ケーブル

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ケーブル - (2011/08/22 (月) 23:13:16) の編集履歴(バックアップ)




キャラクター紹介

マーベルコミックの人気アメコミ、『X-メン』『X-フォース』のキャラクター。
未来から来た謎の戦士で、本名はネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズもしくはネイサン・ディスプリング・アスカニサン。
ケーブルというのは偽名であり、現代と未来、この世界とパラレルワールドをつなぐ絆となるべくこの名前を名乗っている。

正体はサイクロップスジーン・グレイのクローンであるマデリーンとの息子。
時間旅行者に預けられて育ったため、彼の両親よりも年上となって現れた。
強力なサイキックパワーを持っているのだが、魔人アポカリプスによって肉体を機械化するテクノ・ウイルスに侵されており、
母親譲りの大変強力なサイキックパワーのほとんどをその進行の抑制に使っているため、戦闘は銃器等に頼っている。
が、本人は銃器の達人であるため、そんなに問題は無いらしい。
というかそのサイキックパワーを制限された状態ですら、
銃弾を弾くサイキックフィールドを張る・相手の思考を読む・相対した敵の脳を破裂させる・
自らの身体を念動力で浮遊させ飛行する・戦闘機部隊を一瞬にして爆発させる・国を一つ丸々念動力で浮遊させる、さらにはMARVEL最強クラスのヒーローであるシルバーサーファーと互角に戦うといった芸当すら可能である。
加えて前述のテクノ・ウィルスに感染した左腕は様々な電子機器・無機物に干渉する能力を備えており
この左腕でコンピューターにクラッキングを仕掛けたりタイムマシンを操作したりも出来る。
父親からの遺伝で、左目から制御可能なオプティックブラストを撃ったりもできる。
ここぞというときには、ウィルス侵食の危険を顧みずサイキックパワーを発動し凄まじい力を発揮するため、事実上最強のミュータントである。

あと、赤いアイツと『普通に仲がいい』。一方的に絡んでるだけ『普通じゃなく仲がいい』アイツの交友関係の中で、これは特筆すべき事項。何故。
しかもデッドプールとコンビを組んでいる際、ボケはケーブルでデッドプールがツッコミというおよそ信じられない間柄である。ちなみにケーブル&デッドプール第二話のやりとりがこちら
デッドプール「blow my mind(驚いたぜ)!ケーブル、何でアンタがこんな所にいるn」
ケーブル(デッドプールの頭を吹き飛ばしながら)「blow mind(精神を破裂させろ)って言ったのはお前だろ?

…うん、ケーブルも十分に頭がおかしい。ちなみに当然数ページ後にはデッドプールも復活してきます。


性格としては育った環境故か、かなりドライな性格であり、デッドプールとの活躍を描いたケーブル&デッドプール誌で
別々の仕事を請けおったためにデッドプールと敵対することになったのだが、この時点で既に友人と言っていい間柄だったにも関わらず、
戦場で出会った瞬間にその頭を吹き飛ばしている。2ページ後に復活したけど。
他にも、長い逃亡生活故に弱音を吐く娘のホープに逆に厳しい言葉を投げかけるなど、ウルヴァリン達以上にヒーローというより兵士としての側面が強い。
しかし一方でピンチに陥っているデッドプールに未来から武器を送ったり、ホープが欲しがっていた女の子向けの小物セットを極限状態の中で手に入れてプレゼントするなど不器用な優しさを持つ面もある。

現代でアポカリプスに対抗する傭兵チーム「シックスバック」に所属した後、
X-MENの下部組織の少年チーム「ニューミュータンツ」のリーダーになり、後にチーム名を「Xフォース」に改める。
恋あり友情ありの少年少女の学園チーム物をバリバリのヒーローコミックに変えた張本人。
「メシア・コンプレックス」事件にて、自らの未来でアポカリプスに対する抵抗軍を率いてミュータント・人間双方の救世主となり、
長く続いたミュータント差別を終わらせることになる赤ん坊をビショップから守り抜き
(その子はビショップの未来では極悪人に育つらしく、ビショップは己の未来を守るためにその子の命を狙ってケーブルと戦った)
その子にホープ(希望)と名付け、最終的に成長したホープとともに現代に戻ってきた。
ちなみにその子は女の子で育ての親と同じように未来の銃火器を中心に戦う。そしてかわいい。

+ 希望
ケーブルが死ぬ気(本当に何度も死にかけた)で育てた女の子。オシメを替えたのもケーブルである。そこ、変な想像しない
ケーブルのことは「ネイサン」と本名で呼ぶ。日本人からすると父的存在なのに「姉さん」と呼んでいるようにも聞こえる。
X-MENの中でも貴重すぎるロリっ子要員だったが、アメリカ人にロリコン趣味は無いのか、十代後半程度に成長した。希望なんて無かった!

能力としては、ケーブルに教えられた武器の扱いに加え、複数のミュータントの能力を自身のものとして使い
さらにはフェニックスフォースすら宿しており、
能力面においてはまさにミュータントの救世主(もしくは悪魔)というにふさわしいものを見せている。

+ 帰還後の運命
現代へ帰還したケーブルとホープは、ホープおよび全ミュータントの抹殺を狙うバスチオン率いる反ミュータント連合との戦いに巻き込まれる。
そして未来から際限なく送り込まれる戦闘ロボットニムロッドの大本のプログラムを止めるため
ケーブルはウルヴァリンたちX-フォースとともに未来へ向かう。
(前述の若手ミュータントチームと同じ名前のチームだが、前チームは解散しており、このX-フォースは別物)
これは、移動に用いたタイムマシンは一度しか使用できない片道切符の上、
ニムロッドが現代へ移動するためのゲートは無機物しか通れず生物は通れないため、
成功しても失敗しても現代へ帰還することは出来ず待っているのは死という非情なミッションだった。
だが、ケーブルはあえてテクノ・ウイルスを全身に感染させることで自身を機械と化してゲートを通過し、
中から道を広げることでX-フォースを現代に帰還させる。
しかしその代償として、ケーブルはホープの目の前で左腕を残して砕け散ってしまう。
彼は最期まで現在と未来をつなぐ「ケーブル」であったのだ。



とまぁこの後の砕けたケーブルの腕を抱いて眠るホープの描写などと合わせて
非常に感動する死に様だったのだが
ライターのイベントでの発言と合わせてMARVEL公式サイトの予告「CABLE REBORN」の文字が……
またかよ!
まただよ!


補足

彼に限った事ではないが、原作付きのゲームというものは、その原作と少なからずの「齟齬」が生じるものである。
対戦格闘に限らずスパロボなどでも同様で、原作の一要素を拾い上げたり、ファンならニヤリとするマニアックな箇所を突いたり、
原作では描写されていない部分を補完するなどからだろう。

たとえば『ドラゴンボール』や『ジョジョの奇妙な冒険』の一部のキャラクターの技名は原作には登場しないし、
空条承太郎の必殺技・流星指刺は原作漫画では二回ほどしか使用されていない。
そもそも誇り高き血統のジョセフは原作には登場しないし、ミドラーもゲームオリジナルといっても過言ではない。
ケンシロウの北斗神拳も複数回使用された技は限られるし、ゲームに出なかった技は数多く、
それらがゲームに登場した技より知名度が低かったかというと一概ではない。

マブカプ2でのケーブルの見た目は若者っぽいが、原作やアニメなどでは筋肉隆々の年上の姿で描かれており、
どことなくアーノルド・シュワルツェネッガー似である。
ちなみにアニメの吹き替えでは、シュワちゃん役でおなじみの 玄田哲章 氏が声を担当していたりする。

ビーム脳(後述)でもなければ、まして年がら年中テクノ・ウイルスに苦しんでいるようなひ弱な「病人」などでは断じてない。

アポカリプスに治療を持ちかけられた時も「自分の体の面倒ぐらい見れるぜ」と断っており、病人と言うより持病を強靭な精神力でねじ伏せる病人。



ゲーム性能



 「バイパービーム♪ バイパービーム♪」

 「ハイパー♪バイパービーム♪」


格闘ゲームにはMARVEL VS CAPCOM 2に出演。
バランスが世紀末なこのゲームの中でも四強と恐れられているが、他のメンバーと違いコンボは苦手。
攻撃力も防御力も並、身体が大きく動きも鈍い。空を飛んだりも出来ない。
では何が強いのか?ハイパーコンボ「ハイパーバイパー」が強いのである。詳しくはここを参照のこと。
親父のビームはまっすぐだが、彼のビームはなぜかねじれててすごく避け辛い、卑怯とかいうな。
ちなみにバイパーとは毒蛇の事。だからねじれてるのね……って、納得できるかい。

強キャラ達の大半を苦手とするものの、四強の一人であるセンチネルに対して非常に相性がいいこと、
アシストでも使える高性能対空「シミター」の力もあって四強なのだろう。
ゲージが無いと弱いのだが、マヴカプのゲージは最高5ゲージであり、それにあわせるようにゲージも溜まりやすい。
気をつけておけば、そう簡単にゲージ切れを起こすことも無い。先鋒で使う場合は別だが。

このゲームにおける最高のチキンとはケーブルのことであり、ケーブルに対するチキンは最高のほめ言葉である。
何故か?それは彼のメイン戦法が格ゲー史上稀に見る超ガン逃げだからである。もはや「チキン」が戦闘スタイルとなっている。
強Pで弾幕を張り逃げる。弱バイパーで隙を覗いつつ相手の飛び道具をかき消しながら戦略的撤退
飛び込まれたらとっさにこいつこいつをアシストで出し切り返し、または盾にしエスケープ
それもこれもすべてはHVB、ハイパーバイパーによる1発逆転を狙うためである。5発HVB撃ったとか言わない。
ゲージ残量がMAXかつ相手が不用意にアシストを出したとき、ケーブルの真価は発揮されるのだ。

参考動画


ラスボスのアビス第三形態も、ゲージのある彼にかかれば瞬殺である。
ハイパーアーマーに多段ヒットの高威力飛び道具。ダメージレベルがデフォルトなのにHVB1発でアビスの体力は軽く7割は消し飛ぶであろう。
もはやカモ。アビスはきっと出るゲームを間違えたのだろう。南無。
病人の身で戦いとは感心しませんな。格ゲーの病人どいつもこいつもやんちゃで困る。


MUGENでのケーブル

MUGENでは海外の製作者によるものが存在。
ニコニコで主なのはCloudius氏製とkong氏製のものだと思われる。

  • Cloudius氏製
基本的に原作再現。デフォルトではAIは実装されていないのでかつてはプレイヤー操作での出番がメインだった。
アシストの概念がないからアシストキラーにもなれず、そんなに怖く無いんじゃね?と思ったがそんな事は無かったぜ。
ガン逃げ戦法、シミター空振り→空中ハイパーバイパーのコンボなど、ケーブルの基本に忠実な戦法で強さを見せ付けてくれる。
ずるいとか言うな!AI殺しに頼るのも立派な戦法の一つなんだぞ!


AIもないためこのままトーナメントでは活躍できないかと思われていたが、
後述するゲジマユ用に作られたAIがついに公開された。
作者曰くゲジマユだと即死コンになるため自重してた行動も解禁しているとのこと。
他にも色々修正されているらしく、簡易AIにもかかわらず通常状態でもかなり強い。
近寄る相手をシミターやアドバンシングガードで突き飛ばして強Pとバイパービームで固め、
反撃しようとすれば超反応で低空ハイパーバイパーを決める様はまさに地獄絵図。

またマブカプに定評のあるうんこマン氏により原作性能に近付けるパッチも公開されている。
こちらのパッチを適用するとセンチコレダーという最強アシストも搭載されるため、原作でのスーパーチキン戦法も可能になる。
センチとコレダー召喚にはパワーゲージが必要なのだが、ほんの少ししか使わないので実質呼び放題と思って構わない。
原作ではアシスト召喚にゲージなんて無粋なものは必要ないのでそんなに間違ってはいないから困る。
ちなみにボイスがスネークこと 大塚明夫 氏になるボイスパッチも搭載。
ボイス元はナムカプに出演した「ロストワールド」の超戦士(1P)のものだと思われる。ある意味惜しい。
何故か地上ハイパーバイパーの発生が異常に早い。(5+4F、弱攻撃からですら繋がる)
ただ、硬直は原作と同程度で非常に大きいので、ガードされれば反確なのはもちろん、
地上で(HVP×n)という世紀末コンボはできないので空中HVPよりはいくらか有情と言える。
(一方の空中版は7+1Fなので3+1Fの原作と比べて微妙に遅い。それでも十分優秀だが。)

こちらのパッチに対応したAIも本スレで公開されており、
こちらもアシストを絡めたコンボで事故から8割もって行ったりするえげつないAIとなっている。
……が、えげつない分を自重しているせいかアシ無しケーブルに負けることも。

+ 大会ネタバレ
ゲジマユ追加枠では先述の有志製作のAIを搭載したものが登場。
待望のひたすら弾幕を張って困ったら即AHVBのビーム脳AIだったため常時ゲージMAX状況下では猛威を振るう…かと思われたが、
相手が相手だった上にビームを一切曲げようとしないためにビームがかすりもしないという事態が発生。
しかしその後何を理解したのかシミター連射でハメ殺すビーム脳ならぬシミター脳な一面をみせて視聴者を爆笑の渦に追い込んだ。

そして最大の強敵は最高の相棒でもあった…。

同大会では、HVBの暗転中に上海のオルレアン人形が進みHITするというチートダム的な事もやらかし、
また父親のタッグ相手にもそんなの関係ねぇとばかりに
シミターで相手を浮かせそこに上海の追撃、その間にHVBという鬼畜コンボを繰り出し、
390HITSを叩き出した(内9HITSはオーバーキル)。
決勝、準決勝ともなるとラウンドを取られたり瀕死まで追い込まれる事もあったものの、
やはりその安定感で見事優勝を飾った。

ビーム脳タッグまとめ動画

お前こそ真のビーム脳よ!


ついにはこの二人の要素を持ったオリジナルキャラも製作された。

  • kong氏製
こちらはAIの関係上ガン逃げならぬガン攻めケーブルになってる。
ビームはほとんど使わず男らしく突っ込んでいくケーブルを見ると、
バイパー頼りという先入観を持っている人はちょっと違和感を覚えるかもしれない。
しかしながらkong氏AIの定番としてそれなりには強く、先述のようにケーブルは本来はオールマイティに強いミュータントであり
バイパーしか能がないということは決してない ので、キャラ設定的にはバイパー頼りよりも正しいと言える。
なお、このケーブルの空中ハイパーバイパーはただ空中で地上版を撃つだけなので上記のようなチート性能は無い。
またダメージも大幅に低くなっているため、実際のところビームに頼った戦法がそこまで強力というわけでもない。

Cloudius氏のものにくらべるとこちらのキャラのほうが入手が容易なこと、
自重しまくっているおかげで程よい強さに収まっていることなどから、動画での出番も多い。
しかしビーム脳という印象が先走ってしまっているために凶~狂クラスの動画に無理に引っ張り出された挙句ボコられることも少なくない。

+ 大会ネタバレ注意
こちらのケーブルは某男女タッグ大会において、美坂栞と『病人(ビーム)』タッグを組み、見事優勝を果たした。
時に後衛として栞の後方からバイパービームや強Pによる銃を撃ちまくり、時に前衛としてガン攻めで暴れ周るその姿から
お前等のような病人がいるかwww」と多くの視聴者からコメントされた。

また、『エイジ・オブ・アポカリプス』世界の同一存在であるネイト・グレイ(別名X-マン)も製作されている。

おまけ

ビーム無しでも結構強いんだね。

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー


プレイヤー操作


関連項目:ビーム脳