スキルを訓練することは、他のスキルによってどの程度促進&抑制されるのだろうか。
呪文関連スキル
炎の魔術スキルが高いと氷の魔術スキルがあがりにくいことはよく知られている。では、どの程度上がりにくいのだろうか。
呪文を詠唱すると、(呪文難易度+1)以下の乱自然数を選び、その呪文が何種類の系統の複合であるか(砂の突風なら変異と地とで2となる)で割った値の切捨てに、80%の確率で1を足す。この回数だけ訓練される。 例えば、毒液の矢ならば難易度5(妖術/毒)なので、期待値2.3回訓練される可能性がある。
その呪文系統のスキル経験値が現在0の場合、3/4の確率で訓練度は増えない。
- 訓練したい呪文系統が最も訓練されているわけではない元素系の魔術であれば、1/3の確率で訓練されない。
- ある元素系の魔術を訓練しようとしていて、その対極の呪文の方が高いスキルならば、2/3の確率で訓練されない。
- あまりに多くの呪文に習熟させないため、訓練しようとしているスキルが毒・元素系の魔術を除いて上位3位以内でなければ、順位をXとして、1/(10-X)の確率で訓練されない。
妖術15、呪術5、召喚術3、予見術5、炎15、風3、地0の炎系魔術師が地に転向しようとすると、
まず、炎のほうが訓練されているので 1.を通る可能性が2/3。つぎに 2.は1/3の確率で通る。3.を通るのは、5/6の確率。よって、他の呪文が訓練されていない場合の、約18.5%の速度でしか地は上がっていかない。
逆にいうと、炎と氷とが同じスキルレベルならば、この二つはペナルティーをまったく受けない。
軽戦士なら、釣り合いを取りながらあげて、四元素すべてを使いこなすのも手かもしれない。
戦闘関連スキル
{短剣,長剣},{斧,長柄武器},{長柄武器,棒術},{斧,鈍器}の組み合わせであり、たとえば、短剣スキルレベルの方が長剣スキルレベルよりも高く、長剣スキルを訓練しようとしている場合、本来を1とすると、平均1.5のボーナス上昇をえる。 つまり、長柄武器、鈍器がともにレベル5で、斧レベル3を訓練しようとすると、長柄武器から1.5、鈍器から1.5の、結局4倍の速さで上達する。
ステータス
戦闘・短剣・長剣・斧・鈍器・長柄武器・棒術・甲冑のスキルが0の時には、STRが5以上ならSTRに比例して習得しやすい。
スリング・弓・クロスボウ・投げ矢・投擲・躱し身・隠密・
不意打ち・盾・解除・徒手格闘のスキルが0の時には、DEXが5以上ならDEXに比例して習得しやすい。
呪文関係では各スキルが0の時には、INTが5以上ならINTに比例して習得しやすい。ただし発動祈祷は能力値の影響を受けない。
なお、以上の能力値による習得補正はスキル0の時のみにしかかからない。
最終更新:2022年11月24日 21:39