「揃いも揃ってウツケばかりじゃ。
三度生まれ変わっても足りぬ道化ぶり、笑いが止まらんぞ。」
13代目服部半蔵。
歴代伊賀上忍の中、女性で三人目の『服部半蔵』(正確には二人目)。
外見に反して年寄り染みた口調と尊大な態度であるが
その実力もあって不満を言うものはいない。
サークルPDW:HOTAPEN製作の同人格闘ゲーム『
ヤタガラス』の登場人物。名前の読みは「はっとりはんぞう うるか」。
上記プロフィールの通り、
服部半蔵の名を継いだ
別人である
(なお『ヤタガラス』の世界観はパラレルの過去の日本ではあるが、
現実の史実では12代目に服部半蔵正義(1845~1886)が存在している)。
加えて半蔵繋がりなのか「
百舌鳥落し」も使える。
作中での性能はスピードタイプのトリッキーキャラ。多彩な移動技と空中での変則的な動きで相手を翻弄する。
技の
判定やリーチも優秀だが、ダメージソースがゲージ頼りで地上で構えられると崩しも厳しい。
ちなみにこのキャラも
かなり股間が危うい。
ていうか動くと絶対はみ出すよねこれ?
なんでこうも
この作品のキャラは
下半身が危ういのか。
いいぞもっとやr
また、冒頭のgif画像や下の動画を見てもらえれば分かる事だが、左側のみ生足をさらけ出しており、
向きが入れ替わっても鏡写しにならずちゃんとスプライトが対応している。中々丁寧な事である。
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そっくりさん疑惑? |
ところで髪型やら 危うい服装やらを見て「あれ、ちょっと 彼女に似すぎじゃね?」と思われなかっただろうか。
プロフィールでも「体重: 問ワバ滅セヨ」って言ってるし。
…それもそのはず、ヤタガラスのドッター・コタニ:トモユキ氏は 誰あろうアンヘルをデザインした張本人なのだ。
要するにこの ゴリラ白坊主と こっちの白坊主の関係に近いが、あれとは違って知らずにデザインしたというワケはないだろうし、
一つ言えるのは「 好きなんでしょ?こういうの」って事だろうか。 うん、大好きさ☆
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原作における性能
同人版
移動関連の必殺技や
特殊技が多く
通常技のリーチも長い。『
ストIII』の
春麗のようなキャラ。
コンボに組み込める
必殺技が
超必殺技含めて2種類しかないので、1コンボの火力は他のキャラほど高くない。
ただし、攻めの真価は
択一の継続力、即ち必殺技やスパコンのHJCの追撃からの投げを絡めた表裏択(投げ後は起き攻め表裏択一継続)にあり、
ゲージさえあれば攻めのターンを継続し続けて、相手のライフゲージが10割真っ赤状態でKOする事も可能な爆発力を持つ。
さらに
コマンド投げ、隙の少ない対空技、必殺技ですら潰す超判定の
発剄立大P、表裏択が可能な移動技、
空中判定で隙が少なく移動しながらジャンプ抑止に使え、ガードさせて有利なソバット、豊富なターゲットコンボ、
三角飛びによる端攻めの回避力、
真下ワープで対空を誘ったり、HJC即ワープから対空で再度追撃、
4.2では空中BLカウンターから簡単確実(端レシピ時のみ)な高火力コンボがある等、
必要な物は一通り揃ってはいたが、テクニカルな操作を要求されるため評価は低めであった。
4.3では打点が高くて連打
キャンセル可能、空中BLされても連キャンでほぼ連続BL強制の上、
空中ヒットで着地択に持ち込める、地上ガードされていても連キャンから対空技に繋げば反撃されにくい、
上述の通り打点が高いにも拘らず全キャラのしゃがみに当たるという超判定の立小P、
ジャンプ下りのみだが打点がいくら高かろうと有利が取れ、
めくり可能な
雷撃蹴、
いつでも必殺技でキャンセル可能な、下段無敵で相手をすり抜ける移動技(EX版のみ)、
等々の恐ろしいほどの強化が施された、押しも押されもせぬ上位キャラである。
代わりにコンボ火力が見直され、高火力コンボの難易度が上昇したが、この防御性能を覆せるキャラなどそうはいない。
主な戦法として、4.2時代は遠距離を維持しつつ優れた対空性能から着地択や、ゲージがあれば表裏択を狙う程度であったが、
4.3では通常投げから表裏択一、立小Pから着地択一、とにかくいつでもどこでも触れば択一、
ガードしても反撃されにくい必殺技でフォロー、長い中足からスパコンもある、というある意味ふざけたキャラに。
AC版
その反動か『AoC』でアーケードに進出した際には弱体が施され、
立小Pに遠近の別が生まれ、遠距離小Pは連打キャンセルが効かず、今までの立小Pがほぼ密着のみになったので連打が困難に、
雷撃蹴の移動前の空中停止時間が延長され視認性上昇、EX地走り(移動技)の必殺技キャンセルが不可能、
伽蛍後の追撃からの表裏択一ができる追撃が減少と
理不尽に攻め能力がかなり削られた。
とは言えその他の
立ち回り能力は据え置き、ジャンプ強Kがノーマル空中ヒットで小バウンドする等
微妙な強化もあるため十分に戦える。
ちなみに、屈強K(中足)→伽蛍(SA)→キャンセルハイジャンプ→空中タゲコン→着地択という基本コンボはほぼ完全に
3rd春麗。
相違点は威力が低めな事と、そこに更に表裏・ガードされても反撃されにくい無敵多段技・表裏択一継続の通常投げが加わる事。
まぁこのゲームのキャラは90%くらい『ストIII』の寄せ集めなのだが…
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技 |
必殺技
彩雲陸忠・百舌落とし
コマンド投げだが コマンドが ↓タメ↑なので咄嗟には出せない。
さらに発生が遅いため、防御面では全く頼れない。主に当て投げ、あるいは空中でも出せるのを利用してのBL不可の対空に使用する。
EXのみタメなくても ↓↑で出せる。よく 暴発すると評判である。
EX版は投げ無敵があるので、主に投げ暴れを潰しつつの当て投げとして使用する。
橘花拾二甲・地走り
移動技。強以上で出すと足元無敵かつ相手をすり抜ける。
また、EXは出掛かりに投げ無敵があり、途中からEX必殺技以上でキャンセルできる。
主に移動中にタメを作り(コマンドに横要素が入っているが実は斜め下まででも成立するため)、対空と投げの二択、
EXは移動速度が非常に速いので、触らなくてもいきなり表裏択等ができる。
特に4.3版は直接EX角蹴りやEX百舌落としにキャンセルできるので、ほぼ見えない表裏択となる。
AC版ではEX版のEX必殺技キャンセルが消滅したため、4.2以前と同様に使っていく事になる。
月光壱波・角蹴り
一回転するトラースキック。
EXは出掛かり全身無敵があり強以上はHJC対応。唯一の打撃必殺技であり半蔵のメイン技。
所謂昇竜と違って飛ばないため隙が少ない。EX版は一度蹴った後続けて3ヒットする二回目の蹴りを行う。
二回目は大きく前進するため、初段がカス当たりして反確、という事はあまりない。
また、EXは初段発生まで打撃無敵、短いながらも投げ無敵もあり、
さらにノックバックが長いため、全段ガード後の確反が少ない、非常に頼れる無敵技である。
コマンドが竜巻コマンドで出しやすいという点も大きい。
反面、終始地上判定である都合上、空中BL後の反撃が他キャラに比べ痛い事になりやすいという欠点もある。
とはいえタイミング違いの2+3ヒットという性能上、あまり全段BLされる事は少ない。 空中5段BL中五回転余裕
他、全身無敵とはいえ一瞬で投げ無敵が消滅、打撃無敵は一段目の判定と同時に消滅するため、初段前に投げられる事もある。
超必殺技
心神無明・伽蛍
完全に鳳翼扇。使い方も全く同じ(最後の角蹴りでHJCできるとこまで一緒)。
ヒット確認からのコンボが強いので強化するならこちら。
ただし無敵等は無く発生も遅いので、コンボ以外では暗転を見てから簡単に割り込まれてしまう。
着地硬直に差し込んだ中足が空中ヒット、しかも入れ込みなぞしていた日には悲惨な目に遭う。ご注意。
天雷銀・蛇苺
相手の 裏に回ってから暗転、その後投げるという少し変わった超必投げ。
相手の裏に回れない距離で出すと、相手の前で振り向いて絶大な隙を晒す。
ただの奇襲技のように見えるが、出掛かりに一瞬だがスーパーアーマーがあり、その一瞬後まで投げに無敵、
暗転は発生直前、加えてこのゲームは空ジャンプ以外の着地に3Fの硬直があるため、リバーサルとして有用。
また、強やEX地走り中に出すと、裏に回ってからまた裏に高速で回るため、見た目非常にややこしい。
ちなみに、出掛かりのスーパーアーマーに打撃が当たった場合、その場に残像が残るという特殊演出がある。
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MUGENにおける服部半蔵鮎香
数体確認されている。
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cafe氏製作 |
現在は氏のOneDriveへアクセスできないため入手不可。
基本的には 原作再現で、 ボタンロッキングや ガードブレイクも搭載。
また、原作にもあった強化する超必殺技の選択も搭載されており、試合開始時に選択する事になる。
AIもレベル調整可能なものがデフォルトで搭載済み。
外部AIはホルン氏によるものが公開されている。
恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、ボタンロッキングの頻度、超必殺技の威力強化、
特殊受身を使用するか否か(ただし、コマンドの関係で使用しない設定でもたまに使ってくる)を設定可能。
また、改変要素としてコンボ周りの調整や、コマンド投げが空中でも使用可能になる等、一部性能を変更する事が出来る。
想定ランクは強で、基本的には改変有りの方がコンボが伸びるので強めとの事。
2024年11月24日には独立した改変キャラとして公開された(AI単体でも引き続き公開中)ため、
改変要素をOFFにすればオリジナル版の本体としても使用可能である。
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ピータン氏製作 KOFXIII仕様 |
cafe氏のものの改変版で、『 KOFXIII』仕様の鮎香。
現在はhamer氏によって代理公開されている。
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Lucas9999氏製作 KOF風仕様 |
こちらもcafe氏製鮎香の改変版。
何故かボイスは別のものに差し替えられており、若返っている。
『XII』『XI』『2002』などの『KOF』シリーズを意識した改変をしており、エフェクト周りは非常に美麗。
また、原作にはない刃物や槍を使ったオリジナル技が多数追加されている。
性能は全体的にアッパー気味の調整が為されており、移動と技の発生が早いため、
使いこなすと非常に高機動かつスタイリッシュな攻めをする事ができる。
AIもデフォルトで搭載済み。
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Antagonist氏製作 アレンジ?仕様 |
霜も製作したAntagonist氏によるもの。現在はサイト閉鎖により入手不可。
こちらは原作通り身体の向きが入れ替わっても露出している足が変わらない他、
霜同様 どこかで見た事のあるカラーも搭載されており、 カラーによっては足の露出も変化する。
性能としては、こちらも同氏の霜同様ブロッキングが『ストIII』のレバー形式になる等、システムにアレンジが加えられている。
AIは未搭載。
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出場大会
更新停止中
凍結
出演ストーリー
最終更新:2024年11月24日 13:19