概論
薬の使い方として、初めに思い浮かぶのは [q]uaff で飲むことである。また、薬を飲むと満腹度を40得ることが出来る(粥の薬なら肉の保存食より多く腹を満たされる)。ミイラだったり、狂戦士化していると飲めない。
変異術の使い手なら「蒸散」の魔法を用いてモンスターに浴びせかけるということも出来る。「蒸散」の魔法を使おうとすると、所持品の中の薬を選ぶことになる。NetHack?のように、敵に投げつける→割れて効果が発生、ということはないので注意したい。
水の薬と有害な薬は、拾う他に「毒物の抽出」の魔法で死体から手に入れることができる。
大変丈夫な薬(薬ビン)なのだが、冷気の攻撃を受けると割れてしまうことがある。この場合も物資を損失するだけである。保全の護符などである程度防ぐことが可能だ。
薬の効果
治療の薬
- 飲用
- HPが 1d7 + 4 回復する。
- 毒、病気、腐敗、混乱を治す。
- 最大HPの時に飲んだ場合、腐敗で失ったHPを1回復する。
- 蒸散
- 36%で蒸気の雲
- 9%で炎の雲
- 9%で悪臭の雲
- 9%で冷気の雲
- 9%で毒の雲
- 9%で青い煙の雲
- 9%で黒い煙の雲
- 9%で紫の煙の雲
- が発生する。
怪我の治療の薬
- 飲用
- HPが 10-37 回復する。平均値である23付近の値になりやすくなっている。
- 最大HPの時に飲んだ場合、腐敗で失ったHPを 2-6(これも平均値4付近になりやすい)回復する。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
スピードの薬
- 飲用
- 1d40 + 39ターンの間加速され、全ての行動が2倍の早さになる。
- 既に加速中だった場合は、最大80ターンまで持続時間が延びる(耐減速のアミュレットをつけていればそれ以上となる)。
- また、加速中だった場合は、魔法の汚染度が1上昇する。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
怪力の薬
- 飲用
- 1d40 + 39ターンの間、怪力状態になる。怪力状態は腕力+5に加え、ダメージにもいくらかボーナスが入る。
- 既に怪力を得ていた場合は、最大80ターンまで持続時間が延びる。また、魔法の汚染度が1上昇する。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
腕力増強の薬
- 飲用
- 腕力上昇の突然変異を1レベル分(最大13レベル)得る。
- 蒸散
- 突然変異の薬と同様。
器用さ増強の薬
- 飲用
- 器用さ上昇の突然変異を1レベル分(最大13レベル)得る。
- 蒸散
- 突然変異の薬と同様。
知性増強の薬
- 飲用
- 知性上昇の突然変異を1レベル分(最大13レベル)得る。
- 蒸散
- 突然変異の薬と同様。
浮遊の薬
- 飲用
- 1d40 + 24ターンの間浮遊状態になる。
- 既に浮遊していた場合は最大100ターンにまで持続時間が延びる。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
毒の薬
- 飲用
- 1-5ターン(平均値の3辺りになりやすい)の間、毒に冒す。
- 既に毒状態なら、最大40ターンにまで持続時間が延びる。
- (ターンではなく、毒の重さではないだろうか。)
- 蒸散
- 毒の雲を狙った場所に発生させる。
- 持続時間、大きさ、ダメージは該当魔法のスキルに依存する。
猛毒の薬
- 飲用
- 3-15ターン(平均値の9辺りになりやすい)の間、毒に冒す。
- 既に毒状態なら、最大40ターンにまで持続時間が延びる。
- (ターンではなく、毒の重さではないだろうか。)
- 蒸散
- 毒の薬と同様だが、2倍効果が高い。
減速の薬
- 飲用
- 1d40 + 9ターンの間減速する。全ての行動にかかる時間が倍になる。
- 蒸散
- 悪臭の雲を狙った場所に発生させる。
- 持続時間、大きさ、ダメージは該当魔法のスキルに依存する。
麻痺の薬
- 飲用
- 1d6 + 1ターンの間麻痺する。
- 蒸散
- 減速の薬と同様だが、2倍効果が高い。
混乱の薬
- 飲用
- 1d8 + 2ターンの間混乱する。
- 既に混乱していた場合は、最大40ターンにまで持続時間が延びる。
- 蒸散
- 減速の薬と同様。
透明化の薬
- 飲用
- 1d40 + 14 ターンの間透明化する。 既に透明化していた場合は 1d40 - 1 ターン持続時間が延びるが、100ターン以上にはならない。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
粥の薬
- 飲用
- 満腹度を6000増加させる。これに加え、薬一般を飲むことによる40の満腹度増加もある。
- 蒸散
- 水の薬と同様。
能力低下の薬
- 飲用
- ランダムなステータスが一時的に 1-4(平均値寄りの値がでやすい)減少する。
- 蒸散
- 猛毒の薬か、腐敗の薬の効果が現れる。どちらになるかは半々である。
腐敗の薬
- 飲用
- 1d10 + 9ターンの間腐敗する。既に腐敗していた場合は、この分だけ腐敗時間が延びる。
- しかし、40ターン分以上の腐敗が残っていた場合と、ミイラである場合は例外となる。
- グールが飲んだ場合は、彼らの永続的な腐敗に伴うものに加え、通常ダメージを受ける。
- 蒸散
- 悪疫の瘴気を狙った場所に発生させる。
- 持続時間、大きさ、ダメージは該当魔法のスキルに依存するが、能力低下以外の他の薬より2倍効果が高い。
水の薬
- 飲用
- 満腹度を20増加させる。これに加え、薬一般を飲むことによる40の満腹度増加もある。
- 蒸散
- 蒸気の雲を狙った場所に発生させる。
- 持続時間、大きさ、ダメージは該当魔法のスキルに依存する。
経験の薬
- 飲用
- 経験レベルが27未満なら、1レベル上昇する。
- 蒸散
- 突然変異の薬と同様。
魔力の薬
- 飲用
- MPが5-23(平均値寄りの値がでやすい)回復する。
- これによって、最大MPを越えることになった場合は、最大MPの計算に使用される値が 1 + (超過分)/4 だけ上昇する。
- (註・最大MPが低いうちはこの値の上昇はストレートに最大MPに反映されるが、最大MPが高くなると伸びが鈍化していき、ほとんど上昇しなくなる。)
- 蒸散
- 突然変異の薬と同様。
能力回復の薬
- 飲用
- 全ステータスを最大値まで回復させる。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
狂戦士の薬
- 飲用
- 20-38ターンの間(平均値寄りの値がでやすい)狂戦士化する。
- 蒸散
- 50%で蒸気の雲
- 50%で炎の雲
- が発生する。
突然変異治療の薬
- 飲用
- 以下の表にしたがって、幾つかの突然変異を取り除く。
取り除かれる変異の数 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
確率(%) |
0.05 |
0.95 |
6.30 |
19.8 |
32.2 |
27.4 |
11.4 |
1.80 |
- なお、「突然変異を消すこと」に失敗することもある(突然変異のスポイラーを参照)。
- 蒸散
- 治療の薬と同様。
突然変異の薬
- 飲用
- 3つのランダムな突然変異を得る。
- なお、「突然変異を付与すること」に失敗することもあり、その場合は得られる変異が減ってしまう(突然変異のスポイラーを参照)。
- 蒸散
- 22%で炎の雲
- 22%で冷気の雲
- 22%で毒の雲
- 20%で悪疫の瘴気
- 6%で蒸気の雲
- 2%で悪臭の雲
- 2%で黒い煙の雲
- 2%で青い煙の雲
- 2%で紫の煙の雲
- が発生する。
価格表
種類 |
名前 |
価格 |
薬 |
経験の薬 |
500 |
器用さ増強の薬 |
350 |
知性増強の薬 |
350 |
腕力増強の薬 |
350 |
突然変異治療の薬 |
150 |
魔力の薬 |
120 |
透明化の薬 |
55 |
突然変異の薬 |
50 |
能力回復の薬 |
50 |
狂戦士の薬 |
30 |
怪我の治療の薬 |
30 |
怪力の薬 |
25 |
スピードの薬 |
25 |
治療の薬 |
20 |
浮遊の薬 |
20 |
粥の薬 |
10 |
混乱の薬 |
1 |
腐敗の薬 |
1 |
能力低下の薬 |
1 |
麻痺の薬 |
1 |
毒の薬 |
1 |
鈍重の薬 |
1 |
猛毒の薬 |
1 |
水の薬 |
1 |
最終更新:2022年12月13日 21:58