その他に分類されるアイテム

その他に分類されるアイテム

その他に分類されるアイテムを拾っても、「何が起こるのか分らない」「危険そうだから」「鑑定の巻物使うのがもったいないから」とかの理由で即捨てる人も多いと思う。
実は未鑑定名を見るだけで何であるか確定するもの*1や、ほとんど危険のないものもある。

以下はその他に分類されるアイテムの詳細である。
基本的に[w]手に持って[E]発動させたときの効果が書いてある。
この中でevocとはキャラの発動スキルのLVを指し、消滅条件は使えなくなったり無くなってしまう条件を指す。

また、この枠中に書かれているのはインプレッション。
実際に使ってみた方や気づいたことがある方はどんどん追加を。


ゾットのオーブ

ルーン

全15種類ある、早見表+詳細は*鑑定の巻物*を参照。
特殊ダンジョンの攻略にも記述はある。
品物として
 おなじみ、特殊ダンジョン制圧の証。ゾットの領域への通行手形。
 それ自体には効果や機能はない。
 10.0 aum と意外と重い。非力なキャラだとゾットの領域やパンデモニウムでは邪魔になる。
 しかしそんな場所で捨ててしまうと……。
 神に捧げることもできるが、効果はおそらく通常のアイテムと変わらないだろう。

カードのデッキ

全4種類ある。詳細についてはカードのデッキについてを参照。

未鑑定名:水晶球

いつどこで拾っても「水晶球」。[E]voke で判別するのは大変危険なので、なるべく鑑定しよう。

霊眼の水晶球

(evoc*6-15)/(evoc*6*2)くらいの確率で魔法の地図が発動する。詳細は以下。
  • useの値を0~evoc*6-1で求める。但し、混乱していたら0~4。
    • use<2ならば、知力を1失う。
    • 2<=use<5ならば、MPが0になる。但しMPがすでに0の場合は混乱する。
    • 5<=use<10ならば、10~19ターン混乱する。
    • 10<=use<15もしくは1/2の確率で、何も起きない。
    • 15<=useならば、魔法の地図の呪文が発動する。*3(半径15の範囲を、各マス50+evoc%で判別)
消滅条件:いつまでも使うことができる。

・発動スキル5だと、33%で良くない効果が、42%で何も起きず、25%で魔法の地図が発動する。
・発動スキル10だと、16%で良くない効果が、45%で何も起きず、39%で魔法の地図が発動する。
・発動スキル27だと、6%で良くない効果が、49%で何も起きず、45%で魔法の地図が発動する。
混乱やMPが0になる効果を恐れないなら、発動スキルが5程度あれば使っていけるアイテム。
ただ、範囲が半径15と狭いのでなるべく使わない方がいいと思う。(魔法の地図の巻物だと半径50)

探索系のアイテムで戦闘中に使用するわけではないので、ペナルティが致命的なものになりにくく使いやすい。
使い減りしないために、離れた小部屋を見つけたりとちょっとしたことに使用できるなかなか便利な一品だろう。
予見術の魔法の地図と違ってパンデモニウムでも効果を発揮するので、
此方に長期滞在の予定があり、なおかつ先に周辺の地形が分かっていないと不安、という方もぜひ。
ただし上記の通り効果が小さく、なによりかなり重いので総合的にはさほど使われない微妙なアイテムに仕上がっている。
持ち歩くならば、力のパラメータから荷物に余裕があり、MPの減少が探索を妨げない戦士系のキャラクターが良いだろうか。

魔力の水晶球

(evoc*6-6)/(evoc*6)くらいの確率でMPが回復する可能性がある。 但し、残りMPの最大MPに対する割合が低いほど、さらに高い確率で失敗する。
  • useの値を0~evoc*6-1で求める。但し、混乱していたら0~5。
  • 現在MP*100/最大MPをpropotionalとする。
    • use<2、もしくはMAXMPが0ならば、知力を1失う。
    • 2<=use<4、もしくはMPが満タンならば、MPが0になる。但しMPがすでに0の場合は混乱する。
    • 4<=use<6ならば、10~19ターン混乱する。
      • ちなみにこれや霊眼の水晶球による混乱は「明晰」効果を無視して発動する。
    • propotional<4d(77-evoc*2)/4であると、MPが0になる。
    • 1/25の確率でMPが0になり、24/25の確率でMPが6+2d(evoc)回復する。
消滅条件:いつまでも使うことができる。

・発動スキル10なら、MPが30%の時の確率が約50%。57%以上の時の確率が約87%
・発動スキル20なら、MPが19%の時の確率が約50%。37%以上の時の確率が約90%
・発動スキル27でも、MPが11%の時の確率が約50%。23%以上の時の確率が約93%
発動スキルが非常に高ければ使えるアイテムだと思う。
成功率を高くするにはMPがかなり残っているうちに使わなくてはいけないが、そうすると失敗してMPが0になるペナルティが大きい。
発動スキル10程度でこれに頼るくらいなら、巻物やワンドに頼る方が断然安定するだろう。

どんなキャラクターに向いているアイテムか。
上記の通り驚異的なMP回復手段を授けるアイテムである。
十分な発動スキルがあるならば、減少したMPが1ターンでほぼ全快する。
早め早めの使用を心掛けることでキャラクターは魔法を文字通り連発することが可能になる。
非常に強力なアイテムである反面、その制約もかなり厳しい。
このアイテムを有効に使いこなせるキャラクターはMPの消費が激しいキャラクターであるが、
これは裏を返せばMPに依存した戦い方をするということなので、どんなに発動スキルを上げてもしばしば起こるMP吸収が
攻め手を奪う極めて危険な一手になる。逃げ道の確保は必須だろう。
また、MPを欲するキャラクターは大抵、力のパラメータが大きくないため水晶玉の重量はその他の物資をかなり圧迫するだろう。
使用者はスキルの点からロッドによる魔法攻撃を主力としたキャラクター(魔道具術師?)が有望だろう。
特にこのキャラクターは、ロッドからの魔法の威力が同種の魔法と比べてさして高くない点や
ロッドに手ごろなMP消費量の魔法があるとは限らない点、発動スキルによるMP上昇量は魔法詠唱スキルにくらべて少ない点から
MPが早く切れがちであるので、戦い方の相性自体も悪くないだろう。(武器の持ち替えの消費ターンが必須ではあるが)
召換術師(もしくは死人使い)が使用することも悪くはない。
召換後の手持ち無沙汰な時にワンドで補助する習慣をつければスキルもそこそこ上昇するであろうし
MPを吸収された際も手下を上手く使うことで割と容易に逃走できるため、アイテムのペナルティによるリスクを軽減できる。
妖術師等その他の術師はMP吸収時に文字通り手が無くなり得ることと、役割がかぶりがちで
ワンドをそれほど頻繁に活用できず、スキルが伸びづらいことから、門戸はやや狭まるか。
強力なアイテムである一方ペナルティも厳しいので、いずれのキャラクターにせよこのアイテムを使用する際は
そのことを意識したキャラクター育成及び戦法が必要となるであろう。

空腹度が問題にならない状況でなら、効果は小さくとも「チャネリングの杖」のほうが無難な選択ではある。
この水晶球を使う際でもいちおう持っておけば役立つ局面もあるかもしれない。

拘束の水晶球

必ず100ターン麻痺し、減速する。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

完全なマイナスアイテム。一応発動スキルを鍛えられるが、これで鍛えるのは危険すぎるだろう。

未鑑定名:小さな黒檀の匣

獣の匣

60+evoc %の確率で動物1匹を召換する。
種類は11種類の中からランダムに選択され、ねずみや大こうもりなど弱いものから、大とかげやヘルハウンドなど強いものも呼び出せる。
但し、1/(evoc+5)の確率で敵として呼び出される。

消滅条件:召換失敗時に、1/6の確率で「空の黒檀の柩」に変化する。

発動スキルが0でもそれなりの確率で成功するし、終盤で使うには出てくるモンスターが弱いので、
発動スキルを鍛えるために積極的に使っていきたい。
但し、敵として出てきたときのための準備はしておくべきだろう。

空の黒檀の柩

何も起きない。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

獣の匣が変化して空になってしまった匣。再び使う手段はないので、さっさと捨ててしまおう。

未鑑定名:扇

大気の精の扇

(evoc+1)/30の確率で大気の精霊の召換を唱えることができる。
材料としては、雲が何も発生していない場所を指定すればよい。
(風の魔術スキル+1)/15の確率で友好的な召換になる。 但し風の魔術スキルが14以上あっても、4%の確率で敵対的になる。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

風の魔術スキルを持っていないと、ほぼ100%敵対的になる。
また、誤った材料をわざと指定することで、精霊を呼び出さずに発動スキルを鍛えることができる。
安全に発動スキルをいくらでも鍛えられるが、成功1回につき1/5の確率でしか鍛えられないので、他の手段があるならそちらの方が効率はいい。

未鑑定名:ランプ

炎のランプ

(evoc+1)/30の確率で火の精霊の召換を唱えることができる。
材料としては、炎が発生している場所か、溶岩のある場所を指定すればよい。
(火の魔術スキル+1)/10の確率で友好的な召換になる。 火の魔術スキルが9以上あっても、4%の確率で敵対的になる。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

火の魔術スキルを持っていないと、ほぼ100%敵対的になる。
また、誤った材料をわざと指定することで、精霊を呼び出さずに発動スキルを鍛えることができる。
安全に発動スキルをいくらでも鍛えられるが、成功1回につき1/5の確率でしか鍛えられないので、他の手段があるならそちらの方が効率はいい。

未鑑定名:骨のランタン

影のランタン

発動して使うものではなく、手に持っていることで以下の効果を発揮する。
  • 隠密が0になる。
  • 全ての魔法に対してのブースト-2*4
  • 毎ターン、(死霊術ブースト+1)/8の確率で友好的なシャドウを召換する。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

死霊術のブーストを得るためには、死霊の杖を持つ、大賢者のローブを着る、死者の躯を使う、高レベルのマミーである。しかない。
そのため、実質的には1/8の確率で召換されるものだと思っていていいと思う。
また、シャドウが召換されるたびに死霊術を嫌う神から嫌われるので、信仰している神には注意。

未鑑定名:銀の角笛

ゲリュオンの角笛

地獄の入り口で使った場合、地獄の門が開く。
地獄以外で使った場合、敵対的な悪魔の獣人を1体召換する。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

地獄を探索したことのある人にはおなじみのアイテム。
その名の通り、地獄の入り口にいるゲリュオンを倒すと必ず手に入る。

たいして強くない悪魔を無限に出現させることができる。
これを利用すればジン信仰などで信仰値を簡単に回復させられる他、
経験値をプールさせた状態で、戦闘技能の練習するなどに利用できる。
特にエルフ族系の長剣デュアルを育成する際、長剣技能ばかり上がって
戦闘がなかなか上がらないという状態に陥りやすいが、それを解消させられるだろう。
マクロを組んでのちまちました作業にはなるものの、概ね虎の巻の代替手段になり得る。

未鑑定名:灰色の円盤

嵐の円盤

電撃への耐性(絶縁)を持っていると、100%何も起きない。
(70+evoc)/100の確率を3回チェックし、1回でも失敗したら何も起きない。
3回とも成功したとき、2d(1+evoc/7)回、次のことが起こる。

  • 電気の爆裂球、稲妻の矢、電撃の3つのうちから、ランダムに1つ選ばれる。
  • 目標地点は自分中心に、半径6以内の範囲でランダムに選ばれる。(自分自身の座標になることもある)
  • spell_powerは、30+evoc*2として発動。
    • 電撃:HIT 11、ダメージ 1d11 (powerが25で制限されるので固定)
    • 稲妻の矢:HIT 7~8+(evoc+5)/10、ダメージ 1d(28+evoc*6/5)
    • 電気の爆裂球:HIT 40、ダメージ 1d(39+evoc*8/5)

消滅条件:いつまでも使うことができる。

1ターンに複数回数、ランダムな方向に魔法を飛ばすことができるアイテム。
発動確率は発動スキルが0で34%、10で51%、20で80%、27で91%。
発動スキルが0の状態でも、電気の爆裂球に巻き込まれれば、1d39ダメージを受けてしまう。
発動スキルが27で、電気の爆裂球に3回巻き込まれれば、3d80ダメージも受ける。(3回爆裂球くらいなら結構な確率で出る)
強力だが絶縁がついているとダメなのが非常に厳しい。
発動スキルが0でも34%の確率で発動でき、無くなることがないアイテムなため、十分に広いスペースがあれば発動スキル上げに使うこともできる。
スキルが上がってくると思わぬダメージを蒙るので、マクロは避けた方が良い。

未鑑定名:ありふれた石

大地の精の石

(evoc+1)/30の確率で大地の精霊の召換を唱えることができる。
材料としては、岩の壁がある場所を指定すればよい。
(地の魔術スキル+1)/5の確率で友好的な召換になる。
地の魔術スキルが4以上あっても、4%の確率で敵対的になる。

消滅条件:いつまでも使うことができる。

地の魔術スキルを持っていないと、かなりの確率で敵対的になる。
また、誤った材料をわざと指定することで、精霊を呼び出さずに発動スキルを鍛えることができる。
安全に発動スキルをいくらでも鍛えられるが、成功1回につき1/5の確率でしか鍛えられないので、他の手段があるならそちらの方が効率はいい。
材料となった岩の壁は消滅するので、どうしても岩の壁を掘りたいときには地道に1マスずつ掘ることも可能。

未鑑定名:密封された瓶

イフリートの瓶

イフリートが必ず召換される。
このイフリートはevoc/20の確率で友好的である。

消滅条件:1回使うと確実に壊れる。

このアイテムはヒドラ対策として非常に有用である。
なぜかというと、イフリートは必ず火炎のシミターを装備して出てくるので、
呼び出して自然消滅するまでに(友好的でも)倒してしまえば火炎のシミターは貴方のもの。
ヒドラ対策に倒す場合はその時点ではまともに戦うと強敵なので、凍結のワンドでも振ってさくっと倒してしまおう。

ネメレクスの移動式祭壇*5

使うと、足元にネメレクス・ソベーの祭壇ができる。 もちろん回収も可能。

ネメレクス・ソベーを信仰すると、まず一番初めにもらえる下賜の品。
非祈り状態から祈ったときに、信仰値/200の確率でもらえるので、とにかく祈りが切れたら即祈る、でさっさともらってしまおう。
もし失くしてしまっても早まるなかれ。
不思議のデッキの祭壇のカードで出てくる祭壇は実は移動式、いくつでも手に入る(笑)

価格表

種類 名称 価格
その他 (全ての)ルーン 10000
ゲリュオンの角笛 5000
嵐の円盤 2000
大気の精の扇 500
炎のランプ 500
大地の精の石 500
影のランタン 500
(全ての)カードのデッキ 500
獣の匣 500
イフリートの瓶 400
霊眼の水晶球 500
魔力の水晶球 500
拘束の水晶球 20
空の黒檀の柩 20

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年11月28日 22:25

*1 実は水晶球とカードのデッキ以外は全て確定する

*2 未鑑定名はないが、鑑定するとアーティファクトを表すマーク(☆)がつく

*3 ラビリンスやアビスにいるときは何も起きない。

*4 「全ての魔法のブースト」として別枠なので、例えばここで使われる死霊術ブーストの数などにはこれは含まれない

*5 未鑑定名はないが、鑑定するとアーティファクトを表すマーク(☆)がつく