巻物編
巻物鑑定の鉄則
- 諸宗派の寺院の分岐にたどり着くまで巻物を貯め、諸宗派の寺院の分岐で読む。
- 巻物を多い方から読む。
- 巻物を読むときは装備を調整する。
- 手にエゴでなく、アーティファクトでもなく、+4以上強化されていない近接武器を持つこと(魔法の杖は不可、被呪状態の武器は可)
- 防具はアーティファクトと+2に強化されたものをはずしておく。鎧も+3以上のものは避ける。
- 持ち物に呪い未鑑定のアイテムがあるのを確認する。あらかじめ軽い武器を拾っておくか、未確定の指輪・護符でもよい。
- 5F以降で鑑定する場合、手持ちの巻物を全て地面に置き、1種類1枚を持って3マス以上離れたところで読むのを繰り返す。
- 運良く道中に店(巻物屋)があり、危険な巻物が売っていた場合はそれを買う
諸宗派の寺院で読んだ方がいい理由には3つある。ひとつは記憶喪失の巻物対策である。
もう一つは、諸宗派の寺院の分岐はちょうどアイテムが一杯になってくる頃であるため、
巻物の枚数によってある程度鑑定を行うことが可能であるからである。
そしてこのエリアは敵が出現しないことも理由である。
ただし巻物を読むときは祭壇から離れて読もう、なぜなら焼き討ちの巻物によって神様の不興を買う可能性があるからだ。
- ある程度巻物がそろってくると巻物の出現率は高い方から、鑑定の巻物、解呪の巻物、テレポートの巻物となっている。
諸宗派の寺院に行くころには巻物の枚数は偏りが少なくなりこの順番に並んでいることが多い。
そして、鑑定の巻物を早めに特定できれば、指輪など見当をつけづらいアイテムが鑑定できるので多い方から読んでいくことが重要だ。
- 巻物の中には武器に魔法をかける巻物が5種類も存在する。
(武器命中率強化、武器ダメージ強化、*武器強化*、殺戮の武器、武器呪縛)
手に武器を持ってない状態で魔法をかけるとこれらの巻物がすべて未判明になってしまう。
そして、アーティファクトの場合は武器呪縛以外の武器強化系の巻物がかからないのでこちらも注意が必要だ。
- 呪い識別の鑑定を確実にする。脆いキャラクターで、諸宗派の寺院以前に読む場合にも有効。
- 焼き討ちの巻物対策。手持ちの巻物だけでなく地面に置かれた巻物を焼き尽くすので、キャンプで鑑定する場合は用心する。
- 店では確定名で売っており、1~2GOLDと非常に安価。買い取れば識別済みになる。
更に買い取った時同じ巻物を持っていればそれも識別済みになる。
ただし「骨董屋」などの場合は未確定状態で売っている。
未判明になってしまう巻物の見分け方
読んで未判明になる可能性がある巻物は以下の通り
- 解呪
- 魔力充填
- 武器強化系(武器命中率強化、武器ダメージ強化、*武器強化*、殺戮の武器、武器呪縛)
- 防具強化系(防具強化、防具呪縛)
- 無為無作為
- 恐慌
強化系はちゃんと装備しておけば、未鑑定になることはないので省く。
巻物を多い方から読んでいったとき、1~3番目ぐらいの間で未判明になる巻物は解呪の巻物だ。
すぐ後に読む巻物の中に呪い系の巻物がある可能性は結構あるので、
呪われた装備ができたら解呪の巻物と思われる 巻物を読んで鑑定しよう。
- 手持ちのアイテムの被呪状態が全て判明している場合、呪い識別の巻物も未判明になることに注意。
無為無作為は、読んだ時にその都度変なメッセージが出るので特定は簡単である…がずっと未鑑定のままなので
鑑定の巻物に余裕がある場合は鑑定した方がいいかもしれない。
問題は魔力充填と恐慌である。
魔力充填は手にワンドを持った状態で唱えると鑑定でき、恐慌は周りにモンスターがいれば鑑定できる。
手にワンドを持つという事は武器強化系の巻物が未判明になると言う事であり、現実的でない。
恐慌は諸宗派の寺院で巻物を読む限り、普通は鑑定されない。
これら2つの巻物は素直に鑑定の巻物を使った方がいいと思われる。
(ワンドを持ってモンスターを近づけて、未判明の巻物を読めば鑑定は可能だが現実的ではない)
- 原著者は「現実的ではない」としている方法だが、ネズミ等の雑魚を利用すればほぼノーリスクで実行可能である。
一通りの識別手順を踏めば未判別の巻物は恐慌と魔力充填しか残らないため、
最後に「ワンド装備+モンスター隣接状態で未判別の巻物を読む」という手順を追加することは有効であると考える
(原著者は他の巻物の識別が済んでいない状態でいきなりこの手順を踏む事を「現実的ではない」と言いたかったのかも知れない)。
- おっしゃるとおりです。このタイミングで一度にやるのは現実的じゃないって意味ですよ~。わかりにくくて申し訳ない。 by Alba
戦闘に武器を使用しないビルド(純術士/徒手格闘など)の場合で、かつ有用なワンドを持っている場合には、そのワンドを持って巻物鑑定をすることも考えるべきだと思う。 このタイプのビルドにとって武器関連の巻物の価値はかなり低く、未鑑定でも問題が出ない。逆にワンドの一振りが生死が分ける場面は珍しくない。
薬編
薬鑑定の鉄則
- 諸宗派の寺院の分岐にたどり着くまで薬を貯め、諸宗派の寺院の分岐で飲む。
- 薬は少ないほうから飲む。
- 治癒の薬があるうちは、拾った薬をすぐ飲んで鑑定してもいい。
- 運良く道中に店(醸造所)があり、危険な薬が売っていた場合はそれを買う
- 巻物の項で述べた理由と同じ。
ただし、デュアルクラスのような余裕のないクラスでは
早めに治癒や怪我治療と思われる薬を飲んで鑑定しておくほうがよいかもしれない。
- について説明する。薬は飲むことによって必ず鑑定される。
したがって重要なことは いかに副作用を少なく薬を飲むかということである。
幸い、薬の副作用は治癒の薬を飲むことによって ほぼ消える。
したがって危険な薬を飲めるだけ飲んだ後、最後に治癒の薬を飲んで副作用を打ち消すという手法が一番デメリットが少ないと思われる。
治癒の薬は薬の中で一番出現率が高いので、少ないほうから飲んでいけばだいたい最後に治癒の薬を飲むことになるのが理由だ。
- 薬を飲むデメリットは治癒の薬によってほぼ消えるので、
治癒の薬さえあれば、未鑑定の薬をがぶ飲みすることが可能であるということである。
- 巻物の項で述べた理由と同じ。
- 但し8階以降では突然変異の薬が出現し出すため、すぐに飲むのはやめた方がいい。
巻物に余裕があれば突然変異の薬を鑑定するまで、8階以降で出た未鑑定の薬は全て巻物で鑑定する位の気持ちでいた方がいい。
- 未識別名が決まっている薬もある。
- 粥の薬は常に未識別名が「ゴボゴボいう白い薬」になるため、飲んで鑑定する必要は無い。
- ちなみに水の薬も未識別名が「透明色の薬」で固定である。
しかしこの薬は自然生成されず、毒物の抽出によって手に入れるしかない上に変異術師は最初から水の薬を識別済み、
あまりこの未識別名を見る機会は無いかもしれない。
ワンド編
序盤ではワンドが切り札になる場面が少なくない。
もちろん上位ボルト系や癒し、加速、テレポートのワンドの回数は知っておいた方が良い。
しかし鑑定の巻物は貴重品なので、雑魚に振って鑑定するのを検討したい。
注意点は、
攻撃補助のワンドは効くモンスターが限られている
変化のワンドで思わぬ敵になってしまう (巨大眼球や黄色蜂もありうる)
ファイアボールのワンドに巻き込まれる
稲妻のワンドの跳弾
加速、透明化でパワーアップしてしまう
モンスターの後ろが通路や広大な空間だと掘削のワンドの効果が出ない
これらを踏まえると、
周囲に敵がいない
ネズミなど生き物の雑魚が1匹で壁を背にしている
キャラクタとモンスターの間に1マス以上あいている
できれば稲妻のワンドの反射が当らない位置に立つ
状況で振るとほぼ一連のワンドが比較的安全に鑑定できるだろう。
最序盤は稲妻のワンド対策とキャラクタ自身の安全性のために広めの場所で間を取るべきだろう。
「全く」抵抗されなかったワンドは癒しのワンドかもしれない。2回ほど振っても鑑定できなければ巻物を使用する事になる。
なお毎回この方法で鑑定しているとワンドの回数が勿体無い。
上位ボルト系など危機回避に信頼のあるワンドがあるなら、あとは冒険の過程で鑑定していけるだろう。
ボルト系でなく、モンスターに抵抗され掘削でもないワンドは自分に振ってみるとわかるかも?
ユニークなどが持っていて
自キャラに効果が無い→状態異常系か分解のワンド。
モンスター自身に振る→癒しなど良効果のワンド。
使用しない→掘削のワンド。
小動物の召換で呼び出したモンスターに振るのも手。手軽だし状況を作りやすい。
ファイアボールの余波の可能性を考えると、放っておいてもフラフラ離れていってくれる大コウモリを使うのがベストか。
鑑定の巻物の鑑定候補
これは人それぞれだと思うが私の中の順位は
- 指輪
- 護符
- ワンド
- 回数がわからない有用なワンド
- 未判明の巻物
- 宝物
- 薬
という順である。
指輪は装備しただけではわからないものが多く、危険度も高いため最優先。
護符も装備しただけではわからないが装備による危険度は低いため指輪よりは低い。
ワンドは振っても鑑定できるが、中には変化やでたらめなど危険なワンドも存在するため鑑定しておく必要がある。
ここまでが、拾ったらすぐ鑑定しておいた方がいいアイテム。
私が挙げる有用なワンドとしてはテレポート、スピードなどの回避系や、ファイアボール、猛火、凍結、掠奪のダメージ系あたり。
未判明の巻物は鑑定の巻物に余裕があれば。
いくつか種類のある宝物の中には有用なものがある。
例としてあげるなら水晶玉、カードデッキ等。これらも鑑定の巻物が余っているのなら巻物使ってよいかもしれない。
薬は飲めば鑑定できるのであえて鑑定の巻物を使う必要はない。
鑑定の巻物で複数回鑑定できる際に、護符、指輪を鑑定しきっても無駄にしないようアイテムを持っておきたい。
- 転載元の筆者の方とは異なる考え方を挙げておくので、自分なりの方法を探していく上での参考にしてみてください。
- 未鑑定のワンドは危険ではあるものの、十分に注意すれば安全に簡易鑑定することが可能です。
したがって、巻物を使う必要はありません。
- ワンドを一度完全に消費した後で魔力充填をすることにより、
鑑定の巻物もなし、発動スキルによる鑑定もなしにワンドの残り回数を表示することが可能です。
緊急回避用のワンドはこのような回数鑑定手段を利用することも視野に入れましょう。
- 怪力・加速・変異治癒等の有用な薬が序盤から十分な数得られることは稀であり、
巻物を使わないことによるコストが相対的に高くついてしまいます。
数の少ない、特に1つしか持っていない薬に対しては積極的に巻物を使っても良いでしょう。
- 簡易鑑定に消費が必要という点では巻物も同様です。
特に魔力充填はきわめて効率の良い消費物資であり、さらに上で挙げた回数鑑定の用途もあるので、
普通に読んで未鑑定になってしまった巻物なら文句なし、そうでなくとも使うことは有り得ます。
瞬間移動なんて物もありますし。
- 現状の装飾品スロットに不満が無ければ、あえてそれ以上の装飾品を鑑定する必要はないかもしれません。
たとえばレベル1の聖戦者にとっては、耐毒の指輪よりもたった一つの治癒の薬のほうが価値があるはずです。
出現階層に制限のある薬・巻物
以下の表に載っていない薬・巻物は基本的に1Fから出現。
出現し始める階層 |
アイテム名 |
2F |
毒の薬 |
5F |
焼き討ちの巻物・獲得の巻物・*武器強化*の巻物・召換の巻物 |
8F |
突然変異の薬・拷問の巻物・殺戮の武器の巻物 |
12F |
猛毒の薬 |
- 1Fでは毒の薬は出ないので2Fに行く前に拾った薬は全て飲み鑑定してしまおう。
- 5Fからは焼き討ちの巻物が出始める。耐火装備があるなら読み鑑定時に装備を忘れずに。
また獲得の巻物や*武器強化*の巻物を無駄撃ちしないために未鑑定のまま溜め込むのもいい。
- 8Fからは突然変異の薬が出始めてしまうので、8Fに行く前にインベントリ内の未鑑定の薬は飲み鑑定しておこう。
突然変異の薬を避けるために8F以降の未鑑定の薬には鑑定の巻物を使うのも手。
- 12Fからは猛毒の薬が出てくるが既に治療の薬を複数持っているはずなので気にする必要は無いだろう。
最終更新:2022年11月28日 22:48