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合体妖怪 四魂の玉 奈落 日暮 かごめ 曲霊 殺生丸 用語 翠子 魂移し


【概要】

  • (こん)とは、森羅万象に宿っている、心を構成している物質である。肉体を動かす原動力である(はく)とは対を成しており、二つを合わせて魂魄(こんぱく)と呼ぶ。陰を司る魄に対し、魂は陽を司り、現世に留まる魄と違い、生物の死後は一定の期間を経て天へと昇っていく。生き物が死滅すると魂は魄と共に肉体から抜け落ちる。抜け落ちた魂の内、自我を持つ魂は、自我を持たない魂は死魂(しにだま)と呼ばれる。死魂も本来の魂に比べれば劣るものの魂としての機能が備わっており、肉体を自由に動かせない桔梗は、大量の死魂によって魂の不足を補う事で活動する事ができるようになった。

  • 魂と肉体は一体であり、通常は魂を他人の肉体に移し変えるといった事はできない。ただし、魂の性質が一致していれば魂を移し代えたり、魂を合成して強化する事が可能である。魂の性質が一致するという事は、己自信と言えるほどに精神的に極めて強い繋がりを持っているという事と同義であり、通常はほとんど起こり得ない。桔梗は生まれ変わりであるかごめの魂を一部利用して現世での活動を可能としており、翠子も桔梗と魂の性質が同じである事から魂を桔梗と一体化させ、奈落との戦いを有利に進めようとしていた。神無の術のような強制的に離脱した魂も、基本的には本来の肉体へと帰還しようとする性質を持ち、神無の鏡から解放された魂は全て自動的に本人の肉体へと戻っている。魂を移し代える術を魂移しと言う。魂移しは魂を別の物体へ移し隠す事で肉体を不死とする術であるが、移し変える物質は魂の基本通り、自分と精神的に極めて強い繋がりを持っていなければならない。

  • この世に存在する人、妖怪、植物に至るまで、あらゆる物は四つの魂で出来ている。四つの魂はそれぞれ荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、奇魂(くしみたま)、幸魂(さきみたま)と呼ばれ、それらを総称して四魂という。四魂が一霊となって物に宿ったのが心である。四魂が正しく宿った一霊が正霊(なおひ)、悪へと転じた一霊が曲霊(まがつひ)である。魂の大きさには個人差があり、その行いによって増減する。一般的に人格的な器が小さい人物ほど魂が小さく、善悪を問わず傑物足りえる人物ほど巨大な魂を持っているとされる。作中の登場人物の中では、日暮 かごめ奈落翠子合体妖怪が特に巨大な魂を持っていたとされる。なお、サンデー公式ガイドでは30巻時点で魂が最も小さい主要人物は殺生丸となっている。精神的なダメージは魂に損傷を与える。それを利用し魂を直接攻撃する術が魂縛術であり、主に幻影殺花皇の花といった相手の心の傷を幻影として見せる事で魂にダメージを与える事ができる。
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最終更新:2022年07月02日 16:15