用語集 > 関連作品

  • 過去作や外伝、その他地球防衛軍に所縁のあるゲームと、その生みの親。

サンドロット

  • 本作品の開発会社。「酸泥」「サンドロ」「サンド」などと略される。
    • サンドロット制作のゲームは「サンドゲー」などと呼称される事もある。
  • ロボットや怪獣を暴れさせたり宇宙人に侵略されたりするゲームを作ることが得意。
  • とにかく作る作品は派手。とにかく敵の数を増やし、とにかく大爆発させ、そして処理落ちさせる。
  • 派手さの裏にはきめ細かさがある。過去作品におけるローマ、新宿、ロンドンの町並みはもちろん、今作のマップがいい例である。
  • ロマンや熱さやバカゲー要素を随所に盛り込むのも大得意。突っ込みどころ満載の展開で笑いを誘いに来たかと思えば、思わず魂が震えるような熱い展開を見せてくれたりする。
  • これまで制作してきた作品はいずれも高い評価を得ており、ハマる人はとことんハマる名作を多数リリースしている。
  • 2018年10月に新スタジオ「レゴリススタジオ Produced by Sandlot」を設立した。
    • 公式サイトこそあれど、星トモのサービス終了から一切音沙汰がなく、現在存在しているかも不明である。

D3パブリッシャー

  • バンダイナムコグループ傘下の販売会社。今作含む地球防衛軍シリーズの広報・販売を担当する。
  • SIMPLEシリーズの生みの親ともいえる存在。SIMPLEシリーズ出身の地球防衛軍との関係は深い。
  • 映画やドラマなどの配給や広報を本業とするカルチュア・パブリッシャーズのゲーム部門が前身である。
    • 実のところ初期のSIMPLEシリーズはカルチュア・パブリッシャーズからの発売である。
      • 第一作目「SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀」も、出荷時期によってSIMPLE1500製作委員会版とD3パブリッシャー版がある。
    • その後、親会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブはゲーム事業から撤退することになる。
    • カルチュア・パブリッシャーズの伊藤裕二はゲーム部門を買い取ろうとしたが、当時の商法では新設した会社をバイアウトの受け皿にできず、友人から不動産会社を買って、それを受け皿にした。
    • こうしてD3パブリッシャーが生まれることになるのだが、会社の設立日と実際にゲーム事業を展開する日付に大幅なズレが発生した。
      • 1992年が設立年ということになっているが、実際にゲーム事業が展開されるのは1999年からになる。
  • 「Ed-0:」というゲームを販売した際に、あまりの売れなさに親会社のバンダイナムコ側の対談記事が出た。
    • 曰くD3パブリッシャーは(予算がなさ過ぎて)酸素が薄くて重力が強い「精神と時の部屋」と評されている。
  • かの悪名高い岡島プロデューサーはここの社員。

岡島信幸【おかじま のぶゆき】
  • D3パブリッシャーのゲームプロデューサー。ファンからの愛称は岡島氏、岡島P、岡島、岡島ァ!など。
  • D3パブリッシャーの出世作である「SIMPLEシリーズ」に初期から携わっており、EDFシリーズの第一作『THE 地球防衛軍』をはじめ、様々なゲームを立ち上げている。だいたいバカなゲームだが。
  • インタビューや公式生放送、TGSなどのイベントでもEDFのリアル広報官として活躍しており、時に真面目に、時に遊び、時に熱く、時に暴走するが基本は温厚な独特の人柄から多くのEDF隊員の支持を受けている。
    • ひとたびニコニコ生放送にでも登場しようものなら、コメント欄は氏のファン達による『岡島ァ!』で埋め尽くされる。
  • HARDでも割とクリア出来るくらいにはEDFが出来るため、イベントや生放送では上手過ぎず下手過ぎず、ここぞという魅せ場はきちんと魅せるプレイングを披露してくれる。
  • 「今なんで死んだか分かりますか」という名言を残した張本人。本人も結構気に入っているらしく、生放送で時々口にしているほか、TGSにおいてもここぞというタイミングで披露した。

クラインコンピュータエンタテインメント

  • EDFシリーズの移植に何かと縁がある企業。本作においてもPS5版とPC版の開発協力を手掛けている。
    • 『EDF2P』から始まり、その後の移植作品やPC版ではだいたいエンドクレジットに表記され、会社の公式サイトでは実績として公表している。
  • 基本的に表舞台に出る企業ではなく、他社の開発協力が多い。縁の下の力持ちとも言えるし、下請けとも言える。

クラウディッドレパードエンタテインメント

  • アジア圏での展開を主流とするローカライズ企業。アジア圏での販売も担っている。略称はCLE。
    • 海外展開にあたり、本作の英語、韓国語、中国語(繁体及び簡体)の翻訳を手掛けた。
  • EDF5の翻訳を手掛けたソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)に所属していた陳云云が独立し、本社を立ち上げた。
    • EDF5時代の縁でEDF6の翻訳を手掛けることになる。
  • 英語の誤訳が何かと多い。クレジット表記には英語圏のネイティブ話者がおらず、ローカライズマネージャーに相当する日本人もいない。
    • 本作は時間を繰り返している演出のためEDF5と同じ名前にしているミッション名があるが、これをなぜか変えているなど不可解な点も多い。

SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍

  • 2003年6月26日にPS2で発売された、記念すべき地球防衛軍シリーズ第1作。
  • 地球に突如襲来したインベーダーを、EDFが撃退するアクションゲーム。
    • インベーダーの攻撃で各地区のEDFは数時間で壊滅。壊滅した極東に東京臨時本部を設置するところから始まるという、続編よりもとてつもなく厳しい状況からスタートする。
  • 世界観的には今作と繋がりはないが、ゲーム性の根本はまったく変わっていない。
    • 『5』のダッシュと補助装備追加まで、レンジャー(陸戦兵)はこの頃から武器以外全く変わっていない。
      • 緊急回避移動はEDFの伝統。ダッシュができる『5』や『6』においても短距離移動ならこちらのほうが速いのでやる人はもちろん連発するし、ビークルなしのエアレイダーもお世話になる。
  • この作品は前年に発売されたロボット操縦アクションゲ-ム「ギガンティックドライブ」から多くの部分を流用して製作されている。
    • 『SIMPLE2000シリーズ』で発売され、2100円と言う低価格でありながら高いクオリティだったのもそのためである。
  • ミッション数は25。今とは隔世の感があるボリュームである。
  • 移植の類は一切されておらず、今では遊ぶのが難しい。
  • 2004年2月27日に「Monster Attack」というタイトルでヨーロッパでも発売された。
  • CS番組「ゲームセンターCX」にて本作に挑戦済み。該当回はDVDに収録されており、現在でも視聴しやすくなっている。

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

  • 2005年7月28日にPS2で発売された2作目。
  • 前作でマザーシップを撃墜しインベーダーを撃退したものの、再びインベーダーが襲来してきた、というお話。
  • 前作から引き続き『SIMPLE2000シリーズ』で、お値段なんと2100円。
    • 新兵科ペイルウイングを加えた上にミッション数71という、前作とは比較にならないボリュームを誇る。
    • 前半はほとんど同じ内容のミッションもあり、水増し的な部分があるのは否めない。よく言えば『1』を買わずとも同じことが楽しめる、とも。
  • NPC隊員がいない事や、設定ミスとしか思えない敵の火力なども相まって、シリーズ屈指の難易度。
  • INFを超える新たな難易度「IMPOSSIBLE」が存在する。敵はINFより強く、こちらはアーマー値が固定というまさにクリア不可能仕様。
    • 出現条件は両兵科全ミッションクリア。そのため、INF特典のジェノサイド砲・アルマゲドンクラスターを如何に活用するかがカギ。
  • 2007年6月29日にヨーロッパでEssential Gamesから「Global Defence Force」というタイトルで発売されている。
    • 内容は全く同じだが台詞音声は収録する資金が無かったのかカットされ、文章のみローカライズされている。
    • 曲と効果音、悲鳴のみが鳴り響く戦場はなかなかに奇妙。

地球防衛軍2 PORTABLE

  • 2011年4月7日に発売された『2』のPSP移植版。
    • スタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 追加ミッションやオンラインプレイが実装されている。
  • 各巨大生物の変異種が投入された初めての作品。金色の蟻や銀色の蜘蛛が登場し、泣くほど強い。
  • 移植前でのラスボス一個手前のミッション「絶対包囲」はその難易度の高さから、EDFシリーズで最も難しいミッションと言われていたが……。
    • まさかの新たな鬼畜ミッション「魔軍」が追加された。3つのインセクトヒルから金蟻+鎧蜘蛛+羽蟻がワラワラ溢れてくるドが付くほどの鬼畜ミッションであった。
  • PSPでの操作ということもあり、攻略難易度はシリーズ屈指の高さを誇る。
    • PSPはスティックが左側ひとつしかなく、いくつか操作設定はあるものの、視点移動には十字キーもしくは○×△□を使うなどえげつない操作を強いられる。

地球防衛軍2 PORTABLE V2

  • 2014年12月11日に発売された『2』のPSVita移植版。
    • 『2P』や『3P』と同じくスタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 『2』『2P』の内容に加えて、新兵科エアレイドを実装。また、陸戦兵とペイルウイングの武器にも新しい物が加わったり、仕様変更されていたりする。
  • エアレイドは、『4』のエアレイダーの様な兵科。グラフィックは『2』の世界観に合わせてデザインし直されている。
    • 攻撃機やサテライトブラスター、巡航ミサイル、ライオニックが時間経過によるリロードであったり、空爆の要請ポイントが低くなっていたり、トーチカがビークルから剥がれずきちんと機能するように強化されていたり、セントリーガンの設置が『3』と同じになったりと『4』からの仕様変更も多い。
    • スプライトフォールやライオニックなどは特に強化が激しく、衛星兵器ファンや巡航ミサイルファン必見の一作と言えよう。なぜこの強化を『4.1』で引き継いでくれなかったのか。
    • また『4.1』での仕様のベースとなった変更も多く、リムペット系やワイヤーが弱体化されたのはこの作品からである。なぜこんな弱体化を引き継いでくれたのか。
      • 余談だが、『4』とは当然マザーシップが違うため、ルールオブゴッドは人類が開発した衛星兵器から発射される。そしてその衛星兵器の名は、『フレイヤ』まさかの斬レギネタにして公式中の人ネタである。
    • 流石にビークル要請などは出来ないものの、エアレイダーとはまた少し違った魅力のある兵科と言えよう。
  • Vitaのスティックのおかげで『2P』より楽に照準を合わせられるかと思いきや、妙にカクつく仕様となっている。
    • 照準がカクカクなのは、恐らく『2』ではなく『2P』を移植したためだと思われる。描画範囲も『2P』に準じて狭め。
    • また、ビークルを降りると一定時間再搭乗が出来ないという改悪的な仕様変更も存在。もちろん任意リロードを実装したりリバーサーの吹っ飛びが無くなったりと良い仕様変更もあるのだが。
  • 処理落ちに関しては大きく改善されており、2と2Pでは処理落ち上等だったミッションも快適に動作する。
  • 海外では「Earth Defense Force 2: Invaders From Planet Space」というタイトルで発売。音声含め英語ローカライズされている。
    • 『EDF2FNS』が海外展開していないため、英語圏の人が触れられる唯一の完全英語ローカライズのEDF2である。

地球防衛軍2 for Nintendo Switch

  • 2021年7月15日に発売された『2』のSwitch移植版。矢継ぎ早に繰り出されるFNSシリーズの嚆矢となった。
    • 厳密には『EDF2PV2』の移植というべきで、これといった追加要素はほとんどない。
  • エイムの操作性は改善されており、とりあえず今『2』を遊ぶならこれを選んでいい。
  • EDF5からの要素として、HARD以下の難易度をクリアした場合、下位の難易度もクリア扱いになる。
    • これは以降のFNSシリーズにも引き継がれることになる。

地球防衛軍3

  • 2006年12月15日にXbox360で発売された3作目。『4』の前作で、8年前の物語。
  • 地球に突如襲来したフォーリナーをEDFが撃退するアクションゲーム。
  • この作品からNPC隊員が登場し、プレイヤーをサポートしてくれる。感謝しろよぉ!
    • このNPC隊員の発言や行動、本部との通信内容などが妙にバカバカしく、ファンの間でも公式でもネタにされている。
    • ちなみに1回ごとに投入される人数は後発作と比べて少し多め。歩兵の平均人数だけなら『4.1』や『5』すら上回る。
  • 『1』『2』とナンバリングこそ繋がっているが、前シリーズとの繋がりはなく世界観を一新。
  • 『SIMPLEシリーズ』では無くなり、初めて単独のゲームシリーズとしてフルプライスで発売。タイトルの特徴である冠詞の“THE”は、本作以降なくなった。
    • 「THEが取れたら値段が上がっちゃった」とは、ニコ生公式放送中でのプロデューサーの言葉。
  • 現在はプラチナコレクション(Xbox360廉価版ソフト)として発売されている。それでも定価\2940ではあるが。
    • さらに現在はダウンロード版もあり、それならばお値段1200円。……ただし、(当然だが)Xbox360のみの配信。
    • 2022年5月現在、ダウンロード版は1620円。XboxOneやXbox Series X/Sでもプレイ可能。(MSstoreのジャケ絵(アイコン)は「Earth Defense Force 2017」だが、タイトル名は「地球防衛軍3」で中身は日本語版)
  • 海外でも「Earth Defense Force 2017」というタイトルで発売された。音声はすべて英語に吹き替えられている。
    • リージョンコードにより日本版のXbox360では動かない。楽しみたいなら海外仕様のハードを用意する必要がある。

地球防衛軍3 PORTABLE

  • 2012年9月27日に発売された『3』のPSvita移植版。
    • 『2P』と同じくスタッフロールには開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 追加ミッションやオンラインプレイに加え、ペイルウイングがゲスト参戦扱いで使用可能。
  • 『2P』に登場し隊員たちを阿鼻叫喚の地獄に落とした巨大生物の変異種共が再び登場。サンドロットは鬼ですか。
    • とはいえ、大幅に弱体化がなされている。しかし、4人プレイオンラインだと『2P』の鬼畜さの片鱗を垣間見せる調整。
    • 流石に魔軍のような難易度の高すぎるミッションはなくなった。
  • これにしか登場しない武器が存在する。チタニア社製の武器や、敵を状態異常にする武器など。
    • 攻略にかなり有用なものもあり、DLC配信が望まれるところ。

地球防衛軍3 for Nintendo Switch

  • 2021年10月14日に発売された『3』のSwitch移植版。
  • 内容はほぼ『EDF3P』に準じる。EDF3Pでは一周しなければペイルウイングを扱えなかったが、本作では最初から選択できる。
  • グラフィックはEDF3Pからは良くなっているものの、本家3より劣る。あくまでEDF3Pの移植ということなのだろう。
  • デジボクEDFからの逆輸入要素として、ノヴァバスターに貫通が付与された。

地球防衛軍4

  • 2013年7月4日にPS3とXbox360で発売された4作目で『3』の続編。
  • 前作でマザーシップを撃墜しフォーリナーを撃退したものの、再びフォーリナーが襲来してきた、というお話。
  • 陸戦兵やストーム1を引き継ぐレンジャーに、ペイルウイングを引き継ぐウイングダイバー。さらに工作特化型であるエアレイダーと斬レギのフレイフェンサーの4兵科が初めて実装された。
  • 難易度は『3』以上『2』以下ぐらいだが、DLCの追加ミッションでは震える魔窟や星の牢獄など、『2』に匹敵する鬼畜ミッションが実装された。
  • 街の造形やマップ数・武器数・ミッション数など、あらゆる点でシリーズ最多となった。
    • ただし街の造形の細かさはまだ兵科特性が無かったフェンサーにとっては悪夢のような存在で、フェンサーの最大の敵はフェンスといわれていた。
      • 爆発物も木や電柱が密集するようになったために誤射や自爆が起きやすく、なかなかにストレスが溜まる。
      • 当然NPCもそのあおりを受けており、すぐに引っかかって孤立してサンダーする。特にフェンサー部隊とダイバー部隊。
  • 処理落ちが激しくロードが長い欠点を持ち、またバグやフリーズもシリーズ最多となっている。
    • 特にPS3版では顕著で地底以外だと非常に処理落ちしやすい。
    • Xbox360版では存在するマップ上のオブジェクトがPS3版では削ってあるなど、開発側の涙ぐましい努力が垣間見える。
  • 怪獣削除、レタリウスやドラゴンの調整ミス、レンジャーの火力不足やオンラインの調整不足など、数多くの問題も抱えている。
    • また、ネタっぽい台詞も少なく、全体的にシリアスなため『4.1』や過去作のようなバカゲー感がかなり薄い。
  • NPCの数も『3』よりかなり少ない。本編とDLC3つ含めてようやく追い抜く程度で、さらに半分近くがアサルトライフル兵だけ。
    • 代わりにこの頃から耐久力が高く頑丈になったが、味方というよりデコイ感が否めない。
  • 良くなった点も多いが悪くなった点もかなり多かったため、歴代では最もファンの意見が分かれている作品でもある。
  • DLCでは、かつて強敵と言われた金蟻や銀蜘蛛が再登場。しかしその能力は極端に強化されており、強敵と言うより凶敵と化していた。
  • 海外でも「Earth Defense Force 2025」というタイトルで発売された。当然音声は英語吹き替え。

地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR

  • 2015年4月2日にPS4で発売された『4』の移植・リメイク版。2016年7月19日にSteamでも発売された。
    • Steam版はスタッフロールに開発にクラインコンピュータエンタテインメントの企業名が追記されている。
  • 『4』の設定と敵を踏襲しつつ、ハードの機能進化によりグラフィック・演出・その他諸々が大幅強化。
    • 特にロード時間と処理落ちは歴代で最も少なく、PS4Pro限定機能「ブーストモード」を用いればほぼ常時60fpsを維持できるレベルであり、「サンドロット=処理落ち」が定着していたファンに大きな衝撃を与えた。
  • 半数以上のミッション内容を大きく変更。『4』プレイヤーでも楽しめるように。さらにエルギヌス関連でミッションを追加。
  • 待望の巨大怪獣枠にエルギヌスが登場、さらには巨大ロボット「歩行要塞バラム」が発表され、旧来のEDF隊員並びにサンドロットファンを歓喜させた。
  • 『4』の各兵科の性能にもテコ入れが入り、弱体化の著しかったレンジャーは特に大幅強化。フェンサーも触れただけで軽いオブジェクトを破壊可能となり、移動のストレスが減少。
  • オフラインでもチャットが可能となり、タッチパネルを利用したショートカットも搭載。チャットに応じて仲間が動く仕様も。
  • NPCの数も『4』の倍以上に。バリエーションも大幅強化され、EDFシリーズでは初のビークルNPCも登場した。
    • 『4』で死ぬほど地味だった「ブルートフォース作戦」「死の戦列」などが一転して人気ミッションになるほどの変化を与えた。
  • 難易度に応じて自爆ダメージが変化するようになったり、難易度で敵編成が変化するのも本作から。
  • 解消されなかった問題点を抱えつつも、総じて『4』をより快適に楽しめるように作り変えた完全版と言える作品。『4』の調整に批判的なプレイヤーからは「最初からこっちで出してくれれば良かった」という声も上がったとか。
  • この作品の根幹の要素は多くがそのまま『5』に受け継がれている。
  • 海外及びSteam版では「EARTH DEFENSE FORCE 4.1 The Shadow of New Despair」というタイトルで発売された。
    • 過去作では日本と海外向けではナンバリングが異なっていたが、今作から統一されるようになった。

地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch

  • 2022年12月22日に発売された『4.1』のSwitch移植版。
  • PS4で動かしていたEDF4.1をSwitchに移植するのは難しいのではないかという前評判を覆し、快適に動作する。

地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター

  • 2017年11月22日にPS4でDL専用として発売された。2018年4月26日にSteamでも発売された。
  • 『4.1』のスピンアウト作品で、縦スクロールSTGである。
  • クラウズとギガ連射による共同開発。サンドロットは関わっていない。
  • マザーシップ撃墜作戦のため戦力を集中していた裏で、巨大生物の大群が突如として出現。
    • 地上に落下することなく緊急チャージを可能とする新型飛行ユニットのテストをしていたペイルチームは、新ユニットを装備したまま迎撃に出る。
  • 難易度はいつもの5段階+α。STGに慣れてない人だと低難易度でも十分難しい。
    • 本家と同じアーマー制なので何発か当たっても大丈夫な上に、無敵時間のあるブーストを使いこなせれば高難易度でもなんとかなる。
    • INFをクリアすると「裏ステージ」が解放。巨大生物は変異種に入れ替わり、弾幕も一層激しくなる。
  • 本家EDFに負けず劣らず、味方たちが常に通信で喋りっぱなしで、かなり賑やか。
    • ステージの背景では燃える建物、逃げ惑う市民、戦車に随行するレンジャー部隊、ウイングダイバーが画面を横切るなど細かい演出が目立つ。
    • バラムがない中でエルギヌスに対抗するEDF側の作戦や、蜂の巣の内部や蜂の卵、夜景の中でのフォーリナー戦など本家にはない魅力もある。
    • ちなみに本作品にしか登場しないオリジナルの変異体まで居たりする、もしかすれば本家にやってくる日が来るかも…?
      • 後に、『デジボク2』に本作主人公をモデルにしたキャラ共々登場している。
  • 発売から約1年半経過した2019年6月25日、何を思ったのか突然無料DLCが公開された。
    • ペイルチームの訓練シミュレーターをトレーニングモードとして実装。内容は驚きの60ステージ。更に7種の新武器付き。

地球防衛軍5

  • 2017年12月7日に発売されたシリーズ本家作品。本作の前日譚に当たる作品。
  • 世界観を一新し、本作をベースに様々な仕様追加・変更を行った上で同等の規模感(ミッション数ほか)を持つ。
    • 敵のデザインや演出には2へのオマージュも見られる。
  • プラットフォームは引き続きPS4。2019年7月にPC版も発売された。4.1のPC版に比べ、PC向けの細かい改良がなされている模様。
  • 演出が強化されており、侵略者(知的生命体)そのものや、さらに重要な存在も登場する。
    • 無線の量もさらに増えており、発売時点ではEDFシリーズとしては最も力が入っている。DLC? 聞こえないぞ。
    • 現実世界への皮肉も時折現れ、絶望感の強調も目立つ。
    • いっぽうでネタ要素は4.1に負けず劣らず。「人間にそっくりだ!」
    • 映像表現も若干強化されているが、処理落ちは4.1と大きくは変わらない。
    • 夜間ミッションの復活に加え、雨天も実装された。
    • 敵が大量の体液を撒き散らして死ぬようになった。グロの越えてはならない一線は確認しておこう。
    • 複数ミッションにまたがる固有NPCが登場。見た目はモブだが、なかなか味のある活躍をしてくれる。
  • 難易度は4.1より若干下がったとの声が多い。それでもやはりINFでは凶悪な難関は存在する。
  • 4.1より全兵科が続投、かつかなりの強化を受けている。
    • いっぽうで弱体化された要素もあり、全ユーザーが納得とは行かない。
    • レンジャー、フェンサーには補助装備という枠が追加され、機動力や武器の使い勝手を強化・補正可能に。
    • レンジャーのショットガンは驚異的な破壊力を手にしたが、いっぽうでスナイパーの伸び悩みも目立つ。
    • ウイングダイバーはプラズマコア選択によりEN供給と飛行能力に選択肢が生まれた。いっぽう、使い勝手が大幅に変更された武器も多い。
    • エアレイダーは装備枠が1つ増加し、2PV2を踏襲して一部の支援要請が時間リロードとなった。スペック上も支援要請の強化が目立ち、まさに空爆誘導兵といった性格に。
      • しかし、全ビークルが開幕要請不可に…。
  • 全体的な完成度は引き続き高く、4.1に満足したユーザーなら十分に楽しめるだろう。
    • 非常に均整の取れていた4.1からすると若干バランスが崩れた部分はあるものの、やれること自体が増えており、総合的な楽しさは同等かそれ以上と言える。

SIMPLE2000シリーズ Vol.103 THE地球防衛軍タクティクス

  • 2006年7月27日にPS2で発売されたおまけのようなもの。まるで存在しなかったかのように誰も語らない作品。
  • 開発はサンドロットではなくシンクアーツ。すでに会社は解散している。
  • 世界観やストーリー、戦闘シーンは『2』を踏襲している。
  • 基本飛行ユニット(ペイルウイングや円盤)が強すぎる。システム上飛行ユニットに対する攻撃手段を持たないユニットはなす術も無く殲滅されるしかない。
    • 「巨大生物は飛べない!飛行ユニットが負けるはずがない!」を地で行くシステム。
    • と思いきや、蜘蛛は高高度対応の攻撃を持っているのでペイルウイングでも普通に倒されてしまう。
      • ……似たようなやり取りを最近聞いた気がするのは気のせいだろうか。
  • EDF側でクリアするとなんとインベーダー側でプレイすることが可能。
    • EDF側と根本的に戦略が違い、物量作戦で押すことを前提としてか全般的にユニットのコストが安くなっている。
    • 他作品で味わったあのトンデモ物量の恐怖をEDFに思い知らせてやれ!*1

EARTH DEFENCE FORCE: INSECT ARMAGEDDON

  • 2011年7月7日にPS3とXbox360で発売された外伝作品。通称『EDF:IA』『IA』。
  • 2011年12月15日にSteamでも発売された。Steam版専用のDLC武器もある。
    • ただし言語は英語のみ。日本語は楽しめない。
  • 開発は米国のVicious Cycle Software。サンドロットは監修という立場。
    • Vicious Cycle Softwareは2016年1月に消滅した模様。続編の開発は絶望的となっている。
  • 他作品と世界観の繋がりは一切ない。
  • 地球を守ろう! (せっちゃん 9さい)
    • よし守ろう!!
  • ある日フットボールの試合を見ようとテレビをつけたら、地球がラヴェジャーに侵略されていた。
    • そんなこんなで主人公ライトニング・アルファはEDFの隊員としてラヴェジャーと戦うのであった。
  • 個性豊かなキャラクターが多数登場する。オカマのサーベルや、インテル入ってないインテル、声が可愛いオプス等。
  • 良くも悪くも本家とは微妙に異なっているのが特徴。とりあえず爆発物の飛び交う数はこっちの方が上かもしれない。
    • いわゆる「別ゲーとしてみれば良作」の類。EDFとしてみるとこれじゃない感が付きまとうが、ヒャッハーする分には楽しめる。
  • 『4』に逆輸入されたものも多い。タクティカルやバトルは、それぞれエアレイダーとフェンサーの元となっている。
    • グラフィックは『3』より向上しているが、敵の数が減っており、その分耐久度は高く数が減るごとに逐次投入するという形で対応している。
    • ミッション数は少ないが、一つ一つが長い。敵が硬いこともあり一つのミッションで30分以上かかることもある。
      • 各ミッションは数チャプターで区切られているため、そういった点ではある程度数はある。
    • ミッション内では同一のマップを旅し、チャプター毎に同マップの別の場所へと急行する形で動く。
      • そのため、マップ全体でみると防衛軍シリーズよりかなり広い。1チャプター中に行ける範囲は狭いが。
  • 据え置きとしては初のオンラインマルチプレイが出来るEDF。
  • キャンペーンモードでは3人まで接続可能。
    • サバイバルモードという、ひたすら襲い掛かるラヴェジャーと戦うモードがあり、こちらは6人までプレイが可能。
      • が、途中参加できず、更にはキャンペーンで強化したキャラも使えず、かなりの苦行モードとなってしまっている。
+ なおこの作品の最後は……。 ※ネタバレ注意
  • やっとのことで巨大生物の女王を倒し、これで平和に……と思ったところへお約束で現れるマザーシップ。
    • 『IA』のものはどちらかというと『2』のアダン風の形状。大量の砲台を下に備えている。
  • 上空からの砲火と総結集した地上部隊の波状攻撃に対し、決死の覚悟で挑むライトニング。
  • 戦火をかいくぐり助けに来たランダーに乗り込み、その場を後にするが……。
    • この後の展開はクリアした難易度によって長さが変わるため、安否不明から脱出成功が確認できるEDまである。
      • が、どのみち圧倒的なマザーシップの戦闘能力の前に逃げる他なく……そしてそのままEDを迎える。
  • というように、完全に次回作があるような終わり方。ただ、今のところその予定はなし。

EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN

  • TGS2017で発表された外伝作品。2018年発売予定だったが2019年に延期された。4月11日発売。通称『EDF:IR』『IR』。
  • 『IA』を思わせるタイトルで映像も洋ゲーっぽいが、開発は日本企業のユークスが担当し、設定も完全に新作となる。
  • 西暦2028年、宇宙からの侵略者「アグレッサー」を前にEDFが結成。しかし敵勢力の前に敗走を続け、10年という長い戦いの末に本部を失ったEDFはゲリラ戦を強いられているという状況から開始。
  • 兵士はPAギアという強化外骨格で武装。トルーパー、ジェットリフター、ヘビーストライカー、プロールライダーの四兵科+αが存在する。
    • また、キャラメイク機能があり、どの兵科でも男女選べる他、衣装も複数個から選択できる。本家でもできればやってほしい。
  • 本作独自の要素として、各PAギアに割り当てられたキャパシティを割くことで使用できる様々なアイテムがある。
    • ハンドグレネードやデコイ、ビークルを呼び出す発煙筒や回復アイテムなど、特性やバリエーションは多岐に渡り、中には後発の作品に影響を与えているものも。
  • アイテムは敵を倒すと落とす「エナジージェム」から精製する。
  • E~AAの6段階からなるクリアランクが設けられており、クリアにかかった時間、受けたダメージ、エナジージェムの回収率などからランク付けがなされる。やっとこさクリアしたのにDランク、などとされて憤慨するプレイヤーもいるとか。
  • 他にも上記のアイテムを使用すると報酬が差し引かれたり、全体的に兵科や武器の格差が激しかったり、敵のスペックに対して武器の性能が釣り合っていなかったり、ロードが妙に長かったり、本家と異なる操作系が却って難しい...とゲーム上の瑕疵を指摘する声が随所で聞かれる。意欲作的な位置付け故に冒険チックな要素が多いのは致し方ないのだが...
  • どんなに苦戦しようが勝ちは勝ち、装備は稼ぎでなんとか、戦略で詰まれば最悪はゴリ押し...と柔軟な本家シリーズに比べかなりストイックでプレイヤー側に厳しい作風。
  • シリーズ初のテーマ曲『IRONRAIN~望』が採用された。作曲はなんと新垣隆氏。

デジボク地球防衛軍

  • 正式名称は「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」。長い。
  • 2020年12月24日発売。PS4とSwitch向け。こちらも開発はサンドロットではなくユークス。販売元はD3P。
  • デジボクはデジタルボクセルの略とのこと。四角い低解像度風味の絵柄はマインクラフト辺りの同類。
  • 一言で言うならば"EDFオールスター"
    • EDF1~5(2PV2エアレイド、3Pペイルウイングも含む)、IA,IRの全兵科と、本作オリジナルのご当地ブラザー&シスターから4人のチームを組む。
      • もちろんEDF4の四兵科も参戦している。ウイングダイバーがゆるふわ関西弁女子キャラで可愛いと専らの評判。
      • 操作できるキャラはいつでもチームの中から変更可能。フェンサーで距離を取ってからレンジャーで狙撃したり、エアレイダーで空爆を要請してウイングダイバーで爆撃地点に敵を誘導したり...などなど、チェンジによって様々な戦略が立てられる。4人でライサンダーTFすることも。
    • 侵略者達もそれぞれの世界から集結。いつもの虫共に加え、ダロガ(1・2)、ソラス(2)、ヘクトル(3・4)、エルギヌス(4.1・5)、デストロイ・マンティス(IA)、ベイザル(IR)、シディロス(IR)等々。
    • ストーリーや武器説明などにも、EDFシリーズ経験者がニヤリとするようなネタが仕込まれている。
  • 難易度はEDFとしてはかなり抑えめ。EDF未経験者にもオススメなのでお友達に薦めて入隊してもらおう。
  • wikiもできているので、詳しく知りたい方はぜひ→https://w.atwiki.jp/edfwb/

デジボク地球防衛軍2

  • 正式名称は「四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」。やはり長い。
  • 2024年5月23日発売。デジボク地球防衛軍の続編。EDF6より後の発売であり、EDF6の敵も追加されている。
  • EDFシリーズのお祭りゲーム色が強かった前作に対し、今作は主人公とヒロインの葛藤とそれを導く大人たちの物語であり、地球環境もテーマにしている。
    • どうしても人類防衛軍になってしまいがちな本家に対し、デジボク特有に緩い世界観ゆえに地球そのものにクローズアップすることに成功している。
  • 基本的なシステムは前作と同じだが、アビリティの追加に加え、自動リロード型の武器にはリロードボタンに別の攻撃手段があてがわれたり、順当に進化したタイトルとなった。

THE 地球防衛軍モバイル

  • 2007年に配信された携帯電話アプリ。
  • 『2』に準じた世界観を舞台に戦う3Dアクションゲーム。開発はインタラクティブブレインズ。
  • 「襲来編」と「地底突入編」の2種類があり、データの引き継ぎが出来た。
  • 2012年2月に配信サイト「D3Pモバイル」のサービス終了に伴い配信が終了した。

THE 地球防衛軍シューティング ~出撃!ペイルウイング

  • 携帯電話アプリ。
  • 『2』に準じた世界観を舞台にペイルウイングを操作して戦う縦スクロールSTG。開発はギガ連射。
  • 2012年2月に配信サイト「D3Pモバイル」のサービス終了に伴い配信が終了した。

地球防衛軍3 Mobile

  • 2009年に配信された携帯電話アプリ。開発はギガ連射。
  • 後に3D対応版の「地球防衛軍3D Mobile」が発表された。

地球防衛軍 LEGEND

  • 2011年2月1日に配信されたモバイル用サービス。
  • 自分のキャラクターを育成しながら仲間と共に戦っていくSLG。
  • 仲間からの援護射撃「フレンドショット」といったソーシャルゲームならではの協力要素も盛り込まれている。
  • EDFシリーズでは基本的に顔を見ることが出来ないオペレーターの顔グラフィックは必見。

TAP WARS:地球防衛軍4.1

  • 2016年12月26日からiOSとAndroidで配信されていた基本無料ゲーム。開発はエスカドラ。
  • 『4.1』のミッションをベースに、ひたすら画面をタップして攻撃したり味方を強化したりして敵を撃破していくゲームとなっている。
  • プレイヤーがとれる行動は画面タップによる攻撃、スキルの使用、主人公や味方の強化程度であり、非常にシンプル。
  • 攻撃力や敵の体力が凄まじい勢いでインフレしていく。数値の高まりを楽しむのが正しいプレイ方法だろう。例えるならCookie Clicker。
  • 2019年9月20日にサービスが終了した。

小説「地球防衛軍 ラムダチームの戦い」

  • 2018年2月17日に発売されたEDF初のノベライズ作品。作者は真米栄吉。
  • 『4/4.1』の世界観をベースとしており、ラムダチームを主人公とした物語が展開される。
  • 原作ゲームでは人物名が殆ど登場しないが、本作では人物名が明確に書かれ、挿絵には人物の顔が描写されるなど雰囲気を異にする。
  • 『4/4.1』を遊んだ経験者にはニヤリとできる小ネタが随所に挟まれている。

+ EDFシリーズと直接関係のない、サンドロット関連作品

リモートコントロールダンディ

  • 1999年7月22日に発売された、サンドロットの前身となるヒューマンが制作したゲーム。このゲームの開発者が後のサンドロットのゲームに携わることとなる。
  • 内容は巨大ロボットを遠隔操作して敵巨大ロボットを撃破していくというもの。
    • コントローラーをフル活用した斬新な操縦アクションや、重量感とロマンに溢れたゲーム内容が特徴的。最初は操縦が難しく感じるものの、慣れると思わずのめり込んでしまうこと請け合いである。
    • 声優や設定がとにかく豪華。そしてバカゲー的な要素も既にあった。
    • 難易度は割と高く、死んで覚えろ的なミッションが多数あったほか、街を壊せば壊すほど儲けるどころか逆に罰金を支払われ、ロボがボロボロになっても資金がなくて修理できないというハマリも多かった。
    • 詳しくは動画投稿サイト・wikiで検索のこと。
  • なお、このゲームにおける巨大ロボットの全長は50mという設定。*2
  • EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている青色の腕は当作の主人公機「ヴォーダン」のものである。

ギガンティックドライブ

  • 2002年8月29日に発売されたサンドロットのデビュー作。
    • 本作の開発エンジンがEDF1に流用されたことでSIMPLEシリーズとして2100円の低価格で販売することが可能となった。
  • 内容はリモートコントロールダンディに近く、巨大ロボット「機人」を遠隔操作して同じく敵である巨大ロボット軍「ヴォルガーラ」を撃退していくというもの。
    • 操縦方法はリモートコントロールダンディに似つつもまた一味違ったものとなっているが、慣れると癖になるのは同じ。ハマる人はとことんハマる。
    • バカゲー要素はあったが、リモートコントロールダンディに比べればかなりシリアスな内容だった。
    • 細かい内容はWikiなりを参照のこと。
  • システムだけでなく、設定など多くの部分が地球防衛軍に流用されている。
    • 本ゲームに存在した、建物入り口でセレクトボタン押下で屋上に移動がないのは残念。
    • プロテウスとタイタンは本作に登場するグラングに似ている……かも。
      • バルガはクレーンという設定のためか、流石にかけ離れたデザインになった。
    • 衛星兵器が出てくるのも今作から。天門(アマカド)という名前でレーザーの照射ができる。セルフパロディかもしれない。
  • ちなみに『4』の砂津谷マップにあるスーパー「JATY」はこの作品が元ネタ。
    • JATYの進出でヒロインのバイト先が経営難に陥っている。JATYを破壊しヒロインを救うかはプレイヤー次第。
  • EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている灰色の腕は当作の主人公機「ヴァヴェル」のものである。

鉄人28号

  • 2004年7月1日にPS2で発売されたサンドロットのロボットゲーム。
  • ロボット操縦ゲームとしてスタートしたサンドロットの集大成といえる作品である。
  • 言わずと知れたロボット漫画「鉄人28号」をゲーム化したもので、鉄人の操縦者となりリモコンで遠隔操作することで悪の組織「X団」の操る敵巨大ロボットを薙ぎ倒していくという内容。
  • 操縦方法はリモートコントロールダンディともギガンティックドライブとも違った独特なものとなっており、過去作経験者も、そうでない人も楽しめる内容となっている。
  • マップ上の建物を掴んで敵にぶん投げる、ロボットを無視して敵操縦者と殴り合えるなど、自由度の高さはEDFシリーズに引けを取らない。
    • 「いいも悪いもリモコン次第」という台詞が示す通り、悪のロボットを粉砕することも街を破壊しつくすこともプレイヤーの操縦次第である。
    • というか、普通にプレイしていてもどっちが悪魔の手先なのか分からないくらい街が壊れまくる。前作と違ってペナルティが無いのが救いか。
  • ちなみに、『1』と『3』でお馴染みの結城隊員と同じ名の人物が警官として無線で登場している。ご先祖様かもしれない。
    • 街で暴れるロボットを無謀にも生身で逮捕しようと試みるも殉職してしまう。南無。
  • キャラゲーとしては勿論、ゲームとして非常に完成度が高く、今でも多くのファンに愛されている作品である。

鉄甲機ミカヅキ トライアルエディション

  • 「鉄甲機ミカヅキ」という特撮のイベントにおいて、サントラの初回限定版に付属されたPS2用のソフト体験版。
    • とはいっても体験版だけで本編は発売されていない。
  • 特撮のテレビ放送は2000年10月、イベント開催日は2001年7月なので、実はギガンティックドライブよりも前に作られた作品。
    • ゲームの内容はギガドラに酷似しており、開発中における試験的な面もあったのかもしれない。
      • クレジットにはしっかりSandlotと記されているので、体験版で非売品であることを除けば企業としては事実上の処女作。
  • ゲーム自体は非売品なうえそれが付いているサントラも初回限定版なため入手は困難。
  • ちなみにサンドロットのホームページにある業務実績では誤って『鉄"鋼"機』と表記されてしまっている。

超操縦メカMG

  • 2006年9月2日に任天堂から発売された、サンドロットと任天堂の共同制作によるニンテンドーDS用ソフト。通称は『超操縦』や『MG』など
  • 操り人形『マリオネット』が、人類の歴史と共に進化した姿である巨大ロボット『マリオネーションギア』が生活の中に根付いているという独特の世界観を舞台に繰り広げられるアクションゲーム。
  • 本作における『マリオネット』は、農耕よりも古い文化を持つという設定で、そこから進化したロボットである『マリオネーションギア』は、劇中では『人形』と呼称される事が多い。
  • 本作の魅力は、なんと言ってもDSのタッチパネルをフル活用した独自のゲーム性であろう。
    • それまでのDSゲームにおけるタッチパネルは、ミニゲームの操作や、既存の操作をタッチパネルに置き換えることで快適にしたりといった用途で使われる事が多かったが、そこはさすがのサンドロット。
      • 『タッチパネルじゃないと遊べないゲームを作りたい』という熱いゲーム魂により、『十字キーでの移動以外の操作は全てタッチパネルのコックピットで行う』という革新的な操作方法を生み出した。
  • 登場するロボット達は王道ロボットものの雰囲気を持つものが多く、種類も武者、重機、昆虫、弓、動物、忍者、銃、ロマンと非常に豊富である。
    • 多くのMGは必殺技のような技を持つが、中には自爆機能があったり、必殺技ボタンのカバーを叩き割ったり、ロケットパンチが出来るようなものもあり、サンドロットの熱苦しいまでのロマンがうかがえる。
  • EDFシリーズでもお馴染みの熱い展開やロマンが盛り沢山であると同時に、バカゲー要素も非常に多く、魂の震える熱いバトルもプレイヤー次第で抱腹絶倒のギャグシーンと化してしう事も。
    • EDFシリーズや過去のサンドロット作品のプレイヤーなら思わず笑ってしまうような展開も多く、初めてサンドロットのゲームに触れる方は勿論、ファンなら更に楽しくプレイ出来る内容となっている。
    • 最高難易度『スーパーハード』の難易度がいろいろと鬼畜だったり、なかなか出て来ないアイテムに泣かされたりといった制作陣のドSぶりやりこみ要素もまた非常にサンドロットらしく、良くも悪くもゲームを盛り上げてくれる。
  • キャラクターデザインが非常に個性的なのも特徴。なぁにしばらく遊んでりゃ慣れる。
  • 水木一郎氏の熱唱するCMソング通り100体以上,(派生機や強化型を除いても47種類)のMGが登場する上、コックピットはMGによって様々。更にその多くが車や動物などに変形可能で、アイテム合成システムもあるという豪華仕様。
  • 更に難易度も4段階あり、ミッションも全部で100以上という驚異的なボリュームを誇る。
  • 残念ながら大ヒット作とはならなかったものの、DSというハードの特徴を最大限活かした斬新なゲーム性から非常に高い評価を誇り、発売から長い年月を経た今でも続編を望むファンの声は多い。
    • そして、サンドロットが今作で得た『ハードの特徴を最大限活かせる』という任天堂の評価は、後の『斬撃のレギンレイヴ』へと繋がることになる。

斬撃のレギンレイヴ

  • 2010年2月11日に任天堂から発売されたWii用ソフト。超操縦メカMGに続き2度目となる任天堂とサンドロットの共同制作による作品である。通称は『斬レギ』とか『レギン』など。
  • 北欧神話の世界を舞台に、若き神の兄妹であるフレイとフレイヤが、人間と共闘して巨神族を相手に戦うアクションゲーム。
  • ゲームの内容はEDFシリーズと同じくアクションゲームだが、こちらは剣や魔法を使った近接戦がメインとなっている。
    • 近接戦がメインとは書いたがそこは流石のサンドロット。「神の斬撃は飛ぶ」という超理論により、武器の射程距離や攻撃判定はEDFの兵器にも引けをとらない。
    • 最大の特徴はWiiリモコンを使った斬撃アクションで、大型敵の体の一部を切断することが出来、攻撃手段や移動手段を減らすことが可能となっている。
    • またそれに伴い四肢切断や大量出血、首チョンパなどかなり過激な表現が多い。ちなみに切断された部位はその敵の体力が残っている限り一定時間で再生する。(首チョンパはほとんどの敵が即死)
  • デカいうえにワラワラと沸く敵、その敵をバッタバッタとなぎ倒すPC、度々叫び場を盛り上げるNPC達と、EDFシリーズとの共通点も多い。転じて「北欧神話防衛軍」「ミズガルド防衛軍」と呼ぶ人もいるとか。
    • 難易度インフェルノが色々と絶望的なのもEDFシリーズと同様である。特にオンライン。
  • 相違点としては、敵の数がEDFシリーズと比較してやや少ない代わりに耐久力が高い。部位破壊可能なことも相まって一体の敵をザクザク斬撃する方向性。
  • 『4』では逆輸入したかのようなドラゴンの参戦により、EDFの方がそれっぽくなった。
    • 『5』ではコロニスト等の部位破壊が導入され、ますますそれっぽいと言われるように。
  • このゲームのクラコン操作(特に槍)と近接装備フェンサーには多くの共通点がある。神速キャンセルとスラスターキャンセルとか。
  • その他味方NPC側に大型兵器が登場したり、大勢のNPCと共に平原で敵大軍と衝突するなど『4』以降に活かされた要素が多々ある。
  • 本部の罠や敵からの酸攻撃などといった、EDFおなじみのネタも仕込まれている。やめて下さい。
  • ちなみに『4』~『6』の市街地にある自動販売機には、ここからのネタ「コーヒー(斬レギでは防壁)があってよかったぜ」や「さぁ、たたかうのです」が描かれている。「防壁製薬」というのもある。
  • 本作に関いての情報はこちらのWikiで。
  • 任天堂の岩田社長と開発チームの対談ページ 社長が訊く斬撃のレギンレイヴ
    • 仮に続編が出るなら、今度は『4』以降のネタが輸出されるのだろうか。
  • 2014年5月20日を以ってニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスが終了。本作品のオンラインはプレイ不可能となっている。

+ サンドロット以外のEDF関連作品

ドリームクラブ

  • ピュアな心の持ち主だけが入店できる大人の社交場で繰り広げられる、ホストガールとの恋愛を目的とした恋愛シミュレーションゲーム。
  • 販売元はD3パブリッシャー(そしてプロデューサーも同じ岡島P)であり、同じくD3傘下の作品である地球防衛軍との関わりも薄くないゲームである。
    • 初代のPV時点でEDF(当時の最新作は『3』)の宣伝が入っており、スペシャルサンクスに「地球防衛軍のみなさん」が記載されていて多くの隊員の度肝を抜いた。
      • EDFシリーズのPVで冒頭に入る天気予報はこのPVから脈々と流用されており、ジングルに使われているBGMもこの作品からの流用である。
  • 隊員たちが通ういつもの店とはここのことを指す……らしい。
    • EDFは搾取を恐れない! わかったかーッ!

THE 宇宙大戦争

  • 2005年5月26日にディースリー・パブリッシャーが発売したPlayStation 2用フライトシューティングゲーム。SIMPLEシリーズ第72作。
  • 世界観としては地球防衛軍と似ており、宇宙人からの侵略を受けた地球人が敵勢力に反撃を行うゲームである
  • ただしこのゲームは歩兵ではなく空軍を操作する。エースコンバットのゲーム性と地球防衛軍の世界観を持つゲームといえば分かりやすいか
  • しかしながら、グラフィックの粗さや、無線の雰囲気の関係かあまり人気はなく続編は作られていない。ステージ数が少ないのも向かい風か。せめて無線が良ければ……
  • ニコニコ動画では、なぜか地球防衛軍とエースコンバットのMADが多いことから、ゲームをプレイする層が被っていると思われる。そのためきちんとしたものを作れば売れる可能性は大いにある。
  • 3までは空軍は頼りにならなかったが、4以降空軍もきちんと活躍しており、4ならばブルートフォース作戦や最終ステージ。5ならばベース228奪還作戦 第二段階など空軍が活躍する。それらをプレイしたいという声も少なからずあるようだ。

THE 地球侵略群

  • SIMPLE2000シリーズの罠。
  • タイトルに騙され、購入してしまった隊員もいるのではないだろうか。
    • 地球防衛軍シリーズであるかのように誤解を招くようなアングルにするわ、それ以外の写真も小さくて解り辛い物であった。
  • 種を明かせば、往年の名作『スペースインベーダー』の現代リメイク作『SPACE RAIDERS』を、廉価盤として再販したもの。
    • その出来映えは……罠です!
  • EDF隊員には注意力も必要だ! 罠に注意しろ!

THE 戦車

  • SINPLE2000シリーズの一つ。EDF1と発売日が同じであり、比較対象にされてしまったゲーム。
  • 開発元はヴァンテアン・システムズ。
  • 戦車の挙動を緻密に再現した、ミッションクリア型アクションシミュレータ……というのは公式側の建前。
    • 実態はリアルからかけ離れたものであり、大戦時の戦車でありながらロックオン機能搭載、チハで現代戦車を撃破可能といろいろおかしい。
    • 挙動もおかしく、まるで滑っているかのよう。「EDFのギガンテスの方がリアルじゃね?」とまで言われた。
    • まあリアルさに目をつむれば、男達の機銃砲座とかに比べればそこそこ遊べるゲームではあった。2時間くらいなら。
  • クソゲーの評価を欲しいままにしており、そのネタっぷりから長らく某巨大掲示板にはスレが存在していた。

THE カンフー

  • SIMPLE2000シリーズの一つ。EDF2と発売日が同じであり、比較対象にされてしまったゲーム。
  • 開発元はヴァンテアン・システムズ。あれ、どこかで聞いたような……。
  • クソゲーとして名高く、2005年クソゲーオブザイヤーでは次点を努めた。
  • EDFと同時発売するゲームはクソゲーになるのではと噂された。
    • EDF3からはそのようなことは見られなくなった。
最終更新:2024年12月15日 02:35

*1 実際は高高度からペイルに蹂躙されたり糞硬いギガンテスにボコボコにされたり、別の意味で侵略軍側の気分が味わえる

*2 余談だが100m越えのロボのインパクトや長浜ロマンシリーズ(特にコンバトラーのEDの歌詞)によって刷り込まれたイメージとは裏腹に50mのロボットというと実は割とでかい部類。ジャイアントロボが30mでマジンガーや鉄人は20m無い。凄くでかそうなイメージの勇者ロボでも一段合体が20~25mでグレート合体しても30m程度と巨大ロボットは30m以下が主流。ちなみに50m級のロボは前述の長浜ロマンシリーズのロボの他、戦隊シリーズのロボが平均50m程度。バルガも同じくらい。