信仰の手引き & 信仰ガイド

(管理人より)練習用ページに作成されたものを独立記事化しました。


猫の止まり木さまの記事からサルベージした信仰の手引きおよび信仰ガイド。書式模索中


信仰の手引き

複雑に入り組んだ信仰システムはDungeon Crawlの特色の一つである。
この頁では信仰についての俯瞰的な解説を行う。

信仰の開始

Dungeon Crawlでは、殆どのクラスがゲーム開始時には信仰を持たない。
多くの場合は、地下4階から7階の間に存在する『諸宗派の寺院』にて、いずれかの神の祭壇に跪き[p]祈ることから信仰が始まる。

神の歓心

信仰を持った状態では、[p]で祈りながら行動を起こすことで、神の歓心や不興を買ったりすることがある。例えばマクレブは祈りながらの生物の殺戮を善しとし、エリヴィロンはこれに怒る。
神によっては祭壇に生贄や価値ある品を奉納することを喜ぶ。祭壇の上にアイテムを置いて[p]で祈りを上げることでアイテムを奉納することができる。どのような品物の奉納を喜ぶかは神によって違いがある。
神には時間の経過によって信仰値が増加するタイプの神と減少するタイプの神とがある。時間経過で信仰値が減少する神を信仰しているのなら、機会があるごとに生贄を捧げるなどの行動で神の歓心を維持する必要がある。

信仰値

神からの好意を示す信仰値は、信仰に関わる様々な局面で用いられる。
  • 扱うことができる特殊能力。
  • 絶体絶命時の防御などの加護が発動する確率。
  • 下賜を授ける神を信仰している場合には、祈った際に下賜を貰えるか否か。
  • [a]コマンドで発動する、神々の授ける特殊能力は、その多くが信仰値を消費する。

現在の信仰値は[^]コマンドの『称号』もしくは『好意』を見ることで大まかに知ることができる。

称号と信仰値
称号 信仰値
咎人 ~4
信者 5~
修練者 30~
助祭 50~
司祭 75~
長老職 100~
大祭司 120~
秩序の代行者(ジン)
聖なる戦士(輝けるもの)
光の代行者(エリヴィロン)
千の戦の支配者(オカワル)
永遠なる死の支配者(イレデレンヌル)
暗黒の領主(キクバークッグァ)
混沌の代行者(マクレブ)
破壊の王(ヴェフメット)
偉大なる殺戮者(トログ)
偉大なるトリックスター(ネメレクス)
秘術の支配者(シフ)
161~
※ゾムの信徒の称号は信仰値に関わらず『玩具』。
LV20以上で『ゾムのお気に入り玩具』。

神の好意と信仰値
神の好意 信仰値
あなたは注目されてない。 ~5
神はあなたに何も明言しない。 6~
神はあなたの存在を気に留めている。 21~
神はあなたにかなり満足している。 41~
あなたは神の期待の星だ。 71~
あなたは神の寵臣だ。 101~
あなたは神の第一の化身だ。 131~
※ゾムの信徒は信仰値に関わらず
『あなたは無視されている』。

神が授ける能力

殆どの神が信仰値に応じて信徒に新たな特殊能力を授けていく。例えばオカワルの『腕力強化』やマクレブの『マクレブの小さきしもべ』などである。
幾つかの神は『祈り』の状態にある信徒に特別な加護をもたらす。

神から賜る攻撃や召換などの能動的な能力の効果は、その多くが祈祷のスキルレベルに依存する。授かった能力を活用するためには意識して祈祷スキルを伸ばしていきたい。
祈祷スキルを上げるには、スキル経験値がプールされた状態で[a]特殊能力発動コマンドで神の能力を発動する。幾つかの神の授ける第一の能力は信仰値を消費せずに扱えるので、これを用いて祈祷スキルを上げると良い。
ただし、トログとシフが授ける能力は祈祷スキルに無関係に効果を発揮するため、特殊能力を使用することで祈祷スキルに経験値が割り振られてしまうことはない。

神からの贈り物

幾つかの神は功績の優れた信徒が祈りを捧げた際、時として装備や魔法書を下賜として授ける。これら下賜が発生する場所は祭壇などの特定の場所に限らない。

禁忌と懲罰

それぞれの神には禁忌となる行動が存在する。輝けるものは信徒が毒を用いることを許さない、などである。
禁忌を犯すと信仰値が低下し、(大抵の場合は)神の懲罰の対象とる。
現在仕えている神の懲罰の対象となると、信徒に与えられた特殊能力は使用を封じられる。懲罰の状態から復帰するためには、神の歓心を得る行動を積み重ねることでその怒りを静める必要がある。具体的には蓄積された懲罰値を0に戻すことで懺悔が完了する。懲罰から脱するまでは歓心は懲罰値の減少を意味し、この間は信仰値は上昇しない。

懲罰の対象となっている間は、[^]コマンドの『好意』を見ることで懲罰値を大まかに知ることができる。

神の好意と懲罰値(信徒である時)
神の好意 懲罰値
神はあなたに激怒している! 50~
あなたは著しく道を踏み外した。懺悔せよ! 20~
あなたは懺悔の途上にある。 5~
あなたは更なる自制を示すべきだ。 ~4

神の好意と懲罰値(信徒ではない時)
神の好意 懲罰値
神はあなたに激怒している! 50~
神はあなたに苛立っている。 20~
神はあなたの罪をはっきりと覚えている。 5~
神はあなたの罪を赦そうとしている。 1~
神はあなたに曖昧な感情を抱いている。 0(元信徒)
神はあなたに対して中立である。 0


信仰ガイド『秩序をもたらすものジン』

ジンは古くより崇められてきた神であり、秩序の確立と夜と混沌の勢力の破壊に力を尽くしてきた。
価値を認められた信徒は邪悪な存在と対峙するにあたって有用な様々な力を得ることができる。
ただし死霊術その他の不浄な魔術の行使は差し控えなくてはならない。
ジンは価値ある品の捧げ物と同様に、長期にわたる信仰の継続を高く評価する。

加護

絶対絶命時の護り
信徒としての称号が『修練者』以上の時、祈りの最中にとどめの一撃となる直接攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で攻撃から護られる。
経験値の保護
祈りの最中に負のエネルギーによる攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で経験値の減少から保護される。
飢餓状態からの救出
飢餓に苛まれた時に祈りを上げると、信仰値に応じた確率で空腹が満たされる。

授けられる能力

アンデッドの退散
アンデッドの退散を試みる。成功すればアンデッドを遁走させる。
また、発動と同時に神聖な霊気が展開される。この霊気はアンデッドからの攻撃を撥ねのける。
攻撃を撥ねのける確率はキャラクターの信仰値と対象の魔法抵抗によって決定される。
軽傷の治癒
HPを僅かに回復する。
回復値 ( (祈祷スキル / 6) + 2d( 3 + (祈祷スキル / 6) ) + 1 )
悪疫の猛威
サソリや殺人蜂をはじめとする害虫の一群を召換し、しもべとする。
聖なる御言葉
視界内のデーモンとアンデッド全てにダメージを与え、行動を僅かに遅らせ、更にはダメージを与えたモンスターに必ず恐怖をもたらす。
ダメージ値 ( 2d15 + 1d(祈祷スキル * 2.66) - 1 )
守護者の召換
味方として天使を召換する。

歓心

ジンの名に於いてのアンデッドとデーモンの殺戮
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
祭壇への犠牲ないしは価値ある品の奉納
信徒としての時間経過

不興

死霊術への関与
以下の行動が、死霊術への関与として見咎められる。
  • 死霊術に含まれる呪文の詠唱。
  • 死霊の杖・掠奪の武器・吸血の武器・苦痛の武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 影のランタンあるいは特定の★アーティファクト武器の装備。
  • 善の陣営の神々であるジン・輝けるもの・エリヴィロンの信徒が死霊術『死者の躯』を詠唱した場合、即座に宗派から破門される。

不浄な行い
以下の行動が、不浄な行いとして見咎められる。
  • 『おぞましきものの召換』・『インプの召換』・『デーモンの召換』・『小悪魔の群れ』・『上位デーモンの召換』の詠唱。ロッドによる該当呪文の使用も例外ではない。
  • ★アーティファクトによる『地獄の業火』の発動。
  • 識別済みの『拷問の巻物』の使用。
  • 悪魔の武器、即ち悪魔の刃・悪魔の鞭・悪魔の三叉戟を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器の装備。

聖なる存在への攻撃と殺害
具体的には、天使とデーヴァへの攻撃と殺害が見咎められる。
友好的なモンスターへの攻撃
友好的なモンスターの死亡

懲罰

信仰による特殊能力が一時的に剥奪されることを除いては、現役の信者に対して懲罰を執行しない。ジンは棄教した信徒が破滅の神々であるキクバークッグァ・マクレブ・イレデレンヌル・ヴェフメットのいずれかを信仰している場合にのみ懲罰を執行する。そうでない限りは懲罰を執行しない。
ただし、神との接触によって発生する混乱あるいは減速は、この条件に関わらず発生する。
神からの刺客(悪疫の猛威)
確率 (1 - ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ) ※レベル8以下では100%
処刑のために悪疫の昆虫の一群が送り込まれる。
神からの刺客(天使)
確率 ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ※レベル8以下では0%
処刑のために天使の一隊が送り込まれる。

備考

信仰条件がやや厳しい。
正の司祭は最初からこの神を信仰している。
ジンの信徒は友好的なモンスターを死なせてしまうことが咎となるので、召換系の職業には向いていない。

特殊能力の『聖なる御言葉』は、デーモンとアンデッドに確実な効果を及ぼす全視界内攻撃手段である上に、対象モンスターの動作を一瞬遅らせ、更には確実に恐怖させる。多数のデーモンに囲まれた時などには特に威力を発揮するだろう。


信仰ガイド『輝けるもの』

『輝けるもの』は力ある聖戦の神であり、悪との戦いに於いてジンと同盟関係にある。
信徒は天界の怒りを速やかに振り下ろす能力を与えられるが、 決して悪しき性質の魔術を使ってはならず、また名誉をもって戦わなくてはならない。
『輝けるもの』は邪悪なモンスターの撲滅と同様に、長期にわたる信仰の継続を高く評価する。

加護

絶対絶命時の護り
信徒としての称号が『修練者』以上の時、祈りの最中にとどめの一撃となる直接攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で攻撃から護られる。
経験値の保護
祈りの最中に負のエネルギーによる攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で経験値の減少から保護される。

授けられる能力

アンデッドの退散
アンデッドの退散を試みる。成功すればアンデッドを遁走させる。
また、発動と同時に神聖な霊気が展開される。この霊気はアンデッドからの攻撃を撥ねのける。
攻撃を撥ねのける確率はキャラクターの信仰値とアンデッドの魔法抵抗によって決定される。
打擲の一撃
神の怒りによる一撃を振り下ろす。
打擲は射線を遮るモンスターを無視して狙ったモンスターに直撃する。
この攻撃は必中でダメージが減衰されることもない。
ダメージ値 ( 1d8 + 1d(祈祷スキル * 2) - 2 )
アンデッドの解呪
アンデッド1体に大打撃を与える。
ダメージ値 3d( ( 20 + (祈祷スキル * 4.5) ) / 3 )
※ただし(祈祷スキル * 4.5)が75を超える場合、(祈祷スキル * 4.5)の結果は75に切り下げられる。
雷霆の矢
雷の矢を放つ。
ダメージ値 1d(祈祷スキル * 6)
デーヴァの召換
輝けるものの使徒を召換する。

歓心

『輝けるもの』の名に於いてのアンデッドとデーモンの殺戮
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
信徒としての時間経過

不興

死霊術への関与
以下の行動が、死霊術への関与として見咎められる。
  • 死霊術に含まれる呪文の詠唱。
  • 死霊の杖・掠奪の武器・吸血の武器・苦痛の武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 影のランタンあるいは特定の★アーティファクト武器の装備。
  • 善の陣営の神々であるジン・輝けるもの・エリヴィロンの信徒が死霊術『死者の躯』を詠唱した場合、即座に宗派から破門される。
不浄な行い
以下の行動が、不浄な行いとして見咎められる。
  • 『おぞましきものの召換』・『インプの召換』・『デーモンの召換』・『小悪魔の群れ』・『上位デーモンの召換』の詠唱。ロッドによる該当呪文の使用も例外ではない。
  • ★アーティファクトによる『地獄の業火』の発動。
  • 識別済みの『拷問の巻物』の使用。
  • 悪魔の武器、即ち悪魔の刃・悪魔の鞭・悪魔の三叉戟を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器の装備。
聖なる存在への攻撃と殺害
具体的には、天使とデーヴァへの攻撃と殺害が見咎められる。
友好的なモンスターへの攻撃
友好的なモンスターの死亡
モンスターへの不意討ち
眠っているモンスターや混乱しているモンスターへの不意討ちを行うことは咎となる。
ただし咎となるのは聖なる存在もしくは生命ある存在を不意討ちした場合であり、デーモン・アンデッド・無機物・植物を対象とした不意討ちは咎とはならない。
この咎を引き起こした場合に『輝けるもの』が懺悔を求める確率は1/5と例外的に低いが、信仰値は懺悔の要求が起こるか否かに関わらず減少する。
毒の使用(!)
武器・魔術を問わず、敵を毒に冒すことが咎となる。

懲罰

信仰による特殊能力が一時的に剥奪されることを除いては、現役の信者に対して懲罰を執行しない。『輝けるもの』は棄教した信徒が破滅の神々であるキクバークッグァ・マクレブ・イレデレンヌル・ヴェフメットのいずれかを信仰している場合にのみ懲罰を執行する。そうでない限りは懲罰を執行しない。
(この条件のため、長剣の使い手を育てたい場合には聖騎士で開始し、すみやかに棄教して他の宗派に転向することができる)
ただし、神との接触によって発生する混乱あるいは減速は、この条件に関わらず発生する。
邪教徒への懲罰は以下のどちらかがそれぞれ1/2の確率で執行される。
神からの刺客
(確率1/2)
処刑のためにデーヴァが送り込まれる。
神罰の一撃
(確率1/2)
回避不能かつ抵抗不能の一撃が振り下ろされる。
ただし、現在仕えている神を怒らせていないのなら、信仰値に応じた確率でこのダメージを逸らして貰えるかもしれない。
ダメージの大きさはキャラクターのレベルに応じて増加する。

備考

Crawlの神の中で、最も信徒に不寛容な神と言える。
賜る能力は決して弱くはないが、序盤では肝となる毒の使用が咎になることや、うっかり不意討ちが発動した際に不興を示す可能性があるなど、制限があまりに大きい。能力自体はジンよりも相手を選ばない属性の攻撃手段が充実している。

『輝けるもの』の信徒は仲間モンスターを死なせてしまうことが咎となるので、召換系の職業は向いていない。
聖騎士は最初からこの神に仕えている。


信仰ガイド『癒し手エリヴィロン』

癒し手エリヴィロンはとりわけ治療者によって崇拝される。
信徒は長きに渡る崇拝と献身によって癒しの力を与えられる。
エリヴィロンは平和主義の教義を掲げてはいるが、邪悪との聖戦を行う者については許容する。
エリヴィロンは武器の奉納を評価する。

加護

絶対絶命時の護り
信徒としての称号が『修練者』以上の時、祈りの最中にとどめの一撃となる直接攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で攻撃から護られる。
しかしエリヴィロンの信徒は祈りながらの生あるものの殺害が咎となるので、祈るタイミングの判断は難しい。

授けられる能力

小さき癒し
HPを僅かに回復する。
回復値 ( (祈祷スキル / 6) + 2d( 3 + (祈祷スキル / 6) ) + 1 )
聖杯の清め
肉体から毒・病気・腐敗・混乱・減速の状態異常を取り除く。
癒し
HPをある程度回復する。
回復値 ( (祈祷スキル / 3) + 2d( 10 + (祈祷スキル / 3) ) + 8 )
能力の回復
一時的な減少を受けている能力値を全て元の値に回復させる。
更に、腐敗によって減少した最大HPを回復させる。
大いなる癒し
HPを大幅に回復する。
回復値 (祈祷スキル * 2) + 2d(20 + (祈祷スキル * 2) ) + 18
※祈祷スキルが25を超える場合には、25に切り下げて計算が適用される。

歓心

祭壇への武器と矢弾の奉納
矢を1本づつ捧げれば信仰値が1づつ上昇するという考えは間違いである。
矢弾は価値が低いために数十本の束でなければ決して信仰値は上がらない。
信徒としての時間経過

不興

死霊術への関与
以下の行動が、死霊術への関与として見咎められる。
  • 死霊術に含まれる呪文の詠唱。
  • 死霊の杖・掠奪の武器・吸血の武器・苦痛の武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 影のランタンあるいは特定の★アーティファクト武器の装備。
  • 善の陣営の神々であるジン・輝けるもの・エリヴィロンの信徒が死霊術『死者の躯』を詠唱した場合、即座に宗派から破門される。
不浄な行い
以下の行動が、不浄な行いとして見咎められる。
  • 『おぞましきものの召換』・『インプの召換』・『デーモンの召換』・『小悪魔の群れ』・『上位デーモンの召換』の詠唱。ロッドによる該当呪文の使用も例外ではない。
  • ★アーティファクトによる『地獄の業火』の発動。
  • 識別済みの『拷問の巻物』の使用。
  • 悪魔の武器、即ち悪魔の刃・悪魔の鞭・悪魔の三叉戟を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器を用いての戦闘。
  • 特定の★アーティファクト武器の装備。
聖なる存在への攻撃と殺害
具体的には、天使とデーヴァへの攻撃と殺害が見咎められる。
友好的なモンスターへの攻撃
友好的なモンスターの死亡
祈りの状態での生ある存在の殺害
この禁忌があるため、エリヴィロンを信仰している時は無闇に祈るべきではない。
祈りの状態での死体の解体
上に同じく。
この禁忌があるため、エリヴィロンを信仰している時は無闇に祈るべきではない。

懲罰

エリヴィロンが報復を行うことはない。
ただし、神との接触によって発生する混乱あるいは減速は、この条件に関わらず発生する。

備考

エリヴィロンの信仰条件はやや厳しいが、信徒にはそれを補って余り有る恩恵が与えられる。
連続使用が可能な「小さき癒し」は急速な回復手段として用いることができ、「癒し」はかなりの重傷を即座に癒すことができる。薬を温存して進行することができるため、信徒は長期的に見ると非常に大きなアドヴァンテージを得ることになる。
『能力の回復』の祈祷によって、腐敗で減少した最大HPを回復することができるのも見逃せない。
癒しによる回復量は祈祷スキルに依存するので、「小さき癒し」で祈祷スキルを伸ばしていくと良いだろう。

エリヴィロンの信徒は仲間モンスターを死なせてしまうことが咎となるので、召換系の職業は向いていない。
癒し手は最初からこの神に仕えている。


信仰ガイド『怒れるトログ』

トログは怒りと暴力を司る古代の神である。
信徒はトログの名に於いて殺すことと、死体を奉納することを期待される。
そして見返りとして戦闘における能力と、時には褒美の品を得る。
トログは魔術師を憎んでいるため、信者は魔法の使用を禁止される。

加護

バーサークによる気絶からの保護
バーサークには解けた際に稀に気絶状態に陥る危険性があるのだが、トログの信徒は信仰値に応じて、気絶に陥る確率が減少していく。
武器の下賜
神からの好意が『神の第一の化身』である時に祈りを上げると、下賜として武器が授けられることがある。
与えられる武器は『獲得の巻物』で武器を願った場合に準じる。

授けられる能力

トログが授ける特殊能力は祈祷スキルとは無関係に高い効果を発揮する。発動によって祈祷スキルに経験値が分配されてしまうこともない。
バーサーク
狂戦士化をもたらす。
腕力強化
怪力の薬と同じような一時的な腕力強化を得る。
効果時間 (34 + 1d150) ターン ※80ターンを超える場合は80に切り下げ
加速
加速の薬と同じような一時的な加速を得る。
効果時間 (39 + 1d150) ターン ※80ターンを超える場合は80に切り下げ

歓心

トログの名に於いての生あるものの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
トログの名に於いての魔法の使い手の殺害
トログはこれをとりわけ喜ぶ。
トログの名に於いての犠牲の奉納
祈りを上げながらモンスターの死体を[D]解体することで、犠牲が奉納される。
祭壇への犠牲もしくは価値ある品の奉納

不興

あらゆる呪文の記憶
あらゆる呪文の行使
ただし、ロッドによる呪文の行使は咎とはならない。
信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
神からの刺客
(確率1/2) 処刑のためにモンスターが送り込まれる。
洞窟トロル・鉄トロル・岩トロル・トロル・ミノタウロス・双頭のオーガ・オーガから、キャラクターのレベルに応じた数のモンスターが出現する。
肉体の腐敗
(確率1/18) 状態異常『腐敗』を惹き起こす。
腕力の減退
(確率1/9) 一時的に1d(腕力/5)ポイントの腕力の減退を惹き起こす。
気絶
(確率1/18) 2-7ターンの時間、気絶してしまう。
疲労困憊
(確率1/9) 疲労と減速が発生する。疲労状態ではバーサークすることができない。
燃え盛る怒り
(確率1/6) 炎の魔術の暴走効果が発生する。これは爆発などの危険な効果を含む。

備考

オカワルと双璧をなす戦いの神である。初心者向けと考えられることが多いが、バーサークは非常に強力な反面で時間切れによる隙が大きいために、使うタイミングの吟味がなかなか難しい。耐減速の護符を装備することでバーサークには隙がなくなり、非常に安定する。
オカワルに対するアドヴァンテージとして、トログが授ける特殊能力は祈祷スキルとは無関係に高い効果を発揮し、また発動した際に祈祷スキルに経験値が分配されないことが挙げられる。
Crawlはもともと魔法戦士の実現が困難になるようにデザインされているので、トログ信仰によるあらゆる呪文の使用禁止はそれほど大きなペナルティとは言えない。

トログからの下賜の内容は『獲得の巻物』で武器を願った場合に準じる。このため、武器の技能を複数は取らずに1つだけ伸ばしていくことが、望ましい系統の武器を引くための秘訣である。

狂戦士は最初からこの神に仕えている。


信仰ガイド『軍神オカワル』

オカワルは好戦的で強力な戦いの神である。
信徒は戦いにおいて有用な数々の力と、褒美の品を得る。
しかし信者は戦いと死体と価値ある品との献上をもって、常に信仰を証明しなくてはならない。

加護

絶対絶命時の護り
信徒としての称号が『修練者』以上の時、祈りの最中にとどめの一撃となる直接攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で攻撃から護られる。
武器と防具の下賜
神からの好意が『神の第一の化身』である時に祈りを上げると、下賜として武器または防具が授けられることがある。
武器であるか防具であるかはそれぞれ1/2の確率である。与えられる装備は『獲得の巻物』で武器または防具を願った場合に準じる。

授けられる能力

腕力強化
怪力の薬と同じような一時的な腕力強化を得る。
効果時間 ( 34 + 1d(祈祷スキル * 8) ) ターン ※80ターンを超える場合は80に切り下げ
軽傷の治癒
HPを僅かに回復する。
回復値 ( (祈祷スキル / 6) + 2d( 3 + (祈祷スキル / 6) ) + 1 )
加速
加速の薬と同じような一時的な加速を得る。
効果時間 ( 39 + 1d(祈祷スキル * 8) ) ターン ※80ターンを超える場合は80に切り下げ

歓心

オカワルの名に於いてのモンスターの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
オカワルの名に於いての犠牲の奉納
祈りを上げながらモンスターの死体を[D]解体することで、犠牲が奉納される。
祭壇への犠牲もしくは価値ある品の奉納

不興

仲間モンスターへの攻撃
仲間モンスターの死亡
信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰に加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
神からの刺客
処刑のためにモンスターが送り込まれる。
オークの戦士・オークの騎士・ナーガの戦士・セントールの戦士・ストーンジャイアント・ファイアジャイアント・フロストジャイアント・サイクロプス・丘ジャイアント・タイタンから、キャラクターのレベルに応じた数のモンスターが出現する。

備考

軍神であるオカワルは最もバランスに優れた加護をもたらす神の一つといえる。腕力強化は白兵戦での効果が非常に大きい。覚えたその時から終盤まで切り札の一つとなるだろう。トログと違い、特殊能力の持続時間は祈祷スキルによって変化する。特殊能力の成功率を確保するためにも幾らかは祈祷スキルを伸ばすのが良いだろう。
オカワルはどちらかというと戦士向けの神だが、祈りによって防具が下賜される特典はどのようなクラスにも意味が大きい。メイジ系にとっても悪い選択肢ではない。下賜が武器か防具かは各1/2の確率である。下賜の内容はそれぞれ『獲得の巻物』で武器と防具を願った場合に準じる。このため、武器の技能を複数は取らずに1つだけ伸ばしていくことが、望ましい系統の武器を引くための秘訣である。


信仰ガイド『知識の守護者シフ・ムーナ』

シフ・ムーナは瞑想的ではあるが強力な神であり、魔法の知識を探求する者たちが仕えている。
シフ・ムーナは価値ある品の献上と、頻繁に呪文の力を使うことを評価する。

加護

魔術の暴走効果の抑止
信徒としての称号が『長老職』以上の時に、信仰値に応じた確率で、呪文詠唱の失敗によって発生する魔術の暴走効果を抑止する。
魔法書の下賜
信徒としての称号が『秘術の支配者』である時に祈りを上げると、下賜として魔法書が授けられることがある。『獲得の巻物』で本を願った場合に準じ、あらゆる魔法書が与えられる。

授けられる能力

シフ・ムーナが授ける特殊能力は祈祷スキルとは無関係に効果を発揮する。発動によって祈祷スキルに経験値が分配されてしまうこともない。
呪文の忘却
不要な呪文を忘れ去ることで、他の呪文を記憶する余力を取り戻すことができる。

歓心

呪文詠唱による魔術の行使
祭壇への価値ある品の奉納

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
知力の減退
(確率1/5) 一時的に1d(知力/5)ポイントの知力の減退を惹き起こす。
混乱
(確率3/10) 3-12ターンの混乱を惹き起こす。
予見術の暴走効果
(確率1/5) 予見術の暴走効果が発生する。
※dc_j069_050313迄のバージョンでは、バグによって予見術ではなく死霊術の暴走効果が発生する。
魔力の掠奪
(確率1/5) MPが全て奪い去られる。
魔法の消沈
(確率1/10) 補助魔法の残り効果時間がなくなる。

備考

同じような加護をもたらすヴェフメットに比較すると与えられる力は地味だが、シフが下賜する呪文書はあらゆる系統の物から選択されるので、妖術も召換も用いないメイジには優れた選択肢となる。
シフによる魔術の暴走効果の抑止はメッセージが表示されないため見落とされがちだが、不慣れな系統の呪文を鍛える際に有効に機能する。


信仰ガイド『破壊者マクレブ』

破壊者マクレブは混沌と暴力による死とを司る恐るべき神である。
信者は常に流血を捧げることでマクレブを満たさなければならないが、死と破壊の様々な力を得ることができる。
この破壊神は、死体と価値ある品の献上を評価する。

加護

マクレブの名に於いての殺しによる回復
信徒としての称号が『修練者』以上の時に、祈りを上げながらモンスターを殺害することによってHP/MPが回復することがある。HP・MPともに、回復発生の頻度は信仰値に応じて上昇する。HPとMPの回復判定は別々に行われる。
HP回復量 ( モンスターHD + 1d(モンスターHD) - 1 )
MP回復量 1d(モンスターHD / 2)
※モンスターHD(ヒットダイス)は、モンスターの基本的な能力を算出するために用いられる数値である。基本的に強いモンスターは高いHDを持つ。

授けられる能力

小さき破壊
炎の塊・苦痛・石錐の矢・電撃・強酸の5種類の攻撃からいずれか1つがランダムに発生する。
威力はパワー ( 祈祷スキル + 2d(祈祷スキル) ) で同名の呪文・ブレスを撃った場合に等しい。強酸のみパワーは ( ( 祈祷スキル + 2d(祈祷スキル) ) / 2 ) である。
これらの攻撃はどれもダメージ上限が小さく、パワーに対するダメージの算出結果も小さいためにあまり大きな威力にはならない。
マクレブの小さきしもべ
下級から中級のデーモンを召換する。ネクオゼク・オレンジデーモン・ヘルウィング・噴煙のデーモン・ヱノクシヌルのいずれか1体が召換される。
大いなる破壊
猛火の矢・ファイアボール・稲妻の矢・負のエネルギーの矢・焼夷の炎・鉄塊の矢・電撃の爆裂球、そしてマクレブの雷霆の一撃の8種類の攻撃からいずれか1つがランダムに発生する。
威力はパワー ( 祈祷スキル * 3 + 2d(祈祷スキル) ) で同名の呪文・ブレスを撃った場合に等しい。
※『マクレブの雷霆の一撃』のみ、ダメージは3d30で固定。直径(1 + (祈祷スキル / 8) * 2)の雷霆が炸裂する。この雷霆はキャラクターを巻き込んで発生するが、発生した瞬間はマクレブによって電撃から完全に保護されるため、自身はダメージを受けない。
マクレブの大いなるしもべ
上級デーモンを召換する。処刑の悪魔・緑の殲滅者・青の殲滅者・バルログ・混沌の悪鬼のいずれか1体が召換される。

歓心

マクレブの名に於いてのモンスターの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
しもべによるモンスターの殺害
非アンデッドの従者による殺害がこれに該当する。
奴隷による非生物の殺害
アンデッドの従者による非生物の殺害がこれに該当する。
マクレブの名に於いての犠牲の奉納
祈りを上げながらモンスターの死体を[D]解体することで、犠牲が奉納される。
祭壇への犠牲ないしは価値ある品の奉納

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
神からの刺客(小さきしもべ)
確率 (1 - ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ) ※レベル8以下では100%
処刑のために下級から中級のデーモンが送り込まれる。
ネクオゼク・オレンジデーモン・ヘルウィング・噴煙のデーモン・ヱノクシヌルから、キャラクターのレベルに応じた数のデーモンが出現する。
神からの刺客(大いなるしもべ)
確率 ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ※レベル8以下では0%
処刑のために上級デーモンが送り込まれる。
処刑の悪魔・緑の殲滅者・青の殲滅者・バルログ・混沌の悪鬼から、キャラクターのレベルに応じた数のデーモンが出現する。

備考

攻撃と召換の能力をバランスよく備えている。信仰値を消耗しない『小さき破壊』はダメージこそ小さいものの、初歩の魔術を齧るよりは実用的な追い討ち手段となる。『マクレブの小さきしもべ』は出現したデーモンによる召換連鎖によって盾となるしもべの一群の発生を期待できる。

混沌の騎士は開始時にこの神の信仰を選択できる。


信仰ガイド『ヴェフメット』

ヴェフメットは破壊的な魔法の力を司る神である。
信徒は秘術を駆使する能力を強化する様々な力を得る。
そして最も寵愛を受けた者は、ヴェフメットの蔵書に記された恐るべき呪文を利用する資格を与えられる。
ヴェフメットへの献身はあたう限りの虐殺と破壊とを引き起こすことをもって証明することができる。

加護

ヴェフメットの名に於いての殺しによっての魔力回復
信徒としての称号が『修練者』以上の時に、祈りを上げながらモンスターを殺害することによってMPが回復することがある。回復発生の頻度は信仰値に応じて上昇する。
MP回復量 1d(モンスターHD / 2)
※モンスターHD(ヒットダイス)は、モンスターの基本的な能力を算出するために用いられる数値である。基本的に強いモンスターは高いHDを持つ。
しもべによる殺しによっての魔力回復
信徒としての称号が『修練者』以上の時に、非アンデッドの従者によるモンスターの殺害によってMPが回復することがある。回復発生の頻度は信仰値に応じて上昇する。
MP回復量 1d( 1d(モンスターHD) -1 )
妖術と召換の魔術への助力
信徒としての称号が『助祭』以上であり、かつ祈りを上げている状態で、妖術と召換の呪文の失敗率が1/2になる。
※呪文の成功チェックは 失敗率を (3d100)/3 と比較して判定するため、実際の成功確率が単純に半分になるわけではない。
召換された怪物からの護り
信徒としての称号が『司祭』以上であり、かつ祈りを上げている状態で、『結界の護符』と同じような作用をもたらす。これは召換されたモンスターからの直接攻撃を50%の確率で封じる。
魔法書の下賜
信徒としての称号が『破壊の王』である時に祈りを上げると、下賜として魔法書が授けられることがある。
下賜される呪文書は、妖術スキルが召換スキルより高い場合には妖術の魔法書・力の魔法書・殲滅の魔法書の3種類。召換スキルが妖術スキルより高い場合には招集の魔法書・召換の魔法書・悪魔術の魔法書の3種類。下賜される順番もこの通りである。この際、[r][m]での確認・獲得・下賜の履歴がある魔法書は飛ばされる。
また、妖術系統の魔法書を3冊とも下賜された後にはスキルに関わらず召換系統の3冊が順番に下賜される。反対に、召換系統を3冊とも下賜された場合には妖術の魔法書が下賜されていく。
魔法書の解読
信徒は『殲滅の魔法書』と『悪魔術の魔法書』を無条件で読むことができる。
ヴェフメット信徒でない場合には、『殲滅の魔法書』は呪文詠唱10と妖術10、『悪魔術の魔法書』は呪文詠唱10と召換術10の、スキルによる条件を満たしていなければ読むことができない。

授けられる能力

魔力の吸収
周囲の空間から魔力を吸収し、MPを回復する。
回復量 1d(祈祷スキル / 4 + 2)

歓心

ヴェフメットの名に於いてのモンスターの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
しもべと奴隷によるモンスターの殺害
非アンデッドとアンデッド両方の従者による殺害がこれに該当する。

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
妖術の暴走効果
(確率1/2) 妖術の暴走効果が発生する。
召換術の暴走効果
(確率1/2) 召換術の暴走効果が発生する。

備考

魔法使いに最も優れた恩寵をもたらす神の一つで、妖術と召換の使い手に有用な力を授ける。信仰を続けるには継続的な殺戮が必要だが、死体の奉納を要求しないために食糧の問題も起こりにくく、信仰しやすい。
下賜の魔法書は『殲滅の魔法書』を筆頭にどれも有用な物だが、系統は妖術と召換の6冊のみである。習得する魔術系統によっては下賜を持て余すことがあるかもしれない。


信仰ガイド『暗黒のイレデレンヌル』

イレデレンヌルは死霊術を学ぶことなしに死とアンデッドへの支配力を探求している者たちによって崇拝されている。
信徒は奴隷化したアンデッドの軍勢を呼び起すことができ、他にも多くの(不快ではあるが)有用な力を獲得する。
イレデレンヌルは殺しを喜ぶが、死体については捧げられるよりもアンデッドとして利用することなどをより好む。

加護

絶対絶命時の護り
信徒としての称号が『修練者』以上の時、祈りの最中にとどめの一撃となる直接攻撃を受けた場合には、信仰値に応じた確率で攻撃から護られる。
アンデッドの奴隷
信徒としての称号が『司祭』以上の時に祈ると、イレデレンヌルがアンデッドの奴隷を遣わすことがある。
出現するアンデッドはレイス・ワイト・亡霊の戦士・腐肉の巨漢・骸骨戦士・ヴァンパイア・グール・ミイラ・皮剥げ幽霊のいずれかである。
※正確には『司祭』(信仰値75?)ではなく、信仰値80以上の信徒を対象とする。

授けられる能力

死体の蘇生
モンスターの死体をアンデッドの奴隷とする。
アンデッドの招集
配下のアンデッドモンスターをキャラクターの側まで転送する。
死霊の蘇生
視界内の死体をすべてアンデッドの奴隷とする。
生命力の吸収
視界内の生命あるモンスター全てから精気を吸い上げる。
ダメージ (1d7 + 1d(祈祷スキル) + 1)
回復値 上記ダメージの1/2
※ただし、回復値は(祈祷スキル*2)より大きくならない。
アンデッドの指揮
視界内の敵対的アンデッドすべてに魅了を試みる。

歓心

イレデレンヌルの名に於いてのモンスターの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
奴隷による生命あるものの殺害
アンデッドの従者による殺害がこれに該当する。

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
神からの刺客
確率 ( (経験レベル - 5) / 経験レベル )
処刑のためにモンスターが送り込まれる。
レイス・ワイト・腐肉の巨漢・骸骨戦士・ヴァンパイア・グール・ミイラ・皮剥げ幽霊・亡霊の戦士から、キャラクターのレベルに応じた数のモンスターが出現する。
死霊術の暴走効果
確率 (5 / 経験レベル)
死霊術の暴走効果が発生する。

備考

魔術に因らず、信仰のみでアンデッドを扱うことを可能とする神である。
アンデッドのしもべは召換モンスターと違い存在時間制限を持たないため、休憩などの自由が利きやすい。
祈祷スキルを伸ばしての『生命力の吸収』は宝物庫8Fなどで重宝するだろう。

死の司祭と死の騎士(祈祷タイプ)とが最初から信仰している。


信仰ガイド『キクバークッグァ』

キクバークッグァは恐るべき悪魔の神であり、 死の力についての知識を探求する者たちが仕えている。
信徒はアンデッドに関する特別な力を獲得し、特に寵愛された信徒は敵を殺すために力ある悪魔を呼び出すことができる。
キクバークッグァは生ける存在の殺戮を常に要求している。
しかし祭壇で捧げるのでない限りは、死体そのものには興味を示さない。

加護

死の魔術の副作用からの保護
信徒としての称号が『助祭』以上であるとき、信仰値に応じた確率で死霊術の暴走効果から護られる。これはシフの保護とは作用が違い、呪文以外で発生した暴走効果をも防ぐ。
魔法書の下賜
信徒としての称号が『暗黒の領主』である時に祈りを上げると、下賜として魔法書が授けられることがある。
信徒に下賜される呪文書は死霊術の魔法書・死の魔法書・反生命の魔法書・ネクロノミコンの4種類で、貰える順番もこの通りである。この際、[r][m]での確認・獲得・下賜の履歴がある魔法書は飛ばされる。
魔法書の解読
信徒は『ネクロノミコン』を無条件で読むことができる。
キクバークッグァ信徒でない場合には、『ネクロノミコン』は呪文詠唱10と死霊術10の、スキルによる条件を満たしていなければ読むことができない。

授けられる能力

アンデッドの招集
配下のアンデッドモンスターをキャラクターの側まで転送する。
アンデッドの支配
敵対するアンデッドを永続的な奴隷にすることを試みる。
死神の招来
『切り裂きの悪魔』を召換する。

歓心

キクバークッグァの名に於いてのモンスターの殺害
「神の名に於いての」殺害とは、祈りを上げながらの殺害を指す。
奴隷による生命あるものの殺害
アンデッドの従者による殺害がこれに該当する。
祭壇への犠牲の奉納
キクバークッグァは死体以外の供物を一切受け取らない。

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
死霊術の暴走効果
確率 (1 - ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ) ※レベル8以下では100%
死霊術の暴走効果が発生する。
神からの刺客
確率 ( (経験レベル - 8) / 経験レベル * 4 / 5 ) ※レベル8以下では0%
処刑のために『切り裂きの悪魔』が送り込まれる。

備考

死霊術を学ぶ魔術師にとって有用な能力を授ける。また、下賜によって死霊術の魔法書を確実に入手することができる。
『アンデッドの招集』は鈍足なゾンビをまとめるのに役に立つ。また、『死の魔術の副作用からの保護』は上級ミイラの臨終の呪いをも防御する。『死神の招来』はやや微妙である。『切り裂きの悪魔』は終盤戦に於いては力不足の感が否めない。


信仰ガイド『混沌のゾム』

ゾムは狂気じみて気まぐれなカオスの神である。
彼は崇拝者ではなく、玩ぶべきおもちゃを欲している。
多くの者が素晴らしい褒美や強い力を賜ることを望んでゾムに跪拝するが、ゾムは信者をひたすら気まぐれに扱う。

加護

ゾムの信徒には約束された特典という物が存在しない。
また、棄教以外のあらゆる行動に評価を下さないため、信仰値は存在しない。
ゾムはあなたの行動を面白半分に観察しており、気が向いた時に好意または悪意をもたらす。
以下はゾムが好意または悪意をもたらす機会の一覧である。
ゾムの行動には判定値が設定されており、好意にしろ悪意にしろ判定値が大きいほど劇的なイベントが起こりやすい傾向があると考えてよい。
ゾムは気が向いたときにあなたを護る
直接攻撃を受けた際、低確率で打撃を無効化する。
無効化の発生確率は危機であるほど上昇するが、最大でも1/5を超えない。
ゾムは気が向いたときにあなたをいじる
20ターンに1回、1/75の確率で好意をもたらす。
判定値 (経験レベル + 1d14)
ゾムはあなたが苦しむ様子を観察している
モンスターから損傷を受けた際に、HPが最大の1/3を切っているのなら1/10の確率で好意をもたらす。
判定値 1d( 1d(経験レベル - 1) - 1 )
ゾムはあなたの殺戮を観察している
モンスターを殺害した際、( (10 + モンスターHD) / 70) の確率で好意をもたらす。
※モンスターHD(ヒットダイス)は、モンスターの基本的な能力を算出するために用いられる数値である。基本的に強いモンスターは高いHDを持つ。
判定値 1d( 1d(モンスターHD - 1) - 1 )
ゾムはあなたの魔術の失敗を観察している
呪文の失敗時に (消費MP / 75) の確率で、好意と悪意を各1/2の確率でもたらす。
判定値 1d( 1d(消費MP - 1) - 1 )
ゾムはあなたの成長を観察している
経験レベルが上昇した際に好意をもたらす。
判定値 (経験レベル)
ゾムはあなたの祈りをごく稀に聞き届ける
[p]コマンドで祈ると、1/100の確率でゾムはあなたに注意を向ける。
( 経験レベル / (27 + 経験レベル) ) の確率で好意を、そうでなければ悪意をもたらす。
好意の時 判定値 1d( 1d(経験レベル - 1) - 1 )
悪意の時 判定値 (経験レベル)

ゾムの好意

以下は好意の一覧である。一覧の上から順次に判定値で賽が振られ、最初に判定が成功した好意をもたらす。
したがって基本的に一覧の下にあるものほど発生確率は低い。
また、ゾムは好意をもたらすとされる機会にも、1/3の確率で悪意をもたらす。
どの項目も抽選されなかった場合、3/4の確率で抽選のやり直しがされ、1/4の確率で何も発生せずに終了する。
薬物投与
確率 (3 / 判定値)
これが選択された場合、更に以下の確率で薬と似たような効果が発生する。
  • (1/7) 『治療の薬』と同等の治療効果
  • (1/7) 『怪我の治療の薬』と同等の治療効果
  • (1/7) 加速 (39 + 1d150 ターン) ※80ターンを超える場合は80に切り下げ
  • (1/7) 腕力強化 (34 + 1d150 ターン) ※80ターンを超える場合は80に切り下げ
  • (1/7) 透明化の薬 (14 + 1d150 ターン) ※100ターンを超える場合は100に切り下げ
  • (1/42) 『経験の薬』と同じように1レベル上昇
  • (11/42) バーサーク
デーモンのしもべ
確率 (5 / 判定値)
2体の下級デーモンが出現し、更に ( (経験レベル - 8) / 経験レベル) の確率での上級デーモンの出現が3回試みられる。2体から5体までのデーモンがしもべとして出現することになる。
  • 下級デーモン : ネクオゼク・オレンジデーモン・ヘルウィング・噴煙のデーモン・ヱノクシヌル
  • 上級デーモン : ヘリオン・腐爛の悪魔・拷問の悪魔・切り裂きの悪魔・魂を貪るもの・毛むくじゃら悪魔・氷の悪魔・蒼の悪魔・悪魔の獣・鉄の悪魔
でたらめな下賜
確率 (4 / 判定値)
ランダムなアイテムを下賜する。
下級デーモンのしもべ
確率 (5 / 判定値)
(7 / 経験レベル) の確率で弱小デーモンが、( (経験レベル - 7) / 経験レベル ) の確率で下級デーモンがしもべとして出現する。
  • 弱小デーモン : 白インプ・レムレス・ウフェツバス・マーネス・ミッヂ
  • 下級デーモン : ネクオゼク・オレンジデーモン・ヘルウィング・噴煙のデーモン・ヱノクシヌル
武器の下賜
確率 (5 / 判定値)
武器が下賜される。与えられる武器は『獲得の巻物』で武器を願った場合に準じる。
歪曲エネルギーによる良性突然変異
確率 (6 / 判定値)
先ずHPが1d(HP)ポイントに変更され、この結果HPが(MAX_HP/2)以上である場合は更に(MAX_HP/2)に切り下げられる。
しかるのち外形変異と良性変異が各1/2の確率で発生する。
※外形変異は角や皮膚の強化などを中心とした変異で、一部に装備制限が鬱陶しいものはあるが、概ね有用なものであると考えてよい。
ゾムの雷霆の一撃
確率 (3 / 判定値)
威力3d30・直径5の雷霆が炸裂する。この雷霆はキャラクターを巻き込んで発生するが、発生した瞬間はゾムによって電撃から完全に保護されるため、信徒はダメージを受けない。ただしゾムは1/8の確率で信徒の保護を忘れる。

ゾムの悪意

こちらは悪意の一覧である。好意と同じように一覧の上から順次に判定値で賽が振られ、最初に判定が成功した悪意をもたらす。
したがって基本的に一覧の下にあるものほど発生確率は低い。
どの項目も抽選されなかった場合、3/4の確率で抽選のやり直しがされ、1/4の確率で何も発生せずに終了する。
魔術の暴走効果
確率 (3 / 判定値)
ランダム系統の魔術の暴走効果が発生する。
能力値低下
確率 (3 / 判定値)
腕力・知力・器用さのいずれかが1d3ポイントの一時的低下を蒙る。
強力な魔術の暴走効果
確率 (3 / 判定値)
ランダム系統の魔術の暴走効果が発生する。上のものより危険な効果が発生しやすい。
歪曲エネルギーによるランダム突然変異
確率 (4 / 判定値) ※ただしアンデッドでは確率0%
先ずHPが1d(HP)ポイントに変更され、この結果HPが(MAX_HP/2)以上である場合は更に(MAX_HP/2)に切り下げられる。
しかるのちランダムな突然変異が発生する。
衰弱の一撃
確率 (4 / 判定値) ※ただしアンデッドでは確率0%
確率3/4で、苦痛の波動によってHPの半分が奪われる。
あるいは確率1/4で、経験値掠奪を受ける。掠奪は確実に1回発生し、確率( (判定値 - 4) / 判定値 )でもう1回、更に確率( (判定値 - 4) / 判定値 )でもう1回の、合計3回まで発生しうる。この掠奪に対しては衰弱耐性で抵抗することが可能である。
ゾムの生存試験
確率 (4 / 判定値)
1/4の確率で、装備している武器が敵対的な『踊る武器』となって襲い掛かる。
3/4の確率で、敵対的な下級デーモンが先ず1体、1/3の確率で下級デーモンがもう1体、1/4の確率で下級デーモンがもう1体、更に上級デーモンが1/3の確率で1体、1/4の確率で上級デーモンがもう1体出現する。計1体から5体までのデーモンが出現することになる。
  • 下級デーモン : ネクオゼク・オレンジデーモン・ヘルウィング・噴煙のデーモン・ヱノクシヌル
  • 上級デーモン : ヘリオン・腐爛の悪魔・拷問の悪魔・切り裂きの悪魔・魂を貪るもの・毛むくじゃら悪魔・氷の悪魔・蒼の悪魔・悪魔の獣・鉄の悪魔
アビス落とし
(判定値の判定なし)
地下1階にいるのならアビスに叩き落される。

歓心

なし
歓心?玩具の動作に……?まさか!

不興

なし
ゾムが懲罰を課すのは棄教のみである。

懲罰

実質的に棄教者のみに懲罰を与える。棄教者が再度ゾムの信徒になった場合、ゾムは罪を水に流す。
下記の懲罰に加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
ゾムの悪意
9/10の確率で悪意を、1/10の確率で好意をもたらす。
好意は1/3の確率で悪意になる可能性があるため、実際には悪意が14/15、好意が1/15の確率で発生する。
判定値:悪意 (経験レベル)
判定値:好意 ( 1d(経験レベル) )

備考

アビス送りなどの負の面ばかりが強調されがちなゾムではあるが、実は信仰してみると意外なほどに助けられる局面が多い。とはいえ安定とは無縁なので、脱出を目指すプレイヤーにはあまりお勧めはできない。
[p]コマンドによる祈りは100回に1回は聞き届けてくれるので、プレイが倦怠期に入ったらしばらく祈って遊ぶのもいいだろう。
『でたらめな下賜』が存在するため、神々の中で唯一、指輪やロッドなどを下賜する可能性がある。

混沌の騎士は開始時にこの神の信仰を選択できる。


信仰ガイド『ネメレクス・ソベー』

ネメレクスは不可思議で気まぐれなトリックスターの神である。
その力はネメレクスが悪魔の血を用いて描いた魔法のカードのデッキを通して呼び出すことができる。
信徒が特別な賜り物を受けた場合、それを可能な限り使いこなすことを求められる。
ネメレクスはどのような種類の捧げ物でも喜んで受け容れる。

加護

携帯式祭壇の下賜
信徒としての称号に関わらず、携帯式祭壇の下賜を受けたことがない信徒が祈った際には、信仰値に応じた確率で携帯式祭壇が下賜される。
ネメレクスのデッキの下賜
信徒としての称号に関わらず、信仰値に応じた確率で携帯式祭壇が下賜される。
『トリックのデッキ』が最も高確率で下賜され、その他のデッキである『召換のデッキ』『不思議のデッキ』『力のデッキ』が下賜される比率は信仰値に応じて上昇していく。

歓心

ネメレクスのデッキの使用
祭壇への犠牲および価値ある品の奉納

不興

信徒としての時間経過

懲罰

現役の信徒と棄教者とを問わずに懲罰を与える。
下記の懲罰のいずれかに加え、神との接触によって混乱あるいは減速が発生する場合がある。
『処罰のデッキ』
多くの危険なカードが収納された『処罰のデッキ』から強制的に1枚のカードが発動する。

備考

Crawlの十二柱の神のうち、もっとも奇妙な神の一つである。
信仰による特殊能力の授与はないが、信徒は携帯式祭壇と特殊なカードが収められたデッキを下賜される。

携帯式祭壇は[E]発動することでその場に祭壇として展開され、犠牲やアイテムを奉納することができる。このためネメレクスは信仰値を上昇させるのが容易である。

ネメレクスのデッキを[E]発動すると、プレイヤーはデッキごとに振り分けられたカードからランダムに一枚を引き、その恩恵または被害を被る。各カードを引いた際の効果の大きさは、祈祷スキルではなく発動スキルで計算される。デッキには危険な種類の物もあるので、できれば鑑定してから使いたい。
デッキの一種である「不思議のデッキ」は危険なカードを含むデッキの一つだが、この中にはキャラクターの能力値を上昇させるカードが含まれる。これを利用するために発動スキルを伸ばしきり、能力値の強化に賭けるという遊び方が成立する。


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最終更新:2024年07月14日 21:40