Safety Air House(セーフティーエアハウス / 安全な空の家)とは、
N121MTが住まいとしている(とされている)
空飛ぶ家である。
さいきょうシリーズの内容は全てフィクションです。 当たり前ですがN121MTが住んでいる家は地上にあって、空中に浮遊しているのはN121MTのほら話の一種でしかありません。
概要
よくする
ホラ話の1つである「空中浮遊する自宅の噂」から派生した項目。 実際に住んでいる家自体は空中に浮くわけでもなく、地下に潜るわけでもない。
あくまでも架空の話(ほら話)の一種である。
元々は「あんまり家に来てほしくない」ということから直接言うのではなく、間接的に……というより来れるもんなら来てみなという意味合いでこの話をでっち上げたとのこと。
これは他人が持つ「N121MTのイメージ」を利用したもので、家に入る度胸というよりも家に入るぐらいの興味があるかどうかがポイントだという。 後に「何故空中浮遊するのか」という質問も飛んできたため、その設定を濃くするためにこのページが作られた。
家の設定
以前までは日本国の上空に浮遊している設定だったが、昨今の世界情勢や領空侵犯等の問題も踏まえて、2022年11月25日以降は架空の場所に浮いているという設定に切り替えられている。
当然浮遊するために攻撃機等のレーダーには「民間機」として映るため、事実上のステルス機能も備えている。 護身用として「ラピュタの雷」のような兵器まで搭載されており、通常の兵器での撃墜は不可でレーダー探知も困難なものとなっている。
2015年3月13日から早期警戒システムとして
「A.l.p.h.a.」が導入されている。 A.l.p.h.a.自体は
さいきょうシリーズの1つとして開発されているが、Safety Air House自体はさいきょうシリーズとは異なるため、開発元も違っているという。
(ただし
さいきょうシリーズとの関係性は非常に濃く、Safety Air Houseに使われている一部の技術もさいきょうシリーズで培ったものが使われていることが多い)
2018年に後継の
c.h.a.o.s.(未作成)が正式に稼働しているが、接続等のデバイスはSafety Air Houseに残されている。
設定によると定期的なメンテナンスで地上に降り立つらしく、友人が来る時にはたまたまメンテナンス日と重なったので普通の家のようにしか見えないという設定になっている。
サイズ
サイズとしては一戸建ての家と折りたたみ式の滑走路が存在しているらしく、
T-AF-121(未作成)等のパドックにも使われているとのこと。 当然ながら
さいきょうシリーズのほとんどをメンテナンスでき、カタパルト発進のように放出できるレーンまで設計されている。
(
T-APS-121(未作成)では海に着水した際に使用できる専用のカタパルトレーンも存在しており、放出時は「出撃」と表示するほどのこだわり……いや、再現である)
家のサイズとしては一般的な2階構造の一戸建てで、木材では耐え切れないため鉄筋コンクリートを用いた素材で建てられている。 住居スペースは地上2階全てを用いており、空中浮遊のシステム等は専用のエレベーターでしか通じていない地下に全て収容されている。
現在は
T-BDAC.989(未作成)の停泊も可能にしているが、住居スペース等の関係で
N121MTが利用する程度となっている。
浮遊の方式
空中浮遊の方式としては「カールじいさんの風船方式」ではなく、『ラピュタ』とよく似た方式である「エアーコア」と呼ばれる独自の核エネルギーで浮かせているとのこと。
近年はホバークラフトなどの技術も良くなったことから、現在は現代的な技術やいわゆるフローティングシティの技術等も使って浮遊させようと挑戦している。
2015年6月26日のツイートによると『アベンジャーズ』に出てきた空中空母と同じシステムも採用しているらしい。 なお、固定位置に浮遊していることもあって『エースコンバット5』のアークバードとは少々異なる位置づけにあるとしている。
将来的には「緊急時に備えて風船方式も利用できるようにはしたい」とのことで、一つの方式ではなく複数の方式をホットスタンバイシステムのようにして組まれる予定。 2015年1月18日にこの風船方式のことを「バルーンハウス方式」と命名を変更している。
浮遊には人の力はもちろん、神や天使等の力・魔力までも使わず、完全な機械(電気的なエネルギー)によって浮遊させるのを目標にしている。 同じ空中都市である「ノーヴァス・アイテル」の
天使を酷使する浮遊方式を真っ向から批判する意味で作られているという。
(実際に計算されたデータとして「
http://togetter.com/li/185986」が存在する。 本気で酷使しているとしか言い様がないので、これを絶対回避したかったらしい)
考え方としては「高層マンション化エレベーター」と似ているところもあるが、あちらは空中浮遊とは違って擬似的なビルを実現しているため、完全な空中浮遊とは言いにくい。
しかし玄関が地上の直結していたり、「亜空間コネクタ」等のライフライン問題(後述)の解決など、現在の方式とくらべてメリットも多いためか、「この方式を用いるとかなり便利になるので、サブシステムとしてこれを導入したい」と前向きに検討していた。
ただし『つみきのいえ』みたいに元となる家が水没した際のトラブルシューティングがない、ということからまたしても見送られている。
ライフライン
基本的に火を使わないオール電化の家ではあるが、その分の電力はソーラーや風力などの自家発電でまかなっている。 上水道は大気中にある水素を使って水を生み出しているが、流石に下水道を垂れ流すわけにはいかないので家から降りる時に水と一緒にして処理する。
しばらく宙に浮く時間が長いということも多いことも検討して、大き目な予備のバッテリーや水タンクは存在しており、これらも着地する場所の電力・水を使用しているのでそれらの電気代・水道代は存在することになっている。
最近は「亜空間コネクタ」を利用した根本的な解決も検討しているとのこと。
テレビやインターネットはそれぞれ人工衛星だったり広域周波数によって拾えているため、問題なく視聴できている。 ケーブルテレビについてはモデム等を置く小屋が立てられ、そこからVPN技術を用いた無線を使って家と通信している。
(遠征時はケーブルテレビは使えなくなるものの、テレビはテレビとしての機能は果たし、インターネットも携帯電話等の回線で対処している)
2022年以降はStarlinkなどの衛星通信も検討されているが、それまでは別の衛星通信を使っていたということが判明している。
尚、
ホラ話に「戦艦ハルバードの補給が出来る」とあったようにエネルギーについては他に献上できるらしく、今のところ電気エネルギーのみ補給することが可能である。
武装・防衛
空飛ぶ家であるが故に撃墜されてしまう危険性が少なからず存在している。 いくらステルスをONにしていても以下の攻撃から逃れられるかどうかは怪しいのである。
- 民間機と信号を発信しているとはいえそれですらミサイルを打ち込まれてしまった場合(直接的な攻撃)
- 無差別に破壊する大量破壊兵器の使用(直接でも間接でも受ける攻撃)
- 高高度核爆発による超巨大なEMP問題(間接的な攻撃)
特に超電磁パルスについてはA.l.p.h.a.などにも影響が出てしまうため、これらについては防御策が取られている。 超電磁パルス自体は高高度核爆発以外にも発生する可能性があり、『テレビの消えた日』の状態でも運用できるようにしなければならないのである。
このためT-AF-121やT-APS-121でも使用していた「全てをエネルギーを変換するシステム」を取り付けることで対策をしている。 変換規模は家の立方体を包み込む程度のサイズの球体であり、グリーン・ランタン等にあやかった「緑色のバリア」によって可視化している。
基本的にミサイルが打ち込まれてもそのバリアで爆破し、そのエネルギーを全て電気的に変換するためむしろ電気エネルギーの問題で解決する。
超電磁パルスも結局は電気的なエネルギーに変換できるらしく、高高度核爆発による電子機器のシャットダウンを解決するのと同時に新しいエネルギー補給すら生み出されているとのこと。
ただしバリアを貼るのに結構なエネルギーを使うが、前述したように「天使力は絶対に使わない」と宣言しているため、全て電気エネルギーで賄っている。 エネルギーを節約するため常時バリアが展開しているわけではなく、危機的状況に陥った時にバリアを展開する。
(この機能は早期警戒システムが必要だが、この家には最強の早期警戒通知システムのA.l.p.h.a.があるため、それと連動させることでこの問題を解決した)
なお、実際に『テレビの消えた日』が起こった場合はテレビそのものに被害は出ないが、テレビ局のダメージによって放送されないため意味合いがほとんどないとのこと。
A.l.p.h.a.
Alert Logical Pool Headline Architecture(A.l.p.h.a.)とは、N121MTが開発した早期警戒通知システムであり、この家に内蔵されたシステムとなっている。
言ってしまえば『パーソン・オブ・インタレスト』の「マシン」とほぼ同等の能力であり、日本で言えば『サイコパス』の「シュビラシステム」をイメージするとわかりやすい。
c.h.a.o.s.(未作成)が後継で開発されており、一通りのかどうが完了するとA.l.p.h.a.は必要最小限のコアコードに纏められ、緊急時に動作するシステムとして管理される予定である。
当初2017年6月末に待機状態になる予定だったが、ベータテストの遅延とc.h.a.o.s.の基本機能がまだ不完全だったこともあり、年末まで延期。
結局2018年2月4日にベータテストが完了したと宣言されたため、予定では3月中にコアコードへまとめられる予定だったが、結局6月3日の稼働終了でようやくコアコードにまとめられた。
A.l.p.h.a.には以下の様な特徴がある。 この関係で
さいきょうシリーズの1つとして開発されていることが2015年3月13日に明らかとなった。
- 基本的な構造は「マシン」と同じではあるが、システム的に「突発的な犯罪」に対応できるようになっている。
- マシンやシュビラシステムと違ってシステムは世界、宇宙、ましてや時空を通り越して警戒を通知するようにしている。
- ハロルド・フィンチ氏の考え方と同じようにA.l.p.h.a.にはバックドア自体は存在せず、開発者の存在そのものがバックドアということになっている。
- 『マイノリティ・リポート』の「プリコグ」、「シュビラシステム」や「サマリタン」とも違ってA.l.p.h.a.にはAIは存在しない。 というより搭載しない方針である。
- そしてこれらと違って最も異なる点はA.l.p.h.a.そのものが公に公開されており、情報がN121MTだけでなく別な機関に送られているというオープン志向であること。
A.l.p.h.a.のハードウェアや基本的なアーキテクチャはPCの寄せ集めなため、言ってしまえば現実世界のデータセンターの姿とよくは似ている。
開発段階では「これらのシステムのアーキテクチャに京とか地球シミュレータとかのスパコン系のものを使おうかと思っていた」とのこと。 事実、「マシン」も『プレイステーション3』を集めて復活させるといったシーンがあり、このあたりは何かと似ている気がする。
ソフトウェア的な部分からすると、オペレーティングシステムはなるべくカスタマイズできてハッキングされても大丈夫なものでなければならないため、Linuxをベースにしている。
アップデート等のシステムは「マシン」と同じように自分で行い、ハッキングされても自力でリセットできるような機構も備え付けられている。
ちなみにバージョン等の管理はされていないが、アップデートについては「ウィルスが仕込まれていないことを確認」してからアップデートをしているため、極めて安定しているらしい。
外部からのリモートアクセスは全て「TCP」で行っており、特定のハードウェアで無い限りはアクセスを拒否しアクセス元をマーキングする。
IPの詐称などについてもハードウェアレベルでスキャニングするため、例え接続できたとしてもハードウェアを持っていなければアクセスが拒否され、逆に追跡される。
接続を許可するハードウェアはN121MT本人が管理するため、不正なハードウェア元からの接続があった際、それを物理的に爆破するようにも作られている。
このあたりはクローズドな「マシン」よりもオープンシステムの「サマリタン」に似ているが、手動アップデートや新機能の追加等の操作はハードウェアインターフェースしか受付けない。
A.l.p.h.a.側からの通信も公に明かされているため、独自のプロトコルを使用して様々な所から監視するようにしている。 とはいえ当然ながらA.l.p.h.a.を快く思わない元からは独自のプロトコルではなく、「マシン」と同様にクラッキング技術を使って不正に監視を行っている。
尚、「マシン」は通信の際に独自の信号を送りつけていたようだが、A.l.p.h.a.にはそのようなものすらカットする機能まで備わっているためバレないらしい。
こういったシステムは基本的に公に明かされることはないのだが、「出来る限りオープンに出来ないか」ということで、あえてこのシステムを公開している。
また、A.l.p.h.a.の情報を公的な機関に送信することで、事前の予防も可能になっている。 曰く「少なくとも時空管理局さんちには届けてある」とのこと。
今まで早期警戒管制機(AWACS)がさいきょうシリーズで考案されてなかったのはA.l.p.h.a.そのものがAWACS以上の性能を持っているのが理由でもある。
また情報を強制的に送りつけることも可能で、実際に「ヴァールシンドロームの治癒」という名目でワルキューレのライブ映像を強制送出したケースもある。
A.l.p.h.a.は開かれた早期警戒通知システムであり、そして目的も単純明快でどのシステムに連動できるようなシステムの構造となっている。 一応の管理者はN121MTであり、A.l.p.h.a.を直接操作する際やシステムをどのように使用するかの決定権はあるが、別に管理者が居なくても問題ない。
ましてや開発者兼管理者が死んだとしても、A.l.p.h.a.は他の機構へ早期警戒通知をする構造なので、A.l.p.h.a.を止める方法はかなり限られているという。
しかもA.l.p.h.a.の管理者はN121MTのみと完全固定されているため「マシン」のように次の管理者を選ぶようなことはせず、たった1人で管理される。
(ただしA.l.p.h.a.は電力を失うとSafety Air Houseの関係で止まるため、永久的に早期警戒通知をするかと言われるとまだわからないとのこと)
名称そのものはギリシャ文字の「アルファ」から来ているが、コードネームが「ウラヌス」だったり当初の仮称が「I.k.a.r.o.s.」だったりとどうもおかしな点がある。
その名残なのかそれともそれが由来なのかは不明だが、前述したA.l.p.h.a.のサーバー群には『そらのおとしもの』のイカロスがプリントされた壁が作られている。
これは『そらおと』のイカロス、正式にはエンジェロイドタイプα、愛玩用にも戦闘用にも作られており、武器の1つにウラヌスシステムから来ているらしい。
どういうわけかA.l.p.h.a.の早期警戒通知には「空飛ぶパンツ」のミッションも追加されており、いくつかの機関に「フライングパンツ通知」として通知しているという。
余談ではあるが『パーソン・オブ・インタレスト』は頭文字にすると「POI」となる。 視聴していた時期が『改二っぽい!?』と重なっていたらしく、運命的なものを感じたらしい。
現在A.l.p.h.a.のシステムは多種多様すぎることから、メンテナンス時に全てダウンするというあまりにも大きすぎるリスクを抱えていることが発覚した。
これを解消すべく、一部のシステムをコンポーネントとして開発し、メンテ時はそこだけの調整をするということで解消する方法を打ち出した。
実績
A.l.p.h.a.を開発して以下の様な実績を残している。 コンポーネントにおける実績は各コンポーネントのページに記述している。
- 通達先の1つに「時空管理局」が指定されているため、ジュエルシードの回収が早くなったらしい。
これに関連してマジカルセントヒルデガールズ!でA.l.p.h.a.を利用したミッションが加えられ、T-AF-121の派生機であるT-LMAF-121.N A'sとの連動も加えられている。
ちなみにA.l.p.h.a.にデバイスは装備されていないし、無限書庫の全ての本をデータベース化もしていない。 というか一度試みたそうだが、データが膨大すぎてやめたという。
どういうわけか裏システムとして喫茶翠屋のコーヒー豆監視システムをおいているらしく、新鮮なコーヒーがいつでも飲めるようにしたいとのことである。
しかしN121MTはコーヒーが飲めないため、これらは『魔法少女リリカルなのは』のファンに情報を受渡している。(同じようなものとして「ラビットハウス」のコーヒー情報も取得しており、同じ理由で『ご注文はうさぎですか?』のファン向けに情報を垂れ流している)
- また「鬱クラッシャーズ」の支援団体にも協力されており、実際「如月ちゃんを救い隊」等では大きな功績を与えたと言われている。
それ以外にも「マミさんを救い隊」や「メアリーも救い隊」にも情報が与えられているが、後者についてはそこまでの情報がないらしい。
- 独断でホ級が発射した吹雪を轟沈する弾を寸前にECM弾を発射したことによって防いでいる。
アニメ版第10話『頑張っていきましょー!』より。 当初はEMPによって防いでいたが、ECMと勘違いしていたので修正したが、製造元がどこのものなのかは未だに不明である。
一応ECMにした理由としては「どちらの弾も外れていたと報告書にあげたい」とのことで、どちらもジャミングするという意味合いでECMにしたらしい。
(結局ジャミングに使ったものとしてEMP弾を発射するということならば文章的にはつながると思う。 まぁ、吹雪とホ級の弾がそれに通用するかは別として)
- 大量のサーバーを運用した例としては『The World』や『アルヴヘイム・オンライン』の"ヘイブン"として活用されており、非公式ではあるがプレイヤーの開放活動にも成功している。
それぞれ『.hack』と『ソードアート・オンライン』から来ている。 どちらも似たものであり、プレイヤーを開放するための非公式活動も行っている。
作戦中、T-PS-121もしくはT-Suitsを経由してオンラインゲームに接続しており、そこに巨大なバックドアを設けてプレイヤーを開放させたとのこと。 このシステムは
α-Components(未作成)のL.e.a.f.a.に移管されたため、A.l.p.h.a.はそのコンポーネントの管理のみをしている。
これ以外にも『ログ・ホライズン』だとかそういう系のゲームにも参加しており、同じような実績を残しているという。
どれも作品で公式に語られていないのは、二次創作であるというのが最大の理由だが、設定では「裏で行った非公式開放活動だから、記録に残らなかった」となっている。
(このあたりは『メタルギアソリッド3』などのオーバーテクノロジーを登場させる時で使われているらしく、同作では全て歴史の闇へ葬られたという設定だった)
- 一時期『恋敵徹底排除主義』を貫くお嬢様のためにA.l.p.h.a.を利用していた頃があったという。
そのお嬢様に対しては「恋愛というのはライバルが居ないと狂気にもなりうる、それをよく考えて貰いたい」と執事を経由してお願いしていたが、聞く耳持たずだったという。
あまりにも卑劣な行為だったため、これとは逆のシステムとして「そこまでしなくても良いシステム」を構築し、社会問題になっていた犯罪を抑止することに成功したとのこと。
お嬢様と執事にはこの行為はバレてしまったが、それと同時にこれまでの行為を全て"機関"に公表していたため、結局取り締まられたという。
尚、このシステムは別な分野に応用されているのだが、これについては「超極秘の顧客との"性"約により話すことは出来ない」としている。
- 「Animation Theater Sequence」の発動
2015年8月10日で明らかとなったアニメ第二期『艦隊これくしょん』及び劇場版の作戦である「全深海棲艦殲滅作戦」用に設けられた専用のプログラム。
今のところ試験運用が行われており、正式な運用までにプログラムを仕上げるとのこと。 予定ではT-PS-121との連動も構想されており、ミッション遂行に役立たせるようにする。
確定しているのは劇場版が秋に公開されることのみで、それ以外はまだ未定となっている。
プログラムの機能としてはいつも通りだが、このプログラムが発動する時間が決められており、その時間中はいつもの2倍以上の監視システムでミッションを遂行するとのこと。
これは一次海戦であった「日本制海権奪還作戦」における「死者」を出さないようにする、そしてより優位に戦を進める、更には「ゆるい雰囲気を作る」という目的がある。
(一次海戦の最大の弱点だったのは「硬派ではない提督が抵抗する」というのがあり、その要因に「ゆるい鎮守府」がなかったことにある……と述べている)
偶然にも自動列車停止装置の頭文字であるATSとまったく同じである。 後付け設定では「アニメ制作会社ディオメディアに対するATS」という意味もあるとか?
- 飛行石のおまじないである「リテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」をログとして取得し、ラピュタの座標を特定することの成功
これは2016年1月15日に行われたJOAX-DTV(日本テレビ)と共同で行われた合同演習である「シス・テアル・ロト・リーフェリン」という作戦で得られた成果である。
ツイートによるとA.l.p.h.a.と連動して家も動かしていたため、家の窓から崩壊した様子も映っていたという。
(ちなみにこの時にラピュタ側のカメラでSafety Air Houseが映らなかったのは、ステルス機能をオンにしていたため肉眼でもレーダーですら映らなかった)
- 戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のライブ映像を強制送出
2016年からJOMX-DTV(TOKYO MX)を筆頭とするUHF系列が、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のライブ映像を『マクロス⊿』として放送を開始している。
A.l.p.h.a.はその映像を元に戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のライブ映像を他の地域に強制送出していることが、2016年6月6日に発覚した。
奇しくもこの前日(というより発覚から3時間ほど前)にはデルタ小隊の一機が撃墜されており、そのタイミングと同時に発表したものだと思われる。
映像の送出自体はソフトウェア的に行っているのだが、映像のあるデバイスに強制的に映像で映し出している方法については一切極秘となっている。
これはハードウェア的にハッキングしてそのデバイスのコントロールを奪い、ライブ映像を送出するというものであり、裏を返せば単なるウィルスとまったく同じなのである。
N121MTは「A.l.p.h.a.はそういったことが可能ではある。今回のケースはヴァールシンドローム対策によるものだ」としており、名目上は正義のためとして送出したという。
ちなみに以前からもライブ映像の送出は続けており、一部の地域やチャンネルに合わせると特定のメンバーに応じた映像仕様となっている。
推奨としているのはワルキューレの新エースであるフレイア・ヴィオンちゃんであり、スパイ容疑がかけられる前からのファンだと明かしている。
(テレビ形式での放送でそれぞれのメンバーを的確に解説する番組が放送されているが、フレイアちゃんは推しということである程度の贔屓がある)
後に『拡散 オンステージ』にてこれ以上のことを公式がやってのけているが、以降もA.l.p.h.a.はライブ映像を強制送出し続けている。
- 特別プロジェクト『クオリディア・コード』のカナリアなどのマーカー提供、アンノウンの補足などの提供
2016年に開始した特別プロジェクトにA.l.p,h.a.は非公認で参画しており、参加者のカナリア等のマーカーを提供していた。 カナリアにばかりマーカーを置いていたのは、「N121MTが考える最高のバッドエンド」で最もそれに近い人物だった、というのが理由らしい。
……そしてそれが『炭鉱のカナリア』で現実となったのは、ある意味皮肉かもしれない。 後にこれはトリックだということが発覚しているが。
2017年に開始した「テラ・ムーン・リライト」では
α-Components(未作成)が大活躍しており、『Rewrite』に対して2つのコンポーネントが稼働していることが発覚している。
以前にも作戦として展開、失敗してしまった「ウィンドカーニバルシティ」でもE.m.i.l.i.a.が使用されており、なんと自分の意思でUIを変更するという現象も起きている。
後に
c.h.a.o.s.(未作成)も作戦に加入しており、ある意味1つの大プロジェクトにもなっている。
警察が総力戦で挑んでいる誘拐犯罪とされる、通称「キースカイ・ソルトシュガー」にA.l.p.h.a.の監視データを流している。
その引き換えということなのか、捜査資料の1つである『ハッピーシュガーライフ』の本を読み込んでいる。(「やってることは『コールドケース』みたいに資料をもう一度読み直している段階」とのこと)
どういうわけかc.h.a.o.s.で正式採用されていた「オブジェクト認識システム」がA.l.p.h.a.でも使われているが、その理由はまったく解らない。
一応重要参考オブジェクトとして「Taiyo Mitsuboshi」(三星太陽)、守護対象オブジェクトとして「Shio Kobe」(神戸しお)が認識されていることを確認している。
また「Satou Matsuzaka」(松坂さとう)については重要参考オブジェクトと脅威対象オブジェクトとして認識されており、システム的にバグを起こしているようにも見えなくはない。
ロケーションである「Princess Imperial」(プリンセス・インペリアル)については、調査(捜査含)した後に「作戦拠点」として登録されている。
何故「Cure A Cute」(キュア・ア・キュート)にしなかったのかは謎だが、A.l.p.h.a.はそれらの人物も「重要参考オブジェクト」として認識している。
浮遊家にした理由
浮遊させる理由としては「地上でおかしなことが起こった時」とかだったり、「気分で空に浮いてみたい」とかだったりと、理由は様々。
近年は空に浮かせる時間の方が長く、地上に降り立つ時も「メンテナンスとかで降り立つ」ぐらいしかないらしい。
ちなみに浮遊時の帰宅方法としては「専用のエレベーターが引っ張っているので問題はない」とのこと。 方式としては家からゴンドラがリフトする。
浮遊するトラブルと地下に潜る幻の計画
家が空に浮遊している関係で様々な障害物と遭遇することもある。 もちろんそれは旅客機や戦闘機などもそうだが、時として『カールじいさんの空飛ぶ家』に遭遇することもあった。
また福岡県への遠征時には朝倉市付近の上空にあった新大陸と呼ばれる「シナプス」と接触しそうになり、しかも護衛のエンジェロイドと遭遇するという事故も発生している。
遠征してなくても穢れた翼を持つとされている「ノーヴァス・アイテル」と遭遇することもしばしばあるらしく、N121MT以外は羽化病の予防をしている。
(何故か「予防する必要が見当たらない。 羽が生えるって結構かっこ良くね?」なんて言っている。 事態はそんな簡単なものじゃないのに……)
最近ではオーシア連邦が開発した二代目アークバードとの衝突回避も経験しており、ハーリング大統領から「是非とも私達の国に来てほしい」と招待されてた経験もあるという。
この時大統領との談話で「この国には伝説の英雄と言われる人たちが存在していると聞いた。 ラーズグリーズ、それが彼らの名前だろう?」と聞いた所、黙って頷いていたという。
ちなみに地下に潜るという方式も考案していたのだが、『ファイナルファンタジー6』のフィガロ城みたいになるとして地下に潜るという案はメインにされなかった。
逆に空中に浮遊するのもデメリットとして『カールじいさんの空飛ぶ家』などをあげていたが、アドバンテージのポイントが多いことから浮遊させる方式を取っている。
ただしそれでもA.l.p.h.a.の唯一の脆弱性である「高高度核爆発による電磁パルス」を懸念してか、影響を受けづらい地下にA.l.p.h.a.のリザーブサーバをおいているという。
尚、浮遊できる限界高度は今のところ不明らしく、設備さえ整えれば地球を脱出することも可能ではあるらしい。
それこそ『ザスーラ』のような世界観にもなってしまうらしく、場合によっては月に引っ越す時は家のまま引っ越すことも可能なんだと言う。
関連項目
- ホラ話 → 元々の構想が法螺話から。
- さいきょうシリーズ → 内蔵されているA.l.p.h.a.はぼくがかんがえたさいきょうのかんししすてむとして開発されています。
最終更新:2024年03月11日 15:56