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ドラキュラ伝説 ReBirth」を以下のとおり復元します。
*ドラキュラ伝説 ReBirth
【どらきゅらでんせつ りばーす】
|ジャンル|アクション|&image(ss_01wer.jpg,http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=3786&file=ss_01wer.jpg,width=160)|
|対応機種|Wii(Wiiウェア)|~|
|発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~|
|開発元|コナミデジタルエンタテインメント、M2|~|
|発売日|2009年10月27日|~|
|価格|1,000Wiiポイント|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[悪魔城ドラキュラシリーズリンク>悪魔城ドラキュラシリーズ]]''|
|>|>|CENTER:''KONAMI ReBirthシリーズ''&br()[[GRADIUS ReBirth>グラディウス リバース]] / [[魂斗羅ReBirth]] / ドラキュラ伝説 ReBirth|
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#contents(fromhere)
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**概要
GBの『[[ドラキュラ伝説]]』のリメイクという名目で登場した(ただし忠実なリメイクではなく似ていない点も多い)、『[[グラディウス リバース]]』『魂斗羅 ReBirth』に次ぐWiiウェアのReBirthシリーズ最終作。かつて悪魔城シリーズの主流だった面クリア制のドラキュラが久々に登場。

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**ストーリー
 かつて巨大な力を持ち、人々を恐怖におとしいれた魔王ドラキュラ伯爵
 しかし、正統ヴァンパイアハンター、ベルモンド一族によって伯爵は倒され人々に平和がもたらされた
 それから100年の時が流れ、人々がその恐怖を忘れたころ再び恐るべき魔王が城と共に蘇る
 かつての惨劇が繰り返される中、一人の男が立ち上がる。ベルモンド一族の末裔、クリストファー
 彼は単身、悪魔の巣食う暗黒の城に乗り込むのであった
(オープニングより)

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**特徴
過去作のリメイクということで、「らしさ」が追求されている。
-主人公のアクションは歩く・ジャンプ・しゃがむ・鞭を振る・サブウェポン使用の5種のみ。ルールは単純ながら高いアクション性があるかつてのドラキュラシリーズが帰ってきた。
--ステージクリア(魔力の玉取得)時には主人公の動きが止まるのでポージングも狙える。

-グラフィックはFC時代の再現ではなく新規描き下ろし。背景・敵キャラ共に緻密なドット絵で描かれている。
--敵を倒した際の挙動に、ガイコツはバラバラになる等SFC版以降の近作シリーズの演出も加えられている。

-ステージ分岐は無いもののステージ内に鍵のかかった扉や分かれ道が存在。ショートカットルートも存在しており周回して新たな攻略法を模索する楽しみもある(ステージによっては中ボスを回避できるルートもある)。

-オプションでは操作法を「NORMAL」「CLASSIC」から選択可。
--「CLASSIC」ではジャンプ中の空中制動が利かなくなるなどよりFC・GB版に近い操作性となる。難易度も変更可能で、イージー・ノーマル・ハードの三段階。

-BGMはほとんど全部が過去の悪魔城シリーズの曲である。
--本作ではReBirthシリーズ前2作を手がけた並木学が続投、過去の音源を意識した作りの悪魔城シリーズの巧みなアレンジ。

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**賛否両論点
-リメイクとはされつつも、元のドラキュラ伝説とは完全に別物である。共通点は主人公がクリストファー・ベルモンドであるということくらい。そのクリストファーのデザインもドラキュラ伝説とは多少異なる。
--ステージ構成やBGMがドラキュラ伝説とは全く別物になっている以外にも、ロープによる移動の削除、過去作のようにブロックが扉で仕切られているなど根本的な位置からの作り直しが施されている。オリジナルに忠実なリメイクとはとても呼べないため、『原作レイプではないか』との意見もある。
---原作とは確かに別物ながら原作GB版はシリーズ中でもやや異色の作品であり、旧来のFC版の作風を意識した本作のほうがドラキュラらしいとの声もあり評価が分かれるところ。どちらにせよ当時の思い出に浸ろうとして本作をプレイするとあまりの違いに面食らってしまうのは確か。

-BGMはリメイク作品でありながら原作ドラキュラ伝説の曲がほとんど使用されていないこともマイナス。ほぼシリーズ過去曲からの選曲であるがややマイナーな曲が多く、コアなファンはニヤリとする反面、そうでないプレイヤーにはやや物足りないともいえる。
--しかしながら定番の「Vampire Killer」や、「Aquarius」「Riddle」と押さえるべきところはしっかりと押さえてはいる。

-超高難度のハードモード。
--もはやノーマルとは別ゲーと言って差し支えなく、特にステージ3以降の難易度は出色。FC時代のギリギリ感を楽しむプレイヤーがいる一方ハードモードクリアは諦めるプレイヤーも。ハードモードを遊ぶか否かは、自由である。

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**総評
ドラキュラ伝説のリメイクというよりは、かつての悪魔城シリーズを強く意識したリブートに近い作品と言える。~
「原作『ドラキュラ伝説』の再現性」を度外視すれば、旧来のファンはもちろん近作の探索型に慣れたプレイヤーも新鮮にプレイできる作品であろう。

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**余談
-ダウンロード販売のゲームということで当然パッケージ箱などは存在しない。サントラCDは、『魂斗羅 ReBirth』との同時収録という形で発売された。

最終決戦時、ドラキュラ伯爵の喋る台詞は以下の通りと思われる。効果音やBGMにどうしてもかかってしまい聞き取りにくいので。~
As ever, the ally of worthless humans.~
(あいも変わらず、価値の無い人間共の味方をしているのだな)~
Everything must burn! ~
(全てを焼き尽くしてやる!)~
Pitiful human! Your kind cannot defeat me now! ~
(哀れな人間め! 貴様らに私を倒せはしない!)~

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