「くだらない妄言を吐き散らすな
そもそも身内なら庇って当然 言うこと全て信用できない
俺は信用しない」
漫画『鬼滅の刃』の登場人物。名前の読みは「いぐろ おばない」。
アニメの担当声優は
鈴村健一
氏。
鬼と戦う事を使命とする鬼殺隊の最高戦力である「柱」の一角である「蛇柱」。
竈門炭治郎と
竈門禰󠄀豆子の処遇を決める柱合裁判にて初登場。
常に口元を包帯で覆い隠しており、白黒の縞模様の羽織を隊服の上から羽織っている。
白い蛇の「鏑丸」を飼っており、いつも首の周りにまとわりつかせている。
髪型の関係でやや片メカクレがちになるため分かり辛いが、オッドアイである。
性格は陰険で口を開けば嫌味と皮肉を交えた言動で接し、相手に非があればネチネチと責め立てる
(実際に彼が喋る時に大半の場面で「ネチネチ」という効果音が書き込まれる)。
加えて、猜疑心が強く「信じない」という口癖がある。
鬼殺隊全員に言える事だが、中でも伊黒は
不死川実弥と並んで柱の中でも際立って鬼への敵意が強く、
柱合裁判では鬼殺隊士でありながら鬼を連れていた炭治郎と、それを庇って隊律違反を犯した
冨岡義勇の罪を執拗に追求、
あまつさえ産屋敷耀哉が「襲わないという根拠が無いのと同様に襲う根拠もない」と論理的に指摘。
さらに柱ですら遭遇したことが無い
鬼舞辻無惨が兄妹に直接
刺客を送るなど自発的な排除行動を見せた、
つまり無惨に繋がる現状唯一の手掛かりになると明かされ、同様に反対していた
他の柱達ですら押し黙る中でなおも納得せず、
実弥と共に最後まで竈門兄妹に対して厳しい態度を向けて禰豆子の容認に反対し、実弥が強硬手段で彼女の理性を試した際には、
邪魔しようとした炭治郎の呼吸を封じて抑え込むなどの行動を取り、読者からの印象は非常に悪いものであった。
結果、糾弾される立場だった冨岡に締め上げられた上に、禰豆子は強靭な意思で食人衝動を抑え込んで実弥への加害行動を拒絶し、
安全性を証明されたせいで、最期まで禰豆子の危険性を訴えた伊黒は実弥共々面子を潰された形になり、
一連の行動のせいで滅多に苦言を言わない産屋敷から実弥と共に名指しで「後輩をいじめ過ぎないように」と釘を刺されてしまい、
さすがにこれにはばつが悪そうにしていた。
一方で、同時に産屋敷は実弥と伊黒も含めた柱の凄さを炭治郎に諭す形でフォローもしており、
これらの鬼への毛嫌いする言動は彼もまた炭治郎と同じく無惨と鬼に人生を狂わされた者であるが故であることも示唆された。
ともあれ、あまり印象が良くない初登場を見せた伊黒だったが、無限列車編のエピローグにおいて炎柱・
煉獄杏寿郎の訃報を鴉に伝えられた際、
背中を向けたまま「俺は信じない」と言い放つ描写で、柱合裁判で散々見せた口癖かつ僅かな描写でありながら、
自身が認めた相手は強く信頼すると共に評価する事、柱への仲間意識が非常に強いことが容易に想像できる演出が入れられた。
ただしあまりに口下手で協調性に欠けた水柱・冨岡義勇については本人の前で嫌味ではなくストレートに悪口を言う程度には嫌っていた。
口下手に関しては伊黒も人の事を言えないのだが。
ファンブックでも水柱に対して「嫌い。拙者不幸でござるみたいな顔がムカつく」と評価している事が記されていた一方、
他の柱(主に甘露寺)との人間関係は良好で、不死川実弥とは互いに「気が合う」といった評価を出すくらいには親しい事も明かされた。
続く『遊郭編』終盤で救援として駆けつけるが、彼が到着した時には既に戦闘は終了した後であり、
その後の情報共有時に手負いの
宇髄天元に対しても相変わらず嫌味ったらしい言葉をかけた。
……が、これは彼のなりの労いであり、同時に重傷を負ったせいで引退を宣言する彼に、
殉職した煉獄の抜けた穴が埋まってない上に、後進の隊士も育っていない事情もあったとはいえ、
伊黒個人の「欠損してても宇髄なら他の隊士達よりも十分実力が上だ」という信頼と評価から出た言葉で、
言い方が嫌味な上に遠回しだが、引退を考える宇髄への彼なりの慰留要請であった。
しかし、人材の穴を埋める次世代は育ってると笑う宇髄の発言から、上弦の
妓夫太郎&
堕姫との戦闘において、
自分が全く評価していなかった炭治郎達が生き残ったことを悟り驚きを見せていた。
その後も100年以上討伐されていなかった
十二鬼月の上弦達が炭治郎を中心に次々と討伐され、
柱の中でもこの兄妹への印象が徐々に見直されるようになった後も、伊黒は二人への不信感は完全には捨てていない言動を見せていた。
そして禰󠄀豆子の太陽克服を機に本格的な決戦が間近となった柱稽古編で炭治郎と本格的な交流を持ち、
道場内に縦横所狭しと並べられた柱を避けて伊黒に木刀で一撃を当てれば合格となる太刀筋矯正訓練を担当。
この際、修行場とする建物の内部の壁や床一面に他の隊士の身体を括り付けており、
あんまりな光景を見た炭治郎の「何らかの罪を犯したのか?」という疑問に、「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪」と返答し、
かなりパワハラめいた面を見せた上にやたら伊黒に威圧された状態で訓練させることになり炭治郎を困惑させたが、
訓練自体は休憩を挟みつつ真剣に行われ、炭治郎の太刀筋の精度を大幅に成長させることができた。
そしてこの際の言動から炭治郎へ一際威圧感を向けたのは、鬼の妹の存在や禰󠄀豆子を庇ったことへの不信感もあったのだろうが、
それ以上に
刀鍛冶の里編で甘露寺蜜璃と親しくなったのが原因と判明。
実は甘露寺に惚れており炭治郎が親しくなるのが気に入らなかったという私情駄々洩れな動機であった
(ちなみに、甘露寺の靴下は伊黒からのプレゼントだった事が『
刀鍛冶の里編』にて明かされた)。
ともかく条件をクリアして稽古を終えた炭治郎から礼を述べられるも、それに対して伊黒は「さっさと死ね、ゴミカス」と返答し、
炭治郎は伊黒から敵視される理由に思い当たることなく「最後まで嫌われてて悲しかった」と心中で呟くのみだった。
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戦闘能力 |
「全集中 蛇の呼吸」の使い手で、使用する日輪刀は 波打つような諸刃の刀で、形としては西洋のフランベルジュに近い。
腕力はあまり強くはないようで、柱の中では蟲柱・ 胡蝶しのぶに次ぐワースト2で「遊郭編」時点の炭治郎よりも弱い。
しのぶのように鬼の頚を斬れない程ではないが、伊黒自身も自分の非力はちょっとコンプレックスにしていた模様。
しかし、炭治郎を押さえ込むなど、非力さを補って有り余る程の高度な技を備えており、
特にその剣技は柱稽古編で味わった炭治郎をして蛇のように曲がって襲ってくるように見えると称されるほどに変則的且つ正確な斬撃を放てる。
専用の日輪刀ではない何の変哲もない木刀でも同様の剣技を見せており、日輪刀の仕掛けではなく純粋に彼の技量の賜物である。
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MUGENにおける伊黒小芭内
mysh_2002氏による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
これにより同作の鬼殺隊の現役の柱の項目が全て当wikiに作られることになった。
スプライトはKdsR氏が製作したものを一部改変して作られている。
高い機動力と
コンボ性能を備えておりリーチもちびキャラにしては長めで、一気に距離を詰めてからの近~中距離戦を得意としている。
超必殺技には連続切り付ける多段攻撃や一定時間オートで回避する技がある。
AIもデフォルトで搭載済み。
出場大会
最終更新:2026年08月06日 18:03