武器と防具
- 武器の攻撃速度は、スキル次第で武器の攻撃速度の半分まで減らせる。 ただし、短剣と両手武器は特別で、それぞれ攻撃速度の限界は50と70。 武器の対応スキルが2Lv毎に、攻撃速度は10ずつ減少する。
- 武器が「早業」なら攻撃速度は、通常*1/2+10、になる。 しかしこの場合でも30を下回ることはできない。
- ダガーには不意討ち攻撃の際に最も大きなボーナスが与えられる。 次にボーナスが大きいのはその他の短剣類で、その次は長剣類である。 (そしてその他の武器での不意討ちボーナスは、長剣類でのボーナスよりも更に少し小さい)
- 武器の修正値は、+4までは巻物の無駄なロストなしで上昇させられる。 その後は、現在の修正値/9、で失敗確率がある。 アーティファクトではない武器の場合、修正値の最大は命中・ダメージ共に+9まで。
- エンチャントされた弓はSTR13があるか、あるいはエンチャントされた矢がなければ効果を発揮しない。 同様に、スリングの場合はSTR15。
ローブ、頭防具、クローク、ブーツ、グローブは全てAC修正値+2まで。 鎧の修正値は、+3までは巻物の無駄なロストなしで上昇させられる。 その後は、現在の修正値/8、で失敗確率がある。
- 種族防具は、その種族が使用するとより良い効果が得られる。
- ドワーフ製の防具:どの種族でも普通の防具+1扱い。腐食に強い。呪文詠唱を妨げる。
- ドワーフ製の盾装備or攻撃速度120以上の低速武器を装備すると呪文詠唱をより妨げる。
- エルフ製の防具:回避スキルが上昇。隠密性を高める。射撃を回避するチャンスがある。呪文詠唱を簡単にする。
- クロークは酸からあなたを守る。 軽い鎧の装備は、より早い防御スキルの上昇を促す。 いくつかの最も重い鎧の装備は、防御スキルの上昇を完全に妨げる。
- 武器ダメージ計算方法
- 武器のベースダメージはSTR10が基本値。殺戮修正はそのまま武器ベースに加算。
- そのダメージ値と0の間でランダムにダメージが決定される。
- さらに、そのダメージが装備武器の種類のスキルと戦闘スキルの影響を受けて加算される。
- 魔法付与・種族倍打・属性ダメージを加算。
- ターゲットのACと0の間の数値を取り、iv.で決定されたダメージからマイナスしてダメージ確定。
盾
盾は近接攻撃・射撃・射撃型魔法を防ぐチャンスを与える。高DEXは盾を上手く使わせる。
バックラー:基本AC3/最高AC7 スキルLv毎に+0.15
盾([[攻撃速度]]-10):基本AC5/最高AC11 スキルLv毎に+0.25
大盾(攻撃速度-20):基本AC7/最高AC16 スキルLv毎に+0.35
盾と大盾は、特別な徒手格闘攻撃の発生確率とターゲットへの命中率を低める。 このデメリットは盾スキルが上がることで消えていく。 全ての盾は、呪文詠唱を妨げ、徒手格闘のパンチの発生を妨げる。 麻痺・減速(1ターンの複数行動)・混乱、あるいは敵が不可視の場合、盾は無効扱い。
防御確率:
([AC + {dex/10}]/[15 + HD])*50
AC = 修正値とスキルボーナスを含めた盾のAC。
HD = モンスターのヒットダイス。通常は1-10だが、強力なモンスターは20以上。
二撃目は15の部分を、25に変える(=一撃目の約60%)。三撃目は55、四撃目は105。
例:
([5+10/10]/[15+3])*50 -> (6/18)*50 =~ 17%
バックラー+2、盾スキルなし、DEX10、vs. 巨大アリ
([11+25/10]/[15+1])*50 -> (13,5/16)*50 =~ 42%
盾+3、盾スキル8、DEX25、vs. 大こうもり
盾の防御確率はどんなに高くても50%が限度。価値は微妙かも。
- 盾の名誉のために追記しておきます。 最大ACというのは盾のベース値+スキルボーナスの最大値という意味なので、盾が強化されているならば、最大値を超えます。(player.cc:1542)
従って、ブロッキング確率は50%を超える場合もあります(fight.cc:2016)
([16+2+25/10]/[15+1])*50 -> (20.5/16)*50 =~ 64%
大盾+2、盾スキル27、DEX25、vs. 大こうもり
素手
蜘蛛の躯:5 + 毒
氷の躯:12 + 冷気
刃の手:12 + [str/4] + [dex/4]
石像の躯:12 + str
ドラゴンの躯:20 + str
死者の躯: 5 + ドレイン
トロル(グローブなし):8
グール(グローブなし):5
その他(グローブの有無問わず):3
徒手格闘スキルが3Lv毎に攻撃速度が10減少する。Lv18で最高速度の40に到達。 しかし、そのためにはローブやバックラーのような軽い鎧を身につけることが必要とされる。 もし甲冑スキルが十分でないのに重い鎧を装備すると、速度が犠牲になり自動的に100も落ちる。
徒手格闘攻撃の追加攻撃はもう少し複雑である。 これを行うためには、まず、あなたは荷物の重量が負担にならない状態でなければならない。 そして発生を決定するために盾・鎧・徒手格闘の各スキルに対してチェックがある。 大盾を装備している場合、各ターン毎の発生チェックを通過するには、盾スキル12と徒手格闘スキル20が必要。 あなたのEVを低下させる防具(例えレザーアーマーであっても)を装備する場合、 これらの攻撃の発生はより困難になるだろう。 プレートメイルではEVが-5減少し、発生のチャンスを得るのでさえ、甲冑スキルLv5が必要になる。 この場合、甲冑スキルがLv10なら発生チャンスは約50%になる。 上記に加え、あなたが素手で戦っているなら防具と盾は2.5倍の妨げになる。
- 以下は、スキルのチェックを通ることを必要とする攻撃である。
ナーガ:頭突き/パンチ 各50%
ドラコニアン:パンチ 50%、尾撃/蹴り/頭突き 各17%
その他:パンチ 50%、頭突き/パンチ 各25%
- 以下の追加攻撃は種族によって決まっているが、しかしスキルのチェックは必要ない攻撃である。
キック:発生確率1/2 セントール、蹄の突然変異
頭突き:発生確率1/3 ミノタウロス、ケンク、角の突然変異
尾撃 :発生確率1/4 ドラコニアン、水棲の民、尻尾の突然変異
最初のチェックの後で、同種の攻撃についてチェックを行うことはできない。 つまり同一の攻撃を繰り返すことは出来ないが、タイプの異なる攻撃は1ターンの間に発生可能。
ふさわしい突然変異と幸運(確率1/48)を持った熟練した冒険者は、通常攻撃、パンチ、キック、頭突き、そして尾撃を、1ターンの間に全て発生させる。 ただし、その際に盾を持つことは出来ない。(素手あるいは片手武器装備状態)
キック:5(セントールと蹄の突然変異は10)
頭突き:5(ミノタウロスは10、角飾り・スパイクつきの鉄兜は8、
他の鉄兜は7、角の突然変異は+3,6,9)
尾撃 :6(灰色ドラコニアンは12、尻尾の突然変異は段階毎に+1,3,5)
パンチ:5 + [徒手格闘スキル/3]
- 徒手格闘ダメージは、徒手格闘スキルLvと同じ数だけ増加する。
- そのダメージはキャラのSTRに応じて修正される。(基本値はSTR10)
- 殺戮修正の加算。
- そのダメージ値と0の間でランダムにダメージが決定される。
- そのダメージは戦闘スキルによってさらに増加される。
- ターゲットのACと0の間の数値を取り、v.で決定されたダメージからマイナスしてダメージ確定。
移動速度(低いほど速い)
通常=10(最低でも6まで)
セントール=8
スプリガン=6
ナーガ=~14
荷物の負担状態= +1
荷物の超過状態= +3
俊足呪文= -2(浮遊状態なら-4)
俊足のブーツ= -2
鈍足のブーツ= +2
蜘蛛に変身 8
変身していないセントール 8
変身していないスプリガン 6
それ以外は 10
さらに、
俊足のブーツを履いているならば2をひく。
鈍重のプレートメイルを着ているならば2を足す。
俊足を唱えていて水の中にいない場合、浮遊なら4をひき、そうでないなら2をひく。
素早く動く変異があるならば(変異のLv+1)をひく。
負担状態なら+1。超過状態なら+3。
6未満ならば6にする。
変身していないナーガなら1.4をかけて切り捨てる。
泳いでいる水棲の民なら無条件で6。
覚えておきたいこと
- 殺人蜂には注意しろ! ワンド・長射程武器・テレポを活用し、もし近接戦をするなら狂戦士・加速・怪力の薬の活用を。
- ドラゴンの死体を裂くと皮が残る。皮は防具強化の巻物を使うことで鎧になる。
- もしも混乱する可能性があるときには深い水脈の傍に留まるな。(特に沼)
- 必要の無い巻物や食料は、寺院やあまり訪れないようなダンジョンの分岐点に置いておこう。 それは生き残るために効果的だ。
- もし低INTで像(オレンジの像)に会ったら注意し、決して近づくな。それはあなたの知性を歓迎し、INTが0になるとあなたは死亡する。カードのデッキでも同様のことが起きうる。別の種類の像(銀の像)は、あなたを発見した際に強力なデーモンを召換してくる。だからもしもこの手の像の向こうに金貨の山があるのが見えても、あなたは金貨を拾いに行く前にもう一度よく考えてみるべきかもしれない。
- もしも飢餓状態なら死体は裂くな。荷物の中の食料を最初に食べよう。
- 巻物を読むことは、呪文詠唱スキルの練習になる。戦士でさえそのスキルを手に入れられる。しかし練習にもEXPの残りポイントが必要だということを忘れてはいけない。
最終更新:2022年11月24日 22:08