レンジャー > ミサイルランチャー

●概要
  • 誘導ミサイル発射装置。射撃ボタン長押しで四角いサイトが表示され、その中に捉えた敵をロック。ボタンを離すとミサイルを発射し自動的に敵を追尾する。
  • モデル毎の特性に加えて、ロックオン性能を変化させる補助装備や誘導装置の組み合わせによっては全く異なる性質へと変化する。
  • 「爆破範囲3m未満の攻撃は建物を破壊できない」ため、モデルや爆破範囲の強化度合いによって建物破壊の可否が異なるので要確認のこと。
  • モデル毎に性能がまるで違うので、個別の利点欠点や使い方は各項目を参照。
●利点
  • プレイヤーは大まかな射撃方向を決めるだけで、細かな照準が全て自動なので楽かつ命中率が高い。
    • 撃ったあとに照準を続ける必要がなく、撃った直後に別の行動(移動、隠れる、別の敵を攻撃など)を取れるのがレーザー誘導タイプのミサイルロケットランチャーとの最大の違い。いわゆる「撃ちっ放し能力」。リロードも着弾後ではなく射撃後からなので回転も良い。
  • 撃った後は自動で敵を追い続けるため、遠距離戦や素早い敵への対処に優れる。
    • このため見通しが良く、かつ狙うのが面倒な飛行タイプの主力級に特に強い。
  • 誘導を活かせば遮蔽物の影から敵を撃つことが出来る。
  • 爆発物かつ遠距離でも命中率が高いので、爆風で転ばせることが出来る敵はたやすく無力化できる。

●欠点
  • ロックオン→発射→命中という手順を踏むため即応性に欠ける。爆風で自滅する危険もあるため、乱戦や近距離戦では扱いづらい。
  • 飛び抜けて威力が高いわけではないため、短時間あたりの攻撃力も高くない。
  • 着弾までに時間がかかり、かつ低威力なので何度も撃ち込むことが多いのだが、既に倒せる分のミサイルを撃っているのにもかかわらず撃ち続けるという事態が起きがち。これを防ぐため、一発撃つごとに違う群れを狙うなどの工夫が必要である。
  • 待機状態の敵をロックしてしまい意図せず戦況を悪化させる可能性がある。敵がどれだけ起動したかはミッション攻略の難易度に直結するため要注意。
    • 待機敵を外しても、着弾までの時間差や吹き飛ばし効果により意図しない場所で命中し、周囲の敵が反応することがある。
      • 動きの大きな空中敵や思い切り吹っ飛んでいく蜘蛛、ダンゴムシあたりを撃つときには要注意。
      • FORK系や多重ロックオン装置使用時は連続ヒットによ大きな吹き飛ばしが起こりやすい。
  • こちらに肉薄してくる敵に撃つと、ミサイルを引き連れたまま突っ込んでくる。
    • 追尾する、すなわち相手を後ろから追いかける性質上、こちらに突っ込んでくる動きの速い敵を狙うと後ろから命中してこちら側に吹き飛ばしてしまうことがある。
      • 特に垂直発射するタイプで起きやすい。
  • 多連装タイプで顕著だが、リロード回数が多いのもあり威力以外にも連射速度・ロックオン時間・ロックオン対象数・リロード時間と1サイクルの速度=長期火力に直結するパラメータがかなり多く、真価を発揮するにはかなり育てる必要がある。

●オンライン
  • オンラインでは敵の数と耐久力上昇により攻撃力の低さ、自爆リスクといった欠点がより際立つようになってしまう。
  • 爆風による無力化も敵の散らしやすさのほうが目立つようになってしまい、欠点を補えるほどの利点にはなりづらい。
  • 特に大型の待機系ミッションでは持ちこむこと自体が禁忌とされる場合もあるので注意。

エメロード

●概要
  • 名前が誤読されやすいことで有名なレンジャーの伝統的ミサイル。ちなみにフランス語でエメラルドのことである。
  • 扱いやすい射程と威力、誘導率の全てが揃っており、対空や大群処理の定番となるシリーズ。
    • 主力級を2~3発で倒せる火力、遅くないロックオン速度、十分に長いロックオン射程距離と、中距離戦や対空で求められる性能のバランスが非常に良い。
    • 1撃で倒せる敵は限られるが、高い回転率、爆風による拘束力も相まって、数値から受ける印象以上の効率で敵を溶かす。
    • そのためにロック数やロック時間、リロードの☆により戦闘能力に大きな差が出る。育つまでは下位モデルやMLRAを起用も検討したい。
  • 補助装備によりロックオン距離や速度を上げることで、圧倒的な回転率でレーダーの赤点を消す驚異の兵器となる。
    • これほどの手数と正確性を一人で叩き出せる手段は、全兵科を見渡しても稀。詰まったら試す価値あり。
  • エメロードだけでなく他のミサイルランチャーにも言えることだが、発射中のローリングによる自爆には気を付けねばならない。
今作では発射途中にバックパックの使用でも自爆してしまう場合があるので、弾幕を張りたい場合でも使用タイミングに注意が必要。

●前作との相違点
  • ME1エメロードのダメージが25%低下、MEX5エメロードのダメージが1.5倍に増加した。
  • ME3エメロードのLVが15→17に上昇した。

ピックアップ

+ MEX5エメロード
MEX5エメロード
  • エメロード系統の最終型。前作の時点でLv77と最終型の中で低めでありながら、地上主力級に対してはDLC武器にも劣らない制圧力・殲滅力を発揮する強武器の1つであった。
  • 今作ではなんとダメージ1.5倍の強化を受けており、おそらくアンドロイドなどの高耐久の主力級が増えた兼ね合いだと思われる。
    • 元々オフINFの敵に対しては2発確殺が前提だったこの武器にとっては非常に大きな強化で、ミッションや相手によっては難易度INFでも確殺を狙える場面が大幅に増えた。
  • バックパックにより弱点だった至近距離のカバーがやりやすくなった事も追い風で、総じて今作も非常に頼れる武器の1つと言えるだろう。

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)検証結果
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
0 ME1エメロード 3(★7) 3.8(★8) 101.9(★8) 1.5(★5) 5.0(★5) 394.8(★7+) 3(★7+) 0.20(★7) C
3 ME2エメロード 3(★7) 6.0(★8) 158.5(★8) 1.5(★5) 5.0(★5) 394.8(★7+) 3(★7+) 0.20(★7) B-
17 ME3エメロード 5(★8) 6.0(★8) 294.4(★8) 1.5(★5) 7.5(★5) 460.6(★8) 5(★8) 0.24(★7) B
35 ME4エメロード 6(★8) 6.0(★8) 339.7(★8) 0.75(★5) 8.0(★5) 526.4(★8) 6(★8) 0.14(★7) A+
52 ME4RエメロードS 6(★8) 6.0(★8) 566.2(★8) 0.75(★5) 8.0(★5) 592.2(★8) 6(★8) 0.10(★7) A++
77 MEX5エメロード 8(★8) 10.0(★8) 1358.9(★8) 0.75(★5) 10.0(★5) 658.0(★8) 8(★8) 0.10(★7) A+

MSファルコン

●概要
  • 垂直に発射しかなりの高さまで上昇した後、下降する山なりの軌道を描く、レンジャー版高高度強襲ミサイルのような武器。
    • 弾数・各ロックオン性能・誘導性・リロード等、基本的な性能は概ねエメロードに準拠しているが、その弾道のために使い勝手は異なる。
    • MEX5エメロードと比較してリロードが僅かに遅いが、MLRAシリーズの中位モデルと同等の連射速度を誇り、非常に回転が早い。
    • また、エメロードシリーズよりも弾速がかなり速く設定されており、航空戦力にも比較的容易に命中させることができる。
  • 上昇(直進)距離が長いため、発射時に照準を上下に動かすことで弾道を大きく変えられる。
    • 射出方向は完全な垂直ではなく、若干後方寄り。そのため真下を向いても若干仰角が付き、地面に当たることは少ない。
    • マザーシップが上空にいる場合でも、真下or真上付近を向けば避けて飛ばすことが可能。
  • エメロードでは山にぶつかってしまうが、こちらは水平付近で撃てば山や高層ビルを飛び越えて敵を攻撃できる。
    • 上空に撃った場合、上から着弾するのでエイリアンへのヘッドショットも狙いやすい。
  • 一方でその軌道の都合から、弾速の速さを考慮しても着弾が遅く、距離にもよるが4~6秒もの時間が掛かってしまう。
    • このタイムラグにより、例えば1発目を撃つ→着弾前に2発目を撃つ→1発目で敵が倒れる→2発目が無駄になる…という事態が発生しやすい。
    • 群れの右端をロックして発射したら次は左端をロック…といった方法で工夫して使わないと、折角の優れた回転数を無駄にしてしまう。
  • レンジャーのDLC武器にありがちな事だが、本作で行われた性能調整を適用せず、前作のデータをほぼそのまま使い回したせいで、相対的に弱体化した武器が多い。
    • 本武器もその一つ。MEX5エメロードが火力1.5倍の強化を受けた一方で、こちらは弾数以外は前作と全く変わっておらず、単発ダメージではあちらを下回っている。
    • このMEX5以下の攻撃力と着弾の遅さが相まって、Lv107のDLC2武器でありながら、敵殲滅速度やダメージ効率ではLv77のMEX5に劣るという結果を招いてしまった。
    • タフな敵が多いDLC2の武器としては些か力不足な性能であり、軌道を活かしたトップアタックが求められる場面でもなければ、活躍の機会はあまりないだろう。
      • 具体的なDLC2ミッションとしては、地形の高低差が激しく山の向こう側に敵が出たりタッドポウルが落ちていったりする「LV SS-3 空撃陣」などだろうか。

●前作との相違点
  • 弾数が7発から9発に向上した。

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
弾倉火力 PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
107 MSファルコン 9(★8) 30.0(★8) 1132.5(★8) 0.83(★5) 7.0(★5) 658.0(★8) 9(★8) 0.10(★7) A+ 10192.5 DLC2

エアトータス

●概要
  • トータス(陸亀)の名前通り、人が歩いて追いかけられるほどの鈍足が特徴の大型ミサイル。通称「鈍亀」。
    • 発射直後は少し落下してから飛行し始めるため、これで地面に当ててしまうと確実に自爆する。落ち着いてロックオン、周囲を確認してから上向きに発射という手順を踏まねば安全な使用すらおぼつかない。実質的に完全な遠距離専用武器。
      • 他ミサイルのようにはこちらの動作による慣性の影響を受けない。上を向いてさえいればジャンプの降下中に撃ってもしっかり上に飛んでいく。
    • 突進してくるタイプの敵に撃つと、ミサイルを引き連れたままこちらに向かってくるなんてことも。撃つ相手とタイミングは十分に吟味しよう。
  • 発射後に反動モーションがあり、武器持ち替えでキャンセル可能。連射力の高い02では特に重要なテクニック。
  • 扱いにくさがあるぶん、射程距離、爆風範囲、威力はレベル帯に対してかなり高い。アンカーのような固定目標や待機状態の敵にお見舞いするなら十分に使いようがある。
    • ロックオンに必要な時間が短くかつロック射程が長いため、レーダー支援が無くても十分な効果を発揮する。
      • ロックオン距離は長いが、そのままでも飛翔時間がギリギリなのでロックオン射程を伸ばしても弾がそこまで届かないことも多い。
    • バイクやアーマーなど機動力を上げる装備と組み合わせると自爆などの危険が減りより使いやすくなる。
    • 異常な低速は利点にもなり、遠距離から撃ち着弾までの時間を稼ぐことでソロであっても時間差・多重・同時攻撃が可能になる。
      • アンカーなど全く動かない相手には遠距離から破壊できるだけ撃ちこんで逃げてしまうことで、拠点を破壊しつつアクティブ敵を安全に迎撃できる。
      • コスモノーツなどは着弾までにスナイパーライフルに持ち替えておいて、ミサイルヒットで装甲をはがした瞬間に銃弾を叩き込むことも可能。
  • 低すぎるシールド倍率というデメリットに反して、上記の特性からクルールに対しては意外と有効な武器である。
    • 最初の一発で特大ダメージを与えるので待機中のクルールなら確実に吹き飛ぶ。
    • アクティブになっていても、遠目からトータスを撃っておいて着弾する寸前にシールドを撃ち直撃させる、逆にこれをガードさせて隙を狙う、
      一緒に接近して着弾で1体を仕留め、アクティブになった生き残りも同時にショットガンで仕留めるなどといった攻撃も可能。
    • ガードさせても爆風が大きいため範囲内の本体や触手にはダメージが入る
    • 弾速があまりにも遅すぎるためかシールド動作の不具合を誘発しやすい模様。ゆっくり接近するミサイルに対してなぜかシールド防御が間に合わなかったり、意味のない場所へシールドを伸ばし続けたりすることも。
  • 残念ながら上位モデルはHARD帯で打ち止めとなるため、以降のLv帯はプロミネンスが後釜に収まる。旧作では「リバイアサン」というINF級モデルが存在していたが...
    • それでもエイリアンのシールドを無視できる大火力の爆発武器という立ち位置は健在。使いようはある。

●前作との相違点
  • ダメージが2倍になった。

ピックアップ

+ エアトータス02
エアトータス02
  • 低弾速とはいえ半径20メートル以上に3000ダメージを与える爆破物を絶え間なく連射できる火力お化け。
    • TTFPはおよそ1400。全弾命中したとすればハデスト帯の武器に匹敵する火力を供給できる。
  • 高難易度でも単発でさえ主力級相手なら十分な威力があり、バイクなどで機動力を確保すれば自爆の心配もない。
    • 各種エイリアンや動きが遅くかつまっすぐ地上を歩いてくる通常・擲弾型アンドロイドには当てやすい。
  • 真価は待機敵への連射で発揮される。射程いっぱいなら初弾の到達までに10発は撃てる。
    • 30000ダメージを予約してから攻めに移れるのは大きい。アンカーなど固定目標の破壊に力を発揮するほか、地上主力級にもかなりの効果がある。
  • EASY帯の武器のくせにINFERNO序盤でさえ困ったらこれを持ち込めばたいていのことは解決する。火力は正義。

+ エアトータスME
エアトータスME
  • エアトータスの最終形態にして、LV60以下のレンジャー武器で1万超えのダメージを叩き出せる唯一の武器。
    • これはすなわち、INFのクルールを高レベル武器を使わずにワンパンできるということである。
    • 待機状態なら確殺、仮にシールドで受け止められたとしても半径36mの爆風がお構いなしに触手や本体を吹き飛ばす。
    • 速度が遅すぎるせいで上手くシールドで防ぐことが出来ない様子。反応できなかったり、早く反応しすぎて外してしまったりする。
  • 長いリロード時間が災いして、時間当たりの供給火力は02に劣るが、瞬間火力であればこちらの方が上である。
  • 余談だが、ランチャーに搭載した弾頭の外観はロシア製の対艦/対レーダーミサイル「Kh-31」によく似ている。
    • 本来は最大速度マッハ4.5を誇り、防空システムによる迎撃を困難としているミサイルなのだが...

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)検証結果
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
0 エアトータス01 1 ---- 1531.4(★10)
シールド×0.2
2.0(★5) 12.1(★10) 658.0(★8) 1 2.9(★7) S
7 エアトータス02 1 ---- 3062.7(★10)
シールド×0.2
1.0(★5) 24.1(★10) 789.6(★8) 1 1.2(★7) S
43 エアトータスME 1 ---- 15313.7(★10)
シールド×0.2
10.0(★5) 36.2(★10) 789.6(★8) 1 2.0(★7) S

MLRA

●概要
  • 豊富な同時ロックオン数に広いロック範囲、さらに軽快なロック速度とリロードスピードを併せ持った近~中距離用の小型多連装ミサイル。
  • 正面に発射口があるタイプと上方発射タイプがある。弾道の差で使い勝手が違うのには注意。
    • 無印と30が前方発射タイプ。2とTWとTFは上方発射。
    • 上方発射型には射出方向と姿勢の関係上、射出を継続しながらダッシュを開始したり、バックパックツールを使用できるという優れた特性がある。
      ロック数の多さのせいで撃ち切るまで時間がかかるシリーズなので、その隙をカバーできるテクニックとして重要。
  • 誘導性と弾速も優秀で、ミサイルの中では素早く撃ててすぐ当たるクセの少ない武器。
  • エメロードなどに比べるとかなり小粒のミサイルを発射する。扱いやすい分、見た目通りに威力と爆破範囲は控えめ。
  • 武器Lvが上がると順当に性能があがっていくわけではなく、上位3種はそれぞれ強みが異なるため住み分けがされている。
    • 手数と弾速なら30、ダッシュしながらでも撃てる取り回しの良さはTW、単純な総合性能ならTFといった塩梅。

●利点
  • ロックオン能力と回転率の良さから、とにかく手数が多い。射程内の敵群に対して持続的にミサイルを叩き込み続けることが可能。
    • 一部のモデルはVLS(垂直発射)式なので、やや上方から敵に襲いかかる。水平に飛ぶ火器より死骸に阻まれにくい点も、群れとの戦いに有効。
    • ただし、一発当てた後に次を当てるまでのサイクルはそれほど短くない点には要注意。
  • 小さいながらも爆風判定を持つため、怯みが取れる主力級には効果てきめん。中規模の群れならまとめて行動不能に陥れ、完封してしまうことすらある。
    • 特に小さな爆風でも転倒する侵略生物βやタッドポウル、大きく姿勢を崩す飛行型侵略生物、滞空中に吹っ飛びやすい高機動型アンドロイドに対しては極めて高い牽制効果を発揮する。
  • 多重ロックオン装置や誘導ビーコンと組み合わせると、制圧力こそ失うが大量のミサイルが一点集中して大ダメージを与える、中型~大物狩り兵器に変貌する。
    • 前方射出型なら支援装置が無くてもいざという時は多数ロックしたうえで目前の敵に直撃させるという使い方もできる。武器を持ち換えている間もない時の窮余の一策として覚えておこう。
    • 大量の弾が集中砲火される様子は、もはや誘導機能がついたアサルトライフルのごとし。適正レベルのコロニスト程度なら成す術もなくドカドカと連続ヒットし粉砕される。
  • 爆風が極めて小さいため誤爆の心配がほとんど無く、オンラインで乱戦中でも気にせずバラ撒いていける。
    • ウイングダイバーのミラージュやグレイプニールと並び、味方を安全に援護できる誘導兵器と言える。
  • 欠点にもあるが建物を破壊しないため、障害物や安置としてのビルを残したまま攻撃できる。

●欠点
  • 一発の威力は低め。アサルトやショットガンのように乱戦中での各個撃破も難しい。
    • アリやクモを片付けるのに数回の斉射が必要な事も多く、数匹程度の敵や中型の各個撃破が必要な場面では攻撃の効率が著しく悪化する。素直にライフルなどに持ち替えよう。
  • シリーズ共通の欠点として、エメロードよりロックオン距離が短く、さらにロックオン数の多さが仇となり全ロックオン完了~発射までに時間がかかってしまう。
    • そのため本来の強みを最大限活かすためには、ミサイル系の補助装備(レーダー支援システム・多重ロックオン装置)が欠かせない。
    • マルチロック運用でも多重ロック運用でも特化型武器にならざるを得ないので、適切な間合いを保つことと、苦手な距離を埋められる別種の武器を用意するのが重要。
    • 撃ち続けられなければ運用する意義が薄いが、威力が低く大群を捌くのに時間がかかるため、攻撃機会を増やすことに繋がるロック距離を拡張する価値は非常に高い。
  • 爆風が小さく、火力や爆破範囲が必要な状況では力不足。
    • 範囲攻撃力は無いに等しい。敵が密集していてもカタログ値以上の火力が出ることはまず期待出来ない。
    • 相手を吹き飛ばす力がほとんどない。空中の敵にでも当てない限り距離は取れないし、ダウン中の相手に当てるとまったく吹き飛ばないので足止めとしてはほとんど無意味になってしまう。
    • 建物を破壊できないため、都市マップだと射撃を遮られやすい。
      こちらに有用な障害物を壊さないことや、自爆・誤爆しにくいことは利点にもなりうる。
      • ビル等でミサイルが遮られそうな時は、当たりそうな範囲だけロックオンして回転率を上げると良い。
  • 垂直発射式のものは、あまり上を向いて撃つと背後の障害物に当たって消えることがある。

●前作との相違点
  • 上位モデルのダメージが上昇した。
  • MLRA-30の弾速と点火速度が向上した。

ピックアップ

+ MLRA-30
MLRA-30
  • 正面発射モデルの最上位。レベル21のノーマル帯武器であるため火力は低い。
  • しかし上位モデルを上回る連射速度とロックオン数、弾速や連射速度・リロード速度により制圧力と回転力が非常に高い。
    • 近距離での足止めだけが目的なら上位モデルにも勝る性能を持つ。味方の支援を受けられる状況で蜘蛛や蜂、ダンゴムシや高機動アンドロイドを迎え撃つ時には有力な選択肢。
  • 前方発射なので水平発射すれば、上位品に勝る弾速もあって敵への到達速度が上位品よりはるかに速い。
    • 真正面から突っ込んでくるダンゴムシやタッドポウルに直撃させることが可能。洞窟などの狭所でも扱いやすいのがポイント。
  • サイト形状の違いから、対空戦闘が絡んでくると素直に上位品の方が良いケースが多い。

+ MLRA-TW
MLRA-TW
  • ハード終盤から使用可能になる多連装ミサイル。1ロックで2発を同時発射するモデル。
  • 前作の時点で、低威力ではあるものの高弾速と自爆と無縁の安定した性能によって相手によっては高い制圧力を発揮する中々に優秀な武器だったが、今作ではダメージ1.8倍に強化。前作のMLRA-TFと同等の威力である。
    • ハード・ハーデストはおろか、オフラインインフェルノ序盤~中盤でも火力源としてかなり頼れる武器となった。
    • 当然、解禁されるハード終盤での集団破砕能力は凶悪そのもの。稼いでおく価値がある。
  • なお上方発射型は射出中にダッシュしてもミサイルが斜め上に発射されるので自爆しないという特性があるが、2は一瞬で撃ち切ってしまうしTFはミサイルの点火が遅く自爆しやすいため、このテクニックを有効に扱えるのは実質この武器だけ。

+ MLRA-TF
MLRA-TF
  • 上方射出モデルの最上位。今作では火力が1.67倍程度に強化されている。
    • 火力は最も高いため、安定して撃ち続けられる状況さえ作れれば、敵集団を着実に疲弊させることができる。
    • TW同様1体につき2ヒットし、弾数も多いため、牽制力にも優れる。
    • EXレーダー支援システムと組み合わせた際のTTFPはレンジャー屈指の値。大量の蜂やヘイズといった航空勢力も瞬く間に減らしていける。
    • 多重ロックオン装置と併用すればオンINFでも通用する準主力級キラーに変貌。
      • 一斉射最大30000ダメージにのぼる無数のミサイル群は紫ヘイズも大型アンドロイドも軽く蹴散らし、クルールやクラーケンもシールドをたやすく食い破り本体や触手を容赦なく食い荒らす。
  • 上昇高度(直進距離)が最も高いため、地形や建物に遮られにくくなった。レーダー支援との併用が前提ではあるが、遠距離からの味方の支援に向く。
    • 反面、着弾までの時間が長くなってしまった。自身が敵集団へ巻き込まれている状況下では不向き。
  • 致命的な 欠陥 欠点としてミサイルの着火が遅く、射出中に移動しただけで地面に落下し自爆する危険がある
    • ただし前作と比べるとそのリスクは大幅に低減されている。平坦な場所を歩いているだけで何故か自爆という事態はほぼなくなった。
    • ジャンプや落下などの上下移動は相変わらずリスク大。乱戦や引き撃ち時は大きなデメリットとなる。
      • 単発火力は低いため、アーマーが高ければ被ダメージは低く済むものの、ダウンで射撃が中断されスキを晒してまうのがかなり痛い。
    • 弾数に対して連射速度も遅く、全弾発射までに2秒以上かかってしまう為、点火の遅さの影響を受けやすい。
    • ミサイルは斜め後方に撃ちだすため上を向いて発射すると自爆しやすい。ロックした後に水平より下を向くようにして発射すると自爆率を下げられる。
    • あるいは、地面に落ちても爆破範囲の外になるよう、移動方向と反対側に射出するのも良い。随伴NPCや味方に当てないよう注意。
  • 総じて大群への打撃力や味方の支援としては優秀であるものの、乱戦やアドリブ性のある引き撃ち時の安定性・即応性には欠ける。状況に応じて下位モデルの使用も視野に入れよう。
    • 無論、性能を発揮できる状況であれば凄まじい殲滅力を発揮する。使用時は移動ルートやNPCの位置も含めた作戦の組み立ても必要であるが、それだけの価値は十分にある。うまく使おう。

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)検証結果
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
1 MLRA 16(★10) 12.0(★8) 34.0(★8) 1.0(★5) 2.0(★5) 329.0(★9) 16 0.068(★7) B
9 MLRA-2 19(★10) 30.0(★8) 70.2(★8) 1.0(★5) 2.0(★5) 329.0(★9) 19 0.055(★7) B+ 上方射出
21 MLRA-30 49(★10) 30.0(★7) 73.6(★8) 0.83(★5) 2.0(★5) 296.1(★9) 49 0.034(★7) A-
47 MLRA-TW 30(★10) 20.0(★8) 203.8×2(★6+) 1.7(★5) 2.0(★5) 329.0(★9) 30 0.034(★7) B- 上方射出
75 MLRA-TF 45(★10) 20.0(★7) 339.7×2(★6+) 1.7(★5) 2.0(★5) 361.9(★9) 45 0.034(★7) A- 上方射出

FORK

●概要
  • 同時発射型の多連装ミサイル。名前の後に付く15や20は同時発射数を表すが、カスタム値によっては名前より多くなったり、逆に少なくなったりする。
  • まとめて発射された全弾がひとつのロックオンに向かって飛んでいく。多重ロック装置に補助装備の枠を取られずミサイル集中砲火ができる兵器と言える。
    加えて今作になって射程が倍になったため、本格的に補助装備要らずに。
    • その特性から大群相手には全く向かないが、耐久力の高い小~中型の敵、特に狙撃しにくい動きまわるタイプには継続的なダメージを与える用途に優れる。
    • 具体的には赤ドローンや鎧を着たエイリアン等で、特に後者については、小分けになった攻撃で鎧の破壊から本体への追撃まで無駄無く火力を発揮できる。
  • 上空で左右に広がり、敵の上空から着弾位置で交差する軌道を描く。
    • クルールやクラーケンの盾を上で受けさせて止める、もしくは正面で止めた盾を回避して攻撃することが可能。
    • MGやマウスを正面に投げて盾を止めてしまえばフルボッコできる。特に盾の耐久力が低くて回復が速いクルールに有効な組み合わせ。
    • クルールは被弾後のローリング回避でミサイルの軌道がズレて盾を回避することが多く、遠距離からひたすら撃っているだけで倒せてしまったりもする。
      • 加えてこちらは遮蔽物に隠れながら撃てるため、砲兵がいなければ反撃も受けにくい。
  • …と、ここまでいろいろ書いたが、今作ではリロード時間短縮と引き換えにダメージ3~5割減という、手痛い弱体化が施されてしまった。
    • 上記で述べた「撃ちにくい相手に遠距離からエイムいらずで継続的なダメージを与えられる」という点は確かに有用である。
      しかしこれは1対1か少数の話。火力不足で目標の撃破に時間が掛かり、その間に他の敵に肉薄され攻撃を受ける事も少なくない。
    • この弱体化に加えて他の武器が全体的に強化された事もあり、長期的火力では同Lv帯の他武器よりも低い事が殆ど。長所と短所のバランスを取った調整か。
    • 似た用途のミサイルでは多重ロックオン装置装備のエメロードやMLRAが壁になるので、使っていくのであれば長射程に加えて移動補助系やビークルと併用できるという点を意識しよう。外周戦法しながら雑に撃ち逃げするなども可。
  • 複数のミサイルが射出後一気に点火するため、ハードによっては一時に処理落ちを伴う激しい画面フラッシュが発生することがある。特に発射数が多く点火が早いX20で顕著。

●前作との相違点
  • FORK-A15以外のリロード時間が短縮された。(A20:3.0→2.5、X20:3.0→2.0)
  • ロックオン距離が2倍になった。
  • ダメージが約30~50%低下した。

ピックアップ

+ FORK-X20
FORK-X20
  • リロードが最大2秒まで短縮され、スナイパーライフル並の距離からひたすら敵をボコり続けることができる。
    • 特に足止め能力を発揮しやすいエイリアン系や大型アンドロイドと相性が良く、反射弾の弾速が遅い為クラーケンにも気にせず使いやすい。
  • 爆破範囲に★が付くと建物を破壊できるようになり市街地戦でも活躍するが、余計な敵を釣ったり崩れた建物で視界を塞いでしまわないように注意。
  • また、前作と比べて総火力が凡そ3000ほど低下している(前作の60%程度)。使いやすく優秀な武器であることに疑いようはないが、過信は禁物である。

+ FORK-Z20
FORK-Z20
  • 本作DLC2で初登場したFORK最終モデル。X20と比較して総火力が2000ほどアップし合計6794ダメージに。
    これでも前作のX20には及ばないが、短縮されたリロード時間はそのままなのでTTPFは上がっている。
  • 下位モデルと比べて弾速が極めて速く、高速飛行中のレッドカラーや紫ヘイズすら簡単に捕捉する。ロックオン距離も更に大幅強化しスナイパーライフル並に。
    • 弾速が上がった分、発射直後はかなりの距離を直進することになるため、上方が開けた戦場で使う必要がある。
  • FORKシリーズとしては歴代最高のTTFPを得るに至っているが、DLC2ではこれでも火力不足気味。
    • 単純な近中距離や正面からの連発では他武器に劣るため、遮蔽物越しに攻撃できる点と、素で1000mを超える長いロックオン距離を活かすようにしたい。
      • つまるところ遮蔽物越しに撃てる単発スナイパーライフル、のようなものである。
    • DLC1であれば、ちょこまか動く全裸コスモノーツ相手に有効打を与えられる武器となり、青ダンゴムシにも回避に集中しつつ攻撃ができたのだが…。

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)検証結果
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
4 FORK-A15 1 ---- 17.0×23(★8) 3.0(★5) 2.0(★5) 789.6(★8) 1 0.10(★7) A+ ---- 126
29 FORK-A20 1 ---- 56.6×30(★8) 2.5(★5) 2.0(★5) 789.6(★8) 1 0.10(★7) A+ ---- 653
68 FORK-X20 1 ---- 158.5×30(★8) 2.0(★5) 3.0(★5) 921.1(★8) 1 0.068(★7) A+ ---- 2299
112 FORK-Z20 1 ---- 339.7×20(★8) 2.0(★5) 5.0(★5) 1315.9(★8) 1 0.017 A+ ---- 3368 DLC2

プロミネンス

●概要
  • 巨大な単発式の発射筒を担ぎ*1、空に向かってぶっぱなす大型ミサイル。圧倒的な射程距離と一撃の威力を持つ。
    • 発射モーション中はほとんどの操作を受け付けない。そのため角度調節ができないので真上にしか撃てず、武器持ち替えなどで隙を減らすこともできない。
    • ただし、アピールモーションは受け付ける。モーション中は動けないがリロードが即座に開始されるので速射性が向上する。モーション時間が短い「ハンドサイン3」がおすすめ。
    • ビークルに搭乗することでもキャンセルできる。ただし発射するタイミングに搭乗可能地点にいないと駄目なので、事前の用意が必要。
  • 発射後はまっすぐに上昇していき、はるか空高くまで飛んだ後、そこから目標のいる方向にグイッと進路を変えて降下、ホーミングしつつ命中する。まるで携帯型の弾道ミサイル。
    • この特性から、ほとんどの地形や障害物を無視して遠方の敵を直接攻撃できる。
    • 特にプロミネンスMAは弾が描写距離を超えるほど上昇するため、上空にマザーシップがいる場合はそれに命中してしまう。当然、天井のある地下や室内でも使えない。
  • ロックオン時間の長さと着弾までのタイムラグから、エアトータス同様に実質的な長距離狙撃専用ミサイル。用途は限られるが、マッチする地形や戦術に組み込めば一方的な攻撃を実現できるだろう。
  • オンでも頼れる火力源となるが、威力の高さと爆風の大きさにより他プレイヤーやNPCに誤爆することも多い。基本的に敵から離れて使用する武器のため前衛の様子は気にかけておこう。

●前作との相違点
  • ズーム倍率が武器説明文に記載された。
    • 前作でも武器説明文に記載はされていないものの、ズーム機能は備えていた。
  • Lv13に新たなモデルが追加され、プロミネンスMA以外のモデルがリネームされた。

LV27以下(EASY,NORMAL使用可)LV52以下(HARD使用可)LV77以下(HDST使用可)LV99以下(INF使用可)LV100超(DLCミッション使用可)検証結果
LV 名称 弾数 連射速度
(発/sec)
ダメージ リロード
(sec)
爆破
範囲
(半径m)
ロックオン 誘導
性能
ズーム
(倍)
PTFP TTFP 備考
距離
(m)
対象数
(体)
時間
(sec)
13 プロミネンスM1 1 ---- 1511.9(★8) 1.5(★5) 15.9(★8) 1052.7(★8) 1 2.0(★7) C+ 6.0
23 プロミネンスM2 1 ---- 2267.9(★8) 1.5(★5) 17.0(★8) 1052.7(★8) 1 2.0(★7) C+ 6.0
61 プロミネンスM3 1 ---- 6047.7(★8) 1.0(★5) 22.6(★8) 1315.9(★8) 1 2.9(★7) C+ 6.0
82 プロミネンスMA 1 ---- 22678.9(★8) 3.0(★5) 34.0(★8) 1315.9(★8) 1 3.3(★7) C 6.0
最終更新:2025年04月23日 02:38

*1 現実世界のジャベリンのような見た目をしている