特殊ダンジョンの攻略

避けては通れぬ特殊ダンジョン。
その攻略の心得などを、自由に追加書きしてください。


オークの坑道

オークの巣窟、全4階。
様々な種類のオークと少数のゴブリンやオーガなどが出現し、エリア内はオークが集めた金貨で一杯である。
比較的浅い階から分岐が出現するが、
オークの戦士、オークの魔術師、オークの司祭などがバランスよく配置されているため、
faqにあるように獣の住処の攻略を優先した方が良い。
入る@のレベルによっては、オークの騎士や魔導士、族長といった上位オークが出現することがある。
この場合格段に難しくなるので、さっさと引き上げるのも良いだろう。
地形的に1体多数の戦いになりがちなので、階段プレイを強いられることが多い。
従って、少なくとも1回の上り下りで削り殺されない程度の体力・防御力は必要となる。

ルーンも存在しないし、お金やオーク達の装備品以外にはアイテムも落ちていないが、
ショップで売られている貴重品を買い取るためには、是非4階まで攻略して金貨を回収すべき!!!

入口

メインダンジョン(6階~11階の間)

分岐


強敵

  • オークの騎士:重装備、殴り合うと非常に強い
  • オークの魔導師・大司祭:たまに出る。各種魔法や召換もある
  • オークの族長:もはやオークではない。滅多に出ないが出たら相当強いので覚悟
  • トロル系:鉄トロルが出ることもある。高威力三回攻撃
  • 巨人系:極めて稀だがストーンジャイアントが出現することも。

推奨アイテム

  • 耐魔法の指輪、魔法への耐性の付いた装備など
  • 火炎・冷気などの耐性や保全などがあればより望ましい
  • 掘削のワンド:下り階段がない飛び地からスタートしたときに使う。各個撃破作戦にも使える。
  • 耐毒装備、治療の薬 : 毒吹き矢が乱れ飛ぶため。あると安心(日本語版ver70214以降)


エルフの大広間

闇エルフの巣窟、全7階。
最下層には固定マップとその奥に宝物庫がある。
オークの坑道からの分岐で来ることができ、メインダンジョンと同じ様な地形である。
ただしオークの坑道を楽勝できたからといって調子に乗って入ってはいけない。
強力な術師系の敵が非常によく出てくるので、一通りの耐性がきちっと埋まるまでは来るべきではない。
挑む時期としては、獣の棲み処、蛇穴、オークの坑道、蜂の巣の探索、
及びメインダンジョンで宝物庫の入り口が見つかる程度まで済んだ頃が妥当ではないか?と思われる。
このくらいの探索ができるなら物資や耐性も揃って来つつあるだろうし、少々欠けていても加速するなりで強行突破できなくもない。

さて、問題なのは最下層である。
ここの固定マップには、それより浅い階層にはほとんど出現しない親玉クラスの闇エルフが多数現れる。
地形は短い通路の奥に大広間があり、そこかしこに闇エルフがいる状況である。
よってちょっとずつ各個撃破を繰り返すのが基本となる。
加速がかかってるとより安心。発光注意。
職業によって挑む目安が違うと思うので、強敵の項目を見て対処できそうかどうかをよく見極めてから挑んでみよう。
ルーンは無いものの、ご褒美は結構なお金と多数の上質なアイテムだ。(ハズレも多いけど)

入口

オークの坑道(3階~4階の間)

分岐

なし

強敵

強力な術師系ばかりである。

  • 変身能力者:時折出現する、状況次第ではかなり危険
  • 闇エルフの破壊者:各種上位魔法や稲妻の矢が危険、水晶の槍すら使えるが真に危ないのは鉄塊の矢
  • 闇エルフの死の魔術師:衰弱の矢の連発が怖い
  • 闇エルフの悪魔術師:上位デーモンの召換、追放でのアビス送りもある
  • 闇エルフの魔導師:衰弱の矢、地獄の業火、追放、魔術師と色が似ているので間違えやすい

推奨アイテム

  • 保全の護符:火炎も冷気も打たれまくるので、物資を守るのに必要。
  • 得られる限りの耐性:重戦士系なら特に負のエネルギー耐性が欲しい。
  • 飛来物防御(阻止):術師系ならこれがあれば少々耐性が欠けていても割と何とかなる。
  • 静寂:「破壊者も 呪文無ければ ただの人」軽戦士系ならば絶対覚えるべし。
    弓が案外痛いので、先に飛来物の防御の呪文を唱えておくこと。
  • 回復・加速などの各種物資(最下層に行くなら)
  • 術師系であれば、強力な遠距離攻撃手段。
    闇エルフは肉体的には脆いため、
    視界に入った瞬間(あるいは入る前)に上位ボルト魔法などで一撃で倒すことができれば、 攻略難度は大幅に下がるだろう。


獣の棲み処

分岐の中で最も攻略しやすいのがこの獣の棲み処、最下層は10階。
浅い階では緑色ネズミなどの雑魚が主体で、後半も遠距離攻撃を持つ敵は少ない。
入り口が見つかり次第、メインダンジョンからこちらの攻略にシフトするのがオーソドックスなやり方だ。
とはいえドクトカゲや棘ガエルなど攻撃力の高い強敵も散見されるのでそれなりの警戒が必要。
中でも注意すべきなのがヒドラで、大体4階辺り(運が悪いと3階とか)から出現し始める。
コイツの対処ができないときは深く潜るべきではない。
ルーンは存在しないので深く潜る必要はないのだが、
8階辺りから人食いヤクの群れやヒドラなどが数多く出現し難易度が上がるので、
物資の補充や腕試しをする場合には気を付けたい。
ルーンが比較的取りやすい沼や蛇穴への分岐があるため、攻略必須のダンジョンだろう。

入口

メインダンジョン(8階~13階の間)

分岐


強敵

  • ヒドラ:複数回攻撃と斬撃したときの再生・強化
  • 黒蛇、棘カエル:移動スピードと攻撃力が高い
  • 人食いヤク:集団で出現し、攻防ともに優れ魔法も効きにくい
  • ファイアドレイク、リンドヴルム:火炎のブレスが強力
  • オクロブ草:中層以降で稀に出現する。酸を放つので迂闊に近づくと非常に危険
  • 各種群れ:大量の敵に囲まれて、どうやってさばくか

推奨アイテム

特にないが、この辺りまでに得意な戦術の確立と緊急用の回避策をそれなりに用意しておこう。
中層以降は火炎エゴの斬撃武器(何らかの対ヒドラ装備)や火炎の耐性があった方が安心できる。

  • まれに分岐や下への階段が見つからない場合がある。
    モンスターの感知、罠の感知の魔法、魔法の地図の巻物などの感知手段と掘削のワンドがあればそんな場合役立つ。
    • 掘削のワンドが入手できない場合は削岩ワームをイジメてみよう。でたらめのワンドを振って掘削効果が出るまで粘るのもアリ
  • 毒耐性があると体力を削られないで済み、食糧も長持ちさせられる。


だだっ広い大部屋一面が水浸しになっている構造の分岐ダンジョン、全5階層。
獣の棲み処からの分岐で来ることができ、最深層には腐敗のルーンがある。
一面水浸しなため、水棲の民でもない限り浮遊がないとまともに行動できない。
命中、隠密、移動速度が低下し、水辺の敵は強化されるなどやはり必須といえる。
効果の時間切れや入力ミスで溺死しないように注意しよう。
更に沼ドレイクが毒ガス攻撃してきて毒耐性がないと混乱させられて溺死。
合掌。

最深層のルーンが収められている所は、沼ドラゴンとヒドラの巣窟となっている。
かなりの数を相手にすることになるので、階段プレイなどで分断して各個撃破するなどした方が良いかもしれない。

入口

獣の棲み処(2階~7階の間)

分岐

なし

強敵

  • ヒドラ:倒しにくい上に攻撃力が凄い
  • 希薄な霧:全属性耐性で大量出現で当てにくい。戦士はともかく術師だとキツイ
  • スライム:動きにくい開けた場所で、集団で襲われると危険
  • 赤色蜂:毒耐性が無い場合の麻痺攻撃
  • 触手の怪物:稀に出現する。動きはやや遅いのでおそらく避けることは可能

推奨アイテム

  • 耐毒の指輪、毒の耐性を持つ装備など
    • 重戦士なら沼ドラ鎧を確保すれば毒耐性は付く
      • あくまで耐毒が出ない場合の最終手段。慣れてないと多分ムリ
  • 明晰の護符:毒耐性が無い場合の代替装備、最深層まではこれで攻略可能
  • 火炎エゴの斬撃武器:何らかの対ヒドラ装備
  • 浮遊の指輪など、何らかの浮遊手段
    • 普通の床を選んで歩き、いざというときは加速して逃げるという手も


蛇穴

獣の棲み処からの分岐で来ることができる、全5階層。
黄色い壁が特徴的だが変わった地形はなく、最深層には蛇行のルーンがある。
出てくるのはナーガ族と蛇のみで、毒耐性が必須なのは一目瞭然である。
もっとも獣の棲み処を最後まで攻略できる実力がある場合、無きゃ無いで割と何とかなる所でもある。
ナーガ族は重武器を持っていることが多いため戦士系なら良質の武器の出現に期待できる。

最下層のルーンが安置されている所は、ナーガ族の巣窟となっている。
行ってみるとわかるが、おびき寄せ&通路で各個撃破をしやすい地形になっているのでそんなに攻略に苦労することはないだろう。
地形が分かっているなら、広間の横っ面から掘削で穴を開けるのも有効だ。

たまに墓場とでも言うべき地形が発生することがある。
ヴァンパイアや蛇類のゾンビが集団発生するので、とても危険。
これはメインダンジョンや地下墓地、ゾットの領域など各所で出現する可能性があるが、
蛇穴で出現した場合は上位蛇のゾンビが強いことと、それまでの敵とのギャップがあるので注意が必要かもしれない。

入口

獣の棲み処(6階~7階の間)

分岐

なし

強敵

  • 灰色蛇:攻撃力が高くスピードも凄い、蛇穴では最強
  • 黒蛇:こいつも速いので注意が必要
  • ナーガの魔術師:エネルギーの爆裂球に注意
  • ナーガの猛者:魔術師よりも強力なエネルギーの爆裂球に注意、頑丈で近接戦闘も強い
  • ザッハやボリスなどの階不相応のユニーク

推奨アイテム

  • 耐毒の指輪、毒の耐性を持つ装備など
  • 毒耐性が無い場合には十分な戦力と、それなりに十分な食糧など。
    飛来物の防御や毒の治療などの魔法、および高い回避力は特に有用だろう。
  • 耐魔法の指輪、魔法耐性を持つ装備など
    ナーガの魔術師による他者のテレポートでオーブ部屋に飛ばされやすい。


スライムのあなぐら

獣の棲み処からの分岐で来ることができる、全6階層。
緑色の壁が特徴でオークの坑道や蜂の巣と共通した地形となっている。最深層にはぬめりのルーンがある。
最下層以外には一切アイテムが落ちてないので物資漁りには全く適さない。
出てくる敵が相当嫌らしいので、できれば来ない方がよい所である。
モンスターはゼリー系と眼球系で構成されており、当然酸による装備品の劣化は避けられない。
眼球系の中には突然変異をつけてくる奴がいるので、こういうのを瞬殺できるくらいの力がないと泣きを見る。
しかし相当な経験値が期待できるので、探索できる実力があるならむしろ美味しいかもしれない。

最下層は全域が固定マップ。
だだっ広い部屋の中央に上級Jと上級Gに守られながら、ボスのロイヤルジェリーが鎮座している。
こいつを倒すまでフロア内でのテレポートの制御が効かないので注意。
さて、最下層を制圧してもルーンが見つからないことに気付くだろう。
ルーンの在り処は掘れない壁に囲まれた小部屋の中である。
そのため苦労して制圧してもテレポート制御なしでは凄く悲しい気持ちになる。*1
この小部屋の中にはたくさんのお宝も眠っている。
一応リーの瞬間解体術や粉砕などマニアックな魔法を使用し、壁に穴を開けて入ることもできる。
……が、これらの魔法は音が発生しジェリー類がいっせいに集まってくるので、
お宝を食われないためにもやはり階を制圧した後に使用することが望ましい。
あ、壁の透過は無理です、石の壁は隙間がないらしい。

ちなみにこの分岐のルーンは確率16/81で生成されない! これはプレイヤーをがっかりさせるための仕様であるらしい。
ルーンコンプリートを目指す人など、こだわり派の人は要注意である。

  • この16/81というのも実にいやらしい数字に思える。もしこれが半々程度であれば「ダメでもともと」と考えることもできるのだが、8割がた出る…と言われると人間どうしたって期待してしまう。そして実際には8割というのは結構外れる。

入口

獣の棲み処(3階~6階の間)

分岐

なし

強敵

  • 酸のブロブ:強酸のボルトが強烈
  • 紺碧ジェリー:動きがやや速く冷気・雷に耐性、冷気の追加攻撃が強烈
  • 輝く眼球:突然変異睨みが嫌らしい
  • 巨大眼球:防ぎようがない麻痺睨みが状況次第では即死コンボに繋がる

装備腐食対策

装備品の劣化しやすい環境は攻略をためらわせる要素だが、適切な対策をとれば被害を最小限に抑えることができる。

まず、攻撃に腐食の効果があるのは次の4種類のモンスターに限られている。

  • ジェリー:メインダンジョン序盤の憎い敵。
  • ブラウンウーズ:強化ジェリー、@と等速で打撃ダメージも高い点に注意。
  • 酸のブロブ:HPと打撃力は上位ジャイアント並、速度は1.4倍でしかも強酸のボルトで遠距離から腐食してくる。
  • ロイヤルジェリー:ACと打撃力が若干高いが強酸のボルトの使えない酸のブロブ、速度も1.2倍に弱体化。

ロイヤルジェリーは最下層でしか出現しないので、腐食に関して警戒すべきモンスターは3種類しかいないことを覚えておこう。
以下、特に接近武器攻撃をメインとしているキャラクター向けの情報を記述する。

遠距離攻撃で倒す

遠距離攻撃で倒すことが出来れば、武器の腐食は起こらず防具の劣化も抑えられる。
ウーズ類は紺碧ジェリーを除いてEVが非常に低いため、上記3種類にはあらゆる遠距離攻撃を当てることができると考えてよい。
耐性も殆どは毒耐性しか持っていないため、遠距離攻撃手段がある限りは接近せずに倒すことが容易である。
しかし酸のブロブ強酸のボルトは腐食能力を持つ上に驚異的な命中率を誇り、
飛来物の阻止を使っても避けきれない。

実際に使用するアイテムの中で、特に不正確の矢の入っている各種ロッドが獅子奮迅の活躍を見せるが、入手に難がある。
ワンドだけの場合は、眼球系のようなより致命的なモンスターに優先して使うべきなので、腐食モンスター対策に使えるだけの残数があるかよく考えること。

★☆を装備する

システム上劣化しないアーティファクトで武器防具を固める。
問題は、たとえオカワル・トログ信仰でも使える★☆の出現は確実ではないということ。
最低限宝物庫でも戦える火力、防御力と紺碧ジェリー対策に冷気耐性は確保しておきたい。

(+5)以上の武器鎧を装備する

装備はその修正値の絶対値に応じて腐食に抵抗し、4でほぼ確実に、5以上になると絶対に腐食しなくなる。
具体的な数値は以下のとおり。
  • 修正値の絶対値:抵抗確率
  • 0:6% 1:18% 2:34% 3:58% 4:98% 5以上:100%
但し武器の場合にはダメージ修正しか腐食しないため、ダメージ修正の絶対値が5以上であれば絶対腐食しない。
武器と鎧にしか有効ではなく巻物の枚数に左右されるのが問題であるが、物資に余裕があればぜひほどこしておきたい。

恒常のクローク/腐食阻止の護符

これらを装備することにより、腐食を90%防ぐことが出来る。
恒常のクロークは腐食の可能性は残るものの、物資の保全もできてベストの装備といえる。
腐食阻止の護符は耐突然変異の護符との付け替えが必須で、
操作ミスや出会い頭の一撃、腐食攻撃持ちと変異攻撃持ちの同時遭遇など、困る場面もある。

ドワーフ製装備やクリスタルメイルを装備する

ドワーフ製の装備やクリスタルメイルは、腐食に対して80%の確率で抵抗する能力を持っている。
そのため腐食の進行をかなり遅くすることができるだろう。
この抵抗力は恒常のクローク、腐食阻止の護符と重複するので、合わせて98%の確率で腐食を免れることになる。
武器に関してはあらかじめ蛇穴や刃の間を攻略すれば (エゴも考慮して) そこそこの量が確保できると思う。
しかしドワーフ製の防具は案外出にくく魔法の難度を上げる欠点を持っている。
クリスタルメイルはEVペナルティが大きすぎるのに難あり。
魔法詠唱に対するペナルティが多大なだけでなく、高い甲冑スキルが無ければ近接攻撃の命中率が大きく減少する。

とにかく武器防具を使い捨てる

予備の武器防具を沢山用意し、腐食が進行しすぎたら新品に着替える。
スライムのあなぐら内に装備を置くとジェリー系に食われるため、獣の棲み処側に積んでおく。
多少は持って出て使い捨てにし、適宜戻って補充しよう。
前項の通りドワーフ製品や紺碧ジェリー対策の耐冷の鎧や火炎の武器なども集めておくとよい。

課題は信仰や空腹度に配慮しつつ大量の防具を収集、運搬するスマートな立ち回りと、
装備自体の性能や強化値が弱い場合が多いこと。
深く潜れば潜る程着替えに戻るタイムロスも大きくなり、敵の再出現が多くなることである。
ドワーフ製品がほとんど無い場合、終盤の階層用に温存して着替えのロスを減らすといい。

変異術を使う

装備が腐食するなら裸で戦えばいいじゃない、ということで普段刃の手に隠れがちな全身変異を用いる。
と言っても蜘蛛やドラゴンではACに不安が残るので、強化術で多大なACの得られる石像か氷の躯かのどちらかが望ましい。
特に氷の躯は紺碧ジェリーを問題なく殴り潰せるようになる上、石像のような減速もないので非常にお勧め。
ACが各精霊術スキルに依存するため、純粋な変異格闘家よりも精霊術使いの方が向いているだろう。

ただし酸をかぶる装備がないということは酸ダメージをモロに受けるということでもある。
直接攻撃や反撃での酸ダメージは案外知れたもので済むが、酸ボルトを連続で受けると変異術で強化されたHPでもあっという間に危機に陥る。
変異術だけで乗り切ろうとせず、燃費や属性問題などからのサブ手段と見た方がいいかも知れない。^ その面からもやはり地/氷の精霊術使いに向いている方策に思える。

その他

ツモや成長させる方向によっては、高い徒手格闘スキルを確保したり、
刃の手等の各種変異術を補助として使用する、いっそ杖を持って妖術を行使するなどの手段がある。
むしろ軽装デュアル向けかもしれない。

また、当たり前の話だが、武器防具に依存しない魔法使い(特に防御もしもべに任せられる召換術師や死霊使い)は大して苦労することもない。
酸のブロブなどは経験値も高く、これらのクラスであれば手軽なレベル上げにも利用できるだろう。

その他推奨アイテム

  • アイテムの保全対策
    • 保全の護符:冷気攻撃による薬瓶破壊対策、無いと薬が割れるが薬に頼らなければ必要ない。
  • モンスターの攻撃対策
    • 冷気耐性:戦士系で挑むなら2重にしても良いくらい。
    • 突然変異耐性:これがないと非常に辛い、恒常のクロークが無い場合は腐食防止・保全・突然変異耐性との三択になってしまう。
    • 飛来物の阻止:強酸のボルト対策、戦士系には厳しいか。
  • 移動手段
    • テレポート制御能力(指輪など):これがないと(基本的に)ルーンが手に入らない。
    • 掘削手段:飛び地の可能性があるため。テレポート制御があるなら不要
      ここを探索するほどの実力があれば当然持ってるとは思うが…
  • 戦闘手段
    • とにかく強力な攻撃手段:輝く眼球や酸のブロブ等との長期戦は愚策そのもの。
      ロッドや妖術を使うのなら、火炎や無属性の物ならどの敵にも有効なはずだ。
    • 強力な攻撃魔法が使える魔術師ならば、
      氷の躯(+各種補助魔法)+耐突然変異の護符か、死者の躯+耐冷装備などで比較的まともに戦うことができる。
      最深層のテレポート制御もリーの瞬間解体術でいちおう代替可能。
      …とはいえ十分な威力で繰り返し使う必要があるのでテレポート制御の方がラク。


蜂の巣

殺人蜂の巣であり女王蜂を頂点にした社会を観察することが出来る、全4階。
基本的に女王蜂、殺人蜂、殺人蜂の幼虫しか出現しないため、ある程度の戦闘能力と毒耐性があれば簡単に攻略できる。
攻防ともに十全な状態であれば毒耐性も必須ではない。(とはいえ、殺人蜂自体を食料にできないのでやや勿体ないが)
最下層の水地形を超えた所に、なぜだか黄色蜂の巣が存在する。
中はアイテムで一杯なので、後述の各種潜入手段が揃っているならば足を延ばしてみるのも面白い。
ただし耐毒がない場合、黄色蜂の麻痺攻撃には要注意なのだが。
最下層には蜂の巣やロイヤルゼリーが山のようにあり、天然の食料庫をなしている。
アイテムを拾うモンスターが出現しないので、終盤に向けての貴重なベースキャンプとして使うことが出来る。

入口

メインダンジョン(11階~16階の間)

強敵

  • 黄色蜂:麻痺攻撃
基本的に殺人蜂ばかりなのだがその数の多さには警戒が必要かもしれない。

推奨アイテム

  • 毒耐性:耐毒の指輪・耐毒エゴの装備など
  • ACの高い装備:毒耐性があってもACが低いと囲まれたときキツイ
  • 掘削のワンドなど飛び地対策
  • 以下は最下層の黄色蜂の巣へ行く場合のみ。
    • 浮遊の指輪など、何らかの浮遊手段(水棲の民であれば不要、扉サーチは溺死注意!敵は麻痺攻撃です)
    • 分解のワンド:wax_wallを手軽に破壊できる
    • 充分な回数の掘削手段と分解があれば浮遊が無くてもいけます、池の上部の壁を掘削で掘っていけばOK。

最下層

蜂の巣最下層右下のお宝をどう取るか分からなかったので調べました。

xxxxxxxxx  w:water 深い水辺
xxaaaaaxx  x:DNGN_ROCK_WALL 岩の壁
xaa5a5aax  a:DNGN_WAX_WALL 蝋の壁
xa5*|*5ax  =:DNGN_SECRET_DOOR 隠し扉
xaa*|*aax  |:むっちゃいい感じのアイテム、「獲得の巻物」ででてくるレベル。
wxaa5aaxx  *:レベルの高いアイテム
wwxa5axxx  5:MONS_YELLOW_WASP 黄色蜂
wwwa=axxx
wwwwaaxxx
wwwxxxxxx

  • 正規手段としては浮遊して隠し扉を開ける、浮遊が無ければテレポ制御でもなんとか可。
  • 掘削ではWAX_WALLは掘れないので、リーの瞬間解体術や粉砕で穴を開ける。
    と言いたい所だけれども、蝋の壁は十分な硬さが無いので瞬間解体術や粉砕でも穴が開かずやっぱり隠し扉がベター。
  • 蝋の壁(WAX_WALL)は分解のワンドで破壊可能です、あるならば掘削>分解が安牌。


ラビリンス

経験的にメインダンジョンの中層くらいから、あるいは各分岐内にたまに入り口が見つかるような気がする。
大まかに言えば渦巻きのような形をしており、中心部に向かって進んでいけばよい。
今まで歩いたマップが記憶できず似たような地形が続いているので、迷うときは迷う。
コツとしては、既に通った曲がり角ごとに何か矢などの目印を置いていけば迷わないだろう。
ちなみにテレポート等の仕掛けによる無限通路というわけではなく、単純に地形が入り組んでいるだけなので、最悪の場合歩数を数えて方眼紙にマッピングする、あるいは片手を壁につけたまま歩くという伝統的な迷宮対策を施せば必ず脱出できる。
中心部というかゴール地点には、ラビリンスの伝説通りミノタウロスがいる。
体力はやや多めだが大して強くないので、それ程警戒することもないだろう。
ご褒美として5~10個程度のアイテムが上り階段に山積みになっている。ある種のボーナスステージといえるだろう。
一度脱出に成功すると、ラビリンスへの入り口は消えてしまう。
一度の冒険中にラビリンスの入り口が複数回見つかることもあり、そうなるとラッキーである。

入口

メインダンジョンからの通算11階~24階の間? 不思議のデッキで迷路カードを引いた時にも出現

分岐

なし

強敵

  • 飢え・餓死の危機:食料がない場合は入らない方が無難。
    • 空間が歪む突然変異…これがある場合には阻止できるアイテムを装備しましょう。
    • 新陳代謝加速の変異やアイテムも(重度であれば)考慮するべき。
      対策は多めに食料や滋養の指輪×2など。
  • @の亡霊:
    アビスやパンデモニウムのように階層が保存されないダンジョンで@が死ぬと、ラビリンスに亡霊が出現する
    (ことがある、普通にアビスに出たりもするが)
    成長途中の不運な@ならともかく、パンデモニウムで進退窮り憤死した@が相手になることもある。
    亡霊がパンデモ脱出用に覚えていた追放でアビスへ飛ばされることも……。
  • ミノタウロスは強敵とまでは言いがたいが、蛇穴など攻略の中盤での戦闘能力では厳しいかも。
    飢餓状態では戦闘能力が格段に落ちることにも注意。

脱出のコツ

ネタバレすぎるので反転表示。

迷宮内部は、ごく大雑把に言って「□の中にFが入っている」ような形状になっている。外縁部には数本の通路があるが、そのうちの1本だけが内側に続いており、残りはすぐ行き止まりor外縁部をぐるりと一周するだけの通路。
内側は非常に単純で、「F」の字の下側から入って、横棒2本のいずれかを選んで進むというもの。このうち1本はすぐ行き止まりになっており、もう1本は折れ曲がって続いている。
内部の周回は時計回り・反時計回りのどちらもありうる。そのため、細い通路からスタートした場合はとにかく一方に突き進んでみること。一旦「F」字、あるいはその反転型の通路に行き当たったら、以後は迷わず進んでいける。目印も不要。「F」字の上の横棒を1番、下の横棒を2番、縦棒を3番と仮称した時、1番が行き止まりであったなら、2番と3番のいずれが内部へのルートかは、プレイヤーが重度の見当識喪失に陥っているのでもない限り明らかだろう。…念のために言っておくが、3番は例外なく外縁部に続く道である。
外縁部からスタートした場合も、とりあえず適当な通路に入り込んでみること。「F」字型が見つかれば後は同じ。それ以外の通路、特に外縁部を巡る通路に当たった時、以前にどの通路を選んだか覚えておく自信が無ければ矢などを落としておこう。もっとも、「F」字(=内部周回構造への入り口)を見つけた時点で特別な目印を置いて一度引き返し、それ以外の場所に置いた目印を回収する…という手も取れるため、矢が無ければポーション類でも何でも構わない。どうせ敵はいないのだから。

ある程度内部を周回してから外縁部に続く道が出たりするので目印不要論は危険
内部を五週したあといきなり外縁部に出てやり直しになったパターンがありました

推奨アイテム

  • 投げ矢など、幾らでも手に入る物:目印用として。
    • 使い方にもよるが20~30本もあれば十分だと思われる。複数の種類を活用することも可。
      • 複数の種類を用意した方が目印のバリエーションが増えるので目印の誤認が少なくなり便利
  • 食糧:普通に手持ち分で十分、心配だったらやや多めに。
    通常種族であれば保存食が3つもあれば万全だろう。
    死者の躯も掛け直しが多いため手ぶらはキケン。
  • モンスターの探知の魔法:無くても支障はないが、少し楽になるかも
  • テレポート阻害の効果を持つアーティファクト:上記の突然変異がある場合
    • テレポート制御ではダメ。いくら制御しても若干のズレは存在し、道幅1マスのこのマップではそのズレが致命的に厄介。石の中に飛び込んでしまうと結局ランダムテレポートしてしまう。
  • 浮遊手段:アイテムが重たくて階段を登れない時(笑)に
  • 鑑定・解呪手段:あればアイテムの選定に便利。
  • 一度出たら戻れないため、出口のアイテムを回収するためにも「アイテムを持たない」ことの方が重要かもしれない。
    • それほど数があるわけではないが、時として重量級の鎧が数個並んでいたりもする。水晶なども意外と重たい。


宝物庫

メインダンジョンの中盤辺りに分岐が現れる、全8階。
Angband系でいうアリーナ状の地形をしており、最下層には固定マップと銀のルーンがある。
フロア全体が大部屋で、その中に小部屋が規則正しく並んでいるという感じである。
第7層まではたまに強敵もいるものの、割とサクサク降りていくことが出来ると思う。
ただヤクトールの集団や醜きもの、スライムなど、常に団体で出てくるモンスターも多くなってくる。
その辺りに注意して慎重に行動していれば第7層までは何とかなるだろう。アイテムもよく落ちているし店も出る。

さて、問題なのは8階である。
取り敢えずここに初めて到達する時期に突入したら多分即死する。
メインダンジョンで、地獄やらパンデモニウムの入り口が出てくる辺りまで潜り、
エルフの大広間を片づけるか片付けないかぐらいの時期でようやく妥当な感じ。
マップは全域が固定で、左上、右上、左下、右下という大きな4つの区画があり、それぞれに強力な敵とアイテムがある。
またここの壁は鋼鉄や水晶製で掘ることは出来ない。

沼、蛇穴に続く第3のルーンの候補地であるが、難易度が他の二つとは比較にならない。

入口

メインダンジョン(14階~19階の間)

分岐


強敵

  • ヤクトール、セントールの群れ:大量に現れて矢襖にされる。エゴ弓の場合はさらに鬱陶しい
  • 変身能力者、暴走した~:酸のブロブ、ストームドラゴン等の最上級モンスターに変身しうる、更にジェリー系になって宝を食われたら最悪だ!
  • ドラゴン系
    • ドラゴン、アイスドラゴン:強力かつ高命中率のブレスが非常に危険、薬や巻物もヤバイ
  • ファイアジャイアント:火炎のボルト、ボールを撃ってくる
  • ストーンジャイアント:強烈な岩石投げ、更に殴りも強い

最下層では

  • リッチ、太古のリッチ:各種上級魔法や召換
  • タイタン:稲妻の矢が凄まじく通常攻撃も強烈
  • ストームドラゴン:狭い場所での稲妻の矢が危険
  • シャドウドラゴン:衰弱のブレスが強く近接も経験奪取攻撃×3ヒット
  • 水銀ドラゴン、鉄ドラゴン:あまり見ないが耐性で軽減できないブレスが危険

最下層の攻略

(ここの攻略の仕方はいろいろなやり方があると思うので、一意見として)
まず、いきなり大量の宝物庫の番人に囲まれている。
余程の高隠密暗殺キャラでもない限りは、階段プレイを強いられることになると思う。
術師系だと相当回避が上がってないと、階段を上るときのダメージに耐えきれない怖れがあるので、
召換獣バリアを張って、階段移動に巻き込む番人の数を抑えるのも一つの手だと思う。
ちなみに視界内攻撃系魔法があれば、感動的なくらいに決まるぞ。

戦士なら普通に階段プレイで問題ない。
が、もう一工夫するなら、倉庫の奥で腐ってるあの視界内攻撃を……そう、恐慌の巻物だ。
効果は微妙ではあるがいくらかは巻き込みを減らせる。
番人を片づけている間に他の奴らもいくらか出てくるだろうから、それらも階段を利用しつつ片づける。*2

階段付近の物陰にヤクトールなりストーンジャイアントなりが潜んでいることが非常に良くあるので、
倒しきったと思ったら叫ぶコマンドなり騒音の巻物なりで潜んでいる敵を起こしたほうがいいだろう。
じゃないと撤退中に潜んでいたストーンジャイアントから岩投げを喰らって……

あらかた退治できたと思ったら、右上か左上を攻略するのが良いと思う。
右上は敵が群れて出てくることは少ないので、比較的各個撃破がしやすい。
左上は一本道の通路で仕切られているので、貫通ボルト魔法の連発で切り抜けやすい。*3
戦士系でも一対一で戦いやすく、加速+腕力強化などで一気に突っ切ることが出来ると思う。
しかし召換術師にとっては戦力を集中させにくく非常に戦いにくい地形。上位のドラゴンや巨人が相手となると、おぞましきものどもでも一対一では力負けしてしまう。どうにか平地にひきずりだすか、あるいは消耗戦を覚悟で戦力を連続して投入する必要があるだろう。
どちらも奥には多くのアイテムがおいてある。
左下は市松模様になっておりこの奥にルーンが置いてある。
騒音をたてないよう慎重に進めていれば、隠密と不意討ちを得意とする者には有利な地形だ。
右下は視界をさえぎる物が無い広大な部屋状になっていて、一番奥にアイテムがある。
召換術の真の達人であれば有利に進められるが、それ以外では最も苦戦が予想される区画と言える。
召喚術師は比較的戦いやすいここと右上を先に攻略し、その際に呼び出した戦力の余剰分を予備兵力とし、左上・左下での苦戦に備えて待機させておくとよい。
どの区画も上位ドラゴン・上位巨人・リッチ・変身能力者といった強敵が多いので、全力で立ち向かおう。


推奨アイテム

  • 霊視能力:浅い層で見えざる恐怖が、中層以降ではシャドウレイスが時折出現することがある。
    無いと厄介だが一時的な物でも構わないだろう。
  • 飛来物の防御(阻止):術師系はそろそろ必須。
  • 十分な耐性:ドラゴン系モンスターのブレスやヤクトール等の飛び道具のためにできるだけ耐性を揃えておきたい。

最下層では

  • 得られる限りの耐性:とにかく強烈な遠距離攻撃が恐ろしい、ストームドラゴンやタイタンに備えて電撃耐性も欲しい。
    重戦士系の場合は衰弱も出来るだけ多重にした方がよい。
  • 召換魔法:低レベルでも盾に出来る、術師系は階段プレイ時にあった方が良いと思う。
  • 加速・回復などの各物資:総力戦の構えで
  • ドルオクロヒの玄室、または7階の壁に囲まれた下り階段:階段作戦で敵を散らばすのに効果的。


刃の間

宝物庫からの分岐で来ることができる、1フロアのみ。
下半分はランダムで上半分は固定マップになっており、固定マップの方はまさに大広間といった佇まいだ。
命を吹き込まれた武器達、つまり「ルーンの刻まれたロングソード」や「輝くハルバード」といった物が襲いかかってくる。
倒すと地面に落ちて、実際にそのアイテムが手に入る。
攻撃力もスピードも高いため囲まれると危険だが、HPが非常に低いので慎重に行動すれば大事には至らないだろう。
体感的にイスケンデルンの爆破の秘術でほぼ一撃程度。
ただしここで襲ってくる武器は全てエゴ武器(!)であり、電撃・掠奪・歪曲エゴを相手にした場合は結構厄介なことになる。
戦うまでは判りようがないけど、こういうのが出ることは覚えておこう。
特に重戦士系では「出てきたときの方が経験値が減っていた」ということになりかねない。
また、アビス送りにされて帰らぬ人というパターンもあり得る。
経験値が割とおいしいが、それまでの探索でどうしても納得のいく武器が出なかった人以外はわざわざ入る価値はないように思える。
ただ、このフロアにはアイテムを拾える敵が出てこない(というか、とにかく踊る武器しか出ない)ので、
獣の棲み処や蜂の巣がかなり上の方で出て宝物庫がかなり下の方に出た場合に、ベースキャンプとして使えなくもない。
なお、一部の軽量武器(ナイフ、ダガー、サーベル。しかしショートソードは出る)は登場しない。グレートソードやトリプルソードなども同様。これらを狙う場合は他を当たろう。

入口

宝物庫(4階)

分岐

なし

強敵

  • ハルバードやバトルアックスなど一撃が重い武器
  • 電撃・歪曲・掠奪エゴの武器

推奨アイテム

  • 衰弱への耐性:重戦士系は特に。
  • 浮遊手段:歪曲エゴ対策。アイテムの鑑定の際にも。
  • 信頼できる無属性の攻撃手段:無属性の攻撃魔法、強力かつ高命中率の接近戦武器・強力なクロスボウ等
  • 加速手段や瞬間移動の巻物など(最初に入る際には特に):
    一体だけならどうにでもなる「宙を舞う武器」だが、運悪く最初から囲まれていた場合普通に戦うと無事では済まないはずだ。


地下墓地

宝物庫からの分岐で来ることができる、全5階。
普通のダンジョンの形状をしている、霊廟への入り口がある以外には特に何もない。
地下墓地というだけあってアンデッド系の巣窟である。
ここ以外ではあまり見ることのないヴァンパイアやグールの上位種も出てくる。
Crawl版ドルジとも言える呪いの頭蓋骨や、常に団体で出現し攻撃力の高い骸骨戦士、
それからアンデッドの巣窟が時々出てくることに注意していれば、それほど難しくない所だろう。
アイテムが大体揃っていればわざわざ来る必要もない所だが、一応いくらかアイテムが落ちているので物資の補充に来るのは悪くないと思う。

入口

宝物庫(2階~4階の間)

分岐


強敵

  • 呪いの頭蓋骨:移動しないが高い防御力と全属性耐性、召換連発&HP半減の苦痛の紋章
  • 骸骨戦士:団体で出現し攻撃力・防御力が高い。エゴ武器に注意
  • 骸骨ドラゴン:非常にタフ、実は火炎耐性もあるため炎系術師で調子に乗っていると危険
  • 上位モンスターのゾンビ・スケルトン:元の敵の強さが反映されるためそこそこ手ごわい

推奨アイテム

  • 対アンデッドの装備・魔法:出てくる敵の9割はアンデッド、対策があると多少は楽?
  • 衰弱への耐性:レイスや衰弱の矢対策として
  • 食料:清浄な死肉に期待できないため、拾える分で十分だと思うが一応


霊廟

どんな所?

地下墓地から来ることができる、全3階で全域が完全固定マップ。
3階に黄金のルーンがあるが、単に降りて行くだけではなく何度かの上り下りを経る必要がある。
出現モンスターの殆どはミイラ。
ミイラ系のモンスターは、プレイヤーの手によって倒された場合死に際にプレイヤーに呪いをかけてくる。
最下位のミイラは単に所持品が呪われるか、あるいは持っている薬が腐敗の薬に変わるだけで済む。(それでも悲惨だが)
しかし上位ミイラの場合は要するに死霊術のファンブル効果であり、運がよければあまり害のない物も多いが、
高位の物は苦痛の紋章、アンデッド複数召換、腐敗の状態異常や能力値の大幅かつ一時的な減少、重度の魔力汚染など非常に凶悪である。
つまり他のダンジョンとはちょっと違った攻略法が必要になってくる。

マップの様子について。
第1層は霊廟の入り口の様なマップで、敵はあまり多くない。
ここで非常な苦戦をする様ならもっと鍛えてくるべきだろう。
ちなみに、いかにも霊廟っぽく建物の入り口付近にスフィンクスが複数配置されている。
第2層は宝物庫の最下層程ではないが、多少囲まれた状態からはじまる。
一般ミイラの後ろに術師ミイラが控えている感じ。
第3層は奥の方に衛兵のミイラ、司祭のミイラ、王族のミイラがギッチリと隊列を組んで配置されている。
乱戦になると召換と苦痛の紋章の連発でどうしようもなくなったり、一気に殲滅した後に呪いに耐えきれなかったりするので、
遠距離攻撃で一体ずつ釣り出すなどの方法を取るべきだろう。
なお、ルーンを取るまでは霊廟では制御されたテレポートを行うことができない。

攻略1 高位の召換術で押し切る

「直接手を下すのがダメなら手下にやらせればいい」ということで召換術で挑む、ある意味もっとも妥当な作戦。
どんな召換術がよいか?筆者が薦めるのはおぞましきものの召換である。利点は下の通り。

  • 一度に複数召換可能、触手の怪物も現れこいつは相当強い。
  • 殺されるまで消えない、つまり解放の宣誓で消されない。
  • 説明にある知能の減少は一時的な物で1しか下がらない、また必ず下がるわけでもない。
    • 低確率ながら時間経過でも回復するため、少々のことであれば放っておいてもよい

影の怪物はミイラ系しか召換できないのでここでは使えず、デーモン系は反乱や解放の宣誓での抹消が不安。
という訳でおぞましきものの大軍団を率い、一匹ずつ誘い出して袋にする。
あるいは、術師ならある程度備えている隠密能力を活かして素早く接敵し、
招来を唱えてあらかじめ召換しておいた大軍団でいきなり囲み袋にするというのが基本戦術となる。
敵の召換は解放の宣誓で速やかに抹消、このやり方である程度安定して攻略することができる。
ただ徹底不殺に拘ると司祭のミイラや王族のミイラを複数敵に回したときに危機に陥ることがあるので、
そうなりそうな場合は、腐っては困る薬を地面に置いて直々に倒すべきだと思う。

  • 上位ミイラの呪いで薬が腐ることは無いため薬を置く必要は無い、範囲魔法で普通のミイラを巻き込むときだけ置けばよい。
  • 静寂を利用するのも手。上位ミイラといっても打撃力などが飛躍的に高いわけではなく、おぞーに(そしてそれを後ろで指揮するプレイヤーに)最も被害を与えるのは苦悶などの死霊術。こちらも解放の宣誓や招来、あるいは追加の召換ができなくなる点には注意すること。

また、かなり手間がかかるが、死霊の蘇生+死の霊媒術で強力なモンスターの幽霊とミイラを率いて攻略することもできる。
同様に、アンデッドの指揮を使って下位ミイラを隷属させる手もある。というかこの呪文自体こんなところでもないと使い道が無い。
こちらはあくまで隷属(魅了)なのでいずれ解けるし、またそもそも下位のもの(並ミイラ、衛兵ミイラ)にしか効かないなどの欠点があるため主力にはしづらいが、他階層から連れ込んだアンデッドを補助する形で利用するのはあり。死霊使いなら考慮する価値はある。

攻略2 呪いを無効化する

まず、キクバークッグァの上位信徒になれば死霊術のファンブル効果を無効化してくれる。
この無効化は上級ミイラによる死霊術ファンブル効果の呪いにも有効なので、呪いを無効化するという点では一つの選択肢。*4
シフ先生の『詠唱失敗からの保護』ではダメなので注意。

もう一つはアンデッド種族を選ぶこと。
これにより死霊術のファンブルの内、苦痛の紋章や能力値減少など死に繋がりうる物の大半を無効化できる。
「死者の躯」を唱えることでもOK。

攻略3 ツキマー+静寂(軽戦士向き)

伸縮武器を大量に侍らせ、静寂をかけた上で上位ミイラに近づく。
自分が盾になりつつ、武器たちが背後からなぶり殺し。
ただし静寂の範囲外から、解放の宣言を受けて丸裸になった上に召換を食らったりすることが有るので、
(静寂の範囲は視界内全部よりちょっと狭い)
1匹ずつおびき寄せて処理しないとヤバイのは勿論のこと。(溜まり場より)

攻略4 ドルオクロヒ作戦(召換を得意としない妖術系術師向き)

一階は省略。
二階は階段下りた直後に玄室、治療薬を足元に置いてから斜め方向に掘削。
敵が寄ってきたら場所は動かずに一匹ずつ水晶槍や猛火で確殺。
苦痛の紋章を受けたり遠距離から召換魔法を使われたら、玄室を再度唱える。
これで安全に上級ミイラをさばける。
三階は通路を塞ぐ形でまず塀をつくる。(端から玄室→真横掘削→横に動いて玄室…)
その後は基本的に二階と同じ、視界を狭くしておいて一匹ずつ倒す、危なくなったら玄室。
玄室・掘削が使えるなら軽装戦士でも同じ戦法が使える、
ただし軽装戦士だと知力の関係で食糧危機が起こるので大量に食料が必要。(溜まり場より)

攻略5 地の精霊使いでショートカット

霊廟の地形を既に知っている人向け。
リーの瞬間解体術か、もっと派手にやりたければ粉砕を使う。
これらの魔法は石の壁をも破壊できるため、画面内のミイラを全滅させつつ1階北側の壁を吹き飛ばしてショートカットが可能。
但し視界の外で倒してももちろん呪いの効果は発生するので準備は怠らないように。
吹き飛ばした後は騒音の投射などで誤魔化してから、あとは水晶槍や玄室+石像の躯などでパワープレイ。

攻略6 物量作戦・正面突破

十分に経験を積んだ妖術師・炎術師・死霊術師など、それなりのHPと十分な遠距離火力がある場合。
能力維持の指輪、耐突然変異の護符や衰弱耐性の装備など十分な準備を整えた上で、解呪手段や回復手段を大量に持っていき、
猛火の矢などを使ってミイラだろうが何だろうが構わず各個撃破していく。
当然ながらそれなりに危険ではあるが、少しずつ地道に攻略していけば何とかなるだろう。

  • 最深層で炎の嵐を打ち込むとまず返り討ちに耐え切れないです。
  • 腐敗の薬・被呪除けに最弱のミイラを倒せるくらいの召換やツキマーがあるとベター。

攻略7 重戦士なら…

ジン信仰。
ピンチになったら聖なる御言葉を使いつつ、足下に置いた薬で回復という方法で何とかなる。
信仰値(御言葉連発で降格しない程度)、食料に余裕を持って望みたい。
能力維持の指輪、耐突然変異の護符を装備したエリヴィロン信仰の戦士でそれほど苦労することもなく制圧できたという話もある。
恐らくこのダンジョンが重戦士の鬼門とされているのは...
『隠密に頼れず』『多対一を強いられ』『連戦の中で呪いに』倒れることになるからだろう。
確かに水晶槍使いなどと比較して不利を強いられる分岐ではあるが、適切な立ち回りと装備をもって臨むのであれば決して無茶な難易度ではない。

順に補足していこう。
『隠密』について、まず不用意な移動を避けるべきである。これは特に霊廟2Fへの進入時に注意すべきことだ。
このダンジョンの敵密度は高い。下手に視界を取ってしまうと司祭や王族といった最上級のミイラたちにあっという間に追い詰められてしまう。
窮めた妖術師のような瞬間火力を出せない以上、焦らずに視界内でこちらに寄ってくる敵から確実に処理をしていくのだ。
当然ながら、仕留めきれずに逃げ出したミイラを愚直に追うなどもっての外である。きちんと追い打つためのワンドやロッドを用意しておくこと。
これらの遠隔攻撃手段は隊伍を組む敵を視界外から釣り出すのにも役に立つ。

次に『多対一』、これは脅威となるものとそうでないものとがある。
この分岐に挑まんとするほどの実力を持った重戦士が、衛兵のミイラ数体に囲まれたところでどうということはないだろう。
問題は最上級のミイラたちが召換する悪魔、そしてリッチである。
奴らは単体での脅威もさることながら、自身が更なる召換を連鎖しこちらの退路を断つ。
この群れの処理にわずかにでも手間取れば、次に飛んでくるのは...苦痛の紋章だ。
制圧済みのエリアにすぐ退避できるような立ち回りはもちろん、望ましい対策として「解放の宣誓」が欲しい。
この呪文は「防御」「召換」「悪魔術」の3種のロッドに格納されている、いずれかを携行すべし。
充分なスペルパワーで放つ必要があるため、発動スキルの鍛錬は怠らないように。

最後に名物である『呪い』だが、実は重戦士にとってこれが致命的になる状況というのはそうそうない。
術師系に比べてHPに優れる分、直接的なダメージに関するものは御しやすいくらいだろう。
例外は「減速」そして「能力値の減少」だ。
先述した危険な上級ミイラや悪魔を前にして減速してしまえば、それは即退路を失うことにつながるだろう。
また、育成の中で切り詰めた知力を大きく奪われるようなことがあればそれでおしまいである。
霊廟の攻略において、重戦士には特に「耐減速の護符」と「能力維持の指輪」の装備を強く勧めたい。
...言うまでもないが、別途加速手段と回復薬の確保も忘れずに。



入口

地下墓地(2階~3階)

分岐

なし

強敵

  • 司祭のミイラ:苦痛の紋章、打擲の一撃やアンデッド複数召換(リッチとかも出る)
  • 王族のミイラ:使える魔法は司祭のミイラと同じだが、とても頑丈。

推奨アイテム

まず、必要最低限の装備品・アイテムしか持って行かない。
薬などは戦闘前に近くに置いておくなどすると良いと思う。

  • 物資・装備
    • 癒しのワンド:腐敗で失ったHPを大きく回復できる、呪いでダメにされることがない。
    • ロイヤルゼリー:能力回復の薬と同様に能力値を回復し、呪いで腐ることが無い。
    • 大量の食料:死肉が期待出来ず、苦痛の紋章でHPを大きく削られたり高位の魔法を連打したりと、
      何かと休息の機会が多くなるため食料は多めに持ち込んでおくべき(無論死者の躯が使えるなら不要)
    • 能力維持の指輪:ミイラの呪いの能力値減少対策(ただし、軽減はできるものの完璧ではない点に注意)
    • 耐突然変異の護符:嫌な変異が欲しくないなら。
    • 結界の護符:召喚モンスターからの攻撃回数を減らす。
      解放の宣誓を唱えるターンを稼いだり、被ダメージを抑えたりすることができる。
      ミイラの呪いを受けない作戦を取るなら考慮の余地があると思う。
  • 魔法などの能力
    • 静寂:王族のミイラ、司祭のミイラ、召換でよく出て来るリッチやヴァンパイア等を相手にする際に非常に有効。
      デーモン系には効かない点と隠密が下がる点には注意。
    • 解放の宣誓:敵の召換を即座に抹消するため。魔法でもロッドでも低スキルでは焼け石に水。
    • 罠感知:非常に大量の罠が仕掛けられている。斧の罠、巨大な刃の罠、ゾットの罠、テレポートの罠……
    • 高い隠密能力:乱戦になると圧倒的に不利。
    • 加速手段:ここでは主に、まずい状況からの回避・脱出手段として。
      通常使われる他の緊急回避手段が、ここではどれも信用できないためかなり重要。
      俊足の魔法でも可。
  • 召換魔法(攻撃)
    • おぞましきものの召換:上で書いた様な利点がある。
    • 招来:敵を袋にする時に使う。


アビス

奈落の底。
深淵のルーンがあるにはあるが、多くの人にとってここは自分から望んで来る所ではない……。
一応来る方法は以下の通り。

  • 追放の魔法。敵の魔法で落とされるのが普通だが魔法防御が高いと防ぎやすい。自分に使うこともできる。
  • 歪曲の武器の着脱(転位術のファンブル)やそれを装備した敵の攻撃を受ける。
  • ゾム様のご無体
  • デッキの門のカード。不思議のデッキと処罰のデッキに含まれる。
  • ゾットの罠で低確率だがまれに飛ばされる。
  • 地獄の各領域の滞在中に発生するファンブルによる。
  • 高位の転位、召換魔法を失敗したときのファンブル効果。
  • メインダンジョンの深層からアビスへの入口が現れる。当然一方通行。

地形としては、*bandで*破壊*を使った後のような感じで、所々に溶岩や水のマスもある。
自分が歩いたマップを覚えることはできず、デーモンやアンデッドなどがどこからともなくワラワラ出てくる。
脱出するにはどこかに生成される出口を探すしかない。

脱出の仕方について。
まずアビスのマップは特殊で、どうも上下左右が繋がっているらしい。
従って、ちょっと斜め上とかに歩き続けることでリンゴのかつらむきみたいな感じで全域を回ることができる。
という訳で加速して進む方向を決めたらひたすら出口を探す。敵は無視する。
これでかなりの確率で脱出できるだろう。
ちなみに、アビス内ではテレポート系はまともに機能しない。
瞬間移動の魔法や巻物はかなりの確率で失敗し、普通のテレポートは発動までの時間が通常よりも10ターン以上長くかかる。
後者の方は、移動の際に上級デーモンに囲まれまくったり、袋小路に入ってしまったときなんかの対処法としては有効かもしれない。

また、テレポートその他の有無にかかわらず時折アビス自体が再生成される。
いわゆるマップの端に近づいた際に、視界を中心としたフロア全体が再生成されたり、
強制テレポートが発動したかのようなことが起こったりする。

  • いついかなるときも失いたくないものは地面に置くべきでない。
  • マップ再生成が完全自動生成じゃなく、ヴォールトのように何十パターンの中から1つ選ばれているという未確認情報が

こんな恐ろしい所ではあるが、
パンデモニウムに突入したもののどうしても出口がでてこないという場合に、
意図的にアビスに落ちて戻って来るという強行手段も存在する。
なお、深淵のルーンはアビスに来るたびに何個でも取ることができる。

分岐

なし

強敵

()内はデーモンのシンボル*5

  • 処刑の悪魔(1):加速していても追いつかれる上に攻撃力が高い
  • 混沌の悪鬼(1):突然変異とデーモンの召換
  • 窖の魔神(1):火・氷・雷耐性持ちで苦痛の紋章、地獄の業火を使える
  • バルログ(1):武器に寄らない炎追加攻撃、たまにエゴ武器を持ちファイアボールを使ってくる
  • ネクオゼク(3):視界に入れて逃げ続けていると突然変異を誘発したり知能を減少させたりしてくるので鬱陶しい
  • ヘリオン(3):地獄の業火が強い
  • 白インプ(5):ザコといって放置していると、冷気の投射で薬を割られる
  • リッチ、太古のリッチ:近接衰弱攻撃、強力な鉄塊の矢や上位デーモン召換、アンデッド召換
  • 骸骨ドラゴン:硬くて時間がかかる。足も遅いし相手にするべきでない
  • 触手の怪物:4回攻撃、移動は遅い
  • 骸骨戦士:単純に数が多くてやや強めなので倒すのに時間がかかる、たまにエゴ武器を持ってる
  • オレンジ色の巨大脳髄:ネクオゼク同じく突然変異、知能の低下に加え召換やテレポートも
  • 上位モンスターのゾンビ・スケルトン・幻影:HPも多く、囲まれると危険

他にも最上位のデーモンやアンデッド、その他の強敵が時間とともにどんどん登場してくる。
あえてこの地で戦い続けるというならばこれらに対抗できるだけの能力が必要。

推奨アイテム

  • 周辺感知:魔法の地図の呪文や巻物はダメ。「周辺感知の喚起」がついたアーティファクトや突然変異が必要。ノームの能力でもいいが、範囲が狭すぎる。
    これがあればメインダンジョンへの出口(および点在する祭壇)が黄色い点で表示されるため、目標地点を見出しやすい。
    後述するアイテム感知等で自分の現在位置を確かめて、後は一直線に出口を目指そう。祭壇でもめげるな!
  • 加速手段:俊足のブーツや俊足、加速の魔法など
  • テレポート手段:時間がかかるとはいえ一応は緊急回避になる。極稀にマップ再生成で四方を壁に囲まれたときの脱出にも
  • 耐突然変異の護符:ネクオゼクや混沌の悪鬼など突然変異をつけられる機会が多いため
  • 飛行・浮遊手段:溶岩や深い水脈がある地形で行き止まり→詰むのを防ぐ
    風の魔法が得意なら飛行の魔法の方が便利、溺死注意。
  • アイテムの感知:マップが再生成されたときは大抵マップの真ん中に出る?ので、
    [v]などで画面を切り替えた後アイテムの感知を使えば大体の位置が掴める。
    モンスターの感知は……大量に敵が涌いてたら(意図せずココに来た場合)絶望感くらいは感じられるんじゃないかな?
    召換系の呪文が使えるなら、数匹呼んだ後で感知することにより、能動的な現在地の特定手段に使えないこともない。
  • 不思議のデッキ:ランダム性が強いためアテにはできないが、アビスのカードを引くことで直接帰還することができる。後述するパンデモニウムでも同様。

意図的な長期滞在時のみ

  • 悪食の護符:たまーに出るナーガや醜きものを食い溜めできる。
  • 恒常のクローク:アイテム破壊対策。保全の護符では突然変異しまくる
  • 食料:自動生成されるとはいえ、なかなか出なかったり再生成で取れないこともあり手ぶらでは危険
  • 活力の杖、滋養の指輪:長期滞在を決意した勇者にとって最大の敵は餓死
  • 収拾:逃走やマップの再生成など1ターンを争うアビスでは、歩かずにアイテムを引っ張れるので有用。
    マップの端近くにアイテムがあり、「これ以上近づくとマップ再生成されそう……」なときにも使える。
  • 掘削:石の壁と間違えやすい色だが結構掘削可能な壁は多い。壁向こうのアイテムへ直進する為に。


パンデモニウム

21階以降に入り口がある。アリーナの地形なども存在し通常ダンジョンと形は基本的に変わらない。
しかし多くの悪魔が出現しその点では通常ダンジョンよりはるかに難しい。
下り階段の代わりに別のパンデモニウムのフロアへの門が生成され、各階ごとに約5%の確率でメインダンジョンへの脱出の門が生成される。
どうしてもそれが見つからないときには後述する方法でアビス経由で戻ることが可能だ。

パンデモニウムではフロアに1つだけヴォールトが存在する。
これらは幾度も出現する悪魔のルーンを含む可能性があるほか、
ユニークのムノレグロム・ロボンセレボブグロオルクス・ヴロックの居城である大ヴォールトがでることがある。
それぞれ輝きのルーン、魔法のルーン、火のルーン、暗黒のルーンを有している。
更にセレボブは6つの3×3の部屋に宝物を隠しているが、鋼鉄の壁に囲まれているのでテレポート制御が必須だ。

出現モンスターの関係で基本的に死肉を食べることができない。
だがアイテムは通常通り生成されるので、食料や薬などの消耗品は十分な量自然生成される。
また、魔法の地図の魔法が機能しないが、アイテム感知、罠の感知や魔法の地図の巻物、
ランダムアーティファクトの周辺感知などは使えるので、大した問題にはならないだろう。
ちなみにアビスやラビリンスと異なり、地図そのものは通常通り機能する。(歩いた場所は地図に記載されるし、現在地もわかる。トラベルも有効)
なので「魔法の地図禁止」とだけ覚えておけば間違いない。

脱出する方法

正攻法で脱出するには、以下の方法しかない。

  • 上り階段が生成されるはずだった場所にそれぞれ1/50の確率で作られる出口の門を使う。
    (通常は床になっている、可能性があるのは各階ごとに大抵3箇所なので実質各階1/20程度)
  • 約1/12の確率で柱がストーンサークルの様に並んだアリーナフロアが生成され、
    その中心に1/2の確率でアビスへの門が開くのでこれを使う。
  • 不思議のデッキでパンデモニウムのカードを引く
    • このカードは「通常ダンジョン・パンデモニウム間の門を開く」ものであり、パンデモニウムで使えば通常ダンジョンへの道が開く。ついでにアビスへの門が開くこともある。

ただし、パンデモニウムへの門の変異を持っている場合、
出口の門は1/5(階ごとでは約50%)で、アリーナフロアのアビスの門は100%生成されるのでかなり脱出は容易になる。

また、自分を何らかの手段でアビスに飛ばすことができれば、そこから通常のダンジョンに帰ることができる。
具体的な方法としては、

  • 追放の魔法
  • 武器を使える敵に歪曲の武器を拾わせてから殴られつづける*6
  • 歪曲効果付き殴りを持ったパンデモニウムデーモンがたまに発生するので、アビスに飛ばされるまで殴られつづける*7
  • ネメレクスの懲罰のデッキ/不思議のデッキ(低確率)
  • ※歪曲武器を付け外しする
  • ※ゾットの罠をアビス行きの効果が出るまで踏みつづける(低確率)
  • ※高位の転位術を失敗する(わざと重い鎧を装備すると効率的に失敗できる)
    • 成功率が不可能であればかなり低レベルの魔法でも飛ぶことがあるので効率的?

※を付けた方法は魔力汚染で発光することがあるので、何度もパンデモニウムに潜る予定の場合には向かない。

分岐

低確率でアビスへの一方通行の門。

強敵

  • 魔神:苦痛の紋章、地獄の業火が使える
  • 氷の魔神:苦痛の紋章、凍結の矢が使え、冷気追加攻撃
  • 影の魔神:苦痛の紋章、衰弱の矢が使える
  • 窖の魔神:苦痛の紋章、地獄の業火を使え、火・氷・雷耐性持ち
  • 処刑の悪魔:火・氷・雷耐性持ちで3回攻撃、@より早く動き更に加速を唱えるため1ターンに9回や12回殴られたりする
  • 混沌の悪鬼:突然変異を誘発してくる、デーモン召換で壁を作られてその後ろから突然変異とかが辛い
  • ネクオゼク:頻繁に突然変異を誘発してくる
  • パンデモニウムデーモン:めちゃくちゃな名前を持って生成される。各階層に1体。
    能力はランダムで、大抵は上級デーモンより多少タフなだけという感じなのだが、
    複数の上位デーモン召換、苦痛の紋章や各種エゴ効果付き殴りを使えることがあり、こうなると非常に危険
  • グロオルクス・ヴロック:ルーンを守る4体のユニークのうちの1体、はっきりいって弱い。
    HPが高いだけでいやらしい特殊攻撃を持っていないので、周りの影の魔神や処刑の悪魔の方が怖いくらい
  • セレボブ:ルーンを守る4体のユニークのうちの1体、唯一固有ドロップ品を持つ
  • ロム・ロボン:ルーンを守る4体のユニークのうちの1体
  • ムノレグ:ルーンを守る4体のユニークのうちの1体

推奨アイテム

あらゆる悪魔に対処できないとキツイでしょう。

  • 対突然変異の護符:これは必須、ネクオゼクや混沌の悪鬼から大変なことにされる。
  • 各種耐性:各種上位ボルトを使えるデーモンが出てくるので無いと危険。
    飛来物防御などで魔法を回避できるとしても、属性殴り対策のために1重耐性は確保しておきたい。
  • 恒常のクローク/保全の護符:地獄の業火や焼夷の炎などで巻物がどんどん燃やされる。
    ただ消耗品はそれなりに拾えるため、保全を諦めて対突然変異の護符を付けっぱなしにしてもいい。
    かなり貴重な品(魔力の薬、経験の薬、獲得の巻物など)もちょくちょく出てくるため、破壊されるとショックは大きい。まあ『ちょくちょく出る』からこそまた拾えば良いといえばそうなのだが……。
  • 予備の食料:死肉が出ないため食料が尽きるのは死を意味する。
    自然生成で十分拾えるとはいえ、ロイヤルゼリーなどの重量比が良い物をいくつか持ち込んでおきたい。
  • 解放の宣誓の魔法/結界の護符:あると楽、下級デーモン召換やデーモン召換を使えるモンスターが多いので。
  • 感知手段:ユニークのいるvaultを逃すと二度と生成されなくなるため、確実に見つけておきたい。
  • 神罰エゴの強力な武器:パンデモニウムの敵はほぼ全てがデーモンなので殺戮の武器よりもずっと有効。
  • (大抵の場合はアビスへの)脱出手段:
    長期滞在できるだけの能力があれば必要性は低いが、追放の魔法ができれば欲しい所。
    ピンチでパニクって「囲まれてもう手詰まり……」ってときに忘れがちな、一発打開策でもある。
  • チャネリングの杖(あるいは同等の能力を備えたアーティファクト):
    消耗戦になる場合が多いので術士は魔力回復手段が必須。
    血の昇華の呪文でも代用できるが、栄養値の消費のみで回復できるこちらの方が安全性は高い。
    更に死者の躯の呪文と併用すれば、栄養値すら消費しない魔力永久機関が完成する。
  • テレポート制御とテレポート:セレボブのvault攻略に。
  • 不思議のデッキ:アビスの項でも書いたとおり、カード次第で直接脱出が可能。
    とりあえず5個くらい持っておけば1枚くらいはパンデモニウムのカードが出る……と思う。
    あくまで運任せであり、追放の魔法のように即効性があるわけではない点に注意。


地獄

21階以降に入り口が出現する。
エントランスフロア、そしてそこから行ける4つのエリアのゲヘナコキュートスタルタロス鉄の都ディースで構成されている。
普通にゲームをクリアする場合には行かなくてもいい場所であり、
パンデモニウムと並ぶ上級者向けのエクストラダンジョンといった感じである。

階段を下りると地獄の各エリアへの門があるエントランスフロアにでる。
その門の鍵をゲリュオンが守っているが、こいつ自体は大して強くないので、経験値目当てにとりあえずこいつだけしばいて帰る人も多いようである。
こいつの落とす★ゲリュオンの角笛を吹くと各エリアへの門が開く。
ん?タルタロスへの門が見つからないって? 北・南・西に門があるんだから、後一つとなると……?*8

分岐

★ゲリュオンの角笛を吹くことにより門を開いて入場する。


地獄の特徴

各エリアの解説に入る前に、地獄というダンジョン自体の振る舞いについて理解しておこう。
他のダンジョンとは少々勝手が違うので。

  • それぞれのエリアは全7階層、最下層は全域固定マップでそこはそのエリアの主の居城である。
  • 各エリアにおいて上り階段を上ると、そこが第何層であってもエントランスフロアに戻される。
    • 逆に言うと階段を上ればかなり安全に休憩できるフロアに一発で戻れると言うことでもある。
      生成されたモンスターは消えないので、多用すると通過フロアにモンスターが増えて進みづらくなる危険はあるが、
      加速などの連発による魔法汚染の解除や、強敵をある程度掃討したあとの仕切りなおしなどに使えることがある。
  • 最下層に配置されるアイテムを除けば一切アイテムは落ちていない。
    • 蜂の巣やナーガの衛兵の宝物庫のような特殊部屋はたまに発生するので、アイテム感知で見つけたら取りに行くのも手です。
  • モンスターは通常ダンジョンのようにランダムに配置されているほか、プレイヤーの視界内に突然出現する(割と頻繁に)
  • 出現モンスターは基本的にデーモンやアンデッドだが、各エリアの雰囲気に沿った物が出やすい。
  • 各エリアの探索中には周期的に嫌なことが起こる。具体的には妖術・呪術・死霊術・召換術のどれかのファンブル効果が起きる。
    レベル0から3までの効果が起きるが、レベル3の効果が起きる確率が高い。
  • 更にゲヘナは炎の魔術、コキュートスは氷の魔術、鉄の都ディースは地の魔術、タルタロスは死霊術のファンブル効果が起きることがある。
大体上のような感じである。

要は腰を据えてじっくり攻略していくということが難しくなっているので(特にモンスター生成)、
どちらかというと術師よりは純戦士が常時加速でごり押しで進んでいくのに向いているように思える。

ちなみにエントランスフロアは定点レベル上げに利用できる。
アビスほどではないが視界内にモンスターが生成され、またその大半が自然な肉体を持ったものばかりであるため、悪食の護符があれば食料問題も気にならない。何よりアビスと違って脱出が極めて容易なのが嬉しい。
なお、その際はヤクトールなどの落とす弓に注意すること。撃ってきたときのダメージもさることながら、床に落ちているアイテムが一定を超えるとオーバーフローを起こしてしまい、死体を含めたあらゆるアイテムが生成されなくなるためだ。

ゲヘナ

『アスモデウス』が治めるゲヘナは炎の地獄である。
赤い壁が特徴で溶岩の地形もよく見られる。炎系のデーモンが出現しやすい。
上位デーモン以外では複数で現れ焼夷の炎のブレスを連打してくる地獄の豚がとても厄介。
ダメージもさることながら保全が出来ていようがお構い無しにこちらの巻物を焼き払ってくる。
地形は比較的開けたものになりやすい。後述する鉄の都ほどではないが、戦士系や妖術師系は苦労することが多い。逆に召換術師や死霊使いは戦力を集中させやすく、比較的有利に戦える。
もっとも死霊たちは火耐性が無いせいで活躍しづらいだろうが……。

最下層は炎の堀に囲まれた城塞のたたずまいをしている。建物の入り口に辿り着くと、
地獄の業火を連発する強敵地獄のサーペントを初めとする多数の護衛が待ち構えている。
そういった護衛どもを潰していくとようやく『アスモデウス』の登場である。

コキュートス

氷結地獄コキュートスは『アンテウス』が守護している。
氷結地獄らしく寒色の壁が特徴で、深い水の流れの地形もある。
氷系のデーモンが出現しやすく、中でも氷の魔神は苦痛の紋章を使えるので大変危険である。
ゲヘナ同様、比較的開けた地形が多い。悪魔たちはそのほとんどが飛行能力を持っているため、水地形はこちらにとって一方的に不利に働くと言っていい。特に戦士系は要注意。
まあ、ここに来るということは地獄特有の無差別ファンブルによるアビス対策で浮遊手段を用意しているということでもあるだろうから、それほど致命的なことではないだろうが……。
なお、召換術師の主力である触手の怪物はアッグガイよろしく水陸両用なため、これまた戦いやすいだと言える。

最下層は城壁と二重の深い水の堀に囲まれた小さな城といった感じである。
堀の向こうから苦痛の紋章ほか魔法を連発されるという嫌らしい地形となっている。
『アンテウス』も氷の魔神を従えているので、HPの残量には気を配らないといけない。

タルタロス

冥界タルタロスは冥府の女王とでもいうべき『エレシュキガル』が治めている。
黒い壁が印象的だが、それ以外は普通のダンジョンの地形をしている。
アンデッドは元より死を司るタイプのデーモンが出やすく、特に影の魔神が凶悪である。
また、ファンブルや魔法で骸骨戦士や地獄の騎士などの群れが召換され、
他の地獄より敵に囲まれやすいので、術師の場合は更に気が抜けない。
地形は地下墓地とよく似た迷路状のものであり、囲まれそうになった時も通路に逃げ込んで対処しやすい反面、退路を塞がれてしまうこともあり一長一短。それでも「逃げやすさ」ではなく「戦いやすさ」で言うなら、戦士系や水晶槍を備えた妖術師にとってはありがたい地形か。
逆に召換術師や死霊使いにとっては鬼門そのもの。特に上位アンデッドは耐久力が高く、通路で鉢合わせて一対一の状況に陥ってしまうと、しもべたちの攻撃力では排除に多大な時間がかかることになる。戦力的にも無駄が大きいし、何よりもたもたしているとファンブル効果が恐ろしい。
そういう時はテレポートを惜しまず使って回避するのが一番だが、戦わざるをえないこともある。そんな時は一旦後退し、曲がり角、できれば交差点や部屋におびき寄せ、少しでも戦力を集中できる形で挑みたい。急がば回れである。

最下層は大きく分けて4つのブロックに分かれており、それぞれのブロックにアイテムが置かれている。
ルーンそのものは普通に取れるが、場所により壁で囲われているため掘削手段があるとよい。

死者の躯を使えるなら、敵の衰弱の矢と苦痛の紋章、
地獄特有の死霊術ファンブルを防げるため、攻略はやや容易になる。

鉄の都ディース

鉄の都の名の通り、宝物庫と同じような地形 (city-like layout)をしている。このエリアは『ディスペータ』が治めている。
特に出やすい属性というのはないが、それとは別に鉄の悪魔がよく出てくる。
目だった強敵は少ないものの、道中は開けているので戦闘なり逃走なりには苦労するかもしれない。
その分(くどいようだが)召換術師や死霊使いにとっては戦いやすい地形であると言える。しもべが持つ耐性の面から言っても、まずはこのエリアで様子見をしてみるとよい。
ただし、ディスペータの居城、特にその宝物庫付近は狭い通路での連戦となるため、一転してしもべが使いづらくなる。何らかの対処法を用意しておこう。

最下層ではvaultの奥に『ディスペータ』がいる。倒せば固定アーティファクト『★ディスペータの杖』が手に入る。
他の地獄の最下層と違い全面ではなく上半分だけが固定マップとなっている。
階段を降りてすぐヴォールトの入り口が見えるが、降りた瞬間に外の敵が叫んで入り口から敵が押し寄せてくることが多いので気をつけよう。
全属性に耐性のある敵が多い分妖術師にとっては厄介だが、探索の必要な場所が狭く他のエリアよりは攻略しやすいようだ。

強敵

  • 地獄の入り口の敵:始めはゲリュオンしかいないものの、長居していると通常通りモンスターが生成される。
    ヤクトールの集団やストーンジャイアント、たまにストームドラゴンなんかも出る。
    ここには障害物が全くないので迂闊に動くと攻撃され放題になる。
  • 魔神:主にゲヘナ、攻撃力がかなり高い。得意技は地獄の炎。
  • 氷の魔神:主にコキュートス、苦痛の紋章が使え凍結の矢も強い。
  • 影の魔神:主にタルタロス、苦痛の紋章がきつく衰弱の矢も危険。
  • へリオン:中級デーモンだが地獄の業火を連発してくる。しかも魔神のそれと違って発生型なので非常に危険。
  • 地獄の豚:大量に現れ焼夷の炎のブレスを連発。
  • 地獄のサーペント:ゲヘナの最下層にいる準ユニークモンスター、地獄の業火が実に凶悪。
  • 各地獄の主。

推奨アイテム

  • 各エリアに対応する属性の多重耐性
  • 魔法の地図:最短距離で進むため、長居をすると不利なので目指せ階段即降り作戦で。
  • 掘削手段:同上、ただし鉄の都ディースではあまり意味はない。
  • 豊富な回復物資:止まって回復という手段が使いにくいため。
  • 浮遊手段:コキュートスではこれがないと城の中に入れません、ゲヘナもあった方が楽です。
    ファンブルによるアビス送り対策にも。(階段を降りる為に各階ごとにかけ直す必要があるが)
    もしアビス行きを回避できても発動したランダムテレポのリスクがある。
    基本的に最下層の倉庫部分以外はアイテムが存在しない(vaultや敵の武装は除く)ため、浮遊のブーツで永続化しておくのがベスト。これなら自分に追放を唱えることで(アビス行き回避の副産物としての)瞬間長距離テレポートができる。緊急回避にどうぞ。
    テレポートによる緊急回避をするつもりがないなら転移阻害のアーティファクトでもよい。
    万全を期すなら、普段は浮遊のブーツによる浮遊永続化を使い、倉庫を漁る時だけ転移阻害を装備し浮遊解除、という形で用いるとよい。
  • 能力維持の指輪:地獄の力によって大幅に能力値を下げられることがあるのでその軽減手段。
    特にタルタロスでは要注意だが他でも発生する。
  • 再生の指輪:これがあれば休息無しで戦い続けることができる。魔法による再生ではMP回復のために休息が必要になるので意味が薄い。
    死者の躯中でも有効。


ゾットの領域

いわゆるラストダンジョン、全5階。
本作品の最終目標である★ゾットのオーブが収められており、それまでとは明らかに違うモンスターが冒険者を待ち受ける。
入るためには最低でも3つのルーンが要る。
ここで重要なのは『入る』際に毎回チェックが行われるということ。ルーンが重たい(ひとつ10.0aumは術師系には意外と堪える)からといって内部に捨ててしまうと、言うなればキー閉じ込みの状態になってしまうわけで……。

  • 普通はそんな状況になることもないだろうが、もしすべてのルーンをこの領域内部に捨ててしまうと二度と入ることができなくなる。完全な詰みである。*9
    地形はメインダンジョンと同じだが、最下層は半固定マップでその奥にオーブが安置されている。

最下層のマップの概念図を書くと、下のようになる。

  ###################
 ##......#...#......##
 #.........*.........#
 #.......#...#.......#
 #.......#####.......#
 ##.###############.##
 #......^^...^^......#
 #......##...##......#
 #......##...##......#
 ##########.##########
(下半分はランダムダンジョン)

中央から左右どちらかに進んでいくわけだが、その前に必ず何らかの罠を踏まなくてはならない。
とりあえずサーチしてみて、テレポートトラップの無い方を攻略するようにしよう。
テレポートトラップを踏むと、高確率で大広間のど真ん中に飛ばされてどうしようもなくなる可能性がある。*10
このトラップはドルオクロヒの玄室を使えば消すことも可能である。

中には大量の上位ドラゴン、太古のリッチ、炎の球体、電気ゴーレム、殺人ピエロなどが配置されている。
一番奥の上記の*を書いた部屋にオーブがあり、オーブの守護者をいなしつつ接近することになる。
そしてようやく(凄く簡単そうに書いたが)オーブを手に入れることができる。
ちなみにテレポート制御で一気にオーブの部屋に飛ぼうという作戦は通用しない。
オーブを取るまでは制御されたテレポートは効かないからである。

オーブを取った後はもはや脱出するだけである。
(オーブをどこかに捨てても)地獄やパンデモニウムへの入り口は閉ざされてしまうので、脱出するくらいしかすることはない。
ゾットの最後の試練なのか、帰りの道中では視界内に突然デーモンが召換されて襲いかかってくる。
'1'のデーモンも時々出てくるのであまり油断しないこと、遠足は帰るまでが遠足です。

入口

メインダンジョン(27階)

分岐

なし

強敵

  • 電気ゴーレム:ショートテレポートで飛びまくり稲妻の矢を連発する。近接では電撃殴り。
    全属性耐性な上に高回避でタフ、その癖HPが減るとショートテレポートで逃走するのでトドメを刺しづらい。
  • 炎の球体:猛火の矢、ファイアボールに加え突然変異を付けてくる。スピードも速くタフでこれまた全属性耐性
    ファイアボール」があるため、飛来物の阻止を過信してはいけない
  • 太古のリッチ:純粋にリッチの上位互換、各種上位魔法&召換
  • ストームドラゴン:稲妻のブレスが強い
  • 闇エルフの上位種:悪魔術師・破壊者は結構強い
  • 殺人ピエロ:高速で飛び回り様々な追加攻撃のある打撃で襲いかかる。高回避で堅い

推奨アイテム
得られる限りの耐性を前提として特に、

  • 電撃耐性:回避が弱いキャラは絶対条件。飛来物の阻止があれば地形を選べば必須ではないかも?
  • 火炎の多重耐性:炎の球体対策。
    あれはファイアボール(必中)も使えるため、飛来物の阻止があるからといって火炎耐性を欠かしてはいけない。
  • 耐突然変異の護符:炎の球体戦は長丁場になりがち、最後だから要らないともいえるのでお好みで。
  • 各種回復・補助物資

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年02月05日 14:28

*1 テレポ指輪で気長に……というのはできない。アイテム部屋にジェリーが生成されたら空しい結果となる。ちなみにデスウーズはアイテムを拾う性質がある。

*2 左上の一本道の通路に瞬間移動の巻物で飛びこみ、1体づつ相手にするという手もあるにはある。が、袋小路な上にかなりの連戦になるため回復アイテムがガンガン減る、お勧めは出来ない。経験値もプールされやすいので衰弱食らった日には…

*3 敵も貫通ボルト魔法の連発でゴリ押ししやすいことを覚えておこう。つまりヤクトールや各種ドラゴンが隊列を組んで乱射してくることもある。

*4 流石に霊廟のためだけに乗り換えるのはやめた方がいいだろう、ダンジョンや分岐をある程度攻略してしまっていると信仰値を上げるのが大変。

*5 タイルプレイヤーの人もモンスターの感知を使ったときの参考に。

*6 確率は低く、わずかに7.5% しかもテレポートさせられたり追加で大ダメージを受けたりするため、あまり現実的ではない。素直に装備した方が「損して得とれ」かもしれない。

*7 同上

*8 どうしてもわからないなら、魔法の地図を使ってみよう。

*9 一応、パンデモニウムとアビスのルーンは複数手に入れることが可能だが、それが現実的かと言うと……

*10 普通は使わないテレポート妨害装備が生きる数少ない場面