「City Bomber」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

City Bomber - (2016/11/23 (水) 10:27:07) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*City Bomber 【してぃぼんばー】 |ジャンル|レースゲーム| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|コナミ| |稼動開始日|1987年| |判定|なし| **ストーリー 怪盗306号がカジノより逃走。~ 306号は武装改造を施された赤い車で逃走中。いかなる手段を用いてでも確保せよ。~ Over... **概要 -同社製作のレーシングゲーム、『ロードファイター』を改良発展させたゲーム。むしろ、セガの『アクションファイター』やサン電子の『バトルフォーミュラ』に近いといえる。 -縦画面見下ろし方シューティングゲーム。1レバー3ボタン式。 --基板はかの有名なバブルシステムを使用…していない。バブルシステムがあまりにも故障が頻発していた為、バブルシステムで使用されていたRAMボードのリサイクルも兼ねて発売された(ブラックパンサーや、にゃんにゃんパニックも同様)。 --その為、バブルシステムでは非搭載だったSCC音源(MSXユーザーにはお馴染み)が搭載されており、同期のコナミ作品とは趣の違う音色が奏でるBGMが特徴的だった。 **システム -アクセルボタン長押しでアクセル。アクセルボタンを離すとエンジンブレーキがかかる。 -ショットボタンでショット発射。ショットは連射が利かず、射程も短い。 -ジャンプボタンでジャンプ移動。ジャンプ中はさまざまな地上トラップを無視して移動できるが、アイテムを入手していなければ使用できない。 -赤・オレンジなどの色違いの車両を破壊すると各種アイテムが出現。自機に様々な能力が付与される。 --各アイテムはステージクリア後も持ち越されるが、二週目突入時には全て没収される。 --翼 ---自機にウイングが取り付けられ、ジャンプボタンで飛行する事ができるようになる。 --ミサイル ---ショットの飛距離が伸び、一定距離進んだ後広範囲に攻撃判定を広げるミサイルになる。一部破壊できないものも破壊できるようになる。 --ターボ ---最高移動速度が上昇する。 --回転ノコギリ ---自車の前方に回転ノコギリが取り付けられ、前方の障害物を破壊する。一定時間経過すると消滅する。 -自車は他車両、障害物にぶつかるとスピードダウンする。制限時間以内にゴールにまで到達すればクリアになる。 --道路以外の場所を走ったり、壁にかすったりした場合もスピードダウンするが、衝突に比べれば被害は小さい。 **その他 -ゲーム開始時のデモ画面での銃声、悲鳴、車に逃げ込む怪盗、追う紫色の車、サイレンを鳴らしながら後を追うパトカーは、アニメ映画『ルパンIII世 カリオストロの城』を髣髴とさせる。 -FCの『[[ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城]]』のワールド6、「ちきちき レーサー! マッハ リックル GO! GO! GO!!」はおそらく本作をモチーフにしている。 --システムはかなり異なる。 **難点 -ゲームのテンポは良いのだがスクロール速度が速く、初見殺しが多い。 -Xbox 360の『Game Room』でも遊ぶ事はできるが、『Game Room』で遊べるコナミゲームは往々にしてバグがあり評判が悪い。 **総評  スピーディーなゲーム展開に軽快でかっこいい音楽、わかりやすいシチュエーション。初見殺しが多く、プレイヤーに高い動体視力と反射神経を問うものの、中々評判のよろしいゲームである。~  国内での知名度はあまり高くない。というのも、同年に同社は『[[沙羅曼蛇]]』を出しており、比較的古いシステムを改良発展させた本作は目新しさに欠けたからだ。どちらかと言えば、シューティングゲームを苦手とする小学生ほどの若年層、ライトユーザーからの支持を得ていた。~  しかし、若年層やライトユーザーの欠点であるインカムの低さが足を引っ張り、ロケーションから姿を消すのにはそれほど時間はかからなかった。コナミがビックタイトル以外アーケードのコンシューマー移植に対しては積極的ではない事もあって、瞬く間に人々の記憶から消え去る事になる。本作は時代の流れの中で人々の記憶から忘れられた秀作である。
*City Bomber 【してぃぼんばー】 |ジャンル|レースゲーム| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|コナミ| |稼動開始日|1987年| |判定|なし| **ストーリー 怪盗306号がカジノより逃走。~ 306号は武装改造を施された赤い車で逃走中。いかなる手段を用いてでも確保せよ。~ Over... **概要 -同社製作のレーシングゲーム、『ロードファイター』を改良発展させたゲーム。むしろ、セガの『アクションファイター』やサン電子の『バトルフォーミュラ』に近いといえる。 -縦画面見下ろし方シューティングゲーム。1レバー3ボタン式。 --基板はかの有名なバブルシステムを使用…していない。バブルシステムがあまりにも故障が頻発していた為、バブルシステムで使用されていたRAMボードのリサイクルも兼ねて発売された(ブラックパンサーや、にゃんにゃんパニックも同様)。 --その為、バブルシステムでは非搭載だったSCC音源(MSXユーザーにはお馴染み)が搭載されており、同期のコナミ作品とは趣の違う音色が奏でるBGMが特徴的だった。 **システム -アクセルボタン長押しでアクセル。アクセルボタンを離すとエンジンブレーキがかかる。 -ショットボタンでショット発射。ショットは連射が利かず、射程も短い。 -ジャンプボタンでジャンプ移動。ジャンプ中はさまざまな地上トラップを無視して移動できるが、アイテムを入手していなければ使用できない。 -赤・オレンジなどの色違いの車両を破壊すると各種アイテムが出現。自機に様々な能力が付与される。 --各アイテムはステージクリア後も持ち越されるが、二週目突入時には全て没収される。 --翼 ---自機にウイングが取り付けられ、ジャンプボタンで飛行する事ができるようになる。 --ミサイル ---ショットの飛距離が伸び、一定距離進んだ後広範囲に攻撃判定を広げるミサイルになる。一部破壊できないものも破壊できるようになる。 --ターボ ---最高移動速度が上昇する。 --回転ノコギリ ---自車の前方に回転ノコギリが取り付けられ、前方の障害物を破壊する。一定時間経過すると消滅する。 -自車は他車両、障害物にぶつかるとスピードダウンする。制限時間以内にゴールにまで到達すればクリアになる。 --道路以外の場所を走ったり、壁にかすったりした場合もスピードダウンするが、衝突に比べれば被害は小さい。 ***ロードファイターとの共通点並びに相違点 -共通点 --目的地に到達するのが目的。 --クラッシュしても復活。 -相違点 --ロードファイターは縦方向のみのスクロールだが、シティボンバーは横方向にもスクロールする。 --ロードファイターにはランクがあるが、シティボンバーにはランクがない。 --ロードファイターの自車は装備がないが、シティボンバーはショットやジャンプをはじめ様々な装備がある。 --ロードファイターは燃料制だが、シティボンバーは純粋な時間制。 **その他 -ゲーム開始時のデモ画面での銃声、悲鳴、車に逃げ込む怪盗、追う紫色の車、サイレンを鳴らしながら後を追うパトカーは、アニメ映画『ルパンIII世 カリオストロの城』を髣髴とさせる。 -FCの『[[ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城]]』のワールド6、「ちきちき レーサー! マッハ リックル GO! GO! GO!!」はおそらく本作をモチーフにしている。 --システムはかなり異なる。 **難点 -ゲームのテンポは良いのだがスクロール速度が速く、初見殺しが多い。 -Xbox 360の『Game Room』でも遊ぶ事はできるが、『Game Room』で遊べるコナミゲームは往々にしてバグがあり評判が悪い。 **総評  スピーディーなゲーム展開に軽快でかっこいい音楽、わかりやすいシチュエーション。初見殺しが多く、プレイヤーに高い動体視力と反射神経を問うものの、中々評判のよろしいゲームである。~  国内での知名度はあまり高くない。というのも、同年に同社は『[[沙羅曼蛇]]』を出しており、比較的古いシステムを改良発展させた本作は目新しさに欠けたからだ。どちらかと言えば、シューティングゲームを苦手とする小学生ほどの若年層、ライトユーザーからの支持を得ていた。~  しかし、若年層やライトユーザーの欠点であるインカムの低さが足を引っ張り、ロケーションから姿を消すのにはそれほど時間はかからなかった。コナミがビックタイトル以外アーケードのコンシューマー移植に対しては積極的ではない事もあって、瞬く間に人々の記憶から消え去る事になる。本作は時代の流れの中で人々の記憶から忘れられた秀作である。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: