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EDFシリーズと直接関係のない、サンドロット関連作品 |
リモートコントロールダンディ
- 1999年7月22日に発売された、サンドロットの前身となるヒューマンが制作したゲーム。このゲームの開発者が後のサンドロットのゲームに携わることとなる。
- 内容は巨大ロボットを遠隔操作して敵巨大ロボットを撃破していくというもの。
- コントローラーをフル活用した斬新な操縦アクションや、重量感とロマンに溢れたゲーム内容が特徴的。最初は操縦が難しく感じるものの、慣れると思わずのめり込んでしまうこと請け合いである。
- 声優や設定がとにかく豪華。そしてバカゲー的な要素も既にあった。
- 難易度は割と高く、死んで覚えろ的なミッションが多数あったほか、街を壊せば壊すほど儲けるどころか逆に罰金を支払われ、ロボがボロボロになっても資金がなくて修理できないというハマリも多かった。
- 詳しくは動画投稿サイト・wikiで検索のこと。
- なお、このゲームにおける巨大ロボットの全長は50mという設定。
- EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている青色の腕は当作の主人公機「ヴォーダン」のものである。
ギガンティックドライブ
- 2002年8月29日に発売されたサンドロットのデビュー作。
- 本作の開発エンジンがEDF1に流用されたことでSIMPLEシリーズとして2100円の低価格で販売することが可能となった。
- 内容はリモートコントロールダンディに近く、巨大ロボット「機人」を遠隔操作して同じく敵である巨大ロボット軍「ヴォルガーラ」を撃退していくというもの。
- 操縦方法はリモートコントロールダンディに似つつもまた一味違ったものとなっているが、慣れると癖になるのは同じ。ハマる人はとことんハマる。
- バカゲー要素はあったが、リモートコントロールダンディに比べればかなりシリアスな内容だった。
- 細かい内容はWikiなりを参照のこと。
- システムだけでなく、設定など多くの部分が地球防衛軍に流用されている。
- 本ゲームに存在した、建物入り口でセレクトボタン押下で屋上に移動がないのは残念。
- プロテウスとタイタンは本作に登場するグラングに似ている……かも。
- バルガはクレーンという設定のためか、流石にかけ離れたデザインになった。
- 衛星兵器が出てくるのも今作から。天門(アマカド)という名前でレーザーの照射ができる。セルフパロディかもしれない。
- ちなみに『4』の砂津谷マップにあるスーパー「JATY」はこの作品が元ネタ。
- JATYの進出でヒロインのバイト先が経営難に陥っている。JATYを破壊しヒロインを救うかはプレイヤー次第。
- EDF6のゲームセンターにて景品に置かれている灰色の腕は当作の主人公機「ヴァヴェル」のものである。
鉄人28号
- 2004年7月1日にPS2で発売されたサンドロットのロボットゲーム。
- ロボット操縦ゲームとしてスタートしたサンドロットの集大成といえる作品である。
- 言わずと知れたロボット漫画「鉄人28号」をゲーム化したもので、鉄人の操縦者となりリモコンで遠隔操作することで悪の組織「X団」の操る敵巨大ロボットを薙ぎ倒していくという内容。
- 操縦方法はリモートコントロールダンディともギガンティックドライブとも違った独特なものとなっており、過去作経験者も、そうでない人も楽しめる内容となっている。
- マップ上の建物を掴んで敵にぶん投げる、ロボットを無視して敵操縦者と殴り合えるなど、自由度の高さはEDFシリーズに引けを取らない。
- 「いいも悪いもリモコン次第」という台詞が示す通り、悪のロボットを粉砕することも街を破壊しつくすこともプレイヤーの操縦次第である。
- というか、普通にプレイしていてもどっちが悪魔の手先なのか分からないくらい街が壊れまくる。前作と違ってペナルティが無いのが救いか。
- ちなみに、『1』と『3』でお馴染みの結城隊員と同じ名の人物が警官として無線で登場している。ご先祖様かもしれない。
- 街で暴れるロボットを無謀にも生身で逮捕しようと試みるも殉職してしまう。南無。
- キャラゲーとしては勿論、ゲームとして非常に完成度が高く、今でも多くのファンに愛されている作品である。
鉄甲機ミカヅキ トライアルエディション
- 「鉄甲機ミカヅキ」という特撮のイベントにおいて、サントラの初回限定版に付属されたPS2用のソフト体験版。
- 特撮のテレビ放送は2000年10月、イベント開催日は2001年7月なので、実はギガンティックドライブよりも前に作られた作品。
- ゲームの内容はギガドラに酷似しており、開発中における試験的な面もあったのかもしれない。
- クレジットにはしっかりSandlotと記されているので、体験版で非売品であることを除けば企業としては事実上の処女作。
- ゲーム自体は非売品なうえそれが付いているサントラも初回限定版なため入手は困難。
- ちなみにサンドロットのホームページにある業務実績では誤って『鉄"鋼"機』と表記されてしまっている。
超操縦メカMG
- 2006年9月2日に任天堂から発売された、サンドロットと任天堂の共同制作によるニンテンドーDS用ソフト。通称は『超操縦』や『MG』など
- 操り人形『マリオネット』が、人類の歴史と共に進化した姿である巨大ロボット『マリオネーションギア』が生活の中に根付いているという独特の世界観を舞台に繰り広げられるアクションゲーム。
- 本作における『マリオネット』は、農耕よりも古い文化を持つという設定で、そこから進化したロボットである『マリオネーションギア』は、劇中では『人形』と呼称される事が多い。
- 本作の魅力は、なんと言ってもDSのタッチパネルをフル活用した独自のゲーム性であろう。
- それまでのDSゲームにおけるタッチパネルは、ミニゲームの操作や、既存の操作をタッチパネルに置き換えることで快適にしたりといった用途で使われる事が多かったが、そこはさすがのサンドロット。
- 『タッチパネルじゃないと遊べないゲームを作りたい』という熱いゲーム魂により、『十字キーでの移動以外の操作は全てタッチパネルのコックピットで行う』という革新的な操作方法を生み出した。
- 登場するロボット達は王道ロボットものの雰囲気を持つものが多く、種類も武者、重機、昆虫、弓、動物、忍者、銃、ロマンと非常に豊富である。
- 多くのMGは必殺技のような技を持つが、中には自爆機能があったり、必殺技ボタンのカバーを叩き割ったり、ロケットパンチが出来るようなものもあり、サンドロットの熱苦しいまでのロマンがうかがえる。
- EDFシリーズでもお馴染みの熱い展開やロマンが盛り沢山であると同時に、バカゲー要素も非常に多く、魂の震える熱いバトルもプレイヤー次第で抱腹絶倒のギャグシーンと化してしう事も。
- EDFシリーズや過去のサンドロット作品のプレイヤーなら思わず笑ってしまうような展開も多く、初めてサンドロットのゲームに触れる方は勿論、ファンなら更に楽しくプレイ出来る内容となっている。
- 最高難易度『スーパーハード』の難易度がいろいろと鬼畜だったり、なかなか出て来ないアイテムに泣かされたりといった
制作陣のドSぶりやりこみ要素もまた非常にサンドロットらしく、良くも悪くもゲームを盛り上げてくれる。
- キャラクターデザインが非常に個性的なのも特徴。なぁにしばらく遊んでりゃ慣れる。
- 水木一郎氏の熱唱するCMソング通り100体以上,(派生機や強化型を除いても47種類)のMGが登場する上、コックピットはMGによって様々。更にその多くが車や動物などに変形可能で、アイテム合成システムもあるという豪華仕様。
- 更に難易度も4段階あり、ミッションも全部で100以上という驚異的なボリュームを誇る。
- 残念ながら大ヒット作とはならなかったものの、DSというハードの特徴を最大限活かした斬新なゲーム性から非常に高い評価を誇り、発売から長い年月を経た今でも続編を望むファンの声は多い。
- そして、サンドロットが今作で得た『ハードの特徴を最大限活かせる』という任天堂の評価は、後の『斬撃のレギンレイヴ』へと繋がることになる。
斬撃のレギンレイヴ
- 2010年2月11日に任天堂から発売されたWii用ソフト。超操縦メカMGに続き2度目となる任天堂とサンドロットの共同制作による作品である。通称は『斬レギ』とか『レギン』など。
- 北欧神話の世界を舞台に、若き神の兄妹であるフレイとフレイヤが、人間と共闘して巨神族を相手に戦うアクションゲーム。
- ゲームの内容はEDFシリーズと同じくアクションゲームだが、こちらは剣や魔法を使った近接戦がメインとなっている。
- 近接戦がメインとは書いたがそこは流石のサンドロット。「神の斬撃は飛ぶ」という超理論により、武器の射程距離や攻撃判定はEDFの兵器にも引けをとらない。
- 最大の特徴はWiiリモコンを使った斬撃アクションで、大型敵の体の一部を切断することが出来、攻撃手段や移動手段を減らすことが可能となっている。
- またそれに伴い四肢切断や大量出血、首チョンパなどかなり過激な表現が多い。ちなみに切断された部位はその敵の体力が残っている限り一定時間で再生する。(首チョンパはほとんどの敵が即死)
- デカいうえにワラワラと沸く敵、その敵をバッタバッタとなぎ倒すPC、度々叫び場を盛り上げるNPC達と、EDFシリーズとの共通点も多い。転じて「北欧神話防衛軍」「ミズガルド防衛軍」と呼ぶ人もいるとか。
- 難易度インフェルノが色々と絶望的なのもEDFシリーズと同様である。特にオンライン。
- 相違点としては、敵の数がEDFシリーズと比較してやや少ない代わりに耐久力が高い。部位破壊可能なことも相まって一体の敵をザクザク斬撃する方向性。
- 『4』では逆輸入したかのようなドラゴンの参戦により、EDFの方がそれっぽくなった。
- 『5』ではコロニスト等の部位破壊が導入され、ますますそれっぽいと言われるように。
- このゲームのクラコン操作(特に槍)と近接装備フェンサーには多くの共通点がある。神速キャンセルとスラスターキャンセルとか。
- その他味方NPC側に大型兵器が登場したり、大勢のNPCと共に平原で敵大軍と衝突するなど『4』以降に活かされた要素が多々ある。
- 本部の罠や敵からの酸攻撃などといった、EDFおなじみのネタも仕込まれている。やめて下さい。
- ちなみに『4』~『6』の市街地にある自動販売機には、ここからのネタ「コーヒー(斬レギでは防壁)があってよかったぜ」や「さぁ、たたかうのです」が描かれている。「防壁製薬」というのもある。
- 本作に関いての情報はこちらのWikiで。
- 任天堂の岩田社長と開発チームの対談ページ 社長が訊く斬撃のレギンレイヴ
- 仮に続編が出るなら、今度は『4』以降のネタが輸出されるのだろうか。
- 2014年5月20日を以ってニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスが終了。本作品のオンラインはプレイ不可能となっている。
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