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GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX - (2015/09/13 (日) 14:51:11) のソース

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*GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX
【ぎたーふりーくす せぶんすみっくす あんど どらむまにあ しっくすみっくす】
|ジャンル|音楽ゲーム|~|
|対応機種|アーケード|~|
|販売・開発元|コナミ|~|
|稼動開始日|2002年2月28日|~|
|分類|BGCOLOR(khaki):''黒歴史''|~|
|ポイント|''&color(red){残留曲数を上回る削除曲数}''&br()''初心者に優しくない難易度詐称の嵐''&br()''幻のアンコール''&br()ツインギター、マルチセッションの廃止&br()OPEN PICK、DARKの登場&br()あさき登場|~|
|>|>|CENTER:''[[GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1735.html]]''|

//12/7に記事の順番を変更。
//表現を改善。今作以後のバージョンの話は必要でないと判断して削除。

**概要
-「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ(旧シリーズ)の7作品目。
-徐々に進化を遂げるギタドラシリーズ。前作ではNON STOPモードに加え、1曲目のみゲージが減りにくい仕様との追加といったプレイヤーへの配慮があった。
-ロケテストでは収録曲が大幅に削除されており、2chでもその件が話題となっていた。ロケテだけの仕様で製品版では復活すると期待を抱いていた一方…このままの状態で本稼働するのではという不安の声もあった。
-そして、本稼働した直後、その不安は的中してしまう。ギタドラ史上''前代未聞の大量削除''という光景にプレイヤーは唖然とさせてしまう。


**初心者の自由度を低くした重大な問題点
***''&color(red){残留曲数を上回る削除曲数}''
--容量の問題もあり、シリーズ毎に削除されるのは当時の通例であったが…
--今作はなんと''残留曲数が62曲''なのに対し、''&color(red){削除曲数が70曲((STANDARDが64曲、BONUS TRACKが6曲))}''と残留曲数を上回ってしまった。
--当時の基板では容量の限界があったとは言えこの削除数は凄まじく、GITADORAが出た現在でも''&color(red){最大削除数}''である。
--版権曲も19曲と大量削除されている。
--そして、この削除曲数の多さは、以下の問題を招いた。
---選べる曲がかなり減ってしまい、初心者だけでなく、中級者以上でも選曲の選択肢が大きく減った。
---また版権曲も大量に削除されたため、初心者の取り込みを阻害する一因に。
--前作は大量に曲があり、初心者にもやりやすいようにしていたのに、どうしてこうなったのか・・・。
--その上ツインギター譜面(後述)が今作で廃止になり、さらにベースのEXTREME譜面がほとんど削除されたため、その削除量は見た目以上に多いことに。


-''初心者に優しくない難易度詐称の嵐''
--特に有名なのは「innocent world」ギターADVANCED譜面。全99段階中の18とは思えないような運指テクニックが要求され、初心者だけでなく中級者からも選んではいけない譜面と評されている。
--pot-pourri d'orange、jet coaster☆girlやみかんのうたも表記レベルの割に難しいテクニックが要求される。
---当時の背景として難易度設定の確立がなされていなかったとは言え、今作の譜面傾向は要求されるテクニックの割に表記難易度が低く設定されてしまっている。
--前作までは表記難易度の割に簡単な逆詐称譜面が多かったが、今作でそれを調整した結果今度は逆に詐称譜面を増やす結果になってしまった。
---これも初心者にとっては問題点である。

//--しかし、問題は旧作にあった。
//--前作は比較的逆詐称気味だった難易度設定が今作は難易度下降したものが多く、''難易度詐称のオンパレード''を起こしてしまった。
//--クラパ赤Gは前作でも詐欺と言われたが…今作は82というとんでもない詐欺っぷりを発揮。
//--それ以外でも詐称表記が多く、当時では考えられないくらい詐称譜面が続出したという。

-PERFECT判定が厳しくなった
--このバージョンからPERFECT判定が厳しくなり、好成績が狙いにくくなった。

-ホームページが不親切
--初心者にとって、ホームページの情報も欠かせないが…
--黒を強調しているため、わかりづらい
--一応隠し曲の存在もあるが、やっぱりホームページの色合いが暗いため、わかりにくい。
--GUITARFREAKSのMUSIC欄にBASSとOPENPICKの項目がない。
---手抜き以前に誠意が感じられない。
---これで初心者を増やすのはどうかという話である。



-ツインギター、マルチセッションの廃止
--ツインギター譜面とマルチセッションが今作から廃止された。
--ツインギター譜面とは2人プレイ時に1Pと2Pで譜面が変化するもので、ギター同士の掛け合いを楽しむことが出来た。
---「スコアなどでの不平等感があったために削除した」とのこと。
---GFメインとしているプレイヤーにとっては、楽しむ要素が少なくなってしまった。
--家庭用は当時4th&3rdで途切れていたため、5thと6thのツインギター譜面は場所によっては二度とプレイできないという事態となった。

--マルチセッションとは、GUITARFREAKSとdrummania、そして[[KEYBOARDMANIA>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2543.html]]を接続することで3機種同時にセッションが出来るというもの。
---「ギターとドラムとキーボード」はまさにバンドそのものであり、~
演奏シミュレーションゲームとしてはこの上ないほど演奏感が得られたがそもそもKEYBOARDMANIA自体の設置店舗数が少なく、~
3機種を設置してセッション可能になっている店舗はさらに少なかった上に、~
KEYBOARDMANIAがギタドラと共にバージョンアップすることなく3rdでフェードアウトしてしまったため、仕方ない流れであったとは言える。

-ベースEXTREME譜面の大量削除
--このシリーズでほとんどのベースEXTREME譜面が削除された。
--このシリーズ以降、ベースEXTREME譜面はボス曲と一部の曲を除き、ほとんどの曲がベースはADVANCE譜面までになってしまった。


***その他の問題点
-"幻のアンコール"
--当時の(アンコールステージ進出に必要な)EXTRA曲はMODEL DD2。~
今作からアンコールステージ進出に必要なSランクに到達するPERFECT率が94%と1%下がったのだが…

--前述どおり今作からPREFECT判定が厳しくなったのに加え、MODEL DD2はBASICでも高難易度である。
--DM側でも24分のシンバルが叩けず、オートシンバル((名の通り、シンバルがオート演奏になる。))でアンコール進出するプレイヤーが続出。
---それ故に、アンコールステージ進出すら難しく、特に正規((オートシンバルやRANDOM等、演奏手順が変化するオプションを付けない事))でアンコール進出できたのはほんの一握りだった。
--当時は実力のあるプレイヤーが少なかったのが原因である。そのためか、アンコール曲である「Concertino in Blue」は''幻のアンコール''と呼ばれるように。
---アンコール曲自体はかなり完成度が高いのが評価点なのだが…いかんせん出すのが難しすぎる。
---曲の完成度が高い故に曲を出せないが諦めきれない、と結果的にプレイヤーに不満を募らせることになってしまった。
--そもそもS判定の条件を1%優しくしたところで、根本的な問題が解消されていない気も…

//-全体的にイメージが暗い
//--今作は黒を強調しているせいか、全体的に暗く感じる。
//--GUITARFREAKS7thMIX & drummania6thMIXのホームページでも黒を強調しているせいか、全体的に見づらい。


などと言った様々な問題点があり、まるで初心者を突き放すような改悪が目立ってしまった。前作はNON-STOPモードを実装で上級者に、1曲目のみゲージが減りにくい仕様など初心者に対しての配慮はあったのに…

**評価点
-良曲が多い
--版権曲はinnocent world、波乗りジョニー、ROCKET DIVE、My first kiss、BURNなどといった曲が登場。
--コナミオリジナルではDestiny lovers、蛹、WILD RIDEなどが登場。
--特にアンコール曲のconcertino in blue、under controlはアンコールとしても威厳があり、独特の世界観で現在でも非常に人気の高い楽曲である。
---以上のように新曲の質は非常に高いものが揃っていた。

-あさき登場
--あさきが今作から初参戦。蛹がデビュー曲となった。デビューにして強烈なクリップと譜面と曲。そして彼が描く独特の世界観が話題を呼んだ。
--これ以降、あさきはレギュラーアーティストになり、不動の地位を獲得する。
---あさき単独名義で、V4で初のアンコール(準ボス)曲、V5で初のプレアン(ボス)曲担当に抜擢されるまでに至っている。

-OPEN PICK譜面の登場
--このシリーズからボタンを押さえずに弾くOPENノーツが出現するOPEN PICK譜面が追加された。
//--ツインギターの廃止の影響もあるからか?
--当時は複雑なコマンド入力でしか出現しなかったため、使い勝手がいまいち悪かったが。
//--このシリーズ以降、OPEN PICKの需要が上がっていく。
//↑何故?スキル上げやすいからってこと?

-オプション関連
--DARKが追加。
--DARKはゲージ、小節線、判定ラインが見えなくなる代わりに、チップが見やすくなるという利点がある。
--人によるが中級者以上にとっては最適なオプションと言える。

**総評
-当時として、大量削除という光景は非常に戸惑いを隠せないものとなっていた。着実に進化を続けてきたギタドラシリーズであったが、今作では大量の曲削除やツインギターの廃止、ほとんどのベースEXTREME譜面などといった様々な要素が削除され、新たに追加された要素がそれを補いきることは出来ず、さらに難易度詐称のオンパレードを引き起こした大幅な難易度の下方修正改悪点もあったため、初心者、中級者だけでなく上級者にも不満を抱かせてしまった。良心と言えるべき存在のホームページが何よりわかりづらかったこともこのシリーズの低評価を生ませることとなった。
-それでも、Concertino in Blue、under controlなどと言ったアンコールとしても威厳があり、なおかつ良曲、innocent world、波乗りジョニーといった良版権など曲には恵まれていた。あさきの登場もある意味斬新な登場だったため、V8みたいにオワコンというわけではなかった。
-致命的なバグは存在せず、音楽ゲームとしては成り立っている。
-しかし、新作なのに''初心者、中級者に必要な要素を削除してしまったために''改悪につながってしまったという典型的な黒歴史ゲームという散々な結果となってしまった。
//記述を修正。結論はあまり変わらないけど。


//**その後
//-今作に対しての反省か、次回作の8th&7thでは初心者にわかりやすいようなホームページになった。色合いも今作の暗い色から全体的に明るさが増した。そして、e amusementのカード導入など、思い切った改革を進めた。
//-jubeat sauserでも、大幅に曲の削除だけでなく、稼働中にも削除するという衝撃的な問題が起こっている。今作を超える削除数となっている。結局反省が生かされていない。
//これ必要?