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ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊」を以下のとおり復元します。
*ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊
【ぽけもんふしぎのだんじょん ときのたんけんたい・やみのたんけんたい・そらのたんけんたい】
|ジャンル|>|ローグライクゲーム|&amazon(B000P06Z18)&amazon(B000P09MFY)&amazon(B001U0Q16G)|
|対応機種|>|ニンテンドーDS|~|
|メディア|時/闇|512MbitDSカード|~|
|~|空|1024MbitDSカード|~|
|発売元|>|ポケモン|~|
|販売元|>|任天堂|~|
|開発元|>|チュンソフト&br;ポケモン|~|
|発売日|時/闇|2007年9月30日|~|
|~|空|2009年4月18日|~|
|定価|>|4,800円|~|
|プレイ人数|>|1人|~|
|通信機能|>|ニンテンドーWi-Fiコネクション対応|~|
|レーティング|>|CERO:A(全年齢対象)|~|
|配信|空|バーチャルコンソール|~|
|~|WiiU|2016年7月20日/950円|~|
|判定|>|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|>|ゲーム史に残る秀逸なシナリオ|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ポケットモンスターシリーズ]]''|
|>|>|>|CENTER:''[[不思議のダンジョンシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
『[[ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]』の続編。~
ストーリーは前作と繋がっていないが、主人公が前作同様に元人間であったり、似た性格の同じポケモンが出るなど前作ファンも意識した作りになっている。~
今作も個性豊かな性格をしているポケモンが多く登場し、プクリンやジュプトルなど、この作品で株をあげたポケモンも多い。

『時』『闇』発売から約1年半後に、同作に追加エピソード等を新たに加えたマイナーチェンジ版の『空の探検隊』も発売。~
本項ではこれについても合わせて述べる。

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**前作との変更点
今作は探検隊のグループ集団と同居して活動する「ギルド」を拠点に探検活動を行う。~
ギルドでは掲示板に掲載された依頼を引き受け、その依頼を達成すれば報酬(お金、アイテム等)を貰うことが出来る。~
掲示板の依頼は毎日変わり、好きな依頼を最大8通までストック出来るので、前作の難点だったポストに依頼が圧迫する心配が減った。

-前作の技・道具のバランス調整。主に弱体化が目立つ。
#region(具体的な内容。クリックで開閉)
-全体的なダメージ低下。
--前作では能力がカンストしてなくても通常攻撃で100以上のダメージを与えられたが、本作ではカンストしても100前後のダメージしか与えられなくなった。
---最初のダンジョンの雑魚でもクリア後ダンジョンの雑魚でも100前後。何かしらの補正がかかっている模様。
--固定ダメージを与えるソニックブームやりゅうのいかりのダメージが本家と同じになった。
---前作では両者とも約60程度と高ダメージだった。

-メロメロ:前作ではどんなポケモン相手でも行動不能にする((そもそも前作には性別という概念がなかったので、誰にでも効いた。))→本作より性別が導入されたことにより、対象が異性相手に限定され、命中率が100%から75%に引き下げられた。

-セカイイチ:食べると満腹になり、満腹ゲージの限界が10増える→実質廃止、代替アイテムもレア化。
--「おうごんのリンゴ」というさらに強化版にあたるアイテム(満腹+最大値50アップ)はあるのだが、入手方法は特定の依頼で探すか特定の依頼で行く「おうごんのま」の宝箱の中身のみと、割とレアな貴重アイテムになっている。
--前作のセカイイチと同性能である「とくだいリンゴ」(満腹+最大値10アップ)もあるが、入手方法は一部のクリア後ダンジョンの店かクジびきのみと、上記のおうごんのリンゴよりさらにレア。
--一応、セカイイチ自体は本作にも設定上存在はしているのだが、ギルドの親方の大好物という設定で独占されているためアイテムとしては入手できない。ダンジョンでも拾えない、店でも買えない。
---もっとも、前作のセカイイチはその性能の割に100ポケと安く、手軽に何個も手に入ってしまったため廃止は已む無いとも言える。

-どこでもいける:壁を破壊して道を作るかしこさ ⇒ 廃止、代替能力もレア化。
--同じ効果の「あくういどう」を持つパルキア専用の能力となった。いわくだきはPP99とはいえ所詮有限なので使い物にならないし、いちいち出すのも面倒。

-連続技:高火力の連続攻撃。本家と違って威力も命中率も高い ⇒ 1発毎の命中率が大幅ダウン(それでもスキルリンク((通常の連続攻撃の回数は2~5回でランダムだが、スキルリンクを持つポケモンが使うと必ず5回連続で攻撃する。本家も同様。))パルシェンは猛威を奮ったが)。

-技習得:レベルが低下するアイテムを使用し、再度技を習得するレベルになることで同じ技を覚えさせることができる ⇒ 本家と同様、2つ以上同じ技を覚えなくなった。余談だが技の強化アイテムの入手法も激減した。
--ちなみに前作では、装備品のみとおしメガネ+特技(かしこさ)の壁壊し(''水上・空中・マグマ移動も兼ねる'') + 道具のセカイイチのコンボで階段までの最短ルートまで移動する荒業が可能で、難易度がとても高いダンジョンの救助も容易に攻略出来た。
//↑誤解を招く記述があったので軽く修正。
#endregion

-仲間を増やすには「必要なともだちエリアの用意」「チームの人数・大きさ制限」「倒れることなくダンジョン突破」といった条件をクリアしなければならない((一部伝説系は仲間にするとともだちエリアも一緒に入手できた。)) ⇒ そういった制限は全て廃止。ともだちエリアはなくなっており、チームが満員でも仲間にすることが可能((大きさや人数制限をオーバーしていた場合、誰かを帰らせればOK。仲間にしたポケモンを帰らせることも可能。))。そして仲間にすればダンジョンを突破する必要もない。
--さらに一度ダンジョンをクリアするとチームは強制的に解散し、また編成し直す必要があったのだが、本作では解散せずそのまま。

-『時』『闇』での主人公候補はカントー・ジョウト・ホウエン・シンオウ御三家+ピカチュウ・ニャース・エネコ・ゴンベの16匹。パートナーに選べるのはそのうち御三家+ピカチュウ。

-第4世代『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]』までのポケモン491種が登場。
--前作が386種だったため、実に100種以上の増加となる。ただし、時・闇では残念ながらシェイミとアルセウスは登場しない。

***時・闇の違い
-バージョンによって登場ポケモンや道具が異なっており、片方のバージョンにしか出ないものがある。
--ただし、前作と同じように限定ポケモンについては(後述のボスポケモン2体を除いて)ふしぎなメールでそのポケモンが絡んだ依頼を受け取れば出現するようになる。
--限定道具については通信交換やふしぎなメール、別バージョンからの救助依頼などで手に入れることができる。
--登場する伝説のポケモンが異なり、『時』はセレビィ、『闇』はミュウツーが仲間にできる。もう一方を仲間にするには2008/02/14までにWi-Fiで公式配信の不思議なメールを受ける必要があった(現在は不可)。
--その他、ダンジョン内のアイテムや罠の傾向、店の品揃えの傾向などが異なっている。

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**空の探検隊での変更点
基本的にメインストーリーは『時』『闇』と共通だが、多くの新要素が追加されている。
-サブストーリー「スペシャルエピソード」の追加。
--本編の裏で進行していた物語を、渦中のポケモンを主人公に据えて体験できるというもの。進行状況は本編とは別に保存されるため、本編と同時進行できる。倉庫のアイテム等は本編と共有される。
--追加されたエピソードはいずれも好評価。親方が探検隊になった理由など、本編では語られていない補完をしてくれている。

-新しいダンジョンの追加。「ゼロのしま」よりもさらに難しいダンジョンが登場した。
--『時』『闇』との互換性のためか、追加されたダンジョンでは全て救助依頼を頼めない。
--追加ダンジョンで新たに「シェイミ」が登場し仲間にすることができるようになった。また、仲間にはならないがアルセウスも石像としてゲスト的に登場。

-不満要素の改善(砂嵐・霰のダメージでおこるアニメーションの省略、よびみず・ひらいしんの有効範囲縮小)。

-時・闇の各バージョンで限定出現だったポケモンや道具はどちらも本作1本のみで出現するようになった。

-「''ぷ''っかつのタネ」や「オレ''ソ''のみ」といった名前が紛らわしいそっくりどうぐも登場。説明文をよく読めばニセモノかどうか判別出来る。基本的にマイナス効果のものが多いが、必ずしもハズレアイテムではなく、一部は本物より便利なアイテムがあったりする。
--アイテムをソート(種別順に並べ替える)すると「オレンのみ・''オレソのみ''・オレンのみ」といった感じで本物に混じって差し込まれてしまう点に注意。
--役に立つかどうかはともかく、使った時に無駄に凝った演出が始まる物も。

-プレイヤー&パートナー候補として新たにリオル・イーブイ・ロコン・コリンク・ゴマゾウが追加。エネコも主人公だけでなくパートナー候補として選択可能に。
--代わりにニャースとゴンベが主人公候補専用から降格し、逆にパートナー専用になった。ノーマルタイプが多くなりすぎる事に対する配慮と思われる。
--心理テストの設問も増加。さらに、『時』『闇』をプレイ済みと答えることで追加ポケモンが選ばれやすくなる。
--これに伴い上記5体のうちイーブイを除いた4体((『時』『闇』のイーブイは初期ステータスの高さと適応力によりゼロの島南部の序盤の難敵として猛威を奮っていたため、そちらでのバランス調整のためと思われる。))はステータス上昇率が主人公用のものに変化。また、新主人公候補及びその進化系に当てはまる一部のダンジョンの出現ポケモンやボスキャラは、別のポケモンに変更されている((ただし、イーブイの進化系リーフィアは特に変更なく時・闇と同様にエンディング前のダンジョンに登場する。))。

#region(主人公・パートナー候補(時闇空両対応))
候補のポケモンはカントー・ジョウト・ホウエン・シンオウ御三家+ピカチュウ+α。~
主人公のみ男女の選択がある。時闇ではどちらの性別でも主人公候補は同じだが、空のみ前作同様性別限定ポケモンが居る。~
パートナーの性別は前作同様、各ポケモンによって♂(一人称「ボク」と「オイラ」の2種)か♀(一人称「ワタシ」)で固定されている。~
前作同様、主人公と同タイプのポケモンはパートナーに選べない。
|~ポケモン名|~タイプ|>|~主人公|>|~パートナー|
|~|~|~時闇|~空|~時闇|~空|
|フシギダネ|くさ・どく|>|両方|>|♂(ボク)|
|ヒトカゲ|ほのお|>|両方|>|♂(ボク)|
|ゼニガメ|みず|>|両方|>|♂(オイラ)|
|チコリータ|くさ|>|両方|>|♀(ワタシ)|
|ヒノアラシ|ほのお|>|両方|>|♂(ボク)|
|ワニノコ|みず|>|両方|>|♂(オイラ)|
|キモリ|くさ|>|両方|>|♂(ボク)|
|アチャモ|ほのお|>|両方|>|♀(ワタシ)|
|ミズゴロウ|みず|>|両方|>|♂(ボク)|
|ナエトル|くさ|>|両方|>|♂(ボク)|
|ヒコザル|ほのお|>|両方|>|♂(オイラ)|
|ポッチャマ|みず|>|両方|>|♂(ボク)|
|ピカチュウ|でんき|>|両方|>|♂(ボク)|
|ニャース|ノーマル|両方|不可|不可|♂(オイラ)|
|ゴンベ|ノーマル|両方|不可|不可|♂(オイラ)|
|エネコ|ノーマル|両方|♀限定|不可|♀(ワタシ)|
|イーブイ|ノーマル|不可|♀限定|不可|♀(ワタシ)|
|ロコン|ほのお|不可|♀限定|不可|♀(ワタシ)|
|ゴマゾウ|じめん|不可|♂限定|不可|♂(ボク)|
|コリンク|でんき|不可|♂限定|不可|♂(ボク)|
|リオル|かくとう|不可|♂限定|不可|♂(ボク)|
#endregion

-レベルアップで覚える技が『プラチナ』準拠に変更。
--その所為であるボスキャラが大幅に強化されていたりする。
--ただしレベル1ダンジョンのスカタンクが「どくどく」習得レベルに届かなくなっているなど、弱体化したケースもごくわずかに存在する。

-セーブが寝床だけでなく、交差点の水飲み場でもできるようになった。セーブポイントの寝床は距離が遠いが、交差点の水飲み場はすぐダンジョンへ行ける場所にあるための配慮だと思われる。
--また、セーブ時間も前作より短縮されている。

-さらに、その水飲み場の近くに「パッチールのカフェ」と「たんけんリサイクルコーナー」が登場。
--前者は食材をドリンク((グミをドリンクにすると賢さに加え、能力アップの効果も追加される。またグミ以外も低確率だが能力アップが発生する。他にもダンジョンの追加や仲間の加入することも。))にすることができ、後者はいらない道具を物々交換ができる施設。ゲームを進めると売るか捨てるかの目的が無くなるアイテムも有効的に処理が出来るため大好評。
--カフェでは仲間が待機していたり、特殊な依頼を受け取ることも出来る。

-専用道具がほぼ全種類のポケモンに追加された。
--時・闇から専用道具を空に送るとより珍しい道具にパワーアップするという要素もある。
-お尋ね者の依頼のパターンが数種類に増加。モンスターハウスで戦ったり、逃げる犯人を追ったり、コイルやジバコイルと協力などパターンが広がっている。
--この仕様変更に伴い、ふしぎなメールは「ふしぎなメールS」となり文字数が24字 ⇒ 34字に増加。そのため、''『時』『闇』のメールとは互換性がなくなっている''(ただし、プレイヤー同士の救助依頼は『時』『闇』とも可能)。

-サウンドテストモード「そらのジュークボックス」が追加。評価点の項目で言ってるように良曲は多いが聞ける機会が限られているため、プレイヤーには嬉しい配慮。
--イヤホンを使えばスリープでも聴くことが出来る。
-細かいところでは、あくタイプの技「だましうち」のPPが''8から25に激増している。''
--いわゆる必中技の1つなのだが、他の必中技はいずれもPPが10以下であり、明らかに突出した使いやすさを誇っている。~
おそらくは設定ミスだと思われるが、意外にも覚えるポケモンが多いため、威力よりPPが重視される本作では重宝されやすい。

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**評価点
-単なる勧善懲悪では無い本作のシナリオは非常に評価が高い。
--DS全体で見てもその質はトップクラスと言っても過言では無い。
--ストーリーの展開の仕方も実によくできており、『絶対にプレイヤーを飽きさせない』というシナリオライターの意気込みが伝わってくる。
--それを象徴しているのが中盤における「とあるイベント」であり、あらゆる意味で裏と表が入れ替わったような展開に驚愕するプレイヤーが続出した。しかもきっちり伏線は張ってあったのだから恐れ入る。
--特にChapter-19~エンディングのストーリー展開は絶賛されており、ファンの間では語り草となっている。
--空で語られるプクリンの、「本当に悪いポケモンは居ない」という考えは本作のテーマの一つとなっている。
---特に顕著なのが終盤で戦う事となる、とあるポケモン達であり「彼らに共感した」という声も非常に多い。

-ストーリーを盛り上げるキャラクターの評価も非常に高い。
--特にプクリンとペラップ・ジュプトル・ヨノワール・セレビィと言ったポケモン達は本作で大きく株を上げたと言っても良い。
--ジュプトルに至っては現在では進化系のジュカインを喰う程の人気の高さを誇る。
--本作のセレビィはファンからは専ら「デレビィ」と言われている。ニコニコ大百科に個別記事まで立てられる程。
--ヨノワールやペラップ、そしてパートナーのポケモンは非常に人間味溢れるキャラ付けがされており、共感しやすい。
--その他のポケモンもギルドメンバーを筆頭にかなり濃いキャラ付けがされており、印象に残りやすい。

-DSのスペックを最大限に引き出したドット絵は芸術の域に達しており、それを活かした演出がさらにストーリーを盛り上げている。
--ドット絵への力の入れようそれだけでなく、『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』に登場するポケモンがほぼ全部登場し、歩行グラフィックだけでなく今作では顔グラフィックも全て用意されている((ただし、ストーリーに関わる重要ポケモン以外は基本的に表情1種類のみ。逆に主人公・パートナー候補は実に16種類もの表情が用意されている。))。ドッター御苦労さまと言いたくなるボリューム。

-仲間ポケモンの台詞はポケモン別ではなく老若男女、固有というようにグループ分けされた。
--今作ではグループ分けで纏められたことにより各ポケモンならではの台詞はほとんど無くなったものの、同じシチュエーションでも台詞のバリエーションが数種類に増加し、何度も話しかけると違う台詞が聞けるようになった。さらに、前作と違いダンジョン以外でも仲間が喋るようになっている。
--また、ギルドのビッパやペラップ等ストーリー上の重要人物には固有の台詞パターンがしっかりと用意されている。もちろん残体力での台詞変化も健在。空で追加されたスペシャルエピソードの登場人物にも勿論固有台詞がある。
--一方特定の依頼でついてくるコイル、ジバコイル以外のポケモンはどんなに凶暴そうなポケモンでもどんなに可愛いポケモンでも同じ台詞。バンギラス「よろしくね!」

-前作同様、本家ポケモンとは違う色合いのBGMも評価が高い。
--特に終盤~エンディングで流れる、笛やオルゴールなどを中心とした感動的・悲壮的な曲は特に評価が高い。
--その中でもラスボス戦のBGMは、そこに至るまでの展開も含めてポケモン史上屈指の名曲として高く評価されている。
---ポケモンシリーズのみならず、DS全体で見ても現在最も人気が高い曲と言っても差し支え無い。事実、毎年行われている大規模なゲームBGMランキングでは、同シリーズ内でも突出した順位を保っている。
--その他のBGMも良作揃いであり『捨てる曲がない』とまで言われるほど。

-エンディング後の主人公とパートナーの扱いも前作から改善。
--前作では主人公とパートナーがED後にモブ同然の扱いになってしまうことが欠点として挙げられたが、今作では扱いが大きく改善されている。

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**賛否両論点
-ストーリーはご都合主義的な部分が強い。
--空の探検隊の追加エピソードでは特に露骨。ただ、その追加エピソードは本編で報われなかったキャラ達にスポットが当たるので救済処置とも言える。
--エンディングでのスタッフロール直後の展開は典型的なご都合主義であり、「無かった方が良かった」と言われやすい。
---ただし、そのご都合主義な展開が無かったら後日談が進まない為、かなり難しい点ではある。
--エンディングを迎えた後も一部の謎が未解決のまま。クリア後のイベントを最後まで進めるとストーリー全体の真相がわかるのだが、しばらく平和な時代が続くためにゲームが終わったと勘違いしやすい。

-倉庫の仕様変更
--今作では倉庫にアイテムを預けた場合、一部の飛び道具を除いてそれぞれ個別に枠を消費してしまう。前作では同一アイテムの場合は全て1つの枠で束としてまとめられていた。
---例えばリンゴを複数預けた場合、前作では「リンゴ 10」のように1枠だったが、今作では「リンゴ/リンゴ/リンゴ」のようにバラけてしまう。
---これに加え空の探検隊では自動ソートがされなくなり、そっくり道具を預けた場合は手動でソートすると「ふっかつのタネ/''ぷ''っかつのタネ/ふっかつのタネ」のように倉庫内でも偽者が紛れ込むようになっている。
--また、今作では倉庫に預けられる上限数も設定されている。前作では無制限に預けることができた。
---初期状態では64個。依頼をこなして探検隊ランクを上げていくことで徐々に倉庫が拡張されていく。最大のマスターランクまで上げれば上限が1000個になるが、時・闇では77777ものポイントが必要となる((空では上位ランクアップまでのポイントが大幅に軽減されている。))。
---このため前作のように何も考えずに預けまくるというプレイはできず、倉庫が狭い間はアイテムの取捨選択が必要となることも。
---空の探検隊では不要アイテムをカフェでリサイクルすることが出来るため、整理がしやすくなった。

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**問題点
-前作よりマシになった部分もあるものの、一部のポケモンや技は突出して強い/弱い。本家ポケモンの技、特性をポケダン用にアレンジされたものがあるが、それによるポケモンの強弱が激しい。
#region(特に目立つポケモン/わざ・とくせい/どうぐ/わなの具体例)
-ポケモン
--フワンテ&フワライド
---''本作最強最有力候補''。道具を所持していなければ通常攻撃は一度に2発、技は消費PP1で2回発動できる特性「かるわざ」を持つ。
---そのかるわざ状態で回避率の上がる「ちいさくなる」を最大まで積むことで、敵の攻撃がほとんど当たらなくなる。
---さらに部屋全体攻撃+敵味方識別+1体命中する毎に全能力が1段階上昇する「あやしいかぜ」と「ぎんいろのかぜ」を覚える。全能力は素早さも含むため、そのうち一度でも能力があがれば二回以上の行動も可能になり、モンスターハウスでも技を連発するだけで容易に攻略が出来る。
---これだけでも強すぎるのに、更に賢さグループの「てがはやい」で通常攻撃回数が2回になるので、道具を持たずに通常攻撃を使うと1ターンで4回攻撃が可能。
---そして「スカイジェム」という道具で天気が「はれ((天気が変わっていない状態。大半のダンジョンは基本的にはれ。))」なら常に倍速移動。
---戦闘面のみならず、わなふまず、しりょくじまんでフィールド上の罠が無効に。くうかんはあくとカンがいいの相乗効果で最初からマップと階段がある方角がわかるため探索も容易。さらにタイプ特性により壁の中以外ならどこにでも移動出来る。 
---敵として登場した場合も上記の性能もあってただでさえ強いのに、倒したら特性「ゆうばく」により、フワライド付近にいるポケモンにダメージを与える((同時に範囲内に落ちているアイテムを全て消滅させる。))ため、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。しかも、ゆうばくは本家と違って攻撃方法に関係なくランダムで発動する。
---進化前のフワンテも、出現場所の少なさなどからこちらに比べてマイナーではあるものの、ほぼ遜色ない能力を持つ。
---なお、出現率が低いものの、同じゴーストタイプでは弱点がないミカルゲ、壁透過が可能のロトムも同様に強力。
---これだけの性能でありながらマイナーチェンジの『空』に『[[ポケモン超不思議のダンジョン]]』でも性能は殆ど変わっていない。
---強いて弱点を上げるとするならば、特性の関係上、みとおしメガネといった強力な持ち物が持たせにくいことぐらいしかない。
---ただし、これらの脅威の殆どはあくまで味方側としての性能であり、みんなのトラウマポジションとは少々異なる。
--敵として登場した場合は進化前のフワンテのみで、クリア前だと一つのダンジョンかつ再登場しない場所であり、地形貫通+2回行動+誘爆による自爆といった脅威はあれど、それ以外の脅威となる能力は持ち合わせていない。
--銀色の風やスカイジェム等はあくまでプレイヤー側が手を付けないと搭載されないため、プレイヤーが楽にダンジョン攻略出来る用心棒と言った方が適切か。
--ダンジョンからスカウトするには鬼畜の所業ではあるが。幸いフワンテが仲間になるメールは存在するので、そちらから入手した方が賢明か。
--ドーミラー&ドータクン
---ポケダンにおいて、特性を二つ持つポケモンはその両方の特性が発現している。つまり、"たいねつ"((ほのおタイプのダメージを半減))と"ふゆう"((じめんタイプの技が無効。一応、特性が「かたやぶり」なら効果は抜群になる。))が同時に発現しているせいで「耐性8タイプ((当時は、はがねタイプに対してゴースト及びあくタイプの技は効果が今ひとつだった。))・無効2タイプ・弱点なし」というとんでもない性能になっている。ポケダンでは相性効果が本編より緩くなっているものの、それでも十二分に優秀((じめんタイプの技はふゆうを無効化しない限りは一切ダメージが通らないが、どくタイプの技は0.5倍で通るといった具合))。
---表記上は「こうかはばつぐん」のため上記の耐性には含めていないが、この相性効果の緩さが祟ってほのおタイプの技はたいねつがはたらくことにより等倍ではなく0.7倍と、実質「こうかはいまひとつ」として扱われる((一応、かしこさによるスキル「あいしょうばつぐん」「ムラっけ」は抜群としての扱いを受ける))。
---更に本編でおなじみの多彩な補助技ももちろん完備しており、倒すのに手間取っているうちに「さいみんじゅつ」や「ふういん」で足止めされ、他の強敵がやってきて全滅するのが日常茶飯事である。
---しかもこいつが出現するダンジョンには、ポリゴン・スカンプー・スリーパーなど対処を誤ると恐ろしい強敵になるポケモンが大量に生息しているという念の入れようである。
--他にも、アームハンマーで素早さを下げて、特性「こんじょう」「はやあし」を発動させるリングマや、低確率だが遠くから即死系のワザ「ほろびのうた」を使えるニョロトノ等、様々な強敵候補がいる。

-わざ・とくせい
--すばやさ変化系の技(特に「こうそくいどう」)
---本編ですばやさを変化させる技は、そのまま「行動回数の変化」扱いとなっているため、非常に強力。特に「こうそくいどう」は自身と仲間全ての行動回数を増加させる超強力な技となっている。
---状態変化系の技も強力であるが、これはボスクラスの敵には無効化されたり、眠り系は「とくせい:ふみん」「かしこさ:ふみんふきゅう」で無効化されたりするので隙がある。一方、自分にかけるタイプの技は敵の強さに影響されない。
--「うらみ」「おんねん」(敵のみ)
---両者とも、プレイヤーがそのフロアで最後に使った技のPPを0にするという非常に厄介な技。前者は正面攻撃技、後者は使用時におんねん状態(永続)となり、その状態のポケモンを倒した時に効果が発揮される。4つしかない技のうち1つをPP0にされると言うのは恐ろしく、ピーピーマックス等が無いと早々に技が使えなくなる。

-どうぐ
--「あしらいスカーフ」「ワープスカーフ」「みとおしメガネ」
---三種の神器とも言われる超強力アイテム(ただし、前二者はソロダンジョンのみ)。あしらいスカーフは、直接攻撃を受けた時に、満腹度を消費する代わり隣接する敵に対象を変更してしまう。ゼロのしまなんぶ(いわゆる「もっと不思議なダンジョン」)では、拾えばクリア確定とさえ言われる程に強い。ワープスカーフは数ターンごとにワープ。ノーコストで飛べるために逃げるのに最適。みとおしメガネは、敵とアイテムの位置がマップに表示される。本作では、敵一体一体が強力な代わりに数は少ない、というバランスなので敵の位置がわかるのは他の不思議のダンジョンよりもさらに強力。

-わな(トラップ)
--空では新たに追加されたダンジョンのほぼ全てに「おんねんスイッチ」という罠が登場している。それを踏むと敵ポケモンが1~4体出現し、フロアにいる敵が全員おんねん状態になるという本作中でも最凶クラスの罠である。
#endregion

-主人公やパートナーに選んだポケモンによっては本編の難易度が大きく上昇する。
--今作では前作におけるくさタイプのように、タイプ相性の関係で終始攻略が不利になるといったことはないため、基本的にはどのポケモンを主人公やパートナーにしても問題なく攻略できるようにはなっている。
--ロコンをはじめとして特に強力で扱いやすいとされるポケモンこそいるものの、どのポケモンであってもそのポケモンだけの強みがあるため、自分の好きなポケモンで攻略できる。''ごく一部を除いては。''
--問題なのが唯一のじめんタイプであるゴマゾウを選択した場合。自力、技マシンのいずれの方法でも習得できる技が非常に乏しく、タイプ一致の攻撃技さえまともに覚えられない。それ以外にもダンジョン攻略で有効な範囲攻撃技や遠距離攻撃技も実用的なものは一つも覚えられず、便利な補助技も殆ど覚えられない。
---しかもタイプ一致の攻撃技は味方も攻撃してしまう「じしん」しかない。わざマシンで「あなをほる」も覚えられない。前作同様カラカラにすれば十分に改善されていたのだが。
--かしこさグループも扱い辛い「グループE」、ステータスもかなり低めとセールスポイントが一つもない。このため余程ゴマゾウに愛着のあるプレイヤーで無ければ使用は難しい。あまりに性能が悪いので、縛りプレイの名目で選ぶプレイヤーもいる。
--パートナー時に限ってはイーブイも不遇。前作に引き続いてデメリット特性の「にげあし」のせいでピンチになれば勝手にダンジョン内を逃げ回ってしまう。ただし主人公にすれば特性を無視できる上、覚える技は比較的優秀なので十分に活躍できる。

-性別限定ポケモンの存在とパートナーの性別を自由に選ぶことができない。
--主人公ポケモンのうち、ゴマゾウ・コリンク・リオルは♂限定、ロコン・イーブイ・エネコは♀限定であるため、使いたいポケモンと性別が一致していない時に困る事になる。セリフ自体は全キャラ共通で、語尾や一人称が異なるパターンがいくつかあるだけなので、全てのポケモンで全てのバリエーションを選ぶようにすることはできなかったのだろうか。
---主人公とパートナー候補は本編でも「片方の性別しかいない」というわけではい。ただし、リオルは♀は全体の4分の1くらいだが。
--パートナーポケモンの性別はポケモンごとにあらかじめ決められているため、主人公よりもさらに選択の幅が狭い。しかも21種類のパートナー候補ポケモンのうち、♀に該当するポケモンが5種類と極端に少なく、パートナーに♀を希望する場合は選択の幅が極めて狭くなる。
---これらの問題は前作にもあったが、今作でも改善されることはなかった。

-前作で存在したバグがいくつかそのまま残っている。
--特に致命的であった「にげあし」によるフリーズバグなどは流石に修正されているものの、ドーブルのれんけつわざに関するバグや2回進化するポケモンのわざ思い出しに関するバグなど、ゲームに影響が出るレベルのバグがいくつかそのまま放置されている。
--これらは前作の時点で攻略wikiにも掲載されている程度にはメジャーなバグであるため、デバッグに関する体制がいささか杜撰であると評さざるを得ない。

-かしこさグループ間の格差が酷く、所属ポケモンが最も多い「グループC」が雑魚敵用の構成と思えるほど使い勝手が悪い。
--その内容は罠対策なし、命中率上昇+回避率低下、稀にカウンター攻撃+防御力低下、攻撃力上昇+防御力低下、睡眠無効、通常攻撃を稀に2回行うなど。
--ご覧のとおり攻撃偏重で守りはからっきしである。悪くはないのだが他のグループと比べると見劣りしてしまう。雑魚と違ってこちらは倒れたら終わりなので肉を切らせて骨を断つ戦法など使えない。よってカウンター効果を使う事は基本的にない。
--ちなみにこのカウンター攻撃、なんと受けたダメージをそのまま返すのである。その為、高難度の通常ダンジョンでこのグループの敵を仕留め損ねれば三桁の大ダメージ、レベル1ダンジョンで仕留め損ねれば即死する事も。
--睡眠無効はこのかしこさグループの良心なのだが、代償としてダークホールやキノコのほうしがほぼ死に技になってしまった。
--ピンチ時に回避率が2段階上昇するという物もあるが、体力の最大値が少ない場合あと2、3回攻撃されれば死、多い場合は自然回復速度が早くすぐにピンチ扱いされなくなるのであまり意味がない。そもそも前述の命中率上昇+回避率低下をオンにしていると実質1段階上昇になってしまう。
--しかしながら、命中率上昇はこのかしこさグループの中でもかなり有用で、回避率が下がる欠点こそあるものの本家より技を外しやすい今作においてはかなり有難く、これが無ければ本格的に産廃である。
--一方、最も使い勝手がいいとされる「グループG」の内容は罠対策万全、稀にPP消費せず技使用、回避率上昇、体力回復速度上昇、最初から地形網羅、通常攻撃を確実に2回行うなど所謂優等生。所属ポケモンもフワライドを筆頭に強力なポケモンが多い。
//ミミロルは、進化すれば救済される上にミミロルの弱さじゃなくて「ぶきよう」の弱さ解説になっていたので削除。

-前作よりテンポが悪くなりがち。
--前作でも全体技「ぎんいろのかぜ」や「こうそくいどう」などを連発されると敵を倒すのに時間がかかっていたのだが、今作では似た性能の技や覚えるポケモンが増えてしまった。
---こうそくいどうに相当する「おいかぜ」や、部屋全体攻撃である「だいちのちから」「りゅうせいぐん」に加え、ぎんいろのかぜに相当する「あやしいかぜ」など。
---「だいちのちから」はとくぼうを下げる効果がある特殊攻撃であるため、イライラさせられた末に倒される事もある。また「じしん」と違い味方を巻き込むことがない。
---「あやしいかぜ」はあのフワライドも使えるので、かるわざで1ターンに2回使われる>能力上昇>ループに陥りやすい。
--前作から変わらず全体的に命中率が低めなので、連続で攻撃を外す事も少なくない。特性:よちむやかしこさ「すばやくかいひ」がそれに拍車を掛けている。

-前作と同様ダンジョンで倒したポケモンを運次第で仲間に出来るシステムだが、ストーリー中は強制的に主人公とパートナーだけで他の仲間を入れられないダンジョンが多い。
--3匹目の仲間が同行する場合もあるが、その仲間も固定の上、「使用する技の設定」が出来ない。また、「主人公」「パートナー」だけでなく「3匹目の仲間」がやられてもゲームオーバーになってしまう為、攻略の妨げになる場合もある。
---また、その仲間のうち1つがくさタイプのため、ケースによっては主人公やパートナーとタイプが被る事もある。
--前作の逃避行のように活動拠点から離れる事が2度あるし、活動拠点に戻るまでが長いので、主人公&パートナーとそれ以外の仲間とのレベル差が激しくなりやすい。
--初挑戦時に主人公とパートナー以外がいるとストーリー的におかしくなるので製作上((前作の逃避行でも「他の仲間に心配かけたくないから、友達エリアの仲間には内緒にしよう」という説明がされている。))の都合ではあるが…
---そのうち1つのダンジョンは1度クリアしても主人公とパートナー以外のポケモンを連れ込めない((他のポケモンを倒しても仲間にならないため、現地での仲間の用意も効かない。))。

-レア道具の入手条件が厳しい。
--救助隊ではクリア後に現れる普通のダンジョンに落ちていた「きついハラマキ(おなかが減らない)」や「わなぬけスカーフ(罠無効)」などが、今作では「ゼロのしま なんぶ」というレベル1ダンジョンのB91F~B98Fの店でしか入手できなくなった。
---店の出現自体ランダムな上、商品もランダム。「苦労して辿り着いたけど最後まで入手できなかった…」なんてことが多々ある。また、入手してもゴロゴロいる凶悪ポケモンにやられることも多々ある。
---一応、救済措置と思われる公式パスがあるが、時・闇の場合は簡単なダンジョンからの依頼に対し、空では「ゼロのしま なんぶ」すなわち同じダンジョンのB90Fにいるお尋ね者を倒すという内容になっている。この差は何なのか。
---しかもこのお尋ね者がレベル1開始のダンジョンに相応しくないほど強く、順調にレベルを上げていても一撃で即死するようなステータスになっている。もはや救済ですらない。
//---救済措置と思われる公式パスが存在するが、目的地が同ダンジョンの90階以降なのでやってられない。
//これはどこを見たんでしょうか。公式で配信しているものは「うみのリゾート 18F」等良心的なものですが。
--「じくうのオーブ(技の威力1.5倍)」はレベル1からスタート・復活・救助不可・罠発見不可・かしこさ無効などの条件が課せられる面倒極まりないダンジョン「うんめいのとう」の最上階で入手する物であるが、効果のショボさ故にあまり気にしてもらえない。
---こちらも救済措置と思われる公式パスがある。レベルそのまま、かしこさ有効で道具持込可能な「ゼロのしま ちゅうおうぶ」の49階が目的地なので割と楽である。

-一部ポケモンのストーリーにおける扱いが酷い。
--とある伝説ポケモンは神に近い存在でありながら、聞く耳を持たずに力任せな単純な行動をとったことにより、ファンの間で馬鹿扱いされている。一人称が「オレ」なのも伝説系らしくないとネタにされている。
だがそんなストーリーの散々な扱いの反動なのか、性能面はこれでもかと優遇されているため、ポケモンそのものの扱い自体は悪いと言い切れる訳では無い。
--とあるキャラクターの日記にラグラージに関する出来事が書かれているが、本編中にラグラージは一切出てこない。

-ダンジョン内に落ちているお金「ポケ」の存在意義
--ほとんどのダンジョンにおいて100前後の金額で、酷い時には一桁額の場合さえもあり、買い物するには全く役に立たない。そのために『[[初代トルネコ>トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]]』同様、床落ちアイテム枠を圧迫するだけの存在と化している。
---またカクレオンにアイテムを売る際、前作では売値が買値の半額だったが、今作では大方原価の1割額でしか買い取ってくれないためロクにお金が溜まらず、高額なアイテムを買うには泥棒行為は必至。もはやぼったくりレベルなため、ポケが金銭として機能するかどうか怪しい。
---前作では床落ちポケの金額は300前後はあったため、しっかり集めておけば中盤辺りに装備品を買える額が集まるようにはなっていたのだが…

-レベル1ダンジョン「ゼロのしまなんぶ」
--1階の時点で全ステータスが異常に高く危険な特性を持つシードラ、6~12の固定ダメージを与えてくるリーシャンと場違いな強さを持つ敵が2種も登場する。ポケモンにもよるが、ダンジョンに入ったばかりの丸腰な状態で出くわした場合倒すことは難しい。
---最序盤を乗り切ってもチョンチー、ランターン、スリーパー、ドーミラーといった耐久に優れ特性も技も危険なポケモンが惜しげもなく登場し、気が休まる階層があまりない。
---ただしソルロックやカクレオンなど一部のポケモンを除いてレベルの上がるペースがある程度は統一され緩やかになり、復活の種も普通に拾えるようになっていたりと前作「きよらかなもり」と比較すると探索はしやすくなっている。

-7つの秘宝の存在意義が薄い
--リーダーが持っていると特定のポケモンを仲間にしやすくなるのだが、特定のタイプのポケモンでないと効かないため「ともだちリボン」の下位互換になっている。

-その他細かい部分。
--セーブポイントの選択肢に「セーブしないでトップメニューにもどる」がない。
---使いどころと言えば、ダンジョンで倒れて貴重品を失くした時やくじ引きで欲しい道具を手に入れる時くらいだが。
--「3」と「8」の見分けがつきにくい。
---本編では十分に見分けがつくようになっているのだが。
--依頼で目的のフロアに辿り着いた時の不具合。
---プレイヤーキャラが壁に埋まっている、救助対象がいない等。
---救助対象がいない場合、移動タイプによっては水路や壁の中を移動している場合もある。ただし「目的のフロアに到達した!しかし目的のポケモンが見当たらない…」というメッセージが出た場合は救助対象そのものが今回の冒険では居らず、自動的に失敗となる((メッセージからして意図的に仕込まれたと思われるが、何故このような仕様を組み込んだのかは不明。))。
--ダンジョンのひとつ「ばんにんのどうくつ」は運が悪いといつまでもクリアできない。
---このダンジョンは石碑に描かれた文字と同じ形の石を集め、それを石碑にはめて次へ進むという仕様になっている。
---この石はアンノーンを倒して集めるのだが、アンノーンが落とす石は自身と同じ形の物だけ。つまり、石碑に描かれている文字と同じ形のアンノーンが現れなければお目当ての物は手に入らないし先に進めない。そして目的のアンノーンがいても石を落とすのは確率。出現する敵はそこまで強くはないものの、これらの仕様のせいで探索が長引きジリ貧になることも少なくない。
---さらにクリア後、このダンジョンの各フロアボスが仲間になるかどうかは最終面ボスを除き確率。しかも来るたびに上記の石を集める作業をしなければならず、ボスを倒しても仲間にならなければ石集めからやり直し確定となる。
--存在意義の分からないレイダース。
---一応伝説のチームという設定で、シナリオをクリアした後に現れるのだがダグトリオを囲んで突っ立っているだけ。その後のエピソードはない。
---MADは「ゼロのしま」の情報を提供、チャームズはギルドのメンバーを「ばんにんのどうくつ」に誘うという活躍があったが((空では両チームともスペシャルエピソードで登場し、衝突しかける話まで用意されている。))、レイダースはダグトリオを救助((実際は波打ち際にいただけで溺れたりしていたわけではない。))しただけ。
---プクリンの台詞では世界を二度救えるほどの力を持っているようだが、オネェのロズレイド、名前に「レイド」が含まれないドサイドン、唯一の台詞が状況説明だったエルレイドで構成されているため、ネタキャラ感が否めない。
---一見マイナーチェンジ版への布石のようだが、『空』でも特に追加イベントはなし。スペシャルエピソードもなし。いったい何のために出てきたのか。

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**総評
ゲーム性に関しての欠点は多いが、感動的なストーリーと演出とBGMの相乗効果はそれを補って余りある。~
ローグ系RPGの中では比較的取っ付きやすい部類に入るので、自分がポケモンになるというコンセプトに惹かれた場合はもちろん、「泣けるゲーム」を探しているのならやってみてはいかがだろうか。~
なお、今から本作を購入するのならば初期版の『時』『闇』ではなく、''新たに追加エピソード等も加わった『空の探検隊』を選ぶべき''である。~『時』『闇』の要素は丸々ほぼ全て『空』に内包されている。~
WiiUのバーチャルコンソール版は『空』のみ配信されているため、WiiUを所有しているのであれば、そちらで遊ぶことも可能。~
通信機能はDSとの構造の違い故、利用出来ないがパスワード機能は利用可能。~
//ポケモンのキャラゲーという部分で見てもかなり良い出来。喋るポケモンが許せない人はともかく、ポケモン自体に愛着がある人にはお勧め。~
//他のローグ系のRPGに比べ、本編の難易度はローグ系特有の緊張感は維持しつつも万人向けな仕上り。高難易度のローグ系RPGに慣れている人が難易度を期待して遊ぶものではないのに注意。~
//見た目で判断すると損する作品。子供向けに見えるが中身は奥深く、ストーリーでは本家を超える完成度の高さを持つ。~
本家ソフトと連動しないポケモン派生作品の中で99年発売の『ポケモンピンボール』以来のミリオンセラーを達成したシリーズであり、日本ゲーム大賞2008年度優秀賞を受賞している。~
ポケモン派生作品での受賞は、第3回 日本ゲーム大賞で優秀賞に選ばれた『[[ピカチュウげんきでちゅう]]』以来の出来事である。

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**余談
-キャンペーンアニメ
--『時』『闇』の発売に先駆けて2007年9月9日に短編アニメが放映。前作同様にゲーム本編のプロローグを元にした内容だが、より原作に近いものになっている。
--さらに、『空』発売前の2009年4月12日にも上記の続編として短編アニメが放映。こちらは原作におけるChapter-19「まぼろしのだいちへ」の部分をモデルとしたストーリーである。
---いずれも一部の相違こそあれど原作をほぼ忠実に再現したクオリティの高いもの。上記2本とも現在ではニンテンドーeショップで視聴できる。
-漫画
--発売と同時期に別冊コロコロコミックで漫画版『炎の探検隊』が連載され、後に単行本(全1巻)も発売。作者は前作の漫画版と同じ溝渕誠。

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**その後の展開
-2009年8月4日にWiiウェアでもポケダンシリーズの3作目『すすめ!炎の冒険団』『いくぞ!嵐の冒険団』『めざせ!光の冒険団』が配信された。
--だが過去の『救助隊』『探検隊』とは違いシリアスなストーリー性は皆無に等しく、平和な村での明るくおだやかな生活を描いたものになっている。メインシナリオ自体も短く、過去作のような濃厚なシナリオを期待すると肩透かしを喰らうため、ストーリー面では外伝的なゲームとして見るべきか。
--2019年1月31日のWiiショッピングチャンネルサービス終了に伴い現在は販売を終了している。
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#region(以下、冒険団の余談・少し長いので折りたたみ)
--ポケモンのグラフィックがシリーズ初の3Dになったが、同作ではこれ以前に発売された『[[みんなのポケモン牧場]]』や『乱戦!ポケモンスクランブル』に近い丸っこく可愛らしいデフォルメモデルになっており、これまでのシリーズと比較すると多少の違和感はある。
--ただしストーリーが薄いからクソゲーと言う訳ではなく、ダンジョンのやり込み度は本作より増しているとも言えるほどなので、「ストーリーよりゲーム性が重要」という人におすすめ。システムそのものは多少の変更こそあるが『探検隊』に近く、過去作同様に「依頼をこなしてダンジョンに潜る」という基本的なゲーム内容は変わっておらず、登場ポケモンの種類も『探検隊』同様に『ルビサファ』までの493種をフォローしている(ただし一部は配信限定)。
--Wiiウェアであるため価格も安めだった。3種全て購入することで連動して仲間に出来る総数と倉庫が拡張される特典もあるが、元々の価格が安いためまとめて買っても旧作1本の定価より安かった。
--ただし旧Wiiでのネットワークサービスが一部終了後は、配信限定ポケモンなど一部の要素は手に入らなくなっていた。また、2019年よりソフトそのものが入手不可となった。
#endregion

-そして2012年11月23日、ニンテンドー3DSにて4作目『[[ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮]]』が発売された。携帯ゲーム機向けとしてはDSシリーズ以来5年ぶりとなる。こちらもグラフィックは3Dだがポケモンは本家に近いモデルになっている。
--こちらは「主人公が元人間」「シリアスなストーリー」などこれまでのシリーズの流れを汲んだシナリオになっているが、''ポケモンの大幅削減''や薄すぎる内容、システムの大幅変更、安易な有料DLC等が影響して微妙な評価を下されている。

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