TGUS-TG-MGとは、『麻雀』やそれに準じた作品で使用されるTGUSである。
TGUS-TG-MG1
通常の麻雀ルールに若干の改変を加えたもの。
- 赤ドラ牌を全て使用。
- ローカルルールの1つである「十三不塔」や「紅一点」、「大車輪」についても役として認めるとする。
- 「人和」については役満とする。 宣言時には『数え役萬☆姉妹』の曲を歌うことが推奨されている。
- エンターテイメント性を求めるのであれば、「バレバレ」のイカサマ技(玄人技?)を演じても構わない。
- ただし本気でイカサマをした場合は減点等のペナルティを与える。
- 未成年が居る環境も考え、お金を賭けるといった行為は禁止。 精神的な理由もあって何かを犠牲にするのも禁止。
- 「コミュニケーション」を重視するため、対局中の会話を推奨する。(ただしイカサマっぽい発言は控えること)
- 符の計算は一切行わず、役だけを数えて点を計算する。 役満でも役があればそれらも追加する。(青天井)
- ハコになれば終了。 東風戦、東南戦はそれぞれの体力的な面から決めること。
TGUS-TG-MG2
通常の麻雀にエキサイティングな改変を加えたもの。
- まず本物の牌を使うこと。 麻雀は実際の場でなければ雰囲気が出ないので。
- 点数のチャンスを増やすため、赤ドラ牌は全て使用。
- ローカルルールの1つである「十三不塔」や「紅一点」、「大車輪」等の役も全て認める。
- 「人和」については役満。 宣言時には『数え役萬☆姉妹』の曲を歌うこと。(知らない場合は他の人から聞くなりなんなりする)
- 流石に曲がわからない場合もあるので、1人程度はMP3プレイヤーでその曲を入れておくこと。(無理ならこのルールは無視される)
- エンターテイメント性を求めるのであれば、イカサマ技(玄人技?)をほどほどに使っても黙認する。
- イカサマ技が発覚した時点でペナルティとして5000点の減点とする。 減点された点数はオーラスまで「プール」される。
- 未成年が居る環境も考え、お金を賭けるといった行為は禁止。
- ただし名誉等を賭けることに関しては許可する。(「コスプレをする」といった軽い罰ゲームレベルであればそれで良い)
- 「コミュニケーション」を重視するため、対局中の会話を推奨する。
- ハコになってもオーラスになるまで対局は続けられる。 マイナスになった場合は点数棒が不足するため、電卓等で別計算を行わせる。
- 基本的には東南戦。 オーラス時には「プール」された点数が上乗せされる。
TGUS-TG-MG.P1
プレイングスタイルに関するルール。 麻雀そのもののルールではなく麻雀に関する「切り方」や「マナー」についてを規定したものである。
- 未成年の場合はTGUS-TG-MG系でも定められていた通り、お金を賭けるといった行為は禁止する。 社会人であっても成年でなければ不可とする。
- 切り方については縦切りでも内切りでもなんでも構わない。 場の雰囲気に応じて「裏切り」や「お嬢様切り」等の「特殊な切り方」も使用しても構わない。
- 牌を捨てる際や鳴く際に音を鳴らしてもいいかどうかはなるべく事前に聞いておくこと。 聞けなかった場合は音は基本的に出さないことにする。
- 『哲也』や『咲』等で見られる「上がる際のセリフ」は状況に応じて使用すること。 特に一般人にとってわからないネタは社会的な背景も合わせて使用しないこと。
- それ以前に会話そのものに関しては事前に聞いておくことにしておく。 ただしN121MTは「コミュニケーション」を重視するため、対局中の会話を推奨する。
- 点数がわからない場合は「点数表」などを使用する。 事前に「初心者なので点数表を持っている」とでも言えばなんとかなりそうな気はする。
- 切り方や捨て牌に関してのいちゃもんはNGとする。 そもそも切り方に対して文句を言うのはナンセンスな話だが、音が出ている等の注意は受けること。
- 例えイカサマが行われていたりしても腕を掴む、胸ぐらをつかむ等の強引な注意は禁止。
- BGMについては他のプレイヤーに対して必ず許可をとっておくこと。 ただし雀荘で流れているBGMについてはこの限りではない。
- 東南戦等は東四局終了後の南一局前における「途中離脱」を許可する。 ただし身体的な問題や家庭的な事情等の「特別な事例」出ない限りこのルールは適用されない。
TGUS-TG-MG.MJO-1
2018年3月11日に開始した麻雀に『遊戯王』のカードを使用した『麻☆雀☆王』用のルール。 元々はYoutubeのまさひろチャンネルで公開されている『遊戯王カードが使える麻雀で最強決定戦』という動画から来ている。
だが、動画ではルールが妙に決まっていなかったので、
N121MTなりに制定しなおしたものとなっている。
- 使用できるカードについては「効果なしモンスターカード」、「魔法カード」、「罠カード」のみ。 ペンデュラムやシンクロ等は一切使用しない。
- モンスター召喚でレベル等制限は存在しないため、アドバンス召喚等のルールは無しとなる。(いきなり召喚可)
- フィールド魔法カードは使用できないものとする。
- 魔法カード及び罠カードのセット及び使用については麻雀のツモる順等の規定に従う。(リバースカードや速攻魔法についてはツモ順の関係はない)
- 魔法カードや罠カードで選べる対象は、セットしたカード、モンスターカードの他に麻雀牌も選択できる。
- ライフポイント変動の魔法カード・罠カード(動画の「ご隠居の猛毒薬」がその一例)は、純粋に対象者の点数のみを増減する。(他プレイヤーの点数は変わらない)
- 「地割れ」や「地砕き」などの対象でモンスターカードを指定した場合は『遊戯王』のルールに準じる。
- モンスターカードが場にある場合、モンスターカードを1つの役として扱う。(「役なしブルーアイズ」について言及があまりなかったので)
- モンスターカードが召喚した状態で上がった場合、役にモンスターカードの攻撃力分プラスとなる。(タンヤオのみの1000点でも、モンスターカードが居れば攻撃力分プラスとなる)
- 逆に上がられた場合は、モンスターカードの防御力分マイナスとなり、当然「バウンスダメージ」も計算される。(「千年の盾」が使われているかは不明だが、一応)
- 『遊戯王』におけるバトルフェイズはないため、モンスターカードの攻撃表示・守備表示のルールも無し。
- 「強制脱出装置」で捨牌を選択した場合、対象者は次の手順でツモれなくなる。(本来「多牌」状態となる上、またツモると面倒なことになるので)
- また強制脱出装置で捨牌を選択されて手に戻った場合、それを「ツモった牌」として扱って「上がり」もしくは「暗槓」を認める。(極めて低い現象だが、念の為に書いておいた)
- 牌をツモる際、ツモする変わりにカードを一枚ドローすることが出来る。(ちなみにデッキはワンデッキデュエルと同じく「共有デッキ」とする)
- 「時の封印」についてはツモることもドローすることも出来なくなるため、場合によっては牌の捨ても出来なくなる状況を認める。(こちらは「少牌」を防止する意味合い)
- 持ち点については『遊戯王』のライフポイントにすると満貫二発ほどで倒れちゃうので、普通に麻雀の点数を使用する。(初期の『遊戯王』については三役ですら倒れる危険性があるため)
- 上がった際に「マジックシリンダー」を食らった際、点棒の動きが逆になる。 ロン上がりの際は供託もマジックシリンダーを使用した人物に渡される。
- 基本的にこのルールはN121MTが再制定しているが、動作製作者のまさひろ氏が最高権限を持っているのでルールの改変はそちらに委ねられる。
TGUS-TG-MG.YMGO
2018年に制定された「TGUS-TG-MG.MJO-1」をベースにしており、『麻☆雀☆王』と呼ばれる『麻雀』に『遊戯王』カードを使用した独自の遊びを再整備したルールとなっている。
モナカ公国Rやまさひろチャンネル、役満系Youtuberざきなどが実施しているものでは『遊戯王』カードを使用しているが、「遊戯麻雀王」ではそれらは使用されず、独自に取り決められたカードを用いることになっている。
基本的なルールは麻雀に以下のような独自のルールが加えられたものとなっている。
カードのルール
プレイヤーは麻雀牌とは別にカード3枚を共通のデッキからドローする。 カードには使用できるフェイズと効果が記載されており、ツモの回数が増加したり点数が無効化されたりなどの処理が行われる。
またカードの効果を打ち消すカードも当然存在しており、『遊戯王』同様にチェーンによる発動も可能となるカードも存在している。
次局へ移る際、使用したカードの枚数分共通のデッキからドローするが、この際に前局で使用しなかったカードをデッキに戻して追加でドローすることも可能となる。
フェイズ
『遊戯王』と同様に遊戯麻雀王にはフェイズが存在している。
ツモる時のフェイズ。 「強欲な壺」や「天使の施し」のようなツモの回数が増減するカードや、ツモ時に点数が増減するようなカードが使用できる。
捨て牌を河に置く時のフェイズ。 「強制脱出装置」や「運命のドラ」や「落とし穴」などの河に関係するカードはもちろん、カードそのものを破壊するカードも使用することが出来る。
河にある配牌で鳴きが入る時のフェイズ。 前述した河フェイズで使用できるカードの一部が使用でき、ポンやチー等が無効化される場合がある。
またカンする場合は別途カンフェイズが定義されている。(嶺上牌をツモる関係で)
ツモフェイズとは別に定義されたカン用のフェイズ。 鳴きでカンが入った場合にこのフェイズへ移行し、河フェイズか和了フェイズに移動する特殊なフェイズとなる。
ロン・ツモ時のフェイズ。 「魔法の筒」といった点数を跳ね返すカードなどや、「オネスト」などのような点数そのものを増減できるカードも使用できる。
TGUS-TG-MG.CMJ-1
いわゆる『トランプ麻雀』のN121MT流にしたもの。 ほとんど『ジン・ラミー』と『ポーカー』に近い。
最終更新:2022年04月20日 16:27