四半妖


  • 四半妖(しはんよう)とは、アニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』に登場する種族である。『犬夜叉』には存在しない概念である。人間妖怪の子を指す名称であり、四半は現代日本で四分の一を意味している。妖怪の血が四分の一のクォーターという概念を参考にした名称と考えられる。人間視点では妖怪の血が1/4のクォーターだが、妖怪視点からは人間の血が3/4のスリークォーターとなる。よって、1/4を示す四半妖はあくまで人間視点の用語であると思われるが、妖怪もこの言葉を使用しているため、人間が妖怪よりも優位な立場として描かれている。半妖という言葉はハーフやクォーターといった概念とは無縁とされていたが、この呼称が明らかになった事で、今まで単に半妖に分類されていた人物の種族が細分化される可能性がある。半妖の子孫達や隔世遺伝による半妖の存在、奈落のような限りなく妖怪に近い半妖などがそれに該当する。

  • 判明している該当者はもろはのみ。ただし、メディア紹介などでは頻繁にとわ、せつなとまとめて半妖という紹介を受けている。作中でも彼女を含めた主役3人を「半妖の夜叉姫」という名称で括っている。彼女を半妖とする表現が誤りでなければ、半妖の一分類として、四半妖が存在すると考えられる。

  • 半妖と違ってその時が存在せず、妖力を失う日が存在しない設定である。作中においてその理由は「四半妖だから」とされており、根本的な説明は成されなかった。人間の血が1/2である半妖が人間になり、人間の血が3/4である四半妖が人間にならない、というややチグハグな設定である。

  • コミカライズ版では作者である椎名高志自ら「四半妖は半妖である」と明言している。よって、アニメ版において示唆されていた「半妖という分類の中に四半妖が存在する」という設定が本作では明確化されている。純粋な半妖に比べると妖力は弱いが力、精神共により安定した種族となっている。また、四半妖も妖力を失い人間になるが、半妖よりも妖力を失う時間が少しだけ短い。



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  • 『半妖の夜叉姫』
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最終更新:2023年03月04日 22:21