ガルフォード

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ガルフォード - (2011/05/04 (水) 15:44:51) の編集履歴(バックアップ)







 「Justice Wins!!」
                   本名 : ガルフォード・D・ウェラー
                   流派 : 甲賀流+ガルフォード流忍術
                   武器銘 : ジャスティスブレード
                   生年月日
                    1768年 12月22日 16:10PM
                   出身地
                    アメリカ サンフランシスコ
                    ヒーローシティ
                   身長 : 70~71インチ
                   血液型 : O
+ その他
好きなもの : 善 (~天)、
   スーパーヒーロー (ポリ)、正義 (零)
嫌いなもの : 悪
コンプレックス
   家出同然に出てきてしまったこと
   (羅刹) 孤独であることを自らに課したこと
尊敬する人
   亡き父親 (~真)
   亡き父親、服部半蔵 (天)
   (羅刹) 師匠
剣の道について
   ヒーローとしての条件の一つ (~天)
   スーパーヒーローへの道 (ポリ)
   悪と戦う正義の技 (零)
   (羅刹) 正義を貫き通す心の強さ
平和を感じるとき
   パピーと遊んでいる時
   (羅刹) 悪を倒し、平和を守った時
特技
   パピーと話ができる
   (羅刹) 修行
好みのタイプ
   ヤマトナデシコ
   (羅刹) ナコルル
剣サム絵は こちら

サムライスピリッツ』のキャラクター。初代から登場しており、『甦サム』を除くシリーズ全てに出演している。
名前の綴りは「Galford D. Weller」。一部「Weiler」となっている場合もあるが、おそらく誤植と思われる。
中の人は初代~斬、閃ではロバートと同じKay稲毛氏、天~零SPでは小市慢太郎氏。
最近になって小市氏から稲毛氏に戻ったのもロバートと同様。
剣サムでは天草四郎時貞風間蒼月と同じく間島淳司氏、アニメ版は高木渉氏、 電撃CD文庫版では関俊彦氏。

設定

よく目立つオレンジのマフラーと青い忍び装束を纏った金髪青眼のアメリカン忍者。*1
愛と正義を信条とし、勧善懲悪の道をひた走る正義漢で、相棒の忍犬パピーと共に悪と戦う。

+ 生い立ち
サンフランシスコきっての名保安官の息子として生まれる。
しかし父はガルフォードが幼い頃に無法者の銃弾から子供をかばって殉職し、以降は女ばかりの家庭で育つ。
頑固で正義漢なところは父親譲りだが、育った環境のせいで細かいことやくだらない噂話、他人の中傷を嫌うようになった。
あまり同年代の友達と打ち解けず、船着場に入り浸っては海の男たちの冒険譚に夢中になっていたガルフォード少年は
あるとき聞いた黄金の国・ジパングの「ニンジャ」の噂話に心を奪われ、いつか自分も忍者になることを夢見るようになる。
中でもたびたび話に登場する服部半蔵という名の忍者は、彼の憧れの的であった。

ある夜、ガルフォード少年はオランダ商船に乗り込んで日本に密入国するという計画を実行に移すが、
そこで今にも子犬が産まれそうな、弱り切った大きな雌犬に出会う。
放っておくことができなかった彼は計画を中止し、母犬の出産に付き合ってやるのだが、
全身に打撲を負っていたらしい母犬は子供を産んだ直後に死亡、産まれた子犬も一匹を除いて全て死産であった。
死んだ犬たちの墓を作ってやったガルフォードは、生き残った一匹の犬を連れ帰って育ててやることにする。
この子犬が後のパピーである。
数年後、10歳になったガルフォードはパピーとともに再び計画を決行し、日本に密入国することに成功する。
黙って家を出たことに少し心を痛めていたが、実は母親にはこのことは筒抜けで、あえて息子を行かせてやったようである。
ただし、まさか息子が日本で忍者などという得体の知れないものになっているとは思いもしなかったようだが…

日本に渡ったガルフォードはすぐに路頭に迷うが、行き倒れていたところを綾女(服部半蔵の師の妻)というくノ一に拾われ、
以来彼女が拠点とする出羽(現秋田・山形県)で世話になりながら甲賀流忍術を学ぶ。
ちなみにアースクェイクとは同門の兄弟弟子だが、アースが半年足らずで姿を消したためか、性格が正反対なためか、
劇中ではこの二人の関係はほとんど描かれない(数年後に再会したときもアースはガルフォードのことを完全に忘れている)。
尤も、このシリーズは全体的にキャラクター間の絡みが少なめで、彼の憧れの存在であった服部半蔵も
実物に会ってますます尊敬の念を深めたという設定はあるが、ストーリー的には特に接点はなかったりする。
(ぶっちゃけると初代~真サムでは半蔵のコンパチキャラだったのだが)
ただし、武士道烈伝の邪天降臨之章のガルフォード編はガルフォードが半蔵の元へ訪れるところから始まり、
実質半蔵が影の主人公と言えるほど活躍する。
アースクェイクも設定改変して邪天降臨之章開始直前まで兄弟弟子だった事になり、ガルフォード主人公だとアースとのイベントが大幅に変化する。

シリーズのほぼ全てに出演しているサムスピのレギュラー格の彼だが、良くも悪くも微妙に浮いている
戦う理由はいつも「悪の影を感じ取った」とか「魔界の影を察知した」とかそんな感じ。
初代ではタムタムの村の宝珠・パレンケストーン(天草の持つ「ガダマーの宝珠」)を真っ二つにしてしまい
(「斬ったのは悪の部分だけだったので大丈夫」らしいが)、物議を呼んだりした。
天草降臨ではタムタムにイチャモンをつけて再びパレンケストーンを処分しようとしたり。
+ ED集
零のEDではパピーの子を助けようとして本当に浮いたまま死にかけたが、最後はパピーが身代わりになって生還。
初代以降のパピーは二代目(最初に看取った母犬から数えると三代目)であることが明らかになった。
(ガルフォードED→パピーEDが繋がる)

ナコルルにベタ惚れしているが、非常時にしか出会うことができないため、なかなか想いを告げられない。
具体的にナコルルのどの辺が好きかというと、「世の中のすべてに対して、形から導かれるものでは判断せず、
そのものの持つ精神文化を大切にする心の優しさを持っているところ」らしい。
ナコルルもガルフォードのことを気にはしているが、それどころではないとのこと。
しかし真サムではナコルルの死に際を見届け、地獄変でも何でもなかった主人公の代わりに悲劇のヒーローっぽいポジションに。
それから20年が経ち、齢40を超えた『甦りし蒼紅の刃』でもまだ彼女を待ち続けている。泣かせるのう…
剣サムではその辺りのifストーリーが描かれているので必見、かもしれない。

ちなみに「羅刹」ガルは、いつもパピーに助けられてばかりなので、腕を磨くために1人で頑張っている。
ポリサムではマフラーで顔を隠す面積が広くなるなど忍び度も増したが、一応パピーは常に画面外で待機しているらしい。
陽気な性格の「修羅」ガルフォードに対して、「羅刹」ガルはクールな性格で静かに燃えるタイプの正義漢だが、
好みのタイプ:ナコルルと書くなどいろんな意味でストレートになっている。
なお、特技に「パピーと会話出来る」とあるが、パピーは他の人間の意志もある程度理解できるのであまり特技とは言えなかったり。

ナコルルは渡さん!
     ヾゞノノノノノ          
     ミミ巛ヘミミ          
    ┌ヽリ ゚ ヮ゚/      iヽl\,     ワンワンワンワンワン!!
    /⌒ヽニ二フ⌒ヽ  ・‘ ‘ ::::;ii,ノ>  (主人からナコルルとジャスティスとったら何も残らんもんな)
   i/ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄/ `ヽ∠/:;iii  ,, 
  ノ(__ニつ ./ジャスティス /  m" "m::;ii| )ii   
   ̄  \/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ところで、ガルフォードの家族は殉職した父親以外は全員女性(パピーとパピーの子供含む)である。
家族構成は母・マリア、母に代わって弟妹の面倒を見ているしっかり者の4歳上の姉・ルージェ、
男勝りで、年齢が近いためガルの遊び相手だった1歳違いの姉・シェーラ、大人しい性格で泣き虫の2歳違いの妹・セレナ。
師匠も女性だし、ナコルルとの絡みはあるし、さりげなく彼の関連キャラも女性ばっかりだったりする。
設定での「現代社会での立場」で「女子校の先生」などと書かれているあたり、意図的にそういうポジションにされているようだ。
家族は皆ガルフォードを愛し、彼の帰りを待っており、RPG版『武士道列伝』では再会を果たす。
なぜか妹が2歳違いとは思えないほどロリっ子になっていたが

二言目には「ジャスティス」という言葉が出そうなほどの正義好きで、現代の正義漢未来の正義漢とは気が合いそうである。
しかし後述の性能的なネタの豊富さや、忍ばない忍者の代表格なことなどから、次第におバカキャラ的な扱いを受けるように。
奇しくも忍ばない忍者の道を切り開いたのは尊敬する人物と同名の別人そのライバルだったりする。
また、後の紙忍者にもガルフォードの個性が影響を与えている面が見られる。
オリジナル忍法を多数編み出しており、「プラズマブレード」など電撃を発する技が多いが、このプラズマの原理は謎
現在も「トリプルギガ・グレートハイストライクヘッズ・ガルフォードスペシャル・イン・ジパング(以下略)」
とかいう痛いとっておきの技を開発中らしい。
+ ジャスティスブレード!
彼の武器である忍刀「ジャスティスブレード」にも詳細な設定があり、
銘は義正、作日は天明六年(1786年)、刀身は2尺1寸(約63cm)で庵峰、身幅広く、重ね厚く、直刀に近い彎刀。
14世紀から16世紀にヨーロッパの重装歩兵が用いたショートソードをガルフォードが日本へと持ち込み、鍛え直したもの。
日本刀の鋭さと西洋剣の頑丈さを兼ね備え、柄の部分はプラズマが逆流しないように特殊なゴムで覆われている。
人目に触れない茎の部分の表には彼の母、姉、妹の名が刻まれ、裏には父親の遺品である弾丸が埋め込まれており、
ガルフードの信条である「愛と正義」を象徴しているのだとか。

また、彼のBGMは何故か「鮪」「黒鮪」「鮪の化身」「真・鮪」などの謎ネーミングで有名。どこぞのボスの曲名といい本当に…。まぁ、このセンスはSNK新世界楽曲雑技団の特徴なんだがな。コイツはもっと酷い。
ノリの良い曲調で、サムスピBGMの中でも屈指の人気を誇るが、よく聴くとテーマが半蔵BGMと共通である。
(13:47~)

+ にゃほーっ!!
かの有名な「ボンボン餓狼」においても、現代に生きる彼の子孫がテリー・ボガードと共闘していたりする。

「ランサーキーック!!」

+ これぞ忍法羅王爆裂!! 死ねっ
また、故・石川賢先生のサムスピ漫画『SAMURAI SPIRITS 島原天草邪神城攻略編』にも登場する。
基本的に覇王丸と行動を共にしていたため出番は非常に多いのだが、原作の少しおバカな部分は影も形も無く、
初期は一人称「私」の冷静キャラ、後半は覇王丸に影響を受けたのか、かなりワイルドなキャラになっていた。
あと、目がケン・イシカワ特有の「グルグル目玉」であり、まるで イっちゃったような その外見は非常に危ない。
ついでにシャルロットも同じ目をしていた。

「ウォハハ おもしろくなってきやがった」



性能

前述の通り、初期は服部半蔵のコンパチキャラだが、使い勝手はかなり異なる。
シリーズが進むにつれて半蔵は投げキャラ、ガルフォードはスピードタイプのキャラへと明確な差別化が行われている。
最大の特徴はオプションとして連れているパピーの存在で、パピーと本体での同時攻撃が可能な場合もある。
トリッキーな技が多く、多くの場合見た目に反して半蔵よりも上級者向けとされる。

+ 必殺技解説
非常にラインナップが多いが、代表的なものは電撃を纏った苦無を打つ飛び道具「プラズマブレード」
電撃とともに相手を叩き付ける飯綱落としといった感じのコマンド投げ「ストライクへッズ」
分身を出現させて撹乱する、半蔵の「忍法 影分身」のガルフォード版「シャドーコピー」
相手の頭上に瞬間移動して攻撃する、半蔵の「忍法 うつせみ天舞」のガルフォード版「レプリカアタック」
食らいモーションをキャンセルし、瞬間移動して反撃に移る半蔵の「忍法 身代わりの術」のガルフォード版
「イミテイトレプリカ(ヘッド・リア)」(真サムまではヘッドレプリカアタックが斬サム以降のイミテイトレプリカに該当する技。
 斬サム~天サムのレプリカアタックはヘッド・リアの表裏二択攻撃。ややこしいので注意)、
パピーに突進させる「ラッシュドッグ」、パピーが相手に噛み付いて食い散らかす「マシンガンドッグ」
パピー版レプリカアタック「レプリカドッグ」、ジャンプからパピーを斜め下に蹴り出す「オーバーヘッドクラッシュ」など。
武器飛ばし(破壊)技は真サムではパピーが乱舞を繰り出す「メガストライクドック」(剣サムでは秘奥義)、
以降はレプリカアタックの要領で相手をロックし、ガルフォードに化けたパピーとともに相手を挟んで
乱舞を仕掛け、ストライクヘッズで締める「ダブルメガストライクヘッズ(ヘッド・リア)」
忍者らしく三角跳びや空中投げも持っているが、投げの性能は概ね半蔵に劣る(優しいかららしい)。

初代では通常技が完全に半蔵と同一。基本性能がイマイチなことや、犬関連の技の使い勝手が悪かったこと
(相手の攻撃で打ち消されるばかりかダッシュでも蹴散らされるなにをするだァーッ!)などから最弱と言われていたが、
通常技を「ストライクヘッズ」でキャンセルして硬直を減らす「モズキャン」や
パピーが定位置にいないときに犬技をキャンセルで出すと通常技が出る現象を利用した「犬キャン」など
様々なテクニックが開発され、特に怒り時には高い爆発力を発揮することから、現在は中の下あたりまで評価が上昇。
犬技もリバーサルなどに活路が見出されており、プレイヤー次第で大きく化ける可能性を持ったキャラである。

真サムではより機動力に特化し、性能の良いダッシュを中心に縦横無尽に動き回りながら相手を翻弄していくキャラに。
犬技の性能も強化され、キャラ限定だが「マシンガンドッグ」や「メガストライクドッグ」中に強力な追撃が可能。
モズキャンを使った連続技や怒りの爆発力も健在で、使いこなすのは簡単ではないが、非常にやり込み甲斐のあるキャラである。
姿を消す隠し技「バックスタブ」はガルが消えてもパピーが見えたままなため位置がバレるという素敵な仕様。
ただし、上手く使えば対戦で相手を翻弄するのに普通に有効だったりもする。
また武器破壊技の「メガストライクドッグ」がガルフォードは基本的に何もせずパピーのみが攻撃するものであったため、
一部ではパピーが本体でガルフォードはスタンドが浮上するなど、ネタキャラ化の兆候が。

その声を受けてか、斬サムでは武器飛ばし技が「ダブルメガストライクヘッズ」に変更され、「羅刹」はパピーを連れず1人で戦う。
+ 羅刹ガルの必殺技
「シャドーコピー」、「レプリカアタック」、「イミテイトレプリカ」は共通。
電撃を纏った斬撃を繰り出す「プラズマファクター」
突進して蹴りを放ち、ワープして斬りで追撃する「ライトニングスラッシュ」
斬サムでは飛び道具、天サムでは「エレクトリックサンダー」となぜか全く違う「プラズマブレイク」
斬~天ではストライクヘッズが羅刹専用で、ダッシュから出すと「ダッシュストライクヘッズ」に変化する。
武器飛ばし技はライトニングスラッシュの上位技「ライトニングストライクスリー(L.S.T.)」

しかし今度はその羅刹が強キャラの一角に食い込んだのに対し、犬技を引き継いだ修羅は弱キャラに沈むという事態に。
羅刹ガルはやたらと性能が高い「ライトニングスラッシュ」や「ストライクヘッズ」の投げハメが猛威を振るった。
また、「プラズマファクター」がなぜか素手時に限り当たれば一発で気絶する
…正確には 立ちP>素手プラズマファクター で気絶。気絶後にもこの連続技で気絶する=勝負あり!
という訳の分からない性能で、本来相手を弱体化させる為の武器飛ばしが対羅刹ガルに限ってはうっかり当てられない。
まぁ彼に限らず斬サムは全体的に狂っているのだが…。

天サムでは犬技や「プラズマブレード」が強化され、修羅ガルが強キャラの一角に食い込んで面目躍如。
ダッシュ技を中心とした地上戦は最強クラスの強さを誇り、防御崩しや連斬を絡めた強力な連続技もある。
加えて「レプリカドック」を使った中段・下段・投げ・裏回りガード不能の4択起き攻めがかなり凶悪で、
相手を転ばせるチャンスも多く、しかも怒り依存度が低いため非常に安定した強さを見せる。
羅刹は修羅には及ばないが、基本性能が高いのは修羅と同じで爆発力も低くないのでそこそこの位置をキープ。
さらに「プラズマファクター」がまたも素手時に限り異常に性能が上昇する。
意味不明なほど判定・威力・仰け反りが強化され、防御崩しから背面に連続で当て続けるだけでとんでもないことになってしまう。
天サムには「武器捨て挑発」があるため、唯一自分から武器を放棄する可能性があるキャラと言える。武器格闘なのに…。

つまり羅刹ガルは、ただでさえ強いのに素手になるとさらに強くなるという謎の存在である。
ともかく、少なくとも犬に頼りきった駄目漢というイメージは払拭された……
+ かに見えたのだが。
零SPで登場した絶命奥義「絶・ヘブンズウルフ・バッドファング」では、またしてもガルフォードは見てるだけであった。
いや、見てるだけと言うか、パピーが攻撃している間、横で大はしゃぎし、最後に「イェーイ!」とポーズを取るだけ
ガルフォードスタンド説、再び。
しかも絶命奥義は武器がないと発動できないのだが、ガルフォードは最後の決めポーズでしか刀を使わない

「次に出会ったときには正義のために、ともに戦おう!」

これは、その絶命奥義フィニッシュ後専用の勝ち台詞である。いやもう相手死んでるから!!
次に出会うのはあの世だから!!

ちなみに「絶・ヘブンズウルフ・バッドファング」とは、某犬が主役の漫画の奥義「絶・天狼抜刀牙」を横文字にしただけ。
また、零サムや剣サムではパピーが単体キャラとして登場するが、何故か一部の技はガルがいるときより高性能。
犬が居ない方が強かったり、犬の方も主人が居ない方が強かったり……なんなんだお前ら
パピーはガルに化けることができるため、羅刹ガルはパピーが化けて本物の代わりに戦っているとの説も。

修羅・羅刹がなくなった零サムでは概ね修羅の性能が踏襲されているが、「ストライクヘッズ」の使い方が重要になった。
「レプリカドッグ」を出してストライクヘッズを空振りするとガード不能になったり、
「シャドーコピー」絡みの胡散臭いバグテクニックが多数あったりするが、ランク的には中堅どころ。
零SPではシャドーコピーが削除されたものの、実質的にはほとんど変化はなく、こちらも中堅どころに落ち着いている。
剣サムでは再び上位に食い込み、家庭用では羅刹ガルも復活。
スピリッツは前転・後転や安定した攻撃力を生かしやすい真スピ、パピーや無の境地を活用しやすい零スピなどが好相性。

RPGサムでもスピードキャラとして活躍するが、「プラズマブレード」や「ストライクヘッズ」といった
彼の見せ場となる技がRPGサムの仕様上軒並み外れやすくなっており、それら高威力の技を確実に当てるには
愛するナコルルではなく妹のリムルルに補助してもらわないといけなかったりする。
ただしリムルルに補助してもらう方法もボスには効かないので、結局はパピィ頼りになる事が多いが、それなりに何とかなる。
別に補助がなければ詰みというレベルのゲームでもないし。
アースクェイクとの因縁が描かれたり、半蔵が裏から活躍するストーリーになったり、前述の通り家族が登場したりと、
ストーリー的には割と優遇されている。ナコルルとは全然会話しないと思ったら、彼女を2Pカラーにするとおだてる。




「暗黒の野望がオレを呼んでいる!
    叩きつぶせと呼んでいる!」

MUGENでのガルフォード

  • mugeni(ムゲニ)氏製作 天サム仕様
試合開始前に修羅・羅刹の選択が可能で、非常に完成度が高い。
連斬、不意打ち、追い討ち、避け、回り込み、怒り爆発、一閃など、かなり原作に近い操作感を再現しているが、
修羅・羅刹共通技の「シャドーコピー」、「レプリカアタック」、「イミテイトレプリカ」が削除されており、
代わりに共通のオリジナル武器飛ばし技「プラズマブレード激」が追加されている。
連斬はワンボタンで始動可能で、14連斬のレバー入れが不要になっている。
コンフィグで怒りゲージの位置の微調整、攻撃ヒット時のフラッシュの有無、試合中の修羅・羅刹のチェンジの可否が設定可能。
他、原作との細かい違いを挙げると、修羅の犬技の硬直増加、各種永久の削除、武器飛ばし技を当てても怒りが解除されない、
怒り必殺技パワーアップがない、素手状態・連ね斬り・断末奥義の削除、一閃のダメージ強化、
1ラウンド取られた状態でなければ怒り爆発の持続時間がほとんど得られないなど。

標準で入っているAIの他に、特に名乗る名の無い流れ者氏によるAIも公開されており、
防御崩しや連斬からの強力な連続技をよく狙ってくる。
また修羅は硬直の短い「プラズマブレード」を使った固め、羅刹は怒り状態の「L.S.T.」連発がかなり強力。
コンフィグで「たみ☆ふるレベル」が設定可能だが、修羅・羅刹の固定は本体の方でやる必要がある。

この他kojya氏が製作した羅刹ベースの改造ガルフォードが存在するが、現在作り直しで公開停止中。

出場大会


出演ストーリー




*1 出身地であるサンフランシスコ(アルタ・カリフォルニア)は史実では当時スペイン帝国領
(厳密にはメキシコシティを首都とするスペイン帝国の副王領地)なので、彼はスパニッシュ忍者ということになるのだが…。