ヘリの飛ばし方
EDF4以降におけるヘリの挙動はよく出来ており、「説得力のある嘘」をついていながらアーケードライクに操作が出来る。その為、「飛行物体」を扱うことに慣れないプレイヤーは四苦八苦していることだろう。
だが、はまる相手(相性評は後述)にはめっぽう強く、呼び出せればクリア確定のミッションも数多くある。
是非とも有効に活用し、戦況の好転に役立てよう。
訓練に当たって
前述の通りEDFのヘリ挙動はそれなりに再現して作られているので、ヘリコプターが持つ物理特性をある程度理解している必要がある。
完全に構造を理解できている必要はないが、「どうやって飛んでいるのか」「どうやって向きを変えるのか」という基本的な知識は持っておいたほうがいい。
或いは感覚的になんとなく理解できていればよいが、「そもそも物理的にどういう理屈で飛んでいるのか分からない」場合、「どういう操作をしたらどういう風に飛んでいくか」が分からずに「ヘリは難しい」という結論になってしまうだろう。
まずは、ヘリコプターそのものの基本的な動作について理解を深めよう。
ヘリコプターの基礎知識
ヘリコプター基礎知識
- 現実世界のヘリには、一部例外を除いて必ずローター(プロペラ)が二つ付いている。奇数であることは基本的に無い。
- 多くのヘリはメインローターとテイルローターという方式を取っており、EDF6で使用可能な4機種もすべてこの形態に準じている。
- 現実世界では、機体によってはメインローターを二つ装備する事でテイルローターの役目を補っているものもある。
- メインローターを上下に重ねているタイプを「同軸反転ローター」と呼ぶ。小型化が可能なので、攻撃ヘリでメインローターが二重になっているものはすべてこれと思ってよい。
- メインローターを前後に配置するタイプを「タンデムローター」と呼ぶ。陸上自衛隊でも採用されているCH-47がこれ。
- メインローターを左右に配置するタイプを「サイドバイサイドローター」と呼ぶ。
メインローターとその役割
- メインローターとは、機体上部につけられている大きなプロペラの事である。
- 機体の「移動」を担う。基本的に、回転数を大きく変えることは無い。
- 機体を浮上させたり降下させたりするのは、「回転数」による制御ではなく、「翼一枚一枚の角度」を変えることによって制御している。翼一枚一枚の事を「ブレード」と呼ぶ。
- 回転数を一定にした扇風機を用意し、その羽一枚一枚をすべて平坦にすると、風は一切起こらない。徐々に羽の角度を変えていくと、風の強さが変わる。ヘリのローターの出力の原理も似たようなものである。
- 上昇と降下については、この角度の変化を主として出力を変える。機体を上昇させる力を「揚力」と呼び、揚力が重力よりも強くなった場合、機体は浮上する。
- なお、実際には回転数は手動で制御しないだけで、自動で変化している。
- これら上昇、下降の制御を「コレクティブ」と呼び、これを操作するレバーを「コレクティブレバー」と呼ぶ。ゲーム中では、L2ボタンでのみ制御する。
EDFのヘリにとって最も現実のヘリと乖離している機構
- 上述の機構によりメインローターに生じた力は、「メインローターから見て真上に生じる力」である。そのため、機体を前に傾けると、メインローターから発生した力は斜め前方に向く。「機体を上に持ち上げる力」と「機体を前に進める力」の二つに分かれるので、ヘリコプターは前進することが出来る。
- 左右や後方についても同様。減速するのもまた同様の原理である。前向きに移動する力が掛かっているので、後ろ向きに移動しようとする力をかけることで減速することが出来る。
- 機体を傾けすぎる=メインローターが生じさせる力を「横に傾けすぎる」と、「機体を持ち上げる力」よりも「機体を進ませる力」の方が大きくなる。すると、「機体を持ち上げる力」が「重力」に負けてしまうので、ヘリコプターは高度を落とすことになる。
- スピードを出そうとすると高度が下がりやすいのはこれが原因。
- EDFでも同様の現象は起こるものの、そもそも根本的に「機体を持ち上げる力」の変化量が少ないようで、機体を最大まで傾けてるのに高度が上がっていくと言う事もある。その辺は「ゲームのウソ」の部分。
- 機体を前後や左右に倒すには、ローター全体の前後、或いは左右で揚力に差を生じさせる事で行う。
- 機体を前に倒す場合、「ローターの前半分」の揚力を「小さく」、「ローターの後ろ半分」の揚力を「大きく」することで、機体の前が沈み、後ろが持ち上がって前に倒れる。
- ブレード一枚一枚が、「機体の前を向いてるか」「横を向いてるか」「後ろを向いてるか」を自動的に判断し、常に角度を変え続けることで実現する。その為、ローターブレードにはコンピュータ制御が必要不可欠。
- これらローターの回転面の向きを制御する制御を「サイクリック」と呼び、これを操作するレバーを「サイクリックレバー」と呼ぶ。固定翼機(普通の飛行機の事)における、いわゆる「操縦桿」。
- ゲーム中では左スティックで制御する。
テイルローターとその役割
- テイルローターとは、機体後方に横向きにつけられている小型のプロペラの事である。
- 機体の「向き」の制御を担う。
- 作用反作用の法則というのは聞いたことがあると思われるが、物体が回転するとき、本体は回転体とは必ず逆方向の力が生じる。その為、メインローターが右回転の場合、そのままでは機体は左に回転してしまう。
- 模型や電車でモーターを回転させる事ができるのは「回転体が本体に対して非常に軽い」為である。ヘリの場合、揚力を借りるとはいえ「機体の重量を持ち上げられる」程の力を使う上に機体が宙に浮くので、反作用の影響をもろに受ける。
- その為、メインローターの回転方向と同じ方向に対して力を発生させる事で、反作用を打ち消すのがテイルローターの役目である。
- テイルローターを破壊されるとヘリがくるくると回りだすのはこれが原因。映画などでよく見たことがあるだろう。
- 逆に言えば、テイルローターの動作を停止させれば、機体はメインローターとは逆の向きに方向転換することが出来る。テイルローターが反作用よりも強い力を生めば、メインローターの向きに方向転換することが出来る。
- このテイルローターにより発生する力を、反作用のトルクを打ち消すため「アンチトルク」と呼び、これは足で操作するため「アンチトルクペダル」「フットペダル」と呼ぶ。固定翼機における「ラダー」。
- ゲーム中では右スティックの左右で制御する。
- 現実世界には、テイルローターの代わりに空気を噴射する事でテイルローターの仕事を補っている機体も存在する。テイルローターは設置位置が低いと地上待機中に人と接触してしまう危険性があり、機械的にも複雑な部品なので、なくす事によるメリットは非常に大きい。
- テイルローターの設置方法も複数あるがここでは割愛する。
ゲーム中における操作
- ゲーム中では、各種動作は「入力すると出力が増大し、徐々に減少していく」という動きをする。
- コレクティブを操作=L2ボタンを入力すると、揚力を増大させる。手動で減少させることは出来ないので、減衰を待つしかない。
- アンチトルクペダルを操作=右スティックを入力すると、その方向へ向くための出力を増大させる。こちらはカウンターを当てることで出力を減少させられる。
- サイクリックを操作=左スティックを入力すると、入力した角度へ向くようにローター面の向きを変更する。角度には上限があり、宙返りしたりはできない。
各機体の特性
- 細かい仕様はビークルのページや用語集/乗り物を参照。ここでは操縦する上での特性と武装について触れる。
N9エウロス
機動性 |
サイクリック(移動) |
アンチトルク(向き) |
コレクティブ(出力) |
移動速度 |
◎ |
◎ |
× |
◎ |
攻撃特性 |
対空 |
対地 |
移動目標 |
固定目標 |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
武装特性 |
射界 |
射程 |
弾速 |
誘導 |
× |
○/△ |
◎ |
◎ |
- 非常に機動性が高く、サイクリック操作=左スティックの操作にはかなり機敏に反応する。高位の機体になると、左スティックとほぼ同調するレベルである。
- アンチトルクの制御も優秀で、制御しやすい傾向にある。ただし上限が結構高く、最大まで入力すると暴走しがちなので、制御しやすい程度に抑えよう。
- コレクティブ=揚力の制御に関しては四機種中最低タイ。上昇を始めるとなかなか止まらないし、降下し始めるとなかなか再上昇しない。その代わり滞空性能は高く、一定高度を維持するのは得意。
- 火器は向きが変えられない反面、非常に強力なものが揃っている。
- 特定高度を飛び続けることに特化しており、機銃も機体の向いている方向固定、ミサイルを搭載しているという装備面から、戦闘機としての色合いが非常に強い。
- Σであれば、対空戦だって十分こなせるほどの空対空戦闘能力を誇る。適正難易度下におけるタイプ1ドローンは恐れる必要はない。
- 弾と燃料が十分にあれば、蜂やタイプ2、3ドローンも相手に出来る。ただしあまりの大群と正面からぶつかり合うには流石に厳しいので、後半ミッションでは無理はしないほうが良い。
- 高い火力と優れた機動性により、ある程度であれば制空権を自らもぎ取る事が出来るほどのポテンシャルを秘めており、これ一機でオフINFの多くが攻略できる。
- 手持ちの武器もそこそこ揃っているという前提条件つきだが。
- EDF5以降はヘリのヘイト減少効果を無視できるエイリアンが登場したことにより、過去作ほど無敵ではなくなった。
- 今作ではヘロンという強力すぎるライバルが出現してしまった上、他の地上ビークルが優秀なため出番が少なめ。どうしてこうなった……
- ヘロンとの比較としては、最高速度、燃費、火力、必要功績値でエウロスが優位。それ以外の点ではヘロンが優位。
- 必要功績値はヘロンの半分であるものの、ヘロン含むレンジャー用ヘリは開幕要請可能なのに対してこちらは開幕要請不可。
- 飛行しているヘリの翼に空中ジャンプで乗って足場にする技がブルートの項に記載されているが、全機種の中で唯一エウロスだけはこの技を使用できない。
- このため、エアレイダーでヘリ空爆する場合は、一瞬降りて空中で要請する従来の手法に頼る必要がある。マルチプレイならば、レンジャーからヘリを借りて行うのもアリ。
EF31ネレイド
機動性 |
サイクリック(移動) |
アンチトルク(向き) |
コレクティブ(出力) |
移動速度 |
○ |
△ |
○ |
○ |
攻撃特性 |
対空 |
対地 |
移動目標 |
固定目標 |
× |
◎ |
△ |
◎ |
武装特性 |
射界 |
射程 |
弾速 |
誘導 |
◎ |
○ |
○ |
× |
- 所謂「攻撃ヘリコプター」のあるべき姿。現実の攻撃ヘリも機銃は向きをある程度自由に変えられるため、それに合わせた形となる。
- 機銃が自動化されているのは、ゲームの特性上一人で運用できるようにとの配慮だろう。ガンナーが常に搭乗していてもよかったのよ?
- その場合、撃墜されたときが胃に悪い。後任にブルートも控えているし。
- サイクリック操作=左スティックの操作に関しては、機体の最大角度と最高速度こそエウロスに譲るものの、移動効率に関してはこちらの方が上。水平方向を行ったりきたりするという目的に基づく。
- アンチトルクの制御=向きの制御はあまり良い特性を持たない。向きの変更は即応性に劣るため、そこは機銃の捕捉性能に頼るとしよう。
- コレクティブ=揚力の制御に関しては、三機種の中では最も扱いやすい。重量が重いためか降下しやすいが、上昇速度もそれなりなので、高度も行ったりきたりしやすい。
- 逆に水平方向を行ったりきたりするにはL2ボタンの操作をある程度意識する必要がある。まあ、照準をつける必要があまり無いので、その分をコレクティブ操作に注力すると考えれば。
- 火器は主兵装こそいいものの、副兵装に関してはクセが強い。
- 制空権が取れている状況下では「制圧能力」に優れる。反面、火力は控えめであり、最高位のエンジェルであっても弾倉火力は約42.5万と、エウロスΣの半分以下。何にでもこれ一機というわけにはいかない。誘導しきれないこともあり、倒した敵で再要請が可能になることがあまりないのも問題。
- 平行移動のしやすさから移動手段としては非常に優秀なほか、燃料も多く攻撃操作が非常に簡単であり事故が少ないという利点を生かした戦い方をしたい。
- 過去作では離陸に掛かる時間がネックだったが、今作で強化されかなり早く離陸できるようになった。
- また、開幕から要請可能というのも大きな利点である。なぜエウロスだけ開幕要請不可なのだろうか……
- 要請できるのがレンジャーである為、開幕に空を飛んびC爆などでヘリ空爆を行うには一番向いている。エアレイダーの場合、マルチなどではRにヘリを借りても良いかもしれない。
- ロケットは全弾命中で万単位の火力を叩き出せるので、瞬間火力はエウロスより上になる。上手く当てられるように練習すれば、対アンカー等には無類の強さを発揮する。
- 飛行しているヘリの翼に空中ジャンプで乗って足場にする技がブルートの項に記載されているが、ネレイドでもこの技は実行可能。
- 操縦席の判定が翼に重なっているため、砲を綱渡りして操縦席に戻る必要があるブルートに比べて復帰が楽。
- ネレイドは燃費に優れており、さらに機動力も一定程度はあるため、ヘリ空爆の足場としてとても優秀。
HU04ブルート
機動性 |
サイクリック(移動) |
アンチトルク(向き) |
コレクティブ(出力) |
移動速度 |
△ |
× |
○ |
△ |
攻撃特性 |
対空 |
対地 |
移動目標 |
固定目標 |
△ |
◎ |
△ |
◎ |
武装特性 |
射界 |
射程 |
弾速 |
誘導 |
○ |
◎ |
◎ |
× |
- ガンシップとして開発された大型機。多人数で搭乗する事ができるので、人員運搬にも適している。ウイングダイバーのエネルギーチャージポイントにも使える。
- アンチトルクの制御に関しては鈍重で扱いにくい。エウロス同様、最大まで振ってしまうと暴走するので気をつけよう。
- コレクティブ=揚力の制御は、直ぐに高度が下がってしまうものの、上昇特性も決して悪くは無いので、エウロスよりは操作しやすい。
- サイクリック操作=左スティックの操作は三機種中最低。機体重量の問題から慣性が強く働き、加減速にも時間を要するので、行ったり来たりの機動戦闘というよりは、一定速度を維持したガンシップに徹するのが良い。
- 搭載火器はすべて手動操作であり、攻撃するには二人以上での搭乗が必須。反面、その瞬間火力は三機種中でトップクラスであり、最高位のSA9になると一発で5760を毎秒2.5発という圧倒的な火力を発揮する。が、オーバーキルになりがちで使いどころが地味に難しい。
- EDF6では敵の耐久が全体的に上がったため、持ち前の火力が無駄になりにくくなった。
- 射程範囲内の高高度を悠々と飛びながら一方的に敵を蹂躙する運用が主となるため、制空権の確保が絶対条件である。ドローンが数機であれば迎撃可能だが、大群相手には向かないので、基本的には他の護衛の存在が必要不可欠。
- 耐久もヘリの中ではかなり高い部類のため、多少敵に狙われても簡単には撃墜されない。
- レンジャー用ヘリの例に漏れず、開幕から要請可能。なぜエウロスだけ(ry
- と、ここまで空中戦力としての評価を書いてきたものの、プレイヤー側の戦力が著しく強化された今作では圧倒的な火力と耐久を活かした固定砲台としての運用が主になりがち。
- 実は一人でも空中から砲撃可能となる、曲芸じみたテクニックが存在する。
- 空中ジャンプで操縦席から翼に飛び移り、そこから翼を渡って銃座に乗りこむことが可能。戻る時も空中ジャンプで戻れる。
- 詳細はレンジャー/特殊装備に記載があるためそちらを参照してほしい。
- 今作では手持ち武器の火力も相当に高いので、C爆などでヘリ空爆するための足場として利用するのもアリ。
ヘロン
機動性 |
サイクリック(移動) |
アンチトルク(向き) |
コレクティブ(出力) |
移動速度 |
◎+ |
◎+ |
〇 |
◎ |
攻撃特性 |
対空 |
対地 |
移動目標 |
固定目標 |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
武装特性 |
射界 |
射程 |
弾速 |
誘導 |
× |
△ |
◎ |
◎ |
- 今作初登場の新型ヘリコプター。機動性がエウロス以上に高く、ハード後半の時点で上位エウロスに匹敵する。
- それでいてエウロスと同等程度の耐久を備えるため、滅多なことでは撃墜されない。
- ただし、ヘリの中では燃費がかなり悪く、継戦能力に欠ける。功績値も重いため、要所で投入して一気に勝負をかける運用に適する。
- 敵の物量が凄まじい烈火系ミッションでは、燃料が尽きる前に追加の機体を呼べるため猛威を振るう。ヘロンだけで勝てるミッションも多い。
- 必要功績値は重いものの、開幕要請可能なため1機目が到着するまでは早い。最初の1機をどう使うかが腕の見せ所。
- サイクリック・アンチトルクともに制御が優秀で、エウロス以上に操作しやすい。
- 機体の動きがプレイヤーの操作とほぼ完全に同調し、慣性がほとんど働かない。このため、方向転換で困ることはまず無いといえる。
- むしろ旋回については速過ぎて困るほど。従来のバゼラートやエウロスが得意とした旋回しながらの定点射撃にはあまり向かないため、貫通を活かして敵集団を面制圧するような運用が得意。
- コレクティブの制御についても優秀。上昇が非常に速いだけでなく、L2を離せばすぐに止まるので、狙った高度まで上昇しやすい。
- ただし降下が始まるまでの時間が長いため、うっかり上昇し過ぎると降りるのに苦労することに。
- 機関砲のみ搭載の通常モデルと、機関砲+ミサイルを搭載したEモデルが存在する。武装の使用感は機関砲型のエウロスと全く同じ。
- バルチャー型エウロスのように遠距離武装を持つモデルは存在しない。
- 火力面ではエウロスΣの機関砲が1発250に対し、ヘロンYG20Eは200で2割低い。とはいえ大半の敵に対しては十分な水準。
- 高い機動力と耐久、近接用の高火力武装という特性から、地面スレスレの高度を維持しながら機関砲で地上敵を薙ぎ払う運用に適する。
- 要するにウイングダイバーやフェンサーの動きをビークルの高耐久で行えるということである。
- 機動力ゆえにエウロスに比べて被弾しにくいため、かなり無茶をやっても撃墜されない。
- 対空戦もそれなりに得意で、蜂やヘイズなどと戦っても何とかなることが多い。タッドポウルについても低空飛行で着地狩りをやれるため有効。
- 火力が非常に高いため、拠点やボス級などの高耐久敵に対する速攻も得意。
- 飛行しているヘリの翼に空中ジャンプで乗って足場にする技がブルートの項に記載されているが、ヘロンでもこの技は実行可能。
- 操縦席の判定が翼に重なっているため、砲を綱渡りして操縦席に戻る必要があるブルートに比べて復帰が楽。
- 機動力に優れているため、狙った場所へ迅速に移動して爆弾を投下し、すぐさま離脱する動きが可能。
- ただし他機種に比べて燃費で劣るため、何度も空爆することは難しい。
- とはいえ『マザーの領域』の女王蟻(変異種含む)全てをCA80爆弾でギリギリ倒せる程度の時間はある。
- 継戦能力と射程を除けば、エウロスのほぼ完全な上位互換といえる。なぜエアレイダーにこれを持たせてくれなかったのだろうか……
操縦について
ヘリコプターの基本的な原理を理解したところで、ヘリの実際の操縦の訓練について。
手足のように使いたいのであれば、待機ミッションで練習するといい。高層ビル街や欧州
マップなど、目標物のある場所が練習にいいだろう。
ステップを踏んでゆっくり練習し、難しいと感じたところは繰り返し反復練習しよう。
- ①離陸、移動、着陸
- まずは簡単なところから。広いところに呼び出し、機体を離陸させたら、自分が「ここ」と決めた場所に着陸できるように機体を移動させよう。
- 移動を始めるには、移動したい方向にスティックを倒せば「加速」する。停止したい場合には、移動している方向とは逆方向にスティックを倒せば良い。
- 向きの制御はとりあえずさておき、まずは移動に慣れることから。最初のうちは近いところ、かつ広いところを目標とし、慣れてきたら少しずつ移動距離を伸ばし、着陸場所も厳密に指定する。
- ビル街であれば、「ビルを飛び越える高さ」の練習にもいいだろう。また、何度も反復練習する事で機体の大きさの感覚を掴み、移動できるスペースや離着陸に必要な広さを捉えることが出来る。
- また、「定点でホバリングし続ける」、「狙った高度に移動する」練習も必要。特にエウロスは高度の移動が苦手なので、よく練習してコレクティブの感覚を叩き込もう。
- 方向転換は、慣れない内は着陸した後垂直に飛び上がり、ゆっくり向きを変えてからでいい。
- 地面から地面への移動が正確に出来るようになったら、ビルの看板の上や、アンテナを避けて着陸する事にも挑戦してみよう。いずれも自由に出来るようになったら、移動については問題ない。
- ②方向転換
- 慣れない内は、移動せずに真っ直ぐ離陸してから一定の高度を維持し、その状態で「あそこを正面に捉えよう」という向きを決め、正確にそこを向くことが出来るように練習しよう。
- 左右どちらに対しても自由に向きを変えられるようになったら、今度はクイックターンの練習。向きを変える方向とは逆方向に移動するとすばやく向きを変えられるので、出来るだけ定点にとどまりながらクイックターンが出来るように練習しよう。
- 広いスペースで練習すると良い。これができるようになると、特にエウロスやヘロンでは「敵を引き連れて長距離を移動→振り向いて向かってくる敵を迎撃」という芸当が出来るようになる。
- ブルートでは使う機会が無いので練習する必要はない。
- ③旋回
- ①と②をあわせて、移動中の旋回動作を行う。移動中の旋回では、「アンチトルク制御による向きの変更」と「サイクリック操作による出力の変更」がいずれも必要になる。
- ヘリコプターは、前後左右好きな方向に移動できる。つまり、「機体の向きに移動方向が囚われない」ということ。言い換えれば、「移動中に向きを変えても移動する方向は変わらない」という事になる。
- 旋回動作には大きく分けて二種類あるので、両方とも練習しておこう。
- (1).飛行中の首振り。速度を乗せたまま、ビルやマザーシップの巨大砲台からの砲撃を回避したりするのに使用する。機首を前に倒しながら、右スティックを左右どちらか好きなほうにゆっくり入れるだけ。機体によって反応の機敏さが違うので気をつけよう。
- ブルートの操縦者は、これを一定高度で特定の角度で安定してずっと続けられるように練習しよう。その間に、旋回している内側の砲を使って地上の敵を攻撃することになる。弾が切れたら反対周りが必要になるので、左右どちらでもできるように練習すること。
- (2).進路変更。多少減速することにはなるが、向きを大きく変更する。ビルを盾に飛行している場合に、交差点で右左折したりするときに使用する。右スティックを向きたい方向に倒しながら、左スティックも、「機首を倒しながら向きたい方向にも倒す(斜めに倒す)」。
- 向きを変更し、その方向に対する前進のベクトルを入れながら(機首を前に倒す)、向きを変える前の前進ベクトルを打ち消すために、機体を横に倒して減速する。
- 両方出来るようになったら、旋回動作としてはほぼ良い。
- ④定点旋回(ブルートの場合③-(1)と重複するため不要)
- ある目標物を中心に、距離と速度を変えずにぐるぐる回り続ける方法。敵に囲まれた状態で、巣穴やシールドベアラー等を攻撃するのに必要となる。
- 無くても勝てなくは無いが、出来るようになると安全性と効率が大幅に増す。味方を頼らずとも敵拠点を攻撃できるようになるのでお勧め。
- エウロスで練習するパターンは二通り。「地面の特定ポイントを向きながら旋回し続ける」パターンと「自分より高い位置にあるものを見ながら旋回し続ける」パターン。
- 後者が出来るようになると、低空で静止している輸送船を攻撃しやすくなる。しやすくなるだけで、被弾を完全に抑えることは不可能だが。
- ネレイドは特性上無理なので、前者だけで良い。
- ヘロンの場合は機動性が高すぎて定点旋回が難しい。
- どちらかと言えばウイングダイバーのように拠点に対して一気に接近し、定点射撃で機銃の火力を叩き込んでからすぐに離脱するような運用が主になる。
- ⑤急減速・急降下(ブルートの場合不要)
- 高速状態から一気に減速する方法。EDFのヘリは後方より前方への加速の方が優れているので、高速飛行状態から一気に機首を上げたら、そのままクイックターンで180度反転し、機首を下げてカウンターを当てよう。直ぐに減速できるはずだ。
- 機首を下に向けたまま定点旋回を行うと揚力が発生しないので、高度が急激に下がる。特にエウロスやヘロンで低空へ一気に移動するには必須のテクニックになるので、何度も練習しておこう。但し上昇の慣性が働いている場合は下を向いていても上昇するので注意。
ここまで練習できれば、機体の操縦はかなり上達しているはず。自分の手足のように扱えるようになっているはずなので、攻撃訓練に移っていこう。
攻撃について
機体が自由に操れるようになったら、今度は火器を自由に操れるようにする。飛ぶだけだったらただのチキンにしかならない。
ヘリで戦う前提
航空戦力が多数居る場合については、原則として攻撃をひきつけてくれる味方が居ないと話にならない。
地上の敵についても、大蜘蛛や大型アンドロイドのように圧倒的な対空砲火で一気に撃墜しようとしてくる敵が存在するため、囮になってくれる味方がいた方が戦いやすい。
ただし大型アンドロイドの場合は下手に味方を囮にしようとすると瞬殺されてしまうので、状況次第ではヘリを降りて手持ち武器で対処した方がよいことも。
また、コロニストやコスモノーツといったエイリアンは味方がいても構わずこちらを狙ってくる。さらに1体が攻撃を受けると周囲の個体のタゲが一斉にこちらに向くため、地形や味方を利用して出来るだけ一対一の状況に持ち込むこと。
特に鎧や盾で攻撃を防いでくるコスモノーツやクラーケンは脅威。
制空権が敵の手に落ちている状況下では非常に厳しい戦いを強いられるので、味方の援護をしっかり受けるように。
制空権の確保のために
特に対空攻撃が苛烈で、ヘリにとって大きな脅威となる敵個体は以下の通りなので、くれぐれも対策を怠らないようにしたい。
対象 |
危険度 |
対処の適正 |
特性 |
対策 |
N9・ヘロン |
EF31 |
HU04 |
N9・ヘロン |
EF31 |
HU04 |
タイプ1ドローン |
低 |
○ |
× |
△ |
航空戦力の中では移動速度が遅め。狙いも甘いが弾速が早いので回避しづらい |
円形に飛んで引き撃ち |
対応不可 |
数が少なければ迎撃可能。セントリーをつければ対応力向上 |
タイプ2ドローン |
低 |
△ |
× |
△ |
移動速度が遅く図体も大きいが、かなりの高高度を飛ぶため仰角が足りない。 |
ミサイルで対処 |
対応不可 |
それなりに迎撃可能だが、着陸して固定砲台化した方が楽 |
タイプ3ドローン |
高 |
△ |
× |
△ |
移動速度は遅く、時折止まるため狙いやすい。ただし飛行しているヘリにとってのレーザーはかなりの高火力・高精度で、一度でも撃たれると大ダメージになりやすい。 |
少数ならミサイルで倒せる。多数の場合は空爆など他の手段に頼った方がよい。 |
対応不可 |
同上 |
蜂 |
中 |
○ |
× |
△ |
移動速度が速く攻撃頻度も高い。攻撃範囲も広いので完全回避は困難。分散されて包囲されるとなすすべも無く落とされる |
真後ろに飛んで速度と仰角をとって迎撃 |
対応不可 |
動き回らずに迎撃に徹する |
タッドポウル |
高 |
△ |
× |
△ |
最速で飛行し弾速も速い。火力も非常に高いので、戦闘機にヘリで挑むようなもの。 |
単機では少数しか相手に出来ない。味方が多数居るなら、味方目掛けて着地したところを掃討する。 |
対応不可 |
同上 |
ヘイズ |
高 |
△ |
× |
△ |
飛行が速く攻撃力や精度も高い。被弾すると散開するAIがあるため、狙いもつけにくい。 |
蜂に対する戦術が通用するが、多数になると対処困難 |
対応不可 |
大接近するうえ低耐久のためため少数なら倒せるが、1体でも倒すと霧で狙いが定まらない |
大蜘蛛 |
高 |
○ |
△ |
△ |
正面から被弾すると一撃で撃墜される、対空砲火の決定版。非常に高い火力を持つので接近したら最後。的は大きいので攻撃はしやすいほか、怯ませる事ができればこちらのもの。 |
ミサイルで怯ませた隙に機銃を一気に叩き込む。ミサイルが無ければ定点旋回で根気よく。 |
ロケットで怯ませ高火力を叩き込み、機銃で追撃。複数体の相手は厳しい |
投影面積が大きいので距離を取る必要がある。火力があるので攻撃面は心配不要 |
レッドカラー |
極 |
△ |
× |
△ |
非常に速い上に装甲も厚く火力も高い。まさに航空部隊の精鋭、エースと呼ぶに相応しい実力。ただし今作では出番がとても少なく、ヘリで相手取ることになるミッションはM131『無謀の賭け』くらいか。 |
ミサイルでは火力不足で対処は1体が限度、機銃では追いつかない。囮がひきつけている間にダメージを稼ぐ |
対応不可 |
火力と射程を生かして先制するor着陸して固定砲台になる |
ハイグレード・タイプ3ドローン |
高 |
△ |
× |
△ |
レッドカラーには速度で劣るものの、装甲はレッドカラー以上で火力も高い。レッドカラー同様の精鋭である。 |
ミサイルでは火力不足。機銃はそれなりに当たるが、耐久も高く致命傷にならない。囮がひきつけている間にダメージを稼ぐ |
対応不可 |
同上 |
クラーケン |
高 |
△ |
× |
〇 |
盾による耐久力と、高精度かつ長時間の射撃による継続火力が脅威。気づいたら万単位の耐久が削られている。エイリアンAIにより、囮が機能しにくいのも強み。 |
懐に潜りこみ一気に倒す |
対応不可 |
同上 |
コスモノーツ |
極 |
△ |
△ |
△ |
最強の敵。エイリアンAIによりヘリのヘイト減少効果が通用せず、下手に手を出すと周囲の個体全てから集中砲火され一瞬で撃墜される。特にレーザーやショットガンを装備した個体や、重装コスモノーツについてはそもそも触らない方が良い。 |
1体なら火力で押し勝てる。多数なら他の手段で倒す |
1体ならロケットで足を破壊し、そのままオートキャノンで倒せる |
空中では対処困難だが、着陸して固定砲台化すれば蹂躙できる |
大型アンドロイド(バルカン) |
極 |
△ |
× |
△ |
最強の敵その2。囮がいるうちはよいが、下手に接近すると異常な高火力と弾密度により一瞬で撃墜される。的が小さくこちらから攻撃しにくい点も脅威。 |
一応倒せなくはないが逃げた方が良い |
対処不可 |
距離を取った上で、囮がいるうちに速攻 |
DLCの敵 |
不可 |
× |
× |
× |
青大型アンドロイド・キュクロプス以外のDLC敵は火力が高すぎて基本的に対処不能なので、そもそもヘリを持ち込むべきではない。 |
対処不可 |
対処不可 |
DLC1なら囮がいればダメージレースを仕掛けられるが、基本的には対処不可 |
エウロス・ヘロンはほとんどの相手に対して自ら制空権をもぎ取りに行く事が可能。ただしエイリアンの相手は苦手。
ブルートは射程の長さと銃座の可動範囲の広さで、ある程度は対応可能。図体の大きさによる被弾にだけ気を配ること。
ネレイドはほぼすべてにとって致命的に弱いので、制空権の確保がブルート以上に大事になる。空対空攻撃が怖ければ、ヘリを降りて手持ち武器で対処した方がよい。
搭載兵装について
搭載されている火器が機種によって異なるので、武装ごとの使い方を以下に記載。
機関砲/エウロス・ヘロン
非常に高い火力、優れた連射能力に伴う自在なエイミング、豊富な弾数ととにかく取り回しが良い。苦手な相手がほとんど居ないが、欠点としては機体に固定されているために集弾性に若干難があるのと、射程が短い事。
敵に接近しないと効果的に攻撃する事が難しいため、回避と両立する事が必要になる。
【対地戦の心得】
地上戦力に対して攻撃するには、大きく三つの方法がある。
- ①大きく敵を引き離して迎撃する。速度を生かして大きく敵と距離を開けた後、クイックターンで反転し、向かってくる敵を迎撃する。攻撃に関しては安全性が高いが、離脱するタイミングを間違えないように。
- ②大きく敵を引き離した後、低空で敵の頭上を飛びぬけながら機銃掃射で攻撃する。相手が大きい場合や、数があまりに多すぎる敵集団に有効。無駄弾も多くなるが、相対速度の差が非常に大きいので攻撃を被弾する事がまず無い、安全性の高い攻撃方法。
- ③敵の攻撃を常に回避しながら引き撃ちで攻撃する。最も手っ取り早い方法。それなりに広い面積を必要とするが、機動性を生かした非常に効率的な戦い方が出来る。やり方は、地上を向いての定点旋回が近い。
- 実際には、四角形を描くように飛ぶといい。横向きにゆるく旋回しながら移動し、若干の距離を飛んだら90度旋回すると、付いてきた敵が大量に射線に入るはずなので、細かく機首を前後左右に振って照準を合わせながら攻撃する。
- 敵の攻撃を回避しながらカウンターとして攻撃を叩き込んでいけるので、継続して戦闘し続けられる。①や②だと敵をいちいちひきつけないといけないが、この方法だと常に敵を攻撃できる。
- 周囲に敵が居る状態で巣穴や輸送船を攻撃する場合は定点旋回で。
- ④地上スレスレの低高度を旋回しながら機銃で薙ぎ払う。ほぼヘロン専用の戦術。圧倒的な火力と貫通で蹂躙できる。蜘蛛などには注意。
- ⑤定点で機銃の火力を叩き込み、すぐに逃げるヒットアンドアウェイ戦法。④と同様にほぼヘロン専用の戦術。操作難易度が低い上、火力も機動力も優れているため大物と戦う際は基本的にこれで問題ない。
シールドベアラー、スキュラなど動きの遅い敵には正面からの攻撃で十分に対応可能。下手な
テクニックを使うよりは、普通に正面からぶつかったほうが戦いやすい。
ただしスキュラはかなり硬いので、なるべく貫通で複数体に当てていきたい。
エイリアンはかなりの脅威。1体なら火力で押し切れるが、複数体になるとエイリアンAIのせいで周囲の個体から集中砲火される。
エイリアンの中でも、クルールは的が小さい上に盾があるので倒すのが難しい。他の手段での対処も考えておこう。
ディロイは通常型や短足型なら特に問題なく戦えるが、大ディロイは射程と敵のノックバックの都合上、攻撃に適さない。ミサイルやバルチャー砲など、他の兵装を使おう。
- とはいえ今作ではディロイ自体の出番が少ないため、あまり考える必要は無いか。
タッドポウルに空対空戦闘を挑むのは無謀というものなので、味方にひきつけてもらい、地上に降りたところを迎撃しよう。
ただし、タッドポウルは火力が高く味方が次々と倒されてしまうので、なるべく迅速に数を減らしたい。
幸いEDF5以降は以前と異なり
レンジャー以外の兵科でも回復アイテムで
NPCを回復できるので、NPC回復のために貴重な装備枠を使わなくとも良くなった。
シールドの内側に下から飛び込むことにより、テイルアンカーに対して攻撃することも可能。
ただし序盤のエウロスのような速度が出ない機体の場合、触手の青ビームが回避できないため危険。(エウロス・ブレイズ辺りまでは被弾する)
また、シールドの内側ではほとんど身動きが取れないため、下からの攻撃をモロに受けるリスクもある。
状況次第ではヘリを真下に着陸させ、手持ち武器で攻撃する方が良いだろう。エレクトロンコプターを空中で誘導することによる攻撃も有効。
【対空戦の心得】
主兵装となるのはミサイルになるので、出来るだけ敵の群れているタイミングで撃ち込むようにしたい。
対空戦で対応できるのは3種のドローンと蜂、そしてクラーケン。タッドポウルは速過ぎる上に火力が非常に高いため、ダメージを無視することが出来ない。レッドカラーに至っては、対処はほぼ不可能である。
空中の敵についてはそれぞれで対応方法が全く異なるので、不足なく対応できるように練習すると良い。
- タイプ1、タイプ2ドローン対策:左右への回避を心がける
斜め後方に移動しながら適度な速度で旋回し続け、後方の射線に入った敵を迎撃する。速度を乗せながら円を描くように飛びたいので、減速しない程度に旋回し続けられる角度を探そう。攻撃を回避できるだけの速度で旋回しようとすると、照準の先は見えないことが多い。
画面外から射線に入ってくる敵を見ることは出来ないので、画面内から射線へ飛び込んだと思われる敵に向かって攻撃する。
速度がある程度乗っていると、思ったより敵と距離が開いてしまい、敵の数は多くても攻撃が当たりにくくなる。出来るだけトリガーを引く時間は絞って、無駄弾を抑えるように。
タイプ2の場合は超高高度を飛ぶため、なかなか狙いがつけにくい。時折降下してくるので、その隙をついて撃墜しよう。
全長80m(推定)と非常に大きいので、射線に入ってくれさえすれば機関砲がよく当たる。
ヘリは生身に比べて大きいので、レーザーの照射が致命傷になりやすい。
加えてタイプ3はなぜか空中の目標に対して狙いが正確になるので、非常に被弾しやすい。『サードマシン』を
ウイングダイバーで遊ぶとこの特性を実感できるはず。
とても厄介な相手なので、できるだけこちらに敵のタゲが向かないようにすることが必要不可欠。
距離を取って味方を狙わせ、その隙をついて攻撃しよう。ミサイルは弱点を狙ってくれる上、爆破範囲で巻き込めるのでとても有用。
どの方向から飛んでくるか分からない上に拡散して上空から降り注ぐ攻撃となるので、生半可な速度では回避できない。
よって真後ろに移動し続け、とにかく速度で敵弾を回避する。最高速で飛んでいれば、後方から攻撃される分にはほぼ当たらない上に、こちらが被弾するコースを飛ぶ敵は自動的にこちらの射線に入る形となり先制できる。スピードに物を言わせてひたすら上空の敵を攻撃し続けると、後方からの攻撃はほぼ食らわない。前や横から来る敵の攻撃を回避することが出来ないのは飛行ドローンと同様なので、そこは割り切ってしまおう。
なお上記の特性上、敵に背を向けて最高速で飛ぶと逆に一瞬で撃墜される事に注意。機体が危険な状況であっても、むしろ攻撃に転じたほうが結果的には安全。
また、周囲に分散されると包囲されて叩き落とされる都合上、複数の場所から投下される状況下ではそのままでは対応が困難。
そういった場合には、出落ちを狙うか、もしくはデコイを一つ持っていって設置しておき、ホバリングしながら設置分全てが破壊されるまで様子を見るといい。敵が一箇所に纏まった状態からであれば、上記対応方法で問題なく迎撃可能。
クラーケンは盾で攻撃を防げる上(+高難易度では攻撃を反射)、強力な武装でヘリを落としてくる強敵。おまけにエイリアンAIのため囮も機能しにくい。
クラーケンと戦う場合は、思い切って懐に飛び込んでしまった方がよい。これはウイングダイバーや
フェンサーにも通じる戦い方。
エイリアンAIのため、近づけば当然こちらを狙ってくるが、部位の耐久値が低いので接近戦なら容易に手足を破壊し無力化できる。
タッドポウルは、単体が相手ならば高い火力で迎撃する事も出来なくは無いが、どうしても群れを相手にすると速度に翻弄されがちな上、攻撃してくる方向が決まっていないので、完全な対処が難しい。対処できるのは多くても5~6匹がせいぜいだろう。
レッドカラーはどう頑張っても速度と火力に翻弄される上、射程の問題もあるので、機銃で相手をするのは現実的に不可能と考えてよい。
ハイグレード・タイプ3ドローンも非常に厄介。機銃が弱点に当てにくい上、当てたところでなかなか撃墜できない。火力も非常に高く、対処が難しい。
ミサイル/エウロス・ヘロン
主力を一撃で破壊できる火力と超優秀なホーミング性能、四体まで同時ロック可能というチートじみた性能で敵を蹴散らしてくれる心強い兵装。
弾数が少ないのだけが欠点で、一掃射すると五回分しか撃てない。撃つ相手はよく考えよう。
敵の耐久が全体的に上がった今作では一撃で倒せない敵が増えた。とはいえ基本的には十分な火力。
強敵である大蜘蛛に対する切り札。爆発で気絶させられるので、その隙に機関砲を叩き込もう。
【ロックオン対象とタイミングの練習】
一つだけ気をつけるのは「狙った敵をロックオンする」のではなく、「狙いたくない敵をロックオンしない」ように操作する事が重要な点。
起こしたくない待機中の敵を巻き込んだりしないように、狙いのつけ方を工夫してみよう。
特にうっかりエイリアンを巻き込んでしまうと、エイリアンAIの仕様的に周囲の個体全てのヘイトがこちらに向くため大変なことになる。
対空戦では極めて破壊力の高い空対空ミサイルとして存分に働いてくれるので、空戦が発生する事がわかっている場合には極力残しておくこと。
また、銀蜘蛛、金蟻が混ざる場合には、銀蜘蛛や金蟻を出来るだけ多く巻き込んで攻撃できるように、ロックオン対象と発射タイミングを見極める事。
残弾が潤沢にあるか、補給用のエウロスが用意できているなら問題ないが、残弾が限られる状況下では、便利なミサイルは出来るだけ多くの敵に影響を与えるほうが良い。
ヘロンの場合は功績値が高すぎてミサイルの補給が困難なので、ここぞという時にのみ使用するように。
M131『無謀の賭け』を例にとると、
- 3波の女王蜂、最終波の大蜘蛛を怯ませる
- 最終波で残ったヘイズやレッドカラー(単体)を倒す
などの目的で使えるようにしたい。他の敵はなるべくNPCや機関砲で対処しよう。
バルチャー砲/エウロス
テレポーションアンカー等の拠点や、コロニスト、大型アンドロイド、ディロイに対して高い適性を持つ。特に大ディロイに対しては機銃よりこちらの方が適しているため、エウロスΣ一択にならない面白さを持っている。
単発火力が非常に高く、狙ったところを精密に射撃。連射性も非常に良好で、空中から狙撃する兵器としては心強い。一回トリガーを引くと五連射するので、全弾命中させるとそれだけで22000ものダメージを叩き出す。
【狙撃の練習】
射程が非常に長いので、特に大型アンドロイドやコロニストについて、反応される前に撃破できるよう、長距離狙撃の訓練をしておこう。
反面、小さい敵にはオーバーキルになることが多く、弾が持たない可能性が高い。取り回しが悪いので、どうしても地上戦力を相手取らないといけない場面では、地表付近の広い場所で行動し、半固定砲台として敵を貫通するように攻撃することで無駄弾を減らす事が出来る。
連装ナパーム砲/エウロス
敵を怯ませるには優れた武器であり、また敵に直接貼り付けると継続したダメージを与えられるが、着弾位置が非常に安定しないので、攻略に安定して組み込むには聊か扱いの難しい兵装。
【運用方法】
適当にばら撒いておくと通った敵がダメージを受けるので、どちらかというと「狙った敵に攻撃する」というよりは、面で制圧するための兵器と考えたほうがいいだろう。小型のスプライトフォール程度に捉えるといい。
その為、地面を離れない蟻やアンドロイドには効果的にダメージを与えられる。大物相手には直接貼り付けて攻撃できる上に火力もそこそこなので、狙って当てられるように練習しよう。
また大物に直接貼り付けて怯ませることで、バルチャー砲を当てやすくすることが出来る。
自動捕捉オートキャノン/ネレイド
自分より下側の敵一帯に対して攻撃が可能なので、対地制圧力に優れるが、上方向には一切攻撃できない欠点を持つ。その為、弱点が下向きにある輸送船や空中戦力にはほぼ絶対に攻撃できない。
(機首を垂直近くまで下げるか上げれば出来るが、そこまでしてするものじゃない)
ただし、味方が居る場合には、頻繁に地上に降りるタッドポウルに関しては撃てない事も無い。とはいえ味方が一人も居ない場合はネレイドが直接狙われるので危険。
ディロイは狙えないことも無いがノックバックが激しいので非推奨。
【運用方法】
攻撃を受けないように動き回って撃つ事。狙いたい敵よりも近い敵がいるとそちらに照準が向いてしまうので、「特定の敵を狙う」よりは「全体に等しくダメージを与える」ことを目的としよう。特定の敵を狙う場合は、後述のロケット砲を使用する。
また高難易度では弾速の遅さがネックになる。
とはいえ、ロケット砲だけでは落とせない目標があるのにネレイドで攻撃せざるを得ない場合があるかもしれない。
そうした場合には、照準が向きやすいように可能な限り目標に接近して撃とう。
地上に味方がいる場合は引き撃ちで彼らを引っ張りながら攻撃するのも手。
ヘロンで良いとか言わない
ロケット砲/ネレイド
非常に高い火力を持つが、狙いをつけるのが上からの視点になるカメラのせいで非常に難しい。
「狙った敵を攻撃する」ことが難しい自動捕捉オートキャノンの欠点を補うための兵装なのだが、その補うのがまず難しい。
無誘導爆弾を全モデルに装備して欲しい。
【狙ったところに当てる練習】
ノーロックで撃てるので、待機ミッションでビルなどの動かない目標を目印にして、「機体に対してどれぐらいの位置に着弾するか」を把握しよう。
爆破範囲も非常に広いので、上手く活用すれば大型の敵も破壊しやすくなる。ネレイドを使いこなすのであれば習熟は必須なので、確実に狙った場所に当てられるように練習を重ねる事。
飛んでいくのは機首の方向ということも意識すれば当てやすくなるだろう。
無誘導爆弾/ネレイド
全ネレイドの兵装で最も高い火力を持ち、非常に広い範囲を爆撃できる。上手く当てることが出来れば紫蟻も怖くない。
【狙ったところに落とす練習】
超強力な分弾数も極めて少なく、その数発射回数にしてなんとたったの4バースト分である。無駄弾を使うわけにはいかないので、当てたい相手が居るなら確実に当てること。
但し現実的な運用の話を考えると、唯一搭載されているのがファイアーネレイドなので、『マザーの領域』以外では事実上活躍の場面は無いに等しい。通常型ネレイドに搭載されていたらどれだけ役に立った事か。
対地自動捕捉ブレイズガン/ネレイド
射程の短さから接近しないといけないのに、接近すると攻撃されるという問題のある武器。
【特定状況下では有用】
赤・紫蟻や緑蟻、あるいは孤立した女王蟻の相手をする以外ほとんど使い道はない。
- せめて100mくらい射程があれば味方の頭上に陣取って焼く運用もできたのだが、火炎が短すぎて適正難易度でもなかなか厳しい。
搭載しているファイアーネレイドは全モデル中最高の機動性を持っているので、駆け抜け様に焼くこともできなくはない。
弾倉火力自体は高く、無誘導爆弾と合わせれば『マザーの領域』の金女王蟻を1機で倒すことが可能。
ドーントレス重機関砲/ブルート
機体に装備された両方あわせれば弾倉火力は凄まじいものだが、あわせて160発もしくは200発しかなく、巨大生物相手だと心許ない。確実に直撃させ、貫通も活かして敵の数を減らしていく必要がある。
航空戦力に関しては、射界が広いので攻撃自体は余裕で出来るのだが、機体の特性上得意な相手とはいえないので、あまり過信しないように。
高耐久敵に対するダメージソースとしては非常に頼りになる。2-3機揃えれば、50~70万もの耐久を誇るオンラインの金女王蟻すら容易に吹き飛ばせるほど。
また、エイリアンのように図体が大きく耐久が比較的低い敵は格好のカモ。
『集結地点』『刻の天秤』などで採用すると面白いように敵が消えていく。
【見越し射撃の練習】
弾速を身体に叩き込んでおき、「どれぐらいの距離が開いていたらどれぐらい見越し射撃の距離が必要か」をきちんと見極める訓練をしておこう。
特に怪物やアンドロイドのように比較的小さい敵に対する遠距離狙撃は難しい。
もし一緒にプレイする仲間が居るならパイロットを任せ、テレポーションアンカーや輸送船のあるステージで練習するといいだろう。
ヘビーフレイムガン/ブルート
【産廃】
火力は非常に高い(ハード後半の武器でありながら、INF帯最上位の赤ニクスに匹敵する)が事実上赤蟻専用。
作った奴は責任とってこいつに燃やされなさい。
EDF6では敵の攻撃射程が全体的に伸びたため、ますます産廃度合いが上がってしまった。
真面目に使うのなら味方やデコイを直下に置いての空対地戦かアンカー破壊用に使うこと。
そのためにプレイヤー2~3人を割く価値があるかはともかく、適正レベル帯での火力は本物で耐久力もそれなりにあるため、狙われていない状態から奇襲ができればエイリアンやボス級も焼いていける。
余談だが、ヘリに限らずこのレベル帯のビークルには火炎放射器を装備しているモデルが多い。
あのプロテウスに至っては、今作における新規追加モデルのひとつが火炎放射器搭載である。
ビットプル速射砲/ブルート
端的に言えば空中から撃てるレールガン。単発火力だけで言えば全航空兵装の中で最強。
弾速も非常に速い上に射程も長いので、ヘリとして使わずとも狙撃兵器として普通に優秀。
- 今作では手持ち武器の火力が全体的に上がったうえ、ファング系列にこれとほぼ同等の単発火力を持つHDST帯モデルが追加されたため、EDF5時代に比べると出番は減ったか。
【見越し射撃の練習】
主に大物を落とすために使う砲なので、あまり怪物相手に撃つことは考えなくて良い。ドーントレス重機関砲よりも一発辺りが『重い』ので、特に正確に当てられるように見越し射撃の練習をしよう。
細々したものは他の味方に任せて、テレポーションアンカーや大型輸送船、エイリアンや赤ドローンを落とす事に注力するだけで味方はかなり楽ができる。
弾数が少ないので、替えの機体を用意するためにも功績値の大きい敵を優先して倒したほうがいい。
戦闘訓練に適したステージについて
戦闘の訓練を行うに当たり最適なステージの一覧。以下のステージをクリアできるようにして、繰り返し練習すれば、他のステージでもノウハウを存分に活かせる。
地上主力級が蟻だけなのでヘリ練習に向く。
エイリアンがそこそこの数出現するので、タゲられないように怪物だけを撃つ練習が出来る。
タッドポウル戦の練習に。
特にヘロンはきわめて適性が高い。弾倉火力は全く足りないが、着地狩り→NPC誘導による引き撃ちを行うことで1機だけでもクリアできる。
- M48:駆除'
- M117:228基地の危機
- M126:市街流入
- M135:エイリアン・アタック'
地上の怪物と戦う練習に。M135ではタッドポウルやエイリアンとの戦いも練習できる。
蟻・蜘蛛・蜂・ドローン・女王蟻・エイリアンと、ほとんどの敵に対する対応を練習できる。
味方が非常に強く、ミスした時のリカバリは効きやすい。
オンライン限定でNPC歩兵に2倍補正が乗るため、オンソロも比較的容易。適切にNPCを誘導すれば、自ら手を下すことなくクリアすることも可能。
蜘蛛と戦いたい人向け。
M63の体験版。一切何もしないでも勝てるので、技量に合わせて倒せる敵を倒していけばだんだん上手くなれる。
グラウコスがかなり重大なノイズになるが、ヘリ(特にヘロン)との適性自体は高め。
スキュラで高耐久敵を倒す練習ができるほか、蜂やタッドポウルとの戦闘も練習できる。
タイプ3ドローンや大蜘蛛といった高脅威目標と戦う練習に。ただし銀大蜘蛛は今作ではここにしか登場しない。
当該ページのレンジャー攻略その6を参照。そこそこ高い技量が要求されるので、これをクリアできれば大多数のミッションについては心配ないはず。
怪生物や大蜘蛛など、強力なボス級と戦える。とても楽しい。
次々と追加の機体を呼べるため、弾倉火力に困ることは無い。
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異常な強化を受けた上に自由に呼び出せることでついに多くのミッションで活躍の場を与えられた。
正しく使えばその強烈な火力と、空中と言う優位性から、(乗り換え以外では)降りることなく戦うことが出来る。
慣れれば対空戦闘も効率的に行えるので(特に低難易度)、敵の構成によってはイプシロンやベガルタより楽にクリアできることも。
ヘリでミッションを遂行するにあたり、気をつけるべき点は以下の通り。
- 対空戦闘がある場合はバゼラート推奨。対地戦闘だけであればネレイドの方が扱いやすい。オンならばブルートも活用しよう。
- 真っ直ぐ飛ぶのは撃って下さいと言ってるようなもの。ホバリングも同様。敵は偏差射撃をしないので、敵に対して横方向に移動するよう意識する。
- ライフベンダーとガードポストは有効に使えば、INF飛行ドローンの群れのど真ん中からでも離陸できる。ヘリだけで勝てる敵編成であれば、両方持ち込むといい。
- ライフべンダーやトーチカは囮のNPCの生存時間を延ばすために有効なので、特に対空戦が必要な場面でうまく活用しよう。
- 敵は空中の近距離のヘリよりも、地上に居る、より攻撃を当て易い味方に狙いを定める傾向がある。そのため上手く味方を使うことで、有利に戦闘を進めることが出来る。
- M11対空戦、M26赤色などで顕著に見ることができる。M11は激戦区の真ん中で、M26はフェンサーから少し離れた場所でホバリングしてみると分かりやすい。
- 後退よりも前進のほうが速い。敵をフィールド中連れまわす(乗り物や支援攻撃を要請する場合など)際には、前進で移動する。
- 後方確認はクイックターンで。狙った方向を向いてピッタリ旋回を止められるよう練習すること。
- 特にバゼラートだが上昇と降下が極めて遅い&上昇降下し始めるとなかなか止められない。もし地上に用事がある場合(アイテム回収や次の乗り物の要請など)は、出来るだけ高度を上げず、高い機動性を活かして攻撃をかいくぐる。
- キャリアのハッチ内部に侵入する場合は、高度を保ちつつすぐに上昇に移れるように、エンジン出力をうまく調整しよう。
- 地上への接触ダメージについては、ローター以外は気にしなくて良い。メインローターとテイルローターは触れただけでダメージを受ける上に、機体の向きが変わってしまうので、絶対に触れないようにすること。
- 特に引き撃ちをする場合、高高度であってもスカイツリー等の一部の建造物は接触の危険があるので注意すること。一度に喰らうダメージとしては接触ダメージが一番手痛い。
- アンテナのあるビルの上に着陸すると、接触ダメージであっという間に自壊するので注意。着陸するなら青いかまぼこ型のビルの上が安全。
バゼラート
トップクラスの火力と機動力を誇る対空対大型戦闘能力に優れた機体。上位モデルは開幕直後に要請不可能なので運用するには工夫が必要。
主武装は機銃とレーザーの2種、副武装はミサイルとナパームの2種があり、機体ごとに組み合わせが異なる。
機銃は軽く薙ぎ払うだけで雑魚を倒せるほどの威力があるが、撃ちっぱなしだとあっという間に弾切れを起こすので無駄撃ちしないように注意。
レーザーは射程が長くヘクトル相手に安全な距離を保ったまま攻撃できる。5連射なので少数の雑魚相手には無駄打ちになってしまうことも。
ミサイルは高い誘導性と一撃で雑魚を倒せる威力があるため、特に対空戦で役に立つ。待機状態の敵を誘き出す時にも便利。
ナパームは対地戦闘が苦手なバゼラートの短所を補ってくれる。地面に撒いて蟻蜘蛛の大群を誘導するだけで結構倒してくれる。
味方を囮にして戦うのが基本。味方がいないとあっという間に囲まれて集中砲火を受ける。味方がいないステージではデコイを使うのも有効。
味方に群がる敵集団と同じ高度を保つと戦いやすい。高度が高いと狙いを付けにくく、高度が低いと味方を狙った攻撃を受けやすくなる。
基本的な機動パターンは3通り。
①味方の中心でホバリングしながら旋回して敵を攻撃する。被弾しやすいが狙いを付けやすい。
②急旋回と急加速で味方の上を往復しながら攻撃する。どちらかというと機銃タイプ向け。
③味方の周囲をゆっくりと旋回しながら攻撃する。どちらかというとレーザータイプ向け。
もし、味方がいなくなってしまったらすぐに全速で後退しながら旋回機動に移る。あとはミサイルでとにかく敵の数を減らし被弾を抑えよう。
敵は自機の後ろや上をとってくるので攻撃のチャンスは少ないが、旋回機動をやめると直撃を受けてしまうのでじっとチャンス待ちながら戦おう。
引き撃ちよりもトリッキーな機動で翻弄すると被弾を抑えやすい場合も。
オーバーシュート(突然減速して、それまで自分の後方にいた敵を前方に押し出し、自分の射程内に捕らえる、ドッグファイトの戦術)やすり鉢飛行、クイックターンといった空戦機動をフルに活用しよう。
ネレイドに比べて対地能力は劣るがバゼラートでも対地戦闘は可能。平行移動がなくなったため、安定してすり鉢飛行を行うことが難しくなった。
バゼラートの機動性を生かすためになるべく広く平坦な場所で戦う。敵の数が多い場合はナパーム弾をうまく使って数を減らそう。
基本的な機動パターンは2通り。
①安全な高度を保ちつつ敵の上を往復しながら攻撃する。攻撃を受けにくいが攻撃は当てにくい。
②敵の周囲を低高度かつ高速度で旋回しながら攻撃する。攻撃を受けやすいが攻撃は当てやすい。
ネレイド
自動で狙いをつけてくれるため扱いやすい対地戦闘能力に優れた機体。上位モデルでも開幕直後に要請可能なので運用面でも扱いは楽。
主武装は自動補足オートキャノン。蟻蜘蛛相手には安全な高度から一方的に攻撃できる。高難易度の航空戦力は捕捉しきれないためろくに当たらない。
副武装は8連装のロケット砲。ネレイドは火力に劣るのでうまく活用しよう。狙うのは難しいが大型輸送船や巣穴など高耐久の敵を破壊するのに役に立つ。
ネレイドは空中での空爆要請やC型爆弾投下と相性がいい。地上戦力しかいないマップでは、空爆で敵の数を減らして残りの敵をネレイドで処理するだけで簡単にクリアできる。
味方と一緒の引き撃ちもネレイドと相性がいい。味方に近い敵を優先して攻撃できるので味方の生存率が上がる。
ブルート
オンで真価を発揮する3乗りの大型ヘリ。要請しても誰も乗ってくれなくて、一人寂しく固定砲台として運用することも多い不遇の機体。
オンではバゼラートもネレイドも火力不足に悩まされる中、ブルートはオンでも雑魚は一撃の実用的な火力と連射能力を持ち合わせ、ヘクトルなどの高耐久の敵も秒殺することができる。
銃座は前後上下180度まで可動するので、真上や真下の敵を狙うことも可能。そのためホバリングしたまま巣穴やキャリアーを破壊可能。
操縦者と銃座で別々のプレイヤーが操作するので、急加速や急旋回は避けホバリングや低速での移動が基本となる。
また、飛べない味方を新型キャリアに直に投下するというパワープレイが可能なのもこの機体ならでは。
要請するにはポイントが必要だが機体のポテンシャルは極めて高く、オンでの運用はさらなる研究が必要である。
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最終更新:2025年10月10日 16:19