第十一弾カードリスト・詳細版
ドールミラセティ
《ドールミラセティ》
No.901 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:なし
人形
(常時)0:
〔このキャラクター〕を破棄する。その後、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕は、ターン終了時まで「
戦闘修正:+1/+2」を得る。
攻撃力(1)/耐久力(2)
「・・・」
コメント
使い捨てだが防御的な補助効果を持つ超軽量キャラクター。
人形であるため、実際に戦闘を行うキャラクターの展開の邪魔をせず、各種
人形をキーワードにした
シナジーも狙える。
また、
人形を展開する場合に警戒すべきカードである
地霊殿に対して、干渉で起動効果を使用し、他の
人形などのキャラクターの耐久力を上げる事によって、ディス
アドバンテージを、キャラクター1枚とライフ4点分抑えることが出来る。
関連
ドールクルセイダー
《ドールクルセイダー》
No.902 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:なし
人形
(常時)0:
〔このキャラクター〕を破棄する。その後、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕はターン終了時まで「
戦闘修正:+2/+1」を得る。
攻撃力(2)/耐久力(1)
「・・・」
コメント
ドールミラセティ/11弾と同じ立ち位置だが、こちらは攻撃力への修正が高い。また、攻撃力が2なので相打ちを狙えるキャラクターが少しだけ多くなっている。逆に防御力が1なので
不意打ち等の1点
ダメージで対処可能になってしまっている。
関連
ソクラテス
《ソクラテス》
No.903 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(0)
種族:獣
(自動β):
あなたの場に「エレン」が出た場合、〔手札、または冥界にあるこのカード〕をあなたの場に
アクティブ状態で出しても良い。但し、この効果で「ソクラテス」を1度に複数枚場に出すことは出来ない。
(常時)(1)
(S):
〔このキャラクター〕を目標の〔あなたの場の「エレン」1枚〕に
セットする。以後、このカードは以下の効果を持つ装備カードとして扱う。
(相手ターン)(1)(S):
〔あなた〕は1
ドローする。」
攻撃力(2)/耐久力(1)
「…」
コメント
エレンの飼い猫。飼い主が場に出ることで手札か冥界からノーコストで出すことが出来る。エレンが場に出る手段は問わないため、
リアニメイト関係と相性が良い。
また、自分の場のエレンのみを目標に装備カードになれ、エレンを「1ドロー能力を持つ3/3キャラクター」に仕上げることが出来る。1コスト必要なので、アクティブ
ノードを上手く利用してドローしていきたい。
関連
神玉
《神玉》
No.904 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(1)
種族:妖怪
変身
攻撃力(0)/耐久力(3)
変身後
《陰陽師》
先制
攻撃力(2)/耐久力(1)
「・・・」
コメント
人間と妖怪の姿を使い分ける玉。
妖怪時はウィニー相手のブロッカーとして使用できるが、とくにこれといった戦術も無く、それ以上でもそれ以下でもない。だが妖怪には
闇符『ダークサイドオブザムーン』といった強力な支援カードも多いため、そこらで強化していきたいところだ。
逆に人間時は先制を得て攻撃的になる。また序盤では先制は防御にも転用できるため、素の状態では人間時のほうが優秀である。
人間も数を参照するカードやサポートが多いため、デッキの傾向に合わせて使い分けるのがいいだろう。
関連
エリス
《エリス》
No.905 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1)
種族:魔界人
(自分ターン)
(S):
目標の〔相手プレイヤー1人〕に1
ダメージを与える。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「…」
コメント
単純に1点クロックが刻めるので、それほどデッキを選ぶ必要は無い。物足りないダメージのようだが、
必要ノードが1で、効果の起動は
スリープだけで行えるので、早い段階からダメージを蓄積させる事が出来る。
しかし
速攻も
警戒も持っているわけでも無いので、どうしても序盤にキャラクターによるグレイズ無しの1点ダメージが欲しいならば
里香/9弾を採用した方が良い。
よって、このカードを使うならば「攻撃を行わず、
カウンターされづらいカードでダメージを与えられる」という点に注目しよう。
西行妖/1弾や
釣瓶『ウェルディストラクター』を用いたロックバーンデッキのアクセントとして投入するといいだろう。
また
種族:魔界人なので、魔界人デッキに投入しておくとあと1点という時に
神綺/7弾で
リアニメイトしてやれば突然の引導火力になってくれるかもしれない。他にも莫大なコストは掛かるが、たった1点と油断している相手に
闇の創造神チームでこのカードのリアニメイトと
破棄のループを行い、一気に最大7点の火力を叩き出すのもいいだろう。
- 2012/01/10に行われた大規模な第十一弾のテキスト修正で耐久が2→1となり、更に与えられるダメージも2→1へと弱体化されてしまった。テキスト修正なのでこれが本来の形だったのだろうが、釣瓶『ウェルディストラクター』でも使った方がマシなレベルになってしまったので多くのユーザーを驚かせた。
関連
大妖精
《大妖精》
No.906 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1)
種族:妖精
(常時)
(S):
〔あなた〕はライフポイントを2得る。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「私でお役に立てますか?」
コメント
2度目のリメイクとして帰ってきた大妖精。
効果は今までの妖精強化とうってかわって、ライフポイントを回復するという保守的な効果。
必要なコストは
スリープのみなので、
サボタージュの泰斗や
警戒を付けてやれば、複数回効果を使える。
ノード1という事で、
春乞いの儀式等軽量除去の餌食になりやすいといったデメリットもある。
しかし相手に除去カードを切らせる、といった意味でもそこそこに使えるのではないだろうか。
とりあえず突っ込んでおけば強いキャラ、という訳では無いので、デッキの構成をしっかり考えて、採用を検討したい。
関連
レイラ・プリズムリバー
《レイラ・プリズムリバー》
No.907 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(2)/COST(1)
種族:人間
(自動α):
〔このキャラクター〕の持つ「マナチャージ」のXは場の名称に「プリズムリバー」を含むキャラクターの枚数に等しい。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、〔場の名称に「プリズムリバー」を含む
キャラクターカード全て〕をゲームから除外する。
攻撃力(0)/耐久力(1)
「姉さん、私はここにいるわ」
コメント
騒霊三姉妹を創造したプリズムリバー四女。
今回はマナチャージャーとして帰ってきた。
このカードのマナチャージは場のプリズムリバーの枚数に依存し、大量展開が得意なプリズムリバーデッキとは相性が良い。
しかし、
(自動γ)がプリズムリバーデッキへの投入を非常にためらわせる。せっかく展開したカードがまるまる除外されてしまう可能性が高いからだ。
このカード自体は
グレイズ0、防御力も1しかなくたやすく決死状態になるため、相手からしてみれば大量展開したところを見計らって
不意打ちを撃つだけで相手の場を更地にしてしまえる。
しかも道連れにされたプリズムリバーは除外となるため、連結や
リアニメイトなどで再利用できないなど散々である。
相手のプリズムリバーも対象に取るため、このカードはプリズムリバーと
セットで運用すると言うよりも、アンチプリズムリバーとして運用したほうが確実である。
騒霊三姉妹チームなどは1ターン目から場に出てくる可能性はざらにあるが、このカードをちらつかせることである程度の牽制にはなってくれるだろう。
ただ、
11弾時点では他のデッキに押されてプリズムリバーをあまり見ないこともあり、除外効果を期待しての採用は難しい。
(自動γ)を当てにするのであれば、
変装などと組み合わせることである程度は機能するだろう。
ちなみに、このカード自身にも「プリズムリバー」の名称があるため、単純にこのキャラクターが2体並ぶだけでマナチャージ(2)を持つキャラが場に2体現れることになる。
3体並ぶ状況は想像しがたいが、除外の危険を考える必要はあれど「並べることでより効果を発揮する」マナチャージャーであるとも言える。他の2
ノード帯マナチャージャーと比べ戦闘力は最低だが、他のどのカードにも真似できない爆発的なノード加速を行える可能性を秘めたカードである。
関連
※「レイラ・プリズムリバー」を参照するカード
※名称に「プリズムリバー」を含むカード
ルナサ・プリズムリバー
《ルナサ・プリズムリバー》
No.908 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:幽霊
(自動γ):
あなたのターン終了時、〔相手プレイヤー1人〕にX
ダメージを与える。Xは相手プレイヤーの場の呪符カードの枚数に等しい。
攻撃力(2)/耐久力(2)
「もっと落ち着いて行動しないと、解決する物も解決しない」
コメント
相手を鬱にする騒霊三姉妹の長女。
自身のターン終了時に相手の場の呪符カードの枚数だけプレイヤーにダメージを与える呪符支援効果を有する。
相手にとっては呪符を貼りつけられた上にダメージまで食らう。
まさに泣きっ面に蜂である。
関連
※「ルナサ・プリズムリバー」を参照するカード
リリカ・プリズムリバー
《リリカ・プリズムリバー》
No.909 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:幽霊
(常時)0:
目標の〔キャラクター1枚〕にこのカードを
セットする。このカードは以後、以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
攻撃力(1)/耐久力(3)
「ぎゃふんって音出す人間居ないかなぁ・・・」
コメント
幻想の音を操る騒霊三姉妹の三女。
相手に影響を与える能力は持っていないはずだが、相手を弱体化させる呪符として相手に憑くことができる。
関連
メルラン・プリズムリバー
《メルラン・プリズムリバー》
No.910 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:幽霊
(常時)0:
目標の〔キャラクター1枚〕にこのカードを
セットする。このカードは以後、以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
攻撃力(3)/耐久力(1)
「さあ、私の演奏を聴いてハッピーになろう!」
コメント
躁を振りまいて相手を狂わす騒霊三姉妹の次女。
関連
幽谷 響子
《幽谷 響子》
No.911 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖怪
警戒
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
ダメージを受けた場合、〔相手プレイヤー〕のデッキの上のカードX枚を破棄する。Xはこのキャラクターが受けたダメージの値に等しい。
攻撃力(2)/耐久力(3)
「おはよーございます!挨拶はきちんとしないとね」
コメント
(自動γ)の効果が近いために小型化した
藤原 妹紅/10弾のような印象を受けるが、破棄する枚数が受けたダメージで変動するため、ダメージ量によっては相手のデッキを一撃で粉砕することも可能。
スペルカードも山札破壊に特化した効果であるため、山札破壊+ダメージ除去による
コントロールデッキの主力になれるかもしれない。
ちなみに相手のデッキがX枚に満たないと効果の解決に失敗する。
デッキの枚数は
公開情報なので、相手のデッキの枚数をしっかりと把握しておこう。
その際は対戦相手に失礼のないよう、許可を取ることも忘れずに。
関連
メディスン・メランコリー
《メディスン・メランコリー》
No.912 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(2)
種族:妖怪
人形 即死
(自動α):
〔このキャラクター〕の戦闘力「X/X」は相手プレイヤーの冥界にあるカードの枚数の半分(端数切り上げ)に等しい。
(常時)(1)
(S):
ターン終了時まで、〔場のキャラクター全て〕の持つ「人形」の効果は無効になる。
攻撃力(X)/耐久力(X)
「ああ、躰が毒で満たされていく」
コメント
不当なる扱いから人形解放を掲げる人形。
まず
即死に目が行くが、これはオマケのようなものでこのカードの真価は自動αにある。これによって相手冥界の半分だけの戦闘力を得ることが出来、ライブラリアウト戦術を合わせることによって破格の戦闘力を有するブロッカーになることが出来る。
また、
スリープ1点で
人形解放戦線と同等の効果を内蔵している。ただしスリープコストが必要なため、このカード自身は攻撃に参加することが出来ない。
しかも、人形解放戦線の効果を形無しにする。
呆れた発起人である。
- 相手プレイヤーの冥界のカードが0枚の場合、戦闘修正が0/0となり、決死状態となってしまう。中盤以降は滅多に起こらないが、序盤にこのキャラクターを出そうと考えるなら、相手の冥界を増やす手段を持っておいた方がよいだろう
関連
プリズムリバー伯
《プリズムリバー伯》
No.913 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1)
種族:人間
攻撃力(4)/耐久力(3)
「お久しぶりです、調子は如何ですか?」
コメント
まさかのリメイクされたプリズムリバー父。
「お久しぶりです、調子は如何ですか?」
ただしそれだけ。
人界剣『悟入幻想』で簡単に焼かれ、わりとざらにいる攻撃力3点ブロッカーには簡単に相打ちを取られてしまう。
具体的に使用するにはなんらかの補助が必須である。
人間を強化する
上白沢 慧音/9弾あたりと組ませたいところ。
関連
チルノ
《チルノ》
No.914 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:妖精
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、目標の〔相手プレイヤーの場のキャラクター1枚〕を裏向きにする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「氷塊(GRAZE0、0/1、
種族:なし)」として扱う。
「(自動γ):
あなたのターン終了時、〔このキャラクター〕を表向きにする。」
攻撃力(4)/耐久力(2)
「本気になれば巫女より怖い、あたいの本気で凍り死ね!」
コメント
相手を凍らせて遊ぶ氷妖精。
自称最強な彼女だが、フレーバーテキスト同様かなり怖いカードとなっている。
(自動β)により、プレイで場に出すと相手キャラクター一体を無力な裏向きキャラクター
氷塊に変える。
氷塊は耐久力が1しかないため、チルノのプレイから
氷符『アイシクルマシンガン』→起動効果の使用で、キャラクター効果に
耐性を持たない裏向きでないキャラクターならば、どれだけ大きくとも2コストで
除去できる。
相手ターンの終了時に表向きになってしまうが、一時的なブロッカー封じ・アタッカー封じにキャラクターがついてくると考えれば、比較的お得なテキストである。できれば
再起動、
賢者の封書、
記憶『DNAの瑕』などで複数回使いたい。
しかし、この効果の本領発揮は
他のカードとの組み合わせ。他のカードと組み合わせる事により、このカードは何倍にも強力になるのだ。
代表的なのは
封獣 ぬえ/PRや
八坂 神奈子/11弾とのコンボだろう。前者はこちらのアタッカーを増強しつつ相手キャラクターを処理でき、後者ならば
氷塊になった瞬間耐久力が0になるので強力な万能除去に早変わりする。
他にも相性の良いカードは多く、例えばゲーム終盤に腐りやすい
不意打ちを腐らせなくしたり、
古明地 さとり/9弾と組ませることによってあらゆる相手キャラを2コストで奪い取ることも可能である。
グレイズが1で攻撃力が4あるため、耐久力が低めな点をフォローしてやればアタッカーとしても十分運用も可能。
氷符『アイシクルマシンガン』と併用した場合攻撃力が5になり、5回通れば勝つ値である。
使い捨てアタッカーとして運用しても十分強力であるし、他にも耐久力の低い
種族:妖精なのを活かして
呪精と組み合わせるのも良いだろう。
- 勘違いされがちだが、氷塊の(自動γ)の「あなた」とはあくまで氷塊が場にいる側のプレイヤーを指す。チルノを出したプレイヤーではない。
- 現環境では連結キャラクターが全くといって良い程見掛けなくなっている。それはだいたいこのカードのせいである。
- 表向きに戻る際に新たに場に出るとして扱うので、連結の除外コストを支払う必要があるため。
関連
秋 静葉
《秋 静葉》
No.915 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:神
攻撃力(3)/耐久力(4)
「散り行く花こそ美しい」
コメント
戦闘にも適応できるステータスをもち、相手のノードをスリープすることで展開を妨害できる効果をもつ。
妹の効果とは対になっているものの、
優先権の関係からアンチカードとして期待することは間違いである。
アクティブノードがある状態で優先権を貰う必要がある事、効果の解決時にアクティブノードが残っている必要がある事から、この効果をそのまま頼みとするのは現実的ではない。
アクティブノードが見えたからといって、不用意に効果を起動する事は、キャラクターを寝かせるだけ損なので、できる限り避けたい。
関連
秋 穣子
《秋 穣子》
No.916 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(2)
種族:神
攻撃力(3)/耐久力(4)
「私は豊穣の神、私を崇めれば豊作は間違い無しよ」
コメント
秋姉妹の妹の方。
豊穣の神だけに前回に引き続いてノードに関する効果を持っている。
効果は自分のノードを2枚アクティブにする、という単純なもの。要は2コスト分を捻出するマナ確保要員といったところ。
実質的に
マナチャージ(2)のようにも見えるが、その実は大きく違う。何故ならノードが増えないというデメリットを抱えているため。
マナチャージ持ちのキャラクターであれば次のターンにはそのふたつ上のノード帯にアクセスできるものの、このカードでは不可能。通常のマナチャージャーに要求されるマナ加速要員という仕事は、このカードでは達成できない。
しかしデメリットはそれだけで、2コスト分のマナを毎ターン浮かすという事そのものは、手札からノードを
セットするのと同じ量のマナを生んでいるわけなので非常に強力。特にそれ以前のターンにマナチャージ持ちを
プレイできていれば、
他のカードをプレイしていってもノードは増えていくだろう。ノード3で耐久4という除去しづらい好スペックも非常に優秀。できる限り、その隣にマナチャージャーを並べた運用を心がけたい。
また、
焼芋『スイートポテトルーム』を一緒に据えてやれば、1ターンにノードが5枚までアクティブになるというなかなかふざけた状態に。このセットがあれば、
大将棋のような
維持コストが重いカードでも楽々維持できる。
「Vision?そんなことより芋食いながら将棋でもしようぜ!」なんて言われた日には、対策が無いと軽く詰んでしまう。
ヒロシゲ36号で「そんなことより芋食いながら旅行行こうぜ!」なんて言うのも中々に嫌らしい。
ただし、アクティブノードが多いと、
秋符『フォーリンブラスト』などのノード破壊カードを回避しにくい事は念頭に置いておこう。こういったカード対策に
紅葉狩りも入れておくと便利かも知れない。
- 効果は目標をとらず、対象のノードの状態も指定していない。
- ノードが1枚以下でも起動することはできるので、干渉でノードが増えれば解決できる。あまり意味は無いが。
- 解決時にノード2枚を指定できれば、スリープノードが1枚しか無いといった状況でも問題なく処理されアクティブにできる。
- 登場以降、コントロールデッキのマナ基盤として非常に高い採用率を誇っていたためか、2013/04/03のエラッタでコストが(1)から(2)へと増加した。
関連
犬走 椛
《犬走 椛》
No.917 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:天狗
速攻 先制 警戒
攻撃力(3)/耐久力(1)
「ここは私がっ!」
コメント
シンプルになった白狼天狗。
特殊なテキストなどは持ち合わせていないものの、
グレイズ1で攻撃力3、しかも
先制警戒持ちと目に見えて使いやすいキャラクターである。
速攻も持っているので攻防どちらにでも使用できる。
しかし、同じ戦闘力を持つ
犬走 椛/7弾が存在する。
あちらはグレイズ、
ノード、コストが1多く
警戒を持っていないが、
ハンデス効果を持ち合わせているため
アドバンテージを取りやすい。
どちらも
速攻先制を持ち同じ戦闘力のため、コストの低さと攻防どちらにも対応できるこちらを選ぶか
ハンデスでアドバンテージを取れるあちらを選ぶかは自分のデッキと相談を。
関連
宮古 芳香
《宮古 芳香》
No.918 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:幽霊
速攻
(自動α):
〔このキャラクター〕が耐久力未満の
ダメージを受けた場合、そのダメージを
無効にする。その後、〔あなたのデッキの上のカードX枚〕をこのキャラクターに
セットする。Xは無効にしたダメージの値に等しい。そのカードは以後、以下の効果を持つ呪符カード「損傷」として扱う。
攻撃力(4)/耐久力(5)
「ちーかよーるなー!これから先はお前達が入って良い場所ではない!」
コメント
ノード3コスト1の軽さにしては破格の戦闘力を誇る。
しかも
グレイズは1で
速攻持ちと、序盤から攻撃して行くにはもってこいのキャラクターと言えるだろう。
しかし、自身の持つ
(自動α)によって、実質効果ダメージでなく
戦闘ダメージまで蓄積してしまい、ターンが終了しても回復しない。
耐久が5なので、一度くらいならばキャラクターと戦闘を行っても大丈夫だろうが、二回目以降は少々厳しいだろう。
とは言えこれだけの戦闘力を考えれば、デメリットが発生する戦闘の場合は大抵一方的に殴り勝てる。
デッキの枚数は少々減るが、こちらは直接的にボード・
アドバンテージを失っているわけではないので、大したデメリットではないだろう。
カード効果によるダメージの場合も、本来はそういう類のカードはキャラクターの除去が目的であるため、デッキを減らして場の状態を維持出来るとも捉えられる。
ただし、二連続でダメージを受ける場合は注意が必要。本来の目的を達成された上で、デッキの枚数を減らされてしまうからだ。
また、自身のスペルである
回復『ヒールバイデザイア』とは凄まじい
シナジーを誇る。
このカードの効果でセットされる損傷は
呪符として扱われるため、その全てを手札に戻す事が出来、さらに耐久力も上昇する。
手札を一気に増強され、さらにこのカードの耐久力を上げられては、相手としてはたまったものではないだろう。
耐久力が上がった状態から2枚目以降の
回復『ヒールバイデザイア』に繋げる事で、莫大な手札アドバンテージを得られる。
主である
霍 青娥/11弾のスペルには、このカード専用の蘇生カード
通霊『トンリン芳香』も存在する。
冥界のカードを4枚デッキの戻しつつこのカードを蘇生する事で、このカードの効果によって減ったデッキ枚数もリカバリー出来る。
コストが1なので、術者を使用しない場合は
秘密結社等でも殆ど同じ効果を得られるが、デッキにカードを戻せる点、追加でキャラクターを
プレイ出来る点で充分に差別化は可能だろう。
このカードを主軸に
ビートダウンする場合は、この2枚を採用してみるのもいいかもしれない。
関連
鍵山 雛
《鍵山 雛》
No.919 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(4)/COST(1)
種族:神
(自動α):
全てのプレイヤーはライフポイントを得ることが出来ない。
(常時)
(S):
ターン終了時まで、〔全てのキャラクター〕が持つ
戦闘修正の+は-に変更される。
攻撃力(3)/耐久力(5)
「これ以上立ち入るとあらゆる厄災が降りかかるわよ」
コメント
耐久力が高く、安定したマナチャージ要員として活躍が見込める。
人形であることから他のキャラクターの
プレイを阻害せず、終盤になりマナチャージを行わなくても壁として存在し続けられるのは強み。
壁役もできるという点では
サニーミルク/9弾という優秀な先輩がいるため、このキャラクターの真価はその二つの能力にある。
(自動α)は、全てのプレイヤーがライフを得ることができないというもの。
各地で猛威を振るう
天竜『雨の源泉』や
雲外蒼天の(自動β)への回答となりえる他、ライフを得ることで耐久するデッキはまずこのカードを除去する手段を考えなければならないだろう。
プレイヤーを対象にとっていないのもポイントである。
起動効果は
スリープすることにより全てのキャラクターの戦闘修正を+から-にしてしまうというもの。
運命のダークサイドにはあった、「但し、この効果で変更された戦闘修正のみで耐久力は0以下にならない。」という記載を持たない。
八雲 藍/1弾や
表象『夢枕にご先祖総立ち』で強化されたキャラなどの、戦闘力のほとんどを戦闘修正に頼るキャラクターはこれだけで除去されてしまう可能性が高い。特定種族をパンプアップするカードへの牽制にもなる。雛をあらかじめ場に出しておかねばならない分、
運命のダークサイドより奇襲性に劣るが、コンスタントに使用できるのは強みである。
鬼符『ミッシングパワー』など相手キャラクターに対し大きな戦闘修正を与えるカードを除去として使用したりするというプレイングも可能である。
ただ、
人形であるため攻撃参加ができないこと、グレイズが0であるため
緑眼のジェラシーでたやすく除去されてしまうところなど、実際に運用する際には注意点が多い。
どんなデッキと対戦する時でもマナチャージ要員として一定の活躍は期待でき、相手によっては脅威となることも多い。うまく運用してあげよう。
関連
河城 にとり
《河城 にとり》
No.920 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(1)
種族:河童
(自動α):
この
メンテナンスフェイズにあなたの場の他の「河城 にとり」の同じ効果を使用した場合、以下の効果を使用することは出来ない。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「核融合のエネルギーを分けて欲しければ文句を言わない事」
コメント
制限つきのドロー持ち河童。
スペルとコマンドがそのターン中使用できなくなるとはいえドロー効果は強力。
加えて4/3GRAZE2という平均的なサイズを持ち合わせてるので殴りにもいける。
しかしドロー効果を使うと相手のコマンドが通り放題になるので、致命的なコマンドが飛んできやすい終盤に使用する場合は特に注意が必要である。
その性質から
カウンターなどを考慮していないロックデッキと相性が良い。
ドロー後のスペルやコマンドを制限するだけなので、
アクティブ・メンテナンスフェイズで先にコマンドカードをプレイすることはできる。
関連
ルーミア
《ルーミア》
No.921 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(4)/COST(2)
種族:妖怪
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、目標の〔「
種族:人間」を持つキャラクター1枚〕を
決死状態にする。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「妖怪は人を襲うのが仕事だもん」
コメント
お食事タイムな闇妖怪。
プレイ効果で
人間一人を除去できる使い捨て効果つき。
効果が人間限定なので、
賢者の封書や
記憶『DNAの瑕』などで使いまわしてもそこが知れているため、あまりお勧めはできない。
関連
小悪魔
《小悪魔》
No.922 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:妖怪
速攻 先制
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤーに
戦闘ダメージを与えた場合、〔あなた〕は1
ドローする。
攻撃力(3)/耐久力(1)
「お捜しの本があるなら取ってきますけど」
コメント
違うのは効果と種族のみである。効果は逆に、椛とは正反対の効果となっており、相手にダメージを通せば1ドロー出来るというもの。
くるみ/9弾等、相手にダメージを通す事がスイッチになるキャラクターが増えてきているので、これらのキャラクターでガシガシ殴っていくデッキも悪くないのではないだろうか。
しかし、1ドロー出来るとはいえ相手に
グレイズ2を与えてしまい、それが即座に勝利に繋がるわけではないのはやはり怖い。
利点と欠点が
犬走 椛/7弾とほとんど同じなので、、
犬走 椛/7弾と同じような対策で利用できるだろう。
関連
レティ・ホワイトロック
《レティ・ホワイトロック》
No.923 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:妖怪
攻撃力(3)/耐久力(3)
「かわいそうに、寒さにやられたのね」
コメント
三度目リメイクの雪女。
今回はノード制御能力をもってやってきた。
ステータスはお世辞にも戦闘向けとはいえないので、大人しく自動αを使いながら引きこもっていよう。
自動αは手札からセットされるノードは全てスリープ状態になるという展開妨害系で、
冬符『ノーザンウイナー』や
寒符『コールドスナップ』と一緒に使ってやりたい。だがそのままでは自身にも被害が及ぶため、使用するなら
秋 穣子/11弾などと合わせてノードを
アクティブにしながら使うのが健全的か。
関連
リグル・ナイトバグ
《リグル・ナイトバグ》
No.924 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:妖怪
(自動α):
〔このキャラクター〕は「
戦闘修正+X/+X」を得る。Xはあなたの場の「夢蝶」の枚数に等しい。
(自動γ):
あなたのターン開始時に、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をあなたの場に
アクティブ状態でセットする。以後、そのカードはキャラクター「夢蝶(GRAZE0、0/1、
種族:なし)」として扱う。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「ちょっとちょっとちょっと、私を無視するとは良い度胸だわ。それなりの覚悟が出来てるんでしょうね!」
コメント
蝶の数だけパワーアップできるステキなリグル。
ステータス対コストは及第点であり、自動γによって毎ターン
裏向きキャラクター「夢蝶」を展開でき、その夢蝶の数だけパンプアップする効果を有する。
時間が経てば大型へと成長できる余地を持っているが、戦術などを持っていないため高コストに対しては微妙に部が悪い。彼女の真価はその自動γによって夢蝶を展開できることにあるので、
キスメ/9弾と合わせて数で押す戦法のほうが良いかもしれない。
関連
ミミちゃん
《ミミちゃん》
No.925 Character <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(5)/COST(2)
種族:なし
(自分ターン)(2)
(S):
〔このキャラクター〕を破棄する。その後、目標の〔相手プレイヤー1人〕にX
ダメージを与える。Xは相手プレイヤーのライフポイントの半分(端数切り下げ)に等しい。
攻撃力(0)/耐久力(3)
「ICBM・・・?どうやって使うの?」
コメント
ステータスは貧弱だが相手プレイヤーのライフを半分にする能力を持つ。
どんなにライフがあってもそれを半分にできるため、
天竜『雨の源泉』などで大量のライフを得た相手にもそれなりの威力を発揮してくれる。
関連
ミスティア・ローレライ
《ミスティア・ローレライ》
No.926 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2)
種族:妖怪
奇襲 先制
(自動α):
〔このキャラクター〕は相手キャラクターに防御された場合、戦闘終了時まで「
戦闘修正:+3/-3」を得る。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「悲しみに包まれて妖精郷はぁ~肥沃な黒土で覆われた~♪」
エラッタ@2012/01/11
コメント
ノード・コストが歴代最高になったミスチー。
戦闘力とテキストも非常に強化されている。
自前で
先制まで有しているので
先制のない耐久力7以下のキャラクターでは彼女を止められない。アタッカーとして見ればテキストのおかげで強力だが、ブロッカーとしては平凡。ぜひ彼女は攻撃に専念させたい。
しかし防御されなければ所詮4/4の
グレイズ2キャラクターであり、その戦闘力はノード4帯キャラクターの平均である。この程度の戦闘力ではわざわざ防御せずにグレイズを狙った方が有効な場合の方が多い。
防御をためらわせるアタッカーとして見れば優秀だが、少々物足りない気もしてしまう場合は
諏訪大戦と組み合わせてみても良いかも知れない。
- 戦闘修正効果は任意ではなく強制である。わざと勝てないキャラクターで防御をして不意打ち等をプレイされると目も当てられない。八坂 神奈子/11弾が出てきた日には全く仕事が出来なくなってしまう。
関連
霍 青娥
《霍 青娥》
No.927 Character <
第十一弾>
GRAZE(1)/NODE(5)/COST(2)
種族:仙人
加護(2)
(相手ターン)(1)
(S):
〔相手プレイヤーの冥界の
キャラクターカード1枚〕を裏向きであなたの場に
アクティブ状態でセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「ゾンビ(GRAZE2、4/1、
種族:幽霊)」として扱う。
「【(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、破棄される代わりにゲームから除外する。】」
攻撃力(3)/耐久力(4)
「腐ってて可愛いでしょ?」
(PR.097:「早起き、早起き、いいこ、いいこ」)
コメント
聖徳太子に道教を伝えた邪仙。
キョンシ―生成能力を携えての登場。
効果は相手プレイヤーの冥界のキャラクターを、
裏向きカード「
ゾンビ」として自分の場に出せるというもの。
効果の使用までに時間はかかるものの、相手プレイヤーの冥界のキャラクターを積極的に潰せ、しかも
決死状態になれば除外されるなど、リアニメイトの妨害から
連結素材潰しなどなかなかに嫌らしい働きを見せてくれる。
単純に毎ターン4/1のキャラクターを場に出せる効果と見ても、攻撃と防御の両面で優秀である。
ゾンビが
種族:幽霊であることから
西行寺 幽々子/10弾や、除外されることから
符ノ弐“八雲 紫”などと相性がいい。
関連
蘇我 屠自古
《蘇我 屠自古》
No.928 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2)
種族:幽霊
耐性:神
(自分ターン)(2):
〔あなたのデッキの上のカード5枚〕を破棄する。その後、X
ダメージを〔あなたの任意のキャラクター〕に割り振る。Xはこの効果で破棄された
スペルカードの枚数の3倍に等しい。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「やってやんよ!」
コメント
生前の因縁から物部に使役される亡霊。
雷がお得意らしい。
ステータスはアタッカー向きで自身の効果と合わせて相手キャラクターを一掃してのダイレクトアタックが理想的。
しかしこの効果の起動はコスト2+デッキ5枚が必要と決して軽くはなく、しかも振り分けられるダメージは破棄したデッキ5枚の内のスペルカードの枚数で決まるためギャンブル性が高く、安定しない。デッキ構築時にスペルカードを大量に入れるのは必然と言ったところか。
それでも最高火力は15点もあるので、夢を見るにはいいかもしれない。
逆にデッキを五枚削るコストを利用して冥界を肥やすの役立ち、冥界の枚数に依存する
七星剣などとは相性がいい。
関連
物部 布都
《物部 布都》
No.929 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2)
種族:仙人
加護(2)
(自動γ):
相手キャラクターに呪符カードが
セットされた場合、〔あなた〕は1
ドローする。この効果は重複しない。
(自動γ):
相手プレイヤーの場の呪符カードが破棄された場合、〔相手プレイヤー1人〕に3
ダメージを与える。この効果は重複しない。
攻撃力(4)/耐久力(5)
「われにおまかせを!」
(PR.098:「物部の秘術と道教の融合、その身に刻むがいい!」)
(PR.137:「ほう、なる程。つまりお前は完全に復活する為の試験相手というのだな?」)
コメント
自称尸解仙の勘違い道士。
風水と関係があるのか、
呪符に関する効果を持っている。
呪符による妨害やロックを得意とするデッキと相性が良い。相手に
呪符を張り付ければ1ドローでき、破棄されれば3ダメージ与えられる。
薬符『胡蝶夢丸ナイトメア』など自壊テキストを有した呪符と相性が良い。
惜しむらくは複数枚展開しても効果が重複しないことか。
戦闘力は及第点なので戦闘要員としても運用可能だが、下手に戦闘をして返り討ちにあっては元も子も無いため、素直に
加護(2)で引きこもっているのが良いかもしれない。
自動効果はアクティブ・スリープ状態を問わないため、
祈願『商売繁盛守り』や
遠隔支援端末などで積極的な支援要員にするのもいいかもしれない。
- 凍符『パーフェクトフリーズ』でセットされる「氷」やリリカ・プリズムリバー/11弾などはカードがセットされた後に呪符として扱うので、このカードの効果でドローすることはできない。
- 異郷の薬売り等で複数枚の呪符が同時にセットされた場合も、(自動γ)によるドローは1枚である。これは破棄とダメージについても同様。「セットされた場合」や「破棄された場合」の効果は、セットや破棄がされた枚数が複数であっても一度しか解決しないからである。
- 忘れがちだが、「この効果は重複しない」の記述がある為このカードが2枚以上自分の場にいてもドローは1枚である。
関連
フランドール・スカーレット
《フランドール・スカーレット》
No.930 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(5)/COST(3)
種族:吸血鬼
伝説 変身
(相手ターン)(X)
(S):
この効果は
ディスカードフェイズにしか使用できない。目標の〔場のカード1枚〕を破棄する。Xは目標のコストに等しい。
攻撃力(6)/耐久力(5)
変身後
《スカーレットフライヤー》
GRAZE(0) 種族:吸血鬼
(自動α):
〔このキャラクター〕は
スペルカードの効果の対象にならない。
攻撃力(3)/耐久力(2)
「何も出来るはずがないわ、私は495年間一回も、お外に出てないのよ」
コメント
2度目のリメイクできゅっとしてドカーンが出来る様にになった妹様。
通常時の効果は相手ディスカードフェイズ専用の除去。
必要なコストは
スリープ+対象のコストと割高ではあるが、特別な大型カードでもない限り支払うコストは1~3程度で済むため、その汎用性と威力を考えれば破格の能力と言えるだろう。
目標に出来るのは敵味方問わず場のカードである為、キャラクターから
世界呪符や
呪符、
装備や
装備/場といった恐ろしい効果範囲である。また、決死ではなく破棄なので「決死状態になった場合~」などの
カウンター効果に引っかかりにくい。
ただしコストの無いカードに対しては効果を起動することはできない(IR-1.8.9.l)。
西行妖/1弾、
嫦娥、
弐符などには無力ということになる。
注意すべきはコストにスリープを必要とする為、攻撃との両立が難しいのとディスカードフェイズ限定である事、
目標を取っている事である。
暴かれた陰謀等には注意しよう。
変身効果は原作でボムを回避する時に見せる蝙蝠形態「スカーレットフライヤー」になるというもの。スペルカードの
対象にならない効果を持っているので上手く原作を再現していて、耐久力も2ある為
不意打ち等で倒されないのも良い所である。
これだけを見ると単なる回避モードにみえるが、変身後の
グレイズが0になるので、変身前に強力な攻撃向き神器を装備する事によってスペル耐性付きの0グレイズアタッカーが出来上がるので中々に侮れない。
貫通を失った事による攻撃の弱体化が痛い所だが、それを補うだけの能力は備えているので、自分のデッキと相談してどの弾のフランを投入するかしっかり考えよう。
関連
幽幻魔眼
《幽幻魔眼》
No.931 Character <
第十一弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(1)
種族:魔界人
(相手ターン)(3):
この効果は1ターンに1度、相手キャラクターの攻撃に対する直接の干渉でのみ使用できる。〔あなたのデッキ〕を全て見て、
キャラクターカード1枚を抜き出し、
スリープ状態で場に出し、そのキャラクターで防御する。この効果で出たキャラクターは以下の効果を得る。
「【(自動γ):
このターンの終了時、〔このキャラクター〕を
決死状態にする。】」
攻撃力(4)/耐久力(5)
「・・・」
コメント
テキストやコストもそのまま
反転攻勢であり、キャラクター効果になったことにより毎ターン使えるようになった。1ターン1回制限付きだが。
ただしキャラクター効果になったことでコマンド特有の奇襲性が失われ、
カウンターとしてより牽制用としての色合いが強い。
また
反転攻勢より
ノードが1高くなっており、このキャラクターの展開コストと合わせて多少コストが高くなってしまっている。
戦闘力のバランスは及第点だが、コストに見合っていないためテキストを主眼においての採用が望ましいが、
反転攻勢同様に使いどころが難しく、運用には難儀しそうである。
使い捨てでないキャラクター効果であることから特定のキャラクターを任意で冥界に落すのにも使える。だがコストが見合っているかは疑問の残るところ。
関連
小野塚 小町
《小野塚 小町》
No.932 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(2)
種族:死神
即死 耐性:幽霊
(自動β):
あなたが
戦闘ダメージを受けた場合、〔あなたの冥界にあるこのカード〕をゲームから除外しても良い。除外した場合、目標の〔キャラクター1枚〕を
決死状態にする。但し、相手プレイヤーは(4)支払う事で、この効果による決死状態を無効にできる。
攻撃力(6)/耐久力(5)
「そんなに暇はないんだけど・・・売られた喧嘩はこの世の華」
コメント
またまた帰ってきた死神船頭。
今回はかなり攻撃に特化した仕様になっている。
即死を持っているが、耐久力は5で
先制などの戦術も持っていないため、相打ちになることも多い。
効果は珍しい
冥界で機能する
除去。
プレイヤーが
戦闘ダメージを受けた場合の効果で、
目標のキャラクター1枚を
決死状態にする。攻撃したキャラクターでなくてもいいので覚えておこう。
ただし4コスト払えば免除されるため、確実性に欠ける。
基本はアタッカーとして運用し、冥界に眠らせておいてタイミングを見計らった
カウンター除去として運用するのがいいか。
ちなみに冥界に眠らせておくと自身でも忘れることがあるので、デッキに入れるならしっかりその存在を意識しておきたいところだ。
- (自動β)は冥界にこのカードがあるときに戦闘ダメージを受けたならば必ず解決される。目標を指定した後、除外するかどうかを選択する。除外しなかったならば何も起こらないだけであり、この(自動β)を解決しない。ということはできない。
- (自動β)によって攻撃キャラクターが決死状態になった場合、グレイズを行うことはできない。グレイズの処理よりも先にダメージの処理が行われ、戦闘の解決中に攻撃キャラクターが場を離れた場合、その時点で戦闘の解決を終了するからである。(IR-6.3.7)
関連
四季映姫・ヤマザナドゥ
《四季映姫・ヤマザナドゥ》
No.933 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(2)
種族:閻魔
伝説 耐性:人間、幽霊、死神 抵抗(5)
(自動α):
〔全てのプレイヤー〕はこのキャラクターに
セットされているカードと同名のカードをプレイできない。
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、目標の〔相手プレイヤーの冥界のカード1枚〕をこのキャラクターにセットする。
(自動γ):
相手プレイヤーのカードのプレイが無効になった場合、そのカードを〔このキャラクター〕にセットしても良い。
攻撃力(5)/耐久力(6)
「裁判はお金と法律の知識でどうとでもなるもの、と勘違いしている輩が多くて多くて」
コメント
非常に軽く使いやすくなり、
抵抗と多数の
耐性を得て帰ってきた
閻魔様。
冥界奪取系のCIP効果とプレイ制限効果、そして映姫らしく
カウンター関連の効果を持つ。
(自動γ)は、プレイを無効にしたカードをこのカードにセットしても良いというもの。
これまた
冥界利用メタになる他、後述の
(自動α)のサポートになる。
(自動α)はこのカードにセットされているカードと同名カードのプレイ制限。全てのプレイヤーが対象になるが、このカードはある程度セットするカードを選べるので自分の首を絞める事は少ない。
朝倉 理香子/10弾のように生易しいプレイ制限ではなく、完全にプレイを制限するのは強力。デッキのキーカードや切札を奪われた相手はまずこのカードを除去しなければ動けなくなるのだ。
この手の妨害キャラクターは戦闘が不得意という特徴があるが、このカードは5/6という平均的な戦闘力を持つので十分前線に立つ事が出来る。
しかし、調子に乗って戦闘をしてこのカードが除去されてしまったらプレイ制限が解かれてしまうので気を付けよう。
鵺の鳴く夜は、手札に戻る効果が実質的に無効になるので、強力。
関連
サリエル
《サリエル》
No.934 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3)
種族:魔界人
即死
(常時)(1):
ターン終了時まで、〔このキャラクター〕は「
戦闘修正:+5/-5」を得る。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(常時)(1):
ターン終了時まで、〔このキャラクター〕は「戦闘修正:-5/+5」を得る。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(6)/耐久力(6)
「すぐに眠らせてあげる」
コメント
旧作『東方靈異伝』に登場する魔界ルート20面ボス。
死天使の名を冠する
魔界人。
コストを払うことによって自身のステータスを自由に操ることが出来る。このカードの魅力はその臨機応変さにあり、1コスト支払うことによって11/1か1/11のステータスにすることが出来る。
もし攻撃が素通りできたなら攻撃を強化することで11点アタッカーにパワーアップし、逆に防御されれば耐久力を強化して
即死による必殺ブロッカーへと早変わりする。
しかもコストが6/3とリーズナブル。目に見えて使いやすく、強力なキャラクターである。
ただし長期戦には不向き。
能力の起動に毎回コストを要するため、戦闘が長引くとジリ貧になりがち。その関係でブロッカーとしては不向き。
またアンタッチャブル効果なども有していないため、
他のカードでの保護は必須となるだろう。特に攻撃力強化時の
不意打ちには注意する必要がある。
ちなみに攻撃を強化中、または攻撃強化に
干渉して
戦闘修正や
ダメージを与えるカードの
プレイがあった場合、防御強化を干渉して起動することで元のステータスに戻して回避したりする事が出来る。緊急回避として覚えておくといいかもしれない。
関連
東風谷 早苗
《東風谷 早苗》
No.935 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3)
種族:人間
速攻
(自分ターン)(3)
(S):
〔相手プレイヤーの場の「
信仰心」が
セットされているキャラクター全て〕をあなたの場に移す。
(自分ターン)(S):
目標の〔相手プレイヤーの場の「
種族:神」を持たないキャラクター1枚〕に、あなたのデッキの上のカード1枚をセットする。そのカードは以後、以下の効果を持つ呪符カード「信仰心」として扱う。
「(自動γ):
〔このキャラクターにセットされている「信仰心」〕が破棄された場合、〔このキャラクター〕を本来のプレイヤーの場に
アクティブ状態で戻す。」
攻撃力(6)/耐久力(6)
「そんな荒っぽさでは信仰は集められませんよ?もっと神々しく見せるのです」
エラッタ@2012/01/11
コメント
速攻を得て大型になって帰ってきた現人神。
今回は宣教マスターとなり、能力は呪符がセットされてから
コントロールを奪うまでにタイムラグがある
離反工作といったところ。
サイズも6/6と中型アタッカーとしては平均的な値なので、
速攻を活かして攻撃していってもいいだろう。
コントロールを奪取するという目的を果たすまでにタイムラグがあるところが難点。
この能力を最大限に生かすなら、
幻象『ルナクロック』などを用いてアクティブ状態にし、すぐにコントロールを奪取するといった工夫が必要だろう。
だがただ一枚を奪取するにはコストが重いため、できれば複数枚貼りつけて、一気に回収するのが望ましい。そのためにも
警戒を付与したり、早苗を複数枚展開するといい。
宗教戦争で信仰をばら撒くのもいいだろう。
コントロールを奪取した後、破棄以外で信仰心を剥がした場合、相手にコントロールが戻らない。
一気にすべての信仰心を剥がせるので、
驚雨『ゲリラ台風』とは相性がいいといえる。
自らの1つ目の能力と、信仰心の数だけ「種族:神」の戦闘力をX倍にすることのどちらかを選べる
信仰は儚き人間の為にと組み合わせるのも良いだろう。
- 八坂 神奈子/5弾で簡単に信仰心を破棄することができる。神奈子のために信仰を集めているはずの早苗が不憫である。
- エラッタが出る前のフレーバーテキストが、東風谷 早苗/5弾と同じであった。
関連
茨木 華扇(大鵬騎乗時)
《茨木 華扇(大鵬騎乗時)》
No.936 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3)
種族:仙人、獣
先制 貫通
(自動γ):
〔このキャラクター〕は
コマンドカードの目標になった場合、変身状態となり以後は通常状態に戻る事が出来ない。
攻撃力(8)/耐久力(6)
変身後
《茨木 華扇》
GRAZE(2) 種族:仙人
(自動α):
〔このキャラクター〕はコマンドカードの効果の対象にならない。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「やっぱり仙人である私が説き聞かす必要があるわね」
(PR.099:「最近貴方は俗気にまみれすぎているわ」)
コメント
キャラクターとしては初登場の有角片腕の仙人。
単体ではなく大鵬に乗った姿で登場した。
8/6というサイズ、さらに
先制と
貫通の戦術と、同じ
ノード帯のキャラクターと比べても飛び抜て強力な戦闘能力を持っている。
だがそれだけであり、
コマンドの
目標になっただけで強制的に
変身状態になり、以後戻れなくなるというデメリット
(自動γ)も持っている。
変身後は
コマンド効果の対象にならなくなるが、戦闘力は大幅にダウン。さらに戦術も失ってしまう。
コマンドによる除去などの
目標になっても除去されずに弱体化した状態で場に残ると言えば聞こえはいいが、除去でなくても変身状態になってしまうため、
不意打ちなどで簡単に弱体化させられてしまうということである。また、
目標をとる
コマンドによるサポートを受けることもできない。
それでもアタッカーとして最低限のステータスは有しているので、見捨てたものでないのは確かだが。
このように意外とあっさり対処されてしまうことも多いが、高い攻撃性能を持つことは確かなので、
鍵山 雛/3弾などのサポートで上手く守っていきたい。ちなみに無効化系はすでに目標を取っているため、
(自動γ)が発動してしまう点に注意が必要である。
- 変身後を持つが変身の戦術を持たない珍しいキャラクターである。
- 今後「茨木 華扇」として単体でカード化した場合、このカードと合わせて6枚投入できると思われる。「茨木 華扇」が術者であるスペルカードや連結などが登場した場合にはおそらく大量投入されるであろう。
関連
八坂 神奈子
《八坂 神奈子》
No.937 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(3)
種族:神
伝説 耐性:神 抵抗(3)
(自動α):
〔相手プレイヤーの場の装備カード全て〕は全てのテキストと本来の
戦闘修正が無効になる。
(自動α):
〔全ての相手キャラクター〕は「戦闘修正:-1/-1」を得る。
(自動α):
〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+X/+X」を得る。Xはあなたの場の「
種族:人間」を持つキャラクターの枚数に等しい。
攻撃力(7)/耐久力(6)
「幻想郷に足りない物は神様を信じる心」
コメント
3度目の収録となる山の神様。
今回は
諏訪大戦のころをイメージしてか、3つの異なる効果を所持している。
2つ目の
(自動α)は相手キャラクター全体に-1/-1の
戦闘修正を与える。地味だがこのカードの中でも特に優秀な効果であり、耐久力が1のキャラクターは場にいることすら許されない強力な効果である。相手としては何としてもこのカードのプレイを妨害したいが、
抵抗(3)が地味にこれを邪魔する。
それでなくとも中~大型アタッカーは比較的6/6といった同じくらいの戦闘力を持っていることが多いため、役に立つことは多いだろう。また重複するので複数枚並べることで相手のさらなる弱体化を狙うこともできる。
戦闘面で見てもこのカードを倒す為に必要な攻撃力は元の数値が7以上無ければ倒すことは出来ず、後述の効果も合わせると半端なアタッカーでは切り崩す事は出来ない。
このように神と人間をメインに据えたデッキは勿論、その効果からあらゆるデッキの切り札となれるカードだが、このキャラクター自体は特に除去に対する耐性をもっていない。
種族:神には
神の加護や
洩矢の王国などの強力なサポートが揃っているので、それらと合わせて使っていこう。
- その多くの効果から、グットスタッフではかつての古明地 こいし/5弾のように高い採用率を誇っている。装備カードに頼ったり、小型キャラクターを並べるデッキはこのカードの対策を怠ると痛い目に遭う。
- 余談だが、諏訪大戦で勝利した「洩矢 諏訪子」と神奈子が力を与えた「霊烏路 空」は、現存するカードではこのカードに単体で勝つ事は出来ない。
- 霊烏路 空/5弾は「八咫烏」の効果を無効にされてしまうのでこのカードを処理出来ず、霊烏路 空/9弾は自分自身を目標にした起動効果を使用してもギリギリこのカードを除去する数値に届かず、霊烏路 空/12弾はどうあがいても勝てない。さらにどれも素の戦闘力で大きく差が付いている。「洩矢 諏訪子」に到っては耐性:神のせいで傷一つ与えられないうえ、戦闘修正マイナス効果のせいで全員殴り負ける。
関連
洩矢 諏訪子
《洩矢 諏訪子》
No.938 Character <
第十一弾>
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(3)
種族:神
伝説
(自動β):
〔この
キャラクターカード〕をプレイする時、このキャラクターカードの必要ノードと必要コストを-Xしてプレイすることができる。Xはあなたの場の「
種族:人間」を持つキャラクターの枚数に等しい。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が攻撃を行う場合、〔相手プレイヤー〕は(X)支払っても良い。支払わない場合、自分のキャラクターに防御を行わせることは出来ない。Xはあなたの場の「種族:人間」を持つキャラクターの枚数に等しい。
攻撃力(6)/耐久力(7)
「たまには山の上の神社にもお参りしに来ると良いよ」
コメント
(自動β)はノード、コストの軽減効果。自身の場の
種族:人間の枚数だけノードとコストがマイナスされる。
洩矢 諏訪子/5弾と似ているが、こちらは「プレイである」「ノード枚数が必要」「場に諏訪子がいても有効」といった違いがある。
(自動γ)は防御妨害効果。
こちらも人間の枚数を参照し、その数だけ相手へコスト支払いを要求し、払えなければこのカードの攻撃を防御できなくする。防御以外の干渉を封じる
神具『洩矢の鉄の輪』との併用で、攻撃を通しやすくなる。
関連
豊聡耳 神子
《豊聡耳 神子》
No.939 Character <
第十一弾>
GRAZE(4)/NODE(8)/COST(4)
種族:仙人
伝説 警戒 加護(5) 抵抗(3)
(自動α):
〔このキャラクター以外のあなたの場のキャラクター全て〕は「加護(1)」を得る。
(自動β):
〔このカード〕が相手のカードの効果でデッキから破棄され、冥界に置かれた場合、冥界にあるこの
キャラクターカードをあなたの場に
アクティブ状態で出しても良い。
攻撃力(7)/耐久力(9)
「さあ私を倒して見せよ!そして不老不死の為政者として復活して見せよう!」
(PR.124:「君は私に牙を剥くでしょう。特に理由も無く」)
コメント
仙人として大復活した聖徳太子様。
加護(5)、
抵抗(3)とコマンド、キャラ効果に対して非常に強く、耐久力9も相まって城のような頑丈さを誇る。特に
加護(5)の数字は異常なほど。例を挙げると
符ノ壱“八雲 紫”なら9コスト、
緑眼のジェラシーなら手札を計3枚消費+6コストという法外な数字となる。
また
(自動β)のおかげで
ライブラリーアウト戦術でデッキから落されても場に出る事が出来る、抜群の信頼性を発揮する。冥界から場に出るので、地味に
西行妖/10弾の効果も誘発される。複数枚を同時に出せないという注意書きがない点もポイントが高い。
(自動α)では味方キャラに
加護(1)を配ってくれるが、(1)では除去耐性としての効果はあまり期待できない、おまけ程度のものである。
この効果は重複するので複数枚展開すれば大きな加護を得られるが、大型キャラクターを複数同時展開することは、
マナチャージやグレイズといったシステムの関係上あまり現実的ではない。
夢殿大祀廟や
聖者の秘術のサポートを受ければ不可能ではないが、そもそもこのサイズのキャラクターを並べられているならそれだけで勝利できるだろう。
戦闘面でもかなり優秀。
戦闘力の合計は16点と8
ノード4コストの大型では無難な水準だが、攻撃力7、耐久力9の割り振りは非常に優秀。素の状態で攻撃力が9以上あるキャラクターは
連結持ちを初め曲者ぞろいであるためあまりその姿を見ない。相手が
即死持ちでもない限りはまず生き残ってくれるだろう。また攻撃力は低めとはいえ同ノード帯のキャラクターでもない限りまず倒せる程度の数字である。攻撃力に対するグレイズの値こそ効率が悪いものの、攻撃力7と8ではグレイズできる回数に違いはないため、あまり変わらないだろう。
さらに伝説を所持しているので
神器によるサポートも可能。
そしてなにより、
警戒を持っているおかげで、出して即座にブロッカーとして機能する上に、積極的に攻撃にも移れる。決して守り一辺倒ではない辺りが実に頼もしい。
関連
二ッ岩 マミゾウ
《二ッ岩 マミゾウ》
No.940 Character <
第十一弾>
GRAZE(4)/NODE(8)/COST(4)
種族:妖怪、獣
警戒 変身
(常時)
(S):
目標の〔「種族:妖怪」を持つキャラクター1枚〕を
裏向きにする。以後、そのカードはキャラクター「
大妖怪(GRAZE(4)、8/8、種族:妖怪)」として扱う。
攻撃力(8)/耐久力(8)
変身後
《博麗 霊夢》
(常時)(1):
ターン終了時まで、目標の〔場のカード1枚〕のテキストを
無効にする。
攻撃力(6)/耐久力(6)
「一流の妖怪として儂が育て上げてやろう」
コメント
幻想郷の外から助人としてやってきた狸の大妖怪。
変身によって二つの姿を使い分けるカード。
通常時はコスト相応の高い戦闘力を有し、アタッカーとして活躍できる。
効果は
スリープ起動で他の
種族:妖怪をGRAZE(4)、8/8というマミゾウの素の状態と同じにする効果。
この効果によって妖怪を持つキャラクターは誰でもマミゾウ並になりうる上
警戒を持っているため攻撃しても相手ターンでも起動できる。
ただしIR-5.7.2.aにより元のキャラクターは消失するため妖怪の攻撃が防御されなかった時に干渉して大妖怪にしても8点
ダメージを与えることはできない。逆に、相手の妖怪の攻撃を無理やり無かったことにしたり、防御を無効化することが可能。相手の場に8/8が生まれるので次のターン以降の危険度は跳ね上がるが、攻撃されたところで大妖怪も妖怪なので同じように攻撃を無かったことにできる。緊急事態や勝ちが決まる局面では有効な手段にもなりえる。
変身後は人間の博麗 霊夢となり、ステータスも低下する。
それでも
グレイズとのバランスは崩れていないので、十分に戦闘要員として運用可能である。
この形態での能力はテキストの無効。
場に出ていればキャラクターだろうが呪符だろうが
世界呪符だろうがテキストを無効にでき、しかも1コストで何度でも使用できる。
あらゆるデメリット・メリットテキストを無効にし、相手キャラクターを一瞬でバニラに変えられるのだから相手プレイヤーにしたら堪ったものではない。ただし2012/11/23のルール改訂により【 】で囲まれた記述は無効にできなくなった。
また名称が博麗 霊夢に変わっているため、霊夢のスペルも使えるというおまけ付き。
「マミゾウさん、尻尾見えてますよ!」
関連
※「博麗 霊夢」を参照するカード
毒符『ポイズンブレス』
《毒符「ポイズンブレス」》
ターン終了時まで、目標の〔相手キャラクター1枚〕は「
戦闘修正:±0/-X」を得る。Xは相手プレイヤーの手札の枚数に等しい。
鈴蘭の毒を受けると嘔吐、頭痛、視覚障害、血圧低下等の症状が現れ、最悪の場合には死に至る。
コメント
メディスン・メランコリーの
スペルカード。
相手の手札に対応して相手キャラの耐久力を削るスペル。
貴重なマイナス修正を与える除去であり、
決死状態を無効にし辛い。ただし、そのマイナス修正のXが相手プレイヤーに依存しており、安定しない。
必要ノードが低いため手札の多いであろう序盤に撃ちやすいのはせめてもの救いだろうが、その場合与える戦闘修正はオーバーキルになりやすい。とはいえ1コストで除去出来ることに変わりないので、除去耐性を持つ
サニーミルク/9弾を序盤のうちに処理するにはよいか。
後半でも先制持ちの補助として使えるほか、相手の手札とキャラの耐久力次第では除去としても使用できる。
プレイングの上手いプレイヤーほど手札枚数をキープすることに腐心するため、思わぬ場面で刺さる可能性はある。うまく
嫦娥あたりを落とせれば相手のダメージも相当である。ただし、手札が多いということは
カウンターを握られている可能性も高いので、過度な期待はできないだろう。
関連
響符『マウンテンエコー』
《響符「マウンテンエコー」》
目標の〔相手プレイヤー1人〕のデッキの上のカードX枚を破棄する。Xはあなたの冥界にあるカードの枚数の半分(端数切り下げ)に等しい。
山に向かって発した音を妖怪山彦が応えたものを幽谷響という。
コメント
幽谷 響子の
スペルカード。
ライブラリーアウトデッキの新たなるホープ。
自身の
冥界の枚数に依存して相手デッキを削る効果を有しており、ライブラリーアウトを狙うカードの中でも両者のデッキを削る
光の春や
エコー、
洪水『ウーズフラッディング』などと相性が良い。
冥界が肥える終盤でも高い効果を期待できるため、ライブラリーアウトデッキの新たなフィニッシャーになりえるカードである。
ただし、終盤は相手のデッキも相応に削れているため、Xが相手のデッキ枚数をオーバーして解決不可能になることも多い。また、通すために干渉合戦した挙句にオーバーする可能性もある。ギリギリまで欲を張らずに、2~3枚残す程度に考えて
プレイする必要がある。
関連
大声『チャージドクライ』
《大声「チャージドクライ」》
No.943 Spell <
第十一弾>
NODE(4)/COST(1) 術者:幽谷 響子
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
【世界呪符】
(自動α):
〔このカード〕は自分ターンの間、
他のカードの効果の対象にならない。
(自動γ):
あなたのターン開始時に、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を
裏向きにして〔このカード〕に
セットする。
(自動γ):
あなたの場に「幽谷 響子」がいる場合、相手プレイヤーのターン開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を裏向きにして〔このカード〕にセットする。
(自分ターン)
(S):
〔このカード〕を破棄する。その後、目標の〔プレイヤー1人〕のデッキの上のカードX枚を破棄する。Xはこのカードにセットされていたカードの枚数の2倍に等しい。
全霊を込めた叫び。力を溜めるのに要した時間で破壊力が変化する。
コメント
自分のデッキの消費速度も2~3倍になるため、冥界肥やしの補助としての活用は見込める。このカードから
響符『マウンテンエコー』へ繋げるコンボは術者が同じであることもあってかなり強力。ただし時間がかかる分浪漫感は拭えない。
デッキの枚数がX枚以下だと解決に失敗する。使用する場合はその点に注意。
逆に、使われた時は自分のターンの間にデッキの枚数をXにしてしまうことで無力化出来る。
関連
氷符『アイシクルマシンガン』
《氷符「アイシクルマシンガン」》
【装備】
(常時)(1):
〔キャラクター2枚〕に1
ダメージを与える。この効果のコストは
スリープ状態の
ノードからしか支払うことが出来ない。
攻撃力(+1)/耐久力(+1)
拳銃弾の連続発射が可能な短機関銃は小型で取り回しが良く、射撃時の反動も少ない。。
エラッタ@2012/01/11
コメント
戦闘修正こそ平凡だが、(1)コストで使えるダメージ効果が強力。
同じチルノのスペルである
凍符『パーフェクトフリーズ』と組み合わせると耐久力を下げる上、デッキ破壊も可能というおまけつきである。
ただし、調子に乗ってダメージをばらまいているとあっという間にノードが枯渇するため、気がついたら何も
プレイできなくなった、という状況になるのは避けたい。場を一掃できるだけの火力は非常に魅力だが、その魅力で目がくらむことのないよう注意したいところである。
ダメージを与える効果である以上
要石一枚でただの+1/+1装備と化してしまうため、効果の使いすぎで
要石のプレイに何も
干渉ができなかった…などという状況だけは間違ってもしないようにしたい。
- 2012/01/10のエラッタで振り分け→各1ダメージに修正された。このため単体にダメージを集中して振り分けて除去、というわけにはいかなくなった。加えて対象が〔キャラクター2枚〕になったため、相手の場のキャラクターで2枚指定できなければ自分の場のキャラクターも指定することとなる。
- 余談だがエラッタ前はフレーバーテキストも異なっていた。エラッタ前のフレーバーはアサルトライフルの説明をしているが、イラストではサブマシンガンなので毛色が微妙に違っている。
関連
枯道『ロストウィンドロウ』
《枯道「ロストウィンドロウ」》
No.945 Spell <
第十一弾>
NODE(3)/COST(2) 術者:秋 静葉
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
【世界呪符】
(自動γ):
〔全てのプレイヤー〕は自分のターン開始時に(3)支払う。いずれかのプレイヤーが支払えなかった場合、このカードを破棄する。
舞散る木の葉に埋もれ、いつかは忘れ去られてしまう古道。
コメント
両者にコスト出血を強いるスペル。
関連
焼芋『スイートポテトルーム』
《焼芋「スイートポテトルーム」》
No.946 Spell <
第十一弾>
NODE(3)/COST(2) 術者:秋 穣子
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
豊穣の秋を象徴するサツマイモを贅沢に使用した、最高級の部屋。
コメント
脅威のノード回復スペル。
秋 穣子/11弾の考察を借りるならば毎ターンノードの増えない
マナチャージ(3)が自動起動しているようなものなので、弱いわけがない。
またノード3枚までなので、3枚未満でも安心の動作保証付きである。
ただし、ノードをアクティブにするのは維持コストの支払い後であることに注意。(IR-4.5.1)
維持コストが2と高いため、使うならさらにノードを回復できる
秋 穣子/11弾あたりと組ませたい。
しかし一度安定してしまえば維持コスト2に対して回復するノードが3なので術者無しで維持しても1ずつ回復する計算である。
維持コスト支払い→このカードの効果なのでアクティブノードをいくつか残しておきたい
この手のカードにありがちな「維持コストの払い損」は干渉のタイミングがないためありえない。維持コストを支払えば(
スリープノードがあるかぎり)ノード3枚は必ず帰ってくる。
関連
山窩『エクスペリーズカナン』
《山窩「エクスペリーズカナン」》
目標の〔場のカード1枚〕を本来のプレイヤーの手札に戻す。
追放者、神聖な山を穢す者を排除する天魔の尖兵。
コメント
高性能バウンススペル。
対象を選ばないためあらゆるカードを
バウンスできる。
ただし所詮はバウンスであるため、低コストのカードはすぐに貼り直される可能性が高く、狙うなら連結持ちや高コストカード、
嫦娥など通常の方法で
プレイできないカードを狙いたい。
ちなみに目標を取っていることにも注意しよう。
単純に使うだけではただの時間稼ぎにしかならないが、うまく使うことでただ手札に返す以上の効果を発揮する。
相手の
業火絢爛などの
コマンドカードを戻しても、すぐプレイし直されてしまうので基本的には意味がない。
プレイを無効にできるカードと併用するか、大量の
セットカードをつけた
花果子念報をバウンスし、冥界を肥やすぐらいの使い方になるだろう。
関連
回復『ヒールバイデザイア』
《回復「ヒールバイデザイア」》
【呪符】
(自動β):
「ヒールバイデザイア」が
セットされた場合、〔「ヒールバイデザイア」以外の、このキャラクターにセットされている呪符カード全て〕を手札に戻す。
攻撃力(-)/耐久力(+3)
回復の願い、神霊の力で傷を癒す。
コメント
呪符回収スペル。
このカードがセットされた場合、ヒールバイデザイア以外のセットされている呪符全てが本来のプレイヤーの手札に戻る。
テキストには手札に戻すとしか書いていない為間違いやすいが、総合ルールによって手札にカードが戻る場合は、本来のプレイヤーの手札に戻ることが明記されているため、省略されているのだろう。
術者の
宮古 芳香/11弾と相性がよく、芳香の効果で溜まった呪符「損傷」を全て手札に変えることが出来る。
また、
離反工作で奪ったキャラクターにセットすることにより、キャラクターを本来のプレイヤーの場に戻すことなく離反工作を再利用可能など、使い方を考えれば面白いカードとなるだろう。
関連
毒爪『ポイズンレイズ』
《毒爪「ポイズンレイズ」》
【装備】
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手キャラクターに
戦闘ダメージを与えた場合、〔その相手キャラクター〕を裏向きにし、あなたの場にスリープ状態でセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「ゾンビ(GRAZE2、4/1、
種族:幽霊)」として扱う。
「【(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、破棄される代わりにゲームから除外する。】」
攻撃力(-3)/耐久力(+3)
毒爪。キョンシーによって傷つけられた者もまたキョンシーとなり、生き血を求めて徘徊する様になる。
コメント
相手にとっては
即死より厄介な効果であるため、このカードを装備したキャラクターがいるだけで攻撃を強く牽制できる。しかも除去しようにも耐久力が増えているので火力では除去しづらい。
ただし攻撃力が-3されるという厳しいデメリットがある。装備したキャラはほとんどブロッカー専用になってしまう上、効果を発生させるには最低でも4以上の攻撃力を有していなくてはならない制限がある。小型キャラクターには装備させづらく、大型キャラクターをブロッカーに回すのは少しもったいない。
関連
災禍『呪いの雛人形』
《災禍「呪いの雛人形」》
No.950 Spell <
第十一弾>
GRAZE(0)/NODE(2)/COST(0) 術者:鍵山 雛
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、〔ターンプレイヤー〕と〔ターンプレイヤーの場のキャラクター全て〕は3
ダメージを受ける。
攻撃力(0)/耐久力(1)
呪われた雛人形が壊された時、恐ろしい天災が降り掛かる。
コメント
ダメージはプレイヤーとその場のキャラクター全てに3点と強力だが、相手に押し付けるには相手ターンで破壊しなくてはならない上、
不意打ちなどで自身のターンに破壊されると自身が被害を受けると言う難儀な代物。
逆にそんな苦労の割に与えられるダメージはたかが3点であるため、割に合わないことの方が多いのではないだろうか。
ただし相手ターンでの
プレッシャーは多大なものがあり、ブロッカーとしては申し分ないものとなる。
リスクがリスクなだけに出来れば能動的に相手ターン中に破壊したいところ。
人形潰し占いなど、自発的に決死状態にせずに破棄できるカードを握っておくなど、リスク回避の手を考えておけば悪いカードでもない。
関連
河符『ディバイディングエッジ』
《河符「ディバイディングエッジ」》
相手プレイヤーは
キャラクターカードか
スペルカードのいずれかを宣言する。宣言されたカードが公開されるまで〔相手プレイヤー1人のデッキの上のカード〕を公開していく。宣言されたカードが公開された場合、〔相手プレイヤー〕はそのカードとそれまでに公開されたカード全てを手札に加える。但し、デッキが全て公開された場合、公開されたカード全てを手札に加える。
分水界。雨水が異なる方向に流れる境界。
エラッタ@2012/01/11
コメント
まったくの相手依存の効果であり、自分のデッキを把握していないプレイヤーはいないので、普通に使うといいように手札を増やされてしまう。
- 2012/01/11のエラッタによって、全く別物と言える効果になった。
- 元々はキャラクターカード、スペルカード、コマンドカードのどれかをこのカードをプレイしたプレイヤーが宣言するものだった。スペルカードを入れないデッキも多いので、一部のデッキはこのカードを使われただけで死滅していた。
関連
夜符『ミッドナイトバード』
《夜符「ミッドナイトバード」》
No.952 Spell <
第十一弾>
GRAZE(3) NODE(5)/COST(2) 術者:ルーミア
(自動α):
〔このキャラクター〕は、あなたの冥界にある「ナイトバード」の枚数Xによって以下の効果を得る。
・2枚以上…「隠密」
・3枚以上…「
戦闘修正+X/+X」
攻撃力(5)/耐久力(5)
闇に紛れた鳥の群れは侮れない力を持つ。
コメント
ルーミアの主力になりえるスペル。
単体では
グレイズ3と維持コストでまともに運用できないが、
ルーミア/1弾や
ルーミア/7弾を術者とすることで序盤に展開できる強みがある。
さらに「ナイトバード」の枚数だけ隠密や戦闘修正を得られるため、終盤まで通用する戦闘要員になれるのだ。
現状で「ナイトバード」と名が付くのはこのカードと
夜符『ナイトバード』だけであり、その最高戦闘修正は相手の夜符『ミッドナイトバード』を使用しての11/11。これに
種族:なしの
隠密が付くため、フィニッシャー級の活躍が見込める。
関連
寒符『コールドスナップ』
《寒符「コールドスナップ」》
〔あなたの手札1枚〕を破棄する。その後、〔
スリープ状態の
ノード全て〕を破棄する。
秋にも関わらず季節はずれに暖かい時期がある。反対に春にも関わらず冬の様に寒い時期の事をコールドスナップと呼ぶ。
コメント
簡易版とだけあってノード・コスト・手札消費と全てが軽くなっている一方、スリープノードしか破棄できなくなっている。
ただしこれも
秋 穣子/11弾でアクティブノードを増やしたり、
秋 静葉/11弾で相手ノードをスリープにしたりすることで効果範囲の操作が可能になるため、使い方次第では
星符『ドラゴンメテオ』以上の成果を発揮できる。
関連
蠢符『リトルバグストーム』
《蠢符「リトルバグストーム」》
〔あなたの冥界の上のカード3枚〕を
裏向きにしてあなたの場に
スリープ状態でセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「
リトルバグ(GRAZE1、3/3、
種族:なし)」として扱う。
「(自動γ):
〔このキャラクター〕は
ダメージを受けた場合、破棄される。」
蟲の嵐。高い攻撃力を誇るがその実態は小さな虫であり、すぐに散り散りになる。
コメント
関連
鳥符『ミステリアスソング』
《鳥符「ミステリアスソング」》
ターン終了時まで、〔あなたの手札の【】の記述を持たない
スペルカード、
コマンドカード、及び
プレイされた【】の記述を持たないスペルカード、コマンドカード〕に含まれている「あなたの場のキャラクター」という記述は「相手プレイヤーの場のキャラクター」に変更される。
神秘の歌。通常では考えられない事が起こるようになる。
コメント
「あなたの場のキャラクター」という記述を持つコマンド・スペルの挙動を変更するカード.。
「あなたの場の表向きのキャラクター」などは対象外であることに注意。
主に、コストとして自分の場のキャラクターが指定されているような効果を相手の場のキャラクターに押しつけていくこととなる。
最も有用なのは
大妖怪降臨との併用だろう。相手の場のキャラクターを3枚破棄できる上に手札から妖怪を出すこともできる凶悪なカードに変貌する。
ただしこのカード単体では何もできず汎用性も低いため、
結束や
密符『御大師様の秘鍵』などを多く積み込んでデッキ単位で構築しなければこのカードを活かすのは難しいだろう。
関連
邪符『ヤンシャオグイ』
《邪符「ヤンシャオグイ」》
「【(自動γ):
このキャラクターにセットされている〔ヤンシャオグイ〕が破棄された場合、〔このキャラクター〕を破棄する。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が破棄される場合、〔あなた〕は15
ダメージを受ける。】」
草に埋葬されている子供の遺骨と草の土、麻布で作った人形は小鬼となり願いを叶えてくれるが、対価として自分の血を与えなければならない。
(SP-48:小鬼は恨みにより強大な法力を持つが、成仏させた後は小鬼の願いを叶えなければならない。)
コメント
ただし、キャラクターカードを場に出した後にヤンシャオグイがデメリットつきのセットカードになってしまう。
一つ目の
(自動γ)は、ヤンシャオグイが
破棄されるとキャラクターが破棄されるというもの。キャラクター除去だけでなく、
呪符への除去カードにも注意する必要が出る。
二つ目の(自動γ)は、キャラクターが破棄される場合に15ダメージを受けるというもの。一つ目の効果の存在から、セットカードになったヤンシャオグイを破棄してのデメリット回避ができない。
ヤンシャオグイに破棄する効果が適用されると、まず、ヤンシャオグイの破棄状態の解決のIR-9.3.4.dのタイミングで一つ目の(自動γ)が発生し、キャラクターに破棄する効果が適用される。このためヤンシャオグイの破棄の解決がいったん中断され、キャラクターの破棄状態の解決に入る。そして、キャラクターの破棄状態の解決中、IR-9.3.4.bのタイミングで15ダメージの効果が発生する。
嫦娥を出すカードとしても優秀であり、ヤンシャオグイが破棄された時にまとめて破棄されるデメリットはあるものの、ダメージの方は
嫦娥の
(自動α)で防ぐことができる。
- セット先のキャラクターが除外される場合には、15ダメージを受けることはない。除外状態のカードは「破棄する効果」を受けないため破棄状態にならず、15ダメージの自動γが発生しないからである
公式Q&Aより
- QA-319.場のキャラクターが手札やデッキに戻る場合、「このキャラクターにセットされている○○が破棄された場合」という効果は解決出来ますか?
- A.はい、出来ます。
(参考:IR-11.3.3)- コメント
- セットカード破棄の処理は別の領域に移すカードが移動する前に行われる。よって、犬走 椛/3弾や魂魄 妖忌/1弾のようなキャラクターはデッキ・手札に戻る前にこのカードが破棄され、一つ目の自動効果により破棄されてしまう。
関連
通霊『トンリン芳香』
《通霊「トンリン芳香」》
〔あなたの冥界の下にある「宮古 芳香」以外のカード4枚〕をあなたの任意の順番でデッキの下に戻す。その後、目標の〔あなたの冥界にある「宮古 芳香」1枚〕をあなたの場に
アクティブ状態で出す。
通霊によりキョンシーである芳香を甦らせる。
(SP-49:青娥は死者を操る事が出来る。)
コメント
基本的に芳香と
セットでの運用となるだろう。
宮古 芳香はアタッカーとして優秀な性能なのでせっかく除去した芳香が再びアクティブ状態で出てくるとなれば相手はたまったものではない。
冥界に芳香以外のカードが4枚以上なければ解決することはできないが、
香霖堂を1度でクリアできる枚数なので解決すること自体はたやすいだろう。
関連
雷矢『ガゴウジサイクロン』
《雷矢「ガゴウジサイクロン」》
〔全ての相手キャラクター〕にX
ダメージを与える。Xは相手プレイヤーの場のキャラクターの枚数に等しい。
天智八年の秋、中臣鎌足の屋敷に落雷があった。
コメント
分かりやすい対ウィニー範囲除去。
威力が相手キャラ数に依存しているため、少数精鋭相手は分が悪い。
だが基本的に全体を除去するようなカードがほしくなる場合は相手の場に3~4体はキャラクターが並んでいることが想定されるため、大型を複数並べられるのでなければ十分に効果を発揮するだろう。
1~2体程度の少数キャラしかいない状況なら単体除去を
プレイした方が効果が高いため、盤面を見極めて
紅葉狩りなどで必要な時まで
ノードに眠らせておくのも一つの手段である。
関連
天符『雨の磐舟』
《天符「雨の磐舟」》
No.959 Spell <
第十一弾>
NODE(3)/COST(2) 術者:物部 布都
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
【世界呪符】
(自動γ):
あなたのターン開始時に、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を〔このカード〕に
セットする。
(常時)(2)
(S):
〔このカードにセットされているカード全て〕を破棄する。その後、この効果で破棄した
キャラクターカードを1枚選び、あなたの場に
アクティブ状態で出しても良い。
物部氏の遠祖神である饒速日命は高天原より天の磐舟に乗って降臨した。
コメント
毎ターン自身のデッキからセットしていき、溜まったら一気に破棄して破棄したカードの中からキャラクターをアクティブで場に出せると言うもの。
ただし出せるキャラクターはセットされたカードからのみなので、ギャンブル性が極端に高く安定しない。大型キャラを見つけたならいいが、なにもなければ大損である。
ある程度安定して運用するなら
遠眼『天狗サイコグラフィ』などで内容を確認しながら使うのがベストか。
ちなみに
起動効果を使用した後もセットは続くため、デッキの削れが強烈で、ライブラリアウトの相手とは相性が悪い。逆に冥界を肥やしたいデッキとは相性がいい。
関連
炎符『廃仏の炎風』
《炎符「廃仏の炎風」》
【呪符】
(自動γ):
あなたの
メインフェイズ終了時に、〔あなたの手札1枚〕を破棄する。
攻撃力(+4)/耐久力(+3)
古くからの神道を守ろうとした物部氏は外来の仏教を排除しようとした。
(PR.096:敏達天皇から仏教排除の認可を得た物部氏と中臣氏は、仏塔を破壊して仏教を焼き捨てた。)
Illustration:
とり(PR.096:
カズ)
コメント
1
ハンデスを要求してくる布都の強化呪符。
相手にハンデスを押しつけるか、高い
戦闘修正を活かすかで悩むところ。
自分で使う場合は、神器並みの高い戦闘修正を持つメリットを最大限に生かし、デメリットを
銀ナイフで補ったり、相手のライフを早く削りきることでカバーしていく運用。
相手に押し付ける場合は、人形や
秘術『グレイソーマタージ』のついているキャラクターに付けて戦闘修正を活かさせないようにし、ハンデスを行っていく運用になるだろう。
鍵山 雛/11弾を場に出して相手の中型~大型キャラに付けるのも有効だろう。その場合、
鍵山 雛/11弾が除去されないように注意が必要である。
術者である
物部 布都/11弾と一緒に使う場合は相手に貼りつけるメリットが増えるため、相手に押し付けるのがメインになるだろうが、高い戦闘修正をもつ呪符カードとしても優秀である。
関連
禁忌『フォーオブアカインド』
《禁忌「フォーオブアカインド」》
〔あなたの場の本来の名称が「フランドール・スカーレット」であるキャラクター1枚〕を破棄する。その後、〔あなたのデッキの上のカード4枚〕をあなたの場に
スリープ状態で出しても良い。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「フランドール・スカーレット(GRAZE3、6/5、
種族:吸血鬼)」として扱う。
「(自動γ):
このキャラクターが破棄される場合、〔あなたの場の「フランドール・スカーレット」全て〕を破棄する。」
フォー・オブ・ア・カインドはポーカーで同じカードが4枚揃う事、約4000分の1の確率で出現する強力な手役である。
コメント
5コストの重さが気になりそうな所だが、前提条件として場の
術者でもある「フランドール・スカーレット」が参照されるのでプレイコストとして考慮する必要はない。目標では無く対象なのでこのカードに
干渉して「フランドール・スカーレット」を何らかの手段で呼び出すなら話は変わるが、先に出しておいてからこのカードをプレイした方がどう考えても得である。
効果はテキストなしになった
フランドール・スカーレット/7弾を4体に増やすという派手なものである。攻撃力合計値は
第七弾環境において猛威を振るった
兎符『因幡の素兎』の15点をしのぐ24点と、一瞬で勝負が決まりかねないスペックである。
しかしながら、付随する
(自動γ)による道連れ効果があるため、一体でも
破棄されると、
裏向きカードの
フランドールどころか表向きのフランドールまでもが破棄されるというリスキーな仕上がりとなっている。
近年はアンチ裏向きカードも充実してきているので、これを単品で積極的に運用するの中々苦しい。
また「本来の名称が~」という一文があるため、この手のカードによくある
符ノ壱“霧雨 魔理沙”や
変装を使って破棄コストを肩代わりしてもらうといった事がこのカードでは出来ない。
「フランドール・スカーレット」はどれも重かったりアタッカーとして場に残して置きたかったりするカードばかりなので、これもこのカードのリスキーさに拍車を掛けている。
裏向きカードであるということは
キスメ/9弾の恩恵を受けられるということなので、運用する際はぜひ一緒に使用して守ってやりたい。
ただし、その場合でも戦闘で討ち取られては元も子もない。最悪
即死持ち一人いるだけで戦線が瓦解してしまう。いかにも攻撃的で派手な効果ではあるが、その実、使いこなすのは意外と難しいので、除去対策以外にもしっかりとサポートを用意しておきたい所だ。
フランドール・スカーレット/11弾なら
フランドールの破棄に干渉して
変身で破棄を免れる事が出来る。
関連
地獄『無間の狭間』
《地獄「無間の狭間」》
No.962 Spell <
第十一弾>
NODE(3)/COST(2) 術者:小野塚 小町
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
(自動γ):
〔相手プレイヤー〕は
コマンドカードをプレイする場合、Xダメージを受ける。Xは相手プレイヤーの冥界にある「種族:死神」、「種族:閻魔」、「種族:神」のいずれも持たない
キャラクターカードの枚数に等しい。
無限地獄は地獄の最下層に位置する。剣樹、刀山、湯の苦しみを受け、舌を抜き出されて釘を打たれ、火を吐く虫や大蛇に責められる。
コメント
ダメージは相手のデッキ構成に依存しているため安定性に欠けるが、デッキによってはかなり厄介なカードになりうる。
冥界のカードが増え、お互いのライフが減りつつある中盤以降に力を発揮するカードだといえる。
関連
嘘言『タン・オブ・ウルフ』
《嘘言「タン・オブ・ウルフ」》
抵抗(3)
あなたのデッキを全て見て、任意のカード1枚を抜き出し、デッキをシャッフルする。その後、〔あなた〕はカード種類を1つ選択し、相手プレイヤーは抜き出したカードが選択された種類であるかどうかを選択する。相手プレイヤーの選択が正しい場合、抜き出したカードを破棄する。相手プレイヤーが選択を間違えた場合、抜き出したカードを公開してから手札に加える。あなたの場に「四季映姫・ヤマザナドゥ」がいる場合、代わりにそのカードの効果をプレイしたものとして解決しても良い。
オオカミが来たと聞いた村人達が驚いて、駆け付けてきました。それを見て、男の子は大笑い。~狼と羊飼い
コメント
四季映姫・ヤマザナドゥの
スペルカード。
第11弾の博打カード担当。
抵抗が(3)あるため、止められにくいが、効果を発揮できるかどうかはまた別の話。
「手札に無いが、あのカードを使いたい」というときに使ってみたいカードだが所詮博打。過度な期待はしない方がいいだろう。
失敗してもいいように、スペルカードならば
想起『テリブルスーヴニール』、キャラクターカードならば
秘密結社や
連結の対象にするなど、工夫して使ってみるのもいいかもしれない。
自分の場に「四季映姫・ヤマザナドゥ」がいる場合の追加効果は任意。
普通は
プレイしたものとして解決した方が得だが、あえて手札に加えることも出来る。
- 何度か修正が出ているので、使用前にテキストの確認が望ましい。
- 第十一弾頒布当日の2011/12/30に緊急テキスト修正を受け、その後さらに2012/01/10に改めてエラッタを受け、現在のテキストに修正された。
初期は「宣言」効果が問題となった。第二版は「公開してから」の部分がなかったため、たとえ当てられていても「選択は間違いだった」と言いはって手札に加えることができるという問題のあるカードであった。
- 2012/07/16に、カード名の修正も出ている。
関連
祈願『商売繁盛守り』
《祈願「商売繁盛守り」》
神社参拝の記念に商売繁盛祈願のお守りを。
コメント
「二つの強力な効果を選んで毎ターン使える」と言えば聞こえは良いが、強力なライバルが存在していたり、中途半端なノード帯なのが首を絞めている。
秋 穣子/11弾と組み合わせれば、スリープノードの供給・
アクティブノードの活用が両方可能なカードとして使えるかもしれない程度。器用貧乏とも言える不遇なカードである。
関連
贄符『御射山御狩神事』
《贄符「御射山御狩神事」》
抵抗(3)
〔全ての冥界にある
キャラクターカード全て〕をゲームから除外する。その後、〔全てのプレイヤー〕はこの効果で除外した自分のキャラクターカードと同名の、自分の場のキャラクター全てをゲームから除外する。
諏訪大社土社の後頭祭に御射鹿池で行われる、神に捧げる牝鹿を射る神事。
コメント
八坂 神奈子の
スペルカード。
冥界のキャラクターカードを全てと、場にある一部のキャラクターを除外してしまう厄介なカード。対象は「全ての冥界にある」なので、当然自身の
冥界も含まれる。使用する際には注意しよう。
冥界から除外した
キャラクターカードと同名のキャラクターがそのプレイヤーの場にいれば、場にあるそのキャラクターを除外してしまう。複数の名称を持つ
連結のキャラクターを使用する際にはより注意して使わなければならないが、相手がそのような状況であればチャンスと言えるだろう。連結素材も根こそぎ除外してしまうので、連結デッキにおける強力なメタになるだろう。
しかし、適当に使っては自分の場も一気に壊滅してしまう危険性も含んだカードといえる。このカードを採用する場合は
冥界にカードを肥やさない立ち回りをしたり、思い切ってデッキのキャラクターカードを
ハイランダーデッキのようにしてもいいかも知れない。
また除外するのは
キャラクターカードのみなので、冥界ではあくまでも
スペルカードである
幻想生物には通用しない。よって、デッキの主力を
幻想生物に固めてもいいだろう。
- 除外する場のカードは対象を取っていないので永遠の月人チームなどでも問題無く処理出来る。このカードが対象に取っているのは「全ての冥界のキャラクターカード」と「全てのプレイヤー」のみである。
- 漢字が多く非常に読みづらい。読みは「みさやま みかりしんじ」。このカードの名称を宣言することはあまり無いと思うが覚えておいて損はない。
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土着神『手長足長さま』
《土着神「手長足長さま」》
No.966 Spell <
第十一弾>
GRAZE(4)/NODE(6)/COST(4) 術者:洩矢 諏訪子
(自動α):
〔このキャラクター〕は「
種族:神」を持つものとして扱う。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤーに
戦闘ダメージを与える場合、そのダメージを無効としても良い。無効とした場合、目標の〔キャラクター1枚〕にXダメージを与える。Xはこの効果で無効になったダメージの値に等しい。
攻撃力(8)/耐久力(6)
手長足長は建御名方神と共に出雲からやってきた開拓神である。
コメント
諏訪子が統括する土着神。
さらに、
大ナマズや
楼観剣と似たような
(自動γ)を有している。
楼観剣などとは違いこのカードの場合は効果を使うかどうかは任意なので、臨機応変に動けるのが強み。単純に毎ターン攻撃し続けるだけでも相手に大きな打撃を与えることができるだろう。
幻想生物ということもあり、他のキャラクターの
プレイを阻害しないので、場の増強に一役買うことができる。
反面、諏訪子がいないと場に維持するのは難しく、またこのカード自体は除去に対する耐性を持っていないので、諏訪子と合わせて
神の加護や
洩矢の王国で守っていきたい。
- 音吐朗々とのコンボは非常に強力。攻撃力8の先制を止められるカードは限られるので、上手く決まれば相手の場のキャラクターを全て決死状態にする事が出来る。
- 手長足長さまは地方や文献によって様々な伝承があり、フレーバーの記述もその伝承の中の一つ。東方Projectの世界観では諏訪子の配下についていた土着神ということしか分からないが、地方によっては人食い妖怪だったりとなかなか難儀な存在である。
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名誉『十二階の冠位』
《名誉「十二階の冠位」》
No.967 Spell <
第十一弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:豊聡耳 神子
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
(自動α):
〔全てのキャラクター〕は「即死」と以下の効果を得る。
「(自動α):
〔このキャラクター〕はこのキャラクターより
必要ノードが小さいキャラクターから
ダメージを受けない。この効果では必要ノードの値が「-」である場合、5として扱う。」
冠位十二階とは高句麗や百済での冠位制度を参考に聖徳太子が作った身分制度である。
コメント
対象は「全てのキャラクター」であり、「全てのあなたの場のキャラクター」ではない点に注意。相手の場のキャラクター全ても
即死と追加効果を得ている事になる。
効果としてはノードによって戦闘力をクラス分けし、ノードの高い低いによって勝敗を決めてしまうというもの。つまりノード3のキャラクターはノード4以上のキャラクターに戦闘では絶対に勝てないし、ノード5のキャラクターもノード6以上のキャラクターには勝てなくなるというもの。
同じノード同士だと追加効果が起動しないため、どちらかだけが先制を有しない限りは相打ちとなる。
ただし、スペルカードの対象にならないキャラクターなどは
即死と追加効果を得ず、このルールから外れることに注意。
基本的に高ノードキャラクターを多く含むデッキと相性がよく、
コンバットトリックなどによる戦闘力の逆転負けの要素を極力排除する効果が望める。また自身のノードだけを上昇させる
霊烏路 空/9弾とは相性がよい。
維持コストが高く、効果の都合上持ちまえの低コストはほとんど役に立たず、術者である
豊聡耳 神子/11弾と一緒に使用することが望まれる。
- 追加効果に脱字があり、自動効果が「(自動)」となっている。タイミング的に「(自動α)」が正しいだろう。
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召喚『豪族乱舞』
《召喚「豪族乱舞」》
抵抗(5)
〔このカードは〕あなたの場に「蘇我 屠自古」と「物部 布都」のいずれもいない場合のみ
プレイできる。〔あなたのデッキ〕を全て見て、「蘇我 屠自古」と「物部 布都」を1枚ずつ抜き出し、あなたの場に
スリープ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。
豪族、蘇我 屠自古と物部 布都を召喚する。
コメント
- 変装とも相性がよい、単に名称を豊聡耳 神子に変更して術者にするだけでなく、場に蘇我 屠自古か物部 布都がいても1枚ならば名称を変更することでこのカードのプレイ条件を満たすことができるからだ。
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壱番勝負『霊長化弾幕変化』
《壱番勝負「霊長化弾幕変化」》
目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕を
スリープ状態にする。その後、〔あなたのデッキの上のカードX枚〕をあなたの場にスリープ状態でセットしても良い。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「霊長類(GRAZE1、1/1、
種族:人間)」として扱う。Xは目標のキャラクターの攻撃力に等しい。
「(自動γ):
〔このキャラクター〕は戦闘によって
決死状態になった場合、冥界に置かれる代わりに手札に戻る。」
弾幕を霊長類に変化させる化け狸十変化の壱番勝負。
コメント
とはいえ、
グレイズが1で1/1と、とても攻撃できるようなスペックでもないが、逆に
決死状態になると手札となるため、チャンプブロッカーとしては非常に優秀である。
だが
地霊殿などをプレイされた日には大ダメージな上に手札に戻ってくることも無い。使う際は
キスメ/9弾や
種族:人間であることから
洩矢の王国などで守ってやろう。
これらのカードは
霊長類を強化することも可能なため、思わぬ火力を生み出すこともできるだろう。
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弐番勝負『肉食化弾幕変化』
《弐番勝負「肉食化弾幕変化」》
目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕を
スリープ状態にする。その後、〔あなたのデッキの上のカードX枚〕をあなたの場にスリープ状態でセットしても良い。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「肉食獣(GRAZE1、2/1、
種族:獣)」として扱う。Xは目標のキャラクターの攻撃力に等しい。
「貫通」
弾幕を肉食獣に変化させる化け狸十変化の弐番勝負。
コメント
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最終更新:2012年08月30日 15:34