魂移し

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【概要】

  • 魂移(たまうつ)しとは、擬似的に不死身を得る妖術である。は通常、肉体と強く結びついており、肉体が死滅すると魂もまた死魂となり同時に死滅する。魂移しは本来、肉体と結びついているはずの魂を、全く別の物体へ移し変え「魂の器」として保管する妖術である。命そのものであるが無事である限り、残された肉体がどれほど傷ついても死ぬ事は無い。魂の器が破壊された時、術を講じた者は死滅する。「魂の器」は術者にとって、精神的に極めて強い繋がりを持つ物体である必要がある。

  • 逆髪の結羅は、櫛に魂移しを行う事で「魂の器」を作り出した。彼女がいかなる損傷を受けても平気だったのは別の場所に魂の器である櫛を保管していたからである。魂移しではないものの、奈落は全く同じ理屈によって不死身を得る事に成功している。奈落は自らの命である心臓を赤子という妖怪として外部で保管していた。よって、魂移しにおける「魂の器」と同じ理屈によって奈落は擬似的に不死身の肉体を得る事ができたのである。


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最終更新:2023年06月18日 02:36