研それぞれの編成や担当範囲といった詳細は不明。
    • エアレイダーの警護カプセルの説明には「先進技術研が既存技術、先進科学研がエイリアン技術を応用した兵器を開発していたが後に統合された」という旨が書かれている。
    • プロテウス絡みの通信には「科学研の協力で開発」とあるため、既存兵器に科学研のエイリアン技術を投入する形で開発されたようだ。
    • 歴史改変などもあって両者の区別が曖昧になりがちなため、プレイヤーの間では「プロフェッサーの働きかけなどにより開発力強化のために統合されたのでは」「初期ループでは技術研だったのが拡大して科学研に改組したのでは」などいろいろ想像されている。

遊撃部隊ストーム

  • 前作の終盤で結成された特殊遊撃チーム。主人公とレンジャー、フェンサー、ウイングダイバーそれぞれの精鋭で構成される。
  • エイリアンに占領されたベース228の奪還任務に軍曹、グリムリーパー、スプリガン、そして主人公の精鋭チームが集結したが、合同作戦中もいがみ合うグリムリーパーとスプリガンを見かねた本部が「反目はやめろ!」と一喝、その場で遊撃部隊ストームとして再編した。
    • スプリガンをストーム4、グリムリーパーをストーム3、軍曹率いるレンジャー部隊をストーム2…とコールサインを変更。
      そして栄えあるストーム1のコールサインは、なんと主人公個人に与えられた。如何に主人公が特別視されているかが窺い知れるだろう。
      • ストーム1という呼び名は、シリーズ過去作の3と4における主人公のコールサインでもある。
      • EDF3では、主人公達の所属する特殊遊撃隊が「ストームチーム」と呼ばれ、ストーム1はその1番隊の隊長たるストームリーダーのことを指した。ただし、他のストーム隊は部隊ごとに動いているのに対し、EDF3の内容を見る限り、ストーム1に関してはたった一人で戦うワンマンアーミーであった。
      • EDF4/4.1では、EDF3の7年後ということもありストームチームは健在。さらに、「ストームチーム」の総隊長という扱いにランクアップした。なお、1人で戦っていても主人公に対する呼称は「ストームチーム」である。これは恐らくEDF4から実装された協力プレイを意識してのことと思われる。
      • EDF5では世界観が一新されたことにより、もうストーム1と呼ばれることもなくなったと思われていたため、このコールサインを与えられる流れはシリーズファンにとっては熱い展開だった。
  • 今作では結成の経緯は省略されているため、タイムリープ後はいきなりコールサインが変わり困惑する新規入隊者もいるかもしれない。
  • 「かの者」との戦いか、その後であるかについては不明だが、6の開始時点でストーム1を除く隊員全員が戦死している。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「援護はある。心配するな。」
  • EDF9でついに全員が生存して3年後を迎えることになる。GR副隊長…お前は今どこで戦っている
  • コマンドシップを撃墜してから一度解散しているようで、プライマーとの決戦を前に再結成となった。
    • 3年の間に軍曹は士官教育を受けたのか大尉へと昇格、死神と恐れられたグリムリーパーは守護神と讃えられるようになった。お互いに再会した戦友の変化を茶化し合っている。
    • そして衝突の種であったスプリガン隊長が衝突相手のGR副隊長がいないからかストームチーム再結成を宣言し、名実ともに復活を果たした。
  • 前作の最終決戦では全員力尽きてしまったが、今作では倒れても再び立ち上がり、ストーム1を1人にせず最後まで戦い抜いてくれる。

各種施設

ベース228

  • 関東地方の郊外にあるというEDF基地。主人公が基地公開イベントのスタッフとして派遣された、すべての始まりの地。
  • 地上部分は数棟の格納庫と司令部らしきビル、物資が置かれているテントやトラック、舗装された広場程度の簡素な施設しかないが、地下には広大な空間があり、戦車やコンバットフレームを含む多数の軍事物資を備蓄している。
    • 過剰な配備だと批判する世論があるらしく、地域住民との親睦のため基地公開イベントが企画されていた。
  • 使い道がないとされた巨大建機バルガを保管していた施設のひとつでもあり、前作でも人類による反撃の要所となった。
  • 最初から異星人の侵略に備えて設立されたEDFは「テクノロジーで勝るであろう異星人に対抗するため持久戦に持ち込む」という戦略を採っており、ベース228を含む多数の巨大地下基地を建造したのはその前線基地兼シェルターとするためだった。
  • 前作では開始早々、テレポーションアンカーの大群が飛来したことで放棄、中盤のバルガ奪還作戦までプライマーの拠点として運用されていたが…

+ ネタバレ防止のため折りたたみ
「あの民間人を援護しろ!」
  • EDF9ではマザーの大群と何個かのテレポーションアンカーを破壊後に、再び前作よりは数が減ったテレポーションアンカーの大群が飛来。歴史通り放棄…
  • ではなく、同じタイミングで先輩が運んできたバルガが登場。飛来してきたアンカー全てをへし折り、壊滅させたことで基地は放棄されることなく、防衛に成功。
    • 同時に、バルガを開戦早々に入手することが出来たという事実は、その後の歴史と戦況を大きく変えることになる。
  • 因みに最終波で降ってくるアンカーは総数27本。有志によると前作5では94本ものアンカーが投下されていた。実に3分の1ちょっとまで減っている。
+ 更なる秘密
  • DLC1の佳境に入り、基地周辺の山中に「超兵器」N6ミサイルのサイロを擁する戦略ミサイル基地であることが判明する
  • ちなみにN6ミサイルは「月まで届くミサイル」らしく、どう聞いてもBやCと並ぶNで始まるアレなのだが、通信上では兵士が「超兵器を使う気か…」と呼ぶばかりで明言はされない。

ベース236

  • 場所は不明だが、砂漠と岩地を合わせたような場所に存在するEDF基地。
    • 周囲に複数の施設があったベース228や251と比べると、滑走路と南国風の木々くらいしかなくやや殺風景である。
  • 今作には登場せず、前作DLCにのみ登場する。内部構造などは他の基地とあまり変わらない。
  • 重装コロニストや緑蟻、金蟻の脅威に晒されていたがDLC内では奪還に成功。
    • 所詮はDLCだからと言えばそれまでではあるが、このベース236ではHARD以下でも金アリが登場していたり、また、今作で始めて本編に顔を出したプロテクテッド・エイリアンが登場していたり、別のDLCミッションでは本編には現れなかったボムシップや1隻しかない筈のコマンドシップを相手取ったりもしたため、
      今作のストーリーを受けて「DLCミッションは「5」以外の時系列だったのではないか」と一部のプレイヤー間で噂されることも。

ベース235

  • 日本のどこかにあるEDFの戦略基地。超大型弾道ミサイル「N6」の運用能力を有する。
+ ネタバレ防止のためおりたたみ
  • DLCミッションパック1「LOST DAYS」にて「コードN」の発令を受け、侵略生物の大繁殖地へ向けてN6数発を発射。
    • その着弾エリアはなんと主人公たちが向かった作戦エリア。
    • これにより、主人公と他の隊員たち、更にはまだ残っていたであろう民間人が司令部によって敵もろとも消し飛ばされるという正真正銘の本部の罠といえる展開へと発展していく。

前哨基地267

  • (恐らく)日本のどこかにあるEDFの前哨基地。
    • ミッション53「砲兵進撃」の説明文にて、曲射砲持ちのタコクルールによる砲撃を受け壊滅してしまった旨が説明されている。
  • ベース251やベース228(第228駐屯基地)と異なり、わざわざ「前哨基地」と書いているあたり何かしら基地としての機能に差異があるのかもしれない。

ベース6

  • アラスカにあるEDFの地下基地。
  • ミッション53「砲兵進撃」にて、物資や人員が集まっている他の基地同様クルールの攻撃で壊滅したことが少佐によって伝えられている。
    • かなり重要な基地だったのか、Aクラスという機密情報かつカモフラージュも機能していたらしい。
  • 勿論、歴史改変船団の情報伝達でプライマーは所在を把握していたのだが、この基地の壊滅や多くの基地が襲われたことで少佐はプライマーは何かしらの手段で情報を得ていることを悟る。

マルセイユ基地

  • フランス南部の港湾都市マルセイユにあるEDFの基地。前作5の序盤ミッションの通信中にしれっと登場するだけなので影が薄い。覚えているプレイヤーのほうが珍しい
  • ベース228同様戦争勃発直後に奇襲を受けた基地の一つで、通信によると「1000体の怪物に攻撃されている」、とのこと。
    • プライマーが過去に送った情報を基に重要標的を先制攻撃で狙っていたことが明らかとなり、欧州ではそれなりに重要な拠点だったのかもしれない。ゲーム中で現れる黒蟻の同時出現数が多くても100体前後であることを踏まえると、どれだけ過酷な攻撃に曝されていたのかが窺える。

ベース251

  • 荒廃した未来に主人公が召集された、EDF6のゲームとしての始まりの地。
  • 大尉がまとめ役としてEDF残党を率い、周囲に現れる侵略者の残存勢力と戦い続けるための拠点となっている。
  • 極東エリア51番目の基地で、ベース228から100km圏内に位置する。
  • ベース228同様に広大な地下空間を擁するが、仮設住宅のような施設が作られるなど、地上に住めなくなった現状を表すような部分も見られ、備蓄も少なくなっている様子。人手不足も深刻らしい。
    • 大尉によれば、弾薬類の備蓄だけは豊富とか。前作でも「備蓄はもう関係ない。使う人がいない」と嘆く台詞があったが、より切実な状態らしい。
  • 基地の至るところにコンテナや増設の階段が設置されている他、シェルター部分には武器や軍事物資と思われる段ボール箱、パイプ椅子や机、ロッカー、自販機等が置かれている。
    • 軍事施設を次々と破壊した実績のある擲弾兵やキャノンボールの爆発にも耐えるなど施設そのものはかなり頑丈な模様。入り口ゲートもちゃんと稼働するなど激しい劣化は見られない。しかし通路の所々に大穴が開いていたり、アンドロイドや怪物の侵入を許すなど油断できない状況にある。一時はマザーモンスターまで入り込み、強化種怪物の繁殖場になりかけたことも。
  • 「烈火の大地」等のフィールドになった「浄水場のある街」がもともと存在したと思われるマップに位置する。
    • 荒廃世界でも浄水場やその周りの水は健在。物資の限られた荒廃世界において水の確保がしやすいであろうこの場所は比較的妥当な選択肢だったのかもしれない。
    • なお、前作及び今作における浄水場のある街ではベース251や将来それになりそうな場所は見当たらない。
      しかし、内部は基地に相応しい規模を持つ為プライマー襲来後に急造で建築されたというのも考えにくい。人類が圧倒的に不利となった改変後世界でも残存している辺り、高い機密性を保った施設なのかもしれない。
      • 一応3年前の世界において、ベース251後方にバリケードの施された工事現場らしき場所はある。しかし荒廃世界でもこの工事現場は廃墟のままであり、関連性は不明。
  • 郊外の山間にあったベース228に比べると荒廃世界の周囲にもたくさんの廃墟が残っていたが、人類優勢未来ではビル立ち並ぶ街の真っ只中に建造されていることが判明する。
  • どの周回でも荒廃世界突入まで健在なあたり、プライマー的には排除の優先度は低いようだ。

軍事基地バレンランド

  • エアレイダーの必殺兵器、巨大ミサイル「テンペスト」の発射を担う基地。武器の説明と発射時の通信ぐらいしか名前が出ないため、やや影が薄い。気になったらちょっとBGM音量を落としたりして聴いてみよう。結構かっこいい。
  • かなり機密性が高いのか、前作でも最終局面までエイリアンの攻撃を凌ぎきり、エアレイダーの支援を続けてくれた。
  • 日本でも欧州でも同じ時間でミサイルをお届けしてくれるため、南極か北極にでもあるんじゃないか…などと憶測されている謎の立地にある。
    • 欧州と日本で到達時間があまり変わらない位置と仮定して立地の候補の一例を挙げると、北極海の一角にあるバレンツ海近くの「ノヴァヤゼムリャ」という列島の北端部付近から計測すると日本(札幌)と一部欧州(イタリア南方辺り)が距離的に殆ど同じである。
      かつてツァーリボンバの核実験にも使われたほどの軍事拠点が存在しており、軍事基地及びテンペストのような超兵器のイメージにも似合う場所である…がモデルなのかは不明。
    • そもそも"欧州"にはロシアも含まれるので、「北海道にほど近いウラジオストク周辺などが本作で戦場となる「欧州」であるためバレンランドがどこにあろうとほぼ同時刻にミサイルを届けられる」といった可能性も一応あるにはある。
      これも結局は推測の域を出ないが、少なくともウラジオストクにおいては本作の欧州と同様の充分に発展した市街地が見られる。
  • ミサイル発射時のオペレーターの声を担当されていた佐野康之氏は、2020年2月に49歳の若さで逝去。合掌。EDF6でも声はそのまま使用されエンドロールにも名前が出てくる。

地下街

  • 中尉率いるEDF残存部隊と、生き残った市民が暮らす拠点。元々は建設途中の商業施設。ベース251からは、なんとか歩いて行ける程度の距離にある模様。
  • 中尉達が居住区と呼ぶフロアがあり、多くの市民が生活している。
  • EDF地下ベースのような軍事基地ではないため設備も不十分で、あちこちがひどく痛んでおり、一部は崩落して通れなくなっている。兵士たちが住むエリアもトタン小屋やテント、焚き火や木箱等が多数設置されていて、妙に生活感を漂わせている。
  • 水道管の遺構や怪物が掘った穴とも繋がっていて、ループの度に怪物やネイカーの侵入を受けるけっこう危うい立地。
  • 大勢の市民を抱えているのもあってか、食料不足はベース251以上に深刻で、これまたループの度に伍長が近くの倉庫に食料を取りに行こうと独走し、地上のクルールやスキュラやクラーケンに襲われている。
  • 中尉たちが暮らすエリアだけでも二階建てで全てが店舗テナント、縦横の通路にも商店街の残骸が残るなど、地下商店街としてみても凄い広さ。完成していたら、どれだけ広くなっていたのやら…。

一番坑道、二番坑道、三番坑道

  • プロフェッサー達がリングに近づくために使った地下道。リングの真下付近に直結しているらしい。特に異変を探したりはしない
  • 坑道という名前の通り途中までは電球やそれのケーブル、バリケードなど人間の手入れがされている道ではあるが、途中からは怪物が掘った地下道と繋がってしまい、中尉達は怪物たちの駆除もしつつ出口まで向かうことになる。
  • 出口の穴も大きく、怪物の地下道と繋がっているため、怪物だけでなくアンドロイド、ネイカーの侵入も受けている。
  • なお、これらの坑道が何のために使われていたのかは不明。
最終更新:2025年03月22日 00:48