日本国外にも影響でているのに描かれていない作品一覧

ここでは日本国内だけでは絶対に済まないとされる異常現象が何故か日本国内だけしか描かれていない不思議なアニメ作品について述べる。


何故外国の存在がなかった作品

Re:CREATORS

所謂「二次元」からキャラクターが出現するという、昨今の異次元モノとは逆の立ち位置に近いものとして作られたオリジナルアニメ作品。
物語の終盤に築城院真鍳が海外へ逃亡(?)するようなシーンがあるが、その前にアニメキャラが日本以外にも飛び出す可能性があったり、無くても世界各国が「軍事転用をするのではないか」と最大の脅威と見なして世界大戦にまで引き起こす可能性すらある。

にも拘わらず日本の政府以外に政府らしい政府は誰も出てきておらず、単に日本のお家騒動程度で済んでいるのがどうも納得が行かない部分がある。 仮に日本政府が出てくるとしたら「海外への進出」とかを企てる人間もいると思われるが。

ローリング☆ガールズ

都道府県独立国家論をそのままアニメ化したような作品だが、こちらも一部の都道府県がアメリカ、ロシア、中国、韓国、北朝鮮、フィリピンなどの国家が関わるとかの想定もありそうなのにそのあたりの話はどこにもなかった。
特に北海道はロシアと目と鼻の先沖縄は台湾有事よりも前からも中国と近いため、その地域については共謀する可能性すら存在する。 にも拘わらずそのような話はどこにもなく、逆に独立した地域がそうした領域へ攻め立てるという話も無かった。

物語はかなり超兵器の類が結構多いのもあるため、他国家も同じような現象に陥っているのか、或いはただの内乱や紛争として処理しているのかは定かではない。

天気の子などの一部新海誠監督作品

特に『天気の子』は東京がかなり水没して日本政府が一時的にマヒするという状況なのにロシアや中国などの仮想敵国からの侵攻がないのである。 『攻殻機動隊』か何かでも居るのかと疑うしかない。(『攻殻』はむしろそのあたりの外交もしっかりと描いている)

崖の上のポニョ

『天気の子』以上に世界レベルで破滅しようとしかけているため、むしろ海外が全滅状態に陥っている可能性も有り得る。 あのまま水没した状態が進んだ場合、間違いなく『ウォーターワールド』の世界とほぼ同じものとなる。
海面上昇の話で言えば『ハイスクール・フリート』もあるが、同作品はちゃんと海外の艦船も存在しているので世界共通の問題ということになっている。(ミリタリーモノは基本的に外交関係そのものを架空戦記にすることもあるのでそのあたりに抜かりないことが多い)

アウトブレイク・カンパニー

異世界と日本が連結してて自由自在に行き来できるというのは海外にとっては貴重な資源にもなれば重大すぎる致命傷にもなりかねないのに、そのあたりは省略されているように思える。(異世界の国が海外とみなすこともできなくはないが……)

GATE

『OBC』と同様。 ただこちらは自衛隊なので何かしらの対策をしている可能性はあると思われる。

プロジェクト・クオリディア

南関東の話に限らず、世界レベルで同じようなことが起きているのではないのか説。 そういう意味では千葉の館山をメインにする『シグルリ』の方がまだリアルかもしれない。

アルドノア・ゼロ

厳密に言えばちゃんと描かれているものの、ヘブンズ・フォールにおける月崩壊で地球の自転自体がおかしくなる可能性についての考慮がないなど、いくつかの不足がある。
というか火星が地球を攻めたのに共倒れになりそうなことになっているのにまだやる気かという観点もおかしいのかもしれない。

バズ・ライトイヤー

海外ではなく宇宙の描写ではあるが、60年間も本部などから通信が1つもないのは変と言える。(かなり放任主義の可能性が極めて高そうではあるが……)

逆に海外とかの描写がある作品

Fateシリーズ

日本の冬木市(神戸や大分がモデルと噂されている)を舞台にしているが、『Apocrypha』では完全に海外を舞台にしていたり、そもそもアインツベルンというドイツ人っぽいキャラクターが居ることからある程度の設定と描写が確保されている。
『FGO』に至っては「海外の偉人」を題材にしている節がある関係で世界~宇宙レベルでの設定構築がなされているぐらい。

アリスと蔵六

物語が始まる前からアメリカの企業等が関わっているため、いわゆるトランプなどの能力を巡った争いみたいなものがちゃんと存在している。 ただアメリカに限らずロシアやヨーロッパ各国なども狙っている可能性は0とは言い切れない。

仮面ライダーギーツ

設定としては「デザイアグランプリ」と各国政府の間に太すぎるパイプがあるらしい。(ジャマトグランプリの時に政府などを抑えきれないとのセリフがあったため、何らかの関与はしていると思われる)
ライダーシリーズについては結構マチマチなところが多く、時より海外勢が一切排除されていることもあれば、ちゃんと配慮しているところもあるなど、作風によって異なる。

ハピネスチャージプリキュア!

世界中にもプリキュアが居るという作中設定。

一応シリーズ作品では『スター☆トゥインクルプリキュア』で宇宙レベルまで扱っているが、それも含めて全作品日本のどこかの街が狙われているのにJ-ALERTや日本政府などが出張ってくることがほとんどない設定となっている。
(『デリシャスパーティ』では農林水産省があるキャラクターに対してTwitter上で遺憾の意を示すほどの行動をとっているが、作中では農林水産省の文字はどこにもなかった)
どうも『ひろがるスカイ!』では「プリキュア以外の人物は敵となるランボーグを浄化することはできない」という設定になっているため、人類の技術も無力でしかないという可能性が出ている。

はいふり / ハイスクール・フリート

作中ではドイツからの参加もあるため少なくとも地球レベルでおかしなことになっていると考えても良い。
ただし日本のブルーマーメイドが事実上の世界治安部隊(→世界の警察?!)みたいになっているという、イギリスやアメリカなどの海洋大勢力を多少無視した設定はある。
最終更新:2024年10月17日 10:57